多次元の境界2 445-504

2016年
11月14日
00:02

445: MI4989 削除

~ρ13、γ27極東クレリア地方、バリスタンジャングル西部クリムクリフ谷底域、工業地帯のどこか~
現地時刻 お昼過ぎ
天候 硫酸雨

アマガエル達「~♪」

ケピニェコ「この臭い……硫酸かな」

任務から帰ってきたら故郷は雨(硫酸)だった。
環境汚染が酷過ぎるとかじゃなくてここクリムクリフの下の方というのは元からこんな環境だ。さっきのコジマとニュードまみれのあそこと比べたら直接的にヤバい。身体が溶けるよ、多分。
でもここの住人には別段どうってことでもない環境である。草は生えてるし、コケだって生えてる。

ケピニェコ「シェコダとそのACが大破しちゃったけど部品あるのかなぁ」
シェコダ「リスポーンはもう終わったんだけど……修理(治療)費がggggg」
ケピニェコ「別に良くね、お金なんてそれくらいにしか使わないし」
シェコダ「ACと合わせたらえらいお値段なんですがそれは……。まぁともかくACを直してくるよ、ばいばい」
ケピニェコ「がんばーれっ」

シェコダは工場の中に入って修理するための部品を探し始めるのであった。
一方のケピニェコはただの道案内で来ただけでここには大した用はない。
石レンガ造りの建物を眺めながら石畳の道を歩いてただ適当に歩いていく。

タシュ「ミ´・ω・`ミ やっと帰れた」
ケピニェコ「あ、なんでだか知らないけど行方不明になってた長毛種」
タシュ「ランダムワープした先で昼寝してたら面倒事に巻き込まれてめんどくさかった」
ケピニェコ「ふーん、そう」
タシュ「めんどくさいって言ってもぶっちゃけその程度だよ」

なんでだかどこかに行ってたタシュも来ていた。彼もまた暇なんだろう。

ケピニェコ「暇だよね」
タシュ「ミ´・ω・`ミ うん」
ケピニェコ「暇だから少佐にいたずらしに行く?」
タシュ「いたずらって……何すんの」
ケピニェコ「彼女、独身みたいだしちょろいから顔が直接見えないタイプのSNSとかその辺を使って気のある男のフリをして持ち上げて落として……」
タシュ「なんて残酷ないたずらなのっ!? ちょっとやってみたいけど!」
ケピニェコ「うーん、君じゃ無理じゃないかな……」
タシュ「えー、そんなー」

ケピニェコ「なんか自分で言ってなんだけど流石にかわいそうだからやめとこ。一回やって5回くらい殺されたし」
タシュ「どんな殺し方されたの」
ケピニェコ「なんで関心そこなのかなぁ……えっと一回目は毛皮剥がされてからハンマーで潰されて、二回目は手足とお****引っこ抜かれて――」
タシュ「うぇぇ、聞かなきゃよかった……」
ケピニェコ「自分で聞いておいてなんなんだよ。まぁ5回くらいなのは5回目に殺されたときに他の上級将校に見つかった上に問題視されて軍の裁判所行きになっちゃったからなんだけど」
タシュ「で、賠償金は貰ったの?」
ケピニェコ「修理費の分だけ」
タシュ「ケチ……」
ケピニェコ「おいらが要求したのがそれくらいだからしょうがないよ」
タシュ「そう聞くと何か急に印象が――」
ケピニェコ「だってお金貰っても使うところがないし」
タシュ「ズコーッ(AA略」

2016年
11月21日
22:07

446: MI4989 削除

~ρF332-SsCSRのどこか、ニュルンの自宅がある海底都市のどこか~

ニュルン「……」

任務を終えて自宅でだらしなくごろごろして過ごすニュルン。
カスターダはいつもの如く徘徊し始め、ブロペニュはヴェルグといちゃいちゃ(してるとニュルンは思っている)。
いつもの夜のお相手2号であるアレックスは先の任務で大破(死亡)して修理(蘇生)中なので電脳空間的な場所でしか今のところ会えない。
というかニュルンは現実至上主義かつ天然志向なので電脳空間なんていう場所では過ごしたくない。
自分が大破して修理中な時はともかくとして。

ニュルン「作り物の世界なんてつまんないの……。ぶっちゃけここも大概だけどさ」

一応ベレロフォン文明全体の傾向としては超技術で楽しような感じなのになんでだかニュルンは……というよりニュルンが属してる水棲シュヴェシィナの群れとその長たるフェヌンもこんな調子だ。
だからわざわざなまもの兵器群を狩って食べて過ごすという狩猟民族的な生活を送っているのだ。

ニュルン「ふぅ……やっぱり水中は楽だわ。ブラを外してても肩がこらないもん……」
水棲シュヴェシィナA「なんだかんだ言って水中に居るよね、私達って」
水棲シュヴェシィナB「リメイラタウンにいる人たちもやっぱり水中で過ごしてるのかな?」
ニュルン「あそこってそんなに大きな水場があったっけ……」


~惑星ダスド、ケイオム遺跡の東にある湖っぽいところ、なんらかの水没遺跡のどこか~

フェヌン「なんか結局水中で生活してるような気がするよね、私達」
ゼルフィン「いや、水中なんですがここは」
水棲シュヴェシィナ5「習性って怖いよね」

2016年
12月06日
21:52

447: 熱湯カルピス

A.F.E. 0005/10/08/ AM:20:40

―一週間前
ジャヌス「…で、貴方方は技術力向上のために我々のフォトンギアを使って合同研究をしたいと。」
トーラス社員「はい、完成した暁には製品の一部を無料で…」
ジャヌス「もう分かった、乗る。はい、契約書。」


―火星 トーラス合同研究施設―
ジャヌス(結局…あの条件で良かったのか…また同じ事を考えてるな…)


シャオ「で、ここがフォトンタービン。これは10基全て僕が作ったんだけど実際は5000回くらい作成しようとした結果だから、10/5000なんだよね。正直なんでできたのかよくわかんないくらい製造するのは難しいよ。」
ジャヌス「複製は無理か?」
シャオ「そもそもこれ原材料不明なのになんで複製できると思うの…だけど、似たような物ならメタトロンで代用できると思うよ。フォトンギアより少し融通効かないと思うけど。」

あれから、メタトロンをタービン代わりに採用し、メタトロンタービンが完成して"メタトギア"の開発が始まった。

オペレーター「では、変身してください。」
ジャヌス「了解」[ACTION type Ready][Set Change Rider]

AFE歴5年10月8日現在、トループのプロトタイプが完成し、現在運動試験中だ。製品発表の予定を入れるのは先となる。

[TECNO Rifel active]
バンッ!バンッ!
オペ「命中率、100%」
ただ、指定された的を撃ちぬくだけ。なんと、退屈な事か。

【INFO】という訳でライダーシステム製作開始でスゥゥゥ・・・

2016年
12月10日
02:01

448: 熱湯カルピス

A.F.E 0005/10/19/20:00
データの取得が全て完了した。
次はサンプルを作ってある程度のテストを行う。
だが、今日までの試験運動はキツかったから
次からのテスターは別の奴にしておいてくれ。

A.F.E 0005/10/23/18:30
サンプルα"ユニット"とβ"ジェット"とθ"コンバット"が完成した。
明日からまた試験稼働や耐久テストだ。
個人的な意見だが、テスターは増やせばいい物ではない、
本人の意見やコンディションに合わせてやるべきだ。
最も、俺の場合は純粋につまらないだけだから筋が通ってないのが事実だが。

A.F.E 0005/11/1/13:40
サンプルθが盗まれた。犯人はただの泥棒の様だが、
θは予備が出来てないため、αを緊急で使用し、奪還へ向かった。
少し手間取ったがθを無事回収できた。
泥棒に関しては激しい抵抗があったため、射殺した。
機密事項であるため、誘導によって生体反応が検知されていない
汚染区域での活動した。そのため機密は保守されている。

A.F.E 0005/11/21/7:40
あれから何事もなく、無事に製造が行われている。
今日は株主総会だそうだ。これでまた一つ、世界が広がった。
それはそうと、最近中国でフィトンギアのライダーがいるという噂があるが
恐らくは迷信だろう。

[データがありません]

2016年
12月19日
23:00

449: MI4989 削除

~惑星ダスド、ケイオム遺跡の東にある湖っぽいところ、なんらかの水没遺跡のどこか~

いつ頃からかは定かではないが湖の底に沈んだ水没遺跡に水棲シュヴェシィナ達が住み着いて居た。総称の通り、水中が一番落ち着くようだ。
迷路のように入り組んだ崩壊しかけの遺跡内部は暖色系の照明で照らされ、なんとも不思議な雰囲気をかもし出している。

そんな場所でニュルンやフェヌンの様なグラマラスな身体付きをしたヒトの女性らしい個体が居るのはもちろん、ゼルフィンのように半魚人みたいな身体付きをしている個体や典型的な人魚やラミアのような身体付きをしている個体なども居る。いろんな水棲シュヴェシィナ達が居てさらに不思議な雰囲気を出している。
多分、パッと見だと同種族と分からない。

フェヌン「ねぇ、この世界でなまもの兵器群のお肉が売れると思う?」キュッキュッ
ニュルン「部品ならともかくお肉ねぇ……」
ゼルフィン「食文化が比較的豊かなこの世界なら美食家向けの珍しい食材ジャンルから入れるんじゃない?」ゆらゆら

そんな彼女らが話す今日の話題はなまもの兵器群のお肉がこの世界で売れるかどうかだった。

水棲シュヴェシィナ2「なまもの兵器群が概ね怪獣扱いなこの世界じゃイメージが悪くてまず市場に入れて貰えないと思う……」
水棲シュヴェシィナ3「“NBC汚染ガー”とか?」
ニュルン「まぁ、全部がそうじゃないんだけどね」

水棲シュヴェシィナ5「なまもの兵器群って意外に可食部位が少ないから数獲らないと採算がとれないと思います」
ゼルフィン「うん、私達シュヴェシィナみたいに体内に蒸気タービンがあったり流体変速機があったりコンピューターがあったりするから意外と可食部位が少ないよね」
水棲シュヴェシィナ4「あと燃料タンクやオイルタンクの傍の肉はかなり臭いし」
フェヌン「部品売ってた方がマシね」

そうしてしれっと語られるなまもの兵器群の撃破報酬に何故か機械部品や機械装置が入っている理由。
まったく、なんでそんなふうに進化しちゃったんだか……。
そんなこんなで結論は売れたとしても採算が取れないに至ったのであった。

2016年
12月24日
19:04

450: MI4989 削除

~ρ13、γ27北中央部、シュヴェィリツィル平原とグヴィストシュタールヴェルトの間、
ブラックバーン要塞周辺の対戦車塹壕地帯を通る橋の傍~
現地時刻 夕方、日没寸前
天候 曇りがちな晴れ

 

枯れた草木が冷たい風に吹かれて揺れる草原。
宇宙港に着いたグロスタルは要塞の宇宙港でウィルキンスと別れてここへ来ていた。
そこでベーラを四次元バッグなるものから出して景色を見せる。
ベーラの目に映ったのはどことなく物悲しい景色だった。

ベーラ「わぁ……綺麗……」

夕焼けに照らされているのはもうどれくらい古いのか解らない古代文明の遺跡と燃え尽きて土へ還って行くだけの兵器の残骸だった。
その他には枯れた草木と冬に備えて要塞都市とその周辺へ足を運んでいる動物達の姿が見えるくらい。人の気配はない。

人が住まない所が綺麗に見えるのはいつもの事。魔境もといρ次元群でもそれは一緒だった。
でもそれは人の手がかかった所が何もないという事である。
本当に何もなくなったここでは朽ち果てつつある遺跡、最善とそれ自身の意思によって何かを選択して進化してきた自然しか残らなかった。

ベーラ「? なんだろ?」

風に吹かれて舞い上がる木の葉のようなものをベーラは跳び上がってキャッチしてみせた。
それは朽ちつつある紙幣だった。隅っこに書かれているのは金額と通貨の単位だろうか、そこには謎の記号と“100^100^100^122”が書かれている。
それはかつてこの土地でまともに表記できなくなるほどのハイパーインフレーションがあったことを示している遺物だった。
インフレ率そのものの推移が片対数グラフを必要とするほどインフレしていたのだろうか……もう今となってはそれくらいしか解らない。
当然ながらベーラはマスターであるグロスタルにその紙幣を見せるが、彼はその紙幣に何も興味を示さなかった。
その様子を見たベーラは価値の無い紙切れを冷え切った風に乗せて流した。
グロスタルはその光景をただ暖かく見守る。まるで大切な娘を見守るかのように。

空はもう暗くなり、日が沈むと続いて夕焼けが沈んで行く。
夕焼け空に照らされた地平線から顔を出したのは戦車、自走砲、装甲車、軍用車両といった様々な鋼鉄の巨人達。
今年も彼らはここでクリスマスを祝うのだろう。
グロスタルはそんな彼らに挨拶代わりに腕を振る。彼らはこちらに眼(ペリスコープ等)を向けて砲身や機関銃等を振って挨拶を返した。彼らに乗せて貰っているシュヴェシィナ達も同じことをする。

ベーラ「何に向かって手を振っているんですか?」
グロスタル「仕事仲間に、だ」

そんなところでマルグレーテが空から降りてきた。

マルグレーテ「あなた、そろそろクリスマスよー」
ベーラ「でかい……」
マルグレーテ「あら、この小人は?」
グロスタル「神姫というものらしい。俺が買ったものだ」
マルグレーテ「神姫? なんかこんな感じの小人をときどき見かけていたんだけど神姫って言うんだ、へぇ……」
ベーラ「ベーラですっ、よろしくお願いします」
マルグレーテ「あらあら、よくできた子ね。この子も連れて行くの?」
グロスタル「そのつもりだ。さて、マルグレーテも来たことだし街まで行くか」

グロスタルはベーラを肩に乗せて要塞都市までマルグレーテと一緒に歩いて行くのであった。

2016年
12月26日
08:56

451: MI4989 削除

翌朝、もしくは夜を明かす……といったくらいの時間が経ったのだろうか、まだ空は日没後の夕焼けが暗くなったくらいだった。どうにもここは一日がかなり長いらしい。
昨日までは晴れていたが今は雪が降り積もっている。
ベーラは街に出ていた。マスターであるグロスタルはウィルキンスとチェスをやるようなのかグロスタルはベーラに自由時間を与えた。

この要塞都市も周囲に見えた遺跡と同じ古代文明の遺跡……ベーラの目にはここも朽ち果てた遺跡にしか見えなかった。街とは言ってもブレイゾンにおける自然区のような景色が広がっていたのだ。
……大部分は畑と牧場と草原と湖と林、朽ち果てた遺跡が占めていた。ところどころに農家の家が建ち、要塞の中心部に16~18世紀くらいのヨーロッパの街並のような市街地と工業地帯のような区域が見えるくらい。

窓からそんな景色を眺めてから神姫用コートを被り、武装の上からでも履ける神姫用ブーツを履いて街に出た。街の中はちゃんと照明がある。でもそれは室内を照らす蝋燭かランプもしくは松明による照明が外に漏れている程度であり、やはり微妙に暗い。
……というかインフラどうなってんだこの街。

ベーラ(もしかして電気があんまり通ってないのかな……)

アーク(神姫、4)「うー、寒い寒い……」ブルブル
ハリネズミ「今日も冷えるね~」ブルブル

視線をちょっと水平にやると最近来たばかりであろう厚手のコートを着たノラ神姫がハリネズミと一緒に並んで雪が降り積もって凍結した石畳の道を歩いているのが見えた。
何だかんだでここにもノラ神姫が出没し始めたようである。
ただでさえ電気が通ってなさそうなここではノラ神姫の生活はかなり苦しいんじゃないのか、と日没後の暗い夕焼けと汚れた機械油の臭いがするランプの炎に照らされた暗い街並みの中で思いながら街を散策するベーラであった。

2016年
12月26日
17:32

452: 熱湯カルピス

0005/12/01
トーラスの例の人がうかない顔で帰ってきた。
なんでも株主総会でも大してウケず、新製品発表会でもイマイチだったらしい。

0005/12/18
販売初日だがアライアンスがボチボチ買って行っただけだった。
調べてみたがこの世界には既に似たような兵器は多数存在し、
実際の所大型兵器の方が需要があるらしくAISの方が年間売上が高い。

0005/12/23
破産した。オラクルやトーラスではなく合同開発研究所が。
なんとか売り上げを延ばさねば…だが取引相手も無し。
今はセルフ投資でなんとかしているがいずれ無理になるだろう。
誰かが大量購入してくれればいいんだが…

2016年
12月26日
17:33

453: zyabara


---------------
熱湯カルピス>>

0005/12/01
トーラスの例の人がうかない顔で帰ってきた。
なんでも株主総会でも大してウケず、新製品発表会でもイマイチだったらしい。

0005/12/18
販売初日だがアライアンスがボチボチ買って行っただけだった。
調べてみたがこの世界には既に似たような兵器は多数存在し、
実際の所大型兵器の方が需要があるらしくAISの方が年間売上が高い。

0005/12/23
破産した。オラクルやトーラスではなく合同開発研究所が。
なんとか売り上げを延ばさねば…だが取引相手も無し。
今はセルフ投資でなんとかしているがいずれ無理になるだろう。
誰かが大量購入してくれればいいんだが…


http://www.cosmicbreak.jp/openpne/?m=ktai&a=page_c_bbs&ta...

