多次元の境界2 126-150

2015年
06月09日
19:24

126: レヴィドラン

ディセンツァル『・・・・』

特攻してくるワイルドウルフにディセンツァルはそっと右腕を上げるとその手から結晶が生成されていき、それは形を変えていき巨大なスナイパーライフルになったのだ。
※1枚目の画像はライトタイプドール:アーバンがお持ちの形状とほぼ同一ですが色が青でございます

[ハイパーウェポン・・・ストリットライフル・・・テンカイカンリョウ]
ディセンツァル『・・・・』

そのまま構えるディセンツァル当然スコープなどない、だがディセンツァルは容易でワイルドウフルを捉え―――

ズガン!!!

轟音と共に放たれた結晶の弾丸は見事に損傷していない右腕を撃ちぬいた。
当然その衝撃は予想以上であり、2,3回回転しながら吹っ飛ぶほどである。

クロウ「うぉあ!?ッハ・・・あの波動砲を止める訳だぜ・・・だが!まだ武装はあるんだよぉ!」

そう言ってビームキャノンを撃とうとする直前何と目の前にレヴィが・・・ディセンツァルがいたのだ。
あれだけあった間合いを一瞬で詰めていたのだ・・・
クロウは突然の事に少し思考がフリーズしたのだ。だがそれが命取りになる―

[カンソウカクニン・・・ハイパーウェポン・・・ツインクェイサー・・・テンカイカンリョウ]

システムボイズが聞こえ慌ててディセンツァルの方に視線を向けると先程までの巨大なライフルはなく代わりに両肩に追加アームがありその先端は鋭いビームブレードが並んでいたのだ。
※2枚目の画像もアーバンが装備してるのと酷似ですが
※肩の形状ユニコーン系統寄りで爪は4本から5本であり刀身は水色に光っております。

そしてディセンツァルはその両肩の武器ツインクェイサーでワイルドウルフのありとあらゆる武装を切り裂いていく当然脚部等も切断した。
しかし一部だけ壊してない場所がある・・・そうクロウがいるであろうワイルドウフルの胴体のみだ。

この間の時間たったの2分未満だ・・・しかも反撃の隙すら与えず瞬殺である・・・
現状使える武装は無い・・・否壊されたのだ。刹那の出来事に思わずクロウは笑ってしまった。

クロウ「クハクハハハハ・・・!やっぱり間違いじゃなかったようだなぁ俺の予想以上にタマァありやがる・・・しかし死は確実だなこりゃ・・・」

己の死を覚悟し瞳を閉じる・・・・だが来たのは軽く押される感覚であったのだ。
思わず瞳を開くとそこには両腕と両肩に展開された武装であるツインクェイサーでトンッと押すような形であったのだ・・・

クロウ「殺生はせずってかよ・・・フハ・・・ハハハハ・・・!」

両腕両足そして全武装を破壊されたワイルドウルフの内部でクロウはただ笑った・・・あんなバケモノ・・・否神に近い何かがいたのだと思いつつ・・・・


ディセンツァル『・・・・』

ディセンツァルはそれを少し見届けた後何処かへ向きを変え飛翔しようとして―――

―待ちなさいよこのハーレム野郎―

ふとそんな声が聞こえその方向にゆっくりと振り返るとそこにはレヴィアーナがいたのだ・・・普通宇宙空間じゃ息など不可能なのだが彼女は【嫉妬】のアークなので大丈夫だ、問題ない。

レヴィアーナ「妙な光とか力感じると思ったら・・・案の定ね」
ディセンツァル『・・・・』
レヴィアーナ「アンタが何をどうしたらそんな力とか感覚とか出せるかは知らないけど・・・」

ディセンツァルは未だにレヴィアーナを見つめたのだ、何故武装を展開しないのかと言えば彼女は武装を持っていないからだ・・・それ故に手を出す必要がなかったからだ。

レヴィアーナ「アークのようでアークじゃない力もそうよ、どうやったらそんな事できるってのよ・・・ホントムカつくわっていうかそろそろハーレム野郎出したらどうなのよ?」
ディセンツァル『・・・・』

しかし何も言わずただ見つめているディセンツァルに思わずため息のでるレヴィアーナであった

2015年
06月10日
00:54

127: zyabara

巨大な火球…否、小さな¨恒星¨と化し猛進する¨それ¨をワーザウィルは視認すると、動きを止めた。

ワーザウィル『ほう…来たか【ソルブレイズ】ッ!』

掴んでいた既に動かなくなった白シュヴェシイナを無造作に手放すと、迫る¨恒星¨に対し構えるような仕種をとった。

ワーザウィル『…時は満ちた…さぁ解き放てレギオンよ』

恒星から距離をとる様に退くワーザウィル。

『ご配慮感謝する…【戦】よ…』

ワーザウィルとソルブレイズの間に立ち塞がる様に現れたレギオン。

迫る恒星に手を指し延ばし、言葉を紡いだ。

レギオン『さぁ、刮目するが良い!かつて荒ぶる神々を畏れた者達が創り出した、狂気の産物をッ!!』

黒き騎士を中心に空間が歪み…朱黒い雷鳴が轟き、世界を染め上げていく…。


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~GAIA主力艦隊~

アエリア「これは…!?」
レオニダス「なんだ?どうした!」
アエリア「α宙域にて計測不能な空間変動を確認!…これは…空間(宇宙)が裂けかねない程のエネルギーが集中しています!!」
レオニダス「何ッ…!?いったい何が…ッ!?」
アエリア「空間許容限界突破…歪みが爆発的に広がっていきます!」
レオニダス「…いかん!全艦回避!」
アエリア「間に合いませんッ!!総監ッ!」
レオニダス「…ッ!対ショック体制ッ!!」

…爆発的に広がる¨歪み¨に全てのモノは飲み込まれ…白い光が広がっていく…。

~α宙域?~

ワーザウィル『ほう…これが…』
レギオン『…』
ソルブレイズ『ッ…』

火球と化していたソルブレイズは構えを解き、辺りを見渡した。

壁。
壁。
壁。

否、辺りの空間全てが余りにも大きい…巨壁に閉ざされている。
巨壁は機械的な様相をていしており、時折響く駆動音が空間を震わせた。
ソルブレイズ達のいる空間が一つの小部屋の様うな空間と化しており、あまりに大きすぎる為に規模が伺えない。

ソルブレイズ『…そうか…これは…。…。…空間変質』

レギオン『いかにも』

ソルブレイズが呟く様に問うとレギオンが静かに答えた。

レギオン『我が迷宮…気に入って戴けたかな?アークよ』
ソルブレイズ『迷宮…。よくもぬけぬけと…この城、貴様が作り上げた物ではあるまい』
レギオン『そうだ。…神代より続くアークの争いを畏れた者達が趨勢のアーク達と共に創り出した、アークを永久に封じ込める為の迷宮。…それを利用させて貰った』

レギオンは嗤う。

ソルブレイズ『この城壁…この模様…やはり以前の…』
レギオン『¨石碑¨は既に見ているな?…あれは¨これ¨の破片に過ぎん。…砂粒程度のな。…よもやあれが切り札だとでも思ったか?』

ソルブレイズ『…いや…貴様の事だ…むしろ裏で何を企んでいるか勘繰っていたさ』

レギオン『それは結構。…だがまだ終りではない。…貴様には本気になって貰わねば困るからな…』
ソルブレイズ『…何?』


レギオン『開け…¨アイオーン¨【世界の城門】よ』

レギオンが呟くと、ソルブレイズの回りを囲む様に巨大な扉が出現し…¨彼等¨が現れた。

『あらあら…随伴と立派におなりねぇ』
『感じるぞ…貴様の内側から沸き立つ熱き怒りをな』
『ゴポポッ!こやつとて我等が相手では流石に手に余るのではないか?カカッ!』
『なーに?このお兄ちゃんが遊んでくれるの?…なんだか楽しそう!』

右前方の紅い扉から¨憤怒¨のアーク。コーン。
左前方の薄紅色の扉から¨色欲¨ ラスティ。
右の緑色の扉から¨腐敗¨アルケア。
左の黄色の扉から¨暴食¨グラティナ。
後ろ左と右に佇む紫の扉と灰色の扉は開かずに沈黙している。

ラスティ『あら?レヴィアーナちゃんは来ないのね。…気になるお方でもいるのかしら?』
コーン『…歩調の合わん奴らだ…』
グラティナ『ねぇねぇ…灰色のドアってさ…』
アルケア『…怠惰じゃろうな…。この期に及んで起きんとは逆に関心するわ…』

…そして正面には…ワーザウィル。


ソルブレイズ『…囲まれたか…流石に部が悪いか…』

ワーザウィル『ふん…余計な真似を…』

レギオン『…折角だ…タイムリミットを用意してやろうアーク』

ソルブレイズ『…貴様』

レギオン『我が契約に従うなら応えよ。…この燭を喰らい、血を飲み干し、器を満たせ…』

レギオンが身を震わせ、左手に携えた、ケリュケイオンを振るう。

空間が揺れ…巨壁よりは幾分か小さいものの十分に大きな¨手¨のようなモノが空間の裂け目から現れ、レギオンに触れた。

レギオン『そうだ…潰せ。総てな…』

レギオンが呟くや否や、裂け目が閉じていき…¨巨腕¨は消えた。

ソルブレイズ『…どういうつもりだ…【剣聖】…』

レギオン『何…単純な話だ。星を喰らう異次元の怪物を¨プリッツァ¨に向かわせた。…言っただろう?本気になれと…』

ソルブレイズ『ッ…貴様ッ!』

ラスティ『あらあら相変わらず酷い事するわね…騎士様ったら』
コーン『まぁ…怒りの引き出し方については評価出来るぞ?』
アルケア『容赦ないな…オヌシ…』

レギオン『…何なりと…。…さて…猶予はないぞ。アーク。…急げよ』


レギオンは衣を翻すと虚空へと消えた。

ソルブレイズ『…ッ!待てッ!』

レギオンに飛び掛かろうとしたソルブレイズにラスティの蛇剣が絡み付く。

ラスティ『あらあら…急いじゃ駄目よ?』

コーン『悪いが…我等の相手をしてもらうぞ』

アルケア『ゴポポッ…!』

ワーザウィル『ええい…!貴様ら消えろ!これは私の獲物だぞ!』

グラティナ『おじ様ずるーい!おいしいモノの独り占めはダメなんだよッ!』

ワーザウィル『…ええいッ!子供の意見など聞いておらんわ!くっ…こうなったらもう良いわ!こやつの力…試させて貰うぞ!』


ワーザウィルは怒声を飛ばすと、自身の後ろに無数の戦艦を召喚する。
どうやらあれはワーザウィルの¨ビット¨のようなものらしい。

ソルブレイズ『…貴様ら…!…力の総量で劣るとは言え…なめるなよ…!通さぬというなら…押して通る!…いくぞッ!』

ソルブレイズはラスティの蛇剣を焼き払うと全身から焔を噴き上げる。


ラスティ『あらあら…ッ?来るわよ!』
コーン『正面から受け止めてやる!来いッ!』
アルケア『やれやれ…熱は苦手なんだがな…』
グラティナ『おじさん美味しく焼けちゃうの?』
アルケア『喰うきかッ!?』
ワーザウィル『煩ァアアァアいィイッ!!全軍迎撃体制ッ!列を乱すなァッ!』
コーン『おい!取り仕切るな!…来るぞッ!』


燃え上がる躯を加速してソルブレイズは眼前のアーク達に飛び掛かった…。


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~GAIA主力艦隊~

レオニダス「…これ…は…?」
アエリア「…壁に閉ざされている…のか?」

レオニダス達は目の前に広がる無限とも思える、巨壁に絶句する。


レオニダス「…。…アエリア。…現在地は解るか?」

しばらく光景に絶句していたレオニダスだったが直ぐに冷静さを取り戻し、口を開いた。

アエリア「!…今調べます。……。…割り出せました…ですが…。」
レオニダス「…何だ?」
アエリア「船の計測装置から試算すると…座標に変化はありません。…つまり…私達のは¨全く動いて¨いません。…恐らく…我々が飛ばされたのではなく…¨周り¨が¨変わりました¨…」

レオニダスは顎をおさえると呟いた。

レオニダス「…空間変質…?」
アエリア「…はい…恐らく…それと…あの壁のような空間…あらゆる通信…念波…等を遮断する様で…プリッツァの地上部隊と連絡が取れません」

レオニダス「…ぬう…八方塞がり…だな」

アエリア「幸い、我々の付近に居た艦隊は¨この同じ小部屋¨に居る様です。…レヴィさんの姉上とプトレマイオス…我々の艦隊。これはとは今通信出来ています。相互確認を取りあいますね」
レオニダス「ああ…頼む」

アエリア「ッ…!熱源多数接近!?…これは…」
レオニダス「なんだ!?」

¨小部屋¨の仕切り口のような場所から巨大な船体が迫り出して来た。
この空間は距離感が狂う。
巨壁のせいで近く感じられるが恐らく、距離は実際には大分離れているだろう。


アエリア「熱源…交戦状況確認!…型式推定…ウラノス旗艦オルドファリアと、混沌軍所属のヨルムンガンド級!」

レオニダス「リナリア女史とシルヴァー将軍か…!恐らく鉢合わせになったのだろう…こっちにくるぞ…!」


~オルドファリア~

シルヴァー「フフ…フ…フハハハッ!!…なんと言う事をしてくれるものだ!フフ…フハハハッ…黒い騎士め…!貴様の差し金だろう?これでは撤退も出来ないではないか!フハハハッ…」
サシャ「シルヴァー様…シルヴァー様!」
シルヴァー「…。…すまない…サシャ。少し取り乱したようだな。…お陰で冷静になれた。…フム…そうだな…先ずはあの目のまえに居る哀れな敗残兵共【IGS・混沌雑軍】を引っ捕らえるとするか…。…全隊!私に続け!混沌雑軍指揮官リナリア・ルーエンを捕らえ、時勢を変えるぞ!続け!」

