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&font(b,20){第4回 SF/FT/HR@2ch板大賞 2004}
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>目次
>#contents
*●概要
>:【部門】|
>+国内小説SF/FT/HR作品
>+海外小説SF/FT/HR作品
>+映像作品
>+コミック部門
>+ゲーム部門
>+SF/FT/HR界の出来事(イベント・訃報など)
>+SF@2ch内の出来事(ベストスレッドなど)
>:【対象】|
>2004年に日本国内で発行、上映、放映されたSF・ファンタジー・ホラー(雑誌はその月号に準じ、1月号から12月号まで)の面白かった作品に投票する。
>:【投票期間】|
>2005年1月14日~2月15日まで
>:【ルール】 (&font(b,forestgreen){大 網 傘 茸} さんの発言から抜粋編集)|
>投票は一人一回まで。
>部門1~5は投票者一人につき持ち点3点、3作品まで。(配点は明記してください)
>1作品にのみ投票した場合―1点~3点(配点の指示が無ければ3点として集計)
>2作品に投票した場合―2点対1点、あるいは1点対2点、あるいは1点対1点&br() (配分は投票者が明記する)
>3作品に投票した場合―各1点づつ
>作品に関するコメントや総評などあると楽しい。(不正防止の意味もあります)
>1~7部門以外の必要な項目があれば、勝手に部門を作って投票してください。(ただし次回への継続は1~7部門のみが基本です)
>マターリ、ぬるーり。
>:【注意事項】|
>-国内小説SF/FT/HR作品、海外小説SF/FT/HR作品は、長編、中編、短編の区別なく投票出来ます。ただし票割れを防ぐために短編、中編の場合は作品が収録された短編集/アンソロジー名での投票をお願いします。雑誌掲載の場合はそのままでOKです。
>-シリーズ作品について&br() シリーズが完結していなくても、単体でも読める内容であれば投票出来ます。その時点で大賞を受賞した場合でも、シリーズ完結後には対象作として再度の投票が可能です。
>-文庫落ちなどの再販作品への投票も可能ですが、すでに大賞受賞作であった場合は、作品に大幅な加筆修正が無い限りは参考票とします。(再販と明記してもらうと助かります)
>-雑誌連載終了~単行本化の時期のズレが複数年にわたる場合、その都度投票は可能ですが、雑誌連載終了時で大賞を受賞した場合は、作品に大幅な加筆修正が無い限りは単行本化作品は参考票とします。
>-投票したい部門がひとつだけの場合でも受け付けます。(他部門は省略の形でかまいません)
>-票の変更がある場合は、集計人へお知らせ下さい
>-その他の質問などありましたら、集計人へお知らせ下さい。
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*●最終結果 (有効投票数26)
**□ 1 □ 国内小説SF/FT/HR作品
#amazon(4150307687,right,image)
>:&font(b){1位 8点 「象られた力」 飛浩隆 ハヤカワ文庫JA}|
>&color(blue){>>52} 想像力の限界を試されているような高密度の文章に、読んでる間震えっぱなし。とぼけた雰囲気の「呪界のほとり」も割と好き。
>&color(blue){>>57} 精緻な細部が全体をつくりあげていくのをまず楽しんで、その圧力が最高潮にきたあたりでゆっくりと傾いていくのを楽しんで、世界のほうにだまされていたと気付くぐにゃりと歪む瞬間、小片となって崩れていく瞬間が好きです。脳の五感を司る部分をゆさぶられているようでくらくらしました。
>&color(blue){>>80} 「グラン・ヴァカンス」よりも好きな短篇集です。
>&color(blue){>>92} 「デュオ」がとにかく圧倒的なので短編集の方
>[参照:[[飛浩隆 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/18.html#id_d6d27aa3]]]
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>:&font(b){2位 7点 「膚の下」&「火星三部作」 神林長平 早川書房}|
>&color(blue){>>29} エンターテイメントにして思想小説、そして最高のSF。日本SF界が長く待ち望んだ「消滅の光輪」クラスの傑作と思う。内容は一見すると複雑に見えるが、いたってシンプルな物語。人間に似せた能力を持った人造人間がアイデンティティーを求め、戦い、傷つき、苦悩しながら○○○となるお話。(この程度のネタばれで面白さを削ぐとは思わないが、念のため)雑誌掲載版を一気に読んだためか、筆が走っていると感じる部分や青臭さを感じてしまう部分もあるにはあるが、それらをすべて含めた上で素晴らしい作品だった。多くの人に読まれてほしい。
>&color(blue){>>89} 火星三部作完結編。これから先この人どうするんだろうか。
>&color(blue){>>92} 神林節炸裂
>&color(blue){>>93} 気持ち的には1位なんだけどね
>[参照:[[神林長平 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/16.html#id_7738c489]]]
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>:&font(b){3位 6点 「新・地底旅行」 奥泉光 朝日新聞社}|
>&color(blue){>>19} 語り口がいい。探検旅行に向かない主人公たちのドタバタが笑える。
>&color(blue){>>75} 安心して読めるエンターテイメント。
>[参照:[[奥泉光 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/15.html#id_1ff97740]]]
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>:&font(b){4位 5点 「インナーネットの香保里」 梶尾真治 青い鳥文庫fシリーズ}|
>&color(blue){>>73} 5年後、10年後のSF板(あるかな?)で「初めて読んだSF」にあげられるのを祈って!同作者の「未来の思い出」を読む前にこっちを読んでおくのをおすすめします
>&color(blue){>>93} 梶尾真治の信者だから無条件で2pt
>[参照:[[梶尾真治 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/16.html#id_58fbc5e5]]]
>:&font(b){5位 4点 「ラギッドガール」 飛浩隆 }|
>&color(blue){>>10} この作品で、完全に魅了されました。一週間位、タコ殴り状態(・з・)
>&color(blue){>>29} こちらも凄い。短編集「象られた力」と迷ったが、長くSFシーンより沈黙していた著者が、これだけ尖った現代SFを書いたというのは、実際には休む事無く小説イメージの破壊再生を繰り返してきたのだという事に他ならないだろう(脳内で)。ホラー小説としても一級品。感性の著者が、それだけで押し切らずに仮想空間の世界へ真っ向から挑戦した意欲作。(注、短編です)
>[参照:[[飛浩隆 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/18.html#id_d6d27aa3]]]
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>:&font(b){5位 4点 「蹴りたい田中」 田中啓文 ハヤカワ文庫JA}|
>&color(blue){>>9} アホすぎ
>&color(blue){>>75} このタイトルのみで1点。出たタイミングも良かった。
>[参照:[[田中啓文 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/18.html#id_1c9a445a]]]
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>:&font(b){7位 3点 「ロボット・オペラ」 瀬名秀明・編 光文社}|
>&color(blue){>>12} でもこれは「あり」なんだろうか?しかも国内で
>[参照:[[瀬名秀明 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/17.html#id_70960658]]]
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>:&font(b){7位 3点 「星の牢獄」 谺健二 原書房}|
>&color(blue){>>18} B級SFに見せかけた本格ミステリだが、最後にアンチミステリ風味になる。ということは、やはりSF?
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>:&font(b){7位 3点 「All You Need Is Kill」 桜坂洋 集英社スーパーダッシュ文庫}|
>&color(blue){>>57} おなじみ「時間ループもの」。ループ具合はほぼ2日間隔。ただし戦時中。死ぬことも逃げることも不可な中で、何度となく繰り返される戦いの中で、ひたすら経験値をあげたあとの先達たちとの人間関係。戦場の牝犬と呼ばれる人とのやりとり。最後はただ、苦く、切なく……。余韻も最高でした。
>[参照:[[桜坂洋 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/17.html#id_707852b7]]]
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>:&font(b){10位 2点 「綺譚集」 津原泰水 集英社 }|
>&color(blue){>>83} 内容装丁ともにジャンルの枠をとっぱらってもぶっちぎりで一位です。一篇一篇ごとに異なる趣向で結晶化された言葉たち。
>[参照:[[津原泰水 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/18.html#id_ac9db580]]]
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>:&font(b){10位 2点 「復活の地」 小川一水 ハヤカワ文庫JA }|
>&color(blue){>>52} 眩しくなるほどの理想主義。順調に成長してくれているようで嬉しい。地震学者や都知事など印象に残る脇役が多かった。
>&color(blue){>>90} 手堅い正統派SFに一票。どんどん上手くなっていると思います。
>[参照:[[小川一水 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/15.html#id_c4a2a26f]]]
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>:&font(b){12位 1点 「グアルディア」 仁木稔 ハヤカワJコレクション }|
>&color(blue){>>9} 話いいのに文が寒い。もうちょい書き慣れてほしい。
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>:&font(b){12位 1点 「熱帯」 佐藤哲也 文藝春秋 }|
>&color(blue){>>40} 大人のオモチャ箱(?)
