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アナタヲユルサナイ」(2011/04/07 (木) 19:12:36) の最新版変更点

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**アナタヲユルサナイ 【あなたをゆるさない】 |ジャンル|ポータブルノベル|~| |機種|プレイステーションポーダブル|~| |発売元|AQインタラクティブ|~| |発売日|2007/11/15|~| |メディア|UMD|~| |プレイ状況|エンディングは両方確認(各章バッドは全部見てない)|~| |総合評価|&bold(){D}&br()|~| **世の中、許せないことばっか。 主人公、竹内理々子は、父親が設立した探偵事務所に所属する探偵。理々子はその性格も相まって仕事を割り切ることができず、よく暴走を繰り返してしまう。 それが原因で探偵としての師でもある、夫、草薙ともいさかいが絶えない。そんなある日、理々子はある浮気調査の依頼を受けた。 ありふれた浮気調査のはずだった。しかしその事件をきっかけに、理々子は事件へと巻き込まれていくのだった。 **システム PSPを縦に持ってプレイするアドベンチャーノベル。 PSPでは今までにないプレイスタイルがどうのこうの言ってるが、WSのテラーズやった身にしてみれば懐かしいだけ。 他に「撮影モード」や「尾行モード」などミニゲームあり。 クリア後に劇中で登場する『ボリスとイヴォンヌ』という絵本が読めるようになる。 また、クリア後からデータをロードする事によってチャプター選択がやっと可能になる(達成率も表示される)。 **問題点 テキスト表示スピードが調整できないのはノベルゲーとしてどうなのか?表示速度にのあまりの遅さにボタン連打してたら、重要な選択肢をうっかり(笑)間違えて決定とか何回やらかしたか分からん。 人物を調べるモード時のカーソル判定が微妙すぎる。一応カーソル合わせた時点でヒントメッセージは出るが、こんなん気がつくはずがない、ってレベルの微調整が求められる。&bold(){画面上で数ミリのちょっとしたズレ}で展開が代わるとか勘弁して欲しい。 ミニゲームは種類こそ豊富だが、実際のプレイ回数は1~3回。しかもどれもチョロい。発想は面白いし、操作性にも問題はないが、簡単すぎると単なる作業に成り果てるという好例。説明書とかにウリの一つのように書かれているから、もっと各章何回も出てきてだんだん難しくなるのだとばかり思っていたのだが…。 また、キャラクターに対し、&bold(){感情移入がまったくできない}のも問題。共感できないどころか誰も友達にしたくないし身近にいて欲しくない。 ややネタバレになるが、女主人公はそもそも感情移入とかそれ以前のレベルで色々問題あり。ヒステリックで考えなしでお子様。ゲームの大半で「アタシはこれが正しいと思ってるのー!!」という感じで行動。 夫の探偵はイケメンだが精神的DVを疑うレベルの上から目線(後に辛く当たる理由が出て婚前ロマンスとか語られたが、それ聞いてもなお、「元々そういう性格なんじゃね?」としか思えない)。 いい味出してるのは優秀だし一番常識人のゲイのオネエキャラくらい。あとは、あらいたの?ってレベル。変なキャラ付けされてるくせに存在感がない。 キャラに感情移入できないのがこんなにもモチベーション下がるとは思わなかった。なぜなら誰が不幸になろうが、どうでもいいとしか思えないから。プレイしてて疲れてくる…。 **評価すべき点 PSPでアドベンチャー・サウンドノベル、というジャンルにチャレンジしてくれたことくらい…かな…。 あ、画像は鮮明で観やすかったと思う。 ミニゲームも発想自体はいい。盗撮とか尾行とか探偵行為を追体験することが出来てわくわくできる。 ええと、あと雰囲気はいいんじゃないか。ハードボイルドっぽい感じで。 **総評 とりあえず許せない出来。やってて楽しくない時点でD評価。 しかしクソゲーかというとそんなことはない。ただひたすらに微妙なだけ。 女主人公は赤川次郎作品の典型的パターンのようにいきあたりばったり出たとこ勝負!のキャラなんだけど、赤川作品の主人公の女キャラのような魅力に欠ける。みずみずしくないっていうか、可愛くないって言うか・・・まぁアナタヲユルサナイの主人公は職業探偵で人妻だし仕方ないのかな。赤川作品の女主人公って大抵女子高生、大学生、または若い専業主婦くらいだしね。 それにシナリオが「ハードボイルド、スタイリッシュ、オシャレ」をテーマに頑張ってる感じプンプンしてどうにも隠しきれていない。単に「スタイリッシュ」ならいいんだが、制作側が「ホレホレスタイリッシュだ!」って押し付けてる感じがするというか自己満足感が漂うというか。細かなやりとりからしてなんか上滑りしているのがなんとも。「これってオトナって感じでしょホレホレ」的な。バーとか小道具とかまぁ色々。 せめて主人公のキャラクターがクール系なら素晴らしいゲームだったかも知れない。でも無理か。この話主人公が暴走して勝手に行動して展開していく有様だから…。 シナリオ→赤川作品(赤川作品ってユーモアのイメージ強いけど、意外と鬱展開多いよね!ちなみに赤川作品は300冊くらい読んだくらい大好きなので誤解なきよう) イラスト→キャラは無表情系オサレ(表情2~3)背景はスタイリッシュ BGM→オサレ(でも印象に一切残らない) プロット→ ハードボイルド 結論・ミスマッチで\(^o^)/決定的欠点のないゲームだといえるが、全てにおいて魅力に欠けるのが一番の欠点とも言える。いっそのことどでかい欠点でもあったほうがネタになったろうに。