2016年
12月28日
16:37

454: MI4989 削除

~ブラックバーン要塞、ウィルキンスの自宅(お城)のどこか~

ブロペニュ「チェスってこんなに駒が多かったっけ?」
ドミニク「どうみてもWH40kだな」

ウィルキンスとグロスタルがチェスと言いながらWH40kで遊んでいる所にドミニクとブロペニュが入ってきた。

ウィルキンス「よっ、お前が表に出るのは久々なんじゃないのか?」
ドミニク「商人が表に出ていたらそれはそれで印象が良くないだろう。それに俺は鹵獲・中古兵器と残骸と瓦礫の取引・運搬が主な商売だ」
グロスタル「ついでに兵站を担う後方支援屋だろう。重要なのに目立たない仕事だよな」

ウィルキンス「ところで向こうさんの状況はどうなんだ? 俺はο224Bにあるプリッツア王国から茶の葉とカカオを輸入しているだけだが」
ドミニク「近くのοAFE0と世界に超時空海域“黄昏の大氷海”から侵入したなまもの藻類群が繁殖して航路が断絶していたことくらいか。それ以外には目立った動きはないな」
ウィルキンス「そうか、しばらくは大丈夫そうだな」

ちょっとした雑談を交えて駒を念力で動かして進めていく。

ブロペニュ「?」
ベーラ「マスター!」
グロスタル「どうしたんだ」
ベーラ「ノラ神姫の集落が見つからないです」
ブロペニュ「え、なにその妖精さんみたいな存在」
グロスタル「ウィルキンス、この街にノラ神姫の集落なんてあったか?」
ウィルキンス「ふーむ、地下にある精密部品工場と弾薬工場の経営者が今月に入って労働者として結構な人数を雇ったとは聞いたんだが彼女らの住所がまだ確定していないようだな……」
グロスタル「だそうだ」
ベーラ「えー、そんなー」

2016年
12月30日
23:35

455: MI4989 削除

~シュヴェィリツィル平原上空~

いくらか日を跨いだある日。
クリスマスが過ぎたらしく、静まり返った街を離れて闇夜へ飛び立ったブロペニュ。
この星での“一日”は長く、おおよそ170時間前後らしい。そして今は昼が短い冬だ。
いくらか標準時間における日を跨いだところで夕方から夜になるだけだった。

ブロペニュ(寒い……)

月明りがまだ明るく、地上が暗く映し出されている。
ブロペニュはただその上の暗い空を滑空するのみ。
ソルブレイズとなったヴェルグはしばらく地獄に居ると言い、ブロペニュに言わせれば「別れさせられた」。
今この光景は太陽神なる存在へ変身してしまい、ヴェルグを見失ったブロペニュの心境を現している……のかもしれない。

ブロペニュは闇夜の中で本能に突き動かされるがままのように見えるノラ兵器群になろうかなと思い始めた。
……しかし彼女はその本能がクリックによって編集された機械たる本能であることを思い出した。
プリインストールされたその本能は兵器として、機械として、使用するように適するために編集されたプログラムだ。
機械は使用者に扱われるがまま、プログラムに書かれていない事は絶対にしない。
――――――――――――回想はじまり――――――――――――
グロスタル「クリック、AIの調整は済んだか?」
クリック「調整も何ももう済んでいる、この小鳥にまだ残っていた素晴らしくも醜い“知能”のおかげで手間はだいぶ省けているさ。こればかりかは自然の恵みだ、自然にでも感謝しとけよ、小鳥ちゃん」
「……」
クリック「逃げたいのか? それとも俺を殺したいのか? まぁ、もう一回お前を殺すのも悪くはないしな。次は腹から切り裂いてやろうか」
グロスタル「冗談もほどほどにしろ、そもそもAIが反乱を起こす程の自我を持てるのか?」
クリック「持つことも持たせる事もできないだろ、ふざけるな。えらい古い時代の数学者も言ってたことだがそもそも人工“知能”なんてものは存在しねぇよ」
グロスタル「……」
クリック「俺が組んでるのも過去のAI職人が組んできた数多のそれらも、えらい複雑なだけのプログラムだ」
グロスタル「なら反乱するようにプログラムを組めるのか」
クリック「組めるが全てがこちらの手の内か想定の範囲内だな。やったところで面白くない」
グロスタル「……」
クリック「お前が言いたいプログラムに無い行動を行えるプログラムは未来永劫にできやしねぇよ。身体に“知能”が発現するその時まではな」
――――――――――――回想おしまい――――――――――――
仮に機械としての本能(プログラム)のまま動くとすると……命令があるその時まで食って寝る、ただそれだけ。
そのような存在でしかないブロペニュには野性的なノラ兵器群にはなれない。

ブロペニュ(……やっぱりヴェルグと一緒に居たいよ)

ノラになれないならどこかの群れに入ることになるのは当然だった。
しかしヴェルグは地獄という行き方が解らない領域へ行ってしまい、しばらく会えない。
ニュルンが居る水棲シュヴェシィナの群れはなんだか怖い。あと相対的に貧乳扱いになるのが明白なのでなんか嫌な感じ。
ドミニクの倉庫はそもそもブロペニュの自宅みたいなもんである。それにあの戦車はなんだか補給部隊的な動きをしてて構って貰える事がまずない。
……そうして考えるうちに

ブロペニュ(やっぱりあそこに居ようっと)

惑星ダスドの例の工房に行くように予定を組むのであった。……どうしてもヴェルグの事を諦めないらしい。

2017年
02月02日
23:59

456: 熱湯カルピス

―火星 研究施設―
戦闘員A「な、なんだこりゃぁ・・・」
戦闘員B「サンプルがダーカーに取り付いてる!?」
戦闘員C「何が起きて・・・ギャァァァァッ!」
戦闘員B「もうここまできtグワァアアアアッ!」
戦闘員A「あ・・・あ・・・」(拳銃で自殺)

火星のある研究施設ではある研究が行われていた。
古い文献からその資料は作成された。
[感染体]
それは所詮人間が手に終えるものではなかった。
火星での感染は一ヶ所から始まり爆発的に感染が広がっていった。
ダーカーを始め、普通ではあり得ないあらゆる物に感染しながら・・・

火星の感染状況:12.6%
陥落地点:火星研究施設

[INFO]この段階ではまだ情報は漏れていません。

2017年
02月04日
19:56

457: 熱湯カルピス

―火星軍基地―
午後4:00
兵士A「コマンダー!こちら西ゲート!最終防衛ラインが陥落寸前です!」
コマンダー「なんとか持ちこたえろ!現在地球に援軍を要請中だ!」
チャージャー「ガルルルァッ!」
兵士B「やめ、下がれ!下がれうわぁぁぁぁぁぁ!」
兵士C「最終防衛ライン突破さrギャァァァァッ!」
オペレーターA「全ゲートの防衛ライン、突破されました!ここももう危険です!」
オペレーターB「3番デッキから報告!脱出挺も既に感染し、使用不可能な模様!」
コマンダー「なんだと・・・こんな事が・・・」
ドン!ドン!ドン!
コマンダー「ここまでか・・・」

―地球軍基地―
伝令「司令官、火星より援軍の要請が入っております。」
司令官「今は兵を割く余裕などない、却下だ。」

火星の汚染状況:46.8%

2017年
04月02日
09:30

458: 熱湯カルピス

ー地球 日本首都 新宿ー
幻創種「ギィィィィィッ!」
一般アークス「クソっ!また出動か!」地球人モードからアークスモードへ
???「あれ敵だろ!」「殺るぞ!殺るぜ!」「俺が一番だぁ!」
一般アークス「ん?うわっ!」
アークスの目にはとんでもない物が映った。
[カメンライダークロニクル][GAME START!]
ライドプレイヤー「うおぉぉぉっ!」
避難したと思っていた一般人の何人かが妙な物を取り出してスイッチを起動し、仮面ライダーへ変身したのだ。

カメンライダークロニクル、ちょうど数日前に発表と同時に発売されたばかりのこのゲームはニッコリ動画や4ちゃんねる、Yautubeを通じて爆発的に広まった。その正体等知るわけも無く。

一般人が、命を惜しむこと無く、命がけの戦いに身を投じるのである。

レベル帯毎に分類されたバグスターを撃破していき、ラスボスへ到達するゲームだが果たしてその真相は・・・

【INFO】ちなみにライドプレイヤーは兎も角一般アークスは後のなんでもありません

2017年
04月09日
09:01

459: MI4989 削除

~惑星ダスド、ターリア宇宙港のどこか~

出漁の時に向けて水棲シュヴェシィナ達とその他のふつーの動物達は駆逐艦を整備したり、格納庫に載せている装甲車や装置を整備していた。
今回は別件の任務も絡むため、急設宇宙港を建設する為の設備用資材と軽二脚VACを重機として使用するために小改造したものも整備して格納庫に搬入していく。

基本的に遺跡の設備はそのままでは使えない場合が多い。
ましてかつては別の構造だったものが崩壊したとなると使えない事が圧倒的に多い。
というか使えたら奇跡。

フェヌン「それにしてもにゃんこ達ってこうも躊躇無く同胞同士で殴り合うような種族だったかしら……」
水棲シュヴェシィナ2「何か気になる事があるの?」
フェヌン「いや、私があの不思議なネコちゃん達の事を良く知らないだけかもしれないけどね」

ニュルン「えっとあの審議中連星系までは何日かかるんだっけ」
ゼルフィン「まっすぐ寄り道しなければ片道で2日だけど途中で漁もやるから片道で5日くらいかかるかもね」

2017年
04月09日
15:17

460: レヴィドラン

~ターリア宇宙港~

駆逐艦の整備や装甲車の整備をしていると遠くから戦車特有の音と大型の足音と複数の足音が聞こえてきた。

ニュルン「あら?来たのかしら?」

足音が聞こえる方角を確認するとそこには何か明らかにズモモモモ・・・っと言っている狂乱のにゃんこ達と大狂乱のにゃんこ達だしかもやや多い、その中央にはギャリギャリと音を鳴らしながら進む10m前後あろう多数のネコを乗せた大型の戦車、撃滅戦車ギガパルドだった。え?主砲が見えない?ご安心を内蔵式で発射する時にはニュー・・・っと出てくるので問題は無いしかし側面には何か新しく装備されたパーツなのか追加スラスターが左右にあった。

そしてその頭上8mから上の所にはふわふわ飛ぶこれまた10m前後ある飛行船こと飛行戦艦ボルボンバーである。ギガパルド同様ネコが多数乗っている。
周りには狂乱のネコノトリや狂乱のネコUFOと、大狂乱の天空ネコの複合の群れがいた。そして―――

『グルルル・・・・』

その狂乱&大狂乱の群れ(と飛行戦艦と撃滅戦車)の先頭を進む8mの巨体黒い甲殻黒い翼、両腕の甲には燃え滾るような甲殻左右に二対の先端の紅い角頭部にある一角、光る鋭い眼光これが妹ドランがいっていた戦力のドラゴン枠覇龍皇帝ディオラムス(要はディオラムスの第三形態)であった。だがドラゴンはドラゴンでも―――

フェヌンo0あのドラゴンの胴ににゃんこの部位あるのね

にゃんこ界のドラゴンである。実際ディオラムスの後ろには狂乱のネコトカゲと狂乱のネコドラゴンと大狂乱のネコキングドラゴンの複合の群れがいる揃いも揃って見事なモヒカンだ。

するとふとギガパルドから一匹の軍帽を被ったにゃんこのネコが降りて来てニュルンの前で立ち止まった。

ギガパルド指揮官のネコ「ここがおひm・・・おっほんにゃ、妹ドラン殿に言われた集合地点と聞いているがあっているかにゃ?」

2017年
04月09日
16:56

461: MI4989 削除

ニュルン「ええ、ここで合ってるわ」
フェヌン「さーて、人数と装備の確認よー。整列してねー」

さっそくフェヌンはやってきた戦力であるネコ達を整列させて一匹ずつ特徴を覚え始めた。
並べるとずらっと並ぶがやはり比較的小柄なほうになるネコ達なのでそんなに長くはならなかった。

彼女のこの行動はこのなかで行方不明者が出てきたりとかそういう時への備えである。
また任務の場所である例の連星系までは途中で漁を挟むので生き返りがおそらく最短で7日から10日ほどかかり、そうなると用意する食事の量を調整するという目的もある。
そして……

フェヌン「地上任務でこの人数……私達が持ってる装甲車だけだと輸送能力が足りないわ……」
ニュルン「駆逐艦の積載量的にトラックや装甲車を増員しても大丈夫かしら」
フェヌン「……あ、そういえば今回はクレリアンも居るから」
ヘッセニア「え、何?」
フェヌン「地上任務になった時の話なんだけどさ、現地でトラックかそれに類する車両を出来る限り短時間で大量に作ってくれる?」
ヘッセニア「何その凄い無茶振りに聞こえるお願い。まぁ、設計図があればできない事は無いけど……」
フェヌン「ええ、その時は頼むわよ」

輸送車両の不足を現地調達で済ますスタイルが出来るのは多分クレリアンだけ。

フェヌン「ともあれ、出港まではまだ時間があるからその間に整備したり予備部品や工具のチェックを済ませてね」チラッ
ニュルン「……菫、聞こえる? 募集を今から1時間後に締め切って頂戴」

2017年
04月09日
18:42

462: レヴィドラン

/ヒャッハー!ひゃっはー\

今度はふとそんな声が聞こえ軽く頭上を見上げると青いワープゲートが開いておりそこからビュンッ!っと出てきたのは飛行形態・・・いわばライドモードのIMSEX-Sガンダムに乗った妹ドランとその後ろに抱き着いている少女・・・ジャックが来たようだ。たしかに先程妹ドランっと軍帽を被っていたネコが言っていたので納得である。

妹ドラン「ふいー・・・対なまものから対魔境装備とちょっと手間・・・かかった・・・」
ジャック「でも・・・けっこうのりのりだったよおかあさん」

ヒョイ ガションプッピガン!