シルヴァー率いるオルドファリアはリナリア率いる混沌軍に対し有り余る力で攻撃を始めた。

~ヨルムンガンド級~


リナリア「ちょっと!ちょっとちょっと!何よ!これは聞いてないわよ!?」
デルゴン「解らん解らん!あ…いや今解ったで!」
リナリア「何!?…早く言いなさい!」
デルゴン「わこうた!わこうたから!はたかんといて!痛い!痛いッ!」
リナリア「早く言わない貴方が悪いんだから!さぁさぁさぁ」びしばしびしばし
デルゴン「痛痛痛アッ!?あれや!わいら…痛ッ!おとりやろッ!?痛いッ!…あれや!あれ!」
リナリア「じれったい!結論を言いなさい!」間接技
デルゴン「あだだだっ!?ごっつう痛い!あれやて!わいらすてられたんや!」
リナリア「…」ピタ
デルゴン「あかん!止めて!止めて!ワイの間接アカン方向になっとるリナリアはん!ホントにマズイから!なぁ!?…あか…アカ…」ボキッ…
リナリア「そんな…騎士様…私…は…」
デルゴン「あ…まるでワイの間接キーホルダーみたいやな。…もうごっつうブラブラしてんもん」

コックローチ「リナリア様!リナリア様!大変です!…ひでぶっ!?」

リナリア「何かしら…私はもう帰るわよ」

デルゴン「アカン現実逃避しとる!ワイの間接返して!」
コックローチ「ぼ…僕のHDパーツが…。あ…えと…ウラノスの大部隊が攻めて来ました」
デルゴン「アカン!本格的にアカン!」
リナリア「リナリアおうちカエル…」
デルゴン「ええい!全速力で退避や!!」
コックローチ「はいぃ!!…あっ…」
デルゴン「何や!」
コックローチ「囲まれた見たいです…」

デルゴン「ああああ!もうやだあああ!」


~プリッツァ地上~

アレックス「…ッ…。何だ?今の地震は…」
サム「わかんねぇな…糞!空(宇宙)と繋がんねーぞ!」
ジョン「こっちもだ!…機械の故障じゃなさそうだな…」
シモーヌ「空が…黒い…」

プリッツァの上空は黒く夜の様に暗く落ちていた。
しかし…黒い空は星の光さえ見えない。

ウィルキンス「…ッ!おい!何か…来るぞ!!」

2015年
06月10日
02:59

128: zyabara

~プリッツァ地上~

ウィルキンスが言うや否や、空間が裂け…ナニかが飛び出して来た。

そのナニかが¨地盤¨に到達する…。


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地殻は¨刔られ¨…周囲のものが吹き飛んでいく。

サム「…ッ!…デカい…デカい!デカいデカい!!やべぇ!爆風に備えろ!」
アレックス「チッ!おい!俺らの後ろに!」
シモーヌ「それでも足りなそうね!…ハッ!」

シモーヌが地面を殴り、即席の塹壕を作る。
サム「対爆風塹壕か…!OK!手伝うぜ!」
ジョン「おい!まにあわねぇ!伏せろッ伏せろォ!」

巨大なナニかは収まるところを知らず…地盤を刔りながら突き進む様に広がっていく。
とめどなく空間の裂け目から溢れるソレは、どんどん広がりを見せ…大地を変形させていく。


レオ「ッ!?…おい…全隊爆風体制にッ…!」

マウス「間に合わねぇよッ!…!おぉ!?嘘だろ、俺…とんでるぜ!」
レオ「ああ。舞ってるな…。宙を」

レオは重量を生かし、爆風で浮いた衝撃をブースタで生かして後方に飛んでいく。

レオ「ケッ…調度いいぜ…仕切直しだ…」

…と砂ボコリがないあたりの上空まで到達した辺りで光景に目を丸くした。


レオ「…おいおい…嘘だろ?地図書き直さなきゃ駄目だぞこりゃ…」

レオは降下していく途中で砂塵に渦巻く黒い¨ソレ¨を視認した。

レオ「なんだありゃ?…小惑星でも落ちたかァ?…つうか…王都はぁ…うん、駄目だろうなコリャ…ま、いいか」


レオは砂塵に襲われている王都を尻目に調度先程いた地点から王都を挟んだ地点に着陸する。
ブースタを目一杯吹かし、吹き荒れる砂を吹き飛ばしながら一噴射。
元々飛ぶ設計にはなっていないエクスキューショナーである。
今のちょっとした¨浮遊¨で燃料はすっからかんになってしまった。

ガリガリと地面を削りながら着地する。
数十メートルほど滑った地点で振動は収まった。
…どうやら終点らしい。

レオ「あー…ナナヤ。聞こえるか~?…駄目だこりゃ…この砂ボコリじゃなぁ…」

レオは辺りを見渡すと、地面から¨煙突¨が出ている事に気がついた。

マウス「おお…そこにいるのか」(土のなかにいる)

煙突じゃなくてマウスの砲身だった様だ。

マウス「出してくれ」
レオ「…チッめんどくえな…」

レオがマウスを掘り出そうと近づいた所で砂塵の中に人影を見て足を止めた。

マウス「…おい」
レオ「すまん、後回しだ」
マウス「何言ってやがる。この間々発砲しちまうぞ!」
レオ「勝手に屁こいてろ!見つけたんだよ!」
マウス「はぁ?」

レオ「グロスタルのおっさんだ!…ケケッ!今度こそ稼ぎ時だぜ…!」
マウス「…またそれか…ナナヤにも散々言われてるだろ…そうそう上手くいくわけねぇって…」
レオ「うるせぇ!黙ってろ!俺は金持ちに成るんだよ!」

レオは照準を砂塵に隠れながら合わせる。…砲身の修理は済んでいる。
大口径の砲身を向け、呟いた。

レオ「年貢の納め時ってな…」

 


サム「…。…。…ゲホッ!ゲホッゲホッ!…俺…生きてる…」
ジョン「ああ…全くだクソッタレ」
シモーヌ「栗毛のシュヴェシイナちゃん埋まっちゃったわよ」
ブロペニュ「…モゴモゴ」
アレックス「おう、おまえら無事か?」
サム「ああ…お蔭さまでな」

アレックス「ああそりゃ良かった。…弾切れたがな…」
サム「あ?何で?」
アレックス「爆風に合わせてぶっ放してたのさ…反応装甲の用量さ」
サム「ああ……。…。ちょっと待て、爆風に合わせて?」
アレックス「ああ」
ジョン「嘘だろ?あれ見ろ」
サム「あ?」
シモーヌ「動いてるわね…」
サム「…動いてるな」
ジョン「…山脈?」
サム「小惑星?」
シモーヌ「どっちでもいいわよ…」
アレックス「あれが…原因か…。ツンツングヴォイリ…よりでかいな。…前見たよりでかくなってやがる…遥かに」
サム「は?前見た?」
アレックス「ダスドで出たらしくてな…。俺は写真で見ただけだが…」
ジョン「いや何だよアレ」
アレックス「知らん。…虫?」
サム「ワォ…あれだな俺達がアブラムシで相手は鯨」
ジョン「アブラムシじゃデカすぎる。ダニがいいところだ」
シモーヌ「…激しくどうでもいい」
ブロペニュ「…うわ…(今見た)」

アレックス「…チッ。グロスタルのおっさんとはぐれちまった。…どうすんだこれ」


~~~~~~~~


異形の怪物はゆっくりと目を開けた。

…七ツある全ての瞳で辺りを見渡す。

…相変わらず随分とヘンテコな世界だ。
まぁるい固形物に付着したやたら小さい何かがうごめいている。

それにしても此処は居心地が悪い。
かか様(彼らの世界の事。世界が宇宙レベルにデカい彼らの母親?の腹の上なのである)の腹の上に早く戻りたい。
とは言え契約は契約だ。
もう既に寿命は喰った。
契約は遂行しなくてはいけない。

とりあえず歩けば壊れるだろう。
ゆっくりと、片足を持ち上げると酷く緩慢な動作で(プリッツァの連中からみたら)歩き始める。

何やら、小さい小さい連中が何か飛ばして来ているが…何だろうか…良く解らない。
…そう言えばこの前は久方ぶりの契約で慌てて出ていった、若い個体が魔導呪(よろい)も帯びずに出て行き食われたとか。
あのばかめ。
あいつは小さかったからのうみそも小さかったんだろう。
まぁ曲がりなりにも呼び出しを受けたのだ。
神代の頃から幾ら過ぎたのか。
久方ぶりの契約だ、とっととこなして帰ってしまおう。

おっといかん…欠伸が出た。

~~~~~~~~~

王都防衛隊「撃てぇ!!撃て撃て撃て撃て!」
王都防衛隊B「駄目だ!光速度弾も弾かれる!糞!何だあの障壁は!」
王都防衛隊「内側に潜り込めないのか!?」
王都防衛隊C「駄目だ!相手の桁が違う!奴が指一本動かすだけであの爆風だぞ!シュヴィシィナも近づけん!」
王都防衛隊B「おい!足をあげたぞ!!駄目だ駄目だ駄目だ!王都が踏み潰される!…ああッ!」

空が堕ちてくる…。
その刹那。
空を覆う陰が動きを止めた。

あの巨腕にウラノスの艦艇が体当たりしたらしい。
数艦の艦艇が巨腕に質量浮遊推進装置を限界まで上げて突貫する。

質量浮遊装置の目標をあの巨腕に照射して持ち上げるが、質量が違いすぎる。
数艦は機関が暴走し、メルトダウン。空中で爆散する。

ウラノス艦長「王都を守れぇ!!こんな…こんな所で…私の息子を死なせるつもりはない!」
オペレーター「駄目です!機関が持ちません!3番艦、10番艦、7番艦メルトダウン!轟沈!我が艦も持ちません!」
艦長「諦めるな!押し返せ!」
オペレーター「駄目だ…!押し潰されるッ!」
機関長『駄目だ!機関が火ふき始めた!おい!消火しろ…ッ!ああッ…!?ザザッ』

健闘虚しく、全ての艦はメルトダウンか、障壁に触れ轟沈する。

だが怪物は煩わしく思ったのか、王都を踏むルートから足を外した。

最も、衝撃で王都の盾となった艦艇は壊滅していったが…。

怪物は煩わしいらしく、その口を広げる。
山脈のような口から火が噴き上げ…何かを吐き出そうとしていた。

2015年
06月10日
16:02

129:

ソルブレイズ『オォオオオオオオオオッ!!』

右手から発生させた極太のエネルギーブレードを振るい、周辺の全てを薙ぎ払う。
アークは全員避けたようだが、図体の大きい戦艦は避ける事が出来ず薙ぎ払われて消滅した。
薙いだ空間を陽炎が揺らめき、ソルブレイズの姿が歪んで見える。
焼き払われた戦艦の炎が彼を照らし、全身のヒビから漏れ出るエネルギーの光と透き通るような真紅に染まったクリスタルもあいまって…その姿はさながら羅刹のようであった。

ソルブレイズ『まだだ!消し飛べ!』

最早、退路は無い。
相手は5柱のアーク。対してこちらはいつ限界が来るか知れない身。
援軍など到底望めず、更にはプリッツアは今まさに未知の化け物によって蹂躙され尽くされようとしている。
ソルブレイズは腹を括った。今ここで戦わなければ、多くの者が蹂躙されてしまう…

そんな事は、許す訳にはいかない!!

ソルブレイズ『でぁあああッ!!』

身体が悲鳴をあげるのも構わず、彼は更に自らの魂を熱く燃やす。
ビシリと身体にヒビが入っていきエネルギーが漏れながらも、ソルブレイズの出力は更に上昇していく。
100万度にも達する熱線をレーザーのように乱射し、自らの力の欠片であるソルコアを生成して大型ミサイル代わりに特攻、爆発させる。
ワーザウィルも雄叫びをあげながら戦艦を再度召喚、砲撃させて応戦する。
他のアーク達もソルブレイズの首を取ろうと各々が得意な攻撃を開始した。
アーク達が居る部屋は瞬く間に燃えたぎる灼熱と眩い閃光…響く轟音と衝撃によりまさに地獄絵図と化していく…

2015年
06月10日
22:19

130: エアロ

~アークの閉鎖空間~

ソルブレイズが炎を上げ、ワーザウィルの召喚する艦隊を次々と焼き払うが、
形勢は不利としか言いようがない。

アルケア「ゴホホホホ!宇宙を腐敗で満たす前に、貴様を腐らせてくれるわ!
腐敗こそ救いなのだ!」
アルケアは腐敗の大剣を振るい、粘液を飛び散らせたり、口から毒霧を噴射して毒のフィールドを作り出していく。
太陽の化身であるソルブレイズ”そのもの”にはさほど効き目はない、だが腐敗の因子は金属すら腐らせる。すなわち限界の近いボディを更に腐食で傷めつけるというわけだ。

コーン「よそ見をしている暇があるのか、太陽!」
コーンは激情に身を任せ、ハルバードに炎を宿しソルブレイズに負けず劣らずの熱さを振り回す。憤怒の炎は激しく燃え上がる。


ラスティ「さぁ、あなたの力はそんなものじゃないんでしょう?そんな金属の体なんて捨てて、本当の生身を見せなさい・・・たぁーっぷりと、かわいがってあ♡げ♡る♡」
ラスティは蛇腹剣とムチを自由自在に扱い、縛り上げたところに斬撃やムチの強打を浴びせる。
攻撃が来てもしなやかさで柳のように攻撃を避け、反撃の隙を与えない。

 

~地上~

サムたちとは反対側にいるグロスタル御一行。
異次元の怪物が出現した影響で地上部隊、王都防衛隊、敵傭兵部隊、ウラノス正規軍もてんでバラバラになってしまった。

マイク「おい、みんな大丈夫か?」
ロソヴィチ「なんとかな・・・しかしあのデカブツは何だ?」
グロスタル「ツンツンという俺の次元によくいる異次元の怪物・・・みたいだが、
かなりの上物だな。次元障壁をまとってやがる(スコープで見てる」
ケピニェコ「誰かが次元の門を開けてあいつよこしたみたいだね」
グロスタル「マルグレーテ!ニュルン!カスターダ!ステファニー!
・・・くそっ、誰も応答せん」
ゲオルギー「タワリシチコマンダー!どこにいらっしゃいますかー?」

