Aestate occasu Bellelophone系

タグ:MI4989武装

目次


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艦船及び車両及び航空機群

CV-340級

全長340m、全幅41m、満載排水量100600t
兵装:
 20.3cm短距離多目的ミサイル8連装発射機 2基
 127mm127mm短距離対空ミサイル21連装発射機 2基
 30mm対空鉄プラズマ機関銃 9基
 超耐熱装甲 対KE3cm機関砲防御、対EN 9㎝対戦車レーザー防御
 電磁防壁β 対EN 32.4cm対艦波動砲防御、展開範囲800m
 重力防壁β 弾頭重量20kg完全遮蔽、展開範囲1000m
 艦載機 84機
設定:
正式名称が発音不可能なので暫定名称が使われてる原子力航空母艦。機動艦隊の中核を担うようだ。
さながら潜水航空母艦といったような外観が特徴的。エンタープライズ級原子力空母と比べても見た目以外の違いがよく解らない。

どちらかというと海賊をやってる水棲シュヴェシィナ達が使ってるイメージが強い。遺棄されたものを小改造して所謂宇宙給油所になっている空母でもある。

大型ベレロフォンの運用に適してはいるが通常の艦載機の運用は若干やりづらい。
大型ベレロフォンは航空機としてみたらどいつもこいつも垂直離着陸能力を持つからか滑走路が無い。
あってもすっごく短いのでどちらかというと大型軽空母だ。
派生型というか変種にドローン運用設備を積みまくった型が存在している。

CV-350級

全長351m、全幅41m、満載排水量100600t
兵装:
 30mm6銃身ガトリング式機関砲 9基
 30mm機関砲 20基
 20.3cmミサイル8連装発射機 4基
  20.3cm艦隊防空ミサイル
  20.3cm短距離対艦ミサイル
 127mmミサイル21連装発射機 4基
  127mm個艦防空ミサイル
  127mm対舟艇ミサイル
  127mm対潜多弾頭ミサイル
 32.4cm3連装誘導魚雷発射管 2基
 324mmδ-εレーザー 2基
 超耐熱装甲 対KE3cm機関砲防御、対EN 9㎝対戦車レーザー防御
 電磁防壁β 対EN 32.4cm対艦波動砲防御、展開範囲800m
 重力防壁β 弾頭重量20kg完全遮蔽、展開範囲1000m
 艦載機 90機
設定:
正式名称が発音不可能なので暫定名称が使われてる原子力航空母艦。固定翼機の運用に対応している。
艦影がより空母らしいものなのでCV-340級とは簡単に見分けがつく。

CA-181級

全長181m、全幅20m、満載排水量11800t
兵装:
 50.8cmミサイル75連装VLS 2基
  50.8cm長距離対地ミサイル
  42.2cm中距離対潜ミサイル
  34cm中距離対艦ミサイル
  34cm長距離対空ミサイル
 127mm短距離対空ミサイル21連装発射機 6基
 127mm狙撃レールガン 4基(APFSDS、M715熱核粒子炸裂弾)
 30mm対空鉄プラズマ機関銃 6基(徹甲波動弾)
 324mm3連装δ-εレーザー 2基
超耐熱装甲 対KE10cm防御
電磁防壁β 対EN 43.2cm対艦波動砲防御、展開範囲2000m
重力防壁β 弾頭重量100kg完全遮蔽、展開範囲3000m
哨戒ドローン運用・組み立て設備(8機まで収容可能)
設定:
正式名称が発音不可能なので暫定名称が使われてる原子力ミサイル巡洋艦。機動艦隊の水上打撃群と防空を勤める設計思想のようだ。

搭載されているスナイパーレールガンとも呼ばれる砲兵装は非常に射撃精度が高い上に、レールガンの癖に超光速弾を撃って来る。
ミサイルは全て量子弾頭だったのだが現在では波動結晶炸薬と呼ばれるエネルギー効率が100%になっているマジキチ弾頭になっているのが主流。
中古だと相変わらず量子弾頭。下手するともっと威力の劣る光子弾頭とか反物質弾頭になってる。

何気にドローン運用設備を備えているが恐ろしく複雑かつ扱いにも熟練が要るためか中古ではまず載っていない。
ドローンはレドタルボに良く似ているそうだ。
そのドローンは最早現在の戦場ではそぐわない為、順次廃止されていくそうだ。

CA-280級G

全長280.1m、全幅36m、最大離陸重量37331t
兵装:
 40.6cm50口径4連装対宙高射砲 3基(徹甲榴弾、誘導徹甲榴弾、誘導榴弾)
 155mm34口径3連装榴弾砲 8基(榴弾、誘導榴弾)
 127mm対戦車レールガン 28基(APFSDS、HEAT-MP、砲発射対戦車ミサイル)
 57mm対地速射レールガン 80基(APFSDS)
 35mm連装対空機関砲 60基
 50.8cmミサイル75連装VLS 3基
  50.8cm長距離対地ミサイル
  42.2cm中距離対潜ミサイル
  34cm中距離対艦ミサイル
  34cm長距離対空ミサイル
 127mmミサイル21連装発射機 20基(短距離対空ミサイル)
 哨戒ドローン運用・組み立て設備(20機まで収容可能)
 装甲 対30.5cm防御
設定:
制式名称不明の謎の超大型陸上重巡洋艦。一見するとかなり長大な菱形戦車のような外観。
おそらく当時地上戦のノウハウが無かった水棲ベレロフォンを使用していた文明がρ13に侵攻するために建造した多砲塔戦車の類と思われるもの。

外観はまさしく陸上軍艦であり、巨大な多砲塔戦車である。兵装は他の惑星で鹵獲できた兵器を模倣した兵器使用している。
戦車の開発経験が無くなっていたためにこのような古めかしい兵器が出来上がったそうだ。
何気にホバー形式を取っているがケースメート式の砲門がハリネズミの如く大量に取り付けられている。