**アナタヲユルサナイ 【あなたをゆるさない】 |ジャンル|ポータブルノベル|~| |機種|プレイステーションポーダブル|~| |発売元|AQインタラクティブ|~| |発売日|2007/11/15|~| |メディア|UMD|~| |プレイ状況|エンディングは両方確認(各章バッドは全部見てない)|~| |総合評価|&bold(){D}&br()|~| **世の中、許せないことばっか。 主人公、竹内理々子は、父親が設立した探偵事務所に所属する探偵。理々子はその性格も相まって仕事を割り切ることができず、よく暴走を繰り返してしまう。 それが原因で探偵としての師でもある、夫、草薙ともいさかいが絶えない。そんなある日、理々子はある浮気調査の依頼を受けた。 ありふれた浮気調査のはずだった。しかしその事件をきっかけに、理々子は事件へと巻き込まれていくのだった。 **システム PSPを縦に持ってプレイするアドベンチャーノベル。 PSPでは今までにないプレイスタイルがどうのこうの言ってるが、WSのテラーズやった身にしてみれば懐かしいだけ。 他に「撮影モード」や「尾行モード」などミニゲームあり。 クリア後に劇中で登場する『ボリスとイヴォンヌ』という絵本が読めるようになる。 また、クリア後からデータをロードする事によってチャプター選択がやっと可能になる(達成率も表示される)。 **問題点 テキスト表示スピードが調整できないのはノベルゲーとしてどうなのか?表示速度にのあまりの遅さにボタン連打してたら、重要な選択肢をうっかり(笑)間違えて決定とか何回やらかしたか分からん。 人物を調べるモード時のカーソル判定が微妙すぎる。一応カーソル合わせた時点でヒントメッセージは出るが、こんなん気がつくはずがない、ってレベルの微調整が求められる。&bold(){画面上で数ミリのちょっとしたズレ}で展開が代わるとか勘弁して欲しい。 ミニゲームは種類こそ豊富だが、実際のプレイ回数は1~3回。しかもどれもチョロい。発想は面白いし、操作性にも問題はないが、簡単すぎると単なる作業に成り果てるという好例。説明書とかにウリの一つのように書かれているから、もっと各章何回も出てきてだんだん難しくなるのだとばかり思っていたのだが…。 また、キャラクターに対し、&bold(){感情移入がまったくできない}のも問題。共感できないどころか誰も友達にしたくないし身近にいて欲しくない。 ややネタバレになるが、女主人公はそもそも感情移入とかそれ以前のレベルで色々問題あり。ヒステリックで考えなしでお子様。ゲームの大半で「アタシはこれが正しいと思ってるのー!!」という感じで行動。 夫の探偵はイケメンだが精神的DVを疑うレベルの上から目線(後に辛く当たる理由が出て婚前ロマンスとか語られたが、それ聞いてもなお、「元々そういう性格なんじゃね?」としか思えない)。 いい味出してるのは優秀だし一番常識人のゲイのオネエキャラくらい。あとは、あらいたの?ってレベル。変なキャラ付けされてるくせに存在感がない。 キャラに感情移入できないのがこんなにもモチベーション下がるとは思わなかった。なぜなら誰が不幸になろうが、どうでもいいとしか思えないから。プレイしてて疲れてくる…。 **評価すべき点 PSPでアドベンチャー・サウンドノベル、というジャンルにチャレンジしてくれたことくらい…かな…。 あ、画像は鮮明で観やすかったと思う。 ミニゲームも発想自体はいい。盗撮とか尾行とか探偵行為を追体験することが出来てわくわくできる。 ええと、あと雰囲気はいいんじゃないか。ハードボイルドっぽい感じで。 **総評 とりあえず許せない出来。やってて楽しくない時点でD評価。 しかしクソゲーかというとそんなことはない。ただひたすらに微妙なだけ。 女主人公は赤川次郎作品の典型的パターンのようにいきあたりばったり出たとこ勝負!のキャラなんだけど、赤川作品の主人公の女キャラのような魅力に欠ける。みずみずしくないというか、可愛くないと言うか・・・まぁアナタヲユルサナイの主人公は職業探偵で人妻だし仕方ないか。赤川作品の女主人公って大抵女子高生、大学生、または若い専業主婦くらいだし。 それに「ハードボイルド、スタイリッシュ、オシャレ」をテーマに頑張ってる感じプンプンしてどうにも隠しきれていない。単に「スタイリッシュ」ならいいんだが、制作側が「ホレホレスタイリッシュだ!」って押し付けてる感じがするというか自己満足感が漂うというか。細かなやりとりからしてなんか上滑りしているのがなんとも。「これってオトナって感じでしょホレホレ」的な。バーとか小道具とかまぁ色々。 せめて主人公のキャラクターがクール系なら素晴らしいゲームだったかも知れない。でも無理か。この話主人公が暴走して勝手に行動して展開していく有様だから…。 シナリオ→赤川作品(赤川作品ってユーモアのイメージ強いけど、意外と鬱展開多いよね!ちなみに赤川作品は昔300冊くらい読んだくらい大好きなので誤解なきよう) イラスト→キャラは無表情系オサレ(表情2~3)背景はスタイリッシュ BGM→オサレ(でも印象に一切残らない) プロット→ ハードボイルド 結論・ミスマッチで\(^o^)/決定的欠点のないゲームだといえるが、全てにおいて魅力に欠けるのが一番の欠点とも言える。いっそのことどでかい欠点でもあったほうがネタになったろうに。

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