Tsyhuvletsiirnya系

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空飛ぶ女、という意味での総称でしかないがために分割するハメになった。

目次


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Bellelophone-1-III/Bellelophone-1 Tsyhuvletsiirnya(シュヴェシィナ)

学名:サル目ヒト科┬ドウアカミミヅノヒト亜科┬キコウヒト属Aestate occasu(西の夏)
         │            └キコウヒト属Saevis acus humani(獰猛な針の人間)
         └ウチュウヒト属Sordibus Flammarum(炎の汚染)
気になるお値段:8,800,000UC(武装・装甲・発動機・経験ナシ)から平均200,000,000UCくらい
共通設定:
通称シュヴェシィナ。ドミニクらの居た次元群ではカラスのような存在。所謂イヌやネコと並ぶ馴染み深い動物。なんかやたら長い名前なのは昔付けられた名称もそのまま使っているからである。一番後ろが最新。
女性らしい姿をもった機械兵器。外殻である鎧や発動機や武装翼は脱げる。中身は腰に尾のような巨大な金属翼、頭部にいくつもの金属質な角を生やしたヒトの女性のような生き物。外殻は大して重要ではないようで、より重い火器を扱う際にはその重さに応じて外されていく。鳥のような鳴き声で同型機と会話を行う。地域によって習性と扱いがかなり異なり、空飛ぶ女程度の認識の地域もあれば、見つけ次第殺すべきという地域もある。
見かけにしては意外にステルス性が高く、レーダーで見つけるには慣れが要る。また、多くのシュヴェシィナが身体より後、背中側に発動機を取り付けているため熱源探知による索敵でも見つけ難く、レーダー索敵の熟練でもなければもっぱら目視による索敵が最も無難である。
一応ドミニクに言えば捕まえて来てくれる。が、値段は物凄く変動する。
気に入らない個体をつかまされても返金はできない。噛み付かれても保障はないし、それによって未知の病気や感染症にかかっても提訴できない。
似た名前でこれより強力なシュヴェツィナとさらに高い性能をもつツュヴェツィナが存在する。
この怪物をパクった模倣した駄作兵器やゴミ同然の試作機は結構あり、軽攻撃機であるCal-101A1もその一つである。
+ ちょっと面倒というかあんまり重要じゃない設定
シュヴェシィナの生活史
彼女らは基本的に子供を知らない者に見せない為、発見以来から長らくちゃんとした記録が無かった。この子供の扱いはBellelphone系に共通する習性であり、またシュヴェシィナは間引きする習性が無いと思われていたが比較的基準が緩いものの間引きする習性がある。
発生から生後6ヶ月(標準時間)まではヒトよりも長い授乳期間となっている。シュヴェシィナに限らず金属骨格を持つ哺乳動物の母乳には栄養素として多量の金属が含まれており、多量の金属を必要としない生物にとっては重金属中毒を引き起こす毒物である。
授乳期を過ぎると腰にヒートシンクが生え始め、生後12~15年までヒートシンクが伸び続ける。ついでに乳歯も生え始める。乳歯は僅か一ヶ月で生え揃い、生え揃うと母親は兵器の残骸なども食べさせるようになる。この乳歯はダイヤモンドと似た構造でダイヤモンドカッターや岩盤掘削ドリル刃並みの硬度を持ち、これで強力な装甲やエンジンシャフトやサスペンション、ブレーキダンパー等もバリバリと噛み砕き、金属を溶かす唾液で溶かしながら咀嚼していく。
生後2年が経つと武装翼と発動機が生え始める。この武装翼は成長中は取ることができないが生後10年前後になると取り外せるようになる。
生後5年ほどでやっと耳の後ろにアンテナが生え始める。言葉を覚え始めるのもこの頃からだ。アンテナが生え始めるころには永久歯も生え始める。この永久歯はダイヤモンド構造のタングステン鋼で出来ており、乳歯以上に高い硬度に加えて凄まじい靭性も持つ。
武装翼と発動機を外せるようになったらシュヴェシィナの言う大人であり、生殖器が発達し女性らしい身体付きになり始めるのもこの頃。一部のシュヴェシィナはより大きく強力なツュヴェツィナへ成長することもあるがこのタイミングと要因は不明である。
子供シュヴェシィナの写真はシュヴェシィナの習性の関係で撮影されておらず、今でも絵本の挿絵に描かれているもののみである。(例として“小鳥のブロペニュ”のブロペニュは7歳のシュヴェシィナである)子供シュヴェシィナの特徴の一つとして身体が常に発光しているという特徴があるそうだ。
およそ10歳になるまでに任意の金属を多く摂取させる事でその金属の骨格を持ったシュヴェシィナに育てる事が可能だ。しかし水銀やアダマンチウム等の常温で液体の金属を摂取させると成体でも死んでしまうことがある。どうやら彼女らにとっては液体金属は毒のようだが、現在までにその具体的な致死量は不明である。Saevis acus humani系はその液体金属に対する耐性があるようだが……。

シュヴェシィナの種類
“シュヴェシィナ”はそれだけで内部構造が微妙に違うのが4種類もいるややこしいものである。そもそも語源であるシュヴェィリツィル地方でよく見られた空飛ぶ女の子達ですら2種類居た。
というか現在でもただの空飛ぶ女という程度の意味で総称である。

Sordibus Flammarum(炎の汚染)系
かつてはシュヴェシィナといったらこれだったが、現在ではシュヴェシィナと同類とは思われることはない。EN兵器適性が異常に高く、必然的にEN兵器中心である。宇宙棲シュヴェシィナとも呼ばれる。
アンテナとヒートシンクは1対2本ずつ。無重力下で過ごした人類のように細い身体である。身体の強度が結構低いが体表に昆虫や甲殻類のような甲殻を生成するのが特徴的。ナノマシンのような挙動を示す万能細胞によって触れた物を鎧としたり武器とすることも出来る。この性質から以前は殆どのシュヴェシィナの祖先であると言われていた事があったが、水棲シュヴェシィナは魔法とも呼べる超科学、陸棲シュヴェシィナは念力によって同様の事をしていたことが判明したため今では否定されてる。上位となる大型Sordibus Flammarum Bellelophoneと共に居ることが多い。アリやハチに見られる社会構造をとっていることで知られ、基本的に生殖能力を持たない――と思われていたが、群れから離れると生殖能力が発現するのでなんらかの手段で生殖能力を抑えられているようだ。

無装甲Type11系
あれ、Type11って皮膚下に装甲があるのに“無装甲Type11”って? いいえ、Type11の本当の特徴は“尋常じゃないEN及びTE兵器耐性”です。というか皮膚下の堅牢な装甲は量産型Type11の特徴です。でもType11系なのでこんな表記に……。所謂、Type11並みに力が強くてEN兵器に凄い耐性を持ってるシュヴェシィナ。何故か地上型のType11よりも少し大きい200cm前後の身長が殆ど。Aestate occasu Bellelophoneにもちゃんと雄型が居るのに何故か雄型がいない。地上に棲むType11と雄型を共有してるのだろうか。
見かけは他とそんなに変わらないが、耳に付いてるアンテナが3対6本で腰の短いヒートシンク合計3対6本が重なるように密集した配置が有力な識別ポイント。身体は大きめが多いのにヒートシンクは短く、さも小鳥の尾羽みたいでかわいい……かもしれない。これ以外のシュヴェシィナはEN兵器が効くという中でこれだけ異常なEN兵器耐性があるため、一時期は「おっぱいの大きさ」で見分けるという識別法があり、「量産型Type11と軍属や貴族階級のType11は大きいけど、多くの改造元であろう庶民階級のType11は貧乳だよ」という指摘があるまで新兵向けのマニュアルにも載ってしまった時期があった型である。他のシュヴェシィナ系とほぼ同じ時期から居るのに量産化される気配のない不思議な型でもある。
基本的にふわふわと徘徊し、廃墟や民家や建物に住み着いたりする。何故か人里近くにしか徘徊しないのでシュヴェシィナだけの村は少なくとも陸上には存在しない。逆に言えば陸上で彼女らを見たら追跡する事で人間が居る集落を見つけることが出来る。陸棲シュヴェシィナの特性として、食べるものに困らない程度に豊かで温かい人たちで構成された集落や地区に棲み付くというものがある。飢饉に襲われたり、人の構成が変わったりすると何故か居なくなる。
武器や兵器や鉱石を収集する習性があり、それらをまとめて置いてある場所はシュヴェシィナの巣と呼ばれる。基本的に営巣する場所は選ばず、何所かにまとめて置いている。巣とは言っても鳥のように草木の欠片や土で作られているのではなく、鉄板や鉄筋などで構築した土台に布を敷いてその上に物が置かれているというもの。シュヴェシィナの有害な部分はこの営巣した場所に物を置く習性にあり、屋根や鉄塔に営巣されると巣の重さで倒壊したり、巣に不発弾を置かれてかなり危険な状況を作り出されたり、巣にある武器が何かしらの犯罪に使われるなど、武器の集積所である故にいろいろな被害に繋がるのである。
ちなみにシュヴェシィナは一機で幾つもの巣を持つのだが、どうにも自分で使う物と集めた物で巣ごとに分けているらしく、自分で使う物が置かれている巣は高い位置にあり、それ以外の物を置いている巣は地面など低い位置にある。低い位置にある巣にある物は取られてもなんとも思わないようだ。それどころか他の個体と共有している場合もある。
以上が定住型と呼ばれるタイプだがこれとは別に徘徊型と呼ばれる者も居る。徘徊型は呼んで字の如くいろんな場所に徘徊する者だが大半は亜空間物件を持っておりそこに何か物を集めているため、通常空間に定住しないだけで定住型と対して変わらないという主張もある。
カスターダはこのタイプ。