そのとき、マイクの無線がなる。

サム<・・・ピー・・・ザザー・・・ま・・・マイク・・・マイク!聞こえるか?>
マイク「おうサム!無事か?」
サム<ジョン、シモーヌ、栗毛の子にアレックス。なんとか無事だ、が・・・>
マイク「・・・あのデカブツか?」
サム<ああ、王都に迫ってたが、駐留艦隊のバカ野郎どもが体張って何とか防いでくれた!なんとかあいつを止めないとまずいな!>
マイク「だけどよぉ、方法はあるのかよ!戦艦がぶつかったってびくともしてなかったぞ!?」
サム<チャンプはいつも言っていた・・・『ピンチはチャンスだ』ってな!>
マイク「ったく・・・バカヤロウが・・・OK、俺も付き合うぜ・・・」
ロソヴィチ「ここまで来たんだ。俺も付きあおう。ゲオルギー各員!コマンダーが破壊されたため、指揮権は俺が引き継ぐ!あのデカブツを止めるぞ!」
ゲオルギー一同『ダー!タワリシチ・ロソヴィチ!』

グロスタル「簡単だろ、次元消滅弾ぶち込んでρ8800eaへ送り返せ」
ケピニェコ「王都あるからダメでしょ中佐!それに次元障壁持ちだから跳ね返されてこの星が消滅しちゃうよ!?」


~閉鎖空間~

FPSF艦隊は壁の中にいた。
ここはα宙域、座標計測でもそう出ている。
一歩も動いていないのに周りを壁に囲まれたのだ・・・

レオニダス「我々にできることは、GAIAの損害を抑え、ここから脱出することだ」
エピメテウス「ワープゲートを開いてフォールドは「却下、引き裂かれるのが関の山だ」むう・・・」
アガートラム「敵艦隊に発生源は「ない、おそらくあの要塞だ」なんたることだ・・・」
マウリア「構うことぁねぇ!核をぶっ放して殲滅「馬鹿者!共倒れだ!」じゃあどうするんだよ兄貴!」

神々の戦いを前に、「普通の軍隊」に過ぎないFPSFの無力感が増していく・・・

2015年
06月11日
00:14

131: レヴィドラン

レヴィアーナ「うわぁ・・・まさかこんな物持ち出すなんてやりすぎでしょ・・・」

突然の光が収まったと思えばまさかの迷宮を展開したことに思わずため息がでる、しかも轟音がたまーに聞こえる辺り他のアーク達がソルブレイズと戦っているのだろう・・・もっとも彼女には関係ないことだが・・・


レヴィアーナ「コイツ(ディセンツァル)は相変わらずこっちを見てるだけだし・・・」
ディセンツァル『・・・・』

未だにレヴィアーナを見つめていたディセンツァルだったが、ふと両手に何かしら青い光のオーラが集まり始めたのだ。思わず警戒するレヴィアーナだったが予想とは違った・・・

ディセンツァル『・・・・』

スゥ~・・・っと撫でるように左腕を動かすとなんと迷宮中に一瞬で衝撃波が広がったのだ・・・もっとも交戦中のアーク達にはまったく違和感がなかった・・・そして今度は右手で握るような形をした後そっと開くと複数の青いオーラがゆっくりとだがあちこちに散って行ったのだ・・・しかし青いオーラは痕跡らしき物を残していたのだ・・・それも決して消えることなく・・・

レヴィアーナ「何ていうかホントアークっぽい力よねそれていうかこれいくら手で払ってもすぐに戻るわね・・・ってもしかしてアンタ・・・これ出口までの道しるべって訳?しかもさっきの衝撃波は地形把握で今のはそのルートって訳ね」
ディセンツァル『・・・・』

しかしディセンツァルは何も言わずただ沈黙していた・・・ホント色々謎故に分かららず考えているふとレヴィアーナは振り返ると遠くから女神たちがこちらに向かってきてるのが見えたどうやらレヴィを探していたらしい・・・

レヴィアーナ「っま・・・いいわ、アンタあのハーレム野郎に伝えなさいアンタを爆発(ハーレムな意味で)させるのはこの私ってね」

そういったあとレヴィアーナは出口に繋がるであろう青いオーラを辿っていき出口へ向かのであった・・・

一方その頃姉ドランは一旦他のUNACと特殊機動兵器や戦術機をプトレマイオスⅢに戻した後周辺を確認していた。

姉ドランo0状況からいえば閉じ込められた・・・ってところかしら・・・けど何かしら脱出手段があるはず・・・GAIAの事も考慮すると急いだ方がよさそうね・・・
『シュトルラック、ワープビットでの脱出はどう?』
シュトルラック『流石に厳しいな、突然できた場所だ、何が起こるか分からないいじょう迂闊に使えんぞこりゃ』
姉ドラン『ま・・・そりゃそうよね・・・ん?』

ふと遠くに青いオーラが見えた・・・それは何処までも続いており気になってその元を辿るように確認すると・・・なんとレヴィがいたのだ。そしてその近くにはネプテューヌ達が見える・・・どうやら見失いかけたが何とか見つけたようだ・・・しかし姉ドランは思った・・・

―もしかしたらあの青いオーラは出口に繋がってる可能性があるのか?―

しかしこれは可能性であって確実ではないだが賭けるだけの価値はあるかもしれないからだ・・・

姉ドラン『各員聞こえる?まずはレヴィの回収が先よあとあの青いオーラが何なのか確認するわ』

そういったあとプトレマイオスⅢとプトレマイオスⅡ改そして天龍の乗る軍艦と艦娘達が乗る軍艦が続いていくのであった。

2015年
06月12日
10:02

132:

コーン「沈めぃ!」
ソルブレイズ『チィイっ!?』

ソルブレイズを仕留めんと斬りかかるコーンのハルバードの柄を掴もうとするが、直前にラスティの邪剣に腕を取られ反応が遅れる。
辛うじて身体をずらし、直撃は避けた。しかしそれでも左腕の肘から先が斬り飛ばされてしまう。
元々限界が迫っていた上にアルケアの毒で腐食の進んでいた今のボディではマトモに耐える事が出来ないのだ。

だが、それでもなおソルブレイズの闘志は折れない。
太陽の名を冠するソルブレイズの闘志の炎は決して尽きる事は無い。どんなに不利でも諦めず、勝利を掴むために戦い続ける。

ソルブレイズ『まだだ…!ザー…腕が無いのなら、作ればいい!』

腐食の影響で声に雑音が混ざりながら、それでもアーク達に向かっていく。
腐食の影響でヒビは全身に回り、いつ崩壊が始まるか一刻の猶予も無い中戦う姿は…最早、勇ましさを通り越して痛ましい。
そんな中一隻の戦艦に狙いを定め、飛び蹴りをぶち込んでコアブロックを蹴り飛ばす。
そしてその戦艦の残骸に左肘を強引に接続。エネルギーを流し込んでその存在そのものを奪った上周囲にある残骸をかき集め巨大なハンマーを作り上げる。
これにはワーザウィルも驚き、そして笑った。よもや自らの力を強引に奪ってくるとは…

他者の力を奪い、支配する、私と同じだと…ワーザウィルはせせら笑う。
痛みに耐え、孤独に戦うソルブレイズはその言葉を甘んじて受け、コーンのハルバードを弾き飛ばしアルケアに接近。コロナブラストの爆発と爆風で毒霧を吹き飛ばした。
しかしその反動でソルブレイズの身体もダメージを受け、装甲の一部が弾け飛ぶ。
そのままアルケアにレーザーを連射して畳みかけるもワーザウィルの戦艦の砲撃とラスティの邪剣が邪魔をする。

ソルブレイズ『っく…!数の不利が、こうも響こうとは…!』

苦し紛れにソルコアを放ち砲撃を行うがそもそもの数が違いすぎて死角を突かれ、攻撃を喰らってしまう。
そしてその隙にアルケアの毒霧が復活し、ソルブレイズの身体が蝕まれる悪循環。
そしてそれを払うためにまたコロナブラストを放ち…ソルブレイズの身体は見るも無残な迄にボロボロの穴だらけになっていく。
ソルブレイズの決死の努力も空しく…戦いは、悪い方向へと突き進んでいた…

2015年
06月13日
02:24

133: zyabara

プリッツァの様相は混沌としていた…。
余りにも巨大な怪物が地上を闊歩し、大地を砂塵の吹き荒れる地獄へと変える。

更に怪物は頭を擡げ、口から火を噴き上げ…この星を砕かんとしている。
…もはや一刻の猶予もない。

だが、プリッツァの地上に居た両軍は攻めあぐねていた。
怪物が歩くだけで地表はえぐられ、暴風が吹き荒れる。
更に怪物には謎の障壁が張り巡らされ、こちらの攻撃は通用しない。
決め手は無かった…。

首を擡げ、今まさに殺戮の渦柱を吐き出さんとしている巨神。
王都の防衛隊はその刹那をただ絶望の面持ちで見上げていた。

王都防衛隊「終わりだ…。我々は…見ているしか無いのか…」
王都防衛隊騎士「諦めるな!我々の誇りはそんなものか!何か…何か打つ手は無いのか!」
シルヴィア「そうだ!ただでさえ我等の星が…故郷が弄ばれたのだ…これ以上の暴虐を許してなるものかッ!」

抗う兵士達を先導する様に切り込まんとするシルヴィア。
無謀としか言えないその突撃に全ての者が続こうとしたその時だった。

「待ちなさい!あんた達!」

その禀とした声が響き…王都の騎士達は振り返った。
懐かしい声だ。
幾度待ち侘びた事か。その声を。

王都防衛隊「姫…様!?」

そこには砂に塗れながらもこちらに歩んでくるエリザとメルフィの姿があった。
吹き荒れる暴風から盾になる様にグロスタルが付き添っている。


シルヴィア「姫様…いやエリザ。…よくぞご無事で」

こちらに歩んできた、エリザ達を迎え入れる騎士達。
だがエリザは再会を喜ぶ暇など無いといった様相で怪物を見上げた。

エリザ「シルヴィア。ウラノスの奴らが使っていた砲台はまだ使える?」
シルヴィア「…ええ。…しかしあれは障壁に弾かれて使い物には…」

エリザは少し考える様に俯き、やがて口を開いた。

エリザ「…足よ。…接地してる足を狙って」
シルヴィア「足…?…ッ!成る程…確かにあれほどの障壁を張り巡らせているなら…接地は普通は出来ない…!ならば足に障壁は無いと考えるのは自明の理…」
エリザ「まぁ、憶測だけどね」
メルフィ「エリザ頭いい~。なんだかかっこよく見えちゃったかも…」
エリザ「う…うるさいわね!」
シルヴィア「…ただ少し問題が…」
エリザ「何?」
シルヴィア「ウラノスの使用していた砲台は異次元の技術の物で…我々に使用出来る者がいないのです」
エリザ「うぐ…」
メルフィ「あらら…」

エリザが落胆しているとグロスタルが口を開けた。

グロスタル「…使い方はさっき使ってた奴とあんまりかわんないぞ。…まあわからねえなら教えやるが…」
エリザ「…こっちにも異次元の連中いるんだったわね…」
シルヴィア「…なら直ぐに…」

シルヴィアが言いかけた時だった。
グロスタルが何かを感ずいた様に明後日の方向に振り返る。

グロスタル「ッチ。…伏せろ!」

いうや否や、エリザ達に覆いかぶさる様に盾になるグロスタル。
その背後を砂塵を切り裂く様に、暴風が吹き荒れた。

エリザ「キャアッ!?な…何よ!」
シルヴィア「ッ…砲撃!?」

グロスタル「…ふん、外したか若造め…」

グロスタルは立ち上がると、砲撃が飛んできた方角に向き直る。

エリザ「敵…?こんな時に!」
グロスタル「…あいつの相手は俺がする。…砲台は任せるぞ」

エリザ「…。…わかったわ。…いくわよあんた達!」

エリザ達はその場から駆け足で砲台に向け離れていった。

グロスタル「…レオめ…しつこい奴だ」

グロスタルは辺りを見渡すと、遮蔽物を縫う様にレオの方向に向かい始めた。

~~~~~~~~

レオ「チッ!…あのデカ物め!余計な風起こしやがって!」

レオは300ミリ砲を再装填すると、グロスタルが身を隠したであろう、遮蔽物の位置と地形を再把握する。

…最も、外れたのは暴風による砲身のズレだけではないようだ。

やはり応急処置程度の物では長距離砲撃には堪えないようだ。

レオは息を吐き出し、冷静になると、少し思案する。少なくとも考えて見ればグロスタル相手にに300ミリ砲は過剰な武装である。つまるところ長距離砲撃用の主砲である300ミリ砲が使用に堪えない以上、副砲である127ミリ砲と76ミリガトリング砲でも充分である。

レオは思考をやめると動き出した。
先程の砲撃でこちらの位置はばれただろう。
ならば高所に移り優位を保った方が良策である。

レオ「…俺とした事が…焦り過ぎたか…」

遠方から砲撃の轟きが聞こえる。先程のマウスは既に復帰したようだ。
…一先ず彼らと合流するとしよう。


~~~~~~~~~

エリザ「もう時間がない!急いで!!」

エリザは王都の防衛ラインに接地された超大型砲台の砲座に駆け上がる。
途中、飛翔した岩石や暴風で無残な姿になったウラノスの兵士の死体を相当数見かけたが気にしている余裕は無かった。

怪物の口から溢れる熱だけで周囲の空気が歪んでいる。

メルフィ「…重い~!!」
騎士「ッ!何だこの馬鹿でかい砲弾は…!」

複数の兵士や騎士が砲弾を担いで装填する。
野砲の癖にやたら巨大な砲弾の重量に苦戦しているようだ。

シルヴィア「装填終了!エリザ!」

エリザ「…了解!」

エリザは背後を確認すると怪物に照準を合わせようとして、息を飲んだ。


…既にこちらに口向けている。

中心部は一際明るく輝き…漏れだす熱で地殻が熔けている。
引き金にかけた手が震えている。
…もし外れたら…。
…砲撃が通らなかったとしたら…。
…王都はどうなる?母上や父上は?
エリザは頭を奮うと拳を握りしめた。

エリザ「…やらせない。…あんたなんかに…やらせるもんか…!…当たれ…当たれッーー!!」

…轟きと閃光が戦場に小玉した。

 

 

 

怪物は思わずのけ反った。
左足に衝撃が走り、驚いたのだ。
久方ぶりの痛み。
…痛い。
到底傷と呼べるものではなかったが、怪物は驚愕し身をよじった。
吐き出そうとした火柱が口から漏れだし、周囲を熔かす。
…怒り…怪物は自らの行動を阻害されて怒りの咆哮を上げる。

