【実はこんなことが】呟き舞台裏【ありました】 842-891


2017年
02月18日
18:46

842: レヴィドラン

大破したアストのアーリアカスタムが後少しで地面に倒れそうになるその刹那直上から蒼いRSが豪快に着地する寸前でスラスターを噴かし着地の勢いを軽減し素早く動き軽々とアーリアカスタムを支えるそれは―――

グラビッド「先程のとは違う形状のが来るとは・・・やはり厄介だな・・・」
子供「蒼い・・・ロボット・・・?」
フラクト『あの蒼いRS・・・・ライアルス!リナーシタ少尉か!』

リナーシタが操るライアルスであった。ライアルスは肩の追加武装のミサイルパックから対弾をグラビットに向けて発射される、しかし相手はアークだ、故に撃ち落とされる・・・しかし以外な誤算が生じた。

カッ! ボッ!

グラビット「ぐっ・・・これは閃光弾か・・・ぐぉっ・・・!?」

撃ち落としたのはミサイル・・・ではなく対アークに調節された閃光弾であった。そこに追加のミサイルがパカッと分解されそこからエネルギー体がとグラビットの周辺に蒼黒いドームが覆われる、これは一時的にアークを繋がりを途絶えさせる・・・のではなく一時的に能力を大幅にそぎ落とす効果があるようだ言ってしまえば一時的な足止め程度としてリナーシタは利用しているらしい
その隙を見逃すはずがなくリナーシタはアスト少尉の安否を確認する事を優先した。

リナーシタ『アスト少尉!アスト少尉!ってヤバッ!』

声を掛けて確認しようとした時にバックパックから黒い煙が出ているのに気づいて急いで引き剥がした、バックパックからの誘爆でコックピットが爆発四散など見たくはない予想どおり遠くに投げたアーリアカスタムのバックパックば爆発した。
声で反応しない辺り気絶している可能性が大きいと判断したリナーシタはすぐ傍に落ちていた巨大な岩石群の影に隠れた後少し拉げているハッチをこじ開ける
その後ライアルスのハッチを開けそのままアーリアカスタムのコックピットに飛び移る。


~大破したアーリアカスタムのコックピット内~

リナーシタ「いしょっと・・・!アスト少尉!」

嫌な予感がして急いできて正解だったよ・・・!まさかデータにあった重力のアークが居ただなんて想定外かな!もっとも傭兵時代の時は当たり前だから気にしないけど、見た限り頭部とか肩とか色々負傷してるよ・・・!とにかくメットも割れかけてるし急いで取って・・・!ってうわ!すっごい出血・・・一旦止血と応急処置をしてっと・・・!