こんなものを数十万隻も建造する計画があったが研究する内にどうみても爆撃機と砲兵の餌にしかならない事が解り、既に完成していた40隻を除き全て建造中止となった。
残った40隻は武装の殆どを取り外されて揚陸艦となった。

ALPD-209級

全長208.5m、全幅58m、満載排水量24000t
兵装:
 127mmミサイル21連装発射機 4基(短距離対空ミサイル)
 30mm対空鉄プラズマ機関銃 4基(徹甲波動弾)
 超耐熱装甲 対KE5.7cm速射砲防御、対EN 10.5cm対戦車レーザー防御
 電磁防壁β 対EN32.4cm対艦波動砲防御、展開範囲800m
 重力防壁β 弾頭重量20kg完全遮蔽、展開範囲1000m
設定:
正式名称が発音不可能なので暫定名称が使われてるドック型空中輸送揚陸艦。よく空中揚陸艦と言われてるアレ。

DD-154級

全長153.8m、全幅20m、満載排水量9650t
兵装:
 50.8cmミサイル64連装VLS
  50.8cm長距離対地巡航ミサイル
  42.2cm中距離対潜ミサイル
  34cm艦隊防空ミサイル
  34cm中距離対艦ミサイル
 50.8cmミサイル32連装VLS(上に同じ)
 127mmミサイル21連装発射機 4基(短距離対空ミサイル)
 127mm狙撃レールガン(APFSDS、M715熱核粒子炸裂弾)
 30mm対空鉄プラズマ機関銃 4基(徹甲波動弾)
 324mm3連装δ-εレーザー 2基
 超耐熱装甲 対KE10cm速射砲防御
 電磁防壁 対EN35.6cm対艦波動砲防御、展開範囲800m
 重力防壁 弾頭重量20kg完全遮蔽、展開範囲3000m
 哨戒ドローン運用・組み立て設備(3機まで収容可能)
設定:
正式名称が発音不可能なので暫定名称が使われてるミサイル駆逐艦。
比較的高価だったCA-181級をもうすこしリーズナブルにしたようなもの。それ以上には特徴が無い。
水棲ベレロフォンの艦艇は基本的に潜水能力を持っており、これが宇宙に点在する高密度水域での活動を可能としている。
当然ながら惑星の海域にも潜水可能。

搭載されているレーザーは所謂水中レーザーと呼ばれるもので、水中では照射面にバブルパルスを発生させるというもの。
水中でこそ真価を発揮するもので空中や真空中でも使えない事はないが微妙に威力が低くなっている。
現在ではミサイル兵装とレーザー兵装以外は換装されている場合が殆ど。

FF-68A級

全長68m、全幅55m、最大離陸重量2800t
兵装:
 34cmミサイル連装発射機 2基(34cm中距離対艦ミサイル)
 90mm連装誘導砲 2基
 100mm両用超光速鉄プラズマ砲
 30mm対空鉄プラズマ機関銃 4基
 超耐熱装甲 対KE10cm防御
 電磁防壁 対EN1134cm防御、展開範囲800m
 重力防壁 弾頭重量20kg完全遮蔽、展開範囲3000m
 哨戒ドローン運用・組み立て設備(1機まで収容可能)
設定:
正式名称が発音不可能なので暫定名称が使われてる空中ミサイルフリゲート。よく空中フリゲートと表記されているアレ。
平べったいステルス爆撃機のような艦影が特徴的だが、これは大気圏内での運用が想定されており横風対策でこのような艦影となった。
100mmプラズマ砲を搭載している球形無人砲塔が上面下面へ射界を確保する為に艦尾最後部に取り付けられているのも特徴的。

物凄い数が生産されているフリゲートでほぼどんな惑星でも残骸なり稼動状態なりで見ることが出来る。
惑星周囲を哨戒するフリゲートとしてはかなり洗練されているらしく、なんだかんだ言ってまだ使われている。

艦内の構造物は人員が立ち入らない区画に限り、空気を密度の小さいガスに交換することで浮力によって浮く事ができる。
入れるガスは水素だが水素爆発しないよう工夫が随所に施されている。
なので浮力で浮く方の飛行船でもある。
水素を漏れないようにするという高い気密性を実現する謎の技術が施されているが、謎の技術なので一度壊れると修復が大変である。

まだ使われているとは言っても兵装は運用している勢力にとって都合のよい兵装へ換装されている事が多い。

Bellelophone-18 Arewhene

学名:サル目ヒト科ドウアカミミヅノヒト亜科キコウヒト属Aestate occasu(西の夏)
全長:16m(極超光速航行時)
全幅:低速飛行時11m、高速飛行時5m
最大離陸重量:36t
身長:1081cm
値段:
仕様:
 57mm突撃速射電磁(APFSDS180発)
 30mm超光速鉄プラズマ機関銃
 180mm3連装誘導荷電粒子砲 2基
 127mm連装誘導荷電粒子砲 2基
 ベレロフォン
 軽量AC装甲3β 8/8/8mm
 電磁防壁(展開範囲50m、対EN 36cm防御)
 重力防壁(展開範囲50m、弾頭質量1kgまで完全遮蔽)
 対空レーダー(探知範囲40000km)
 合計推力40000t
設定:
通称アーウェン。戦闘機的な特性と性能を持つ大型航空機動兵器。
普段はマグネダルの取り巻きだが有事の際には真っ先にすっ飛んで行く偵察機的な役割もあるらしい。
マグネダルもそうだが海に棲む生命体なのもあって水中でも問題なく行動できる。
戦闘機としての性能は第五世代ジェット戦闘機といったところ。

