【実はこんなことが】呟き舞台裏【ありました】 691-752

2016年
08月16日
09:06

    691: zyabara

    黒髪技術者がブロペニュの言った方向を見ると確かに、【ナグゼル艦船商会はこちら】と書かれた看板が確認できた。
    看板の示す方向へ進んで行き、錆びくねったパイプを進んでいくと、【ナグゼル艦船商会】と書かれた看板の店があったので錆びた扉を開け入店する。
    チリンチリンと扉に付けてあるベルが鳴り響き、辺りを見渡すと店内には大量の本棚に分厚い見本冊子が並んでおり、正直探すのは骨が折れそうである。

    「らっしゃい…レンタルかい?それとも購入?」

    大量の本棚の奥からキイキイと音を響かせて、義足の店主らしきメガネをかけた地球人体型の宇宙人が現れた。
    見たところ先ほど建物から乗り出して話しかけてきた売買宿らしき店の宇宙人と同種族の様だがこちらは男性的なしゃべり方をしている。(体のシルエットから見れば完全に女性のようだが)

    黒髪技術者「ああ、購入したいんだが…どんな船がある?…正直この見本冊子の数じゃ骨が折れそうでな」

    眼鏡のフラメル人「購入ね…はいよ。…で?艦種と目的は何?商業?輸送?それとも戦闘艇?…見たところ戦闘艇探してる様子じゃなさそうだし…調査船かな?」

    眼鏡の宇宙人は適当に近くの本棚から冊子を取り出すと、パラパラとめくり始めた。

    黒髪技術者「…うーむ…そうだな…。」

    黒髪技術者が顎を撫でながら考えていると、宇宙人が捲る冊子にアークスシップらしき見本があるのが見えた。

    黒髪技術者「…ちょっとその本見せてくれないか?」
    宇宙人「…これかい?…良いけど、良くそっちから見えたね。…はいよ…一応言っとくけどその見本冊子は大型の船しかないよ?…船員のツテがあるなら構わないんだけどさ」

    黒髪技術者「ああ…見てみるだけだ。…気にしないでくれ」

    パラパラと冊子をめくると確かにアークスシップが確認できた。
    書き並べられた情報を見るにどうやら拿捕船らしい。型から見る限り…これはアークス惑星探索船団の物だろう…。

    …しかも武装は取り外されており、機関が故障している。 …その分値段は安いようだが…。

    黒髪技術者「…うーん、確かに…デカすぎる気が…」

    ・他の船も見てみる
    ・アークスシップにする

2016年
08月16日
15:33

    692: 忘却の亡霊

    黒髪技術者「まあまず無いな」

    アークスシップなど都市が入った大型船だ、大きすぎてむしろ邪魔になる
    キャンプシップ程度の大きさでもあれば充分過ぎるくらいだろう
    そう思って見本をしまい、再び店主に向き合ってたずねる事にした

    黒髪技術者「…小型の調査船は無いか?ワープ機構を積んだ奴があればなおいい」

2016年
08月17日
06:02

    693: zyabara

    (すまん…アークスシップって言ってもノヴァに出てくるデルタヴァリアントと同型のやつだ。…どちらにしろデカいが(´・ω・`))

    店主「そうだねぇ…ちょっと待ってな」

    フラメル人はそう言って、梯子を持ってくると高い位置にある冊子を取り始めた。
    義足で登るその姿はなんだか危ない足取りである。
    黒髪技術者は一応梯子を支えてみるが…。

    黒髪技術者(履いてない…だと…?)

    スカートの下から見えた風景に少し驚いたが…、そう言う文化もあるんだろうと、気にしない事にする。

    店主「おや、すまないね…これだよ」

    店主が下りてきて冊子を渡す。

    黒髪技術者は冊子をペラペラと捲りその中から比較的、部品がまともな物に目星をつける。

    黒髪技術者「ふむ…こんなもんか」


    ・DDT―8075D
    全長30メートル超
    クルーザーシップ
    元々、富裕層向けのクルーザーであり、性能は申し分ない。
    機関は重力引き込み式炉。
    海上航行可能。
    武装は2連装無砲塔型分子分離砲四門と自己思考ミサイル発射官4門。
    内装は富裕層向けらしく快適な環境な分やや値段が張る。
    37800000ギル


    ・BOT―C085D
    全長60メートル小
    貨物船、カーゴが大きく、カーゴ内装を弄れば多用途に使用出来そうだ。
    機関は重力引き込み式炉。
    武装は物理反応レーザー砲同軸質量レール砲8門に自己思考ミサイル発射管10門。一応改装すればポッド運用可能。
    やや機関が不良の為、値段は安い。
    4800000ギル

    ・CCR―H18T
    全長70メートル小
    巡洋艦、やや丸みを帯びた艦体が特徴的。
    こちらもカーゴを改装すれば多用途に使用出来そうだ。
    武装は無砲塔大口径分子分離砲10門に大型自己思考ミサイル発射管8門にポッド多数運用可能。
    重力引き込み式炉。
    艦体の至る所に周囲探索用ブリッジがある。
    やや武装に不具合あり。
    17800000ギル

    ・CAD―G9B8
    全長80メートル
    飛行艇の様な外観。
    別名白鳥。
    元々惑星監査用の船であり優れた大気圏内飛行能力を備える。
    ペイロード能力も高く、船体各所に監査用窓を備えるために非常に優れた地上探査能力がある。
    武装はクォーラル社製30ミリレール砲2門に武装各種をハードポイントに積載可能。ポッド運用可能。
    反物質反応炉。
    そうとう古い機体の為値段は安い。
    630000ギル

    黒髪技術者「こんなものかな…」

2016年
08月17日
07:51

    694: 忘却の亡霊

    黒髪技術者「一番小さくて使えそうな船が一番高いとかどういう事だ…」

    買える、買える事は買える
    だが手持ちの資金のほぼ9割が吹き飛ぶ
    それは辛い。だが一番小さくて目立たない
    しかし買えば資金のほぼ全てが吹っ飛ぶ
    その思考の無限ループにはまり、悩む技術者

    黒髪技術者「少なくとも後半2つの船はパスだな…デカ過ぎて目立つ…」

    後ろ2つを候補から消し、どちらの船にするか物凄く悩む
    どちらも使えそうな船である為悩みに悩む

2016年
08月17日
19:50

    695: MI4989 削除

    ニュルン「そもそも4人しかいないのに前半の候補も小型どころか中型だし、私達には過大も良い所ね」
    黒髪技術者「一番小さい奴でも過大か……」

    悩んでいる所にニュルンが入ってきてそんなことを言う。
    確かに候補で示されてしまった船はどれも過大も良い所だ。

    ニュルン「強いて選ぶとするなら私は貨物船を選ぶわね。現用の貨物船だったら少人数でも動かせるように設計されているはずよ」
    Tips:貨物船は基本的に少人数で運用できます
    黒髪技術者「貨物船にするか」

    貨物船が選ばれたようだ。

    店主「会計は……」
    ニュルン「武装は全部外して頂戴。 全 部 よ 」

    いきなり注文である。

    店主「こ――」
    ニュルン「そんなものは要らないわ」
    店主「チッ……」

    貨物船から武装が無くなるようだ。

    ニュルン「あら、見本の写真をよく見たら傷だらけじゃない」
    店主「……」

    露骨に扱下ろして値下げさせる実にひっどい女である。

    ニュルン「それに船体もだいぶ軋んでるみたいじゃない」
    店主「……」
    ニュルン「で、いくら?」

    やっと値段を聞く。ニュルンはここまでも具体的な値下げ幅は言っていない。

    ニュルン「……」首を横に振りながら手のひらを下に向けてゆっくりと下す
    店主「チッ……」イラッ
    黒髪技術者(あれ、ニュルンってこんな女だったっけ)

    値段を提示させておいてさらに値下げしろと言う、なかなか嫌な女である。

    ニュルン「……」熟考するフリを見せてから手のひらを下に向けてゆっくりと下す
    店主「……」イライラッ

    そのころブロペニュとカスターダは……

    カスターダ「また値下げ交渉してる……」欠伸
    ブロペニュ「zzz....」床で丸くなって寝てる

    退屈そうである。

2016年
08月17日
22:00

    696: 忘却の亡霊

    黒髪技術者(いっそ冥府経由して境界に跳ぼうかな…)

    目の前で繰り広げられる交渉合戦に完全に匙を投げてぼんやりと見守る技術者…もといヴェルグ
    アホらしくなって擬態も解けてしまっている状態であり、完全に気が抜けている

    ヴェルグ(しかし人間の技術力で作られたワープ装置は欲しいからなー…やっぱり船のひとつはいるか?)

    ワープ機構さえ覚えられれば後はコピーして精製するだけ…気楽である
    まあ一人で跳ぶとも限らないので船は欲しいが…

    ヴェルグ(………どうしてこうなった)

2016年
08月17日
22:37

    697: zyabara

    店主「…」しらっー
    立て続けに攻めいる様にニュルンが値下げの交渉をするが明らかに店主の視線がしらっーとした物になる。

    ニュルン「聞いてるかしら?」
    店主「聞く気はないよ。…私はその人と話してたんだよ?…いきなり横から入って来てなんだい?…礼儀がなってないねぇ…まず名乗るのが礼儀ってもんじゃないのかい?…まったく失礼だねぇ…ところで…こいつは妻か何か…あら?」
    ヴェルグ「いや(妻では)ないが…ん?」

    ヴェルグの方向を見た店主が驚いた様子でヴェルグを見た。当然である。さっきまで黒髪技術者が居た場所にヴェルグが立っているのだから。

    店主「あれ?…さっきの旦那はどこだい?…ていうかあんたいつの間に…」
    ヴェルグ「あ…しまった…!…あ…いや…その…なんとなくイメチェンを」
    ヴェルグ(って何言ってるんだ俺はーッ!?イメチェンで姿形変わる訳無いだろ…!?)

    思わず適当な言い訳をして激しく後悔するヴェルグ。

    店主「ああ…確かに声が似てるね…一瞬でイメチェンって事はあんたエリートかい…なら弾んで貰えそうだねぇ…(ニヤリ)」

    何故か納得された。
    しかもなんか勘違いされた。

    ヴェルグ「いやすまん…予算が…な」
    店主「って…そうなのかい…しょうがないねぇ。…ならあんたのツレが言っていたように武装を外しても良いよ?…後、あんたエリートみたいだし今回は粒子偏向迷彩を一回無料レンタルで付けてもいいさね。…ま、次回からも当店をご贔屓してくれるならだけど…」

    そう言って腕組みしながらチラリとヴェルグの方を見る店主。…また交渉である。

    ヴェルグ(粒子偏向迷彩…って…あのワカメ達(パシケント)が使っていた、あの認知すらされない万能迷彩か…見たところ候補の船はあのボロ船よりは小さい…ということは使えなくは…ないか?)
    ヴェルグが考え込んでいると、店主が思い出したように話す。

    店主「と…すまないが安い貨物船にするなら、機関が不良だから、機関士を付けた方がいいね…こっちで格安で雇える様に取引しても良いが…どうするかね?」

    なんだか積極的である。

    ヴェルグ(すっかりエリートだと勘違いされているな…これは)

2016年
08月18日
02:13

    698: 忘却の亡霊

    ヴェルグ(…うーむ…これはますますクルーザーでも買った方が手が掛からないぞ…)

    機関士がいるという事はそこに一人人手が要るという訳で…
    自分一人分の労力で動かすには船の設備が古いという事だろう
    となると必然的にメンテナンスの手間も増えてしまう
    そもそも60m級の貨物船の時点で手に余る代物だ、ここは出費を覚悟してクルーザーを買うしか無い

    ヴェルグ「…駄目だな、お手上げだ。運用する手間を考えるとクルーザーシップを買った方が船の面倒を見きれる」

    ニュルンに向かって手を横に振り、降参の意を示すヴェルグ
    元より流れ流れて一人旅をやっていたのである、船も公共の交易船を使っていた
    それが初めて持つ船としても一人でも面倒を見きれる30m級か20m級が良いのだ

    ヴェルグ「取り敢えずこのクルーザーは保留だ…買える事は買えるが資金がほとんど持っていかれる」
    店主「ふむ、一応買えるんだね」
    ヴェルグ「…その嫌な笑顔をやめろ…もう一回り小さい船は無いのか?」

2016年
08月18日
02:33

    699: 熱湯カルピス

    ―ブレイゾン市街区―
    ゼノ、エコーは2人でブレイゾンの調査という名目で観光に来ていた。
    Cオラクル全体でも同様のお達しが回っているためアークス達は暇さえあらば遊びに来ていた。
    二人は丁度公共ドームの広告を見ていた。
    ゼノ「おー、このイベント面白そうじゃないか?」
    エコー「うーん、大食い大会って言っても出ないでしょー?」
    二人はアンサラーやらCidb戦やらでようやく退屈な時が出来たので何か面白い事を無いか見に来ていた。
    ゼノ「それもそうだなぁ…おっ!これジャヌス達集めて見に行かねえか?」
    そういって一つの広告を指す。
    エコー「うーんどちらかと言うとウルクさんとかのお偉いさん方向けじゃないかな?」
    GA社主催
    "新型製品展示会"
    『各企業が兵器から一般車両まであらゆる新製品を展示いたします!』

    【INFO】勉強がてらプチイベント

2016年
08月18日
23:12

    700: zyabara

    ヴェルグ「いや…ちょっと仕組みとか調べたいんでな…。すまんがρ系の技術は勘弁してくれ…使いこなせる気がしない」

    ブロペニュ「そっかー(´・ω・`)」


    店主「…で?どうするんだい?…本当に近距離宇宙港間移動用程度大きさの船で良いのかい?」
    ヴェルグ「…近距離宇宙港間移動用?…まぁ…サイズが小さくて目立たなければ何でもいいさ」

    ヴェルグの要求に店主はやや眉を歪ませつつもかなり端っこの方まで歩いていき、見本冊子を持ってくる。

    店主「とんだ命しらずがいたもんだよ…はいよこの本だ」

    ヴェルグ「…命しらず?…何故だ?」

    店主「…あんた…外洋宙に機関が停止したらどうするんだい?普通ならわかるけど?」
    ヴェルグ「…緊急信号を出しながら、修理を試みるが…」
    店主「…はぁ…パーツは?食料は?気圧はいくら持つ?…仮に量子通信機までダウンしたら?…数万光年先のパトロールに緊急信号が届くまでどの位かかるかわかるかい?衣食住をどのくらい狭い宇宙船で過ごせると思っているんだい?…宇宙を甘く見ちゃいけないよ。…そんな禄に分子分解処理装置も付けられない小さい船に乗って外洋に出るなんて…はぁ」


    ヴェルグはここまで言われてやっと気が付いた。
    普通は宇宙で生命体は生存出来ない。
    やたら勧めてきた船がデカいのにも理由があったのだ。

    宇宙は過酷な環境だ。
    このコロニーにいる一見人外に見える魑魅魍魎の様な宇宙人達にとってもそれは同じ条件だ。
    人外のアークやそれように設計された宙域戦闘ロボとも違う。
    ましてや常識の通じないρ系とも違う。

    …彼らは少なくとも宇宙と言う余りに過酷な環境に知恵だけで挑んできた“まったく普通”のか弱い生き物と同じなのだ。
    かつてヴェルグ自身が人であったころアインプフの山小屋で冬に備えて薪を集めたり、食べる為に狩りをしたように、彼らは自らの生存の為にどういう物が必要なのか把握した上で船を設計しているわけである。

    ヴェルグ(…忘れていた。…そういえば俺姿形は人間だったんだな)

    アークになってから久しく忘れていたその“生きる為の当たり前の努力”を何となく思い出し…ヴェルグは密かに笑う。

    ヴェルグ「…気にしないでくれ。…アテはあるんだ。…だから心配しなくて良い。だからこの本を見るよ」

    ヴェルグはそこまで言うと本をパラパラと捲る。

    店主「…二重の意味でお勧めしないんだけどね」

    店主は相変わらず訝しげな表情のまま天井を見上げる。

    ヴェルグ「…」

    パラパラパラ

    ヴェルグ「……」

    パラパラ

    ヴェルグ「………」

    パラ…

    ヴェルグ「…どれも状態が酷いんだが」

    …そう、どれも錆びだらけで機関積み替えの必要があるレベルのスクラップ一歩手前の状態なのである。

    店主「…だからいったんだけどね…考えてみなよここのドッグ来る連中が壁面警備隊が使うような小型艇を買うと思うかい?…それは倉庫の肥やしなんだよ…」

    そう言って、店主はメガネを直しため息をつき頭を抱える。


    ヴェルグ(しまったぁあ…!)