チビノブ「ノブノブ!」

ふと後ろを振り返るとチビノブが近くに居た一般市民の子供とその母親を見つけたのかそのような仕草をしていた。リナーシタは頷きアストを背負った後これまたピョンピョンとライアルスのコックピットに戻る。

~~~~~~~~

ライアルスに目が光り再び動き始めチビノブが示していた場所に視線を向けるとそこには少女とその母親がいた。急いで保護しようとした時大破したアリーアカスタムから離れつつ少女と母親の所に着地してハッチを開け外部音声で呼びかけた。

リナーシタ『そこのお二人さん!このアームに座って!』

そっと親子の前にアームを置くように近づけ親子は恐る恐るその上に座るそれを確認した後両腕で抱えるようにハッチの近くに寄せて手を伸ばす。

リナーシタ「さっ早く!」
母親「は、はい!」

親子をライアルスのコックピットに搭乗させたのを確認したハッチを閉じる。
当然ながら事前にサブチェアを引き出しておりスペース自体も問題ない最大で操縦者含め7人まで乗れるのだ実際スゴイ汎用である。もっともツッコミもありようなヘンテコりんな生き物(チビノブ)がいたのだが・・・

母親「あ、あのその生き物は一体・・・?というよりそちらの方は怪我をしているようですが・・・」
リナーシタ「ああ、これはチビノブちゃんです!(チビノブ「ノブノブ!」)でこっちは応急処置してる・・・とはいえ本場の医療の施設に行かないとちょっち厳しい・・・ってマズッ!ちょっと静かにしてね!舌噛むかもしれないから!」

そう言ったあと急いで急上昇する、ちょっと悲鳴が聞こえたが臨機応変に対応する故少し申し訳ない気持ちもあるが現状それどころでは無いのだ現に先程までいた場所に巨大な岩石群が豪快に突っ込んでいた。どうやら足止めの効果時間が終わったようだ。閃光からも回復しつつあった。

リナーシタ「ヒー・・・!流石アーク・・・無駄に容赦の容の字すらにぃ・・・!」
チビノブ「是非もないネ!(圧倒的戦闘能力差」
リナーシタ「フラクトさん!一旦後退して態勢を整えます!相手はデータにあった重力のアーク!こっちは怪我人プラス逃げおくれちゃった系一般市民イコール私戦闘するとなると中身ヤヴァイ!それに単独で挑むのは危険です!」
フラクト『りょ、了解!』

それを確認した後再度ミサイルポッドから煙幕弾を発射続け様に少し遅らせて閃光弾も発射する、何故先に煙幕弾を発射したのか相手はアークだ流石に二度も連続で閃光弾だと感づくので防がれる可能性を想定してだ。そして案の定予想道理閃光弾と警戒してか光を防ぐように適度な大きさの岩を近くに寄せそのまま暴風で破壊する・・・がそれこそリナーシタの狙いである。

ボフッ!

グラビット「煙幕とは・・・人の子の割に頭が回る・・・」

煙を振り払おうと暴風を起こそうとするが煙の中から別のミサイルが突如迫って来た。

グラビット「何・・・?策に嵌られたという訳か・・・」

何か悟ったグラビットだが閃光弾は容赦なく効果範囲を感知しカッ!と閃光が炸裂した。それを赤外線センサーでリナーシタは確認後即座に一定の距離を跳ぶように距離を取り始めた。

2017年
02月18日
20:15

843: 熱湯カルピス

ー火星 汚染レベル低地域 小規模旧軍事施設ー

[UNIT][HENSHIN]
高圧縮メタトロンがギアから放出され全身を包む。
形状を保ちながら再度硬化し、トループユニットへ変身が完了する。
内蔵ゴーグルを展開し、パイロットに合図すると輸送船の後部ハッチが開き、風の轟音と共に火星の大地と虚空の空と遠くに地獄が見える。
俺はパイロットに無線で軽く会釈すると、一気に駆け出す。
そして、ハッチの端まで来たところでジャンプし、地獄の城下町へとダイブした。

目標の施設屋上から高度30メートル地点の自由落下、速すぎて特に楽しめる体験等無い。
自由落下を提案したのはメカニックだ。といっても、パラシュート代を浮かせる目的らしいが。トループ3000番には全てパラシュートが装備されていない、オプションで装備するしかないのだ。だが、元々人間離れの性能を誇るライダーギアなら30メートルなら自由落下で着地ミスしても大した怪我にはならないという事らしい。
目標着地点が見えてくる。受け身の姿勢を意識しながら着地の衝撃に備える。
「さて、上手く行ってくれよ・・・」
ここだ、という一瞬の判断で空中で手を交差させ背を丸め頭をしまい、素早く前方へ体重をかける手に冷たい床の感触を感じ、それは素早く首のつけね、背中、最後は足の裏へ移動した。
成功だ。幸いシステムに異常はなく変身者の身体への異常を示すシグナルも点灯していない。
無事着地すると、周囲の安全確保のため素早く至急されたENライフルを取り出す。
ジェイ「こちらデルタ1、周囲敵無し、安全だ。このまま施設内部へ向かう。」
指揮官<デルタ1、位置を特定した、近くに排気口がある、そこを侵入路として内部から直接車両倉庫へ向かい、戦闘車両を入手して所定ポイントを向かえ。施設内部に少数の感染体反応がある。注意して進め。>
ジェイ「了解」

ここは嘗ては火星軍が駐在するための小規模施設でいわゆる休憩所だ。
火星は元々平和主義だったのでこういった施設は公共でも使用されていた。
一方でそういう観点から武器庫と言った類いの物は全て一般人の手には届かない場所に隠されていた。

指揮官の情報通り近くに人一人が入れる大きさの排気口があった。
蓋を外し、暗い穴の中へゆっくりと入った。

2017年
02月19日
00:00

844: レヴィドラン

~汚染火星基地内部 汚染レベル低+区域~

その頃レヴィ達は道中襲い掛かって来る汚染された敵を☆滅殺☆・・・失礼撃破していきつつ奥へ進んでいた。しかし汚染の影響もあると言うべきか、徐々に汚染されている箇所が僅かにだが増え始めていた。

レヴィ『周辺の汚染数位また少し上昇・・・少しづつとはいえ確実に近づいてるね』
ネプギア「見たいですね、でも私達は汚染対策はしてますけど他の勢力の皆さんは大丈夫なのでしょうか・・・」
モードレッド「ここ(汚染エリア)に来ている以上それなりの覚悟と対策はできてるんだろ?心配する程じゃねぇよ」
ネプギア「そうかもしれません・・・でも!もしもの事を考えると・・・心配なんです」
レヴィ『たしかにネプギアが言っている事も分かるよ、この汚染・・・実際ここまでの道中汚染された人もいたから・・・ね』

レヴィが言っている通り道中汚染された物質に取り込まれた人を何人か見かけている恐らく逃げ遅れたのだろう・・・その時には既に死んでいたので助ける術すらなかった。だからこそネプギアは心配をしているのだろう・・・しかし他の勢力も覚悟は決めているのだ。臆病者ばかりではない

妹ドラン『ん・・・だから・・・一刻も早く・・・汚染の原因元の撃破と・・・汚染体を掃討しないとね・・・!こんな惨劇・・・繰り返すのだけは・・・意地でも阻止・・・する・・・!』
バベッジ『マスター、汝が悲劇の回避を望むならば我は惜しむ事無く力を貸す』
ジャック「そうだね、おかあさんの悲しむ顔見たくないから私も頑張るよ」
妹ドラン『ありがと・・・ジャックちゃんバベッジ・・・♪』

二人なりの励ましの言葉だろう・・・たしかに妹ドランはメンタルは強いしかし無敵という訳ではないのだだからこそ支えが在ってこそメンタルの強度が発揮されるのだ。しかしこうお話だけで済むはずもなく遠くから銃弾が跳んできた。各々は回避する中姉ドランとスカサハは其々の得物で銃弾を全て斬りまたは弾いていた。アンタら反射速度パネェなおい(白目

スカサハ「やれやれ突っ込んでいる敵ばかりと思っていたが遠距離のも居るとな」
姉ドラン『まぁ近接だけじゃ施設防衛とかやってけないわよ普通さてと敵は・・・っと・・・・シッ・・・!』

気配を感じ取りビームウィップで引き寄せそのまま横に両断する、その敵は汚染されたような部位は無く寧ろ洗礼された歩兵みたいな形状であった。もっとも人型であって完全な人の形状ではないようだ。(※warframeの雑魚敵グリニアシリーズのGRINEER TROOPER 参照オナシャス!
しかし汚染体の証拠なのかブクブクと溶ける辺り生物兵器のような敵ばかりでないのは把握出来た現に遠くからまた別の人型汚染体がアサルトライフルやショットガン持ちの敵もちょこちょこいた。が、やはり近接型が多いようだ。


レヴィ『射撃持ちが出てきた・・・かモードレッド、ネプテューヌは近接の敵をネプギア射撃武器持ちはこっちで撃破するよ!』
ネプギア「分かりました!フィンファンネルお願いします!」
ネプテューヌ「ええっ!」
モードレッド「おう、分かったぜ」

姉ドラン『あっちもやってるわね・・・さてとこちらも仕掛けるわよ』
スカサハ「ああ、この程度の相手に時間はかけんよ」
姉ドラン『へぇ言うじゃない・・・まっそりゃ同感ね潰していくよ』
スカサハ「勿論だ」

妹ドラン『ジャックちゃん、射撃持ちは私が対処するから近接武器の敵の懐に潜り込んで撃破していって、でも可能だったら射撃持ちもお願い・・・!バベッジは近接武装の敵を纏めて吹っ飛ばして・・・!』
ジャック「うん、解体してくるねおかあさん」
バベッジ『了承(プシュー』

各々が其々担当する敵を即座に決め(大体はレヴィとドラン姉妹だが)次々とこれまた撃破をしていく、モードレッドは近接武装の敵を無双張りに切り裂いていきショットガン持ちの敵にはこれまた見事なジャンプで回避しそのまま落ちる勢いを利用して縦に両断した。
レヴィ達の所に出現した洗礼された汚染体、恐らく他勢力の場所にも出現されているだろう・・・

2017年
02月19日
19:42

845: zyabara

グラビット「同じ手を二度も…ぬんっ…!」

激しく瞬いた閃光だが、直ぐ様グラビットが両腕を叩きつけると、周囲の砂塵や瓦礫、果ては草花等は勿論、辺り一面の全てが地面に塗り固められた様に圧搾された。

それはさながら重力というアイロンに押し潰された様でもある。はたまたコンクリートの路装に使われるロードローラーか。

グラビット「…。―――…む。…幻夢の反応が消えた?―――逃げたか?」

グラビットは周囲を見渡し、状況を確認する。
―――――アークの反応は無い。
そして、どうやらあの機械仕掛けの人形-ライアルス-はあの隙に退避したようだ。
…元々グラビオンはアークを討伐しに来たに過ぎない。
故にあの部隊-第13大隊-は目標では無いし、正法院が裏で動いている事を含め、負の勢力が奸計を巡らせている今は表立って争う訳にはいかなかった。
それに正法院とA.F.の中央局とて一枚岩では無い。無策に動くには手枷が多すぎる。

グラビット「…はて。…どうしたものか」

グラビットが思案を巡らせ佇んでいると、アークの力場を利用した思念波が流れ込んで来た。

『グラビオン。―――討伐を損じた用ですね』

グラビット「―――聖母-マザー-か?―――ああ、そうだな。――どうやら逃げられた様だ。――やはり、低級とは言えアーク。そう簡単には仕留める事は出来ん様だ」

『――ええ。解りました。――それと彼らとも刃を交えた様で』

此方の状況はミストを透して把握しているのだろう。逐一報告する手間が省けるのは良いが、心象的にはやや不快ではある。
――最もグラビオンはその様な些細な事を気にする輩では無かったが。

グラビット「そうだな。やや想定外の事態だった。――軽率に動いた事は謝罪しよう…彼らには私の正体がバレたと言うわけだ。暫くは表立って動けまい」

『解りました。それについては対策を講じます。――ですので貴方は一度退いて下さい。――幻夢は此方で対処いたしますので』

グラビット「了解した。――では正法院へ帰還する。中央局への些事は任せる。――奴等-混沌の軍勢-も状況は把握しているだろう。奸計を巡らせる奴等には気取られたくない」

グラビットはそこまで言うと外套を翻すと特異点-あな-を生成しそこへ収縮する様に溶け消えた。

その様子を見ていた子ネズミがチョロチョロと駆けて、用水路に飛び降りると、ぼそりと呟く。

ミスト「やっと終わったか…。――…やだねぇ荒々しい連中ばっかってのは。休まる暇がねぇっての……はぁ…」

ぶつくさと呟き、生命の“目”もその場から去るのだった……。

2017年
02月19日
23:08

846: 熱湯カルピス

―火星要塞スザク―
防衛戦は既に20WAVEを終えようとしていた。
全体での総撃破数は実に1万体超えである。
ジャズが途切れ、通信が入る。
シエラ「アライアンス側からの合図です。所定エリアに向かってください。」
エクスナイン「了解した・・・おうお前ら、後頼むぞ。」
ゼノ「えっ!?どこいくんだよおい!」エクスナイン「ちょっとおつかいだ。」
マトイ「いってらっしゃーい」
ゼノ「はぁー。ったく、いくら守護輝士がいるからってこれはキツいな・・・」

~数分前

―火星 汚染レベル中区域―
ブロロロロ・・・
私は旧公共施設地下で発見したインサージェントで所定エリアへ向かっていた。
所定エリアについて詳細は明かされていなかったがナビではここらしい。

―火星 所定エリア―

ジェイ「確認する、お前がエクスナインか。」
エクスナイン「あぁ、デルタ1か、聞いてるかとは思うがお互い顔は明かせないぜ。」
ジェイ「構わん、今後何かあった時困るしな。よくも悪くも。」
さりげない握手をする
ジェイ「ここは知っているか?」
デルタ1は首で背後の施設を指す
エクスナイン「いや?俺の肉親はタコじゃないからな。」
ジェイ「・・・あぁ、火星出身じゃないという事か。」
エクスナイン「まぁ、随分と豪華には見える見た目だな。ここに感染体か?」
大きな穴の中には嘗ては輝いていたのであろう汚れた金で奇妙な形状に変形した装飾や貴重な素材で出来た崩れた橋が散乱していた、差し詰VIP専用廃墟と言った見た目だ。
ジェイ「いや、ここは今回は関係ない。時間がない、車を用意してある。行こう。」
エクスナイン「オーケイ。」
近くに泊めてあったインサージェントの助手席へ乗り込む。
ジェイ「そういやお前、四輪免許持ってるか?」
エクスナイン「いや、大型二輪だけだ。」
ジェイ「あぁ、そう。」
軽い沈黙の後デルタ1は黙々とエンジンをかける。前方のボンネットから800馬力の爆音が聞こえ、デルタ1はインサージェントのアクセルペダルを踏みつける。
ほんの数秒タイヤの空転音が聞こえたが直ぐ様インサージェントは発進した。

行く先は元凶、感染体の巣窟だ。

2017年
02月20日
00:18

847: レヴィドラン

~ライアルスコックピット~

重力のアークから距離を取っていたリナーシタだが突如その反応が途絶え思わず移動を止めた。当然ながら着地時はゆっくりとである。

リナーシタ「アークの反応が消えた・・・フラクトさん一旦ストップ!重力のアークの反応が消えました!」
フラクト『はぁっ!?消えたっていきなりかよ!?』
リナーシタ「正確にはアークが何らかのゲートを作ってそれを通って引いたってのが正しいですね・・・でも引いた以上事も収束するはず―――」

しかし予想とは裏腹に予備部隊から通信が来た。こん作戦のターゲットであるアーク・・・夢亞の反応もないのだそうなれば悪夢から具現化した敵も弱体化しているはずだ・・・とりあえず繋げた。

リナーシタ「どうかしたの?この時間帯ならそっちは問題なく―――」
女性RSパイロット『隊長!こっちは劣勢です!最後の一体と思われる黄金のドラゴンが想定以上に我々の武装が効果が無くて・・・!』
リナーシタ「ッ・・・!その黄金のドラゴン他に何か特徴は!それと被害報告!」
女性RSパイロット『わ、私部隊は小破1、中破2残りは健在です!ですが本部隊が中破5小破1!そ、そして最後の一体と思われる敵は口と思われる部分から"赤いレーザー"を発射して尚且つ各部位から"錨型のミサイル"を発射していますそれから爪の部分から誘導するビームも・・・!』

これを聞いたリナーシタは確信した。アイツだ、よりによって嘗て己のトマウマであった黄金に輝く龍を模倣した兵器・・・"サイバリオン"が具現化していた。対アークに特化しているアーリアカスタムでは恐らく分が悪い、相手は夢亞の影響で生み出されたとはいえ元がここに至るまでに交戦した具現化した悪夢とは比べ物にならない少しはアークの影響もあるがそれを上回るのはベルサー軍の力といった所だ故に苦戦は避けられないだろう。当然ながら他の部隊でも同様だろう・・・そうなれば有一対抗できるのは―――

リナーシタ「私だけ・・・か・・・フラクトさん一旦ハッチを開けてください」
フラクト『へっ・・・?りょ、了解』
チビノブ「ノブ・・・」

対アーク以外にも対応でき汎用性に優れたライアルスだけだった。何かを悟ったチビノブはこれといった抗議をするようなノブノブを言わず一回ノブと言った後黙り込んだ・・・そしてハッチがフラクトが乗るアーリアカスタムに近づきライアルスのハッチを開けアームをハッチの入口に動かす。

リナーシタ「そちらのRSの方に移動してください、如何せん足場がアレですが大丈夫です私がリードしますのでまずはそっちのお嬢さんから」
子供「あっは、はい」

リナーシタが子供を抱えたあとピョンピョンとライアルスのアームを渡りフラクトのハッチに送り届け即座に戻って今度は子供の母親をこれまた器用に抱えて同様に送り届けそして怪我をしていまだ気を失っているアストはチビノブと連携してフラクトのコックピットに運び終えた後ライアルスのコックピットに戻りハッチを閉じた。

リナーシタ「フラクトさん、アスト少尉は応急処置はしていますが傷口が開かない内に急いで医療施設に!」
フラクト『あ、ああっ分かった・・・だがリナーシタ少尉は一体何処へ?』
リナーシタ「さっき私と一緒に来た予備部隊が本部隊と苦戦している最後の具現化した悪夢を撃破してくる」
フラクト『く、苦戦!し、しかし対アーク用の装備なら―――』
リナーシタ「たしかにアークの影響で生み出たのなら容易だね・・・でも違うんだアークの力の影響は少しあるでも"根本"が違うんだ・・・だからアーリアカスタムじゃ・・・勝てない」
フラクト『んなっ・・・!?じゃ、じゃあ少尉は一人で倒すって言うのかよ!お言葉ですが幾らなんでも危険すg―――』
リナーシタ「フラクト・シニュオン准尉お気持ちは理解できます・・・でもこれ以上市街地の被害を出させるわけにはいかないんです・・・フラクトさんは一分一秒でも早くアスト少尉を医療施設にそして親子を安全区域にお届けください・・・・お願い」
フラクト『リナーシタ少尉・・・アンタは・・・』

フラクトは理解したリナーシタは誰よりも仲間思いであり罪のない人も手を伸ばして助けるべきだとそれが元傭兵である決意であると・・・薄々理解した。そしてリナーシタはそれに・・・っと言い―――

 

―あれは、私から出た悪夢の具現ならそれの後始末も私の責任だからね―

 

そう言った後スラスターを噴かせ、ライアルスは怒涛の速度で市街地へ飛翔した。戦友と市民たちを守るべく・・・フラクトはその背中を見届ける事しかできなかった・・・


~市街地~

その頃市街地では本部隊と予備部隊のRSアーリアカスタムの部隊が苦戦を強いられていた。RSアーリアカスタムが囲むように黄金に輝く龍サイバリオンに攻撃を仕掛けていたが効果はいま一つである・・・しかし攻撃そのものが効いていない訳ではない少なからずアークの影響下があるのでダメージ自体は少ない恐らく今での悪夢と違い神話時代に実際存在し猛威を振るったとある軍の存在"ベルサー"の概念が大きく影響しているのだろう故に劣勢になったと思われる。

本部隊部下1『くそっ!市民の避難自体終わりつつあるって言うのにこのドラゴンの攻撃範囲が広すぎる!』
本部隊部下2『援軍は!援軍はどうなっているんだ!』
本部隊部下3『畜生!銛が折れるなんてこのバケモノが!』
予備部隊RS女性パイロット『今リナーシタ少尉が向かって居ます!それまで持ちこたえ・・・ッ!?』

状況的に不利になりつつあるのか混乱しかけている本部隊のRSパイロットを落ち着かせようとする女性RSパイロットだがロックオン警報があり気付けば錨型ミサイルが迫っていた回避しようにも間に合わない、盾も先程の誘導レーザーに破壊されたその時脳裏に浮かんだのは・・・・死だ。

RS女性パイロットo0あぁ・・・少尉すみません・・・私は・・・ここまでです・・・

死を悟り目を閉じいずれくる衝撃に備える・・・そして爆発音が聞こえる・・・だが距離が少しある感じだった。思わず目を開くとそこには大型なスラスターと追加武装のビームキャノンそして特有のクロー・・・つまり―――

リナーシタ『皆!生きてる!?』

ライアルスが到達したのだ。

RS女性パイロット『少尉・・・!私は・・無事です!少尉の御蔭で・・・!』
リナーシタ『そっか・・・よかった・・・他の皆は・・・うん無事だね』
本部隊部下1『多少被弾はしていますけど・・・我々は健在です・・・それでどうしますか?』
リナーシタ『・・・皆一旦後退してあの黄金龍は・・・私が撃破する』
本部隊部下3『少尉!?正気ですか!?相手は我々でも苦戦したバケモノですよ!いくらなんでも危険です!ここは連携を取って―――』
リナーシタ『分かる・・・分かるよ・・・その気持ち痛い程分かるでも・・・ね皆のRSじゃ危険なんだ・・・私のRS・・・ライアルスじゃないと分が悪すぎる・・・だから・・・市民の避難を支援して!お願い・・・!一人でも多くの命を助けて・・・!』
本部隊&予備部隊『ッ・・・!了解・・・しました・・・!』

抗議されるのは想定していただからこそ・・・押し切る、押し切らなければ死者が出る・・・何より市街地への被害も広がる可能性が大きいのだ。だからこそ・・・命令したリナーシタなりの言い方でだ・・・本部隊と別部隊は後退していく、当然サイバリオンは獲物を逃さないかのように攻撃をしかけようとしたがライアルスの追加武装の照射ビームに反応し回避した。どうやらこれから推測するに非対アークも想定した武装なら普通にダメージが入るのが予測できるようだ。

リナーシタ「やっぱ避けるかぁ・・・しかもあの金ピカ具合といい・・・完全に一致だねー・・・」
チビノブ「ノブ・・・?」
リナーシタ「大丈夫・・・"あの頃"とは違う、今度は逃げない、狼狽えないよ」

一人呟くリナーシタの手が少し震えているのを見てチビノブが心配しているのか呟くようにノブと鳴いたが安心させるように頭を撫でた。そして自分に・・・愛機に言い聞かせるように呟き始めた。

リナーシタ「おい何をやっているんだリナーシタ・・・アレ(サイバリオン)は過去に仕留めた獲物が復活しただけだ、あの時とは違うぞ・・・それに新たな愛機(ライアルス)もいるんだ負けるの負の字すら在りえない・・・だから見せてみろお前(ライアルス&今のリナーシタ)の力をさあ・・・!!」

操縦桿を強く握るとまるでライアルスのモノアイが答えるように強く光った。そしてサイバリオンが咆哮するかのよう口を開いた。

 

それを開戦の合図のように口からバースト砲の予兆の赤い光が出始める。しかし阻止するかのように高速ミサイルをバースト砲に向けて発射した、流石に主砲を潰されるのは危険と判断し発射を中断し口を閉じた後、即座に金色のスフィアのビットが射出されビーム弾が発射される。しかしライアルスの汎用性は機動力も同様にありQBのように肩のスラスターの出力を瞬発的に上げる事で回避しそのまま腕部に内蔵しているビームマシンガンで破壊しつつサイバリオンにも攻撃をしつつ市街地から離れるように移動する。サイバリオンもそれを追うように移動を開始した。

リナーシタ「そうだ・・・!来い・・・来い・・・!かつての私のトラウマぁ!」

RS女性パイロット『リナーシタ少尉・・・!』

遠くからその様子を見ていたRSパイロットは心から御武運を祈っていた・・・

~農業区上空~

サイバリオンと交戦を開始してからやや数分、市街地からは完全に離れ人気のない農業区へと誘導できた無論比較的農業数の無い場所にだ・・・地味にこんな時にも食欲本能が発揮されているようだ(笑
だが双方損傷はしているらしくサイバリオンは右側のカメラアイと後脚の右脚が破損ビット射出機も破壊されていた。対するライアルスは追加武装であるビームキャノンが壊れたためパージし右肩のサブスラスターも破損同様にパージし機体の全体の彼方此方に少しではあるが掠った後や被弾後がありどちらも中破といった所だ。リナーシタも被弾の衝撃で少なからず頭部に怪我を負っている。

リナーシタ「サイバリオン自体はダメージも通ってる・・・実際足一本切り落として右目を撃ち抜いたし・・・フレームへの攻撃もしている・・・でも何か決め手が足りない・・・!そういえば・・・バースト砲を狙おうとすると狙って防いでくる・・・」

交戦している時に生じた疑問は何故サイバリオンはバースト砲を守っているのかだ。ビームキャノンの照射レーザーで狙った時は回避に専念しておりミサイルの場合は撃ち落とすか錨ミサイルで破壊していた。ビームの場合はビットで防いでいたのだ・・・それらか考えるとサイバリオンのバースト砲は・・コア・・・いわば心臓に繋がっていると理解したのだ。

リナーシタ「成程ね・・・どうりでアーリアカスタムじゃ歯が立たない訳だよ・・・概念の影響もあるけど特化の効果にも軽減の効果がある訳だよ・・・過去の記録にあったシルバーホークがバースト砲をサイバリオンに照射しても直ぐ落ちない訳だね・・・!でも原因は分かった・・・!」

ライアルスは即座に反転し一気にサイバリオンに突っ込んでいく丁度口を開きバースト砲を発射しようとしていた・・・本来なら避けるだろう・・・だが―――


リナーシタ「クローの直接攻撃で潰せば・・・確実に"殺しきれる"」

それこそが狙いであるからだ躊躇することなくクローを構え後少しでバースト砲が発射されるであろう赤い光にクローを突き刺した。

リナーシタ「さようなら・・・私のトラウマ」

そう言いきりサイバリオンのバースト砲を握り潰した・・・エネルギーの放出場を失ったサイバリオンは内部やフレームと装甲の隙間から赤い光を発光し始めていくまるで苦しむように動くサイバリオンはついに臨界に達したのか大爆発を起こして爆散した当然ながらほぼ近距離に居たライアルスはその爆発に巻き込まれ装甲やスラスターなどが拉げつつトマト畑に墜落した。

~ライアスルコックピット~

先程の爆発でコックピットの一部が破損したが拉げたりねじ曲がったりはしていないようだが爆発の影響もあり右腕と頭を完全に負傷したさらに墜落時の衝撃で気絶していたが段々と意識が回復していきノブノブとチビノブが言いつつこちらの心配をしていた。

リナーシタ「あー・・・?チビノブ・・・無事?」
チビノブ「ぜ、是非もないネ!(庇われたので無傷」
リナーシタ「そっかー・・・なら良かった・・・いてて・・・ヤッバ、血流れてるし・・・そうだ!サイバリオンは!?」

罅割れたガラス部分があるメットを外して慌ててまだ生きているメインカメラを再起動し確認してみると・・・そこには頭部が吹き飛びあちこちにサイバリオンのパーツが落ちているのが映った。さらに周りにトマトがある辺りトマト畑に墜落したようだ・・・もっとも幸いな事にド真ん中に落下した訳でもないようだ。ふとサイバリオンが青く粒子となって消え始めた。

 

リナーシタ「サイバリオンが・・・消えて行く・・・そっか、撃破・・・いや繋がりを途絶えさせることが出来たかぁ・・・いでっ・・・地味に痛いし・・・んしょと」

ハッチを開けそこから何とかエッコラと出て改めて悪夢として具現化し今まさに繋がりが途絶え消えて行こうとしていく神話時代存在したベルサーの兵器サイバリオンを見つめていた。

リナーシタ「こうしてみると・・・何か綺麗だなー・・・元トラウマは・・・おっ」

ふと足元に無事なトマトが一個あり左手で持ち顔の近くまで寄せる潰れたトマトもごく少数あるだろうが全体からみると1%程度ののようだ・・・小腹の空いているのかたまらずシャクリと一口食べる。

リナーシタ「んぐんぐ・・・何か口の中に血が混じっててマズイなぁ・・・・あ、そういえば今日の任務で部隊生存数記録更新するねこれ・・・」

口の中もちょっと切っていたのか血の味が混ざって謎の味になっていたが今更な感な感じに呟いていた。そして何となく・・・空を見上げちょっと無理を承知で怪我をしている右手をパーにして空に伸ばした。そして偶然だったのだろうか・・・ライアルスの右腕も同様に空を掴もうと伸ばしていた。その右腕とアームは爆発の影響による損傷が最も大きくあったボロボロでありながらも何かを求める様に上げていた。その後チビノブが応急処置を手伝った事を記しておこう

2017年
02月20日
18:48

848: レヴィドラン

~汚染火星基地 汚染レベル中区域 合流ポイント~

ワラワラと湧いてくる汚染体をバッサバッサとなぎ倒していく内にオペレーターが説明していた合流ポイントに到達したようだ。しかし周りを見ても誰もおらずどうやらレヴィ達が最初のようだ。

レヴィ『たしかこのポイントが他勢力との合流場所・・・のはずだけど・・・』
モードレッド「誰もいないぞ」
ネプテューヌ「人っ子一人いないわね(;」
妹ドラン『ありゃまー・・・』
ジャック「ありゃまー」
スカサハ「人はいないが人型ならいるようだが」
ネプギア「それ敵ですよ!?」

何か一瞬ギャグ補正が発動したように見えたが即座に切り替えがあった辺りその辺りの認識はしっかりしているようだ。周辺の安全を確保するため一旦合流ポイント周辺の敵を掃討するようだ。

~それから数分後~

姉ドラン『この辺りは粗方相当完了っと・・・レヴィ今の段階で親玉の所までの距離確認』
レヴィ『了解、汚染レベルは・・・そこそこっと距離は半分ぐらいって所か』
モードレッド「大雑把だなレヴィ(;」
レヴィ『ああ、ごめんごめん正確な数値はおよそ4.5kmって所か・・・』
妹ドラン『無駄に広い・・・ねー・・・』
ジャック「むだにひろいー」

それもそうだろう親玉が最深部に潜んでいるこの基地は火星で最も大きい基地のようだ。無駄に広いことありゃしないそれは兎も角他勢力が来ない辺り多少ばかり苦戦をしているのだろうか・・・たしかに勢力によって技術力や対策方法も異なってくるため遅れも生じる可能性もあるだろう

レヴィ『連戦続きだし・・・少し休もう消耗した状態じゃ厳しいからね』
姉ドラン『そら私も賛成よ流石に斬って斬って無駄に敵が湧きまくるから埒がありゃしない』

一度態勢を整える事も兼ねて少し休むようだ。といっても8,9分程度位で尚且つ周辺への警戒は怠らない辺り激戦を乗り越えただけあると言えるだろう

2017年
02月21日
21:33

849: 熱湯カルピス

インサージェントは汚染度高、隔離区域へ近づいていく。
感染源は恐らく火星で宇宙港を超える最大の施設、
"ディメンション研究所"だろう。
今はディメンションどころかインフェクションだが。
ジェイ「この先に基地がある、制圧して一回補給をしてから進むぞ。」
エクスナイン「了解。」
右手にそれらしき施設が見えてくる。それを目視したデルタ1は右へゆっくりハンドルを切った。ブレーキ無しのパワースライド、彼曰く元レーサーらしい。
横滑りするインサージェントの巨体に次々と感染体が押し潰され、オレンジの何かを吐き出してくる。取りついた分は俺がナイフで潰して対処した。
あやうくクラッシュするのではとヒヤヒヤしたがそのまま走っていった。


インサージェントが次々と感染体の群れを押し潰して走り去っていく姿は差ながら猛牛のようだ。
ナイトナインJ「防弾タイヤです。狙撃できません。」
隣で狙撃の姿勢を取っていたナイトナインが言う。
ルキウス「そうか・・・あの基地に向かうぞ。」
奴等の進行ルートはストリームが予め予想をしていた。
ナイトナイン「OK」
ルキウス「徒歩で向かう、続け。」
私はそのままビルの屋上から飛び降りた。数十メートルはある高度。
直ぐに地上に達するがその間に素早く周囲を確認する。
正面には例の基地、足元にはさっきのインサージェントで音を聞き付けた感染体達がわらわらと集まってきている。
直ぐにカーボンマチェットを引き抜く。背後から無数のバレットボウの矢が飛んで私を追い抜いていく。ナイトナインによる援護射撃だ。
こちらに気づいた感染体に次々とHSし、倒れていく。
ルキウス「ぬぅん!」
足元にまるで新たに装填された弾丸かのように現れたリーパーにカーボンマチェットでトップアタックをかける。
ザシュッ
リーパー「グォォォォ!」腕を二本、そして
バズッドサッ
首を奪った。通常なら残った骨格が邪魔して斬りきれない。が、ルキウスは元々単体でハイパワーを発揮できる。特に近接戦闘に置いて重量を持った攻撃を得意とするので一刀両断等容易い。カーボンマチェットもその意味ではルキウスタイプ専用なのだ、カーボンの層の下に強力な振動発生機が入っていて非常に重い。
だが、ルキウスの腕力はそれをもまるで無に帰すかの如く振り回せる。
チャージャー「キエェェェッ!」
右からすぐ手前のチャージャーが雄叫びをあげ突撃してくる。
忘れるな、我々の目的は奴等の排除だ感染体殲滅じゃない。
カーボンマチェットの端をチャージャーの顔面に突き刺す。
すぐにチェージャーは動かぬ肉の塊と化す。ナイトナインがそれにオロチアギトを串刺しにし引き抜く。チャージャーだった物はオレンジの液体となってドロドロに溶けてなくなる。

私たちはそんな風に適当にあしらいながら基地へと向かった。

2017年
02月23日
00:10

850: レヴィドラン

~火星基地 汚染レベル高区域 隔離区域 ディメンション研究所ゲート前~

各勢力が集い始める中レヴィ達は汚染体の親玉がいると思われる施設の前にいた。道中の敵は言うはずもなく掃討している。道中中型の汚染体も居たが大きさの違いからかレヴィ達の中で一番小柄なジャックに翻弄されこれまた見事に 解 体 されたようだ。
そして合流しようにもやっぱり一番早く着いていたためレヴィ達以外誰もいなかった。とはいえ後々来る他勢力から見れば消耗を抑えられるので問題はないといえないのだが・・・あと居るとすれば道中撃破して行った汚染体だけだろう

レヴィ『さてと・・・汚染の数値がかなり上がってるか・・・となると汚染の発生源はこの施設内だね』
モードレッド「でぃめんしょん・・・?よく分からないけどこの建物からここに着くまで倒した連中のリーダー格がいるのか?」
姉ドラン『依頼内容にあったデータが正しければこの施設内のルートの最深部に居るわね』
ネプギア「でも私達だけで大丈夫でしょうか?汚染の対策はレヴィさんの妹の技術力で問題ないですけど此処から先は言ってしまえば敵の本拠地ですけど・・・お姉ちゃんはどう思う?」
ネプチューヌ「そうね・・・現状一時的な休憩を挟みつつ掃討しつつ移動して来たけどこの施設に突入するとすれば今まで以上に負荷は増えそうね」
妹ドラン『一理ある・・・とはいえ・・・ここまでの道中の・・・敵ビューティホー・・・やイヤーッ!してきたからクリアしてるから・・・・待つ・・・?』
レヴィ『だね、一度友軍が来るのを待とう』

現にここまで大規模な依頼なのに突入部隊が居てもいいはずだが、ここに至るまで友軍反応はレヴィ達だけである。このゲートの先は汚染源がいるため汚染体の数も増えているだろう。

スカサハ「所でこのゲート動いていないようだが?」
姉ドラン『まぁ汚染が原因としか言いようが無いわね、と言っても動かないならぶち破るだけよ』
モードレッド「い、意外とやり方がエグイな(;」
レヴィ『傭兵だからねー・・・(;』

2017年
02月23日
19:47

851: zyabara

フラクト「チョコレートいるかい?」

フラクトは非常食のパックからチョコレートを取り出すと、親子に手渡す。

母親「有り難うございます…。ほらリィナお礼を言いなさい」
娘「…ぐすっ。ありがとう…おじさん」
フラクト「お兄さんなんだけどなー…」
母親「あ、すみません。もうリィナったら」
フラクト「いえいえ。狭くてすみませんね。状況が落ち着いたら安全な場所に移動しますから、それまでお守りしますから。…落ち着いて下さい」
母親「…はい。…ありがとうございます」

母親がふせがちに娘にチョコレートを渡すと、フラクトはパネルに向き直る。
非常食は最近入れ換えたばかりだが、コックピット内でぐずられるよりは余程良い。
……それに、正直恐怖と混乱で傷心の子供を放って置くことは出来なかった。

フラクト「状況は?」
部下『……落ち着いて来たかと。…防衛隊に連絡をとってみます。しばしお待ちを』
フラクト「了解。任せる」

フラクトは軽くため息をすると、チューブから水を補給し、アストを見る。
応急処置は施したとはいえ、正直な所早く戻って本格的な処置をさせてやりたい。

フラクト「……ったく。無理ばっかりしやがって。…生き急ぎなんだよ、お前は」
アスト「ッ…」
フラクト「!…アスト。目が醒めたか?」
アスト「……。…ここ…は…何処だ」
フラクト「落ち着けよ。俺のアーリアカスタムのコックピットの中だ。……ほら、飲めよ」

フラクトはボトルを渡すと、顎で親子を指し示す。

アスト「……そうか。…守れたんだな。……良かった」

アストは親子を見ると安心した様に顔を伏せた。

フラクト「……アスト。……お前。泣いてるのか?」
アスト「…あ、…いや。……なんだろう、落ち着いたらなんだから…」

アストは自然と流れた涙を拭うと、ボトルから水を飲んで親子を見た。

アスト「…そうか…守れたんだな。……良かった」

今まで―――守りたくても守れ無かったからか…こうして守れた事がただ嬉しくて、自然と涙が流れた。
――――そうか。守れたんだな――と。

娘「お兄ちゃん?……泣いてるの?…大丈夫?」
アスト「ッ!……ああ、ごめんな。……大丈夫だ。大丈夫だから…」

子供に心配されて、はっと我に帰る。
母親はアストを見ると深く頭を下げた。
その様子をフラクトはただ黙って軽く笑いながら見ていた。

フラクト「ったく。……お前が守ったんだ。…良かったな」
アスト「ああ…。……守れたんだ。…俺でも守れた……やっと…守る事が…できた」

フラクト「…ま、それはそれだ。…と、状況を説明するからちょっと待て」
アスト「……!待てフラクト」

フラクトがパネルを操作しはじめた所でアストは再び我に返り、フラクトの肩を掴む。

フラクト「おい?どうした?」
アスト「あの時女の子が居なかったか!?蒼い髪の!…あの時、暴風の中にも女の子が居て…確かにアーリアカスタムで…」
フラクト「女の子?……居るわけないだろ?あの暴風の中に人が人が立てる訳無いだろ?…少し混乱してるな。落ち着けよ」
アスト「……ああ。…そうか…そうだよな。……記憶違いか?…いや…あの時確かに……」

アストが記憶を辿ろうと頭を下げた時点で、通信が入る。

オペレーター『フラクト…フラクト准尉!聞こえますか?…アスト少尉は無事ですか?……こちら、司令部…繰り返します』

フラクト「こちらフラクト准尉。聞こえています。アスト少尉の無事を確認。…現在市民二名を保護中。……状況を確認できますか?」
オペレーター『ああ良かった。…状況は落ち着いて来ました。敵性反応の殆んどは駆逐されました。准尉の部隊は一旦首都に帰還して下さい。市民を受け渡し次第本隊と合流を…』
フラクト「了解。その時にフラクト少尉も下ろします。お後はよろしく」
アスト「お、おい。まだ俺は…」

フラクト「うるせーよお子さまランチ。…お前はしばらく安静にしてろ。それも仕事だ」
アスト「いてっ…いってぇえ…何しやがる…クソッ」

フラクトはアストをデコピンで黙らせると、首都に迂回するルートを目指して進み始めた。

2017年
02月24日
00:22

852: レヴィドラン

~惑星グラウタリア 平原~

一方悪夢の具現化の最後の一体サイバリオンを撃破したリナーシタはライアルスに再び乗り・・・飛翔は・・・流石に墜落時に不具合が生じたらしくうまくスラスターが機能しないため歩行で本隊と予備隊の所まで移動する事になった。

リナーシタ「うーん・・・やっぱスラスターが不調だねー」

一人愚痴るように呟くリナーシタそして太腿に座っているチビノブはうーんと考えていた。機体自体損傷は右腕であるため戦闘は流石に無理ではあるが、移動だけなら余裕で運用できる状態だ。

リナーシタ「飛んでいけたら大幅に時間短縮できるんだけどなー・・・」
チビノブ「仕方ないじゃろらいあるすじゃったか?あんな金ぴかドラゴンに一人で挑んだぞ?そうなるだろうに」
リナーシタ「それもそっかー・・・ん?」

ふとそこで違和感を感じた普通なら聞こえてくるノブノブが明らかに喋っている感がバリバリあった。気になって視線をノブノブの方に向けた。

チビノブ「ん?なんじゃマスターワシの顔に何かついておるのか?」
リナーシタ「キェェェエエエエエエエエエエ!シャベッタァァァァアアアアアアアアアアア!普通にシャベッタァァァアアアアアア!」
チビノブ「それの事か、マスターの令呪の御蔭じゃな」
リナーシタ「令呪?」

ふと知らないワードが出てきた。令呪・・・思わず首を傾げるがチビノブが説明してきた。

チビノブ「マスターの手の甲に何か違和感とかあったじゃろ?その時何かマークが見えたはずじゃ」
リナーシタ「マーク・・・はっ!」

何か思い出すように一旦歩行をやめさせ、急いでパイロットスーツの上半身を脱ぐそこにはスポーツ用のタンクトップが着せられていた本人曰くブラは慣れないらしい・・・それは兎も角右手の甲を確認してみるとそこにはやはり結晶のようなマークがあった。触ってみると以外にも肌と同じ感触がする。

リナーシタ「これが令呪なのチビノブ?」
チビノブ「うむ、それが令呪じゃ・・・の割には結晶化しとるとはのー・・・ぐだぐだな訳でもない訳じゃし・・・まぁよいわ、兎も角これの御蔭で喋れるようになったんじゃ」
リナーシタ「成程・・・でもマスターってのが引っかかるんだよねー」
チビノブ「たしかにそうじゃのー・・・まぁ何と言えばよいかのワシはマスターのさーヴぁんとじゃな」
リナーシタ「さーヴぁんと・・・?んー・・・」

ちんまい姿を見て暫くぽく ぽく ぽく と考えてそこからピーンと来たのでとりあえず言って見る事にした。傭兵の時にも思い浮かんだら即行動が良くあったからである。

リナーシタ「オトモかな?」
チビノブ「・・・あながち間違ってはおらんから何とも言えんのぉ・・・」
リナーシタ「そか~・・・所でさサーヴァントって言ってたけどその姿がそうなの?」
チビノブ「いやこれは魔力を抑えている状態なのじゃ」
リナーシタ「抑えている状態?」
チビノブ「そうじゃ・・・じゃが一応元姿に戻れるのは戻れるんじゃが正式な召喚でやっておらぬから時間制限があるからのー・・・というか何で立ち留まってるんじゃ?」
リナーシタ「ハッ!そうだった!」

やっと思い出したかのように操縦桿を握りライアルスを走らせる。人で走るのとは大きく違うため部隊との合流も少し時間が短縮されるはずだ。もっとも―――

リナーシタ「いつっ・・・」
チビノブ「大丈夫か?応急処置しとったとはいえ・・・」
リナーシタ「これくらいなら平気だよさて・・・本隊と合流できるまでどれくらいかかることやらー・・・しかも通信機もぶっ壊れちゃったし・・・はぁー・・・」

肝心の通信機器がサイバリオン撃破時にイカれたため案の定使えないのだなので安否の報告が出来ず仕舞いだった・・・もっとも都市が遠くに見えた辺り距離は着実に近づいていた。

2017年
02月24日
13:37

853: 熱湯カルピス

―火星 目標とは別の小規模基地―
感染オスプレイ「ヂィィィィ・・・」ドカン
エクスナイン「制圧完了。今ので最後だ、見落としがなければな。」
ジェイ「ところであれは援軍なのか?もう二人ライダーが来るぞ。」
デルタ1が窓の外へ指を指す。
エクスナイン「あ?・・・あれは・・・」
俺たちは補給地点の倉庫へのルートを意識しながら急いで外に出た。

俺たちが来た入り口を通せんぼするかの如くルキウスが仁王立ちし、その後ろでナイトナインが壁にもたれ掛かっていた。

ジェイ「知り合いか?」
エクスナイン「ああ、そして敵さ。どちらもな」
ジェイ「何・・・!?」
それを聞いたデルタ1は素早くライフルを構える
ルキウス「その通りだ。俺はお前らを殺しに来ただけだ。」
ナイトナイン「・・・」
ジェイ「何のつもりか知らんが今はお前達に構っている暇はないんだどいてくれ!」
ルキウス「そうはいかない、こちらも使命だからな。」
そういってある物を取り出す
エクスナイン「それは・・・!」
ルキウス「そう、"デュアルフォトンギアβ"。」
エクスナイン「どういう事だ!シエラ!」
シエラ[今開発に確認しました。確かに2台作成しα、θが全て1台ずつ盗まれているとの事です。]
エクスナイン「嘘だろ・・・一体どうやって・・・」
ナイトナインがこちらに向き直り指を指す。意味が分からずにいると
ルキウス「さて、少しばかり付き合ってもらおうか。」
デュアルフォトンギアβのダイヤルを右に回転させる。
[DarkFantasy][Let`sGOING!DarkFantsy!]
[DualUP!]
ルキウス「大変身・・・」
[闇の世界で生きる!ダークネスファンタジー!]
ルキウスは黒い霧に包まれ少しするといきなり霧から飛び出し襲いかかってくる。
咄嗟に応戦できずエクスナインは斬撃を直に受けてしまう。
ルキウスのその姿は禍々しくも美しいステンドグラスのような装飾に黒い鎧を身に付けた魔王のような姿へと変わっていた。
右手にカーボンマチェットが変質した黒いオーラを放つファンタジーソードを持ち、左手で黒いマントを翻す。
デュアルフォトンギアβはベルトの右腰のホルダーに装填されていた。
ルキウス「さて、死合おうか。」
ファンタジーソードの刃先をこちらに向け、ルキウスはそう言った。

2017年
02月25日
00:12

854: レヴィドラン

~隔離区域 ディメンション研究所ゲート前~

別の敵勢力が現れた頃レヴィ達と言えば・・・・

レヴィ『来ないですね・・・(;』
モードレッド「だなー・・・」

今も他勢力が来るのを待っていたのだが、未だに影も形も見えなかったようだ当然レーダーも同様であるあるとすれば時折こちらを狙おうとウラーッっと突っ込んでくる少数の汚染体位である。と言うよりもレヴィ達が今に至るまで鍛錬を怠っていないので他勢力との実力差が多少なりともあるらしく移動速度に差があったようだ
道理で友軍が来ない訳である(笑

姉ドラン『んー・・・こりゃだめね』
スカサハ「どうかしたか?」
姉ドラン『いやそこまで深刻じゃないんだけど汚染の影響もあるのかしらね通信があまり繋がらないのよ』

どうやら姉ドランが他勢力の友軍の位置を確認しようとオペレーターに通信を繋げようとしたが、汚染濃度が高いためか通信回線が今一不安定のようだ。
だが短距離通信は安定して行える辺り長距離通信は厳しい様だ。

姉ドラン『こうなると援軍は望めないか・・・已むおえないわ突入するわよ』
ネプテューヌ「突入って言ってもこのゲートかなり頑丈よ?隔離されてるとなればなおさら・・・」
姉ドラン『よっと・・・』

ゲートの開く場所の所に極限格闘進化形態で指先から突っ込み
同様に残りの片手も指先から突っ込み何かを把握し

姉ドラン『んで・・・』

足に力を籠め―――

姉ドラン『ハァ!!』

気合がガチに籠った声と同時に左右に開かせるように動かすとガガガガガ!という轟音を鳴らしながら豪快に無理やり開いた。そしてガゴォオン!っと轟音を鳴らし―――

姉ドラン『よーし開通ね』
モードレッド「いや無茶苦茶だろ!?スカサハ!お前のマスター一体何もんだ!?」
スカサハ「マスター曰く格闘の鬼・・・だそうだ」
モードレッド「でぇぇええっ!?」
妹ドラン『おお!流石我がお姉ちゃん!私達に出来ない事をやっちゃぅ!』
ジャック「そこにしびれるあこがれるー(妹ドランから渡されたメモ読みながら」
姉ドラン『それやめーや・・・っとそれはとにかく突入するわよ』

一瞬ではあるがギャグ補正が発動された。だが即座に切り替え汚染の発生源が潜むディメンション研究所へ突入した。

2017年
02月27日
21:05

855: MI4989 削除

~ブリスガンド、岩石砂漠、廃坑に繋がる陥没孔周辺~
現地時刻 夕方に入るあたり

プリッツア魔法使い(……こちらに気付いていて凄く警戒している……)

だいたい30分くらい監視をしてそんな事を思うソナー要員。彼女が聞き分けているのはずばり「クレリアンの駆動音」とも呼ばれる特徴的な機械の駆動音と磁励音だ。
彼女のその索敵能力は決して高いとは言えないがその音を感覚的に聞き分けられるのでそういう意味で重要な人員になってしまった。
それを彼女は良しとしているかはまた別の話であるが……。

プリッツア魔法使い(……エンジンが止まった)
プリッツア女騎士「……あ」四次元ポケット的なバッグからリフレックスサイト付きH&K HK94ピストルカービンを取り出した
ブリスガンド士官「それって元からバッグに入ってた?」
プリッツア女騎士「入ってなかったから……ソナー、音はどうなってる?」
プリッツア魔法使い「タービン発電機の音はまだあるのでエンジンを切っただけかと……」
ブリスガンド士官「あぁ、なんだ……EMGシールドの効果がなくなったみたいだから逃げられたかと思ったよ……」


エンジンを止めてから10分くらい経過しただろうか、それまでは特に変わった様子もない。
しかしオールドマイドがどう思ったのか定かではないが彼女は行動らしい行動を起こした。

プリッツア魔法使い「……エンジンスタート……ギアチェンジ……電動回転工具作成……何かしらの金属と石をかなりの速さで加工してる」
プリッツア女騎士「何を作ってるか分かる?」
プリッツア魔法使い「加工は手作業だけど組み立ては念力……ボイラーと蒸気タービン発電機とセラミック加圧焼成機に溶鉱炉に圧延機? いろいろ一気に作り過ぎて特定が……」
プリッツア女騎士「廃坑で“工場”になるつもりのようですね」

地中から聞こえてくるのはさながら工場を建造しながら稼働させているような騒音だ。
設置されたいろいろな装置や機械が動き始め、廃坑に残された資材や残土を忙しく運搬するトロッコが忙しく走る様子が容易に想像できる。
たった一人で工場を動かすというこの特徴はオールドマイドと名付けられた彼女の特徴ではなく、クレリアンという人種の特徴らしい。何故そのような進化をしたのかは諸説あるが今でもはっきりしない。

ブリスガンド士官「それにしても……なんでキレてるババアの為に部隊を率いて監視しなきゃならないの……」
プリッツア女騎士「……私はそのためにお隣から飛んで来たんですが。というかこの部隊って特に変な奴は居なそうですけど……」
ブリスガンド士官「私がめんどくさい。めんどくさい奴は私含めて約二名以上いるけどそういうのじゃなくて単純に監視がだるい」
プリッツア女騎士「えぇ……」

2017年
02月28日
00:25

856: zyabara

~首都付近~

フラクト「フラクト准尉以下2名、および民間人二名を確保の上集合地点に到着しました。……状況はどうですか?」

フラクトがアーリアカスタムから降りて首都防衛隊に問うと、防衛隊の隊長が駆け寄ってきて答えた。

防衛隊隊長「要請に応答して頂き有り難うございます。状況はだいぶ安定していますね…。これもひとえに第13部隊の方々のご協力あってこそです。…とはいえ此方にも、13大隊の方々にも被害が出ましたが。…ですが、貴方方の協力が無ければ我々のみではとても防衛など立ちいきませんでした。……あらためて感謝します」
フラクト「いやいや、これも我々の任務ですから。……それに、感謝するなら私ではなくエドワード司令官に。彼の指揮が無ければ立ちいきませんから」
防衛隊長「…はっ。感謝致します。では民間人は我々が責任をもってお預かりします。…有り難うございました」

フラクトは律儀に敬礼をする防衛隊長にやや呆れつつ(悪い意味ではなく)も、アーリアカスタムから民間人を下ろすアストをみる。

アスト「足元気を付けて。RSは慣れてないと危ないから」
娘「ありがとう。お兄ちゃん」

少女を片手で抱き抱えつつ、母親の手を取りアーリアカスタムから下ろす。
すかさず近くに居た防衛隊員が寄って来て、民間人の保護手続きを行っていく。

母親「すみません…本当に…本当にありがとうございました。……貴方が居なければ私達は……」
アスト「お気遣い無く。民間人を守るのは我々の任務なので」
娘「ありがとうお兄ちゃん。…また、会えるよね?」
アスト「…。ああ、きっとな」

アストはにこやかに笑うと、少女の頭を撫でてやり、そこから去ろうとする。

フラクト「よお!お子様ランチ!エスコートお疲れさん!」
アスト「いった!?いてぇ…!怪我に響くだろうが!…て言うかその呼び方やめろ…」

立ち去ろうとしたアストにフラクトが後ろからぶったたき、アストが悶絶する。
その様子を親子や防衛隊の面々が笑いながら見ていると、遠方からエンジン音が聞こえて来た。

アスト「ん。リナーシタ少尉のライアルスか?……無事だったか」
フラクト「ん?…いや、だいぶボロボロだが……大丈夫かあれ?」
アスト「……救援にいくぞ。手伝え」
フラクト「あっ…おい!だから無理すんなって……。ったく、あのバカ…」

ライアルスの方向に駆け出して行くアストを慌てて追いかけるフラクト。
…遠方には旗艦フラウダリアが降下して来ているのが見え、この惑星での任務の終了を告げていた………。

2017年
02月28日
19:18

857: レヴィドラン

~ライアルスコックピット~

一方肝心のリナーシタと言えば、何故か普段着に着替えていた。何故と疑問に思うだろその原因は右太腿に包帯が巻かれているのがハッキリと分かる。どうやら負傷箇所は二か所だけではなかったようだ。

リナーシタ「いやー、早めに違和感に気付いてよかったよ」
チビノブ改めノッブ「まったくじゃマスターは元傭兵だとか言ってたわけじゃの違和感に気付くのが速いの」
リナーシタ「それが私だからねーそうでなきゃ生きていけないよ」

元傭兵なだけあり違和感に気付いた後の応急処置の手際の良さもあった。御蔭で出血多量・・・とまではいかないが血液不足でフラフラする事は無いだろう。もっともパイロットスーツは血が染みてるので脱がざる終えなかったしかしこんな事も在ろうかとバリに普段着をちゃっかり入れているためその辺りの心配は無い

ノッブ「ところでさっきからピコンピコンと何かこの丸っこいのに映ってるのはなんじゃ?」
リナーシタ「ん?あー、これはレーダーだよんで・・・あっこれ旗艦の反応だ」

どうやら旗艦であるフラグダリアが降下してくることから本隊の集合場所に到着したようだ。現にまた小さい反応があり目視で確認するとアスト少尉その後からフラクト准尉が来ていた。歩行で近づこう・・・としたのだがエネルギーもかなりギリギリのようだ。

リナーシタ「流石にここまでかー・・・」
ノッブ「しかし仲間の所にはたどり着けのだろ?ならマシじゃな!」
リナーシタ「正にその通りだね」

その場でライアルスを膝に着かせハッチを開ける、その後いつもACから降りる際に利用しているアンカーを腕に装備しハッチ上部に掛けた後医療キットをノッブに持たせた後背中に乗せ降りた。

