概要
新都市内を南北に貫く路線であり、奈川線開業の2年後に開業した志根線とは対の関係となっている。新都メトロにおいて最初に開通した路線であり、商栄駅からは、塔野高速鉄道八真線に乗り入れている。北塔川五丁目駅~音色原駅間は藤木市内となる。新都メトロで最初に開通した路線であるがゆえに奈川新町駅付近と後期開通区間である南商栄間~商栄駅間を除き直線と緩やかなカーブで構成されており、最高速度が90km/hに設定されている区間もある(奈川新町駅~検見山駅間)。
運行形態
直通運転
2006年より奈川線は塔野高速鉄道八真線と相互直通運転を行っている。直通開始当時は奈川線が10両編成なのに対して八真線が8両編成であったため八真線内の一部の駅ではドアカットが行われ、奈川線の全車両にドアカット機能が付けられた他、直通区間が判ノ谷駅までであった。その後商栄駅~真砂駅間の全駅が10両編成に対応した際に運行区間も延長され今に至る。
列車種別
奈川線では以下の種別の列車が運転されている。停車駅は「駅一覧」を参照。
快速
前期区間開通から2年後の1990年に主要駅の混雑緩和を目的として運行を開始した新都メトロとしては初の線内速達列車である。停車駅は年々変わっており、運行開始当初は検見山、奈川新町、西寺総合病院、陸上競技場前(現:新都国立競技場)、南商栄に停車していた。
八真線内でも快速として運行するが、各駅に停車する。通過駅が連続する検見山~奈川新町間では前述の通り線形の良さを活かし、新都メトロ最速の90km/hで運行する。
日中は毎時4本(15分間隔)運行され、全列車が八真線に直通する。また、日中の時間帯の八真線直通列車はすべて快速となっているため、八真線商栄駅以東の各駅から奈川線の快速通過駅を利用する場合は、商栄駅、駿田町駅、奈川新町駅のいずれかで各駅停車に乗り換える必要がある。朝夕通勤時間帯は後述の通勤快速が快速の代替として運行される。日中は駿田町駅、奈川新町駅で普通の追い抜きを行い、早朝深夜時間帯の一部列車は平川渡駅での追い抜きも行う。現行のダイヤで普通を3回追い抜く快速は存在しない。
列車種別は基本的に水色で表記される。
前期区間開通から2年後の1990年に主要駅の混雑緩和を目的として運行を開始した新都メトロとしては初の線内速達列車である。停車駅は年々変わっており、運行開始当初は検見山、奈川新町、西寺総合病院、陸上競技場前(現:新都国立競技場)、南商栄に停車していた。
八真線内でも快速として運行するが、各駅に停車する。通過駅が連続する検見山~奈川新町間では前述の通り線形の良さを活かし、新都メトロ最速の90km/hで運行する。
日中は毎時4本(15分間隔)運行され、全列車が八真線に直通する。また、日中の時間帯の八真線直通列車はすべて快速となっているため、八真線商栄駅以東の各駅から奈川線の快速通過駅を利用する場合は、商栄駅、駿田町駅、奈川新町駅のいずれかで各駅停車に乗り換える必要がある。朝夕通勤時間帯は後述の通勤快速が快速の代替として運行される。日中は駿田町駅、奈川新町駅で普通の追い抜きを行い、早朝深夜時間帯の一部列車は平川渡駅での追い抜きも行う。現行のダイヤで普通を3回追い抜く快速は存在しない。
列車種別は基本的に水色で表記される。
通勤快速
2010年のダイヤ改正から運行を開始した朝夕通勤時間帯に快速に代わり運行される列車である。運行開始前の奈川線は慢性的な混雑により普通列車を2分間隔で運行していたため、速達列車をダイヤに入れることが不可能な状態であった。ところが、特に混雑する区間が検見山駅~奈川新町駅間であることがわかったため、奈川新町駅~検見山駅間、および開業予定の検見山駅~音色原駅間では各駅に停車することで従来の2分間隔を維持し、それ以外の区間では現行の快速よりも速達性の高い快速運転を行う新たな優等種別である「通勤快速」が登場した。
停車駅は快速と大幅に異なり、新都本線との接続駅である新都国立競技場や塔野線との接続駅である南商栄を通過している一方で音色原駅~奈川新町駅間は各駅に停車する。速達運転を行う区間では快速同様90km/hで運行する。朝夕共に毎時7,8本(8分間隔)運行され、うち4本が八真線に直通する。駿田町駅、平川渡駅、奈川新町駅で普通列車(奈川新町駅は当駅折返)に接続する。
列車種別は基本的に緑色で表記される。
2010年のダイヤ改正から運行を開始した朝夕通勤時間帯に快速に代わり運行される列車である。運行開始前の奈川線は慢性的な混雑により普通列車を2分間隔で運行していたため、速達列車をダイヤに入れることが不可能な状態であった。ところが、特に混雑する区間が検見山駅~奈川新町駅間であることがわかったため、奈川新町駅~検見山駅間、および開業予定の検見山駅~音色原駅間では各駅に停車することで従来の2分間隔を維持し、それ以外の区間では現行の快速よりも速達性の高い快速運転を行う新たな優等種別である「通勤快速」が登場した。