Aestate occasu(西の夏)系
いつものシュヴェシィナ。もっと言うと水棲シュヴェシィナ。
耳に付いてる2対4本のアンテナと腰に1対2本ずつの長いヒートシンクが特徴。長いヒートシンクが鳥の尾羽みたいでかわいい……かもしれない。平均身長が188cmと大きい種類なのでどっちかというと怖いかもしれない。
烏みたいに気ままに暮らしてるのもこの型。実はどの系統にも属さない謎の生物である。それ故に量産化される気配がない。個体数は判明しているのだけでも陸棲シュヴェシィナの約70000倍だそうだがどうにも皆あんまりお外(地上)に出てこないせいで数的にはあんまり差が無いような気がする。非常に珍しいが雄型もいる。当然名前もシュヴェシィノに変わる。人型Type7BFMとあまり見分けが付かない可能性があるが。
一体何時から居るのか全く謎で最初のBellelophone-1(Sordibus Flammarum(炎の汚染)系)が出た時から既にいたという。また、ある程度変態を繰り返してより強力なものへと変化する特徴もある。
水棲シュヴェシィナには他の生物から得られた細胞から遺伝子を読み取り情報化・保存・他個体と共有する能力を持つ。その情報を元に自分の意思で望む子供を作る能力と自身の身体を自分が望む通りに作りかえる能力も持つ。この能力によって水棲シュヴェシィナの姿は時代毎に変化に富んでおりその姿形は様々だ。当然ながら彼女達が選ぶ姿は遺伝子を快くくれる性別、つまるところ男の理想である。その為、多くの人類は水棲シュヴェシィナに入り込まれている事に気が付か無いうちに交わってゆっくりと埋没しながら絶滅していった。(遺伝子や文化までは破壊しないため、これを絶滅とするかどうかはよく解らない)ちなみに水棲シュヴェシィナの姿を映した写真や絵はその時代その地域において魅力的な女とされた姿なので地味に歴史的価値があったりする。
水棲シュヴェシィナは狙った人類に化ける事が出来る能力から自分自身が良いと思う身体になれる。そういうことなのか水棲シュヴェシィナは自分の趣味が合う者同士で集まる傾向が強く、その見た目は群れごとに画一性が高いという特徴がある。水棲シュヴェシィナに限って言えば彼女らの見た目は自分自身の美しさそのものである場合が多く、見た目の違いは思想の違いへ直結しやすい。そんなわけで水棲シュヴェシィナは種族全体で極めて排他的な性格であり、同じ水棲シュヴェシィナ同士でもいっつも喧嘩している。
元々は海底に住む生命体だったらしく、通常は真っ白な肌に赤い眼という深海魚のような配色である。混血や地上で暮らしたりして普通の人間と変わらない色が多くなったが。混血で身体が人間サイズにまで小さくなったがまだその特質を受け継いでるようで、水中でも呼吸が出来る。視界は水中と空中どちらでも普通に目は見える。水棲シュヴェシィナに限らず水棲ベレロフォンに共通の特徴だが、クリッとした目(あるいはかなり見開いたぎょろっとした目つき)が特徴である。あまり光の届かない深海で過ごす事が多かったからか瞳孔も大きく開く傾向が強い。とにかく僅かな光を感じるように進化している為、明るい場所は非常に苦手。苦手というだけで目が焼けたりはしないそうだが、水棲ベレロフォンの都市はかなり暗く、光があっても柔らかい赤い光ばかりである。そのような環境でも彼女らは普通に見える。
何故か速力が複葉機レベルの遅い種類も居て、必ずしも速いのがシュヴェシィナという訳ではない様だ。
足の形は
陸棲シュヴェシィナと変わらない足の形をしている陸上型、
陸棲シュヴェシィナよりも小振りないわゆる量産型シュヴェシィナのような足をしている水中型、
爪が刃状に発達した水上型、
脚全体が可変翼のようになっている高高度型、
そもそも脚どころか身体の形が原種に近い原生型の5種類がいるそうだ。
陸棲型は陸棲シュヴェシィナと混じって生活しているのもあってその性質は陸棲シュヴェシィナに準じる。というかこの陸棲型だけで陸棲シュヴェシィナの数を上回ってる。
水中型は狭い場所が好きらしく、海や湖に沈んだ施設や軍艦、地底湖等に棲み付く。判明してる個体数では最も数が多いもの。その数は陸棲型よりも多い。軍艦にも棲み付くものはお家=軍艦である為かノラ軍艦に必ず随伴する。なのでノラ軍艦から多数のシュヴェシィナが出てくる事がよくある。沈んだ軍艦を引き上げようとして抵抗される事もしばしば。ある意味でノラ軍艦の証。彼女らの居ないノラ軍艦はノラではなかったりそもそも妄想の産物だったりする。が、たまに普通に陸棲シュヴェシィナみたいに生活してるのも居たりして割と適当である。
水上型は洋上や宇宙を遊牧民のように巡航して生活する。判明している個体数では陸棲型よりも少ないが陸棲シュヴェシィナよりは多い。珍しくシュヴェシィノと呼ばれる雄型のシュヴェシィナが存在する型だ。基本的に最も強いシュヴェシィノを中心とした数十羽から百数十羽の群れを作って巡航して暮らす。彼らは定住しないが我々人類と交易する為に海上施設や宇宙施設を建造することがしばしばある。他のシュヴェシィナ系と同じ性能で体積が4分の1の脳を4つ持っているが動いているのはそのうちの一つだけであとは寝ている。さり気なく水棲シュヴェシィナの中ではこの型が最も強い。
高高度型は謎が多い。目撃情報がかなりあるのにも拘らず、追跡が困難だからだ。シュヴェシィナらは空を飛ぶのが普通なのに高高度型はわざわざ空棲シュヴェシィナと呼ばれる。
ニュルンはこのタイプのうち水中型。

量産型
量産されてるAV-15とBro-54Mを中心に普及し始めているシュヴェシィナ。安い以上の特徴はない。デフォルトではミサイルもレーダーも扱えない頭の悪い子。
個体ごとにアンテナとヒートシンクの数と配置が滅茶苦茶な場合があり識別しずらい。ときたま無装甲Type11系みたいなのがいてややこしくしてしまったりする。なので、無装甲Type11系でもシュヴェシィナでもないならこれという認識でいいだろう。
一応、Bro-54MとAV-15等を設計・製造している主だった企業が製造している量産型シュヴェシィナのアンテナとヒートシンクは2対ずつという慣習があるようだ。どちらも一番最初に手に入れた粗製シュヴェシィナがそういう特徴だったからだそうだ。ついでに水棲シュヴェシィナと陸棲シュヴェシィナの特徴と被らせないという慣習もある。身長や見た目は基本的に何から製造しているかに左右される為、基本的にはヒトがシュヴェシィナ化した見た目である。
アンテナとヒートシンクはデリケートな部分故、製造業者や運用者の管理状況がよく分かる部位でもあり、これが折れていたり傷付いていたりすると杜撰な管理体制と見なされる。ちなみにそんな管理体制を隠すためなのかシュヴェシィナの顔写真に写っているアンテナを綺麗にするソフトウェアがある。
少数のオリジナルに対して莫大な量のクローンを生産するというのが一般的な製造方法。受精卵の内にシュヴェシィナ因子と呼ばれる化学物質を投与することでお手軽にシュヴェシィナを作れる。
一応、成体になってからもシュヴェシィナ因子を投与すればシュヴェシィナになれるがこの因子がなかなか曲者でシュヴェシィナになれるまでの間ずっと体内で核分裂反応や核融合反応を主体とした元素転換が激しく起こり続け、ずっと身体中が青白く輝くという厄介な副作用がある。それに加えてかなりの量のエネルギーを摂取し続けないと直ちに栄養失調や餓死につながるという。
その上でこの光はどうにもイメージが悪い。何せ、この光はメルトダウン寸前の原子炉から出てくるという噂が絶えないのである。
ブロペニュはこのタイプ。

シュヴェシィナの防弾性
種別 KE抵抗 CE抵抗 TE抵抗 貫通抵抗 損傷抵抗 耐久性 治癒速度 成長速度 総合
陸棲 A+ A+ A+ A+ A+ A D D+ 100
水棲 A- A- A+ B+ A- A+ B- C 100
宇宙棲 E- E- E- E- E- E- EX EX 46
量産型(AV-15系) C D D D+ C- D A A 64
量産型(MarronIII系) C D C C- C C B- B- 64
量産型(Bro-54M系) C C C C C C C C 64
量産型(武直59系) E- E E- E- E- E D+ S+ 32
身体の堅牢さと成長・治癒速度は反比例する関係にある。
そのため最も堅牢な陸棲シュヴェシィナは最も成長と治癒が遅く、最も成長と治癒が速い宇宙棲シュヴェシィナは最も脆い。