ときどき爆弾や魚雷を積んで戦闘攻撃機的な事もする。
何気にステルス性が少しあってレーダーにはシュヴェシィナほどの大きさにしか映らない。

身体つきはやはりマグネダルと同じく2対の腕と1対の翼をもったヒトらしき生き物。
というか現在では純粋なAestate occasu Bellelophoneはマグネダルとこれくらいしか居なくなった。
混血によって現在の水棲シュヴェシィナのようにサイズの小さいAestate occasu Bellelophoneが出てきたのだ。

Bellelophone-17-Type.Q Magndall

学名:サル目ヒト科ドウアカミミヅノヒト亜科キコウヒト属Aestate occasu(西の夏)
全長:17.24m(極超光速航行時)
全幅:低速飛行時14.99m、高速飛行時6m
最大離陸重量:75t
身長:1138cm
値段:購入不可、最安価で50億UC/hからレンタルできるが一定品質を要求するなら400億UC/hから
仕様:
 155mm21口径榴弾砲(量子榴弾20発)
 57mm78口径狙撃電磁砲(APFSDS120発)
 30mm超光速鉄プラズマ機関銃、
 305mm量子ロケット弾 4発
 180mm8連装誘導荷電粒子砲 2基
 127mm8連装誘導荷電粒子砲 2基
 ベレロフォン
 AC装甲3β 60/20/20mm
 電磁防壁(展開範囲88m、対EN 220cm防御)
 重力防壁(展開範囲88m、弾頭質量5kgまで完全遮蔽)
 謎の視察装置(見たいものだけが見える謎の視察装置です)
 謎の超次元索敵レーダー(有効探知範囲が標準サイズの宇宙換算で⑦個分らしいという謎の索敵レーダーです)
 謎の索敵妨害装置(効力はミノフスキー粒子並みらしいという謎の妨害装置です)
 次元消滅型防衛機構(任意のターゲットを現在居る世界もしくは任意の世界から追放する謎の防衛機構です)
 合計推力80000t
設定:
通称マグネダル。早期警戒機並みの電子兵装と索敵兵装をもつ大型航空機動兵器。
裸の彼女らはヒトらしき身体に翼のような腕と人間らしい腕を2対ずつ持つという結構キモイ見た目を持つ。
外殻をつけるとどの個体もなかなか綺麗なものになる。多分一番凄いのは外殻。
体色は色がないアルビノのようなものが本来の体色だがヒトに近い色をつけるのが慣例。
必要ないとはいえ一応色素はあるようだ。出現は非常に古いのに番号は17。

最低でも300個以上の遠隔操作型無人機と誘導兵器を同時に制御する電子演算能力で味方のほぼ全ての誘導兵器と無人機を強化でき、
敵の誘導兵器や無人機を狂わすこともできる。マグネダルが敵味方双方に居る場合の対処法でそれらのマグネダルが熟練か新米かもしくは無能かが分かれる。

航空機としては十分な機動力をもち、尚且つ短時間の間だけ重戦車並みの防御力を持てる装甲と豊富なミサイル兵装を持つ。
任務の際には超高高度か監視衛星のように衛星軌道に居て、地上にいる諸部隊の指揮を執るか電子支援を行う。
単独での戦闘能力も十分高いがマグネダルの支援範囲下に入った部隊の索敵状況はまるでゲームのような索敵状況となる。
当然ながら様々な兵器の戦闘能力の向上もできる。

マグネダル自身の戦闘能力はBellelophoneの中では最強レベルに入るらしく、某領主はデロガフェノン級の弾幕を突破し内部侵入、
そのまま内部の地上戦力群すら突破し機関を破壊して史上唯一の撃沈記録を果せたという。
尤もこれは極端な例なため参考にすらなれないのだがおおむね強力な兵器にもなりうる可能性もあることは事実である。

しかし、強力故に協調性が欠如しており良くも悪くもType.Qの型番通りである。
特に同型機に対する嫉妬心は尋常ではないらしく共存が不可能なレベルとなっている。
同じ場所に2機以上のマグネダルが居ようものならすぐに何所かしらにぶっ飛ばす為の次元消滅弾の弾幕合戦である。

かなり大きな身体だが、純粋なAestate occasu Bellelophoneはこのサイズが標準である。
やはり海に棲む生命体だからなのか。マグネダルというのは我々が便宜的にそう呼んでいるだけであり、
彼女らは特に種族名や階級名のような意味では使っていない。

MGV-729E

全長9m、全幅2.81m、総重量31t
兵装:
 120mm44口径対戦車滑腔砲(砲発射長距離対戦車ミサイル 6発、APCR-FSDS 3発、水雷弾12発)
 7.62mm機関銃(主砲同軸、プラズマ徹甲弾800発)
 軽量複合装甲 40/30/15mm(傾斜)
設定:
M8 AGSを後部砲塔にしたような見た目が特長の機動砲車輌。他国でいう戦車駆逐車にあたる。
戦車型古の兵器に対抗すべく生み出された戦闘車輌。水棲ベレロフォンが支配している惑星上の領土にごく短期間だけ配備されていた。
彼女らなりに地上戦に適応させた装甲戦闘車両である。

主砲はHEAT弾頭の砲発射ミサイルならT-34-76の砲塔正面の装甲を貫通でき、APCR-FSDSを使えばティーガーI重戦車の正面装甲を貫けるとされていた。
駐退復座機の改良によりホバリング状態でも主砲を撃つ事が可能となっているが異様に長い後座長を取っているため砲塔の殆どが主砲という異様な構造となっている。
それに影響されているのか搭載されている砲弾の数はかなり少ない。

やはり動力源に潜水艦用の非大気依存型ディーゼルエンジンが使われていて当然のように潜水機能を持つ。
ホバー推進機構も当然のように搭載されているがもっぱら水上か水中でしか使われない機能となっている。無限軌道で機動するのが基本。