~~~~~~

リナーシタ「んしょと・・・よく、頑張ったね」

地面に着地した後、後ろを振り返りボロボロになりながらもその特有の形状を残す愛機を見上げる。ここまでたどり着くまで良く持ってくれてありがとう、そう言う意味合いも兼ねて呟いたのだろう・・・ふと走ってくる音が聞こえ振り返るとアスト少尉であった。

アスト「リナーシタ少尉、御無事・・・と言える状態じゃありませんね」
リナーシタ「やほーアスト少尉、まそれはお互い様だよというか私が応急処置した場所は・・・あっここちょっと血がにじんでるよ?」
アスト「・・・はい?」

リナーシタから指摘された場所を確認するとたしかにちょっと血がにじんでいるどうやら走った影響で僅かではあるが傷口が開いたようだ。
それを見てリナーシタはやれやれっといった感じに背中にいるであろうオトモに声を掛けた。

リナーシタ「ノッブ医療キットちゃんと持ってる?」
ノッブ「言われなくとも持っとる」
リナーシタ「おっけ、んじゃアスト少尉大人しくしててください い い で す ね?」
アスト「アッハイ」

途中念を押されるような言い方に思わずそんな声を出すアスト少尉、それと同時に素早くノッブが医療キットを開けている間に血が滲んでいる部分の包帯を外して応急処置を始める。念には念をっと言った感じに手際よくやっていた。

リナーシタ「これをこうして・・・はい、終わりっと怪我してるんですから無理してはダメですよ」
アスト「面目ない・・・ってそうではなく!リナーシタ少尉私が気を失っている間に何があったんですか」
リナーシタ「あーそっち?たしかに私の愛機がボロボロ尚且つ私が普段着な事も考えるとそうなるね、極端に言うと無駄に概念が強い悪夢にソロで挑んでこの結果って感じかな」
アスト「ホントに極端ですね!?というかそれ以前にこのチンマイ生物は!?」
ノッブ「マsリナーシタのオトモノッブだよよろしくネ!」
アスト「オトモ!?いでっ・・・!?」
リナーシタ「こらこら無理に動かないでくださいよアスト少尉、互いに応急処置しているとはいえボロボロなんですから」

やれやれと言った感じにいうリナーシタふと周りが赤くなり始めていた。どうやら夕暮れが近い様だ何となく夕日を眺めはじめた。

リナーシタ「綺麗だねー・・・」
ノッブ「そうじゃのー・・・うん?」
リナーシタ「ノッブ?」

ホゲッー・・・っと夕日を眺めているとノッブが何か悩んでいるような顔をしていた。何故か・・・何故だかそれが心配で仕方なかった。だから声を掛けた、悩むを聞くために・・・

リナーシタ「ノッブどうかしたの?悩んでる感じだけど」
ノッブ「いやそこまで悩むことじゃない・・・はずじゃうむ問題ない」
リナーシタ「なら良かった無理に抱え込まないでよね」
ノッブ「マスターがそう言うなら善処するネ」

そう言ってリナーシタはうんうんと頷いていた・・・だが―――

ノッブo0この感じ・・・まさか"聖杯"・・・けど可笑しいこの世界には存在しないはずじゃぞ・・・!まさかワシ以外にもさーヴぁんとが召喚されとるのか・・・?

予想よりも・・・厄介な代物が現れたのだと・・・ただ一人思っていた・・・

2017年
03月01日
14:41

858: 熱湯カルピス


ルキウスF「行くぞ…」
ルキウスファンタジーゲーマーレベルExtraはファンタジーソードを構え、ゆっくりと歩きながら近く。
エクスナイン「くそ…」
[ベースEx-9アームドアサルト]
エクスナインAにフォームチェンジ。インヘクサーは今回の駆除作戦のため急造された物で感染体への耐性は強いが対ライダー戦は想定されていない。
SCNスタッグをホルダーから引き抜き構える。
元々の身軽さを利用し一気にステップで距離を詰める。
エクスナイン「もらい!」SCNスタッグを刺した、はずだったが
ファンタジーソードで受けて、防がれていた。
エクスナイン「一筋縄ではいかないか…」
ルキウスF「今度はこちらから行くぞ。」
ルキウスFは受けに利用したファンタジーソードの柄でエクスナインの胸を打って怯ませ
エクスナイン「ぐぉはっ!」
一息にバッサリと斬った。

2017年
03月02日
00:32

859: レヴィドラン

ルキウスFの斬撃の直撃をもろに食らい倒れかけるエクスナイン、だが彼とて意地があるのだ早々くたばる訳にはいかず何とか転倒は避けたが一撃の重さが違うのはハッキリした。

ルキウスF「ふむ・・・流石βといった所か」

ベルトの性能を確認しつつ武器を構えなおした時であった―――

ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・!

ルキウスF「ぬぅ・・・?地震か・・・?」
ジェイ「こ、これは・・・!」

突如地震が発生したのだ、しかし待ってほしい火星で地震が発生する事はまずあり得る話ではないルキウスが何故地震が起きた原因を考えているときであった。突如汚染体の原因元が潜む場所に赤いレーザーが空に突き刺すように放たれたその際煙で見えにくいが何か二本の機械触手の先端から発射されていた。何故このような事が起きたのかその原因はレヴィ達が汚染源の最深部に突入し撃破する前に遡る・・・

~汚染区域 隔離区域 ディメンション研究所 最深部手前~

他勢力がディメンション研究所を目指している頃レヴィ達はここに至るまでに次々と襲ってくる様々な汚染体をぶった切ったり撃ち抜いたりと次々とじゅうr・・・否掃討していた。突入した最初は各々は汚染体の潜伏場所故敵も多少硬いっと想定してたのだが以外にも柔らかかった。どうやら汚染体の発生源故にまだ体が適応しきっていない状態のが多かったようだ。とはいえ機械タイプもいるので柔らかいのだけとは限らなかったがそれでも強度に差があるようだ。
その為難なく汚染体の発生源元が居ると思われるゲートにたどり着いたのだ。


レヴィ『汚染数値及びマッピングされたルートからして・・・ビンゴここだね』
ネプテューヌ「このゲートの先にいるって訳ね」
レヴィ『うん、依頼目標である汚染源のコア・・・が、ここに居るって訳かな』
モードレッド「にしては流石に悪趣味すぎねぇか?この汚染具合はよ」
スカサハ「仕方あるまい敵は見境なく襲ってくる敵だ偶然そうなったとしか言いようが無い」

モードレッドが言うように正面にある大掛かりなゲートは文字通り汚染の影響がひときわ強く表面が汚染によって変色している事がハッキリと分かった。隔離をしていても汚染の脅威がそれだけ大きいのが判明している。

姉ドラン『こじ開ける・・・としても流石に汚染の影響からして何かしら引っかかりそうねとなると・・・ぶっ壊すわよレヴィビームマグナム』
レヴィ『了解、流石に汚染数値も高いから変形してても可笑しくないからね』

ビームマグナムを構えた後、引き金を引くそしてビームマグナムの銃口から強力なビームが発射されこれまた見事に汚染された隔離ゲートに綺麗な大きな穴を開けた。流石ビームマグナムだ伊達じゃないぜ
それは兎も角レヴィがビームマグナムで開けた大きな通り道から汚染源がいると思われる場所に入る。

レヴィ『やっぱり汚染源がいる場所なだけあるね・・・彼方此方というよりもいたるところが汚染されてる』
妹ドラン『うへぁー・・・床もだね・・・』
ジャック「おかあさん床がぐちょぐちょだね」
妹ドラン『汚染の・・・影響・・・だからね・・・』
バベッジ『マスター正面に大型球体補足』

ふとバベッジが何かを発見したらしく全員が正面に視線を向ける。
そこには汚染源であるコアがあった。紫色に光っており周りは汚染の影響の塊が支柱になっている。そして周りにはコアを守るように中型汚染体が数体いた。

姉ドラン『あー・・・あっさり見つかったわね(;』
レヴィ『だねー・・・(;』
モードレッド「けどさすがに護衛がいるようだな、どうするレヴィ突っ込むか?」
レヴィ『いやそうすると恐らくあそこにいる4体の汚染体が必ず襲ってくる・・・ここは分断させて残りが本体であるコアを叩くよ』
姉ドラン『了解っとんじゃ私とスカサハが右側二体殺るわ』
レヴィ『じゃあ僕達が左側かな、妹コアの破壊いける?』
妹ドラン『んー・・・見た感じ大きさもあってかなり硬い・・・でも・・・一点に集中すれば壊せる』

どうやら各々がやるべき事を即座に決めたようだ。レヴィが牽制にダブルビームガトリングで左側の二体に攻撃をしかけそれと同時にネプテューヌとネプギアが懐に入り攻撃を仕掛けるモードレッドは正面から攻撃を仕掛けるようだ。
対して姉ドランとスカサハはそれぞれ一体づつ汚染体を倒すようだ。たしかにこの二人の実力からすれば妥当だろう。

妹ドランo0一点に集中・・・するとはいえかなりの大きさがあるそう考えると同じ位置に数発撃ちこむ必要がある・・・当然高威力で・・・かな・・・ほぇ…ちょっと待って『ねぇ・・・バベッジちょっと・・・頼み出来るかな・・・ジャックちゃんにもお願いあるの』
バベッジ『何を求マスターよ』
ジャック「何々?おかあさんのお願いなら私がんばるよ」
妹ドラン『んとね・・・手短にいうけど・・・あのでっかい球体・・・依頼目標を確実に破壊するから・・・私はある一点に・・・・罅を入れるからそこを・・・全力で叩いてまず・・・ジャックちゃんはそのナイフを罅の所に突き刺すように投げて・・・そこに私が追加のビームを狙い撃つから・・・そしてバベッジ、宝具で罅の部分に一点集中して粉砕・・・!』
ジャック「うん!」
バベッジ『了解、ディファレンス・エンジン機動、蒸気圧圧縮開始』
妹ドラン『ん・・・じゃあ・・・行動開始・・・!』

妹ドランの掛け声と同時に素早く行動を開始するジャックは素早くナイフの射程内に距離を詰め、バベッジは蒸気圧を圧縮し始める恐らく本人がいう宝具の準備だろう。妹ドランはビームスマートガンをスナイプモードに移行し狙いを定める。
狙うは汚染源のコアだ。唐突だがダイアモンドは非常に硬い、しかし一点だけ脆く砕けやすい部位が存在するそこを正確に一寸の狂いもなく叩きこめば瞬く間に破壊が可能だ・・・つまり―――

妹ドラン『ターゲットロック・・・!穿つ・・・!』


コアを確実に粉砕する部位に全力で叩き込むと言う事だ。引き金を引き放たれる一筋の強固なビーム弾は一寸の狂いもなく命中しヒビが入った。そこを狙わないはずもなく―――

妹ドラン『ジャックちゃん!』
ジャック「しゃぁっ!」

罅割れのある部位にジャックの投げたナイフが突き刺さる、すかさず妹ドランが連射モードにし一発も外すことなくナイフを撃ちドンドン奥へ食い込ませる当然ナイフそのものが壊れないように威力を調節しつつ尚且つ勢いよく押し込む威力も調節する。一発また一発と命中する度にコア全体にヒビが行きわたり始める7発目でかなりヒビが大きくなった。

