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僕は戦闘中で起こしてしまったちょっとしたドジから現在入院生活を余儀なくさせられている 通常、入院中は退屈で退屈で死にそうになると言うが僕も最初はそうだった しかし、最近になって楽しみが出来た それは・・・ アリシア「ラムザさん、検温の時間です」 ラヴィアン「ついでにアグリアス先生の献身的な検診で~す」 アグリアス「お、おい!ラヴィアン!わ、私は別にそんな疚しいつもりは!」 ラヴィアン「あ~ら、先生?私はただ親身に看護すると言う意味で言っただけですが?」 アグリアス「#$#$!!」 この3人と過ごす時間だ。 異端者と呼ばれて以来、各地を転戦し続けている僕の部隊に在籍している3人に似た三人組 本人達はかたくなに否定しているから違うみたいだけど・・・ アリシア「ラヴィアン!隊長・・・じゃなかった先生をからかっちゃだめでしょ!」 ラヴィアン「は~い」 ラムザ「あはは、皆さん相変わらず仲がよろしいですね」 アグリアス「こら!ラムザ君!そんなことを言って甘やかしてはだめだ!」 ラムザ「す、すみません」 アグリアス「ラヴィアンも馬鹿なことをしている暇はないぞ!さっさと検診開始だ!アリシア!」 アリシア「はい。ではラムザさん、体温を測りますので・・・」 ラムザ「あ、いつも通り脇に挟めばいいんですね?」 アリシア「いえズボン脱いでください」 ラムザ&アグリアス「「え?」」 突然のアリシアさんの発言に僕とアグリアス先生は固まってしまった あ、ラヴィアンさんはなんかニヤニヤしてる・・・こんな所までそっくりだなぁ・・・ アリシア「あれ?今日は直腸検温するって言ってませんでしたっけ?」 にこやかに言われてもそんなことを言われた記憶がない僕はただ無言で首を横に振った アリシア「あら、じゃぁ伝え忘れちゃったのかしら?」 ラヴィアン「だめじゃない!アリシア!そういう大事なことを伝え忘れちゃ!」 アリシア「てへっ♪」 アグリアス「これはあとでレーゼ局長に報告だな」 アリシア「そ、そんなぁ・・・・」 半泣き状態なアリシアさんを尻目にラヴィアンさんがさらなる爆弾を投下した ラヴィアン「じゃ、アグリアス先生、お願いしますね♪」 アグリアス「なぬ?」 ラヴィアン「私達は次の検査の準備がありますからきちんと計ってそこに記入してくださいね♪」 アリシア「あ、そうだったわね!じゃ、次は間違えないようにちゃんと準備しないと!」 アリシア&ラヴィアン「では、そういうわけなんでどうぞごゆっくりお楽しみ下さい♪」 ラムザ&アグリアス「「ちょ、ちょっと待って!」」 そう言って去っていく二人を食い止めようとしたもののあっさり逃げられてしまった そしてこの個室には僕とアグリアス先生だけとなった 暫くの間、室内を気まずい雰囲気が占めていたが、アグリアス先生は何かぶつぶつ言っている・・・ 僕としては一人で計りたいというか計らせて欲しいんだけど自分でやったことのない直腸検温なので間違えてリテイクさせられても困る どうしようか迷っているとどうやらアグリアス先生の覚悟が決まったようだった。 アグリアス「よし!ラムザ!直腸検温をやるぞ!」 しかし、僕のほうは覚悟を決めていない・・・ ラムザ「え、でも僕一人でも出来ますよ・・・多分ですが・・・」 アグリアス「だめだ!もし間違った検温をしてしまったり、誤って体温計を破壊してしまったらどうするんだ!」 ラムザ「う、で・・・でも・・・」 アグリアス「わ、私だって医者のはしくれだ!これくらいはできる!その、決してラムザの・・・・が見たいわけではない!」 そう宣言すると彼女は体温計を片手に僕にのしかかってきた アグリアス「じたばたするな!男だろう!観念して黙ってうつぶせになれ!」 そう言われながらも何とか抵抗しようとするが、生憎、まだ術後安静してなきゃいけないためにあっけなく僕はうつぶせにさせられた アグリアス「大人しくしていろ。大丈夫、尻の力を抜いてリラックスするんだ」 ラムザ「えっと、アグリアス先生?」 アグリアス「確か、初めてだったな?大丈夫だ、優しくする」 ラムザ「あ、あんまり嬉しくないなぁ」 と言った直後僕は尻から何か異物が入ってくるのを感じた これ以上はやばいのでこれまで! [[この続きへ>続・ある異端者の入院生活]]

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