【実はこんなことが】呟き舞台裏【ありました】


2020年
10月29日
20:18

【実はこんなことが】呟き舞台裏【ありました】

MI4989

このトピはボルカニクスや他次元の境界などの裏側でこのような出来事があったとか、準備中の内容とかの話を書いたりしたりするところです。
まぁ、ぶっちゃけいつも通りの呟きみたいな所です。


2020年
11月20日
22:20

1: レヴィドラン


~レムルオブケイオス~

 

混沌勢力が管理者に対しての戦力を整え準備を進める中、レヴィアーナはケイオーガが居る部屋の前にたどり着いた。
途中、途中ケイオーガが居る場所を混沌軍のロボに話を聞きながらではあったももの一つ気がかりな事があった。

レヴィアーナo0入り口の所で門番が居たけど普通に通してもらったわね…そりゃあ、元々は負のアークとしていたけどその割には敬意とか親切というか…そりゃあ、今は中立の立場だし、中立のアーク…?いや変ね、ええ変ね。というかケイオーガの奴どう考えても混沌軍からすれば一番上の立場の筈よね?何で誰もが簡単に教えちゃうのよ?まぁ、いいけど…


色々考えつつも、レヴィアーナはその重圧な扉を開ける。アークなので開けること自体は難なく開ける事は容易だった。そして待っていたのは―――

ケイオーガ『よくぞ戻ってきたな嫉妬のアークよまぁ、そこに座るがよい』
レヴィアーナ「そりゃどーも、それと何で私が座るソファー青色なのよ?」
ケイオーガ『偶然、であろう?』
レヴィアーナo0露骨ねぇ…

混沌軍の誰もが良く見る、巨体…ではなく人間サイズにスケールダウンしていた(アークだしこれくらい余裕でしょ)。ただ座る椅子は普段座っているのと変わりないようだ(スケールダウンはしてるけどね)。
レヴィアーナは向かい側にある青い大きなソファーに静かに座る。

レヴィアーナ「随分と友好的じゃない、元とはいえアンタらと同じ立場だったから?」
ケイオーガ『それも一つの理由、ではあるそれに例の蒼のアークにご執心のお前だ何らかの情報を持ってきたのであろう?』
レヴィアーナ「情報が早い事で・・・ほいっ」

懐から取り出した紫の結晶のUSBをケイオーガに投げる。それを難なくキャッチしたケイオーガは不敵に笑う。

ケイオーガ『ふっふっふっ・・・レヴィアーナよ、このUSBの中身、恐らくは管理者の潜む領域への直通のワープゲートと見た、何故我々に協力するのだ?』
レヴィアーナ「簡単な話、アイツは私のライバルよ、そんでもって管理者への私なりの嫌がらせね。ちなみにUSBは複数製造してるから他の勢力にも渡すつもりよ、文句とかは言わせないわよ、あんた等も管理者は放置できない存在でしょ?」
ケイオーガ『確かにな、我の野望を叶える為に管理者は明確な障害だ』
レヴィアーナ「あっそ…要は済んだし私はこれで―――」
ケイオーガ『まぁ待て』

いざレムルから出る為に立ち上がろうとした時、ケイオーガがレヴィアーナを呼び止め指をパチンと鳴らすとケイオーガの後ろの壁が動きそこにはあらゆる星系における最高級の酒類が揃っていた。ちなみに二人の間にあったテーブルにはグラスが二つ出てきた。

ケイオーガ『折角ここまでご足労したのだ。一杯飲むがいい』
レヴィアーナ「はいはいと…」

渋々と、酒類を確認しどれを選ぶか少し見た後ロマネ・コンティを一本取る。
それを確認していたのかケイオーガはお酒の【魔王】を取って互いに再び座ると扉が開くとそこには何故かアルカンタス調査部隊のデルゴンがいた。

デルゴン「ちょっと失礼するでー」

そういって手際よくお酒とワインを凄まじく手慣れた様子で注ぎ終え、何処からか取り出したスイッチをポチッとな☆すると先ほどの酒棚が出てきてパッパッと戻し何事もなかったかのようにスイッチを押して閉めた後、失礼したでーと言って出ていった。

ケイオーガ『―――我が野望を果たすために』
レヴィアーナo0あっスルーしないと疲れるパターンねあれ…「…管理者潰してアイツとのケリをいつか付けるために」

―乾杯―

カンッ…と静かな音が聞こえケイオーガは一気に飲み干し、レヴィアーナは静かに飲む。
片方は野望を果たすために、もう片方は管理者を必ず破壊し彼を取り戻してケリを付けるために

ケイオーガ『ふっ、流石は魔王だ。中々の味をしている』
レヴィアーナ「高級なだけあるわねー…」
ケイオーガ『ふむ…一つ聞くことがある』
レヴィアーナ「何よ?」
ケイオーガ『もし、もし我々混沌が彼をより本格的に狙うようになったら貴様は如何する?』

その問いに、静寂が訪れる。だがそれは一瞬でレヴィアーナから紫色のオーラが放出される。それが何を意味するのかケイオーガは想定していたのか不敵に笑っていた。レヴィアーナは残っていたロマネ・コンティを飲み干し何も言わず扉を開き、静かに振り返って一言言った。

レヴィアーナ【誰であろうと潰す】

そういって扉を閉めた。ケイオーガは静かに、レヴィアーナから受け取ったUSBを見る。これが管理者の居場所へ続く直通ルート、これを艦隊に共有すればより一層安定して攻め込めるだろう。しかし何よりレヴィアーナが言った言葉に呟くように独り言を言った。

ケイオーガ『嫉妬の、貴様が中立の立場になったのも頷ける。クロウよ聞こえるか、良きニュースを持ってきたぞとっておき、のな』

ケイオーガはクロウにレヴィアーナから貰ったUSBの情報を伝えそして全艦隊に共有する為に通信を繋げるのであった…

2020年
11月23日
23:01

2: エアロ


レヴィアーナから管理者の惑星までの情報がもたらされた。
ケイオーガは満面の笑みを浮かべクロウへ通信をつなぐ…

ケイオーガ『クロウよ、管理者の惑星までの正確なワープコードがもたらされた…
嫉妬が引き出したようだが我としては出処はどうでもよい。
これで管理者を葬り、
宇宙を我が物にするための一歩を踏み出せるのだ!
そなたらの健闘に期待するぞ』

クロウ<ありがたき幸せに存じます、ケイオーガ様。
早速全艦艇にアップロードし、かねてからの計画通り、
本隊以外は迂回ワープの後、
ヴォイドディメンションへワープを行います
このコードがあれば歪みの渦の中でも迷わずに行けることでしょう…>