    ヴェルグも頭を抱えた。

    ヴェルグ「いや…俺はあきらめんぞ…!」

    パラパラ

    ヴェルグは今度は集中して冊子を捲り比較的リペアすれば使えそうな船を探す。

    ヴェルグ(…とりあえずこの三機…)


    (画像1)

    ・SSR―10B
    機関要交換。
    積載量低し。
    外装良好。
    宙域軌道性能良好。
    97999ギル
    ヴェルグ(状態はわるくないが…ダサいな)

    ・CP―08
    機関不良。
    外装酷し、要リペア。
    性能は元短距離パトロール艇であり良好。
    艦内広し。
    180000ギル

    ・TR1―HB
    機関なし。要交換。
    外装に塩錆び多し。要リペア。
    海上航行可能。


    ヴェルグ「…これだけか…orz」

    再び頭を抱えるヴェルグ。

    横から店主が覗き見する。

    店主「…それ治して使うつもりなんだね?…まぁ…倉庫の肥やしがなくなるなら、良いさ…」

    ヴェルグ「…?」

    店主「レオ!ミイナ!仕事だよ!」


    店主が店の奥に叫ぶとのそのそと重い足取りの足音ととてとてと軽い足取りの足音がこちらに響いた。

    「ふぁ〜あ…ったく明日までにレポートまとめなきゃいけねぇのによ〜勘弁してくれっつの…」

    本棚の影からぬっと3メートルはありそうな巨体があくびをしながら現れる。

    「はいはい、それ嘘ね〜。さっきまでオンラインゲームしてたからレオ」

    レオの足元でピョコピョコと何かが跳ねた。

    レオ「って余計なこと言うな!ミイナ!」

    ミイナ「ミ イ ナ先 輩 ! 」

    ガスっ

    レオ「ガァアア!?臑を蹴るな!イテェ!」
    ミイナ「 先 輩 !! 」

    ガスっ

    レオ「ぐはっ…せ…先輩様…」

    足を抑えていたレオがこちらを見る。

    レオ「…………。………………!?」

    レオ(こいつウラノスに居たときの敵じゃねーか!?…何でこんな所に!?…………………まぁ…どうでも良いか)

    ヴェルグ(…?)

    ニュルン「…なんでType11がいんの!?」ボソボソ
    カスターダ「知らないよ!?て言うかなんでバイトしてんの!?」
    プロベニュ「シュールすぎ(´・ω・`)」


    レオ「ところでなんすか?もうすぐエリートになる俺が呼ばれた訳は?」
    店主「あんた只の都市区に住んでるだけの貧乏学生だろ…バカいってんじゃないよ」
    ミイナ「仕事ってなんですか!?もうパーツ管理しなくていいんですかね?機関いじれるんですか!?」

    ミイナが目をキラキラさせながら跳ね、店主に訪ね…レオはあくびをしながら天井の錆びの数を数え始めた。

    店主「そうさ、本格的なリペアだよ。…コイツらはバイトだし若いけど腕は悪くないよ。…好きに使ってくれ」
    レオ「船乗りの親父共は経験ある奴しかやとわねーからなぁ…才能あふれる若者にはつらい世の中だぜ」あくび
    ミイナ「私だって機関士の皆伝はとっくにマガスタ叔父さんから貰ってるのに!!全く酷いよね!!」

    ヴェルグ「さっき言ってた機関士ってまさかこの子供か…?」

    ヴェルグが思わず聞くとミイナがこちらを見て頬を膨らませて怒り始めた。

    ミイナ「あーもう!私はもう21ですから!」
    レオ「しゃあないしゃあない。元々ストリートチルドレンのお前がデカくなるわけねーもんな!栄養失調で!だはは!」
    ミイナ「でくのぼーは黙ってろ!!」

    ガスっ

    レオ「があああ!!!」

    …なるほど、確かに身長の割に大きい(胸が)

    店主「ま…とにかく船が決まったら話かけておくれよ」

    ミイナ「どれにするんです!?どれにするんです!?私どんな船でも完璧に直しちゃいますから!!あっ…!あなたが購入するって事はオーナーですよね!雇い主だし!…じゃあオーナーって呼びますね!オーナー!さぁどれにするんですか!って言うか見えないっす!!オー…」
    …右からちっこいミイナが冊子を見ようと跳ねていてうるさい。

    レオ「俺としてはアクツ社製の重力エンジンをお勧めするねぇ…。…ん?こいつはダメだな、癖が有りすぎる。空間圧縮展開器に不具合があってなぁ…まあ設計は悪くないんだが…素材の強度が云々…」

    …左からバカデカいレオがネチネチうんちくを垂れて覗いている。…しかも影で見えない。


    ヴェルグ「…はぁ…どうしてこうなった…」

    ヴェルグはため息を付いたものの、こいつらのリペア作業を手伝えば技術を学べそうだし色々聞けそうだとも考える。
    それにオーナーとしては自分の船の事は自分で知っておきたいのだ。

    …と思うことにした。


    …実のところ元技師としての好奇心がうずうずしていたのは内緒である。

    【INFO】本棚描くのメンドクセェエ!!!!!!!!

2016年
08月20日
04:18

    701: zyabara

    ~市街地・暴走レヴィ付近~


    ロキ「・・・」
    ファング「・・・あれは・・・」
    リリィ「・・・偽者ね」

    ビルの上から月を見るファントム達。
    黒猫が報告したときと違い、あまり焦っていないようだ。

    ビルの下に何か緑色の女を背負った忍者っぽいやつらが逃げ込んで行くのが見えたが特に興味を示さない。

    ファング「しかし何故あれをオリジンが?・・・時系列がおかしくは無いか?」
    ロキ「・・・ああ以前には確認できなった事象だ。もしかすると・・・こうして俺達がかかわった事で因果の逆流が

    起きているのかもしれん」
    リリィ「因果の逆流?」
    ロキ「未来が変わってるって事だ・・・少し計画通りでは無いがな」
    リリィ「それって・・・!」
    ファング「俺達は“あの結末”を避けられるかもしれないって事か・・・」
    黒猫「・・・希望が見えたな」
    リリィ「・・・そう・・・少し・・・安心したわ」

    ファントム達はそろってため息をつく。
    ひと時の安息と希望。それを得たからだ。
    少なくとも希望は見えた。後は繋ぐだけでいい。
    不意に黒猫が呟く。


    黒猫「って言うかあれあのままでいいのか?」
    リリィ「そうよねぇ・・・オリジンがこのまま“本物”になっちゃったらどうすんの?」
    ロキ「ないな・・・エネルギーの総量から考えてありえない」
    ファング「・・・たぶんあの月はその内消える・・・そう近くないうちにな」
    リリィ「でも町の被害が酷いんですけど・・・」
    ロキ「知らん・・・」
    黒猫「・・・ていうかセイヴァーは?あいつ居たら間違いなく突っ込んでるぞ?熱血漢だし」
    ロキ「あいつの飛ぶ瞬間に罠を仕掛けた。多分迷ってるだろ」
    黒猫「・・・お優しいことで」
    ファング「これ以上あいつに背負わせるわけにいかないだろ」
    リリィ「ねー?ロキ?」
    ロキ「・・・そうだな」

    ロキの発言に全員が肩をあげて驚いた。

    リリィ「マジ?」
    黒猫「明日雪降るぞ」
    ファング「・・・それがやはり本心か・・・かといって許しはしないが」
    ロキ「・・・しゃべり過ぎた・・・。・・・行くぞ」
    リリィ「どこに?」

    ロキ「止めにだ」

    リリィ「ウソォ!?」
    黒猫「うわっ!!痒い!!蚤かな?」
    リリィ「きっと照れ隠しよ・・・」ボソボソ
    黒猫「このイタリー本ッ当にめんどくせっぇな」ボソボソ
    リリィ「そういえばキャメちーは?」ボソボソ
    黒猫「オリジンが八つ当たりしようとしてる以前のの男に個人的に興味があるんだとさ」ボソボソ
    リリィ「え!あのキャメっちが他人に興味を!?・・・珍しい。って・・・そういえばソイツもプレイヤーになった

    んだっけ?・・・かわいそうにモルモットなのにねぇ。・・・まぁ美味しそうではあるけど」ボソボソ
    黒猫「ビッチ!!」


    ロキ「ファング!」
    ファング「応!いくぞロキ!」

    ロキとファングは意気揚々と転移し疾走する“作者”の前で構える。

    ファング「・・・おい・・・力が減衰してないか・・・?」

    ロキが気がついたようにファングに振り向く。

    ロキ「・・・考えてみれば・・・あれはオリジンだ・・・そして月が出てるってことは腐っても・・・」
    ファング「・・・本物のファントムではないか?」
    ロキ「逃げるぞ!!」
    ファング「転移できん!!」
    ロキ「・・・。走るぞ!!」
    ファング「・・・。間に合わん!!」
    ロキ「stronzo!」
    ファング「Чёрт!」

    ぷ ち っ

    ふっつうに踏み潰されたようだ・・・。

    リリィ「あいつらしんだぁ!?」
    黒猫「・・・どうすんだよ」
    リリィ「・・・。撤退!!以上!!閉廷!!!!!」ビシッ

    ファントム達は撤退して行った。
    このひとでなし!!!!

2016年
08月21日
00:33

    702: 忘却の亡霊

    >>700
    ヴェルグ「取り敢えずこのCP―08ってのにするか…」

    テンションの低いまま船を選ぶヴェルグ
    両側がうるさければげんなりしてくるもんである
    まあ外装は酷い状況であるが外装と同じ合金があれば錬金術でくっ付けるという手もあるだろう。まっとうに修復した方がいいかもしれないが

    ヴェルグ「とにもかくにも、船の状態を見なければ…船はどこにある?」

2016年
08月21日
16:06

    703: zyabara

    店主「その船なら1087ドッグ近くの倉庫だよ。あんたら案内してやりな」

    レオ「あーめんどくせ。…いくぞ~…ミイn…ミイナ先輩」のそのそ
    ミイナ「はいよ~。こっちですよ。ついて来てくださいね」とてとて

    レオとミイナが案内をし始めたのでヴヴェルグ達はついていく。
    店の外に出て、パイプ道の中を歩いていき、途中レオが近道だと横の道に入っていった。

    何だか暗くてジメジメしてる上、道の端で浮浪者らしき連中が寝ている。
    レオは特に気にした様子もなく欠伸をしながら、真ん中でぶっ倒れている酔い倒れ浮浪者を跨ぎ、ミイナが迂回してところで…脇道から何かが飛び出してきて囲まれた。

    ミイナ「わっ!?何!?」
    ヴェルグ「子供…?」

    何やら複数名のストリートチルドレンに囲まれたようだ。

    「こいつだ!!こいつのせいだ!!」
    ヴェルグ(この子供…さっきの?)

    恐らくヴェルグをみて叫ぶ子供は多分先ほど財布をスってきた少年だろう。
    しかしその様相は大きく異なり、顔中痣だらけで巻かれた包帯には血が滲んでいる。
    その周りにいる地球人の子供やほかの種族の子供も同様に見ていて痛々しい傷を負っている。
    …手酷い体罰でも受けたようだ。

    ニュルン「モテるわねぇ…ヴェルグさん」
    ヴェルグ「勘弁してくれ…」

    「やっちまえ!!」
    「このやろう!!」

    先ほどの子供が鉄パイプで殴りかかってきて…途中で止まる。

    レオ「おい、糞ガキども。…俺が見えなかったのか?ああ?」

    レオがパイプを捻って取り上げると、飴細工みたいにくしゃくしゃにして放り投げる。

    「う…うわああ!!レオだ!!やべぇぞ!!にげろぉ!!!」
    「くそ!!化けもんが!!覚えてろよ!!」
    ミイナ「あんたらこんなことばっかしてないで真面目に仕事でもしなさいよー!!」
    「うるせー!!お前には俺らのことなん分かんねーよ!!しねバーカ!!」

    ドタバタとクモの子を散らすように逃げていく子供たち。
    ミイナが呼びかける様に叫ぶが、複数の子供は悪態をついて逃げて行った。

    レオ「と…すまんな。…あんな糞ガキどもに因縁つけられるとか…あんたなんかしたのか?」
    ヴェルグ「…財布をスラれたから取り返しただけだ」
    レオ「それであんなメタクソに…」
    ヴェルグ「するかッ!?…何もしてなねーよ」
    レオ「じゃあバグレスの連中か…あい関わらずセコい商売してんのな…」
    ミイナ「商売と言うか…イビりでしょ?…他人を不幸にしか出来ない連中だもの」
    ブロペニュ「どこでもいるのね…弱い者いじめが好きな連中ってのは…」
    レオ「ま、どうでもいいだろ?底辺の連中は底辺同士でつぶし合えばいいさ。ゴミはゴミ箱にってな?…あんたも気をつけな?臭いものにはフタだ。見えても見ないふりしときゃかかわらずに済む」
    ヴェルグ「…ふぅ…肝に銘じておくさ」

    ヴェルグはそうは言ったものの正直後味が悪かったのは確かだ。
    今回自分から何かしたわけではないし、この次元の人々の問題に手を出すのは流石に外様である自分がやるべき事ではない。
    …しかし見たくもない物を見せられても、それをどうしかしなければならないのが今の自分…要するに“アーク”としての使命であることは理解していた。
    …だからなおさらであろう。…どこか腑に落ちない部分があるのは理解していた。

    レオ「道草食ったな…いこうぜオーナーさんよ」
    ヴェルグ「…ああ」

    ヴェルグは後味の悪い物を感じつつも路地裏を後にした。


    ~ドッグ~

    レオ「ここだなぁ…よし…開けるぞ」

    ドッグ近くの倉庫につくとレオがさび付いたシャッターを押し上げ、中を確認する。
    がたがたを音を立ててシャッターが上がり、錆が落ちる。
    中に足を踏み入れるとやたら埃っぽく、長いこと使われていないことはすぐに理解できた。

    ミイナ「うわぁ…大丈夫かなここ?」
    レオ「おっ…こいつか。…まぁ確かにこんなかじゃマシなほうだな」

    周りにある錆で崩れ落ちた船の中に比較的さびていない船が鎮座じており、それをレオがジャッキアップし始める。

    ヴェルグ「…大丈夫なのか?これは?」
    レオ「外装なんて飾りだよ。…フレームと内装、機関が無事なら大丈夫だろ」
    ヴェルグ「…そんなもんかね」
    ミイナ「まぁ。外装部品はモジュール化されてるから…えーとこのタイプの船は…こっちか」

    ミイナがレンチで確認用のパネルを開けて基礎フレームを確認している。

    ミイナ「フレームはやっぱり無事みたーい。うん錆びたりしてないね」カンカン

    ミイナはパネルの中から足だけ出して確認作業をしているようだ。
    …こういう時はあの小さい体も役に立つんだろう。

    レオ「と…まぁオーナーはあんただ。どうするかどうかはあんたに任せるぜ?…そう修理するとかの計画とかな。俺らはサポートだしな…。ってミイナー…聞いてんのかー?」
    ミイナ「此処の動力パイプがこうでー…あれ配置図どこいれたっけ」もぞもぞ

