アンチスレテンプレ(その2)

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魔法少女リリカルなのはStrikersは終了しました***

*14

    【おまけ・蛇足】

    マリエル・アテンザ
    本局第四技術部の主任職を続行。戦闘機人事件のの知識と経験を買われ、
    JS事件でスカリエッティの残した技術を研究・保存する役目に就く。
    また、海上隔離施設のナンバーズ達の健康診断も担当する。

    聖王教会
    JS事件の偉業を受け、カリムの希少技能「預言書の著書」について、
    本局においても研究、解析スタッフが増員され、今回のような事態を未然に防げるよう
    日々研究が進められており、カリムも協力を惜しまない。
    ヴェロッサは元通りの気楽な査察官としての暮らしに戻り、シャッハはカリムの秘書を勤める傍ら
    、ザンクト・ヒルデ魔法学院や海上隔離施設にも時折顔を出し、「子供たち」の様子を見守っている。

    オーリス・ゲイズ
    死亡した父、レジアス・ゲイズの正義と罪を共に背負い、今も裁判の渦中にある
    彼女が明かす地上本部の実情は、その歪さと同時に、現実に対してあまりに不足している戦力の実情
    を、各世界と本局にこれ以上無い形で発表させる事となった。
    それはレジアスの犯した過ちと同時に、それだけの戦力で地上を守り続けた、
    レジアスの手腕の異様なまでの優秀さを示す物でもあった。

    ハラオウン家
    元通り、忙しいながらの平和を取り戻す。リンディ・ハラオウンは、育ちゆく息子と娘、
    「孫」たちの姿を微笑ましく見守り、アルフは育ちゆく子供たちのお世話と教育に余念がない。

    辺境自然保護隊
    エリオとキャロの配属先となった自然保護隊。
    辺境の自然と野生動物の保護が任務となる彼らにとって、野生動物との交流を行えるキャロや、
    飛竜を駆っての上空戦闘や資材調達、密猟者や危険動物への対策もこなしてくれるエリオの存在は
    有り難いもの。
    何らかの事態があれば、また「母」や仲間達の元へと旅立っていくであろう2人の子供たちを、
    生粋の保護隊員であるミラとタントは温かく見守っている。

    フェイト/エリオ/キャロ
    兄弟のような存在として、共に過ごしていくことを決めたエリオとキャロ。
    そんな2人をフェイトは優しく見守り、2人もフェイトに日々、感謝と愛情を返している。
    2人を「抱きしめさせて欲しい」のは一生涯として、いつまで「抱き上げさせて」くれるかな、
    というのが現在のフェイトの心配事であるあたり、3人の「親子未満」はとても平和である。

    フェイト/シャリオ/ティアナ
    執務官として忙しく駆け回るフェイトを、事務面でサポートするシャリオと実務面で補助するティアナ、
    機動六課のフォワードリーダーとして学んだ判断力と魔法、戦闘技能はすでに十分高いレベルにあるが、
    ティアナが見上げる理想はいまだ高く、遠い、なのはから受け取った「収束系」――射・砲撃系最大の
    切り札となりうるその一撃は、いまだ形にはなっていないが、執務官になるための勉強ともに
    その鍛錬もティアナは欠かさない。
    師事する執務官のもとから独立する日も、尊敬する教導官が贈ってくれた「星の光」を手にする日も、
    そう遠くはないかもしれない。

    ヴァイス/アルト/ラグナ
    「ヘリパイロット兼狙撃手」というポジションに復帰したヴァイス。
    アルトも念願のヘリパイロットとして正式採用され、地上本部勤務で日々を過ごす。
    ラグナとヴァイスも無事に打ち解け、笑顔をかわし合う兄妹同士に戻った。

*15

    グリフィス&ルキノ
    次元航行艦船に対するルキノの熱い思いをよく聞かされていたグリフィス。
    そのせいもあってか、文官として本局内勤という当初の進路を、次元航行艦船の艦舶勤務に変更。
    本人は否定するが、ルキノの影響を受けている事はおそらく間違いない。

    高町家
    ザンクト・ヒルデ魔法学院に通うヴィヴィオと、航空戦技教導隊の教導官として働くなのは。
    機動六課の寮母を務めていたアイナ・トライトンは、なのはのヴィヴィオの希望を受けて高町家のホームキーパーに転職。
    JS事件によって「不屈のエースブエース」の異名はさらに広まったが、なのは本人にその自覚はなく、愛娘ヴィヴィオと、
    生き甲斐である仕事を両手に抱え、日々を笑顔で過ごしている。
    ヴィヴィオも魔法や読書、家事にお料理など、色々な事に興味を持ち、日々成長していっている。

    なのは&ユーノ
    10年来の幼馴染として、相変わらずの友人関係を続行中。
    仕事を終えたなのはとお迎えのヴィヴィオ、2人の待ち合わせ場所として
    無限書庫が使われる事も多く、読書好きになりつつあるヴィヴィオはユーノによくなつき、
    両者の関係もまた良好である様子。

    アルピーノ親子
    無人世界で保護観察期間を過ごすルーテシアとそれを守るメガーヌ。
    眠り続けた日々の中で衰えたメガーヌの足腰も日々治ってきており、
    そのリハビリの手伝いをルーテシアは良く行なう。ガリューはそんな2人を、
    危機あらば疾風の速度で駆けつけるよう見守っているが危機らしい危機ははいまのところ発生していない。

