ヴェルグのバラック工房 chapter5 ~魔境と日常~ タイトル-200

2019年12月25日
20:00

ヴェルグのバラック工房 chapter5 ~魔境と日常~

忘却の亡霊

ヴェルグ「そろそろ作業船が欲しいな…」

ここはヴェルグが武装研究用に作った個人工房です。
ヴェルグに経験を積ませ、設備をアップグレードすればより大きな武装やロボを造れるようになります。

現在の工房Lv 4 拠点『忘却の惑星ダスド』
全工程にて細かくチューニングやエンチャントを施せるようになり、ようやく工房らしくなった。
全てのサイズの武装修復・整備・改修・製作が可能になった。

製作傾向
全体的に射撃寄りで、万人に使いやすい武装の製作を好む。
武装の改修は経戦能力を高くする傾向にある。
また、材料や武装にエンチャントを施せるようになった。

登場人物
ヴェルグ・ラスタ(【太陽】のアーク ソルブレイズ)
元プリッツア騎士王国国民にして【太陽】のアーク
故郷を混沌に滅ぼされ、キスリルを恨んで長い間一人で戦い続けた。
2度ほど【憎悪】のアークに取り込まれるも、克服した後にアークとして覚醒。
現在はアークの分体で混沌軍の動向を探りつつ隠居生活をしている。

2019年
12月25日
21:22

1: MI4989 削除

デッカー「ミ,,・ω・,,ミ ありがとー」もふもふ

ヴェルグからココアを二つ受け取ったデッカーはロックを解いた魔導書を読み込んでいるシャッフィにココアを渡そうとする。

デッカー「ミ,,・ω・,,ミ ココア入ったよ」
シャッフィ「ミ,,・ω・,,ミ じゃ、お茶(じゃないけど)タイムだね」ズズーッ
ブロペニュ「ふかふか~♪」もふもふ

魔導書を汚すのを避ける為か、シャッフィはなんか座ってたブロペニュの腿の上に乗ってからココアが入ったマグカップを受け取ってココアを飲み始めた。
そしてブロペニュはシャッフィをもふり始める。

2019年
12月25日
22:10

2: 忘却の亡霊

ヴェルグ「ココアこぼすなよブロペニュー」

ズズとホットココアを飲み、ブロペニュに一応注意しておく
ヴェルグはコーヒー派ではあるが他のが飲めない訳でもない
ココアの味わいが気分を落ち着かせてくれるのだ
それにこのココアは甘い、ヴェルグにとってもお気に入りの1つだ

2019年
12月26日
01:38

3: MI4989 削除

ブロペニュ「肉球触って良い?」もふっもふ
シャッフィ「ミ´・ω・`ミやだ」

しばらくもふもふとパンター兄弟をもふっているとカスターダとニュルンが工房に入って来た。

ニュルン「あら、もっともこもこした子達が来てたのね」
カスターダ「冬毛になって暖かそうね」なでなでもふもふ
デッカー「ミ,,>ω<,,ミ♪」もふっ

そしてさっそくカスターダはデッカーを撫で始める。
ニュルンは何を思ったのか子バリスタンぬいぐるみを出してきた。

デッカー「ミ,,・ω・ミ ぬいぐるみあるんだ」
ニュルン「最近だとこの世界でもこのぬいぐるみが手に入るようになったみたいよ」

2019年
12月26日
14:29

4: 忘却の亡霊

ヴェルグ「…」
ニュルン「いや、何でヴェルグさんもぬいぐるみを取り出してるのよ」
ヴェルグ「せっかくだからモフモフ具合を確認しようと…」

ヴェルグが茶色い子バリスタンのぬいぐるみを取り出し、デッカーと比べる
体温がある分デッカーの方が暖かいが、モフモフ度合いはぬいぐるみも負けてない

ヴェルグ「あー、ぬくい…」デッカーをモフる

2019年
12月26日
15:50

5: MI4989 削除

ブロペニュ「(´・ω・`)にくきゅうぷにぷにしたい」
シャッフィ「ミ´・ω・`ミやだ」
ニュルン「じゃあ、このぬいぐるみの肉球をぷにぷにしたら?」
ブロペニュ「(´・ω・`)せっかくだから本物をぷにぷにしたい」
シャッフィ「ミ´・ω・`ミやだ」

肉球を触られそうになったのを察したシャッフィはブロペニュの腿の上から降りてニュルンの胸の谷間に下から入って丸くなって縮こまった。
ニュルンの胸の大きさもさながら、すごく縮こまったのか胸の谷間に収まっている。

ニュルン「……あのもう大きくなって重いからこっちにしてくれない?」もふっ

丸くなってヒョウ柄のもふもふボールになったシャッフィを谷間から取り出したニュルンはカスターダ(陸棲シュヴェシィナの身体)の胸の谷間に突っ込んだ。
やっぱり収まってる。

2019年
12月26日
18:28

6: 忘却の亡霊

ヴェルグ「ちょうどよく収まってるなおい…」

ぬいぐるみをナノトランサーにしまいながらココアを飲むヴェルグ
シャッフィがちょうどよく収まってるのを見て感心したように言った

ヴェルグ「子バリスタンって便利だな…」

2019年
12月26日
22:07

7: MI4989 削除

デッカー「ミ`・ω・´ミ 射撃場使いたい!」もふっ!
カスターダ「二人で使うなら1時間3Agね」
デッカー「ミ,,・ω・,,ミ 魔鉄鉱3kgでいいかな」
カスターダ「良いわよ」

ココアを飲み干したデッカーは唐突に射撃場を使わせてほしいと言い出し、カスターダはさも当然のように利用料金を取った。
とことこ歩いて射撃場に向かうデッカーを見たカスターダはニュルンに着き添うようにアイサインを送り、ニュルンは一緒に射撃場に向かった。
話を聞いていたシャッフィはカスターダの谷間から顔を出し、するっと降りて魔導書をバッグにしまうと射撃場へ向かう。

射撃場に着いたデッカーとシャッフィはバッグからいつも使ってるであろうとても小さい.25ACP仕様の短機関銃と.22LR仕様のボルトアクションライフル、そして念力で制御することを前提としている手動有線誘導式の25.4mmナノミサイルランチャー。

ニュルン「クレリアンって玩具のミサイルなんて作ってるの?」
シャッフィ「ミ´・ω・`ミ どっちかというとミサイルスキルを鍛える為のトレーニンググッズなんだ……ぼくは苦手……」

ナノミサイルランチャーはミサイルらしくいろいろなミサイルが撃つことができ、基本的にちゃんと爆発する実弾と実弾を模した重量にしてるが体当たりしかしない有線制御式ドローンみたいな訓練弾がある。
有線制御といってもミサイルのお尻にある光源を見ながら誘導するものや、ミサイルにカメラがあってそこからの情報を元に誘導するものがあるようだ。

さっそくシャッフィは子バリスタンサイズの玩具みたいなナノミサイルランチャーを背負い、的に向かって撃ってみるがなんか制御がおぼつかない。

2019年
12月27日
14:58

8: 忘却の亡霊

ヴェルグ(姿勢が安定しないのか…?)

フラフラ飛んでいくミサイルを見ながらココアを飲むヴェルグ
シャッフィが制御が苦手だと言っていたので制御が安定しないのだろう
ヴェルグも後でやってみようかと考えながらココアを飲み干した…

2019年
12月27日
15:45

9: MI4989 削除

デッカー「ミ`・ω・ミ」ボシュッ

ミサイルの動きがふらついているシャッフィと打って変わってデッカーはまっすぐと制御できている。止まっている的に当てた後に設定を変えて的を動かしてもしっかりと誘導し当てているあたり、ミサイルスキルの素質があるようだ。

シャッフィ「ミ´・ω・`ミ おじちゃんもやってみる?」

撃っている光景を見ていたヴェルグにシャッフィがナノミサイルランチャーを差し出してきた。
射撃場のテーブルに置いてあるものの中にはラジコンのコントローラみたいな器具もあるので念力が使えなくてもミサイルの制御ができるようだ。

2019年
12月27日
20:04

10: 忘却の亡霊

ヴェルグ「じゃあちょっとやらせてもらおうか」

シャッフィからナノミサイルランチャーを受け取り、コントローラーを触ってみる
飛ぶものの制御って難しいんだよなと思いながらミサイルを撃ち、コントローラーで制御を試みた
急な操作をしないように繊細に操作する事を心がけていたが、やっぱりミサイルはフラフラ飛んでいく
ミサイルの操作に慣れていないのか、ヴェルグが撃ったミサイルは的を外してしまった

ヴェルグ「やっぱりラジコンと同じようにはいかないな…」

2019年
12月27日
22:13

11: MI4989 削除

シャッフィ「ミ´・ω・`ミ デッカーはよくすんなりと誘導できるよね」
デッカー「ミ,,・ω・,,ミ そうかな?」
ニュルン「いきなり出来てるからこの子はミサイル運用の素質があるわね」なでなで
デッカー「ミ´・ω・`ミ かーちゃんが“ミサイル回避の練習”って言ってめっちゃ大量のミサイルを撃っるから似てきたのかな」
カスターダ「なんかそれもありそうね……。それでお母さんは何発同時に誘導してるの」
シャッフィ「ミ´・ω・`ミ おしおきで撃たれた時にぼくだけでも最終的に100発くらい同時に誘導してたよ。建物の中に入ったりしたんだけどそれでも追跡してきて結局避けられなかった」

シャッフィのミサイル誘導がおぼつかないのはともかく、デッカーがすんなりとミサイル誘導できるのは母親の影響があるようだ。
というか、おしおきとしてミサイル撃たれる家庭らしい。

ブロペニュ「おしおきって何したらそうなるの」
デッカー「ミ,,・ω・,,ミ うーん、街を超音速で走ったからかなぁ? かーちゃんがいきなり街の上に飛んで来てなんだろって思ったらこのナノミサイルを無線手動誘導式にしたやつを2秒おきに連続発射してきたよ」

2019年
12月28日
18:23

12: 忘却の亡霊

ヴェルグ「oh…」

やらかした事もお仕置きも過激だった
超音速で走ればソニックブームで窓も割れる…街中でミサイルランチャーをぶっぱする親も親だが…
ヴェルグとしては、呆れる他無かった

ヴェルグ「ホントあぶねーな…おい…」

2019年
12月28日
19:53

13: MI4989 削除

ミサイル誘導の練習をしたあと、パンター兄弟はちっこいライフルを撃ち始めた。
こちらは比較的慣れているのかどちらも問題無く的に当てて行く。

カスターダ「やっぱり5歳の誕生日プレゼントなのかしら」
シャッフィ「ミ,,・ω・ミ そうだよ。貰ってその日からずっとこれを撃って練習してる」
デッカー「ミ,,・ω・ミ 次は拳銃かな」

ちっこいライフルは誕生日プレゼントだったらしい。
ライフルを10発撃ったあと同じ.22LRを使う自動拳銃を出して撃ち始める。
子バリスタン用に作られているだけあってとっても小さい。全長にしても多分10cmも行かない超小型自動拳銃だ。
撃っている様子を見てもしっかりと自動排莢・装填が出来ており、小さいながらちゃんと使えてる。

でもまだ拳銃は慣れないのかうまく的に当てられないようだ。

2019年
12月28日
21:42

14: 忘却の亡霊

ヴェルグ「ちっちゃい銃だな…」

パンター兄弟がちっちゃい銃を使っているのを見てぽそりと呟く
そしてパンター兄弟の試射を見て前に買ったコンパクトカービンを取り出し、的を狙い始めた

ヴェルグ「コイツの反動に慣れておかないとな…」

2019年
12月28日
22:35

15: MI4989 削除

ブロペニュ「なんかクレリアンってデカい銃ばっかり作ってるって思ってると一転してこんなちっちゃい銃も作ってるんだよね……」
デッカー「ミ,,・ω・,,ミ うん、ライフルもそうだけどこれもかーちゃんの手作り(?)だよ」
シャッフィ「ミ,,・ω・,,ミ 厳密には図面データを一定期間レンタルして家の工場で作るみたいだけど」

ヴェルグは大きなコンパクトカービンを構え、的を狙って重たいトリガーを引く。
大砲みたいなデカイ銃声が射撃場に響く……が、

シャッフィ、デッカー「ミ,,・ω・,,ミ ミ,,・ω・,,ミ」もふ

パンター兄弟は動じない。
一応、ウサギっぽい姿をしているので耳は良さそうだが……。

ニュルン「そう言えばバリスタンって耳が大きいけど銃声とか砲声とかは大丈夫なの?」
デッカー「ミ,,・ω・,,ミ なんか知らないけど耳が痛くならないんだよね。身体が震えるからでかい音なんだなってわかるけど」

2019年
12月28日
23:23

16: 忘却の亡霊

ヴェルグ「…トリガーが重いな…」

トリガーもクレリアン仕様なコンパクトカービンを構え直し、よく狙ってトリガーを引く
ズドンと弾が撃ち出され的のど真ん中を撃ち抜くのを見て、ヴェルグは満足そうに頷く
クレリアンのように連射は出来ないが、関節部を撃ち抜くにはちょうどよい

2019年
12月29日
01:00

17: MI4989 削除

シャッフィ、デッカー「ミ,,・ω・,,ミっ oミ,,・ω・,,ミ じゃ、さようなら~」

射撃場で一通りの練習をしたパンター兄弟は帰りの支度を行い、ヴェルグ達にお礼を言ってからテレポートワープして帰って行った。


カスターダ「やっぱり長毛種は良いわね……」
ブロペニュ「そういえば何で子バリスタンだとニュルンちゃんに触られても嫌がらないんだろ」
ニュルン「なんか撫でて思ったんだけど、子供のうちだと“かわいい”が強く出て来ちゃってその気にならないんだなって思うの」
ブロペニュ「つまり、大人だと“セクシーさ”を感じて――」
ニュルン「それ以上は言わないで」
ブロペニュ「もごもご……」

2019年
12月29日
18:47

18: 忘却の亡霊

ヴェルグ「………」

さすがに子供には手を出さんかとニュルン達の会話を聞き安心するヴェルグ
そして少し眠いのか大きく伸びをし、作業部屋に入る
そのままコンパクトカービンを取り出してメンテを始めた

2019年
12月29日
21:12

19: MI4989 削除

ブロペニュ「そういえば今日の夕飯はどうする? お昼は私が作ったけど……」
ニュルン「たまには出前取って見る?」
カスターダ「それもいいわね」

ヴェルグが作業部屋に入ってぜんぜんコンパクトじゃないコンパクトカービンのメンテをしている頃、
ニュルン達はリメイラタウンの出前サービス的なものを調べ始めた。
宅配ピザ的なもので夕飯を済ませるつもりらしい。

水棲シュヴェシィナ3「やっほー!」にょろにょろ
ニュルン「あら、何か用かしら」
水棲シュヴェシィナ3「ちょっと武器を買いに」
カスターダ「で、隣に居る似たような体形の男の子は何なの? あんたの子供?」
ヘビ男「(´・ω・`)息子じゃないし、大人のシュヴェシィノです……ヒモだけど」

そんな時にヘビ女と小さいヘビ男がやって来た。
武器を買いに来たと分かったのでカスターダは武器庫へと二人を案内していく。

ヘビ男「EML式機関拳銃と組立式狙撃銃は……サプレッサーは……」がさごそ
カスターダ「暗殺任務にでも行くのかしら?」
ヘビ男「まぁ、そうかな」

2019年
12月29日
22:21

20: 忘却の亡霊

ヴェルグ「………」

テキパキとコンパクトカービンのメンテを終わらせたヴェルグは、客の気配がする倉庫へと歩いていく
入り口辺りに陣取り、ヘビ男がどんな銃を選ぶかじっと観察していた

ヴェルグ(…消音仕様の銃を選んでいるな…)ジーッ

2019年
12月30日
01:16

21: MI4989 削除

水棲シュヴェシィナ3「メモ見る限りだとヒュム系しかいない宇宙都市での任務なのね」
ヘビ男「んっと7.7x58mm(九九式実包か九二式実包)仕様は……あれ、いつもの6.5x50SR(三八式実包)も6.5x50mmRL(*)も無いや」
(*:三八式実包からリムを失くしたもの)
カスターダ「こっちの世界だと圧倒的に7.62x51mmか5.56x45mmがよく使われてるのよね」
ヘビ男「それじゃあ、この組立式狙撃銃はあとでシリンダーとバレルを注文生産かなぁ……」

ヘビ女と胴体部分がブロペニュよりも小柄で細いヘビ男を眺めていると親子で買い物しているように見える。……ちょっと物騒だが。

カスターダ「EML式機関拳銃には何を使うのかしら」
ヘビ男「逃げる時に使う銃だし、EML弾なんて持ってないからこの機関拳銃と一緒に弾と弾倉も買うことにするよ」
水棲シュヴェシィナ3「というか持ってる弾に合わせようとしてたのね」

EML式の機関拳銃と分解・組み立てが容易な軽量狙撃銃といろいろなものをカートに入れて会計を始めた。

カスターダ「ところでその狙撃銃用の薬室とバレルはここで作って行けるわよ。作って貰う?」
ヘビ男「お願いします」

会計を通した後、さっそくヘビ男はカスターダに軽量狙撃銃と九九式実包5発を渡して製作依頼を出した。
内容は口径変更のようだ。

2020年
01月01日
00:54

22: 忘却の亡霊

ヴェルグ(作るのは俺なんだがな…)

カスターダから軽量狙撃銃等を受け取り、錬金術で口径を変えて弾も銃の口径に合わせて作り直し
銃本体に組つけられるか点検し、射撃場で試射してみた…

2020年
01月01日
01:32

23: MI4989 削除

軽量狙撃銃に元のから使用弾薬の変更に合わせて作った薬室周りとバレルを交換する形で取り付け、
5連弾倉に弾を込めてから銃に入れてボルトを操作して薬室に弾が送られることを確認、
そしてトリガーを引いて発砲してボルトを操作して排莢されることを確認できた。

あとは照準器を調整するだけだが……

ヘビ男「あ、ゼロインは自分でやりたいんで……」
カスターダ「じゃ、会計は……」

どうやら照準器の調整は自分でやりたいようだ。
そのためヘビ男はこの段階で改造した軽量狙撃銃を受け取り、代金を渡した。

2020年
01月01日
02:37

24: 忘却の亡霊

ヴェルグ「まいどありっと…」

代金を受け取り、財布にしまう
そのままキッチンに向かいコーヒーを淹れて客にも渡す
そしてコーヒーをズズッと飲んでほぅ…と一息つく
仕事後のコーヒーは美味い、ヴェルグはいつもそう思う…