>[参照:[[佐藤哲也 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/17.html#id_1489d46b]]]
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>:&font(b){12位 1点 「薔薇密室」 皆川博子 講談社 }|
>&color(blue){>>40} 猫舌男爵も良かったが、やはり真骨頂はこちらではないかと
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>:&font(b){12位 1点 「都筑道夫恐怖短篇集成」 都筑道夫 ちくま文庫 }|
>:&font(b){12位 1点 「日本改暦事情」 冲方丁 ? }|
>[参照:[[冲方丁 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/15.html#id_25553c6d]]]
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>:&font(b){12位 1点 「猫舌男爵」 皆川博子 講談社 }|
>&color(blue){>>77} 弱い人間だけが物語を必要とする。このテーマをまず据えた上で、それにおもねらず、嘲いもせず、ただ物語の生まれる瞬間をつかみとるがごとき「太陽馬」が蒐中の白眉。同作者の「影を買う店」(『凶鳥の黒影』(河出書房新社)所収)も併せて読むと趣き深い。
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>:&font(b){12位 1点 「ぜったい退屈」 鈴木いづみ 文遊社 }|
>&color(blue){>>77} 敵は消す。世界は仲良くなる。病人は消す。世界は健康になる。醜い奴は消す。世界は美しくなる。悲しんでいる奴は消す。世界は――
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>:&font(b){12位 1点 「イノセンス After The Long Goodbye」 山田正紀 デュアル文庫 }|
>&color(blue){>>77} 映画とは完全に別物。「機械と人間の境界」、「犬」というお題を忠実に守っているのはこっち。チャンドラーとイーガンを混ぜるような暴挙をやっても小説の体裁が崩れないのはすごい。
>[参照:[[山田正紀 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/22.html#id_0aecd680]]]
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>:&font(b){12位 1点 「ペニス」 津原泰水 双葉文庫 }(文庫化再販)|
>&color(blue){>>83} ハードカバーの文庫落ちですが、これさえも今現在あまり書店に置いてなくて悲しい。傑作なのに。ある「読み」をしようと目を凝らせば凝らすほど、像が二重にぶれていく。異界としての吉祥寺(隣の平行世界には栞と紙魚子がいるかも知れない)。書名がアレで買いにくいという方、こういうときのネット書店ですよ。
>[参照:[[津原泰水 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/18.html#id_ac9db580]]]
>:&font(b){12位 1点 「バレエ・メカニック」 津原泰水 ? }|
>&color(blue){>>83} 未刊の長編の一部ですが、中篇としてまとまっているので投票しました。都庁を駆け上がる馬車のシーンにやられました。
>[参照:[[津原泰水 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/18.html#id_ac9db580]]]
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>:&font(b){12位 1点 「泣き虫弱虫諸葛孔明」 酒見賢一 文藝春秋 }|
>&color(blue){>>89} 酒見スレ読んで買ってみた。おまえらありがとう。いまではすっかり信者です。
>[参照:[[酒見賢一 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/17.html#id_257473f6]]]
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>:&font(b){12位 1点 「みなごろしの学園―デビル17〈1〉」 豪屋大介 富士見ファンタジア文庫 }|
>&color(blue){>>89} 見かけは三文小説、中身は巻を追うごとに上質スペキュレイティブフィクション。おかしいな。普通はこんな小説手に取らないんだが止まらない。大森望に初めて感謝する。
>[参照:[[豪屋大介 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/16.html#id_a6a49294]]]
>:&font(b){12位 1点 「地球の裏側」 藤田雅矢 ? }|
>&color(blue){>>92} 旬になってきた
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>:&font(i){参考 (1) 「異国伝」 佐藤哲也 河出書房新社 }|
>[参照:[[佐藤哲也 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/17.html#id_1489d46b]]]
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**□ 2 □ 海外小説SF/FT/HR作品
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>:&font(b){1位 13点 「万物理論」 グレッグ・イーガン 創元SF文庫 }|
>&color(blue){>>11} よんだよ
>&color(blue){>>52} トップを獲りそうな作品は避けたかったけど、海外作で読んだのが極端に少なかったので。文庫2冊分のお値段で5冊分ぐらい読んだ気になったというコストパフォーマンス。
>&color(blue){>>80} 大ネタ大爆発ではなく緻密さを楽しむ
>[参照:[[グレッグ・イーガン 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/15.html#id_f7bd38f9]]]
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>:&font(b){2位 5点 「ケルベロス第五の首」 ジーン・ウルフ 国書刊行会未来の文学}|
>[参照:[[ジーン・ウルフ 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/15.html#id_c1a87bb3]]]
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>:&font(b){2位 5点 「くらやみの速さはどれくらい?」 エリザベス・ムーン 早川書房海外SFノヴェルズ}|
>&color(blue){>>10} エリザベス・ムーンが無ければ、早川書房を見捨てるところでした。他の出版社は軒並み豊作なだけに残念(・A・)
>&color(blue){>>19} 名作。読み終わって30分ぐらい呆然とした。
>&color(blue){>>83(84,85)} 既に方々の書評で語りつくされた感もありますが、深読みもまた楽し、というところでしょうか。
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>:&font(b){4位 4点 「犬は勘定に入れません…あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎」 コニー・ウィリス 早川書房}|
>&color(blue){>>9} かなわない。すまんなプリースト
>[参照:[[コニー・ウィリス 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/15.html#id_7da7839d]]]
#amazon(4336045011,right,image)
>:&font(b){4位 4点 「ソラリス」 スタニスワフ・レム 国書刊行会スタニスワフ・レム コレクション}(新訳)|
>&color(blue){>>12} これまた「あり」なんだろうか?今回のが完訳とはいえ早川版がずっと昔から読めるのに
>[参照:[[スタニスワフ・レム 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/23.html#id_41b36c35]]]
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>:&font(b){4位 4点 「願い星、叶い星」 アルフレッド・ベスター 河出書房新社 奇想コレクション}|
>&color(blue){>>57(58)} ベスターははじめて読んだ、印象はとても凝ったショートショート。アイデア自体はありふれたものが多いけれども、とても”熱い”文章と一風変わった味付けが独特でツボにぴったりきました。
>&color(blue){>>92} 想コレクションはどれも出来良すぎでしたがやっぱりベスターが一番面白かったので
>[参照:[[アルフレッド・ベスター 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/20.html#id_eb6f0258]]]
#amazon(4336045690,right,image)
>:&font(b){7位 3点 「アジアの岸辺」 トマス・M・デイッシュ 国書刊行会 未来の文学}|
>&color(blue){>>77} テクストとコンテクストが一体になるとかマスコットによる性欲制御とかどれもひどい悪趣味だ、だからおもしろいからもっとやれ
>&color(blue){>>83(84,85)} 実はこれまでリスの檻しか読んだことのない初心者ですが、これで一気にお気に入りの作家になりました。一昨年から短編集2冊が出たスタージョンは技巧は素晴しいものの今ひとつその「甘さ」が好みではなかったのと対照的に、ディッシュはもろツボでした。
>[参照:[[トマス・M・デイッシュ 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/18.html#id_74a8753c]]]
#amazon(4309621848,right,image)
>:&font(b){7位 3点 「フェッセンデンの宇宙」 エドモンド・ハミルトン 河出書房新社 奇想コレクション }|
>&color(blue){>>29(30)} 表題作を消防時代にジュヴナイルで読んで衝撃を受けた。古くはなったがこのアイデアを越えるSFアイデアは今後も無いだろう。他の収録作は奇想コレクションのラインナップの中ではやや落ちる。
>&color(blue){>>73} 「あーこの話!」って懐かしく思い出すような暖かさです
>&color(blue){>>93} いや、リスト見るまで知らなかったんだけどね。好きだったから。
>[参照:[[エドモンド・ハミルトン 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/20.html#id_ef3a0913]]]
>:&font(b){9位 2点 「最後のウィネベーゴ」 コニー・ウィリス ? }|
>&color(blue){>>29(30)} エモーショナルな内容のSF。たまにはこのような小説を読んでみるのも良い。人の心とは不思議なものだ、と思う。(まだ「膚の下」に毒されているな。フムン)
>[参照:[[コニー・ウィリス 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/15.html#id_7da7839d]]]
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>:&font(b){9位 2点 「バイティング・ザ・サン」 タニス・リー 産業編集センター }|
>&color(blue){>>57(58)} 人工的でジャンクな世界。とにかく周りにあたりちらしたいエキセントリックな主人公が可愛くてしかたない。享楽的で驕慢で、美しく華やかで、ジャンク用語交じりの訳文も素敵だ。ペカペカの前半を終えて後半に入ると、がぜん印象が変わってきて1冊で2度おいしいというか。装丁も含め、美しい一冊です。
>[参照:[[タニス・リー 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/23.html#id_3a1eb654]]]
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>:&font(b){9位 2点 「コンプリート・ロボット」 アイザック・アシモフ ソニーマガジンズ }|
>&color(blue){>>68} ずっと昔に読んだ「われはロボット」「ロボットの時代」の作品があり、懐かしかった。
>[参照:[[アイザック・アシモフ 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/15.html#id_f2dc5661]]]
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>:&font(b){9位 2点 「白い果実」 ジェフリイ・フォード 国書刊行会 }|
>&color(blue){>>83(84,85)} その魅力の多くが山尾文体に拠るものかも知れないと疑いつつも、異世界に没入できて楽しかったので。(代わりにソラリスを入れるのはあまりに後ろ向きだし(w
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>:&font(b){9位 2点 「スペシャリストの帽子」 ケリー・リンク ハヤカワ文庫FT }|
>&color(blue){>>80} 話が横に横に進んで行く
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>:&font(b){14位 1点 「奇術師」 クリストファー・プリースト ハヤカワ文庫FT プラチナファンタジイ }|
>&color(blue){>>19} 読み終わった瞬間は気持ち悪さが残ったが、いろいろ考えるのが楽しかった。
>[参照:[[クリストファー・プリースト 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/20.html#id_4670fa56]]]
#amazon(430962183X,right,image)
>:&font(b){14位 1点 「ふたりジャネット」 テリー・ビッスン 河出書房新社 奇想コレクション}|
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>:&font(b){14位 1点 「われはロボット [決定版] アシモフのロボット傑作集」 アイザック・アシモフ ハヤカワ文庫SF }|
>[参照:[[アイザック・アシモフ 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/15.html#id_f2dc5661]]]
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>:&font(b){14位 1点 「航路」 コニー・ウィリス ヴィレッジブックス }(文庫化再販)|
>&color(blue){>>52} ごく普通の文庫化作に入れるのは気が引けるけど読んだのが(ry この人の小説の巧さは異常だと思いますた。
>[参照:[[コニー・ウィリス 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/15.html#id_7da7839d]]]
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>:&font(b){14位 1点 「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」 J・K・ローリング 静山社 }|
>&color(blue){>>68} ハリポタは好きなのだが、今回は目立ったどんでん返しはなく、平凡なラストだった。しかし、数々の伏線らしきものがあり、六巻に期待が高まる。
>[参照:[[J・K・ローリング 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/23.html#id_4861ef45]]]
#amazon(4488719015,right,image)
>:&font(b){14位 1点 「マインドスター・ライジング」 ピーター・F・ハミルトン 創元SF文庫 }|
>&color(blue){>>73} 疾走感がいい。これも訳が読みやすかった
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>:&font(b){14位 1点 「世界の涯の物語」 ロード・ダンセイニ 河出文庫 }(新訳)|
>&color(blue){>>73} 指輪ブームに乗った感じでの再訳出版ですが、いい雰囲気の翻訳です
>[参照:[[ロード・ダンセイニ 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/18.html#id_233f1fa2]]]
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>:&font(b){14位 1点 「トランス=アトランティック」 ヴィトルド・ゴンブローヴィッチ 国書刊行会 文学の冒険シリーズ }|
>&color(blue){>>77} 故郷喪失者の呪詛に満ちた書。ではなく、バカボコバカボコとした笑いにあふれた、すこしだけ苦みのある本。補遺の「日記」は、レム『高い城』(国書刊行会)と併読するのがよいかもしれない。
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>:&font(b){14位 1点 「黒い春」 ヘンリー・ミラー 水声社 }|
>&color(blue){>>77} しびんに浸したパンと天使をともに描く、下品な神聖が痛いほどに汚く美しい。
>:&font(b){14位 1点 《プラチナコレクション》 - 早川書房 }|
>[参照:[[早川書房 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/28.html#id_552f9ff9]]]
>:&font(b){14位 1点 《奇想コレクション》 - 河出書房 }|
>[参照:[[河出書房 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/28.html#id_dd236682]]]
>[参照:[[奇想コレクション 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/28.html#id_ce8dd93d]]]
>:&font(b){14位 1点 《未来の文学》 - 国書刊行会 }|
>[参照:[[国書刊行会 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/28.html#id_d6b835af]]]
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**□ 3 □ 映像作品
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>:&font(b){1位 8点 「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」《ロード・オブ・ザ・リング》シリーズ ピーター・ジャクソン監督 }|
>&color(blue){>>15} これしか見てない
>&color(blue){>>29(30)} 映像が本当に素晴らしい。「物語とは旅を描いたもの」という持論を持っているが、正に物語の王道。
>&color(blue){>>40} 感服です。
>[参照:[[J・R・R・トールキン 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/18.html#id_4872f4fa]]]
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>:&font(b){2位 4点 「Mr.インクレディブル」 ブラッド・バード監督 }|