しかし、これでもノラ戦車相手には能力不足だったため僅か1年(標準時間)も経たずに退役した。
特にLD比が高いその砲弾はスペック上は問題がなかったもののノラ兵器が持つ装甲にはかなり効率が悪く貫通できない場合がかなり多かった。
APFSDSの跳弾角度は10度未満と呼ばれているがそれを彼らは垂直装甲でも弾き飛ばしてしまうというまったくもって不可解な奴らだったのである。

その後、兵器局は独力で様々な兵器を開発したり、古の兵器が持つ戦車の設計図を購入して主力戦車を作り上げたりしたものの、
戦車の代わりにはなれなかったり古の兵器しか使えない主力戦車になったりした。
現在の水棲ベレロフォン文明では機甲兵力の中核たる主力戦車を製造・配備・維持できるのにその主力戦車を使えないという奇妙な状態になっている。
そのため有事の際には古の兵器を可能な限り雇って戦わせるという非効率的なシステムとなってしまった。

Scy.MDLeAc.45 B

全高10.77m、総重量45t
仕様:
 30mmマイクロミサイル14連装垂直発射器(コア搭載)
 51mm6連装発煙弾投射器 2基(コア搭載)
 背部ハードポイント 2基
 肩部ハードポイント 2基
 腕部マニュピレータ型ハードポイント 2基
 腰部ハードポイント 2基
 高速機動用粒子防壁
 電磁防壁(対16cm第六世代圧縮波動砲防御、対14cmプラズマ砲防御、展開範囲 半径10m)
 AC装甲3β 40/14/14mm(AC式防御スクリーン、AP38800相当)
搭載武装:
 708HHT 2基(背部搭載180mm3連装誘導プラズマ榴弾砲)
 500HHT 2基(肩部搭載127mm3連装誘導プラズマ榴弾砲)
 224AC(腕部搭載57mm機関砲)
 145AC(腕部搭載37mm機関砲)
 プラズマブレード(腰部搭載、有効射程200m、114mmプラズマ砲相当)
設定:
水棲シュヴェシィナで構成された企業が製造してるコジマ粒子防壁を持たない量産型IVAC。
所謂ネクストAC。見かけは何所と無くインテリオルグループのネクストをオーメルグループのみたいにスタイリッシュにした感じ。

何気に各パーツは互換性があるが性能は低い。
防御力にいたってはフラジールよりはマシという程度には他のネクストACと比べると性能が劣るが潜水機能が付いていて水中戦に適応している事が大きな特徴である。

Scy.LDLeAc.451

全高4.51m、全幅2.22m、総重量11.5t
仕様:
 腕部マニュピレータ型ハードポイント 2基
 30mmマイクロミサイル14連装垂直発射器(コア搭載)
 51mm6連装発煙弾投射器 2基(コア搭載)
 チタン系AC装甲3β 45/35/10mm
 電磁防壁β 対57mmレーザー防御、対20mm非磁性プラズマ弾防御
 ツュヴェツィナ発動機II 6基
搭載武装(出荷時):
 291H(手持ち74mmプラズマ榴弾砲、プラズマ徹甲散弾、誘導プラズマ徹甲弾)
  30MG(7.62mm機関銃)
 118MG(手持ち30mm機関銃、電子炸裂プラズマ弾)
設定:
国内におけるゲリコマ潰しとノラ兵器群掃討を重視した軽二脚型VAC。
Sz11やR2BとかAS-12等のような量産型VAC。

ベレロフォン文明の兵器らしく水中でも難なく動け、機動性は量産型VACとしてはかなりのもの。
非常に軽量小型なためVACにも関わらず全高も重量もブラストランナーよりも小さい。

しかしその軽量さを引き出すチタン装甲は正面で一般的な12.7mm重機関銃の徹甲焼夷弾を耐えることがある程度。
AC装甲を起動させればある程度……とも行かない。物理抗弾性もブラストランナーと同じかそれ以下である。
電磁防壁によるレーザービーム兵器と粒子ビーム兵器に対する防御力は凄まじいがAC装甲3βもシールド兵装と同じ問題を抱えているため、
εレーザーやEMP弾による攻撃を受けるとシールド兵装と共に一撃で防御力が無くなる可能性もある。
それらを機動力を持って回避し続けなければならないが……相手が相手なのでεレーザーの危険性は無視できるようだ。

コアに搭載しているマイクロミサイル発射器は所謂メタルストーム方式の発射形式をとっており発射器一つに付き6発のマイクロミサイルが搭載されている。
マイクロミサイルと言っても見かけがすっげぇ小さいAMOONシリーズみたいなもの。
熱源に向かう単純な誘導方式。推進機の燃焼時間が最大でも5秒しかないのでもっぱら近接防御用、
シュヴェシィナだと直撃でも確実に落とせない非力な代物だ。
当然だが同じVACどころかBR、そしてアーマードトルーパーですら有効打となり得ない。

Scy.LHTAc.400

全高4m、全幅3.1m、総重量20.2t
仕様:
 武器腕型ハードポイント
 腕部マニュピレータ型ハードポイント 2基
 30mmマイクロミサイル14連装垂直発射器(コア搭載)
 51mm6連装発煙弾投射器 2基(コア搭載)
 軽量複合装甲β 50/35/20mm
 チタン系AC装甲3β 45/35/10mm
 電磁防壁β 対90mmレーザー防御、対30mm超強磁性プラズマ弾防御
 ツュヴェツィナ発動機III 8基
搭載武装(出荷時):
 421ATLC(武器腕107mm対戦車レーザーキャノン)
 118MG-2 2基(手持ち30mm連装パルスマシンガン、12.7mm3銃身ガトリング式電磁機銃併載)
 370ACGL(肩搭載94mm21口径対クレリアンガンランチャー、砲発射KEM 20発)
設定:
原作のアーマードコアVシリーズにはない軽ホバータンク脚部+肩武装付き武器腕な量産型VAC。コアとヘッドはScy.LDleAc.451と共通。