2020年
01月01日
15:39

25: MI4989 削除

ヘビ男「どうも」

ヴェルグからコーヒーが入ったマグカップを受け取ったヘビ男もコーヒーを飲み始める。

いつのまにやらヘビ女のほうも買い物を済ませたようでカスターダに会計を通してもらうとすすすっとヘビ男の隣に寄って来た。
なんか大きさが違い過ぎてやっぱり親子に見えて来る。

二人はしばらくのんびりしたあと工房を去って行った……。

2020年
01月02日
00:07

26: 忘却の亡霊

ヴェルグ「………」ズズッ

客が帰った後もコーヒーを飲み、どこからか用意したクッキーを食べるヴェルグ
しっとりしたクッキーをもくもくと食べるとちょっと幸せそうな顔をした

ヴェルグ「カン○リーマ○ムは美味いなぁ…」もっきゅもっきゅ

2020年
01月02日
00:43

27: MI4989 削除

クッキーを食べながらテーブルに目を向けるとブロペニュとニュルンが出前で頼んだらしいエビの天ぷらが入ったかけそばとかつ丼を並べていた。
どうやらそれが夕飯のようである。

ブロペニュ「そういえば結構多めのにしたんだね」
ニュルン「あとは緑茶を入れてっと……」

2020年
01月02日
02:02

28: 忘却の亡霊

ヴェルグ「出前取ったのか、珍しいな」

コーヒーを飲み干し、クッキーをしまってテーブルに向かう
ヴェルグがテーブルに着き、自分の分の料理を食べ始める

ヴェルグ「そういや年も明けたな…今年もよろしく頼む」

2020年
01月02日
13:40

29: MI4989 削除

カスターダ「そういえば標準時間だともう年が明けてたのね」

ブロペニュ達もテーブルに着いて並べられたかけそばとかつ丼を食べ始める。

ニュルン「惑星が公転軌道上にある特定の地点に来た時にお祝いするのってよく考えたら変わった習慣よね」
ブロペニュ「?」
ニュルン「そのまんまの意味よ?」
カスターダ「言われてみればそうね……」

2020年
01月02日
20:45

30: 忘却の亡霊

ヴェルグ「一年の区切りってやつかねぇ」

年が明けても特にこれといったイベントが無かったヴェルグは明けましておめでとうとは言うがおせちとかは食べない
…まぁ普段より肉をガッツリ食ったが

ヴェルグ「ソバってのも美味いな…」ズルズル

2020年
01月02日
21:46

31: MI4989 削除

ブロペニュ「そういえばパンター兄弟ってこんな感じに一つの皿にいろんな料理がごっちゃに入ってる状態で出されるって言ってたけどこんな感じなのかな」
カスターダ「うーん、メニューを考えるにただの盛り合わせじゃないのかしら。というか彼らの場合は二人で一つの皿よ」
ブロペニュ「そういえばそうだったね……」

ニュルン「で、食べ終わったら付いてきた箱にお皿(どんぶり)を入れてボタンを押すと……」

比較的早めに食べ終えたニュルンは出前を取って届いた時に一緒について来た箱にどんぶりを入れて箱のボタンを押した。
箱自体にテレポーターがあるのか箱はテレポートして消えた。

カスターダ「そういえば陶器の食器とかで来るタイプだったのね」

2020年
01月02日
22:16

32: 忘却の亡霊

ヴェルグ「………」モグモグ

ソバを食べ終え、カツ丼をモグモグと食べるヴェルグ
ヴェルグは衣はサクサク派なのだが、カツ丼のしっとり衣も悪くない
カツ丼も食べ終えるとニュルンと同じように箱にしまい、ボタンを押す
器が転送されていくのを見て便利だなぁと感じるヴェルグであった…

2020年
01月03日
01:50

33: MI4989 削除

夕飯を食べ終えたブロペニュとカスターダも食器を箱に入れてテレポートさせると彼女らは風呂場に入って行った。

ニュルン「んー、今日で3回目のお風呂ね」
ブロペニュ「いっぱいヤったもんね」
ニュルン「よく分かったわね」
カスターダ「もしかしていっぱい可愛がってもらったの?」
ニュルン「んっと、まずはヴェルグさんと昨日の夜から今日の朝までヤって、そのあと彼氏の所に行って……」

そしてなんとも楽し気に雑談を交わしながら身体と髪を洗うのであった。

2020年
01月03日
22:14

34: 忘却の亡霊

ヴェルグ「…」もっちもっち

ブロペニュ達がお風呂に入っている間、ヴェルグは団子をもっちもっちと食べていた
ブロペニュ達と時間をずらそうとテレビをのんびりと見て団子を食う
ブロペニュ達が風呂から戻ってくると団子をしまい、お風呂に入っていった…

2020年
01月04日
00:53

35: MI4989 削除

ブロペニュ「明日はどうする?」
ニュルン「だらだらしようかな……、それとも海底都市の武器屋で買い物しようかな……」
カスターダ「私はちょっと外殻の整備をしっかりとやりたいわね」

ベッドの上に寝転がり、寛ぎつつ明日の予定を離し始めるシュヴェシィナ達。
身体がやっと治ったカスターダは外殻の整備をしっかりとやるというのは決まっているがニュルンはだらだらするか買い物するかで迷っていた。

カスターダ「で、ブロペニュは?」
ブロペニュ「カスターダちゃんと一緒だよ」

2020年
01月04日
01:12

36: 忘却の亡霊

ヴェルグ「………」

また海底都市に行って、コンパクトカービンの弾でも買おうかとヴェルグはお風呂に浸かりながら考える
ちなみに身体は既に洗ってある

ヴェルグ「素材が買えないってのは辛いなぁ…」

2020年
01月04日
11:44

37: MI4989 削除

――翌朝、

ブロペニュ「んーっ……」のびーっ
ニュルン「結局どうしようかな……」

ニュルンはちょっと早く起きて朝食であるミネストローネを作りつつ今日はどうしようか迷っていた。
だらけるか買い物するかだ。

カスターダ「今のうちに診断プログラム動かしておこうっと」

起き上がったカスターダはまだ寝ているヴェルグにキスをしてからベッドから出て裸のまま作業部屋へと歩いて行った。
ついでにブロペニュもカスターダの真似をしてからブラとパンツだけ付けて作業部屋に向かう。

ニュルン(ちょっと翼のフレームが傷んできたし買い物に行こうかしら……)

作業部屋に入って行く2羽を横目に見ながらタラ(なまもの魚類)のステーキを焼き、今日は買い物に行くことを決めたニュルンであった……。

2020年
01月04日
23:50

38: 忘却の亡霊

ヴェルグ「ふぁぁぁ…」

少し遅れてヴェルグも起き出し、携帯端末を暇そうに眺める
壊れたオモチャを直して欲しいだの電気圧力鍋を直して欲しいだの、家庭レベルの安い依頼しかない
まぁちゃちゃっと直すかと作業部屋に入って壊れたオモチャを修理し始めた…

2020年
01月05日
00:48

39: MI4989 削除

作業部屋ではブロペニュとカスターダが各々の外殻の整備を進めていた。
翼や発動機などの大きい物は診断プログラムを動かしてチェックをするためにケーブルを繋いでいく。
何故か全裸で作業してるカスターダは鎧を着込むタイプなので鎧の整備を進めていた。

カスターダ「よっと……」ガチャガチャ
ブロペニュ「何で着てるの?」
カスターダ「消耗品が生体由来だからこうしないと補充されないのよね」

カスターダは鎧を着て生体HUDを操作し始めて整備モードに遷移させ始める。
シュヴェシィナにとって鎧は生体合金で出来ているハードポイントを使って接続するのでそのまま身体の一部にもなるようだ。
また、シュヴェシィナの鎧に使う潤滑油や緩衝材やEN供給液などの消耗品はシュヴェシィナの体内で生成されたものを使うので着て接続しないと消耗品を補充する事もできないみたいなので長く放置するとこういう動作が要るようだ。


ニュルンはというと朝食を作り終えてミネストローネやタラのステーキなどを並べ始めていた。
あとはハッシュドポテトとコーヒーを用意して並べるだけのようだ。

2020年
01月05日
13:51

40: 忘却の亡霊

ヴェルグ「………」

壊れたオモチャは配線が切れているようだった
新しい配線を取り出し、切れた配線を交換する
ついでに外装を外してきれいに磨いてから組み直す
そしてオモチャを動かして、ギミックが問題なく動くことにちょっとだけホッとしたヴェルグ
朝食食う前に届けようとヴェルグは依頼元へと転移していった…

2020年
01月05日
14:48

41: MI4989 削除

ブロペニュ「ごはん、ごはん……」トテトテ
ニュルン「あら、ヴェルグさんはもう出かけたのかしら?」
ブロペニュ「そうみたい」

ヴェルグが出かけたあたりで作業部屋から出てきたブロペニュはテーブルに着いて出来立てのハッシュドポテトを食べ始める。

ブロペニュ「あとカスターダちゃんは鎧の整備をしてるみたい」
ニュルン「じゃあカスターダはあとで朝食なのね」

朝食を作っていたニュルンもテーブルに着いてタラのステーキを食べ始めた。

2020年
01月05日
18:10

42: 忘却の亡霊

ニュルン達が朝食を食べ始めて十数分後、ヴェルグが転移して帰って来た
転移による行き来の時間をゼロにし、ホイホイと転移が出来るヴェルグにとって移動コストはほぼ無いのだ
帰って来てテーブルに着き、ヴェルグも食事を取り始めミネストローネをすすった…

2020年
01月05日
19:28

43: MI4989 削除

ブロペニュ「で、ニュルンちゃんは今日どうするんだっけ」
ニュルン「まぁ、海底都市でお買い物ね。ちょっと新しい爆撃機型の外殻を買うわ」

ヴェルグが帰ってくる頃にはニュルンとブロペニュはもう食事を済ませており、テーブルでコーヒーを飲みながら会話していた。

カスターダ「ふぅ、やっと消耗品の補充が終わったわ……」

そして作業部屋からカスターダが出てきて食事をとり始めた。

2020年
01月05日
21:33

44: 忘却の亡霊

ヴェルグ「あぁ、ニュルン…ちょっと俺のも頼んでいいか?前に買ったコンパクトカービンの弾が欲しいんだ」

ミネストローネをすすりつつニュルンにそう言い出すヴェルグ
本当は自分で買いに行きたいが、ヴェルグはこの後も仕事がある…そこでタイミングよく海底都市に行くニュルンに頼み込む事にしたのだ

ヴェルグ「千発くらい欲しいんだが、どうか俺の代わりに買ってくれないか?金はきちんと払うから」

2020年
01月05日
22:02

45: MI4989 削除

ニュルン「あとでお金を払うならついでに買うのも良いけど何が欲しいの? 28mmのあれって昔からある規格なのもあって種類がいっぱいあるし……」

ヴェルグの頼みを聞いたニュルンは自分の肩を揉みながらどんな弾が良いのか聞いて来た。
以前に買って来た時も店員にどんな弾が欲しいのか聞いて来たものの、今だと何が欲しいのか変わっている可能性があった。

ニュルン「別に具体的な種類は答えなくても良いけれど、ヴェルグさんがあのコンパクトカービンでどんな敵を倒したいのかちょっと分からないのよね……」

2020年
01月06日
00:34

46: 忘却の亡霊

ヴェルグ「通常弾を二千発欲しい、使うからには予備も用意しておかなきゃな…」

多目に弾薬を頼み、席を立つ。食事を終えて仕事に取りかかるようだ…

2020年
01月06日
14:03

47: MI4989 削除

ニュルン「通常弾を2000発ね、わかったわ」

コーヒーを飲み終えたニュルンは工房の前にあるプール兼水路門に入って行って海底都市へと向かい始めた。
そしてブロペニュはヴェルグと共に作業部屋に入って自分の装備の整備を進めて行く。


~海底都市の武器屋的な場所~

ニュルン「さーてっと、まずは買うモノがはっきりしている28mm通常弾からね」

海底都市の武器屋に到着したニュルンは弾薬を取り扱っているカウンターへと向かい、28x150mm規格の通常弾を探し始めた。

店員シュヴェシィナ「28x150mm規格の通常弾はこちらになります」
ニュルン「やっぱり古い弾だから通常弾でも結構な種類があるわね……」

しかし通常弾だけでも結構な種類がある。
現在のクレリアン系メーカーが作っている対人徹甲鋼III規格の鉄鋼合金が使われている平頭徹甲弾めいた通常弾(対クレリアン徹甲弾)、
古の兵器系メーカーが作っている対人徹甲鋼III規格の鉄鋼合金の被覆とTNT系爆轟鋼コアという構造の長めの弾という対ベトン弾めいている通常弾(対クレリアン半徹甲榴弾)、
この世界(CB次元群)に出没する劣化バリスタンが製造している硬芯徹甲弾みたいな通常弾、
この世界(CB次元群)のメーカーが製造している大型モンスターロボを一発で仕留める為の凝った構造をしている長めの徹甲弾みたいな通常弾、
隣の世界(SIG次元群)のメーカーが製造しているナノミサイルとしては長めのサイズになっている運動エネルギーミサイルみたいな誘導通常弾……

種類が多用なら性能もまちまちで魔境のメーカーや魔境の住民によって作られている弾は尽くがEMGシールド付きだがそれ以外はEMGシールドがないという違いを始めに、材質だの装薬だのが全然違っている。

店員シュヴェシィナ「この世界(CB次元群)で通常弾です、って言えるのは劣化バリスタンが造っていたものをオリジナルとしてこの世界(CB次元群)のメーカーさんがコピーしているこれですね」

そして店員のシュヴェシィナは硬芯徹甲弾みたいな通常弾をおススメしてきた。

店員シュヴェシィナ「この弾は弱装弾となってますが弾頭を軽量化する事によってACR3-A3CC(コンパクトカービン)から撃てば対機甲クレリアン徹甲弾と同じ34800m/sの砲口初速を維持しています」
ニュルン「軽量ということは軽いのかしら」
店員シュヴェシィナ「はい、VA製の旧式通常弾(対クレリアン徹甲弾)が全体で10kgほどでしたがこれはいろいろな部分が軽いので全体でも4.3kgほどですね。ちなみに弾頭質量は3.02kgとなっています」
ニュルン「10連弾倉が空の状態で13.4kgくらいだから113kgから59kgくらいに軽くなるのね」

2020年
01月06日
19:01

48: 忘却の亡霊

ニュルンが買い物をしている一方ヴェルグは電気圧力鍋を修理していた
本体の圧力鍋部分を錬金術で直し、電気スイッチの部分ははんだづけを行い直していく
スイッチの接触が少しへたれていたので新しい部品に取り換えて各部のチェックして問題ないのを確認した

ヴェルグ「…よし、こんなもんかな…」

すべてのチェックを終えて、問題ない事を確認し客に届けるために転移していった…

2020年
01月06日
19:24

49: MI4989 削除

ニュルン「じゃ、このAPCRみたいな通常弾を2000発、この住所に届けて」
店員シュヴェシィナ「分かりました。料金はこちらです」

ニュルンは取引書に自分のクレカの番号とヴェルグの工房を示す番号を書いて行き、サインをして取引を行い、精算して領収書を貰う。
そしてニュルンは爆撃機型としてのシュヴェシィナ外殻を買いに行くのであった……。


その頃、ブロペニュとカスターダは引き続き自分達の外殻の整備を進めていた。

2020年
01月06日
21:19

50: 忘却の亡霊

電気圧力鍋を客に渡し報酬を受け取って転移して帰って来たヴェルグ
ソファには暇そうにテレビを見ているラプターの姿があった
何しに来たかと尋ねるとシグマライトニングガンのチューンをして欲しいという
どんな感じにして欲しいのかというとハイシュ二枚差しがいいと言う
どうやら自分でやるよりヴェルグにやらせた方が早いと考えたのだろう

ヴェルグ「そういやラプター、お前正月は何してたんだ?」
ラプター「…リーシャのおせちで察してくれ…」ガクガクブルブル
ヴェルグ「…まーたポイズンクッキングか…」

大変だなと呟きながらシグマライトニングガンを受け取り作業部屋に入った

2020年
01月06日
21:55

51: MI4989 削除

カスターダ「あら、なんか宅配ボックスにヴェルグさんが頼んだ28x150mm規格の弾薬が詰まった箱がいっぱい置いてあるわね」
ブロペニュ「2000発もある……」

ヴェルグが作業部屋に入ると何やらカスターダがキャノンボールLGを流用した無限軌道式台車を作ってはそこにブロペニュが60発入りの木製弾薬箱を4つずつ乗せているのが見えた。

ブロペニュ「あれ、通常弾って書いてあるけどそんなに重く無いね」

箱の重量も合わせて262kgくらいある60発入り弾薬箱を持ち上げてるがそこまで重くないらしい。

2020年
01月07日
14:45

52: 忘却の亡霊

ヴェルグがシグマライトニングガンのチューンを終わらせると、ブロペニュ達が木箱を台車に載せている所だった
木箱に刻印された文字を見るに中身はコンパクトカービンに使う通常弾のようだ
そしてカスターダが台車を押して倉庫に運んでいった…

ヴェルグ「やっぱり転送便は早いな…」
ラプター「届けもんか?」
ヴェルグ「まあそうだな…はい、まいどあり」
ラプター「じゃ、またなー」

そう言うとラプターはしっかりとチューンされたシグマライトニングガンを持って飛び去った…

2020年
01月07日
15:49

53: MI4989 削除

カスターダ「あら、今日はニュルンの外殻と替えの身体も届くのね」
ニュルン「替えの身体じゃないわよ。ついでに送って貰っただけよ」
ブロペニュ「そういう使い方もできるんだ……」

ブロペニュが33個目の木箱を持ち上げたあたりで荷物を持ったニュルンと彼女が使うであろう外殻も届いて来た。
どうやら転送便で送るついでに帰って来たらしい。

そうしてニュルンは新しく買った外殻を専用の整備器具にセットするとキッチンに向かって昼食を作り始めた。

2020年
01月07日
21:50

54: 忘却の亡霊

ヴェルグ(昼食食ったら代金渡すか…)