成長速度は基本的に産まれさせられてから繁殖可能になるまでの時間(標準時間)が基準となっている。
参考程度に陸棲シュヴェシィナは産まれてから繁殖可能になるまでに少なくとも80年から100年以上かかると言われる。
水棲シュヴェシィナとBro-54Mは陸棲よりはマシとは言え70年かかる。
それらに対して宇宙棲シュヴェシィナは加速しなくても僅か5日という驚異的な速度で成長する。
AV-15系は10年程度、MarronIII系は18年程度とこれらは人間に近い成長速度だ。

+ シュヴェシィナ固有パーツ群
製造できたりできなかったりなんかまちまち。身体から生えさせるには母親がシュヴェシィナでなければいけないらしい。父親がシュヴェシィノというのでは遺伝しないのか生えてこない。
シュヴェシィナ発動機
重量:まちまち
出力と価格(相場):
世代 推進力(kg/m) 価格 単発高速型の重量(kg) 単発加速型の重量(kg) 双発高速型の重量(kg)
I 1100 140Ag(140,000UC相当) 30 40 90
II 1500 980Ag(980,000UC相当) 30 65 105
III 2000 3Au(3,000,000UC相当) 35 80 110
IV 3000 10Au(10,000,000UC相当) 55 90 130
※双発型の場合は推進力が二倍
設定:
何気に出所不明で何時からあるのか謎の発動機。シュヴェシィナ自身が作ってる事がある。というか生えてくる。
所謂プラズマジェットエンジンに近いものだが、燃料供給はイオンパルスジェットに近い。エネルギーになるものなら何でも燃料になる怪物発動機。水中でも機能する。シュヴェシィナの値段を決めてる最も重要な部品。特に燃焼効率がバケモノ染みており、十数kgの燃料で数百kmも飛べる。巡航速度を重視した高速型と走り出しを重視した加速型がある。
かつては戦略移動用の補助エンジンだったらしい。

シュヴェシィナスラスター
重量:1kg
出力:
世代 推進力(kg/m) 重量(kg)
I 50 1
II 60 1
III 80 2
IV 100 3
V 100 3.6
設定:
謎の姿勢制御用推進器。シュヴェシィナ発動機と同等の性質。しかし、その推力は複数組み合わせることで主発動機と同等の推力も出せる。変則機動や曲芸機動もお手の物だが装着者本人の技量次第。
かつてはこれだけ付けてもシュヴェシィナ扱いだった。

シュヴェシィナハードポイント
設定:
ちっちゃい翼みたいな取り外しできない謎の部品。ここにスラスターや発動機、武装翼を取り付ける。神経回路では腕として認識されており、それを踏まえるとシュヴェシィナは6本腕の女性である。
骨格から見ても3対の腕を持つヒトのようなものであるのがほとんどだが筋肉の配置は普通のヒトとほぼ同一。この神経回路を踏まえながらシュヴェシィナ用の装備を作るのが結構大変らしい。
第一腕と第二腕はいつもの腕。各スラスター・発動機の制御は第六腕に割り当てられ、各スラスターの方向は指の角度、各スラスターの出力は指の握り具合、発動機の方向は親指の角度、発動機の出力は親指の握り具合角度で制御されるのが一般的とされる。武装翼の制御は第三腕と第四腕に割り当てられ、武装翼そのものは腕、武装翼の各武装は指で制御されるのが一般的とされる。背部武装がある場合には第五腕に割り振られるのが一般的とされる。

シュヴェシィナヒートシンク
取り外しできない謎の部品。金属なのだがふにゃりと曲がる不思議物質。この性質のおかげで椅子にも座れる。何故か生殖器の神経と繋がっているらしく触るとかなり嫌がる。内部にはゼリー状の物質が入っておりここから排熱を出すようだ。
一度傷付くと修復が大変らしい。
基本的には銅で出来ているらしい。“高級”なシュヴェシィナはこの部分が銀で出来ているんだとか。

シュヴェシィナアンテナ
耳の後ろとかによく生えてる謎の部品。取り外しは出来ない。これを良く磨いておくのが女(シュヴェシィナ)の習慣らしい。磨かずに放置すると錆びが浮いてかなり汚くなる。ヒートシンクもそうだが病気になったり負傷して衰弱すると萎れて張りが無くなるのである程度体調も分かるようだ。デリケートな部品なので整備状況も丸見えになる。
電磁波を送受信できる器官でもあるが送信側には出力制限が無いものの、受信側には強い出力制限が存在する。このためεレーザーやEMP等の電子攻撃に極めて強いという特徴があるものの、非常に強力なεレーザーで狙撃されると焼ける。
この部分もヒートシンクと同じく銅で出来てて、やはり高級シュヴェシィナは銀で出来ている場合がある。

量産型シュヴェシィナ群

無駄に多い

第一世代

そのあとのクローンとかも含める

FND-55,56,57

設定:
所謂ノラシュヴェシィナ及びNeIDシュヴェシィナ。接近するととにかく食い殺そうとしてくることから人食いシュヴェシィナとも呼ばれる。でかいのはやっぱりツュヴェツィナ。性能は今では一般的になった量産型シュヴェシィナと比べても劣るがとにかく物量で押してくる厄介な奴ら。上顎の犬歯と手の爪が発達してるのが特徴的。いつものシュヴェシィナよりも出現は古いが決まった名前は番号以外になかった。最近ではいつものシュヴェシィナに擬態する為に女性らしい姿を取っていることが多いが、古い文献や地域によっては昔の男とも女とも取れない姿で記されている。
55はいつもの人間くらいのシュヴェシィナ、56はクレリアン系ツュヴェツィナみたいなもの、57は水棲ベレロフォンみたいなもの。
彼女らには性別は無く、死ぬと身体中の細胞が即座に菌糸として根を張ったり胞子として拡散していくというもの。当然身体の破片からも拡散する。キノコやカビのように増えていく増殖方法で知られる。一応、卵を産み付ける、腹に子を宿す等の繁殖方法も備えていてそれでも増えていく。その為“完全に駆除する”場合には実弾兵器は推奨されず、もっぱら電子レーザーや電子ビームによる駆除が推奨される。圧倒的な繁殖能力が特徴的だがその分生物としてはかなり弱く、多くは既存の微生物に食べられている。人間大またはそれ以上のサイズになっても今度は肉食動物やなまもの兵器に食べられている。その為、この生物が出現する場所はこれ以外に生物が居ない場所、空気も水も無い岩石惑星などである。何気に凄まじい熱耐性もあるらしく恒星や木星型惑星からも菌糸が発見される例もある。
だが、この繁殖能力よりももっと特徴的なのはあらゆる元素を都合の良い元素に変えてしまう所にある。どんな環境でも爆発的に増えて行き、有用な金属資源を文字通り食い潰してしまう。そのため、発見次第焼き払われて消し炭にされている。尤も奴らも炭素生命体なので農業に必要な肥料をどーしよーもないゴミから作れるという点で完全にコントロールする為の研究も行われてはいる。……大抵は脱走して大繁殖してしまうオチが待っているが。

FND-991

設定:
宇宙ウィルス型シュヴェシィナ。その名の通り、膜宇宙ウィルスに近い性質を持ち、膜タイプの宇宙の表面に張り付き、膜の表面に手当たり次第に情報を書き込んで内部に自身のコピーを複製させまくって増やすもの。その性質上、膜宇宙にしか存在しないと共にこいつらが居たら膜宇宙という判断も出来る。生体における癌と同じく、一度発生したらその宇宙では宇宙そのものを完全破壊しない限り永遠に出現し続ける。「宇宙のゴミ」と言いたい所だが、その性質上「宇宙を病気的な意味でゴミにする」存在だ。
基本的にその宇宙に存在する技術を使った兵器として出現するので武装のパターンは無限大に存在する。そのためこれだと気付けるのは奇跡か膜宇宙を簡単に生成・編集・制御できる技術力がある文明くらいである。身体を生成するのに物質とエネルギーが必要ではなく、空間さえあれば良いという厄介な性質を持つがいったい何が要因となって生成するのか全く解っていない。
ちなみに奴らにも天敵は居る。空間を潰せば奴らは出て来れないのでそういう意味での天敵とは空間ごと侵食してくる事で有名なバイドである。バイドを完全にコントロールできる、もしくは共生できるならバイドを用いて殲滅するのも有効な手段である。尤も、バイドに宇宙から奴らを殲滅する=バイドに宇宙の支配権を渡すということにもなり、バイドも非常に危険な存在である事には変わりないのでご利用は計画的に。
膜宇宙が珍しい当該次元群でもこいつらは居てその本来の姿を見ることが出来る。とは言っても宇宙サイズの巨大な一次元の情報(二進法の機械語に似た言語)というなんだか訳の解らないものでしかないので直接見ることも触れることも出来ないが……。密集していると見えるような気がする。

グラディアトリクスII(Gladiatrix II : Gx2)

