母と娘

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母と娘 - (2007/06/12 (火) 01:55:34) の編集履歴(バックアップ)


「お母さん大丈夫?」

涼やかな声を受けて私は気だるい身体をゆっくりとベッドから起こす。
頭が痛い…それに吐き気もする…風邪かしら…
目の前には心配そうに私を気遣う娘のレイカ。
差し出された薬を水で流し込み、私はまた全身をベッドに沈みこませる。

「レイカ…大学は?」
「今日は行かなくても平気なの。そんな事よりお母さん。今日の家事は私がやっとくからゆっくり休んでて」


レイカが寝室から出ていくと私はそっと瞼を閉じた。我ながら親馬鹿だと思うがレイカは出来すぎている。
シンジの血を色濃く受け継いだ様に見えるが要所要所にやはり私の娘だと思う所もあった。
二卵生双生児の双子なので容姿は兄とはかけ離れている。見た目も黒髪で日本人形を思わせる顔立ち、背も150センチ位、オマケに家事もこなすし性格も大人しく、しかし暗いという訳でもない。

「まさに出来すぎよね…シンジと私の良い所どりなんて」
「何が出来すぎなの?お母さん」

突然、話かけられ私は驚いて瞼を開けるそこには不思議そうに私の顔を覗き込むレイカの顔が…
間近で娘の顔を見るとまるでシンジを女の子にしたみたいだ。


(続きは職人様が只今執筆中。。ご期待ください)

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