>&color(blue){>>80} 何回でも見たくなる傑作スーパーヒーロー物。
>&color(blue){>>81} 安心して楽しめる。インクレディブルは年齢を問わない傑作。
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>:&font(b){3位 3点 「リディック」 デヴィッド・トゥーヒー監督 }|
>&color(blue){>>19} 映像が良かった。
#amazon(B000A0K57S,right,image)
>:&font(b){3位 3点 「アイ,ロボット」 アレックス・プロヤス監督 }|
>[参照:[[アイザック・アシモフ 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/15.html#id_f2dc5661]]]
>:&font(b){3位 3点 「THE MADNESS BATTLE GAREGGA」 INH }|
>&color(blue){>>77} これこそスチームパンクでディファレンスエンジン(頭が)だとか適当なことを書いてみるランドメーカー
>:&font(b){6位 2点 「女子高生チェンソー」 ジョン・ホフマン監督 }|
>&color(blue){>>11} おもしろかったよ
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>:&font(b){6位 2点 「新ゲッターロボ」 川越淳監督 }|
>&color(blue){>>33} 安倍晴明対ゲッターロボという無茶な展開は大好き
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>:&font(b){6位 2点 「エイリアンVS.プレデター」 ポール・アンダーソン監督 }|
>&color(blue){>>73} デイ・アフタートゥモロー、アイロボットなどのアレと違って、純粋に「楽しむ」ことはできました ストーリーはめちゃくちゃですが前作の引用パロなんかもあるので、まぁ暇つぶしにはいいかとw
>&color(blue){>>81} 安心して楽しめる。
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>:&font(b){6位 2点 「バトルスター ギャラクティカ -サイロンの攻撃-」 マイケル・ライマー監督 }|
>&color(blue){>>91} 言うことなし。最高です。結構シリアスなドラマ、カッコいい戦闘、かわいくて凛々しい女の子。
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>:&font(b){10位 1点 「ハウルの動く城」 宮崎駿監督 }|
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>:&font(b){10位 1点 「火の鳥」 高橋良輔監督 }|
>&color(blue){>>29(30)} こちらもスケールの大きな物語。手塚はやはり偉大だ。今回、抑え気味とも思える演出に逆に好感を持った。
>[参照:[[手塚治虫 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/18.html#id_81f556e4]]]
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>:&font(b){10位 1点 「マインドゲーム」 湯浅政明監督 }|
>&color(blue){>>11} おもしろかったよ
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>:&font(b){10位 1点 「光と水のダフネ」 池端隆史監督 }|
>&color(blue){>>40} なんかハマった。設定とかすげえ適当なんだけど、マイアがかわいいから許す。
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>:&font(b){10位 1点 「スチーム・ボーイ」 大友克洋監督 }|
>&color(blue){>>75} イノセンスは駄目だった。
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>:&font(b){10位 1点 「ゴジラ FINAL WARS」 北村龍平監督 }|
>&color(blue){>>81} 過去の遺産を破壊した「超」アクション映画。革命的。
>[参照:[[ゴジラ シリーズ 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/41.html#id_dabd3ec3]]]
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>:&font(b){10位 1点 「スパイダーマン2」 サム・ライミ監督 }|
>&color(blue){>>91} 馬鹿にするなです。サム・ライミ偉い。凹みっぱなしのキャシャーンやままごとデビルマンなどは音だけのおならです。みならえです。かっこいいですよ。
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**□ 4 □ コミック部門
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>:&font(b){1位 3点 「リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメン(正・続)」 アラン・ムーア&ケビン・オニール JIVE AMERICAN COMICSシリーズ }|
>&color(blue){>>80} 続編の可能性はありますが一応ここで完結ですので一つの作品として。最凶のアメコミ・スチームパンク。
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>:&font(b){1位 3点 「忘却の旋律」 GJK,片倉真二 角川コミックス・エース }|
>&color(blue){>>92} 無駄に鳴り響きたい衝動に駆られる王道少年漫画です
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>:&font(b){3位 2点 「神州纐纈城―国枝史郎「神州纐纈城」より」 石川賢 講談社コミッククリエイト }|
>&color(blue){>>33} 原作のある部分までは終わっているので投票(反則?)血絞り機最高
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>:&font(b){4位 1点 「TWO突風!」 藤井良樹,旭凛太郎 少年チャンピオン・コミックス }|
>&color(blue){>>10} 東京不良ファンタジー
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>:&font(b){4位 1点 「カオシックルーン」 山本賢二 少年チャンピオン・コミックス }|
>&color(blue){>>10} 怪獣バトル
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>:&font(b){4位 1点 「がんばれ酢めし疑獄」 施川ユウキ 少年チャンピオン・コミックス }|
>&color(blue){>>10} レ・内宇宙コミケ(・ω・)
>:&font(b){4位 1点 「夢幻紳士 幻想篇」 高橋葉介 早川書房 }|
>&color(blue){>>33} 夢幻紳士の新作が読めるとは意外だった 絵がずいぶんすっきりしたような気がする
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>:&font(b){4位 1点 「かすとろ式」 駕籠真太郎 Ohta comics }|>&color(blue){>>77(78)} 「ロード・オブ・ザ・輪具」が映画化されてよかったです。映画版でも大噴火なのか横綱の帰還なのかと気になって夜も眠れません。「国民の創世」も人体玩具のさらに先へ行こうとするあたりが良好です。今の唐沢なをきのようにギャグが描けない体質に陥らないように祈ってます。
>:&font(b){4位 1点 「あびゅうきょ作品集(2) あなたの遺産」 あびゅうきょ バーズコミックススペシャル }|
>&color(blue){>>77(78)} 20年前の“過激な話”が、もはや甘いファンタジーと化していることもおそろしいが、その空気に敏感に反応している現在の著者=影男の自虐的な笑いを重ねてみるとさらに慄然とする。
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>:&font(b){4位 1点 「王国の鍵」 紫堂恭子 あすかコミックスDX }|
>&color(blue){>>77(78)} 因果応報というのは、主人公視点に都合のよいようにはたらくものではないということ。憎しみは人間の原動力であるということ。そうであるからといって得られるものがいつもあるわけではないということ。そんなことはさておき、アーシャさんはえ
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>:&font(i){参考 3点 「プラネテス」 幸村誠 モーニングKC}|
>&color(blue){>>9} 完結祝い。さっさと充電すませろ。
>[参照:[[幸村誠 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/22.html#id_ecd49a27]]]
>[参照:[[アニメ:プラネテス 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/41.html#id_fb08af83]]]
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**□ 5 □ ゲーム作品
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>:&font(b){1位 3点 「ヴィクトリア 太陽の沈まない帝国 完全日本語版」 サイバーフロント }|
>&color(blue){>>9} KOEIちったあ見習え
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>:&font(b){1位 3点 「ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君」 スクウェア・エニックス }|
>&color(blue){>>33} 今プレイ中やっぱり面白い
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>:&font(b){1位 3点 「ことばのパズル もじぴったん」 ナムコ }|
>&color(blue){>>11} かわいいよ
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>:&font(b){1位 3点 「MYST IV: Revelation(日本語版)」 キッズステーション }|
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>:&font(b){5位 2点 「DIGITAL DEVIL SAGA ~アバタール・チューナー~」 アトラス }|
>&color(blue){>>10} DDSATは、RPG板のスレで飛浩隆やスタニスワフ・レムネタにも反応アリ(・∀・)
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>:&font(b){5位 2点 「SIMPLE2000シリーズ Vol.50 THE 大美人」 D3PUBLISHER }|
>&color(blue){>>12} 3点はあげられないが馬鹿なゲームだ
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>:&font(b){5位 2点 「METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER」 コナミ }|
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>:&font(b){8位 1点 「真・女神転生III - NOCTURNE マニアクス」 アトラス }|
>&color(blue){>>10} ノクタンは2003年発売だけど、追加要素が凄かった。大満足。
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**□ 6 □ SF/FT/HR界の出来事(イベント・訃報など)
>:&font(b){ワイドスクリーンバロック流行のきざし?}|
>:&font(b){ワールドコン日本での開催決定}|
>&color(blue){>>10} SF大会自体、参加したことありませんが(・∀・) でもすげえ。
>:&font(b){やのさんがなくなった}|
>:&font(b){キャプテン・フューチャー復活}|
>:&font(b){中島らも先生や横山光輝先生、そして矢野徹先生が}|
>:&font(b){忘れた}|
>:&font(b){矢野さん矢野さん矢野さん矢野さん矢野さん矢野さん}|
>:&font(b){ローダン300巻おめ}|
>:&font(b){ドイツの公営放送局「クリンゴン語」放送配信!}|
>&color(blue){>>73} まぁ色々あったけど、お祭りらしくバカっぽいニュースをあげておきますw
>http://klingon.dw-world.de/klingon/index.php
>:&font(b){「未来の文学」と「レム・コレ」の刊行開始}|
>:&font(b){矢野徹氏逝去}|
>:&font(b){中島らもの訃報、残念。}|
>&color(blue){>>90} 酔って事故、ってのがある意味らもらしいのかもしれないけど、残念。クラーク翁は無事でよかった
>:&font(b){火星探査機の洗車する人とか}|
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**□ 7 □ SF@2ch内の出来事(ベストスレッドなど)
>:&font(b){「ツンデレ」がSF者の語彙に}|
>:&font(b){駄作スレが一人の荒らしにより崩壊}|
>&color(blue){>>12} 悔しい
>:&font(b){さらに人が少なくなった気が}|
>:&font(b){なし}|
>:&font(b){創作文芸板で長文ネタ出した}|
>:&font(b){やはり、人少ない}|
>&color(blue){>>29(30,31)} 「指輪スレ」の人たちが映画終了とともに去っていったのだろうか?
>:&font(b){『全SFキャラクター最強議論スレ』よい}|
>&ref(live.gif,スレッド一覧ガイド)[[ 全SFキャラクター最強議論スレ>http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1093276885/]]
>:&font(b){ハラハラしたクラークスレ}|
>&color(blue){>>73} 年末の大津波で
>:&font(b){やっぱ人いねえよ}|
>:&font(b){SF大会スレ並立。ワールドコン関係者の方、がんがって}|
>:&font(b){ミス板住人と言いつつ男}|
>:&font(b){SF短編スレの急激な伸び 嬉しい楽しい}|
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**□ X □ 新設部門
>''【ほかに気になった作品】''
>:&font(b){「小説探偵GEDO」 桐生祐狩}|
>&color(blue){>>77(78,79)} 物語へのねじくれた愛。ぞんざいな「次巻につづく(かも)」構成と、げどがちっとも外道ではないことには失望したが、美点も多い。
>:&font(b){「風と暁の娘」 五代ゆう}|
>&color(blue){>>77(78,79)} わー、あの手抜きなもとい想像力をはたらかせる余地が多大にあるゲームからこんな破綻してない小説がー。正直AZELそのものよりおもしろいや。
>:&font(b){「レッド・ダート・マリファナ」 サザーン}|
>&color(blue){>>77(78,79)} 散漫な寄せ集めだが、「ヒップすぎるぜ」 「テリー・サザーン、オカマの看護士にインタビューする」だけでもおなかいっぱい。
>:&font(b){「沈黙主義の女たち」 ベン・マーカス}|
>&color(blue){>>77(78,79)} あとがきにある“著者のもくろみ”が成功してるとはお世辞にも言えない。それでも、固有名詞が一般名詞化され暴走するという無謀な展開は挑戦的でおもしろい。
>:&font(b){「エンベディング」 ワトスン}|
>&color(blue){>>77(78,79)} はみだしたものをかじったっていいじゃないか えすえふだもの
>:&font(b){「復活の地」 小川一水}|
>&color(blue){>>77(78,79)} 結末がぐだぐだにならないこのひとの作品をはじめて読んだ気がする。そしてなんだかとても物足りない気持ちになるのはなぜ。
>''【勝手に三バカ部門】''
>:&font(b){「蹴りたい田中」 田中啓文 早川書房}|
>:&font(b){「大鬼神 平成陰陽師国防指令」 倉阪鬼一郎 祥伝社}|
>:&font(b){「熱帯」 佐藤哲也 文藝春秋社}|
>''【また懲りずにSFキット部門】''
>:&font(b){「1/12SCALE機動歩兵」 wave}|
>&color(blue){>>92} 文句なしですハイ
>:&font(b){「ファーンⅡ」 PLAZ}|
>&color(blue){>>92} ネタニマジレスカコイイ
>:&font(b){「光硬化パテ」 タミヤ}|
>&color(blue){>>92} 仕組みは理解できてもやっぱりSFっぽいです
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*●総評など(抜粋)
:11 :&color(forestgreen){名無しは無慈悲な夜の女王} :04/05/30 22:37 |
&color(#0080C0){(投票部略)}
書籍の方は小粒な印象。ゲームは逆に大作化しているものの、
ゲーム性という中身が無いものが多いといった印象。
映画はパイレーツオブカリビアンなどそこそこ盛り上がったのではないかと。
:66 :&color(forestgreen){33} :04/06/12 22:39 |
&color(#0080C0){(投票部略)}
なんか投票数がこの板の
住人の数のような気がしてきた…
:70 :&color(forestgreen){名無しは無慈悲な夜の女王} :04/06/18 10:48 |
&color(#0080C0){(投票部略)}
ちなみに期間外作品で、去年一番面白かったのは、「「吾輩は猫である」殺人事件」と「エンディミオンの覚醒」
国内はあとイリヤとせちやんと九十九十九にもいれたかった。
:80 :&color(forestgreen){イー} :03/01/29 13:05 |
&color(#0080C0){(投票部略)}
【感想】
中堅が非採算部門の縮小を継続し、代わって小出版社が特異な発想からジャンル
開拓に成功した一年。
海外部門『ブレックヴァルド~』は短篇集。ファンタジーに分類可能な作品は三
点だが、評価は全体に対して。ノサック入門は岩波文庫『死神とのインタビュー』
がオススメ。
『ケリー・ギャング~』は厳密には板違い作品。しかし、豪州のアイルランド系
移民の悲惨窮まる開拓史の影に、彼らのルーツであるケルト妖精譚が深く関わり
彩りと豊かな意味合いを添えている。
イーガン『しあわせの理由』も素晴らしい短篇集だが、最高傑作である表題作が
既訳の為、個人的に除外しました。
:100 :&color(forestgreen){猫舌男爵} :04/06/30 22:58 |
&color(#0080C0){(投票部略)}
“時間”についての作品に印象深いものが多かった。
禁じられた歴史をもういちど語りなおす「総統の子ら」、
国が消えるその直前までを描く「シルト」、
時間も性差も消化も逆行してゆく「閉暗所」、
レトロ・フューチャーという言葉に逃げずに原作を再構築してみせた「アトム」が忘れがたい。
---投票終了後---
:128 :&color(forestgreen){名無しは無慈悲な夜の女王} :04/07/01 23:15 |
&color(#0080C0){(一部略)}
この板SF/FT/HRなのに、SFばかり。
SF>>>>>>>(超えられない壁)>>>>>>>>>FT>>HR
と、解釈してもいいですか?
