ヴェルグのバラック工房 chapter5 ~魔境と日常~ 201-400


2020年
02月03日
11:55

201: MI4989 削除

うさぎ動画を見て癒されている内にブロペニュ達がヴェルグが座ってるベンチに集まって来て帰路に着いた。


~工房~

工房に戻って来るとブロペニュ達はそそくさと風呂場に入って行ってシャワーを浴び、いつものビキニ姿になって出てきた。

ニュルン「今日は……もう寝る!」ぼふっ
ブロペニュ「早くない?」
ニュルン「スャ……」
カスターダ「zzz....」
ブロペニュ「早いよ……」

そしてニュルンとカスターダは速攻でベッドに入って眠りに着いた。

2020年
02月03日
13:49

202: 忘却の亡霊

ヴェルグ「俺も早く寝るか…」
ブロペニュ「え」
ヴェルグ「おやすみ…Zzz」

そう言うとヴェルグも眠ってすやすやと寝息をたて始めてしまった
こうなるとブロペニュも取り残されてしまい寂しい

ブロペニュ「(´・ω・`)」

2020年
02月03日
15:29

203: MI4989 削除

翌朝……、

ブロペニュ「……」

フライヤーをセットしてさっさと寝てそれなりによく寝たブロペニュは当番を思い出し、キッチンに行って朝食を作り始めた。
フライヤーからはもう揚げている音が聞こえ始め、その音を聞きながらブロペニュは目玉焼きとハムステーキを挟んだトーストサンドを作り始める。

2020年
02月03日
19:41

204: 忘却の亡霊

ヴェルグ「Zzz…んごっ」

揚げ物の匂いを嗅ぎ付け、起き上がるヴェルグ
やはり揚げ物の匂いは好きらしい
キッチンに入るとブロペニュが朝食を作っていた。ブロペニュが今日の担当らしい

ヴェルグ「おはよう」
ブロペニュ「おはよう」

ブロペニュに挨拶し、コーヒーを淹れ始めるヴェルグ
コーヒーが出来るのをじっと待っていた…

2020年
02月03日
21:44

205: MI4989 削除

しばらくするとヴェルグの前にカットサラダとトーストサンドとフライドポテトとフライドチキンが盛りつけられた皿が置かれていき、ニュルンとカスターダの席にも置いて最後にブロペニュ自身も皿を持って席に着くともくもくと食べ始めた。

ニュルン「ふぁ……おはよ……」うとうと
ブロペニュ「今日はだらだらするんだっけ」
ニュルン「まぁね……」

2020年
02月03日
23:26

206: 忘却の亡霊

コーヒーを淹れ終えたヴェルグもテーブルにつき、朝食を食べ始めた
フライドチキンを食べ、コーヒーを飲む
そしてフライドポテトにケチャップをかけ、食べていく

ヴェルグ「…ごちそうさま」

少し経って、ヴェルグが朝食を食べ終え食器を食洗機に片付けた

2020年
02月04日
08:56

207: MI4989 削除

カスターダ「食べ終わったらエルシーの所に遊びに行ってくるわ」
ブロペニュ「またプラモの見せ合いするのかな」
カスターダ「ええ」

ブロペニュ「最近、私達が居た所みたいに人類種が散らかって来たね」
ニュルン「種類が多いってことかしら? 私達も大概だけど……」
カスターダ「むしろ水棲シュヴェシィナって戦う時くらいしか同種族なんだなって感じがしないわね……」

朝食をゆっくりと食べているブロペニュ達はそれとなく雑談を膨らましていた。

2020年
02月04日
21:15

208: 忘却の亡霊

ヴェルグ「さーて、依頼はあるかなーっと」

ソファに座り、携帯端末で依頼を探すと一件だけあった
ブリスガンドからの依頼であり、王城の湯沸し器を直して欲しいとの依頼だ
大浴場の湯沸し器が壊れたらしく、このままでは銃士達がお風呂に入れないらしい

ヴェルグ「ブリスガンドの王城か…まあ大丈夫だろ…」

そう呟き、依頼を受けてヴェルグは準備を始めた…

2020年
02月04日
21:34

209: MI4989 削除

朝食を食べ終わったカスターダはリメイラタウンへと足を運び、
ブロペニュは片付けを始め、
ニュルンは……

ニュルン「んー、明日あたりに狩りかぁ……」

群れの中でのスケジュール表を見てソファにだらけていた。

2020年
02月04日
23:09

210: 忘却の亡霊

~ブリスガンド 王城前の門~

銃士「む?なんだお前は」
ヴェルグ「俺はヴェルグ・ラスタ、大浴場の湯沸し器の修理の依頼があってここに来た」
銃士「確かに湯沸し器が壊れていたな…ちょっと待ってくれ、ちょっと確認してくる」

そう言うと銃士は通信機を取り出し、確認を取る
しばらくして許可が下りたのか銃士が通してくれた
すぐに案内役が来ると銃士から受け取った許可証を首にさげる
するとややあって案内役がやって来た…

コレッティ「やっぽ~!来てくれてありがとー!」
ヴェルグ「ああ…三銃士が案内役とか警戒されてんの俺?」
コレッティ「そんな大した意味は無いよー、エレオノール様に行ってこいって言われて…」
ヴェルグ「ほんとにそうかぁ…?まあいいや、案内頼む」
コレッティ「はいはーい!」

2020年
02月05日
12:57

211: MI4989 削除

ニュルン「狩りに行こうと思うんだけどあんたも行く?」
ブロペニュ「お魚(なまもの兵器群)を狩るんでしょ。もちろん行くよ」

片付けを済ませたブロペニュはニュルンと同じくソファでだらけつつ明日の予定について話していた。

ブロペニュ「で、狩りは1週間がかりなんだっけ。その間のお食事はどうする?」
ニュルン「多分、一人でも大丈夫でしょ」

2020年
02月05日
18:18

212: 忘却の亡霊

ヴェルグ「これがボイラーか…」
コレッティ「マナストーンは外してあるから暴発の心配は無いよ」
ヴェルグ「おう助かる…ってことはマナストーンが原因じゃないって事か」

ボイラーのカバーを開けて様子を見てみる…パイプはしっかり繋がっており、壊れた様子は無さそうだ…

ヴェルグ「となると…やっぱりか」
コレッティ「ん?何かあったの?」
ヴェルグ「熱変換器が壊れてる…虫が入り込んだなこりゃ」

そう言って熱変換器の破損したパーツを交換し、他のパーツも点検し問題が無いことを確認した
そしてボイラーの点検を終え、マナストーンを装着して試運転を開始する

ヴェルグ「後はこれで問題無く動けばいいんだが…」

2020年
02月05日
19:13

213: MI4989 削除

リメイラタウンに居るエルシーの所に遊びに行っていたカスターダが帰って来る頃、
ブロペニュは昼食の支度をし、
ニュルンはタブレット的な端末で何かを見ていた。

カスターダ「何を見てるの」
ニュルン「盗まれうさぎ。……これ吹き出しが凄く小さいのよね」
カスターダ「……タイトル通り本当に子バリスタンが盗まれた話なのね」
ニュルン「今読んでる所はトラップ回じゃなくて強盗(密猟)回なのよ。……ササミミ族が書いた漫画だからか当たり前のように首と手足と魔法が飛んでるし、沈黙の呪文がめっちゃ使われてるわね」

2020年
02月05日
20:22

214: 忘却の亡霊

ボイラーの試運転を始めて15分…お湯が出るようになって暖かいシャワーが使えるようになった
どうやらヴェルグの仕事は問題無く終わりそうだ

ヴェルグ「そういやぁ報酬…」
コレッティ「エレオノール様の所に行くよ、エレオノール様が依頼主だから」
ヴェルグ「なにその二度手間…まあ行くけどよ」
コレッティ「時間的に昼食前だから執務の邪魔しないように手短にね」

そう言ってコレッティが執務室のドアをノックし、二人して入る
エレオノールが立ち上がりこちらに一礼した

エレオノール「また会ったなヴェルグ…いや、アーク殿」
ヴェルグ「…なんの事かな」
エレオノール「ごまかしても無駄だぞ、コレッティに持たせた検知器が強力なアークのオーラを感知したからな」
ヴェルグ「何っ!?」

慌ててコレッティを見てみると確かに大きめの機械を肩からかけている
これがヴェルグから漏れ出た微弱なアークのオーラを感知したのだろう

ヴェルグ「ぐぅ…プリッツアに引き続きこっちでもアークだとバレるとは…」
エレオノール「まあアークである事を確認したかったからな、何かする訳でもないから安心してほしい」
ヴェルグ「この依頼は俺を誘い出す罠だったのか…」
エレオノール「いや、湯沸し器が壊れたのは偶然だ、依頼はついでだな…報酬もほら」
ヴェルグ「…確かに、じゃあ俺は帰ってもいいか?」
エレオノール「いや、せっかくだから昼食も食べていって欲しい。もうコックに一人分多めに出すよう言ってしまってな…」
ヴェルグ「…マジかよ…」

2020年
02月05日
21:26

215: MI4989 削除

ブロペニュ「……えー、お昼はいらないの……?」

昼飯を作り終えてニュルン達と昼食を取っている所でヴェルグからメッセージが来たかと思えば昼飯を出先で食べる事になってしまったと言うもの。
既に4人分作り終えたところなので1人分余ってしまった。

ブロペニュ「(´・ω・`)……」
ニュルン「まぁ、こういうことは時々あるわよ」

ブロペニュはなんともしょんぼりした様子で昼食を食べ進めるのであった……。

2020年
02月05日
22:09

216: 忘却の亡霊

ヴェルグ「…ふぅ…」

ブロペニュにメッセージを送信し、エレオノールに付いていくヴェルグ
コレッティと別れてふかふかのじゅうたんの上を歩くことしばし…

ヴェルグ「ここが食堂か?」
エレオノール「ああ、普段は王族だけだが時々客にも食事を出す」
ヴェルグ「…そんな場所に俺を入れて良いのか?」
エレオノール「アークというだけで十分過ぎる程だ、ゆっくり楽しんでほしい」
ヴェルグ(格式の高い食事は苦手なんだけどなぁ…)

ヴェルグがそう思いながら食堂のドアを潜ると、そこにはアンリエールが既に座っていた

アンリエール「あ、お姉様…それにヴェルグ様?何故こちらに?」
エレオノール「ヴェルグがアークだと分かったからな、それに対応した扱いをせねばならん」
ヴェルグ「俺はただのメカニックで居たかったんだがなぁ…」

ヴェルグがそうため息を吐きながら席につき侍女がエプロンを被せコックが前菜を持ってきた
どうやらコース料理のようだ

ヴェルグ「この料理ってどんくらい出てくるんだ?」
エレオノール「5品くらいだな、今日は寒いから温かい料理が多いと聞いている」
ヴェルグ「じゃあ結構な量になるんだな…アンリエールも食いきれるか?」
アンリエール「は、はい。一応は」

前菜を頬張り、エレオノール達と会話するヴェルグ
その後も次々と運ばれる料理を食べていった…

2020年
02月06日
11:54

217: エアロ

~ブリスガンド 王宮 食堂~

ヴェルグがアークと分かり、昼食を共にすることになった。
侍女達がコースに沿って料理を運ぶ中、三銃士にラスカーは遠巻きで見ていた。

コレッティ「ほんとビックリだよ、
装置が反応したから、もしかしてと思ったけれども…」ズルズル
テレーゼ「これは驚き!物語の最期でハイランダーだってわかったみたいな展開!
映画みたいね!」モグモグ
ネ―ベル「道理で詳しいはずよ。
マナペレット開発の時にガリバルディ博士(研究所の所長)が連れてきた黒髪の助手が彼だったわけでしょ?
先の見通しを立てられるのもアークならではね」ススーッ
三銃士はパスタなどを食べながら和気藹々と話している。


一方ラスカーはその隣のテーブルで同じコース料理を食べている。
そばには銃士長アレニウスと黒銃士達が護衛につく。
アレニウス「しかし将軍、エレオノール様はどうなさるおつもりでしょうか…
アークが人の姿を取って活動しているなどと公表すれば、
我が皇国はADFのみならず混沌軍からも目を付けられますぞ。
独立自尊を旨とする以上、大勢力からの干渉は避けたい所ですが…」
ラスカー「銃士長、心配してくれるのはありがたいが、
過ぎたるは及ばざるが如しだ。
そこら辺の感覚はエレオノール様も心得ておられよう。
公表は差し控えると言っておられる。心配のし過ぎは体に悪いぞ」
アレニウス「申し訳ありません。では、銃士達にもそのように周知させておきます」

和やかな昼食のひとときが過ぎていくのだった。

2020年
02月06日
13:46

218: 忘却の亡霊

ヴェルグ「ふぅ…コース料理のマナーは苦労するな…」
エレオノール「普段は食べないのか?」
ヴェルグ「コース料理を普段から食ってたら破産するな…」

どうにかこうにか苦労しながら料理を食べ終え、紅茶を飲むヴェルグ
王族が飲むだけあって、味も香りも良いものだ
デザートに出されたプリンを食べ、昼食を食べ終えた

ヴェルグ「ふぅ…ごちそうさま…」
エレオノール「なんだかんだ言って料理を食いきれるんだな」
ヴェルグ「本当は食事は要らないんだが食えないとあまりにも寂しいからな…」
エレオノール「擬態するためではないのだな」
ヴェルグ「アークの人間体だと味覚がお亡くなりになるからなぁ…」

2020年
02月06日
18:49

219: MI4989 削除

カスターダ「狩りの準備はどうするんだっけ」
ニュルン「どのみち獲物次第なところがあるから発動機と翼を整備するだけで良いわ」

昼食を食べ終えたブロペニュ達は明日から出かける狩りのために準備を進めていた。

ブロペニュ「(´・ω・`)……」食器を片付けてる

2020年
02月06日
19:53

220: 忘却の亡霊

ヴェルグ「じゃ、くれぐれもバレないように頼む」
エレオノール「ああ、重々と受け止め周囲に広まらないように注意する」
ヴェルグ「頼むぜ…俺が出来る事は依頼してくれればやるから」