今渡しても料理の邪魔になると思ったヴェルグはニュルンに代金をどれだけかかったのか聞いて…
渡されたレシートに載ってる金額分のUCを用意する
そしてコーヒーを飲みながら昼食が出来るのを待っていた…

2020年
01月07日
23:41

55: MI4989 削除

ヴェルグが外殻と発動機の整備を終えたブロペニュに身体をくっ付けられ始めてしばらくしたあたりでニュルンが昼食を並べ終えた。
アサリやムール貝の剥き身が入ったボンゴレスパゲティ、豆と野菜のスープ、果物の切り身が入ったヨーグルト、エスプレッソが並んでいる。

カスターダ「一気に消耗品を補充したからすぐにお腹が空くわね……」
ニュルン「追加で魚卵の缶詰出してこようか?」
カスターダ「ええ、お願い」

なんか身体の一部を消耗品として補充したからかお腹の減りが激しくなったらしいカスターダにニュルンはイクラの缶詰を渡してきた。
缶詰を渡されたカスターダはさっそく缶詰を開けてなんともおいしそうにイクラをスプーンですくってばくばくと食べ始める。

ブロペニュ「意外にカスターダちゃんって魚卵が好きだよね」
ニュルン「そういえばブロペニュ、あなたのその身体ってコフィレン系水棲シュヴェシィナの身体だけど……定期的に卵でお腹が膨らんだりしない?」
ブロペニュ「んー、なんか特に気にかけずに胎生タイプにしてたからそんなことはなかったと思う」
カスターダ「というか水棲シュヴェシィナの中には卵を産むタイプが居るんだ……」
ニュルン「そもそも水棲シュヴェシィナが胎生になったのってここ数千年の話よ?」

2020年
01月08日
01:24

56: 忘却の亡霊

ヴェルグ「気の長ぇ話だな全く…」

数千年もの前の話を出されてもヴェルグにはいまいちピンと来ない
転生前の記憶を持ち出してもシュヴェシィナの記憶は出てこない、シュヴェシィナとは関係を持っていなかったのだろう
仕方ないのでボンゴレスパゲッティを食べ、スープを飲む
そして昼食を食いきった後、ニュルンにレシートを見せてもらい必要な金額を払った

2020年
01月08日
12:40

57: MI4989 削除

お金を受け取ったニュルンは軽い「ありがとう」のつもりなのかヴェルグに抱き着き、頬にキスをすると作業部屋に入って行って外殻の調整を始める。
ブロペニュはさっきのニュルンの行動を見て特に意味もなくヴェルグに抱き着いて来た。

カスターダ「そんなに好感度を稼ごうとしなくても……」
ブロペニュ「……」ぎゅーっ

昼食を食べ終えたカスターダも自分の外殻を整備する為に作業部屋に入って行く。


ヴェルグがブロペニュに抱き着かれてしばらくするとフェヌンとトガリミミ族の男の子10人が工房に入って来た。

フェヌン「武器庫を見せて貰ってもいいかしら」

多分、フェヌンは子供達に武器を買い与えるのが目的のようだ。

2020年
01月08日
17:45

58: 忘却の亡霊

ヴェルグ「はいはい、いらっしゃい」

フェヌン達を迎え入れ、武器庫へと案内する
そして思い思いに武器を選ぶ男の子達を見守り、壁にもたれた…

2020年
01月08日
21:22

59: MI4989 削除

なんとなくトガリミミ族の男の子達が選んでいる武器を見ていると近接武器やビーム銃、それもブラスターやパワードレーザーなど近距離で使う銃を選んでいる傾向があった。
フェヌンは特に実体弾を使う銃をすすめたりはしていないので戦う相手は(水棲シュヴェシィナにとっては)それほど堅くないつもりなんだろうか。
それでもミニマイトバズーカを選んでいる子がいたり、リトルグレネードを選んでいる子がいたりと自由に選ばせているようだが。

フェヌン「だいたい決められたかしら」

おおかた選び終えたところでフェヌンはヴェルグに射撃場で試し撃ちをさせてもらうことを言って本当に各々が選んだ武器で良いのか確かめさせた。
……子供なのにアサルトビームランスを握った子が思いっきり武器に振り回されてるのが目に付いた。

2020年
01月08日
21:55

60: 忘却の亡霊

ヴェルグ「………」

アサルトビームランスに振り回されている子を見て近づく
ランスは大きく振り回すものじゃないからしっかり脇に抱えて突き入れろと振り回されている子にヴェルグは言った
そして子供から離れて射撃場の壁にもたれて様子を見守る
ヴェルグはランス系より鉈を使うのでランス系は詳しくないが、経験したことはあるので助言したのだ

2020年
01月09日
00:19

61: MI4989 削除

フェヌン「皆、その武器でいいのかな?」

子供達が選んだ武器を確かめた後、フェヌンはそれでいいか聞き、全員がそれでいいと答えたので会計に入る。

ビーム銃系はブラスター、ビームマシンガンが4挺、パワードレーザー、L-11ベイオネットが6挺。
実体弾銃系はミニマイトバズーカ、リトルグレネード、シュレッドショットガン、ナノマシンガンが4挺。
近接武器はアサルトビームランス、スウィフトブレードが5本。
これらをフェヌンがお金を出して買うようだ。

ニュルン「……あら、いつぞやで密輸を摘発した時に引き取り手が居なかったトガリミミを引き取ったの?」
フェヌン「ええ、そうよ」
ニュルン「300人全部?」
フェヌン「全部引き取りたかったんだけどなんか先にいくらか引き取られていたわ……」

2020年
01月09日
14:28

62: 忘却の亡霊

ヴェルグ「引き取り手が見つかったのか、きちんと世話してくれるといいな」

うんうんと頷き、フェヌンから代金を受け取るヴェルグ
きっちり代金を確認し、問題ない事を確認したら財布にしまう
そしてフェヌン達が去っていくのを見送った…

ヴェルグ「さすがににぎやかだったな…」

2020年
01月09日
21:34

63: MI4989 削除

カスターダ「んーっ……やっと終わったわ……」
ブロペニュ「おつかれー」

フェヌン達が去った後、ようやく整備を終えたらしいカスターダが作業部屋から出てきてソファに寝転がった。

2020年
01月09日
22:35

64: 忘却の亡霊

ヴェルグ「コレで一休み…「pipipipipi!」…ともいかないか」

コーヒーでも飲もうかとしていたら携帯端末に依頼が舞い込んできた
仕方ないので内容を確認して…毎度お馴染みプリッツアからである
どうやら餅つき大会をするので人手が欲しいという
ブリスガンドとの合同イベントなのでアークの姿で開催宣言もして欲しいとのこと
…アークをなんだと思っているのだろうか…
しかし他に仕事も無く、報酬もしっかり出すと言われればヴェルグは受けざるをえなかった…

ヴェルグ「なんか日本化してきてやしないかプリッツア…」

2020年
01月10日
01:53

65: MI4989 削除

ニュルン「そういう流行りなんじゃないの」
ヴェルグ「そうだと思いたい」

まるで他人事なのかのように呑気な事を言っているニュルンはカスターダと同じくソファに寝転がってゆらゆらとヒートシンクとアンテナを揺らしている。


菫「こんちわーっ」
ブロペニュ「ヴェルグはこれからお外で仕事だよ」
菫「遊びに来ただけだよ」

普段着みたいな着物をピストルホルスターが付いた皮ベルトで絞めてブーツという大正か明治あたりっぽい服装した菫がなんでだか遊びに来た。

ニュルン「なんか初めて和服着たシュヴェシィナを見た気がするわ」
菫「おっぱいが膨らんでると似合わないらしいからね、しょうがないね」

2020年
01月10日
14:59

66: 忘却の亡霊

ヴェルグ「妙に懐かしさを感じる…」

そう言い残すとヴェルグはプリッツアに転移していった…何か見覚えがあるのだろうか

~プリッツア 餅つき会場~

エリザ「ふっふっふ、来たわね」
ヴェルグ「餅つきはやるがアークの姿にはならんぞ…」
エリザ「でしょうね、そうなると思ってたわ」
ヴェルグ「分かってて書いたんかい…」

ガックリと肩を落とすヴェルグ、まあアーク化しなくていいので気が楽だが…
会場をプリッツアの騎士達とブリスガンドの銃士達が仲良く餅つきをしていた

ヴェルグ「…ところで、なんで餅つきなんだ?」
エリザ「一緒に何かをやることで二国間の緊張を解こうと思って、餅つきなのはこの時期ヤマト星系で盛んだって聞いたからよ」
ヴェルグ「………で、本音は?」
エリザ「お餅食べたい」
ヴェルグ「でしょうね…」

2020年
01月10日
16:27

67: MI4989 削除

リオネール「J´・ω・`)」餅つき用のあの木槌を持たされてる
ヴェルグ(ウサギっぽいから持たされてるんだな……)

会場を見渡すとウサギっぽい姿をしているからか木槌を持たされているリオネールが居た。

タシュ「ミ´・ω・`ミ なんか毛が白いからって呼んだのかな」もち米を蒸すかまどを見張ってる
シェコダ「そうだと思うよ」同じく

あと白い冬毛になってもっこもっこのふわっふわになってるタシュと白い毛で覆われてるシェコダも居た。
雪うさぎのイメージなんだろうか?

2020年
01月10日
18:13

68: 忘却の亡霊

ヴェルグ「oh…」

タシュ達が居るのを見てヴェルグも言葉を失っている
いくらなんでもそこまでこだわらなくても…と思っているとエリザと見知らぬ女性が共同で開催宣言をしていた…多分ブリスガンド側の代表者だろうが

ヴェルグ「あの女性は誰だろ…」

2020年
01月10日
22:47

69: エアロ

~プリッツア 餅つき会場~

開催宣言の後、エリザと女性が降りてきた。
長い赤いスカートに銀髪、黒と翡翠が輝く王冠を被っている。
その女性の名は

ブリスガンド皇国皇帝代理
第一皇女 エレオノール・ブリスガンド。
隣には第二皇女アンリエール、
三銃士のコレッティ、ネーベル、テレーゼ
少し間を開けてブリスガンド軍司令官たる将軍ラスカーと
銃士長アレニウスが控える。


彼女達はひな壇から降りてきて早速ヴェルグに歩み寄るのだった。

エレオノール「はじめまして、私がエレオノール・ブリスガンド 皇女である!」ドヤァ
アンリエール「どうも、はじめまして・・・アンリエール・ブリスガンドと申します
よろしくお願いします、ヴェルグ様…」もじもじ

コレッティ「ブォンジョルノ!三銃士が一人、『ぶっ放しの』コレッティだよ!
今日はエレオノール様のおつきでオモチを食べに来たの!」キラッ
ネーベル「ネーベルです、よろしく…」
テレーゼ「ブォンジョルノ!私はテレーゼ!
エレオノール様のおつきで来てるんだ。
オモチツキってトラサンの映画で見たよ!
ジャポネの風習なんだよね!」ワクワク

ラスカー「ヴェルグ殿、はじめまして。
ブリスガンド軍総司令を務めるラスカーだ。
以後よしなに」
アレニウス「私からもはじめまして、銃士長アレニウスです
お噂はかねがねお聞きしております」ペコリ


ヴェルグ「お、おう、よろしく・・・」タジタジ
エリザ「そういえばヴェルグはエレオノール達とは初めてだったわね」
シルビア「帝都襲撃事件以来、
我が騎士団と銃士隊は連携を取り合っているのだよ」
メルフィ「さぁ、もち米が吹かし上がりましたよ~」


吹かしたもち米をタシュとシェコダが運んできて餅つきの準備が整ったようだ。
あとは合図を待つばかりだ。

2020年
01月10日
23:39

70: 忘却の亡霊

ヴェルグ「ずいぶん大所帯だな…まぁ、よろしく頼む」

ブリスガンド勢を見て冷や汗を垂らすヴェルグ
まさか皇女まで来るとは…と冷や汗を隠せない
アークである事がバレたらシャレにならない、派手な動きは出来ないだろう

ヴェルグ「エリザ、俺がアークだってことはバレてないよな?」ヒソヒソ
エリザ「ええ、流石にバレてないみたい…プリッツアにアークが出没するって噂はあるけど…」ヒソヒソ
ヴェルグ「マジかよ、バレたらどーしよ…」ヒソヒソ

エレオノール「…?どうした二人とも、内緒話か?」
エリザ「え、ええ、ちょっとどの臼を担当するのか話し合っていた所よ」
ヴェルグ「俺、あっちに行ってるわ…では、また…」

そそくさとヴェルグがある臼の所に立ち、リオネールから杵を受け取り用意を整えた

2020年
01月11日
13:00

71: MI4989 削除

吹かしたもち米を臼に放り込み、杵でつき始めても

シェコダ「めっちゃ久しぶりにかまどを薪で焚いたなぁ」
タシュ「ミ´・ω・`ミ 今だと燻製作る時くらいだよね」

2人のバリスタンはかまどを焚いてもち米を吹かしていた。


リオネール「J´-ω-)」ブルブル
シェコダ「君、火の番してみる?」
リオネール「J´・ω・)」トコトコ
シェコダ「じゃ、火の番よろしくね」ぽふぽふ

2020年
01月11日
16:47

72: 忘却の亡霊

ヴェルグ「よいしょぉ!よいしょぉ!」
砲騎士B「よいせっ、よいせっ」

ヴェルグが杵をつき、たまたま近くに居た砲騎士が餅をかえす
即席のわりにはコンビネーションがうまくいってるコンビだ
ヴェルグ達の周りも臼と杵で餅つきをする騎士と銃士達が仲良くしている様子が見られた

ヴェルグ「けっこー規模がでかいな」ぺったんぺったん
砲騎士B「二か国合同イベントだからだろう、あっちにマスコミも来ている」
ヴェルグ「まあマスコミも来るだろーな…」ぺったんぺったん

2020年
01月11日
19:23

73: MI4989 削除

タシュ「ミ´・ω・`ミ」薪をくべてる
リオネール「J´・ω・)」
タシュ「ミ´・ω・`ミ なんかかまど焚いてるけど、モチは食べたことが無いんだ」
リオネール「J´・ω・)えぇ……」

シェコダ「モチかぁ……食べたことあるけどめっちゃ堅かったよ……って思ってたけどアレって何かしら温めて食べるものだったんだよね」
タシュ「ミ´・ω・`ミ で、味は?」
シェコダ「んにゃ……コメっぽい味がするかな。アレ冷えて保存形態になったやつって結局どうやって温めるのが正解なんだろ」
リオネール「J´・ω・)おじちゃんはどうやってあっためたの」
シェコダ「マイクロ波で温めたらべちゃべちゃになるし、遠赤外線で温めると焦げるか爆発するし……うーんって感じだった」

2020年
01月11日
20:10

74: 忘却の亡霊

ヴェルグ「しかしこうして初めて餅つきをしてみたが…結構体力使うんだなコレ」ぺったんぺったん
砲騎士B「我々は鍛えてるから何とも言えないが、普通は大人でも交代しながらやるらしい」
ヴェルグ「うへぇ…大変だな…」ぺったんぺったん

呟きながらも杵を降り下ろすヴェルグであったが、疲れてる様子は無い
やはり腐ってもアークだからだろうか、砲騎士と喋りながら軽々と餅をつく

ヴェルグ「結構餅つくのに時間かかるんだな…」ぺったんぺったん
砲騎士B「大分こねられたと思うが…あ、姫とエレオノール皇女が取材陣に囲まれてる」

2020年
01月11日
21:35

75: MI4989 削除

エリザとエレオノールがマスコミの取材陣に囲まれてる中、バリスタン達は……

シェコダ「よし、なんか餅をつく器材ができた!」
タシュ「ミ´・ω・`ミ なんでそこらへんの泥を焼成してるつぼと木槌みたいな石槌を作ったの」
シェコダ「モチ米を少しちょろまかして……」

なんか自分達も餅をつこうとシェコダが泥を熱で溶かしてこねて焼結して土セラミックの臼と土セラミックの杵を作っていた。
そしてシェコダは土セラミックの臼(冷却済み)にちょろまかしたもち米をつっこみ、土セラミックの杵で餅つきをし始めた。
餅をかえすのは念力で出来るので一人でやっているようだ。

リオネール「J´・ω・)え、有機物でも念力で動かせるの?」
シェコダ「大抵の有機物は反磁性だから押す感じでやると動かせるよ」ぺったん、ぺったん

2020年
01月11日
22:31

76: 忘却の亡霊

ヴェルグ「よーしよしよし、いい具合になったんじゃないか?」
砲騎士B「うむ、これなら問題ないだろう…ヴェルグ殿、コレをあっちに運んでくれないか?」
ヴェルグ「ああ、わかった」

つきたてのお餅を丸く整えてるマルカ達の所に運んでいく
マルカはめんどくさいといった顔で餅を丸めており、ヴェルグが追加を持ってきたのを見てうげーと顔をしかませた

マルカ「うげぇ、まだ来るのぉ?」
ネーベル「めんどくさい…ああめんどくさい…」
ヴェルグ「とかいいつつ一個一個手で丸めるんだな」
マルカ「師範に魔法で横着するなって言われてさー…」
ネーベル「なんでこんなに熱いのよ…この餅ってやつは…」
ヴェルグ「まぁつきたての餅は熱いからなぁ…」

マルカ達が餅を丸めているのを尻目に、ヴェルグは次のもち米を受け取りに行った…

2020年
01月12日
00:08

77: MI4989 削除

シェコダ「あ、もち米だって」ぺったんぺったん
タシュ「ミ´・ω・`ミ はーい」もふもふっ

吹かしたもち米を取りにタシュ達の所に行くとシェコダがいつのまにやらそれっぽい道具を揃えて餅つきしている光景に出くわした。
紅い模様が入ってる白いうさぎっぽいのが一人で餅をついている光景だ。