    レオ「…すっかりやる気になってやがる…ふぅ」

    レオはパイプ椅子に座り葉巻に火をつけくゆらせ始めた。
    …酷いやる気の差である。

2016年
08月21日
21:37

    704: 忘却の亡霊

    ヴェルグ「フレームが逝ってないならいいか…外装はあのザマだしな」

    錆にまみれた外装をチラ見し、溜息を吐く。何だか段々と面倒な方に進んでいってる気がする
    あの外装も融かして不純物を取り除けば充分使えるかもしれないが…そこは気にしても仕方ない
    錬金術も以下同文…というよりは使わない方がいいだろう

    ヴェルグ「取り敢えずマトモに動くようにしてくれればいい。武装は最低限で、いくつか調査用の機材…あー、エコーソナーとX線検査機とかだな。それが欲しい」

2016年
08月22日
09:57

    705: zyabara

    レオ「ああ、はいはい検査器具ね。…ほいっ」

    レオはぶっきらぼうにポケットからスマホみたいな端末を取り出すと、ヴェルグに投げて寄越した。

    ヴェルグ「…とと。…機材を投げるな…全く。…で?これは?」

    レオ「スマホ」

    ヴェルグ「は?」

    レオ「いや、正確には多機能統合端末機だ。…まあそれ一個で何でも出来るもんだと思ってくれれば良いさ」

    ヴェルグ「…そうか」

    何故こんなものがあるなら最初から寄越さないやら…少々呆れつつもヴェルグは端末をフリックしてみる。

    ヴェルグ「…なぁ」

    レオ「…ふぁ〜あ」プカァ〜

    ヴェルグ「…おい」

    レオ「…ととっ。…なんだ?」

    ヴェルグ「…レーザーメジャーと設計用アプリしか入ってないぞ」
    レオ「…あ…ああ〜。…そういやこの前ウイルス踏んだから初期化したんだった…」
    ヴェルグ「…あのな」
    レオ「いや…ちょうど良いんじゃねーの?」
    ヴェルグ「…何が」
    レオ「うん。まぁそれに必要なアプリをインストールすれば、作業も捗るってもんスよ。うん。…じゃあよろしく」
    ヴェルグ「って俺がやんのかよ!?」
    レオ「そりゃあまぁあんたがオーナーだし?」プカァ

    ヴェルグ「…」しかめっ面

    レオ「…よし。あんたが必要なアプリをインストールしている間に俺はコーヒーやらを買ってくる。…じゃあよろしく」スック
    ヴェルグ(こいつ…)真顔

    レオ「おい、人員三名。買い出し班だ。ついて来い」ビッ
    ブロペニュ「えぇ〜…」
    ニュルン「必要性あるの…?その買い出し班って…(困惑)」
    カスターダ「…はぁ」
    レオ「うるせーッ!うだうだ文句言わずについてきやがれ!それでも貴様ら軍人か!?(適当)」
    ブロペニュ「(軍人では)無いです」


    ヴェルグ「…」呆れ顔
    ミイナ「あのあの」
    ヴェルグ「…はぁ」
    ミイナ「あの!オーナーさん!」
    ヴェルグ「うわっと…とと…ッ!…なんだどうした?」

    呆れてため息をついたいたら真後ろにいたミイナに呼ばれて端末を落としそうになる。

    ミイナ「外装のモジュール見てみたんですけど、内部まで腐食してる訳じゃ無いみたいですから、表面を研磨してある程度加工すれば外装は使用に耐えると思いますけど…。…あ。でも気密性も確保しなきゃいけないので外装モジュールごと加工するのを提案しますっ!」

    ヴェルグ「う…うん…そうだな(こっちはこっちでいつの間にか進んでいたー…)」

    …と、ミイナが指を指す方向を見ると既に外装モジュールの三割位が外されてクレーンで吊り下げられている。

    ヴェルグ「…って早!?」

    …ついでに不調気味のエンジンも弄くっていたらしく、エンジンから大量の配線とパイプが伸びて機材に繋がれていた。
    …というか多分機関の調整をする為についでに外装モジュールを外したものだと思われる。

    ミイナ「じゃあ私は機関の様子を見ますから、レオに…ってあれ?レオは…」
    ヴェルグ「…逃げたんじゃ…ないかな…?(投げやり)」
    ミイナ「えっ…ええ…!?…そんなはずは…」

    ミイナは腕時計みたいな端末をいじるとレオに連絡を取り始めた。

    ミイナ「ちょっと!レオ!今どこいんの!?店長に言いつけるよ!?」
    レオ『うわっと!?騒ぐな騒ぐな!ちゃんと仕事してるっての…今必要有りそうな素材を発注してたんだからな。…全くなぁ?』
    ニュルン『この素材…全部ρ系の金属じゃない…どこからもちこんだのよ…』
    レオ『しっ!黙ってろって!…船乗りのおっさん共は新規素材使いたがらないからチャンスなんだよこれは…!』
    ナナヤ『何で私がトラックの運転しなきゃいけないわけ?』
    レオ『あーもうぐだぐだうるせーな!俺は加工屋に連絡するからな!じゃ!』

    ブチッ

    ミイナ「あ、ちょ…切れちゃった…」

    …何だかんだで仕事はしている様である。…ただし下心まるだしだが。

2016年
08月23日
00:09

    706: 忘却の亡霊

    ヴェルグ「………」

    泥沼を
    避けたその先
    また泥沼
    ヴェルグ、心の一句

    ヴェルグ「なんだかなぁ…」
    ミイナ「どうしました?オーナー」
    ヴェルグ「…なんでもない…とりあえず外装は磨くか…グラインダーあるか?」
    ミイナ「あ、はい。コレです」
    ヴェルグ「マスクは…してたな。じゃあ俺外した外装磨いてるから機関をうまく宥めておいてくれ」
    ミイナ「分かりましたー!」

    み゛ぃぃぃぃぃぃぃぃぃん…

    疲れた表情で外装を磨き、慎重に少しずつ形を整えていく
    …船を買いに来たのに何がおかしくて船のレストアなんてしているのだろうか
    悲しいくらいにクソみたいな現実を味わっている気分である

2016年
08月23日
18:12

    707: zyabara

    み゛ぃぃぃぃぃぃぃん …

    全てを悟った様な表情で研磨を続けるヴェルグ。
    心なしか部屋の温度が上がって来た、気がする。

    ミイナ「ふわぁ…あっつぃですねぇ…。あっ一応それ複合材だから気をつけてくださいね…」

    やけに汗だくなミイナが水筒で一息つきつつ後ろから一言。

    ヴェルグ「…ふむ。…そうみたいだな」

    表面を削っていて気がついたのだがどうやら、表面の錆びている面はメッキされたものらしい。
    多分その下はセラミックの様な非金属類だろう。白い光沢のない面が研磨した面の下から露出している。
    …だとすると、ミイナが言っていた「内部まで腐食していない」と言うのは基礎構造は金属でそれに複合材を組み合わせた外装モジュールなのだと判別できる。

    ヴェルグ「…これならそこまで改装はいらんか…」

    ヴェルグがぶつぶつ呟いていると何か視線を感じる。

    ヴェルグ「…なんだ」
    ミイナ「…いや…オーナーさんすごいですね。…汗一つかいてないから。…35度くらいあるのに」

    ヴェルグ「さんじゅぅご…?…」

    ヴェルグは端末を出して見てみると確かにその位あるようだ。
    これは普通の人間なら汗だくになっても仕方がない。

    ヴェルグ「…そうだな休憩してていいぞ」
    ミイナ「オーナーさんは良いんですか?」
    ヴェルグ「俺は疲れしらずなんでな。気にしなくて良い」
    ミイナ「…そうですか。ではありがたく。でもまぁ無理なさらないでくださいね。疲れていないと思ってても倒れたりするときありますし」
    ヴェルグ「ああ、気をつけるよ」

    そう言ってミイナは後ろの木箱に座って、汗を拭き始めた。

    ミイナ「うわ〜…手袋の中ヤバいよ…シャワー入りたい…」
    ヴェルグ「…そういえば、機関のほうはどうなんだ?…いけそうなのか?」
    ミイナ「う〜ん。見た感じ炉の方は問題ないんですけど、空間展開素子の方にガタが来てるみたいだから交換したいんですけど…」
    ヴェルグ「けど…?」
    ミイナ「…安全装置が無い、今外したらこの辺一帯消し飛びますから、レオ待ちですかね…」

    足をぶらぶらさせながらミイナがあっけらかんと答えたが。

    ヴェルグ(この辺一帯消し飛ぶ!?…そういえば重力炉だっけか…)

    多分ブラックホールか超質量物質を炉に使っているんだろう…。
    消し飛ぶと言うのも納得だ。

    ヴェルグ「…」チラ

    あの後方に佇んでいる球形の機関が暴走したら明らかにヤバいのは分かる。…て言うかあんな露出させていていいのだろうか…。

    ミイナ「あっつい〜…」パタパタ


    ヴェルグ(…とにかく、機関は専門の技師に任せておくか…。休憩してるが…)

    み゛ぃぃぃぃぃぃぃん…


    しばらく研磨する音と、ミイナが足をぶらぶらさせる音が響く。

    ミイナ「ぶらぶら…ブラックホール〜♪ぶらじゃ…?…違うかふんふんふーん」
    ヴェルグ(今はそのワードはやめるんだ!!)

    ヴェルグが心の中で突っ込みを入れていると、外からタイヤの止まる音が聞こえ、複数の足音が聞こえて来た。

    レオ「よぉし!下ろせ…下ろせ!おい気を付けろよ!」
    ブロペニュ「重い…」
    ニュルン「ちょっと足踏まないでよ!」
    カスターダ「あんたらも手伝いなさいよ」
    「わたしたちもやしなんで無理です〜」
    「すっげー腕力。はっきりわかんだね」
    レオ「お前ら一応技研科だろ。…筋トレくらいしとけよ」
    「やだ筋肉ついちゃう」
    「(時間が)無いです」

    ヴェルグ(…何か増えてるぅ〜…)


    外から聞こえる声を察するに、二、三人は増えてそうである。

    レオ「うぃっす」ガラガラ
    「ヤバ…ホコリとか錆びとかヤバ…外周居住区マジヤバ…」
    「アングラですよ!奥さん!レポートに纏めよ」

    レポート云々言ってるとこからして学生だろうか…。

    レオ「お、進んでますなぁ…うんうん、これなら蒸着できそうだな」コクコク
    ヴェルグ「…お前が居ない間にな」
    ミイナ「本当にどこ行ってたのよ!…もー」
    レオ「悪い悪い。鋼材とか取ってきててな…ほらよアイス」ポイ
    ミイナ「わ、やりぃ♪」


    女学生「サビサビですな…」
    学生「どうする兄者?直す?直す?」
    女学生「どげんとせんといかん…」
    学生「表面インゴット法しよう、そうしよう」
    女学生「改装やでぇ!大改装やでぇ!!」
    学生「レポート!レポート!」

    お前ら実験じゃねーんだぞ…

    レオ「ま、外装モジュールはなおさねーとな。…焼結材!」
    ブロペニュ「んしょんしょ…っと」どしっ

    ブロペニュが袋に入った粉らしき物体を運んでくる。

    女学生「おーまってよレオくん。先に表面にナノインゴットしようよ」
    レオ「あー…でもアレAIなきゃあんまり意味ねーだろ」
    学生「AIならありますぞー!」パンパカパーン
    レオ「…それお前が組んだのか?」
    学生「うん、一応クラスメガロ級」
    レオ「あっそう」
    学生「信じてないな!?失礼しちゃうわ!プンプン!」
    女学生「ちょっと失礼しますね〜オーナーさん」


    こちらに来た女学生が研磨の済んだモジュールにフィルムみたいなものをシールし始めた。

    ヴェルグ「…そりゃなんだ?」
    女学生「これはインゴット用のナノフィルムですわ。おほほ」ベタベタ
    学生「これによりAIによる艦体の超精密精査が可能になり、自動修復からダメージコントロール。高機能化に迷彩、トイレのお掃除からお湯沸かしに隣の奥さんのNTRまで可能となるのです…」
    女学生「後半絶対嘘だゾ」
    ヴェルグ「…そうか(真顔)」
    レオ「おらーっどきやがれ!焼結すッゾ!!」

    レオがフィルムを張られたモジュールにさらに粉末状の金属を塗ったくり、圧縮して馬鹿でかいプラズマ焼結器で焼き付けし始める。

    ゴドバァアアアッ

    周囲の空気がプラズマ化して摂氏6000℃超位のプラズマが表面を焼く。

    学生「アツゥウィ!!?」
    ミイナ「ぎゃーっ!?」脱兎


    …部屋がものすごい温度になっているが、モジュール加工はそろそろ終わるだろう…。

2016年
08月25日
12:11

    708: 忘却の亡霊

    ヴェルグ(熱さを感じるって、羨ましいな…)

    平然としながらも一応焼き付けから離れて、燃えた白衣を取り換える
    作業衣は擬態の一部なためびくともせず、熱も感じない身体なため淡々としたものだ
    そう思うと、熱さを感じるという事も贅沢な悩みなんだという風に思える。太陽は自分で熱を感じたりはしない

    ヴェルグ「しかしやっぱりこっちは使われてる技術が違うな…モジュールにAIか…」

2016年
08月25日
18:25

    709: MI4989 削除

    カスターダ「なんか静かになった気がする」ごろごろ
    ニュルン「普通はすっごく熱くなったら退避したくなると思うわよ」
    ブロペニュ(快適な室温♪)ぬくぬく

2016年
08月26日
03:19

    710: zyabara

    ブロペニュ「普通の人間にはキツいんだねぇ…(´ω`)」ゴロゴロ
    学生「室温50℃だってwwうけるww」
    女学生「サウナかな?」
    ブロペニュ「(´・ω・`)!?」

    なんで普通に会話してるんだコイツら…

    ヴェルグ「…お前ら平気なのか?」
    学生「僕ら都市区の人間ですしおすし」
    女学生「体内ナノマシンが大概の環境に順応してくれるのですわ。おほほ」
    学生「でももやしだよね」
    女学生「軍事用ナノマシンはもっと凄いらしいわよ。こないだ軍人さんが片手でコンテナお手玉してた」
    学生「ユァマッシヴ!」

    ミイナ「…えりーと」|ω・`)

    ドアを開けてこちらから様子を窺うミイナ。
    嗚呼、格差社会。


    ナナヤ「ちょっとどいてねミイナちゃん。…よいしょ」ドスン

    ナナヤが外から何か鉄塊を運び込んでくる。

    ミイナ「わっ…わぁあ…これ…アクツ(阿窟)社の超質量素粒子転換エネルギー炉…キ1057(鬼呪護梛)ですよね!!すごーい!」
    学生「パパに飼料用として買って貰ったんだよ。悪いけどこのエネルギー炉は3人用なんだ」スネ夫
    女学生「3人用エネルギー炉ってなんだよ(哲学)」
    ヴェルグ「凄いのか?それ?」
    ミイナ「凄いなんてものじゃありませんよ!これはですね!」

    なんかミイナが噛みついてきた。
    …どうやらスイッチを押したらしい。

    ミイナ「まず重力エンジンとして高性能なのは勿論、並列配置された超質量の炉が(中略)」


    なんかエンジンや会社のうんちくまで入れているので中略する。

    要するにまとめると、超質量のエンジン炉が2つあり、それぞれ素粒子化…つまりブラックホールを素粒子分解して丸ごとエネルギー転換してしまうらしい。この為、空間が引き込まれる作用をエネルギーとして取り出す重力引き込み炉とは変換効率が段違いだとか。
    また炉の一つを素粒子素材分解用のものとする事で、素粒子転換装置で(要するに素粒子3Dプリンター)船の自動修復や武装、食料など様々な物を生成できたりする様だ。
    しかもブラックホールの質量からして普通に使っている分には炉の交換は考えなくていいとか…。


    ヴェルグ「い…至れり尽くせりだな。…お高いのでは?(遠慮)」
    学生「それ程でもないかな?86000000エスト(1エスト=10ギル)くらいだったかな?」
    ヴェルグ「ファッ!?…良いのか?貰って…」
    学生「いいっスよ。三個あるし」
    ミイナ「さ、さささ三個!?」
    女学生「このボンボンがぁ!!」
    ヴェルグ「お、おう(ドン引き)」

    と、焼結作業をしていたレオが振り返る。

    レオ「お!アクツキ1057持って来たか!」
    ナナヤ「重かった(´・ω・`)」
    レオ「吹き荒れる重力の嵐(ブラックトルネード)…亞窟の先鋭なる技術がおりなす超新星爆発(ビッグバンインパクト)に君は耐えられるか!?」
    ナナヤ「…何いきなり」
    学生「アクツの宣伝文句…あそこの宣伝文句厨二で有名だから」
    女学生「社長が厨二病だからね。しかもヴィジアル系。…まぁ性能は悪くないし、一つ一つハンドメイドで品質も良いのと相まって全宇宙に熱狂なマニアが…」
    学生「耐えられるか!?御せるのか!?」
    レオ「制御すんのはAIだけどな…ただアクツは性能尖ってるからなぁ…本来キシリーズも小型艇に積むもんじゃねーしな…」
    学生「ちゃんと調整したって」
    女学生「後で【小型艇にアクツ社製エンジンを積んだ場合の調整とその成果】ってレポートに纏めたいのでAIが収集したデータ送信して下さい」どけざ
    学生「オナシャス!」どけざ
    ヴェルグ「…そういう魂胆だったのか…。まぁその位の対価なら構わないぞ…正直安いくらいだ」
    女学生「やったぜ」
    学生「ありがとナス!」

    ミイナ「じゃあ早速調整しないと!」

    ミイナがキ1057にかけより弄くり始める。
    ついでに学生達がAIの調整と接続を始めたのでヴェルグ達は焼き付けの終わった外装モジュールの取り付け作業を手伝う事にする。

    クレーンで上げたモジュールを基礎フレームに取り付け、接続用アタッチメントで接続し、気密性を確保する為の変異性硬化ゲルをモジュール間に充填。
    …後はこの繰り返しである。

    プシュッ プシュッ
    ヴィィイイン

    しばらく、単調なアタッチメントの取り付け音と充填音が続く。

    ヴェルグ(…そういえばミイナはこの暑さ大丈夫なのか?)