平均耐久力270
推力 シュヴェシィナスラスターI 4基
   合計推力200kg/f
標準惑星大気圏内における速力 最高680km/h、巡航352~450km/h
最大離陸重量 120kg前後
自重 69kg前後
仕様(出荷時):
背部ハードポイント2基
腰部ハードポイント2基
シュヴェシィナシールドI
防弾皮下組織β
設定:
Bro-54M普及前の歩兵シュヴェシィナの定番だった歩兵ドローンの一つ。機動力以外は何一つとして歩兵と変わらないが特定の遺伝子を導入するだけで簡単に金属端子が生え、そこにスラスターを付けるだけのお手軽さ。Bro-54Mの普及と同時に駆逐されてしまったが現在のシュヴェシィナも発動機と武装翼を取り外した状態にできるので駆逐されたと言うよりも大型化したというのが適切という見方もある。全裸でも皮膚及び皮下組織βのため、技術レベルによっては本当に詰む。規格がシュヴェシィナシールドI・シュヴェシィナスラスターI 4基・防弾皮下組織βしかないため、その拡張性はかなり広い。仕様を表記する時、各ハードポイントとシュヴェシィナシールドIと叩き防弾皮下組織βは省略できる。最近では防弾皮下組織がγ級になったのでεレーザーや電子攻撃によって防御力を脆弱化させることができなくなったらしい。
ノラ兵器群として出現する場合は比較的強力な航空機動歩兵として現れる。現在のシュヴェシィナシールドIは電磁防壁γと重力防壁γを合わせたような極めて強力なものである。
実体弾に対する防弾性能こそ脆弱だがεレーザーでも無力化できない強力なシールド兵装だ。製造方法が失われているというかそもそも製造方法が存在せず、継続的な入手手段がシュヴェシィナの死体からもぎ取るしかないのが悔やまれるほど。なお、もぎ取ったシュヴェシィナシールドIはβ級になってしまうのでγ級のシュヴェシィナシールドIを研究することが極めて困難らしい。このためレーザー兵器や波動兵器等は水棲ベレロフォンが持つような極めて強力な出力とエネルギー伝達効率を持つもので無ければシールドを貫くことすら困難である。
宇宙棲シュヴェシィナ群も姿によっては本量産型シュヴェシィナと同じ名前で呼ばれることもある。

グラディアトリクスIII(Gladiatrix III : Gx3)

平均耐久力290
推力 シュヴェシィナスラスターI 4基
   合計推力200kg/f
標準惑星大気圏内における速力 最高680km/h、巡航352~450km/h
最大離陸重量 120kg前後
自重 85kg前後
仕様(出荷時):
シュヴェシィナグラディウスI
シュヴェシィナバックラーI
シュヴェシィナシールドI
防弾皮下組織γ
設定:
現状ではノラ兵器群でのみその存在と個体を確認できる謎のシュヴェシィナ。異形型かキメラ型かと思われていたがそれにしてはあまりにも同じ形式の個体が多く発生しては戦列歩兵の如く密集陣形を取って行動する。防御力とその武器から吸収型防御機構が発現する前の古代クレリアンの戦士を模倣した存在なのではないのかと言われている。宇宙棲シュヴェシィナ群にも姿によっては本量産型シュヴェシィナと同じ名前で呼ばれることもある。
シュヴェシィナグラディウスIは口径20mm前後の短機関銃を兼ねたクローである。武器腕に見えるそれは体内で鉄などの重金属元素を核融合反応によって生成して腕部の弾頭生成器官へ供給して延々と銃弾と刃を作り続ける器官だ。手にあたる部分から生えているダマスカス鋼構造の爪はずっと伸び続ける。シュヴェシィナバックラーIは電力入力によって爆轟反応を起こさせる爆薬層と爆轟時に流体徹甲弾と化す鋼板層が積層した爆発反応装甲を兼ねた盾である。この爆発反応装甲はミサイルは勿論のこと時に銃弾や砲弾すら叩き潰すことがある。

スーパーアクイラガール(Cal-101A1)

平均耐久力 300
推力 密造品レベルの粗製シュヴェシィナ発動機、シュヴェシィナスラスターI 4基
   合計推力1100kg/f
標準惑星大気圏内における速力 最高798km/h、巡航288~550km/h
最大離陸重量 880kg
自重 178kg前後
武装(出荷時):
粗悪な鋳鋼製外殻(背部ハードポイント1ヶ所、装甲部のみRHA5mm相当の鋳鋼装甲)
粗悪な鋳鋼製武装翼(ハードポイント8ヶ所)
軽プラズマランチャー4基
設定:
元の名称はExecutioner(死刑執行人)。でも開発時の名称は代替生体部品規格11号。量産される暁にはスーパーアクイラガールという名前になるはずだった。ρ8800星系惑星慣用名“地球”(以下ρ8800地球とする)でGBEの傘下である東京連合艦隊の監視下にあったグルツィアが製造。そこで慢性的に続く天然資源と生存圏の獲得に起因する紛争の中で作られたもので、軽攻撃機と名乗る以上はそれなりの武装が搭載可能であり、武装翼を付ければ翼下にロケット弾や爆弾を搭載できる。 同じところにミニガンや機関砲などの重火器も搭載できる。 ただし、レーダーは載っておらず強力なミサイルを搭載し扱う場合には何かしらの支援が必要になる。IR誘導のミサイルでさえ扱えない貧弱な電子兵装がネックだった。無線と生体HUDしかない電子兵装は同系統の似たような機械兵器であるレドタルボにさえ劣っており、これが早々と戦場から退場した主たる要因だった。扱いが面倒で拡張もしにくかった生体HUDをレドタルボのHUDに変えた事があったがとても使えるような代物ではなかったという。ちなみにパクリ元オリジナルであるシュヴェシィナはミサイルを扱える。
機動力はレドタルボから分捕った参考にした発動機を参考にした発動機を搭載するのにも関わらず排熱の問題でレシプロ戦闘機ほどの速力しかだせなかった。旋回性能と上昇速度も全て同じ問題でレシプロ戦闘機と同等であり、時折襲撃してきたレドタルボにはかなりの苦戦を強いられたという。もとより自国内の弾圧活動に使用するための航空機であるのでこの程度でよかったのだろう。このレベルの人造シュヴェシィナは腐るほど存在するがコピーされて量産型シュヴェシィナの基になったという点ではそれなりに重要な存在かもしれない。
AV-14とBro-54の二種類のコピーが存在する。また、それらを改良したAV-16Marronや18式支援戦闘機やMarronIIIやBro-55、Bro-54をコピーした武直58型もいる。
Cal-101のコピーの一つであるAV-14はミサイル運用能力が付加されてる。製造元がミサイル主力の運用を想定しているようだ。それでいて安いのは一括大量発注という資本主義的な生産方法にある。所謂、“西側”の標準的な量産型シュヴェシィナ。
もう一つのCal-101のコピーであるBro-54は装甲がなくなったがコピー元の性能そのままで部品点数が驚異的に減ってすっげー安い。当に空の歩兵とも言えるくらい安い。シュヴェシィナとしては正統派な進化である。所謂、“東側”の標準的な量産型シュヴェシィナ。ちなみにこれをまるまるコピーした武直58型というのがいる。そっちはもっと安いが耐久性に難あり。

Sordibus Flammarum系シュヴェシィナ

平均耐久力 80
推力 シュヴェシィナスラスターIII 4基
   合計推力320kg/f
標準惑星大気圏内における速力 最高448km/h、巡航30~300km/h
最大離陸重量 80kg
自重 49kg前後
武装(出荷時):
手持ち(どれか一つ)
 レーザー小銃
 プラズマ小銃
 レーザー機関銃
 携行プラズマ砲
設定:
Type11のような絶大なEN耐性持ちであるクレリアンが数多く住んでいるρ13では普及してなかったが元々量産型シュヴェシィナと言ったらこいつだった。しかし量産型Type11の普及によって姿を消していったが時々使っている所もまだある。
身体の強度はヒトにすら劣るという脆さだが、その分再生能力に優れる(要:栄養)。全身の殆どの細胞がナノマシン染みた万能細胞で出来ているので周辺のモノを身体にくっつけることで装甲としたり武器としたりできる。また、細菌兵器や化学兵器や放射線などにも非常に強い耐性を作ることもでき、個体で得られた耐性は無線通信を通じて全ての個体に共有される。その性質から細胞片を典型的なシリンダー型培養槽にぶち込んで培養槽の数だけ一気に製造するだけというお手軽さだ。なので人類同士の宇宙艦隊による艦隊戦時に双方合わせても100隻も行かない10km前後の巨大艦同士の戦いなのにシュヴェシィナが億を超える物量とか、惑星侵攻に至っては惑星全体を覆うほどの肉の壁を形成させて一気にぶつけさせるとかいうなんかおかしい戦いが繰り広げられていた。どちらかというと再利用できる生体ミサイルのような運用がされていたという。
――で、肝心のSordibus Flammarum Bellelophoneの開発元というかSordibus Flammarum Bellelophone達はというと彼女ら自身はいつでもいくらでも産めるが戦闘に用いるとなるとその費用対効果は低いので漂流してる軍艦に住み着く時や宇宙施設を稼動させる時に必要なだけ産んでるだけである。それどころか開発元があった国家が滅んで凄まじく長い年月を経過し、何世代も世代交代をした彼女らの中に母性本能が復活してしまったからかまず産む事は無いと言う。

