財務会計論

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商品売買

  • 返品、値引、割戻の処理
返品(仕入戻し、売上戻り)
☞商品が傷んでいる、品違い等の理由から返品されること
よって売上の逆仕訳を行うが、同時に商品も戻っていることに注意!

値引(仕入値引、売上値引)
☞品質不良等の理由で代金を減額すること
売上の逆仕訳を行うが、商品は戻っていないことに注意!

割戻(仕入割戻、売上割戻)
☞リベートのこと
売上の逆仕訳を行うが、商品は戻っていないことに注意!

商品の期末評価

  • 売価還元平均原価法
ざっくりと売上金額から原価を算出するやりかたである。
例えば、駄菓子屋などの多種類の商品を取り扱う小売業などで用いられる。

原価率=すべての商品原価/すべての商品を売った時の金額

すなわち

原価率=分子(期首繰越商品原価+当期受入原価総額)/分母(期首繰越商品小売価額+当期受入原価総額+原始値入額+値上額ー値下額)

にて算出される。

  • 売価還元低価法
売価還元平均原価法の欠点として、市場での商品時価の下落、品質低下などが原因で値下げを行った時に分母が値下げにより小さくなり、結果原価率が上昇することになる。原価↑利益↓という形でP/L上では表現されてしまい、現状にそぐわない。

よって、売価還元平均原価法の分母の値下部分を無視して原価率を算出する方法を売価還元低価法とする。
これによって、原価率が低くなり、原価↓利益↑となるが、値下げにより最終的な利益額は売価還元平均原価法で算出した利益と一致する。現状をより正確に表している。

現金

【現金とは、債務や諸経費の支払いにすぐ利用できる資産のこと】
通貨 硬貨・紙幣
通貨代用証券 他人振出の小切手
送金小切手
預金手形(トラベラーズチェックなど)
郵便為替証書
振替貯金払出証書
支払期日の到来した公社債の利札
配当金領収書
その他金銭と同一の性質を持つもの

日本で上記預金手形はあまり流通していないが、海外では割と一般的に使用されている。
韓国では最高額券種である5万ウォンが実際の取引規模に対して小額なので10万ウォンを始めとする高額の預金手形(預金小切手)が広く流通している。

逆に現金ではないものとしては
収入印紙
郵便切手
期日未到来の公社債の利札
未渡小切手


当座預金

金融機関と当座借越契約を結んでおけば万が一小切手の振出額が当座預金残高を超過していた場合でも借り越し限度額までの小切手を振り出すことができる。

一勘定性 「当座預金」勘定のみ
★二勘定性 「当座預金」「当座借越」勘定を用いる

「当座借越」はB/S上では「短期借入金」勘定に表示される。

銀行勘定調整表

帳簿上の当座預金残高と銀行側の当座預金残高は必ずしも一致しない。
その際、両者の不一致の原因を調べそれを調整するために銀行から残高証明をを取り寄せて銀行勘定調整表を作成する。

企業側 銀行側
加算 未渡小切手 時間外預入れ
入金未通知 未取立小切手
減算 引落とし未通知 未取付小切手

未取付小切手とは、企業が小切手を振り出して相手方に渡しているが、未だ銀行に呈示されていない小切手のこと。
未取立小切手とは、他人振出小切手を回収する場合、銀行に対して小切手の取立てを依頼し、当座預金を増加させたが、銀行ではまだ取り立てていない小切手をいう。

  • 先日付小切手(財務会計論-備考-も参照)
資金繰りなどの理由から、振出日よりも先の日付を振出日として記載した小切手であり、性格的には手形に近い。
最終更新:2011年01月10日 13:01