大地が砕け、暴風が吹き荒れ地殻が飛び散る。
怪物は緩慢な動きをやめて怒りに身を任せ、王都を踏み潰しにかかった。


~~~~~~~~

王都防衛隊「…やった…やったぞ!怪物がよろめいた!」
王都防衛隊騎士「…おい!喜んでる場合じゃないぞ!こっちに来る!」
シルヴィア「王都防衛のオーディンMを出せ!全てだ!足だ!足と開いた口を狙うように伝えろ! 」
シルヴィアの指示で全てのオーディンMが出撃し、怪物に向かっていく。
…簡単には止められないかもしれない。失敗するかもしれない。
だが…先程とは違う。
確かに手応えがあった。
怪物は既に巨神でも無敵の化け物でもない。…撃つ手だてはあるのだ。
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~~~~~~~~~~
サム「止まった!?」
ジョン「砲撃だ!足が弱点みてえだな」
アレックス「…ま、その分分厚い皮してるみてぇだが…やりようはある見たいだな…いくぞ!」

サム達も先程の砲撃を見て怪物の死角を探し始めた。

2015年
06月13日
20:04

134: MI4989 削除

エリザ「まだ奴は生きているわよ、徹甲榴弾を装填して」
メルフィ「というか、さっきのは何だったんですか」
エリザ「砲弾の規模と爆発の規模からして多分、榴弾」

砲弾庫に続いていると思われるハッチから直径80cm・全長9mほどのただならぬ“重さ”を感じる徹甲榴弾がせり上がって来た。
そこから絶対に動かないと思わせるほどの“重さ”である。

メルフィ「推定質量が不明なんですが」
エリザ「どうせ測定機器が狂ってるだけよ」

操砲しているエリザはだんだん使い方が解ってきたようで装填用の起重機と薬室までのガイドを出してきた。
尤も、ガイドに乗せるまでは手で押さなければならない事は変わらないが。
大勢の兵士と騎士達が叫びながら実体質量20tの徹甲榴弾をガイドに乗せる。

更に装薬庫に続いていると思われるハッチから5個の薬嚢がせり上がり、こちらはそれぞれが十数人かで持てる質量なのでそのまま人力でガイドへ運んでガイドを薬室に押し込んでいく。
そして押し込められるとこれまた巨大な螺旋式閉鎖機によって薬室が閉鎖される。
今度は閉鎖機内蔵純粋エネルギー砲による砲撃ではなく、波動装薬によって砲撃するようだ。


そうしてエリザは撃発ボタンを押すが……空襲警報に似たサイレンが鳴り始める。
なにやら男性の声による警告が流されているが例によって古代言語なので何なのか解らないがヤバイのは解る。
シルビアは大急ぎでオーディーンMを超大型火砲の射線から退避させ、砲座にいる兵士と騎士達は何か身構え始める。
そして鉛直高度30000mに彼女らにとっては“たかあしがに”襲来の時にも見かけた謎の電磁防壁が惑星を覆うように張られた。
エリザはこちらに向って踏み潰そうとしている怪物の足に照準を合わせ、撃発する。

超大型火砲の砲口から閃光と莫大な熱量を伴った亜光速極大質量徹甲榴弾が発射され、怪物の足裏に着弾し、その部位の皮膚を流体として吹き飛ばし、貫通。そこから極大エネルギーが入り込み、凄まじい勢いで蒸発かイオン化させながら、徹甲榴弾がある程度進んだところで炸薬が起爆し、脚一本を爆砕し、本体に大穴を空けて仰け反らせる。
惑星外の空間全てが真っ白に輝いているのを見るに大量のエネルギーがぶちまけられたようだ。

怪物に開けられた大穴から無数の巨大な寄生虫のようなものがわらわらと出てくるがまだ宇宙に存在してるエネルギー噴流に焼き尽くされ、シュヴェシィナ・ツュヴェツィナやオーディーンM達が駆逐していく。
その傍らで歩兵を乗せた輸送ヘリ達が怪物の大穴に向って突撃をかけるのであった。


Type15M坑道1「……これ、アレの足じゃね」
アン「確かに」
Type15M坑道2「掘ろうか♂」掘削レーザーを構える。

一方、地中に潜んでて出番も埋まってたかのように見えたバリスタン部隊。
地面に出ようとしたら怪物の足の裏にぶち当たったようだ。
そして問答無用で足裏に穴を空ける。但し、熱レーザーによる掘削ではなく、次元とっつきで。

タトラ「掘削レーザーで掘っても気付かないみたいだ。ま、俺らみたいに小さい奴の相手なんかしてる暇ねーよな」
Type15M坑道2「脳味噌あったら……」掘削中
タシュ「(´・ω・)やめなよ。性病移しちゃったらどーすんの」
ケピニェコ「何となく来て見たけど相変わらずだったね……」

そうしてウサギ達は細菌の如く、怪物の体内へ突入するのであった。

 

一方、グロスタルはというと……

グロスタル(砲撃位置の推定は出来たが定点で撃ちまくる様な馬鹿ではないだろう。味方か高台に移動している可能性が高いな)

地形の起伏に身を隠しながらレオを探していた。
と、ここで休憩がてらにヘルメットを取って頭に巻かれていた包帯を取り去る。
もう眼は治癒を終えていて左眼だけでも充分な視界が得られるくらいには回復しているのだ。
治ったばかりの眼は色素があまり含まれて居ないので左右で色が違い、彼らにとってはちょっと“醜い”状態である。

包帯を取り去り、ヘルメットを被ると手ごろなサイズの石を拾い、プラズマ放射器で熱して溶岩弾を手早く作成。
レオが居そうな高台へだいたい1000m/sくらいの球速(?)で投げつける。そして直ぐに移動を開始する。


レオ(左側面から高速熱源が飛来、ミサイルか!)

移動中だったレオはRSを熱源の方向にむけて迎撃態勢を取った。

2015年
06月13日
22:51

135: エアロ

~封鎖空間~

>>132

???「ソルブレイズ、あなたは一人ではありません・・・」
???「待たせたな、我らも参じるとしよう」
???「行くぞ!混沌に与するアークたちよ!」
???「お待た!さぁ行くでぇ、レッツショータイム!」
???「グーラーちゃーん!」

現れたのは

【英知】のアーク、ウィズダム
【剛力】のアーク、ドストレックス
【勇気】のアーク、ブレイダイン
【蒼穹】のアーク、ニェーバ
【封印】のアーク、スティグマ
【欲望】のアーク、ベルゼイラフのヒュム体、ベルゼナ

そして【守護】のアーク、ガルディアンがソルブレイズの周りに防御フィールドを張る。

ソルブレイズ「ふ・・・守護か・・・また助けられるとはな」
ガルディアン「ソルブレイズ・・・いや、ヴェルグ。
君はここで倒れるような者ではない。
私の力、そして【誕生】から預かったこの力が役に立てばいいが(手をかざす」
【誕生】のアークからの言伝は回復の力だ。
ガルディアンのフィールドは生半可な攻撃など通さない。
ゆっくりと、ソルブレイズの傷が引き、同時に本来持つ体への昇華が行われる・・・

ニェーバ「回復の間、ワーザウィルの相手は私が引き受けよう。
かつて体を貸してもらった縁だ」
ワーザウィル「誰かと思えば【蒼穹】か。いいだろう!来い!」


DOS「コーン!貴殿の相手はこの我だ!存分に戦おうぞ!」
コーン「誰かと思えば剛力!ようやく獣の姿から戻れたか!
嬉しいぞ!この炎尽きるまで打ち合おうぞ!」
DOSとコーンは神代以来の因縁を精算すべく、猛烈な勢いで斧とハルバードをかち合わせる。


スティグマ「ワイの相手は・・・なんやアルケアのおっさんか、たりぃのう」
アルケア「ゴホホホ!ワシの腐敗の前には貴様の封印の因子も通用せぬわ!
貴様も腐らせてやるわ!」
スティグマは十字架型のキャノンを用いて色々な杭をアルケアに打ち込んでいく。
一見、アルケアの分厚い贅肉や装甲に阻まれて聞いていないように見えるが・・・?

アルケア「ゴホホホホ!杭なんぞ打ち込んでもわしは倒れんぞ!
もっと毒霧を濃くしてやろうか?」
スティグマ「ハッ、イキがっていられんのも今のうちや!
準備OK!術式開放【清廉純潔】!」
詠唱するやいなや、アルケアの周りが青く輝き、陣が形成される。

アルケア「グワーッ!塩素に、酸素漂白剤に、オキシドールに、亜硝酸塩に、パラベンに、わわわわワシの大嫌いな清潔素材のオンパレードぉ!!!アバーッ!」
そう、スティグマの打ち込んだ杭は消毒剤や防腐剤がタップリと装填されていたのだ、それも純度100%。
腐敗の象徴たるアルケアの最も苦手なもの、それは清潔にするためのあらゆる物質と抗ウィルス薬剤だったのだ。

スティグマ「トドメや!グランドクロスバスター!」
十字型の銃が展開して砲となり、強烈なビームをアルケアの脳天に叩きこむ。
その光景はまるで軌道衛星砲の掃射だ。

アルケア「グワッアバーッ!おのれスティグマ・・・
よくも・・・よくも・・・三度までも貴様に封じられるとは・・・!
だが忘れるでないぞ・・・腐敗こそ救いなのだ・・・! サヨナラ!」

そう言い残し、アルケアは爆発四散!ナムアミダブツ!
スティグマはその爆心までも丁寧に洗浄消毒してから封印術式を掛けたのだった。

【INFO】アルケアは爆発四散!汚物は消毒された!


WIZ「相変わらず蛇のようにしつこいわね、ラスティ」
ラスティ「あら、誰かと思えばウィズダム・・・相変わらずの高慢ちきね」

グラディナ「あーベルちゃん!邪魔しないでよー!」
ベルゼナ「だめだめー!5対1とかヒキョーだよ!私が遊んであげる!」

女の戦いはコワイ!火花が見える!

2015年
06月14日
07:02

136:

ソルブレイズ『…馬鹿な…』

信じられない物を見る目でソルブレイズは目の前の光景を見る。
ソルブレイズ…いや、ヴェルグは故郷を奪われ、仲間を失って70年もの間ずっと一人で戦い続けてきた。
それだけ彼にとって守りきれなかった事がトラウマとして深く刻まれてしまっているのだ。
だから人から逃げた。人と関わるのを避けた。自らの戦いに人を巻き込む事を嫌い、一人を好むようになり…
それでもなお混沌と戦い続け…【憎悪】のアーク、オディウムに暴走させられた後は見せしめとしての処刑を受け入れた。
…彼はもう、楽になりたかったのだ…復讐を誓い、戦い続ける人生に嫌気が差して…

…だが…それでも、彼は死ぬ事を許されず、今回のアーク騒動が起きてしまった。
『自分がアークの力を持っている』という理由で付け狙われ、多くの者を犠牲にしてしまった。
「せめてプリッツアを取り戻す」…そんな自己満足でしかない贖罪のため、「約束」を果たすため…
故に、彼は死に物狂いでアーク達に突撃した…

だが、現実はどうだ?
空間を遮断する閉鎖空間で、脱出方法すらも分かっていないというのにこうして見知らぬアークが手助けに来ている。
『まったく関わりが無い者が自分を助けに来る』この時点でヴェルグにとって理解不能の事態であり、それがこのような危険性の高い場所である事もあって彼は混乱してしまう。
…いや、正確にはこのアーク達の事は知っているが、それはあくまで『アークとしての記憶』。ヴェルグ本人の記憶ではない。
確かにアークは強力な戦力ではあるが…人間とアークの記憶が混在しており、覚醒も済んでいないヴェルグにとって…とびきりの地雷源だった。

ソルブレイズ『あぐっ…!?あっ、あぁぁぁ…っ!?』

ヴェルグの記憶と神代の頃の【太陽】のアーク、【ソール】の記憶が溢れだし、ソルブレイズはもがき苦しむ。
荒れ狂う記憶の奔流に揉まれ、両膝をついて頭を抱え苦悶の声を上げる。
異変を察知したガルディアンの声も届かず、ソルブレイズは記憶の奔流による激しい頭痛に襲われ動けなくなってしまった。
もちろんこんな状態では本来の姿になどなれるはずもなく、回復もストップしてしまった。

ソルブレイズ『頭…が…!?頭が…割れ…る…あぁああああああっ!!!?』

2015年
06月14日
16:27

137: レヴィドラン

一方その頃レヴィアーナは青いオーラを辿って行き迷宮の出口についたのだが・・・

レヴィアーナ「・・・デカすぎでしょこれ(;」

そうその出口が途轍もなく巨大なのだ
どれくらいデカイと言えば大規模の艦隊が容易で通過できるほどであったのだ。
だがこのような規模の大きさのゲートをどう開けるのかレヴィアーナは軽く考えているとふとある石版らしき物が見えそれに近づいてみた

レヴィアーナ「何々・・・・?あー・・・結構古い文字だけど読めない事はない・・・わね、多分このゲートの解除暗号なのかしら?」

しかも青いオーラはこの巨大なゲートの先まで続いている辺りしっかり全員脱出が確認されるのを考慮してるらしい・・・

レヴィアーナ「っま・・・いいわ、座ってまつし」

そう言って嫉妬エネルギーでできたイスに座り元来た道の方を見つめる当然青いオーラは未だ消えていない。

レヴィアーナo0あのハーレム野郎(レヴィ)は必ずここに来るわ・・・だったら堂々と待ち構えてやろうじゃないの

~~~~

一方その頃静止していたディセンツァルはネプテューヌ達が視野に入る所まで距離が近づいていることに気づいたのだ。
其の時ディセンツァルは感じた・・・

―もうよいだろう・・・彼女達が来た・・・時期に宿主(レヴィ)も帰る己の役目は此処までだ・・・・―

ならせめて彼女達の居る方向に今の姿を向けようではないか・・・
何れ目覚める宿主はまだ己を扱えるほどの技量や力は無いのかディセンツァルは瞬時に此処とは違う別世界の機体のデータを収集生成し完成させたのだ・・・
己を扱えるまでに成長するその時まで永久の眠りに就こう・・・・