そう言ってヴェルグは歩いて王宮を出て許可証を返して転移しリメイラタウンのショッピングモールに入った
そしてショッピングモールでドーナツを買い込み、転移して工房に帰って来た

ヴェルグ「ただいまー、お土産買ってきたぞー」

2020年
02月06日
21:14

221: MI4989 削除

ブロペニュ「(´・ω・`)……」
ニュルン「1食すっぽかされたくらいでそんなにしょんぼりしなくても……。あら、おかえりなさい」

工房に帰って来るとリビングの隅っこで縮こまってるブロペニュとなんかなだめようとしてるっぽいニュルンが見えた。
リビングのソファにはカスターダが座って携帯ゲーム機的なのを遊んでるのも見える。

ニュルン「ここのドーナツは美味しいわよね」

ヴェルグがドーナツを土産に買って来たのを見たニュルンはキッチンへ行ってコーヒーを淹れ始める。

2020年
02月06日
22:00

222: 忘却の亡霊

ヴェルグ「うわぁ、すっごいへこんでる…」
ブロペニュ「(´・ω・`)………」
ヴェルグ「ごめんな、アークである事がブリスガンド側にバレて断れなかったんだ…」

ブロペニュの落ち込みように見て、ナデナデとブロペニュの頭を撫でる
お土産も買ってあるからとブロペニュを抱き上げ、ソファに座らせた

2020年
02月06日
23:57

223: MI4989 削除

ブロペニュをソファに座らせ、少しするとニュルンがコーヒーが入ったマグカップを4つ持って来た。
……で、何を思ったのかニュルンは自分の胸の谷間から黄色い子バリスタンぬいぐるみを取り出し、それをブロペニュの頭に乗せる。

ブロペニュ「(´・ω・`)あの」
ニュルン「~♪」

そして何食わぬ顔でドーナツを食べつつコーヒーを飲み始めた。

カスターダ「あんたいつも谷間にぬいぐるみ入れてるの」
ニュルン「家の中だけよ」

2020年
02月07日
01:29

224: 忘却の亡霊

ヴェルグ「………どーすんだコレ」

ブロペニュの頭に乗ってるぬいぐるみを見て呆れ顔で言って
とりあえずブロペニュの背中を撫でて安心させる
そしてドーナツを持ってブロペニュに渡した

ヴェルグ「ホレ食え、まずは食ってからだ」

2020年
02月07日
15:10

225: MI4989 削除

ブロペニュ「(´・ω・`)……」もそもそ

渡されたドーナツをもそもそと食べるもののブロペニュはまだ凹んでいるようだ。

カスターダ「なんかドーナツと言ってもさくさくじゃなくてもちもちしてるのもあるのね」
ニュルン「どっちが好き? 私はもちもちな方が良いわ」
カスターダ「さくさくしてるほうがお好みね……」

そんなブロペニュをよそにニュルンとカスターダはドーナツとコーヒーを楽しむ。

ニュルン「ブロペニュはもちもちとさくさく、どっちが良い?」
ブロペニュ「(´・ω・`)……さくさく」もそもそ

2020年
02月07日
15:30

226: 忘却の亡霊

ヴェルグ「サクサクのやつともちもちのやつ、両方買っといて正解だったな」
ニュルン「ヴェルグさんはどっちがお好みかしら」
ヴェルグ「んー…どちらかと言うとサクサク派かな」

コーヒーを飲んでドーナツを食べるヴェルグ
ソファでのんびりくつろいでいる所を見るにやっぱり自宅は落ち着くようだ…

2020年
02月07日
19:23

227: MI4989 削除

カスターダ「そう言えば狩りって今回は朝に出港するの?」
ニュルン「うーん、今日の夜あたりにターリア宇宙港に行って艦に乗り込むってパターンね」

コーヒーとドーナツを楽しみつつカスターダとニュルンは明日あたりに出向くらしい予定の話をしていた。

ニュルン「あ、明日から私達は1週間くらい狩りに出かけるわよ」

2020年
02月07日
21:56

228: 忘却の亡霊

ヴェルグ「狩りで1週間?遠洋漁業か?」

なまもの兵器狩りの事をよく知らないヴェルグは遠洋漁業に例える
狩りと言っても激しい戦いになる事を知らないらしい

ヴェルグ「ご飯どーしよ…」

2020年
02月08日
00:20

229: MI4989 削除

ニュルン「誰かしらを泊まらせて食事を作らせるのはどうかしら」
カスターダ「家政婦でも雇うの?」
ニュルン「うーん、なんか妙に安い料金で反重力ドライブを修理させたユンピャーとか?」
カスターダ「なんでしれっと領収書履歴を参照してるのよ……」

ブロペニュ「夕飯作って来る」

皆でドーナツを食べ尽くし、コーヒーも飲み干すとブロペニュは各々のマグカップを持ってキッチンへと向かった。

ユンピャー「空いてるかな……」すっ
ニュルン「あ、良い所に。前の反重力ドライブ、足りなかったから身体で……」
カスターダ「誤解させようとしてない?」
ユンピャー「私、男に突き飛ばされるレベルでヘタクソだから……」
ニュルン「この前来たビッチ(コンピャー)ならともかくあんたにそれは期待してない」
ユンピャー「(´;ω;`)ブワッ」
カスターダ「なんでそこははっきり言うのよ!?」シュッ
ニュルン「ぐえっ!」ぼこっ


ユンピャー「(´;ω;`)容姿だけじゃなくて中身もヤンヤンかコンコンのコピペが良かった……ブツブツ」

2020年
02月08日
13:03

230: 忘却の亡霊

ヴェルグ「客凹ませてどーすんだ…」
ユンピャー「(´;ω;`)シクシク…」
ヴェルグ「あーもう滅茶苦茶だよ…」

メソメソ泣くユンピャーを慰めつつニュルンをジト目で見る
そしてヴェルグは何の用なのか聞き始めた

2020年
02月08日
15:04

231: MI4989 削除

ユンピャー「(´・ω・`)マドリアンルビーレーザー銃身の修復だよ」

一応は修復依頼に来たようでどこからかともなく木箱が乗った台車をテレポートさせてきた。
木箱の中には混沌軍のレーザーカービンやレーザーマシンガンのそれ用の銃身が一つ一つ細長い箱に入った状態で収められていたり、
安物だからかバレルとフレームが一体になっている回転式拳銃みたいなレーザーピストルなんかもあった。
というかちゃちい小型レーザーリボルバー(仮)が20挺もある。

2020年
02月08日
17:36

232: 忘却の亡霊

ヴェルグ「あー、銃身が焼き付いてるな…」

銃身を箱から取り出し状態を一目で確認すると、錬金術で銃身を直し始めた
焼き付いた銃身が錬金術の光に包まれて新品同様の状態になっていく
レーザーピストルとレーザーリボルバーも錬金術でササっと直していった…

ヴェルグ「コレで最後…っと、後はもう無いか?」

2020年
02月08日
21:54

233: MI4989 削除

ユンピャー「もう無いわ……」ごそごそ

直した部品や銃からそれが入っていた箱へとしまっていたユンピャーは最後のそれをしまうといつものように小さいバッグから現金(UC)を出してヴェルグに渡してきた。

ユンピャー「(´・ω・`)……」

2020年
02月08日
22:07

234: 忘却の亡霊

現金で報酬を受け取り、しまう
相変わらず依頼主がへこんでるが、まぁヴェルグにはどうにも出来ない
ちょっと可哀想に思いながら様子を見守るヴェルグなのであった…

ヴェルグ「( ・◇・)………」

2020年
02月09日
00:26

235: MI4989 削除

ユンピャー「ねぇ……あなたって身体で払わせた事あるの……?」

台車の木箱に修理させた銃や部品をしまうとテレポーターでどこかへ送ったユンピャーはそんな事をヴェルグに聞く。

カスターダ「(実際に払わせたかはともかく)いや、身体で払わせるって言ってもただ単に食事の支度や家事をやらせようって話だったのよ……」
ユンピャー「身体で払うってそういう方なの?」

2020年
02月09日
00:58

236: 忘却の亡霊

ヴェルグ「どっちの意味でも身体で支払わせた事ねーよ…」

ジト目でユンピャーを見てヴェルグもげんなりしていた
おそらく高齢で性欲減退しているのだろう、Hな意味の身体で支払わせた事は無い
アークになっても太陽のアークなので食欲や性欲が無いのは仕方ない

ヴェルグ「家政婦っつっても最悪太陽のアークの力でエネルギー補給すればいいんだけどな…」

2020年
02月09日
12:27

237: MI4989 削除

ユンピャー「(´・ω・`)……」
カスターダ「で、1週間の間は家政婦をやってくれる? ほっとくとあんな風にすぐ人間を忘れようとしちゃうから……」
ユンピャー「良いけど……テレポーター使えるし住み込みじゃなくてもいいよね」
カスターダ「そこは構わないわ」

2020年
02月09日
14:50

238: 忘却の亡霊

ヴェルグ「( ・◇・)?」

人間を忘れようとしていると言われ、ヴェルグもポカンとしている
アークが人間のフリしているだけなので食事が出来なくても問題無いのだ
…まあ、食事という名の娯楽が楽しめなくなるのはちょっと困るが

2020年
02月09日
15:36

239: MI4989 削除

ユンピャー「じゃ、一旦は船に戻るね……」

そう言ってユンピャーはそそくさと船に戻るといって工房に接地されていたテレポーターを船のテレポーターと接続し……

ユンピャー「!」がしっ

何故かポータルの先からMサイズロイドのそれと思われるボロボロのアームが出てきてユンピャーの首を掴んで引きずり込んでいった。

ニュルン「なんかポータルの先が拙いことになってない?」

2020年
02月09日
16:29

240: 忘却の亡霊

ヴェルグ「ユンピャーの様子が心配だ、ちょっと見てくる」

エクストリームBのボディに換装し、装備品を整えて重装備になる
テレポーターがまだ繋がっているのを確認して、ポータルに飛び込んだ

2020年
02月09日
19:13

241: MI4989 削除

テレポーターの先はいつぞやでコスモジュネレータの修理をした小さめの鉱石運搬船の中だった。
壁の様子からここはデブリを収める船倉なんだろう。デブリと思しき金属塊や何かの部品が転がっている。

どう見てもこの船の持ち主ではない、海賊か盗賊の類のようなみすぼらしい姿をしている作業用ロイド数機と純粋な戦闘用ではないヒュムの男女数人が平均4人がかりで鈍器や切れない刃物などでユンピャー達を殺そうとして殺せてないのかわざと弄んでいるのかわからないが痛めつけているのが見えた。

2020年
02月09日
20:27

242: 忘却の亡霊

ヴェルグ「…!」

オルゴンソードで作業ロイドを一体真っ二つにして奇襲をかけ、オルゴンクローでもう一体の頭を握り潰す
狭い船内で海賊達も逃げられず戦闘用の装備をしたヴェルグになます切りにされる
そしてヴェルグはタキオンスライサーの刃を短めにしてそれぞれ片手ずつ持って海賊達の鈍器の柄や刃物を焼き斬った

2020年
02月09日
22:02

243: MI4989 削除

一瞬で海賊達を始末し、船内は機械の駆動音だけが響くようになった。
ロイドの残骸やヒュムの死体が散らかり、その中にぶっちゃけ個人の識別がしにくいユンピャー達コピペ姉妹の死体も混じる。

見渡している間にボロボロだったり腕がちぎれかかってるコピペ姉妹の誰かがもぞもぞと起き上がり、きょろきょろと見渡し始めた。

ヤンピャー「あー、酷い目にあった……」ボロ……
ユンピャー「と言うか何があったの……」むくっ
ヤンピャー「なんか壊れてる船に近寄ったら海賊みたいなのが出てきて……」

2020年
02月09日
23:09

244: 忘却の亡霊

ヴェルグ「………」

ユンピャー達が起き上がってくるのを横目で見つつ、まだ海賊達が居ないか警戒していた
魂レーダーを見ながら壊れている船に飛び移る
船の中は空っぽでさっき出てきた海賊達が全勢力だったようだ
そしてユンピャー達の所に戻ってくるとユンピャー達の手伝い始めた

2020年
02月09日
23:44

245: MI4989 削除

ユンピャー達は普段からこの手の掃除はやっているから慣れているようでお掃除自体は直ぐに終える事が出来た。

ヤンピャー「そういえばいきなり海賊っぽいの死んでたんだけど何があったんだろ」
ユンピャー「さぁ……?」

痛めつけられている間にはもうユンピャー達は死んでいたからか何があったのか分からないようだ。
というか、ササミミ族は死体になっている間は感覚器官からの情報伝達が止まるらしく、死体になってしまうと周りが見えなくなるようだ。

2020年
02月10日
13:13

246: 忘却の亡霊

ヴェルグ「………」

海賊の残党が居ないか確認して転移して工房に戻ってくるとブロペニュが夕飯を作っていた
それを見ながらジェイス型に戻りソファに座った

ニュルン「どうなってた?」
ヴェルグ「ショボい海賊が乗り込んでた、一瞬で終わったわ…」

2020年
02月10日
14:03

247: MI4989 削除

ブロペニュが夕飯を並べ始めたのを見たヴェルグとニュルンは席に着き、最後に牛の肩ロースのステーキが乗った皿が来て夕飯の時間になった。
遅れてカスターダもやって来る。
ステーキの他にはフライドポテトと煮込んだ豆と野菜が入ったコンソメスープがある。