データが伝送されたのに合わせ、
クロウは各艦隊にワープコードの伝送を行うように指示する。

各艦隊は100万隻単位に分け、
総勢10個戦闘艦隊が編成される。

第1艦隊 旗艦 オーターク(ソヴェリン級) 宙域制圧
第2艦隊 旗艦 ヘラシアーク(ソヴェリン級) 敵艦隊撃滅
第3艦隊 旗艦 ナイトハンマー(エグゼクター級) キスリル座乗
第4艦隊 旗艦 フルミナトリクス(マンデーター級) 地上軍支援
第5艦隊 旗艦 アービトレーター(エグゼクター級) 敵艦隊撃滅
第6艦隊 旗艦 ラヴェイジャー(エグゼクター級) 宙域制圧
第7艦隊 旗艦 ソヴェリン(ソヴェリン級) 敵艦隊撃滅
第8艦隊 旗艦 スプレマシー(ギガ級) 空戦隊母艦 地上軍支援 デルゴノフ座乗
第9艦隊 旗艦 デスポット(ソヴェリン級) 敵艦隊撃滅
第10艦隊 本隊 旗艦 インティミデイター(エグゼクター級、クロウ提督座乗艦)
デスギガスター 本隊に随伴

デスギガスターを中心に、10隻のスター・ドレッドノートと、
更にそれを囲むように無数の戦艦、巡航艦、駆逐艦、補助艦艇が並び、
その間を縫うように無数のデルシイナ、
艦艇型ベレロフォンが飛び交う。


混沌軍の無限とも言える生産能力により、
これらの戦闘艦隊及び地上部隊を用意しながら、
各資源惑星などに派遣される兵力・艦隊、
レルムの基地防衛戦力は維持されている。

圧倒的兵力を用意しつつも、
未知なる敵・管理者に対しての不安は消えない。
ADFからスパイを介して入手した情報も、
惑星内部のことまではわからないままだ…

キスリル「どんな奴らが待ち受けていようと、
私のサイスの錆にしてくれる…」
デルゴノフ「野郎共!上陸次第暴れるぞ!
こんな機会はめったにねぇ!」
デルゴン軍団『ウォオー!』

レムス「提督、圧倒的兵力ではありますが…
管理者はどのような搦手をしかけてくるかわかりません、
まずは慎重に行きませんとな」
クロウ「そのとおりだ、レムス殿。
最終的には管理者の惑星はデスギガスターで吹き飛すが、
おそらくそれをさせないように大艦隊か大兵力が待ち構えているだろう…
気を抜かずに行きたい所だ」

そしてクロウからの手順が伝わり、
各艦隊はそれぞれの迂回地に向けてワープに入るのだった。

【INFO】混沌艦隊は魔境勢からの奇襲回避のため、
迂回ワープの後集合する手はずです。


クロウ「ちなみにケイオーガ様、アルカンタス部隊は如何致しましょうか?」
ケイオーガ<きゃつらは放っておけ。連れて行っても戦力にならぬ>

~アルカンタス~

デルゴン「ぶぇっくし! …誰か噂しとるんやろか…?」
デルビン「気のせいやがな隊長」

2020年
11月27日
22:58

3: レヴィドラン


~天使軍本部~

管理者による襲撃を乗り越え、被害があった星系の復興をしつつも全域に発信されたホログラムの発信源が何処にあるのか判明したが悩ましい状況下であった。

マクレガー「まさか、ヴォイドディメンションの深層部からとは…」

不意にそう呟く、ヴォイドディメンション自体は何度も調査報告等があるため気には留めていたものの、その深層にあるというのがやや想像の上をいっていた。居場所は大体判明したのも束の間次なる問題点が浮上し悩んでいた。

マクレガー「ヴォイドディメンションは未だ解明されていない部分もある領域、仮に超長距離ワープドライブが出来たとしても目的のポイントに出るのは聊か危険が及ぶ、か…」


「随分と、お悩みの様子ね天使軍の総司令殿」

ふと突如聞こえた声に手元にあるコスモアックスを手に掴みつつ素早く振り返る。そこには壁に持たれるレヴィアーナがいた。気配も感じる暇もなくいつの間にかここにいたようだ。

マクレガー「嫉妬のアーク、レヴィアーナ、だな。一体どうやってここに?」

レヴィアーナ「そりゃあ神気を控えめに抑え込んで、気配もある程度消して入ってきたに決まってるじゃない」

マクレガー「…何が目的でここに来た」

レヴィアーナ「これよ」

そういって投げ渡してきた何かを咄嗟に受け取ったマクレガーは、手に取って何かを確認すると、それは紫色の結晶のUSBだった。

マクレガー「このUSBは一体何だ?」
レヴィアーナ「管理者の居る領域への直通のワープゲートよ」
マクレガー「―――!」

USBの中身を簡単に言ったレヴィアーナにマクレガーは驚愕し呆然と仕掛けたが、即座に切り替えUSBを端末に接続する。USBの中身はレヴィアーナの言っていた通りワープドライブのコードが入っていた。

マクレガー「何故、これを我々に?」
レヴィアーナ「簡単な話、アイツは私のライバルよ、そんでもって管理者への私なりの嫌がらせね。ちなみにUSBは複数製造してるから他の勢力にも渡すつもりよ。何せ未知数の相手だもの数は多い方が断然いい、じゃあ私は―――」
マクレガー「待ってくれ、一つだけ私個人として聞きたい」
レヴィアーナ「何よ?」

マクレガー「レヴィアーナ、一体何が貴方をそこまで突き動かしているのだ?」

その問いに、レヴィアーナは納得したかのように少し苦笑いしつつも振り返り―――

レヴィアーナ「アイツとのケリを付けたいってのもある。それにアイツの帰る場所をぶっ壊されたら色々と困るからしらねライバルだもの、まぁ分かりやすく言えば私の、ワガママ、ね」

マクレガーo0ワガママ、か…

そう答えレヴィアーナは何処かの勢力にUSBを渡すために再び転移し何処かへ赴く、それを見届けたマクレガーは、すぐさまUSBに入っているワープドライブのコードを編成中の対管理者の艦隊に共有するために情報部へ通信を繋げるのであった。

2020年
11月28日
16:53

4: レヴィドラン


~アークスシップ 3号機ソーン~

アークスシップ船団は嘗てない程の緊迫感に包まれていた。
突如として出現した管理者が仕向けた敵性存在フォーリナー、その被害は凄まじく今も尚各地、各惑星での復興作業が続けられていた。
その中でKドランもある惑星の復興作業を終え、一休みにアークスシップ3号機ソーンに戻ってきていた。

Kドラン『ふぅ…想像以上に各地での被害が酷い、1本だけの場所でもそれなりの被害があった何より…マスターの居場所は各勢力が掴みつつある、か…』

マスターであるレヴィがその管理者に攫われた。これは蒼の傭兵団としても痛く辛い事実だ。事情を知り救援に急いで向かった時には全て過ぎた後で何度も悔やんでいた。

Kドランo0けど仮に管理者の居場所を特定出来たとしても、そこまでの移動の過程、敵性存在の総戦力、何かしらのトラップ、ダメだ。想定しきれない…!