そしてディセンツァルのツインアイの光が消えた・・・そう宿主の目覚めを待っていたかのように・・・

レヴィ『・・・・(ピクッ』

ほんの少し消えていたツインアイは蒼い光を灯し再び起動・・・それはディセンツァルではなく・・・・レヴィであった。

レヴィ『・・・み・・・ん・・・な・・・』

その声に反応してか周辺に散っていた僅かなサイコフレームの欠片が集まって行き、サイコフレームが結晶から通常の形に戻ったかと思えば何と光に包まれまったく違う形状になっていた・・・全身強靭な蒼い装甲に包まれ頭部はV型の部位があるがモノアイのような部位の下にバイザーのような物があり一部のライン上の部分には蒼い光・・・そうサイコフレームが搭載されていたのだ※画像1参照

レヴィ『僕は・・・たしか・・・』

レヴィは意識が少しづづ戻り周辺を見渡すと周りは壁だらけだったのだ・・・しかもそれ以前に目の前の視界にはネプテューヌ達が見えていたのだ・・・それを見てレヴィは察した。

レヴィo0そっか・・・帰って来たんだね・・・だったら安心させないとね

機体が変わっていたのだがそこまで気にせずスラスターを起動させネプテューヌ達の所に向かう・・・もっともまだ意識がハッキリしてないのでちょっとだけフラフラだが安定はしていた。
そして―――

ベール「レヴィちゃん!」
レヴィ『おっと・・・』

真っ先に抱き着いてきたのはベールだった・・・レヴィも薄々抱き着いてくるのかなと思っていたので抱き着かれた瞬間スラスターを軽く強噴射しグルグル回るのを止めたのだ・・・当然心配させてしまったので頭を撫でるレヴィである。

ベール「よかった・・・よかった本当によかったですわ・・・!」
レヴィ『ごめんね・・・心配させちゃって・・・でももう大丈夫大丈夫だからね・・・っと・・・』

今度はネプテューヌとブランが抱き着いてきたのだ、まぁこれも当然と言えば当然だろう流石にちょっとよそ見してたので軽く回転した。無重力だからシカタナイネ

ブラン「散々心配させやがって・・・絶対離さないからな・・・」
ネプテューヌ「そうよ・・・もうこれ以上心配させないでレヴィ・・・!」
レヴィ「ブラン・・・ネプテューヌ・・・うん、もう大丈夫何処にもいかない・・・離れないからね」

そう言って今度は二人の頭を優しく撫でるレヴィ・・・自分は一時的とはいえ虹の彼方に行ったのだ・・・こんな事をすれば心配するのは必然的なのは承知していたのだから・・・ふと視線を感じその方向に視線を向けるとノワールがいた・・・のだが目元に涙腺が溜まってる辺り一番心配していたのはノワールなのだ・・・

レヴィo0はは・・・やれやれ乙女を泣かせかけちゃうなんて僕もまだまだ未熟者かな・・・

そっと手を伸ばし優しく微笑んだ・・・
おいで、そう言ってるかのように感じる微笑みで・・・
当然ノワールの涙腺の限界が来たかのように抱き着いてきた・・・声は出してなくても涙が流れていた・・・

ノワール「ぐすっ・・・心配・・・したんだからね・・・とっても・・・」
レヴィ『うん・・・分かってるよ・・・心配させちゃったからね・・・』

そっとノワールの頭を撫でてつつ辺りを見渡す・・・やはり周辺は壁で覆われていたのだ・・・ふと周りがすこーし暗くなり思わず上を向くとプトレマイオスⅢが見えたのだ。

姉ドラン『イチャイチャしてるのは構わないけど一旦ハンガーに戻りなさい流石に連戦で疲れてるはずよバカレヴィ・・・それと、お帰りって言った所かしら』
レヴィ『うん・・・ただいま姉さん・・・皆』

そしてプトレマイオスⅢが丁度IMSハンガーの所に近づきハッチが開きレヴィはネプテューヌ達と共に入って行った・・・

姉ドラン『ごゆっくりってね・・・もっともまだ油断できない以上警戒しないとね・・・』

~プトレマイオスⅢIMSハンガー~

一方レヴィとネプテューヌ達は一旦応急処置をするために戻りネプテューヌ達はIMSを解除し女神化も解除するのだが・・・

レヴィ『あのー・・・皆なんでこっち見てるの・・・かな?』
ネプテューヌ「いや~だってレヴィのIMSが全く違う形状になってるからね気になるよ~」

たしかに現在のIMSの形状はバンシィとは完全にかけ離れていた違う点と言えばサイコフレームがある事である・・・とりあえず機体名を確認するレヴィである。

レヴィ『マステマ・・・か、しかし思ってたより変化は無いかな・・・とりあえず頭部解除』

一旦深呼吸をするために頭部を解除・・・するのだが何故かネプテューヌ達が驚愕していたのだ。

レヴィ「えっと・・・皆どうかしたの?(;」
ベール「レヴィ・・・ちゃんですわよね?」
レヴィ「ですも何もそうだけど・・・ん?」

ふと僅かな違和感を背中に感じた・・・思わず手で背中を確認すると・・・何かサラサラしたような物の感覚を感じた・・・のだが地味に頭に痛みを感じ思わず手を離す・・・

レヴィo0何だっていうのかな・・・とりあえず右腕解除
自身の怪我の具合を確認するため解除・・・したのはいいのだが―――

レヴィ「・・・えっ?」

右手は女性特有の形状で何かしらアーマースーツのような物があったしかも手は白い肌おまけにスベスベであった。まさかと思い左腕も解除すると同様に同じであった。

レヴィ「ど、胴体部分か、解除・・・」

恐る恐る胴の部分も解除すると―――
女性の胸が視野に入った・・・しかもEカップ結構デカイ
スーツはコスモリーグで会ったフィオナ寄りのスーツだが所々近接型ギガンベルクのAMJのパーツが胸を覆うような形状になっている。

ノワール「ど、どいうことよこれ・・・」
レヴィ「ぼ、僕に言われても・・・きゃ、脚部解除!」

慌てて脚部も解除すると同様にスーツのような物が付いていたしかもギガンベルグLG2をモチーフにされていた。ちなみに股の辺りも確認したら・・・ナカッタ・・・
色んな意味で衝撃が走ったがそれ以前に何故こうなったのか・・・まさかあの時虹の彼方で聞いた代償なのだろうか・・・

レヴィ「と、とにかく鏡で確認しないと・・・!」

慌てて近くにあった大きめの鏡で確認すると―――

其処には水色のロングヘアーの女性がいた・・・しいて言えばどことなくベール寄りの感じにも見える。しかし目の色は右は蒼赤が紅蓮なのを見ると自分(レヴィ)である事が理解できた・・・がその目にベールやネプテューヌ達と同じマークがあった・・・それを見てレヴィは確認したのだ。

レヴィ「アハハハハ・・・まさかこれが代償だったとはね・・・」
ベール「だ、代償って・・・ど、どういう意味ですのレヴィちゃん?」
レヴィ「自分でも半場信じられないかもしれないけど・・・皆・・・僕―――」

 

 

 

 

 

 

―ネプテューヌ達と同じ女神になちゃったみたい―

2015年
06月17日
01:55

138: クライド

レヴィやレオニダス達が迷宮に閉じ込められている中で今更ながら、クライド達のメルカバーがワープアウトする

クライド「アンジェラ、行けるな?」
アンジェラ「オッケー!いける!」
クライド「よし!行くぞ!」

http://sp.nicovideo.jp/watch/sm25097366?cp_in=wt_srch&cnt...

クライドの乗るジェスタとアンジェラの乗るアーハンがメルカバーから射出されウラヌスの艦隊に突っ込む

混沌に回していないウラヌスの戦力は迷宮の出口を固めていたため、後方からの襲撃に対処が遅れた

その間に一気にRスーツから戦艦まで破壊していく
クライドはビームライフルとビームサーベルで、アンジェラは両手の波動マシンガンでさながらバレットサーカスのように

戦艦艦長「船を急速回頭!いそ」

彼が言い切る前にメルカバーからの150kmもある超高出力ビームにより艦隊ごと消滅させられる

 

一方オルドファリアで戦況を見ていたシルヴァーはクライドがようやく戦場に出たに気づいた

シルヴァー「ほう、来たのかね・・・」
女性「どうされますか?」
シルヴァー「ふむ・・・」

シルヴァーは考えたどう動くか


クライドの方はウラヌスを殲滅しながら通信をしていた

クライド「ガルシア、どうだった?」
ガルシア『いや、邪魔が入ってな』
クライド「そうか・・・合流出来るか?」
ガルシア『なんとかしよう』
クライド「敵か?」
ガルシア『というより超巨大生物と言った方がいいな』
クライド「・・・こちらでも確認した、ガルシア、全リミッター解除承認」
ガルシア『了解した』
クライド「アンジェラ、まだいけるな」
アンジェラ『まだまだこれからよ!』
クライド「わかった、いまからレールガンを射出する」
アンジェラ『!・・・了解!照準ロック・・・いっけええええぇぇぇっ!!』

メルカバーから折り畳み式のレールガンが射出、アンジェラがそれを受け取り砲身を展開、固定し戦艦に向けて放つ

射線上にいたRスーツを巻き込み25km級の戦艦の動力部を撃ち抜き沈黙させる

 

 

〜プリッツァ王都〜

クライドと通信したガルシアは目の前の生物を見ながら

ガルシア「全リミッター解除・・・『リベンジ・イジェクション』」

その言葉と同時に装甲の色が混沌から純白へと変わっていき、背部のウイングバインダーの下部が開く
顔の部分もケイオーガフェイスから本来のガンダムフェイスにかわる
エネルギーも最早上位アークと同じレベルまで上がっていた

ガルシア「元々はヴェルグを『英雄』に祭り上げる積もりであったが、これでは無理になったがその分やらせて貰おうか」

ガルシアは剣を振り上げると刀身を急速に巨大化させていき、一瞬で超巨大生物を両断できるほどのサイズにした

ガルシア「零次元斬」

その言葉と共に剣を超巨大生物に振り下ろす
巨大化された剣はいとも容易く次元防御ごと超巨大生物を両断した
振り下ろした後には次元ごと斬られたためか真っ白な空間が生まれていた

ガルシア「・・・あまり使うものでは無いな」

超巨大生物が崩れ倒れるのを見ながらプリッツァを離れ、クライドの元へ飛ぶ

2015年
06月17日
23:25

139: レヴィドラン

~迷宮出口~

レヴィアーナ「うわっ!?何今の揺れ!?」

突如の揺れにちょっと驚いたレヴィアーナだがどうやらこことは違う場所の出口らしい・・・やる事が派手だねぇ、思わず転げ落ちかけたがレヴィアーナは座りなおして再び青いオーラの先を見た。

レヴィアーナo0何があったかは知らないけど・・・待つだけね今は

~プトレマイオスⅢブリッジ~

一方その頃ネプテューヌ達が応急処置をしている頃レヴィはブリッジにいた。
ん?なぜ応急処置をしてなかったって?実は姿と性別が変わった際に怪我もすっかり治っていたのだ・・・もっとも出口付近でボロボロになるのだが(笑

レヴィo0さらっと嫌なのを聞いた気が・・・・気のせいかな?

頭をわしゃわしゃ・・・しようとして止まったいつもならショートヘーアだから問題ないのだが女神化したせいかロングヘアーになってる、ちなみにいっその事ショートヘアーにしようと髪を掴んでマステマに搭載されてたビームサーベルで切ろうとしたらベールに全力で阻止されて―――

ベール『女性にとって髪は大切ですわ!』

と言われたとか・・・なので仕方なくそのままにしていたのだ・・・

レヴィo0ともかく今は脱出が最優先か・・・

そう考えていると後ろのゲートが開く音が聞こえ振り返ると応急処置をし終えたネプテューヌ達が入ってきた、彼方此方包帯がしてあるのが見える。
さらにその後ろからネプギア達と妹ドランも来たご丁寧に彼方此方包帯が見える。だが姉ドランの姿が見えない

レヴィ「あれ?姉さんは?」
ベール「レヴィの姉さんは『まだ周辺の警戒が解けてない以上外で待機してるわ』とのことです」
レヴィ「姉さんらしいといえば・・・姉さんらしいけど、っとそういえばネプギア達が誰って顔してるけど・・・レヴィだよ?」

一応言っておくレヴィ、無理もないどことなくベールに似た姿をしてるのだから違う点と言えばプロセスユニットと髪の色と目だろう・・・しかしまさかの衝撃の事実にネプギア達は――――

女神候補生達『えっーー!?』

この驚きである(笑 まぁ実際ネプテューヌ達も同じリアクションだったので当然である・・・

ユニ「ほ、ホントにレヴィさんなんですか?」
レヴィ「うん、正真正銘レヴィドランだよ、自分も未だに信じられない・・・といえばそうだけど慣れって怖いなぁ・・・(;」

少し遠目になりかけたが慌てて頭を振り我に戻る、そして姉ドランに通信を繋ぎ外の状況を確認する。

レヴィ「姉さん外の状況どう?」
姉ドラン『レヴィ、アンタが寝てる間に出してた青いオーラは未だ健在って所ね』
レヴィ「そっか・・・分かった、プトレマイオスⅢとプトレマイオスⅡ改の乗組員に連絡これより青いオーラを辿って行くもしかしたら出口に繋がっている可能性もあるからね以上・・・ルギリ移動開始クリムゾンFPSF艦隊に連絡をお願いあの青いオーラを辿って行けば脱出できる可能性がある」

ルギリ「了解しましたマスター」
アイククリムゾン「承知、FPSFの艦隊にコンタクトを開始する」

そう指示した後プトレマイオスⅢとⅡ改と天龍と艦娘達の軍艦が青いオーラを辿るように移動を開始し始めた。

レヴィ「さてと・・・敵がいないとも限らない各艦警戒を怠らないで」

姿が女神となってもその瞳は正に女神化する前のレヴィそのものであった・・・
ベールo0しかしレヴィちゃんの服の事を考えると・・・やりがいがありますわね
妹ドランo0ん~・・・あの胸の・・・サイズ・・・良い揉み具合・・・かも・・・

ベールはレヴィに女性物を着せる気満々なのかニヤっと微笑んでいた。
そして気のせいか妹ドランの目が一瞬キラン(ギャグ補正)と光ったのだ。レヴィは一瞬背中に寒気を感じたが今は脱出することが優先なのであまり気にしなかった。

2015年
06月18日
02:11

140:

ソルブレイズ『ぐがっ、がっ、あああ…っ!!』
ガルディアン「ソルブレイズ…いや、ヴェルグ!しっかりして下さい!貴方の…」
ソルブレイズ『黙れぇええええええええっ!!』

ガルディアンの説得に耳を貸さず、右腕で殴りつけ吹き飛ばしてしまうソルブレイズ。
予想外の攻撃にガルディアンも流石に防御が間に合わなかったらしく、壁に叩き付けられる。
ガルディアンを吹っ飛ばした後、ソルブレイズはヨロヨロと立ち上がりアーク達を睨み付ける。
記憶の混乱による錯乱状態に陥っているのか右手で頭を押さえていた。

ソルブレイズ『はぁ…はぁ…何処だ、俺の敵は…何処だぁああああ…!!』

記憶の混乱で目的を見失い、ソルブレイズは敵を探すため周囲を見回す。
そして、ワーザウィルの姿を確認すると咆哮をあげて襲い掛かった。

ソルブレイズ『ぐぅううう…!ぐぅぁあああああああっ!!』
ニィエーバ『何っ!?チィッ!』
ワーザウィル『くはははは!やはり人がアークになろうなど、おこがましいのだ!ソルブレイズ!』

攻撃に巻き込まれかけたニィエーバは緊急回避で距離を離し、ワーザウィルは正気を失ったソルブレイズを嘲笑する。
そしてソルブレイズのがむしゃらな一撃を難なく避け、逆に脆くなった胸部装甲を手刀でぶち抜いてしまった。
それでもなお攻撃を続けようとするソルブレイズだったが…

ワーザウィル『貴様がアークを名乗る資格など無い!自らの力に怯え、無駄に攻撃を振るう者など!』
ソルブレイズ『あぁああああっ!!がぁあああああああっ!!』
ワーザウィル『レギオンには悪いが、こんな腑抜けがアークを名乗るなど不愉快極まりない!貴様の存在を、この場で消してやろう!』

攻撃を行おうとしたソルブレイズのコアをワーザウィルが握り潰し、ソルブレイズのコアが砕け散る。
同時にソルブレイズの身体は輝きを失い、灰となって崩れ去ってしまった…
コアを潰されては、流石に身体の維持も出来なくなる。アークの力でギリギリ保っていたその身体は既に限界を通り越してしまったのだ。

その呆気なさ過ぎる幕引きにガルディアンとニィエーバが絶句し、他の正のアークもしばし言葉を失う。
一方、混沌側のアークは反撃を開始。正のアークもその迎撃に追われる。

…だから、誰も気付かなかった。
ソルブレイズだった物の灰が、小さく炎を上げている事に…

2015年
06月18日
23:41

141: レヴィドラン

~ヨルムンガンド級~

一方その頃ヨルムガンドにいるデルゴン達とリナリアはというと・・・

デルゴンA「ぜぇ・・ぜぇ・・・な、何とか振り切ったで・・・!(操縦担当」
デルゴンB「けど迷ったで、どないする?リナリアはんは・・・(チラッ」
リナリア「おうちかえりたい・・・(ショボーン」
デルゴンB「あんな状況やで・・・はぁ・・・おまけに燃料も結構」
デルゴンC「こない事なるんやったら行く前にアルカンタス産味噌ラーメン食えばよかったで・・・ん?」

ふとデルゴンCはある事に気づいたアルカンタスというワードで何か関連のある連中がいたのだが中々思い出せなかった・・・

デルゴンC「アルカンタス調・・・アルカンタル調査・・・アルカンタス調査部・・・
┏━━━━┓ ┏┓┏┓┏┓
┗━━━┓┃ ┃┃┃┃┃┃
┏┳┛┃┏┳┳┓┏━━━━━┓┃┃┃┃┃┃
┃┣━┛┃┃┃┃┃ ┃┃┃┃┃┃┃
┏┛┃ ┗┻┫┃┗━━━━━┛┗┛┗┛┗┛
┃┏┛ ┏┛┃ ┏┓┏┓┏┓
┗┛ ┗━┛ ┗┛┗┛┗┛ 」

デルゴンA「何や急に叫んで?ついに燃料底ついてワイラ終わりかいな?」
デルゴンC「違うで違うで!逆や逆!こっから脱出できるで!船は放棄やけど」
デルゴンD「どゆことや?」
リナリア「・・・・?(偶然聞こえた」
デルゴンC「アルカンタスで思い出したんや、ワイなあのギャグ補正の塊のな―――」

―アルカンタス調査部隊のラーメン屋の予約のやつの常連なんやで!―

デルゴンA&B&D『なん・・・やと・・・!?』
リナリア「それがなんだってのよ・・・」
デルゴンC「なんか信じてへん顔してるようやけど、簡単な話アルカンタス調査部隊の小型船に乗るんや今味噌ラーメン注文するついでに頼んでみるわ」

そう言っていかにもそれらしい通信機を取り出し連絡をし始めるデルゴンC、しかしリナリアは未だに諦め状態であった・・・

リナリアo0結局私は・・・捨てられたのですね・・・
デルゴンC「未だに落ち込んどるで・・・あ、こっちの話や味噌ラーメン人数分と迎え頼むで・・・おっしこれで大丈夫や」
デルゴンA「でもほんとに来るんかいな?」
デルゴンC「安心しいや、アイツらは武器とかこれでもかって位使わへんけど、盾だけは絶対持ってくる連中やからな!」

な~んて言ってるうちに何故かピンポーンと艦内に響いたかと思えば・・・

デルゴン「ちわ~っすアルカンタス調査部隊ラーメン屋やで~」
デルゴンC「メインギャグ補正きたで!これで脱出できるで!皆いくで~!」

それを合図に次々と小型船になだれ込むデルゴン&デルビン軍団、ん?そんな規模の数だとギュウギュウじゃないかって?ご安心をギャグ補正パゥワァ!で豪華客船並の広さの空間ゲートを作ってるので余裕のよっちゃんである。

そして全員入ってデルゴンも戻ろうとしたのだが・・・一人だけ壁の所で落ち込んでいた・・・リナリアである、未だに見捨てられたショックから立ち直れないらしい・・

デルゴン「やれやれやで・・・ほれ、いくで」
リナリア「あっ・・・・」

そっとリナリアの手を引きそっと小型船へ連れて行くデルゴンであった・・・

~アルカンタス調査部隊小型船~

デルゴン「全員乗ったかいな?」
デルター「乗ったぞ、ここは迷う・・・か?」
デルゴン「大丈夫やで」

そういうや否やある壁の方に近づき・・・何故か近未来的なボタンがあり・・・

―ポチっとな♪―

何故か効果音がなったかと思えば宇宙への出口が開いたのだ何故かは不明だはそのまま通過すると後ろには迷宮の入口が見えた。

デルゴン「な?大丈夫やったろ?」
デルター「ああ・・・そうだったな(白目」

デルターは慣れているとはいえやはり慣れぬ部分もあるようだ・・・
ちゃん♪ちゃん♪

※忘れかけてたのでギャグ補正の塊のアルカンタス調査部隊の御一行にリナリアとデルゴン&デルビンお助けしたなう^p^

2015年
06月19日
02:28

142: MI4989 削除

~プリッツア、王都のどこか~

エリザ「最初からアイツ一人でよかったんじゃない……」
メルフィ「気にしたら負け」

防衛隊兵士「ECM反応。レーダーと通信機器が使えない、索敵困難!」
シルビア「何所からだ!」
防衛隊長「ナノマシン反応が無いから幾分か原始的な方法だと思われるが……まさか」

このような電子攻撃の手段と手際は誰が襲撃してくるのかは明確である。
空から風を切る甲高い音が響き始め、エリザ達は「やはりか」といったような表情で空を見上げる。
20機のツュヴェツィナ達と400機の量産型シュヴェシィナ達。どうやらステファニーの配下だった傭兵部隊の幾つかが離反したようである。
そして地上からもディーゼルエンジンの唸り声と鋼の足音が響き始めている。
曲がりなりにも王都を守っていたウラノスの傭兵部隊はウラノスの中の何者かが自らのトップの首をはねてからは
傭兵部隊のトップたるステファニーを含めていかに金をふんだくるかしか考えなくなった。
今、エリザ達を襲撃している連中は“身代金”をふんだくろうとしている連中だ。

傭兵なら任務を全うしようとするのが普通である。
しかし、戦闘が日常化している当のρ次元群には目先の金しか見えなくなるほど追い詰められている奴が圧倒的に多く、
ステファニー率いる傭兵部隊もグロスタル率いる傭兵部隊も例外ではない。
グリズリーはそれを知る術が無く、“普通の傭兵”として雇ってしまっていたのだ。
力による支配と生活があるから暴れないだけの蛮族連中である事を知らずに……。


別方向からステファニー率いる量産型シュヴェシィナ部隊がやって来て航空攻撃は阻止される。
しかし、航空戦力の常として地上からの接近は阻止することはできず、地上兵力の接近を許してしまった。
一応、味方として防衛隊が居る地上砲台付近までシェコダ搭乗のVACとIV号突撃砲と80人のType15が駆けつけたが、
突入してくる敵傭兵部隊はシェコダが使ってるのと同じVACに加えて三輌の軽逆脚型VACを先頭に50人前後のType15達が続いている。
その後から60人近い野生型Type11ことクレリアンの女戦士達が走って来ている。

傭兵部隊が分裂している関係上、困った事に味方になってる傭兵と敵対している傭兵の見分けがエリザ達は付かなかった。
どちらも(痩せこけて)飢えた狼のような(貧相な)装備で同じようにしか見えない。
エリザ達と騎士団そして王都防衛隊がこのどーしよーもない状況で困惑に陥った。
大砲とエンジンが咆哮を上げ、血煙が舞い、肉塊と鉄屑が降ってきてもエリザ達には「敵同士で潰しあっている」事には変わり無かった。

<シェコダ:あいつら……見てるだけなの?>
<ステファニー:善意で誤爆されるのと互いに死ぬまで潰しあうのとまとめて潰されるの、どれがマシかしら?>
<タトラ:そういうことだ、彼女らにとって俺らに信頼が無いものと見ろ>

<ツュヴェツィナRK(Robber Knight)1:くたばれっ、傭兵気取りの落ちぶれ騎士め!>
<ステファニー:東洋人みたいに黙って殺しにかかりな! 強盗共がっ!>
<ツュヴェツィナRK2:あんただって解るでしょ、皆でこの国を潰せば財産根こそぎ取れるって>
<ツュヴェツィナRK3:匪賊? 強盗? それは結構、どうせ勝った方の思い通りになるだけよ>
<ステファニー:そのまま返すわよ>

エリザ「あのウラノスの傭兵達……なんで自分達で潰しあっているの……?」
メルフィ「もうほっときましょう……」
エリザ「とりあえずここから離れた方が良いよね」
メルフィ「そうですね」

傭兵達が殴り合っているうちにエリザ達は王都もとい王宮へ足を運ぶのであった。

ツュヴェツィナRK4「どこでもいつも権力者はそうよね、下衆に殺し合わせて安全圏に居ようとするの。何も変わらないわ」

しかし、敵対している傭兵の一人である鋼鉄の翼を持つ巨人がわざわざ降りてきて進路を塞ぐ。
そして待ち伏せしていたのか斧や剣を握るクレリアンの女戦士達がエリザ達を包囲するように展開する。
それにしても酷い言いがかりである。

ツュヴェツィナRK4「尤も、私もそうした事が一度や二度じゃないから想像は難しいものじゃないんだけどね――かかれ」

実に蛮族かと思わせる手際である。彼女らは随分と慣れている様子で一斉に殴りかかろうとしてくる。
そして、対処するほうもこれまた随分と慣れたものと思わせる。
立ちはだかっていたツュヴェツィナの胸の半分が撃ち砕かれ、彼女はその場に崩れる。

マルグレーテ「馬鹿言ってなければ目的まで早く到達できたのに、残念ね」

若干行方不明になってたマルグレーテによる狙撃だったようだ。

エリザ「あ、生きてたんだ」
マルグレーテ「そんな事言ってる暇があるなら武器を握りなさい。奴の取り巻きはあんたが思うほどお利口ではないわよ」

それでも10人くらいのクレリアンの女戦士達はエリザ達騎士団とマルグレーテに殴りかかってくる。

2015年
06月19日
23:11

143: zyabara

~迷宮・GAIA艦隊~

レオニダス「…あれは」
エピメテウス「チッ…クライドの野郎突出しやがった!」
アガートラム「歩調が合わないですね…」
マウリア「合わせる気なんて端からないんだろ…」
レオニダス「しかたあるまい…クライド艦隊に続け!…しかし…このままだとウラノスと共に共倒れするぞ…」

レオニダス艦隊もオルドファリアと交戦するクライド達の援護に入る。


シルヴァー「失望したよクライド…君は思った以上に愚か者のようだ」
クライド「…何?」

オルドファリアの部隊と交戦するクライドにシルヴァーから通信が入る。

シルヴァー「…この状況が理解出来ないのかね?我々は罠に嵌められたのだよ。さしてその主犯に近いリナリア・ルーエンを捕らえ事を有利に運ぼうと言う気概が解らないのかね?」
クライド「ふん。どうだかな…貴様の事だ。一人抜け駆けして我々はさしずめ置いていく腹積もりだろう?」
シルヴァー「あるいは…な。…だがそれを利用するのも君達の自由さ。だがそれすらせず君はただ自らの欲望の赴くまま我々に牙を剥いた。…それを愚かと呼ばずしてなんと呼ぶ?」
クライド「…ほざけ、俺は自らの為にしか動かん。貴様の様に人の上に立つ願望などない」
シルヴァー「…そうだ。我々は相入れないと言う事だ」
クライド「ならどうする?」
シルヴァー「決まっている。…ここで消えて貰うぞ!!」