そそくさとタシュがかまどから吹かしたもち米が入った釜を持ち上げてヴェルグに渡そうとしてきた。

タシュ「ミ´・ω・`ミ なんかぼくは素手で持ってるけど100℃以上あるから気を付けてね」もふっ

2020年
01月12日
00:38

78: 忘却の亡霊

ヴェルグ「おうわかった、一応気を付けておく」

ガントレットをはめていたヴェルグはそのまま受け取り、砲騎士がきれいにした臼にもち米を移す

ヴェルグ「最初はこねこねしてっと…」
砲騎士B「もち米の粒がある程度無くなるまでこねてくれ」
ヴェルグ「了解、こねていくわ」

そう言ってこねこねともち米をこねていくヴェルグ、地味だが大事な作業である

2020年
01月12日
12:36

79: MI4989 削除

リオネール「J´・ω・)っ」
タシュ「ミ´・ω・`ミ 何してるの」
リオネール「J´・ω・)っ 念力(磁力)で薪を動かそうと……」

シェコダがついた餅をかえしているのを見たリオネールは何を思ったのか薪を念力で動かそうとがんばり始めた。

シェコダ「もうちょっと大きくなって電力がでかくならないと上手く動かせないよ」
リオネール「J´・ω・)っ えっ」
シェコダ「あともしお腹が空いてるならそれでも上手く動かせないからね。はい」

そしてしれっとシェコダはついた餅を食べやすい大きさに切り離すとリオネールに渡した。

リオネール「J,,・ω・)」もっちもっち

2020年
01月12日
15:29

80: 忘却の亡霊

ヴェルグ「ほっ、ほっ」ぺったんぺったん
砲騎士B「せっ、せっ」

もち米をつき始めてしばらくして、いい頃合いになってきた餅を運ぶ
今度はコレッティとメルフィの所だ

コレッティ「あ!次のオモチ来たね!」
メルフィ「今日はたくさんもち米を持ってきたから、後でみんなで食べましょうね~」

持ってきたお餅をメルフィ達に渡し、その後もぺったんぺったんと餅をついていった

2020年
01月12日
19:09

81: MI4989 削除

タシュ「ミ´・ω・`ミ なんか雰囲気的にお食事会が近そう」
リオネール「J;・ω・)Σ」
シェコダ「ああ、そんなに急いで食べたら……」
リオネール「J;>ω<)」餅を喉に詰まらせた
タシュ「ミ´・ω・`ミ」トコトコ
ぼこっ!
リオネール「J;>ω<)けほっ、けほっ!」
タシュ「ミ´・ω・`ミ 詰まらせたら腹パンで正解なのかなぁ」
シェコダ「そういえばおれらってヒューマノイド系によく見られる気道と食道が繋がってる構造なんだね」

2020年
01月12日
20:19

82: 忘却の亡霊

餅つきをし、砂糖醤油、きな粉、こしあんなどを用意してお食事会が始まった
ヴェルグもガントレットを外し、手を拭いて餅を手に取る
出来立てのお餅はモチモチしててよく伸びる、砂糖醤油につけて食うと中々に美味いが気を付けないと喉に詰まりそうだ
モチモチと餅を食べるヴェルグ、周りもそれぞれ美味しそうに餅を食べていた

2020年
01月12日
22:09

83: MI4989 削除

タシュ達もできたての餅を食べ始めた。

シェコダ「この黒っぽくて甘い謎の煮豆ってなんだろ。これを包むとダイフクって奴になるのは知ってるけど」こねこね
タシュ「ミ´・ω・`ミ ケピニェコも誘えばいろいろ作ってくれたかもね」
シェコダ「いや、こういうのは菫さんや嫁さんのほうが詳しいかも」こねこね

が、あんまり素材とかを知らないが完成品は知ってるっぽい状態でなんか餅を使った料理的なのを作っていた。

タシュ「ミ´・ω・`ミ あれ、そういえばシェコダって嫁さんが居るの?」
シェコダ「嫁と可愛い女と綺麗な女が居るし、もうこいつぐらいの子供が2人居るよ」
リオネール「J,,・ω・)ほんとにおじちゃんだった」もっちもっち
タシュ「ミ´・ω・`ミ 嫁と女の違いは……」

2020年
01月12日
23:23

84: 忘却の亡霊

ヴェルグ「………」もっちもっち

ヴェルグがきな粉に餅をつけて食っているヴェルグにコレッティが近付いてくる

コレッティ「ヴェルグさーん!オモチ食べてるー!?」
ヴェルグ「お前はえーと…コレッティか、エレオノール皇女の所に居なくていいのか?」
コレッティ「エレオノール様が「いろんな人間に声かけてこい」って、あなたが一人で居るからちょっと声かけてみようかなって」
ヴェルグ「俺に声かけて来るとか珍しい奴も居るもんだな」
コレッティ(まぁアークかもしれない人がいるってなったら気にしちゃうしねー…)
ヴェルグ「?どうかしたか?」
コレッティ「な、なんでもないよー!このキナコオモチも美味しいねー!」
ヴェルグ「お、おう、そうだな」

2020年
01月13日
00:40

85: MI4989 削除

シェコダ「さ、首輪付きは飼い主のところに戻りな」ぽふぽふっ
リオネール「J,,・ω・)はーい」トコトコ

餡子が入った大福餅をいくらか乗せたセラミックのお皿を持たされたリオネールはトコトコとエリザの元へと歩いて行った。

タシュ「ミ´・ω・`ミ しれっとひっどい言い回しだったような」もっちもち
シェコダ「もうあの歳なら冗談も分かるでしょ」もちもっち

 

リオネール「J,,・ω・)」もふっ
エリザ「ん、どうしたの」
リオネール「J,,・ω・)ダイフクどうぞ」

2020年
01月13日
18:13

86: 忘却の亡霊

コレッティ「んー!このダイフクモチも美味しい!」
ヴェルグ(こいつは腹ペコキャラなのか…?)

お餅を大量に食べるコレッティを不思議そうに見るヴェルグ
どこに大量の餅が入っていくのだろうか?
コレッティの食いっぷりを見つつヴェルグもお餅を食べる
餅が美味しいのもあるが、食わなくて不自然に見られては困る
まぁ、ヴェルグは太陽のアークなので本当は食う必要性も無いのだが…

2020年
01月13日
20:58

87: MI4989 削除

シェコダ「ちゃんと可愛がられてるかなぁ……」
タシュ「ミ´・ω・`ミ 見た感じだとちゃんと構ってあげてるみたいだけど」

のんびりと餅と緑茶を飲み食いしているタシュ達はリオネールとエリザ達が要る場所を眺める。
見た限りだとエリザ達の輪に入れているようでときおりナデナデして貰っているのが見えた。

2020年
01月13日
21:21

88: 忘却の亡霊

コレッティ「あー、美味しかった…次はどんなオモチにしようかなー♪」
ヴェルグ「いい食いっぷりだな…食べてるこっちも腹一杯になりそうだ…」

苦笑いして次の餅を取りに行くコレッティを見送り、ヴェルグは会場をぶらぶら歩き回る
リオネールから大福を受け取り、楽しそうに談笑するエリザとエレオノール
騎士達と映画の話題で盛り上がるテレーゼ
餅を食べながら真面目に会話するシルビアとラスカー
ゆっくり餅を味わうアンリエールとネーベル
それぞれが楽しそうにしていた…ヴェルグも砂糖醤油を浸けた餅を受け取り、ゆっくりと食べ始める
ヴェルグもこの平和な空気を楽しみながら餅を堪能する

ヴェルグ「平和っていいねぇ…」

2020年
01月14日
00:54

89: MI4989 削除

タシュ「ミ´・ω・`ミ 男湯女湯普及しないかな」
シェコダ「圧倒的に男が少ないからいつもお流れになってるじゃん」


タシュ「ミ´・ω・`ミ ねぇねぇ」
シェコダ「うん」
タシュ「ミ´・ω・`ミ いつもの君なら女の子ナンパしてたと思うんだけど……」
シェコダ「仕事中はしないよ。一応、ここで佇むのもお仕事だし」
タシュ「ミ´・ω・`ミ 見境がないかと思ってたら区別はしてたんだ」
シェコダ「君さ、おれが仕事中にシュヴェシィナや他の女パイロットをナンパしてるって思ってるの……?」
タシュ「ミ´・ω・`ミ 特に根拠もなく思ってるよ」

2020年
01月14日
15:27

90: 忘却の亡霊

ヴェルグ「………」もっちもっち

大福餅を食べ、ペットボトル入りの緑茶を飲むヴェルグ
市販品ながらも中々お茶が美味しい、後で取り寄せようと携帯端末のカメラで撮った
そして会場を見回し、もうちょっとお餅を食べようと餅を受け取りに行った…

2020年
01月14日
16:18

91: MI4989 削除

シェコダ「そういえば君ってどういう女が好みなの」
タシュ「ミ´・ω・`ミ ……あ、餅はここだよ」

なんか餅を取りにヴェルグがやって来たのを見つけたタシュはそれとなくつきたての餅をヴェルグに渡した。

ヴェルグ「どうも」
シェコダ「で、女の好み」
タシュ「ミ´・ω・`ミ 答えなきゃだめ?」
シェコダ「だめ」
タシュ「ミ´・ω・`ミ そんなー」

2020年
01月14日
18:37

92: 忘却の亡霊

ヴェルグ(バリスタンにも女の好みとかあるんだな…まぁ当然か…)

受け取った餅をきな粉につけて食っているとエリザとエレオノールがやって来た

エリザ「ヴェルグ、お餅食べてる?」
ヴェルグ「ああ、おいしくいただいている」
エリザ「今の内に報酬渡しておくわね、はいコレ」

っ(のし餅3枚)

ヴェルグ「…しばらく餅には困らんな…はい、毎度あり」
エリザ「じゃあ私達はもう行くわね、さ、行きましょエレオノール」
エレオノール「………」じーっ
ヴェルグ「…俺の顔に何か?」
エレオノール「い、いやなんでもない…行こうかエリザ」

ヴェルグの顔をじーっと見ていたエレオノールが歩きだし、エリザもつづく
…何か顔に付いていたのだろうか?顔を拭きながらヴェルグは不思議そうに首をひねる

ヴェルグ「何か気になる事でもあったのかねぇ…」

2020年
01月14日
19:21

93: MI4989 削除

~ダスド、工房~

プリッツアから工房に帰って来たヴェルグを迎えたのはブロペニュだった。
いつものように身体を寄せられ、大きな胸をむにむにと押し当てられながらリビングにあるテーブルへ目を向けると菫がいろいろな形をしている手裏剣を並べていてニュルンとカスターダがなんか変わった武器を見ているような目をしているのが見えた。

カスターダ「スリケンって十字形のアレしか知らなかったけど結構いろいろあるのね」
ニュルン「このブーメランみたいなのもそうなの?」
菫「くの字形手裏剣って言って、どんな角度で当たっても刺さるようになっているのは十字形と同じだけどより投げやすくなってるの。使えるんだけどなんかマイナー扱いなんだよね」

2020年
01月14日
20:09

94: 忘却の亡霊

ブロペニュの頭を撫でてソファに座り、手裏剣をチラ見するヴェルグ
見たこと無い形の手裏剣が混ざっており、珍しそうに見ていた
そして菫の説明を聞きながらペットボトルのお茶を飲んだ

ヴェルグ「そういやさっき餅を貰ってきたんだが、お前ら食うか?」

2020年
01月14日
21:49

95: MI4989 削除

ニュルン「ええ、食べましょう」
カスターダ「おすすめの食べ方とかある?」
菫「うーん、私の所は海苔を巻いてから醤油付けてたり、大根おろし醤油を付けてたかな」

ヴェルグが持って来たのし餅を出し、食べやすい大きさに切っていく……が、工房のキッチンには醤油がなかったりしたので菫が自宅から持って来たものを使う事となった。

ニュルン「そういえばなんか醤油使う時は必要な時にしか用意してなかったのよね……」
菫「正直、そんな予感はしてた」コトッ、コトッ

カットしたあとは電子レンジで温めるなり、トースターで焼くなりして柔らかくしていく。

ニュルン「……」ふにふに
ブロペニュ「何で餅を揉んでるの」
ニュルン「なんかおっぱいの柔らかさの表現で“餅みたい”って言ってる人がいるからなんだろうって思ったんだけどこういうことだったのね」
カスターダ「私のはこんなに柔らかくはないわね」
ニュルン「私のはこんな感じよ」もみもみ
菫「わ、本当だ。餅みたいなやわらかおっぱいしてる人って居るんだ……」もみもみ
ニュルン「ちょ、あんまり触らないで……」

2020年
01月14日
22:25

96: 忘却の亡霊

ヴェルグ「お前ら…」

呆れ顔でニュルン達を見つつのり巻き餅を食べるヴェルグ
流石に食い飽きたのか、少しずつ食っている

ヴェルグ「お前ら、餅食うのはいいけど遊ぶなよー?」

2020年
01月14日
23:05

97: MI4989 削除

ブロペニュ「(´・ω・`)餅……なんかトリモチぶつけられたのを思い出しちゃう」

ニュルン達がお互いの胸を揉み合って餅との柔らかさを見ているとき、ブロペニュはいつも通りヴェルグの隣に座って肩を付けながらもそもそと餅を食べている。


コンピャー「あれ、なんで皆トリモチ食べてるの」
菫「これ食用の餅だよ」
コンピャー「食用の餅なんてあるんだ……」
ブロペニュ「で、何しに来たの」
コンピャー「対人トリモチランチャーのあんまり見ない形式の空気圧縮機の修理をしてもらいに……」

なんか餅を食べてる時にまたもやユンピャーにそっくりなササミミ女がやって来てトリモチランチャーの修理を頼もうとしていた。

2020年
01月14日
23:41

98: 忘却の亡霊

ヴェルグ「ふむ…」

餅を飲み込んで立ち上がり空気圧縮機を受け取り、作業部屋へと持ち込んだ
空気圧縮機のタンクを調べ、穴が開いているのを確認して塞いで錬金術でくっつけた
空気圧縮機に正常に空気が送り込まれていくのを見てうむと頷くヴェルグ、正常に直ったのを確認して空気圧縮機を客の元へ運んだ

2020年
01月15日
13:55

99: MI4989 削除

ブロペニュ「で、そのトリモチランチャーって対人用だけど何のために使うの」
コンピャー「基本的には暴れる子供に撃って動きを止めて捕まえやすくするためだよ」

修理した空気圧縮機を受け取ったコンピャーは持って来ていたトリモチランチャーに空気圧縮機を組み込み、なんかツマミを弄ってからゴムボールが一発だけ入った大きなリボルバー弾倉を取り付けてめっちゃ遅い弾速で壁に向かって撃った。
トリモチランチャーと言いながら実際には圧縮空気で何でも撃てる汎用ランチャーのようだ。

コンピャー「でも何でも撃てるから本当はどんなものなのかわからないよ」
ブロペニュ「でっかいエアガンかな」

動作確認を終えたコンピャーは代金代わりに謎過ぎる物性の鉄系合金?のインゴットが6kgほど入ってるらしいENタンクとセラミックの箱を合わせたような謎の透明な箱をヴェルグに渡してきた。
微妙に不安定な物質なのか中に入っているランダムな間隔でインゴットが消えたり現れたりしているのはもちろん、質量でさえも発生と消失を繰り返している。
一応、消えてる時はエネルギーになっているという法則性はあるようだ。

ヴェルグ「なんだこれ、オルゴン結晶みたいにエネルギーになったり実体になったりする物質なのか?」
コンピャー「なんか丸い奴らが居た世界だとありふれている鉄系合金らしいんだけど……なんか実体とエネルギーの境目が曖昧な状態で安定してるみたい」

2020年
01月15日
17:28

100: 忘却の亡霊

ヴェルグ「また加工しにくい物を持ってきたな…宇宙は広いわ…」

とりあえず合金?を受け取り、倉庫にしまう
そしてペットボトルのお茶を飲み干し、空き容器をゴミ箱に捨てた

ヴェルグ「ふぃー、仕事したから休憩休憩っと…」

2020年
01月15日
19:10

101: MI4989 削除

コンピャー「食用の餅ってどんなのかな、食べて良い?」
菫「どうぞ」
コンピャー「(もっちもっち)……トリモチ用のと違ってちゃんと食べ物っぽい味がするね」
菫「というか、トリモチ用の餅ってどんな素材使ってんの……」
コンピャー「んーっと、この世界で作れるやつだと何て呼ばれてるのか分からないメカニカルな水生イネっぽい植物の種から抽出したデンプンをスネイルリキッドで練った感じかな」
ブロペニュ「絶対不味い」
コンピャー「実際不味いし、うっかり食べないようにわざと苦い成分入れてる」

2020年
01月15日
20:03

102: 忘却の亡霊

ヴェルグ「誤飲しないよう不味く作られてるんだな、トリモチって」

皆が餅を食べるのを眺めながらコーヒーを飲んでくつろぐヴェルグ
会場で散々食ったのでヴェルグはこれ以上食べないようだ

ヴェルグ「餅も皆で食べると美味しいよな…」

2020年
01月15日
22:02

103: MI4989 削除

ニュルン「むしろ一人で食べた方が美味しい食べ物ってあるの?」
菫「料理に文句言う奴がいたらどんな料理でも不味くなるよ」
カスターダ「状況によって味にバフやデバフがかかる感じね」
コンピャー「まぁ、そんなもんだよね」
ブロペニュ「遭遇したことが無いから分からないけどそう言う事があるんだ……」

餅と緑茶を飲み食いしながらニュルン達は会話を続け、しばらくするとニュルンは何か思い出したように夕飯の支度を始めた。

ブロペニュ「ねぇ」スリスリ
ヴェルグ「まだ早いだろ」
ブロペニュ「よくわかったね」むにむに
コンピャー「いいなー、いつでもしてくれる男が居るんだ……」
カスターダ「いつでもって訳じゃないわよ」
コンピャー「私も混ぜてよー」
ブロペニュ「だめ、絶対名前が一文字違いのコピペ姉妹も呼ぶでしょ」
コンピャー「姉妹は呼ばないから大丈夫だよ」


菫「……」
カスターダ「あなたってもしかして3人以上は嫌?」
菫「せっかく来たのにそっぽ向かれてお触りすらされなかった事があって良い思い出が無いの……」

2020年
01月15日
22:32

104: 忘却の亡霊

ヴェルグ「いろんな意味で元気だなオメーら…」

ジト目でブロペニュ達を見るヴェルグ、精神的にジジイなのでそういう元気が無い
そろりそろりと逃げるように忍び足で工房の外に出た

ヴェルグ「………」

工房の外壁にもたれ掛かり、コーヒーを飲む
工房の中から賑やかな声が聞こえるのでギリギリ喧嘩になってはいないだろう…

2020年
01月15日
23:20

105: MI4989 削除

しばらく待っていると菫は帰ったのか彼女の反応が消滅した。
が、コンピャーは夜のお楽しみに混じろうと粘っているのかまだ居る。
そこまでやりたいのかとヴェルグは内心呆れるが……もうコーヒーは飲み干してしまった。

コーヒーを飲み干す頃には工房の中は静かになった……が、代わりに射撃場から銃声がするようになった。


カスターダ「ガトリング銃にサプレッサーって……」
コンピャー「なんか普通に使えちゃうんだよね、このヤンヤンカスタム……」

射撃場を覗いてみると何故か銃身一つ一つにサプレッサーが付いてるしじゃらじゃらしない薬莢受けまで付いてるコンパクトガトリングを撃っているのが見えた。
銃声は消音銃としては標準的なものだが……なんでそんなカスタムをしたんだと疑問が尽きない。

カスターダ「そういえば地味に駆動音も静かになってるわね」
コンピャー「あ、ほんとだ。でもなんでこんなに消音化しちゃってるのかなぁ」
カスターダ「ばら撒く火器を静かにしちゃうって……」

2020年
01月16日
00:00

106: 忘却の亡霊

ヴェルグ(テロに使えそうか…?いや、使っちゃ駄目だが)

消音コンパクトガトリングを見て、なんだろうと首をひねり不思議がる
こんなに静かにする必要があったのだろうか?

