MTG.2 パリ大会 試合結果（キックボクシング）
オープニングファイト
オープニングファイト1（3分×3R・延長1R）
○アーノルド・バルキング vs リカルド・ボーズ×
2R1:00、KO ※右フック
オープニングファイト2（3分×3R・延長1R）
×ジュライン・レーガン vs 陽獅斗○
3R1:11、KO ※右ストレート。3R、レーガンに右フックでダウン1あり
オープニングファイト3（3分×3R・延長1R）
○ピンクロン・ゼパイダー vs タイロン・ヴァンディック×
3R判定3-0
リザーブファイト1（3分×3R・延長1R）
○アリハン・ムラコスキー vs カウプーア・プロスコ×
3R判定2-1
リザーブファイト2（3分×3R・延長1R）
○ポーラ・プレネロフ vs ノエル・ヴェルモン×
2R0:13、KO ※右フック
MTG.2 パリ大会 トーナメント準々決勝（3分×3R・延長1R）
×フラーネ・アシャジュラフ vs ジェレミー・リボルスキー○
2R1:46、KO ※2ノックダウン、右フック。2R、アシャジュラフは左フックでダウン1
MTG.2 パリ大会 トーナメント準々決勝（3分×3R・延長1R）
×ネコ・チェチ vs 井上"豪拳"剛三○
3R1:44、TKO ※タオル投下。2Rと3R、チェチは右フックでダウン2
MTG.2 パリ大会 トーナメント準々決勝（3分×3R・延長1R）
×ピーター・トゥラーガス vs ダリルスレビア・コスティナ○
1R2:59、KO ※2ノックダウン、左ボディブロー。1R、トゥラーガスに右ストレートでダウン1あり
MTG.2 パリ大会 トーナメント準々決勝（3分×3R・延長1R）
×プリンス・ラブ vs セドリック・エル・ブスタディ○
3R判定0-3
↓
MTG.2 パリ大会 トーナメント準決勝（3分×3R・延長1R）
×アリハン・ムラコスキー vs 井上"豪拳"剛三○
3R判定0-3 ※1R、ムラコスキーに右フックでダウン1あり
MTG.2 パリ大会 トーナメント準決勝（3分×3R・延長1R）
○ダリルスレビア・コスティナ vs セドリック・エル・ブスタディ×
1R2:44、KO ※2ノックダウン、左ハイキック。1R、ブスタディは左ヒザ蹴りでダウン1
↓
MTG.2 パリ大会 トーナメント決勝（3分×3R・延長2R）
×井上"豪拳"剛三 vs ダリルスレビア・コスティナ○
1R2:49、KO ※3ノックダウン、左ローキック。1R、井上は右アッパーと左ストレートでダウン2
MTG.2 パリ大会 スーパーファイト（3分×3R・延長2R）
×セルカン・ジャック vs マゴメド・アリストフ○
3R判定0-3
MTG.2 パリ大会 スーパーファイト（3分×3R・延長2R）
○ハレナ・ソーレイマン vs コスタディン・ダニエラ×
2R2:35、KO ※右ボディブロー
MTG.2 パリ大会 スーパーファイト（3分×3R・延長2R）
×ノードラン・バタエフ vs アルビアー・シモーヌ○
3R0:53、KO ※右ローキック。2R、バタエフは右ローキックでスタンディングダウン1
トーナメントは、やはり圧倒的な強さでコスティナがオール1RKO勝ちで優勝。
コスティナは3試合やりたい放題で、ストレート・アッパー・ヒザ蹴り・ボディブロー・ハイキック・ローキック6つの技でダウンを奪い、とにかく一つ二つの技に拘らずに色々な技に磨きをかけているという印象だった。
唯一の日本人である井上は、決勝まで進んだがコスティナに全く通用せず完膚なきまでに圧倒された。
試合後のインタビューで井上は「世界のレベルを知った、コスティナ選手は今まで戦った選手の中で比較できないぐらい強くて怖かったです・・・。パンチの打ち合いには自信があったんですけど、カウンター貰い放題で全然通用しませんでした・・・何回戦っても勝てる気がしない。」と涙を流しながら語った。
現ベスト8ファイターにとっても、コスティナは脅威の存在になることは間違いない。この男はこのままMTG無敗のまま頂点へ立つのか・・・？
コスティナは試合後のインタビューで「色々な技で相手を倒せて良い開幕戦前の運動になったよ、開幕戦でプクロケンを叩き潰すから楽しみにしててくれ。」とコメント。（※現時点でまだ開幕戦でプクロケンとの試合は決定してない）
そしてアマチュア戦績152戦145勝7敗128KOの期待株アシャジュラフは、リボルスキーに失神KO負け・・・プロの恐ろしさを知った事だろう。しかし彼のパンチは確かに美しく素晴らしいものだった、この悔しさをバネにMTG予選を勝ち上がって貰いたいところ。
スーパーファイトではイルミッジをKOして評価急上昇中だったジャックが、アリストフに3R判定0-3のボロ負けを喫した。
現ベスト8ファイターのソーレイマンは右ボディブローでダニエラをKO！聞くとこに寄れば、ナーガばりの強烈なボディブローだったとか。試合後インタビューでは「今年の俺は違う、今年こそMTGの王座を貰う。プクロケンもコスティナも俺がKOする、俺がMTGナンバー1ファイターだ。」と早くも開幕戦に向けて気合が入っている様子。
メインではシモーヌがバタエフにKO勝ち。バタエフはこれで3連敗となってしまったが、巻き返しできるか・・・？（大会一覧）