カスターダ「今日は魚介類が無いのね」
ニュルン「明日から魚介類づくしな料理が続くからそうリクエストしたのよ」

赤ワインとハーブの香りが少しするステーキを食べているブロペニュの様子を見ると凹んだ様子から普通の様子になったようだ。

2020年
02月10日
16:29

248: 忘却の亡霊

ヴェルグ「………」

スープを飲み込み、フライドポテトをもっきゅもっきゅと食べるヴェルグ
そして残っていたステーキを食べるヴェルグ。ハーブの香りをとくに気にせずにいた
そしてステーキを食い終え、ゆっくりとコーヒーを飲み始めた…

2020年
02月10日
21:42

249: MI4989 削除

ヴェルグよりも後にブロペニュ達は夕飯を食べ終え、後片付けを経てシャワーを浴びて行く。
そしてブロペニュがヴェルグにくっ付いて来た。

ブロペニュ「狩りに出る前に……」チラッチラッ

2020年
02月10日
21:58

250: 忘却の亡霊

ヴェルグ「…またか、元気だなぁお前も」

今日は熱い夜になるなと思いながらブロペニュの胸を揉み、頭を撫でる
そしてそのままブロペニュをベッドに運び、嬉しそうな様子のブロペニュを押し倒した…

2020年
02月10日
23:01

251: MI4989 削除

後からニュルンとカスターダがベッドに入って来て彼女らともしばらく楽しむ。
日を跨がないあたりまで楽しみ、ニュルンはそろそろ出かけることをヴェルグに告げ、軽くキスをして風呂場へ向かって行くのが見えた。
同じくカスターダも軽くキスをしてから風呂場へ向かう。

最後にブロペニュはヴェルグに気持ち良くして貰うと深く口を付けてから風呂場に向かって行った。
ヴェルグは遠ざかって行くブロペニュのお尻を眺めつつ、眠りに着いた……。


……翌朝、

ユンピャー(レシピのメモを電子データで置いて行ってくれたから助かるわ……)

ニュルン達は1週間がかりの狩りに出かけ、その間の食事と家事を任されたユンピャーはさっそく朝食の支度をしていた。

2020年
02月11日
01:15

252: 忘却の亡霊

ヴェルグ「………」

朝起きたらユンピャーが朝食の用意をしていた
なのでちょっと急いでシャワーを浴び、身体をテキパキと洗い風呂からあがってテーブルについた

ヴェルグ「今日の朝食は何かな…」

2020年
02月11日
19:48

253: MI4989 削除

テーブルに並んでいたのは塩焼きのニシンの定食だった。

ヴェルグ(普通だな……)

ヴェルグが席に着いて箸をもったあたりでいつの間にか用意して着けてたエプロンを脱いだユンピャーも席に着いて箸を手に取った。

彼女はシュヴェシィナではないのでちゃんと冬ものっぽい服を着てる。

ユンピャー「やっぱりここ寒い……」

2020年
02月11日
20:53

254: 忘却の亡霊

ヴェルグ「まあ今冬だしな…惑星デゴとかもっと寒いぞ」
ユンピャー「(´・ω・`)げんなりする事言わないで…と言うかダスドに四季あるの?」
ヴェルグ「………あ、このニシン結構いけるな」目線そらし
ユンピャー「(´・ω・`)スルーされた…」

ユンピャーのツッコミをスルーし、ニシンの塩焼きを食べるヴェルグ
ダスドに雪とか降らないのでヴェルグにも四季があるのか分からないのだ
モグモグと朝食を食べ進め、ゆっくりと味噌汁を飲むヴェルグ
ユンピャーに箸が使える事を聞かれたが、ヴェルグは傭兵時代に練習したらしい…

2020年
02月12日
00:06

255: MI4989 削除

朝食を済ませるとユンピャーはブロペニュ達がいつもやっているように食器を食器洗い機にしまって行く。

ユンピャー「洗浄機あるから良いけどこの寒い中で皿を洗えなんて言われたらもう逃げるわ……」
ヴェルグ「そんなに寒いのか?」
ユンピャー「手がかじかむくらい寒い……、あとすっごく乾燥してる……」

いつぞやで足を運んだササミミ族の里が高温多湿なジャングルと比べるとユンピャーにとってこの工房の気温設定はかなり寒く感じるようだ。

2020年
02月12日
13:55

256: 忘却の亡霊

ヴェルグ「そんなに寒いのか…じゃあはいコレ」
ユンピャー「なにコレ」
ヴェルグ「マナペレットで作った携帯カイロっつー暖をとる道具」
ユンピャー「ほぁ…」ぬくぬく
ヴェルグ「ダイヤルで温度変えられるから好きに使って…聞いてないな」

仕方ないなとヴェルグは立ち上がり、作業部屋に入る
そしてカチャカチャと何かを組み始めた…

2020年
02月12日
23:46

257: MI4989 削除

カイロを貰ったユンピャーはソファに乗って縮こまり、ぬくぬくしながら寛ぎ始めてしまった。

ユンピャー「~♪」ごそごそ

そしてどこからかともなくふかふかな毛布を取り出して身を包み、ソファでだらけながら持ち込んできた紙の漫画本を取り出して読み始めた。

2020年
02月13日
00:28

258: 忘却の亡霊

~30分後~

作業が終わったのか、脚の短いテーブルを持ち出しリビングに置く
そしてこたつ布団をセッティングして電源コードを繋ぎこたつのスイッチを入れた

ユンピャー「ナニコレ」
ヴェルグ「以前聞いた暖房器具、コタツらしい」
ユンピャー「コタツ?」
ヴェルグ「噂では一度入れば二度と出られぬ最終兵器だとか…あー、あったけー」

そう言ってヴェルグはこたつに入り、見事にハマる
ユンピャーもちょっと気になるようで、チラチラ見ていた…

2020年
02月13日
01:46

259: MI4989 削除

気になったユンピャーはさっそく包まってた毛布を脱いでコタツに入った……。
が、こういうモノを体験しえないササミミだからか、我慢の余地も無くユンピャーはコタツの中に全身を入れて丸くなってしまった。

ユンピャー「あったかいけど流石に狭い……」ぬくぬく

2020年
02月13日
13:08

260: 忘却の亡霊

ヴェルグ「全身入るとかお前は猫か…?」

やれやれとヴェルグは携帯端末を取り出し動画を見始める
しかししばらくして眠くなってきたのかうとうととし始める
仕方ないので寝転がり、ヴェルグは眠り始めた

ヴェルグ「Zzz…」

2020年
02月13日
13:22

261: MI4989 削除

ユンピャー「あ、やっば、仕事こなさないと……」

コタツでぬくぬくしていたら時間が来てしまい、昼食の用意をし始めることとなった。
が、コタツから出る時ものすごく身体が重く感じるあたりなんだか出たくない感じになっていた。

ユンピャー「うぅ、仕事じゃなかったら出られないわね……」

ブルブルと震えながらキッチンへと向かうユンピャーであった……。

 

トガリミミ少年「(・ω・)……」トコトコ
トガリミミ少年「( ・ω・)!」コタツ発見
ソローリ、ソローリ
もぞもぞ
トガリミミ少年「(-ω-)♪」コタツの中に全身入れてまるくなってぬくぬく

2020年
02月13日
15:01

262: 忘却の亡霊

ヴェルグ「Zzz…んごっ」

お昼が出来上がる前に起き、大きくあくびをしてコタツから出るヴェルグ
何か人の気配がするのでコタツをめくってみると子供のトガリミミが入っていた…ヴェルグと目が合う

ヴェルグ「………」
トガリミミ少年「………」

ヴェルグはそっとコタツ布団をおろし動画を見始めた…見なかった事にするらしい

2020年
02月13日
20:33

263: MI4989 削除

いつも食べてる方のテーブルで待とうと向かうとユンピャーはそそくさとコタツの上へとカニの出汁が効いてるラーメンが入ったどんぶりを運んでいたのが見えた。
どうやらコタツで食べるつもりらしい。

エビとほうれん草やニンジンなどが入ったカニラーメンなるものとバターが乗ったベイクドポテトと緑茶をコタツの上に並べたユンピャーはコタツに入り、ヴェルグが着く前に食べ始める。

ユンピャー「いただきますっと……」
げしっ
ユンピャー「ん、なんか居る?」

入る時に何か蹴ったかなと思ったユンピャーはコタツ布団をめくる。

トガリミミ少年「(;ω;)……」
ユンピャー「あ、ごめん……」

2020年
02月13日
20:59

264: 忘却の亡霊

ヴェルグ「というか何しに来たんだこのトガリミミ…」

コタツに入り直し、ラーメンをすする
カニの出汁が効いてるだけあってなかなかに美味しい

ヴェルグ「んー、カニの風味がきいてて美味い…」ズルズルー

2020年
02月14日
00:30

265: MI4989 削除

ユンピャー「置いて行ってくれたレシピ様様ね」ズズー

なんとも寒そうな格好でユンピャーはラーメンをすすっていく。
その途中でコタツの中に居た子供トガリミミがユンピャーの隣から出てきて昼食をじっと見つめ始めた。

ユンピャー「お前の分はないわよ」
トガリミミ少年「(´・ω・`)……」
ユンピャー「というか、お前何しに来たの? というか工房に用があるの?」
トガリミミ少年「(´・ω・`)プロペラントタンクとシュヴェシィナスラスターを繋ぐ管の修理」
ユンピャー「工房の用事か……、じゃあお昼ご飯食べ終わってからね」
トガリミミ少年「(´・ω・`)……」コタツの中に入って丸くなった

2020年
02月14日
01:46

266: 忘却の亡霊

しばらくして昼食を食べ終え、トガリミミの少年をコタツから引っ張り出す
仕事のためとはいえヴェルグも結構容赦ない

ヴェルグ「ほら、とっとと依頼品を出す」
トガリミミ少年「(´・ω・`)はぁい」

トガリミミ少年から依頼品を受けとるヴェルグ
そして作業部屋に運び込んで修理を開始した

2020年
02月14日
12:32

267: MI4989 削除

ヴェルグに複数の破けてたり変形していたり燃えた跡があるチューブが束ねられているものを渡したトガリミミ少年はそそくさとコタツの中に入って丸くなってしまった。
どうしてもコタツから出たくなくなってしまったらしい。

ユンピャー「食洗器はありがたいわ……」

2020年
02月14日
14:48

268: 忘却の亡霊

束ねられたチューブを一旦バラして無事な物と壊れている物に分け、壊れている物を予備のチューブと交換していく
そしてチューブを束ねなおし、耐熱性のあるビニールテープで固定する
そのまま修理を終え、修理したチューブを少年トガリミミに渡した

ヴェルグ「コタツ大人気だな…」

2020年
02月14日
19:14

269: MI4989 削除

束ねられたチューブを受け取ったトガリミミ少年はヴェルグに報酬として現金(UC)を渡し、領収書を受け取るとやっぱりコタツの魔力には逆らえずにまたコタツの中で丸くなろうとコタツに近寄った……が、一応は帰るようになっているのかものすごく億劫そうな足取りで工房を去って行った。

ユンピャー「あとは夕飯までは家事は無い感じかなー……」きょろきょろ

2020年
02月14日
20:09

270: 忘却の亡霊

ヴェルグ「まあ大体そうだな(pipipipi!)おっと依頼が…」

携帯端末で依頼を確認するとプリッツアから依頼が来ていた
内容は雪合戦大会のレフェリーらしい
雪合戦をしながらいかに旗を奪い取るかが熱くかかれており、依頼主の熱意が感じ取れる…まあ問題は依頼主だが…

ヴェルグ「依頼主がシルビアって…ガチ試合確定じゃねぇか…」

とりあえず依頼を受けて行くことにして、ユンピャーにちょっと仕事に行ってくる事を告げてプリッツアに転移していった…

2020年
02月14日
21:36

271: MI4989 削除

ユンピャー「いってらっしゃーい……。さーて船に戻ろうっと」

転移するヴェルグを見送ったユンピャーはぶるぶると身体をふるわせながらテレポーターへと向かい、船の中へ行った。

2020年
02月14日
22:50

272: 忘却の亡霊

~プリッツア 王城の中庭~

シルビア「よく来たなヴェルグ、まずは挨拶代わりの一発だ」
ヴェルグ「おいやめろ、そんなデカイ雪だまは首が折れる…(ど ご ぉ)メルカバっ!?」

スイカ並みの大きさの雪玉を投げつけられ、首がぐきっと曲がる
そしてエクストリームBの身体に変え、ホイッスルを持ち試合を待つ
そこにトテトテとメルフィがやって来た

メルフィ「バレンタインのチョコいります?ヴェルグさん」
ヴェルグ「あー、ありがたくいただくわ…」
メルフィ「ではどうぞー」
ヴェルグ「…トリュフチョコ…またえらい凝ったもん作るな」

メルフィから貰ったトリュフチョコをナノトランサーにしまい、陣地を見渡した…

2020年
02月14日
23:32

273: MI4989 削除

~コピペ姉妹のデブリ回収船(兼居住船)、船内~

ユンピャー「ああ、寒かったぁ……」
ザンピャー「おかえり」
ユンピャー「いや、まだ家政婦勤務始まったばっかりなんだけど」

ダスドの衛星軌道上を漂っているデブリ回収船の中に戻って来たユンピャーはさっそく冬物っぽい服を脱いでそこらへんに投げ、竹細工めいた構造してるソファみたいな家具に寝転がる。

ここと工房をテレポーターを経由して行ったり来たりするので気兼ねなく休めるようにはなっているが、ユンピャーにとって工房はとても寒いのでなかなか辛そうではある。

ユンピャー「噂に聞いたコタツ……あれはトラップだわ……」
ヤンピャー「家具がトラップなの?」
ユンピャー「寒い時にあれを見つけるともう入りたくてしょうがないし、出られなくなる恐ろしいトラップよ……」
ヤンピャー「家具の形してるトラップってあるんだね」

2020年
02月15日
17:05

274: 忘却の亡霊

~プリッツア 王城中庭~

ヴェルグ「もうメカニック関係ないよなコレ…」

そんな事をポソッと呟きながら試合の経過を見る
お互いのチームが雪の壁を盾にして雪玉を投げ合っている

2020年
02月15日
21:12

275: MI4989 削除

リオネール「((((´・ω・`))))」ブルブル

足が冷たいと動けなくなるリオネールはお城の中から窓を通して中庭でやってる雪合戦を眺める……が、お城の中も寒い。
ブルブルと身体を震わせながらなんとも寒そうに中庭の雪合戦を眺めるのであった……。

2020年
02月15日
23:42

276: 忘却の亡霊

ぼこっ…デデーン!