妹ドラン『これなら・・・いける・・・バベッジ!』
バベッジ『承知、見果てぬ夢をここに―――』

後はバベッジの宝具による完全な破壊だ、バベッジは構えると蒸気がプシューっと連続で大きな音を立てつつ部屋全体に行きわたり始めた。

バベッジ『我が空想』

それは嘗てもしかしたら有り得たかもしれない未来、願うかも知れなかった未来

バベッジ『我が理想』

それは嘗てもしかしたら有り得たはずの理想郷、バベッジが望んだ理想郷

バベッジ『我が夢想――』

それは嘗てもしかしたら有り得たはずの夢想、夢見た蒸気文明世界

バベッジが蒸気を一気に放出蒸気のブーストで飛翔しその手に持つは己の宝具の一部、そしてこの部屋に充満する蒸気もまた同じく・・・だが気のせいだろうかこの部屋にいる中型汚染体の動きが鈍くなっていた。だが当然・・・と言えるかもしれないこの蒸気は彼の空想、理想、夢想の集大成だその名は―――


―ディメンジョン・オブ・スチームー
=絢爛なりし灰燼世界!=

バベッジの放つ一撃は吸い込まれるようにヒビの中央に命中、回転する武器の威力何よりその巨体からの蒸気圧縮の勢いも重なり絶大な威力を誇った。汚染源のコアは瞬く間に罅が行きわたり粉々に砕けた。
それと同時に4体の中型汚染体も撃破された。

妹ドラン『よしっ・・・!グッジョブジャックちゃん!バベッジ!』
ジャック「おかあさんもっと褒めて!」
妹ドラン『うむ・・・♪よしよしえらいえらーい・・・♪』

我が子の要望に応えるメカニック兼傭兵の母親母性の促進加速まっしぐらである(笑
されそれはさて置き汚染源のコアは欠片がゴポゴポと溶けている辺り撃破出来たようだ。これで汚染源による汚染体の増加は防げた残るはまだ通っていないルートにいると思われる汚染体の掃討である。

レヴィ『ふぅ・・・ひと段落って所かな』
ネプギア「はい、後は残っている汚染体の掃討ですね」
モードレッド「うへー・・・無駄におおい有象無象共かよ・・・」
レヴィ『そう言わないでよモードレッド、こうして汚染体の発生源を潰せただけマシだよ?』
モードレッド「そりゃそうだけど・・・ッ!?」

突如モードレッドが驚愕の表情を浮かべた直後地震が発生した。
しかもかなり揺れが大きくである。

姉ドラン『地震?いきなり過ぎない?』
モードレッド「やべぇ・・・マスター急いでこっから出るぞ!"何かデケェ"のが下から来る!」
レヴィ『ッ!分かった皆急いで脱出するよ!低空飛行で離脱するよ!モードレッド掴まって!』
モードレッド「分かってるっての!」

モードレッドが余程真剣な表情なあたりかなり危険なのを察したレヴィは低空飛行での離脱を指示しモードレッドの手を掴み妹ドランはジャックを抱え、姉ドランはスカサハの腕を掴みバベッジは蒸気圧による飛行を開始(蒸気ってスゲー!)一気に汚染源が居た部屋から脱出し、一気にディメンション研究所の入口を目指した。

そして先程までいた部屋の床から突如として二つの赤い光の筋が貫き天井まで貫くそして赤い二つの巨大な機械触手が出てきた。この時レヴィ達は脱出を優先していたが警報音にかつて聞き覚えのあるなり方に気付いていなかった・・・


WARNING!!
A HUGE BATTLE SHIP
DREADFUL WHIP
IS APPROACHING FAST

【INFO】実はこっちが汚染源の本体としちゃってたり・・・・

2017年
03月03日
11:45

860: MI4989 削除

~ブリスガンド、岩石砂漠、大き目のゴーストタウンがある採掘場跡のどこか~
現地時刻 日没から夜に差し掛かるあたり
天候 雨

空が夕焼けから夜の景色に差し掛かる頃合い。
草木が生え始めて緑化が進みつつあるとは言えまだ砂漠に近い状態なのでそろそろ寒くなる時間だ。
そんなところに北の海からやってきた雨雲が雨を降らせていく。

突然にして街から離れるようにこの廃棄市街と採掘場跡へオールドマイドが地中から移動したようだ。
その掘削・建設・移動速度は凄まじかったそうであの廃坑から10kmもあるのに僅か7分でトンネルを建設完了した上に移動完了したらしい。
偵察隊は偵察機によってそうと思われる反応が見つかった市街地に向かい、そこでオールドマイドの捜索にあたっている。
30年前に廃棄された採掘場跡とそれに伴って寂れてゴーストタウンとなった街に何の用があるのか分からないがオールドマイドはここのどこかにいるようだ。

<ブリスガンド士官:撃墜された偵察機によるとオールドマイドは何かを探している様子でここを彷徨っているらしいわ>
ブリスガンド偵察兵A「腹が減ったから食べ物を探しているとかか?」
ブリスガンド偵察兵B「それ私達が食べられるフラグ……」
プリッツア女騎士「……よほど飢えてなければ食べませんね、手にかけるとしてもせいぜい身体の一部を千切る程度でしょう」
<ブリスガンド士官:さらっと酷い事を言うわね……>

殆どの隊員は供与された徹甲榴弾を使用するスコープをリフレックスサイトに換装したLS70対物狙撃銃か、同じように供与された高速徹甲弾を使用する長銃身化したLS36自動散弾銃を構えながら市街を三人一組で行動する。
今回は討伐対象が装甲車級クレリアンなので基本的には対戦車戦闘における戦術に準じ、見つけたら他分隊と連携をとって側面か背面から射撃して集中攻撃する必要があるためこうなった。
オールドマイドに限らず殆どの装甲車級クレリアンは体重が自身より軽い者に対しては「装甲車級」と冠する通り絶大な戦闘能力を持っている。
正面からは脆弱部位を狙わなければ攻撃が通る事は無い。その脆弱部位は隠している場合も多く、いつでも狙えるとは限らない。

こちらだって対抗手段が無い訳ではない。こちらは数を生かしてどこからでも集中攻撃できるように連携を取って追い込んで行くのだ。
幸い、集中攻撃して仕留めるだけの火力を持つ武器は揃っている。
防弾装備も爆風を減衰させる超小型EMGシールド、口径10mm程度の徹甲プラズマ弾と40mm級榴弾の破片までなら抗弾性を示す軽量複合装甲板が入っているボディアーマーを着込む。
この等級になるとCE防御力が非常に高いせいで修復系回復魔法やリペアナノマシンでは治せず、装甲用の鋼鉄よりはマシという程度の重さである。

基本的な戦術はオールドマイドを見つけ次第、彼女の座標と向きを無線通信で発信して彼女を引き付け、
周りに居る他の分隊は応答を行わずにそこに射線を通せるように移動して側面か背面から必ず複数で狙撃する、といった流れだ。
クレリアンとの戦いは数を生かした戦術が必要とされ、そのために無線を使った連携が不可欠なのにそれがすぐにばれてしまうというのが対クレリアン戦闘を難しくさせる。
音と電磁波を細かく聞き取る能力がかなり優れ、そもそも隠密行動に長けていることが珍しくないクレリアンの前では隠密行動は非常に難しい。

<ブリスガンド士官:そろそろ増援の空挺部隊が降下しに来る頃合いなんだけど……>
プリッツア女騎士「……(“無線を切って”と手で指図する)」無線を切る
ブリスガンド偵察兵A,B「……」無線を切る

物陰に隠れながら進む女騎士が居る分隊から見えるところにオールドマイドを発見し、女騎士はすぐに無線を切るように指示する。
見つけたからと言っても僅か20mのところにオールドマイドが静かに歩いていたのだ。この距離では“近接攻撃”で一掃されるのがオチだ。
息を潜め、眼を見ないようにオールドマイドを見てどこに向かうのか見つめ続ける。
おそらく無線通信を聞かれて寄って来たのだろう。あんなに片側のアンテナが拉げたり折れているのに耳は聞こえるようだ。
戦闘重量14tとは思えないほど静かな足でゆっくりと歩き、こちらに顔を向けなくなったあたりで女騎士は手で指図して分隊は忍び足で建物の中に入り、様子を見る。

2017年
03月04日
11:39

861: MI4989 削除

オールドマイドをやり過ごしたのだろうか、目視ではおよそ100m先に彼女の背中が見えていた。
まだ無線機は付けるべきではない、この距離でもまだ“近接攻撃”の射程内だ。
女騎士は今の内に後ろを見せているオールドマイドの状態と装備を確認していく。

右背部の増設ハードポイントには交戦資料で見た7.62mm機関銃が付いた30mm機関砲が相変わらず載っている。
左背部の増設ハードポイントには13.2mm連装機関銃。
腰には破損した増設ハードポイントが付いたままでいつものなんかいくらでも出てくる砲弾バッグと思しき装備は健在で曲剣と密造した19.05mmリボルバー拳銃。
左腕には8mm3連装機関銃と30.5mm砲が付いている。
増えている武装はおそらく密造したのだろう……密造とは言ってもソナー要員によればテストも充分に行っているため必要な精度は保たれているそうだが。
後ろからなので正面はよくわからないが鎧を保持するためのベルト類が見えるため正面はしっかりと防御している可能性が高い。
身体の随所にはまだあのAPFSDSの弾芯が刺さったままだったが体組織は若干治っているようだ。

充分に観察を終えた女騎士は手で部下に指示をし、忍び足で建物の中を進んでいく。
できるだけオールドマイドから離れて通信を行うためだ。
もし視認できる範囲にオールドマイドが居るときに電波通信を行った場合、直ちに発見される。
通信したら発見されるのは量子通信も同じだ。

女騎士が率いる分隊は忍び足で建物の屋上に着いた。
一言も喋ることを許さない状況で女騎士はオールドマイドの装備情報をHUDに表示できる圧縮ファイル形式に変換し、歩きながら無線機と接続してその電源を入れる。

女騎士「今から目標の装備情報と位置情報を送信します」
<ブリスガンド士官:……何があったの!?>

圧縮データを含んだ電波を発信して直ぐに11発の青緑色に輝く金属プラズマ弾が女騎士の上に殺到、
EMGシールドの効果面に8発が衝突、内3発が淡青色に輝く爆発成形浸徹体へ変化し女騎士の頭をかすめて床に着弾した。
オールドマイドは応答の猶予も与えない反応速度で狙撃してきたようだ。

女騎士「見つけたけど近過ぎたのよ――散開っ、射撃開始!」

多数の銃声とほぼ同時に鋼鉄が拉げるような悲鳴と水牛が唸るようなレシプロエンジンの咆哮が石造りの街中で響き渡る。
どこかの分隊が射撃を加えて命中させたようだ。そしてすぐにメディックを呼ぶ無線と魔境から呼ばれたであろう輸送シュヴェシィナが飛び交い始める。
女騎士と二人の偵察兵は間隔を取ってL70対物狙撃銃を構えてオールドマイドに照準を合わせ、射撃を行う。
三人とも1発ずつ撃って直ぐに身を隠すが30発近い機銃弾サイズの金属プラズマ弾が殺到し、建物の構造を貫通して熱い鉛塊となって三人合わせて10発近く被弾。
威力が落ちたとは言えその衝撃はかなり大きく、ボディアーマーで重くなっているとは言え態勢を崩される。
続いて大き目の金属プラズマ弾が3発飛来してほぼ真上で起爆し、破片が降り注いだがEMGシールドによって弾き返した。

<ブリスガンド士官:敵はどこまで損傷したの!?>
女騎士「皮膚や体組織は貫通してるけど骨や変速機に弾かれてるのか致命傷に至ってないのが殆どみたいですね……もっと接近したほうが良いです」
<ブリスガンド士官:狙う場所はそのままでいいから可能な限り接近して!>
<ブリスガンド偵察兵C:200mまで接近したけど敵の銃座が私達から眼を離してくれない!>
<ブリスガンド偵察兵F:分隊の二人が後方送りになっちゃって行動できない!>

女騎士は部下に命令し、建物の屋上からそのまま飛び降りて道路に出てオールドマイドが陣取っているT字路まで走って向かう。
いくらかの角を曲がって辿り着くとそこには血を流しながら二方向に銃撃と砲撃を加えているオールドマイドが居た。
皮下装甲が剥き出しになって赤黒い錆が浮いているおでこが特徴的な顔をこちらに向けるとエメラルド色の瞳が閃光を放った。
隠れる猶予も与えられないうちに三人とも眼がくらみ、その間に銃撃を食らった。
――視界が戻ると女騎士は立っていられたが後ろにいた二人は倒れていた。

握っていた狙撃銃は先の銃撃によって大破して使えなくなり、女騎士はその場に投げ捨ててホルスターからH&K USPを素早く抜いてオールドマイドの眼を狙撃する。
撃ったのはただのFMJで眼球に衝突してもその鉛と真鍮の弾は貫通する事がなければ眼球を変形させる訳でもなくただ弾が潰れるだけ。
弾が眼にへばり付くことによって視界を奪うことには成功したのか眼をこするような動作をし始めた。
しかしオールドマイドの“眼”は頭の1対の眼だけではない、あの肩の銃座にも“眼”がある。

女騎士は銃座がこちらに向く前に拳銃をしまい、やたらと重いツヴァイヘンダーを取り出して構えて銃撃を前にして突撃をかける。
オールドマイドは左腕の機関銃と左肩の機関銃と共に女騎士を迎撃しはじめるが背後から別の分隊がM80ミサイルランチャーによってミサイルを撃った。
撃った慣性誘導ミサイルは左肩の銃座めがけて飛翔し、着弾して銃座を大破させる。
銃撃は途端に射撃精度を失い、まるで当たらなくなるがそれでも銃撃はやめない。

肉薄した女騎士はしっかりと踏み込んだ上で鋼鉄製のツヴァイヘンダーをオールドマイドの右膝めがけて力いっぱい殴りつける。
重たい鎧で重さを稼いで重たい武器で殴りつけたが鎧を叩き割るだけで脆弱部位であるその膝はびくともしない。
反作用で押し返されたのを利用して振り上げてもう一度右膝めがけて殴りつけてやっと皮膚を叩き斬ったが皮下装甲に“噛み付かれて”抜けなくなる。
その頃にオールドマイドは眼から潰れた拳銃弾を取り終わっており、女騎士を見つけたオールドマイドは振り払うように右手の岩盤掘削機の刃のような爪を立てて女騎士を突き飛ばした。

鈍く暗い銀色の重たい超高硬度鋼の爪を腹に食らい、鎧ごと腹を斬り裂かれた女騎士は数m飛ばされて倒れる。
手遅れになる前にメディックを呼ぶ信号を発信し、力がある内にリペアナノマシン入りの止血剤を腹の傷に押し込む。
ぼやけ始める視界に映るのは別の分隊からしつこくミサイルと徹甲弾による猛攻を食らいボロボロになりながら反撃を続けているオールドマイド。
燃料と機械油の臭いがする血が爆風で引火したのか燃え始めてもう火達磨になっている。


心臓の動悸が収まる頃にいくらかの偵察隊の隊員達と増援であろうプリッツア軍の大鎧を着込んだ装甲擲弾兵みたいな空挺隊員が女騎士から見えるところに出てきた。
増援の空挺隊員も同じようにブリスガンド軍の武器を使っているので銃声だけではよく分からない。
ただ分かるのはオールドマイドは彼に攻撃を集中していること、
彼はその身を隠しながらミサイルを腹に撃ち込んで鎧を爆破したあとにLS36自動散弾銃を二挺握ってAPCRを真正面から撃ちまくっている事くらいだ。
そうしてほぼ全方位からミサイルと徹甲弾を食らい続けたオールドマイドはとうとう倒れた。でもとどめを誰がさしたのかは分からない。

<ブリスガンド偵察兵D:やった……のかな?>
<ブリスガンド士官:撃破確認をして……>

数百発にもおよぶ徹甲弾と十何発ものミサイルを消費してやっと倒れたのだ。
油断したところを突かれて殲滅、なんてのもありうる話。
そんなところに空挺隊員が倒れたオールドマイドに近寄っていく。

プリッツア空挺隊員「……動力発動機破損による電力・動力供給不良、変速機破損による動力伝達不良、循環液欠乏、概ね戦闘行動不能としてもいいと思うがどうする?」
プリッツア女騎士「どうするって……動けないならもう撃破でもいいでしょう……」
ブリスガンド偵察兵D「動けなくなったのは確かだよね?」
<ブリスガンド士官:……回収部隊が来るまでそこに留まって>

偵察隊は対物狙撃銃や自動散弾銃を背中にしまい、いつものM55自動小銃を取り出してT字路のわきで倒れて燃えているオールドマイドを背に警備を始めた。
およそ6個あった3人編成の分隊は今ではもう増援を含めても2個分しか分隊を組めない程、動けるのが5人しかいないくらいにまで減っていた。
それでも無傷な者は一人もいない。
偵察隊の装甲車やオフロード車が集結し、予備だったであろう兵士達が先ほどまで戦闘していた偵察兵と交代していく。

ブリスガンド偵察兵F「やっと倒せたのに今度は死体処理が済むまで警備か……お夕飯が遅くなっちゃう」
ブリスガンド士官「回収部隊はだいたい1時間後あたりまでに撤収を済ませる予定になっているわ、それまでもう少しの辛抱よ」

2017年
03月05日
16:55

862: MI4989 削除

ゴーストタウンの近くにいつもの形式不明な空中揚陸艦が着陸したのか、そこから回収部隊であろう戦車運搬車とダンプトラックと装甲車級クレリアンがやってきた。
重機のような印象を受けるクレリアンはなかなか慣れた手つきでオールドマイドから密造したであろう武器と鎧や装備をひっぺ剥がして道路脇に放り投げた。
撃破報酬ということなのだろうか。

そのクレリアンはそこらへんに転がっている瓦礫を両手で磨り潰して石粉に加工し、それを燃えている血と混ぜてペーストにした。
ガスバーナーを取り出し、先ほどのペーストをオールドマイドの傷口に塗って焼結していく。
治療と言うよりは腐食性が強いあの血液を出させないための処置のようにも思える。
あらかた傷口をふさぐとそのクレリアンは戦車運搬車にオールドマイドを放り投げた。

次にやる事はまき散らされた血液の除去だ。
クレリアンはスコップを取り出して舗装された路面を砕いでそこに血を染み込ませてはそれをすくってダンプに投げ入れていく。
それを手早く繰り返して充分に除去を終えると自身も戦車運搬車に乗り込んで去って行った。

ブリスガンド士官「あら、案外早く終わったのね」
プリッツア魔法使い「撤収完了までが1時間ってことだったのかもね」
プリッツア女騎士「……」
ブリスガンド士官「って、あんた大丈夫なの? てか生きてる?」
プリッツア女騎士「……、生きてますよ……。で、討伐任務はどうなったんですか……」
ブリスガンド士官「戦闘員の殆どが負傷したけど完了したわよ。それで、立てるの?」
プリッツア魔法使い「どうみても立てそうもないんですが」

回収部隊が去って行ったのを合図に偵察隊も撤収する準備を進め始める――ことはなかった。
オールドマイドもといクレリアンが工場になっていたということを意味するのは彼女が居た所が工場になっている事である。
まだ彼女が残した“もの”の回収は終わらない。

ブリスガンド偵察兵F「お夕飯が……」
ブリスガンド士官「……うーん、どのみち今日は基地に帰れそうもないなぁ。ところで我が軍の回収部隊はどうなってるの」
ブリスガンド偵察兵F「レーションになっちゃった……」
プリッツア魔法使い「心配する所そこなんだ……」
ブリスガンド通信兵「……軍の回収部隊を編成してここに到着するのは明日のようです」
ブリスガンド偵察兵F「え、朝食もレーション!?」
ブリスガンド士官「そっかー、じゃあ今日はちょっと採掘場を制圧しに行くよ、第二小隊は輸送シュヴェシィナに掴まって採掘場へ飛んで頂戴!」

士官が予備だった第二小隊に指示を飛ばし、第二小隊の兵士達は装備を整えて磁気フックワイヤーを空に向けて離陸態勢に入った。
(さっきまで戦ってたのは第一小隊)
すぐに翼を広げた輸送シュヴェシィナが3機ほど飛び立って兵士達を空に持ち上げて採掘場まで飛んで行った。
これはかつてブラストランナーが用いていた高速移動技術の一つだったらしく、「エリア移動」と呼ばれていたそうだ。
見ての通り屋外でしか使えないがヘリコプターや輸送機による空中機動がかなり高速かつ手軽に行えるのが特徴だ。

ブリスガンド士官「輸送小隊と中隊本部はここにある武装を積み込んでから第二小隊の後に続くわよ」

装甲車にオールドマイドが密造した武装をありったけ積み込むと兵士達を乗り込ませると第二小隊の後に続くように移動を始めるのであった。

2017年
03月06日
16:29

863: MI4989 削除

~採掘場、地上部分、坑道出入り口周辺~
現地時刻 朝
天候 曇り

オールドマイドが通ったところというのもありモンスターロボは軒並み残骸になったかその姿を消していた。
残骸として見つかるものは比較的強いとされるものばかりで多くの小さなものは殆ど逃げたようである。
そのため18人ほどしかいない小隊でも制圧の手間がかからず、すぐに利用可能になり、そこで彼らは夜を明かした。

プリッツア女騎士「昨日は死んだかと思いましたよ……」
ブリスガンド士官「その割には随分と回復は早いじゃない」
プリッツア女騎士「それで今日は奴が残していったものを見つけて回収するんですよね?」
ブリスガンド士官「概ねその予定ね。あとは“国ぐるみの強盗”も適度に殲滅するくらいかしら、居たらだけど」

起きたらいつもの如く武装の点検と朝食の時間だ。
昨日の戦闘で倒れた者も一晩で完治し、装備の交換を終えて他の兵士達と共に朝食を取り始めた。

ブリスガンド偵察兵F「うぅ、美味しくない……」もきゅもきゅ
ブリスガンド偵察兵A「俺の嫁が作る飯より遥かにマシだけどな!」
ブリスガンド偵察兵I「これがマシってどんだけひっどいメシマズなの……」

プリッツア女騎士「うわ……やっぱり」パスタの缶詰を見てしかめっ面
プリッツア魔法使い「……レーションだから別に良いんじゃない?」
ブリスガンド士官「それ昔よりは美味しくなったんだよ」
プリッツア女騎士「でも食感が最悪でしょ……」
プリッツア空挺隊員「……」なんか美味しそうに食べてる
プリッツア女騎士「……これ口付けちゃったけど要る?」
ブリスガンド士官「そんなに嫌なんだ……」
プリッツア空挺隊員「どうも」

プリッツア魔法使い「間接キス」ボソッ
プリッツア女騎士「私はそんなので喜ばないわよ!」シュッ
プリッツア魔法使い「ぎゃんっ!?」バキッ

朝食を取り終えると第一小隊に所属する兵士達はどこからか引っ張り出してきた坑道の3Dマップデータを装備に入力し始めた。
しかし30年前の掘削計画書等から書き起こしたものなので精度はあまりよろしくない。
女騎士とソナー要員の魔法使いそして空挺隊員も同じように装備に入力していく。

その傍らで魔法使いは人数分の石ころにセンサーとして機能させるためのエンチャントを施していた。
魔法使いは小隊に随伴しながら「センサー石」からもたらされた音響データを基にマッピングできるデータに変換してマップを更新する作業を担うようだ。
魔力と同時に沢山のカロリーも要する作業である。