第二世代

コピーだったものをいわゆる普通のヒトで作れるように改良したもの。一応、第一世代でも出来るのだが少々めんどくさかった。所詮、クローンは大量生産が出来るがどうしても遺伝子を採取した時の免疫状態だったのでBC兵器に脆弱になっていく問題があった。現在ではシュヴェシィナ因子を含む薬品を投与した、早く済ませる場合はそれに加えて外科手術を施したオリジナルに対して数万体程クローン製造するのがセオリー。端子と金属骨格を持つ人類の場合は部品を付けるだけで完成するお手軽さだ。女の子ばかりなのかは多くの国家では既に男性は歩兵として徴用されているのと金属骨格をもった男性はほぼクレリアン系の遺伝子のせいで出生率が低くなっている上にクローン作成が不可能な為。それでもヒト(鋼製骨格系)は男女比が1:30あたりに収まっている為まだマシだが。

AV-15Marron

仕様(出荷時):
平均耐久力600、総重量225.4kg、最大離陸重量1475kg
推力 高速双発型シュヴェシィナ発動機I、シュヴェシィナスラスターI 4基
   合計推力2400kg/f
標準惑星大気圏内における速力 最高1298km/h、巡航145~520km/h
武装(出荷時):
M16A1自動小銃(5.56mm自動小銃、重量2.86kg)
 徹甲焼夷弾(実包質量35.5g) 30連弾倉5個(空弾倉1個あたり0.41kg、30発装弾で1.475kg)
軽プラズマランチャー4基
AV-15外殻(背部ハードポイント1ヶ所、重量13.6kg)
 航空機用構造ジュラルミン
 無線アンプ(交信範囲12kmに増強)
 対地ミリ波レーダー(探知範囲9500m)
 レーザー測遠器
AV-15武装翼(ハードポイント6ヶ所、重量28.5kg)
 航空機用構造チタン
設定:
AV-14を性能そのままで更に量産しやすくしたもの。出荷時までにチタンを多量に含む食事をさせて育てる事によって骨格を軽量化している。微妙に磁気探知に対するステルス性が高いが電磁浮遊時の出力が落ちてる。誰でもミサイルを撃てるというコンセプトをただのクローンだった時から追求しているだけあってどんなに頭のよろしくない個体でもミサイルが扱う事が出来る。強力なレーダーを搭載した個体と組む事でより強力なミサイルを扱う事も可能である。重大な欠点として武装翼を畳めないというものがあり、地上戦は推奨されない。折り畳み機構は低価格化のために省かれてしまった。
外見的な特徴はジェット戦闘機の機首に似た形状を持つヘルメットと直線的な武装翼だ。
+ AV-15の派生型
BV-19
仕様(出荷時):
平均耐久力 460
推力 高速型シュヴェシィナ発動機I 4基、シュヴェシィナスラスターII 4基
   合計推力3240kg/f
標準惑星大気圏内における速力 最高1401km/h、巡航200~1180km/h
最大離陸重量 2985kg
自重 185kg前後
武装(出荷時):
BV-19外殻(ソフトスキン)
無線アンプ(交信範囲12kmに増強)
対地ミリ波レーダー(探知範囲9500m)
レーザー測遠器
BV-19武装翼(爆弾槽2基、RHA5mm相当のステルス装甲)
腕部内蔵6mm電磁機銃2基(徹甲焼夷弾400発)
軽プラズマランチャー4基
設定:
AV-15を改造して扱いやすいステルス爆撃機にしたもの。シュヴェシィナ自体が半ばステルス機なのだがもっとステルスにしたつもりなのかもしれない。AV-15もわりと小さく映るのが今度はBro-54M並みのステルス性能をもつ。

MarronIII
仕様(出荷時):
平均耐久力 610
推力 加速型シュヴェシィナ発動機II 4基
   合計推力6000kg/f
標準惑星大気圏内における速力 最高1398km/h、巡航145~680km/h
最大離陸重量 5313kg
自重 2113kg前後
武装(出荷時):
MarronIII外殻(背部ハードポイント2ヶ所、装甲部のみRHA25mm相当の鋳鋼装甲)
無線アンプ(交信範囲12kmに増強)
対地ミリ波レーダー(探知範囲9500m)
レーザー測遠器
赤外線視察装置
MarronIII武装翼(RHA15mm)
75mm20口径滑腔榴弾砲(手持ち、防盾付き、HEAT6発、榴弾24発)
AA-52(主砲同軸、300発)
37mm3連装対空迫撃砲 2基(背部ハードポイントに搭載、砲発射散弾ミサイル36発)
軽プラズマランチャー4基
設定:
別の製造国によるもう一つのAV-15の発展型。機動力をそのままに装甲が軽戦車並みに重くなり、さながら空挺戦車のようなものとなった。主に植民地等の治安のよろしくない所で散発的に発生する低強度武装勢力を殲滅する為の量産型シュヴェシィナ。そういった弾圧活動に最適化した性能という点ではCal-101の遺伝子が蘇ったともいえる。
何も注文しないで買うと初期装備の関係で見た目がかなりゴツイ。

GALT02
仕様(出荷時):
平均耐久力 600
推力 高速型シュヴェシィナ発動機II 2基、シュヴェシィナスラスターIII 4基
   合計推力3320kg/f
標準惑星大気圏内における速力 最高1298km/h、巡航145~520km/h
最大離陸重量 1475kg
自重 165kg前後
武装(出荷時):
M4E2カービン(徹甲焼夷弾150発)
軽プラズマランチャー4基
GALT02外殻(背部ハードポイント1ヶ所)
 航空機用構造ジュラルミン
 無線アンプ(交信範囲12kmに増強)
 対地ミリ波レーダー(探知範囲9500m)
 レーザー測遠器
GALT02武装翼(ハードポイント6ヶ所)
 航空機用構造チタン
 GALT02MML 2基(40mm対シュヴェシィナミサイル14発)
設定:
某企業が製造している軽攻撃機型シュヴェシィナ。機動兵器に随伴しながら火力支援を行うことが基本的な目的。

177CT
仕様(出荷時):
平均耐久力 600
推力 高速型シュヴェシィナ発動機II 2基、シュヴェシィナスラスターIII 4基
   合計推力3320kg/f
標準惑星大気圏内における速力 最高1298km/h、巡航145~520km/h
最大離陸重量 1475kg
自重 165kg前後
武装(出荷時):
177CTMPLB 2基(銃剣付き5.56mm機関拳銃、徹甲焼夷弾360発、88m超圧縮酸素ビームブレード)
軽プラズマランチャー4基
177CT外殻
 177ATC(40mm対戦車砲、APCBC 18発)
 航空機用軽量複合装甲γ
 無線アンプ(交信範囲12kmに増強)
 対地ミリ波レーダー(探知範囲9500m)
 レーザー測遠器
177CT武装翼
 航空機用構造チタン
 GALT02AC 2基(25mm機関砲、APFSDS 120発)
 GALT02MML 2基(40mm対シュヴェシィナミサイル14発)
設定:
某企業が製造している軽攻撃機型シュヴェシィナ。機動兵器を駆逐することが目的とした物騒な代物。これでもGALT02を改造したものらしい。

HARPY-B
仕様(出荷時):
平均耐久力 600
推力 高速型シュヴェシィナ発動機II 2基、シュヴェシィナスラスターIII 4基
   合計推力3320kg/f
標準惑星大気圏内における速力 最高1298km/h、巡航145~520km/h
最大離陸重量 1475kg
自重 165kg前後
武装(出荷時):
ARX160(徹甲焼夷弾150発)
軽プラズマランチャー4基
GALT02外殻(背部ハードポイント1ヶ所)
 航空機用構造ジュラルミン
 無線アンプ(交信範囲12kmに増強)
 対地ミリ波レーダー(探知範囲9500m)
 レーザー測遠器
GALT02武装翼(ハードポイント6ヶ所)
 航空機用構造チタン
 GALT02MML 2基(40mm対シュヴェシィナミサイル14発)
設定:
某企業が製造している軽攻撃機型シュヴェシィナ。機動兵器に随伴しながら火力支援を行うことが基本的な目的。

BERYLLIUM
仕様(出荷時):
平均耐久力 600
推力 高速型シュヴェシィナ発動機II 2基、シュヴェシィナスラスターIII 4基
   合計推力3320kg/f
標準惑星大気圏内における速力 最高1298km/h、巡航145~520km/h
最大離陸重量 1475kg
自重 165kg前後
武装(出荷時):
M16A4自動小銃(徹甲焼夷弾150発)
軽プラズマランチャー4基
GALT02外殻(背部ハードポイント1ヶ所)
 航空機用構造ジュラルミン
 無線アンプ(交信範囲12kmに増強)
 対地ミリ波レーダー(探知範囲9500m)
 レーザー測遠器
GALT02武装翼(ハードポイント6ヶ所)
 航空機用構造チタン
 GALT02MML 2基(40mm対シュヴェシィナミサイル14発)
設定:
某企業が製造している軽攻撃機型シュヴェシィナ。機動兵器に随伴しながら火力支援を行うことが基本的な目的。