:130 :&color(forestgreen){講評} :04/07/02 00:27 |
国内はそれなりの良作が多かったが、一位と二位は本命が取ったね。
どちらの作家もラノベ板で支持を受けている事実に注目。
国外は小粒ぞろいだったね。一位と二位しか選ぶものがなかった。
「シルトの岸辺」や「見えない都市」などの超名作もあるが、
これらはあくまで復刊であってここで投票するものでもないといった感じ。
映画は唯一FTが上位に出た部門。やっぱり大作は強いね。
リベリオンは意外だったが、思わぬ収穫というところか。
漫画のランキングを見て、改めて「SFとはなにか」論争の愚を悟る。
しかしプラネテス一位はさすが。掲載開始、終了年の縛りをなくしては?
ゲームする暇で本を読む奴ら=この板の住人であることがつくづく分かった。
次回はゲームの項目なくしちゃえ。
Jコレと河出書房がんばれ。超がんばれ。
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*参考資料
**《参考1》-「SFが読みたい!」2005年度版
***国内
>1、「&font(b){象られた力}」 飛浩隆 ハヤカワ文庫JA
>2、「&font(b){膚の下}」 神林長平 早川書房
>3、「&font(b){復活の地}」 小川一水 ハヤカワ文庫JA
>4、「&font(b){新・地底旅行}」 奥泉光 朝日新聞社
>5、「&font(b){からくりアンモラル}」 森奈津子 ハヤカワJコレクション
>6、「&font(b){熱帯}」 佐藤哲也 文藝春秋
>7、「&font(b){蹴りたい田中}」 田中啓文 ハヤカワ文庫JA
>8、「&font(b){ロボット・オペラ}」 瀬名秀明・編 光文社
>9、「&font(b){グアルディア」 仁木稔 ハヤカワJコレクション
>10、「&font(b){楽園の知恵 あるいはヒステリーの歴史}」 牧野修 ハヤカワJコレクション
>11、「&font(b){沙門空海唐の国にて鬼と宴す}」 夢枕獏 徳間書店
>12、「&font(b){導きの星}」 小川一水 ハルキ文庫ヌーヴェルSFシリーズ
>12、「&font(b){綺譚集}」 津原泰水 集英社
>14、「&font(b){審判の日}」 山本弘 角川書店
>15、「&font(b){小説探偵GEDO}」 桐生祐狩 ハヤカワJコレクション
>16、「&font(b){リピート}」 乾くるみ 文藝春秋
>17、「&font(b){人面町四丁目}」 北野勇作 角川ホラー文庫
>18、「&font(b){エイリアン・ベッドフェロウズ}」 小谷真理 松柏社
>19、「&font(b){凹村戦争}」 西島大介 ハヤカワJコレクション
>20、「&font(b){アマゾニア}」 粕谷知世 中央公論新社
>20、「&font(b){雲雀}」 佐藤亜紀 文藝春秋
>20、「&font(b){裸者と裸者}」 打海文三 角川書店
***海外
>1、「&font(b){万物理論}」 グレッグ・イーガン 創元SF文庫
>2、「&font(b){奇術師}」 クリストファー・プリースト ハヤカワ文庫FT
>3、「&font(b){犬は勘定に入れません…あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎}」 コニー・ウィリス 早川書房
>4、「&font(b){ケルベロス第五の首}」 ジーン・ウルフ 国書刊行会
>5、「&font(b){ふたりジャネット}」 テリー・ビッスン 河出書房新社
>6、「&font(b){SF雑誌の歴史-パルプマガジンの饗宴}」 マイク・アシュリー 東京創元社
>7、「&font(b){くらやみの速さはどれくらい?}」 エリザベス・ムーン 早川書房
>8、「&font(b){白い果実}」 ジェフリイ・フォード 国書刊行会
>9、「&font(b){夜更けのエントロピー}」 ダン・シモンズ 河出書房新社
>10、「&font(b){ソラリス}」 スタニスワフ・レム 国書刊行会スタニスワフ・レム コレクション
>11、「&font(b){スペシャリストの帽子}」 ケリー・リンク ハヤカワ文庫FT
>12、「&font(b){パターン・レコグニション}」 ウィリアム・ギブスン 角川書店
>13、「&font(b){不思議のひと触れ}」 シオドア・スタージョン 河出書房新社
>14、「&font(b){地球間ハイウェイ}」 ロバート・リード ハヤカワ文庫SF
>15、「&font(b){エンベディング}」 イアン・ワトスン 国書刊行会
>16、「&font(b){バイティング・ザ・サン}」 タニス・リー 産業編集センター
>17、「&font(b){塵クジラの海}」 ブルース・スターリング ハヤカワ文庫FT
>18、「&font(b){遺伝子の使命}」 ロイス・マクマスター・ビジョルド 創元SF文庫
>18、「&font(b){願い星、叶い星}」 アルフレッド・ベスター 河出書房新社
>18、「&font(b){鎮魂歌}」 グレアム・ジョイス ハヤカワ文庫FT
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**《参考2》-SFマガジン読者が選ぶベストSF2004
***国内
>1、「&font(b){象られた力}」 飛浩隆 ハヤカワ文庫JA
>2、「&font(b){復活の地}」 小川一水 ハヤカワ文庫JA
>3、「&font(b){熱帯}」 佐藤哲也 文藝春秋
>3、「&font(b){膚の下}」 神林長平 早川書房
>5、「&font(b){グアルディア」 仁木稔 ハヤカワJコレクション
>6、「&font(b){蹴りたい田中}」 田中啓文 ハヤカワ文庫JA
>7、「&font(b){導きの星}」 小川一水 ハルキ文庫ヌーヴェルSFシリーズ
>7、「&font(b){ロボット・オペラ}」 瀬名秀明・編 光文社
>9、「&font(b){雲雀}」 佐藤亜紀 文藝春秋
>10、「&font(b){新・地底旅行}」 奥泉光 朝日新聞社
***海外
>1、「&font(b){万物理論}」 グレッグ・イーガン 創元SF文庫
>2、「&font(b){ケルベロス第五の首}」 ジーン・ウルフ 国書刊行会
>3、「&font(b){ふたりジャネット}」 テリー・ビッスン 河出書房新社
>4、「&font(b){犬は勘定に入れません…あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎}」 コニー・ウィリス 早川書房
>5、「&font(b){奇術師}」 クリストファー・プリースト ハヤカワ文庫FT
>6、「&font(b){白い果実}」 ジェフリイ・フォード 国書刊行会
>7、「&font(b){SF雑誌の歴史-パルプマガジンの饗宴}」 マイク・アシュリー 東京創元社
>8、「&font(b){不思議のひと触れ}」 シオドア・スタージョン 河出書房新社
>9、「&font(b){ゲド戦記外伝}」 アーシュラ・K・ル=グウィン 岩波書店
>10、「&font(b){くらやみの速さはどれくらい?}」 エリザベス・ムーン 早川書房
[[PAGE TOP↑ >SF/FT/HR板大賞2004#top]]
**《参考3》-第36回星雲賞(第44回日本SF大会 HAMACON2)
>日本長編部門 &font(b){「ARIEL」 笹本祐一 朝日ソノラマ}
> (次点) 「復活の地」 小川一水 早川書房
>日本短編部門 &font(b){「象られた力」 飛浩隆 早川書房}
> (次点) 「食卓にビールを☆伝説のスネークマスター篇」 小林めぐみ 富士見書房
>海外長編部門 &font(b){「万物理論」 グレッグ・イーガン 東京創元社}
> (次点) 「犬は勘定に入れません…あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎」 コニー・ウィリス 早川書房
>海外短編部門 &font(b){「ニュースの時間です」 シオドア・スタージョン 早川書房}
> (次点) 「アイスドラゴン」 ジョージ・R・R・マーティン 早川書房
>メディア部門 &font(b){「プラネテス」 監督:谷口悟朗 サンライズ}
> (次点) 「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」 監督:ピーター・ジャクソン 配給:ヘラルド=松竹
>コミック部門 &font(b){「ブレーメンII」 川原泉 白泉社}
> (次点) 「ジョーカー・シリーズ」 道原かつみ 新書館
>アート部門 &font(b){新海誠}
> (次点) 加藤直之
>ノンフィクション部門 &font(b){前田建設ファンタジー営業部 前田建設工業株式会社 幻冬舎}
> (次点) トンデモ本?違う、SFだ! 山本弘 洋泉社
>自由部門 &font(b){「おたく:人格=空間=都市ヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展-日本館出展」 国際交流基金}
> (次点) 有名望遠鏡ペーパークラフト 国立天文台 (阪本成一他)
>星雲賞特別賞 &font(b){矢野徹}
>〔「[[今年の星雲賞は…2スレ>http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1048679786/]]」スレッド&color(blue){>>523}の情報〕
上記2つのランキングの対象は奥付が2003年11月1日~2004年10月31日の作品
参考3の対象は2004年1月1日~12月31日までに発表された作品
[[PAGE TOP↑ >SF/FT/HR板大賞2004#top]]
&aname(top)
編集中です
&font(b,20){第4回 SF/FT/HR@2ch板大賞 2004}
----
このページは「[[【☆】第4回 SF/FT/HR@2ch板大賞【☆】>http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1105694607/]]」スレッドをまとめたものです。
>目次
>#contents
*●概要
>:【部門】|
>+国内小説SF/FT/HR作品
>+海外小説SF/FT/HR作品
>+映像作品
>+コミック部門
>+ゲーム部門
>+SF/FT/HR界の出来事(イベント・訃報など)
>+SF@2ch内の出来事(ベストスレッドなど)
>:【対象】|
>2004年に日本国内で発行、上映、放映されたSF・ファンタジー・ホラー(雑誌はその月号に準じ、1月号から12月号まで)の面白かった作品に投票する。
>:【投票期間】|
>2005年1月14日~2月15日まで
>:【ルール】 (&font(b,forestgreen){大 網 傘 茸} さんの発言から抜粋編集)|
>投票は一人一回まで。