思い悩み、苦悩するさ中後ろから誰かの気配を感じ取る。しかも神気を感じる感覚に振り返った。

レヴィアーナ「流石、ハーレムドランと似てるだけ在るわね。悩み方も似てる事でと」
Kドラン『レヴィアーナ…!?何故ここにいるんですか?』

嫉妬のアークがアークシップ内に居る事に一瞬驚きはしたが直ぐに冷静に切り替え素早く距離を取る。そしていつでも武装を出せるように構えを取る。

レヴィアーナ「そんな警戒しないでよ、別に襲撃をするつもり何て無いっての」
Kドラン『…では、どのような理由でここに?』
レヴィアーナ「これよ」

投げ渡してきた物を受け取るKドラン、それは紫色の結晶のUSBだった。

Kドラン『このUSBは…?』
レヴィアーナ「管理者のいる場所に続くワープゲートのコードよ」
Kドラン『―――レヴィアーナさん、貴方は何故これを私に?』
レヴィアーナ「簡単な話、アイツは私のライバルよ、そんでもって管理者への私なりの嫌がらせね。ちなみにUSBは複数製造してるから他の勢力にも渡すつもりよ。アンタら(アークス)が一番忙しそうに動いてるみたいだし、Kドラン、折れるんじゃないわよ?仮にもアタシのライバルと似てるのよ?だったら猶更ね」

お前はこの程度じゃないだろう?そんな感じにKドランを少し見た後姿を消すレヴィアーナ、少し静寂が訪れたが後ろから聞こえてきた足音に気付き振り返る。

マトイ「ドラン戻ってきてたの?」
Kドラン『―――ええ、つい先程ねそれに…』
マトイ「それに?」
Kドラン『とびっきりのいい情報が入手出来たのでね、シャオの所に向かいますよ!』
マトイ「えっ?ええっ?ちょ、ちょっと何だか話が見えないよー!?」

駆け出すKドラン、何がどうなってるのか今一把握できないマトイは困惑しながら後を追うのであった。

Kドランo0そう、でしたね。マスターならこのような状況でも諦めなかった。僅かな希望を信じて突き進んだのですから、私にも出来ない筈がない…!

2020年
12月05日
15:21

5: レヴィドラン


~何処かの惑星 浜辺~

綺麗な青い月が海と浜辺を照らす美しい惑星、そこにレヴィアーナは一人目を瞑り、管理者を打倒するために動くアーク達を待っていた。
とはいってもそれぞれ代表者がである。

レヴィアーナo0少なからず私もだけど他の連中だって管理者の攻撃を受けて動いているのはいるコーンとかやる気満々だし、ワーザウィルに至っては戦う事前提で準備してるし、はぁ…正側の連中はこの宇宙を守るためって言ってたとはいえ…

バフォグリーズ「一人何を考えているんだレヴィアーナ」

レヴィアーナ「ん?その声バフォグrウワッ…」

「おいおい、我を見て即座にそんな顔をするな嫉妬の久しい再開であろう?」

考えに浸っていると、足音と聞きなれた声が聞こえ振り返るとバフォグリーズがいた。しかしオマケでワーザウィルまでいる始末、流石に条件反射で妙に嫌な声が出てしまった。

レヴィアーナ「はぁ…話じゃバフォだけの筈だってのに…!」

ワーザウィル「何を言うかこれほどまでに心躍る闘争を逃すはずが無かろう?」

レヴィアーナ「あー…そりゃそうよねぇー…!ゴホン、と、とにかく!負側のアンタ達に先にこれ渡しとくわよ」

そう言って負側のアークの人数分の紫色の結晶のUSBをバフォグリーズに渡す。そして渡された瞬間にそのうちの一つをワーザウィルが即座に手に取った。

ワーザウィル「ほほう、これで嘗て我が使役してた管理者のいる場所への一直線の道筋が入っていると、中々如何して愉しみな事よな。所で、嫉妬の何故貴様そこまで突き動く、平和などと幻想めいた事でもないのは見えて、否何となく理解できる。彼(蒼のアーク)であろう?」

レヴィアーナ「…強ち間違いじゃないわね、アイツは私のライバル、それだけよ」

バフォグリーズ「おぬしらしい事よな、昔と比べで断然と強くなったものだ」

レヴィアーナ「別に、私はただライバルを倒したい、から力を付けただけよ」

二人に背を向け青い月を見上げる。仮に彼がここに居たらこの光景を見たらどう思うのだろう、何と言っていたのだろうか色々な思考が、想いが巡る中誰かが降り立つ音が聞こえた。

ベルゼイラフ「到着なのだー!」

レヴィアーナ「ベルゼ、アンタが来るのね」

ベルゼ「フラクタリスがね、『彼女は敵味方関係なく管理者への道を渡している。平和を望む人々の欲望をレーダーにして迷うことなく寄り道せずに向かう事!』って言ってた!だからUSBちょーだい♪」

レヴィアーナ「まぁうん、アンタ欲望のアークだものね、色々な欲に釣られない為の防止と迷子防止でしょうね、うんどうぞ(遠目」

ベルゼ「ありがとー!それじゃあ・・・あっそうだった!」

何か納得して若干遠目になりつつも紫色の結晶の入ったUSBを一応嫉妬エネルギーで作ったリュックサックに入れてベルゼに渡す。
そしていざ飛び立とうとした時何かを思い出したかのように、リュックサックのチャックを開け一つだけ取り出しレヴィアーナに渡してきた。

レヴィアーナ「え、ちょ何で一つだけ渡すのよ?私の分はもうあるっての」

ベルゼ「ううん、実はね、ソルブレイズが何処にいるか分からないんだー隠居とかなんとか!」

ワーザウィル「ブッフォ…!」

レヴィアーナo0あの魔境リア充神ぃぃい…!?「そ、そうなのね、じゃ、じゃあ私が、わ、渡しておくね」

ベルゼ「ありがとー!と~うっ!」

まさかのソルブレイズ隠居中に付き、場所が不明という始末これにはレヴィアーナ嫉妬オーラ発生、ワーザウィルは思わず吹き出す始末(笑
飛び去ったのを確認した後即座に拳を軽くちょっとだけクレータが出来程叩き込む。ちなみにバフォグリーズは既に帰っていった。