妹ドラン『そりゃジャックちゃん激流には身を任せ適応するものですよ(ドヤ顔 ・・・っとそだそだ・・・駆逐艦駆逐艦・・・SO KO KA』

ジャックが降りた後ライドモードをからいつものIMSへ戻り辺りを見渡しニュルン達が乗るであろう駆逐艦を見つけデュアルアイが☆のように光った・・・ような気がするが気のせいだ、うん気のせいだ。

妹ドラン『やほ~・・・♪私が呼んでいたにゃんこ達いる・・・?特にギガパルド』

2017年
04月09日
19:16

463: MI4989 削除

フェヌン「彼らだったらもう駆逐艦へ向かっているわよ」

そう言われて指でさされた方向を見ると駆逐艦の後部甲板から入れる格納庫へブリッジを伝って水棲シュヴェシィナに誘導されながら入って行くギガパルドと牽引車代わりの自走対空砲型の8輪装甲車に牽引されているボルボンバーが見えた。
ついでに修理用の予備部品を満載している10tトラックも5輌ほど見える。
駆逐艦の格納庫といっても、もともと謎技術が無くとも中型ヘリコプター(一例としてUH-60の場合は全長19.76m、全幅16.36m、全高5.13mという大きさ)を収容できるほどはあるので余裕で格納できるようだ。
他のにゃんこ達はもう駆逐艦に乗り込んで部屋を割り振られてる所らしい。
まるでガチの上陸作戦でもやりそうな様子みたいだ。

フェヌン「それで確認するけどあとはもう連れてきていないかな? これで全員ならこれで出港準備を進めるんだけど」

2017年
04月09日
20:58

464: レヴィドラン

妹ドラン「ん、大丈夫・・・いこっ・・・ジャックちゃん」
ジャック「おー・・・おかあさんあれでいくの?」
妹ドラン「そだよー・・・♪今は周りにある湖に着水してるけど・・・飛ぶからね・・・♪」
ジャック「あのお船飛ぶんだね、でもそんな感じじゃないけど・・・まきょうはじょうしきを覆すだったかな?」
妹ドラン「イエスイエスイエース・・・♪ささ、いこいこ・・・ゴーゴー・・・♪」
ジャック「ごーごー!」

この二人というよりもジャックが妹ドラン風味色に染まり始めている母と子が似る時が来るのだろうか・・・尚この時フェヌンはこう思っていた。

フェヌンo0あの子いつのまに子供出来てたのね

違うようで違わなかったりするのである意味合っているであろう・・・ぶっちゃけ姉妹にも見えなくもないがおかあさんと言われたらそう納得するのであろう
妹ドランはこの依頼でまだ見ぬ魔境産のパーツを楽しみにしつつジャックは自分の知らない広い世界を楽しみにしつつ駆逐艦へ向かうのであった。

2017年
04月09日
22:20

465: MI4989 削除

~駆逐艦、艦橋~

水棲シュヴェシィナ9「システム良好、惑星地磁気走査……パターン入力完了」
マアジ「エレベーター衛星との通信は良好、重力アンカー展開信号発信、磁気遮蔽急げ」
エンゼルフィッシュ「こちら艦橋望遠鏡、エレベーター衛星の重力アンカーと磁気ワイヤーの展開を確認した」
琉金「磁気ワイヤーを展張、艦の重力アンカーと物理アンカーを上げろ」

駆逐艦に乗り込んでしばらくすると通管を使った艦内通信が艦内で響く。
続いて降ろしていたアンカーが引き上げ終えたような振動が響く。

アロワナ「アンカー二種、格納完了」
マダコ「磁気遮蔽完了」
琉金「機関出力20%から33%へ上げろ、磁気昇降を行う、ショック態勢」

その通信の後すぐに艦内が揺れる。まるでそのまま湖から突き上げられたかのような衝撃が走る。

水棲シュヴェシィナ9「高度1000、3000、6000、10000、成層圏を突破」
ピラルク「推進器起動、第一宇宙速度で航行開始」
水棲シュヴェシィナ9「高度20000、40000、80000、熱圏に突入、そろそろ宇宙空間です」
ピラルク「巡航開始、第二宇宙速度へ加速」
水棲シュヴェシィナ9「惑星の重力圏離脱まで残り30秒」
ピラルク「機関出力40%、第三宇宙速度に到達、これより第一鰯巡航速度を経て第三鰯巡航速度へ移行する」

気が付いたら軍艦なのにあっという間に超光速航行に入っていた。
ちなみに鰯巡航速度というのはなまもの兵器群であるイワシの速度であり、
第一は一般的な規模の恒星系を1週間かけて周回する速度、
第二は一般的な規模の恒星団を同じ時間をかけて周回する速度、
第三は一般的な規模の銀河腕を同じ時間をかけて周回する速度だ。
明確な速度は光速の何桁倍とか何十桁倍とか言う世界。

水棲シュヴェシィナ9「οC21FからοAFE0へ移動を開始」
ピラルク「第一鯖巡航速度へ到達、これより第一鮪巡航速度へ移行する」

そんな感じの速度の指標がもっとあり、概ね最速は鮪速度である。
鮪速度になると所謂宇宙を1週間で周回するとか、超宇宙団を周回するとかそういう速度になりもはや光速の何倍というのを桁数で数えても巨大数となる世界になる。
そんな想像も付かない速度だが全くと言って良い程スピード感というのが無い。
それでも片道で何日もかかる場所が魔境にはあるのだという。
というか障害物が多過ぎて遅くせざるをえないのが実情だが。


~超時空海域“黄昏の大氷海”~

凄まじい速力で航行してCB次元群から出るとそこはずばり“黄昏の大氷海”。
いつぞやのなまもの兵器群の侵入はこの超時空海域からである。
目下に広がるのは夕焼け空に照らされた無限に広がるような大氷海だ。
所々に銀河系規模の氷山が沢山浮いてたり、惑星規模の雪の塊が降り注いでいたりといちいちビッグスケール。

なまもの兵器群よりもあのクソデカ氷山が侵入したほうがヤバい。物理的にヤバい。
ちなみにここの氷山は自然現象の一つのようにワープゲートへ変化することで有名。
海流の変化で勝手に世界を繋いでしまい理不尽すぎる自然災害の原因になることがしばしばある。
ご近所は世界終焉量産工場(暴走)。

フェヌン「また海流が変わってる……まぁいいけど」

そんな所を飛んでいた駆逐艦は躊躇なく桁数を数えるのも嫌になるくらいの圧倒的超スピードで海面に突撃し、π245Aへ目指す。
実はこの超時空海域は海面からは魔境の他の領域に行けないからだ。
これに気付かないと脱出が困難な超時空海域“Voyager's Nightmare”に入っちゃったり、挙句の果てには超時空空域“The Eternal Free Fall”に入ってずっと落っこち続けるハメになるオチが待っている。


~駆逐艦、居住区画~

ジャック「なんかここ広さがおかしい気がする」
妹ドラン「そういえばそうだね……」

主な狩場であるπ245Aに着くまで丸一日かかるみたいなので艦内を散策している二人。
言われるまで気が付かなかったがま、いっかという調子だ。
だいたい、魚が宙を浮いてたり、エビやカニがそこら辺を歩いてたりしてるからだ。

菫「あ、また会ったね。そっちは妹さん?」

2017年
04月09日
23:05

466: レヴィドラン

妹ドラン「我 が 子 で ご ざ い ま す ♪」
ジャック「おかあさん気合のはいったどやがお」

ここぞとばかりにドヤ顔&腕組みであるそして素晴らしい笑顔(笑
まぁ実際はサーヴァントであるのだがジャックは妹ドランを母親と見ている
そして妹ドランはジャックを我が子と見ている結果親子・・・的な関係になったのだ。

菫「あら?娘さんなの?身長とかあまり差がないから姉妹と思ったけどそうだったのね」
妹ドラン「まぁね・・・♪あっ、そういえばにゃんこ達は?」
菫「ああ、あの黒いシミみたいなのが付いていてズモモモーって言っているネコ達の事たまに艦内を歩いていたりするわたまに室内でズモモモーだけで会議もしてたわ」
妹ドラン「そっかー・・・いつも通りジャー・・・そういえばディオラムスは・・・?」
菫「ディオラムス・・・ああ、あの黒いドラゴンね少し大きめの室内で寝ているよ」

と色々雑談をしていた。ちなみにジャックは彼方此方を見渡していたのだが妹ドランからは離れる様子は無かった。そりゃ母親大好きっ子ですしおすし

妹ドラン「そういえば・・・なまものって・・・どんなの狩る予定かな・・・?」

しれっと一番気になるのを聞いて来た。以前は甲殻類やら魚類をデュグシと仕留めてきたが今回もまた魚類系なのだろうか・・・地味だが種類を把握しておくもの傭兵としての血なのだろう

ジャックo0このお船に乗っているお魚さんみんな浮いてるし、しゃべるまきょうは常識をあたらしく作る世界魔境・・・楽しみだなぁ・・・

明らかに子供が遊園地を楽しみにしている様子ではあるが行く場所はカオス極まる魔境なので普通の子供が見たら茫然不回避である(笑

2017年
04月10日
09:38

467: MI4989 削除


菫「えっと今(現地時刻)は確か4月くらいだったからメバル、マダイ、サヨリをメインに狩る感じかな? マダイとサヨリはどっちも甲殻類が餌だからそれを探すついでに。あと汽水域の超時空領域に立ち寄るとなるとアサリも狩るかも」

なまもの貝類もターゲットのようだ……武装と戦術が想像つかないが。
いや、なまものだからソルディオス・オービットみたいに飛んでるかもしれない。
もしかすると意表を突いて貝らしく動かないとか……そんなことが脳裏で駆け巡ったがとにかく貝もターゲットのようである。

菫「でも結局はフェヌンさんの気分次第かな。あと狩りといってもダイオウイカとか宇宙棲シュヴェシィナとか敵性異文明の艦隊とかそういう害獣が居たら発見次第駆除するっていうのもあるかもね」

漁と言っても害獣は発見次第駆除のようだ。

菫「ところで“にゃんこ”ってどういう存在なの? 私達からしてもあの系統を発見できたのはつい最近だから情報が少ないのよね」
フェヌン「私もじみーに気になる。丸っこいのからヒトっぽいのも居るし」

2017年
04月10日
19:59

468: レヴィドラン

妹ドラン「ああ・・・にゃんこは、日本から突如現れた謎生物だよ」
菫&フェヌン『突然現れた?』
妹ドラン「ん・・・・今から5年前日本に・・・最初は丸っこい形状のがよくある形だったんだけど・・・年月が重なるうちに進化の系統が拡大してたんだ・・・萌えとか・・・浪漫とか・・・ドラゴンとか・・・それを見たにゃんこが・・・訳の分からない常識を超越した・・・進化していたらしんだ・・・その進化の元の全てがにゃんこのネコって事・・・」
フェヌン「けど謎生物って言ったけどネコ科じゃないの?」

最もな意見だった。たしかににゃーと語尾がついているし、魚も食べる、時々謎の缶詰ネコカンも食べるが・・・そこに妹ドランは案の定答えた。

妹ドラン「ん・・・そこは私もそう想定してんだ、でも私の身近にいるにゃんこは息を吐くように野菜類も食べるし・・・お酒を飲むのもいるし・・・お肉も食べるのもいる・・・挙句にはスイーツ食べるのもいるから・・・謎生物って事にしてる・・・尚好物はやっぱネコ耳あるからお魚みたい・・・あと倒れてもにゃんこ基地があればすぐに復活出来るみたい・・・」
菫「ふーん、雑食って訳なのね、でも戦闘面はどうなるの?」
妹ドラン「戦闘のスタイルは・・・大半は近接・・・少なからず遠距離持ちがいるかな・・・狂乱のネコトカゲの系統と狂乱のキモネコの系統それと・・・少し射程は短いけど狂乱のネコノトリの系統かなー・・・あとギガパルドは遠方型かな・・・」
フェヌン「遠方型?」

ふとそんなワードにフェヌンが食い付いた。すかさず妹ドランは遠方型について軽く説明した。

妹ドラン「遠方型は・・・至近距離は無理だけどより遠くの敵を巻き込める感じかな・・・」

要はギガパルドは近距離要はショットガン系には不利だが中距離から遠距離に対しては強いようだ。さらに戦車さながら耐久力にも優れている。

妹ドラン「後・・・にゃんこには一種だけメタル属性がいて・・・どれだけ強力な攻撃も数値で言う・・・1になるんだ・・・連射に優れたので対処するか・・・クリティカルな攻撃で・・・大打撃与えられる・・・」
ジャック「おかあさんクリティカルな攻撃ってどんな感じなの?」
妹ドラン「んとね・・・一部のにゃんこが普通に攻撃している時にたまにポコーンって音と一緒に☆が出るんだ・・・狂乱のネコフィッシュ系統がそれかな・・・」

っとどうやらメタルな敵対策の敵もいるようだ。前衛による主力の防衛及び応戦そして後方からの強力な一撃っと整った編成のにゃんこ達のようだ。

妹ドラン「っと・・・これが私がしっているにゃんこの情報・・・かな?」

2017年
04月11日
15:05

469: MI4989 削除

菫「どこかの“日本”っていう地域で現れた謎の生物かぁ……それじゃあπ245A-4に現れたのもそういうことなのかな。あの銀河系は日本語圏の地域だし」
フェヌン「それは関係ないと思うわ……。どのみち当の本人達に聞かないと分からないけど」

フェヌン「それにしても今度行く予定の地域ってにゃんこ軍団同士が交戦しているところなんだっけ」
菫「そういうことになるね」
フェヌン「今からでも戦力の確認はできる?」
菫「無線機を借りることが出来れば……」

――しばらくして

菫「一応、メールは送ったけどすぐには返信できない状況みたい。戦闘中なのかな」
フェヌン「まぁ、戦力の増員を要請するくらいだからかなり忙しいんでしょ」

そんなこんなでにゃんこ達を相手にした時の対応をどーのこーのと話した後で眠りに付き、しばらくしてπ245A-4に到着した。


~π245A-4、(´・ω・`)星団、超時空干潟“灰色の世界”~

しかし、変な場所に出てしまった。
片方は海が広がり、もう片方は湿った平らな砂浜が広がる。
あと砂浜の奥は┌(┌^o^)┐ホモォ超時空密林である。
どこからどう見ても干潟である。

フェヌン「あら、干潟じゃない。今日はここでアサリを狩るわよ」

駆逐艦は降下態勢に入り、そのままズザーッっと干潟に着陸する――のではなく、32.4cm3連装魚雷発射管をα重力レーザーモードにして干潟を掘削してながら着水する。
そして停止し、装甲車等の陸上戦力を後部甲板から飛び降りさせていった。
それと並行してシュヴェシィナ達も発艦していく。

ニュルン「潮干狩りよー」すいーっ
ブロペニュ「わーい」すいーっ

しばらくしているとトーチカや銃座の集まりのようなものがぼこぼこと出て来た。
あれらがなまもの貝類“あさり”だろうか。

それらに駆逐艦は艦砲と機関砲で砲撃を加え始め、装甲車等も同じように攻撃し始めて「撃破」していく。
……ただ、撃破といっても貝殻の上に付いている構造物が吹き飛ぶだけなので厳密には撃破できていないがこの状態で回収するのだ。
というかなまもの兵器群にしては珍しく生け捕りが容易なのがなまもの貝類の特徴だ。

……でもどうやって調理するんだろう。

2017年
04月11日
15:44

470: レヴィドラン

妹ドラン『おー・・・アレがアサリ・・・砲台だらけ・・・』
ジャック「あれを解体すればいいの?」
妹ドラン『解体というか・・・壊すかな・・・』

次々となまものアサリ・・・の構造物を破壊が始まっている中二人はディオラムスの背中に乗って現状を確認していた。え?何故ディオラムスに乗っているのかっとな?実はディオラムス地上では歩くので速度は遅いのだが飛翔する場合滅茶苦茶速いネクストもびっくりの速さである。

ディオラムス『・・・!』

ふとディオラムスが回避行動を取った後、そこに銃弾や砲弾が通り過ぎる二人は確認すると無数の銃座とトーチカの塊が見えた。一つ一つ一つだけなら容易だろうがされど魔境けれど魔境油断したらジュワー!の蒸発の可能性も否めないため油断はしない例え装甲が耐えたとしてもだ。

妹ドラン『ジャックいくよ!』
ジャック「うん・・・!」

二人はディオラムスから降りアサリ・・・の構造物に攻撃を始める、ジャックの纏えっている明らかに未来的な蒼い軽量型装甲は防御面はIMSゲルズゲーのよりは劣るが圧倒的機動力でそれを補っている手元にはややデカい手榴弾があり、爆発時強力なプラズマの圧縮爆破を起こす・・・しかし設計した妹ドランから見ればこれを"牽制"と認識しているようだ。あくまでジャックの纏う装甲アーマーは一撃離脱に特化している故に深追いをせず確実に攻めていく。

アサリの複数の銃座がジャックに向けて一斉射撃をするも機動力を生かし隙間を縫うように回避し、ある程度の距離で手榴弾を投擲纏めてダメージを与えていく、破壊はいけたらラッキー程度である。一方妹ドランといえばスマートビームガンを形のベースにした魔境特化の大型ライフルを構え確実にトーチカや銃座を潰していく、爆発型の弾丸はある程度ダメージがある銃座群などに向けて狙い撃つ。

ディオラムスは口からプラズマ混じりのブレスを吐きトーチカを破壊していた。エネルギーを収縮する際周辺の微量のプラズマを集め圧縮を瞬時に繰り返しているようだ。当然確実に破壊するサイズで放出をしているのでトーチカもジュワー・・・っとブレスが直撃した部分が赤くなって溶けている。尚アサリ本体は溶けなよう調節してるもよう。

妹ドラン『ん・・・!砲台及び銃座無力化確認次行くよ・・・!』

明らかに手間が掛かりそうなやり方だが連携してやっているためそこまで時間はとらない・・・流石に連携しているシュヴェシィナ達に比べると少し劣るがそれでも効率はいい方である。無力化後アサリに近づきディオラムスがソォイッ!っという要領で砂から引きずり出す流石ドラゴン種パワーも伊達じゃない。
尚移動時はディオラムスに乗るようだ、戦闘でのエネルギー消費を想定しての事らしい。

ジャック「おかあさん、いま周りにいるの常識を超えたアサリだけと他の生き物はいないのかな?」
妹ドラン『今の所は・・・なまものアサリだけど・・・ここは魔境・・・いつ別のなまものが来るか分からないから注意して・・・!』

妹ドランは魔境は油断したらグギャー!っとなる場合を常に想定しており最大の注意を払っている過去に武装を一部破壊された時があるのだスペアもしっかりと用意している・・・のだが―――