ブリスガンド士官「これより第一小隊はこの採掘場に繋がる廃坑に侵入してオールドマイドが残した工場設備群を探し出してビーコンを取り付けてもらうわ」

装備が整うと士官は作戦を語り始め、兵士達は主な武器であるM55自動小銃に照準器とアタッチメントを取り付けた。
そして手榴弾と発煙弾を2発ずつポーチに入れていく。

ブリスガンド士官「廃坑の中はモンスターロボなどと遭遇する可能性は小さいけど見かけたら倒せ、以上。状況開始」

士官が号令をかけると女騎士と魔法使い含めて第一小隊は廃坑へ入って行くのであった。

2017年
03月07日
21:29

864: MI4989 削除

~採掘場、坑道最深部、新しい地下鉄道駅 深度120mくらい~

マッピングをしながら坑道を探索し、クリアリングしていくがこの深度になるまでは目立ったものは見つからなかった。
せいぜいネズミやモーレなどがたまに見かける程度でこちらを見たら見たですぐに逃げていく。
そうしてやっと最深部であるこの階層に金属製湾曲ブロックが外壁として組まれており線路が二本あるトンネルに繋がる“駅”を見つけた。
もはや工場設備というより実用に耐えうる鉄道である。

ブリスガンド偵察兵D「たったの一晩で地下にここまでの設備というか鉄道を穴を掘る感覚で敷くなんて……こんなの生命力というより工業力じゃん」
ブリスガンド偵察兵F「これが普通だと思いたくないね」

プリッツア女騎士「クレリアンが作った建造物だとするならこのトンネルは……」シュッ
ブリスガンド偵察兵F「Type11もどきが消えた!」
プリッツア女騎士「うん、やっぱりワープチューブでした」シュッ、がしっ
ブリスガンド偵察兵F「痛いっ! 痛いっ!」メキメキメキメキ……
プリッツア魔法使い(気にしてるんだ……)
<ブリスガンド士官:プロレスはビーコンを取り付け終わった後で良いからあんたはワープ先まで探索に向かって頂戴>
プリッツア女騎士「……」シュッ

鉄道に見えたけど鉄道じゃないのはいつものことです。
そんなこんなで第一小隊はおおまかに二手に分かれてこの最深部とワープ先の廃坑をクリアリングするのであった。


~陥没孔の下にある廃坑のどこか~

プリッツア女騎士(……ったく、好きでガタイを良くしている訳じゃないのに……ふざけんじゃないよ)
ばりすたんc「J,,・ω・)」トコトコ

ワープ先は偵察隊が昨日まで監視していた陥没孔の下にある廃坑だった。
しかし廃坑というよりはちょっとした地下工場のような雰囲気になっている。
女騎士はそれとなく設備と思われる機械装置類にビーコンを取り付けていく。

プリッツア女騎士「これは……溶鉱炉……」
ばりすたんc「J,,・ω・)」テクテク
プリッツア女騎士「……セラミック加圧焼成機が……4台?」
ばりすたんc「J,,・ω・)」ピョンピョン
プリッツア女騎士「んー……」背伸び
ばりすたんc「J,,-ω-)」のびーっ

プリッツア女騎士「……おまえ、何しに来てるの?」
ばりすたんc「J,,・ω・)っ[暇]」
プリッツア女騎士「私は暇じゃないの、後で遊んでやるから今は邪魔しないで」
ばりすたんc「J´・ω・`)」ショボーン

プリッツア女騎士「ミスリルのインゴットがなんでこんなに……? マナストーンも箱状に固められた状態で積み上がってるし……」
ばりすたんc「J,,・ω・)」ソローリ

適当にビーコンを取り付けて行って坑道を進んでいくとなにやら資材置き場的な広い部屋に出た。
よりにもよって希少な金属や資源が積み上がっている状態……とは言ってもそれほど量は多くないが。

プリッツア女騎士(……このミスリルインゴットはポケットに入れちゃおうかな? うん、5、6個くらいはガメておこうっと)
ばりすたんc「J,,・ω・)」ジーッ
プリッツア女騎士「うっ……」
ばりすたんc「J,,・ω・)」ジーッ
プリッツア女騎士「……」チラッ
ばりすたんc「J,,・ω・)」ジーッ
プリッツア女騎士「(あぁ、今はハムなんて持ってないわよ……ミスリルは諦めよう)……」スタスタ
ばりすたんc「J´・ω・`)」ショボーン

ミスリルをガメようとしたが子バリスタンに見られていた上に口止め料(ハム)を持ってなかったため、ガメることを諦めて仕事に戻る女騎士であった……。
……何故か子バリスタンはしょんぼりした表情を見せたが。

2017年
03月09日
16:34

865: MI4989 削除

プリッツア女騎士「これが最後かな……っと」
ばりすたんc「J,,・ω・)」ピョコピョコ

いくらか回り終え、オールドマイドが作ったっぽい機械装置類と資源にビーコンを取り付け終えた。
やはりちょっとした採掘場と工場を兼ねた地下設備群になっていたが作りかけの武器などは一つもなかった。

むしろ完成した状態での武器とその弾薬が相当量見つかり、性能はさておき現在ブリスガンドで作られているものと全く違わない仕組みを持つ代物だった。
弾薬に填め込まれている雷管にはミスリル合金が使われており、このことから魔境の銃弾や砲弾でよく見られる雷酸水銀やアジ化鉛が使われている雷管ではなく、現在のブリスガンドやプリッツアで作られている魔導発火式の雷管そのものだった。
銃弾や砲弾がそうであるならば銃もそれに合わせた機構だった。

使われたり見せられただけで覚えてコピーしてしまうのか、それとも現地調達できる物質ではこれが最適だと判断したのか。
オールドマイドが血肉混じりの屑鉄になった今では彼女の心境など知る術はない。

ブリスガンド偵察兵C「こっちはもう化学工場に製鉄場に組み立て工場に採掘場ともう何が何だか……」
プリッツア魔法使い「……元素転換装置群もあったんだ」
ブリスガンド偵察兵C「元素転換って錬金術の一種だっけ?」
プリッツア魔法使い「というか錬金術とやってる事とやる目的は一緒」

プリッツア女騎士「あれ、採掘場のほうはクリアリング終わったんですか?」
ブリスガンド偵察兵C「終わったよ。で、そのうさぎちゃんは?」
ばりすたんc「J,,・ω・)」スリスリ
プリッツア女騎士「いつもの神出鬼没な子バリスタンです」もふっ
ばりすたんc「J`・ω・)」抱っこされた
ブリスガンド偵察兵C「バリスタンっていつもそうだよね。普通のドアから入ってくるほうが珍しい気がしてならない」
プリッツア魔法使い「というかクレリアン達も神出鬼没な現れ方をするよね」
ばりすたんc「J´・ω・`)」ショボーン
プリッツア女騎士「この子はさておき、それじゃあ探索を終えたことを連絡しますか」

女騎士は採掘場と廃坑のマッピングと探索を終えた事を士官に連絡を入れようと無線機に電源を入れて回線を繋ぎ、そのことを伝える。

<ブリスガンド士官:設備だけじゃなくて武器や資材もあったようね。回収が終わるまで警備を頼むわ>

返信が来てから数分くらいで重機のような大型ロボ達がぞろぞろとやってきて残された機関車に貨車を繋ぎ、そこに機械装置類や武器や資材を乗せ始めた。
有効利用できるものは可能な限り利用するようである。

機械装置類がどれも貨車に積める規模だったので討伐に時間をかけていたらおそらくこれらの機械装置類も持って逃げるつもりだったのだろうか。
グダグダと時間をかけていたらどんどんと厄介な存在になるのが容易に想像が出来る。

多くはオールドマイドに対してただひたすらにワンマンアーミーかつファクトリーな人類染みた猛獣のような驚異性を感じるが、
女騎士はオールドマイドが目標としていたものが解っていただけにその生存本能のような工業力が奴らにとっては何も特別なものではない事がひしひしと感じた。
積み込まれては運ばれていくその機械装置類を眺めながらそんな事を思うのであった。


しばらくしてようやく全ての機械装置類と武器と資材を回収し終えた。
地上はもうお昼になっていて雲は少なくなり青い空が広がっていた。
ずっと抱きかかえていた子バリスタンはすーすーと寝息を立てて丸くなっている。

ブリスガンド士官「お帰り。ってその子はどこからあの廃坑に入ったの?」
プリッツア女騎士「ワープ装置を抜けたらいつの間にか付いて来てましたね……」
ばりすたんc「J,,-ω-)zzz....」ピクッ
プリッツア魔法使い「……話聞いてる」

探索にあたり装備した自動小銃とその弾薬を偵察隊に返した女騎士は偵察隊の士官と別れを告げて、子バリスタンを抱えながら魔法使いと空挺隊員を連れて元の勤務地であり、居住地でもあるプリッツアの高山地帯にある村への帰路についた。
それを見送った偵察隊の士官も部下と回収部隊と共に基地へ帰投し、討伐任務を完了したのであった。

2017年
03月09日
20:59

866: レヴィドラン

~火星基地 外~

大規模火星基地の至る所で崩壊が起こっているさ中外へ続くと思われるゲートが一つ開きそこからレヴィ達が出てきた。どうやらディメンション研究所から脱出後最短ルートにあるゲートに向かって居たと思われる。

レヴィ『よし、脱出はできたと・・・でも崩壊が所々此処までに来るまで何か所か見えてたね』
ネプテューヌ「そうね、けどここに来るまで敵がいなかったわね・・・何故?」
姉ドラン『崩壊に巻き込まれたか・・・他勢力に倒されたか・・・私は前者の方だと思うわ』
スカサハ「その可能性も見えるが他にもあり得る事がある」
モードレッド「あり得る事?んだよそれ」

モードレッドが他にあり得る事が何か気になるようだ、敵が唐突と消えたのだ、気にしない方が可笑しいだろう。スカサハ少し目を閉じていたが開いたあとこう言った。

スカサハ「取り込む・・・と言うべきか」
モードレッド「取り込むだぁ?じゃあアレか?倒したらドロドロとける連中がそのさっき崩れた場所にデカイのが現れてやり方は分からねぇが取り込んで力増してる訳か?」
スカサハ「ああ」

妹ドラン『皆・・・!こっちきて・・・!』

妹ドランが何かを見つけたのか高台から呼びかけておりレヴィ達も高台に登るとそこには機械触手2本を合わせて200m前後はあろうかという機械イカがいた。
時折触手の先から赤いレーザーも出ており直撃した基地の部分は吹き飛んでいた。

モードレッド「なんだありゃ!?デカすぎだろ!」
ジャック「おかあさんあの赤いの解体しにくそう」
妹ドラン『そりゃ、大きさの規模・・・違うからね・・・!』
バベッジ『それに限らず巨大敵性の両目の間に球体確認、先程破壊した球体と同一と思われる』
姉ドラン『冗談・・・って言えるような感じじゃないわね』

バベッジの言う通り巨大機械イカの両目の丁度真ん中に紫色の球体結晶があった。どうやら汚染源コアはあそこにあったルームだけではなく地下にも浸透している内に何かしら過去要は神話時代の遺物と思われる巨大兵器が偶然埋まり化石に近い状態になっていたのを発見エネルギーを再活用して化石化前まで復元したのだと予測できる

レヴィ『それだけじゃない彼方此方から紫の粒子があの汚染コアに吸い込まれてる・・・いや取り込んでいるね』
姉ドラン『粒子自体は一か所だけじゃなくて火星基地の施設の彼方此方からね・・・つまり汚染体を自壊させてその際の汚染で出来たエネルギーを取り込んで別の場所で散布・・・そこからの汚染の拡大これ飛ぶ前に防がないと詰みね』
ネプギア「だったら急いで倒さないと!」
姉ドラン『そうしたのは山々よけどあのレーザーの威力といい隔離していた部屋をぶち破るどころか破壊したのよ?恐らく防御面もタフね長期戦ならいけるかもしれないけど時間がない・・・ったく他の連中(勢力)はどうたってのよ・・・!』

一種の八方ふさがりの状態それが正しいだろう、友軍との一斉攻撃があれば何とかなる、非常に高い広範囲の高火力の武器による攻撃でも同じだ・・・しかしその両方が使えない状態だ。何か策を必死に考えていると―――

モードレッド「何だ、そんな簡単な事かよならオレに任せな」

突如モードレッドがそう言った、どうやら彼女に何やら策があるようだしかも簡単な事と言いきっている。

レヴィ『方法があるのモードレッド』
モードレッド「おう、あの無駄に赤いデカブツを簡単に倒す方法があるぜレヴィ、ただし―――」

―魔力(シェアエネルギー)を回してくれマスターなに、一撃で葬るんだそれくらい余裕だろ?―

レヴィ『そういう事なら問題ないよ・・・ただしモードレッド、いやセイバー』
モードレッド「何だ?」

―確実に仕留めるよ外さないでよね―

モードレッド「ふん、それくらい分かってんだよマスター!ぶっ込みいくぞ!」

 


モードレッドは己の持つ剣クラレントを構え、魔力を放出し始める。そしてレヴィは女神化(ただしIMSは全身装甲なので見た目変化無し(笑)そのままシェアエネルギーをモードレットに注いでいく、するとどうだろうか周辺に赤黒い雷がビリッと彼方此方で出始めたではないか

ネプギア「うわっ!?赤い電気出始めたよお姉ちゃん!?」
ネプテューヌ「落ち着いてネプギアただの雷じゃないでも予兆があるからある程度距離を離しておけば問題ないわ・・・多分」
ネプギア「多分っ!?」
妹ドラン『でもこれ・・・もう少し離れておかないと・・・余波に巻き込まれそう・・・』
スカサハ「モードレッドの魔力もそうだが、そのマスターの魔力の供給力も凄まじいな・・・恐らくこれはかなり大規模な威力になるぞ」
姉ドラン『・・・・マジ?下がるわよ!』

一旦モードレッドとレヴィから離れつつ周辺を確認してみるとやはり魔力の影響もあるのか彼方此方で赤い雷がバリバリと唸っていた。とはいえそれに動じないレヴィもある意味凄まじい

レヴィo0大分シェアエネルギーをモードレッドに送ってるけど、凄まじいエネルギー量だね・・・!けど・・・逆に考えれば・・・!『セイバーいけそう?』
モードレッド「ああ、問題ないぜマスター」

モードレッドは正面に見える巨大な機械イカを見る、ここにこの世界に"あの人"は居ない・・・呼ばれていない・・・もし呼ばれるとしてもそれは殆ど望めない程に可能性はないだろう・・・だがそれでも示す己の叛逆を・・・そしてモードレッドは言う―――

モードレッド「これこそは、わが父を滅ぼし邪険!!!」

そして強く一歩踏み出すその際足元にクレーターだが出来るが狙いはそれない己の持つ邪剣を掲げ―――

 


=クラレント・ブラッドアーサー=
―我が麗しき父への叛逆―

 

一気に振り下ろしたそれと同時にクラレントから赤い極大のレーザーが放たれ真っ直ぐと赤い機械イカに直撃する、少し耐えたが全身にヒビが入って行き最後には穴が開き始めそこから叛逆の光が貫きそして汚染コアと赤い巨大兵器は・・・ベルサーの戦艦は反撃を許すことなく瞬く間に塵一つ残すことなく消失した。

モードレッド「父上に負けられねぇんだ鉄のイカ程度に負けるはずがねぇよ」

そう呟きいた、後剣を下ろした。あれだけ大規模な威力で宝具を発動したのにも関わらず疲れがまったくないそれどころか魔力が回復していた。どういう事かと疑問に思いつつ己のマスターであるレヴィを見ると・・・何かかなり疲れている様子だった。

モードレッド「だ、大丈夫かマスター?何かすげぇ疲れてるみたいだけどよ」
レヴィ『あー・・・実はモードレッドがさっきのレーザー発射している間もシェアエネルギー全力で注いでいたからね(;』
モードレッド「道理で宝具発動してる間ものすげえ威力で魔力も回復するわけだよ無茶するなよバカマスター!?」
レヴィ『あははは、面目ない(; つい支えようと思ったら力が入りすぎて(;』
モードレッド「あ・の・な!魔力送るのはありがたいんだけど限度とか考えろよ!バカマスターお前もしかして意外と無茶するヤツか!?」
レヴィ『うん、意外とそう言う状況になる時があるとよくあるかなー・・・』
モードレッド「自覚してやがった!?たっく・・・良いマスターでしかも仲間思いなのが分かるしおまけに優しいとくるしハッキリと言いたいことは言うし・・・」
レヴィ『それ、褒めてるの・・・かな?(;』
モードレッド「聞いてたのかよぉ!?」

汚染源のコアとその巨体を完全に倒し尚且つ汚染も消失させる事には成功したが何故かちょっと軽めのギャグ補正が発動していた。だがモードレッドなりにマスターを心配しているのはレヴィも何となく理解していた。尚この後ネプテューヌとネプギアが猪突もう突進な勢いでレヴィに駆け寄ったのは言うまでもない。

姉ドラン『汚染源のコアは破壊出来たと・・・ん?火星基地のオペレーターからね・・・っと・・・』
オペレーター『あっ、やっと繋がりました!そちらの状況はどうなってますか!』
姉ドラン『少しトラブルはあったけど汚染体の原因であるコアを破壊したわ』
オペレーター『そうですか分かりましたでは残りの汚染体の掃討をお願いします先程の極大反応が消失した後残っている汚染体の数も大幅に減少しております』
姉ドラン『そっ、了解っと』

通信を終え、レヴィの方を見る、だからー!とかまったく・・・っとか色々聞こえてきた。彼を心配してるからだろう・・・地味にモードレッドが少し言葉は荒いが一番心配しているようだ。後は残党の汚染体の掃討のみであるそこまで時間は掛からないだろう・・・

2017年
03月09日
22:53

867: 熱湯カルピス

その頃


エクスナイン「ぐぉはっ!」
いきなり現れたルキウス達を前に一方的に攻撃を受け続けるジャヌスであった。
ルキウス「目論見通りか…」
崩壊する研究所を遠目に見つめながらルキウスはそう呟いた。
ジェイ「お前らは何が目的だ…」
トループもまたナイトナインに拘束されて身動きが取れない。
ルキウス「やり直しさ、有史のな。だが答えにお前は辿り着けない、教える意味はない。」
ナイトナイン「俺達は、ただ"奴"に従い、くたばるだけさ。」

<散布完了、これでタスクは第5段階完了だ。戻れ。>
ルキウス「了解、引き上げだ。」

~

Cオラクル
シエラ「という訳で他の方が無事目標を撃破してくれました。一件落着、ですね!」
ジャヌス「あぁ…そうだな。」
シエラ「…どうかしましたか?」
ジャヌス「いや、なんでもない。少し疲れているのかもしれないから休んでくる。」
シエラ「そうですか。では、また後程。」

~
ー公開通信ー
Kドラン「おや、ジャヌスさんではないですか。この間は有難うございました。それで、本日のご用件はなんでしょう。」
ジャヌス「以前、【箱舟】を回収し、裏で修復したと言ったな。」
Kドラン「えぇ、あれは今は超大型輸送船としてオークションにー」
ジャヌス「外郭じゃない、本体はどこだ。」
Kドラン「…」

【Info】次回に続く

2017年
03月10日
00:08

868: レヴィドラン

Kドラン『本体・・・・ですか』
たしかにジャヌスの言う通り本体・・・と言うよりもコアの部位は外郭から外している技術力等色々あるのだ。気になっても仕方ないだろう無論それはKドランも同じなのだ。

Kドラン『成程ジャヌスさん貴方もコアを探してるんですね』
ジャヌス「貴方も・・・?どういう事だ?」
Kドラン『実は私もジャヌスさんの言う本体・・・そうですね、アンノーンコアと呼びましょうか本来ならばアンノーンコアを解析後その情報をジャヌスさん達の所のにも情報を共有させようと思ってたのですが・・・未確認の企業が引き取って来たんです』
ジャヌス「未確認の企業?」
Kドラン『ええ、いざ解析を始める為一度ブレイゾンへ運ぼうと思ったのですがそこに先程言った企業がやってきて問答無用で持って行ってしまったんです』

どうやら突如未確認の企業にアンノーンコアを持って行かれてしまったようだ。そのため解析をする事ができなかったようだ。そこにKドランは疑問を持ったようだ。

Kドラン『普通なら取引をするはずなのですが・・・上からの命令っと押し通していたんですその行方は探したんですが・・・ダメでした』
ジャヌス「言い訳って感じじゃないな」
Kドラン『当然ですよ私とて傭兵ですがマs・・・じゃなくて親友のモットーを大事にしてますからねそれとアンノーンコアなんですが・・・個人的にあれは何か厄介な代物のデータが潜伏している可能性があるんです本来ならそのような危険性があるなら厳重に管理するための話し合いをするはずでした・・・』

どうやらKドランはアンノーンコアには解析した際にあるデータは恐ろしい何かを宿している危険性を感じていたのだその際しっかりと解析した後厳重な管理方法を話し合う予定だったのだ。

Kドラン『もし本体・・・アンノーンコアを探っているのであれば私も協力しますどうするかはそちらに判断を委ねます・・・では』

そう言って通信を切った。どうやら狙い・・・というよりは目的が同じようだった。

2017年
03月13日
00:52

869: MI4989 削除

~プリッツア、王城、中庭のどこか~

ブリスガンドの岩石地帯でのオールドマイド討伐が完了したその日の夕方。
空挺隊員は女騎士と魔法使いと途中で別れて王城のここまで足を運んできた。
その途中で彼はそれとなくニュースサイトを見て回ったが充分に守秘義務が果たされているようでクレリアンが岩石地帯に居たことを示すような情報ですら出ていない。

拙かった事と言えば傭兵に依頼する文書に「クレリアン」の文字が含まれてしまったことくらいだろうか。
それでもある事実から類推させる形で偽の公式見解を示させることでカバーするという選択肢があるのでそこらへんはまだどうにでもなるだろう。

空挺隊員は身に付けているあらゆる電子機器の電源を落とし、中庭に入った。
中庭にはメルフィとエリザロッテ、そしてリオネールが居る。
そこでメルフィに向かって任務の成果と完了を報告し始めた。

プリッツア空挺隊員「――以上をもって支援任務は完了した」
メルフィ「ご苦労です、アレキサンダー中尉……いいえ、アレクサンダー曹長」
エリザ「……どっちも同じ名前じゃん」
リオネール「J,,・ω・)っ[確かに]」
プリッツア空挺隊員→アレックス「報酬はどれだ、後払いの契約だった筈だが」
メルフィ「報酬はここです」

そう言ってメルフィは生垣の裏からジャガイモやベーコンやハム、レタスやニンジン等の食料が詰まったいくらかの袋を取り出して空挺隊員に扮していたアレックスの前に置いていく。
それとワインやブランデー等のお酒等も。
それらを見たアレックスは中身を確認して満足したような表情を見せるとなんかいくらでも入りまくる謎のバックパックに報酬を収納していった。

アレックス「どうも」
エリザ「……メルフィ、前にグロスタルさんを雇ったときもそんな感じの報酬だったの?」
メルフィ「そうでしたよ。グロスタルさんの場合はこれらに加えて鉄等の金属資材でしたね」
アレックス「お前らの所みたく共通の通貨が無いのもあるが、そもそも通貨が流通している所が殆どないから持っててもしょうがねぇんだよな……」
エリザ「経済が死んでるーっ!?」
リオネール「J,,・ω・)っ[ぼく達からするとそれが普通だよ]」

アレックスは一通り報酬をイベントリに入れ終わると中庭から去って行った。

メルフィ「これでひと段落付きましたね」
エリザ「うん、まぁそうね……」
リオネール「J,,・ω・)」ごろごろ

2017年
03月16日
14:26

870: MI4989 削除

~惑星ダスド、ターリア宇宙港のどこか~

水棲シュヴェシィナ(子供6)「キュキュ♪」コンテナクレーンの
陸棲シュヴェシィナ(子供3)「チチチッ♪」上に止まってる

フェヌン「なまもの兵器群の武装や部品を売ろうと思って調べたら殆どが販売出来なかったんだけど……」
エルシー「いきなり何の話なの」
水棲シュヴェシィナ2「倉庫の肥やしになってる武装や部品達をUCにしようって話」
フェヌン「というか現在進行形でやってるんだけどね」
水棲シュヴェシィナ3「てかもう過去形じゃない?」

宇宙港のどこかで水棲シュヴェシィナ達が微妙に困った様子で話し合っていた。
倉庫の肥やしになっているモノをどうにかして売り捌いてしまおうというものらしい。
もう売り捌いたそうだが。

エルシー「でも販売出来る奴は不定期に開かれる船上市場に並べて貰えたんでしょ」
フェヌン「まぁそうなんだけど……売れた?」
水棲シュヴェシィナ2「とりあえず並べた分は売れたらしいよ」
システィ「で、何を並べたの」
水棲シュヴェシィナ4「えっと確か……OからR級浸徹力を持つ小火器、HR級浸徹力を持つ重火器、TからHR級抗弾性を持つ装甲板や構造材料かな」
水棲シュヴェシィナ3「具体的に武装は主にプラズマ火器とTJレーザーとEMレーザー、装甲板はなまもの甲殻類のチタニウムキチンIIβね」

エルシー「え、“18世紀への光”ことEMレーザーが解禁されてたの? ここοC21Fだとちょっとヤバくない?」
フェヌン「流石に“18世紀への光”は地域限定よ。今のところはο224Bにある国々だけね……あそこは物質と物理法則が微妙に異なっていた世界の上での技術体系だったから大丈夫なのかも」
エルシー「ああ、そういう意味で影響が薄いってことなのかな」
水棲シュヴェシィナ2「まぁ、この世界じゃほんとに“18世紀への光”になる……かな? プーシャでミスリルが採れるんだっけ?」
エルシー「採れたよ」
水棲シュヴェシィナ2「それじゃちょっと地域差が激しい感じかな……うん」

なんだか超兵器染みたものをばらまいているような気がしないでもないがそんな事は気にしない彼女らであった。

2017年
03月16日
20:27

871: 熱湯カルピス

―秘匿通信―
<誰だ?>
<エクスナイン、貴様の探し物の在処へ辿り着く手助けをしよう>
<冷やかしはよせ。俺が探し物をしていると何故分かる>
<私はお前の事を知っている、何を求めているかも>
<じゃあ、何を探しているのか答えてみろ>
<箱舟の演算ユニット、すなわち本体>
<・・・お前は本当に誰なんだ、何故知っている>
<私はお前と限りなく同等にある。その程度は知っている。当然、お前が知るやり口と知らないやり口の罠も知らない>
<・・・何をすれば良い>
<では、"テンノのリレー"を探せ。そこにいる[セファロン・シマリス]と会え、彼は自己中心的な奴だがきっと君の目的のため大いに力になれるはずだ>
<そうか、分かった>
<それと、くれぐれもこうして私と会話したこと、強いては私の存在は外に漏らすな。言いふらそう物なら貴様の目的はことごとく消滅する事になる>
<・・・あぁ、気を付けるよ>

2017年
03月19日
01:43

872: MI4989 削除

~グロスタルの自宅、庭のどこか~

雪解けの時期になり、草花や野砲が芽生え始める頃合い。
野砲の中でも特に成長が早い迫撃砲はすくすくと成長して所構わず榴弾をぼこぼこ撃ちまくって春の訪れを嫌でも感じさせます。
そんな日が始まって4日目くらいの事、グロスタルはいつもの75mm榴弾砲を背部ハードポイントに取り付けてファルシオンと6ゲージ水平2連散弾銃を持って氷が砕けきった頃合いを見計らって草刈りに出た。

グロスタル(なんか誘導砲弾が多い気がするぞ……気の所為か?)