増加装甲が普通の複合装甲だがEx5やEx8等のクレリアン系装甲生体兵器が持つ強力な火器を防ぐ為である。よほど身に染みたようだ。
標準搭載されているミサイルは対クレリアンKEMだが装甲貫通力がRHA1500mm前後しかないので一般的なクレリアンやType11の装甲は貫けない。
あくまでもEx5を撃破するためのミサイルである。

RCV-630F系

全長6.3m、総重量13t
兵装:
RCV-630F
 90mm28口径滑腔榴弾砲(HEAT-MP 18発、水雷弾18発、砲発射対空ミサイル8発、電子攻撃波動砲)
 7.62mm機関銃(主砲同軸、徹甲焼夷弾1200発)
RCV-630F-693
 30mm機関砲(APCR 180発、HESH180発、砲発射対空散弾ミサイル180発)
 7.62mm機関銃(主砲同軸、徹甲焼夷弾1200発)
RCV-630F-APC
 30mm自動擲弾銃(砲発射対空散弾ミサイル120発、量子索敵遮蔽煙幕弾100発)
 7.62mm機関銃(主砲同軸、徹甲焼夷弾800発)、歩兵8名
RCV-630F-AT
 178mm中距離対戦車ミサイル連装発射機(HEATミサイル8発)
 7.62mm機関銃(主砲同軸、徹甲焼夷弾1200発)
共通
 軽量複合装甲 40/30/15mm(傾斜)
 電磁防壁β 107mm対戦車レーザー防御
設定:
水棲シュヴェシィナが住んでるところだと良く使われてる偵察戦闘車的なもの。
潜水艦用の非大気依存ディーゼルエンジンを搭載し、何気にホバー機能と潜水機能を搭載した6輪駆動の装輪戦車。

特にホバー推進機構が潜水時にも使えるようになっている点が特徴的でありエネルギー効率が極めて高い。
潜水艇としては静穏性度外視であり隠密任務には使えない。ホバー推進機構は空中でも飛びまわれるが彼女らは水中でもそんな事をしない。
環状宇宙都市帯のような水中設備が大量にある環境での戦闘に特化している。

番号の後ろのFはE型やC型といった改良を示すものではなく製造企業に割り振られた番号。
ニュルンやフェヌンらが住んでいた国家にある製造企業にはFが降られている。

APC-693F系

全長6.93m、総重量16t
兵装:
APC-693F
 30mm自動擲弾銃(砲発射対空散弾ミサイル150発、量子索敵遮蔽煙幕弾200発)
 7.62mm機関銃(主砲同軸、徹甲焼夷弾800発)
 歩兵16名
APC-693F-IFV
 30mm機関砲(APCR 150発、HESH150発、砲発射対空散弾ミサイル150発)
 7.62mm機関銃(主砲同軸、徹甲焼夷弾800発)
 歩兵12名
APC-693F-IFV630
 90mm28口径滑腔榴弾砲(HEAT-MP 15発、水雷弾15発、砲発射対空ミサイル5発)
 7.62mm機関銃(主砲同軸、徹甲焼夷弾800発)
 歩兵12名
APC-693F-PAMOS
 120mm21口径誘導迫撃砲(誘導榴弾60発、HEAT-MP20発)
 7.62mm機関銃(主砲同軸、徹甲焼夷弾800発)
APC-693F-VSHORAD
 30mm連装対空機関砲(徹甲焼夷弾450発、砲発射対空散弾ミサイル300発、砲発射対空HESHミサイル200発)
 50.8mm連装誘導レーザー(主砲同軸)
APC-693F-AT
 178mm中距離対戦車ミサイル連装発射機(HEATミサイル16発)
 7.62mm機関銃(主砲同軸、徹甲焼夷弾800発)
APC-693F-PAMLS
 178mm中距離対地ミサイル4連装垂直発射機(破片弾頭ミサイルか半徹甲弾頭ミサイル16発)
APC-693F-SHORAD
 127mm短距離対空ミサイル6連装発射機(短対空ミサイル24発)
APC-693F-ARV
 クレーン
 ウィンチ
 7.62mm機関銃(徹甲焼夷弾800発)
共通
 軽量複合装甲 40/30/15mm(傾斜)
 電磁防壁β 107mm対戦車レーザー防御
水棲シュヴェシィナが住んでるところだと良く使われてるピラーニャ装甲車的なもの。
潜水艦用の非大気依存ディーゼルエンジンを搭載し、何気にホバー機能と潜水機能を搭載した8輪駆動の装輪装甲車。
砲塔や車体後部を挿げ替えたバリエーションが豊富でこれ一つで大まかな地上戦闘を行えるようになるらしい。

武装群

178NLOS-PAMLS

使用弾頭:榴弾、半徹甲榴弾、成形炸薬弾
発射重量:45kg(榴弾)、60kg(半徹甲榴弾)、38kg(成形炸薬弾)
誘導方式:発射時と中間誘導 INS
     終末誘導 INS/レーザー誘導/IRI
17.8cm対地ミサイルとその発射器。施設破壊を行うための精密誘導ミサイル。

やろうと思えば戦車を撃破することだってできるが最近の古の兵器系戦車はステップで難無く避けてしまうので相手をよく見極めよう。
射程距離内なら空中艦艇も狙える優れものだが装填時に弾頭を誘導できるものに変える必要がある。

基本的には重迫的な運用がされ、強固な防御陣地に対して撃ち込むのが普通である。
おそらくは最小の弾道ミサイルと言うべき代物で発射後の有効な妨害手段が無く直接攻撃による迎撃くらいしか対抗手段がない。
どちらかと言うと堅牢なベトンで出来たトーチカを潰すためのものだった。

