イヴァースシステム

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イヴァースシステム - (2014/12/30 (火) 13:01:16) の編集履歴(バックアップ)


【用語名】 イヴァースシステム
【読み方】 いばーすしすてむ

【詳細】

イヴァースとは、EVERyday magnetic-field-dependent SElf-defanse Systemの略称で、強力かつ広範囲の磁場形成装置を用いた自己防衛システムの名称である。
火星のテラフォーミングの際に発生した生物に有害な微粒子(マーズレイ)を防ぐために開発されたシステムであり、AGEシステムによって収集された火星周辺の環境データとヴェイガンが所有していたEXA-DB内のデータを組み合わせて完成させた。

地球と比べて弱い火星の磁場を部分的に強化し、それを防御壁として太陽風の影響を弱め、磁気嵐の発生を抑えることによってマーズレイの流出を防ぐことができる。
これにより、セカンドムーンをはじめとするコロニー群内部のマーズレイ進入を止めることが可能となった。
このシステムは、火星の地表にある送電システムと火星軌道上に配置された無数のガフランマーズフェザーによって構成されており、天気予報によって太陽風が迫ったときに稼動し、それを防ぐ仕組みとなっている。

このシステムの開発にはフリットをはじめとする火星環境改善プロジェクトが関わっており、後にその功績を認めたヴェイガンによってフリットの像が建立・進呈されている。