なんだか砲弾が良く当たるなぁと思いながら散弾銃に榴弾を装填して手当たり次第に撃ちまくって雑草のように生えまくる迫撃砲を破壊して行く。
戦車級クレリアンだとしても堅い等級に入るグロスタルだからのんびりしているけど普通は直撃すると皮下装甲が割れたりひしゃげたりして大怪我待ったなしらしい。

グロスタル「……」

そんなことはともかく何とも眠そうな表情を浮かばせながら草刈りを続けて行くのであった。

2017年
03月20日
00:43

873: エアロ

~創世会議 議場~
仮想空間に設置されたブレイゾン市総合会議・創世会議。
市長を始めお偉方の姿は見えない。
今いるのはFPSF情報部司令官・ヤナーチェク中将。
そしてブレイゾン情報局主任情報官・ラカン・フォン・カルマ。

二人は今現在起きていることの整理を行っているようだ。

ヤナーチェク:時にMrラカン。グラウタリアの騒動は収まったようだ
ラカン:ええ。中央局発表によれば幻夢のアークの顕現による騒動でまとめられているようですが・・・

ヤナーチェクは先程帰還した偵察艦21-Bの画像や映像を見ていて、
不可解な点が多々あることに気づき、こうして会議場にラカンを呼んだのである。
もちろんこの通信は隠匿開戦であり、
相当なレベルのクラッカーでも解読できないほど硬度に暗号化されている。

ヤナーチェク:・・・この破壊具合は悪夢の顕現だけでは済まないレベルだ・・・
ラカン:その通りです中将。もう1体、アークが顕現したのです。
キリエ中佐とは個人的な付き合いがあるので聞いてみたところ、
【重力】のアークが顕現したようです。

ヤナーチェク:重力のアーク・・・グラビオンか・・・。
中心市街地のひどい壊れ方を見ても明らかだ・・・
これで決定的になった・・・「聖法院」なる組織は主戦派のアークの集まりであり、
対アーク部隊は彼らの手足となるべく動かされていたということを・・・

ラカン:アークの脅威を煽り、対混沌の強硬論を醸成し、
そして戦争に持ち込む・・・有り得ない話ではありませんね。
対アーク部隊の人員はモーラ司令官、ヘルマン中将、
キリエ中佐を始めとする元GAIA士官ですし、
アスト少尉ら下士官や兵士達は,
アークに対してトラウマを持つものがほとんどです。
ウラノス戦役の残り火がここにも残っていたとは・・・

ヤナーチェク:宇宙を揺るがすほどの次元震が起きたのだ、無理も無い。
しかし、彼らは手駒ではない。一人ひとりが意志を持つのだ。
なんとかして彼らと接触できないものだろうか。
我々としてはいたずらに戦端を開くのは得策ではないと考えている。
味方は一人でも多いほうがいい。
ラカン:わかりました。なんとかしましょう

そして二人は次の議題に移る。

ヤナーチェク:ところで、蒼の傭兵団の基地付近から,
またエネルギー反応があったそうだが?
ラカン:ええ、そうです。今度はシェアエネルギーではなく、
魔力的な反応だそうです。
自然区や市街地でも確認されました・・・
そしてウィザメル殿から報告がありました・・・
「サーヴァントの反応が出たぞ」と・・・

ヤナーチェク:サーヴァント!?かつて聖杯戦争を戦ったという英霊たちか!
ラカン:ええ。確認した所、レヴィ隊長には【セイバー】反逆の騎士・モードレッド。
姉ドランさんには【ランサー】影の国の女王・スカサハ。
ランティさんにはなんと二人。
【アサシン】殺人鬼にして水子霊の顕現・ジャック・ザ・リッパーと
【キャスター】蒸気王・チャールズ・バベッジ。
そしてリナーシタ少尉には【アーチャー】第六天魔王・織田信長・・・
ですがまだ完全に現界はしていないようですね(画像見て

お前らそこまで情報収集してたんかい!とお思いの読者諸兄?
彼らは情報のプロですよ?これくらい簡単簡単(適当


ヤナーチェク:まぁこれはいいだろう・・・だが、対策は取らねばな・・・
我々コズミックロイドから見ればサーヴァントは全く未知の存在だ。
プリッツァには文献も残っているだろうが限定的だろうしな・・・
ラカン:一応、知り合いであるエウメロイ三世や
マシュ・キリエライトさんを招聘してあります。
到着までしばしのお待ちを・・・


ヤナーチェク:ん?ところで今朝なにか聞こえなかったかMrラカン
ラカン:ええ、市街地I地区で

「黒塗りの車が走り抜けていった」とか、

「銃声が聞こえた」、

「信号が赤にならなかった」とか。

これについては謎は解けています。
何者かによってセキリュティシステムサーバーが乗っ取られたのです。
ブレイゾンのネットワークはスタンドアロン型にして強固。
外部アクセスは到底出来るものではありません。
となれば可能性は一つ、市内からです。
そしてこれほどの強度のセキリュティアクセス、
更には足あと一つ残さない万全さ・・・

ヤナーチェク:答えは自ずと明らか、Sig次元技術か。

ラカン:ご名答です。もともとSig次元は無人兵器を発達させており、
ハッキング・クラッキング技術はこちらの数段上です。
我々を1とするなら彼らは民間レベルでおいてさえ100!言うなればガバガバです

ヤナーチェク:そして身近でSig次元に関わりあるところといえば・・・TheGREEDか。

ラカン:店長の骸真の側近・ミリアはノキノシタ区でも知られたハッカーです。
ですが、下手に探ろうとすれば我々ですら次元の彼方に飛ばされる。
このハッキングの目的は今I地区で起きている騒乱でしょう(モニター切り替え

そこにはヤクザとギャングが派手に撃ち合い、殴り合いしている様子が映る。
ギャングの方は緑色のジャンパーを着ている。スワロッターズだ。
ヤクザの方もチャカや手榴弾で応戦するが多勢に無勢、
事務所まで追い詰められているようだ。

ラカン:IPPも初動の遅れが効きますね。
今から動いたとしても状況は終わっているでしょう・・・
ヤナーチェク:スワロッターズの前に、
コマンダー・アタンスが主力部隊を誘引してボコボコにしてたようだからな・・・
食べ物の恨みは恐ろしい・・・(畏怖

今二人は見ていることしかできない。情報を司るものとしては今は動けないのだ。
歯がゆさを感じるひとときである・・・
ともかく彼らは市役所への報告の準備を始めるのだった。

【INFO】下手に動くと次元の彼方に飛ばされるからね!仕方ないね(レ

2017年
03月20日
14:42

874: MI4989 削除

~惑星ダスド、リメイラタウン郊外のどこか~

フェヌン「うーん、まだかな……」
システィ「何を待ってるの」
フェヌン「栗毛ちゃんに頼んで知っている古の戦車に話を付けて中古の戦車を買ってからようやく運べる状態になったみたいだからそれを待ってるの」
システィ「ここってノラ戦車なんて出ないと思うんだけど」
フェヌン「戦闘用というよりかは単純にキャタピラ式の戦車の整備経験と運用経験を積みたくてね……」
システィ「ふーん、訓練用ということで中古を買ったんだ」
フェヌン「ええ、そうよ。あ、そろそろかな」

しばらく待っていると設置していた転送装置が受信を知らせ、フェヌンはそれを操作して転送装置を作動させる。
特に音も光もなく中古の戦車がパッと現れた。
フェヌンが買ったのは軽戦車であるPzKpfw.38(t)もといLT-38のようだ。

システィ「なんか微妙な選択ね……」
フェヌン「それは栗毛ちゃんに言って……なんか彼女が選んだみたい」
水棲シュヴェシィナ2「さぁてっと、とりあえず乗ってみようかな。私は操縦」スタスタ
フェヌン「じゃあ、私は砲塔ね」スタスタ
システィ「てかあなた達にはこの戦車は小さいんじゃないの?」

転送が済んでさっそく水棲シュヴェシィナ二人が乗り込もうとする……前に背中と腰の増設ハードポイントとシュヴェシィナスラスターを取り外してなんかいくらでも入るバッグにしまった。
今度こそ乗り込もうとするが……

水棲シュヴェシィナ2「……胸がつっかえる……狭い……!」ぐいぐい
フェヌン「……操縦席まで行ける?」
水棲シュヴェシィナ2「……うぅん、なんとか……てか狭くて身体がろくに動かないよ」
システィ「てかよく入れたね……」
フェヌン「私の場合はお尻はどうにか入ったけど胸がつっかえて砲塔に入れない……」
システィ「いきなり二人ともろくに乗れないって……」

平均身長が188cm前後かそれ以上もある上にゴツくて(他の多くの人類から見て)巨乳な水棲シュヴェシィナ達にはかなり窮屈だったようだ。
その水棲シュヴェシィナの中でも身体も胸も大きい方のフェヌンはそもそも乗れすらしなかったが。

フェヌン「とりあえずいったん出ましょう……。いつも通りお魚さんに操縦してもらうわ」
マアジ「呼んだ?」サッ
アロワナ「呼ばれる気がしてた」サッ
ミズダコ「知ってた」サッ
ロブスター「ですよね……」サッ
水棲シュヴェシィナ2「ふぅ、やっと出れた……ちょっと肌を擦っちゃったかも」
システィ「普通の動物さんシリーズってこんなときに便利ね」

結局いつも通り(?)お魚や蛸や甲殻類に車両を操縦してもらうのであった……。
なんか意味が無いような気がするけど水棲シュヴェシィナ達にとってはこれがよくある事らしい。

フェヌン「ブロペニュに選ばせなきゃよかったかなぁ……」
システィ「確かに彼女だったら乗って動かせそうね」

2017年
03月24日
21:56

875: MI4989 削除

~プリッツア北部高山地帯の奥のどこか~

夜になると綺麗な星空が見える高山地帯。
下を見渡せば険しい地形が多く、とてもじゃないが住めたものではない土地。
朽ち果てた砦と村落だったかもしれないと思わせる石積みがある場所がたまにある以外には剥き出しの岩とまばらな木々くらいしかない。

陸棲ツュヴェツィナ「今日はありがとうね。留守にしていた間に娘の看病をしてくれて」
クレリアン女「しっかしまぁ災難ねぇ、こじれちゃった女に目を付けられちゃって……」

そんな所に住んでるかのような様子を示しているクレリアンが居るようだ。
彼女らはどこに住んでいるのかを細かく言わない事が多く、概ね「どこどこの恒星系にある惑星に住んでる」というふうな大雑把な言い回しになりやすい。
極端に広い行動範囲からそうなる事が多いようだ。

陸棲シュヴェシィナ「災難というかまぁ……自然災害ね。こっちが何しようとどうにもならないし」
クレリアン女「そういえば対空ミサイル衛星は置かないの?」
陸棲ツュヴェツィナ「それはもう高高度衛星軌道に乗せてるんだけど射撃指揮衛星をメンテナンスしてた時に来られちゃって……ね」
クレリアン女「あらら、機会を見測られたのね……」

ばりすたんa,b「J,,・ω・)J,,・ω・)」ぴょこぴょこっ
クレリアン女「ん? まだブレイゾンで遊んでるんじゃなかったの?」
ばりすたんa「J´・ω・)」
クレリアン女「え、この前あたりに船上市場で見かけたギャングがブレイゾンのセキュリティシステムを乗っ取ってどんぱちし始めた? ほっときなさい」
陸棲ツュヴェツィナ「いや、そういうことじゃないと思うんだけど」
ばりすたんb「J´・ω・)」コクコク
ばりすたんa「J´・ω・)」
ばりすたんc,d「J´・ω・`)J´・ω・`)」
クレリアン女「うん、まぁ、確かにこれからはちょっと遊びには行けないわね……」
陸棲ツュヴェツィナ「まぁ、話の様子からしてそいつらは長く持たないだろうけど」

クレリアン女「それじゃ、子供達も帰って来たことだし私達も帰るわ。さようなら」
ばりすたんa,b「J,,・ω・)J,,・ω・)」ばいばーい
陸棲ツュヴェツィナ「また今度」
ばりすたんc,d「J,,・ω・)J,,・ω・)」また明日ね

プリッツアに住んでない方のクレリアンと子バリスタン達はテレポートして帰っていき、
プリッツア住まいのクレリアンも同じように子バリスタン達を連れて山奥へ消えて行き、
クレリアン達は人の目が届く所からその姿を消したのであった。

2017年
03月27日
00:19

876: MI4989 削除

~惑星ダスド、リメイラタウン郊外のどこか~

ブロペニュ「……この態勢結構キツイ」サイドワインダーモード(っぽい姿勢)で飛んでる
※この姿勢はオイル漏れや変速機の不調を誘発する原因になります!
関節が硬いシュヴェシィナは真似しないように!

カスターダ「あんた凄いわね……ある意味で……」
ニュルン「いや、それは絶対違うと思うの」
ブロペニュ「……あ、よく調べたら女の子版はこんな変形しないじゃん!」ぱたぱた
ニュルン「やっぱり」
ブロペニュ「うん、こっちの方が自然だね」エアバイク(に跨るような姿勢)で飛んでる
カスターダ「本物(の可動フィギュア)だったら洒落にならない間違いよね……」
ニュルン「ほんとよ……」


アーンヴァルMk.2(8)「あれ、ベーラちゃんってそんな塗装だったっけ? なんで突然アニメ塗りになってるの?」
ベーラ「マスターの奥さんが適当に弄繰り回してた謎の武器が暴発したときに巻き込まれてこうなっちゃいました……」状態異常[W.T.C I]
システィ「それ“絵のタッチが変わる”魔法じゃん、いいなぁ」
水棲シュヴェシィナ2「いや、なんでそうなるの」
アルトアイネス(13)「クレリアンの魔法なら仕方ないね、しょうがないね」
水棲シュヴェシィナ3「めんどくさい状況を魔法で片づけるのはやめろ(棒)」
ベーラ「いや、微妙に困ってるんですが……当たり判定は変わってない見たいですけど」
アーンヴァルMk.2(8)「で、マスターの反応は?」
ベーラ「“この光学迷彩魔法ならいつでも治せるから別に良いだろう”って今に至ります」

ブロペニュ「あれ、なんで皆して神姫を持ち寄ってるの」すとっ
水棲シュヴェシィナ2「いや、この子達はみんな他人の所有物だから……その……」
アルトアイネス(13)「まぁ、勝手にうろつくのはよくある事だし……」
ブロペニュ「よく考えたら私も人の所有物(非売品)だけど盛大にうろついてるから不思議じゃないね」
ニュルン「この感じ、文字通りどこから見ても“アニメ絵になる”ガンプラみたいね」
カスターダ「というかなんでそんな魔法があるのよ……」

2017年
03月27日
02:23

877: 熱湯カルピス

ー地球 某所ー
永夢「マキシマムマイティXガシャットを解析したい?」
ジャヌス「ああ、詳細は言えないが現在進行中の極秘プロジェクトにどうしても必要なんだ、貸せとは言わないが頼む。協力してくれ。」
永夢「時間かからないならガシャットの一つくらい貸しますけど」
ジャヌス「ありがとう、解析したデータを送るだけだからすぐ終わる。」

-Cオラクル 暗号通信ー
[シャオ、マキシマムマイティXのデータを入手した。転送する。]
[確認したよ、これで”Xプロジェクト”は現物が完成すれば最終段階になる。]
[ああ、その間に一つ終わらせる事がある。]
[...ストリームの排除。]
[そういう事だ。]

2017年
04月01日
19:06

878: レヴィドラン

~どこかの惑星~

何処か、辺境でもなく極普通にある環境が整った惑星、そこにはロイドや人が普通に平和に暮らしている惑星である。雲一つない青空旅人である貴方は歩きながら各地を巡っています。緑豊かな木々綺麗な海活気ある都会等様々な場所見てきた貴方は森林の中を歩いていました。道も整っており天候によって顔を変えるので見るに飽きません・・・ふとそんなとき

「もし、そこの旅人さん」

声を掛けられ足を止め振り返るとそこには綺麗な和服の女性がいた。あと青目である。ロングヘアー・・・にしてはやけに長いが整えられている辺りそういう技術はあるらしい・・・無駄に凄いそんな事はさて置き貴方は私に何か用ですか?っと言った。

「ええ、ちょっとした予言を聞いてもらいたくてお時間はあります?」

どうやら何かしらの予言を言うようだ、占い師なのだろうか・・・?
断る理由は無い、旅人をしている以上時間など幾らでもあるのだ。占いは時に良い事に導く事があるのだ。聞いて損はないだろう

「ふふ、ありがとう少し長くなるけど始めるわね」


~占い師(?)の女性がいう予言~

 

それはいつか来る"修正"と言う名の世界の破滅、事の始まりはこの世界が崩壊の危機を免れた後安堵の時に赤い使者が蒼の者の心臓を突き刺すところから始るわ。

―これで死なないとは大きすぎる、許容範囲内を容易に超えている―
―マスター!?くそっ!テメェマスターに何してやがる!―

赤き叛逆の騎士は主である蒼の者を救おうとした、しかしそこに現れたのは彗星の如く現れた機械の獣・・・いいえ、機神獣の一体ねその名を・・・バルファルク
当然騎士は修正の破滅の前に訪れるはずの崩壊を阻止した後故に消耗しきっていたわ・・・勝てる見込みさえも無かった。

―させ、ない・・・!決めたの、よ・・・!守るって・・・!一緒に行くって・・・!あの、時にだから・・・!―

―・・・哀れだな女神よ、既に彼は修正対象だ何故この者に縋り付く―

―その人は・・・―――は・・・!私の・・・!―

黒の女神は抗ったわ、消耗してもなお手を伸ばして掴みとろうとした。そこには強い決意があった、それが彼女を突き動かしていたのよ。でも結局はダメだった。
蒼の者は赤き使者に何処かへ連れ去られた。当然必死に探したわ、一分一秒でも早くね当然彼女達だけじゃないわ世界の崩壊を阻止しようとした人たちもまた一致団結し捜索した・・・けど見つかる事はなかった。
でも一人だけ見つけた人が居たわ

―道理で、あっちこち探っても見つからない訳よ・・・亜空間を更に空間移動したこんな端にあったら誰でも気づかないわよ・・・神話時代より遥か前から存在した存在さん・・・!―

それは神・・・嫉妬を司る神よ、ありとあらゆるやり方をしてね・・・でも見つからなかったわ。だけど何かを発見したの其処を辿った場所にあった辺境の惑星に彼の反応を感じ取った。
その後は瞬く間に準備が行われた、当然他勢力も準備を進めていたわね。
けど相手は世界そのものを管理する存在対策は何十二もされていたわ。

―困ったわね・・・あの惑星の近辺と宙域アークの力を大幅に落とす何かがあるわね―

―アークの力を?けど太陽が見えるからそんな事は・・・―

―いいえ、太陽でさえでも同様に何か施されているしアイツでも大幅に力を落とされるわね・・・たっく・・・対策しすぎっての・・・!―

彼女達はその惑星へ向かったわ・・・けど大気圏に突入しても何もなかった。だけど遅れて来た他勢力がその惑星の宙域に来た時突然とその大群は現れたわ

―んだよ・・・ありゃ・・・何なんだよ・・・あの大規模はよぉ・・・!―

―星その物を埋め尽くす艦隊・・・戦力差があるとすれば・・・10000と1・・・こちら側が1っという訳ですがこれは・・・!―

星を埋め着し行く手を完全に阻むかのように現れた、神話時代に存在した艦隊・・・そうね、ベルサーと言いましょうかベルサーは次々と落として行ったわ・・・罠に引っ掛けそのまま一方的に仕留める正にそれが正しいわね。

―これが・・・世界を管理する存在の力だと言うのかこれだけの大規模の艦隊を用意しても勝てなかった天使軍の全総力をもってしても・・・無念だな・・・―

―嗚呼・・・マスター申し訳ありません、僕達は此処までです・・・―

―畜生がぁぁぁああああああああああ!!!!!!―

そして無慈悲の赤き光に・・・包まれたわその後は・・・ごめんなさい流石にこれは分からないわけど散ってしまった・・・としか言いようがない
けどその事を知るはずもなく・・・赤い使者と世界を管理する存在がいる大規模地下施設に彼女達は突入したわ

―開かない・・・どうして・・・途中までは自動で開いたのに・・・―

―いやそうでもないぞ二代目の妹どうやらこの四つの生き物・・・かいや道中の雑魚共はどれも機械だった。しかも一部は生き物を模倣していた・・・って事はだこのマークのモチーフになったキー持ちの4体の機械の敵をぶちのめせって訳だ―