>部門1~5は投票者一人につき持ち点3点、3作品まで。(配点は明記してください)
>1作品にのみ投票した場合―1点~3点(配点の指示が無ければ3点として集計)
>2作品に投票した場合―2点対1点、あるいは1点対2点、あるいは1点対1点&br() (配分は投票者が明記する)
>3作品に投票した場合―各1点づつ
>作品に関するコメントや総評などあると楽しい。(不正防止の意味もあります)
>1~7部門以外の必要な項目があれば、勝手に部門を作って投票してください。(ただし次回への継続は1~7部門のみが基本です)
>マターリ、ぬるーり。
>:【注意事項】|
>-国内小説SF/FT/HR作品、海外小説SF/FT/HR作品は、長編、中編、短編の区別なく投票出来ます。ただし票割れを防ぐために短編、中編の場合は作品が収録された短編集/アンソロジー名での投票をお願いします。雑誌掲載の場合はそのままでOKです。
>-シリーズ作品について&br() シリーズが完結していなくても、単体でも読める内容であれば投票出来ます。その時点で大賞を受賞した場合でも、シリーズ完結後には対象作として再度の投票が可能です。
>-文庫落ちなどの再販作品への投票も可能ですが、すでに大賞受賞作であった場合は、作品に大幅な加筆修正が無い限りは参考票とします。(再販と明記してもらうと助かります)
>-雑誌連載終了~単行本化の時期のズレが複数年にわたる場合、その都度投票は可能ですが、雑誌連載終了時で大賞を受賞した場合は、作品に大幅な加筆修正が無い限りは単行本化作品は参考票とします。
>-投票したい部門がひとつだけの場合でも受け付けます。(他部門は省略の形でかまいません)
>-票の変更がある場合は、集計人へお知らせ下さい
>-その他の質問などありましたら、集計人へお知らせ下さい。
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*●最終結果 (有効投票数26)
**□ 1 □ 国内小説SF/FT/HR作品
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>:&font(b){1位 8点 「象られた力」 飛浩隆 ハヤカワ文庫JA}|
>&color(blue){>>52} 想像力の限界を試されているような高密度の文章に、読んでる間震えっぱなし。とぼけた雰囲気の「呪界のほとり」も割と好き。
>&color(blue){>>57} 精緻な細部が全体をつくりあげていくのをまず楽しんで、その圧力が最高潮にきたあたりでゆっくりと傾いていくのを楽しんで、世界のほうにだまされていたと気付くぐにゃりと歪む瞬間、小片となって崩れていく瞬間が好きです。脳の五感を司る部分をゆさぶられているようでくらくらしました。
>&color(blue){>>80} 「グラン・ヴァカンス」よりも好きな短篇集です。
>&color(blue){>>92} 「デュオ」がとにかく圧倒的なので短編集の方
>[参照:[[飛浩隆 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/18.html#id_d6d27aa3]]]
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>:&font(b){2位 7点 「膚の下」&「火星三部作」 神林長平 早川書房}|
>&color(blue){>>29} エンターテイメントにして思想小説、そして最高のSF。日本SF界が長く待ち望んだ「消滅の光輪」クラスの傑作と思う。内容は一見すると複雑に見えるが、いたってシンプルな物語。人間に似せた能力を持った人造人間がアイデンティティーを求め、戦い、傷つき、苦悩しながら○○○となるお話。(この程度のネタばれで面白さを削ぐとは思わないが、念のため)雑誌掲載版を一気に読んだためか、筆が走っていると感じる部分や青臭さを感じてしまう部分もあるにはあるが、それらをすべて含めた上で素晴らしい作品だった。多くの人に読まれてほしい。
>&color(blue){>>89} 火星三部作完結編。これから先この人どうするんだろうか。
>&color(blue){>>92} 神林節炸裂
>&color(blue){>>93} 気持ち的には1位なんだけどね
>[参照:[[神林長平 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/16.html#id_7738c489]]]
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>:&font(b){3位 6点 「新・地底旅行」 奥泉光 朝日新聞社}|
>&color(blue){>>19} 語り口がいい。探検旅行に向かない主人公たちのドタバタが笑える。
>&color(blue){>>75} 安心して読めるエンターテイメント。
>[参照:[[奥泉光 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/15.html#id_1ff97740]]]
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>:&font(b){4位 5点 「インナーネットの香保里」 梶尾真治 青い鳥文庫fシリーズ}|
>&color(blue){>>73} 5年後、10年後のSF板(あるかな?)で「初めて読んだSF」にあげられるのを祈って!同作者の「未来の思い出」を読む前にこっちを読んでおくのをおすすめします
>&color(blue){>>93} 梶尾真治の信者だから無条件で2pt
>[参照:[[梶尾真治 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/16.html#id_58fbc5e5]]]
>:&font(b){5位 4点 「ラギッドガール」 飛浩隆 }|
>&color(blue){>>10} この作品で、完全に魅了されました。一週間位、タコ殴り状態(・з・)
>&color(blue){>>29} こちらも凄い。短編集「象られた力」と迷ったが、長くSFシーンより沈黙していた著者が、これだけ尖った現代SFを書いたというのは、実際には休む事無く小説イメージの破壊再生を繰り返してきたのだという事に他ならないだろう(脳内で)。ホラー小説としても一級品。感性の著者が、それだけで押し切らずに仮想空間の世界へ真っ向から挑戦した意欲作。(注、短編です)
>[参照:[[飛浩隆 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/18.html#id_d6d27aa3]]]
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>:&font(b){5位 4点 「蹴りたい田中」 田中啓文 ハヤカワ文庫JA}|
>&color(blue){>>9} アホすぎ
>&color(blue){>>75} このタイトルのみで1点。出たタイミングも良かった。
>[参照:[[田中啓文 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/18.html#id_1c9a445a]]]
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>:&font(b){7位 3点 「ロボット・オペラ」 瀬名秀明・編 光文社}|
>&color(blue){>>12} でもこれは「あり」なんだろうか?しかも国内で
>[参照:[[瀬名秀明 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/17.html#id_70960658]]]
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>:&font(b){7位 3点 「星の牢獄」 谺健二 原書房}|
>&color(blue){>>18} B級SFに見せかけた本格ミステリだが、最後にアンチミステリ風味になる。ということは、やはりSF?
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>:&font(b){7位 3点 「All You Need Is Kill」 桜坂洋 集英社スーパーダッシュ文庫}|
>&color(blue){>>57} おなじみ「時間ループもの」。ループ具合はほぼ2日間隔。ただし戦時中。死ぬことも逃げることも不可な中で、何度となく繰り返される戦いの中で、ひたすら経験値をあげたあとの先達たちとの人間関係。戦場の牝犬と呼ばれる人とのやりとり。最後はただ、苦く、切なく……。余韻も最高でした。
>[参照:[[桜坂洋 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/17.html#id_707852b7]]]
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>:&font(b){10位 2点 「綺譚集」 津原泰水 集英社 }|
>&color(blue){>>83} 内容装丁ともにジャンルの枠をとっぱらってもぶっちぎりで一位です。一篇一篇ごとに異なる趣向で結晶化された言葉たち。
>[参照:[[津原泰水 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/18.html#id_ac9db580]]]
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>:&font(b){10位 2点 「復活の地」 小川一水 ハヤカワ文庫JA }|
>&color(blue){>>52} 眩しくなるほどの理想主義。順調に成長してくれているようで嬉しい。地震学者や都知事など印象に残る脇役が多かった。
>&color(blue){>>90} 手堅い正統派SFに一票。どんどん上手くなっていると思います。
>[参照:[[小川一水 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/15.html#id_c4a2a26f]]]
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>:&font(b){12位 1点 「グアルディア」 仁木稔 ハヤカワJコレクション }|
>&color(blue){>>9} 話いいのに文が寒い。もうちょい書き慣れてほしい。
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>:&font(b){12位 1点 「熱帯」 佐藤哲也 文藝春秋 }|
>&color(blue){>>40} 大人のオモチャ箱(?)