レヴィアーナ「あっのリア充太陽こんっな緊急事態だってのに何処で油売ってるのよコンチキショウ!!!」

ワーザウィル「ふぅ、ふぅ・・・!ここまで純粋に笑ったのは久しい…!おっと、怒ってるようだが太陽の居場所はどことなく知っておる」

レヴィアーナ「ど こ よ ! ?」

ワーザウィルo0妙に食い気味だな、いや嫉妬のだから当然だが「惑星ダスドだ。場所までは分らぬがダスドである事は事実だ。があの魔境連中がいるのだ。必ずしもいるとは限らないぞ?」


そう聞かれると、レヴィアーナは軽く深呼吸をして気持ちを落ち着かせる。確かにソルブレイズにもUSBを渡す。対象ではあるので渡すのは明白だが、必ず惑星ダスドに居るとは限らないのだ。

レヴィアーナ「一旦、自分の領域に戻って一休みしてからソルブレイズの所に行くわ、流石にここまで移動し続けてばっかりだもの」

ワーザウィル「そうか、では一つ聞きたい事がある。」

レヴィアーナ「何よ?」

ワーザウィル「嫉妬の、お前は何のために管理者に挑む?絶えなき闘争か?更なる混沌を求めるのか?それとも平和という幻想か?」

その問いにレヴィアーナはゲートを開きつつ、迷うことなく答えた。

レヴィアーナ「私が管理者を破壊しようとするのは、アタシのライバルを横取りされたくないだけ、そんでもってアイツを打倒するのは私誰であろうと邪魔はさせないわよ」

そのままゲートを潜り、姿を消すレヴィアーナ、それを見届けたワーザウィルは体を震わせる。それは歓喜であった。

ワーザウィル「ふふ、ふっはっはっはっは!そうか!それが貴様の答えか!何とも愉しい答えだ!」

ならば!と天に右腕を上げるとワーザウィルからオーラが発せられ武装が展開される。

ワーザウィル「我も、我の望む答えを追求するとしよう!かつて我が使役した管理者よ!貴様らが破滅を求めるよ言うならばそれを上回る闘争にて全て覆そう!フッハッハッハッハ!!!」


青く照らされる月の元にてワーザウィルは嗤うのであった。

2020年
12月13日
21:55

6: レヴィドラン


~レムルオブケイオス~

レヴィアーナはある程度大きく動くと予想される勢力にUSBを大体渡し終え一度自身の領域に戻っていた。

レヴィアーナo0とりあえず渡せるだけ渡したけど、天使軍とアークス、混沌は確実に動くとしてアークは全員が動くとは、限らないわね

ベットに飛び込むように寝転がり、ソルブレイズに渡す予定のUSBを見る。惑星ダスドにいるという事実は明白しているため、拠点にしている場所さえ掴めれば後は渡すだけだ。

レヴィアーナo0何気にアークの中だとかなりリア充よねアイツ、ライバル(レヴィ)程じゃないけど妙にムカつく…

休みを挟まず連続でワープを繰り返していたため、エネルギーの回復も兼ねて目を瞑る。その際-――

レヴィアーナ「1時間後に起こして、ちょっとエネルギー回復するから」
眷属マキナガーディアン『はっ、了解致しました』

眷属にそう言った後レヴィアーナは眠りについた。1時間の休息後、管理者が動き出す前に出来る限りの準備を行うために…

【INFO】プロローグ前編レヴィアーナ編その1終わり!(バァン

2020年
12月19日
00:44

7: エアロ


~ADF本部セントラルベース~

レヴィアーナから管理者の惑星までの、
ワープコードを受け取ったマクレガー総司令は情報部に精査を命じた。
情報部長官にしてADF中央情報局:GIA長官のダグラス・カルマ伯爵は情報を受け取り、
部下に調査を命じる。精査は程なく終わり、
ウィルス感染もなくスパイプログラムも無いことが確認された。

カルマ「(情念を司る存在なのだから仕方ないとはいえ、
アークがこのような情報を平等にもたらすなど、ありえぬことなのだが…)
解析できたか?」

情報官「はい、閣下。懸念された要素はありません
総司令に報告してもよろしいでしょうか?」

カルマ「うむ、報告したまえ」

情報部からの報告がもたらされ、マクレガー司令官は早速戦闘艦隊の編成に移る。
ワープコードのアップロード作業も補給や編成と同時に行われる。

しかし問題となるのは艦隊の数だけではなかった。
ADFは直属の支配領域に防衛艦隊を配置している。
今回の艦隊派遣に際し、普段艦隊を駐留させているトラック、フォンドア、
アブレガド・レイ、ヴァルプターなどの泊地からも艦隊を引き抜いている。
だが各惑星・星系の防衛艦隊を全部引き抜いてしまうと、
ADF艦隊の再建そのものが叶わないものとなってしまう。
それを考慮した上でADFが用意出来た艦隊総数は500万隻。
3つの戦闘艦隊に分け、マクレガー総司令、モートン提督、ヤコブセン提督が指揮を執る。
留守の士気統括権はカルマ伯爵及びギルバート・パーク司令に移譲されることも決定された。

MS部隊もGN-X、ブレイヴ、アヘッドを中心に艦隊護衛兼宙域戦闘を主にする部隊、
グレイズ、レギンレイズなどエイハブ・リアクター搭載機を中心とする地上部隊に分けて編成。
戦闘機部隊はシュヴェシイナを始め空戦ロイド、ヴァリアブルファイター、
ヴァスティール、R-GRAY、R戦闘機など各種部隊を数個航空軍規模で配置。
海兵隊は各種砲撃車両、支援部隊を多数用意。
クォンタル中将が指揮を取り、一番槍で橋頭堡の確保を目指す。

マクレガー「苦しい作戦になることは違いない、だが各員の奮闘に期待するや大である!」
総員<はっ!>

決戦に向け、ADFは準備をすすめるのだった…


【INFO】ワシが書く補足ならぬ蛇足編、もう少し続くんじゃ

2021年
01月01日
00:00

8: レヴィドラン


~???~


何処かの地下施設の何処かのエリア、その中央に項垂れる様に動く様子のない美女・・・否女神化した青年レヴィの指がピクリと動きだし鈍くその瞼を開く

レヴィ「…っ…ぁ…?」
ここ、は…僕は、確か…あの、時に…体が、真面に、動かない…
腕に、足も何かに拘束されてる…!それに…!

レヴィ「…っ…!ぅ…!」
真面に体を動かす力が無い…脱出する程の力も沸かない…


???『目が覚めたようだなイレギュラー』

必死に体動かそうと僅かな力を振り絞ろうとするレヴィの元にガシャンと足音を鳴らしながら現れたのは赤い機体に、肩部にある⑨のエンブレム、ナインボール・セラフであった。

レヴィ「…っ…ぁ…ぁ…?」
何でナインボール・セラフが…ここに…?