大掛かりな扉には4つの何かをモチーフにしたエンブレムがあった。それはそれぞれ機神獣を意味していたわ。
彼女達は分担してその4つのゲートに入った、一つ目の扉に入った紫の女神の姉妹と赤き騎士とオレンジの女神の二人が見たのは何処か高所それも余程高い場所をモチーフにした部屋・・・いえVR空間かしらねそこに居た機神獣は・・・あの時蒼の者を浚われる時に居た・・・バルファルクだったわ。

―コイツは・・・―――が触れてる時にいた・・・!―

―しかも俺の事をハッキリと覚えていやがる感じだ・・・!あん時は油断したが今度はそうはいかねぇぞ!―

―行くわよ、ここで手間取る訳にはいかない!―

―うん、もう恐れない・・・必ず取り戻すから・・・!―

彼女達はかなりの苦戦をしつつも死闘の末バルファルクを討ったわ、けど余程の激戦だったのかしら紫の女神の妹とオレンジの女神の二人は倒れた・・・

―すまない・・・少し休ませてくれ、何すぐに追いつく・・・行け、彼を救うんだろう?止まってはいけない―

―そうだぜ・・・ねぷっち、ギアっち、それにもーっち、お前たち、が希望なんだ必ず―――を助けろ!―

―大丈夫・・・お姉ちゃんなら大丈夫だよだから大好きな人を一緒に歩むってお姉ちゃんが決めた人を―――さんを必ず助けてね―

背を押されるように紫の女神と赤い騎士はその部屋を後にしたわ・・・
強い決意を抱いてね、二つ目の扉は格闘を黒の女神の姉妹と極めた蒼き者と影の国の女王が入った。そのVR空間は砂漠のような場所だったわけど元は室内だから砂嵐は起きないでもどこか幻想的な場所だったわね・・・そこの機神獣は砂漠によくいそうなサソリをモチーフにされていたわ。名前は・・・そうねアクラ・ヴァシムね

―恐らくコイツがあの大型のゲートの内の一体ね―

―マスター警戒しろこの機械の獣の尾普通のサソリとは明らかに違うぞ―

―言われなくても分かってるっての―

―他の皆も戦ってる頑張ってるのよ私も頑張らないと・・・行くわよ――!援護しっかりね!―

―分かったよお姉ちゃん!―

機神獣アクラ・ヴァシムとの戦いはバルファルクと同じで死闘だったわ、何より機神獣にとって地の利が大きく有利だったのも重なったわね、けど格闘を極めし蒼の者が弱点部位を抑え込んで影の国の女王が己の武器の真名を言ってトドメを刺したわ・・・けど引き換えに格闘を極めし蒼の者は左腕を失った・・・弱点部位を閉じられないように抑えていたかしらね

―あー・・・これ冗談抜きでキツイわね・・・先に行ってて・・・これ止血しないと私が逝きそうだわ・・・―

―そうは言うが言い換えて言っているあたり余力がないって訳ではなさそうだなマスター―

―ッハ・・・アンタも同じでしょうに――――、さて―――アンタあのバカ―――助けるんでしょ?というか助けろ、姉としての頼みよ断るなんて言わせないし言わせる気も起こさせない成就しろアンタが願うそれを掴み取りなさい!―

―アハハ・・・―――さんのお姉さん、の言、う通り・・・かな・・・お姉ちゃん行って・・・大丈夫、私だってすぐ・・・たて・・・治せる・・・から・・・―

黒の女神はその願いを・・・決意を受け継ぎ部屋を出る、彼女は蒼の者との願いを果たす為に・・・ね、それは紫の女神も同じね、三つ目の扉には先代の蒼の者そして先代の蒼の者を思う彼女達と白の女神の姉妹、そしてあるサーヴァントかしらね次は以外にもVRではなく先程と変わらない光景ねただ高所とかがあったわ。その中央そこにいる機神獣は・・・一つ目と二つ目の扉とは明らかに違った、人が居たのよ・・・年齢は18歳位かしら他にも人型が当然そこにも人が居た、13~16歳の女の子がそうね・・・10人くらいかしら18歳の女性を合わせてね・・・
機神獣の名は・・・ハシュマル


―これは・・・悪い冗談じゃねぇぞ・・・!―

―その話が正しければ・・・目の前にいる子達のうなじ辺りにあるのは・・・!―

―これが・・・!これが管理をするヤツのやり方かよ!こんなの・・・管理じゃねぇ!―

―お願い・・・私が・・・!私達が私達でいられる内に・・・!私を・・・!私達を・・・・!"人間のまま"で殺してえええぇぇぇぇぇ!!!!!!―

悲痛な彼女の叫び・・・その女性と女の子達は本当は訪れた平穏に安堵していた・・・でもそれは違った。世界を管理する者の駒に過ぎなかったのよ・・・苦戦は強いられていた、相手は機械じゃない人なのもあるけど機神獣であるハシュマルもまた強敵ね・・・けどあの子達は人のまま・・・死を迎えられたわ先代の蒼の者によってね。あの子達は報われたのよ・・・でも消耗は必然的だった。

―あぁー・・・ダメだこりゃ動けねぇ・・・どうだ・・・?動けそうか・・・?―

―流石に・・・だめですぅ・・・―

―アタシもね・・・さっきの一撃が響いたみたい・・・―

―すいません・・・私も・・・限界みたいで・・・す・・・―

―私もだな・・・これは骨は一本折れてるかもな・・・―

―ッ・・・――、――・・・―――の先代と皆を回復させてくれ私は先に行く・・・―

―お姉ちゃん・・・分かったでも約束して!必ず―――さんを連れて元気に戻ってくるって!―

―うん・・・!ちゃんと約束してほしい・・・!破ったら怒る…(プンスカ)―


白の女神は先代たちの治療を双子の妹に託し部屋を出る・・・約束された事は必ず突き通すと決めた。強い決意を固めて・・・最後の四つ目の扉には射撃を極めた蒼の者、母を想う少女、蒸気王、緑の女神、戦艦の魂を宿した女性、決意を固めた衛士の姉妹、アークに対して興味を抱く女性、魔王の名を持つサーヴァント、嫉妬の神そして・・・強固な盾を持つ少女ね
その部屋の光景は美しい湖だった。周りには綺麗な蒼い結晶群が彼方此方にあったわ。その湖の中央には機神獣・・・レ・アトラル・ビーストが居たわその姿自体はレ級を思わせるけど機械結晶を纏っている部分があったわ、尻尾も口のような部位も背鰭があったわね。

―あれはレ級・・・いや違う・・・あんな洗礼された形じゃない・・・―

―つまりアレは・・・あの扉のマークの一つという訳だな―

―そうみたいね・・・差し詰め仮に分類するなら機神獣ってところかしら・・・―

―機神獣・・・偽りの神の獣という訳ですか―

―悠長に・・・話してる暇・・・無いよ・・・こっちにくる・・・・!―

―おかあさん!―

―先輩の妹さん!敵が接近してきます!―

―うん、分かってる・・・!攻撃開始・・・!!!―


水上での激戦は苛烈を極めていたわ、結晶が砕かれ地面を抉るその力彼女たちは苦戦は必然的ね、でも彼女達は諦めなかった、致命傷を負おうとしても挫けず粘ったわ、結果的には勝てたけど・・・の程戦闘を継続するには回復する必要があったわ。

―うぅ・・・ごめん・・・ちょっと厳しい・・・お願い・・・―――を助けに行って・・・すぐ・・・追い付くから・・・!―

―だな・・・本当なら俺も行きたいけど・・・悪りぃ少し休まねぇと動けそうにないや・・・―

―ああ・・・――――も私もこの通りの様だからな・・・―――行け―――、を私達が愛した人を助けに・・・!―

―はい・・・!必ず先輩を助けます・・・!―

―是非も無し・・・!―

アークへの興味を抱く女性と魔王の名を持つサーヴァントと緑の女神と嫉妬の神は彼女達の意志を無駄にするわけにもいかない緑の女神は蒼の者と約束した事をまだ果たしていないこのままでは終わる訳にはいかないと・・・強い決意と共に嫉妬の神は蒼い者がくたばるのを認める訳にはいかない、彼のライバルは私なのだとそして倒すのも私だと決意を硬め、アークへの興味を抱く女性は嘗て見た結末を避ける為今自分が成せる事をなし結末を変えようと決意し、そして強固な盾を持つ少女は記憶がない自分にこの世界に色彩を付けてくれた先輩を救いもっと一緒に知りたいと、共に行きたいと想いながら部屋から出た。

大掛かりな扉には4つの光が灯されていた。4女神と嫉妬の神と赤い騎士、アークに興味を抱く女性と魔王の名を持つサーヴァントと強固な盾を持つ少女はそのまま開かれた扉の先に続く蒼い通路を通って行く・・・だが赤い使徒は・・・それすらも想定していたのよ・・・だから排除する事にした蒼い獣を使って。

彼女達は抗いながらも声を掛けた・・・だが遅かった、蒼い獣は無慈悲に次々と叩きのめして行った。赤い騎士も様々な概念をもつ神様たちでさえも・・・全て叩きのめした。

―そんな・・・どうして・・・!どうして先輩が・・・!先輩はこんな事をする人では・・・!かはっ・・・!?―

―Aaaaaaaa・・・・―

―無駄だ、声は届かない既に彼はイレギュラーを排除する存在へとなった―

―そん・・・な・・・こと・・・ありません・・・それ、なら・・・女神の皆さんも・・・!神様も・・・!死んでいるはずなんです・・・!でも生きてる・・・せん・・・ぱいは・・・まだ・・・!―

―"彼の心は居ない"既に排除した。ここにいるのはプログラム(管理されし世界)を守護する使者だ。そして貴様プログラムのバグ(イレギュラー)に過ぎない・・・ プ ロ グ ラ ム に は 不 要 だ、排除しろ―

―Aaaaa・・・・aaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!masyuxuxuaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!!!!!!!!―