    ふと、見てみるとものすごい汗だくだが目を輝かせて作業に集中しているようだ。
    …さっきヴェルグに言っていた事忘れてるんじゃなかろーか…。

 

    〜Vb867a…中央都市区〜

    …チュン チュン ピヨピヨ

    サム「良い天気だな」タシュ「そうだね」
    ライナ「…(´・ω・`)」

    サムとタシュは芝生の丘にねっころがりながら、空をみる。
    …ただし空にはビルを逆さまにした様な風景と太陽光を放射する蛍光灯みたいな人工太陽炉が辺りを照らし、巨大なビル群が船の様にほかのビルに接続したり離れたり通り抜けたりしている。

    サム「…サム&ライナで…サムライ!…なんつって」
    タシュ「…(´・ω・`)」
    ライナ「…(´・ω・`)」
    サム「…そんな顔すんなよ。うっ…デジャヴが…」
    タシュ「それよりこれからどうするか考えないと(´・ω・`)」
    サム「…そうだな」


    クリス達に拉致…もとい保護されたサム達は「しばらく保護する」とクリスから言われ、ナノマシンをぶち込まれ「好きに使って良い」とキャッシュカードを渡され放り出された訳である。
    …放り出されたと言うと若干語弊があるが。
    …なにやらクリス達は慌ただしくしていたし、サム達の面倒まで見れないだけなのかもしれない。

    サム「…ブレイゾンは大丈夫かね…」
    タシュ「大丈夫だと思うよ。いつもの事だし」ゴロリ
    ライナ「クゥン(´・ω・`)」
    サム「…なんだ心配してるのかライナ。大丈夫だあそこにはジョン達だっている。それに他の兵士だってな」
    ライナ「キュー…」
    サム「…俺も手伝いたかったけどな」
    タシュ「(´-ω・`)…」

    サムは手を落とし、寝転がるとまた空を眺めた。

    サム「…俺もこうしてばっかじゃな…」


    サムはどこか見つめた様に呟くのを見ていたタシュが口をあけた。

    タシュ「…草刈りいきたいんだよね(´-ω-`)」
    サム「…なんだそりゃ…しかし出方がわからん」
    タシュ「…お腹もすいたし」
    サム「…そう言えば俺も…」グゥ〜

    サム「…」

    サムはポケットからクリスから渡されたキャッシュカードを取り出し、しかめっ面で睨む。

    タシュ「…それ人のお金」
    サム「わかってるよ!…だから悩んでるだろ…とりあえずキャッシュ見てくる」
    タシュ「いってらっしゃい(´-ω-`)」
    ライナ「わふわふっ」ベロベロ
    タシュ「やめてっ(´〉ω〈`)」


    サム「…なん…だと…?」


    しばらくして何故か顔面蒼白の表情でサムが戻ってきて、タシュの隣にちょこんと体育座りをする。

    タシュ「…どうしたの」
    サム「1000千万入ってた…」
    タシュ「へぇ…でもここで過ごせって事かな…」
    サム「いや…メッセージみたら1日分だって」
    タシュ「え…」
    サム「…」スッ

    サムは震える手でキャッシュカードを眺める。

    タシュ「…人のお金…だよ…」
    サム「わかっている!!わかっているんだ!」プルプル
    ライナ「ワフッ!?」ビクッ
    タシュ「…ご…ご飯くらいなら…いいよね」
    サム「…そ…そうだな…」チラッ
    タシュ「…」チラッ


    サムとタシュの視線の先には高級レストランがそびえ立っていた…。

2016年
08月26日
07:40

    711: MI4989 削除

    タシュ「ミ´・ω・`ミ ぼくはやめとこう……、一人でどうぞ」ごろっ
    サム「何故だ」
    タシュ「ミ´-ω-`ミ なんか耳鳴りが酷いし気持ち悪い……」ぐてーっ
    サム「ああ、病気持ちだったら行かない方がいいもんな……」
    ライナ「キュー……」

    ここへきてさも具合が悪そうに寝転がり始めたタシュ。
    まさかこんな所で伝染病がある訳もなく彼が何かされたと言えばナノマシンを注射されたくらいである。サムは何だろうと思いながらある事を思い出す。

    サム(そういや魔境の奴らって何故だかリペア装備で簡単に治すことができないんだよな……ハッ!)

    リペアキットやリペア系装備はナノマシンを使っている他、多くのバフ効果を行う装置もナノマシンが使われている。しかしシュヴェシィナですらそのような装置や装備の恩恵を受けることができない。だとするとバリスタンも同じだ。
    この場合は良かれと思われて投与されたナノマシンに対して免疫機構が働いているのだろう。
    言うならばこれは……重いアレルギーである。

    タシュ「ミ´-ω-`ミ ……」ぐったり
    ライナ「ハッハッ」ペロペロ
    タシュ「ミ´-ω-`ミ zzz....」システム、高速治癒モード
    サム(……ほっとけば治るか)

    そのまま寝始めたのを見たサムはタシュを背負い、ライナを連れて高級レストランへ足を運ぶのであった。

2016年
08月28日
06:51

    712: 忘却の亡霊

    >>710
    ヴェルグ(…熱中症で倒れられても厄介だ。一応休ませるか…?)

    悩みながらゲルを充填し、ミイナの方を振り向く
    特に問題無さそうに作業を続けてるようだが…

    ヴェルグ(ま、倒れたら考えるか)

2016年
09月02日
16:22

    713: レヴィドラン

    ~レルムオブケイオス~

    レヴィアーナ「何だったのよ今の咆哮は・・・・!」

    レヴィアーナは先程の咆哮を気にしていたのだ、己の領域であのハーレム野郎(レヴィ)をどうすれば爆発できるかありとあらゆる対策を練っているときに頭に大きく響くような咆哮だったのだ。気にしない方が可笑しい程である。

    レヴィアーナ「って言うかここは極端に言えば私達アークの領域、そこに響くなんて可笑しいわよ・・・!まったく・・・!あのハーレム野郎の対策を・・・うん?」

    ふとそこで疑問に思った。【深遠なる蒼き闇】はあの巨大な姿になった蒼のアーク・・・いわばレヴィ達が倒したのだ。仮にも自分や他のアーク達に非常に似た存在にまで進化したレヴィ、もしかしてと考え水晶を生成しハーレム野郎つまりレヴィの居る場所を映し出して驚愕した否茫然とした・・・と言うべきだろうか

    レヴィアーナ「何よ・・・これ・・・?」

 

    水晶の光景(610)には蒼い怪物がおり口から放出する蒼い炎が市街地を覆って行くのがハッキリと見えた、あの大きさで怒涛の速さだった。しかし逃げおくれた人に後数メートルで接触しようとした時そこを避けるように10mの円状のスペースが出来たのだ。だが恐らくあの蒼い怪物に敵対した者達は瞬く間に焼かれていく、さらに火炎放射は蒼い一筋の光になる始末だ。だがその波動でレヴィアーナは理解した、明らかに関係ない市民には決して攻撃が行くことが無く蒼い粒子から推測して・・・蒼のアークの可能性が大きかった。それもネプテューヌ達抜きでだったのだ。


    レヴィアーナ「あのハーレム野郎の進化は・・・まだ続くって言うの・・・!」


    ~惑星ザィーガ~

    ヴェルグ「ッ!?」

    突如頭に響く行動に一瞬驚くヴェルグ・・・しかし周りには聞こえていない様子だった。何故突然あのような咆哮が聞こえたのか原因は不明ではあるが・・・しかし一点だけ分かる事はあった。

    ヴェルグo0アーク・・・か?だが・・・

    だとしても咆哮をするアークなどいるのだろうか・・・?そう軽く疑問に思った、しかし不意と深淵との戦いで未知のアークたる存在が出現したのだ。

    ヴェルグo0まさか・・・な

    気のせいだ・・・と思っているのだろうしかし、現実はそこまで甘くないのであった・・・

    ~揚陸艦ランポルド艦橋~

    「ふぅー・・・一休みっとテレビテレビ~」

    ある女性の少尉が報告書を完成させてまとめた後時間が少しあるのでテレビを見てガチンと固まってしまった。そして少しした後、自分が潜伏先も在りえなくはないだろうブレイゾンに送った小型偵察機の鑑定結果を見て驚愕してしまい思わず叫んでしまった。

    ―が、該当するアークのデータが無い!?まさかま、全く未知のアークゥゥウウウウウウウウウウ!?―


    ブレイゾンのソウカイヤ奇襲は終息した。しかし、完全に未知の存在蒼のアークの存在の発覚、それは戦いの渦をどのように巻いていく要因になるのだろうか・・・平穏の水にゆっくりと濁り水が溜まり始めた・・・

2016年
09月02日
20:59

    714: MI4989 削除

    ニュルン「なんか一瞬だけ場所の表記がおかしくなったような気がする」
    ブロペニュ「直そ?」
    ニュルン「やだ、めんどくさい、だるい、ねむい、そもそも直ったなら直す必要ないでしょ」ごろっ
    カスターダ「なんか完全にナマケモノモードね……」
    ブロペニュ「だってやる事が無いもん、ヴェルグはなんだか作業中だし……」

    カスターダ「アイスクリームでも食べる?」ボウルとスプーンと材料を取り出す
    ニュルン「いいわね」
    ブロペニュ「どこでもアイスクリームを作れるのって微妙に便利だよね」
    カスターダ「今だとこういうときくらいしか使い道がないよ」調理中……

2016年
09月02日
22:25

    715: エアロ

    -ブレイゾン近縁・FPSF軌道基地-

    FPSF基地では艦隊がもしものときのために出撃準備を整えていたが、
    地上からの、ヤクザ全滅の報告にまずは一息ついていた。
    だが、その一息もつけていない男が一人いる・・・

    -戦艦シルグノーム艦橋・ヤナーチェク公室-
    そう、FPSF情報部司令・ヤナーチェク中将である。
    ソウカイヤの規模としては別段珍しくもない。
    ニンジャが頭目である以上、ニンジャソウルを持つものを狙うのは必然。
    そういう意味で今回の襲撃は合点の行くものである。

    問題はそこではない。

    レヴィドラン・・・アークの力すら覚醒させた優しきもの。
    今、彼は怒りにより荒ぶるソウルを目覚めさせ、
    圧倒的な力でソウカイヤを蹂躙したのだ。

    ヤナーチェク「・・・これは非常にマズイ・・・」

    ヤナーチェクが懸念すること、それは彼が批判のやり玉に上げられないかという点だ。
    だがヒーローとしての彼の活躍を知る以上、誰も彼を批判などしないだろう。
    しかも、あの荒ぶる攻撃を行ってもなお、市民やヒーロー達に犠牲は出ていない。
    これは彼が怒りに身を置いたが、その根底の意志の強さによって、
    荒ぶるソウルすらその意志で制御したのだ、ということだ。

    だが、それは同時に狙われることを意味するのだ。

    -その力を欲する混沌軍に-
    -アークを全て滅ぼそうとするADF対アーク部隊に-
    -あわよくばこれを利用しようとするカルマ伯爵率いるGIAに-
    (GIA:General Intelligence Agency:ADF中央情報局)
    -勢力拡大を狙う聖法院に-

    ヤナーチェク「彼がまっすぐに生きるには・・・力をつけすぎたと見るほかない。
    過ぎたる力は己を、家族を、組織を、社会を、そして・・・

    世 界 を 壊 す 。

    だが、どうすればいいのだ・・・私のような一介の情報専門家のみならず、
    このFPSF全軍を持ってしても、彼を止めることなど、できない・・・
    やはり提督や皆と相談するほかあるまい・・・」パタン

    パソコンを閉じると、彼はシャトルに乗り、ブレイゾンの基地へと戻るのであった・・・

2016年
09月02日
23:38

    716: 忘却の亡霊

    >>713
    ヴェルグ(…いや…しかし…)

    もしも本当にアークが目覚めたとしたら?
    他の者に聞こえないその虫の声に、嫌な予感が離れない。えしてこういう嫌な予感は当たるものだ
    ヴェルグはミイナの襟首を掴んで作業場から離れ、情報端末を開きニュースのトピックを開く

    ヴェルグ「…やはりか…」

    ブレイゾンでのソウカイヤによる襲撃からの未知のアークの覚醒
    アークがらみの特大級の爆弾を知ったヴェルグは苦虫を噛み潰したような顔で端末を見ていた
    未知のアークがどのようなアークで、どのような目的を持っているか分からない以上最早一刻の猶予も無い
    最悪、アークとしてブレイゾンに跳び、大立ち回りを演じなければならない恐れもある
    …アークの集いの場にも行かなければならない事案だろう

    ヴェルグ「…世界に破壊と混沌をもたらすようであったら…黙っておけない…」

    情報端末を握るヴェルグに緊張が走り、瞳が赤々と燃え盛る
    直接跳ぶ羽目にはなってくれるなと、今は願うしか無かった…

2016年
09月03日
23:47

    717: 熱湯カルピス

    -時刻不明 AFE秘匿通信"創成議会"-

    レオニダス:揃ったようだな、では有権者会議…
    ん、面倒だし暗号化すべきだな…"創成議会"を始める。

    中心核であるレオニダスは通信に名を付け会議を始める。

    レオニダス:さて最初の議題だがほぼこれが今回の題材でもある。
    例のソウカイヤ襲撃事件だ。さてこいつが困ったもので、どう処理すべきか。
    ヴェイガン:どこかの馬鹿が勝手にCオラクルに連絡して逃がしてしまったからな。
    オッツダルヴァ:連絡したのは私だ。技術的には助かっただろ?
    レオニダス:確かにな、現在ADFの下請けのトーラスが技術提供の交渉を準備中だ。
    変に武力をチラつかせては交渉もクソもない筈だ。
    ヴェイガン:…
    螺旋:ですが、彼らからどんな技術を得られると?
    オッツダルヴァ:そういえば具体的に話した覚えがないな、話そう。