RUTH
仕様(出荷時):
平均耐久力 600
推力 高速型シュヴェシィナ発動機II 2基、シュヴェシィナスラスターIII 4基
   合計推力3320kg/f
標準惑星大気圏内における速力 最高1298km/h、巡航145~520km/h
最大離陸重量 1475kg
自重 165kg前後
武装(出荷時):
M16A4自動小銃(徹甲焼夷弾150発)
軽プラズマランチャー4基
GALT02外殻(背部ハードポイント1ヶ所)
 航空機用構造ジュラルミン
 無線アンプ(交信範囲12kmに増強)
 対地ミリ波レーダー(探知範囲9500m)
 レーザー測遠器
GALT02武装翼(ハードポイント6ヶ所)
 航空機用構造チタン
 GALT02MML 2基(40mm対シュヴェシィナミサイル14発)
設定:
某企業が製造している軽攻撃機型シュヴェシィナ。機動兵器に随伴しながら火力支援を行うことが基本的な目的。

AV-16Marron

仕様(出荷時):
平均耐久力 600
推力 高速型シュヴェシィナ発動機II 2基、シュヴェシィナスラスターII 4基
   合計推力3240kg/f
標準惑星大気圏内における速力 最高1398km/h、巡航145~680km/h
最大離陸重量 2935kg
自重 135kg前後
武装(出荷時):
M16A1自動小銃(徹甲焼夷弾150発)
軽プラズマランチャー4基
AV-16外殻(背部ハードポイント1ヶ所)
 航空機用抗弾チタン
 無線アンプ(交信範囲12kmに増強)
 対地ミリ波レーダー(探知範囲9500m)
 レーザー測遠器
AV-16武装翼(ハードポイント8ヶ所)
 航空機用抗弾チタン
設定:
AV-15の発展型らしい。機体強度の見直しで速度が上がり対戦車攻撃機としての能力が増強されている。製造元の対戦車兵器としての思想がより先鋭化された仕上がりになっている。一応、制空戦闘も出来るがはっきり言ってオマケ。

18式支援戦闘機

仕様(出荷時):
平均耐久力 950
推力 高速型シュヴェシィナ発動機III(推力2000kg/f)2基、シュヴェシィナスラスターIV(推力100kg/f)4基、翼内発動機(推力400kg/f)6基
   合計推力6800kg/f
標準惑星大気圏内における速力 最高2598km/h、巡航180~1880km/h
最大離陸重量 4340kg
自重 340kg前後
武装(出荷時):
18式外殻(背部ハードポイント1ヶ所、装甲部のみRHA10mm相当のチタンフレーム)
18式武装翼(翼内発動機6基搭載、翼部ハードポイント8箇所、RHA5mm相当のチタンフレーム)
中距離対空レーダー(索敵範囲120km)
レーザー測遠器
赤外線視察装置
89式自動小銃(手持ち、150発)
軽プラズマランチャー4基
設定:
別の製造国によるもう一つのAV-16の発展型。
マッハ2級の高速力と機動性、制空戦闘を重視した電子兵装とミサイル運用能力と火器運用能力が付与された量産型シュヴェシィナ。量産型シュヴェシィナ群の駆逐とまともな戦闘機への攻撃能力に重点が置かれている。更には対艦ミサイルと大型爆弾を搭載し対艦攻撃も視野に入っているやったら強力な量産型シュヴェシィナ。
どうしてこうなった。
なお、直掩機にはどうしても向かないという致命的な欠点もそのままなので当然のように売り上げが伸びなかった。

Bro-54M

※画像は15式機動歩兵
仕様(出荷時):
平均耐久力 540
推力 加速型シュヴェシィナ発動機I 2基、シュヴェシィナスラスターII 4基
   合計推力2440kg/f
標準惑星大気圏内における速力 最高1198km/h、巡航145~480km/h
最大離陸重量 1535kg
自重 135kg前後
武装(出荷時、Bro-54M I型):
AK-101自動小銃(徹甲焼夷弾150発)
RGD-5(5発)
軽プラズマランチャー4基
Bro-54M武装翼
 航空機用構造鋳鋼γ
Bro-54M外殻(背部ハードポイント1ヶ所、発動機周辺とスラスター周辺のみ防弾)
 航空機用構造鋳鋼γ
設定:
Bro-54を性能を向上させながらさらに効率化したもの。空飛ぶ小さな大量破壊兵器とも。翼と発動機を年頃の女の子(生体部品)につけるだけでそれっぽくなるという適当っぷり。その適当さ故に機械として単純であり普及率が凄まじい。仕様がころころと変わっておりその目立たない性能は日々向上しているんだとか。
I型は規格通りの強度を出せる鍛鋼フレームを製造できるプレス機がまだ普及してなかったため鋳鋼フレーム。II型は予定通り鍛鋼フレームになり気持ちスリムになった。この鋼鉄製のフレームは少々奇妙な代物で言って見ればかなり薄い複合装甲のようなものとなっている。重要部位でも僅か3mmしかないが内部に高強度防弾繊維のようなものが封入されており、レーザー等のエネルギー火器は鋼鉄部分、KE弾とCE弾は防弾繊維で防ぐそうだ。しかし防弾繊維の分子結合力はすばらしいものの質量が小さいため流体徹甲弾に対する抗弾性は皆無らしい。
かなり普及しているのもあって拡張パーツが多く意外に見た目は様々である。極めて単純な生体HUDはもっぱらしっかりとした訓練を受けている軍人向けなもので不便な所もあるが非常に扱いやすく、ほぼどんな武器にも対応するという。拡張パーツである弾道計算機を搭載すると迫撃砲や榴弾砲を一人で扱えるようになるのでかなり面倒な相手にもなる。どちらかというと拡張パーツが滅茶苦茶な代物で中にはType11系のような念力を発現させてガンシップ運用を可能とさせるものもある。
販売前よりその性能に目を付けた各国正規軍や勢力から発注を次々と受け、爆発的に普及したという。製造している企業はシュヴェシィナが普遍的に存在しており尚且つ他の強大なノラ兵器が居るρ13でのシュヴェシィナの使われ方を調査・研究後、
1.小さい事
2.飛べる事
3.戦える事
以上の三点に絞った。言ってみればどんなに小さな組織でも扱える簡便な小型航空機というコンセプトで設計されている。その為この量産型シュヴェシィナが出てきてからはシュヴェシィナショックとも言えるほどの大きな影響を与えたという。それまでρ13にいるイカレた傭兵くらいしか率いてなかったシュヴェシィナが何所にでも現れるようになり、どの国家や組織も航空攻撃力とそれに対する防御力を持てるようになり、AK-47とRPG-7に並ぶ位に瞬く間に普及したという。しかし、模倣品もかなり多くてそれほど製造業は儲かっていないらしい。
+ Bro-54Mの派生型
15式機動歩兵
仕様(出荷時):
平均耐久力 540
推力 高速型シュヴェシィナ発動機III、シュヴェシィナスラスターV 4基
   合計推力 2400kg/f
標準惑星大気圏内における速力 最高1288km/h、巡航130~580km/h
最大離陸重量 1500kg
自重 193kg前後
武装:
89式自動小銃(徹甲焼夷弾180発、21式対空誘導小銃擲弾4発)
SIG P226(徹甲焼夷弾54発)
M67手榴弾 5発
89式徹甲銃剣
Bro-54M武装翼
 航空機用構造鍛鋼γ
15式外殻(背部ハードポイント1ヶ所)
 航空機用軽量複合装甲γ
 軽量抗弾繊維γ
軽プラズマランチャー4基
シュヴェシィナシールドI
設定:
なまもの兵器群討伐を目的とした比較的重装甲な歩兵型シュヴェシィナ。通称白シュヴェシィナ。なまもの兵器群の防御火器に多く見られるプラズマ火器とレーザー火器を凌ぐ装甲を可能な限り施している。重装甲だが実体弾に対する抗弾性はそれほどではない。

武直59型(WZ59)
仕様(出荷時):
平均耐久力 240
推力 加速型シュヴェシィナ発動機I 2基、シュヴェシィナスラスターI 4基
   合計推力2400kg/f
標準惑星大気圏内における速力 最高1196km/h、巡航145~480km/h
最大離陸重量 1335kg
自重 135kg前後
武装(出荷時):
59型外殻(背部ハードポイント1ヶ所、装甲部のみRHA5mm相当の鋳鋼フレーム)
59型武装翼(RHA5mm相当の鋳鋼フレーム)
95B式自動歩槍(手持ち、150発)
RGD-5(手持ち、5発)
軽プラズマランチャー4基
設定:
Bro-54Mよりも安い量産型シュヴェシィナ。機体強度がBro-54Mより落ちているがそれでも問題のあった武直58型よりはマシ。なんか筋力が低かったりプリインストールされてる戦闘AIが弱かったり所々劣化しているが機体と素体のサイズはBro-54Mより小柄。妙に近接格闘時のAIが凝ってる。
なお、これの模倣品もかなり製造されている。

