魔法少女リリカルなのはStrikerS第15話

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魔法少女リリカルなのはStrikerS第15話 - (2009/12/06 (日) 21:00:26) のソース

<p>魔法少女リリカルなのはStrikerS 第15話【Sisters&Daughters】</p>
<p>ギンガ「戦闘機人。それは、人の身体に機械を融合させ、戦闘能力を飛躍的に高める研究。<br />
     しかし、成功例の少なさや人道的理由を初めとする様々な問題点から、研究は中止され、<br />
     ついにはその存在そのものがタブーとされた。今回機動六課が担当する事件に戦闘機人が姿を現し、<br />
     私たちは事件捜査への更なる協力を申し出た。<br />
     戦闘機人事件は、私たち家族にとって重要な意味を持つ事件だから。陸士108部隊、ギンガ・ナカジマ」</p>
<p>ヴィータ「ティアナは今日もあたしとやるぞ」<br />
ティアナ「はい!」<br />
ヴィータ「突撃型のさばき方、第6章!」<br />
ティアナ「お願いします!」</p>
<p>なのは「ギンガ」<br />
ギンガ「はい?」<br />
なのは「ちょっと、スバルの出来を見てもらっていいかな?」<br />
ギンガ「あ、はい」<br />
なのは「一対一で、軽く模擬戦。スバルの成長、確かめてみて」<br />
ギンガ「はい!」</p>
<p>シグナム「なるほど。悪くない」<br />
なのは「はい」<br />
ヴィータ「ああ。二人とも、なかなかだ」</p>
<p>ティアナ「スバル、お姉ちゃんっ子だからね~。ギンガさんも、スバルに結構甘いし」</p>
<p>シグナム「スバルは、だいぶ使えるようになったな」<br />
なのは「入隊以降、ずっとクロスレンジの基礎固めをしてきましたから」<br />
ヴィータ「あたしとなのはが毎日毎日ぶったたいて、鍛えてるしなぁ~。あれぐらいは」</p>
<p>ヴィータ「反応は悪くなったぞ。スピードがおっつかなかったか」<br />
スバル「あ、ああ…ありがとうございます!」</p>
<p>なのは「ギンガ、どう?スバルの成長は」<br />
ギンガ「ビックリしました。攻防の切り替えが、すごくスムーズで、威力も段違いで」<br />
なのは「合格?」<br />
ギンガ「はい!ものすごく」<br />
フェイト「しばらくは、同じ部隊だから、一緒に頑張ろう」<br />
ギンガ「はい!」</p>
<p>なのは「せっかくだから、ギンガも入れたチーム戦。やってみよっか?フォワードチーム五人対、前線隊長四人チーム」<br />
ギンガ「ぅえぇ!?」</p>
<p>スバル「いや、あのね、ギン姉。これ、時々やるの」<br />
エリオ「隊長たち、かなり本気で潰しにきますので」<br />
ティアナ「まずは、地形や幻術を駆使して、何とか逃げ回って」<br />
キャロ「どんな手を使っても、決まった攻撃を入れることができれば、撃墜になります」</p>
<p>ヴィータ「悔しい気持ちのまま、反省レポート、まとめとけよ~」<br />
スバル・ティアナ・エリオ・キャロ「はい!」</p>
<p>ティアナ「出動があっても、大丈夫なくらいには…限界ギリギリまでですね~」<br />
キャロ「密度濃いんです」</p>
<p>ヴィヴィオ「おはよーございます」<br />
マリエル「あ、えっと、おはようございます」<br />
シャーリー「おはよう、ヴィヴィオ」<br />
ヴィヴィオ「うん。しつれーします」<br />
マリエル「あ、どうも。ご丁寧に…」</p>
<p>ヴィヴィオ「ママー!」<br />
なのは「ヴィヴィオ」<br />
フェイト「危ないよー。転ばないでねー」<br />
ヴィヴィオ「うん」</p>
<p>なのは「大丈夫。地面柔らかいし、綺麗に転んだ。怪我はしてないよ」<br />