ヴェルグ「青チーム、6番、アウトー」棒読み
魔法騎士「( TДT)空飛べたら楽勝だったのに畜生…」
ヴェルグ「いや集中砲火喰らって墜落がオチじゃないのかソレ…」

そんな事を言いながら雪玉に当たってしまった選手がコートから出ていく
コレで青チームがやや不利になるだろう、赤チームも旗を狙いに行きやすくなったのである
そしたら旗を強引に取りに行った赤チームの3人が立て続けに雪玉を喰らって脱落した

ヴェルグ「3人が落ちたらかなり不利になるぞこりゃ…」

2020年
02月16日
10:07

277: MI4989 削除

リオネール「J,,・ω・)」

お城の中も寒く、カロリーが不足すると動けなくなってしまう(と、パンター兄弟がよく言ってる)のでどこからかともなくチョコレート菓子やクッキーを持って窓の傍に戻って来た。
リオネールはもくもくとお菓子を食べ、ついでに温めたレモネードを飲みつつ、中庭の雪合戦を眺めて行く。

2020年
02月16日
20:04

278: 忘却の亡霊

結局人数差をひっくり返せず、赤チームが負けてしまった
ひっきりなしに雪玉を投げる青チームにすりつぶされてしまったのだ
やっぱり戦いは数であると認識させられる

エリザ「こっちはどうかな…ってもう終わっちゃってる」
ヴェルグ「青チームが勝ったぞ、それでお前は何しに?」
エリザ「私達も参加してるのよ、訓練の一環ね」

ピンク色のゼッケンを着けたエリザがヴェルグの前にやって来た
その後ろにはメルフィやナターシャ達がぞろぞろと続く
どうやら次はエリザ達の試合のようだ
相手は…

シルビア「エリザがどこまで成長したか…見させてもらおうか…」

シルビアひきいる近衛騎士達のチームだ
コレエリザ達勝てるのか?とヴェルグは思った

2020年
02月16日
21:49

279: MI4989 削除

リオネール「J´・ω・`)」

お菓子とレモネードを口に入れつつ中庭を眺めるリオネールだったが、冷たくて雪や氷の上に足を付けられない彼にとってはそれなりになんだか楽しそうに見える雪合戦は遊びたくても遊べないものだった……。

2020年
02月17日
20:58

280: 忘却の亡霊

エリザのチームとシルビアのチームとの戦いは意外にも接戦であった
どちらも雪の壁の使い方が上手く、雪玉を防ぐ
しかしそれはどちらも攻め手に欠け、戦いを膠着させていた

ヴェルグ「…こりゃ持久戦だな」

先に集中力を切らした方が負ける…そう思いながら試合の様子を見守る
そうしていると試合に動きが出来る
普段と違って普通の服を着ていたナターシャが雪玉を器用に避けながら旗を奪いにいく
エリザ達はナターシャの援護とばかりに雪玉を投げ、近衛騎士達の動きを封じる
近衛騎士達は壁に隠れながら雪玉を投げていたが、それではナターシャに雪玉は当たらない
根性で雪玉を避けきったナターシャが旗を奪い、試合に決着がついた

2020年
02月17日
21:47

281: MI4989 削除

リオネール「J,,・ω・)」もくもく

試合が終わったのかな、と思ったリオネールはお菓子の袋やレモネードが入った魔法瓶を小さいバッグにしまって中庭への出入り口まで移動する。

リオネール「J´・ω・`)……」

が、外に近付くにつれてなんか床が冷たくなって来て足取りが鈍って行く……。

2020年
02月18日
18:44

282: 忘却の亡霊

ナターシャ「勝利の記念に姫の髪をもふもふーっ!」もふもふもふもふ
エリザ「きゃーっ!?ちょっとナターシャやめてちょうだい!?誰か止めてーっ!?」
メルフィ「そう言われてもナターシャが活躍したのは事実ですしー」
ヴェルグ「たまにはご褒美あげてやれ、それが王ってもんだ」
エリザ「ちょっと嘘でしょ!?誰か止めてーっ!?」

エリザの悲鳴が響くなか試合は終わり、身体を暖めるために豚汁がふるまわれる
エリザの悲鳴に慣れてるのか、誰も助けには来ない
皆豚汁を受け取り、美味しそうに食べていた
ヴェルグも豚汁を受け取り、ひとつをリオネールの元へと運んでいった

リオネール「(´・ω・`)」
ヴェルグ「お前の分持ってきたぞ、いるか?」

2020年
02月18日
19:01

283: MI4989 削除

リオネールは両手を伸ばし、豚汁が入ったお椀を受け取る態勢に入った。
それを見たヴェルグはお椀をリオネールに渡し、受け取ったリオネールはトコトコとお城の中へと歩いて行った。
やっぱり足が冷たいのは堪えるらしい……。

リオネール「J´-ω-`)……」とても寒そうにしながら豚汁をすすってる

2020年
02月19日
18:02

284: 忘却の亡霊

リオネールに豚汁を渡した後、ヴェルグもジェイス型になって自分の分の豚汁をすする
バターでも入っているのか、まろやかさを感じる優しい味だ
豚汁の具を食べていると、フラフラとエリザが豚汁を持ってヴェルグの元にやって来た。ようやくナターシャから解放されたようだ

エリザ「あー…ひどい目に遭ったわ…」フラフラ
ヴェルグ「お疲れ、まあたまにはご褒美あげてやらんとな」
エリザ「うー…あっ、そうだコレ報酬」
ヴェルグ「今回は現金か…まあ一番安定しているからな」
エリザ「豚汁食べたら帰っていいわ、後はこっちでやるし」

そう言うとエリザは立ち去り、ヴェルグも豚汁を食い終わってゴミをゴミ袋に捨てて工房に転移して帰っていった…

2020年
02月19日
20:10

285: MI4989 削除

工房に帰ったヴェルグの目に真っ先に入って来たのは何故か典型的なメイドみたいな服装になっているユンピャーとそれを見てなんか面白がってるヤンピャーだった。

ヤンピャー「うん、似合ってるよ」
ユンピャー「でも受けないと思うよ……カイロみたいなものがあるから寒さ自体は何とかなるけどさ……」

家政婦みたいな仕事してると聞きつけたヤンピャーが面白がってメイド服をユンピャーに着せているようだ。
そして腕時計を見たユンピャーはそそくさとキッチンへと走って行った。

ヤンピャー「あ……せっかくクライアントがいるのにテンプレセリフ言わせようとおもったのに……」

2020年
02月19日
21:37

286: 忘却の亡霊

ヴェルグ「………何してんだか…」

何故かメイド服を着たユンピャーとそれを面白がるヤンピャーをジト目で見て呆れる
プリッツアやブリスガンドのお城で忙しそうに働くメイド達を見ているのか、ヴェルグの反応は薄いようだ
時間的には夕食が近いのかユンピャーが用意をしている
ヴェルグはメルフィから貰ったチョコを取り出し、コタツに入ってチョコを食べ始めた

2020年
02月19日
22:49

287: MI4989 削除

ヤンピャー「やっぱり様になるねー」パシャパシャ
ユンピャー「なんで写真撮ってるの!?」
ヤンピャー「私が真面目に料理すると思う?」
ユンピャー「だったら暇なザンとかヌンヌンとかでいいでしょ……」

夕飯を作っているユンピャー(メイド姿)を面白がるだけではなく撮影し始めたヤンピャー。
ついでにスカートをめくったりとなんかいちいちふざけないと気が済まない奴のようだ。

ユンピャー「つーかっ! スカートめくらないでよ!」
ヤンピャー「シュヴェシィナが入り浸ってるここにいる男だから気にしないでしょ。あんまり服を着たがらないクレリアン系になると常に全裸なんだよ?」
ユンピャー「私は恥ずかしくて嫌よ! これだからスカート類は嫌なのよ……!」
ヤンピャー「あ、羞恥心が無いシュヴェシィナばっかりってなると恥ずかしがる女の子のほうがそそるものだったりして」
ユンピャー「もう余計な事言わないでよ……」

いちいちふざけるヤンピャーに辟易しながらユンピャーは致命的な失敗をしないように調理していくのであった……。

2020年
02月19日
23:31

288: 忘却の亡霊

ヴェルグ「…美味いな」

メルフィのトリュフチョコを食べながらコタツでぬくぬくとくつろぐヴェルグ
トリュフチョコも美味しく、コーヒーを飲みながら食うも味が負けてないトリュフチョコは美味しく思う
そしてチョコを食い終えて、ぼーっとコタツにあごを乗せてだらける

2020年
02月20日
14:00

289: MI4989 削除

ヤンピャー「あ、コタツあんじゃーん。はいろ」もぞもぞ

ヤンピャーがコタツに全身入れてしばらくしたあたりで棍棒みたいなエビフライが乗った皿をユンピャーが持ってきた。

ヴェルグ「ナニコレ……」
ユンピャー「エビフライ」
ヴェルグ「なんででかいエビをこうしようと思ったんだ……」

続けてユンピャーは小エビが入ったチャーハンとニュルンがよく作ってる海藻と小カニのクリームスープをコタツの上に持って来た。

ユンピャー「もう出なさい!」げしっ
ヤンピャー「(´・ω・`)えー。パンチラ撮ろうと思ったのに」
ユンピャー「だろうと思って下にスパッツ履いてるから無駄よ」
ヤンピャー「ちぇっ」

しぶしぶとコタツから追い出されたヤンピャーは自分達の船へと帰り、夕飯を食べ始めるのであった……

ユンピャー「この服、なんだかんだで召使い的なのが着るだから料理するとかにはちょうど良いわね」ボソッ

2020年
02月20日
14:33

290: 忘却の亡霊

ヴェルグ「お前も大変だな…」

そんな事を言いながらチャーハンを食べ、エビフライに手を出す
どでかいエビフライをタルタルソースにつけて食うヴェルグ、どっから持ち出したそのタルタルソース(

ヴェルグ「でかくて食いづらいが美味いな、このエビフライ」もっきゅもっきゅ

2020年
02月20日
22:48

291: MI4989 削除

ユンピャー「そう……、よかった……」

ユンピャーはなんとも浮かない表情でエビフライを切り分けて食べ進めていく。
口に合わない訳ではないが、もう疲れているかのような表情をしている。

ユンピャー「あいつ、いっつもあんな調子なのよ……。飽きさせないのは良いんだけど疲れる……」

2020年
02月20日
23:05

292: 忘却の亡霊

ヴェルグ「どんな所にもいたずらっ子は居るもんだな」

大変だったなと声をかけ、チャーハンをかっこむ
そしてスープを飲み干し、エビフライにタルタルソースをかけて食べ進めた…

2020年
02月21日
00:56

293: MI4989 削除

ユンピャー「いたずらっ子ねぇ……、村の男の子達もほとんどがいたずらっ子だわ……」

相変わらず浮かない表情してるユンピャーはエビフライのしっぽをバリバリと食べて行く。

ユンピャー「ワイヤートラップ張っちゃうし、怒るまでお尻触って来るし、エロ本を机の引き出しやバッグに忍び込ませるし……」
ヴェルグ「いたずらなのか、それ……」
ユンピャー「よそ者にはしないけどよくあるいたずらよ。私だってこの前久々に行ったらさっそくこっちの世界の魔族か天使族相手に売り捌いてるらしいエロ本がバッグに忍び込まされてたわ」

なんとなくユンピャーはBGM代わりにとコタツの上にホログラフィーを投影するタイプのテレビ的なのを置いてニュース番組に合わせた。

<ρ1BBA星系・ダスド星系間コズミックハイウェイ、ダスド星系側近郊市街地に住所を置く飲食店にてササミミ族の児童及び未成年20名を違法就労させた事が発覚し、経営していた天使族6人とアーク1柱が逮捕されました

いきなりツッコミが追い付かないニュースが飛び込んできた……。

ユンピャー「あ、神格実体はちゃんと“柱”で数えるのね」

2020年
02月21日
01:35

294: 忘却の亡霊

ヴェルグ「アークがいったい何やってんだ……」

アークまで逮捕される珍事にヴェルグは思わず頭をかかえる
アークが世の中に介入するとろくな事にならないのでヴェルグはアークである事を隠しているのだが…
世の中、変なアークが居たもんである

ヴェルグ「同じアークだと思われたくないぜ全く…」

2020年
02月21日
13:14

295: MI4989 削除

<次のニュースです。ヤマト星系・宇宙都市ニューカワグチにてアーク3柱が子バリスタンを密猟しようとし、うち1柱が子バリスタンに噛み付かれて冷媒金属中毒を発症し近場の病院に運ばれました。

続けざまに頭を抱えたくなるニュースは子バリスタンを密猟しようとして返討ちにあって病院に運ばれたニュースだった。
ユンピャーにとっては子バリスタンが密猟されそうになったり返り討ちに会うのは珍しくないみたいで普通のニュースのように聞き流してチャーハンをもくもくと食べている。

しばらくして夕飯を食べ終えるとユンピャーは食器を片付け始めた。

2020年
02月21日
14:31

296: 忘却の亡霊

ヴェルグ(いったい何してるアーク共ォォォォっ!!)