188R-60TRL

全長(収納/展開)213/381mm、本体重量0.87kg(ロケット弾除く)
使用弾:
弾頭質量(kg) 炸薬量(kg)
188R-60HE(ロケット榴弾) 0.75 0.47
188R-60HEP(ロケット粘着榴弾) 0.61 0.58
188R-60HEDP(ロケット多目的榴弾) 0.63 0.21
188R-60HEAT(ロケット成形炸薬弾) 0.61 0.21
188R-60SH(ロケット榴散弾) 0.83 0.13
 貫通力(mm)
鉄筋コンクリート 要塞用鉄筋コンクリート RHAγ
188R-60HE(破片) 11 9 4
188R-60HE(着発遅延) 65 37 11.4
188R-60SH(散弾) 9 7 6
188R-60SH(着発遅延) 70.2 41 13
188R-60HEP 100 82 13
188R-60HEDP 550 184 19
188R-60HEAT 605 240 24
60mmマイクロロケットランチャー。
全長が188mmほどの60mmロケット弾を用いる伸縮式ロケット発射筒。軽量ロケット発射筒にしては珍しく再装填しての連発が想定されている。
ロケット弾の推進剤は展開した発射筒を進む間のみ燃焼するので無反動砲のような使い勝手となっている。口径は60mmほどだが炸薬量は一番多い粘着榴弾でも37mm歩兵砲が撃つ榴弾程度。

57mmレールガン

57mm TranLight Electromagnetic Projection Gun
口径:57mm、砲口初速(標準環境下、APFSDS):13430~15640m/s、
重量:650~871kg
使用砲弾:APFSDS、熱核粒子炸裂弾
ヒトでは発音不可能な文字が名称に使われている為に性質から暫定的に呼称されている。
機械部品が剥き出しになっているのは外装パーツが失われたまま使い続けられて外装が要らなくなったからである。

基本的には腕部に内蔵された超光速粒子銃で戦う彼女らだが、超光速粒子銃で対処できない脅威の場合にこれを取り出す。徹甲弾の弾芯は高密度化した謎の金属が使用され、これは塑性流動を起した時に完全液体として振る舞い如何なる強靭な装甲をも削り侵徹していくというもの――だったのだが冶金技術が異常な方向へ発達した勢力の装甲板には歯が立たなくなったので現在ではタングステンやタンタル等の普通の金属が使われている。
砲身内の時間を急加速させるか砲身内だけ光速の定義を通常の8000倍にする物理法則改変を施すことで超光速を叩き出すという凄い荒業だ。最早彼女らには時間を操るなど雑作もないのか。

チャージ時間が無いレールガンかつ非常に発射レートが高い為、使用感は普通の自動小銃そのものである。やはり少しの遅れが命取りになり易い空中戦が花形となっている彼女らの拘りなのか。
砲身長が違うモデルが製造されているがどのような区別があるのかいまいち良く解らない。単に射程を取る引き撃ちスタイル向きか可能な限り接近して多数の砲弾を叩き込むスタイルかで砲身長と発射レートが微妙に違うみたいだ。

火薬の原料である窒素を使わないという点から窒素源が常に枯渇状態にある宇宙に住まう西の夏系ベレロフォンが好んで使う傾向がある。
というより、現状ではそれくらいしか利点が無い。
名前は英語表記のほうがそれっぽい。
しかしもはや旧式な上に光速の8000倍程度だと恒星系内戦闘にしか使えないし、相対速度が亜光速からになると敵側の防御力も跳ね上がってしまい超音速弾で撃ち合っているのと似たような矛盾の関係になりがちなため57mmレールガンと言ってもより整備性に優れて弾速にも優れる波動化学砲か単なる装薬砲の機構であることが多くなった。
また宇宙間戦闘となるとレーザーが効くソフトスキン相手なら無限大速度の光線(?)を放つマドリアンルビーを使ったレーザー火器のほうが何かと便利だ。

30mm超光速鉄プラズマ機関銃

30mm SuperLight IronPlasma MachineGun
口径:30mm、砲口初速(標準環境下):190000m/s
重量:305kg
ヒトでは発音不可能な文字が名称に使われている為に性質から暫定的に呼称されている。
機械部品が剥き出しになっているのは外装パーツが失われたまま使い続けられて外装が要らなくなったからである。

プラズマを発射するのに小宇宙を爆破して投射するというか鉄プラズマを含んだ小宇宙が爆発させて超光速で飛ばすというかなりの荒業だ。
毎分3000発のレートで弾幕を張る超光速鉄プラズマ機関銃。が、ρ13等の超質量惑星による超強重力下では極端に初速が落ちる。
プラズマ化した粒子状の鉄を弾体としている粒子ビーム機関銃。その貫通力は現在では悲しいほど乏しくなってしまった。

P45SMG.B

全長46cm、重量2.14kg
使用弾 .45EML
装弾数 30発
スターリング短機関銃の銃身を滑腔にして短くした感じの11.4mm短機関銃。
見た目からは想像もできないが電磁銃。そして見た目通りやや旧型。

銃弾である鉄塊をプラズマ化させるほどの電流を流しながら加速させて連射していく短機関銃。
銃声が火薬式のそれとよく似ている。
銃弾には薬莢がないからなのかボルトが大型化しており通常のオープンボルトと比べて銃が暴れやすい。
撃ち出される弾頭は徹甲弾なのかプラズマ弾なのかよく解らなくなるが「プラズマ化半徹甲弾」が正解。