フェイト「そ、それはそうだけど…」</p>
<p>なのは「ヴィヴィオ。大丈夫?」<br />
ヴィヴィオ「うぁ、えっく、え」<br />
なのは「怪我してないよね?頑張って、自分で立ってみようか?」<br />
ヴィヴィオ「ママぁ~」<br />
なのは「うん?なのはママ、ここにいるから。おいで」<br />
ヴィヴィオ「え、ぇぁ、うぇ~」<br />
なのは「おいで」<br />
フェイト「なのは、駄目だよ。ヴィヴィオまだちっさいんだから」<br />
なのは「あ」</p>
<p>ヴィヴィオ「フェイトママ」<br />
フェイト「気をつけてね。ヴィヴィオが怪我なんかしたら、なのはママもフェイトママも、きっと、泣いちゃうよ?」<br />
ヴィヴィオ「ごめんなさい」<br />
なのは「もう、フェイトママちょっと甘いよ」<br />
フェイト「なのはママは厳しすぎです」<br />
なのは「ヴィヴィオ。今度は頑張ろうね」<br />
ヴィヴィオ「うん」</p>
<p>シャーリー「あんな感じです」<br />
マリエル「ああ。二人の子供かぁぁぁぁああうえぇぇ!?」</p>
<p>キャロ「ヴィヴィオ、髪の毛かわいいね~」<br />
ヴィヴィオ「なのはママのリボン~」<br />
なのは「アイナさんがしてくれたんだよね?」<br />
ヴィヴィオ「うん!」<br />
スバル「いい感じだよ~ヴィヴィオ」<br />
ヴィヴィオ「えへへ」</p>
<p>マリエル「なるほど。保護児童なのね」<br />
エリオ「僕の時と同じような感じです」<br />
シャーリー「なのはさんが保護責任者。後見人がフェイトさんです」<br />
マリエル「そっか」</p>
<p>ティアナ「しっかしまぁ。子供って泣いたり笑ったりの切り替えが早いわよね」<br />
ギンガ「スバルのちっちゃい頃も、あんなだったわよね~」<br />
スバル「え!そ、そうかなぁ?」</p>
<p>シャマル「リインちゃんも」<br />
リイン「え~!?リインは初めっから割と大人でしたぁ~!」<br />
シグナム「嘘をつけ」<br />
ヴィータ「身体はともかく、中身は赤ん坊だったじゃねぇか」<br />
リイン「う~。はやてちゃん!違いますよね!?」<br />
はやて「あはは。どうやったかなぁ?」</p>
<p>なのは「ヴィヴィオ。駄目だよ。ピーマン残しちゃ」<br />
ヴィヴィオ「あ~。苦いのきらーい」<br />
フェイト「え?おいしいよ?」<br />
なのは「しっかり食べないと、おっきくなれないんだから」<br />
ヴィヴィオ「うぅ~~」<br />
はやて「あ~、そやなぁ。好き嫌い多いと、ママたちみたいな美人にはなれへんよ?」<br />
ヴィヴィオ「う~~~」</p>
<p>シグナム「スバルたちは、マリエル技官と外出か」<br />
シャマル「いつもの健康診断よ。クラナガンの医療センターまで」</p>
<p>オーリス「機動六課からは、材料はでませんでした」<br />
レジアス「そうか。公開陳述会まで間もない。より有利な交渉材料を押さえておかねば」<br />
オーリス「引き続き、こちらの査察部を動かします。それよりも、本局査察部や一部の部隊が、<br />
      こちらを調べて回っているようです」<br />
レジアス「いつものことだ。いつものようにこなせ」<br />
オーリス「本局査察官に一人、やっかいな希少技能保有者がいます。本腰を入れられたら、<br />
      深いところまで探られる可能性もありますが」<br />
レジアス「チッ。いまいましい。全ては必要あってのことだ。連中に理解させるには、まだ時間と実績がいる」<br />
オーリス「最高評議会からの支援は、いただけないのでしょうか?」<br />
レジアス「わしが問い合わせる。アインヘリアルのほうはどうだ?」<br />