疑問に思う中ナインボールはレヴィの目の前で止まりその瞳を見つめる。
そのカメラアイからは絶対的な敵意までもを感じ様な感覚に襲われる程であった。

ナインボール『イレギュラー、何度も繰り返したその力危険だ。今ここで―――』

腕部からパルスブレードを展開しレヴィの首元に向ける。否すでに皮一枚接触し僅かに血が垂れていた。しかし血は床に垂れる事無くパルスブレードの熱量で蒸発している。

ナインボール『即座に排除する事も即決で可能だ。…だが』

パルスブレードを解除し、ある程度下がった後再びレヴィの瞳を見る。

ナインボール『イレギュラー、お前の親族、そして仲間は必ずここに来るだろう。必ずだ。』

レヴィ「…ぃ…っ…ぁ…?-――っ!」
皆が、ネプテューヌ達が、姉さんと妹がここに…?だったら…猶更今だからこそ僅かでも力を振り絞れば…!

仲間が来る助けに来てくれる。その言葉にレヴィの心には希望が湧き始める。必ず来てくれると信じて今できる事をしようと今出せる力を限界まで振り絞ろうとした。しかし―――

ナインボール『故に、私はイレギュラー、その力を時空修正プログラム最終段階の贄にする』

その希望を握りつぶすように赤い使者がある何かを取り出す。それを見た瞬間レヴィは脳で理解するより前に本能的に理解した。理解せざる負えなかった。

【アレを取り付けられたら自分が自分ではナニクナル】

レヴィ「ッ――――――――!!!!」
マズイマズイマズイマズイマズイマズイ!!!!!考えなくても分かる!アレを取り付けられたら僕は、僕時自身が【壊れてしまう】!!!


必死に体を動かすもガチャガチャと音が鳴る程度になってしまう。それでも力を振り絞ろうとする。理由が何なのかは分からない、だがアレだけは絶対に避けなければ免れなければ其れこそ【世界が滅ぶ要因と化す】事だけはハッキリと理解できた。

ナインボール『力を持ち過ぎた者達』

空いている腕部でレヴィの頭部を固定し、何かをレヴィの額に近づける。それでも必死に顔を逸らそうと抗うレヴィ

ナインボール『秩序を破壊する者達、無限の成長を繰り返す者』

しかし無情にもそのナニカは―――


ナインボール『プログラムには、不要だ』


【レ ヴ ィ の 額 に 取 り 付 け ら れ た】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ああ"あ"あ"あ"あ"あ"あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ああ"あ"あ"あ"あ"あ"あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ああ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あああ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あああ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ああ”あ”あ”あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ああ"あ"あ"あ"あ"あ"あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ああ"あ"あ"あ"あ"あ"あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ああ"あ"あ"あ"あ"あ"あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ああ"あ"あ"あ"あ"あ"あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ああ”あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ああ"あ"あ"あ"あ"あ"あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ああ"あ"あ"あ"あ"あ"あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ああ"あ"あ"あ"あ"あ"あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ああ"あ"あ"あ"あ"あ"あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ああ"あ"あ"あ"あ"あ"あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ああ"あ"あ"あ"あ"あ"あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ああ"あ"あ"あ"あ"あ"あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ああ"あ"あ"あ"あ"あ"あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ああ"あ"あ"あ"あ"あ"あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”aAaaAAAAaaAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


時空修正プログラム最終段階発動

 

【INFO】平穏の時は終わりだ

2021年
01月01日
00:52

9: レヴィドラン


蒼き悲痛は咆哮と波動と成り、世界を次元を時空超え響き渡る。
それは破滅の始まりなのか、或は…

 


~レムルオブケイオス レヴィアーナの領域~

レヴィアーナ「ッあ!?」

突如として頭に響く波動と咆哮に休息していたレヴィアーナの意識は一気に覚醒しその衝撃が想像を超える一撃なのかベットから転がり落ちる。
しかも頭痛もあり必死に堪えつつ、先ほどの咆哮と波動に感じたエネルギーが誰が発した者なのか即座に理解し冷や汗があふれ出していた。

レヴィアーナo0やばいやばいやばい…!今のエネルギーいえ、アークの波動間違えるはずが無い間違いない管理者やりやがった…!!!!アタシのライバル(レヴィ)蒼のアークの力を強引に―――

マキナガーディアン『レヴィアーナ様!全宙域の全域に何らかのカウントが目撃された模様です!』

レヴィアーナ「ッ…!?カウント!?…!まさか!?」

咄嗟に手元に用意してある一般人になりきる際に利用する端末でSNSを即座に確認するとそこには#謎のカウント #赤色のカウント
等のタグが数百万を既に超えていた。そのツイートの中で適当に動画を確認すると、空にノイズが走ったかと思えば【10:00:00】の赤色のカウントが現れ次の瞬間にはカウントが減り始めた。
無論同様の動画は一件だけではなく何百万と今も尚増え続けていた。
その動画を見てレヴィアーナは確信した。
管 理 者 が 最 終 段 階 を 発 動 さ せ た と…!

レヴィアーナ「もう、時間は残されていないって訳ね…しかもさっきの咆哮恐らくアークのツイート枠でも…!」

即座にラ〇ンの所を確認するとやはり他のアークも先ほどの波動と咆哮を感じ取っていたようだ。時間差は有れどどうやら誰もが聞いた事は紛れもない事実のようだ。
それを見て、レヴィアーナはある決断を決める。

レヴィアーナ「時間はあまり残されてない…ハッ、何千年ぶりかしらね、あの場所を使うのは…!」

ある場所へワープゲート開いたレヴィアーナは急ぎその場所へ向かう。

終末(修正)へのカウントダウンは始まった。それは何人たりとも止める事は敵わず、世界は一つの結末へと進み始めていた。

【INFO】プロローグ前編終わり!(バァン! 後編の内容は後程!

2021年
01月05日
22:15

10: レヴィドラン


~神聖領域 名も無き円卓~

正、負、関係なくアークのみが入る事の出来る神聖領域、そのとある場所にある【名も無き円卓】かつて数千年前にこの次元が厄災と呼ばれる存在が滅ぼそうとした際に使われ、それは太古から変わる事のなかった装置であった。

そこに空間の切れ目が発生し、ワープゲートに変化し出てきたのはレヴィアーナであった。何処か懐かしさも感じつつも、ある装置を探す。

レヴィアーナo0ここに来るのも、何千年ぶりかしらね…あの時は誰が起動させたのかしらね。「っとこれね…」

少し探すと、円卓の前にある太古の文字が描かれた装置を見つける。シンプルではあるが、装置に触れアーク特有のエネルギーを送る事で発動される仕組みであった。レヴィアーナは迷うことなく触れようとして、寸前で手が止まった。

