『 薄緑 』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大補足:1人
かつて源満仲が筑前国の鍛冶職人を召して造らせた、源氏重代の2振の太刀の1つ。
摂津国一ノ谷、讃岐国屋島、長門国壇ノ浦、と数々の激戦を経ても、決して疵付くことはなく
終には平家を滅亡へと導いた、"源義経"の勝利を象徴する刀。
また、土蜘蛛を切って退けた源頼光の逸話などを筆頭に
複数の妖怪退治の逸話を持つこの刀は、"幻想種"に対して強い殺傷力を発揮する効果や
所持者への敵意に反応して、所持者にのみ聞こえる鳴き声でそれを伝える効果など
いわゆる、"妖刀"としての側面も持っている。
真名解放により、"妖刀"としての側面が表出される。
所持者の危険を感知した場合、ひとりでに抜け出て斬りかかる、という"妖刀"の力を
"薄緑"を御したまま、使用可能となる。
鞍馬寺での、長年の鞍馬天狗との修行や、源氏の血を引いて生まれたという幸運
それらが合わさった、まさに"源義経"にのみ可能となった秘技と言える。
●名前:薄緑
タイミング:パッシブ/リアクション 判定:自動成功 対象:単体 射程:武器
○通常効果
義経の勝利を象徴する名刀。かつて多くの妖怪を屠ったこの刀は、人外殺しの属性を帯びている。
武器攻撃の対象が「分類:幻想種」のキャラクターである場合、そのダメージロールに+5Dする
○真名解放時効果
多くの幻想種を斬り、意思を獲得したこの刀は、持ち主の危機を察知した時ひとりでに斬りかかるという。
自身を対象に含むスキルやEXスキルを含む攻撃による「命中判定」を「失敗」に変更する。
同時に、ダメージロールを行い、その結果を2倍にした値を「HPロス」として攻撃してきた対象へ与える。
○真名解放条件
①まだシーン中で1度も使っていない。
②攻撃が通常攻撃である。
攻撃がスキル・EXスキルである場合、対象がそのスキル・EXスキルを使用する場面をキャンペーン中で一度でも見たことがある。
③対象の情報マトリクスを3以上取得している
※マトリクスレベルを持たない敵に対しては、③の条件は無視できる。
『 幽玄殺界・小夜嵐(ゆうげんさっかい・さよあらし) 』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:100人
アサシンが生前行った、数々の夜討ち・奇襲の逸話が昇華した宝具。
"夜の闇"という概念を宿した、アサシンが常にその身に纏っている黒い外套。
アサシンの攻撃は、周囲のどんな状況にも関係なく、常に"夜の闇"に紛れた奇襲攻撃となる。
この宝具を使用している限り、A+ランクの"気配遮断"スキル相当の気配隠匿効果と
自身のステータスを隠匿する効果を得ることができる。
常時発動型の宝具であるが、その効果は外套に付随しているため
外套を脱いだ場合や、外套が破損した場合は、この宝具による効果は得られなくなる。
ただしこの外套は、"夜の闇"という概念を宿しているため
いかなる物理的、魔術的要因によっても、決して傷付けられることはない。
――他、詳細不明。