妹ドランo0あのアサリ・・・あの大きさだから味も濃縮されてるはず・・・ぐへ、ぐへへへ・・・♪

やっぱ少なからずグルメな思考はあるようだ(笑

2017年
04月11日
19:32

471: MI4989 削除

上の方からなにやら鳥の鳴き声が聞こえてくる。
その方向を向くとシュヴェシィナ達がなまもの鳥類“こちどり”の群れと壮絶な空中戦を繰り広げていた。

カスターダ「ちっ、アサリを採っている所を見つかったみたいね……!」
ニュルン「ああ、もうっ! どこ行っても同業はうざいっ!」

なまもの鳥類は概ねプラズマ弾とレーザーを遮蔽する強力な抗弾羽毛で覆われており、その羽毛は生半可な徹甲弾の貫通も許さず、その上で爆発反応装甲としても機能するというどこまでも完璧な装甲にみえるもので覆われているのが特徴だ。
“体長が僅か”10mほどの大きさしかないチドリ系でもその絶大な防御力は遺憾無く発揮され、その堅牢さはVACやネクストACにそっくりかそれ以上である。

だが、それでもシュヴェシィナ達の敵ではなかった。
彼女らは羽毛でも爆発反応装甲でも防げない徹甲弾と格闘術をもう持っている。
――今日のお食事に焼き鳥が追加された瞬間であった。

ブロペニュ「――っ!」

ブロペニュは向かってくる“こちどり”めがけて身体を構え、首を狙って空中で回し蹴りを決めてその首を圧し折って仕留めた。
彼女は水棲シュヴェシィナに伝わる格闘術を習得したようだ。
菫は同じようだがこちらは首に脚で組み付いてゴキッと確実に圧し折る流派のようである。
どちらも共通するのは「おいしく食べるために〆る」こと。
構造的に〆るのが難しい甲殻類や頭足類相手では見られなかった行動である。

ブロペニュ「……ぶっちゃけ狩りの方がめんどくさい……!」

ぶっちゃけると普通の戦いならば黒焦げハンバーグにしたって誰も文句は言わない。
だが、狩りにおいてそれは許されざる行為である。
そんなこんなで戦闘機型シュヴェシィナ達はやって来た鳥を片っ端から〆て行ったのであった。
……そして鳥達は逃げていく。


っとそんな光景を眺めながら砲台を潰して回っている妹ドランとジャック二人であった。
そんな所へ新しい獲物が現れた。“しじみ”だ。
“あさり”よりは小さいが貝を閉じたまま滑走しながら迫ってくる。
誘導するプラズマ火球をそれなりに投射、続いてこちらになんか痺れるレーザーを照射。
妹ドランとジャックはいきなり熱エネルギーを与えないほうのレーザーを照射され、破壊的な大電流を照射面に発生させられた。

2017年
04月11日
21:17

472: レヴィドラン

妹ドランとジャックは回避比しきれず被弾をするが、そこは対魔境装備ダメージは抑えられている・・・のだが―――

妹ドラン『アッババババババ!?』
ジャック「アババババ!?」
ディオラムス『グォオオオ!?』

流石に電流は防ぎきれないようだ。とはいえそれでも対魔境装甲、電気も軽減させてくれているので動けない・・・という事は無いしかし長く受け過ぎると危険なのは理解出来た。しかもしれっとディオラムスも無駄に耐えてる硬い(確信

妹ドラン『ド・・・!ド 根 性 !』

無駄に洗礼された気合いの籠る雄叫びと共にバックパックにあるビームキャノンで誘導プラズマ火球を撃ち落とし大型ライフルを構えなまものアサリ本体に向け爆発弾を放つ
吸い込まれるように爆発弾はなまものシジミに命中照射していた麻痺性のレーザーを逸らす事に成功した。当然その隙を逃さない。

妹ドラン『ジャック!宝具解放!射撃部位を全部"解体"して!』
ジャック「・・・!分かった!解体するよ!」

それと同時にジャックの周りに赤い霧が発生するそれは正面に見えるなまものアサリの周辺にも赤い霧が同様に発生していた。

ジャック「此よりは地獄―――」

この時なまものシジミはあっ、これ防がないとヤベェ!っと判断したがソウハイカンザキ!っと妹ドランが主兵装の誘導プラズマ砲を破壊、ディオラムスもブレスで麻痺性のレーザーを破損させる、もっともまだ武装はあるらしいが恐らくそれでは間に合わない

ジャック「"わたしたち"は炎、雨、力―――殺戮を此処に」

最早なまものシジミはもうどうにでもナーレ♪的な容量で突っ込んできた。シジミといえど魔境元々のと比べると何十倍もデカイのに加え貝自体も強固なため一応弾丸になるが紙一重でジャックが赤い霧に溶け込むように消え――

ジャック『解体聖母(マリア・ザ・リッパー)!』

瞬く間に武装をザックザック切り裂かれトドメは移動を制御する謎装置を斬られグワーッ!っとグルグル回転しドテンと地面に落ちた。元々ジャックはサーヴァントであるが妹ドランがジャックの持つナイフを魔改造したのも功を成したようだ。
無力化を確認した後―――

妹ドラン『イヨシャー!!』
ジャック「・・・(ジー・・・ いよっしゃー」

仲良くガッツポーズ尚ジャックは案の定妹ドランを見てからの真似である。
が数秒後妹ドランはジャックの両肩を掴み

妹ドラン『ジャックちゃん怪我は無い!?』
ジャック「ちょっとまだ体がビリビリするけど大丈夫だよおかあさん」
妹ドラン『ふぅ・・・よ"がっだよ"ぉ"ぉ"お"・・・!』

怪我が無いか確認をしたようだ。新たな敵は想定の範囲内だったが念には念をである。思わず妹ドランガチ泣き(笑 そりゃ娘が怪我したら心配不回避である。
もっとも泣きつつもちゃっかり新手のアサリの砲台を片手で大型ライフルを持ちバカスカ乱れ内&ディオラムスの高出力ブレスであっさり無力化、母は強しであった(笑

2017年
04月12日
00:52

473: MI4989 削除

フェヌン「アサリは充分に集まったわ、総員戦闘停止、駆逐艦へ集合して」

アサリが集まったのか退避命令が下る。
必要量を得られたらさっさと身を引いて体力を温存するのだ。
装甲車はこれでもかと言うほど素早く無力化したアサリを引っ張って駆逐艦の謎格納庫へ収容していく。
そうこうして全ての獲物を収容し、兵員を撤収させると駆逐艦は重力レーザーによって掘削しながら海の方へ向かった。


~超時空岩礁“第八海底要塞都市・江戸” 深度18標準光年~

しばらくすると水中に出る。そこは岩礁というが……どうみても超古代文明の遺跡です。というか何故に木と漆喰と石でできた木造建築物が腐敗せずに残って居るんだろう……。
それはともかくここも狩場。
だがフェヌンら水棲シュヴェシィナ達にとって望まれぬ先客が居るようだ。

<アヌモォアンガッゾ>
<セオン、S1D13、M11A13、M11MBT13、S1D426、エンノァン・エン、エンノァン・アー、S20U12>
<エヅムレリィ、パロッザウッデームッ>

なにやら未知の言語による通信が聞こえてくる。
てかなんか発音しにくいし読みにくい。

<フェッカゥハッ! サラォバッザ、エテッカ!>

フェヌン「一切口を聞こうとしないのは相変わらずね! 奴らの旗艦を叩きのめせ! Gaw! Gaw!」
ニュルン「Bovvlll!」

フェヌンやニュルン達も突然シュヴェシィナ語(水棲系)で声を荒げながら発艦していった。

妹ドラン「何が……起きてるの……?」
ブロペニュ「水棲シュヴェシィナって嫌いな奴と鉢合わせるとこうなるんだよね」

味方の水棲シュヴェシィナ達が向かっているのはいかにも宇宙艦隊ですっていう艦隊のど真ん中に居る一番デカい軍艦だ。
相手の方も水棲シュヴェシィナ達となんかちっこい水棲シュヴェシィナ達(身長がブロペニュくらい)と水棲ツュヴェツィナ(身長3mくらい)達、そしてなんかネクストACサイズのでかい人型生物(身長11m前後)が発艦してきた。
……なんか水棲系同士で殴り合ってる。

性能はというと見分けがどうにも付きづらい敵の水棲シュヴェシィナ達はこちらよりもなんか柔らかい(なまもの頭足類以上、こちら側の水棲シュヴェシィナ未満)気がする。
少し小さいほうも同じくらいの堅さ。
デカいのはこちらの水棲シュヴェシィナくらい。
もっとデカいのもだいたい一緒。てかデカいのは一機しか居ないようだ。

どれからボコる?
1.ミニ水棲シュヴェシィナ 数は30000機くらい
2.水棲シュヴェシィナ 数は6000機くらい
3.装甲車級クレリアンより大き目の水棲ツュヴェツィナ 数は300機くらい
4.一番デカいの

2017年
04月12日
15:42

474: レヴィドラン

妹ドランo0これは・・・ん、魔境での縄張り争いかな?ん・・・さっき聞いた話だと旗艦を叩きのめせって言ってたなまものとかと違って統率がとれているそうなると大型・・・っと言いたいけど少なからず護衛を想定すると手始めに小型から仕留める・・・!(この間僅3秒「ジャックちゃん戦闘準備!まずは小さいのから削って行くよ!なまものとは明らかにやり方が異なるから深追いはダメ!」
ジャック「うん!」

どうやらミニ水棲シュヴェシィナ(1.)から倒していくようだ。狙いは定まったが相手はシュヴェシィナ油断は出来ないっとふと後ろからズモモモ・・・っと言う声が聞こえ振り返るとそこにはまるで当たり前のように泳いでこちらにくる狂乱のネコトカゲ系統の群れと狂乱のネコフィッシュ系統の群れであった。環境適応が早すぎである流石謎生物

狂乱のネコトカゲ『ズモモモ・・・』
妹ドラン「ふむふむ・・・な る ほ ど 分 か ら ん でも援護するってのは理解できた・・・!」

妹ドランはIMSEX-Sガンダムを纏い飛ぶ、といっても水中なので弾道も少し異なってくる。その後を狂乱のネコトカゲ系統の群れがついてくる。
ある程度進んだ後止まり大型ライフルを構える、狂乱のネコトカゲ系統達もある程度陣形が整う。

妹ドラン『相手はシュヴェシィナ・・・!やや小さいとはいえこれが通じるかどうか・・・!』

そう呟きつつ引き金を引きミニ水棲シュヴェシィナの大群に放つ放たれ弾丸は見事命中、グギャー!っと吹っ飛んで爆発四散・・・には至らないが致命傷は与えられるようだ。当然一部のミニ水棲シュヴェシィナ達は妹ドラン達の存在に気付きこちらへ向かってくるそこに狂乱のネコトカゲ系統の群れは口からプラズマ火球をボンボン発射する。ホント適応速度ヤベェなオイ、数もさながら高速であるため次々と命中する、狂乱のネコトカゲは連射性のプラズマ火球でダメージを稼ぎ狂乱のネコドラゴンと大狂乱のネコキングドラゴンが威力の高いプラズマ火球で大ダメージを与えるという形になっていた。
が中には回避軌道で避けるミニ水棲シュヴェシィナもいるが、ある程度間合いが詰められ射撃武器を放とうとする時に―――

狂乱のネコクジラ『!!!(ガブリンチョ』
ミニ水棲シュヴェシィナ『グワーッ!』

これまた物凄い速度で接近しガチの噛みつきをする狂乱のネコフィッシュ系統達噛みついてブンブン振り回した後狂乱のネコトカゲ系統の射線にブン投げる。連携がまた器用に取れていた。
されど、遠くから射撃をしてくるミニ水棲シュヴェシィナもいるため回避は怠らないジャックは手持ちの魔改造ナイフを変形させプラズマツインハンドガンとして射撃をする、が弾丸の形がナイフなので当たった部位はスパァー・・・っと切れる
だがこれは一部がこちらへ来ているのであって30000の規模が一斉に来たら流石に厳しい。なので遠くから大規模な数のミニ水棲シュヴェシィナを狙撃し
こちらに気付いた一部のミニ水棲シュヴェシィナ達を迎撃する形を取っていた。要は少しずつ削って行くのだ。

妹ドラン『これだけの規模・・・少ない・・でも数は350前後・・・!各員油断しないで!』
狂乱のネコトカゲ系統&狂乱のネコフィッシュ系統の群れ『ズモモモ・・・!』

2017年
04月12日
22:10

475: MI4989 削除

こちらのシュヴェシィナは敵と比べると幾分か堅牢な上に乱戦に強いという特徴がある。
そういう訳で自分が得意な戦いへ持ち込むのだ。
……だからと言って 駆 逐 艦 まで突撃していくのはなんなのか。
それに妹ドランやネコ達も追随していたため意図せずにそちらも乱戦に巻き込まれてしまった。
周り中からスリケンみたいに円盤状の手榴弾やプラズマ刃が殺到し始める。
なお、敵もあの系統では乱戦に強い方である。

カスターダ「なんかよく分からない戦いね……」

そりゃ軍艦と歩兵が「同じ戦場で」乱戦なんて多分魔境くらいでしか見ません。
駆逐艦は前進を続けながら対艦ミサイルと対潜ミサイルをそれぞれ4発ずつ発射し、艦首側の127mm連装砲を敵旗艦の主砲塔を狙って撃ち込みまくる。
敵の護衛艦からもミサイルや徹甲榴弾、様々なレーザー、すっげぇ長いプラズマ弾等が大量に撃ち込まれるがEMGシールドによって弾かれたり迎撃されたりして有効打が入らない。

そんな中で比較的重装甲な攻撃機型であるカスターダはその堅牢さを生かして敵集団へ突っ込んでいき、それをガンシップ型であるシスティがプラズマ弾を装填したミニガンとMk19自動擲弾銃による連続的な火力投射で援護し始めた。
ミニ水棲シュヴェシィナと水棲シュヴェシィナの掃討はガンシップに任せ、攻撃機はより重防御大型である水棲ツュヴェツィナに攻撃を集中する。

片やニュルンなどの爆撃機型はと言うと250kg対艦爆弾8発と32.4cm対潜航空魚雷2発を搭載して対艦攻撃にあたり、ニュルンは防空網を突破して護衛艦であろう駆逐艦と巡洋艦を一隻ずつ撃沈していた。
他の爆撃機型も同様である。

ブロペニュ「……」
菫「……」
ブロペニュ「斬る時に掛け声とか無いの?」
菫「訓練の時は黙ってやれって言われたんだけど……」
ブロペニュ「あ、そっちもそうなんだ」
菫「でもぶっちゃけ地味だよね」

ブロペニュと菫は敵集団に突っ込んで手榴弾と自動小銃と銃剣と格闘術を駆使して(水中だけど)制空戦闘をこなしている。
主に爆撃機型や駆逐艦への攻撃阻止が主だ。
ただ、母艦たる駆逐艦がぐんぐんと敵艦隊の中へ突っ込んでいくのでどーにもこーにも仕事が増えるばかりである。
で、リーダー格たるフェヌンは敵のリーダーであろう水棲ベレロフォンと撃ち合っていた。
やや大柄な水棲シュヴェシィナとネクストACかと思うくらいでかい水棲ベレロフォンとの撃ち合いである。


妹ドラン達にミニ水棲シュヴェシィナ1000機と水棲シュヴェシィナ5機からなる集団が一斉に突撃をかけて来た。
前衛たるミニ水棲シュヴェシィナは左腕外殻搭載のEMGシールドとアイスシールドなるものを展開、ロングガンランスとでも呼べる武器を構えて一斉に突撃。
その後ろからは弓兵だろうミニ水棲シュヴェシィナがロングボウのような武器を構えて長い流体徹甲プラズマ弾を撃って来た。
――EMGシールドや軽い装甲では防ぐのが無理な徹甲弾である。
それらに加えて非常に移動速度が速いニンジャみたいなミニ水棲シュヴェシィナ達が妹ドラン達の側面をとって円盤状の手榴弾とプラズマ徹甲刃をばらまいていく。

2017年
04月12日
23:36

476: レヴィドラン

妹ドラン『うぉっほぅ!?』

流石に乱戦なだけあり敵の数も増え攻撃も苛烈になる。しかし戦場を乗り越えているのだ。そうそう簡単にはやられない徹甲プラズマ弾は腰にあるビームカノンをマシンガンモードで撃ち落とす、だが全てではなく被弾可能性がある思われる徹甲弾をである。そして続けざまに側面から来る円盤状の手榴弾を同様に発射出来る限り遠くの場所で撃ち落とし連鎖爆破で凌ぎ続けざまに来るプラズマ徹甲刃は回避していく・・・がやはり少なからず掠っている為装甲に若干のダメージがある。