レヴィアーナo0仮にも数千年の間使われなかった装置、真面に作動するか不明、もしかしたら動かない可能性だってある。それに、今の私達は数千年前と違って少なからず変わっている。私自身も、その一人よ。それでも誰かは応えるとは思う、だけど、もし―――


―もしも、応えるアークが居なかったら?もし私一人だけだったら?―

レヴィアーナ「――――」

そんな一瞬の気の迷いがあったのか、手を戻そうとするが直ぐに止まる。今更止めるという考えなど既に無い一瞬迷った自分に思わず苦笑いが出る。

レヴィアーナ「何で今更躊躇ったのかしらね…思えば最初にハーレムドラン、いやレヴィドランに会ってから随分変わったわね、私は何よ、全然少なからず所かかなり変わってるじゃない―――…」

目を瞑り思い返すは、彼との出会い、その行く末を見つめ、そして戦い、あと嫉妬爆発させたりした日々を送った。そして一度きりと思っていた彼の、レヴィドランの奪還を今一度―――

レヴィアーナ「ふふっ、一度だけの借りをこっそり作るつもりが二度目になるなんてね、世の中何が起こるか分からないものよ。さてと―――

レヴィアーナは今出せる神気を全力で放出し、拳にため込む、狙うは当然装置の発動である。この時、こんなバカ(管理者破壊)な事をする人等いるのだろうか。否、いる少なくとも"彼女達"は自分と同じバカなのだと―――


レヴィアーナ『さぁ!たった一人の男を救う為にバカげた事(管理者破壊)をする大バカ共(ネプテューヌ達&姉ドラン達)と同じこと考えてた大バカな神様(私)のこの意地(緊急招集)に応えろぉおおお‼‼‼』

全身全霊で振り下ろされた拳は装置に直撃し、ガゴンッという音が鳴った直後、紫色の光が複数出現し様々な場所へ飛翔するのであった。
愚かだとしても、無謀だとしても、それでも往くと決めた者達の意地を抱きながら…

【INFO】ここからは他スレ状況見て書く予定、割と早い場合や遅い場合も有り(※マジです)

2021年
01月07日
23:08

11: レヴィドラン


瞳を閉じて待つレヴィアーナ、誰が応えるかは分からなない中不意に暖かくも激しいエネルギーを感じ取り瞳を開くと正側のポータルが開き現れたのは、太陽のアーク、ソルブレイズであった。


レヴィアーナ「一番乗りがアンタとはね、正直驚きよ」

ソルブレイズ(ヴェルグ)「確かに招集には応じたが、条件を飲むのは説明次第だぞ?」

レヴィアーナ「そんなのは百も承知よ、でなけりゃこれ(名も無き円卓)使わないっての…ん?」

負側のポータルを確認すると今度は荒々しいエネルギーと共に出てきたのはワーザウィルだった。しかも明らかに何かしらの愉しみを待っている雰囲気が明白に感じていた。

ワーザウィル「ほぅ、我がいの一番かと思ったが中々如何して珍しい事もあるようだな」

レヴィアーナ「正、負関係なしの場合じゃそうなるわね、負側じゃアンタが一番乗りよ。ていうかよく応えたわね」
ワーザウィル「無論だ、このような愉しい事をこれ程までに心が躍るのだ。放置するはずがなかろうて?それに―――」

ソルブレイズ「……」

ワーザウィル「久しぶりに会う者もいるからなぁ?」

レヴィアーナ「ちょっと、今はそれどころじゃないからやめいっ」

一瞬空気が変わろうとしたが即座に間に入って即座に阻止する。ちなみにソルブレイズはこいつ(戦闘狂)も応えるとかマジか…っとちょっと思ってたりなかったり…其れは兎も角、レヴィアーナは左右のポータルを確認する。しかし何かしらの変化が無く、しかし応えず一人で力を二柱のアークが来ただけでも良いと考え、いざ本題を真っ先に話そうとしたその時であった。正側、負側ポータルが複数開き様々なエネルギーを感じ弾かれるようにそれぞれを確認する。


ベルゼイラフ「到着なのだっー!」

フラクタリス「まだ、緊急の会議は始めってないようですね。遅れなくて良かったです」

ウィズダム「ええ、先ほど感じた波動、その直後の緊急招集ただ事ではない事は事実です。」

ニェーバ「その通りだな、所で、スティグマ何故そんなに汗を書いている」

スティグマ「ぜぇ…ぜぇ…!んなの分かっとるやろに…!あんなの聞いて落ち着けるかいっ!」

ブレイダイン「だが、少し焦り過ぎだ。気持ちは分かるが少し落ち着くべきだ」

ドストレックス「そうは言うがブレイダイン、あの咆哮と波動、我々とて僅かとはいえ冷静ではなかった筈だ。」

アヌビス「確かに、あれ程の恐ろしき咆哮に邪悪な波動、封印のが焦る理由はあるであろう」

正側のアーク、そして―――

コーネ「くくくっ…!あの波動、それに咆哮が聞こえた直後の緊急招集やはり、貴様も関係してるか嫉妬のッ…!」

アルケア「滾っとる場合か怒りの、状況は聞かんとな来た意味がないぞ?それに、あの咆哮に波動は背筋が凍ったのは久しぶりだわい…」

ラスティ「レヴィアーナちゃんが何千年ぶりにここ(名も無き円卓)を発動させる程の理由があるはずだもの、でなければ使わないわよ」

バフォ「であろうな、それにあの波動を感じてから、体に感じる絶望の感覚、我としても気にはしていたがな」

ティエンディー「嫉妬のがここ動かすほどの理由、恐らくは…」

サイクロプス「…ネムイ、が話は聞いとかんと安心して眠れん…」

ケイオーガ「ほほぅ、思いのほか嫉妬のの招集にこれだけ応えるとは、否あの咆哮に波動を感じ、その後のこの緊急招集だ。応えない方が可笑しい話であったか」

負側のアークが一気にポータルから出てきて招集に応えたのだ。
レヴィアーナは正直なところ一人でも応えてくれれば良い方であったのだ。ここまで集うのは予想以上であった。

レヴィアーナ「―――アンタ達、何で、私の緊急招集に、応えたの?」

気付けが不意に、そんな事を口にしていた。
それにワーザウィルが愉しげに笑う前にラスティがレヴィアーナの手を握って優しく声を掛けた。

ラスティ「確かに、全員が必ずしも応えるとは限らないそれこそ誰も答えなかったかもしれない、けどねレヴィアーナちゃん、皆それぞれ目的や狙いは違うけど共通の敵である管理者を倒すために動いてるのよ?だからあの咆哮や波動だって管理者が何かしら関わってる可能性があるって分かったのよ。何人かはだけど…(バフォ:ォィ)…オッホン!だからね、宇宙の崩壊の可能性があるから起動させた緊急の招集に応えない訳にはいかないじゃない?」