蒼い獣の手によって彼女達はどうなったのかは私には分からない・・・でもこの後世界そのものを修正と言う名の世界の破滅が訪れるのであった・・・


~~~~~~~~


「これでおしまい・・・どうだったかしら?私の予言は?」

彼女の言う予言あまりにも明確かつ的確な話に貴方はうーんと考えた後こう言った。

[それが本当なら世界は・・・]

→[予言がもし本当に起きたら・・・]


「ええ、世界は破滅するわね」

彼女の一言に少し茫然としたがそれがそうなら受け入れるしかないだろう・・・己は旅人なのだ、事故死も有り得なく無い話だ。その時は・・・その時だろう、貴方はそう考えつつ彼女にまたどこか機会があればと言いつつ旅路を再開するのであった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

* *
* + 嘘でs
n ∧_∧ n
+ (ヨ(*´∀`)E)
Y Y *

ダッ・・・!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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─────‐――,~ ────────────‐(; ´Д`)ホギャー! -――――
──-──‐( (⌒ ̄ `ヽ───_ ───────‐ / /─―/ヽ────―─
──―───‐\ \ `ー'"´, -'⌒ヽ──────‐| | / | | ─────―
―‐――──‐ /∠_,ノ _/_───‐―──―─‐| | /─―/ | |―────―
─────‐ /( ノ ヽ、_/´ \―────‐──‐∪ ./──,イ ∪ ────―
────‐ 、( 'ノ( く `ヽ、 ―────―‐| /-─/|| | ──-───
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~???~


「嘘ではないわ、確かに今日は4月1日"嘘"をついても良い日よ・・・けどこれは遅かれ早かれ起る世界の結末よ世界を管理する存在が決めた事揺ぎ無き悲しい結末抗う人は存在は文字通り"排除"される・・・彼女達も・・・でも今これを見ている貴方・・・いいえ違うわね"貴方達"が結末に納得が行かないでしょう?さっきの通りすがりの旅人さんにも言ったけどあれは"予言"的中するとは限らないわ外れる事も在る・・・もしその結末に違う事が起きたら・・・いいえ、ここから先は"貴方達の紡ぐ物語"ね、あぁそうそう私の名前言ってなかったわね」


両儀式「私は両儀式・・・と言ってももう一人の方の両儀式ね・・・この世界では表が私みたいね・・・空が明けるように・・・絶望が明け希望が訪れる・・・きっと、ね彼の未来を蒼の者・・・レヴィドランの未来が世界の未来をどうなるかは"貴方達の紡ぐ道"に・・・きっとある完璧な世界は無い人は誰もが何処か欠陥を抱えている・・・この壊れた世界も・・・ね」

 

 

 

 

 

―Fate/BlazBlue 人類の極地―

 

 

 

 

 

2017年
04月02日
00:03

879: 熱湯カルピス

ーCオラクルー
シエラ「以前の事もあるので艦橋での引き渡しという事になりました」
ジャヌス「そうか。で、これが新しいトリガーか。」
カスラ「えぇ、ベーストリガー"ネクスタ"です。オラクルの技術を結集した次世代型に向けての試作機です。」
ジャヌス「そうか、という事は・・・」
カスラ「えぇ、青くない方の【深遠なる闇】排除に向けてです。」
ジャヌス「ここまで来る事ができたか・・・」
シエラ「まぁ、まだ本命を果たせるまでの先は長いですがね。」
カスラ「そういう事です。これから暫くはネクスタを使ってデータ収集をして頂きます。」
ジャヌス「分かった。ではネクスタの受領とデータ収集を了解した。」
カスラ「くれぐれも、よろしくお願いしますね。」

【INFO】※エクスナイン側です。

2017年
04月04日
15:08

880: MI4989 削除

~惑星ベネブ、ヤースル海、リニープ火山から見て北西あたりの島々のどこか~

さながら出来立ての惑星のように気温が高く火山と溶岩だらけの惑星、ベネブ。
特に目立った街も拠点もない島々の一つになにやら溶岩海の上に伸びるような感じの港がある若干粗末な基地があった。
所属を示すような目印がどこにもない基地だ。
それも基地内に対して向いている砲台がかなりあることからかなり危険なものを取り扱う基地のようだ。

島のどこかに溶岩海から溶岩で濡れた装甲車級クレリアンが現れた。
基地に居る奴らならば彼女の事を何も知らない訳がないし、そもそも溶岩の中を潜って泳ぐヒトなどクレリアンくらいしか居ない。
続いて溶岩海から2機の陸棲シュヴェシィナと空から1機の量産型シュヴェシィナがやってくる。
装甲車級クレリアンはさながらVACのように走り回って榴弾を装填した速射砲とガトリング式機関銃で砲台と装甲車を撃破していき、それを陸棲シュヴェシィナ達が空から援護する。

基地からもどこかしらから入手したであろう量産型シュヴェシィナを発進させていくが向かってくる量産型シュヴェシィナに尽く撃墜されていった。
ただでさえクソ熱いここでさらに燃え上がり、基地は火の海に包まれた。
10分もかからずに対抗できる戦力を失った基地の防衛隊は降伏。
3機のシュヴェシィナ達は生き残った隊員を拘束し、最寄りの警察へ殲滅完了の連絡を入れた。
彼女らの任務はこれでおしまい、あとは警察の輸送機が来るのを待つだけ。


ヘッセニア「ふぅ、楽な任務だったね」
ブロペニュ「そういえば何でここを襲撃したんだろ。密輸かな?」
システィ「私はカスターダと一緒にここで生き残りを見張ってるから襲撃することになった理由でも調べたら?」
ブロペニュ「そうだね」
ヘッセニア「んじゃ、私もそうしよっと」

暇になったブロペニュとヘッセニアはそれとなく港っぽい所に行ってみる。
港っぽい所はどちらかと言えば貝類の養殖場みたいな感じだった。
クレーンだけはいっぱいあって何かを溶岩の中に吊るしてるようだ。

ヘッセニア「これは多分、大破したクレリアンかバリスタンが沈められてるわね。どっちなのか賭ける?」
ブロペニュ「バリスタンの男の子で」
ヘッセニア「何で性別まで指定なの……まぁ良いけど」
ブロペニュ「正直わくわくしないね」

ウィンチを操作して引き上げると鎖で繋がれた金属製のかごが出てきた。
死んだ赤ちゃんバリスタンが何匹か入っていた。

ヘッセニア「……これ、(多分)死産個体だからこんなことしても息を吹き返さないのに」
ブロペニュ「(´・ω・`)やっぱりダメな子は何をやってもダメなのね……」
ヘッセニア「はい、次。あんたはこれに放射能汚染マークとバイオハザードマークと毒性金属マークを貼ってどっかに積んでおいて」
ブロペニュ「こんなんでも(危険性が)NBC完備なのね」

ブロペニュは赤ちゃんうさぎが入った金属かごに三種類のマークを貼って適当にほっぽり投げる。
何匹かちょっとだけ光り始めたがただの生理核反応なのでスルー。

ヘッセニア「あ、生き返る奴じゃん」
ばりすたんe「J,,-ω-)zzz....」
ヘッセニア「えいっ」バキッ
ばりすたんe「J;・ω・)Σ」!
ぴょんっぴょんっぴょんっ!
シュッ
ブロペニュ「保護の必要ナシ!?」
ヘッセニア「親が居る子は自分で帰るから楽でいいわ……」
ブロペニュ「確かに」

そんな感じでヘッセニアとブロペニュは密輸物品を引き上げて整理していくのであった……。

2017年
04月06日
21:02

881: エアロ

>>878
>ボルカ亭

-???-

どこかの暗がり・・・テーブルは薄暗くモニターが照らす。
その中で向かい合うヒュムとロイド・・・
その頭には特徴的なマークが付いている。
CとSを組み合わせたマーク・・・

そう、ここは「GMルーム」・・・
管理者よりもさらに上位の権限たる「運営」の顕現だ。
サイバーステップの化身であるコズミックロイド・サイバーソニック。
そしてサイバーステップの擬人化であるコズミックヒュム・シエス。

彼らはボルカ亭で起きているギャング騒動、
そして式=サンの予言を見ていた・・・

サイソニ「これは由々しき事態だ・・・我々ですら手に負えなくなりつつある・・・・
さらに如月提督はブリガンドアクス修正トピ騒動の結果、失踪・・・
だが・・・私はこのAFEの【観察者】達の良識を信じたい・・・」

シエス「つまんないの!みんなでワイワイやるのが趣旨じゃなかったの?
だからリセットするの!【WORLD・CRYSIS】なの!
なぁに、レヴィドランのトラブル属性!書き換えてやるの!
それに骸真!あいつは許せないの!
GMたるわたしを陵辱系エロビ撮影なんぞに駆り出しやがって!
ブサ男とヲタクの組み合わせなんか最悪だったの!!
存在を消してやるの!」

バァン!(サイソニツッコミ

シエス「なにするのサイソニ!」
サイソニ「・・・シエス。おれたちにプレイヤーを消去する権限など、ない
所詮俺達は【運営】の命令通りに【ゲーム】を推し進めていくのみだ。
管理者も俺達とは別部署だ。介入する権限などない。
だが、ヒーロー達の手助けはできる」
シエス「・・・仕方ないの。最悪は回避しないとね・・・」

 

シエス「あ、エアロ=サン?はやくレムスくんとバフォちゃんの絡み書いてよね?
CB公式キャラに関しては貴方が頼りなんだからね?」
サイソニ「メタいメタい」

【INFO】お前らの存在自体がメタいわ

2017年
04月07日
02:02

882: 熱湯カルピス

ー3年前 エルダー戦ー
「アッシュ・・・お願い、殺して」

ー2年前ー
裁判官「被告人アッシュ、貴様が行った同士討ちを始め複数の罪状により反逆罪とし、死刑を言い渡す。」

ー半年前ー
研究者「私たちにさえ協力してくれれば君が犯した罪は帳消し。身の安全も保証する。」


ー現在 Cオラクル メディカルセンターー
俺はジャヌス、オラクルの守護輝士だ。日々ダーカーや色んな奴と戦っている。最近奇妙な事に身に覚えの無い記憶がフラッシュバックするようになった。恐らく冷凍睡眠の後遺症ではない。

ではこの記憶はなんだ?どこの誰の記憶だ?

答えは解らない、だが今の俺にとってそんなことは関係しない。

毎日誰かから無感情に送られてくる依頼という不幸のギャンブルへの招待チケットをチェックし戦いに出かける。それが全てで良い。戦士とは、戦争無くして生きていけぬ生物なのだから。

 

______________________________

ー地球 東京ー
私はジャヌス、仮面ライダーナイトナイン。曾ては守護耀士だった男だ。
俺の日課は無差別に湧く幻創種の撃破や他のライダー達を援護したり、殺したり。日によってやる事はいつも違うが。
最近はカメンライダークロニクルというゲームが出回り出しそれによって死者が出た、衛生省はゲームの使用禁止と回収を行おうとするが使用者、死者は後を絶たない。その対応を手伝うのも俺の仕事だ。
ルキウスも未だに現れる。
だがそういった案件も終わりが見えてきた。

”Xギアプロジェクト”

最終段階へ入ったのだ。ギアが完成すれば後は彼を殺害するだけだ。

2017年
04月07日
10:54

883: MI4989 削除

~π245A-4(´・ω・`)星団、審議中六重環状連星系、
恒星系環状宇宙都市遺跡帯、大森林と化した(多分)都市区画~

名前がないリング状宇宙都市帯。住むとなるといつもなまもの兵器群の襲撃にあう場所。
たまにノラ兵器群もやってくる。
一番怖くないのは異文明の艦隊。
一番怖いのはノラ戦艦。
そんな場所。

この周囲にはまともな宇宙空間などない。
この辺一帯は全て大気に満たされ、水蒸気が対流し、気象現象を伴っている。
雲が押し寄せ、雨が降り注ぎ、風が吹く。

そんな場所にあるかつては都市区画だったであろう大森林の中で二つの白い軍勢が衝突を起こしていた。
大半は真っ白な毛並みと猫耳が特徴的な彼らは様々な姿を持ち、死んで復活する度にその姿を変えながら、古代の軍隊のような戦術を使い、ぶつかり合っている。

縦に長い奴が正面を堅め、その脇を丸い奴と斧をもった丸い奴がカバーし、
そのすぐ後ろからかなり長い脚をもつ奴と脚が発達した火球を飛ばす奴と空を飛んでる奴が一歩下がった位置から攻撃している。
戦線に隙あらば牛やキリンのような奴が突っ込んでいく。
ときどき白いのより強めの赤い奴らが集団で突っ込んでくるがそれらを足が生えた魚やクジラみたいな奴が迎え撃つ。
極め付けにはヒトのようなガタイの良い奴らが出てくることも。

そして拠点であろう対空レーザーや対地荷電粒子砲を備えている基地から時々援護射撃が来たりするが大抵は戦線を突破してきたにゃんこ達に撃っている事が多い。
ちなみにお互いの拠点は強力なγ級EMGシールドによって守備されており互いの拠点が持っているレーザーや荷電粒子砲では互いに攻撃することが出来ない状態になっている。
これがあの白い軍勢がこうも大規模な白兵戦を繰り広げている理由だ。
大抵のにゃんこなら一掃することも不可能じゃないレーザーや荷電粒子砲も些か取り扱いに困る代物でとにかく大量のエネルギーを要することからせいぜい発電設備を持った拠点の近くに設置するくらいしかできない。
その発電設備が作るエネルギーの大半は後方で身体を得たにゃんこ達をここまで運んでくるための転送装置に使われているのが現状であまり滅多打ちはできない。
そうして今日も戦線は膠着し、今日もお互いに身を引いたのであった……。

そんな彼らを皆こう呼んでいた――「にゃんこ」と。
そんな「にゃんこ」が沢山いるので「にゃんこ軍団」。
彼らはどこかしらの世界からこの世界に超巨大なサバが沢山居ると聞き、そのために技術力を超上げてやって来たらしい。
その超巨大なサバはおそらくなまもの兵器群であるサバ系巡洋艦や駆逐艦のことであろうか。
なのにここに居るということはそのサバと周囲のなまもの兵器群に返り討ちにあってえらい目にあったからここでお宝……もとい強力な武器と装甲を集めているのだろうか?

ネコ「今日も戦線を打開できなかったにゃ」
ネコノトリ「司令部から通達にゃ、やっとすごい通信機を扱える通信基地が完成したにゃ。これで強い傭兵というのを呼べるらしいにゃ」
ネコ「もう呼んだかにゃ?」
ネコノトリ「司令部は通信機で使われている言語が解らなくて取り扱えないにゃ。だから君は一旦この戦線から離れてその通信機を取り扱って欲しいみたいだにゃ」

INFO:次やる予定のミニミッションのフラグみたいなもの

2017年
04月08日
20:49

884: MI4989 削除

~惑星ダスド、リメイラタウン郊外のどこか~

菫「――で、こいついつぞやの料理大会で審査員になってた奇妙なネコ達と雰囲気が似てると思うんだけど……」
ニュルン「確かに似てるわね……」

菫がなにやらホログラフィックで画像データを浮かばせてニュルンに見せている。
画像データはちょっと暗めだがどことなく日本っぽくアレンジされた感じの軍の通信基地っぽい建物の中を背景として白いネコのようなものがこちらに正面を向けて写りこんでいるもの。
画像データの所々が壊れていて色がおかしくなった線が入っている。

フェヌン「ん? 依頼の話?」
菫「うん、なんかいつも使ってる掲示板にちょっと壊れた感じのデータが送付されててね。それで翻訳班に見せて解読して貰ったら傭兵向けの依頼文書だったの」
フェヌン「送信元は……π245A-4の(´・ω・`)星団、審議中六重環状連星系、恒星系環状宇宙都市遺跡帯? 何でそんな所から?」
菫「多分、ブレイゾンに居るっぽいのとは違う部族みたいなのがそこで暮らしてるのかも」
ニュルン「この様子だとブレイゾンに居るかもしれないにゃんこ軍団を向かわせた方が適任かもしれないわね」
フェヌン「向かわせるにしてもそこまでは駆逐艦を動かして運ばないとキツイわね……転送装置には登録されてない場所だし……漁のスケジュールを調整しとこうかしら……」
菫「ともかく依頼の貼り付け自体は何とかなりそうだね……あとはいつもの場所に貼り付けに行くだけかな」


ブロペニュ「たっだいまー」すとっ
ニュルン「あら、お帰り」
ヘッセニア「任務は楽だったよ」
カスターダ「どっから手に入れたのか分からないけどシュヴェシィナ型無人機が居たけどね」
システィ「というか結構良い感じの装備も持ってたよね」
フェヌン「帰って来たばかりだけど今度あなた達も漁に行く?」
ブロペニュ「行こうかな」
ヘッセニア「そろそろ海鮮類も欲しくなってきたから私も」
カスターダ「私も同じ」
システィ「右に同じ」
フェヌン「四人追加っと……」

2017年
04月14日
22:28

885: MI4989 削除

~π245A-4(´・ω・`)星団、審議中六重環状連星系、
恒星系環状宇宙都市遺跡帯、大森林と化した(多分)都市区画、通信基地~

今日も通信基地でいくらかのにゃんこ達がより使いやすいように修復しつつ呼んだ傭兵と交信していた今日このごろ。
そんなところにかなり慌ただしい様子でネコ用小型オートバイから降りて来たネコが入って来た。
伝令兵という奴だろう。

ネコ伝令兵「大隊長っ、申し上げます! 敵軍がまたもや新型にゃんこを投入したとの報告が入ったにゃ!」
ネコ(大隊長)「またゾンビかにゃ?」

ちなみに依頼主はこの大隊長の肩書を持つネコである。

ネコ伝令兵「目撃情報とガンカメラの解析によると黒い肌と赤い眼を持つ新型にゃんことネコヴァルキリーに酷似した人型航空機だにゃ!」
ネコ(大隊長)「それで、目撃されたということはどこを襲撃されたのかにゃ?」
ネコ伝令兵「港町に繋がる鉄道駅にゃ! 15機の人型航空機から黒いにゃんこを空挺降下したのちすぐに制圧され、すぐに反撃して奪還したとの報告にゃ!」
ネコ(大隊長)「被害は?」
ネコ伝令兵「建設中だった防空システムのうち、短距離防空レーダーが大破1基・小破1基、高射機関砲が2門中破、対空射撃指揮装置が全損の被害を負ったにゃ! 移動中の貨物列車は無傷ですにゃ!」
ネコ(大隊長)「……人型航空機は長距離防空レーダーで捕捉できなかったのかにゃ?」
ネコ伝令兵「防空ミサイル大隊からはそのような小型航空機の存在はレーダーには感知できなかったとのことにゃ」

敵はどうやら特徴的なステルス機を運用しているらしいが……このネコにとってはシュヴェシィナなのは一目瞭然であった。

こちらだって車両を運用し、それなりに防空網を敷くことができているが航空機となるといよいよ防空がきつくなってくる。
一応こちらも航空機を運用しようと思えばできるが機体はいかんせん扱いに困る水棲シュヴェシィナの死体しかない。
無理やり無人機に改造したところで性能は不足しているどころか強烈なEMP攻撃に耐えられるという保証などないのだ。
憑依する実験も検討されたが血液検査の結果、精神汚染性病原菌(スーパーバイドVI型等)や現実改変性電子ウィルス群が発見されたため実験は中止、それに伴ってシュヴェシィナの運用も取りやめになった。
良くも悪くも「命(魂)は一つしかない」のである。その恐るべき疫病によってその命が減らされるようでは堪ったものではない。
ましてや古の兵器やクレリアンのように捨てる事を前提とした「人造たる命(魂)」を自由自在に作れる訳じゃないなら尚更だ。
結局、シュヴェシィナを傭兵として雇うしかなかったのである。

ネコ(大隊長)「土木工兵中隊を前線から引き揚げさせて件の鉄道駅へ移動させるにゃ」
ネコ伝令兵「土木工兵中隊を前線から引き揚げさせて鉄道駅へ移動、把握したにゃ!」

そんなこんなで前線で防衛線と補給基地を建設させていた土木工兵中隊を鉄道駅へ移動させる命令を伝えるように伝令兵に告げると彼はオートバイに乗り込んで走り去って行った。

2017年
04月26日
17:35

886: 熱湯カルピス

ー演習施設ー

海、砂浜、その先に小高い丘。その奥には大分覆い茂った森がある。
数台のゴムボートが浜辺に着く。一台に5人程重武装の兵士が乗っている。
浜辺に軽く乗り上げると一人がボートのエンジンを止めて全員が一斉にボートから飛び降りる。
次々にボードが辿りついて兵士達が降りてボートに積んでいた装備を身に付けて森へ向かって慎重な足取りで歩き出す。

『目標上陸、砂浜から防衛ラインに向け進攻開始。迎撃ラインまで…』


轟音が鳴り響く。


数人の兵士が突如足を止め、背後の兵士に多量の血液が掛かる。
最前にいた兵士の体には巨大な空洞が出来上がっていて、次々と倒れる。

一瞬の事が理解できずほとんどの兵士が混乱し、次々と乱射し始める。

『目標は混乱の余り乱射し始めた。全機、被弾に注意しつつ目標を殲滅せよ。』
『了解』

発射光は森の奥からだった。しかしそれは1体だけではない、何体もいた。
物陰、草の茂み、あちこちから巨大な砲身が顔を出していた。

砂浜は20mm弾の弾幕が砂浜に当たり、それが砂煙を立ち上げ、たちまち濃い霧のようになる。トループシリーズ共通装備の赤外線ビジョンなら関係は無い。

…20mm口径は専用のライフルが存在するが余程の事が無い限り使われる機会は無い。通常、素人が使えば伏せ撃ちでも肩の骨が折れる程度では済まない強烈な反動が使用者を襲う。ましてや、それをフルオートにするなど普通は考えられない事だった。

トループCANNON

このフォームのコンセプトは「ただの歩兵では使えない特殊兵器を人体で」。
M2機関銃をベースに20mm口径に対応した大口径機銃。
通常なら反動で今頃地中にいてもおかしくないそれをキャノンは単体の力だけで制御する事に成功した。

脚部の対反動大型クロー、背部の超大型固定用バンカー。
強力な4点固定は何をしてもビクともしない。それがコンセプト達成の決め手だった。

元々は戦車やヘリ等への対抗兵器だったがそれが自由に使えるとなれば話は別だ。今後の戦争に置ける戦術に大きな影響を与えるだろう。

"戦車と人間の融合"
これが、世界最強の攻撃兵器だ…

『目標、沈黙を確認。迎撃、完了…』

【TIPS】トループキャノン実装

2017年
04月26日
17:56

887: 熱湯カルピス

ー訓練施設ー

50階建てビルの屋上で、トループユニット2型は合図を待つ
『訓練開始』
その無線を聞くと同時にトループは走り出し、飛び降りる。

空中から自力で姿勢制御を行い窓ガラスに設置し、割れぬ内に一気に駆ける。
前方に攻撃ドローンが出現する。M24を構え、走りながら狙撃する。
何発かは避けられるが一つのマガジンで全て撃墜。
訓練の内容上、予備のマガジンは装備していない。直ぐに投げ捨てる。
数体の四足歩行ドローンが下に待ち伏せしているのを遠目に見つける。
背部のアサルトボックスを展開し、スイッチを押す。
外装が弾け、M17が姿を現す。素早く構え、フルオートで撃ちまくる。
重量配分で装甲が薄い分、弾が良く通る。あっという間にドローンは機能停止する。
地上が迫る。一瞬の判断で窓ガラスを蹴り、体を宙に浮かせる。


強度の問題では無かった。制御コンピューターは十分に認識できていた。
だが、全てに置いて1コンマ1秒常に遅延が発生していた。


着地の衝撃はあった。だが、ダメージがある程ではない。


ジェネレーターが許容できるパワーの限界があったのだ。
どんな良い性能のマシンもパワー限界値で全てが決まる。

排熱効率を上げる、たったそれだけで全ては解決された。
各部に追加された放熱口。ジェネレーターの熱処理を更新し、パワー限界を上昇させるだけ、1型との違いはその程度だ。


『損害無し、訓練終了。』


【TIPS】トループユニット2型実装

2017年
05月03日
22:55

888: MI4989 削除

~クレリア王国、地上層の陸軍演習場のどこか~

ステファニー「みんなもう分かってると思うけど今日もMRSI射撃の訓練よ。戦場に出荷されるまでにちゃんと覚えて出来るようになっておきなさいよね」
バリスタン二等兵's「「「(´・ω・`)そんなー」」」

今日もどことなく蒸し暑いこの土地で訓練が行われる。
ケピニェコは通称ミニハウザーとか82mm携行迫撃砲こと82-RM-419の準備を進めながらバリスタンの二等兵達を眺める。彼らの年齢はだいたい10歳くらいなのかまだ婚姻色付きの毛がまだ生え揃ってなくてどことなく幼い印象を覚える。
そんな彼らには全長138cm、総重量41kgにもなる82-RM-419は少々大き目の武器だ。

と言うのもその82-RM-419が同規模の携行迫撃砲の中では困ったことに軽量に仕上がっているからだ。
製造元がソヴィエト連邦なのもあるがこの世界におけるこの手の重火器は「使えるように身体を鍛えろ」とでも言い聞かせられているのもあり、もともとは戦闘重量が200kgを超える兵士が運用することが想定されており、その戦闘重量でやっと100kg超えるかどうかのバリスタン兵にはかなり無理のある装備なのだ。
普通に撃ったら発射反動でノックバックするのが普通である。

ステファニーがなんやかんやと説明を終えるあたりでケピニェコはこの迫撃砲によるMRSI射撃の見本というか基準を示すように指示された。
ケピニェコはそれとなく射撃位置に付くと尻尾を地面に突き立ててから高仰角から低仰角へ振りながら5連射してトーチカに見立てた鉄筋コンクリート製の的に5発同時に榴弾を着弾させてみせる。
この一連の動作で彼がやった事は迫撃砲弾の波動装薬へのエネルギー充填量を変えることによる初速の変更と射撃姿勢の保持と角度を変えながらの射撃だ。
基準を見せられた彼らは18人ずつ順番にケピニェコと同じようなやり方で的に砲撃していく。
バリスタンと言えども尻尾がかなり短くてこの姿勢が使えない者も個体差や地域差で居るのでその個体は腰に増設した駐鋤のような装備で代用している。

皆は特に弾道計算用のコンピュータ等を装備していないがその辺は頭で出来るようにプログラムがインストールされている。もちろん、迫撃砲の操作手順なども頭には入っているのだが彼らはあくまでも機械が生体内に組み込まれている生物なので個体差が大きく、“できない”ことが“できる”ようになるだけという本当に基本的な事しかデータ化は成されていない。
なので技術の習熟にはこういった訓練が必要である。

ちなみに今日訓練を行っている二等兵達はどちらかと言えば適性は普通である。
どーやってもできない奴をここで選別するのも目的の一つだ。

ケピニェコはどことなく暇そうな顔を浮かべてこの後の演習における“指導用”のFMJを装填したSDM-Rを手に取ってその時を待つのであった。

2017年
05月06日
13:52

889: MI4989 削除

「跳ねたらスナイパー空手」
ケピニェコはそんなことを思いながらSDM-Rをそっと構えて演習を眺める。
敵役にはバリエーションを持たせていて最初はソヴィエト連邦の自動車化狙撃部隊、次にプロイセン帝国の装甲擲弾兵部隊、最後はここクレリア王国の通称ギガンテス連隊の連中だ。
というか、演習の敵役を頼んだらこんな感じになってしまったようである。
ついでに大英帝国の歩兵部隊も呼んじゃえばいいのに……とケピニェコは思った。

ちなみに敵役がソヴィエト連邦とプロイセン帝国の時はケピニェコの出番はない。
どちらもちゃんと跳ねたらスナイパー空手によって指導してくれるからだ。ケピニェコが仕事する必要があるのはデカ女達が敵役の時である。

演習を眺めていると尻尾を地面に突き立てるのを忘れて砲撃して盛大に転んだ二等兵や跳ねたばかりにスナイパー空手されて悶絶している二等兵がちらほらと見えた。
一応、訓練弾を使用した上で仮想化処理を施した演習場での演習なのだが痛みとかはほぼそのままである。それで気絶する個体がでるくらいと言えば充分だろう。
実際、ミニハウザーの発射反動で転んで後頭部を打った二等兵は気絶してた。

ステファニー「……バリスタンって毛並みがちょうど迷彩になってて目で追うのが大変ね」
ケピニェコ「そうかなぁ……特に苦労せずに追えるけど」

想定される戦場は塹壕とトーチカによる要塞線。
シュヴェシィナが絡んだ戦闘を行う為かシュヴェシィナもまた二等兵のとベテランが居る。
それでも国ごとに概ね特色が出ているのがここからでも見える。

ソ連とプロイセンの歩兵達は軽機関銃を中核とした班と携行迫撃砲を中核とした班からなる分隊で迫撃砲弾が着弾してからすぐに軽機関銃や自動小銃を持った歩兵が突撃してくるのが特徴的だ。違いは殆どない。
この戦術はバリスタンが使う戦術と似ているというかそもそも基になった戦術である。

そして二つが交代交代で全員演習が終わって次はクレリアンの女からなる歩兵(?)部隊だ。そこはと言うと先の二つと比べると些か練度不足なのが目に付く。……もしかして新人の教育によろしくないからソ連とプロイセンの歩兵達が呼ばれたのだろうか。グロスタルの戦車中隊に居るクレリアンの女達や他国のクレリアンの女達と比べるとなんだか練度の差が酷い。どれくらい酷いかと言うとバリスタンとは言え二等兵が股下に入ってそこから銃撃できるくらいだ。
……だからケピニェコがスナイパー空手して指導する必要があるのだが。

ケピニェコ「……」パンッ
ステファニー「あんたスナイパーできるんじゃないの?」
ケピニェコ「できるかもしれないけどやらない」パンッパンッ
ステファニー「だろうね」

ケピニェコ「というか今の敵役のクレリアン達なんなの」
ステファニー「この土地の原住民よ。 あ ま り に も 使えなさ過ぎて他の土地からこの土地へ奴隷等を連れてくるハメになった(ある意味で)伝説の民族よ」
ケピニェコ「工場動かせないとか?」
ステファニー「信じられないだろうけど無理やり働かせても作業効率と品質がダメダメで使えないのよ……そもそも言う事聞かないし」
ケピニェコ「えぇ……そんなに酷いの……」
ステファニー「というかこんな感じの民族ってどの人類にも居るんですって」

そんな感じでケピニェコは後ろで寛ぎ始めたステファニーと無駄話しながら演習を眺めるのであった……。

2017年
05月09日
12:21

890: MI4989 削除

~ブラックバーン要塞周辺の対戦車塹壕を超えた先にある平野のどこかにある林~

野生のか街のか分からない陸棲シュヴェシィナ達が樹高1000mを超す木の枝に止まって歌っているのが聞こえてくる。大半は鳥の囀りのようなものだがたまに人語で構成された歌を歌っている事もあるがやっぱり鳥の囀り。今歌っているのは家族らしく、歌声に子供も混じっているのが聞こえる。
遠くの方ではレシプロエンジンの音も聞こえてくる。ノラ戦車やノラ装甲車が居るかもしれないが強力なノラ戦車は基本的に人里から離れた場所に居るのでこの林で見るものはBT系戦車やPzKpfw.II等のそれほど強くはないものばかり……というかそもそもその強力なノラ戦車が人里を作っている場合もある。

そんな林の中でグロスタル達は枝と落ち葉と腐った地雷や不発弾、空薬莢を踏みしめながら木材を採るためにそれとなく林に訪れた。他にもグロスタルと同じようなクレリアンの男達が斧とそれなりの武器を担いでやって来ている。
やる事は木を切り倒し、それを村まで持ち帰る事。切り倒す木は鋼鉄だったりチタン合金だったり超々ジュラルミンだったりするがそんな事は多分誰も気にしてない。

グロスタルが部下であろう男達に切り倒す木を指示すると自分自身も含めて男達は先ほど樹高が1000mを超すこともあると言った木を切り倒すためにそれぞれが別々の木に向かって斧を振るい始める。
斧を振るい上げると木の上に居たであろう陸棲シュヴェシィナや水棲シュヴェシィナ達が騒ぎ、慌てて飛び立っていくのが見えた。普通の鳥類や昆虫も混じっている。
多様な組成の木を切り倒すとは言え、木である以上は普通の木と同じやり方だ。
グロスタルは先ず受け口を……の前に木に登って枝払いを施して枝を落としていく。倒す方向に対して別の木に引っかかる枝を優先的に落としていき、あらかた落とし終えると幹にロープを括り付けてから地面に降り、落とした枝を自分が作業する場所に限って拾い集めて転送装置で転送していく。
そして受け口を斧で作り、反対側に回って斧を振って追い口を作る。そして最後はロープを思いっきり引っ張って倒す。

これで総重量にして何十万tもある大木を切り倒した。別方向から地響きが伝わってくるのでおそらく他の男達も切り倒したのだろう。後は枝を払ってから転送装置で運ぶだけである。

陸棲シュヴェシィナ(子供)達「「「チチチッ♪」」」すいーっ
水棲シュヴェシィナ(子供)達「「「ピィ♪」」」ぱたぱたっ

落とした枝に子シュヴェシィナ達が群がって来た。おそらくは枝を拾いに来たのだろう。グロスタルはそんな彼女らの事は気にせずに作業を続ける。

2017年
05月12日
21:56

891: MI4989 削除

~グロスタルの自宅がある砦及び山周辺の山地~

樵から帰って来たグロスタル達はいつものように自分達の砦が他の部族であろうクレリアンの群れに襲撃されているのが見えた。だいたい26kmくらい先だろうか。
クレリアン達の視力はさておき、襲撃している部族は砦に残っていた女子供や勝手に住み着いてるシュヴェシィナ達だけでもそれなりに押返せるところを見るにあまり強くはない。ほっといても撃退はできそうだがここで眺める理由など無い。

グロスタルと男達はバッグにしまっていた各々の武器と弾薬を取り出して装備し、敵性部族の集団へ全速力で走り出し、おおよそ敵集団まで10kmあたりへ到着した男達はいったん立ち止まって、徹甲焼夷弾を装填した5cm戦車砲や40mm対空機関砲を構えて敵集団を攻撃し始める。

攻撃してしばらくすると敵集団を指揮していてなおかつ主戦力であろうクレリアンの男達が戦車砲を構えながらこちらに向かってきた。グロスタル達は陣形を変えて中腰になって歩きながら手持ちの戦車砲と対空機関砲で一人一人集中砲火を食らわせてその数を減らしていく。敵の男達はこちらのリーダー格がグロスタルなのを分かっているらしく彼に徹甲弾を浴びせかけ、砲声と装甲が拉げる音を轟かせた。
敵からの徹甲弾のほとんどがグロスタルに命中し、砲弾が鎧の表面で滑り、砕け散り、または鎧を貫通して皮下装甲に刺さって止まって折れ、または徹甲榴弾の炸薬が起爆して皮膚を抉る。その間にグロスタルの周りの男達は一人また一人と血肉混じりの鉄屑に変えて行く。

走っては歩きながら砲撃し、走っては歩きながら砲撃を繰り返して交戦距離が9km、7km、5km、3kmと近付いていき、交戦距離が2kmになったところで双方の男達は剣を抜いた。交戦距離2000m前後という“白兵戦闘”の距離になったからだ。手持ちの火砲を背中にひっかけて剣を抜いた男達は脚に力を入れて踏み込み、10200m/s以上もの速度でダッシュして一気に肉薄して剣を振るった。
白兵戦闘においては戦車級の中でも特に重装甲なクラスであるこちらの方が有利だ。グロスタル達は1t以上ある剣で敵部族の男達が振るう剣を弾き、剣を持っていない手で拳を握って頭にストレートを入れてから胸を剣で叩き割り、背中から火砲を取り出して止めを刺した。

敵部族の男達が皆倒れるとグロスタル達は残りの敵集団へ接近しながら砲撃していく。先ほどと同じく走っては歩きながら砲撃し、走っては歩きながら砲撃を繰り返して敵集団へ突入。残っているのは装甲が薄く、軽い女達だけ。それらを砦に残っていた女子供と共に掃討していく。
敵部族の女達の大半は逃げて行くがそのような状況でも一掴みでも略奪しようとする女もいる。逃げて行くのは結構だがそれでも向かってくるのならばこちらはそれなりに対処するのみ。そんな思いで砦の女達は槍でめった刺ししたり撃ちまくって鉄屑にしていく。
マルグレーテが敵部族の女の腹に分厚い刃を叩き入れて切断したのを最後に敵部族は撤退していった。

グロスタル「まったく懲りないし元気な奴らだな」
マルグレーテ「どうする? 死体を吊し上げる?」
グロスタル「砲弾を剥ぎ取ってからそこらへんに捨てて鳥や動物達の餌にしておけ」
マルグレーテ「ムスッ……解ったわよ……」

戦いの後は砲弾拾いと死体の掃除。掃除と言っても砲弾を死体から剥ぎ取った後は邪魔にならない場所へ死体をほっぽり投げるだけという適当さ加減だ。しばらくすれば鳥や動物達がやって来て死体を食べるのを期待するだけでもその光景はともかくとして結構綺麗に掃除してくれるのである。言うなれば一種の鳥葬だ。
そんなこんなで掃除を進めて行くクレリアン達であった……。

 

最終更新:2020年05月23日 09:21