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ピュタゴラス音律 - (2007/01/23 (火) 19:15:15) の編集履歴(バックアップ)
ピュタゴラス音律って
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<解答1>杉井
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純正5度を積み重ねることだけを利用した音律である。純正5度は周波数比2:3を意味する。
この音程12個ぶんの積み重ねは、オクターブ(周波数比1:2)7個ぶんの積み重ねと僅差である。
(3/2)12 ≒ (2/1)7
仮にCを出発点として下方に3音を、上方に8音を積み重ねるとつぎの音列を得る。
Eb - Bb - F - C - G - D - A - E - B - F# - C# - G# (-D#)
このとき上方の9音めのD#が下方のEbと (3/2)12 をなし、これがほぼ7オクターブに達する。
上の音列を1オクターブに収めれば、ピタゴラス音律による半音階が得られたことになる。
C - C# - D -Eb - E - F - F# - G - G# - A - Bb - B (- C)
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この半音階はピュタゴラス音律によって規定されており、これをピタゴラス音階と呼ぶ
ことがある。また積み重ねを途中で止め、いわゆる長音階として得られたものも
ピタゴラス音階と呼ばれる。
C-D-E-F-G- A - B (- C)