RSの部隊を縫う様にクライドにビーム砲が降り注ぐ。
シルヴァーのRS…DRS-107通称『インドラ』の狙撃だ。

クライドは鈍重そうなインドラを視認すると、ビームの雨を避けつつ距離を詰める。


クライド「消えろ?そのまま返すぞ。シルヴァー!」

クライドの駆るジェスタはビームを避けた慣性を生かし反転、そのまま残骸と化しているRSを蹴り、慣性と共にブースタを噴かせインドラに突貫する。

クライド「その重そうな体じゃあな!保身を重視し過ぎたなシルヴァー!」
シルヴァー「…。…フッ!抜かったな…クライド!」

クライド「…何ッ!?」

http://m.nicovideo.jp/watch/sm14151469

インドラが消える。

否。

反転したのだ。重装甲とは思えないスピードで。
クライド「早いッ!」

一撃。
ジェスタのビームライフルが切り裂かれ、クライドは間一髪で手放しビームライフルは爆撒する。

クライド「あの体制から!?有り得ない!」

素早く爆風から距離を取り、次の攻撃に備える。
シルヴァー「貰ったァ!」

爆煙を引き裂き、光が走る。
ジェスタはブースタを吹かし、体を捩る様に回避する。

クライド「チィッ!」

が、直ぐさま爆煙から現れたインドラが追い縋り、手にしたビームサーベルでジェスタに切り掛かる。

クライド「フッ!」

クライドはバルカンを掃射し、インドラの装甲の合間を狙う。

しかし、インドラの¨足元¨から競り上がってきたビームサーベルに防がれた。

クライド「二刀流!?…いや…三刀流!…隠し腕かッ!」
シルヴァー「そう言う事だ…このインドラ、舐めて貰っては困る!」

クライド「なんのォ!」

クライドは機体を捩り、回転蹴りを放ち、インドラを牽制する。
シルヴァー「ヌゥ!小癪な!」

軽くいなされ、インドラの間合いまで詰められる。

クライド「チィ!!」
シルヴァー「侮ったな!クライド!このまま膾切りにしてくれる!」

ジェスタは距離を詰められ、徒手空拳でインドラと対峙する。
あの巨体からは考えられないスピードだ。

クライド「…誘われたか!だが!」

クライドはジェスタを八極拳の型を使う様に使い、インドラのビームサーベルをいなす。


シルヴァー「やるな!だが甘い!」

一撃、二激。

いなした一撃では捌ききれず、ジェスタは装甲を切り裂かれる。
インドラの間合いに入った時点で雌雄は決していた様な物だった。

アンジェラ「クライド!」

アンジェラがアーハンでクライド達の間合いに入ろうとした時だった。

サシャ「やらせない…。…シルヴァー様の邪魔をするな!」

アンジェラ「なっ!」

サシャのRSがアーハンに切り掛かり、アンジェラとサシャが交戦に入る。

アンジェラ「邪魔…しないでよ!」
サシャ「貴女こそ!シルヴァー様の邪魔はさせない!」

互いに技量が拮抗しているらしく譲れない者を賭けて対峙する。

 

~迷宮・アーク交戦区域~

ワーザウィル「ハハハ!なんと呆気ない!愚かしい!貧弱!愚鈍!脆弱!このような者がアークを名乗ろうとはおこがましい物よ!」

ラスティ「あらあら…図に乗りすぎではなくて?ワーザウィル」
コーン「チッ…獲物が死んだか。…まぁ良い弱者に興味はない。…来いドストレッド!」
DOS「…。ヌウ…!」

ワーザウィル「クハハハ!貴様らもこの阿呆の様に哀れな敗者に成りたくなれば、我に闘争を挑むがよい!全身全霊でなァ!!」

ワーザウィルが灰と成った、ソルブレイズ…否。ヴェルグを投げ捨てる。
ほのかに輝る灰は空間に溶け込む様に散っていく。

ワーザウィル「さぁ!さぁさぁさぁ!来いッ!来るが良いッ!!今こそ此処にかつての神代の戦-いくさ-を再現しよう!」

空間が震える…。
空間が悲鳴を上げる。
今こそとワーザウィルが雄叫びを上げ、空間に裂け目が出来ていく。

BRD「これは…?!」
WIZ「…ッ!ワーザウィル!止めなさい!」

ワーザウィル「クハハハ!止まるものか!止められるものか!止めたくば抗え!!貴様らアークの闘争を見せろ!私を満足させるが良いッ!」

ワーザウィル「さぁ…いでよ!」

「我こそ戦。我こそが争乱。我こそが闘争。然り!それこそが我が根源!-アイ・ソウル・オブ・ウォー-」


ワーザウィルに呼び起こされた¨あらゆる世界の兵器¨ がアークを囲む。

ワーザウィル「闘争をッ!果てなき闘争をッ!!我が望みたる闘争をッ!戦を引き起こそうッ!大地を血で染め上げよう!弾丸が躍り、砲火が歓喜の悲鳴を轟かせるッ!遍く全てを破壊するその力!我が望み!さぁ抗え!抗え!闘争を拡大するのだ!…ハハハ!ハーッハッハッハッ!」

グラティナ「おじ様が大興奮してるよ~…(´;ω;`)」ガクガク
ベル「あのおじさん怖いよ~…(´;ω;`)」ブルブル

2015年
06月21日
23:54

144: エアロ

>>143

~FPSF旗艦~

一旦はウラノス艦隊への攻撃を指示したかに見えたレオニダスだが、
すぐに思い直して言い直す。
飛ばされた影響でウラノス艦隊も混乱状態であり、
さらに司令官たるシルヴァーはクライドと一騎打ちを始めている。
ロストエルサレムの艦隊戦力でも十分に足止めできるとの戦術判断だ。

レオニダス「総員攻撃はまて!
アエリア、たしかレヴィ隊長がこの空間の出口を見つけたと言っていたな?」

アエリア「はい。つい先程、プトレマイオスから連絡が入りました。
<レヴィが出口を見つけた、我々は先行し誘導する>と」
レオニダス「よかろう!全艦プトレマイオスに続け!」
旗艦を先頭に、FPSFはレヴィが示した青いオーラの方向へと向かう。


エアロコマンドーの艦にもグリムゾンから連絡が入る
Sホーク「ヴェルサール、エイプー、ノーリ、ヨハン!レヴィの後に続け!」
ヴェルサール「了解した。取舵一杯!」
エイプール「らーじゃっ、スティグロ、座標方向に転換!」
スティグロ<Roger。Be On THE Left>
ドミニオンとスティグロも方向を転換し、プトレマイオスの後に続く。

ノーリ「レヴィ隊長の誘導に従おう。操艦要員!取舵一杯!
空間を抜け次第、地表に増援を送る!」
ゲオルギークルー「ダー、タワリシチコマンダー」

 

~地上~
ガルシアの攻撃により異次元の怪物は消滅、アラガミ達も駆逐された。
しかし王都周辺は戦いが収まるどころか泥沼の様相を呈している。
と言っても、グロスタル率いるGAIA地上部隊とステファニー率いる元ウラノス傭兵部隊、騎士団に王都防衛隊は守りを固めるべく配置に付いている。
襲いかかってきているのはウラノス傭兵部隊の中の「姫様とっ捕まえて身代金ふんだくろうぜ」派である。
バリスタンの歩兵、クレリアンのスナイパー、砲兵、ホバータンク、ヘヴィータンク、そしてシュヴェシイナにツヴェツィナ。
数で言えば2個師団程度の傭兵が敵に回っているのだ。
ヤナーチェクの説得によりステファニーと指揮下の部隊がGAIA側に回り、
彼らならず者たちはこの時を待っていたがごとく\ヒャッハー!/を開始したのである。
彼らはウラノスから支給されたであろうベレー帽やヘルメット、バッジを外し、
銃の他にスパイク付きの肩パッドや釘バット、チェーンハンマーやモーニングスターなどの野蛮な武器を取り出し、男はヘルメットを捨て髪をおっ立ててモヒカンやトゲトゲヘアーにしたりと、もう見るからに蛮族に戻ったような格好になっている。

バリスタンA「汚物は消毒だー!(火炎放射器」
クレリアンB「熱いぜ熱いぜ熱くて死ぬゼェー!(火炎放射器」
クレリアンC「ヒィーハァー!逃げる奴はベトコンだぁ!逃げない奴は訓練されたベトコンだぁ!ホント戦場は地獄だぜぇ!フゥーハハハッハァー!(一心不乱にM60乱射中」
バリスタンD「アッコラー!金目の物出せってんダッコラー!(チェーンハンマーで建物壊し中」
シュヴェシイナRk5「お金よお金!たっぷりガメてやるわ!」
シュヴェシイナRk6「宝石、宝石~♪」
もう傭兵どころではない、ほとんど野盗かモヒカン雑魚である。
そして身代金の額など、些細な事で彼ら同士ですら撃ち合い始めているのだから始末におえない。


マイク達の周りにはクリムウルフACやウィルキンスの部隊が付く。
クリムウルフ系はシェコダ指揮下の部隊だが、連戦によりACの消耗が激しい。

ケピニェコ「大丈夫かい、シェコダ?もともとボロだろうけど、1発食らったらすぐ逝きそうじゃん・・・」
シェコダ「おうケピニェコ。だいぶキツイね、AP1万を切ってる(ⅤACはAPが平均2~3万)から、被弾即お釈迦かも」

マイク「大丈夫かよおい・・・(ライフルで迫るクレリアンなどを迎撃中)
しかし何だあのクソったれども、もう兵隊ですらなくなってんじゃねぇか?」
ロソヴィチ「2個師団?我らロシア空挺軍はスターリングラードでゲルマンスキー30個師団を迎え撃ったのだ!
更に今のあの連中はほとんど目的もなく金目だけでうろつくゴロツキどもだ。
どうということはなかろう、同志諸君!」
ゲオルギー達『ダー、タワリシチ!』
ロマノフ「頼もしいぞ!同志たちがいてくれると心強い!(280㎜臼砲で爆撃中」
数だけではない、ロシア軍人の不屈の闘志は強大な敵を前にしてなお燃え上がるのだ。

シモーヌ「やっぱりロシア人は感覚がおかしい・・・(P90で(ry」
タトラ「しかたないよ、ゲオルギーだって畑で取れるって言うし」
傭兵たちはくっちゃべりながらも、迎撃に徹している。
ヒャッハーしている連中が潰しあって、その後に向かってくる連中を叩けばいいのだから。


ナターシャ「エリザ姫は私が守る!(防壁展開」
マルカ「王都を壊すなんて許さないよ!食らえカミナリー!(ピガガーン!」
騎士団も陣地から反撃を開始、迫ってくる敵を撃つ。

2015年
06月21日
23:56

145: MI4989 削除

~王都南部城下町~

ウィルキンス「流石に重装クレリアンは見ないか」
AH-1Z「装甲は高価だからな。仕方無いだろう」
ハバロフクス「今目の前に居る敵の装備は“軽火器”しかないな。久々に剣を振るうか」
ウィルキンス「突出しすぎてケツを掘られるなよ。さて、俺も前に出るか」

量産型シュヴェシィナの残骸が砲撃と共に降り注ぎ、王都は文字通り火の海に包まれていく。
そんな炎に包まれた王都で外次元からやって来た傭兵もといならず者達は殴り合う。

どれだけ殺しても大半の戦力はリスポーンしているので一行に数は減らない。
まるで力尽きるまでどれだけスコアをあげられるかを競う競技のようだ。
奴らは周辺に存在するエネルギーで身体を再構成しているのだろうか?
しかし、プリッツアの大気圏外にぶちまけられたエネルギーは一瞬の内に使い果たしている。
ならば、それこそ外次元からエネルギーを持ち込んでいるのだろうか。
だが、ここはただでさえ出入りが難しい筈の迷宮の中にある。にも関わらず奴らは延々とリスポーンしている。
そう、畑から収穫されているのかの如く。

<Type11重歩兵3:敵機甲兵力が向ってきている!>
<Type15戦車兵4:了解っ、迎撃しますっ!>
<中二脚VAC1:ナースホルン(ACPP)を視認! シミター(ACPP)とサーベラスIIまで居やがる!>
<中二脚VAC3:何所から引っ張り出してきたんだ……>
<軽四脚VAC3:脚部損傷、撤退します!>


~王都、北部城下町~

一方、エリザ達はステファニー配下の機甲兵力による護衛を随伴させながら王宮へ目指そうとしているのであった。
その途中、それも合流前に奇襲を喰らっていたが。

エリザ「相手は格闘しかしてこない……?」
マルグレーテ「いいえ、機関銃を使わなくても勝てるか、撃っても効果が無いから撃ってこないだけよ」武装と発動機を格納する

マルカ「魔法が効かない!?」頭上に雷を直撃させたが無傷だったらしい
Type11重歩兵449「らあああっ!!」バトルアックスをぶんぶん振り回す
ナターシャ「動きがトーシロなのに……うっ!」盛大に殴り飛ばされた
メルフィ「そいつら物理攻撃しか通りませんよ……」リペアアローを準備する
エリザ「メルフィっ、後!」
Type11重歩兵452「だぁぁいっ!!」ファルシオンを振り下ろす
メルフィ「きゃっ!」とりあえず横に避ける

メルフィに剣を振り下ろしたクレリアンの戦士にエリザはシヴァリーソードを両手で構えて懐に入り、弱点である腹に突き刺して抉るように斬り払った。
だが、クレリアンはそれで痛がることも無くエリザを蹴り飛ばす。
その直後にマルグレーテはそのクレリアンの眼を狙ってナイフを投げて無力化する。

メルフィ「蹴り一発で瀕死って……」回復中
エリザ「前はパンチ一発で死んでたからまだマシ……かな」回復してもらってる
マルグレーテ「あんた、射撃武器はその機関銃以外に無いの? だったら今さっきナイフで仕留めた娘から短機関銃を貰ったら?」クレリアンをグレイブで斬り殺しながら
ナターシャ「やっと出番来たと思ったら殴り飛ばされるだけなんて……」ヨロヨロ
マルカ「空戦機多過ぎ&堅過ぎィっ!!」量産型シュヴェシィナに雷魔法を当ててるが予想以上に堅くて苦戦中