ヴェルグ「要人暗殺ならスナイパーライフルの方がいいだろうしなぁ…」

2020年
01月16日
12:02

107: MI4989 削除

カスターダ「他にもおもしろ銃ある?」
コンピャー「銃と言うかは分かんないけど……あ、豆戦車に乗ってるからそれごと持って来ても良い?」
カスターダ「はい、マーカー」っ[転移マーカー x4]

カスターダから転移マーカー的なものを受け取ったコンピャーは射撃場にそれを置いて目的の豆戦車を転移させた。
転移してきたのはカーデン・ロイド豆戦車に簡易ドーザーブレードと連装自動銃架を取り付けたもの。
連装自動銃架にはGD XM307(25mm自動擲弾銃)とGD XM312(12.7mm重機関銃)が取り付けられている。

コンピャー「これのグレマシとマシンガンは5個のパーツを変えるだけで使用弾薬を変えられるんだよ」
カスターダ「組み換えが効くって随分変わった重火器ね」
コンピャー「でも擲弾銃はエアバースト能力があると言っても榴弾威力がちょっと弱いし、重機関銃は発射レートが毎分260発しかないからあんまりばら撒けないの」
カスターダ「毎分260発って……毎分650発でも遅いって言われるのにかなり遅いわね……」

コンピャーは持って来た豆戦車に乗って重機関銃の方を的に向かって撃って見せた。
発射レートはだいたいビームガトリングくらいのようである。

2020年
01月16日
18:02

108: 忘却の亡霊

ヴェルグ(毎分260発…大体ビームガトリングぐらいか…)

そりゃ遅いな納得し、コーヒーを取りにキッチンに向かう
どうやら興味を無くしたらしく、振り返る事もしなかった

ヴェルグ(コーヒーまだあるかな…)

2020年
01月16日
21:25

109: MI4989 削除

今日は確かニュルンが飯を作る番だったなと思いながらキッチンに入ると予想通りニュルンが料理をしていた。
長い髪と背中から見ても柔らかそうな胸が揺れているのが見え、なんかアンテナとヒートシンクをぱたぱたさせてるのが目に付く。

キッチンの前にある食事をとる時に使ってるテーブルにはブロペニュがなんとも暇そうに着いており、ニュルンに迫る大きさのおっぱいをテーブルに乗せてなんか携帯ゲーム機的な端末でゲームをしているのが見えた。
その傍にはブロペニュが淹れたのであろうコーヒーが入ったコーヒーポットが見えた。

ニュルン「そういえばあのササミミ、お泊りするつもりなのかしら」
ブロペニュ「下半身狙ってるからお泊りするんじゃないの」
ニュルン「もしそうだとしたら食事も用意しなきゃ……。……ああ、お泊りするのね」

料理をしながらニュルンは無線通信でカスターダに話しかけたようだ。

2020年
01月16日
22:56

110: 忘却の亡霊

ヴェルグ「なんでそんなに下半身に固執するんだ…」

うげーと肩を落としながらコーヒーを飲むヴェルグ
コレでは夜ゆっくり眠れそうに無いなと覚悟を決めた
…ついでに栄養ドリンクも飲み、夕飯に備えた…

ヴェルグ「本当に元気だな…」

2020年
01月17日
11:50

111: MI4989 削除

ニュルンは出来上がった料理からブロペニュとヴェルグが居るテーブルに並べて行く。
最初に置かれたのはブロペニュがよく作る魚のテリーヌとスモークサーモンをオリーブオイルで和えたものとピラフ。
それが置かれてから少しすると焼きたてのマグロステーキと海草スープが並べられ、そのあたりでコンピャーとカスターダがやって来た。

ニュルン「そういえばあなたの姉妹には連絡入れておいたの?」
コンピャー「もう入れてあるよ」

皆が揃うと夕飯を食べ始めた。

2020年
01月17日
14:17

112: 忘却の亡霊

モグモグとマグロステーキを食べ、海藻スープを飲むヴェルグ
肉厚なマグロはしっかり火が通っており、ヴェルグにも食べやすい
コンピャーが夕食に混ざっているがヴェルグは気にせず、夕食を食べ進めた

ヴェルグ(そういや、このコピペ姉妹どんぐらい数居るんだろ…)

2020年
01月17日
22:12

113: MI4989 削除

ニュルン「そういえばシュヴェシィナ用の任務リストにこの世界(CB次元群)だけど機甲戦力が絡む任務があるんだけど……」
カスターダ「あら、珍しいわね」
コンピャー「やっぱりシュヴェシィナが居ると強い戦力が居る任務が出て来るんだね」

ピラフやテリーヌをもぐもぐと食べながらシュヴェシィナ達は明日以降に受けようとする任務の話をし始めた。

ブロペニュ「……味方に豆戦車枠のモビルワーカーと武装トラックが50輌ずつ、BMP-T11系Type11AFVが7輌も居るんだけど」

が、ブロペニュの表情を見る限りなんだかきつそうな任務である……。

2020年
01月17日
23:00

114: 忘却の亡霊

ヴェルグ(結構規模あるんだな…)

任務の話を聞いて大変そうに思いながら夕食を食べ終え、コーヒーを飲むヴェルグ
そしてコーヒーを飲み干したらお風呂に入っていった…

ヴェルグ「~♪」

鼻歌を歌いながら身体を洗い、きれいにしていった…

2020年
01月18日
00:44

115: MI4989 削除

ヴェルグが風呂から上がり、脱衣所に入ると入れ替わりでブロペニュ達が入って来た。
そそくさとシュヴェシィナ達は脱いで風呂場に入って行くが混ざって来たコンピャーはサッと脱衣所から出てしまった。

ヴェルグ(なんだろう、懐かしい感じがする)

もはや裸を見せるのは気にしないシュヴェシィナ達と接しているとコンピャーみたくあまり裸を見ないように気を使うような素振りは逆に新鮮で、懐かしくも感じた。

2020年
01月18日
01:41

116: 忘却の亡霊

ヴェルグ「んぐっ、んぐっ…ぷはー!風呂上がりにはやっぱりコーヒー牛乳だな…」

一足先に風呂から上がったヴェルグはコーヒー牛乳を飲みながらテレビを見ていた
内容は大して面白くなかったが、まあ暇つぶしにはいいだろうとだらだら見ていた

ヴェルグ「くぁ…先に寝ちまおうかな…」

2020年
01月18日
13:01

117: MI4989 削除

先に寝ようかとだらだらとテレビを見ていると風呂から上がったばかりっぽいブロペニュがヴェルグに抱き着いて来た。

ブロペニュ「……♪」


一方でブロペニュと同じタイミングで上がったコンピャーは忍び歩きでベッドへ入り込んだ。

2020年
01月18日
17:38

118: 忘却の亡霊

ヴェルグ「………」

ブロペニュもよくくっついてくるなと思い飽きないのかな?と思った
そんなこんなでコーヒー牛乳を飲み干し、ブロペニュの頭を撫でながらベッドに向かう
既にコンピャーがベッドに入り込んでいるがかまわず、ヴェルグもベッドに入った…

2020年
01月18日
19:21

119: MI4989 削除

ブロペニュに抱き着かれながらベッドに入ると既に入って待っていたコンピャーがヴェルグに抱き着く。
ヴェルグの目には見慣れたブロペニュの裸と服の上から予想出来た通りにちょっと細めなコンピャーの裸が映る。
コンピャーの淡赤色の瞳が下半身に向けられているのが見えた所でブロペニュのたわわに実ったものがヴェルグの顔を包み込んで視界を塞いだ……。


――翌朝、

ブロペニュ「zzz....」
コンピャー「んー……」もぞもぞ

たっぷりと気持ち良くしてもらったコンピャーは何かに揺すられたのを感じ、眼が覚める。

カスターダ「……zzz....」
ヴェルグ「うぅ……zzz....」
ニュルン「……ムニャ……zzz....」

コンピャーの隣には仰向けになって寝ているカスターダと彼女の堅めのおっぱいを枕にして寝ているヴェルグ、その上にうつ伏せになって乗って寝ているニュルンがいた。
絡みつかれている上に挟まれているヴェルグはニュルンに乗っかられて苦しそうだ。

コンピャー「……」ジーッ

そんな光景を見たコンピャーは皆を起こさないようにゆっくりとベッドから出て風呂場に入って行った。

2020年
01月18日
19:50

120: 忘却の亡霊

ヴェルグ「んん…んー…」

寝苦しさに目を覚まし、身体を起こそうとしてニュルンが上に乗っているのを見てゆっくりと降ろし、カスターダの枕から身体を起こす
そのまま風呂場に向かい熱いシャワーを浴びて完全に目を覚ます
そしてコーヒーを淹れてソファに座った…

2020年
01月19日
00:42

121: MI4989 削除

荷物をまとめていたコンピャーはソファに座っているヴェルグを見るとそれとなく近寄り、黙ってヴェルグの耳にキスをする。
何なのか分からなかったがコンピャーは教えてくれず、そのまま荷物を持って工房から去って行った。

しばらくするとなんとも幸せそうな顔をしたブロペニュ達が風呂場に入って行く様子が見えた。

ブロペニュ「そういえば昨日話してた任務はいつ行くの」
カスターダ「ここと作戦地域の時差的に今日の夜ね……」

2020年
01月19日
02:56

122: 忘却の亡霊

昨夜の熱い夜を過ごし、コンピャーが去っていくのを見送ってヴェルグはコーヒーを一口飲んだ

ヴェルグ「あいつ、ホントにシたかっただけなんだな…」

呆れるようにコーヒーを飲みながら携帯端末をいじり、依頼が無いか見てみると…

封都・月讀京
団子屋かぐやが使う食材の運搬
餅を食べる人が多くて餅の供給が追い付いてない状況です
材料自体は店長…ミコト様の城にあるのですがコズミックアークに運べる人が少ないんです
今回頼みたいのは転移での物資の輸送です、あなたの能力が頼りです、どうか依頼を受けて欲しいです

如月アンコ

ヴェルグ「今度は宅配便かよ…まあ転移が使える奴に頼むのもわかるけどよ…」

2020年
01月19日
15:42

123: MI4989 削除

カスターダ「……うーん、今回の任務は味方がアメリカ製の弾薬をよく使っている所なのね」

ヴェルグがソファで携帯端末を弄っているころ、カスターダは朝食であるカーシャを作りながら任務の詳細を見ていた。

ブロペニュ「何か問題でもあるの?」
カスターダ「ソ連とアメリカとだとよく使う弾薬の規格が細かく違うのよ」
ニュルン「12.7mmだよって言っても薬莢の長さが108mmだったり99mmだったりしていつも困ってるわよね」

どうやら弾薬補給をなるべく手軽に済ませたいということで味方が使っている武装に合わせる事となったのだが……
微妙な薬莢サイズの違いから銃選びに頭を悩ませているようだ。

2020年
01月19日
18:31

124: 忘却の亡霊

~コズミックアーク だんご屋かぐや支店~

アンコ「来てくれてありがとうございます、いかんせんワープ出来る人は少なくて…」
ヴェルグ「…ラヴィ・クロノムのワープゲートで運んだ方が楽じゃないのか?」
アンコ「そう思って依頼を出したんですけど、先約があるって断られちゃいました…」
ヴェルグ「それで俺にか…お前らの所に補助居ないからテレポートビット使えないもんな…」
アンコ「そういう訳でよろしくお願いします」
ヴェルグ「仕方ないな、月讀京の座標は?」
アンコ「コレです」

アンコから月讀京の座標を受け取り、ヴェルグは月讀京へと転移した

2020年
01月19日
20:43

125: MI4989 削除

ヴェルグが運送屋みたいなお仕事をしている頃、ブロペニュ達はカスターダが作った朝食を食べながら任務に持って行く武装の話をしていた。

ニュルン「手持ちの12.7mmは群れの倉庫からそれっぽいのを持って来るから良いとして……機関砲は……」
カスターダ「うーん、ちょうど良いのが無いからブローニングM2を6挺積もうかしら。ハイドラとかは用意できるみたいだから堅いのはそれで済ますわ」

とはいっても困っているのはカスターダだけなので殆どカスターダの武装の話だったが……。

2020年
01月19日
22:12

126: 忘却の亡霊

~月讀京 お城の倉庫~

ヴェルグ「…倉庫?あのやろ倉庫の座標に直接跳ばしやがったな?」
カグラ「大丈夫ですよ。アンコちゃんからもう話は伝わってますから」

お城の倉庫に直接転移したヴェルグを待っていたのは水色の髪をした女性だった
どうやらヴェルグが転移してくるのを待っていたらしい
女性はヴェルグに丁寧にお辞儀して自己紹介をした

カグラ「私は皇月カグラ、巫女をしています」
ヴェルグ「ヴェルグ・ラスタ、メカニックだ…よろしく頼む」

ヴェルグお辞儀を返して挨拶する、そして早速とばかりに団子の材料が入った袋をヴェルグのナノトランサーに詰め込む
カグラも軽めの材料を持ってヴェルグに渡すなど手伝ってくれた
そして材料を詰め終え、カグラに挨拶して転移していった

~コズミックアーク 団子屋かぐや支店~

ヴェルグ「持ってきたぞ…ってあれ?アンコは?」
???「だんごを作っておる、下ごしらえが大変だからの」
ヴェルグ「なるほどそれで…って、アンタ誰だ」
ミコト「月讀ミコトじゃ、ここの店長をやっておる」
ヴェルグ「…手伝わなくていいのか?」
ミコト「お主を待ってたのじゃ、材料を倉庫に運んでくれんかのう?」
ヴェルグ「はいはい…」

倉庫に材料を置き、材料ごとに分別する
ここでヴェルグの仕事は終わりだがうどんを食っていくことになり報酬を貰いながらうどんをすする

ヴェルグ「うどんも案外美味いな…」ズルズルー

2020年
01月20日
00:33

127: MI4989 削除

朝食を取り終えたブロペニュ達は工房の作業部屋で各々の外殻を調整し始めた。
カスターダは朝食の時に話していたように武装翼基部から伸びてる銃架に重機関銃とその弾を組み込み始め、
ブロペニュは武装翼の翼内機銃を5.56mmのものから12.7mmのものへ換装、
ニュルンは武装翼のハードポイントにハイドラ70を運用できる70mmロケット7連装ポッドを16基取り付けていた。

ブロペニュ「ニュルンちゃん、いくら敵が古代クレリアンだらけだからってそれはちょっと……」
ニュルン「でも古代クレリアンの大群を航空爆弾で一掃しようとすると200kg以上の爆弾になるからちょっと用意するのが大変なのよね……」
カスターダ「じゃあクラスター成形炸薬弾は? 成形炸薬弾頭の小型爆弾をいっぱい詰め込んだ奴よ」
ニュルン「あの対戦車ふりかけって呼ばれてる奴でしょ、効果的だったから前に全部使っちゃったわよ」

ここまで重武装にしているのは任務で戦う相手がどういう訳か沢山出現している古代クレリアンを相手にするからのようである。

カスターダ「そういえば何でこの世界(CB次元群)なのに古代クレリアンの大群が居るのかしら。クレリア王国と敵対してるあの王国って傭兵やってたっけ?」

ちなみにシュヴェシィナ達の言う古代クレリアンというのは……メタ的に言うとウラノス戦役あたりに出していたなんか今基準だと足が遅いし柔らかいクレリアン達のことでメタ的にも設定的にも古いクレリアン達。
劣化バリスタンと同じくもう古い兵器ですらないので輸出入に特に制限がないのが特徴だ。

とってもめんどくさいことに天使軍と混沌軍の識別番号では古代クレリアンも機甲クレリアンの女もBMP-T11系も同じType11AFVが当てられているので番号だけでは「どのType11だよ!?」っていう状態になってしまっている。
何故か機甲クレリアンの男だけType11Mが当てられているのに……。

2020年
01月20日
18:55

128: 忘却の亡霊

うどんを食べ終えたヴェルグが工房に転移して帰ってくると、既に朝食は終わっていた
うどん食っといて正解だったなとソファに座ってだらける
作業部屋から会話が聞こえるので、ブロペニュ達は作業中なのだろうとボーッと考える
そして何か依頼が無いかと携帯端末を開いた…

2020年
01月20日
21:40

129: MI4989 削除

・シュヴェシィナ運用・整備の為のメカニック同行依頼(高山型惑星)

依頼の場所を見た時、ヴェルグは思った、「高山型惑星って何だ?」と。
来て欲しい時間帯は翌日以降なので他の依頼を探してみる事にしたヴェルグであった。


ブロペニュ達は今夜に出発する任務の為の準備を完了し、作業部屋から出てきた。
そそくさとブロペニュはいつものようにヴェルグの隣に座ってくっ付いて来た。
ニュルンとカスターダはソファに寝転がって休憩時間にし始める。