非常に構造が単純で頑丈。どこまでも短機関銃らしいが電磁投射式プラズマ銃である。
プラズマ銃とは思い難いほどアンティークな外観でどこに電源があるのか解りにくいがあの重いボルトに鉄塊のようなバッテリーが入っている。
そのバッテリーは2発分しか容量が無いものの魔法のような謎の機構によって発射毎に充電しているので電源要らずな機構となっている。
この謎の機構は熱を電気に変えているらしく、人肌でそっと温めるだけで撃発可能になるという。ある意味で火薬式よりも頑丈だ。

貫通力は水棲シュヴェシィナの皮膚を貫けるがちょっと傾いてたり曲面に着弾するとやっぱり弾かれるくらいという凄いんだか凄くないんだか良く解らない貫通力。
威力は鋭い.45ACPといったところ。

ポリニトロジェンビームボウ

PolyNitrogen Beam Bow
設定:
名前からしてキチガイ染みてると思ったらそれは正しい。というか間違いなく爆薬好きね。

周囲の窒素分子を超重力で圧縮し、更に2000℃近くまで加熱してポリ窒素の矢を精製する粒子ビームボウよ。
そのおかしい矢は当たれば量産型Type11でも無視出来ないほどの威力を持った粘着榴弾となっているの。

ポリ窒素構造の矢の周囲に金属を貼り付ければ携行対空ミサイルに匹敵する対空ロケット弾にもなるわ。
ポリ窒素自体もナノマシン化されているから設定次第ではミサイルにもできるのよー。
何故弓矢というアンティークな形式を取っているのかは周囲の大気に窒素が充分に含まれているならこちらの形式の方が集積しやすいから……らしいわ。
機構上の問題で使用者も相当頑丈でなければならないけどあの威力で大気圏内なら弾数が無限大というキチガイ染みた性能になっているの。

ちなみにビーム弾体は黄色に発光するけど励起状態の窒素も纏うし弾道にそれが発生するから毒々しい赤い火球と線が輝くの。
当然だけど周辺大気に存在する窒素も励起状態にしちゃうからお空が真っ赤に輝くようになるわ。
そうなるととても普通の生き物が寄りたくなるような光景じゃないね。

吸収型防御機構持ちの兵器にも効く粒子ビーム兵器の一つだけどそもそも機構的に強かったら効果が無いのでご利用は計画的に。
HESH耐性持ちは……うん、諦めて。
亜種としてポリニトロジェンビームジャヴェリンもあるの。
こちらは威力可変でやろうと思えば一撃で大都市を更地にするほどの破壊力にもできるけど“チャージ時間”も酷い事になるわ。
そもそもビームボウの時点で(超効率化されてるのにも拘らず)キチガイ染みた要求エネルギーよ。
見かけといい、性能といい、見るからに古代兵器ちっくね。

バブルパルスレーザー

BubblePulse Two-step PulseLaser
設定:
水中レーザーとも。レーザーなのにバブルパルスによる物理的な破壊を行う、水棲ベレロフォンらしさがそこかしこに滲み出る変なレーザー。
(条件付で)装甲兵器にも生物にも有効という珍しいレーザー兵器。その性質上、濡れているとかなり危険。
下手すると戦車でも大ダメージを食らう事も。

長らくどんな波長が使われているのか不明だったが、どうやら一瞬だけ通り道の粒子を退かす為の赤外線レーザーを照射後、バブルパルス発生に最適化された赤外線レーザーを照射するというやっぱり変な代物だった。
その仕様上、ある程度の偏差撃ちが要求されるレーザーである。

距離減衰が他のレーザーと比べるとかなり少ないのが特徴。でも何よりもレーザーなのに物理的な破壊というのが特徴的。
液体を含む生物に照射すると焼くというより爆発させる。かなりえぐい殺し方をするレーザーでもある。

水とか液体がないとただの変な赤外線レーザーだ。
何気に吸収型防御機構持ちの兵器も殺せる唯一のレーザー兵器でもある。(但し液体で濡れてるか水中でのみ)
このレーザーを防ぐには物質として堅牢である事が求められる。

ベレロフォン

重量:2.56t
設定:
西の夏系ベレロフォンがよく持っている刺突剣。形状はエストックに近いが装飾が凝ってレイピアみたいになっている事もある。
彼女らが持つ理由を他に語る事は無いが下位の存在である水棲シュヴェシィナ達もベレロフォンではないがエストックをよく持っている。
長年の間、魔力が付与されていると言われていたがそれは西の夏系ベレロフォンの超科学によるものであり、この剣自体はただの鉄塊である。

今では武器の名前でもあり、一連の女性型航空機動兵器群の総称にもなっている“ベレロフォン”だが名前の由来は現在でもはっきりとしない。
そもそも我々が呼称していた単語を彼女ら自らがあたかも種族名のように名乗っているのはシュヴェシィナのみである。
彼女らはあくまでも自分達を人類と思っており、我々と変わらない存在だと考えている。
所謂古代ベレロフォン語での“剣”を意味する単語だったが何故か種族名のようなものになった説と人類とファーストコンタクトを取ったベレロフォンが“ベレロフォン”という名前だった説がある。

M713熱核粒子

完全に核分裂反応が進むように調整した核燃料。MはMatter:物質のM、つまるところ物質713だ。

粒子ビームとして射出すると核分裂反応が進み5000℃近いプラズマ火球となるので、
核兵器でありながら高度な時限信管を必要としない特徴を持つ。
着弾時には凄まじい高熱による殺傷を主眼とするためエネルギー兵器に分類される。
副次的に高エネルギーの電磁パルス(EMP)も発生する。
ただし、もとは核燃料として開発されたものであり兵器として利用していたのはかなり少なく、波動兵器や反物質兵器のほうがまだ見るくらいである。

いわゆるエネルギー兵器に対して凄まじい耐性をもつType11Mの出現でそのディメンション群全体において他のエネルギー兵器と同じく廃れていった。
厳密にはType11Mはそれ以前にも存在していたのだがいくつかの強豪国家において戦力化に成功し、それを扱う運用法が確立したことである。そもそも始まってすらいない。
核燃料としては生き残っている。