子バリスタンに返り討ちにされてる辺りなんとも情けないといった表情でコーヒーを飲むヴェルグ
子バリスタンは愛でるものと考えているヴェルグは子バリスタンに手を出さない
しかし仮にもアークが己の欲望に負けて子バリスタンにも負けて散々である、ああはなりたくない
そう思いながらコーヒーを飲むヴェルグであった…コタツ暖かい…

2020年
02月21日
21:50

297: エアロ

しばらくすると、TV画面が切り替わり、キャスターが何やら読み上げている…


<ただいまADFより全周波数に向けての放送アナウンスが有りました
間もなく切り替わりますのでお待ち下さい>

予告の直後に場面はADF本部の会見場に切り替わり、
いつもこういう場に出てくる眼鏡でオールバックの広報官が登場した

広報官<今回捕縛されたのはいずれも低級のアークで
ダスド軌道上のものが<シトリー>
ヤマト星系が<ゼパル><レラジェ><バティン>となります
すでに現地警察から対アーク部隊に引き渡されて拘束、
封印のため移送中です。
このようなアークの暴走案件も我々ADFの義務ですので、
市民の皆様のご協力をよろしくお願いします
では、これにて(ブツッ>

と、アナウンスが終わり、TVも通常の放送に切り替わった


ユンピャー「大変ね、低級神がバリスタンに釣られるなんて」
ヴェルグ「そうだな・・・」
ユンピャーはヴェルグがアークであることは知らないので素知らぬ振りをしている。

2020年
02月21日
22:19

298: 忘却の亡霊

ヴェルグ「全く…アークの名が泣いてるぜ…」

コーヒーを飲みながら煎餅をバリボリと食べるヴェルグ
低級アークですら緊急特番組まれるのだ、上級のアークが見つかったら大混乱である
やはりおとなしくメカニックやってる方がいいのだろう
アークも好き勝手出来ないからなぁと煎餅を食べるヴェルグであった…

2020年
02月22日
00:16

299: MI4989 削除

<次のニュースです。π245A-4の東京湾海底にある海底都市群「アクアライン」に逃げ込んだアーク800柱の引き渡しについてADFと混沌軍と武蔵海軍が交渉していましたが進展はありませんでした。

ユンピャー「そういえば普通、アークが居るってなると騒ぐもんなの?」
ヴェルグ「いや、そうだろ……」

放送アナウンスのあとのニュースが微妙にめんどくさい状況になっているのを伝えているニュースだった。
映像が切り替わり、SAN値をごっそりと持って行きそうな宇宙狂気的な見た目してる超大型水棲シュヴェシィナがコメントしてる映像が映ると……

ヴェルグ「 」
ユンピャー「ん、どうしたの?」
ヴェルグ「 」

 

ユンピャー「心で発言してる状態なの……?」
ヴェルグ「 」

 

ユンピャー「地の文まで心で読む文章的なのになってない!?」

 

ユンピャー「えっと症状が情報災害系だから……これでいけるかな」

な凄まじいが意味不明な状態異常を回復させたユンピャーはコタツに入ってぬくぬくと過ごすのであった……。

2020年
02月22日
13:07

300: 忘却の亡霊

ヴェルグ「………はっ!?俺は何を…」

ユンピャーに復活させられたヴェルグ
超大型水棲シュヴェシィナが見えなくなってちょっとほっとしている
ヴェルグも二度目は勘弁願いたいようだ

ヴェルグ「なんだったんだ今のは…SAN値チェック失敗したぞ…」

2020年
02月22日
14:19

301: MI4989 削除

ユンピャー「今のは“言葉を失う”状態異常よ」
ヴェルグ「なんだそれ……」
ユンピャー「原理的には沈黙の魔法のそれなんじゃないのかしら? たまーに体質で周りにぶちまける人もいるから大変ね……」
ヴェルグ「なんて迷惑な体質なんだ……」

その前に映像を介されても発動するとかなんだよ、とツッコミたかったが魔境なのでツッコまない。

ユンピャー「もっと強烈な奴になると“いしころぼうし”を被せられたみたいに誰からも無視されるようになる状態異常もあるわ」

2020年
02月22日
22:04

302: 忘却の亡霊

ヴェルグ「怖いな…」

コーヒーを淹れながらそんな風に呟き、アークでも効くんだなと思うヴェルグ
アークの力を封印してるからだろうアークの姿なら効かなかっただろう
身体があるのも良し悪しだろう…

2020年
02月23日
00:38

303: MI4989 削除

ユンピャー「そういえばあれ思いっきり放送されてたけど他は大丈夫だったのかな……。まぁいいか」

ひとしきりにぬくぬくと過ごしたユンピャーはのそのそとコタツからでてテレポーターへと足を運んでいく。

2020年
02月23日
12:24

304: 忘却の亡霊

ヴェルグ「テレビ局にクレーム行きそうだなぁ…」

そう言いながらユンピャーを見送り…
コタツを消してお風呂に入る
お風呂からあがってコーヒー牛乳を飲み、飲み干してベッドで眠りについた

~翌朝~

ヴェルグ「………」むくっ

2020年
02月23日
14:10

305: MI4989 削除

シャッフィ、デッカー「ミ,,・ω・,,ミ ミ,,・ω・,,ミ」

ユンピャー「えっと、今日は……」

キッチンで料理している音が聞こえ、コタツの上にはヒョウ柄模様の子バリスタンのぬいぐるみが佇んでいた。
朝食を作っているユンピャーはなんだかんだで都合が良いのかメイドみたいな服装のままだった。

2020年
02月23日
19:58

306: 忘却の亡霊

ヴェルグ「…」モフモフ

コタツに入って子バリスタンのぬいぐるみをモフりながら朝食を待つ
どことなくパンター兄弟に似ており、毛もフカフカしておりさわり心地がいい

ヴェルグ「…」モフモフモフモフ

2020年
02月23日
21:02

307: MI4989 削除

デッカー「ミ,,・ω・,,ミ にゃーっ」もふもふ
ヴェルグ「!?」ビクッ!!

もふもふしているときに突然鳴き声を発せられ、驚かされる。ついで魂の反応も突如として現れる。
さっきまでは魂の反応が無かったのにも関わらず、だ。

シャッフィ「ミ`・ω・´ミ ぼくらは魂の反応もやろうと思えば消せるんだ」もふっ!

パンター兄弟に似たぬいぐるみじゃなくて本物のパンター兄弟だったようだ。

ユンピャー「……一応聞くけどご飯食べてきた?」
シャッフィ「ミ,,・ω・,,ミ 食べてきたよ」もふっ
ユンピャー「ならよかった」

2020年
02月23日
23:37

308: 忘却の亡霊

ヴェルグ「あーびっくりした…どうりでモフモフしてると思った…」

パンター兄弟達が暖かい時点で気付くべきであったが、見事にスルーしてしまった…魂レーダーに依存し過ぎたのだろう
魂レーダーに引っ掛からない方法がまた増えたなと思いながらコーヒーを飲む

ヴェルグ「ところで何しに来たお前ら…」

2020年
02月24日
00:21

309: MI4989 削除

デッカー「ミ,,・ω・,,ミ 何しにきたんだっけ」
シャッフィ「ミ,,・ω・,,ミ 用事があるのはお姉ちゃんなんだけど場所が分かんないから僕たちがビーコン代わり」
デッカー「ミ,,・ω・,,ミ そういえばそうだった」

パンター兄弟には用事が無いみたいだが、彼らのお姉さんがここに用があるそうだ。

しかし、ユンピャーが朝食である黒パンと目玉焼きと分厚いベーコンが乗った皿をコタツの上に持って来たのでまだ来させるつもりは無いようだ。

2020年
02月24日
11:51

310: 忘却の亡霊

ヴェルグ「………」もぐもぐ

パンター兄弟を見ながらもぐもぐと朝食を食べる
分厚いベーコンは食い応えがあり、食べるのも楽しい
そしてヴェルグはコーヒーを飲みながら食べ進めた

ヴェルグ「すっかり子バリスタンが来るようになったな…」もぐもぐ

2020年
02月24日
13:45

311: MI4989 削除

ユンピャー「コタツには入らないの?」もふもふ
デッカー「ミ,,・ω・,,ミ うーん、元からふかふかしてると改めてふかふかしてる所はあんまり好きじゃない感じ」

ユンピャーも朝食である目玉焼きを食べつつ、ついでにデッカーを自分の膝の上に乗せてもふっていく。

朝食を食べ終えてしばらくするとシャッフィが耳を立てて、何かの通信を始めた。

すると工房の前に結構重たいものがワープアウトしてきてそれが工房に入って来た。
パンター兄弟の母親が陸棲ツュヴェツィナだったので察しがついたが人間で言う所の12~13歳くらいの陸棲ツュヴェツィナのようだ。
身長はヴェルグより大きめだが。

シャッフィ「ミ,,・ω・,,ミっ」
陸棲ツュヴェツィナ(少女)「♪」

やってくると目でパンター兄弟と目を合わせてちょっとした会話をする。

陸棲ツュヴェツィナ(少女)「これを部品にしてビームクロスボウ的なのにしてくれないかな」

そして振り返ってヴェルグに向き直ると背中にある収納からビームクロスボウの大型版であるビームバリスタ的な武器の部品を取り出してきた。

2020年
02月24日
19:33

312: 忘却の亡霊

ヴェルグ「どれ…ああコレ中枢部が生きてるな、これならやれそうだ」

部品をバラして中枢部を取り出し、陸棲ツュヴェツィナ(少女)に使いやすいサイズに組み直す
そしてエネルギー出力を調整し、ビームクロスボウに合わせた出力にする
そして余った部品を錬金術で形を整え、細部を調整しながらビームクロスボウに組み上げる
そして射撃場で試し撃ちをした後、陸棲ツュヴェツィナ(少女)に持ってもらい、使い心地を試してもらった

2020年
02月24日
23:05

313: MI4989 削除

ヴェルグから大きなビームクロスボウを受け取った陸棲ツュヴェツィナ(少女)はそれを軽やかに扱い、片手持ちで的に向けて試射していく。
流石に子供でも機甲クレリアン譲りのパワフルな腕力と電力は健在で結構ハイペースに撃っていく。

満足気な表情を見せた彼女はヴェルグに「電圧油」とラベルが貼られた謎の機械油が入った絶縁アルミ合金製30リットル缶を1つ渡してきた。
これが料金のつもりらしい。

シャッフィ「ミ,,・ω・,,ミ それちゃんと電圧油なの? 電圧かけてちゃんと膨らむ?」
陸棲ツュヴェツィナ(少女)「ちゃんと膨らむよー」

動作チェックのつもりなのか缶から機械油をどこからかともなく取り出してきた透明鋼製シリンダーに注ぎ、手を触れて電力をかける。
名前通り、電気がかかると体積を膨張し、そういう性質の機械油のようだ。

2020年
02月25日
00:16

314: 忘却の亡霊

ヴェルグ「また変わったもん持ってくるな…魔境だからか?」

電圧油を受け取り、倉庫にしまって戻ってくる
電圧を受けて膨らむとか聞いたこともない油だ、魔境だからだろうか?
そしてコーヒーを淹れて飲むヴェルグであった

ヴェルグ「こんな油もあるんだなぁ」

2020年
02月25日
13:53

315: MI4989 削除

デッカー「ミ,,・ω・ミっ おねえちゃん、帰りにモールに寄ろ」もふもふ

支払が済むと陸棲ツュヴェツィナ(少女)とパンター兄弟はなんとも楽しそうに話しながら工房から去って行った。

ユンピャー「……」ぐてー

その一方でユンピャーはコタツでだらだらしていた。

2020年
02月25日
16:14

316: 忘却の亡霊

ヴェルグ「コタツ気に入ったのか?」

そんな事を呟きつつおかわりのコーヒーを注ぎ、飲むヴェルグ
そして煎餅をバリボリと食べる、コーヒーとの相性はイマイチ
仕事が無いか携帯端末を見て仕事が無いか確認していった…

2020年
02月25日
19:40

317: MI4989 削除

・臨時メカニック勤務依頼(どこかしらの宇宙都市の港)

一つだけあった依頼は傭兵の装備を応急修理するメカニックとしての仕事をさせるものだった。
拘束時間はお昼前から夕方あたりまでというものでおそらくはそういう戦闘任務の支援にあたるものなんだろうか。

ユンピャー「……」iPhone 4らしき携帯端末でなんか見てる

2020年
02月25日
20:22

318: 忘却の亡霊

ヴェルグ「…受けるか」

依頼を受ける事に決め、コーヒーを飲み干して必要な装備品を整えてエクストリームBのボディになる
そしてユンピャーに依頼に出かけると言って転移していった…

2020年
02月25日
23:45

319: MI4989 削除

~どこかしらの宇宙都市、港のどっか~

魔境のEMGシールドが普及してきたからかテレポートで行ける場所はもう宇宙のどこかしらという話になってきた。ここもその例に漏れずテレポートで直接行くことが出来ず、ヴェルグは宇宙空間に直接放り出されてしまう。
偵察・管制機型シュヴェシィナに見つかり、ヴェルグは彼女によって宇宙都市へとぶん投げられてようやく宇宙都市の港へ到着。

港の周辺宙域では天使軍のお下がりみたいな感じのフリゲートや哨戒艇数隻と商船に武装を施したもの数隻が砲撃戦や銃撃戦を展開し、港では傭兵のヒュムやロイド達がササミミ族ともトガリミミ族ともはっきり判別できないがトガリミミ系だと言う事が分かる謎の人類種で構成された海賊を掃討していた。