2020年
01月20日
22:14

130: 忘却の亡霊

ブロペニュの頭を撫でて、携帯端末を弄るヴェルグ
他にどんな依頼があるのか確かめてみると…

レールガンの開発
シールドマシンの点検
マナペレットの工場の点検

この3つであった。どれもこれも時間がかかりそうである

2020年
01月20日
22:40

131: MI4989 削除

ニュルン「……ん、クレリアンの偽物?」

なんかニュースサイトを巡っていたニュルンは唐突にそんなことを呟いた。

カスターダ「劣化バリスタン的なモノかしら?」
ニュルン「え、ナニコレ? トガリミミの子供を加工して……えぇ……」

記事によるとどうやら傭兵仲介業者の間で「古代クレリアンの少年兵」になりすますように加工したトガリミミの少年兵を使った詐欺が横行し始めていろいろと困った事になっているらしい。

ブロペニュ「え、トガリミミの子供を加工してクレリアンの子供って事にしてるの?」
ニュルン「なんかそうみたい」
カスターダ「劣化どころの話じゃないわね……」

2020年
01月20日
23:56

132: 忘却の亡霊

ヴェルグ「手を変え品を変え…よくもまぁそんな事を思い付くもんだぜ…」

その情熱を他の事に向ければ大分マシになるだろうにと、ヴェルグも呆れ顔だ
ブロペニュを撫でながら携帯端末をしまい、だらりとソファにもたれ掛かる
もう言葉も出ないらしい…

2020年
01月21日
11:57

133: MI4989 削除

カスターダ「子供トガリミミを使った古代クレリアンの偽物ってなるとどう見てもソフトスキンなのよね……」
ニュルン「もう、これからの任務で古代クレリアンと戦うって言うのにハードスキンなのかソフトスキンなのか分からなくなっちゃったじゃない」

偽物が出たというニュース記事を見たニュルン達にとっては戦力の様子が違うという意味で困り果てていた。
ハードスキン相手の武装でソフトスキンの大群を相手にするというのはだいたいの場合は非効率的であるばかりか対処困難になることも多いからだ。

ブロペニュ「装備を変えるの」
カスターダ「私は元から機関銃いっぱい持って行くつもりだったからもう変えなくて良いと思うわ」
ニュルン「でも子供トガリミミ相手に12.7mmはちょっと過大じゃないかしら……。私も70mmロケットを沢山持って行くから人の事言えないけど……」
ブロペニュ「じゃ、私はソフトスキン対応ということで小さい機銃を乗せたガンポッドと小さい爆弾を武装翼に載せておくね」

再び武装換装をすることにしたブロペニュはソファから立ち上がり、作業部屋へと歩いて行った。
そのあたりでカスターダはキッチンへと向かって昼飯を作り始める。
そしてニュルンはソファでごろごろし続ける……。

ニュルン「任務に彼氏誘おうかな……」ゆらゆら

2020年
01月21日
18:37

134: 忘却の亡霊

ヴェルグ「………」

コーヒーを淹れてソファに座るヴェルグ
どうやら依頼の詳細を確認しているようでレールガンの開発はエスティス弾を使ったレールガンを作りたいらしい
エスティス弾のレールガンと言えば以前錬金術で作ったものがあるため、細かい所を詰めていくだけでいいだろう
点検は特に変わった所は無いが、大きいので時間がかかりそうである

2020年
01月21日
21:20

135: MI4989 削除

ブロペニュが武装換装を済ませたあたりでカスターダが昼食を作り終えて昼食の時間になった。
いつもの黒パンやシチーなどを食べ始める。

ニュルン「うーん、詳細を見ても敵は古代クレリアン多数としか書いてないわね……」
カスターダ「なんかしばらくの間は傭兵の間で混乱しそうね……」

先の偽物の件でどうにも本当に敵として古代クレリアンが出て来るのか怪しい雰囲気になっており、なんかいろいろと面倒くさいことになっていそうだ。

ニュルン「……あ、行くの? うん、ありがと」
ブロペニュ「誰か呼んだの?」
ニュルン「ええ、もし沢山の子供トガリミミが居たら多分作戦地域にある(場合によっては)不適切な防衛線を突破しちゃうって言う事があり得そうだから彼氏誘ったのよ」
カスターダ「航空機は地上軍の侵攻を遅らせる事は出来ても止める事はできないから妥当なところかしらね……」

2020年
01月21日
22:15

136: 忘却の亡霊

ヴェルグ「………」もくもく

ブロペニュ達が会話しているのをよそに一人黙々と昼食を食べるヴェルグ
しばらくして昼食を食いきって、食器を食洗機に入れて仕事に向かっていった…

~コズミックアーク 研究室~
ミアリー「あなたがヴェルグね?エスティス弾を使ったレールガンを作りたいんだけど」
ヴェルグ「ここにエスティスガンとレールガンを錬金術でくっつけたものがあります」
ミアリー「…もう出来てるじゃない…」
ヴェルグ「こいつを元にエスティスレールガンの仕様を詰めていこう」

ミアリーにそう提案し、ミアリーも同意してエスティスレールガンの開発が始まった…

2020年
01月21日
22:49

137: エアロ

~コズミックアーク 研究所~

グラウンドエリアの丘の上に位置する研究所。
(建物で言うとエンジェルフォース基地の反対側のやつ)
日夜研究者たちが新武装の開発や新チューンの開発に取り組む。
一方で施設周辺ではジャンクダディ傘下のジャンク屋達が、
ヒーロー達がクエストから持ち帰るパーツや素材を売り捌いたり、
カスタムしたりしている。


ミアリーが依頼した「エスティス弾を撃てるレールガン」
ヴェルグはすでに雛形とも言えるエスティスレールガンを作り、
仕様を詰める段階まで来ていたようだ。

サイエンティストA「はひょー!もう雛形を作ったとは!」
サイエンティストB「ふひょー!やりますねぇ!(賞賛」
サイエンティストC「あとはミアリー殿とどこまで詰められるかですな」ズズー

<ヴォオオオオオオ!チューンパーツはどこじゃあ!

サイエンティストD「んんwwwマズいですぞwww
ジャンクダディ殿がまたチューンパーツが欲しくて絶叫していますぞwww」ボリボリ
サイエンティストE「ああ、大丈夫かと…」


<アンタっ!絶叫上げてんじゃないわよ!暇ならコスモスポット掃除しなさい!
<ゴイーン!
<アバーッ!


サイエンティストD「…ジャンクママ殿に感謝ですなぁ…」
サイエンティストE「ところでルーシェ殿は?」
サイエンティストF「学園の化学教師の仕事は存外忙しそうですからなぁ
間もなくいらっしゃるかと」

ミアリー「え、ルーシェも来るの?」
ヴェルグ「この武器は細かい調整が必要だ、
ひらめきの天才は今回はお呼びじゃないんだけどなぁ…」カチャカチャ


【INFO】壁にミアリー 障子にルーシェ 歩くイルミス 笑うフェルメ

2020年
01月21日
23:58

138: 忘却の亡霊

ヴェルグ「銃身はレールガンの奴を使って、エスティスガンを本体にして…」
ミアリー「発射機構はレールガンのを使うのよね?バッテリーパック大きいのを付けなきゃ…」

ミアリーとレールガンの仕様を詰めていくヴェルグ
ミアリーは流石努力家と言われているだけあって細かい所に仕様を書き足す
そして暫くしてエスティスレールガンの試作機が出来上がった

ヴェルグ「さーて、コイツを撃って問題点を洗い出すぞっと」

2020年
01月22日
01:07

139: MI4989 削除

試作の試射を行う射撃場へ来ると予想通り見たことが無いような銃やなんか野暮ったい見た目の銃を撃っている技師や職人がちらほらと居る。

「薬莢使うのに雷管突破(*)でボルトを介してガス圧駆動させるってたまげたなぁ……」
<バァンッ!
「また薬室が破裂してる……。やっぱりだめだったよ」
(*:薬莢の底部にある雷管が燃焼ガスの圧力に耐えられなくなって弾け飛ぶこと。軽い時は薬莢が破裂、やべー時は銃が大破、そもそも普通は不良品の薬莢を使ったとか薬室の設計がダメダメとかで起こる大事故)

「前進砲って、知ってるぅ~?」
「前進しながら使う砲?」
「撃発するとね、砲弾が砲口から出るまでの間に砲身がにゅっと前にスライドして、砲口から砲弾が出るタイミングで後座して反動を吸収する距離を稼ぐんだ」
「砲身が前進するのか……」

なんか既にアレな試作もあるようだ。

2020年
01月22日
08:46

140: 忘却の亡霊

ヴェルグ「…流石コズミックアーク…色々変なもん作っているな…」

そう呟きながらエスティスレールガンを撃ってみる
設置した的までは届いたが、なんか威力が出ない
どうやら発射に使う電力が足りないらしくエスティス弾を充分な速度で撃ち出せていないようだ

ヴェルグ「初速が不十分と…エスティス弾は弾が重いからなぁ…」

2020年
01月22日
16:25

141: MI4989 削除

「このラビットガン(*)、性能とか特徴とかいろいろ面白いんだけど絶妙に気持ち悪い見た目してて人気がでなさそうなんだよね……」(画像みたいな銃)
(*:劣化バリスタンが作った銃の総称。普通に使える銃から珍銃にクソ銃までなんでもござれ)

「この銃、なんか重心がおかしいんだけど」
「銃弾と擲弾を同時に撃てないし、なんでボルト引っこ抜いて切り替える方式なの?」
「擲弾撃ったらボルトが壊れて抜けなくなったんだけど!」

ヴェルグが試射する間も次々と妙な銃が来るが、
絶妙に気持ち悪い銃が出てきたり、
欠陥しかない銃が出てきたり……

「おい、いつになったら試作ができるんだよ……」
「設計が難解すぎて作れねぇんだよっ!? なんだこの変態銃は!?」

図面からして意味不明過ぎて試作すら完成しない有様だった。

2020年
01月22日
18:07

142: 忘却の亡霊

ミアリー「まさか変圧器まで挟む事になるなんて…」
ヴェルグ「エスティス弾をレールガンで撃ち出すからなぁ…バッテリーを追加して銃自体も重くなってからに…」
ミアリー「銃自体の大きさもLサイズになっちゃった…私には扱えないわね、コレ」
ヴェルグ「エスティスガンがコスト高いのも納得だぜ…」

試射データを元にエスティスレールガンを改修していると研究所のあちこちで嘆きと悲鳴が聞こえてくる
どうやらどこも苦戦しているようだ…

ルーシェ「やっほー!ミアリー調子はどう?」
ミアリー「…見ての通り調整中よ…」

ミアリーと一緒に改修している中、ルーシェがやって来た
忙しい時に来たものである

2020年
01月22日
22:48

143: MI4989 削除

ヴェルグがコズミックアークで仕事している頃、ダスドの工房でだらけてるニュルン達はと言うと……

ブロペニュ「出撃時刻まで暇だね」
カスターダ「じゃ、お昼寝……」
ニュルン「……」もぞもぞ

やっぱりだらけていた。
カスターダは仮眠でもするかのようにベッドに入って寝転がり、ニュルンは黄色い子バリスタンぬいぐるみを取り出して撫で始める。

そしてブロペニュは……なんとなく工房の掃除を始めた。

2020年
01月22日
23:37

144: 忘却の亡霊

ルーシェ「ふーん、新しいレールガンか、うまくいってる?」
ヴェルグ「試射データから調整しているとこ、細かい調整が必要だからな」
ルーシェ「じゃあアタシが手伝ってー…」
ヴェルグ「オメーは学園の講師の仕事があるだろうが…はよ帰れ…」
ルーシェ「ぶー」

ルーシェと喋りながら細かい調整を済ませ、エスティスレールガンを持ち上げる
そのまま射撃場でエスティスレールガンを構えて撃った…

2020年
01月23日
14:12

145: MI4989 削除

工房のリビングを掃除し終えたブロペニュは射撃場の掃除に移った。

ブロペニュ「~♪」
<BOM!
ブロペニュ「あ、お酒のおつまみの柿ピーが生える爆発する草だ。……そういえばこれ定期的に爆発して柿ピーを作ってるけど食べない分はどこに行ってるんだろ……」

なんか観葉植物みたいな感じで設置されてるカキピーチョウヤクジライの生育装置を覗くと……
どういう訳か回収した柿ピーを袋詰めするちょっとした自動機械が出来上がっていた。
なんかキリル文字が彫られているので何を思ったのかカスターダが作ったのは分かるが、袋詰めした柿ピーが箱詰めされた上で食品市場に納品される仕組みも出来上がっていた。

どうやらしれっとカスターダが小遣い稼ぎにこのよく分からない植物を利用していたようである。

ブロペニュ「これが本当の寝てるだけでお金が入るシステム……」

2020年
01月23日
20:36

146: 忘却の亡霊

ジジジドーン!

ヴェルグ「ふぅ…コレでやっとマトモに的に当たるようになったか…」
ミアリー「後は回路を整理するだけね、今回は結構楽に出来たわね…」
ヴェルグ「適当に組んだとはいえ雛型があったからな…いつもはもっと大変だろうな」
ミアリー「ええ、設計から部品の調達、製作も一人でやってるから結構大変だわ」
ルーシェ「え~、そんなのばばーっと作っちゃえばいいじゃん?」
ヴェルグ「それが出来たら苦労はしないっての…ひらめきもそうそう降りてこないし…」

ルーシェにそう言ってエスティスレールガンを連射するヴェルグ
チャージ時間は普通のレールガン並みとそんなに遅くないのでそれなりに連射がきくのだろう
そしてミアリーと二人で回路を整理し、エスティスレールガンを組み上げた

ミアリー「出来た…!エスティス弾を高速度で撃ち出すレールガン…!」
ヴェルグ「お疲れ様、頑張ったな」
ミアリー「まあ今回は半分あなたのおかげだけど…ありがとね」

そう言ってはにかみながら笑顔を見せるミアリー、ヴェルグも照れくさそうにしながら頷く
その後報酬を貰いながらエスティスレールガンを錬金術でコピーし、工房に持ち帰った…

2020年
01月23日
21:44

147: MI4989 削除

工房に帰って来るとリビングのソファには黄色い子バリスタンぬいぐるみを胸の谷間に挟んで昼寝しているニュルンが見え、キッチンにはドーナツを作っているのブロペニュが見えた。

ブロペニュ「おかえりー。コーヒー飲む?」

ヴェルグのワープ反応を感じたのかブロペニュはヴェルグの方を振り返り、コーヒーを飲むか聞いて来た。

2020年
01月23日
22:39

148: 忘却の亡霊

ヴェルグ「ああ、もらうわ、今回は砂糖も入れといてくれ」

そう言ってソファに座ってだらけるヴェルグ、ちょっと疲れてるらしい
そして携帯端末を見て何かニュースサイトを見始めた…

2020年
01月24日
00:59

149: MI4989 削除

ニュースサイトを巡っていると混沌軍とベレロフォンとの交戦はいつも通りだが、劣化バリスタンとは彼女ら自身が安定して住める星が見つかったからなのか交戦報告を聞かなくなっていた。
尤も、ウサギ達は天使勢力圏に現れなくなっただけでそのような星では今も遊んでいるかのようにウサギ達同士で戦い続けており、危険な恒星系が出現したという意味でもあったが……。

そんなウサギ達と入れ替わるかのように今年に入ってからと言うと、天使勢力圏では魔境から来たと思われるヤクザの類がよく動くようになっており、当たり前のように互いの組員を狙った暗殺事件が発生しているようだ。

そんな感じの記事のタイトルを流し読みしているとブロペニュが砂糖が入ったコーヒーとココアドーナツを持って来てヴェルグの隣に座った。

2020年
01月24日
13:46

150: 忘却の亡霊

ヴェルグ「…?おう、ありがとう」

ブロペニュからコーヒーを受け取り、一口飲む
そしてブロペニュが作ったであろうココアドーナツを食べ始めた
出来立てだからかまだほんのりと暖かく、食べてて美味しい

ヴェルグ「んー、ドーナツうめぇ…」

2020年
01月24日
15:33

151: MI4989 削除

ブロペニュ「よかった♪」

美味しいと聞いたブロペニュはどことなく嬉しそうな表情を見せ、肩を寄せながらコーヒーを飲む。
ブロペニュはそれとなく雑誌でも見るような感じでソファのどこかからタブレット端末を取り出し、シュヴェシィナ向けなんだろう雑誌的な記事を読み始めた。

ブロペニュ「……へぇ、最近の砲弾の信管って弾頭信管を付け替えて準誘導砲弾的なものにする奴があるんだ」

やっぱりシュヴェシィナ向け?だからかそういうもの関連の記事が多いようだ。

2020年
01月24日
21:31

152: 忘却の亡霊

ヴェルグ「………」

コーヒーを飲みながらドーナツをゆっくり食べていくヴェルグ
ココアドーナツを味わい、甘いコーヒーをすすり、嬉しそうにしている
ブロペニュが見ているタブレットの情報をチラ見してコーヒーを飲み干す
そして今度はカフェオレを淹れて、ソファに座り、ブロペニュの頭を撫でた

2020年
01月24日
22:23

153: MI4989 削除

ブロペニュ「♪」スリスリ

頭を撫でられたブロペニュは何とも嬉しそうな表情をしながらネコみたいにスリスリしてきた。ついでにアンテナとヒートシンクもぱたぱたと振るわせる。

ぴしっ
ヴェルグ「……地味に痛いな、それ」
ブロペニュ「あ、ごめん……」

ブロペニュの耳の後ろあたりから伸びているアンテナがヴェルグの頬に当たり、そんな事をヴェルグは呟く。

2020年
01月24日
23:27

154: 忘却の亡霊

ヴェルグ「…」ズズッ

カフェオレを飲み、ブロペニュの頭を撫でる
ブロペニュのアンテナが当たるも今度は気をつけているのかそれ以降は当たらなくなっている
そしてヴェルグはココアドーナツをゆっくり食べる

ヴェルグ「んー…ココアの風味があって悪くない」モグモグ

2020年
01月25日
13:38

155: MI4989 削除

のんびりとした時間を過ごし、しばらくすると寝室から寝起きのカスターダが出てきてキッチンへ歩いて行くのが見えた。そろそろ夕飯時なんだろうか。

ニュルン「んーっ……」

だいたいそんなあたりでソファで昼寝していたニュルンも起き上がり、背伸びをしている。
ブロペニュはココアドーナツを食べながらタブレット端末で雑誌的なモノを読んでいく。