>[参照:[[佐藤哲也 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/17.html#id_1489d46b]]]
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>:&font(b){12位 1点 「薔薇密室」 皆川博子 講談社 }|
>&color(blue){>>40} 猫舌男爵も良かったが、やはり真骨頂はこちらではないかと
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>:&font(b){12位 1点 「都筑道夫恐怖短篇集成」 都筑道夫 ちくま文庫 }|
>:&font(b){12位 1点 「日本改暦事情」 冲方丁 ? }|
>[参照:[[冲方丁 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/15.html#id_25553c6d]]]
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>:&font(b){12位 1点 「猫舌男爵」 皆川博子 講談社 }|
>&color(blue){>>77} 弱い人間だけが物語を必要とする。このテーマをまず据えた上で、それにおもねらず、嘲いもせず、ただ物語の生まれる瞬間をつかみとるがごとき「太陽馬」が蒐中の白眉。同作者の「影を買う店」(『凶鳥の黒影』(河出書房新社)所収)も併せて読むと趣き深い。
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>:&font(b){12位 1点 「ぜったい退屈」 鈴木いづみ 文遊社 }|
>&color(blue){>>77} 敵は消す。世界は仲良くなる。病人は消す。世界は健康になる。醜い奴は消す。世界は美しくなる。悲しんでいる奴は消す。世界は――
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>:&font(b){12位 1点 「イノセンス After The Long Goodbye」 山田正紀 デュアル文庫 }|
>&color(blue){>>77} 映画とは完全に別物。「機械と人間の境界」、「犬」というお題を忠実に守っているのはこっち。チャンドラーとイーガンを混ぜるような暴挙をやっても小説の体裁が崩れないのはすごい。
>[参照:[[山田正紀 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/22.html#id_0aecd680]]]
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>:&font(b){12位 1点 「ペニス」 津原泰水 双葉文庫 }(文庫化再販)|
>&color(blue){>>83} ハードカバーの文庫落ちですが、これさえも今現在あまり書店に置いてなくて悲しい。傑作なのに。ある「読み」をしようと目を凝らせば凝らすほど、像が二重にぶれていく。異界としての吉祥寺(隣の平行世界には栞と紙魚子がいるかも知れない)。書名がアレで買いにくいという方、こういうときのネット書店ですよ。
>[参照:[[津原泰水 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/18.html#id_ac9db580]]]
>:&font(b){12位 1点 「バレエ・メカニック」 津原泰水 ? }|
>&color(blue){>>83} 未刊の長編の一部ですが、中篇としてまとまっているので投票しました。都庁を駆け上がる馬車のシーンにやられました。
>[参照:[[津原泰水 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/18.html#id_ac9db580]]]
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>:&font(b){12位 1点 「泣き虫弱虫諸葛孔明」 酒見賢一 文藝春秋 }|
>&color(blue){>>89} 酒見スレ読んで買ってみた。おまえらありがとう。いまではすっかり信者です。
>[参照:[[酒見賢一 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/17.html#id_257473f6]]]
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>:&font(b){12位 1点 「みなごろしの学園―デビル17〈1〉」 豪屋大介 富士見ファンタジア文庫 }|
>&color(blue){>>89} 見かけは三文小説、中身は巻を追うごとに上質スペキュレイティブフィクション。おかしいな。普通はこんな小説手に取らないんだが止まらない。大森望に初めて感謝する。
>[参照:[[豪屋大介 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/16.html#id_a6a49294]]]
>:&font(b){12位 1点 「地球の裏側」 藤田雅矢 ? }|
>&color(blue){>>92} 旬になってきた
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>:&font(i){参考 (1) 「異国伝」 佐藤哲也 河出書房新社 }|
>[参照:[[佐藤哲也 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/17.html#id_1489d46b]]]
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**□ 2 □ 海外小説SF/FT/HR作品
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>:&font(b){1位 13点 「万物理論」 グレッグ・イーガン 創元SF文庫 }|
>&color(blue){>>11} よんだよ
>&color(blue){>>52} トップを獲りそうな作品は避けたかったけど、海外作で読んだのが極端に少なかったので。文庫2冊分のお値段で5冊分ぐらい読んだ気になったというコストパフォーマンス。
>&color(blue){>>80} 大ネタ大爆発ではなく緻密さを楽しむ
>[参照:[[グレッグ・イーガン 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/15.html#id_f7bd38f9]]]
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>:&font(b){2位 5点 「ケルベロス第五の首」 ジーン・ウルフ 国書刊行会未来の文学}|
>[参照:[[ジーン・ウルフ 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/15.html#id_c1a87bb3]]]
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>:&font(b){2位 5点 「くらやみの速さはどれくらい?」 エリザベス・ムーン 早川書房海外SFノヴェルズ}|
>&color(blue){>>10} エリザベス・ムーンが無ければ、早川書房を見捨てるところでした。他の出版社は軒並み豊作なだけに残念(・A・)
>&color(blue){>>19} 名作。読み終わって30分ぐらい呆然とした。
>&color(blue){>>83(84,85)} 既に方々の書評で語りつくされた感もありますが、深読みもまた楽し、というところでしょうか。
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>:&font(b){4位 4点 「犬は勘定に入れません…あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎」 コニー・ウィリス 早川書房}|
>&color(blue){>>9} かなわない。すまんなプリースト
>[参照:[[コニー・ウィリス 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/15.html#id_7da7839d]]]
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>:&font(b){4位 4点 「ソラリス」 スタニスワフ・レム 国書刊行会スタニスワフ・レム コレクション}(新訳)|
>&color(blue){>>12} これまた「あり」なんだろうか?今回のが完訳とはいえ早川版がずっと昔から読めるのに
>[参照:[[スタニスワフ・レム 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/23.html#id_41b36c35]]]
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>:&font(b){4位 4点 「願い星、叶い星」 アルフレッド・ベスター 河出書房新社 奇想コレクション}|
>&color(blue){>>57(58)} ベスターははじめて読んだ、印象はとても凝ったショートショート。アイデア自体はありふれたものが多いけれども、とても”熱い”文章と一風変わった味付けが独特でツボにぴったりきました。
>&color(blue){>>92} 想コレクションはどれも出来良すぎでしたがやっぱりベスターが一番面白かったので
>[参照:[[アルフレッド・ベスター 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/20.html#id_eb6f0258]]]
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>:&font(b){7位 3点 「アジアの岸辺」 トマス・M・デイッシュ 国書刊行会 未来の文学}|
>&color(blue){>>77} テクストとコンテクストが一体になるとかマスコットによる性欲制御とかどれもひどい悪趣味だ、だからおもしろいからもっとやれ
>&color(blue){>>83(84,85)} 実はこれまでリスの檻しか読んだことのない初心者ですが、これで一気にお気に入りの作家になりました。一昨年から短編集2冊が出たスタージョンは技巧は素晴しいものの今ひとつその「甘さ」が好みではなかったのと対照的に、ディッシュはもろツボでした。
>[参照:[[トマス・M・デイッシュ 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/18.html#id_74a8753c]]]
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>:&font(b){7位 3点 「フェッセンデンの宇宙」 エドモンド・ハミルトン 河出書房新社 奇想コレクション }|
>&color(blue){>>29(30)} 表題作を消防時代にジュヴナイルで読んで衝撃を受けた。古くはなったがこのアイデアを越えるSFアイデアは今後も無いだろう。他の収録作は奇想コレクションのラインナップの中ではやや落ちる。
>&color(blue){>>73} 「あーこの話!」って懐かしく思い出すような暖かさです
>&color(blue){>>93} いや、リスト見るまで知らなかったんだけどね。好きだったから。
>[参照:[[エドモンド・ハミルトン 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/20.html#id_ef3a0913]]]
>:&font(b){9位 2点 「最後のウィネベーゴ」 コニー・ウィリス ? }|
>&color(blue){>>29(30)} エモーショナルな内容のSF。たまにはこのような小説を読んでみるのも良い。人の心とは不思議なものだ、と思う。(まだ「膚の下」に毒されているな。フムン)
>[参照:[[コニー・ウィリス 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/15.html#id_7da7839d]]]
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>:&font(b){9位 2点 「バイティング・ザ・サン」 タニス・リー 産業編集センター }|
>&color(blue){>>57(58)} 人工的でジャンクな世界。とにかく周りにあたりちらしたいエキセントリックな主人公が可愛くてしかたない。享楽的で驕慢で、美しく華やかで、ジャンク用語交じりの訳文も素敵だ。ペカペカの前半を終えて後半に入ると、がぜん印象が変わってきて1冊で2度おいしいというか。装丁も含め、美しい一冊です。
>[参照:[[タニス・リー 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/23.html#id_3a1eb654]]]
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>:&font(b){9位 2点 「コンプリート・ロボット」 アイザック・アシモフ ソニーマガジンズ }|
>&color(blue){>>68} ずっと昔に読んだ「われはロボット」「ロボットの時代」の作品があり、懐かしかった。
>[参照:[[アイザック・アシモフ 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/15.html#id_f2dc5661]]]
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>:&font(b){9位 2点 「白い果実」 ジェフリイ・フォード 国書刊行会 }|
>&color(blue){>>83(84,85)} その魅力の多くが山尾文体に拠るものかも知れないと疑いつつも、異世界に没入できて楽しかったので。(代わりにソラリスを入れるのはあまりに後ろ向きだし(w
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>:&font(b){9位 2点 「スペシャリストの帽子」 ケリー・リンク ハヤカワ文庫FT }|
>&color(blue){>>80} 話が横に横に進んで行く
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>:&font(b){14位 1点 「奇術師」 クリストファー・プリースト ハヤカワ文庫FT プラチナファンタジイ }|
>&color(blue){>>19} 読み終わった瞬間は気持ち悪さが残ったが、いろいろ考えるのが楽しかった。
>[参照:[[クリストファー・プリースト 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/20.html#id_4670fa56]]]
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>:&font(b){14位 1点 「ふたりジャネット」 テリー・ビッスン 河出書房新社 奇想コレクション}|
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>:&font(b){14位 1点 「われはロボット [決定版] アシモフのロボット傑作集」 アイザック・アシモフ ハヤカワ文庫SF }|
>[参照:[[アイザック・アシモフ 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/15.html#id_f2dc5661]]]
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>:&font(b){14位 1点 「航路」 コニー・ウィリス ヴィレッジブックス }(文庫化再販)|
>&color(blue){>>52} ごく普通の文庫化作に入れるのは気が引けるけど読んだのが(ry この人の小説の巧さは異常だと思いますた。
>[参照:[[コニー・ウィリス 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/15.html#id_7da7839d]]]
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>:&font(b){14位 1点 「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」 J・K・ローリング 静山社 }|
>&color(blue){>>68} ハリポタは好きなのだが、今回は目立ったどんでん返しはなく、平凡なラストだった。しかし、数々の伏線らしきものがあり、六巻に期待が高まる。
>[参照:[[J・K・ローリング 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/23.html#id_4861ef45]]]
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>:&font(b){14位 1点 「マインドスター・ライジング」 ピーター・F・ハミルトン 創元SF文庫 }|
>&color(blue){>>73} 疾走感がいい。これも訳が読みやすかった
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>:&font(b){14位 1点 「世界の涯の物語」 ロード・ダンセイニ 河出文庫 }(新訳)|
>&color(blue){>>73} 指輪ブームに乗った感じでの再訳出版ですが、いい雰囲気の翻訳です
>[参照:[[ロード・ダンセイニ 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/18.html#id_233f1fa2]]]
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>:&font(b){14位 1点 「トランス=アトランティック」 ヴィトルド・ゴンブローヴィッチ 国書刊行会 文学の冒険シリーズ }|
>&color(blue){>>77} 故郷喪失者の呪詛に満ちた書。ではなく、バカボコバカボコとした笑いにあふれた、すこしだけ苦みのある本。補遺の「日記」は、レム『高い城』(国書刊行会)と併読するのがよいかもしれない。
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>:&font(b){14位 1点 「黒い春」 ヘンリー・ミラー 水声社 }|
>&color(blue){>>77} しびんに浸したパンと天使をともに描く、下品な神聖が痛いほどに汚く美しい。
>:&font(b){14位 1点 《プラチナコレクション》 - 早川書房 }|
>[参照:[[早川書房 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/28.html#id_552f9ff9]]]
>:&font(b){14位 1点 《奇想コレクション》 - 河出書房 }|
>[参照:[[河出書房 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/28.html#id_dd236682]]]
>[参照:[[奇想コレクション 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/28.html#id_ce8dd93d]]]
>:&font(b){14位 1点 《未来の文学》 - 国書刊行会 }|
>[参照:[[国書刊行会 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/28.html#id_d6b835af]]]
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**□ 3 □ 映像作品
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>:&font(b){1位 8点 「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」《ロード・オブ・ザ・リング》シリーズ ピーター・ジャクソン監督 }|
>&color(blue){>>15} これしか見てない
>&color(blue){>>29(30)} 映像が本当に素晴らしい。「物語とは旅を描いたもの」という持論を持っているが、正に物語の王道。
>&color(blue){>>40} 感服です。
>[参照:[[J・R・R・トールキン 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/18.html#id_4872f4fa]]]