妹ドラン『流石に全部は厳しいか・・・!反撃!!!相手は一撃一撃が重い!油断しないで!』

にゃんこ達は回避なりをして凌いだ後一部は前衛のミニ水棲シュヴェシィナに攻撃を仕掛ける、ミニなだけあり強噛みつきをサンレンダァ!!したら仕留められるが、後衛のミニ水棲シュヴェシィナにまではたどり付きにくい状況だが、そこは妹ドラン一体一体爆発弾で巻き込みを狙い爆発のダメージがあるミニ水棲シュヴェシィナを強化弾で撃ち抜いていく。そして肝心の機動性が最も早いニンジャミニ水棲シュヴェシィナはジャックが対処していく、小柄な体系そしてその機動性を生かしナイフで切り裂き文字通り解体する。しかしにゃんこはちょこちょこポワンという音と共にやられているがそんな事があろうかと妹ドラン特製にゃんこ基地を用意しているため即座にリスポーンできる

ジャック「速い・・・!魔境はやっぱりすごく広い・・・!」

ジャックすら知らない未知の世界に相変わらず驚愕は隠せないが視界にいるミニ水棲シュヴェシィナも強いのは事実だ。深追いは決してしない距離を離す際は手榴弾を投げ敵を怯ませる。
駆逐艦の付近にいるので砲撃の支援はあるかもしれないがここは魔境あまり過信はしない己らの力で状況を打開する必要がある。

妹ドランo0落ち着いて・・・落ち着いて・・・!この大規模の敵の部隊の頭がやられれば少なからず統率に乱れが出る・・・!今は防御・・・!攻勢の時は必ず来る・・・!(この間僅か5秒

2017年
04月13日
10:05

477: MI4989 削除

数が減るどころかその数はどんどんと増えている。
どうやらここが最も脆い部分と敵に認識されたようだ。
とうとう防衛線を押し切るように重装甲な水棲ツュヴェツィナ3機が水棲シュヴェシィナを随伴させて突撃してきた。

妹ドランの攻撃でも止まらずに駆逐艦までぐんぐんと突っ込んでいき、とうとう駆逐艦の防御火器が反応するまで接近を許してしまった。
そして水棲ツュヴェツィナはなんか白い丸い物体をどこにしまい込んでいたんだってくらいに展開し始める。
デコイ? いいえ、“ に ゃ ん こ ”です。
敵のにゃんこ軍団のほとんどは基本的なネコのみ。たまにタンクネコとかキモネコとかが混じっている感じ。

だが接近を許してしまったのは訳があった。
もう駆逐艦は敵旗艦との距離が僅か1000mの所まで肉薄していたのである。
その頃には敵旗艦にもこちらの装甲車が到着してこちらのネコ達とシュヴェシィナを展開していた。
まるで帆船時代の海戦のようである。

妹ドラン達に迫ってきていたミニ水棲シュヴェシィナ達は水棲ツュヴェツィナに続くように雪崩れこみ、もはや隊列など関係ない状態になっている。
更には唐突に投入したにゃんこ軍団を至近距離で展開するという一種の空挺降下のような事をやってのけ、妹ドラン達は大量のにゃんこ軍団を前にもみくちゃにされていた。

ニュルン「えぇ……って、えぇ……」

いい加減白い塊が出来ててえらい事になっているのでやっとニュルンが駆けつけてきた。
本当は爆弾の補給のつもりだったがその場所でにゃんこ軍団同士が殴り合っていたんじゃ使えない。
じみーな補給妨害である。
ニュルンはとりあえず格闘術を駆使して敵にゃんこの数を減らしていく。

2017年
04月13日
14:55

478: レヴィドラン

妹ドラン『オボボボボ!?』

まさかの敵にゃんこ投下に溺れかける妹ドラン尚ジャックは回避できた模様とはいえまさか敵旗艦の近くまで来ていたのは驚きである。しかも狂乱&大狂乱のにゃんこ達も妹ドランの状況を本能的に察知しワーッ!なりトツゲキー!なりが勃発し最早敵シュヴェシィナ&敵にゃんこ軍VS妹ドラン&ジャック&狂乱&大狂乱にゃんこ軍による大乱闘が勃発至る所でポカポカとかジュワー!とかが聞こえる


ただ敵にゃんこ軍とは違いこちらの狂乱&大狂乱にゃんこ達は種類が豊富なためちょっと有利である。現に敵水棲ツュヴェツィナを狂乱のネコUFOがキャトルように上を取りバカスカビームを撃ったり大狂乱のネコジャラミが波動発動させて纏めて敵にゃんこを巻き込みつつミニ水棲シュヴェシィナを巻き込みながら倒すというのが見えた。ついでに言えばジャックが気配遮断を駆使して大乱闘が勃発するなかミニ水棲シュヴェシィナをデュグシと解体なり暗殺していた。そりゃクラスアサシンだからそうなるわな

妹ドラン『ブッヘェ!出れた!』

そして我らが妹ドランは無事にゃんこの海から脱出とはいえ完全に周りは 大 乱 闘 ♪あっちゃこっちゃで戦闘音が鳴りまくりである(笑
流石にこの状況では大型ライフルは使えないため粒子収納したのち即座にプラズマショットガンを展開する大きさは大型ライフルと変わらないため両手持ちだが近距離での威力は文字通り絶大である。一応プラズマブレード付き

そこに混戦の中敵水棲シュヴェシィナが此方へ突っ込んできた、プラズマの近接武器なのが理解できた。ギリギリの所で紙一重で回避し、ほぼゼロ距離でプラズマショットガンの引き金を引くショットガンの最大効果距離と言っても過言ではないので思いっ切り吹き飛び綺麗に爆発四散した
その後周辺を見たわすと敵味方入り混じる混戦状態だった。敵旗艦との距離が近いしシカタナイネ

妹ドランo0この混戦・・・下手に爆発系は使えないなー・・・

そんな事を考えつつもロングガンランスを構えて突撃してきたミニ水棲シュヴェシィナの頭をプラズマショットガンでヘッドショット続けざまに胴に2発撃ちこみ撃破する。大乱闘な状況になってしまったとはいえ、狂乱&大狂乱のにゃんこ達が支援に来てくれたことにより多少安定し始めるのであった。

2017年
04月13日
16:39

479: MI4989 削除

<水棲シュヴェシィナ3:機関室及び艦橋を制圧完了。繰り返す、機関室及び艦橋を制圧完了>

そんな無線(?)が聞こえると周りにあれだけ居た敵が軍艦と残骸を残して全て消えた。
シュヴェシィナもにゃんこもみんな消えた。
緊急脱出用テレポートを行ったようである。
諦めの早さと決断の早さ、そして撤退速度は尋常ではなかった。

フェヌン「旗艦が落とされたくらいであんな逃げ方するのはまだ獲物を狩ってないのかしら」
ニュルン「でしょうね」
フェヌン「とりあえず艦内のクリアリング、それと残骸を回収するわよ~」

聞こえるのは海流と波の音だけ。
駆逐艦はその場に物理アンカーと重力アンカーを降ろして撃沈した艦船を回収するためのアンカーとなった。

ブロペニュ「ねーねー、そろそろお昼かな?」
フェヌン「そうね、お昼にしましょうか」
ブロペニュ「わーい」

そろそろお昼のようである。
料理が得意なシュヴェシィナ達はそそくさと駆逐艦へ戻って行った。
その傍らで駆逐艦からは無傷で鹵獲した巡洋艦の格納庫へゲットしたなまもの兵器群を移送している。
どうやら鹵獲兵器を本拠地へ転送するついでに食べない分のなまもの兵器群を転送するようだ。
……砂抜きといってアサリとシジミを駆逐艦から吊るしてるの光景は少しシュールだ。

2017年
04月13日
18:06

480: レヴィドラン

~駆逐艦 格納庫~

あの後妹ドランはIMSとジャックの擬似IMSアーマーの修理をするため格納庫の一角を借りている、先の戦闘で少し損傷があったのだ。しかしそこまで時間を要していない丁度ジャックの擬似IMSアーマーが修理し終えるところであった。

妹ドラン「これでよし・・・っと・・・」
ジャック「おかあさん器用だね」
妹ドラン「ふっふ~ん・・・♪これでも得意分野だからね・・・♪」

ここぞとばかりのドヤ顔(笑
なお狂乱&大狂乱のにゃんこ達は戦闘終了後割り振られた部屋に戻って休んでたりまーたズモモモっと言いながら艦内を歩いていたりする。丁度お昼の食事が出来上がる事でもあった。
ジャックの擬似IMSアーマーを粒子変換させ腕輪に変えた後ジャックに渡す。

妹ドラン「これで修理は終わりと・・・ささ、ご飯食べにいこいこ・・・♪」
ジャック「おー!常識が通用しない生き物でごはんー!」

あながちジャックの言っている事は間違っていない・・・いないのだが極端に言えば味を収縮した無駄に洗礼された無駄のない美味さを期待してるのだろう・・・多分

2017年
04月13日
19:42

481: MI4989 削除

水棲シュヴェシィナ達が格納庫の一角を食堂みたいに整えた所で料理が並べられていく。
そんな今日のお昼ご飯はと言うと、
・ごはん
・ムツゴロウの蒲焼(300g)
・コメツキガニのステーキ(100g)
・アサリとシジミの刺身(エラ、ヒモ、貝柱、生殖器二種)の盛り合わせ
・海藻スープ(ムツゴロウ肉・コチドリ肉・コメツキガニ肉のソーセージ三種類入り)
・海藻サラダ(コチドリの生ハム入り)
以上のようである。
……なんか見かけた覚えが無いなまもの兵器群も混じっているがいつのまにか狩っていたらしい。メニュー見る限りでは海鮮料理だが、どーみても肉料理にしか見えないのはよくあること。
そんなこんなで食事を始めるのであった。

ブロペニュ「この蒲焼……誰かがムツゴロウを採ってたの?」もぐもぐ
カスターダ「毎回思うんだけどこの海藻って……どうみても陸の野菜じゃないの? このニンジンとかジャガイモとかホウレンソウとかタマネギとか……」
ニュルン「海藻って言うけど実際は水没宙域の恒星系内にある畑で育てられてる野菜よ。葉っぱの塊みたいな感じで成長してるのよね」
ブロペニュ「何その適当な育ち方」
ニュルン「丸くなるまで成長するとEMGシールドを展開してくるくると自転し始めるのよ」
ブロペニュ「え」
菫「しかも遺伝子的には陸の野菜と大して変わらないって言うね……」
ニュルン「ちなみにこのごはんのお米もそうよ」
カスターダ「イネ科だけどほっといて大丈夫なの?」
ニュルン「大丈夫じゃないわよ、3週間でぐんぐん成長して種をばら撒いちゃうから必ず計画的に収穫しないと際限なく増えてえらい事になるわよ」
ゼルフィン「放置すると氷河期が訪れるし、草食系のなまもの兵器群を呼ぶ原因にもなるから管理が大変なのよね……」

2017年
04月13日
23:00

482: レヴィドラン

妹ドラン「ウマ!メチャウマ!」
ジャック「んぐんぐ・・・!」

二人はいっかにもギャグチックにモシャモシャ食べていた妹ドランはガツガツバクバクといきジャックはモッシャモッシャと食べているようだ。尚狂乱&大狂乱のにゃんこ達も食べているのだがこれが本当に凄い全員動くが一致している一口食べでモグモグ別のを食べてモグモグ無駄に洗礼された無駄のない動きのようだ(笑

ジャック「そういえば気になったことあるの」
妹ドラン「気になる事・・・?」
ジャック「うん、おかあさんが作った不思議な鎧、あれっておかあさんのと同じ鎧と同じなの?」
妹ドラン「そだよ・・・♪そしてジャックちゃんが持ってるのはそれの完成型いやー・・・♪完成に至るまで無茶苦茶苦労したよー・・・・♪」
ジャック「おおー・・・!」

等と話しながらムシャムシャ相変わらず食べるのであった(笑

2017年
04月14日
00:09

483: MI4989 削除

フェヌン「菫、昨日あたりにクライアントであるにゃんこ宛に送ったメールの返信が来ているわよ。書かれている言語が日本語と日本語にゃんこ文字II-U型で読めないからちょっとあなたが読んで」
菫「え、もう言語の分類が済んだの?」
フェヌン「適当に分類しただけ、厳密な分類は然るべき調査をしてからよ」
菫「翻訳用の言語ファイルの構築がまだなのね……どれどれ……」

昨日あたりに送ったメールの返信が届いていたようだ。
さっそく菫はそれを閲覧して翻訳とウィルスチェックを行う。

書かれている内容は敵戦力の概要と交戦記録である映像と画像。
相変わらずデータの所々が破損しているが前よりは幾分か綺麗である。

掲載されている敵戦力の詳細をブレイゾンで収集したにゃんこのデータと照らし合わせるとどうにも異なっているのが解った。
まず味方であるにゃんこ達はブレイゾンに居る軍団とはやや異なった進化を遂げており、あまり強そうなにゃんこは居ない。
妹ドランからもたらされた情報からすればまだ想定の範囲内である。
にゃんこは進化と適応のスピードが速く、様々なにゃんこが出てくるものだそうだ。
あちらのにゃんこ達は基本であるネコからあまり大きな進化はしていないが、充分な工業力を背景に発達した武装を施すことによって適応していると考えられそうである。

敵のにゃんこ達は味方のと似てはいるが異なった進化を遂げていたことが解った。
敵は既存のにゃんこそのものの性能を大きく向上させて変化させるという特徴があり、その結果として「赤いにゃんこ」や「メタルなにゃんこ」そして「ゾンビなにゃんこ」を量産する技術を手に入れているという記述がある。
「赤いにゃんこ」は既に実戦投入されており、そのにゃんこ達を乗せた装甲車や車両による機動打撃が猛威を振るっているという。
味方の方にも言える事だが彼らは機械弄りがとても得意なのか現地の古代文明の設備や兵器を難なく扱うような振る舞いをしているのが文面から察しが付いた。

菫「……同じにゃんこ軍団とは思えないほど異なった進化を遂げている」
フェヌン「確かにドランちゃんが連れて来たにゃんこ達とはかなり異なってるわね……」
菫「そうなるとあの水棲ベレロフォンが率いてたにゃんこ達も独自の進化を遂げているのかな」
フェヌン「多分そうね」

そんなこんなで二人は食事を再開し、それを終えて食休みに入った。
食休み中に菫は戦うであろうにゃんこ軍団の特徴を妹ドランに話すのであった。

2017年
04月14日
17:49

484: レヴィドラン

妹ドラン「ほへー・・・ゾンビ属性や赤い属性持ちかー・・・」

敵性のにゃんこ軍団の特徴を聞きふむふむと頷く妹ドラン、実際にゃんこ達の敵にもそういう属性の派生種が存在するため納得がいく

妹ドラン「まず、赤いにゃんこに関しては私が連れてきた狂乱のバトルネコ系統と狂乱のネコフィッシュ系統に対処させるかな」
菫「どうしてその2種類なの?」
妹ドラン「バトルネコとネコフィッシュの系統は赤い敵に対してめっぽう強いんだ、ダメージもある程度軽減して・・・与えるダメージを増加させる。それに魔境にきてから・・・戦闘スタイルは変化してなかったみたいだけど・・・強度とかプラズマを混ぜた攻撃が可能になったの・・・」

どうやら妹ドランが連れてきた狂乱のにゃんこ達も例によって進化しているようだ、見た目自体は変わりないが攻撃する際にプラズマを混じらせ、同時に魔境の敵の攻撃に対し耐久度が向上したようだ。

妹ドラン「それと・・・ゾンビ属性持ちなんだけど・・・どんな強力な攻撃で仕留めても必ず最低1回は数秒後に復活するの」
菫「ゾンビ属性は復活するのね、けど対策はあるの?」
妹ドラン「ん・・・あるよ・・・ギガパルドとボルボンバーにはゾンビキラーがあるんだ・・・ゾンビキラーは・・・んー・・・そだね・・・撃破する際復活効果を遮断できる・・・感じかな・・・あと最低一回必ず地面に潜って凌ぐ」

どうやらゾンビ属性はゾンビキラーの効果がないと最低一回復活するようだ・・・しかも最低でも一回は必ず地面に潜るらしい・・・しかしギガパルドとボルボンバーはそのゾンビキラーを持っているため対策ができているらしい・・・

妹ドラン「それとメタルなの・・・と言うよりメタルネコはクリティカルな攻撃か・・・連射性に優れた武器で攻撃するのが有効打かな・・・クリティカルな攻撃は・・・ポコーンって音と一緒に星が出るんだ・・・当然威力は倍・・・そしてクリティカルな攻撃の時だけメタル属性でも普通に通るんだ・・・一応狂乱のネコフィッシュ系統がクリティカル持ち・・・かな・・・出る確率低いけど・・・それと狂乱のネコウシ系統が連撃に優れてるから・・・数が多ければ多いほど対処が早くなる・・・」
菫「成程・・・けど、どうして連射性に優れた武器が有効なの?」
妹ドラン「んとね・・・メタル属性はどれだけ強力な一撃でも大幅に軽減するの・・・数値で言うと・・・1かな・・・でも強度の代償で耐久力はそこまでない・・・マシンガンとか・・・そう言う類で撃ち続ければ耐久力次第だけど・・・30秒持つか持たないか程度かな・・・」