    ーフォトンギア、フォトン技術を応用した彼らにとっては
    ある意味最強の武装であり、歩兵隊にとって最も脅威となる武装だ。

    現在確認されているのは"エクス"タイプのみ。
    だが実際には"ナイト"タイプ、"ルキウス"タイプも存在している。

    この技術は高圧縮フォトンを透刃マイの技術を使って
    全身に防御装甲として装着させる、使用者のスペックが格段に引きあがる。

    GAの主力AF『グレートウォール』破壊ミッションに置いても
    このフォトンギアが使用されている、まぁ依頼を受けた奴の独断だったがな。

    コイツの素晴らしい所は『人間サイズでOF級の運動性を獲得できる』事にある。
    小型化が進む兵器経済に置いては人間に装甲を取り付ける以上の
    小型化はできないがその発想は無かっただろう。
    運動性は使用者に依存するが基本的には装着前より明らかに飛躍的な向上が確認されている。
    ギア使用者は向こうでは『仮面ライダー』とも呼ばれ、かなり極秘の存在らしい。

    我々がその技術が欲しいのは今小型化の事について行ったがそれこそが一番の理由だ。

    まぁ、こんな所だろうー

    全員:なるほど

    【INFO】ようやく身動きできるので早速。強化兵は中々理論的っすよね。コスト度外視の場合

2016年
09月05日
16:18

    718: MI4989 削除

    >>716

    ブロペニュ「ヴェルグ、いきなり女の子連れて作業場を飛び出してどうしたの?」
    ヴェルグ「もう調整が(多分)済んだだろうし……な」
    ブロペニュ「サウナみたいな室温はやばいからかな?」
    ヴェルグ「そうだ」
    ブロペニュ「そうだよね。あ、さっき機関載せて武装も載せて整備が完了しそうな所だったよ」

    作業場からミイナを連れ出した頃にはもう機関の整備を済ませていたらしく、ヴェルグがニュースサイトを閲覧している間に船の整備が終わっていたらしい。

    ブロペニュ「あとは船を港に送るだけだって」

2016年
09月08日
12:21

    719: 忘却の亡霊

    ヴェルグ「…では、仕事に行くか…仕事にな」

    しかしその前に支払いがある(
    ヴェルグは1度店舗に戻って代金と改造費を支払い、船を港に移動させてから乗り込む
    ブロペニュ達が乗り込むのを確認してから出港しコズミックアークへと転移した

    ヴェルグ「俺は冥府を経由して仕事に行くが、お前らはどうする?」

2016年
09月08日
12:48

    720: MI4989 削除

    ブロペニュ「私はなんとなくついて行ってみる」
    ニュルン「なんとなくついて行っちゃうのね」
    ブロペニュ「ニュルンちゃんとカスターダちゃんはどうするの」
    ニュルン「私はこの船を離れてサンマ漁にでかけようかなって思ってる」
    カスターダ「わたしもそうしようかしら」

    ヴェルグ「っておまえまだついて来るのか……」
    ブロペニュ「♪」すりすり
    ニュルン「いつものブロペニュに戻ってるわね。それじゃ、お仕事頑張ってね」
    カスターダ「ばいばい」
    ヴェルグ「おい、こいつも連れていけ――遅かったか……」

    ニュルンとカスターダは船の外へすっと出て謎のテレポートでどこかへ去って行ったのであった。

2016年
09月08日
14:13

    721: 忘却の亡霊

    ヴェルグ「…マジかよ…」

    どうしようといった顔でブロペニュを見るヴェルグ
    冥府は言ってみれば死者の国であるため当然生きているブロペニュは連れて行けない
    下手すればこのまま境界まで付いて来そうであり、ソレはちょっと面倒な事になる
    とりあえず境界へは地球経由で行けばいいがそもそも連れていっていいものか…
    変死記事があるのを見るに境界へは恐らく魂のみで突入する事になりその間肉体は仮死状態になるはず
    うっかり魂を境界に取り込まれたらアウトになってしまうので普通の生物を連れていく訳にも行かず、不滅の魂が永遠にあの世をさ迷う事になったら笑えない

    ヴェルグ「魂だけであっちこっちフラフラする事になるからちょっと厳しいんじゃないか?」

2016年
09月08日
14:57

    722: MI4989 削除

    ブロペニュ「ソウル体なら良いんだよね? んじゃソウル体になりまーす」シュッ
    ヴェルグ「おいまて」
    ブロペニュ「肉体を自宅に置いてきたよ、ソウル体になって戻って来たよ!」ぬっ
    ヴェルグ「違う、そうじゃない!」

    魂だけであっちこっちふらふらすると言ったばかりにブロペニュは見た目は全く変わらないがすこしぼやけてる気がする姿になった。
    これが彼女の言うソウル体だろう。でもいつもの水着姿のまま。

    ブロペニュ「シュヴェシィナになりたてのときはしょっちゅう燃えて爆死してたからソウル体でうろうろふらふらするのは慣れてるよ♪」すりすり
    ヴェルグ「なんか触られてるような気がする……っておいおいそんなに容易く魂だけになるなよ……」
    ブロペニュ「ヴェルグってアークだからなのかすっごく重い魂なんだね。すりぬけができないよ」ぐいぐい

    そういえばこいつ普通の生物じゃなかったなと思い始めるヴェルグでした。

2016年
09月08日
15:26

    723: 忘却の亡霊

    駄目だコイツ離れやしねぇ…!それを悟りヴェルグは軽く白目を剥く
    不滅の魂だし死ぬ事も無いだろーなとヴェルグも諦め、とりあえず船を地球へと転移させた


    ~地球 日本~

    船を地球に転移させ、ブロペニュの魂の頭を撫でてやり早速黒のページに関する情報を集め始める
    黒のページがあるのは掴んでいたが、どうやらそこからチャットページに繋がる事があるらしい
    そしてチャットページまで進んだ者は例外無く謎の変死を遂げるという
    気になったヴェルグはインターネットを読み進め、何処かに入り口が無いか探し続けた

2016年
09月08日
16:21

    724: MI4989 削除

    一方でブロペニュはと言うと……

    ブロペニュ「見覚えのある景色、見覚えのある雰囲気……でも……」
    ヴェルグ「?」調べもの中
    ブロペニュ「燃えてないね」
    ヴェルグ「当り前だ……」

    相変わらずこの調子。

    ブロペニュ「ここってなんでだか知らないけど地名はρ8800Eaと同じところが多いんだね」
    ヴェルグ「ってお前も情報収集してるのか」
    ブロペニュ「そうだよ。でも何を調べればいいんだっけ」適当にネットサーフィン

2016年
09月08日
22:52

    725: エアロ

    >>723

    ふと、ヴェルグは携帯が鳴っていることに気づく。
    Vb867aノキノシタ港から地球までの転移の間に、
    レオからもらったスマホをアーク専用の回線にリンクしておいたのだ。


    その内容は・・・ア ー ク た ち か ら の メ ッ セ ー ジ
    だった。

    ・ベルゼナ@携帯お着替えしたの~?
    ・ヴァナディース@アドレス登録よろしくです
    ・ドストレックス@勝 負 し な い か
    ・ティーンチ@黒のページについてはここをクリック(リンク)

    そして一番下には・・・

    ・【重要】回覧メール ブレイゾンの未知のアーク的存在について @スティグマ

    ヴェルグ「スティグマのメールか・・・開いてみよう(確信」

    スティグマのメールを確認するヴェルグ・・・


    スティグマ:よう、ソルブレイズことヴェルグ・ラスタ
    このメールを開けてる頃にはあんさんはもうブリスガンドをでたころかの?
    さて、ソウカイヤの襲撃に際して2つの怪物が確認された

    うち、アークと騒がれとる青い方やけども・・・・

    結論から言わせてもらうで

    あれは レ ヴ ィ ド ラ ン や !

    緑の女神・ベールはんがソウカイヤに拉致され、しかもタケウチウィルスを投与されたさかい、
    レヴィブチ切れてしもうて、彼の中に眠っとった、Gソウル・・・すなわちゴジラのソウルを起こしてしもたんや
    そしてさきごろ深遠GTをブチ飛ばしたアークとしての力を、荒ぶるソウルを介して発言させた姿だったんや!

    せやけども、彼自信の意志の力は強い、ソウカイヤはニンジャ共も含めブチ転がされたけれども、
    市民・ヒーロー・傭兵に被害は出てへん。少なくとも彼の攻撃ではな・・・
    証言によると、市民やヒーロー達には攻撃が当たらなかったそうや。

    つまり、彼は我々の敵ではないっちゅうこっちゃ。
    少なくとも、今はどのアークにも属してへん。
    彼自身、神になることをきっぱりと断ってるそうな、ティーンチから聞いたんやけどね。
    せやさかいヴェルグ、あんさんも会って話でもしたほうがええで。
    ダスドでやりおうて以来、会ってへんやろ?

    あと、赤い怪物やが、詳しいことはわからへん。
    次元侵食体とは聞いとるんやが、調査が必要や。
    なんぞ、「ファントム」言う連中と関わりあるらしいがな・・・

    あ、そうそうこの事について今度アーク達で集まるさかい、お返事よろしゅう
    ほならの。

    【封印】のアーク 浪速のおせっかいおっちゃんことスティグマより


    ヴェルグ「・・・なるほどな・・・レヴィか・・・」
    深遠GT迎撃戦を見届けているヴェルグである、レヴィの力の発現と言うのは合点の行く答だった。

    さて、ティーンチが黒のページについてリンクを張っているようだったが・・・

    ヴェルグ「・・・トラップ大好きティーンチのことだ、油断大敵だ・・・」ポチッ

    ティーンチのメールを削除したのだった・・・

2016年
09月10日
19:53

    726: 忘却の亡霊

    ヴェルグ「…メアド送って無いのにどうやってメール送ってきた貴様ら…」

    ティーンチからのメールを削除し、端末を弄って黒のページを表示させる
    しばらくするとチャットページが表示され、ブラウザを閉じれなくなったのでしばらくチャットして過ごしていると…

    (黒猫)さんが入室しました

    あるハンドルネームが挨拶をしたところで突然端末に電話がかかりヴェルグは電話に出る
    そして背後に何かが立っている事に気付いた時点でヴェルグは境界へと引き込まれ…

    ブロペニュ「それで、何を調べれば…あれ?」

    ブロペニュが顔を上げるとそこにヴェルグは居なかった

2016年
09月10日
23:13

    727: MI4989 削除

    ブロペニュ「また何も言わずにどっか行っちゃったよ……」ムスッ

    なんとも不機嫌そうな顔をする、まるでいつもの事のように。

    ブロペニュ「……どうせまだプライベートな情報なんて入れてないだろうし勝手に見ちゃえ♪」

    そしてヴェルグが持ってた端末を閲覧してみる。

    ブロペニュ「あれ、通話中? なんで通話中に突然手放したような感じなの? ま、いいや」

    適当に弄って通話を切る。そして例のチャットページに飛ぶ。しかし……

    ブロペニュ「(´・ω・`)何書いてあるのか解らないよ……」

    何書いてあるのか解らないブロペニュであった。

2016年
09月14日
10:24

    728: 忘却の亡霊

    ブロペニュが不思議がっていると端末に電話が入る
    その電話に出てみるとブロペニュの意識は引きずり込まれ…

    ~境界 オタク部屋~

    ヴェルグ「ここは…誰かの記憶を元に再現された空間か」

    境界に引きずり込まれたヴェルグ、気が付けば女の子のフィギュアやポスターが大量に飾られている部屋の主がオタクらしき部屋に居た
    ベッドや机もあり、机の上には電源の入ったパソコンも置かれている
    本棚にはアニメなどの他に心霊現象もの本やポスターもある。フィギュアやポスターは武装戦士MAKOというものらしい
    まずはこの部屋を調べるかと部屋を見渡すと突然目覚まし時計が鳴る
    その目覚まし時計を止めて机に向かい、調べていると机の中に携帯電話が入っていた

    ヴェルグ「こいつは…古い形式の通信端末みたいだな…」
    ブロペニュ「あ、居た」
    ヴェルグ「…やっぱりお前もくるのか」

    何となく来るだろうなと思っていたヴェルグはしょうがないなあと思いながら、ブロペニュに自分から離れるなと言い含める
    なにせここは境界、ひとたびはぐれたらそのまま迷子になりかねない

2016年
09月14日
14:01

    729: MI4989 削除

    ブロペニュ「良く解らないけど不思議な雰囲気のお部屋ね!」

    とりあえずブロペニュも部屋を調べるのであった。
    が、彼女には良く解らないものだらけ、なんでだか女の子のフィギュアやそれっぽいのが描かれた絵画(ポスター)のようなものがいっぱい飾られているくらいしか解らない。
    なお、本や漫画には目もくれない。読めないからである。

    ブロペニュ「……この雰囲気、もしかして」

    ブロペニュは何を思ったのかベッドの下を覗き込んだ。なんとなく何かがありそうだからなのかもしれない。

2016年
09月14日
16:52

    730: 忘却の亡霊

    ブロペニュがベッドの下を覗き込むと本が入った箱が無造作に置かれていた
    何かと思って本を開くとどうやらオカルト雑誌のバックナンバーのようでブロペニュには読めない文字が続く

    ブロペニュ「( ´・ω・`)」
    ヴェルグ「………」

    そんなブロペニュの事をスルーし、ヴェルグはパソコンを開く
    ユーザ名に「ARMED SOLDER」と入っている。適当にパスワードを入れてみるがもちろん通らない
    どうしたものかと壁を見ると武装戦士MAKOの文字のポスターが目に入った…
    もしやと思いパスワードにMAKOと入力するとパソコンが開き、ブラウザに黒のページのチャット画面が現れる
    目新しい物が無いかとチャットページを読み進めると下の方に電話番号が書いてあった
    早速携帯電話に番号を入力した所でハッと気付く、そう言えば電話でこの境界へとやって来たのだ、電話をかけたら何かしら起こるのでは?
    そう思い直したヴェルグはブロペニュの方を振り向いた…

2016年
09月14日
19:11

    731: MI4989 削除

    ブロペニュ「うーん、このドアめっちゃ開けたい……」

    ドアノブをにらんでるブロペニュが見えた。

    ヴェルグ「開けたか?」
    ブロペニュ「離れるなって言われたから触ってないよ。すっごく開けたいけど」

2016年
09月15日
12:59

    732: 忘却の亡霊

    ヴェルグ「何かあったらまずいから俺が開ける…お前は俺の後ろに居ろ」

    慎重にヴェルグがドアに近付きドアノブ回して開けてみると、その先は何処までも暗闇が広がっており何も見えない
    右手から斜め下に1発だけ火球を放ってみると火球はどこまでも真っ直ぐ進んでいき、途中で見えなくなった
    やはりそうか…といった顔のヴェルグと不思議そうな顔のブロペニュ
    何となく悟ったヴェルグは口を開き…

    ヴェルグ「この空間はいわば海に浮かぶ島のようなものだな。生と死の境にある無の空間の中にここに取り込まれた者の記憶から独立された空間が作られて浮島のようになってる…恐らく他にもこういった空間が出来てしまってる筈だ」
    ブロペニュ「つまり…」
    ヴェルグ「取り込まれた人の数だけこのような浮島空間が出来上がってしまっている…うーん…これは大元を絶たないといたちごっこだな…」

    ボリボリと頭をかきどうしようかと天井を見る。これは結構厄介な問題になると渋い顔だ
    しばし悩み、やはりこれ以上この空間を増やさない為にも大元を絶つしかないと思いブロペニュの手を引いた

2016年
09月15日
14:06

    733: MI4989 削除

    ブロペニュ「ここにいると私の空間もそのうちできそうね!」

    相変わらず能天気なことを言ってるブロペニュ。
    ヴェルグに手を引かれるがまま無のようで無じゃない気がする空間を歩いていく。

    暗闇に目が慣れる頃合いだろうか、浮島のように生成されたであろう異空間がいっぱい見えてきた。
    大抵は寝室、ときどきそれ以外の場所も混じる。
    公園の一角、バスルーム、キッチン、廊下、病室、執務室、オフィスのどこか、ネットカフェのどこか、なぜだかサーバールーム……いろいろある。