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>:&font(b){2位 4点 「Mr.インクレディブル」 ブラッド・バード監督 }|
>&color(blue){>>80} 何回でも見たくなる傑作スーパーヒーロー物。
>&color(blue){>>81} 安心して楽しめる。インクレディブルは年齢を問わない傑作。
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>:&font(b){3位 3点 「リディック」 デヴィッド・トゥーヒー監督 }|
>&color(blue){>>19} 映像が良かった。
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>:&font(b){3位 3点 「アイ,ロボット」 アレックス・プロヤス監督 }|
>[参照:[[アイザック・アシモフ 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/15.html#id_f2dc5661]]]
>:&font(b){3位 3点 「THE MADNESS BATTLE GAREGGA」 INH }|
>&color(blue){>>77} これこそスチームパンクでディファレンスエンジン(頭が)だとか適当なことを書いてみるランドメーカー
>:&font(b){6位 2点 「女子高生チェンソー」 ジョン・ホフマン監督 }|
>&color(blue){>>11} おもしろかったよ
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>:&font(b){6位 2点 「新ゲッターロボ」 川越淳監督 }|
>&color(blue){>>33} 安倍晴明対ゲッターロボという無茶な展開は大好き
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>:&font(b){6位 2点 「エイリアンVS.プレデター」 ポール・アンダーソン監督 }|
>&color(blue){>>73} デイ・アフタートゥモロー、アイロボットなどのアレと違って、純粋に「楽しむ」ことはできました ストーリーはめちゃくちゃですが前作の引用パロなんかもあるので、まぁ暇つぶしにはいいかとw
>&color(blue){>>81} 安心して楽しめる。
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>:&font(b){6位 2点 「バトルスター ギャラクティカ -サイロンの攻撃-」 マイケル・ライマー監督 }|
>&color(blue){>>91} 言うことなし。最高です。結構シリアスなドラマ、カッコいい戦闘、かわいくて凛々しい女の子。
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>:&font(b){10位 1点 「ハウルの動く城」 宮崎駿監督 }|
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>:&font(b){10位 1点 「火の鳥」 高橋良輔監督 }|
>&color(blue){>>29(30)} こちらもスケールの大きな物語。手塚はやはり偉大だ。今回、抑え気味とも思える演出に逆に好感を持った。
>[参照:[[手塚治虫 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/18.html#id_81f556e4]]]
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>:&font(b){10位 1点 「マインドゲーム」 湯浅政明監督 }|
>&color(blue){>>11} おもしろかったよ
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>:&font(b){10位 1点 「光と水のダフネ」 池端隆史監督 }|
>&color(blue){>>40} なんかハマった。設定とかすげえ適当なんだけど、マイアがかわいいから許す。
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>:&font(b){10位 1点 「スチーム・ボーイ」 大友克洋監督 }|
>&color(blue){>>75} イノセンスは駄目だった。
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>:&font(b){10位 1点 「ゴジラ FINAL WARS」 北村龍平監督 }|
>&color(blue){>>81} 過去の遺産を破壊した「超」アクション映画。革命的。
>[参照:[[ゴジラ シリーズ 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/41.html#id_dabd3ec3]]]
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>:&font(b){10位 1点 「スパイダーマン2」 サム・ライミ監督 }|
>&color(blue){>>91} 馬鹿にするなです。サム・ライミ偉い。凹みっぱなしのキャシャーンやままごとデビルマンなどは音だけのおならです。みならえです。かっこいいですよ。
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**□ 4 □ コミック部門
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>:&font(b){1位 3点 「リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメン(正・続)」 アラン・ムーア&ケビン・オニール JIVE AMERICAN COMICSシリーズ }|
>&color(blue){>>80} 続編の可能性はありますが一応ここで完結ですので一つの作品として。最凶のアメコミ・スチームパンク。
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>:&font(b){1位 3点 「忘却の旋律」 GJK,片倉真二 角川コミックス・エース }|
>&color(blue){>>92} 無駄に鳴り響きたい衝動に駆られる王道少年漫画です
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>:&font(b){3位 2点 「神州纐纈城―国枝史郎「神州纐纈城」より」 石川賢 講談社コミッククリエイト }|
>&color(blue){>>33} 原作のある部分までは終わっているので投票(反則?)血絞り機最高
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>:&font(b){4位 1点 「TWO突風!」 藤井良樹,旭凛太郎 少年チャンピオン・コミックス }|
>&color(blue){>>10} 東京不良ファンタジー
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>:&font(b){4位 1点 「カオシックルーン」 山本賢二 少年チャンピオン・コミックス }|
>&color(blue){>>10} 怪獣バトル
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>:&font(b){4位 1点 「がんばれ酢めし疑獄」 施川ユウキ 少年チャンピオン・コミックス }|
>&color(blue){>>10} レ・内宇宙コミケ(・ω・)
>:&font(b){4位 1点 「夢幻紳士 幻想篇」 高橋葉介 早川書房 }|
>&color(blue){>>33} 夢幻紳士の新作が読めるとは意外だった 絵がずいぶんすっきりしたような気がする
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>:&font(b){4位 1点 「かすとろ式」 駕籠真太郎 Ohta comics }|>&color(blue){>>77(78)} 「ロード・オブ・ザ・輪具」が映画化されてよかったです。映画版でも大噴火なのか横綱の帰還なのかと気になって夜も眠れません。「国民の創世」も人体玩具のさらに先へ行こうとするあたりが良好です。今の唐沢なをきのようにギャグが描けない体質に陥らないように祈ってます。
>:&font(b){4位 1点 「あびゅうきょ作品集(2) あなたの遺産」 あびゅうきょ バーズコミックススペシャル }|
>&color(blue){>>77(78)} 20年前の“過激な話”が、もはや甘いファンタジーと化していることもおそろしいが、その空気に敏感に反応している現在の著者=影男の自虐的な笑いを重ねてみるとさらに慄然とする。
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>:&font(b){4位 1点 「王国の鍵」 紫堂恭子 あすかコミックスDX }|
>&color(blue){>>77(78)} 因果応報というのは、主人公視点に都合のよいようにはたらくものではないということ。憎しみは人間の原動力であるということ。そうであるからといって得られるものがいつもあるわけではないということ。そんなことはさておき、アーシャさんはえ
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>:&font(i){参考 3点 「プラネテス」 幸村誠 モーニングKC}|
>&color(blue){>>9} 完結祝い。さっさと充電すませろ。
>[参照:[[幸村誠 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/22.html#id_ecd49a27]]]
>[参照:[[アニメ:プラネテス 関連スレッド>http://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/41.html#id_fb08af83]]]
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**□ 5 □ ゲーム作品
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>:&font(b){1位 3点 「ヴィクトリア 太陽の沈まない帝国 完全日本語版」 サイバーフロント }|
>&color(blue){>>9} KOEIちったあ見習え
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>:&font(b){1位 3点 「ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君」 スクウェア・エニックス }|
>&color(blue){>>33} 今プレイ中やっぱり面白い
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>:&font(b){1位 3点 「ことばのパズル もじぴったん」 ナムコ }|
>&color(blue){>>11} かわいいよ
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>:&font(b){1位 3点 「MYST IV: Revelation(日本語版)」 キッズステーション }|
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>:&font(b){5位 2点 「DIGITAL DEVIL SAGA ~アバタール・チューナー~」 アトラス }|
>&color(blue){>>10} DDSATは、RPG板のスレで飛浩隆やスタニスワフ・レムネタにも反応アリ(・∀・)
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>:&font(b){5位 2点 「SIMPLE2000シリーズ Vol.50 THE 大美人」 D3PUBLISHER }|
>&color(blue){>>12} 3点はあげられないが馬鹿なゲームだ
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>:&font(b){5位 2点 「METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER」 コナミ }|
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>:&font(b){8位 1点 「真・女神転生III - NOCTURNE マニアクス」 アトラス }|
>&color(blue){>>10} ノクタンは2003年発売だけど、追加要素が凄かった。大満足。
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**□ 6 □ SF/FT/HR界の出来事(イベント・訃報など)
>:&font(b){ワイドスクリーンバロック流行のきざし?}|
>:&font(b){ワールドコン日本での開催決定}|
>&color(blue){>>10} SF大会自体、参加したことありませんが(・∀・) でもすげえ。
>:&font(b){やのさんがなくなった}|
>:&font(b){キャプテン・フューチャー復活}|
>:&font(b){中島らも先生や横山光輝先生、そして矢野徹先生が}|
>:&font(b){忘れた}|
>:&font(b){矢野さん矢野さん矢野さん矢野さん矢野さん矢野さん}|
>:&font(b){ローダン300巻おめ}|
>:&font(b){ドイツの公営放送局「クリンゴン語」放送配信!}|
>&color(blue){>>73} まぁ色々あったけど、お祭りらしくバカっぽいニュースをあげておきますw
>http://klingon.dw-world.de/klingon/index.php
>:&font(b){「未来の文学」と「レム・コレ」の刊行開始}|
>:&font(b){矢野徹氏逝去}|
>:&font(b){中島らもの訃報、残念。}|
>&color(blue){>>90} 酔って事故、ってのがある意味らもらしいのかもしれないけど、残念。クラーク翁は無事でよかった
>:&font(b){火星探査機の洗車する人とか}|
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**□ 7 □ SF@2ch内の出来事(ベストスレッドなど)
>:&font(b){「ツンデレ」がSF者の語彙に}|
>:&font(b){駄作スレが一人の荒らしにより崩壊}|
>&color(blue){>>12} 悔しい
>:&font(b){さらに人が少なくなった気が}|
>:&font(b){なし}|
>:&font(b){創作文芸板で長文ネタ出した}|
>:&font(b){やはり、人少ない}|
>&color(blue){>>29(30,31)} 「指輪スレ」の人たちが映画終了とともに去っていったのだろうか?
>:&font(b){『全SFキャラクター最強議論スレ』よい}|
>&ref(live.gif,スレッド一覧ガイド)[[ 全SFキャラクター最強議論スレ>http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1093276885/]]
>:&font(b){ハラハラしたクラークスレ}|
>&color(blue){>>73} 年末の大津波で
>:&font(b){やっぱ人いねえよ}|
>:&font(b){SF大会スレ並立。ワールドコン関係者の方、がんがって}|
>:&font(b){ミス板住人と言いつつ男}|
>:&font(b){SF短編スレの急激な伸び 嬉しい楽しい}|
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**□ X □ 新設部門
>''【ほかに気になった作品】''
>:&font(b){「小説探偵GEDO」 桐生祐狩}|
>&color(blue){>>77(78,79)} 物語へのねじくれた愛。ぞんざいな「次巻につづく(かも)」構成と、げどがちっとも外道ではないことには失望したが、美点も多い。
>:&font(b){「風と暁の娘」 五代ゆう}|
>&color(blue){>>77(78,79)} わー、あの手抜きなもとい想像力をはたらかせる余地が多大にあるゲームからこんな破綻してない小説がー。正直AZELそのものよりおもしろいや。
>:&font(b){「レッド・ダート・マリファナ」 サザーン}|
>&color(blue){>>77(78,79)} 散漫な寄せ集めだが、「ヒップすぎるぜ」 「テリー・サザーン、オカマの看護士にインタビューする」だけでもおなかいっぱい。
>:&font(b){「沈黙主義の女たち」 ベン・マーカス}|
>&color(blue){>>77(78,79)} あとがきにある“著者のもくろみ”が成功してるとはお世辞にも言えない。それでも、固有名詞が一般名詞化され暴走するという無謀な展開は挑戦的でおもしろい。
>:&font(b){「エンベディング」 ワトスン}|
>&color(blue){>>77(78,79)} はみだしたものをかじったっていいじゃないか えすえふだもの
>:&font(b){「復活の地」 小川一水}|
>&color(blue){>>77(78,79)} 結末がぐだぐだにならないこのひとの作品をはじめて読んだ気がする。そしてなんだかとても物足りない気持ちになるのはなぜ。
>''【勝手に三バカ部門】''
>:&font(b){「蹴りたい田中」 田中啓文 早川書房}|
>:&font(b){「大鬼神 平成陰陽師国防指令」 倉阪鬼一郎 祥伝社}|
>:&font(b){「熱帯」 佐藤哲也 文藝春秋社}|
>''【また懲りずにSFキット部門】''
>:&font(b){「1/12SCALE機動歩兵」 wave}|
>&color(blue){>>92} 文句なしですハイ
>:&font(b){「ファーンⅡ」 PLAZ}|
>&color(blue){>>92} ネタニマジレスカコイイ
>:&font(b){「光硬化パテ」 タミヤ}|
>&color(blue){>>92} 仕組みは理解できてもやっぱりSFっぽいです
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*●総評など(抜粋)
:11 :&color(forestgreen){名無しは無慈悲な夜の女王} :04/05/30 22:37 |
&color(#0080C0){(投票部略)}
書籍の方は小粒な印象。ゲームは逆に大作化しているものの、
ゲーム性という中身が無いものが多いといった印象。
映画はパイレーツオブカリビアンなどそこそこ盛り上がったのではないかと。
:66 :&color(forestgreen){33} :04/06/12 22:39 |
&color(#0080C0){(投票部略)}
なんか投票数がこの板の
住人の数のような気がしてきた…
:70 :&color(forestgreen){名無しは無慈悲な夜の女王} :04/06/18 10:48 |
&color(#0080C0){(投票部略)}
ちなみに期間外作品で、去年一番面白かったのは、「「吾輩は猫である」殺人事件」と「エンディミオンの覚醒」
国内はあとイリヤとせちやんと九十九十九にもいれたかった。
:80 :&color(forestgreen){イー} :03/01/29 13:05 |
&color(#0080C0){(投票部略)}
【感想】
中堅が非採算部門の縮小を継続し、代わって小出版社が特異な発想からジャンル
開拓に成功した一年。
海外部門『ブレックヴァルド~』は短篇集。ファンタジーに分類可能な作品は三
点だが、評価は全体に対して。ノサック入門は岩波文庫『死神とのインタビュー』
がオススメ。
『ケリー・ギャング~』は厳密には板違い作品。しかし、豪州のアイルランド系
移民の悲惨窮まる開拓史の影に、彼らのルーツであるケルト妖精譚が深く関わり
彩りと豊かな意味合いを添えている。
イーガン『しあわせの理由』も素晴らしい短篇集だが、最高傑作である表題作が
既訳の為、個人的に除外しました。
:100 :&color(forestgreen){猫舌男爵} :04/06/30 22:58 |
&color(#0080C0){(投票部略)}
“時間”についての作品に印象深いものが多かった。
禁じられた歴史をもういちど語りなおす「総統の子ら」、
国が消えるその直前までを描く「シルト」、
時間も性差も消化も逆行してゆく「閉暗所」、
レトロ・フューチャーという言葉に逃げずに原作を再構築してみせた「アトム」が忘れがたい。
---投票終了後---
:128 :&color(forestgreen){名無しは無慈悲な夜の女王} :04/07/01 23:15 |
&color(#0080C0){(一部略)}
この板SF/FT/HRなのに、SFばかり。
SF>>>>>>>(超えられない壁)>>>>>>>>>FT>>HR
と、解釈してもいいですか?