132ポンド空対空多弾頭熱核ロケット弾

設定:
M713核燃料を充填した2ポンド熱核弾を42発ほどばら撒くロケット弾。
起爆時には30000℃ほどのプラズマ火球ができ、膨大な熱量と超音速の衝撃波で対象を焼いて切り刻む。
広範囲にわたって粒子・電磁防壁等のバリアやシールドを粉砕・無力化する効果をもっており、バリアを装備した航空機に対して絶大な威力を発揮する。
反応効率が非常に高く、放射線が殆ど出ない(代わりに凄まじい熱量)為これ単体ではそれほど汚染しない。

……現在では様々な要因によってバリア兵装を装備した航空機は殆ど姿を消した為、需要の無い扱いに困った兵装である。
また、光速超過用電磁防壁(ワープする船や航空機ならみんな付いてる)は無力化できない欠点が存在する。

M-25A1 リニアビームキャノン

本体価格:41,000UC
弾薬単価:38,000UC
電源単価:160,000UC
設定:
25mm熱核粒子ビームキャノン。名前通りレールガンのような形態をとっている。
非常に高初速・高威力の熱核粒子弾を射出するものでビーム兵器としては異例の射程距離を誇る。
大気圏内で減衰5%以内の射程距離は2000m。初速は1600m/s。そのため衝撃波と大砲に似た射撃音がある。

レールガンでありビーム兵器だが弾は機関砲用の弾薬から改造した半徹甲榴弾で、
弾頭に調整された核燃料と起爆剤が内包されておりそれの周りに軟鋼製の外殻をもったキワモノ弾だ。
爆風の威力は弾頭直径7~8cmサイズの榴弾に匹敵する。
しかし破片が無い為、結果的には着弾点から半径5m程の殺傷範囲であり、Type11Mに対しては直撃を狙わなければならないが、
この弾は製造上の問題で重心が狂っており精度がかなり悪く、せめて300m以内に近付かないとろくに当たらなかった。
使用者は弾倉に入れる前に弾頭を転がしたりして当たり外れを見ていたという。
尤もType11Mのような堅牢な装甲をもった硬目標に対しては徹甲弾が有効なのだが。

徹甲弾では精度はちょっとマシになるが2200m/s以上の高初速で撃ち出されるので材質を間違えるとプラズマ化して燃え尽きてしまう。

ちなみに機関砲用の弾丸を装填することが出来るし弾倉も共通。
使用できるのは徹甲弾のみだが元の機関砲がオチキス製の25mm対空機関砲だからである……。
そもそもこれはレールガンの砲身と機関砲の機関部をニコイチしたものであり急造兵器なのである。
ρ8800地球では遺棄された軍艦から剥いだ九六式二十五粍高角機銃の機関部を再利用したタイプの方が多い。だが識別はされていない。

火薬によって点火し5個のコイル加速器と2mもの長大なリニア加速器により加速させる。
ローテク故、タイミング調整が恐ろしく難しい。その恐ろしく難しいタイミング調整だが、
点火→コイル加速→リニア加速を射撃する度に砲についてる複数のボタンをタイミングよく操作する必要がある。
核爆発時の電磁パルス下でもその機能を失わないためのものだが、あまりにも不便過ぎた。

弾倉一個あたり15発。

Type11Mと呼ばれる生体兵器が出現してから開発された熱核粒子ビーム兵器である。
しかし、実弾を用いる自動小銃を通常弾から徹甲弾に変更することによって対処されたせいでそれほど配備されなかった。
現在では処分セールの対象にされてる兵器だ。
リニア加速器を廃し、コイル加速器を11個に増やしたM-25A2コイルキャノンというのも存在するがもはやビーム兵器ではなくなっている。
+ どうでもいいチラシの裏
一応M-25A1 リニアビームキャノンはブロペニュが装備している武器の一つ。徹甲弾を装填しもっぱら機関砲として使っていた。彼女が使用していたのは九六式二十五粍高角機銃から改造したものである。
特徴である核弾頭は30発ほどしか撃たなかったようだ。
使用する電源は核バッテリーと呼ばれる所謂すごい電池。が、排熱等の問題から密閉が不完全だった為、常時放射能漏れを起こしていたそうだ。常に汚染されていた環境で戦っていた為に放射線に対して耐性を持っていたのか、周りの連中が世紀末状態だったのか知らないが全く手がつけられず、これが解決したのはブロペニュがブレイゾンにやって来る前にやっと手がつけられ、ブレイゾンに入港する直前で改良型に交換したんだとか。
何か粒子防壁等のバリア兵装を無効化するような代物だが、それらのバリア兵装で一度だけ防ぐことができる。つまり、発生装置であるバリア兵装が壊れてなければもう一度起動することによってもう一度防ぐことができる。ただし、一度だけな上に規模関係なく破壊する(流石に歩兵携行程度では艦艇のものを割ることはできても完全破壊はできない)のでどこまで有用性があるかは不明。

M-25/2 ビームマシンキャノン

本体価格:150,000UC
弾薬単価:38,000UC
電源単価:160,000UC
設定:
25mm熱核粒子ビームガスト機関砲。M-25A1を機関砲へと改造したもの。
それだけではなくフルオート化が行われており、M-25A1と同じ威力・初速・射程を持つ熱核粒子ビーム弾を毎分800発もの連射速度(間隔で言えば75くらい)でぶちまける。
当然、重量が増大しており車載か機関銃陣地に置くような代物となっている。結局改造元と同じ運命を辿った。M-25A1の元が機関砲だったことを考えるとある意味先祖帰りである。

タグ:

MI4989 武装
最終更新:2019年10月10日 12:41