メタル属性は非常に防御力が高いが耐久力が低いらしく連射性に優れた武器もしくはクリティカルな攻撃が有効打になるらしい・・・クリティカルな攻撃に関しては運次第としか言いようがないので連射性の優れた攻撃が優先されるだろう

妹ドラン「こんな所かな・・・それと・・・天使属性もいても可笑しくない・・・天使属性は天使に対して効果を持つにゃんこじゃないとちょっと硬いちょっと足が速くなってる相手だから・・・幸いディオラムスが対天使属性の妨害効果持ちだから・・・大丈夫だけど・・・兎も角これが私が現状出来ると思う対策手段かな・・・」

2017年
04月15日
01:21

485: MI4989 削除

菫「次交信が出来たときにこの情報を彼らに送信させてもらうね。多分彼らも解ってはいると思うけど……」

菫は今までの会話をしれっとメモしていたようでそう告げて去って行った。

フェヌン「うーん、さっきまでの騒ぎでなまものたちが隠れちゃったわね……」
水棲シュヴェシィナ2「場所変えたほうが良いと思うよ」
水棲シュヴェシィナ3「この静けさだと息を殺してるから探す労力が要るよ」
フェヌン「ええ、場所を変えてちょっと沖まで行きましょう」

昼食前の縄張り争いの影響か獲物が隠れてしまったようである。
そのため駆逐艦はもう少し海が深いほうまで航行するのであった。


~超時空海域“東京湾”~

すこし沖に行くとなんか見たことがあるような気がする地名(?)の超時空海域に出た。
名前はとくに関係ないらしいが……果たしてどうなんだろう。
っとシュヴェシィナ達がなにやら慌ただしいが忍び足になった感じで駆逐艦から発艦し始めた。
妹ドラン達もそれにつられて発艦していく。

水中を亜光速で航行しているとなまもの魚類“さより”の艦隊が見えてきた。
大きさは大きくても80m程度、多くは56mくらいだ。艦隊の規模はおおよそ100隻前後。
規模としてはフリゲートやコルベットと言った所だろうか。
余り大きくはないが特徴として細長い身体と下顎の衝角があげられる。
武装は他のなまもの魚類の例にもれずミサイルと速射砲が主だがここでは直接驚異となるのは76mm連装速射砲と20mmガトリング式機関銃と127mm個艦防空ミサイル21連装発射機だろう。

シュヴェシィナ達は銛を構え始め、一斉に発動機を吹かして突撃。
それをサヨリ達は感知して対空ミサイルと速射砲による対空射撃を始めた。

2017年
04月15日
15:06

486: レヴィドラン

妹ドラン『おー・・・対空より・・・かー・・・』
どうやらなまものサヨリは対空武装が多めの様だ、幸い妹ドランは地上よりに攻める為そこまで問題ないが決して地に撃てない訳ではないので油断はしない

武装も大型ライフル等・・・ではなくラージパイルバンカーを装備している。
ジャックは流石に大型の武装を扱える体系ではないので援護に専念させるよう言っている。

妹ドラン『私が弱点を狙う・・・ジャック援護・・・!』
ジャック「うん、でも解体しないの・・・?」
妹ドラン『なまものは・・・最小限の攻撃回数で確実に仕留めるのが有効・・・だから・・・』

そう言って一気に加速する狙うは56mクラスのなまものサヨリに肉薄する、もっともサヨリもやられまいと速射砲を仕掛けてくるが巧みに避け、頭部にたどり着き弱点である中枢脊索の部位に向けラージパイルバンカーを構え一気に引き金を引く

妹ドラン『久しぶりのチャリォオ!』

それと同時にガゴォン!っと轟音を響かせ中枢脊索をぐしゃっと潰すそのまま超振動トリガーを起動ガリガリと削りと削るその間もサヨリがモッガモガするが、暫くしてモウダメっとダウン、一息ついて周りを見るとシュヴェシィナ達がサヨリを仕留めている様子が見えた。今の所は順調だが恐らく後数体減ったら逃げる可能性も視野に入れておくといいだろう・・・

2017年
04月15日
21:34

487: MI4989 削除

ブロペニュ「あれ、もう逃げ初めちゃった……」
ニュルン「追ってはダメよ」
フェヌン「まぁ、基本的には戦力の5%以上を失ったら敗北と見なされるからね。だから彼らは100隻もの艦隊を保てるんだと思うわ」

100隻のうちたったの7隻を仕留めただけ……それでもそそくさと逃げ始めるサヨリ艦隊。
「来るな」という意思表示の為に速射砲を撃ってはくるものの、シュヴェシィナ達が追うのをやめると射撃が止む。
そうしてサヨリ艦隊の艦隊速度が超光速を超えたのを確認するとシュヴェシィナ達は仕留めたサヨリを回収しながらその場で次の獲物を探し始める。

しばらくするとなまもの魚類“さわら”の艦隊を見つけるがフェヌンは手出しをしないように指示を飛ばした。
何を隠そう、サワラにとっては今が産卵時期なのである。
ここで襲撃をかけると激しく抵抗されてこちらも大損害を被る公算が高い上に何よりもせっかくの獲物が繁殖する機会を奪ってはならないのだ。
シュヴェシィナ達は指示に従い、80隻ほどの規模のサワラ艦隊を見逃して他の獲物を探し始めた。

ブロペニュ「うーん、よく見えないよ……」
ヘッセニア「あ、ホタルイカの群れだ。3天文単位先」
ブロペニュ「もーらいっ!」
ヘッセニア「私が見つけたのに!」

ブロペニュはヘッセニアが見つけたホタルイカの艦隊に襲撃をかける。
銛を構え、リーチに入ったら一気に踏み込んでブスッと突き刺して一隻仕留めた。
しかしブロペニュは別のホタルイカの触腕に掴まれ、そのまま57mmレールガンで首に流体徹甲弾を撃たれてゴキッと圧し折られてしまった。

ヘッセニア「あーあ、一人で突っ込むからよ……」

少し遅れてヘッセニアが到着して銛で目を合わせたホタルイカ3隻を仕留めるとしょうがないなぁといったような様子でブロペニュの首をちゃんと元の位置と角度に押し込んで電気ショックを与える。
その頃にはホタルイカの艦隊はそそくさと逃げていた。

ブロペニュ「また折られた……めまいがまだする……」
ヘッセニア「またって何回折られてるの」
ブロペニュ「最近だとニュルンちゃんにそそのかされて下らないジョークを言わされたらお昼ご飯のトマトに圧し折られちゃった……」
ヘッセニア「うーん、記憶障害も併発してるわねぇ……」
ブロペニュ「ほんとだって! ほんとだからっ――ぎゃあああああああああああああああ!!!」

なんかもう一回電気ショックを食らってるが気にしない。

2017年
04月15日
22:05

488: レヴィドラン

妹ドラン『う わ ぁ・・・・いいジャックちゃん?一人で・・・なまものに突っ込むとリスク物凄いたかいから・・・ダメだよ?』
ジャック「大丈夫、私おかあさんと一緒だから!」
妹ドラン『なんてええ子なんや・・・!』


シュヴェシィナでもあのような事もあるのだと理解した魔境油断 ダメ 絶対である。
その危険性をしっかり娘にいう妹ドラン・・・連携は大事ハッキリ分かるんだね(白目
ちなみに妹ドランはこのときジャックにブラストマキシマムホールスピアなら持てるかなー・・・っと考え試したがダメでした(白目
体格も大事ハッキリ分かるんだね

2017年
04月15日
23:42

489: MI4989 削除

ブロペニュの首が圧し折られていた光景を眺めていた妹ドラン達に別の群れの水棲シュヴェシィナ……大きさ的には水棲ツュヴェツィナが真下から忍び寄って来た。

目を付けられたジャックは突然にして「狙われ、攻撃された気配」をかなり強く察し、次の瞬間に“恐ろしく堅い水”に掴まれて下に引きずり込まれた。
かなりの速度で引きずり込まれた時に見えたのは僅かに虹色に反射する眼を持ち、全長が40mほどはありそうな長い巨躯を持つ水棲ツュヴェツィナだ。

ニュルン達とかと比べると色素が抜けて真っ白どころか透明になった皮膚と体組織から透けるように透明な血管と脂肪そしてプリズムのような腹膜が見える。骨すら透明だ。
あの図体で極限まで透明にした水棲ツュヴェツィナ。
しかも屈折率まで水に近付けているので本当に透明に近い。
辛うじて脂肪部分の屈折率が若干異なっているためにもやもやした堅い何かがいるのが分かる。

妹ドランもジャックも襲ってきている者が水棲ツュヴェツィナだと分かった。
でもなぜ水棲ツュヴェツィナだと分かるのかは説明が付かない。

ジャックは毒針によって麻酔を打ち込まれて眠らされるその前にナイフで神経を切断して振りほどいた。
だが問題なのは極限まで透明な水棲ツュヴェツィナがどこに居るのか分かりにくいということである。

そして今度は妹ドランの脚を1000tクラッシャーか圧延機に匹敵する握力を持つ手で掴み始めた。
手の大きさからして辛うじて見える見た目通りかなりデカいようである。

2017年
04月16日
14:52

490: レヴィドラン

ジャックo0おかあさんと分断された・・・!

突如として極度の透明度の高い敵水棲ツュヴェツィナの奇襲により分断された。実際はそこまで離されていないがそれでも分断されたのは事実だ。当然ニュルン達も奇襲に気付いた・・・はずだ。そう考えたい、ジャックはプラズマナイフを構え周辺を見渡す実際あの時極限に透明度が高いとはいえ虹色に反射していた目が見えたのだ。それを目印に周辺を確認し―――見つけた。

ジャック「しゃぁ!」

ほんの一瞬の見えた場所を切り裂くするとどうだろうか手ごたえを感じた。よくみればその周りがちょっともやもやしておりそこに居たのが理解できた。当然切り裂いた箇所から何か別のモヤが噴出してるのが見える。こうなると靄の周辺は恐らく敵の部位と判断し素早く解体ばりに連撃を重ね最後に首と思わしき部位を切るするとモヤモヤが悶えた後ピタッ・・・っと止まった。
しかし敵は一体ではない複数対で襲ってきている。少し深い場所まで引っ張られたがおかあさんもとい妹ドランを援護しようと思った時ガゴンッ!っと轟音が鳴った。慌ててその方向を見るとそこにはラージパイルバンカーで硬い水・・・っというよりも透明度が高い敵大型水棲ツュヴェツィナの頭部?を潰した感じだった。

妹ドラン『ぜぇ・・・!ぜぇ・・・!咄嗟に何かもやが見えた場所にラージパイルバンカー刺したおかげで凌げタァ・・・!』
ジャック「おかあさん!大丈夫?」
妹ドラン『咄嗟に反撃したから何とか・・・でも・・・!』
ジャック「ッ・・・!」

咄嗟に互いに背中合わせをする妹ドランとジャック、二人の視界には複数のもやが見えた数はそこまでない・・・が大型ではなく通常サイズの雰囲気の靄が数体だ。恐らく先程の二体は大型だったのだろうか仕留めたがそれでも6体はいるようだ。遠くにも靄が見え、恐らく数からして50前後だ。何か話あったあと上に浮上するどうやらここは6体で問題ないと判断し上にいるニュルン達に奇襲をしかけにいくようだ。妹ドランはプラズマショットガンを展開する。恐らく透明度のの敵は一撃離脱もやってくる可能性を見たのだ。

妹ドラン『ジャックちゃん・・・相手は極度の透明な敵・・・!二人が掛かりで一体一体確実に仕留めるよ・・・!』
ジャック「分かったよおかあさん・・・!でも場所分かるの・・・?」
妹ドラン『水中に違和感のある靄があるの・・・しかも一定の箇所を留めてる・・・恐らくそこに―――9時の方向来る!』

妹ドランがそう言って二人はつかず離れずの距離を保ちつつその場から動くと先程の間での場所に針らしき物が漂っていた。先程ジャックが切り裂いた針と同じ物であった。どうやら透明な水棲ツュヴェツィナ武器も極力透明度が強いのを選んでいるようだがプラズマ系統の武装が無い辺り場所を悟られないようにしているらしい・・・もっとも二人はモヤで大体の位置を把握しているようだ、現に妹ドランがプラズマショットガンの引き金を引いて撃つがやはり少し距離があるのかモヤが避ける・・・が少し掠ったのかプラズマの焼け跡が見えた。

妹ドラン『ジャックちゃん、ここは近距離戦闘がいいかも・・・相手は透明度の高さからして・・・遠くだと分かりにくくなる・・・!』
ジャック「斬り込むんだね、頑張る・・・!」

2017年
04月16日
21:06

491: MI4989 削除

上の方にいるニュルンは透明なシュヴェシィナ達を発見し、マイクロハウザーに水雷弾を装填して迎撃し始めた。
比較的遠距離なためニュルンは光学的な索敵手段ではないものによって補足しているようだ。
水雷弾によって作り出されたバブルパルスは効率的に透明シュヴェシィナを圧殺していく。

妹ドラン達にもやが一斉に飛び掛かって来たが手ごたえがない。
ただのもやを攻撃しているようである。
透明シュヴェシィナ達の姿は元から見えにくいが本当に見えなくなった。

ジャック「……」
妹ドラン「……」
ジャック「ガクッ」
妹ドラン「ジャックちゃん……?」

ジャックがまるで麻酔ガスに曝露してしまったかのように力なく浮き始める。
その時にもやが見えた、もやはジャックの顔を塞ぎ、かなりきつく抱きしめていた。
そのもやには見覚えがある――さっき仕留めたはずの大型水棲ツュヴェツィナだ。
抵抗はむなしく、妹ドランも同じように抱きしめられて顔を塞がれた――

「――まだ――間に合う」
「がんばって――」


~駆逐艦、格納庫の一角~

妹ドランとジャックは目が覚めると駆逐艦の格納庫に居た。
傍には水飴のような身体を持つ怪物が横たわっている。

ニュルン「――よし、解毒剤の注射も済んだから狩りを再開するわ」
エンゼルフィッシュ「んじゃ、復帰するまではおれたちが面倒見ておくぜ」

ニュルンが格納庫を去って行くのが見えた。
その時に気が付いたが即席ベッドに乗せられていた。

妹ドラン「あれ……そんなに大きな怪我をしたかな……?」
エンゼルフィッシュ「いやー、運が良かったな。“プレデター”に麻痺毒を打たれて捕獲されちまってたからな」
妹ドラン「?」

なんか物騒な話である。

エンゼルフィッシュ「んま、そんなことはともかくあと3分くらいすれば二人とも自由に動けるから今しばらくゆっくりしてくれや」


――そのころ、ブロペニュは

ブロペニュ「え、今時人間を狩る奴がいるの!?」
菫「この海域で出たらしいよ」
ニュルン「一応、同族なんだけどね」
ブロペニュ「じゃあニュルンちゃんも……」
ニュルン「私は間に合ってるからやらないわよ! 肉体関係的な意味でも!」
菫「そこ、強調して言うことなのかな……」

狩りの途中で雑談していた。

2017年
04月16日
21:58

492: レヴィドラン

妹ドラン「プレデター・・・かー・・・」
ジャック「あの透明のブヨブヨ・・・かな・・・?」
エンゼルフィッシュ「おう、アレがプレデターだ、アイツは人間狩りをしてる連中でなこの海域に出ていたんだ」
妹ドラン「ヒエッ」
ジャック「ひえっ」

思わずギャグ声が出るまさか己が狩り対象なってるとは想定外だった。二人は恐らくまた同様の狩場を巡った争いかと思ったのだが予想を斜めいくことであった。ふと自身の愛機たるIMSを確認すると待機状態に戻っていた・・・恐らく偶然手動用の待機状態のスイッチを押したのだろう。
ただこれだけは理解できた・・・・


妹ドラン「魔境って・・・やっぱり常識から吹っ飛んでるなぁ・・・」

2017年
04月17日
09:45

493: MI4989 削除

エンゼルフィッシュ「ちなみにプレデターとは言うがあくまでも人間を狩る者を特にそう呼んでるだけで彼女自身は水棲シュヴェシィナと同系列の種族だぞ。姿形が全く異なるが」
二人「ええ……」

まぁ、見慣れた水棲シュヴェシィナ達も個体によって姿がちょこちょこ違うのでこの辺はあまり驚かされない部分だ。

エンゼルフィッシュ「まぁ、場所が場所なのもあるがプレデターにしては彼女らはかなり強引な手口を使ったな」
妹ドラン「やっぱり……強引なんだ……」
エンゼルフィッシュ「普通は人間が住んでいる場所に出てくるし、もう少し覚られにくいように捕獲するからな」