レヴィアーナ「―――…そりゃそうよね。応えなきゃ宇宙がヤバイものね…―――(ありがとう…※小声)」

ワーザウィル「む?嫉妬の、今お主素直に感-――」

レヴィアーナ『さぁて!時間が惜しいから手短に緊急会議を始めるわよ!無論前置きなしの本題からよ!!!!ほ ん だ い か ら よ!!!!』

ワーザウィルo0コヤツしれっと誤魔化しおった

ソルブレイズ「……」

ソルブレイズもといヴェルグは思った。「俺波動とか咆哮とか全然聞こえなかったんだけど…」だが決して口には出さなかった。空気はこれでも読めるのだ。それともただ運が良かったのだろうか?とも何となく思ったようだ。

アークは此処に集う、嫉妬の願いに応え各々目的、野望は違えど同じ共通の敵を管理者を討つために…

[INFO]本題説明は明日仕事終わってから、故に分割でsゲボッハ!(血吐き

2021年
01月09日
00:25

12: レヴィドラン


レヴィアーナは改めて緊急招集に応えたアーク達を確認する。
全員が目的は違えど共通の敵の撃破のために集ったのだ。故にこそレヴィアナは伝えるべき本題を持ち出す。

レヴィアーナ「単刀直入に言うわ、蒼のアーク、レヴィドランが完全に暴走したわ」

そう告げると驚愕する者、予想外なのか驚く者、困惑している者、焦っている者と様々であった。しかしレヴィアーナは続けてそれ以上の事を告げる。

レヴィアーナ「まぁ当然だけど暴走だけ、なら精々都市がヤバイ程度、これを(名も無き円卓)使う理由にならない、だけど蒼のアークは今までのアークと異なって最悪宇宙全域規模の可能性を持ってるわ」

スティグマ「ま、待ってくれ!レヴィドランはんは一度暴走しかけたけど自力で乗り越えたはずや!何でまた暴走を起こしたんや!」

レヴィアーナ「確かに、スティグマの言う通り本当ならもう暴走する事なんてあり得ないのよ確実にね、けどそれを無理やり促したのがいる」

ケイオーガ「―――管理者か、ならば我々の領域で確認できたカウントも関係している訳だな?それに管理者の居場所はヴォイドディメンションの深層の先だ。時空の歪みが激しい場所を通じてあれ程の咆哮だ。余程促したと考えられるな」

レヴィアーナ「ええ、どうやってかは分からないけど暴走を極度に促した可能性が極めて高いわね。それと、蒼のアークを長期にかけて調べた一人の女性がいたのよ。そいつが持ってるデータで予測される暴走の段階を教えてくれたわ、その段階は4つよ。時間も惜しいから3つの段階は除いく、その最後の段階、つまり最悪の事態だけど―――」

 

―この宇宙は、いいえ、次元自体が跡形もなく喰い尽くされる―


その言葉に流石に全員が驚愕する。もしも暴走の最終段階に至った場合、宇宙自体所かその次元が跡形もなく喰い尽くされるという結末であった。
しかし意外にも直ぐに冷静になったワーザウィルがある事を聞いて来た。


ワーザウィル「成程な、だが嫉妬の、蒼のアークの暴走は管理者が強引に促したと言ってたな?そうなれば自然と何かしらのからくりがある筈だ。それを粉砕すれば暴走は止まるであろう?」

レヴィアーナ「確かに暴走の原因が何なのか判明できて、止める手段があれば確かに止める事は可能、かもしれないわね、けど…正直な話ここにいる全員で暴走を止められるか分からないわ」

ベルゼイラフ「えっー!?わたしたち全員で止めるか分からないのっー!?」

レヴィアーナ「蒼のアークの暴走は完全に未知数なのよ。それにレヴィドラン自体何度も死地を乗り越えたのよ、恐らく苦戦は強いられる事は確実よ。それに管理者自体、レヴィドランを排除しようと動いていた。ひょっとしたらあのカウントは其れも含めた可能性もなくも無いわ。そうなると上手く暴走と止められる確率は、極めて低いわね」


管理者による蒼のアーク、レヴィドランの暴走を促した原因が判明すれば暴走を止める事が可能ではあるが、その確率は極めて低い事も告げる。
それでもレヴィアーナの覚悟は揺るがなかった。
全員の前で頭を下げ自身の真っ直ぐなお願いを告げる。

レヴィアーナ「それを踏まえて、言わせて。当然無理強いはしないわ、これは私の、純粋なワガママよ。―――…お願い管理者の破壊手伝って、何があるか全部が不明だけど、それでも私達が住んだこの世界(AFE次元)守りたいの、そして…蒼のアークの暴走を、レヴィを、アタシのライバルを助けるのも手伝って!!!」


そんな純粋な願いに―――

ケイオーガ「元よりそのつもりだ。管理者の破壊は元々我々にとって大きな障害であるからな」

レヴィアーナ「ケイオーガ…」

ケイオーガ「だが勘違いするなよ嫉妬の?我の目的は宇宙の支配だ。故に管理者が邪魔なだけの話だ。当然蒼のアークの暴走を止めるのも我の目的の妨げになるから、我々(混沌軍)のやり方でいかせてもらうぞ?」

レヴィアーナ「―――それでもかまわない」

ケイオーガ「ふっ、我は先に戻る少し席を外すと言ってた故な」

ケイオーガがポータルを開き元居た場所に戻ってゆく、それを切っ掛けに―――


ウィズダム「私達はヒーロー達に呼びかけを行うわ、宇宙の危機よ?協力は惜しまないわ急ぎましょう」
ブレイダイン「ああ、レヴィアーナ、必ず彼を取り戻そう!」
ドストレックス「うむ、決戦の地でまた会おうレヴィアーナ」

ベルゼイラフ「お菓子とか食べられなくなるし欲しい物が手に入れられなくなるの嫌だから私も手伝うよー!フラクちゃん、準備始めようよー!」
フラクタリス「ええ、皆さんお先に失礼しますわ」