そんなところにヴェルグは降ろされ、応急修理などを行い始め……
これでもかと壊れた武装が雪崩れ込んで来た。

2020年
02月26日
11:23

320: 忘却の亡霊

ヴェルグ「こんだけ破損武器が来るって事はそれだけ戦闘が激しいんだな…」

壊れた武器の山を見ながら錬金術で直していく
山と積まれた武器を見てため息を吐き、ちゃっちゃと修理していく
武器の山が減る気配が無いのは気のせいだろうか…

ヴェルグ「他にもメカニック居るんかねぇ…」カチャカチャ

2020年
02月26日
13:02

321: MI4989 削除

「これはこっち、これはあっち……」

ぶっ壊れた武器の山を積み上げている者を見てみるとどうやら傭兵本人ではなく、何かの基準に従って武器を分別しているロイドが積み上げていた。
分別されている武器は何も区別が無いように見えるがどうにも魔境の武器はヴェルグのほうに回されることが無いようだが、CB次元群の武器も混じっている。

「この対シュヴェシィナライフルはどっちだ……?」
「“錬金術師のハンドライト”を当てて光らない奴は錬金術で直せない素材が使われてるからこっちに入れるように。光る奴は光っている場所をスキャンで確認した後、光らない部品が壊れてるならこっちに、光ってる部品が壊れてるならそっちに入れてくれ」

どうやら破損個所と構成している素材によっては錬金術や魔法の類で直せない武器があるらしく、そういう武器はパーツ交換によって直しているようだ。

ゼロセイバー型「このショットガンは錬金術で直さないでくれ。魔力で壊せる機械を専門的に破壊するトガリミミがうじゃうじゃ居るんだ」

2020年
02月26日
19:15

322: 忘却の亡霊

ヴェルグ(ぬぅ…錬金術が使えないと結構面倒臭いぞ…)

錬金術に魔力は関係無いんだがと思いつつもオーダーの通りに修復してゼロセイバー型に渡す
パーツをカチャカチャと組ながら修理を進めていくのでちょっと面倒臭い
パーツ交換で直しているので使えないパーツがあってちょっともったいないと思うヴェルグであった

2020年
02月27日
01:02

323: MI4989 削除

修繕したショットガンを受け取ったゼロセイバー型の姿が見えなくなったあたりで銃声と叫び声が近付いて来た。
目をそこに向けるまでもなく爆風手榴弾が投げ込まれ、積み上がっていた武器の山諸共ヴェルグとその他ロイドやヒュムが吹き飛ばされた。

起き上がってすぐに見えたのは傭兵と耳がどっちだか分からないトガリミミ達が乱戦を展開している光景だった。数はトガリミミ達が優位であり、基本的に2人以上で傭兵のロイドやヒュムと戦い、数の暴力で畳みかけている。
そして装備の差はふざけてるとしか言いようが無いくらい酷い。

トガリミミ達は銃を持っている事さえ少なく、銃を持っていたとしても何かしらの自動拳銃ばかり。多くは斜めに切った鉄パイプか鋼鉄樹木の枝から作った棍棒か……酷い時には素手である。
その代わり、スラスターや強化外骨格がなくても脚力だけで亜音速(300m/s前後)から遷音速(330~350m/s前後)までは出せる瞬発力を持つ筋力があるのでそんな適当な近接武器でも物凄い破壊力があり、
大抵は一撃で持っている武器が破壊されたり、ロイドによってはAMやLGに修復困難な損傷を与えてしまう。
ヒュムなんかが食らったら戦闘用のそれでも無事では済まされず、鉄パイプが突き刺さった後貫通して壁に刺さって文字通り串刺しにされている者なんかも居た。

そんなトガリミミ達のうち退却しているヴェルグ達にも雑な近接武器を構えたトガリミミ達が銃弾みたいな速度で突進してきた。

2020年
02月29日
00:35

324: 忘却の亡霊

ヴェルグ「…!」

突進してくるトガリミミを真正面からオルゴンソードで真っ二つにして
そしてオルゴンキャノンを広域発射してトガリミミ達をまとめてオルゴン結晶に閉じ込める
バスカーモードのオルゴンソード横凪ぎに斬り捨ててトガリミミ達を一掃していった…

2020年
02月29日
16:19

325: MI4989 削除

トガリミミ達を蹴散らしていると見た目がほぼ一緒だがオルゴン結晶を触れる前に気化させていく防御・迎撃能力を体得した個体が3人現れ、ヴェルグを狙って突進してきた。

「スーパーハードパンチャーを撃ち漏らした! 逃げろっ!」

うち2人は傭兵の誰かが撃った拳銃弾か小銃弾が命中して倒れ、1人だけになったがそいつがヴェルグに肉薄し、両手にはめたシュヴェシィナの手甲で握り拳を作って3000m/sの極超音速ストレートを繰り出してきた。

2020年
02月29日
18:17

326: 忘却の亡霊

防御が間に合わないと判断したヴェルグはゼロシフトで一瞬にして飛び上がりパンチを回避する
そして胸部ピアースガンで迎撃しながらバスカーソードを叩き込んだ…が回避された
そのままオルゴンライフルに戻し、胸部ピアースガンと一緒に斉射し高度を上げて退避する
ゼロシフト積んでて良かった…と速いパンチを思い返し考えながら迎撃するヴェルグであった…

2020年
02月29日
21:30

327: MI4989 削除

オルゴン結晶弾はやはりトガリミミから少し離れた所でかき消され、ピアース弾も消されていく。
向かって来たトガリミミの装備にはスラスター類が無かったので高度を取っていれば攻撃が来ないとヴェルグは踏んでいた……がその予想に反してトガリミミは跳び上がり、明らかに推進力を持って飛んでいるような動きでヴェルグに肉薄してくる。

流石に陸の生き物であるからかシュヴェシィナほど空中機動のセンスがある訳ではないため、動きを追えるが地上で走っている時よりも明らかに速い動きでヴェルグを追い始めた。
輝きこそしないがまるでドラゴ○ボールの超サイヤ人めいた奴である。

そんなところに同じく舞空術を体得しているトガリミミ5人がやって来る。その飛行能力はあいつの謎能力ではなく、その種族なら普遍的に持っている身体能力であることをまざまざと見せつけられた。
個人間で能力の共有化も図られているのか、オルゴン結晶で出来た小口径誘導弾を毎秒200発発射する奴とそれを細かく誘導する奴まで居る。
それこそドラ○ンボールの超サイヤ人みたく爆発する光球をぼこぼこ撃ち込む奴らが追加で3人現れた。
……相変わらず普通の銃撃でいくらか死んでるが。

マッハナイト型「こいつらもしかして能力とやらで出来ることを全てコピーできるんじゃね?」

2020年
03月01日
02:18

328: 忘却の亡霊

じれったさを感じながらヴェルグはコンパクトカービンを取り出し、接近してくるパンチャーに撃ち始めた
対クレリアンの銃弾なら消されないだろうと思ったのだ
…これが駄目なら面倒臭い近接戦に付き合う必要がある、面倒臭いなぁと思いながらヴェルグは迎撃を行った

2020年
03月01日
13:14

329: MI4989 削除

ヴェルグは28mmコンパクトカービンで迎撃を試みるがあまり慣れてない武器というのもあって重さに翻弄され、容易にトガリミミ達の肉薄を許してしまう。
1発も当たらず、ガントレットをはめてる奴含めてその後ろから来ていたトガリミミ達に急接近される。
そして文字通りでのタコ殴りにされ始めた……。

デストラクト型「あらかた掃討がおわったから戻って来てみたら、補給拠点が無くなってるしなんでメカ屋がタコ殴りにされてんだ?」
ブターク型「(´・ω・`)しらね」
ラズフラム型「散弾銃で掃除しますか」バンッ、バンッ
ブターク型「(´・ω・`)こういうときに貫通力があんまりない銃弾は便利ね」バババッ、バババッ

掃討が完了しそうになったからか傭兵達が戻ってきており、それからはあっという間にトガリミミ達が撃ち殺されていた。

ブターク型「(´・ω・`)掃除よー」

2020年
03月01日
18:14

330: 忘却の亡霊

ヴェルグ「ぐぬぅ…!」

トガリミミの死骸を蹴り飛ばしてコンパクトカービンをしまいオルゴンライフルを持つ
やっぱり慣れない武器は咄嗟の時に扱い辛い
大したダメージは無かったがやっぱりなんとなく悔しい

ヴェルグ「…そういや戦況はどうなってるんだ?」

2020年
03月01日
20:49

331: MI4989 削除

デストラクト型「もうクリアリングだけだぞ」

どうやらおおかた掃討は済んでいたらしく、さっきまでの集団は物凄い突出していた所だったらしい。
一応、ここは主な補給線だからかクリアリングが済んで気の抜けた傭兵達と死体を運んでるトラックや輸送ロイドがやって来る。

2020年
03月01日
21:36

332: 忘却の亡霊

ヴェルグ「ほとんど終わっていたのか…」

自分の修理を終わらせたヴェルグは死体だらけの戦場を見て呟く
損傷しているロイドや武器を修復して直していく
最後までオーダーを守り通しパーツを交換して錬金術を使わない修理を続けた
そのまま修理を終わらせて、タキオンスライサーをビームトーチ代わりに消毒していった…

2020年
03月01日
22:05

333: MI4989 削除

戦闘後の後始末が終わり、報酬を受け取ったヴェルグは工房へと帰って行った。


~ダスド、工房~

工房に帰って来てもまだニュルン達は居ない。代わりに居るのはコタツから出てこなくなった上にそこで気持ちよさそうに昼寝してるユンピャーだけである。
時間的にお昼過ぎあたり、行く前にお昼ご飯に帰って来るかは分からないと伝えてあったので用意された昼食はテーブルにもコタツにもなかった。

2020年
03月01日
23:11

334: 忘却の亡霊

エクストリームBからジェイス型にボディを戻し、コーヒーを淹れてこたつに入る
最初はミカンを食べていたが、眠くなってきたのかこたつに入ったまま眠ってしまった
ヴェルグも疲れているのか、ボッコボコにされたのが効いたのか疲労が溜まっているようだ…

2020年
03月02日
12:56

335: MI4989 削除

ユンピャーがお昼寝から目覚めた時刻は夕方に差し掛かるあたりだった。

ユンピャー「……あ、居る……作らなきゃ……」

寝癖が付いた髪を梳かさずにキッチンへ向かい、レシピを確認しつつ食材と器具を準備し始める。

2020年
03月02日
15:36

336: 忘却の亡霊

ヴェルグ「Zzz…Zzz…んごっ」

ユンピャーが夕飯の用意をしているとヴェルグがむくりと起き上がった
すっかりぬるくなったコーヒーを飲み、ミカンを一個食べる
夕飯の匂いを嗅ぎ付け、おかわりをせずじっと夕飯を待つ
そしてテレビを付けて何か無いかとぼーっと見つめていった…

2020年
03月02日
18:54

337: MI4989 削除

髪がぼさぼさになってるユンピャーはキッチンからコタツにボルシチと焼いた豚肉の盛り合わせ的なものを置いて行き、再びキッチンに行って黒パンとイチゴジャムが入った紅茶をコタツに置いた。

<隣接する超時空領域が春を迎えつつあるため、バッタ型なまもの昆虫群が襲来する可能性が高まっています

ユンピャー「ん、また地形(宇宙)が変わったのかな?」もぐもぐ

2020年
03月02日
20:17

338: 忘却の亡霊

ヴェルグ「イナゴみたいに時空を食い尽くすのか…?」もぐもぐ

ヴェルグも夕飯を食いながらテレビを見てそんな事を思う
火炎放射が効くかなと思いながらボルシチを飲み、黒パンを付けて食べる
しばらくして夕飯を食べ終え、ゆっくりとジャム入りの紅茶を飲むヴェルグであった

2020年
03月02日
21:53

339: MI4989 削除

ユンピャー「時空を食い潰すのは微生物系で、時空を増やしちゃうのが藻とかだね」

<次のニュースです。γ364方面から「ジオン公国軍」や「地球連邦軍」を名乗る敵対勢力に属すると思われる野生の機動兵器や宇宙艦艇が出没している為、天使海軍より航行制限宙域が発表されました。

ユンピャー「あ、普通の電波通信設備がおじゃんになるめんどくさいノラ兵器群が出てきてるんだ」

夕飯を食べ終え、ユンピャーが食器を片付け始めた。

2020年
03月02日
23:25

340: 忘却の亡霊

ヴェルグ「ミノフスキー粒子が現実にあるのか…」

紅茶を飲み干して食器を食洗機にしまってスイッチを入れた
そしてテレビを見ながらダラダラとミカンを食べるヴェルグ
ミカンは甘くて美味しく、もぐもぐと食べていく
何か面白いものは無いかとぼーっとテレビを見ていた

2020年
03月03日
10:02

341: MI4989 削除

ユンピャー「……」

後片付けを済ましたユンピャーはそれとなく自分の船に戻って着替えを持って来ると風呂場へと向かう。

風呂場に入ったユンピャーはさっきまで来ていたメイド服を脱いで薄着になり、デッキブラシやスポンジなどを持って風呂場を掃除し始めた。

ユンピャー「風呂場で寝ようかな……」ボソッ

2020年
03月03日
12:31

342: 忘却の亡霊

ミカンの皮をゴミ箱に捨て、お風呂に入ろうとしたがどうやら掃除中らしい
諦めてこたつに戻りぼーっとテレビを見てるとうとうととし始め、そのまま眠ってしまった

ヴェルグ「Zzz…」

2020年
03月03日
18:31

343: MI4989 削除

風呂の掃除を終えたユンピャーはシャワーを浴び、寝間着を着て出てきた。
そこでコタツで寝てるヴェルグを見つけると彼をそこから引きずり出し、ベッドまで運んでいく。

ユンピャー「んしょ……」ずりずり
コンピャー「やっちゃいなよ」
ユンピャー「だめ」
コンピャー「じゃあ、私が」
がすっ
コンピャー「(´;ω;`)いたい」

コンピャーになんか囁かれたがユンピャーはベッドにヴェルグを寝かせ、毛布を掛けるとコンピャーを引きずりながら自分の船へと戻って行った……。

2020年
03月03日
18:57

344: 忘却の亡霊

ユンピャーによりベッドに運ばれ、翌朝を迎えたヴェルグが起き上がる
シャワーを浴びて身体を洗い終え、タオルで拭いて服を着てコーヒー牛乳を取り出して飲む
風呂上がりに冷たいコーヒー牛乳は美味しい
そしてヴェルグコタツに入り、何か無いかとテレビを見始めた…