オーリス「三号機の最終確認が遅れていますが…順調です」<br />
レジアス「遅らせるな。陳述会前には終わらせておけ」<br />
オーリス「これから視察に行く予定です」</p>
<p>オーリス『例のプランといい、アインヘリアルといい、過ぎた力と思わなくもないが…』「あの方の…選んだ道だからな」</p>
<p>レジアス「教会のみならず、本局のご老人方も、何事か動かれているようですが」<br />
評議員「三提督か?気にせずともよかろう」<br />
書記「その通り」<br />
評議長「彼らにはもう、人も世界も動かせはせんよ。陳述会はおまえに任せる。これまで通りでよい」<br />
レジアス「はっ!」<br />
評議長「そう。これまで通りでよい。何にも、問題は、ない」</p>
<p>ディエチ「新しい身体、どう?」<br />
ウーノ「いいに決まってるわ。あなたたちの動作データが生きてるもの」<br />
クアットロ「妹たちも皆順調です~。ナンバー7セッテ。ナンバー8オットー。<br />
ナンバー12ディードも基本ベースとIS動作までは完成です」<br />
ディエチ「9番ノーヴェと11番ウェンディの固有武装も、無事完成」<br />
ウーノ「2番ドゥーエ。5番チンクは既に任務中。良いペースね」</p>
<p><br />
スカリエッティ「祭りの日は近いな。君たちも楽しみだろう」<br />
ウェンディ「あー。武装も完成したし、ドカーンと一発、暴れてみたいっすね~」<br />
スカリエッティ「君たちは最前栄耀の能力だ。存分に暴れられるとも」<br />
ウェンディ「だって。楽しみだねぇ~ノーヴェ」<br />
ノーヴェ「別に。あたしは、確かめたいことがあるだけだし。あたしたちの王様がどんな奴か。<br />
      そいつは本当に、あたしたちの上に立つのにふさわしいやつなのかどうか」<br />
ウェンディ「まぁ、よくわかんないけど。それ、すぐ分かるんっすよね?」<br />
スカリエッティ「そうとも。準備は整いつつある。一つ大きな花火を、打ち上げようじゃないかー!<br />
         ははは、あははっはははっは!間違いなく、素晴らしく楽しいひと時になる!あははは、はははっははは」</p>
<p>ギンガ「スバル」<br />
スバル「ん?」<br />
ギンガ「この先たぶん、戦闘機人戦があると思うんだけど」<br />
スバル「うん」<br />
ギンガ「しっかりやろうね」</p>
<p>はやて「今日、教会のほうから最新の予言解釈が来た。やっぱり、公開意見陳述会が狙われる可能性が高いようや」<br />
フェイト「うん」<br />
はやて「もちろん、警備はいつもよりうんと厳重になる。機動六課も、各員でそれぞれ警備にあたってもらう。<br />
    ほんまは、前線丸ごとで警備させてもらえたらええんやけど、建物の中に入れるんは、私たち三人だけになりそうや」<br />
フェイト「まぁ、三人揃ってれば、大抵のことは何とかなるよ」<br />
なのは「前線メンバーも大丈夫。しっかり鍛えてきてる。副隊長たちも今までにないくらい万全だし」<br />
フェイト「皆のデバイスリミッターも、明日からはサードまで上げていくしね」<br />
はやて「ここを押さえれば、この事件は、一気に好転していくと思う」<br />
なのは・フェイト「うん」<br />
なのは「きっと、大丈夫」</p>
<p><br />
次回予告</p>
<p>なのは「地上本部の警備に向かう私たちと、待舎で見送る機動六課メンバー」<br />
フェイト「襲撃は静かに、そして突然に」<br />
なのは「次回、魔法少女リリカルなのはStrikerS第16話」<br />
フェイト「その日、機動六課(前編)」<br />
なのフェ「Take off!」</p>
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