:130 :&color(forestgreen){講評} :04/07/02 00:27 |
国内はそれなりの良作が多かったが、一位と二位は本命が取ったね。
どちらの作家もラノベ板で支持を受けている事実に注目。
国外は小粒ぞろいだったね。一位と二位しか選ぶものがなかった。
「シルトの岸辺」や「見えない都市」などの超名作もあるが、
これらはあくまで復刊であってここで投票するものでもないといった感じ。
映画は唯一FTが上位に出た部門。やっぱり大作は強いね。
リベリオンは意外だったが、思わぬ収穫というところか。
漫画のランキングを見て、改めて「SFとはなにか」論争の愚を悟る。
しかしプラネテス一位はさすが。掲載開始、終了年の縛りをなくしては?
ゲームする暇で本を読む奴ら=この板の住人であることがつくづく分かった。
次回はゲームの項目なくしちゃえ。
Jコレと河出書房がんばれ。超がんばれ。
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*参考資料
**《参考1》-「SFが読みたい!」2005年度版
***国内
>1、「&font(b){象られた力}」 飛浩隆 ハヤカワ文庫JA
>2、「&font(b){膚の下}」 神林長平 早川書房
>3、「&font(b){復活の地}」 小川一水 ハヤカワ文庫JA
>4、「&font(b){新・地底旅行}」 奥泉光 朝日新聞社
>5、「&font(b){からくりアンモラル}」 森奈津子 ハヤカワJコレクション
>6、「&font(b){熱帯}」 佐藤哲也 文藝春秋
>7、「&font(b){蹴りたい田中}」 田中啓文 ハヤカワ文庫JA
>8、「&font(b){ロボット・オペラ}」 瀬名秀明・編 光文社
>9、「&font(b){グアルディア」 仁木稔 ハヤカワJコレクション
>10、「&font(b){楽園の知恵 あるいはヒステリーの歴史}」 牧野修 ハヤカワJコレクション
>11、「&font(b){沙門空海唐の国にて鬼と宴す}」 夢枕獏 徳間書店
>12、「&font(b){導きの星}」 小川一水 ハルキ文庫ヌーヴェルSFシリーズ
>12、「&font(b){綺譚集}」 津原泰水 集英社
>14、「&font(b){審判の日}」 山本弘 角川書店
>15、「&font(b){小説探偵GEDO}」 桐生祐狩 ハヤカワJコレクション
>16、「&font(b){リピート}」 乾くるみ 文藝春秋
>17、「&font(b){人面町四丁目}」 北野勇作 角川ホラー文庫
>18、「&font(b){エイリアン・ベッドフェロウズ}」 小谷真理 松柏社
>19、「&font(b){凹村戦争}」 西島大介 ハヤカワJコレクション
>20、「&font(b){アマゾニア}」 粕谷知世 中央公論新社
>20、「&font(b){雲雀}」 佐藤亜紀 文藝春秋
>20、「&font(b){裸者と裸者}」 打海文三 角川書店
***海外
>1、「&font(b){万物理論}」 グレッグ・イーガン 創元SF文庫
>2、「&font(b){奇術師}」 クリストファー・プリースト ハヤカワ文庫FT
>3、「&font(b){犬は勘定に入れません…あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎}」 コニー・ウィリス 早川書房
>4、「&font(b){ケルベロス第五の首}」 ジーン・ウルフ 国書刊行会
>5、「&font(b){ふたりジャネット}」 テリー・ビッスン 河出書房新社
>6、「&font(b){SF雑誌の歴史-パルプマガジンの饗宴}」 マイク・アシュリー 東京創元社
>7、「&font(b){くらやみの速さはどれくらい?}」 エリザベス・ムーン 早川書房
>8、「&font(b){白い果実}」 ジェフリイ・フォード 国書刊行会
>9、「&font(b){夜更けのエントロピー}」 ダン・シモンズ 河出書房新社
>10、「&font(b){ソラリス}」 スタニスワフ・レム 国書刊行会スタニスワフ・レム コレクション
>11、「&font(b){スペシャリストの帽子}」 ケリー・リンク ハヤカワ文庫FT
>12、「&font(b){パターン・レコグニション}」 ウィリアム・ギブスン 角川書店
>13、「&font(b){不思議のひと触れ}」 シオドア・スタージョン 河出書房新社
>14、「&font(b){地球間ハイウェイ}」 ロバート・リード ハヤカワ文庫SF
>15、「&font(b){エンベディング}」 イアン・ワトスン 国書刊行会
>16、「&font(b){バイティング・ザ・サン}」 タニス・リー 産業編集センター
>17、「&font(b){塵クジラの海}」 ブルース・スターリング ハヤカワ文庫FT
>18、「&font(b){遺伝子の使命}」 ロイス・マクマスター・ビジョルド 創元SF文庫
>18、「&font(b){願い星、叶い星}」 アルフレッド・ベスター 河出書房新社
>18、「&font(b){鎮魂歌}」 グレアム・ジョイス ハヤカワ文庫FT
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**《参考2》-SFマガジン読者が選ぶベストSF2004
***国 内
>1、「&font(b){象られた力}」 飛浩隆 ハヤカワ文庫JA
>2、「&font(b){復活の地}」 小川一水 ハヤカワ文庫JA
>3、「&font(b){熱帯}」 佐藤哲也 文藝春秋
>3、「&font(b){膚の下}」 神林長平 早川書房
>5、「&font(b){グアルディア」 仁木稔 ハヤカワJコレクション
>6、「&font(b){蹴りたい田中}」 田中啓文 ハヤカワ文庫JA
>7、「&font(b){導きの星}」 小川一水 ハルキ文庫ヌーヴェルSFシリーズ
>7、「&font(b){ロボット・オペラ}」 瀬名秀明・編 光文社
>9、「&font(b){雲雀}」 佐藤亜紀 文藝春秋
>10、「&font(b){新・地底旅行}」 奥泉光 朝日新聞社
***海 外
>1、「&font(b){万物理論}」 グレッグ・イーガン 創元SF文庫
>2、「&font(b){ケルベロス第五の首}」 ジーン・ウルフ 国書刊行会
>3、「&font(b){ふたりジャネット}」 テリー・ビッスン 河出書房新社
>4、「&font(b){犬は勘定に入れません…あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎}」 コニー・ウィリス 早川書房
>5、「&font(b){奇術師}」 クリストファー・プリースト ハヤカワ文庫FT
>6、「&font(b){白い果実}」 ジェフリイ・フォード 国書刊行会
>7、「&font(b){SF雑誌の歴史-パルプマガジンの饗宴}」 マイク・アシュリー 東京創元社
>8、「&font(b){不思議のひと触れ}」 シオドア・スタージョン 河出書房新社
>9、「&font(b){ゲド戦記外伝}」 アーシュラ・K・ル=グウィン 岩波書店
>10、「&font(b){くらやみの速さはどれくらい?}」 エリザベス・ムーン 早川書房
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**《参考3》-第36回星雲賞(第44回日本SF大会 HAMACON2)
>日本長編部門 &font(b){「ARIEL」 笹本祐一 朝日ソノラマ}
> (次点) 「復活の地」 小川一水 早川書房
>日本短編部門 &font(b){「象られた力」 飛浩隆 早川書房}
> (次点) 「食卓にビールを☆伝説のスネークマスター篇」 小林めぐみ 富士見書房
>海外長編部門 &font(b){「万物理論」 グレッグ・イーガン 東京創元社}
> (次点) 「犬は勘定に入れません…あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎」 コニー・ウィリス 早川書房
>海外短編部門 &font(b){「ニュースの時間です」 シオドア・スタージョン 早川書房}
> (次点) 「アイスドラゴン」 ジョージ・R・R・マーティン 早川書房
>メディア部門 &font(b){「プラネテス」 監督:谷口悟朗 サンライズ}
> (次点) 「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」 監督:ピーター・ジャクソン 配給:ヘラルド=松竹
>コミック部門 &font(b){「ブレーメンII」 川原泉 白泉社}
> (次点) 「ジョーカー・シリーズ」 道原かつみ 新書館
>アート部門 &font(b){新海誠}
> (次点) 加藤直之
>ノンフィクション部門 &font(b){前田建設ファンタジー営業部 前田建設工業株式会社 幻冬舎}
> (次点) トンデモ本?違う、SFだ! 山本弘 洋泉社
>自由部門 &font(b){「おたく:人格=空間=都市ヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展-日本館出展」 国際交流基金}
> (次点) 有名望遠鏡ペーパークラフト 国立天文台 (阪本成一他)
>星雲賞特別賞 &font(b){矢野徹}
>〔「[[今年の星雲賞は…2スレ>http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1048679786/]]」スレッド&color(blue){>>523}の情報〕
上記2つのランキングの対象は奥付が2003年11月1日~2004年10月31日の作品
参考3の対象は2004年1月1日~12月31日までに発表された作品
[[PAGE TOP↑ >SF/FT/HR板大賞2004#top]]