    スバル・ナカジマ
    ミッドチルダ湾岸地区特別救助隊に転属となったスバル。
    固有技能「ウイングロード」は、人命救助任務において、素晴らしく有用性の高い技能であり、
    危険地帯への突入能力、破壊突破の速度、命の危機を感じ取る直感など、
    周囲に「人命救助のために生まれ育った」と言わしめるほどの適正と能力を見せる。
    機動六課で学んだ不屈の勇気を胸に、心をつないだ相棒・マッハキャリバーとともに。
    スバルは今日も、助けを求める人々の元へと駆けてゆく。

    陸士108部隊
    元通りの任務に戻った108部隊。
    ギンガは海上隔離施設のナンバーズの更生のために講師を務め、かの姉妹達とは既に随分打ち解けている。
    ゲンヤは2人の娘と愛弟子はやて、新たに加えた個性豊かな7人の子供たちをを守り、「父親」としての責務を華やかに果たしてゆく。
    そんなゲンヤを補佐し、ギンガへの指導や協力も惜しまないカルタスも、ナンバーズ一同からは「頼れるお兄さん」として慕われていたりする。

*16

    八神家
    JS事件を終え、部隊指揮官職から身を引くこととしたはやて。
    なのはから「航空戦技教導隊」に誘われ、数年以内の異動を予感しているヴィータ。
    航空隊の中隊長職が内定しているシグナム。
    静かにはやてに付き従うザフィーラ、医務官として楽しく働くシャマル。
    慌ただしく働きながら見守る2代目祝福の風、そしてアギトという新たな家族も増え平和な日々を送っている。

    シグナム&アギト
    詳しい調査によっても、アギトの出自や「夜天の守護騎士」の歴史との関連性は不明だった。
    それでも、ゼストの想いを受け取り、新たなロード・シグナムのもとで働く事をアギトは決めた。
    暖かく迎え入れてくれた八神家への恩義と、不器用ながら深い思いやりを持って信ずる主と共に立ち、炎を重ねて戦う戦場。
    ゼストが守ろうとした世界を守るため、炎の融合騎として精一杯生きるため、アギトは日々、忙しく過ごしている。

    海上隔離施設
    隔離施設で日々を過ごすナンバーズ一同。
    稼動歴が短く、実際に行なった犯罪行為が比較的少ないオットー・ノーヴェ・ウェンディ・ディードの4人と、
    稼動歴が長く、自らの意思で犯罪を行なった自覚のあるチンクやディエチ、セイン。
    それぞれの想いや立場はあれど、更生を目指す7人には未来が開く可能性があり、ギンガたゲンヤはそのために協力している。
    スバル・ティアナらも隔離施設を訪れており、関係性は良好。ウェンディやディードはティアナやスバルと随分打ち解けており、
    ノーヴェもスバルとなんとか会話できるようになっている。
    戦うための兵器として生まれてきても、人として生きる事はできる。
    ギンガやスバル、ティアナらがそれぞれの言葉で伝えたその想いを彼女達は受け止め、日々、真剣に考えている。

    軌道拘置所
    捜査協力を拒否し、現在は暫定でほぼ無限に等しい刑期を科せられているスカリエッティと4人のナンバーズたち、
    海上隔離施設のチンクらは、彼らの刑期短縮や歩み寄りのための手段をいくつか模索している。
    だが、スカリエッティやクアットロには「地上の人々」に譲歩し、理解しあうという理念そのものが存在しないこと、
    トーレやセッテには敗者には敗者の矜持があるという想いがあるということ、
    ウーノには、スカリエッティに付き従う以外に生きる理由が存在しないことから、歩み寄りは現状ではまだまだ困難であるとされている。

*17

    JS事件後の個人別評価

    なのは
    機動六課での活動は、六課の切り札としての戦果や戦技教導官としての功績に対し、
    そもそも機会そのものが少なかった指揮行動から、
    指揮官よりも先陣向きとの認識を本人及び周囲の人間に改めて抱かせるものとなった。

    フェイト
    機動六課での活動において、広域次元犯罪者の逮捕に成功したことから、執務官としての評価が高まりつつある。

    はやて
    機動六課設立から一年、一連の事件を通して部隊指揮官としての責任の重さ、自らの未熟さを痛感し、
    機動六課解散後は指揮官としての数多の勧誘を断り、フリーの特別捜査官として守護騎士一同と共に地上本部に勤務。
    密輸物や違法魔導師関連の捜査指揮に取り組みながら、改めて「自分の部隊を持つ」という変わらぬ夢を見つめなおすことに。
    なお、この件に関しては六課解散前に恩師ゲンヤに相談を持ちかけ、アドバイスを受けている。

    カリム
    事件解決後は年に一度生成される預言書と相対しつつ、教会騎士としての職務をこなしている。
    JS事件の結果からこのような事態を未然に防ぐため、本局での預言の研究・解析スタッフは増員され、その協力もしている。

    ユーノ
    クロノやヴェロッサらにより、JS事件において無限書庫からの迅速なデータ提示が事件解決に役立ったことが進言され、
    無限書庫への若干の人員強化が行われた。
    結果として増えた仕事に軽い愚痴をこぼしつつも、司書長としては満更でもない様子である。
    無限書庫が仕事上がりのなのはと、お迎えに来るヴィヴィオの待ち合わせ場所になることも多く、ヴィヴィオに懐かれている。

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