    ブロペニュ「~♪」
    ヴェルグ「おまえ……ちょっとは不気味がったりしないのか」
    ブロペニュ「亜空間物件を買ったり借りたりするとね、最初はこういう感じの謎空間なの。だから見慣れてる。それにしてもいろんなお部屋があるのね!」
    ヴェルグ「お前の世界はどうなってるんだ……まぁ説明は要らんが」
    ブロペニュ「説明しても説明にならないから説明できないと思う」

    そんなことはともかく大元らしきものを探すヴェルグであった。

2016年
09月16日
23:36

    734: レヴィドラン

    ~惑星アルカンタス~

    今日も今日とて晴天時々ギャグ補正のあるアルカンタス
    そこで日々調査をしつつ地質や環境やモンスターの生態などのその他etcetc・・・をしているアルカンタス調査部隊は相変わらず平原にていつもの報告書を纏めていた。

    デルゴン「今日もいい天気やなー」
    デルビン「せやな隊長はん~」
    デルター「変わらぬ調査変わらぬ探検その他色々と・・・当初の苦労が懐かしい気がするなぁ・・・」
    ビック・ザ・デルゴン「い つ も の って感じやな」

    等とたわいもない会話をしつつ報告書をいつもの場所に置き、ふたたび探索に出かけようとした時であった。ふと専用の通信が成り、デルゴンが何か注文かいなー?と呟きつつ通信を繋げた。

    デルゴン「はいはーい、アルカンタス調査部隊のデルゴンやでー」
    ケイオーガ『・・・・本当に相変わらずだな貴様らは』
    デルゴン「あ、ケイオーガ様かいなーどない要件かいな?それとも報告書に何課ミスあったかいなー?」
    ケイオーガ『報告書に漏れは無いというか完璧すぎて引く程だが・・・それはいい、お前たちに極秘の任務を与える』
    デルゴン「んんー?ケイオーガ様繋げる場所間違えてやないか?」
    ケイオーガ『間違えていないぞ』

    そう言われて上を空を見上げ一息つく、実に晴天である。空にはブーチャーが気持ちよくパタパタ飛んでいるのも見えていた。そして再び通信機に問いかける。

    デルゴン「それってワイラでしか出来ない事なんか?」
    ケイオーガ『そうだ、貴様達の部隊だからこそ成せる事だ』
    デルゴンo0これワイら詰んだも間違いなしやなぁ・・・「そんでどない内容なんや?」
    ケイオーガ『そこまで難しくない、レヴィドランと言う者に接触して現状を確認し報告せよ』
    デルゴン「・・・・ゑ?あの優しい人かないな?」
    ケイオーガ『そうだ、だから貴様達だからこそ頼める事だ頼むぞ』

    そう言って通信を切った。
    そこまで困難でもなく簡単な事だったのだ。別に接触した所で他愛な会話位しかないだろう、何故極秘なのかは分からないが仕度する準備に取り掛かる事にした。

    デルゴン「オマイラお仕事来たでー、仕度の準備やでー」
    アルカンタス調査部隊『ウィーッス』

    ~同時刻 レルムオブケイオス~

    混沌がギャグ補正の塊のアルカンタス調査部隊を向かわせた頃レヴィアーナは悩んでいた。あの時ほぼアークの状態だったレヴィが再度そのような事があるのではないかと思っていたのだ。遅かれ早かれアーク達の会議がある、それまでまだ時間はあるとはいえただこうして己の空間で待っている訳にもいかない

    レヴィアーナ「ハーレム野郎の近くにいこうにも私はアークだし・・・絶対何か探知されかれないわねー・・・・」

    ハァーと・・・ため息をついていたがふとある事を想いついたのだ。

    レヴィアーナ「・・・力をもはや封印されてる並に抑えられないかしら?」

    そう呟いていざ向かう事にした。あくまで確認であって爆発ではない・・・そう自分にこれでもか!と言い聞かせブレイゾンへ向かうのであった。

    ~さらに同時刻 揚陸艦ランポルド~

    「ふぅ、何とかこの任務ゲットできてよかったー・・・」

    と呟きつつハッチへ向かう一人の蒼髪の女性、彼女の名はリナーシタ少尉アーク部隊のRS乗りなのだが実は入隊前はAC乗りの傭兵だったらしい、何を経由してこうなったかはぶっちゃけ不明である。
    既にパイロットスーツに着替えており、ちょっとだけ何処か楽しみだった。
    ちなみにその胸は豊満であった(笑

    リナーシタ「未知のアークって言うからどんなのかなー?ふふっ・・・ちょっと楽しみかも・・・♪っとっと!アブナイアブナイ愛機の前から通り過ぎるところだった」

    彼女の目の前にはバライアンカスタムに大変よく似た機体ライアルスが鎮座していた。何だかんだで蒼い色が好きなので青と白のトリコロールになっている。
    長距離の移動も可能で戦闘能力も程よくあり射程を選ばない機体だ。

    リナーシタ「よっし!いざ!ゆかん!私の好奇心が―――」
    キリエ「ここに居ましたかキナーシタ少尉」
    リナーシタ「あー・・・・何ですかキリエ中佐今自分が決めようとしてたのに・・・」


    明らかに(´=3=)な顔をするリナーシタだが、キリエは相変わらずマイペースだなー・・・な感じだった。

    キリエ「リナーシタ少尉・・・この任務は非常に危険です。いま辞退しても文句は言われませんよ」
    リナーシタ「んー・・・大丈夫ですよ中佐、私は望んでこの任務を真っ先に受けたんですから!それに・・・」
    キリエ「その未知のアークは・・・人にまったく危害を加えなかったから・・・対話の可能性もあると言う訳ですね」
    リナーシタ「むー・・・中佐それ先に言わないでくださいよ!まったく・・・よいしょっと」

    そう言ってライアルスのコックピットのハッチに登りそのまま入りハッチが閉まる。

    リナーシタ「全システムチェック完了っと・・・ほんじゃ い つ も の 起動っと」
    【メインシステム通常モード起動貴方の帰還を歓迎します】

    それを聞いてうんうんと頷きメインカメラも起動すると、ふとカメラを動かすとキリエがこちらを見て心配してる様子だった。恐らく無理もないのかもしれない任務は未知のアークと思われる存在の調査と偵察だ。戦闘は積極的に控えるべきとこれでもかと言い聞かされたのだ。
    出撃前に以前入隊前のあの言葉を言った。

    リナーシタ「好きなように生き好きなように死ぬ・・・よしっリナーシタ少尉行きます!」

    そして揚陸艦ランポルドから出た一つの光はブレイゾンへ向けて飛翔したのだった。


    混沌 アーク 対アーク部隊 其々からエネルギーの過剰消費で鈍くなったレヴィの元へ各々の代表が向かうのであった。彼の危険性を・・・その潜在能力を知るために・・・

2016年
09月20日
00:05

    735: エアロ


    ボルカの>>606からの続き

    あれから数日、影山くんは今日も今日とて繰り返すだけの1日を過ごしている。
    飯を食い、トイレに行き、ニコニコ動画やYouTubeで魔女っ子メルルの本編やMAD、PVをダラダラと見るだけの一日。
    Skypeでウィスコルフ氏と先日の戦いについて議論を交わしたのが、変わった点だろうか?

    だが、今日は違った。なにかが。

    彼はいま逆さ吊りにされていたのだ。


    影山「なに?この状況?」
    影山くんの前には、

    黄色くって丸い同類(オタク)みたいな奴(舌なげぇ・・・
    真っ黒で緑色の線が入ったガチガチの鎧男
    勇 者 ロ ボ(どうやって入ったの!?

    そして・・・紫色の青みがかった肌をした年増の女・・・いや・・・

    影山「お、オバサンダー!?実在してたの!?」
    マジェコンヌ「まぁ、実在というか、監修だな・・・私はマジェコンヌ。
    犯罪女王にして最初のゲイムギョウ界女神だ・・・」
    ジャッジ「その眷属・クリエイターの怨念の化身 ジャッジ・ザ・ハードだ」
    ブレイブ「子どもたちの無念の思いを晴らす、勇者ブレイブ・ザ・ハード!」
    トリック「そして俺はお前らオタク代表にしてロリコン筆頭!トリック・ザ・ハードDa☆
    夜露死苦ゥ!(キラッ」

    そう、マジェコンヌと四天王が魔女っ子メルルの悪役であるオバサンダー軍団の監修だったのだ!
    そりゃあ、同業だし、ま、多少はね?

    影山「で?ネプテューヌ達の母親のようなマジェコンヌ様がヒキニートの俺に何のよう?」
    マジェコンヌ「私がモデルのオバサンダーでヌイてくれたお前には感謝している・・・私達と一緒に、
    魔女っ子メルルの敵 側 幹 部 の 設 定 づ く り を し な い か ?」
    影山「断る!俺はあくまでニート、働くということは資本主義の手先となることなのだ!」

    するとトリックがゲラゲラと笑いながら言ったのだ。

    トリック「あ^~草生えるwwwww
    おめぇ、バカジャネーノ?母ちゃんの稼ぎと父ちゃんの稼ぎ食いつぶして、
    専門学校卒業して、PC関連やイラスト関連の資格何個もとっておきながら、
    未だニートとか!お笑い種だぜ!wwwwww
    いいか、お前の見てるアニメだってなぁ、タダじゃねぇんだぞ!
    回線使用料・プロバイダ接続料・制作費・DVD販売レンタル料金!
    タダほど高いものはねぇ!俺達と設定を作れば、それが少しでも返せるんだぜ?
    世の中見返してやろうぜ!影山くんよぉ!」

    珍しく熱弁するトリック。やはり自分もオタクやニートの思念の集まりだということを理解しているのだろう。
    影山くんはそれに心動かされたのである・・・

    影山「わかったよ、トリックさん!俺、やってみるよ!」
    マジェコンヌ「よろしい、制作会社に行こうか。スーツ、あるかい?」
    影山「アッハイ・・・たしか専門学校時代のが・・・(ごそごそ)ああ、あった・・・」

    こうして、影山くんは魔女っ子メルルの制作会社に就職が決まったのでした。
    めでたし、めでたし。


    ウィスコルフ「マジェコンヌの奴め、またニートを東映アニメーションに引っ張りやがったな・・・」ボリボリ

    【INFO】キャラ監修者によるニート就職プログラム。

2016年
09月20日
01:50

    736: 忘却の亡霊

    >>733
    …大元の気配を探っていたヴェルグだが、魂の気配が多過ぎてどの反応が大元なのかが分からなくなっていた
    仕方がないので
    さっき拾った携帯にチャットページがかかれた電話番号を入力する
    そしてブロペニュの手を掴んで携帯から電話をかけると何かに引きずり込まれる感じがして…


    ~境界 学校4階女子トイレ~

    気が付くとヴェルグとブロペニュは違う空間へとやって来ていた
    どうやら場所を移動したらしく、先程まで持っていた携帯電話も手元に無い
    恐らく場所を移動した時に置いてきてしまったのだろう。また移動するには新しい携帯電話と番号がいる

    ヴェルグ「…ん?」

    周りを見てみると近くに携帯電話が落ちていたので拾い上げ顔を上げると目の前に小さな女子高生の幽霊が居た
    この境界に取り込まれたのか顔に生気が無く此方を驚いた様子で見ている
    そりゃいきなり人が現れれば驚くものだろう、浄化しようとしたヴェルグを見て霊は逃げ出してしまった…

    ヴェルグ「この空間に取り込まれた者の成れの果て…か」

    そう呟きながらヴェルグは女子トイレを出た

2016年
09月20日
08:19

    737: MI4989 削除

    ブロペニュ「ここもなんだか不思議な雰囲気ね!」
    ヴェルグ「ここ、学校の中だぞ……ってなんだその服装は」
    ブロペニュ「雰囲気に合わせてさっき見た女の子みたいな服装にしてみたよ」

    トイレから出るまでにブロペニュはいつの間にか女子高生みたいな服装になっていた。
    ……彼女にとってはカモフラージュのつもりだろう、ヴェルグはそう思う事にした。
    しかし、それにしてもブロペニュには違和感バリバリだ。
    まずブロペニュは栗色の眼と髪をしているのだが微妙に白人顔で成人してる女性の身体付きでメリハリがある身体なので白人の女子大生が日本人の友達から彼女の高校時代の制服を借りて無理して着ているような感じなのだ。

    まぁ、そんなことはともかくとしてヴェルグはブロペニュの手をひきながらパソコンかその類の機器がありそうなずばりパソコン室か教員事務室なる部屋を目指すのであった。

2016年
09月20日
23:55

    738: 忘却の亡霊

    ヴェルグ「………」(じー
    ブロペニュ「(´・ω・`)?」
    ヴェルグ「…んー…コスプレか…そういや生身の時に試した事無かったな」

    どうやらブロペニュのカモフラージュをコスプレと認識したようだ
    もし性欲が戻って来たら試してみるのもいいかと、気楽に考えつつ廊下を歩いていくヴェルグとブロペニュ
    3階に降りた所で目的のパソコン室を見つけた
    部屋に入ってみると電源の入ったパソコンがあったので見てみる、どうやら黒のページが開いているようだ
    「 につたえないと」と新たに書かれてた文字の下に、気になったので「何かを伝えたいのか?」と打ちむ
    待ってもは答えは無い…まあ当然だろう
    諦めてパソコン室を去ろうとすると、背広を着た男の幽霊がパソコン前にいて消える。戻ると男のものであろう名刺が入口に落ちていた
    「天野貞夫 993 754 862」と書かれた名刺。試しに携帯電話にいれるが、繋がらない
    仕方ないので探索を続け、2階の美術室へと入り探索。床に誰かが使っていたノートが落ちていたので拾って広げてみる。
    中身は何かの取材ノートなのか主に変死事件について書かれており、様々場所で事件が起こっている事をうかがわせる

    ヴェルグ「………」

2016年
09月21日
01:44

    739: MI4989 削除

    ブロペニュ「うーん……」きょろきょろ

    女子高生風の服装で美術室をきょろきょろしながらうろつくブロペニュ。
    ヴェルグのように何か探し物をしているようだがなんだか忘れ物をして探してるどじっ子かアホの子みたいだ。ブロペニュは元からおバカなのである意味で印象通りだが。

    ブロペニュ「これは描きかけの絵画かな? でも何を描こうとしたんだろ」

    何を思ったのか積まれている描きかけの絵画だと思ったものを手に取って見つめ始めるブロペニュ。
    だが、それは描きかけなのではなく鉛筆で書かれたスケッチだ。
    よくある、石膏で出来た彫像をスケッチするアレで課題を出されて云々のアレだ。

    ブロペニュ「うーん、良く解んない」

    が、こういう方面はえらく疎いブロペニュには良く解らないもの。

    ブロペニュ「他を探そうっと……机の引き出しとか」

    とりあえず机の引き出しを開いて何かあるか探るのであった。

2016年
09月23日
00:47

    740: 忘却の亡霊

    ブロペニュは机の引き出しを開けた。しかし中身はからっぽであった

    ブロペニュ「(´・ω・`)」
    ヴェルグ「なにやって…何か来る?」

    ガラリと扉が開かれ、女性が入ってくる
    幽霊にしては生気がある…恐らくまだ生きているのだろう
    そう思いヴェルグは物陰から出る

    女性「だ、誰っ!?」
    ヴェルグ「おどろかしてすまない。オレはヴェルグ。流れの技術屋をしている。こっちの女がブロペニュだ」
    神楽「私は神楽、神楽凛…で、あなたはここが一体どこなのか、知ってるんですか?」
    ヴェルグ「ここは『境界』。わかりやすく言えば、この世とあの世の狭間かな」
    神楽「ここは…現実の世界じゃない…って事ですか?」
    ヴェルグ「そうだな。君のように生きている人間もいれば、死んでしまった人間もいる…」
    神楽「そういえばさっき、生きている男の子に会ったわ…」
    ヴェルグ「そうなのか…取り込まれなければいいが…」
    神楽「取り込まれる? それってどういう事ですか?」
    ヴェルグ「その辺でウヨウヨしている幽霊どもと、同じになるってことさ…恐らくな」
    神楽「ヴェルグさんは、どうやって、その…『境界』に来たんですか?」
    ヴェルグ「…君は、どうやって来た?」
    神楽「どうやってって…気がついたら、この学校の音楽室にいて…」
    ヴェルグ「ここへ来る前、何かしてたと思うんだが? チャットだろ…? 『黒のページ』で」
    神楽「!! あのチャットとここは何か関係があるんですか?」
    ヴェルグ「やはり…君もあのチャットにいたんだな」
    神楽「そういえば涼谷君もいたって…それじゃあヴェルグさんも?」
    ヴェルグ「あのチャットが『境界』への入口になっているらしい。それにしても、どうして『黒のページ』なんかに来たんだ?」