2020年
01月25日
21:30

156: 忘却の亡霊

ヴェルグ「………」

のんびりと携帯端末で動画を見ていたヴェルグ、だらだら見れるのが好きなようだ
そうしてだらだら過ごし、夕飯の時間になるのを待つ

ヴェルグ「今日は夕飯食った後も仕事だな」

マナペレット工場の点検の為、夕飯の後も仕事に行かなければならない
夕飯は急いで食わなければならないだろう

2020年
01月25日
21:56

157: MI4989 削除

カスターダが夕食を用意し終えるとブロペニュ達はテーブルに着き、食事を始める。
黒パンとボルシチ、ポークステーキなどが並んでいる。

ニュルン「これ食べたら出発よ。あと、これから行く高山型惑星には定期便が無いから直接ターリア宇宙港から発進ね」

ニュルン達はヴェルグと同じように夕飯を食べたら出発するようだ。
ただ、あまり急ぐような任務でもないのか食事はゆっくりと食べている。

ブロペニュ「なんか久々に航空機らしく、港から直接飛んでいくんだね」
カスターダ「転移はできないということはそう言う制限がかかっているのかしら」
ニュルン「戦っている相手がクレリアンだからなのもあってテレポートとかのワープ機動には制限がかかっているのよ」

2020年
01月25日
22:47

158: 忘却の亡霊

ヴェルグ「………」ガツガツッ!
ブロペニュ「凄くがっついてる」
カスターダ「喉に詰まらせるわよ、きっと」
ヴェルグ「!?」ドンドンッ!
カスターダ「言わんこっちゃないわね…」

どうやら食事を喉に詰まらせたヴェルグに茶を渡すカスターダ
ごくごくとお茶を飲み、カスターダにありがとうと言って夕飯を食べ終え、慌ただしく作業部屋に入っていく
そして準備を整えブリスガンドへと転移していった…

2020年
01月26日
00:28

159: MI4989 削除

慌ただしい様子でどこかへテレポートしたヴェルグを見送り、ゆっくりと食事を済ませたブロペニュ達は装備を整えてターリア宇宙港の衛星軌道上へテレポート、そこからじんわりとだいたい光速の3兆倍か4兆倍あたりまで加速し、“ゆっくりと”宇宙を飛び始めた。


~天使勢力圏の銀河系のどっかにある三角三重連星系、惑星秘匿名称“高山型惑星って何?”高山型資源惑星、どうしてこうなった山脈にある採掘基地~

現地時刻 お昼前
天候 晴れ、ときどき火山性毒ガス

ニュルン達が着いた時にはもう古代クレリアンの集団が採掘基地を攻撃しているのが見えた。前の戦闘で死んでから時間が経って溶岩のようになっている古代クレリアンの死体が燃え続けて黒煙が上がり、火山地帯のような光景と地形が広がっていた。

採掘基地を攻撃している古代クレリアン達は数が多いがただひたすらにそれなりの大きさの石の盾を片手に構えながら手持ちの50mmオートレールキャノンや19.05mm短機関銃を前に向けて適当に撃ちながら闇雲に突撃しているだけで守備にあたっているモビルワーカーや砲座に備え付けられているタイタンバズーカやLLバルクガトリングによって容易に撃ち殺されて屍を積み上げている。

カスターダ「予想以上に古代クレリアンが弱いんだけど」
ブロペニュ「ナニコレ……」
ニュルン「攻撃開始」

空域に到着したニュルン達は対地攻撃を始める。まずはニュルンが大量のロケット弾で空爆し、残りをカスターダとブロペニュが機銃掃射によって刈り取って行った。

2020年
01月26日
02:37

160: 忘却の亡霊

~ブリスガンド マナペレット生産工場~

深夜となったブリスガンドにやって来たヴェルグは早速責任者に話をつけ、点検する機械へと向かう
今回点検する機械は高密度のマナを圧縮してペレットに結晶化する機械だ
隣には同じ型の機械がごうんごうんと動いており生産に支障は無いようである

ヴェルグ「さて…いっちょいくか」

そう言うと止まってる機械のカバーを開け、点検し始める
部品に歪みや抉れが無いかヘッドライトで光を当てて慎重に確認していった…

2020年
01月26日
13:17

161: MI4989 削除

ニュルン「ロケット弾を補給するため、着陸するわ」
ブロペニュ「……高射砲持ってる奴いるけどなんでだか撃って来ないね」
カスターダ「いや、撃って来てはいるんだけど榴散弾の使い方が全然分かってないみたいね」

一回の対地攻撃でおおよそ数十体の古代クレリアンを大破させ、攻撃の勢いを弱めるとニュルンはさっそく補給の為に採掘基地の傍にある宇宙港へ着陸に向かい、ブロペニュとカスターダは引き続き対地攻撃を行いつつ、まだ攻めている古代クレリアンの動きを守備隊に報告し続けている。

敵の数が少なくなってくると守備隊が張っている塹壕線から傭兵として来たのであろう装甲擲弾兵や大型陸戦ロイドが出てきて宇宙港から飛んできた輸送機型シュヴェシィナに掴まり、回り込もうとしている古代クレリアンの集団へ機動打撃を仕掛け始めた。

移動距離が近いため、輸送機型シュヴェシィナに運ばれるというよりはワイヤーで投げられるような動きをした装甲擲弾兵と大型陸戦ロイド達は古代クレリアン達を燃やしていく。

出鼻をくじかれた彼女らは進撃の足を止めて後退し始めるが盾や鎧を爆破され、ストラクトブレイカーの平頭徹甲榴弾が直撃して身体が砕け散り、アサルトピアースガンの掃射を受けて千切れたりしてその数を減らしていく。
いくらかの大型陸戦ロイド達は前進して前に出ると撃破した古代クレリアンの手持ち武器を拾いながら攻撃を続ける。

スチールライダー型「こいつら黄色いうさぎの武器を使ってる、クレリアンとは名ばかりで自分達で武器を作れないみたいだぜ」
ハティガルム型「武器と弾だけは本物だから気を付けろってことか?」
マイティバイン型「お、“Mr.シュレイプネル(50)”に載ってる50mm機関砲もあんじゃーん。あとで砲戦に渡しておこうぜ」

2020年
01月26日
18:13

162: 忘却の亡霊

~ブリスガンド マナペレット生産工場~

ヴェルグ「………」

マナペレットを圧縮して作る部分の部品をチェックし、問題が無いか確認していく
最も圧力がかかる部品もすり減りもせず、ぴっかぴかだ
これなら部品の交換も必要無いだろう

ヴェルグ「…結構キレイだな、これならそんなに気にしなくても良いかもな…まあ仕事はするが」

2020年
01月26日
21:45

163: MI4989 削除

ブロペニュ「最後の一体……!」

どんどんと敵古代クレリアンの集団が倒れて燃えていって撤退を始めてもニュルンらシュヴェシィナ達は追撃をかけて殲滅をしていく。
普通の人類同士の戦いならば撤退したら撃たなくても外交でのあれこれが出来るのだが、大抵話を聞かない事が多い異人類種が相手だともはや猛獣も良い所。

そしてブロペニュが最後の一体目掛けて重機関銃による掃射を行って燃やし、撃破を報告すると宇宙港へ着陸するように命令が来た。

ニュルン達はこの採掘基地の守備隊に一時的に加わって防衛戦力として配備される契約なのでしばらくはここで戦う事になる。
対地攻撃を終えたニュルン達は着いた順に宇宙港へ着陸していく。

2020年
01月26日
23:06

164: 忘却の亡霊

ヴェルグ「消耗品はさすがに消耗しているな…交換するか」

機械に使われている部品を点検し、消耗品を交換していく
機械オイルも汚れているので新しいオイルに交換してついでに清掃した
そして機械を組み上げて試運転し始める…

ヴェルグ「これで問題無ければ終わりっと…」

2020年
01月27日
00:23

165: MI4989 削除

ブロペニュ「今回は全部本物だったね」
カスターダ「でも以前にクレリア王国の国境沿いで遭遇したあいつらよりもひどく弱かったわね……」

ニュルン達が戦闘を終えて格納庫に入ると真っ先にシュヴェシィナ達がすることは宇宙巡航用の装備を取り外して前線運用に組み替える事だった。
シュヴェシィナ達の言う宇宙巡行用の装備というのは多くの場合は増加燃料タンクのことだ。

シュヴェシィナ発動機やシュヴェシィナスラスターは制御一つで亜音速から極超光速まで素直に速度を調整できるが、極超光速域まで加速するためのエネルギー源は身体にある脂肪(燃料タンク)だけではわりとすぐにエネルギー欠乏を起こしてしまうため、増加燃料タンクをあれこれと取り付ける必要がある。

でも多くのソミョルニル系水棲シュヴェシィナみたく、肉付きが良く脂肪が多い身体ならそこまで多くの増加燃料タンクは要らない。
そればかりか短距離なら増加燃料タンク無しでも大丈夫だったりするくらいだ。
ニュルンとカスターダは特に増加燃料タンクは付けなかったので次の襲撃に備えて武装を取り付けるだけにとどまり、
比較的小柄なブロペニュも小容量のものを2個しか付けてないので整備は速く終わりそうだ。

ブロペニュ「弱いと何か問題でもあるの? 報酬が不味くなるとか」
カスターダ「それもあるけど、弱い事を自覚してる場合はよく分からない事をし出す可能性があるのよ」

2020年
01月27日
17:15

166: 忘却の亡霊

~ブリスガンド マナペレット生産工場~

ヴェルグ「………」

ごうんごうんと機械が動き、マナペレットが作られていく
作られたマナペレットはキレイな形をしており、問題も無さそうだ

ヴェルグ「これで終わりっと」

立ち上がったヴェルグはマナペレット生産工場の責任者に仕事が終わった事を報告し、報酬を貰って転移して帰っていった…

2020年
01月27日
22:07

167: MI4989 削除

工房に戻って来るとニュルン達が言っていた通りに任務に出かけたのかニュルン達はいなかった。
リビングにあるテーブルにはニュルンの字で書かれた置手紙があり、内容も任務に出かけ、翌日の夕方あたりまでは戻って来ないようなことが書いてあった。

水棲シュヴェシィナ(子供4)「チュンッ」
水棲シュヴェシィノ(子供)「チチチッ」

……で、工房の掃除・維持とやらをニュルンが幼鳥に任せたのか水棲シュヴェシィナの幼鳥2羽が作業部屋でシュヴェシィナ達の整備機材のメンテナンスをしているのが見えた。

2020年
01月27日
23:24

168: 忘却の亡霊

ヴェルグ「Zzz…Zzz…」

ヴェルグはベッドに寝転がり、すやすやと眠り始めた
よっぽど疲れているのかぐぅぐぅ眠っていった…

~翌朝~
目が覚めたヴェルグは早速お風呂に行き、熱いシャワーを浴びに行く

ヴェルグ「ふぃー、ひとっ風呂浴びるか…」

2020年
01月28日
20:22

169: MI4989 削除

ヴェルグが風呂場に入ったとき、工房の前にあるプールから今日も水棲シュヴェシィナの子供2羽が出てきて身体をブルブルと振るわせて水を飛ばしてから工房に入って来た。

水棲シュヴェシィノ(子供)「ピィ?」
水棲シュヴェシィナ(子供4)「ピヨピヨ、チチチチチッ」

が、今日は午前中いっぱいは風呂掃除のつもりだったらしく、風呂場を使用中だということで風呂掃除ができない。

水棲シュヴェシィノ(子供)「クゥクゥ……」
水棲シュヴェシィナ(子供4)「ツュンッ、ピヨピヨ♪」ぴょんっ
水棲シュヴェシィノ(子供)「み゛ぃ゛っ!?」ぼこっ!

暇になったので遊ぼう、ということなのか女の子のほうは男の子のほうに跳び蹴りをかました。

2020年
01月28日
20:49

170: 忘却の亡霊

ヴェルグ「………」

シャワーを浴びたヴェルグはハンバーガーチェーンに転移する
ハンバーガーをいくつか注文し、お金を払って受け取って朝食を取り始めた
そう言えば外食も久しぶりだなとハンバーガーにかぶり付きながらヴェルグは思う
よく考えると一人での食事も久しぶりである
今日の仕事はどうしようかと携帯端末を見て、依頼の詳細を確認していった…

2020年
01月29日
00:45

171: MI4989 削除

高山型惑星にある採掘基地での依頼の方はときおり来るシュヴェシィナの面倒を見るメカニックとしての依頼だった。高山型惑星と言ってもニュルン達が昨日向かった惑星と同じところなのかは分からない。
時間的にはもう行っても良い頃合いだが、古代クレリアンの襲撃を受けている場所だからかワープ機動制限がかかっており、しかも定期便が無い場所なので行く場合には船舶や航空機を自前で用意して行くか、輸送機型シュヴェシィナやシャトル等にタクシーして貰う必要があるようだ。

昨日来て残ってた二つの依頼の内一つ目の詳細を確認し、二つ目の依頼の詳細を確認し始めた。

2020年
01月29日
01:42

172: 忘却の亡霊

二つ目の依頼はシールドマシンの点検だ
地下鉄建設のためのシールドマシンの調子がよろしくないそうで点検して問題点を洗い出さなきゃいけないらしい
こっちは転移が封じられていないのでヴェルグもすぐ行ける座標だ
こっちに行くとするかとヴェルグはハンバーガーを食べながらシールドマシンの点検の仕事を受注した…

2020年
01月29日
15:01

173: MI4989 削除

その頃、ニュルン達は……

ブロペニュ「南2033mにある崖から6cm山砲18門と5cm野砲18門と小さい古代クレリアン10000以上を発見、広い横陣を組んでこちらに前進しています!」

現地時刻だと夜になっているあたりで哨戒飛行についていたブロペニュが敵影を発見し、報告を行う。

細かい波長である可視光線が使える肉眼モードと違い、微量な光と可視光線よりは広い波長である近赤外線を増幅させて使う事になる暗視モードでは波長の広さ故に分解能が低く、場合によっては輪郭を見ることさえ難しくなってくる。
身体の形が凡庸なヒューマノイドであるクレリアン系はレーザー測遠器なども併用しないと他のヒューマノイドと判別が難しい上に、それに似せた偽物が出てるとなるとさらに面倒な事になる。

ブロペニュは敵集団を狙い、翼下に懸架してる70mm色付き発煙ロケット弾を撃ちこみ、飛び去っていく時に70mm照明ロケット弾を上空へ打ち上げて照明弾を展開。
そして空中散布式の対物地雷をばらまくディスペンサーを満載したニュルンとAV-15数機が飛んできて戦域に対物地雷を散布していく。
目立つ色をしている地雷を散布して心理的にも物理的にも進撃速度を遅らせ、地上部隊が展開する時間を稼ぐのだ。
しかし、小さい古代クレリアン達はそれでも地雷原になった戦場への突進を止めず、同胞が地雷で砕け散っても体格に見合わないクレリアンの剣や拳銃を握ってぐんぐんと突っ込んでいく。

ニュルン「腐食ガス反応を検知せず、例の偽物よ。対歩兵・対砲兵兵装を用意させて!」
システィ「じゃあ私はそのまま出るわ」
ブロペニュ「敵山砲射撃開始、弾種は……スモーク弾!」

地上部隊が展開しようとしている中、敵の6cm山砲は採掘基地の陣地に向かって煙幕を撃ち込み、索敵を封じてきた。
それでも機関銃持ちは迎撃しようと狙いが付けられない中で撃ちまくるが殆ど当たらない。

2020年
01月29日
19:49

174: 忘却の亡霊

~とある惑星 発展途上国の首都~

朝食を食べ終えたヴェルグは転移して現場に向かい、責任者に会うと詳しい話を聞き始めた
どうやらシールドマシンがうまく回らず、停止してしまっているらしい
歩いてトンネルを歩きマシンの所に到着し、マシンに異常が無いかくまなくチェックする
するとシールドマシンの刃の部分が磨り減ってる事に気付いた
どうやらとても固い地層にぶち当たり刃が削れてしまっているらしい

ヴェルグ「どうやら固い物にぶち当たったようだ…大きな鉄の塊みたいなものに」
「シールドマシンの刃を逆に削るなんてとんでもないな…どうにかできますか?」
ヴェルグ「錬金術で小さな塊にしてみる…シールドマシンを少し下げてくれ」

2020年
01月30日
00:36

175: MI4989 削除

~高山型資源惑星、採掘基地~

<噂のニセモノが陣地に侵入した! ……ただのトガリミミじゃねーか!?>
<武器は本物だ、油断するんじゃない!>

システィ「戦域に到着……敵野砲部隊からの防空射撃を受けています。敵野砲部隊への攻撃を優先」

ガンシップ型であるシスティが到着し、武装翼のミニガンと自動擲弾銃で軽く2000人くらいの古代クレリアンに化けた子供トガリミミを粉砕していくが、
敵の5cm野砲からの対空射撃が嫌に効果的でそちらに気を取られる。

敵の5cm野砲は古代クレリアンが使っている50mm高射機関砲と同じ砲身・榴散弾を使うレールキャノンだが、砲兵にもなっている子供トガリミミは古代クレリアンと違って賢いらしく、信管と初速を調整して高い弾道によって陣地を砲撃したり、空戦ヒュムやロイドに対して弾幕を展開したりと効果的な砲撃を加え、
(航空機にしては)堅牢な装甲で覆われているシスティに対しては着発モードにして代用徹甲弾として榴散弾を撃ち込んでいる。

システィの胸部正面左の装甲外殻に着発遅延モードの榴散弾が26000m/sほどの速度で着弾し、数mm浸徹した所で榴散弾が炸裂。貫通こそはしなかったが被弾箇所は抉れて凹んだので同じ場所への2発目はもう防げないだろう。
システィは自分に命中させた5cm野砲にライドカノンと名付けた60mm連装無反動砲からロケット榴弾を時限起爆モードにして2発撃ち込んで曳火砲撃を行い、沈黙させる。
そしてその野砲からの砲撃が来て同じ信管設定と速度の榴散弾を腹部正面右に食らい、榴散弾が砕けながら装甲外殻を貫通して起爆。破片はシスティの皮膚を傷付けるが皮下組織で止まり、破片一つ一つがおおよそ数十万℃ほど発熱するがクレリアン系ゆずりの吸熱機構が発熱による損傷を最小化する。