スティグマ「ワイも、何とか蒼のアークの暴走を止める手段を探すで!ニェーバちょっと手伝ってくれ!」
ニェーバ「ああ、レヴィアーナ私達も私達が出来る事を成そう」

アヌビス「嫉妬のアーク、レヴィアーナ貴方の意思確かに受け取った。私も私が出せる全力で力を貸そう、私も眷属達に呼びかけ戦の準備を行う」


アルケア「ゴポポ、状況は分ったわい、こっちもワシの配下達を率いて協力する。が、ワシの目的は腐敗を広げる事、それは忘れるでないぞ?」

コーネ「私は、戦えればそれで良い!嗚呼っ!この胸に躍る高揚感その時が楽しみだぞ嫉妬の!ハッ…ハハハハハ!!!」

バフォ「…我の場合は絶望をかき集める事だ。管理者の潜む場所は恐らく必ずどこかしら絶望が漂うだろう。それだけだ」

ティエンディー「目的は違うが、共通の敵がいる、ならば一時的だが共闘戦線だ。嫉妬の」

サイクロプス「休息を妨げる敵を排除するまで協力する。蒼のアークの暴走は…ある程度は協力する。睡眠の妨げは除きたいからな」


次々と各々が目的を果たすために行動を起こし始める。そして気付けば残るはレヴィアーナとソルブレイズとワーザウィルであった。

ワーザウィル「嫉妬の、我は戦が出来ればそれでよい嘗て使役した管理者との戦、そして規格外の暴走した蒼のアークとの闘争、愉しみで我はたまらん故に、邪魔はするなよ?」

レヴィアーナ「元より、管理者の破壊、それとアタシのライバルの暴走が止められるなら構わないわ」

ワーザウィル「フッ…!やはり変わったな、嫉妬の」

愉しげに笑いながらワーザウィルはポータルに入り戦の準備をするだろう…そしてレヴィアーナは結晶の付いたUSBを取り出しつつソルブレイズに声を掛ける。

レヴィアーナ「ソルブレイズ、アンタはどうする?さっきも言ったけどアタシは無理強いするつもりは無いわ元々隠居中だったのでしょ?…だけどもし、協力する気がちょっとでもあったらこのUSBを受け取ってこのUSBの中には管理者のいる場所への一直線のワープコードよ。別に断っても構わないは当然、文句も言わないわ。これは私の、ワガママだもの」

2021年
01月09日
03:03

13: 忘却の亡霊


ソルブレイズ「……いいだろう、世界レベルの危機とあっては隠居がどうこう言ってられない」

そう言ってUSBを受け取り、手のコネクタに挿してワープコードを解析するソルブレイズ
そして進化して尻尾が生えてきた、ヒートロッドのようにしなる尻尾だ

ソルブレイズ「火力しか能のない火力馬鹿だが、このソルブレイズ、手を貸そう」


2021年
01月09日
13:45

14: レヴィドラン


レヴィアーナ「寧ろそんな火力馬鹿が有難いわ、ありがとソルブレイズ」

ソルブレイズ「ああ、お前はどうるすんだレヴィアーナ」

レヴィアーナ「―――アタシは蒼の傭兵団と所に合流して、一緒に管理者の所に乗り込むわ、その時色んな武装戦力とかにも呼びかけを行ってちょっとでも戦力確保するつもりよ、無論無理強いせず、そいつらの判断に任せる形に、ね」

ソルブレイズ「変わったな、お前はレヴィドランが影響したか?」

その問いにレヴィアーナは苦笑いしつつも、蒼の傭兵団が居る場所にポータルを開きつつ振り返りながらこう言った。

レヴィアーナ「変わったわのでしょうね、私も少なからず自覚してたもの、アンタもそれなりに準備しときなさいよ?今回の戦い一筋縄どころじゃないからね」

そう言ってポータルに入ったレヴィアーナ、ソルブレイズも思わず笑みが浮かびつつも、名も無き円卓に行く際に入ったポータルで戻って行くのであった…

2021年
01月24日
22:47

15: エアロ


蒼のアークの波動…それはアークはもちろん、
全ての勢力を動かしうるには充分な物だった。

各勢力はそれぞれの思惑を超え、宇宙のために動き出す…

~レルムオブケイオス~

Imperial March Rise of the Skywalker.ver


円卓から戻ったケイオーガはデスギガスターの玉座に座し、
混沌軍に号令を下す。

ケイオーガ「勇猛なる混沌軍の将兵よ!
先ほどの咆哮、そして時間表示…管理者がこの宇宙を滅ぼすための一手を打ったようだ…
もはや一刻の猶予もない!全軍ヴォイドディメンションへと突撃し、
管理者をこの手で破壊してくれよう!各員の奮闘に期待するや大である!」

混沌軍総員\おおおぉおおおー!ケイオーガ様に栄光あれー!/

混沌軍は鬨の声を上げ、兵員を満載した戦艦、宇宙母艦、揚陸艦、巡航艦、駆逐艦、輸送艦が発進準備を整えた。
さらに、負のアークと配下であるヘレティック・アスタルテスも出撃の用意を整えた。

憤怒のコーネとワールドイーター。
腐敗のアルケアとデスガード。
変化のティエンディーとサウザンドサン。
色欲のラスティとエンペラーズチルドレン。
絶望のバフォグリーズとミザリー・ディサピアレンス。
虚無のサイクロプス。

一万年戦い続けているアスタルテス達にとっては戦場こそが存在意義。
主の恩寵を広めるべく、管理者の惑星に向かう…

旗艦インティミデイターにて、クロウ提督は全艦隊の戦闘準備が整ったのを確認した。戦闘になれば多くの損害が出るだろうが予測済みだ。
デスギガスターにもある程度の兵員・物資の生産能力がある。
ギリギリのラインまで消耗戦も許容しうるだろう。

クロウ「総員戦闘配置!目標ヴォイドディメンション!
管理者を破壊し、ケイオーガ様の威光を知らしめてくれようぞ!」

デルビン「アイアイサー!各艦発進!」

すでにワープコードのアップロードは完了しており、
混沌軍戦闘艦隊は経由地からの一斉ワープを敢行する。
全ては宇宙を支配するために…


~ADF本部セントラルベース~

先ほどの蒼のアークの波動、それはADF本部にも届くものだった。
マクレガー司令は直ちに編成した戦闘艦隊の発進準備に移る。

マクレガー「蒼のアーク…彼自身を取り戻すのは蒼の傭兵団の仕事だ…
我々ADFはその障害を取り除くのが仕事だ!
各勢力から応答は?」

情報官「総司令、既にFPSFが発艦用意万端です!
アークスシップ船団もワープの用意ができております!
コズミックアークもヒーロー部隊を編成中とのことであります!」

マクレガー「うむ、我々も遅れてはならない…時間は限られているのだ」

マクレガー司令が見上げるモニターには

【10:00:00】

という時間表示がなされている…蒼のアークの波動と同時に浮き上がったものだ。
これが何を示すか…結論は一つだ。


宇 宙 は 終 わ る


最悪の事態を回避すべく、ADF艦隊は動き始める…


~コズミックアーク~

アークに戻った3アークは三神官にヒーロー達への出撃の号令を行う。
三神官の呼びかけに応じ、ヒーロー達は宇宙各地から集まってくる。
用意された艦、そしてレヴィアーナのもたらしたUSBワープコードにより、道は開けているが戦力を編成しなければならない。
動き出すには時間がかかるだろう…
【INFO】後から応援参戦のフラグです

分割じゃ!

 

最終更新:2021年02月24日 21:15