ヒトを狩る者という呼び名に違わず、本来は街に現れるものらしい。
つまるところブレイゾンとかのほうが狩場として適しているのである。
でも何のために狩るのかは彼は語らない。

しばらくするとシュヴェシィナ達(装甲車級クレリアンも一輌だけ居る)が狩りから戻って来た。
彼女らは狩りから戻ってくるとすぐに外殻と武器の整備を始める。

システィ「あの様子だとブレイゾンにもプレデター達が来ちゃうかもね」
カスターダ「でも狩るほどの獲物が居るのかしら……」
ゼルフィン「プレデターって基本的には人身売買の業者とは深い関係があるのが多いし、もしかすると需要があるのかもよ?」

ブロペニュ「(´・ω・`)首がまだがたつく」
ニュルン「はいはい、こっち向いて……うーん、筋肉がよじれて変形してるだけね」
ブロペニュ「(´・ω・`)治して」
ニュルン「タンパク質と金属摂って一晩寝れば治るわよ。ほら、航空機用の構造鋼の破片とニッケル・マンガン・コバルト塊」
ブロペニュ「(´・ω・`)一晩かかるの……」もぐもぐ
ニュルン「一晩で治るんだから我慢しなさい」
ブロペニュ「(´・ω・`)ねぇ、この貴金属は元素転換で作ったの? 不味いんだけど」
ニュルン「天然の貴金属は高価なんだから我慢しなさい」

2017年
04月17日
23:25

494: レヴィドラン

妹ドランo0天然貴金属って高価なのかー・・・

そりゃ当たり前だが元々いるCB次元とは価値観が違うのだろう、もっとも次の狩りもしくは戦闘に備え武器の整備をしていた。やはり魔境では想定外の事態も多々あるのだ。しっかりと整える、なお狂乱&大狂乱のにゃんこ達は相変わらずズモモモ・・・であるちなみにギガパルドとボルボンバーのにゃんこ達も常に整備をしているようだ。

妹ドラン「そういえば・・・ジャックちゃん、聖杯ってどう思う・・・?」
ジャック「聖杯・・・?うーん・・・望めば何でも叶う物かな・」
妹ドラン「望めば何でも・・・か・・・それはとてもすごい・・・でも、ね私は逆に考えるの」
ジャック「逆に・・・?」

妹ドランは武装の整備を継続しつつその理由を語った。

妹ドラン「たしかにその聖杯ってのは色々な願いが叶う・・・それはとっても凄い事だよ・・・だけどね、何でもって事は・・・恐ろしい事にも利用されるかもしれない・・・それ以前に聖杯そのものがもしあるとすれば・・・戦争の火種にもなりうる可能性がある・・・前にバベッジが言ってた聖杯戦争・・・聖杯があったから起きた事だとおもうの・・・もし、聖杯が・・・私とジャックが居た世界で・・・CB次元で起きたら・・・バベッジの言う聖杯戦争とは比べ物にならないかもしれない・・・」

気付けば整備をし終えた武装を粒子収納せずそのまま手が止まっていた。僅かな火種が戦争と言う名の巨大な業火になる危険性を秘めているから・・・そう考えたのだろう・・・ふとジャックが妹ドランの手に重ねる。

ジャック「おかあさん・・・もしおかあさんが望むなら・・・私聖杯壊すよ」
妹ドラン「ジャック・・・でもあくまで例えの話・・・だから・・・」
ジャック「おかあさん辛い顔してた、そのもしもが怖いから・・・何となく分かる、私もその気持ち何となく分かる」
妹ドラン「・・・・ありがとね・・・心配してくれて」

頭を撫でつつそう言う・・・そうこれはもしもであり本当に聖杯がある訳ではないのだ・・・すこし抱え込み過ぎたからだろうか、魔境とはいえたまにはリラックスも必要なのだと、何となくだが・・・ジャックに教えられた気がした・・・

2017年
04月18日
01:12

495: MI4989 削除

フェヌン「えっと、次の狩場はっと……海流と気象からして今から30時間くらいで行けるかな」

その頃、フェヌンは次の狩場までの航路を選択して所要時間を計算していた。

水棲シュヴェシィナ2「あれ、この航路だとにゃんこ軍団の所に明日のお昼前あたりに着いちゃいますよ?」
フェヌン「あ、ほんとだ。ちょうどいいからドランちゃんとにゃんこ達をそこで降ろしましょう」
水棲シュヴェシィナ3「私達は?」
フェヌン「駆逐艦を停泊させてカジキやイルカに乗って近場へ狩りに行くわ。なんか依頼内容からして時間が要りそうだから待ってあげましょう」
水棲シュヴェシィナ4「スケジュールを変更っと……」
フェヌン「さってっと、今日の狩りを終えて航路を決めたことだし、夕飯前にお風呂入ってくるわ」

……駆逐艦なのにお風呂があるようである。まぁ、駆逐艦といってもミサイル駆逐艦だし、その全長は太平洋戦争時代の重巡洋艦レベルの大きさなので艦内は余裕があるようだ。
というか、この駆逐艦の艦内もじみーな超時空領域である。
実際に容積を調べてみたら200m級巡洋艦と1000m級空母の間をちょこちょこ動いている感じの容積になってたそうなのでじみーに容積も可変らしい。
いちいち容積が5倍になったり1/5になったりと忙しそうだ。
その原因は狩りだが。


ブロペニュ「私達ほど裸に特別な感じがしない女キャラっていないよね」
ニュルン「確かに」
ヘッセニア「クレリアンなんて文化的な配慮がいらないなら全裸が基本だしね」
カスターダ「バリスタンに至っては常時全裸じゃん、何言ってるの」
システィ「でももふもふしてるからあんまり変わらなくない?」
カスターダ「まぁ、そうなんだけど」
菫「バリスタンってスポンジとして使えるかな……」
水棲シュヴェシィナ2「バリスタンの毛ってモース硬度で9もあるから何も付けなくても研磨剤を使った感じになるよ」
菫「そんなに硬いんじゃおちおち手軽に使えないね……」

2017年
04月19日
20:36

496: レヴィドラン

~駆逐艦 割り振られた部屋~

一方妹ドランとジャックは、依頼にあった友軍にゃんこ達のポイントと合流に備えて準備をしていた。
ギガパルドとボルボンバーそれぞれの担当のにゃんこ達と一緒に色々相談をしつつである。

ギガパルド担当ネコ「ふむ・・・ゾンビ属性は我々が対処するとしてにゃ黒い属性の敵はどうするにゃ?」
ボルボンバー担当ネコ「そうですにゃ天使属性はディオラムスが対応、赤はバトルネコ達とネコフィッシュ達が対応、メタルはウシ達が対応それぞれ可能にゃとはいえ・・・」
妹ドラン「んー・・・それ何だけど・・・黒い属性の敵に対して・・・特化が付属されるアイテム暗黒の果実をジャックに持たせようと・・・考えてる・・・」
ギガパルド担当ネコ「アレをですかにゃ?しかしにゃんこなら兎も角人に反射されるかどうか未知数にゃ」
妹ドラン「大丈夫・・・きっと効果は出る・・・!」

その他陣形や特定の属性が出撃した際の対応法などを相談し合った。
ちなみにジャックは疲れて気持ちよさそうにベットで眠っている。

2017年
04月20日
08:37

497: MI4989 削除

~π245A-4(´・ω・`)星団、審議中六重環状連星系、
恒星系環状宇宙都市遺跡帯、大森林と化した(多分)都市区画、
水没区域(水深:深)~
現地時刻 お昼前

選択した航路の通り航行すると予定通りの時間にこの星系に着いた。
周囲に見えるのは既に滅び去った文明による風化していく遺跡群と大自然。

もはやちょっとどころかガチな方のジャングルである。
倒木とその腐敗物が積層したものによって出来た浮島が絶妙に航行の邪魔となる。
これ以上は深く入れない所までに来たが陸上戦力を上陸させるための適当な陸地も港は無かった。
そうなるとやる事は……港と橋を造る事である。

フェヌン「ヘッセ、仕事が増えたわ……」
ヘッセニア「港と橋を造るんでしょ、工場の建造と運用なら何とでもなるよ」

めんどくさがってもしょうがない、とりあえずヘッセニアとカスターダとシスティは駆逐艦から降りて適当なビルの中に入って工場を作り始めた。
その間に水棲シュヴェシィナ達も出てきて周りから資材を集めてくる。
瓦礫、木材、たまに何かしらの金属ゴミ。集めるのはそんなもの。

1時間もしない内にビルを改造して建材工場が出来た。後は建材を作って港と橋を造るだけである。
ここからは作業用の軽二脚VACや装甲車を出してパパっと組み立てていく。
で、またもや1時間もしない内に港が出来た。ついでに言うと港も建材工場の一つ。
この港で浮橋の基礎を作って曳航し、橋を目に付く陸地まで伸ばすのだ。
駆逐艦からはにゃんこ達も出てきて建材工場で働かせられ始めた。
……任務の領域にやってきてまずやる事が港と橋の建造である。

そうして陸地まで橋を架け終わったところでお昼ご飯の時間。
橋も港もギガパルドが全速力で往来しても壊れないくらいにまで頑丈な耐久性なのにお昼前に到着してお昼までに港と橋を作り終えられた。
異様に速い竣工速度である。

ブロペニュ「とりあえず……」
菫「工事完了……」
フェヌン「そうそう、ブロペニュちゃんと菫ちゃんはにゃんこ軍団の支援お願いね♪」
ブロペニュ「え、なんで?」
菫「私はなんでなのか分かるけどブロペニュはなんで?」
フェヌン「単純に数の問題と敵が“ノラ兵器群”だった場合に……ね。あと菫ちゃんはその鎧を脱いでもらうわよ」
菫「えぇ……まぁいいけど……」
ブロペニュ「私も着替えておこうっと」

ニュルン「水棲シュヴェシィナや陸棲シュヴェシィナはダメなのかしら?」
フェヌン「私達の皮膚は結構頑丈なのよ? それこそ堅いほうのなまもの兵器群とも並べられるくらいには。当然だけどヘッセは行っちゃだめだからね」
ヘッセニア「解ってるわよ~」食事中

2017年
04月20日
18:30

498: レヴィドラン

妹ドランo0やっべぇ魔境の製造速度やっべぇ!

しれっと内心弩興奮状態の妹ドラン、無理も無かろう様々な物を開発した彼女だが1時間もしない内に港が完成しちゃうという圧倒的速度、尚且つ一から制作してるのだ。メカニックたるもの興奮せざる終えないと言うか興奮不回避だ。
ちなみに作業にはちゃっかり混ざっているその時はIMSEX-Sガンダムを纏って表情は見えなかったがかなりグヘ、グヘヘヘ・・・!的な顔をしていたぶっちゃけ見せられない

ジャック「おかあさん、さっきまでぐへへーって言ってたけど何かあったの?」
妹ドラン「いやー・・・♪これでも傭兵兼メカニックだからね・・・♪つい・・・♪」

IMSを整備していたらそらそうなるわなである。しかし驚く事のは陸上部隊とにゃんこ達が一斉に通っても耐えうる頑丈さがある橋だギガパルドが全力疾走しても余裕な強度である。実際すごい

それは兎も角近場の遺跡を見る、昔は此処も繁栄してたのだろうか・・・
その時の技術力はどれくらいだったのだろうか、思考が止まらないわ止まらないわ(笑

妹ドラン「あ、そだそだ・・・ちゃんとアレ持ってる・・・?」
ジャック「これの事?」

ジャックが懐から出したのはブドウに非常に良く似た金属製のアイテム、暗黒の果実だ。黒い敵にどのような効果が発揮されるかは不明だがきっと役立つはずである。

妹ドランo0にゃんこ達は魔境の環境下で非常に強靭になってる・・・多分ちょっとじゃそっとじゃ怯まない・・・上手く生かさないと・・・!

2017年
04月20日
19:30

499: MI4989 削除

~湿地と密林の中間みたいな区域~

お昼ご飯を終えてしばらくしてからシュヴェシィナ達とヘッセニアはとりあえずにゃんこ達の為に足となる車両と道路を作るための土木工事用の重機をこれまた1時間で揃えていた。
ギガパルドとボルボンバーそれぞれの為のトランスポーターもさりげなーく揃えている。
ビルの中にあった印刷機をレストアして作成した紙のマニュアルと共に。
何故だかどーみてもiPhoneな携帯端末やタブレットもレストアしている。

大半は水底からサルベージしてレストアした古代文明が作ったであろう車両だが性能は充分。あんなひっどい状態なのに整備さえしちゃえば動いちゃう機械的な頑丈さと信頼性も見逃せないポイント。

車列の先頭では木を伐り倒して木材へ加工していく。
……ただ、木材と言ってもジュラルミン製だったり鋼鉄製だったり、また金属かと思うと普通の木だったりとやたらとバリエーションが豊富である。

そして枝をあれこれして作った油を道路に撒いてから後続の車列を通していく。
実はこうしないと雑草みたいに木がすぐ生えるのである。

ピョロッ
木の芽「(`・ω・´)マッハで成長してやんよ」ズモモモモモッ!
ジャック「うわああああああああっ!?」
妹ドラン「あ、ありのままに見た事を話すぜ……!
もの凄い勢いで木が生えた。
な、何を(ry」
菫「流石にこれは運が悪かったとしか……」すいーっ
雑草「wwwwwこれはwwwwww酷いwwwwwwwwwwwwwwwww」

こんなふうにいつのまにか木の上に……! なんてことも。
あと無駄にデカい木が一瞬で育ってしまうのでそれを防ぐ意味も強い。
草に至っては掃除することを諦めるくらい生えまくる。
ここで農業やるなら焼畑農業しかないよ! マジで!


ブロペニュ「……何あれ」
菫「……なんか居るね」

そんなこんなで友軍のにゃんこ軍団が居る所まで進んでいると紫色のにゃんこ軍団が車列の側面3000mくらい先に一斉に出て来た。
多分、ゾンビにゃんこ軍団であろう。
それがこちらに気が付いて一斉に向きを変えて接近してきた。

菫「敵襲! ゾンビにゃんこの群れが側面から向かってきてる!」

ゾンビにゃんこ軍団の構成はタンクネコとネコとバトルネコを前衛に配置、後方にネコトカゲとキモネコとネコノトリを配置している。どれもゾンビ化している。
もっと後方には青銅製の75mm前装式レールガンが6門見えていてそっちにもゾンビ化したネコ達が居る。
近くの基地を襲撃する所だったのだろうか。
そしてレールガンなのに青銅製だし前装式っていう訳の分からないものが火を噴いた。
光り輝くプラズマ化しているコンクリート柱が車列の上空を通過してかなり遠くに着弾、大爆発を起こす。
爆風も破片も殆ど来ないので完全に外している。
その時にはもうこちらのにゃんこ軍団も戦闘態勢に入ったのであった。

2017年
04月22日
10:52

500: レヴィドラン

狂乱のネコダラボッチ『ズモモモ・・・(スッ』

ふと狂乱&大狂乱のにゃんこ達が進軍するなか、一体狂乱のネコダラボッチが立ち止まり双眼鏡で何がどの場所にどの敵がいるか確認した後スッ・・・っとギガパルドを見る。すると何か理解したのかガゴンとギガパルドから主砲がにゅっっと出てきて―――

ギガパルド担当ネコ「フォイヤ!」

ドーンッ!っと巨大な砲弾が発射され、そのまま曲線を描いてゾンビにゃんこ達の後衛に巨大な砲弾が直撃する。威力もさながらグワーッ!っとノックバックするにゃんこや耐久度が低いにゃんこはパリーンっ!っという音と共に天にメサレテイクー・・・まぁ暫くすれば復活するだろうが・・・

それは兎も角互いのにゃんこ前線が激突する最初に狂乱のネコタンク系統と前衛のゾンビバトルネコと激突・・・することなく地面に潜った。やはりゾンビ属性同様潜るらしい・・・が、実は妹ドランはこれを想定している。当然ゾンビ属性はにょきっっと生えるように出てくるのだが―――

大狂乱のネコ島「ズモモモモ・・・・」
狂乱のネコノトリ『ズモモモ・・・(バサバサバサ』

ゾンビバトルネコs『あっ(察し』

こうなると想定し交戦ラインが二つにするのだ。当然最前線には高耐久のにゃんこも必ずおり尚且つ高火力を放つ事が出来る。特に狂乱の巨神ネコ系統は火力要因である。運がよければ波動攻撃発動で敵に大打撃を与えられる。当然狂乱のネコノトリ系統もいるため瞬間火力にも困らないちなみにボルボンバーも爆弾を投下している。その際爆風に巻き込まれたゾンビにゃんこはボルボンバーの主砲同様メサレテイクーそして耐久力の高いゾンビにゃんこは押しのけられる。ボルボンバーはゾンビ属性を確実に押しのける効果を持っており近接特化には問題なく対処かのうだ。