停車駅は快速と大幅に異なり、新都本線との接続駅である新都国立競技場や塔野線との接続駅である南商栄を通過している一方で音色原駅~奈川新町駅間は各駅に停車する。速達運転を行う区間では快速同様90km/hで運行する。朝夕共に毎時7,8本(8分間隔)運行され、うち4本が八真線に直通する。駿田町駅、平川渡駅、奈川新町駅で普通列車(奈川新町駅は当駅折返)に接続する。
列車種別は基本的に緑色で表記される。
普通
各駅に停車する。日中は全線通しで運行される列車が毎時4本(15分間隔)、商栄駅~検見山駅間で運行される列車が毎時8本(7,8分間隔)運行される。早朝深夜時間帯は八真線に直通する列車もある。
各駅に停車する。日中は全線通しで運行される列車が毎時4本(15分間隔)、商栄駅~検見山駅間で運行される列車が毎時8本(7,8分間隔)運行される。早朝深夜時間帯は八真線に直通する列車もある。
日中の運行パターン
日中の各区間の1時間あたりの運行本数は下表のとおりである。
種別\駅名 | 真 砂 |
… 八真線 … | 商 栄 |
… 奈川線 … | 検 見 山 |
… | 音 色 原 |
備考 |
快速 | 4本 | |||||||
普通 | 4本 | 駿田町駅で快速の待ち合わせ | ||||||
8本 | うち4本は奈川新町で快速の待ち合わせ |
車両
自社車両
過去の自社車両
- 2000系(1988年-2010年)
乗り入れ車両
塔野高速鉄道
駅一覧
- 駅番号はA線方向(商栄から音色原の方向)に増加。
- ●: 停車、|: 通過
駅番号 | 駅名 | 駅間 営業 キロ |
累計 営業 キロ |
列車 種別 |
接続路線 | 所在地 | ||
普 通 |
快 速 |
通 勤 快 速 |
||||||
N01 | 商栄駅 | ● | ● | ● | 新都メトロ:O商志線(O01)・Y弓田線(Y25) 塔野高速鉄道:TN塔野線(TN05)・HS八真線(HS13) 雨川高速鉄道:HE商栄線(HE01) |
商栄区 | ||
N02 | 北桜樹駅 | ● | 丨 | 丨 | 塔野高速鉄道:HS八真線(HS12) | 桜樹区 | ||
N03 | 西桜樹駅 | ● | ● | ● | 塔野高速鉄道:SL新都環状線(SL09) | |||
N04 | 桜樹三丁目駅 | ● | 丨 | 丨 | ||||
N05 | 南商栄駅 | ● | ● | 丨 | 塔野高速鉄道:TN塔野線(TN03) 新都メトロ:G坂樹線(G13) |
商栄区 | ||
N06 | 西林野駅 | ● | 丨 | 丨 | 新都メトロ:M君島線(新商栄駅:M17) | |||
N07 | 北駿田一丁目駅 | ● | 丨 | 丨 | 新都メトロ:F船津線(本駿田駅:F13)・G坂樹線(日下台駅:G10) | 真事区 | ||
N08 | 駿田町駅 | ● | ● | ● | 新都メトロ:S志根線(S06)・F船津線(F12)・J北條線(新駿田駅:J03) | |||
N09 | 中常葉駅 | ● | 丨 | 丨 | 常葉区 | |||
N10 | 新京橋ヒルズ駅 | ● | ● | ● | 新都メトロ:E中央線(E12) | 京橋区 | ||
N11 | 新都国立競技場駅 | ● | ● | 丨 | 新都メトロ:F船津線(F08)・E中央線(E11) 新月急行電鉄:TT新都本線(TT08) |
|||
N12 | 平川渡駅 | ● | 丨 | 丨 | ||||
N13 | 西寺総合病院駅 | ● | ● | ● | 新都メトロ: K榊野線(K05)・T豊崎線(T26)・C夜路線(C11) | 西寺区 | ||
N14 | 八鷲通駅 | ● | ● | 丨 | 新都メトロ: W西南線(W05) | |||
N15 | 奈川二丁目駅 | ● | 丨 | 丨 | 奈川区 | |||
N16 | 奈川新町駅 | ● | ● | ● | 新都メトロ: Y弓田線(Y01) 塔野高速鉄道:SL新都環状線(SL25)・AB青葉浜線(AB07) |
|||
N17 | 真咲駅 | ● | 丨 | ● | ||||
N18 | 北塔川五丁目駅 | ● | 丨 | ● | 藤木市 | |||
N19 | 東方大学通駅 | ● | 丨 | ● | ||||
N20 | 北検三丁目駅 | ● | 丨 | ● | ||||
N21 | 検見山駅 | ● | ● | ● | 遠有鉄道:AH 有原線(AH18) | |||
N22 | 検南駅 | ● | ● | ● | ||||
N23 | 音色原駅 | ● | ● | ● | 散野急行鉄道:TE 散野線(TE09) |