    神楽「人を探してて。ハンドルネームしか知らない人を探してて…その人が『黒のページ』にいるってウワサを聞いたの」
    神楽「私、ずっと謝りたい事があって…でもその人の事、ハンドルネームしか知らなくて…そういうヴェルグさんは?」
    ヴェルグ「変死事件を追っている内に『黒のページ』にたどり着いた。そのままコイツと一緒に引き込まれてな」

    そう言ってヴェルグはブロペニュの頭を撫でる
    ブロペニュも一緒に居る事を忘れないように…

    ヴェルグ「もっとも、俺が最初に居た場所はここじゃないが」
    神楽「え? どういう事…? この学校以外の場所があるんですか?」
    ヴェルグ「この学校のような場所がいくつも点在している。おそらく『境界』に取り込まれた人達の記憶や想いが具現化した」
    ヴェルグ「場所と場所は繋がっていないので、直接の行き来は出来ないが、1つだけ方法がある。これさ」

    そう言うとヴェルグは携帯電話を見せる

    神楽「え…? これで…? どうして?」
    ヴェルグ「『境界』では霊の声を携帯で受け取る事が出来る。それ以外にも電話をかける事で発信先に『転移』出来るらしい」
    神楽「そんなのって……」
    ヴェルグ「信じられないだろう? だが、何故かそうなんだよ、ここでは。オレはそうやってここへ『転移』してきたんだ」
    ヴェルグ「逆に考えれば、元の世界へ戻れる番号があるかもしれない……」

    神楽「ここから出られるって事?」
    ヴェルグ「入ってこれたんだ。だったら必ず出る事も出来るはずだ……。ただ、自分の携帯にかけてみても無駄だった」
    ヴェルグ「『転移』どころか繋がりもしない…でも、ここから出たいか?」
    神楽「え?はい…」
    ヴェルグ「分かった」

    そう言うとヴェルグはソルブレイズの姿に変わる
    驚く神楽をよそにヴェルグは片腕を上げ、念じる
    少しすると現世へのゲートが繋がり、そのゲートへと神楽の魂を送り、現世へと戻してゲートを閉じる
    ヴェルグはアークとして現世と冥府を行き来している、現世へ戻ろうと思えば出来るのでそれを神楽にやったのだ

    ヴェルグ「これでよし…後は勝手に身体に魂が戻るだろう」

2016年
09月27日
11:09

    741: MI4989 削除

    ブロペニュ「……」ごそごそ

    現世へ行っていく魂を見送った後、何を思ったのか自分が履いてるスカートのポケットを調べ始めた。

    ブロペニュ(……ポケットにあれみたいなよくわからない端末があるかと思ったけどやっぱり無かったよ)

    やはり見た目だけの変身なので何も入って無かった。

    ブロペニュ「(´・ω・`)」

    とりあえず適当なところを調べるブロペニュ。
    さっきの話からして何かの数字の羅列が必要らしいのが辛うじて解るが……それくらいしか解らない。
    読めない文字ばかりでブロペニュにとってはもはや苦難だ。

2016年
09月27日
23:44

    742: エアロ

    >>717

    (BGM:HardCorps:Uprising Loading Theme
    )

    - AFE秘匿通信"創成会議" 続き-

    創成会議は数度の休会を挟み続いている。
    第2次ソウカイヤ襲撃事件についての総括が進み、
    今後の市街地の復旧やいずれ出てくるであろうPTSD患者に対するメンタル面のケア体制の確率、
    セキリュティの強化をどこまで勧めるかなど、詰めの協議が続く。


    レオニダス:さて、トップランカーオッツダルヴァ。
    貴殿が先ほど(>>717)言っていたのはCオラクルのアークス、ジャヌス君のことだろう?

    オッツダルヴァ:そうだが、それがどうした?

    レオニダス:彼は傭兵だ。Vb867aのクリス代表が赤い怪物の出現直前までいた事が確認されている。
    彼女が自分の都市に引き上げたため、彼も依頼は完了したと判断して引き上げたのだろう。
    Cオラクルに引き上げたのだ、何も問題はあるまい?

    オッツダルヴァ:齟齬があったようだな。ジャヌスは別に問題はない。俺が問題にしたのはルキウスと言う奴だ
    フォトンギアのルキウスを使う奴だが、それ以外はわかっていない・・・

    ヴェイガン:いずれにしろ、Cオラクルの動向には注意すべきだ。どうも遭遇してから面倒事を持ち込んでいるような気がする

    オッツダルヴァ:フン、まぁいい・・・

    ウィンディ:そこまでにしておけ、オッツダルヴァ。我々はリンクスであり傭兵だ。
    好きなときに戦い、好きなときに死ぬ。

    ジェラルド:彼等には守るべき街と市民がいる。それだけの違いだ

    ローディー:まだ、「テルミドール」だった癖が抜けんな、オッツダルヴァの天才坊やは

    レオニダス:いずれにしろ、我々FPSFは現状ではフォトンギアを導入する理由はない。
    陸戦隊もあるが個々の力を重視する軍隊ではないのでな・・・

    ヴェイガン:IMDの導入は検討する。が、導入するとは限らんぞ

    螺旋:そうですね。園崎財閥、鴻上財団、スマートブレイン、天の川学園、特状課の人たちにも話を聞いてみませんとね

    レオニダス:琉兵衛氏は掴めぬお方だ、話し合いだけでも苦労しそうですな・・・

    ヴェイガン:鴻上会長はケーキでもお持ちすればいいかと・・・

    企業連に加入するだけではない大企業や機関の名前が出る。
    それらの企業はフォトンギアに近い、人体強化技術を持っている。
    園崎財閥はガイアメモリ(T2
    鴻上財団はバースギア
    スマートブレインはファイズギア
    天の川学園はアストロスイッチ
    特状課はドライブシステム

    どれもフォトンギアに極めて近い、”仮面ライダー”のシステムだ・・・
    接触を持っておくのは悪いことではない。
    ただ、警察である特状課、学校である天の川学園を除き、
    この面々は黒い噂も絶えない組織である。
    まぁ、ブラックな面を持っていない企業など古今東西ないわけだが。


    ヤナーチェク:では、続きまして・・・

    ヤナーチェクから出されたのは病院からの報告だ。
    負傷した防衛隊員のうち、30%の人員がPTSDの症状の傾向が出ているとの報告だ。
    現在DMATチームは精神科医として腫れ物切りの石切丸と、
    KGBやFBIなどを歴任したサイコメトラーにして精神科医、イヴァン・ヴァンコを招いており、
    万全の精神治療体制で望んでいる。
    兆候が現れた隊員や市民はカウンセリングから始まり、
    重度になると隔離して精神治療を行うという。

    戦場の場数を踏んでいる傭兵やヒーロー達とは違い、
    防衛隊員や市民には戦場の経験がない。
    平穏な日常を壊され、
    更には赤い怪物によって自分の体が引き裂かれたのだ。
    (回復はしたがそんな光景頭に焼き付くよね?)
    そういうわけで体は回復しても心の傷は簡単に癒えるものではない。

    ヤナーチェク:以上のことから、精神医療体制の強化を望む、とDr.バルセルは報告しております

    レオニダス:PTSDの問題は我々だけではない。誰にでも起こりうることだ・・・

    ヴェイガン:あの戦のアークの襲撃の後も問題になったはずだ。
    難しいことだ・・・

    螺旋:その辺に関しましては、病院長とも協議を重ねます。


    >>734
    市長が精神医療の充実を確約し、次はレヴィについての議題となる。

    レオニダス:それにしても、レヴィ隊長の安否が気になりますな

    ヴェイガン:今彼は総合病院に入院しているのだろう?

    FS:女神達や姉妹、天龍ちゃんとかにお見舞いされてんだろな、うらやましいお

    ヤナーチェク:問題なのは、各勢力が彼とコンタクトをとるために使者を送ってくることではないでしょうか?

    ヴェイガン:港湾局からの報告では混沌軍アルカンタス調査隊の面々が来たそうだ。
    まぁ、彼等は非武装だし戦闘意欲もない。接触したところで話をするだけだろう。

    ヤナーチェク:もう一つ。単独入港したRSについてですが、(画像出す)
    バイアラン・カスタムのカスタム機で、ADFに照合した所、対アーク部隊所属機・ライアルスと判明しました。
    搭乗者はマリュー・リナーシタ少尉。対アーク部隊所属ですね。パイロットとしてはまずまずという所でしょうか。

    レオニダス:ウラノス戦役でも出撃して戦果を上げつつ生還しているな。腕は立つのだろう

    螺旋:接触以上に事は運ばないでしょうけども、注視する必要がありますね。

    会議の面々は混沌と対アーク部隊の使者を確認し、注視する事にしたようだ。
    ただ、当然ながら嫉妬のアークも来ていることはわかっていない。
    当然である、彼女がシット=ソウルで封印寸前の状態まで力を抑え、
    普通にシャトルで観光客のように来ていることなど知る由もない・・・


    ナンシー:ところで、ネオサイタマからきた情報だけど、NSPDがようやく動いたわ。
    IPP及び特状課の協力を得てソウカイヤおよびネコソギ・ファンドに対して強制捜査に乗り出したわ

    アンジェラ:ノロマなNSPDがやっと動いたのね

    ナンシー:もっとも、警察が動いた時には終わってたけどね。

    レオニダス:それはアレか?ラオモト=サンがニンジャスレイヤー=サンに討たれていたと?

    ナンシー:正解よ、提督=サン。主だったニンジャも全員スレイ済み。
    ファンド自体は子息のチバ=サンが引き継いだけど、もうソウカイヤに力はないわ・・・

    唐突に語られる、ソウカイヤの断末魔。
    自分たちでケリを付けられなかったのは歯がゆいが、
    これでソウカイヤがブレイゾンに脅威をもたらすことはなくなったと言っていい。


    レオニダス:では、まとまったところで今回の会議は閉めといたしましょうか。
    螺旋:そうですね、提督。では皆様、次の会議までに創健であられますよう・・・

    こうして創成会議は閉幕と相成ったのだった・・・

    【INFO】長すぎぃ!疲れた

2016年
09月28日
09:06

    743: 忘却の亡霊

    >>741
    神楽を見送った後ブロペニュを連れてソルブレイズの姿のまま階段を降りて1階へと向かう、すると1階に降りた所で背の高い女子高生の霊と小さい女子高生の霊が襲ってきた
    下から襲ってくる霊は踏みつけて動けなくし、上から襲ってきた背の高い霊は力ずくで浄化し冥府へと送り込む
    小さい霊も掴まえて浄化して冥府に送ると心なしか学校の気配が薄くなったように感じた
    どうやら霊を徐霊していくと空間を保持する者も居なくなり空間も消えてしまうようだ
    2人の霊を消したのか怒って襲ってくる霊(太った女子高生の霊だった)も叩き付けて浄化し冥府へ送ると空間そのものが歪み始める

    どんどん歪みが大きくなるのを見たソルブレイズはブロペニュを小脇に抱えて強い霊の反応を探し自力で転移をしていき
    ソルブレイズ達も消えて誰も居なくなった学校の空間はひっそりと消えて無くなった

    ~境界 病院~
    強い霊の反応を追ってやって来た所は病院であった
    ここは強く反応を感じる辺り大本になった霊が居る可能性が高い
    そう思いつつソルブレイズは小脇に抱えたブロペニュをそっと降ろすのだった

2016年
09月28日
10:00

    744: MI4989 削除

    ブロペニュ「……よし」
    ヴェルグ「また姿を変えるのか」

    降ろした所でスッと服装を変えたブロペニュ。今度は看護婦の服装のようだ。
    彼女は病院がどういう場所かは流石に知っているようだ。

    ブロペニュ「これで千切れた鉄パイプか血塗れのメスを握って頭を変えれば……」
    ヴェルグ「おいやめろ」
    ブロペニュ「(´・ω・`)」

    なんでだかサイレントヒルのバブルヘッドナースになろうとしていたようだ……。
    ともかくソルブレイズ達は強い反応に向かって歩き始めた。

2016年
10月04日
18:04

    745: 忘却の亡霊

    反応を探りつつ病院を探索するヴェルグとブロペニュ
    せっかくなのでとナース服のブロペニュと記念撮影を行う。ソルブレイズの姿のままで
    一応あの世とこの世の境目なのだが…まるで緊張感が無い
    そんな風に和んでいると後ろに少女の霊が現れ…

    少女「いいな…私はいつも独りだった…」

    そう呟き消えていった
    ヴェルグが振り向くももうそこに霊は居らず、ヴェルグが渋い顔で空間を睨んでいた

    ソルブレイズ『今の反応…間違いない、今のがこの空間を作ってる大本…』

    寂しげな少女の声…まるで世界に独りぼっちだと言いたげな声
    悪意ではなく、純粋に寂しかった霊はタチが悪い。悪意をもって人に害を為す訳ではないからだ
    やりづらい仕事だ…そう思いヴェルグは深く溜息を吐いた…

2016年
10月04日
21:37

    746: MI4989 削除

    ブロペニュ「よく解らないけどさっき呟いてた子を捕まえて〆た方が良いの?」
    ソルブレイズ「まぁ、概ねそういうことだ……幽霊は冥府送りだが」

    ブロペニュ「うーん、探そうにも多分あなたしか反応が見えないから私は探せないよ……」
    ソルブレイズ「いや、お前その類の見分けとか探知はは得意だろ」
    ブロペニュ「相手を知らないと全く分からないから探しようがないの」
    ソルブレイズ「なんだその微妙な制約」
    ブロペニュ「微妙な制約じゃないよ、そういうものなの。そういう訳でカルテを探そうよ」

2016年
10月12日
17:05

    747: 忘却の亡霊

    ブロペニュに言われてカルテを探すべくあちこち歩き回る二人
    途中幽霊が襲ってきては冥府へ送り、地面から手が伸びてきてはストンプをかまして霧散させる
    しかしうろうろしていてもカルテが落ちている訳も無く、うろうろしてても見つからない

    ブロペニュ「カルテがある場所があるんでしょ」
    ソルブレイズ『まあそうだろうな…』

    ブロペニュに言われて再びうろうろしナースステーションと書かれたカウンターを見つける
    ここならカルテがあるだろうかと思い扉を開けようとするも開かない
    しょうがないのでカウンターを乗り越えようとしたらナースの幽霊に襲われたので掴んでナースステーションの内側へ引きずり込む
    暴れる幽霊を押さえ付けて浄化し、冥府へと送る
    そして鍵を開けようとするも開かないのでブロペニュを引っ張り込んでナースステーションへと入る

    ナースステーションの中にはカルテが棚に入っており、ヴェルグは適当なカルテを拡げて中身を読み始めた

2016年
10月12日
18:22

    748: 熱湯カルピス

    ロシア首都―モスクワ―
    ナイトナイン「…」
    エグゼイド「あのー…ここどこです?」

    ナイトナイン「―んで、気付いたらここに辿り着いてた訳ですと。」
    エグゼイド「はい、僕には患者を救う医者としての使命があるのですぐ帰らないといけないんですけど、何かわかりません?」
    ナイトナイン「さぁなー…こればっかりは知り合いにも知ってる奴いねえし行き来の方法分かったらそっちの世界に侵攻してくると思う。」
    エグゼイド「ですよねー…」
    ナイトナイン「とりあえずしばらくは二人で行動しよう。知らない部分もあるかもしれんし。」
    エグゼイド「わ、わかりました」
    【INFO】ROMから死者蘇生

