<p>衝撃力と対反動性能の関係と、それに伴って発生する現象について解説します。</p> <p> 全ての武器に「衝撃力」、全てのACに「対反動性能」という項目があります。ACが被弾したときに、武器の衝撃力とACの対反動性能の関係が「衝撃力<対反動性能」だった場合は特に何も影響はありません。攻撃力と装甲値の関係に従ったダメージを受けるだけです。</p> <p> しかし、「衝撃力≧対反動性能」だった場合、<strong>装甲低下</strong>という現象が起きます。この装甲低下とは、その武器を被弾してから5~6秒間、ACのKE、CE、TE全ての装甲値が80%に減少してしまうというものです。この間に攻撃されると、普段ならば跳弾できていたはずの武器を貫通されてしまうという危険性があります。</p> <p> そしてさらに、「衝撃力の80%≧対反動性能」だった場合、前述の装甲低下に加えて、被弾したACに<strong>硬直</strong>が発生します。これは文字通り、被弾したACが一瞬動きを止めてしまうというものです。</p> <p> 装甲低下が発生すると、本来跳弾できていた高DPS武器を貫通されたり、また硬直が発生すると逃げ遅れて固め殺されるような事態にもなり得ます。この装甲低下によって貫通するようになるという現象は、装甲低下を引き起こした敵機だけでなく、全てのACに適用されます。</p> <p>例を挙げて解説します。</p> <p> 敵機A、敵機Bがどちらも自機を貫通できない、しかし装甲低下すると貫通可能になる武器を持っているとします。今敵機Aと敵機Bの両方から攻撃されていますが、どちらも自機の装甲を貫通できず、武器は跳弾します。</p> <p> しかし、敵機Aが衝撃力の高い武器を当てて、自機を装甲低下させてきたとします。このとき、敵機Aの攻撃が自機に貫通するようになるのはもちろん、敵機Bの攻撃も貫通するようになってしまいます。</p> <p>装甲低下によって起こる跳弾ラインの変化は、装甲低下を引き起こした機だけでなく、全てのACに適用されてしまうのです。</p> <p> よって、複数の機で1人の敵機を取り囲んで速攻で撃墜する場合(俗に言う鳥葬という戦法)では、1機は衝撃武器を持つのがセオリーです。この鳥葬を行ったとき、仮に装甲低下にとどまらず、硬直まで発生した場合、敵機は装甲が下がり、逃げることもままならず、まさに一瞬で撃墜されてしまうということになります。</p>