エリザ「え、これって“短機関銃”……?」ボルター(70口径SMG)を取得
メルフィ「STR(筋力)高くないと使えない系武器じゃないですかー、やだー」

2015年
06月22日
01:14

146: zyabara

ワーザウィル「ガーハッハッハッ!!撃ってこい!撃ってこぉい!」

ワーザウィルはアーク数体を相手に召喚した兵器で応戦する。
アーク達も反撃するが倒しても倒しても現れる兵器の撃退に手間取っていた。

コーン「そらあぁっ!!」
DOS「ムウッ!!」

WIZ「しつこいですよ!」
ラスティ「当然じゃない♪」


他のアーク達も負側のアークと交戦していてソルブレイズを回収する暇はなかった。


~地上~

王宮へ向かうエリザ達の目の前に両断されたクレリアンの残骸が墜ちてきた。

エリザ「うわっ!?何ッ!?」
メルフィ「真っ二つだ…(ドン引き)」

マグレーテ「…この切り口は…」

マグレーテは墜ちてきたクレリアンの残骸の切断面をまじまじと見ると、思い当たる節がある様に呟いた。

マグレーテ「ちょっと気をつけたほうがいいかもね…」
エリザ「え…?」

マグレーテがそう呟くと上空でけたたましい金属音と爆音がして更に数体のクレリアンの残骸が降り注いだ。

マグレーテ「…相変わらず派手ねぇ…」

マグレーテ達の前に巨大な刀を手にしたツヴェツィナが降りて来た。

ナナヤ「そうかしら?…あまり銃って好きじゃないのよね。だからこうなるだけなのだけれど」
マグレーテ「それより良いの?此処を守らなくて?彼怒るわよ?」
ナナヤ「うーん…それがねぇ…。レオはもうキレちゃったみたいだし…とりあえずここは、休戦といかないかしら?」

ナナヤは王都の近くで砲音を轟かせるエクスキューショナーを見ながら呟いた。


レオ「てんめぇらぁあ!!ちったぁ目の前の銭より遠くの札束って物を考えやがれぇえ!!」

レオは略奪をするクレリアン達にありったけの弾をぶち込みまくり、300㍉砲で地殻ごと粉砕したり、副砲で粉砕しまくったりしていた。
…何故ここまでキレているのか?
それはレオの思い描いていたプランがご破算となったからである。

仮に…ウラノスが勝ったとしよう。
それは間違いなくウラノスに技術を提供したレオのお陰である。
それを機にこの次元は軍備が拡大…レオは大金を手に入れ企業を起こせる。濡れ手に粟。

仮にウラノスが負けたとしよう…。
どちらにしろこちらの連中は我々の次元の技術に驚愕し、レオは技術を売り込む事が出来る。手間はかかるが大金は手に入れられる。

…ところが…だ。
こう略奪行為をされてみよ。
我々の評判は地に堕ちる。
技術を売り付ける事すら困難になるだろう。
…事実…皮肉な事に、天使軍の中央ではρ系の移入を制限する動きがありつつあった…。(主にグリズリーを失ったムーンリングの動き)

レオ「だぁああああああああっ!死ねッ!死にやがれ!この蛸野郎どもぉっおっ!!俺も!ドミニクのおやっさんも!てめぇらのせいで大損だぁああぁぁッ!!(マジギレ)」


王都にレオの悲鳴が小玉した…。

 

 

~迷宮中央~

迷宮中央の小部屋…。
その薄暗い部屋の奥でレギオンは佇む様に立ち、ただ戦況を俯瞰していた…。

レギオン「…ふん。…力尽きたか、ソルブレイズめ。…まぁよい。…他のアークは呼び起こせ…神代の戦は再現される。…そして…時空に乱れが生じれば…」

『貴様の“理想”が達成される…と』

レギオン「ええ…それは序章に過ぎませんが」

レギオンは声に振り向かずに答えた。
小部屋の玉座に座す理想-イデア-はつまらなそうにワイングラスを揺らした。

イデア『…ふん。…しかし下らぬな…。…アークどもめこの世界に護る価値があると叫びながら争っているとはな』
レギオン「…冷めた意見ですね」
イデア『当然よ。奴らの理想はつまらぬ。…最も…私はそのつまらぬ理想に溺れもがき苦しむ姿を見ているだけで愉しめるがな…。…剣聖。特に貴様は愉快だぞ?』
レギオン「…お好きに」


何故…理想のアークが此処にいるのか。…彼はこの状況を愉しんでいた。
理想のアークは理想に溺れない。…理想とは高すぎれば溺れると知っているからだ。…故に彼の理想は他人の理想を見てその理想に溺れる姿を見る事をもっぱらの楽しみとしていた。…それ故に…彼はレギオンに力を貸した。…身にあまる、余りにも身にあまる理想。その大望は身を焦がし、溺れ…自らを狂わせる。
実に愉快で滑稽で哀れだ。イデアにとって彼は見ていて実に愉快な道化だった。…だからわざわざ自らの力で混沌-ケイオーガ-の力を制御できる制御弁を創ってやったのだ。…まだまだこの哀れな男は愉しめそうだ。…そう考えるとイデアは口を歪めた。

イデア『…おや…来客の用だが?』

イデアは口を歪むながらレギオンに口を開いた。

レギオン「…来たか。…魔術士め」

レギオンは顔を上げると、迷宮中央のエントランスへと歩んで行った。
…その背中をイデアは愉しそうに見た。

イデア『愉快愉快…実に滑稽だ。…道化としては完璧だな。…フ、せいぜい愉しませてくれよ?剣聖』

イデアはワイングラスを持ち上げ嗤う。

2015年
06月22日
22:13

147: レヴィドラン

~プトレマイオスⅢ レヴィルーム~

一方その頃レヴィ達とFPSF艦隊は青いオーラを辿りながら進んでいたが予想よりも一部屋の距離はある故にアクリクリムゾンから『出口が見え次第連絡するから少しでも休めマスター』と言ったので一旦自室のベットで寝転がり天井を見え居たのだ・

レヴィ「しかし・・・代償が女神化だったなんて・・・予想も付かないよ」

己の手を見て思わず呟く虹の彼方に居た際に言われた代償はもっと深刻な物だと思っていたがまさか女神化と性別が女性になったのだ・・・仮に否定していれば自分の体は動く事すらままならず最悪は死だったのだ・・・そう考えると必然的なのかもしれなかった・・・・

レヴィo0おまけに怪我も完治していた・・・けど何だろうこの胸騒ぎは・・・

何か嫌な予感が胸の底で感じた・・・何か大きな脅威が自分に降りかかってくると・・・

~迷宮 出口~

一方その頃レヴィアーナは何かしらの音が聞こえるのを感じ、嫉妬で作った椅子から立ち上がる何となくではあるが遠くに何かの影が見えたのだ・・・

レヴィアーナ「やっと来たわね・・・ハーレム野郎!!!」

だがハーレム野郎(レヴィ)だけとは限らないため向かうようなことはせず自身のオーラを放ち向こうに気づかせるようにだ・・・そしてハーレム野郎が来たら自身と二人だけの空間を展開し爆発させる気のようだ・・・

2015年
06月22日
22:38

148:

―プリッツァ地上戦場―
空から轟音と共に5機のネクストが舞い降りる。
右からサムライ・ソウル、No.747、キング、エレーナ、ハスラーナインズだ―
ゴールドマン「いいのかい?まだ星団お披露目してないのに攻撃して?」
ホープサイン「シャギアからは程ほどにやればいいという指示が出ている。」
フリー・G・ランサー「・・・つまり、この私に手を抜けという事だ」
ホープサイン「侍さんよ、ちょいと大袈裟やしないかい?この程度の戦力で
本気で行くというのもおかしな話だと思うが・・・」
No.9「話し合いしてる場合じゃないぜ、周りを見ろ、もう囲まれてるぞ。
とりあえず普段通りにパパパっと片づけようぜ、それが指示だからな」
ホープサイン「まぁそういう事だ・・・お前ら、行くぞ!」

―戦いで消耗しきった者達の前に、
最強と呼ばれたの5機のネクストが一斉に襲い掛かる!―

2015年
06月23日
12:05

149: MI4989 削除

AV-15b11(早期警戒装備)「コジマ粒子を検知、5機のIVACをレーダーに捕らえました」
S-75M(ならず者が所有してるほう)「 歓 迎 し よ う 」ロックオン
2K12(同じく)「 盛 大 に な 」ミサイル発射
AV-15E11「ミサイルの誘導を開始します」

さっそく見つかり、即座にネクスト大の大型ミサイル2発とそれのハーフサイズな大型ミサイル6発がマッハ40近くの速度で飛来し、彼らの真上で起爆。
ミサイルのただならぬ爆風と破片効果によりPAが消し飛ばされて丸裸にされてしまう。

Type15MB73「Кодзима наркомания! Умереть!」SPG-9(73mm無反動砲)装備
Type15MB106「damn! Crud you!」M40 106mm無反動砲装備
Type15MB120「kiss my ass!」L6ウォンバット120mm無反動砲装備
Type15MB107「Трус!」B-11(107mm無反動砲)装備
Type15MB82「убэй! убэй! убэй!」B-10(82mm無反動砲)装備

そして無反動砲を担ぐ5匹のウサギみたいなバリスタンの蛮族に絡まれる。
彼らはネクストのQBとOBにも追い付くほどの速度で走り回り、それぞれがそれぞれのネクストを攻撃し始めた。
バリスタン達にとってはネクストACは既知の兵器であり、その性質は熟知している。
FCSでは正確にロックオン出来ない程の小柄な身体と超音速にも達する高機動力を生かし、あっという間に相対距離100m以内にまで接近する。

更には上空に数千機以上居るミサイル持ちの量産型シュヴェシィナ達の内、百数機が空への逃げ道も塞ぐように四方八方から対戦車ミサイルと対空ミサイルをネクストをロックオン・発射。
ミサイルから逃げるとバリスタン対戦車兵の餌食、蛮族から逃げるとミサイルの餌食になるような包囲攻撃を叩き込んできた。


~王都上空 高度4000mくらい~

マルグレーテ「なんか変なの来たわね……」両背部のボフォース40mm機関砲で対空弾幕張ってる
ナナヤ「確かに何か来てる」向って来たツュヴェツィナと量産型シュヴェシィナを次々と斬り殺してる
ステファニー「こっちにまで攻撃しだしたらまとめて潰しましょ」

ブロペニュ「(´・ω・`)微妙に出番埋まってた」GNビームライフルビットと自動小銃で制空中
カスターダ「てか結局、いつもの3羽になってるね」重機関銃で狙撃中
ニュルン「確かに」自動小銃で仕方なく制空中

ミカ「サムはどこかな~♪ 見つけたら優先的に支援しちゃうっ」小型誘導爆弾満載
ペルル「……その兵装は誤爆しやすいからやめたほうが良いよ」TOW満載
グルナ「こんな乱戦でも私達って何機か固まって行動するのね」ハイドラ70ロケット弾満載


~王都、東側の城下町~

グロスタル「……」
レオ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」ブチギレ状態

一応、王都で暴れてる蛮族の対処でグロスタルもこっそり来ていた。
しかし、なぜそんなにレオがぶち切れてるのかよく解らない。

今この状況でレオを後から刺しても大したメリットは無いのでそのままレオの後から立ち去り、8.8cm砲をしまってファルシオンを抜いた。
蛮族達の持つ火器なら装甲で防げるので剣一本でもどうにかなるのである。
そうして剣一本で北部城下町へ向うのであった。
……途中で蛮族の武器を拾って使いながら。

2015年
06月23日
13:41

150:

~ヴェルグ深層心理世界 いんふぇるの~

ヴェルグ「…俺の願いは、ただひとつ…そこにある命を、『救う』事だ…!」
ソール『…それが、貴方の答えですね?』
ヴェルグ「俺は多くのものを…多くの命を犠牲にした…犠牲にしてしまった…!ならば、俺に出来る事は何だってやってやるさ!」

テイルズ オブ シンフォニア THE ANIMATIO ED1
誰ガ為ノ世界
https://youtu.be/BqwIdMO6rik

ヴェルグ「俺は既にアークの宿命にどっぷりつかっている…もはや退路は無い!だったら突き進むまでだ!何処までも!」
ヴェルグ「既に、『覚悟』は出来ている!」

ヴェルグの言葉を聞き、ソールがヴェルグに触れひとつに溶け合う。
いんふぇるのが崩れ落ち、工房やプリッツアの王城などヴェルグの新たな拠り所があちこちに現れていく。

ヴェルグ『…俺にはまだ守りたいものがある、帰るべき場所がある…いい加減、寝てられねぇな!!』


~迷宮 アーク交戦区域~
ワーザウィル「さあ歌え!踊れ!我らが望む戦いの時ぞ!」

召喚された兵器が滅茶苦茶に動き回り、正のアーク達に襲い掛かる。
BRD、DOS、WIZの3アークは即座に反撃。切り裂き、撃ち貫いて兵器を破壊していく。
スティグマも片っ端から兵器を封印して破壊するがそれでもワーザウィルの召喚ペースの方が速く、兵器がどんどん増えていってしまう。
遠慮もクソも無いワーザウィルの召喚に思わず舌打ちするスティグマであったが、突如兵器達を燐光が包み…

???『飽きもせず異世界の兵器を強制召喚か。神代の頃から何も変わらないな、お前も』

そして兵器達が全て爆発し、消し飛ばされる。
突然の事にワーザウィルが周囲を見回すと燐光が粒子のようにひとつに集まり、太陽を形成。その太陽が形を変えてヒトガタになっていく…
金と白銀の装甲を纏い、胸にある水色の宝玉は強い焔の輝きをたたえ太陽の力に溢れている。
両腕には新たにトンファーを付け、大きく広がった翼を持ち全身が力強いシルエットに生まれ変わったその姿は、まさしく新生というに相応しい。

ソルブレイズ『よく眠れた…おかげで気持ちの整理がつき、覚悟も出来た…礼を言うぞ!ワーザウィル!』
ワーザウィル「ソルブレイズ!?馬鹿な、貴様…消えた筈では…!?」
ソルブレイズ『消えたさ。だが、消えたのは僅かに残っていた…『人間としての俺の身体』だ!!』

そう叫ぶとソルブレイズは右腕から自身の全長よりも長い赤黒い刃を展開。ワーザウィルが作った空間の裂け目を切り裂き、消し飛ばした。
自ら作った空間の裂け目を消される事態にワーザウィルも目を丸くし、刃が尋常でない威力である事を認識し後退する。

ソルブレイズは即座に追撃。攻撃を受けても痛がる素振りすら見せず、邪剣が絡み付けばラスティごとハンマーのように振り回して攻撃に使う。
その姿はさながらバーサーカーのようだが、ソルブレイズはコーンやワーザウィルなど攻撃目標はキッチリ識別しているので暴走している訳では無いのだろう…

ソルブレイズ『例えこの身が呪われようと…俺のやるべき事は、ひとつだ…!』