2020年
03月03日
21:39

345: MI4989 削除

ユンピャー「ふぁ……」

毛布を体に巻いて軍用の装備ベルトで絞めているだけのようなすっごいだらしない服装で工房に来たユンピャーはキッチンに向かい、朝食を用意し始める。
気が抜けたのか素が出てるようだ。

2020年
03月03日
22:26

346: 忘却の亡霊

調理の音が聞こえて来たのでユンピャーが来たのかと大きく伸び、コタツでぬくぬくとくつろぐヴェルグ
テレビはひな祭りの特集が組まれて放映されており、女の子のお祭りだと言う事が伝えられる
そういえばメルフィから貰ったトリュフチョコのお返しどうしようと思いながらぬくぬくとくつろぐヴェルグであった…

2020年
03月03日
23:05

347: MI4989 削除

朝食であるハムステーキとチーズを挟んだフレンチトーストとカフェオレと野菜スープをコタツに持って来たユンピャーはコタツに入って寛ぎながら朝食を食べ始めた。

ユンピャー「……」もぐもぐ

2020年
03月04日
13:00

348: 忘却の亡霊

ヴェルグ「………」もぐもぐ

テレビを見ながらユンピャーが作った朝食を食べていくヴェルグ
スープを飲み干し、朝食を食べ終えカフェオレを飲みながらゆっくり過ごす
のんびりとカフェオレを飲み、ミカンを食べていった…

2020年
03月04日
14:59

349: MI4989 削除

朝食を食べ終えたのを見たユンピャーはなんともだるそうに食器を片付けて行く。

トガリミミ少年「(`・ω・)」すっ

そんなところになんでだかプールからトガリミミが出てきて一目散にコタツへダッシュしてきた。

ねこばりすたん「(・ω・´)」トトトトッ

続いてどこからかともなく現れたネコ型子バリスタンもコタツへダッシュしてくる。

<すぽっ すぽっ

\ふしゃーっ!/

2020年
03月04日
16:51

350: 忘却の亡霊

ヴェルグ「………」

なんかトガリミミと猫っぽいバリスタンがこたつに入ってきた
多分何かしら依頼を持ってきてるんだろうがコタツまっしぐらな勢いを見ると依頼忘れてるのか不安になる
というか、コタツで釣れすぎである

ヴェルグ「………」テレビを見ている

2020年
03月04日
22:22

351: MI4989 削除

ユンピャー「……」

がしっ、がしっ

トガリミミ少年、ねこばりすたん「(´・ω・)(´・ω・)」コタツからつまみ出された
ユンピャー「二人とも何の用なの?」
トガリミミ少年「(´・ω・)410ゲージの回転式散弾拳銃に付けるストック」
ねこばりすたん「(´・ω・)拳銃用のダットサイトを自動拳銃に付ける為のマウント」

コタツからユンピャーにつまみ出された2人はそれぞれ回転式散弾拳銃とえらく小さい自動拳銃を出してきた。

2020年
03月05日
21:43

352: 忘却の亡霊

ヴェルグ「ハイハイ、お仕事ね」

2つとも小さい銃だなと思いながらコタツから出て、銃を預かって作業部屋に向かう
回転式散弾拳銃のストックはパーツを取り付け、折り畳み式にして
自動拳銃に付けるマウントはパーツを溶接して細かいパーツをくっ付け、溶接跡を磨いて消す
そうやってヴェルグは改造を終えた2丁を持ってコタツに帰ってくる
すると3人揃ってコタツにすっぽり入ってた、猫かこいつら

ヴェルグ「…いや、1人は猫か」

2020年
03月05日
23:34

353: MI4989 削除

コタツ布団の端を見るとネコ型子バリスタンが鼻先だけ出してるのが見えた。
これなら息苦しくないだろうとヴェルグは納得しそうになったがやっぱりそれはないと呆れた。

音でやって来たのを察知したのかトガリミミとネコ型子バリスタンが料金を持った手をコタツから出してきた。
……どうしても出たくなくなってしまったらしい。

2020年
03月06日
12:55

354: 忘却の亡霊

ヴェルグ「………」ジト目

この有様に呆れつつもとりあえず料金を貰い、依頼の品を渡す
料金をしまい、ヴェルグもコタツに入った
3人も入っているとさすがに狭いがとりあえず足は入ったのでそのままミカンを食う
中に入ってて暑くないのかと思いながら緑茶を飲んだ…

2020年
03月06日
18:33

355: MI4989 削除

ももんがばりすたん「o(,,・ω・,,)o」すいーっ
ねこばりすたん「(,,・ω・)ノシ」
ももんがばりすたん「(,,・ω・,,)」すとっ

モモンガ型子バリスタンがやってくるとコタツからネコ型子バリスタンが出てきた。
バリスタン同士になるとよくやる声も電波も拾いにくいレーザー通信方式で会話し始めた。

しばらくすると2匹の子バリスタンは射撃場へと駆け込んでいった。

2020年
03月06日
19:52

356: 忘却の亡霊

ヴェルグ「また子供が迷い込んだのか…」

やれやれと首を振りながらヴェルグはコタツから立ち上がる
そしてコーヒーを淹れて飲みながら射撃場に呑気に様子を見に行った…

2020年
03月06日
21:17

357: MI4989 削除

射撃場に行った2匹はやはりえらくちっこい自動拳銃や小口径ライフルを取り出して射撃の練習みたいなことをしていた。
迷い込んだ、というよりはこの射撃場を使う為にやって来たようである。

ネコ型子バリスタンは先ほどマウントを追加したちっこい自動拳銃に反射式の小さいダットサイトを取り付けると銃を固定する器具に取り付けて的の設定を行い、その状態で撃ち始めた。
撃っている的は細かく線が入っているもの。

5発ほど撃ってグルーピングを確かめるとダットサイトの光点を調整してまた撃って行く。

2020年
03月06日
21:41

358: 忘却の亡霊

ヴェルグ「………」ズズッ

コーヒーを飲みながら二人の射撃を見るヴェルグ
小さい銃がちょうどいい感じなのは子供だからだろうか小さい銃が似合っている
ここに射撃場もあるのがいつバレたのか謎だが、まあ有効に使ってもらう事にした

ヴェルグ「…あー、コーヒーがうまい…」

2020年
03月07日
19:26

359: MI4989 削除

しばらく動物っぽい姿してる子バリスタン達が射撃しているのを眺めている内にネコ型子バリスタンはようやくゼロインを終えたようだった。
その一方で唐突にやってきたモモンガ型子バリスタンは小口径機関拳銃を2挺撃ちして遊んでいるように見えた。翼膜のせいか、なんかマントを羽織っているようにもみえる。

ひとしきりに射撃場で過ごした2匹の子バリスタンはどこかへと去って行った。
その頃にはユンピャーが昼食にするポテトスープを温めていた。

トガリミミ少年「(-ω-)zzz....」コタツの中でお昼寝

2020年
03月07日
19:58

360: 忘却の亡霊

ヴェルグ「もうすぐホワイトデーか…」

テレビのCMを見つつバレンタインデーのお返しを考えながらコタツに入るヴェルグ
メルフィから貰ったトリュフチョコの事をしっかり覚えていた
クッキーも良さそうだがホワイトチョコも捨てがたい…どちらにしようかなと悩むヴェルグであった…

2020年
03月07日
21:40

361: MI4989 削除

ユンピャー「なんか“白い日”って聞こえたんだけど何の日なの」

厚めのポークステーキとポテトスープをコタツに持って来たユンピャーはそんな事をヴェルグに聞いて来た。ヴェルグは軽く説明するが……

ユンピャー「えぇ、そんな面倒な習慣があるんだ……」

ササミミ族の文化はよく知らないがどうにも彼女にとってはたいそう面倒くさそうな習慣に見えるようである。
なんとも面倒な日だと思っているのかあんまり良い顔をしてないユンピャーはトマトサラダとフランスな感じがするパンのスライスをコタツに持って来て昼食を取り始めた。

トガリミミ少年「(´・ω・`)何かの祝日とか記念日とかって聞くと嫌になる」
ユンピャー「え、花束のノリでギフトされちゃう系男子だったの?」
トガリミミ少年「(´・ω・`)なんでそう思うのかなぁ……」

2020年
03月07日
21:59

362: 忘却の亡霊

ヴェルグ「南無三…」

そう少年トガリミミに合掌し、昼食を食べ始める
パンをサクサクかじりながらトマトサラダを食べる…ドレッシングのおかげか割と美味しい
少しして昼食を食い終わるとヴェルグはコーヒーを飲みながら携帯端末を取り出し、依頼をチェックする

ヴェルグ「人工衛星のメンテとかまた変な依頼があるな…」

2020年
03月08日
16:14

363: MI4989 削除

昼食を食べ終えたのを見たユンピャーは片付けと簡単な掃除をし始める。
その頃にはコタツの中に入りっぱなしだったトガリミミはプールの先にある水路へと去っていた。

ユンピャー「……」コタツの上を拭いてる

2020年
03月08日
21:21

364: 忘却の亡霊

依頼についてしばらく悩んだが人工衛星のメンテをする事にした
ユンピャーに出掛けてくると声をかけ、ヴェルグはエクストリームBに換装して人工衛星がある所まで転移していった…

2020年
03月08日
21:45

365: MI4989 削除

ヴェルグが転移した後もユンピャーは作業部屋以外の部屋を掃除していく。
そんなあたりでうさ耳付けた少し小柄な女が工房にやってきた。

ユンピャー「ん、何か用なの?」

遠目に見てうさ耳女かと思っていたが足をみると趾行性(いわゆる獣脚)のつくり、髪が生えてるけど顔はちょっとなんかの肉食獣っぽい、あとふさふさなしっぽが生えてる、何より耳が装飾のそれじゃなくて本物の耳……彼女はとてもヒトに近い形質を持った劣化バリスタンだった。

ユンピャー「劣化バリスタンが服着てる所なんて初めて見た……」ボソッ
Type15D3「(´・ω・`)ハゲだから仕方ないじゃない……」

あと薄着とは言え服を着てるので劣化バリスタンに見えなかった。

ユンピャー「で、何しに来たの。今職人さん居ないからすぐには対応できないけど」
Type15D3「小さい拳銃の角を丸めてもらいたくて来たの」

2020年
03月09日
19:34

366: 忘却の亡霊

ヴェルグ「うむ、スラスターが壊れてるみたいだな」

人工衛星がある空間に出て、ビーコンを頼りに人工衛星を探す
ビーコンの反応を見つけて人工衛星に近付き様子を見て
調査用であろう人工衛星を直し始める

ヴェルグ「サブスラスターは生きてる…メインのスラスターを直せばいいか」

2020年
03月09日
23:23

367: MI4989 削除

Type15D3「シュヴェシィナが居ない時ってあるんだね……」
ユンピャー「狩りに長期間出かけるって話だから私が代わりにこの工房の維持をしてるんだけどね……」

ヴェルグが戻って来るまでの間待たせている劣化バリスタンにお茶を出す調子でお湯を出し、コタツに入りながら雑談をしていた。
ユンピャーはやはりコタツでぬくぬくしている。

2020年
03月10日
18:42

368: 忘却の亡霊

人工衛星の修理を終わらせ報酬が振り込まれているのを確認してヴェルグは工房に帰って来た
劣化バリスタンがいるので何の用か聞いてみるとどうやら客のようだ
ジェイス型に換装して銃を受け取り、リューターで角を削っていく
小一時間かけて角を落とした銃を丁寧にみがいていった…

2020年
03月10日
21:40

369: MI4989 削除

加工した銃を持ってリビングに戻って来るとすごく厚着してるユンピャーはコタツに深く入り、身体の線が見えるくらい薄着な劣化バリスタンはコタツの外に座っていたのが見えた。
こちらを見た劣化バリスタンは立ち上がり、ふさふさなしっぽを振りながら歩いて来て加工させた銃を受け取った。

銃を受け取るとホルスターに入れたり抜いたりして感触を確かめると射撃場に行って弾倉に弾を込め、ホルスターに入れた状態から抜き撃ちをした。
一発撃つと銃を置いて料金であろう現金(UC)を渡してきた。

2020年
03月11日
17:38

370: 忘却の亡霊

ヴェルグ「まいど、それ抜き打ちをしやすくする為の加工だったんだな」

料金を受け取り、しみじみと呟くヴェルグ
確かに角を丸めないと角が引っ掛かり、スムーズな抜き打ちが出来なさそうだ
特に、咄嗟の時に影響しそうだ…

2020年
03月11日
18:34

371: MI4989 削除

ユンピャー「あ、サイトは溝だけなんだ」
Type15D3「至近距離でしか使わないつもりだからね」
ユンピャー「私の小型拳銃も角を丸めようかな」

そう言ってユンピャーは服の中から劣化バリスタンが使っているそれよりも小さい自動拳銃を取り出してヴェルグに手渡してきた。
使う弾は子バリスタンがよく撃ってる.25ACP規格のそれであり、本当に小さい自動拳銃だった。