2016年
10月17日
02:02

    749: MI4989 削除

    >>747
    カルテには重い病気で入院し続けている少女の診療記録が書かれていた。
    結構長い入院期間なのかちょっと厚い。

    そうしている間にもブロペニュも同じ様にカルテを広げて読もうとするが……

    ブロペニュ「うう、部分的にしか読めない……」
    ソルブレイズ「だろうな」

    やっぱりすらすらと読めなかったのであった。
    しかしカルテに書かれている記述は日本語の場合でも英語やドイツ語混じりであることがあるからかブロペニュでも“専門用語”だけは読めるようだ。

    ブロペニュ「……これ違うっぽい」
    ソルブレイズ「読めないんじゃないのか?」
    ブロペニュ「画像撮ってテキストデータを抽出して翻訳ブラウザ使って読んで……ってそれは?」
    ソルブレイズ「女の子のカルテだと思うが……見るか?」
    ブロペニュ「うん」

    一応はナース姿のブロペニュ、カルテを読み進めるその姿はなかなか様になっているように見える。
    ……記述の殆どが彼女にはすらすらと読めないが。
    というかなんだかずいぶんと回りくどい読み方をしているようだ。

    ブロペニュ「……この子、親族が母親しかいないみたいだしそれでいて難病みたいな感じの病気……ずっとひとりぼっちなのかな。……ある日を境に突然落ち込んだ……それより先は……あれ? なんでこのカルテはこの日付で終わってるの?」
    ソルブレイズ「いや、そんなこと言われても分らんが」
    ブロペニュ「さっき読んだカルテは“この病院は廃院になるのでこの患者は別の病院へ移動します”みたいな感じの記述があったの。でもこれはなんでだかこの日付で終わってる」
    ソルブレイズ「……」

2016年
10月23日
22:29

    750: 熱湯カルピス

    -ロシア北部 ウラジオストク そこらへんのカフェにて-
    ジャヌス「そういやアンタ名前は?俺はジャンヌ・エス、ジャヌスだ。」
    永夢「僕は宝生永夢って言います。仮面ライダーエグゼイドです。」
    ジャヌス「ふむ、よろしくな。ホージョー。」
    永夢「こちらこそ、ジャヌスさん。」
    握手
    ジャヌス「さて、改めて話をお聞かせ願おうか。」
    永夢「はい、ここまで来た経緯ですが―

    ~エグゼイドの世界~
    永夢「ふー疲れた疲れた、早くマイティブラザーズ予約して帰らないと…ん?」
    一人の男が立ちふさがる。
    ???「お前が宝生永夢か?」
    永夢「そうだけど…アンタ誰?俺に何か用?」
    男は両腕を胸の前でX字に構えると
    ???「大した用ではない、死んでもらうだけだ。変身。」
    バックルの両側のボタンを同時に押す。
    [ヘン・シン!スタンダード!][ギガ!ギガ!ギガ!][エックス・ストリーム!]
    男は緑の竜巻に包まれそれを自らの腕で断ち切るようにして中から緑のライダーが現れる。
    ストリーム「俺は仮面ライダーストリーム…世界をリセットする者だ。」
    そういってストリームは向かってくる。
    永夢「ゲームをリセットするのは、ノーコンティニューでクリアした時だけだ!」
    永夢「変身!」
    [ガシャット!ガッチャーン!レベル・アップ!]
    [マイティジャンプ!マイティキック!マイティマイティアクション・X!]
    エグゼイド「俺はノーテコンティニューでクリアしてやるぜ!」
    エグゼイド「うおおおお!」パンチ ガシッ
    ストリーム「やはり生まれたばかりのライダーはこの程度だな。」
    エグゼイドに変身し、果敢に立ち向かう永夢だったがストリームの攻撃には中々歯が立たない。
    エグゼイド「これならどうだ!」
    [ガシャコンソード!][シャ・キーン!][ガシャット!キメワザ!]
    スロットからエネルギーが放出されソードの刀身にエネルギーが纏う。
    エグゼイド「くらえ!とおりゃぁ!」
    [マイティ!クリティカル・ストライク!]ガシッ
    エグゼイド「えっ!?止めた!?」
    ストリーム「…フン」ポイッ
    エグゼイド「うわー!」ガシャァン
    必殺の飛び斬りを喰らわせたはずが片手で止められ投げ飛ばされてしまった。
    変身が解けてしまい絶体絶命のピンチに陥ったその時。

    「雷帝アトラス、みんなの代わりに力を貸してくれ!変身」
    突然永夢の目の前に時空の壁が現れそこから黄金のライダーがストリームに飛びかかって行った。
    次の瞬間永夢は時空の壁に飲み込まれ、気付くとジャヌスと出会っていたのだ。

    ―という訳です。」
    ジャヌス「ふぅむ…にわかには信じがたいが事実として俺らもそういうような感じだからなぁ…となるとそいつがこちらまで追ってきている可能性もあるな…マザーシップで保護したい所だが俺も訳あって戻れない。とりあえずホージョーが戻れるまで二人で行動するか。」
    永夢「分かりました。で、これからどうします…?」
    ジャヌス「ここで仕事が来るのを待つ。」

    【INFO】アトラスとは、中国の仮面ライダーみたいな奴の事です。

2016年
10月30日
23:55

    751: レヴィドラン

    ~ブレイゾン市街地~

    特にこれといってギャーギャーワーワな事も起らず平穏な日々が続いている中、妹ドランは一人散歩をしていた。


    妹ドランo0レヴィもなんやーかんだで~・・・♪スタミナ回復も良い傾向~・・・♪

    レヴィが無理をするような要素もなく一安心している様子ではあるが、どこかやっぱ微妙に不安な様子があった。

    妹ドランo0しかし、こう定期テキっぽい感じのお見舞い提案したとはいえ・・・レヴィの行動力伊達じゃない・・・

    そうレヴィのスタミナの回復傾向の良好になり病室で窓から外を見ているだけに収まらず散歩する可能性だって普通に在りえ過ぎてワロえない状況へ繋がる体質もかなーりある為悩みの種になりかねないのだ。

    妹ドランo0むむむ・・・どうするか・・・およ?

    ふとある店舗の前で足が止まる妙に盛り上がりがある声が聞こえるようだ。
    散歩するだけと考えていたのだが折角なので入ってみる事にした。

    ~店舗~

    <ソコダーイケイケ!
    <アッコラステロー!
    <ヤロウオブクラッシャー!
    <ゴブリンバット!ファ~↓
    <イヤーッ!
    <ヴェイ!

    店舗では男女問わず野次馬が応援してタリー、何かバイザーのような物を身に着けて何かしらのコントローラーで操作している人も居れば直接声で指示している人も居た。一体何をしているのか周辺を見渡しているとデカデカと看板らしき物があり・・・

    【特別仕様武装神姫杯、バトルロワイヤル:随時参加者募集自信ある奴カカッテコイヤー!】

    妹ドラン「ほへー・・・・」

    どうやらある武装神姫しかも特別仕様らしい商品?かは不明だがそれを巡って大乱闘の真っ最中らしいちなみに参加条件は特になく言わば俺ガンやらオレ神姫的等その他etcetc物をフルスクラッチするか事前に店舗側が用意しているのを使用するらしい

    妹ドラン「武装神姫が・・・何かは・・・ワケワカメ・・・でもとりあえず・・・条件は・・・ふむふむ・・・よっし・・・!」

    メカニック目に炎(ギャグ)着火し手をワチャワチャさせながらフルスクラッチ側へ向かった。コイツ何か閃きやがった・・・

    ~それからしばらくして~

    妹ドラン「むふふふ・・・!完成・・・!」

    あっという間に完成していざ戦場(ギャグ補正)へ赴く・・・前にこれに合わせた専用のバイザーを手に持ち空いている座席に座りバイザーのコンセントを挿し込み、付けた後専用の台座にフルスクラッチであっという間に無駄に完成度が高すぎるゼータ・グランゾ(無駄にMGサイズ)を置くとゼータ・グランゾの目が光る。

    妹ドラン「イザァ・・・!」


    ~バトルベース~

    そこではガンプラやらムセルような機体やらマイナーな機体そして商品?っぽいやつの武装神姫もいた。

    そしてある武装神姫という存在の内ヴァローナ型という神姫・・・リリスが周辺を見渡していた。

    リリス「脆い・・・いやこの場合弱いのだろうか」
    『まぁそう言わないで鍛錬も大事よリリス』
    リリス「たしかにそうだが・・・」

    オペレーター?と思わしき女性と話しているとふと遠くで何か機影を見かけた、しかもかなりの速度で次々とほかの敵機を吹っ飛ばしていた。

    リリス「マスター!」
    『分かっているわ!さっきの攻撃かなりの重量型よ!他の連中があんな簡単に吹き飛ばされてると考えるとフルスクラッチ・・・それもかなりの完成度って考えればかなりの腕前よ!』
    リリス「ああ!」

    そうしている間に砂煙を立ち上げて良く見えなかったが4枚羽の重厚な装甲で尚且つかなりの大型であった。そのまま大きさは違えど同様の重装甲型と た だ の 蹴 り 一 発 で吹っ飛ばしたのだ。
    そのまま勢いを殺さず今度はリリスに突っ込んできたが躱した。

    リリス「何て鋭い一撃だ・・・!」
    妹ドラン『おー・・・すっごい・・・今の避けたんだ・・・頭狙った・・・つもり・・・だった・・・んぉ?』
    他のプレイヤー『ヴェエエエエエエッイ!』
    他の神姫「インテミミツルギスタイルオトリヨセェエエエ!」

    以外にも周りから神姫やらガンプラやらが一斉に襲い掛かって来るが・・・ゼータ・グランゾは元は壊世区域の大型射撃タイプエネミーが元だ。つまりは―――

    妹ドラン『ファイヤ・・・・』

    即座に4枚羽のミサイルポッドから一斉に発射され一発で的確にコックピットの部位もしくは頭部の部位に命中し哀れ奇襲をした御一行爆発四散したのであった。

    リリス「い、一撃で・・・!?」
    妹ドラン『ん~・・・粗方さっきので・・・倒したから・・・後は貴方だけ・・・かな・・・』
    リリス「んなっ・・・!?」
    『えっ・・・?』

    驚愕する二人を余所に妹ドランはゼータ・グランゾにエネルギーを圧縮させる・・・そのままほぼゼロ距離まで間合いを詰めて・・・

    妹ドラン『アサルトアーマー・・・』

    そのままバルトベースに強い光を照らした・・・・

    ~市街地 道中~

    あの後妹ドランはものの見事優勝、特別仕様の武装神姫をゲットした。
    しかもルンルン気分であった。無論ゼータ・グランゾMGサイズも片手に持ってだ。そしてもう片方は無駄に高性能なボックスであった。この中に例の特別仕様の武装神姫があるらしい

    妹ドラン「特別仕様とは・・・聞いていたけど・・・たしかアーンヴァルmk3・・・だったかな・・・」

    やけにハイテクなボックスを見るそれは全体的に白色と蒼いラインが通っていた。

    妹ドラン「この特別仕様は・・・話聞いた時じゃ・・・最新世代型の・・・神姫だって・・・聞いてたから・・・マスター登録も店舗でしなくて済む・・・その場で可能かー・・・むっふっふ・・・♪これは・・・レヴィのサポートに・・・適してるかも・・・♪」

    そう呟き、口笛を吹きながらレヴィがいるブレイゾン総合病院で向かうのであった。片手に最新世代型の武装神姫が入ったボックスを片手に持ちながら・・・後MGサイズのゼータ・グランゾ

    【INFO】実はレヴィハーレムの内の追加の一人の伏せん(妹ドランではない)

2016年
11月03日
14:30

    752: MI4989 削除

    ~ρ13、γ27、シュヴェィリツィル平原東部ブラックバーン要塞周辺の畑とか平野とか~
    現地時刻 早朝
    天候 晴れ

    ノラ航空機群「「「「ひゃっはあああああ!! 小麦だあああああ!!」」」」
    ハリケーンMkI「よし、帰れ」

    収穫の時期、そこらへんの敵対国家か蛮族か野生動物が畑に襲撃をかけてくる時期です。
    襲撃をかけてくるノラ兵器群というとたいていはノラT-34の大軍が押し寄せてくるイメージが強いかもしれない。
    でもそれはもうちょっと東もっと東の真っ赤もしくは真っ白な大地が広がる豪雪地帯でのお話。

    このふざけた世界でも確かに戦車が陸戦の王者であり最強の存在だ。
    でも食物連鎖の頂点たる肉食動物はそう数が多くないのと同じで実際はそれに駆逐されてしまうであろう装甲車、もはや軍用車ですらない乗用車が圧倒的な数を占めている。
    それは航空機も同じ、軍用機はむしろ少数で大半は小さな農業機や旅客機。
    ヴィジランティ8で出てくるような乗用車がたくさんいると思っていればいいかもしれない。

    なのでどちらかといえば機関銃やミサイルを満載した軽トラやセダン等の武装したノラ乗用車がおよそ1000両単位の大軍でなおかつその10倍近い物量のノラシュヴェシィナやノラ民兵(!?)を伴って押し寄せてくるような感じです。

    ノラ武装乗用車群「「「「小麦をよこせえええええっ!!」」」」
    農民(トラクター)「許してくだせぇ……なんて言うと思ったかっ! てめぇらに食わせてやれるのは鉛と火薬だっ、屑鉄共が!」
    シュヴェシィナ「おじいちゃん、今の銃弾に鉛はもう使われてないよ」

    それに対抗するのはやはり耕運機とか乗用車とか一般市民。
    基本的にはその手のプロである戦車や装甲車そしてまともな歩兵が来るまでの時間稼ぎ。
    そんなこんなで耕運機やトラックは機関銃と無反動砲を手に取って戦線を構築し、所謂普通の人間は散弾銃や斧やハンマーを握って接近してくる車両や歩兵を殴り飛ばしていく。
    空ではノラシュヴェシィナと農民シュヴェシィナがミサイルと短機関銃を撃ち合って激しい空中戦を繰り広げている。
    ノラ航空機群はもう既に隣町(空軍基地)から出向いてきた戦闘機に殲滅されたようだ。

    カスターダ「また収穫の時期になって蛮族が襲ってきてるんだ」
    ニュルン「ここっていっつも金属質な動物が湧いてくるよね。おかげで畑なのか戦場なのかわからないわ」
    システィ「ミニガンで千切れていく車両は車両と認めません」

    そんなところに軍用規格のシュヴェシィナ達がやってきた。
    それも攻撃機型・爆撃機型・ガンシップ型の三種類。完全に地上攻撃に特化したシュヴェシィナ達だ。

    まずカスターダは一番堅そうな武装重機に狙いをつけて背部の23mm機関砲で撃破していき、
    その次にニュルンが絨毯爆撃、そして残ったものをシスティがファンネル機動を取りながらミニガンとグレネードマシンガンで刈り取っていく。
    戦車やクレリアンを相手にすることも珍しくない彼女らにとってはかなり楽な任務。
    あとは地元の陸軍が到着するまでにどうにかするだけだ。

    そうこうしているうちにII号戦車が2輌ほどとなんとも頼りなさげな軽戦車達がやってきてノラ兵器群を追い返していくのであった。


    ニュルン「そういえば栗毛はまだヴェルグさんとイチャイチャしてるのかな」
    カスターダ「さすがにお仕事中らしいからそんなことはしないしさせないと思うんだけど……」
    システィ「うーん、キリスト教とかの一神教圏の神さんだったらともかく……なんか多神教圏の神みたいな状態だから何されるか解ったもんじゃないわね。神話のなかですらヤリチン状態なゼウスみたいなのだったらやばそう。まぁ私はよく知らないけど」

    ニュルン「あ、栗毛からのメールだ……うわぁ……」>>745で撮影された写真を見た
    カスターダ「ヴェルグさん……コスプレさせて鑑賞することに目覚めちゃったのかしら」