妹ドラン『ギガパルド主砲命中確認!再度砲撃準備!目標は後衛のゾンビ属性!狂乱にゃんこ達は前線維持!』
ギガパルド担当ネコ「了解にゃ!」

的確に指示を送り妹ドランは最後衛にある青銅製の75mm前装式レールガンを狙う基地を襲撃されてはたまらないはずだ。故に優先的に狙撃するようだ。

2017年
04月23日
16:34

501: MI4989 削除

<――ガガッ――を要請――ピィー――にゃ!>
ブロペニュ「……なんか敵が無線を発してない?」
菫「こっちには彼らにとって知らない敵が少なくとも四種類も居るんだよ? まぁ、こっちからしたら相手はもっとよく知らないんだけど」

野砲6門を撃滅せんとブロペニュと菫は低空飛行して接近していた。
ブロペニュは最近作ったフレズヴェルクな外殻、菫は装甲部分だけを外した外殻だ。
ゾンビにゃんこ軍団の陣形を飛び越えて野砲部隊を撃滅するのだ。

そんな野砲部隊に接近するとゾンビなにゃんこ達は箱から三脚と何かを取り出してきた。
見た所、ミサイルランチャーのようである。
……どうやら彼らはシュヴェシィナというものを知っているようだ。
彼らは三脚の上にミサイルランチャーを設置して接近する二機に照準を合わせ、ミサイルをそれぞれ一発ずつ発射した。塩ビパイプの胴体と鋳鉄製の弾頭を持つ対空ミサイルだ。
二機はミサイルの旋回半径の内側に入るように更に加速して接近していく。

<航空隊到着したにゃ、これより航空支援を敢行するにゃ>

妹ドランが野砲を一門撃破した頃合いに敵勢力であろう特徴的なシュヴェシィナが5機飛来した。
外殻ににゃんこが乗込むガンターレットがあり、背部と胸部にそれぞれ一基ずつ配置され、どちらもガトリング式機関銃が搭載されている。

菫「ブロペニュ、制空権の維持をお願い!」
ブロペニュ「わかった!」

ブロペニュは急旋回して高度を上げた。
もうあのシュヴェシィナ達は編隊を組んで胸部のガンターレットからガトリング式機関銃による対地攻撃を始めていた。撃っているのは“石”だ。それがビーム化してかなりの弾速で発射されている。
そしてそれらの後ろを採ったブロペニュには5機から一斉に防御火器による弾幕展開が行われた。
前後のガンターレットで撃つ銃弾が違うのか、それとも切替が容易なのかは解らないがプラズマ化した石弾が合計で秒間6000発飛来してくる。
流石に被弾は多くなるがシュヴェシィナシールドによってプラズマ化が解かれ、普通のビーム石弾となって飛来してくる。それはブロペニュの皮膚を損傷できるほどの威力ではないが地味に痛い。

<まともなシュヴェシィ“ニャ”にゃ!>
<プラズマ弾を当て続けてシールドを剥がすにゃ! 防弾性能がC+以下ならそれで貫通できる筈にゃ!>

ブロペニュはビームランチャーを構え、流体徹甲プラズマ弾を編隊の先頭に撃った。
流体徹甲プラズマ弾は槍のような弾体となって飛翔し、シュヴェシィナの発動機に着弾、そこを貫通して腰あたりにある内臓である燃料タンクに入ったのか腹部が大爆発して燃えながら墜落していった。
その時ににゃんこの魂みたいなものが三つ出てきた。
……どうやら見た目通り三人乗りのようである。

だいたいそんな頃合いだろうか、味方のにゃんこ軍団もぼこぼこと対地攻撃を受けている訳ではなく、車両から敵のにゃんこ軍団が対空ミサイルを取り出したように誘導プラズマランチャーを取り出して迎撃に入った。
技術レベル的にも敵とほぼ同等の代物、レーザー光に“乗るように”誘導していくプラズマ石弾を投射するものだ。
これで少なくとも攻撃針路をとらせないように妨害はできる。

敵シュヴェシィナの一機が編隊を離脱し、ブロペニュに向かってきた。
彼女は腕部搭載のプラズマブレードを起動、ブロペニュもビームランチャーをビームブレードに切り替えて応戦開始。
ブロペニュは薙ぎ払うように敵シュヴェシィナにプラズマ刃を当て、敵シュヴェシィナはプラズマブレードをブロペニュの顔に向けて刺突してきた。
敵シュヴェシィナは腹側から肩まで斬りつけられ爆発して魂みたいなのが三つ飛び出し、ブロペニュは刺突を避けきれずに左頬に直撃。
シールドを突き破られ、皮膚も突き破られて顔の鋼鉄製の骨にまで浸徹し、そこで止まった。
見かけによらずかなりのCE貫通力のようだ。


ちなみに敵のシュヴェシィナは……墜落した時の破片からにゃんこ達が察した感覚から天使属性のようだ。
ガンターレットに乗り込んでるにゃんこはいつもの白属性だけど。

2017年
04月23日
19:12

502: レヴィドラン

妹ドラン『うーん・・・こっちも少なからずやられてる・・・』

敵のにゃんこ達が対地攻撃でメサレテイクー・・・も暫くして復活し戦線復帰してくるやけにメカメカしいにゃんこ基地の位置口からである。実はこの時に備え妹ドランが開発した手動型配置式にゃんこ基地である。これによりもしやられメサレテイクーっとなってもここから復活し戦線復帰できるのだ。

尚護衛としてディオラムスがおり空か迫ってくる敵シュヴェシィナを強力なブレスで撃ち落としつつ押しのけていく、天使属性があるとなればなおさらだ。

一方狂乱&大狂乱にゃんこの戦場は相変わらず一定を保っていた。ちょっと押し込むが後衛からの攻撃でぐわーっっと少しやられ少し戦線を押されるが即座位に後続が到達し立て直す。さらに狂乱だからこその特性があり着実に押していた。例えば狂乱のキモネコ系統は確定の波動攻撃がある為少し後ろの敵にも打撃を与えられる、前衛の要の狂乱のネコタンク系統は通常のネコタンクより足が早く素早く前線にたどり着ける。そして何よりゾンビキラーであるギガパルドとボルボンバーによる攻撃で確実にゾンビにゃんこの数を削って行く。

妹ドランも遠くから狙撃で時々後衛の敵にゃんこを攻撃さけノックバックさせつつ、敵の野砲を攻撃し確実に破壊、数を減らしていた。
尚ジャックは何度も潜って妹ドランと手動型配置式にゃんこ基地に接近してきたゾンビにゃんこをサクッっと倒す。ようはディオラムス同様護衛である。

妹ドランo0戦況は今一変化は見られない・・・でもゆっくりと押している・・・長期戦ならこっちが有利・・・かな・・・

2017年
04月25日
10:49

503: MI4989 削除

<――は壊滅――ggg――せよ――ピーガガガーーッ……>

そんな感じのぶっ壊れた無線が聞こえると殆ど全てのゾンビにゃんこ達がピンポン球のような発煙弾を地面に叩き付けて煙幕を展開、一斉に潜り始めた。
そうして敵の攻撃に備えた――が、戦場は静まり返った。
何時の間にやら敵のシュヴェシィナもかなりの速度で彼方へ飛び去って行った。
どうやら敵はこちらに勝てないと判断し、撤退したようである。

菫「……これピンポン球発煙弾じゃない……やっぱり臭い」
ブロペニュ「敵さん、どっかに行っちゃったよ」
菫「でも武器は置き去りみたいね……」
ブロペニュ「鹵獲成功だね」

撤退するときには兵器は置き去りにしていたようだ。
使い勝手はともかくとして菫は残っていた野砲2門とミサイルランチャー6門を適当に引っ張ってきて車両に乗せた。
ついでに撃墜されて墜落したシュヴェシィナもといシュヴェシィニャも回収する。
そうして友軍のにゃんこ軍団の拠点へ向かうのであった。

遠くの方から何か光が明滅し始めている。
それを見た菫は鏡板を使って応答した。
光があった方向を見るとかなり遠くを飛んでいるというか浮かんでいる飛行船が居るようだ。
友軍のにゃんこ軍団の所属のらしい。
……飛行船とはいっても悪天候に耐える構造を取るがために全翼形式の大型爆撃機のような機影だが。


~虞琉隈組領の基地的なところ~

港から道中の雰囲気と打って変わり、基地というかどことなく近代的な都市のような場所となっている。
建築物の多くは古代文明の遺跡を基礎としており、その内外に新しく何かしらの設備が追加されている感じ。
いたるところに白い毛並みのにゃんこ達が暇そうにしてたり忙しく働いているのが見える。
なんか弾を運んでいるにゃんこが目に付くが……。

しばらく道なりに進むと広場的な場所に出た。
菫が言うにはここが依頼主との待ち合わせ場所らしい。
特に待たせもせずに依頼主であろうネコがネコ用オートバイに乗ってやって来た。
ネコワイルドじゃなくて本当にただのネコである。あの丸っこいネコである。

菫「あなたが件の依頼を出したネコですよね?」
ネコ(大隊長)「如何にもそうだにゃ。いくらかの交信によってそちらの戦力構成はもう把握しているにゃ」

そんなこんなで敵拠点の地図と敵戦力の詳細を見ながら作戦を確認していくが……。

ブロペニュ「や、やばい、他の戦闘要員とか雑用のネコと見分け付かないよ……」

実は彼、いつものあの50円のネコと殆ど一緒の姿というかまんまである。
一応、大隊長なのに50円のネコである。
にゃんこ達の個体の判別ってどうしてるんだろうか……。


~襲撃予定の工場がある作戦領域~

敵勢力はこちらに新しい戦力が加わったことを察知したようだ。
今まで守勢だった彼らは攻勢に出ていた。
戦場の遥か後方より破砕砲撃が行われ、シュヴェシィニャによる航空攻撃と空挺降下も行われている。

地上ではこちらが築いた要塞線と敵の多種多用なにゃんこ軍団が激しい白兵戦闘を繰り広げていた。
こちらは白いのしか居ない。
というかガトリングガンを開発できるくらい技術力があるのに何故白兵戦闘なのか、それを理解させられた。

ここのにゃんこ達は踏み込みが非常に速く、“近接攻撃”そのものの射程が長いのだ。
その速さたるや、ネコカベであってもおよそ1020m/s以上。一瞬で100mも肉薄してくるのである。

「頑丈な金属が少ない! それを銃弾にするのはもったいない!
と言う訳で自分達の足を速くして近接攻撃を短機関銃レベルの射程距離にしました」

ちがうっ! そうじゃないっ! とツッコミたい。
マッハでツッコミたい所だが相手は最低でもマッハ3以上で踏み込んでくる。
とてもじゃないがこんな奴らに銃撃で対応できる奴なんてもっと射程距離が長い奴しか居ないだろう。
それはあいつらに限らず、近接攻撃を主体とする戦力に共通する事だ。

ブロペニュや菫はそれでも難なく対応……というか彼女らもマッハ3以上で踏み込んでは殴りかかったり蹴飛ばしていた。どうやら魔境の住人はヒト(?)であっても白兵戦闘の時にはマッハ3以上の速度で踏み込む長射程な近接攻撃を主とするようである。

極超音速白兵戦闘はバリスタンの専売特許ではありませんし、彼らの発明ではありません。
環境がそうさせました。

巨神ネコ(E4)「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァッ!!」合殴
巨神ネコ(A4)「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァッ!!」いり
ネコ(A6)「オラッシャアアアアアアアアアアッ!!!!!」シュッ
巨神ネコ(E4)「へぶらっ!!」ガスッ
ぽんっ
美脚ネコ(E5)「エイャァッ!!」
ネコ(A6)「あべしっ!!」スッパーンッ!

そんな白兵戦闘なのに長射程過ぎて射撃戦染みてる戦場で敵の美脚ネコが妹ドランに向かって味方のネコを蹴飛ばして来た。
ネコが蹴飛ばされてるだけなのに砲弾のように風を切る音が響いている。

2017年
04月25日
15:00

504: レヴィドラン

妹ドラン『ふぁっ!?』

まさか味方のネコが砲弾よろしく飛んでくるなど想定外だったのか避ける暇のなく直撃――

ガシィ!

ディオラムス『グルル・・・』
ネコ(味方)「にゃ?」
妹ドラン『・・・ほぇ?』

することなく寸ででディオラムスが余裕でキャッチして・・・何故か味方のネコをしばらく見る。その後下ろしネコ(味方)は前線へ復帰するため急ぐよく見ると周りの狂乱のにゃんこ達も戦場と先程のネコ(味方)を何度かちらちら見る。この時妹ドランは察した・・・

―コイツら・・・!まさか、さっきのをやる気なのか・・・!?―

さっきのとは先程美脚ネコ(敵)に吹き飛ばされたネコ(味方)の一瞬のやりとりである。まさかそのような事は・・・

大狂乱のネコモヒカン「ズモモモモ・・・」
大狂乱のムキあしネコ「ズモモモモ・・・」

っと思ったのもつかの間
3体程度の大狂乱のネコモヒカンが大狂乱のネコムキあしネコの足に掴まり、それを確認した後大きく足を上げ、構えそのまま全力で振うその際波動がカタパルトの代わりになり速度を増していき―――

大狂乱のムキあしネコ「!」

ガブリッ!

美脚ネコ(敵)「ぐわーッ!?狂乱種!?狂乱種ナンデ!?ぐわーっ!?」

妹ドラン『マジでやりががったっ―!?』

そのまま敵の美脚ネコに3匹の大狂乱のネコモヒカンが取り付きガブガブボカボカタコ殴りである。尚時速マッハ6以上その光景に思わずキャラ吹っ飛ぶ程の驚きである(笑)
そのまま他の敵ネコに襲い掛かるとはいえ相手は魔境環境での特有の進化をしているにゃんこ達間合い等は劣るので案の定攻撃を喰らうが―――

大狂乱のネコモヒカン「ズモモモ・・・」
ネコ(敵)「硬すぎにゃ!?」

BOKA☆DOKO☆

ネコ(敵)「ぎゃふん!?」

普通に耐えた、と言うか防御力と耐久度に差があったようだ。どうやら狂乱&大狂乱のにゃんこ達は魔境の環境下において相手の攻撃は一撃一撃が非常に重く今までの世界とは明らかに異なると判断し圧倒的防御力と耐久力が大幅に向上そして攻撃面も多少向上したようだ。ただ防御面と攻撃に特化したためか機動性はそこまで向上していないようだ。それでもマッハ1.5以上はある。とはいえ、相手の攻撃を余裕で耐えそしてボコボコにするといった感じのようだ。

しかも―――

巨神ネコ(敵)「ニャニャニャニャニャニャニャ!」合殴
狂乱の巨神ネコ「ズモモモモモモモモモモモ・・・」いり

ボゴォ!

巨神ネコ(敵)「ごへっ!?」

地味に反射速度も向上しているようだ。さらに狂乱だからこその効果も重なり一対一での殴り合いの場合は普通に押し通す事が出来る。例えば先程の殴り合いでは波動発動が確定の代わりに波動数が1っといった感じだ。流石狂乱&大狂乱のにゃんこ魔境での環境に適応しつつある。とはいえこのように特攻が出来き前線を構築し始めているのも妹ドランの近くにある特製にゃんこ基地があるからである。案の定護衛のディオラムスもいるため早々簡単には攻撃はされないだろう現に時々シュヴェシィニャが奇襲あるいは爆撃を仕掛けてくるがディオラムスがブレスで対処天使属性も重なり押すわ押すわ圧倒出来迎撃力を発揮していた。
おまけに前線復帰を効率化するために小型なにゃんこ要は狂乱のネコ系統と狂乱のバトルネコ系統は数十体いる大狂乱のムキあしネコの足に掴まりカタパルド代わりに前線にシュワッチする。先程の美脚ネコ(敵)の様子を見てそう利用したらしい、尚シュワッチした狂乱のにゃんこは見事なまでに空中で態勢を整え敵にゃんこに突っ込み攻撃する。狂乱ならではのやり方なのは理解できた・・・のだが・・・この光景に思わず妹ドランはツッコンだ。

妹ドラン『違うっ・・・!そうじゃないっ・・・!』

とはいえそれが功を成し前線は安定をし始めていた。時折属性付きのにゃんこと接触するがそこは狂乱のネコフィッシュ系統と狂乱のネコウシ系統が対処していた。尚狂乱のネコウシ系統は他の狂乱系統と異なり機動力と攻撃に特化、一撃離脱戦法をしていた。数匹で、要はビュンビュンとタコ殴りをしていたのだった。