2020年
03月11日
20:08

372: 忘却の亡霊

ヴェルグ「ちっちゃい拳銃…ってコレ自動拳銃か、ホントにちっちゃいな」

ヴェルグがちっちゃい自動拳銃を受け取り、作業部屋へと入っていく
そしてしばらく経って角が取れた自動拳銃を持ってくる

ヴェルグ「出来たぞ、一応試しておいてくれ」

2020年
03月11日
21:06

373: MI4989 削除

ユンピャー「はーい」

自動拳銃と料金を交換で受け取ったユンピャーは服の中にあるホルスターから自動拳銃を出し入れし始めた。

Type15D3「あなたはリバースドローで抜くタイプなの?」
ユンピャー「まぁ、そうかな。なんかこっちの方が早いし」

どうにもユンピャーは少し変わった拳銃のしまい方をしているようだ。
動きをみているとなんだか居合切りでもしているかのような抜き方をしている。

2020年
03月11日
21:25

374: 忘却の亡霊

ヴェルグ「~♪」

一仕事終えたヴェルグはコタツに入り、メルフィに贈るホワイトデーのお菓子を悩んでいた
正確にはお菓子はほぼ決まっているが、チョコクランチを普通のチョコにするかホワイトチョコにするか悩んでいた

ヴェルグ「うーん…どっちも良さそうだ…」

ミックスとか無いのかと思いながら携帯端末を見て悩むヴェルグ
どっちも良さそうなのが悩み所だ…

2020年
03月12日
16:47

375: MI4989 削除

ユンピャーはいつものようにキッチンに向かい、夕飯を作り始めた。

Type15D3「今日は泊めてくれるかな……」
ユンピャー「泊めてくれる場所が無いの?」
Type15D3「そうなの……」

2020年
03月12日
17:49

376: 忘却の亡霊

ヴェルグ「うちは宿泊施設じゃないんだがな…」

とりあえず客室を整え、折り畳みベッドを広げるヴェルグ
なんだかんだ言って泊まらせてあげるつもりのようだ
優しい所もあるようである

2020年
03月12日
22:26

377: MI4989 削除

ヴェルグが客室を整え終えたあたりでユンピャーはコタツにビーフステーキとフライドポテト、ミネストローネ、あとパンを並べて行った。
お泊りする劣化バリスタンの分もある。

ユンピャー「じゃ、いただきます」
Type15D3「~♪」もぐもぐ

2020年
03月12日
22:50

378: 忘却の亡霊

ヴェルグ「~♪」

ステーキをもぐもぐと食べるヴェルグ、今回はミネストローネを後のお楽しみにするようだ
ステーキとフライドポテトを食べて、パンをミネストローネに浸けて食べる
そしてミネストローネを飲んで食器を食洗機に入れてお風呂に向かった…

2020年
03月13日
14:58

379: MI4989 削除

お風呂に入ると劣化バリスタンが何食わぬ顔で入って来て髪と身体を洗い始めた。
ヴェルグにとっては久々な気がする、女の裸を見せられる光景だった。

Type15D3「……?」

2020年
03月13日
18:48

380: 忘却の亡霊

ヴェルグ(…劣化バリスタンもそういう所は疎いんだな…)

特に気にせず入って来る劣化バリスタンを見てそんな感想をいだき、シャワーで泡を洗い流す
シャワーを浴びて汚れを洗い流し、お風呂から上がってコーヒー牛乳を飲み始めた

2020年
03月13日
21:29

381: MI4989 削除

風呂から上がってリビングに目をやるとユンピャーはもう寝るから自分の船に戻ったのか居なかった。
少し遅れて風呂から上がった劣化バリスタンは裸のままヴェルグが用意したベッドに寝転がり、毛布にくるまった。
……裸じゃないと眠れないタイプなんだろうか。

2020年
03月13日
21:55

382: 忘却の亡霊

コーヒー牛乳を飲み干してベッドに入り、携帯端末で動画を見ていたヴェルグであったが動画くらいしかおもしろい物は無かった
あきらめて携帯端末をしまい目を閉じ、眠りについた…

~翌朝~

ヴェルグ「…Zzz…Zzz…」

2020年
03月14日
12:20

383: MI4989 削除

<ワイワイ、ガヤガヤ

ヴェルグ「……ササミミが8匹……ササミミが16匹……ササミミが32匹……うーん、うーん……」

いつもなら多分ユンピャーが朝食を作り始めている時間。
が、今日はなんだか騒がしい。あまりにも騒がしくて無限に入るコタツにトガリミミが入って行く光景を夢で見ながら寝言でササミミを数える。
何かと思って起き上がり、騒がしい音の発信源であるリビングに目を向けるとコタツに劣化バリスタンが居るのが見え、続いてユンピャーが沢山増えていた。例のコピペ姉妹が来てるようだ。

何かと思って行ってみると朝っぱらから携帯ゲーム機を取り出して皆で遊んでいるようである。おまえらはガキか。
コタツにもうすこし近寄ると飲むチーズケーキなる飲み物が入ったマグカップ、目玉焼きとベーコンとレタスが挟まってるトーストサンドイッチ2つが乗ってる皿がヴェルグの傍へとゆっくり浮かんできた。

2020年
03月14日
15:30

384: 忘却の亡霊

ふわふわ浮かんでる朝食を受け取り、コタツが満員なのでテーブルについて朝食を食べ始めるヴェルグ
…なんで朝食が浮かんでいたのかはこの際気にしない事にする
しばらくして朝食を食べ終えて食器を食洗機に入れて携帯端末を開きチョコクランチを購入する、ホワイトチョコのチョコクランチのようだ
そしてユンピャー達にちょっと出掛けてくると言ってプリッツアへと転移していった…

2020年
03月14日
16:23

385: MI4989 削除

ユンピャー「いってらっしゃーい」

ヤンピャー「そこは……えっとなんて言うんだっけ」
ユンピャー「今メイド服だからってそういうセリフ回しはしないわよ」

2020年
03月14日
17:13

386: 忘却の亡霊

転移してプリッツアの王城へとやって来たヴェルグは顔パスで通され、許可証を首からさげる
毎回呼ばれてるせいか最早顔パス状態になっているらしい、なんてこったい
そしてメルフィを探しながらお城の中をうろうろと歩き回った

ヴェルグ「メルフィ、部屋にいるのかね?」

2020年
03月14日
20:34

387: MI4989 削除

リオネール「J,,・ω・)」ぴょんっぴょこっ

お城をうろうろしているといつもエリザの傍に居るリオネールが跳ねてるのが見えた。
その様子からエリザは私室とか一人の用事とかになっているんだろうと思うと同じくいつもエリザの傍に居るメルフィも同様なんだろうかとヴェルグは思った。

2020年
03月14日
22:14

388: 忘却の亡霊

リオネールがここに居るのを見てエリザの部屋へと向かう
エリザとメルフィはいつも一緒に居るのを見ると、今回も一緒に居る可能性が高い
エリザの部屋の扉をノックし、返事があったので扉を開けるとエリザ達が居た
そしてヴェルグはメルフィにバレンタインのお返しとしてチョコクランチを渡す

メルフィ「わぁ…!ありがとうございます!」

チョコクランチを受け取り、さっそく缶を開けるメルフィ
そして礼を言うメルフィに出来合いのもので悪いけどなと、苦笑いして言った

2020年
03月15日
08:40

389: MI4989 削除

リオネール「|ω・|」扉の隙間から見てる

エリザ「……」おいでおいで、と手招きする
リオネール「J,,・ω・)」ぴょこぴょこっ
もふっ
メルフィ「ところでリオネールくんにチョコレートあげましたか?」
エリザ「バレンタインの時にって言う話ならあげてないわよ」なでなで

2020年
03月15日
13:45

390: 忘却の亡霊

ヴェルグ「メルフィはあげたのか?」
メルフィ「あげましたよ~、ヴェルグさんと同じくトリュフチョコですけど」
リオネール「J,,・ω・)結構甘かった」もふっ

どうやらリオネールもチョコを貰ったらしい、よかったよかったとヴェルグは紅茶を飲む
どうやらちょっとしたティータイムになったようだ
クッキーを1枚かじりながらのんびりと紅茶を飲んでティータイムを楽しむヴェルグであった…

2020年
03月15日
21:12

391: MI4989 削除

そのころ、工房では……

コンピャー「そういえばなんでユンユンの仕事場に来てたんだっけ」
ザンピャー「船の定期メンテ」
ユンピャー「ああ、だから皆でここに集まってたんだ」
Type15D3「というかあんたらホントに顔はそっくり」

ユンピャー「え、それじゃあお昼ご飯は……」
ヤンピャー「外食にしちゃえー」
ユンピャー「職人さんのご飯は?」
ザンピャー「弁当にすればいいんじゃないの」
ユンピャー「じゃ、そうしようっと」

朝から昼前まで劣化バリスタンとコピペ姉妹はゲーム三昧していた。
昼前になったあたりでユンピャーはヴェルグに出すお昼ご飯としてコンビニ弁当みたいなメニュー配分の料理を作り始め、他は外出用の服に着替えて行く。

2020年
03月15日
21:38

392: 忘却の亡霊

お茶会が終わり、昼頃になってヴェルグが工房に帰って来たら劣化バリスタンもコピペ姉妹達も居なくなってた
コタツの上に弁当が置かれており、置き手紙が残されている
読んでみるとちょっと外食してくるという内容であった
となるとこの弁当がヴェルグのご飯であろうか、そこそこ大きかった

ヴェルグ「お弁当の中身は何かなっと…」

2020年
03月15日
22:49

393: MI4989 削除

弁当の中身は……梅干しが乗った白飯、薄味な塩だれがかかってる厚い豚バラ肉を焼いたもの、ほうれん草のおひたし、茹でたニンジン、あといつぞやのレーション用の容器だったからかかなり温まった状態となっており緑茶も付いていた。

 

そのころ、劣化バリスタンとコピペ姉妹はというとリメイラタウン郊外のモールに来ていたが、彼女らはそこまでお金がある訳じゃないので安い店で食べることになった。

ユンピャー「(´・ω・`)……お金、そういえば船のメンテで持ってかれてたんだっけ」
ヤンピャー「ちがうよ、換金(為替)し忘れてUCをそんなに持ってないだけだよ」
ユンピャー「ランランが有り金をガチャで溶かしたわけじゃないんだ」
ランピャー「そもそもガチャがあるゲームなんてやってないんですけど……」

2020年
03月16日
00:16

394: 忘却の亡霊

ヴェルグ「………」ズズズ

お弁当を食べたヴェルグは緑茶をのんびりと飲んでいた
弁当は美味しかったらしく、ヴェルグも文句は無いが…ちょっと量が少なかった

ヴェルグ「………」もっきゅもっきゅ

仕方ないのでプリッツアの売店で売ってたサンドイッチを追加で食っていた

2020年
03月16日
12:53

395: MI4989 削除

しばらくするとユンピャーとその姉妹達が工房に戻って来た。
相変わらず髪型と服装違いのユンピャー達がわちゃわちゃしてるようにしか見えないがそれ以外にも瞳の色が違うようだ。……すぐに見分けられる気がしないが。
劣化バリスタンはどこかに帰ったようである。

ヤンピャー「船のメンテまだおわらないかな……」
コンピャー「そんなことよりもえっちがしたい」チラッ
ランピャー「暇だからバイオのRTAやってようっと」
ザンピャーと他2人「……」コタツに入ってぬくぬく

ユンピャー「あんたら、あんまり変な事しないでよ……」

2020年
03月16日
13:20

396: 忘却の亡霊

ヴェルグ「…oh…」

コピペ姉妹で埋まっているコタツを見て少し驚くヴェルグ
もうぎっちりと言うかみっちりと言うか…とにかく満杯なのである
仕方ないのでコーヒーを淹れながら椅子に座り、携帯端末を見始めた

2020年
03月16日
21:55

397: MI4989 削除

ヤンピャー「寒いから焚火して良い?」
ユンピャー「だめ」
コンピャー「サウナがあればそこでダラダラできるんだけどなぁ」
ユンピャー「ん、サウナ? そういえば前に風呂を掃除したとき制御盤見たらそんな設定があったような……」

コタツに入ってぬくぬくしていたコピペ姉妹だが、流石に寒いらしい。
そんなときに風呂場にサウナ機能があったことを見つけたらしいユンピャーはさっそく風呂場に行く。

ユンピャー「確か……ああ、あった」

どうやら風呂場をサウナ状態にする機能があったようだ。ここを造ったのは主にニュルン達なので彼女らはしれっと付けていた事になる。
……シュヴェシィナもサウナを使う事があるんだろうか。
そしてサウナがある事を知ったコピペ姉妹は風呂場に入って行った……。

2020年
03月17日
14:47

398: 忘却の亡霊

ヴェルグ「(´・ω・`)また知らん間に変な機能付いてる…」

とりあえずコタツに入り、緑茶を飲みながら煎餅をバリボリと食べるヴェルグ
そしてテレビを見始め、何かおもしろい番組はないかとチャンネルをいじった…

2020年
03月17日
21:23

399: MI4989 削除

ヤンピャー「あ、15時までにはメンテが終わるって」
ユンピャー「と言う事は食材を沢山使わなくて良いってことね」

テレビを見始めたヴェルグをよそにユンピャー達は朝のときと同じようにゲーム機を取り出して何か遊び始めた。
サウナ(風呂場)の中といってもササミミ達にとっては普通の室温なので快適なようだ。

2020年
03月17日
21:34

400: 忘却の亡霊

ヴェルグ「………」

煎餅をバリボリ食べながらぼんやり見ているとテレビが桜特集を流し始める
またプリッツアから花見の依頼が来るのかなとズズズと緑茶をすするヴェルグ
花見に便利なグッズも紹介されており、買おうかなとぼんやりテレビを見ていた…