GALT01/E1
仕様(出荷時):
平均耐久力 540
推力 加速型シュヴェシィナ発動機II 2基、シュヴェシィナスラスターIII 4基
   合計推力3320kg/f
標準惑星大気圏内における速力 最高1372km/h、巡航146~460km/h
最大離陸重量 1580kg
自重 205kg前後
武装(出荷時):
M4E2カービン(徹甲焼夷弾150発)
M67手榴弾(5発)
軽プラズマランチャー4基
GALT01武装翼
 航空機用構造チタンγ
GALT01外殻(背部ハードポイント1ヶ所)
 航空機用軽量複合装甲γ
 GALT02MML(E1以降は背部に増設、40mm対シュヴェシィナミサイル7発)
設定:
某企業が量産している歩兵型シュヴェシィナ。基本的には重機動兵器の近接防御支援が主とされている。ノラネクストが常にノラシュヴェシィナを伴っていたことからBro-54Mの設計図を入手してライセンス生産されたものを基にさらに再設計したもの。かなりパワフルな推力配分だが巡航状態ではかなり燃費が良く、実は長距離護衛任務には都合が良い。
整備性と生産性の良さから来るコストパフォーマンスとランニングコストが良好でなおかつ性能が高いるため自社のパワードスーツ群を全てこれに置き換えようとした計画が出されたが、シュヴェシィナそのものも含めて全部が魔境の工場でなければ作れない部品で占められているという凄まじい問題点がどうにもならないため、現在でもその配備数は魔境に存在する主権領域では充分に数が揃ってはいるものの魔境以外での配備は殆ど進んでいない。これに限らず部品の殆どが手軽に作れるのにその原理はブラックボックス同然という欠点からくる問題は後々になっても解決することがなかった。

HARPY-A
仕様:(出荷時):
平均耐久力 540
推力 高速型シュヴェシィナ発動機III、シュヴェシィナスラスターII 4基
   合計推力2240kg/f
標準惑星大気圏内における速力 最高1372km/h、巡航147~440km/h
最大離陸重量 1280kg
自重 115kg前後
武装(出荷時):
ARX160(徹甲焼夷弾150発)
M67手榴弾(5発)
軽プラズマランチャー4基
HARPY-A武装翼
 航空機用構造チタンγ
HARPY-A外殻(背部ハードポイント1ヶ所)
 航空機用構造チタンγ
 GALT02MML(40mm対シュヴェシィナミサイル7発)
設定:
某企業が量産している歩兵型シュヴェシィナ。基本的には機動兵器の近接防御支援が主とされている。鹵獲したGALT01をもとにデッドコピーが行われ、それを基に設計された。スラスターの出力はおとなしめで噴射時間が長めという調整がされている。燃費が良くお腹とお財布に優しい。
手持ち武装は自社製のレーザー小銃が装備される予定だったが試験ではシュヴェシィナが握れてなおかつ取り回しが良好な規模では皮膚を焼けなかったため自動小銃に変更された。特殊な粒子ビームを用いる火器も検討されたもののやはり皮膚を貫けなかったため採用されていない。

NAOMI
仕様:
平均耐久力 540
推力 高速型シュヴェシィナ発動機III、シュヴェシィナスラスターII 4基
   合計推力2240kg/f
標準惑星大気圏内における速力 最高1372km/h、巡航147~440km/h
最大離陸重量 1280kg
自重 115kg前後
武装(出荷時):
TAR-21(徹甲焼夷弾150発)
M67手榴弾(5発)
軽プラズマランチャー4基
NAOMI武装翼
 航空機用構造チタンγ
NAOMI外殻(背部ハードポイント1ヶ所)
 航空機用構造チタンγ
 GALT02MML(40mm対シュヴェシィナミサイル7発)
設定:
某企業が量産している歩兵型シュヴェシィナ。基本的には機動兵器の近接防御支援が主とされている。鹵獲したGALT01をもとにデッドコピーが行われ、それを基に設計された。同系統の量産型シュヴェシィナとしては鋭い機動を行うことができる分燃費が悪化している。

Bro-55

仕様(出荷時):
平均耐久力 1180
推力 加速型シュヴェシィナ発動機III(推力2000kg/f) 2基、シュヴェシィナスラスターIII(推力80kg/f)4基
   合計推力4320kg/f
標準惑星大気圏内における速力 最高2177km/h、巡航110~1880km/h
最大離陸重量 7590kg
自重 4090kg前後
武装(出荷時):
Bro-55外殻(腕部ハードポイント2ヶ所、背部ハードポイント6ヶ所、装甲部のみRHA45mm相当のニッケル鋼フレーム)
Bro-55可変武装翼(翼部ハードポイント6基、RHA25mm相当のニッケル鋼フレーム)
赤外線視察装置
GSh-23L 2基(背部搭載、500発)
YakB-12.7 2基(腕部搭載、1200発)
軽プラズマランチャー4基
設定:
Bro-54Mの発展型らしい。発展型というより火力増強型といったほうが良いだろうか。Bro-54Mよりも大きな離陸重量と多数のハードポイントを持ち、Bro-54Mでは対処できない戦車や航空機に対する攻撃力をもつ。陸戦を重視する思想からか、戦車等の地上兵力との共同が前提となっている。何故か誘導弾迎撃能力をもつ。
元々は拡張パーツのいくつかにこのような拡張プランがあり、それを制式量産しているもの。

Vel-1

仕様(出荷時):
平均耐久力 480
推力 高速型シュヴェシィナ発動機III、シュヴェシィナスラスターV 4基、翼内発動機(200kg/f)2基
   合計推力2800kg/f
標準惑星大気圏内における速力 最高1582km/h、巡航145~1250km/h
最大離陸重量 1527kg
自重 127kg前後
武装(出荷時):
Vel-1外殻(背部ハードポイント1ヶ所、装甲部のみRHA8mm相当のジェラルミンフレーム)
Vel-1武装翼(翼内発動機2基、翼部ハードポイント8基、RHA5mm相当のチタンフレーム)
防弾重力防壁
レーザー測遠器
赤外線視察装置
FN MAG 2基(翼部内蔵、600発)
AK-105(手持ち、150発)
軽プラズマランチャー4基
レーザーブレード 2基
流体金属手甲
設定:
名発動機と有名な高速型シュヴェシィナ発動機IIIとロケットブースターと呼ばれるシュヴェシィナスラスターVを組み合わせた量産型シュヴェシィナ。対シュヴェシィナ戦に特化したような性能でなかなか強い機種。
世代分けで言うとかなり微妙な性能をしているが他と比べると軽戦闘機的な性格となっている。高級機種という位置づけらしく、初号機を除いて手馴れや玄人が好んで使うらしい。搭載武装の量と種類が多く、どのような作戦にも対応できるが武装を選ぶセンスも要求される。基本的には水棲シュヴェシィナや陸棲シュヴェシィナの代わりの戦力として運用される。
あまり腕前がよろしくない初号機でも水棲シュヴェシィナと陸棲シュヴェシィナ等の重シュヴェシィナと協同することが出来るくらい性能が良いので熟練が使うVel-1は普通の重シュヴェシィナでも苦戦する。

第三世代

とうとう水棲シュヴェシィナの量産に踏み切れたんだとか。そうでもなかったりするが尽く出番が無い。

F/AV-17

仕様(出荷時):
平均耐久力 960
推力 高速型シュヴェシィナ発動機III(推力2000kg/f)2基、シュヴェシィナスラスターIV(推力100kg/f)4基、翼内発動機(推力400kg/f)6基
   合計推力6800kg/f
標準惑星大気圏内における速力 最高2568km/h、巡航180~1885km/h
最大離陸重量 4549kg
自重 349kg前後
武装(出荷時):
F/AV-17外殻(背部ハードポイント1ヶ所、装甲部のみRHA10mm相当のチタンフレーム)
F/AV-17式武装翼(翼内発動機6基搭載、翼部ハードポイント8箇所、RHA5mm相当のチタンフレーム)
中距離対空レーダー(索敵範囲130km)
レーザー測遠器
赤外線視察装置
M16A4自動小銃(手持ち、150発)
軽プラズマランチャー4基
設定:
AV-16を強化して制空戦闘に対応させたモデル。まともな戦闘機と戦うには少々性能不足だが他の量産型シュヴェシィナを殲滅するにはちょうど良いが、シュヴェシィナが最も交戦することになる低空域ではどうにも分が悪く、いまいち売り上げが伸びない。また機体が大型化したせいで車両からの発進はほぼ無理で軍艦からの直掩機運用にも支障をきたすという。

Bro-54MS

仕様(出荷時):
平均耐久力 300
推力 加速型シュヴェシィナ発動機III 2基、シュヴェシィナスラスターV 4基
   合計推力4400kg/f
標準惑星大気圏内における速力 最高マッハ29.9、巡航145km/h~マッハ25
最大離陸重量 1535kg
自重 155kg前後
武装(出荷時、Bro-54MS):
Bro-54MS外殻(背部ハードポイント1ヶ所、発動機周辺とスラスター周辺のみRHA5mm相当の鍛鋼フレーム)
Bro-54MS武装翼(武装翼ハードポイントRHA5mm相当の鍛鋼フレーム)
AK-101自動小銃(手持ち、150発)
RGD-5(手持ち、5発)
9K38(背部搭載、72mm対空ミサイル 2発)
軽プラズマランチャー4基
設定:
航空機に随伴するための軽シュヴェシィナ外殻。何故か最高速度がマッハ1にもならないBro-54Mが巡航速度がマッハ20とか宇宙間打撃レベルの爆撃機に随伴できていたのでちゃんとそこまで効率的に加速できるようにしたもの。凄まじい速力を持ち、ついでにワープ航法能力も備えている。