機銃掃射で突進する敵の子供トガリミミの数を減らしていたブロペニュは翼内機銃を撃ち切り、補給の為に戻って行く。
そのときに煙幕で包まれた陣地と採掘基地の間が見えたが、そこでは侵入を許してしまったのか敵の子供トガリミミ達と傭兵のロイドやヒュム達が乱戦していた。

古代クレリアンを相手にするならちょうど良かった重火器は子供トガリミミの大群を相手にするには不適であるため、本来ならサブウェポンであるはずの拳銃やスコップで応戦している者が多かった。

子供トガリミミのほうも9mmくらいの短機関銃が入ってるショルダーバルカンポッドの他にはクレリアンサイズの片手剣か掘削クロー的に使っているクレリアンサイズのガントレット、棍棒みたいに使っているせいで「グレネードクラブ」とか「ヒートクラブ」とかと呼ばれてしまってるパンツァーファウストスタイルの使い捨て(?)無反動砲、最悪の場合は素手なので本当に数の暴力で殴りかかってきている。

ダグドライバー型「クソ安い兵器とクソ安いお命があればクソみたいな戦術! そこは魔境も変わんねぇな!」AMのドリルで串刺しにしてリーチの長い鈍器みたいに振り回す
陸戦ヒュム「それ汚いからやめて!」

砲戦ロイドや砲戦ヒュムが野戦築城用に使う為のスコップやピッケルでぶん殴っている光景は嫌でも頻発し、ロイドによっては掘削ビット的なもので応戦していることも。

ブロペニュ(古代クレリアンより強い気がする……)

2020年
01月30日
14:26

176: 忘却の亡霊

~とある惑星 発展途上国の首都~

大きな塊を錬金術で細かく分解して調べると、巨大ないん鉄塊が埋まってる事がわかった
いん鉄塊をインゴットに変えて運び出し、シールドマシンの刃をインゴットを使って錬金術で直した
他の所に特に異常なしだという事を確認して、シールドマシンを動かす
シールドマシンが問題無く掘削しているのを見て責任者がヴェルグに報酬を渡し、ヴェルグは転移して帰っていった…

2020年
01月30日
21:22

177: MI4989 削除

~高山型資源惑星、採掘基地~

煙幕が晴れる頃にはもう既に防衛戦を突破されて採掘基地への侵入されて制圧されるかされないかという所まで押し込まれていた。
シュヴェシィナによる対地攻撃によって地上戦力の突進を止めるのは例え制空権が確保されていたとしても限界があり、結局機関銃の数が足りずに突破を許してしまった。

そのタイミングで山砲部隊がやや前進し、野砲部隊が前進。同じタイミングで古代クレリアンが10輌投入されてきた。昼間の時は沢山居たのだが今回はそんなに数が居ないようで主力が化けてる子供トガリミミ達となっているようだ。

その頃には防衛側も短機関銃やショットガン系武器などの対人装備や物騒な改造工具を揃えたので膠着状態に持って行けたが、それでも数の暴力はどうしようもなかった。
鉱石破砕工場や鉱石洗浄工場などで使い捨て無反動砲を棍棒やメイスのように構えた子供トガリミミ達が跳び回り、それを短機関銃や散弾銃で撃ち落としていく。

ブロペニュ「畳んで地上戦力として交戦します。援護を」

シュヴェシィナ達は野砲からの対空砲火と山砲の曳火砲撃による破片を浴びながら飛び回って古代クレリアンと子供トガリミミ達を攻撃していく。
そんな中、ブロペニュは補給に戻った時に武装翼からロケットポッドを外して手近にあったブラストバズーカとピアースショットガンを背部に積み込み、飛び立って行った。


~ダスド、工房~

ヴェルグが工房に戻って来る頃にはお昼前あたりになっていた。
工房の前にあるプールには水棲シュヴェシィナの幼鳥が2羽ほど居て女の子のほうが何か歌っているのが見えた。
……ヴェルグの耳には相変わらず小鳥の鳴き声にしか聞こえないが同じ水棲シュヴェシィナにとってはとても下手くそな上に聞き苦しいのか男の子のほうは翼で耳を塞いでいる。

2020年
01月30日
22:27

178: 忘却の亡霊

ヴェルグ「………」

鳥の鳴き声にしか聞こえない(翻訳機でも翻訳できない)鳴き声を聞きながら昼食の用意を始めるヴェルグ
昼食と言ってもコンビニで売ってたサンドイッチなのだが
そこそこ量はあるがコンビニのサンドイッチなためすぐに食べ終えてしまった
そして昼食を終えたヴェルグはコーヒーをのんびりと飲みながら携帯端末で動画を見始めた…

2020年
01月30日
23:19

179: MI4989 削除

幼鳥が去って行ってしばらくした頃にはお昼過ぎから夕方に差し掛かる時刻だった。
そんなあたりでニュルン達が任務から帰って来て作業部屋に入って行く。

カスターダ「で、夕飯どうしましょうか」
ニュルン「うーん、今から食事をブロペニュに作らせてもしょうがないし、外食にする?」
ブロペニュ「そうしたい」

作業部屋に入った彼女らは各々の整備器具に自分達の外殻を引っ掛けてから外殻を取り外し、そこから武装を降ろして自己診断プログラムを走らせ、弾を抜いて行く。

2020年
01月31日
01:22

180: 忘却の亡霊

ヴェルグ「おうお帰り、お疲れ様」

のんびり動画を見ながらブロペニュ達を見送り、再び動画に向く
ガンランスの製作をしている所を動画を見終わって大きく伸びをして、夕食は何かなと思い始めた…

2020年
01月31日
12:45

181: MI4989 削除

カラン、カラン コロコロコロ……
カスターダ「榴散弾だからか子弾が鎧の中からいっぱい出て来るわね……。なんか砂利みたい」
ニュルン「15mmのチタン装甲を貫通したけど皮膚で止まったのかしら?」
カスターダ「ちょっと皮膚に穴が空いたわよ。もうかさぶたになってるけど」
ニュルン「砲弾が鎧を貫通すると大抵身体まで入って来るけど、充分に堅い身体だとこうなるのね」

カスターダは鎧の損傷度合いを見るとまだ治せそうと見たのか、カスターダは貫通孔がある部位のチタン装甲板を外して自分の工房に持って行くと、ノギスで貫通孔の直径を測るとその直径より大きめのタップとねじ伐りダイス、チタン装甲と同じ材質のチタンの金属柱を取り出した。

まずは切削加工をし易くするために装甲板を専用のかまどで焼きなまして硬度を落とし、それからタップで貫通孔をネジ穴に切削加工していく。
次にネジ穴の深さを測ると金属柱に印を付け、ねじ切りダイスで雄ネジを切って装甲板のネジ穴に差し込み、装甲板の表面で金属柱を切断。
装甲板を万力で固定し、修復箇所を削りカスを熔かして作ったチタン合金を塗ってから冷間鍛造用パイルハンマーで雄ネジと雌ネジの隙間を埋め、表面と裏面を研磨し、専用のかまどで熱処理を行って元の装甲板の性能に戻した。

カスターダ「たまには自分で装甲板を直さないとね」
ニュルン「金属装甲はそれが出来るから良いわよね……」


一足先に整備を終えてお風呂も済ませたブロペニュはヴェルグの隣に座って来た。

ブロペニュ「夕飯は外食にしようかと思ってるんだけど、ヴェルグはどうかな」

2020年
01月31日
14:02

182: 忘却の亡霊

ヴェルグ「いいんじゃないか?どこで食うかは知らないが」

動画を見ていたヴェルグも同意し、夕食は外食となった
任務で疲れてるブロペニュ達に作らせるのもどうかと思ったらしい
…どこで食うのか知らないが、ちょっと不安になりながらヴェルグはそう思った

2020年
01月31日
15:31

183: MI4989 削除

ニュルンとカスターダが整備とお風呂を済ませる間にブロペニュはどこに食べに行くかを無線で話し合い始めた。まだ決めてなかったようである。
いつの間にやらWiFi的な無線LANが設置されているのでそれを使って会話を始める。

カスターダ「私達が普段作らないものを食べに行きたいわね」
ブロペニュ「そうなると和食、中華……あとは中東料理とかその他アジア料理とかかな」
ニュルン「いっそ、リメイラタウンのモールに行ってから考える? 多分なんかあるでしょ」

ふとブロペニュを見ると一応はリメイラタウンに行くつもりなのかいつものビキニ水着みたいな服装ではなく、ノースリーブのTシャツとホットパンツを着た服装になっていた。
シュヴェシィナ用なのか背中と腰にある生体合金で出来た翼腕基部とヒートシンクを避けるように大きくあけられているのでTシャツというよりはTシャツのように見えるエプロンみたいになっているが……。

2020年
01月31日
20:50

184: 忘却の亡霊

ブロペニュ達が無線で話し合うのを見ながらコーヒーを飲むヴェルグ
いつの間にか淹れていたようだ

ヴェルグ「…モールに行くのもいいな…色々見比べられる…」

ズズっとコーヒーを飲みながらそんな事を言った…

2020年
01月31日
22:00

185: MI4989 削除

最後に風呂から上がったニュルンが来たところでブロペニュ達とヴェルグはリメイラタウンのモールへと向かった。
結局、モールに行ってから何を食べるか決めるようだ。


~リメイラタウン郊外のショッピングモール~

ブロペニュ「何食べようかな」

モールの飲食店が立ち並んでいるエリアに着いたブロペニュ達はさっそく何食べようか話し合いながら見て回る。

客層はロイドとヒュムが多いものの、なんだかんだでシュヴェシィナもよく利用する場所だからかシュヴェシィナの姿もよく見る。
ヴェルグにとってはありがたいことに以前ほどは視線を感じないのでそういう意味では快適になったようだ。

2020年
01月31日
22:21

186: 忘却の亡霊

ヴェルグ「………」

ヴェルグはとあるトンカツ店が気になるようだ

ブロペニュ「ん、その店が気になるの?」
ヴェルグ「あぁ…トンカツってのがどういう食い物か気になる」

そのままトンカツのディスプレイを食い入るように見ているヴェルグ
どうやらとても気になるようだ…

2020年
01月31日
23:13

187: MI4989 削除

カスターダ「じゃ、このお店にしましょうか」
ニュルン「あんた脂っこいのが好きよね~」

ヴェルグが興味を示したと言う事でブロペニュ達はとんかつ屋に入って行く。
店に入ってテーブル席に着くとメニューを選び始める。

カスターダ「ちょっとケガしちゃったから多めに……」
ブロペニュ「うーん、流石にとんかつがメインかぁ……」
ニュルン「かつ丼にエビフライとカキフライを追加して……」

2020年
02月01日
00:17

188: 忘却の亡霊

ヴェルグ「………」

トンカツが二枚入った特盛のトンカツを選び、ブロペニュ達が決めるのを待つ
先に人数分のドリンクバーを注文し、一足先にオレンジジュースを入れた

ヴェルグ「トンカツ以外にも結構あるんだな、トッピング」

2020年
02月01日
11:31

189: MI4989 削除

ブロペニュは無難にとんかつ定食を、
カスターダは特盛のかつ丼と豚汁を、
ニュルンは大盛のかつ丼とエビフライとカキフライを注文してドリンクバーから各々の飲み物を持って来た。

カスターダ「あ、クレリアンサイズのも注文できるのね」
ニュルン「つか、クレリアン系も来るのかしら? ここ」

2020年
02月01日
13:32

190: 忘却の亡霊

ヴェルグ「クレリアン系には小さいかもしれんなこの店は」

チラリと店の中を見回し、そう言いながらオレンジジュースを飲む
テーブルも椅子も普通サイズなのでクレリアンにはいささか小さくて狭い
そうして料理が来るまでわいわいと喋っていた…

2020年
02月01日
17:51

191: MI4989 削除

ウェイター的なロイドがブロペニュ達の料理を運んで来てテーブルに並べられ、各々の料理に手を付け始めた。

ニュルン「見た目通りこってりしてるわね」さくさく
カスターダ「~♪」ばくばく
ブロペニュ「そういえばカスターダちゃんって意外に脂っこい料理が好きだよね」もくもく

2020年
02月01日
20:36

192: 忘却の亡霊

ヴェルグ「………」モグモグ
ブロペニュ「あれ、キャベツ食べてる」
ヴェルグ「お楽しみは後に取っておく派なんだよ」モグモグ

千切りキャベツを先に食べ、トンカツを食べ始める
ザクザクとした衣を楽しんでいた所にたまたま味噌調味料を見つけるヴェルグ
興味を持ったヴェルグは味噌調味料をトンカツにかけてみる

ヴェルグ「…うまい」

あまじょっぱい味噌調味料がザクザクのトンカツにかかり、トンカツの味わいを変える
どうやらトンカツ用に調節されたもののようで、トンカツの肉の味わいと上手くマッチしている
そして味噌という事でご飯とも合う、トンカツと味噌は合う、新しい発見であった

ヴェルグ「………」ガツガツガツガツっ!!

2020年
02月01日
22:13

193: MI4989 削除

ブロペニュはと言うと……塩をかけたり、普通の中濃ソースをかけたり、からしを付けたり、ヴェルグがハマったらしい味噌調味料をかけたりといろいろと味を変えて楽しんでいた。

ブロペニュ「んー、私は塩とからしが好みかなぁ……」もっきゅもっきゅ
ニュルン「タルタルソースを試してみる? エビフライに付いて来た奴だけど……」
ブロペニュ「……うん、こっちの方がいいかな」さくさく

一方でかつ丼を頼んだニュルンとカスターダは玉子とじのアレなので味は固定されてるがときおり七味をかけたりして味を変えて楽しんでいた。

2020年
02月01日
23:55

194: 忘却の亡霊

ヴェルグ「ふぅ…美味かった…」

あれだけ沢山あったトンカツを食い終え、オレンジジュースを飲み干したヴェルグはアイスコーヒーを注いで席に戻ってくる
そして味噌調味料を後で買おうかなと考えつつコーヒーを飲み始めた…

2020年
02月02日
00:56

195: MI4989 削除

カスターダ「なかなか美味しかったわね」

料理を食べ終えたブロペニュ達は再びドリンクバーへと足を運び、違う飲み物を持って席に戻って来た。

カスターダ「この後どうしようかしら。私はまだ食べられるけど」
ブロペニュ「食べ歩きするの?」
ニュルン「ちょうどだから食料を買い込んでいきましょうか」

この後どうするのか話し合いながらニュルンはメニュー的な端末から精算手続きを済ませていた。どうやらここも水棲シュヴェシィナの海底都市にあった飲食店みたいに前払い形式のようだ。
ブロペニュ達は飲み物を飲み終えるととんかつ屋を出て食料品を扱っているエリアへと足を運び始める。

その途中……

イライア「♪」服を選んでる
ケピニェコ「(´・ω・`)あのさ、君は服着ても意味ないと思うよ」

衣料品エリアでなんか服を見て回ってるイライアとその買い物に付き合わされてる感がすごくしてるケピニェコを見つけた。

ブロペニュ「あれ、随分と毛が短くなったね」
イライア「ああ、あの時は寒冷地用にもふもふになってたの」
カスターダ「なんかケピニェコ君くらい短い毛並みだったのね、あんた」
イライア「でも乳首が見えるからなんか付けろ、ってなっちゃったのよね。だからおっぱいに布巻いてるんだけど」
ケピニェコ「(´・ω・`)で、ついでになんか服買おうとしてるんだ……」

2020年
02月02日
18:40

196: 忘却の亡霊

イライアが服を買おうとしている事に関してヴェルグは特に何も思わなかった
おしゃれしたいのなら好きにさせようというのがヴェルグの感想である
そんでイライアの事に特に何も言わないヴェルグは缶コーヒーの自販機を探し始めた
この男、コーヒー好きすぎである

ヴェルグ「………」キョロキョロ

2020年
02月02日
19:12

197: MI4989 削除

ひとしきりにイライアと話を交えたブロペニュ達は食料品が並んでいるエリアに足を運び、それぞれが食料品を買い込み始めた。

ニュルン「えっと、会計はそれぞれ自分で払うつもりよね?」
ブロペニュ「もちろんだよ」
カスターダ「ええ」

2020年
02月02日
23:56

198: 忘却の亡霊

見つからなくて缶コーヒーを探すのを断念したヴェルグ、ブロペニュ達に付いていく
それぞれ買いに行くブロペニュ達を見て、ヴェルグはお茶うけやおやつを買うためにお菓子コーナーに向かった
煎餅やサラミ、チョコ菓子をかごに入れていく
料理の素材はブロペニュ達が買っているだろう…この男、完全に料理は人任せである

2020年
02月03日
00:31

199: MI4989 削除

ケピニェコ「白ワインとオリーブオイルはかごに入れたから……あとは……」
イライア「……」

ヴェルグは再びケピニェコとイライアが買い物してる光景を見つけたが、さきほどとは逆にケピニェコはなんとも楽し気にお菓子作りにでも使うんであろうお菓子の材料を選んでおり、イライアはそれに付きあわされてるかのような雰囲気を出していた。

ブロペニュ「そういえば時期的にバレンタインデーが近いのかな……」

そんなところで既に会計を済ませた後っぽいブロペニュがやって来たのが見えた。

ケピニェコ「んあ、バレンタインデー? この世界の国には祝日にチョコレート菓子を贈り合う習慣があるの?」
ブロペニュ「なんかそうみたいだよ。あと焼いた大豆をぽこぽこ撃ち合う習慣も一部の地域であるみたい」
イライア「なんか菫ちゃんがたまに話す400年前まではやってたっぽい謎の習慣みたい」

ブロペニュ「で、なんかお菓子でも作るの? 私もそうなんだけど」
ケピニェコ「チュロのレパートリーを増やそうかなってね……」

2020年
02月03日
01:23

200: 忘却の亡霊

ヴェルグは一通りお菓子を買ってお金を払い、ベンチに座る
そして3羽が買い物を終わらせるまで暇なので携帯端末で動画を見る
ウサギのもふもふ動画を見ながら、3羽の買い物を待つヴェルグであった