Vel-1HV

仕様(出荷時):
平均耐久力 480
推力 高速型シュヴェシィナ発動機IV 2基、シュヴェシィナスラスターV 4基、翼内発動機(200kg/f)2基
   合計推力6800kg/f
標準惑星大気圏内における速力 最高マッハ30、巡航145km/h~マッハ28.5
最大離陸重量 1890kg
自重 190kg前後
武装(出荷時):
Vel-1外殻(背部ハードポイント1ヶ所、装甲部のみRHA8mm相当のジェラルミンフレーム)
Vel-1武装翼(翼内発動機2基、翼部ハードポイント8基、RHA5mm相当のチタンフレーム)
防弾重力防壁
レーザー測遠器
赤外線視察装置
FN MAG 2基(翼部内蔵、600発)
AK-105(手持ち、150発)
軽プラズマランチャー4基
レーザーブレード 2基
流体金属手甲
設定:
当然のように出現した戦闘機級シュヴェシィナ。

YAV/S-18

水中作戦遂行能力と超次元戦闘能力を得た量産型シュヴェシィナ。ほぼ全てのステルス兵器や瞬間移動系に転移機動を過去のものにするくらいの機動力を持つ。逆に言うとノラ軍艦に乗っかっている水棲シュヴェシィナに対抗するにはこれほど強力な機動力が要るということなのか。

Bellelophone-1-I/Bellelophone-1 Tsyhuvletsiirnya(ツュヴェツィナ)

学名:サル目ヒト科ドウアカミミヅノヒト亜科┬キコウヒト属Aestate occasu(西の夏)
                     └キコウヒト属Saevis acus humani(獰猛な針の人間)
気になるお値段:レンタルのみ、しかも値段はまちまち
共通設定:
通称ツュヴェツィナ。ドミニクらの居たディメンションではカラスのような存在。なんかやたら長い名前なのは昔付けられた名称もそのまま使っているからである。一番後ろが最新。おおむね性質はシュヴェシィナに準じる。第四世代ジェット戦闘機に匹敵する性能をもち、戦闘機のそれと同じように機関砲が主兵装となっている。
シュヴェシィナとは似ているが戦闘能力が極めて高く、遠目ではシュヴェシィナと見分けが付かないことから名前まで似てる。また、シュヴェシィナが何らかの要因でツュヴェツィナになるのを確認されるまではよく似た別の生き物扱いされていた。シュヴェシィナより大きい身体が特徴だが、たまに身長が180cm程しかない小柄なツュヴェツィナもいる。というか身長が10mでもシュヴェシィナというのもいるので何所で線引きがあるのかは不明。中にはツュヴェツィナと呼びたくなるようなものでも“弱いから”という理由でシュヴェシィナ呼ばわりとか結構ある。基本的にシュヴェシィナが大きく成長したもの。途中段階の奴はシュヴェツィナとかツュヴェシィナとかと呼ばれる。
通称である“ツュヴェツィナ”や“シュヴェシィナ”の由来はシュヴェィリツィルの女(Tsyhuvletsiirnya)が変化したものと言われる。古い人は彼女らを“シュヴェシィナ”というふうに言わず、どちらかといえば“シュヴェィリツィニャ”という発音をしていることが多い。伝わっていくにしたがってより簡単な発音になって行ったそうだ。
肝心の“シュヴェィリツィルの女”は伝承の一つであり、幾つかの章からなる童話のようなものである。何時頃かは不明だが、ρ13のγ27にあるシュヴェィリツィルの町に伝わっていた伝承だという。そこから広がっていったものだった。
この童話の多くはシュヴェシィナとの付き合い方を親から子供達に教えるという明確な目的をもって作られた作り話で出来ている。中には“小鳥のブロペニュ”のように実話にちょっと脚色を入れただけのお話もあるがおおまか作り話とみてもいいだろう。童話の中では“シュヴェシィナ”の語句は一切登場しないのも特徴で作中では“小鳥”とか“ブロペニュ”のようなシュヴェシィナの名前がそれを指している。ちなみに“小鳥のブロペニュ”は遊んでもらいたいが為にしょーもないいたずらを繰り返すブロペニュという名前のシュヴェシィナを農夫と兵士達(機動兵器や装甲戦闘車両等)がいろいろ模索して彼女におとなしくして貰おうとするお話である。
「シュヴェシィナとの付き合い方を親から子供達に教える」という明確な目的をもって作られたのもあって挿絵が多い。挿絵に描かれてるシュヴェシィナはAestate occasu(西の夏)系とSaevis acus humani(獰猛な針の人間)系の二種類である。このシュヴェシィナ達は彼女らが普遍的に存在しているρ13で刷られたものだと武装翼と発動機以外付けない裸の姿であるが、そこ以外のシュヴェシィナが珍しい、もしくは兵器(傭兵)としての運用が主な地域では下着姿で描かれることが多い。そして、量産型シュヴェシィナしか居ないような地域ではそもそも童話自体が伝わるわけが無かった。

量産型ツュヴェツィナ

出現自体はわりと最近。数もまだそんなに多くない。というか簡便な空爆という意味ではAV-15に出番を喰われ、本格的な空爆や対地支援は普通の航空機に出番を食われるという状況なので生産も縮小気味。

BV-5

仕様(出荷時):
推力 高速型双発シュヴェシィナ発動機IV(12000kg/f) 4基、シュヴェシィナスラスターV(1020kg/f)10基
   合計推力58200kg/f
標準惑星大気圏内における速力 最高1398km/h、巡航315~980km/h
最大離陸重量 45400kg
自重 9020kg前後
武装(出荷時):
B-5外殻(腕部内蔵ハードポイント4ヶ所、装甲部のみRHA5mm相当の高EN耐性ジェラルミンフレーム)
B-5武装翼(翼部内蔵爆弾倉、RHA5mm相当の高EN耐性ジェラルミンフレーム)
ポンティアックM39 4基(腕部外殻内蔵、徹甲焼夷弾1800発)
爆弾搭載量 30t
ステルス塗料
軽プラズマランチャー6基
設定:
量産型ステルス爆撃ツュヴェツィナ。身長が7m近い巨体で四本腕という水棲ツュヴェツィナみたいな姿だが水中行動能力はない。ステルス性のためなのかひんぬーなのが特徴。ステルス爆撃機としての寿命は約半年と言われるが何故なのかは企業秘密である。機体は規模と性能から結構安いが空調の効いたお高い格納庫と飛行の度にステルス塗料の塗り直しが要る。巨体からは信じられない程(心も身体も)繊細で傷つき易いので整備性に難があるというなんだかいちいち手のかかるツュヴェツィナである。
人によってはこれもシュヴェシィナ。

AV-6 バーニングフォートレス

仕様(出荷時):
推力 高速型双発シュヴェシィナ発動機IV(12000kg/f) 4基、シュヴェシィナスラスターV(1020kg/f)10基
   合計推力58200kg/f
標準惑星大気圏内における速力 最高1398km/h、巡航315~980km/h
最大離陸重量 45400kg
自重 9020kg前後
武装(出荷時):
大型ツュヴェツィナ外殻I(腕部ハードポイント4ヶ所、装甲部のみRHA5mm相当の高EN耐性ジェラルミンフレーム)
大型ツュヴェツィナ重装翼I(翼部ハードポイント2ヶ所、RHA5mm相当の高EN耐性ジェラルミンフレーム)
増設自動銃座 6ヶ所(頭部、翼部に4ヶ所、腰部、)
M101 105mm4連装榴弾砲 2基(翼部ハードポイントに懸架、自動装填装置付き、榴弾480発)
エリコンFF 20mm4連装機関砲 2基(腕部ハードポイントに装備、徹甲焼夷弾480発)
M2 12.7mm4連装重機関銃 2基(頭部銃座と腕部ハードポイントに装備、徹甲焼夷弾6000発)
エリコンFF 20mm機関砲(腰部銃座に装備、徹甲焼夷弾60発)
M2 12.7mm連装重機関銃 4基(翼部銃座に装備、徹甲焼夷弾4000発)
軽プラズマランチャー18基
設定:
主に耐用年数が過ぎたBV-5を改修するというもの。でも量産開始時期はBV-5と一緒。古い爆撃機の如く防御火器をガン積み。ついでに榴弾砲もガン積み。一機で砲兵隊並みの火力支援をできるが似たようなガンシップと同じように防護力が脆いので要制空権。その割には意外に堅くて落ちにくい。愛称(?)のバーニングフォートレス(燃えている要塞)は実戦試験に投入したある個体が被弾によって引火、炎上したまま任務完了まで戦ったため。


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MI4989 武装
最終更新:2016年10月09日 00:07
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