小手先の音楽理論

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小手先の音楽理論 - (2015/07/12 (日) 18:49:51) のソース

いろいろ模索する中で見つけた「それっぽく聞こえるようになるコツ」

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*作曲編
** フレーズ
- 歌詞から作るとき
歌詞にメロディをつける場合、歌詞をまず音読すること。&br()
アクセントやイントネーション、抑揚を大げさに表現して読んでみる。&br()
そこからメロディラインを起こすと、まぁ、それなりに自然なフレーズや間合いが得られる。
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- フレーズから作るとき
逆にメロディライン先行であとから歌詞をつける場合、メロディラインを何度もハミングすること。&br()
そして曲全体で訴えたいことを強く念頭に置きながら、&br()
ハミングしたフレーズ(が示すイントネーションやアクセント)に沿う言葉を見つける。&br()
ぼんやり単語が出てきたら、あとはそれを言葉遊びの要領でフレーズに乗せてしまおう。

** 楽器

- ストリングス+1
アンサンブルのストリングス系の楽器(音色)を使う場合、ストリングスパートの主旋律を弾くためだけの&br()
弦楽器ソロパートを切り出して用意する。&br()
例えば、和音進行の最上音で追いかけっこするようなフレーズがあるなら、&br()
2パートをアンサンブルのチャネルから切り出して用意する。&br()
メリットは、アンサンブルとしてまとまるように調整されている音源が多いので&br()
主旋律だけエッジを効かせて目立たせるとか、そこだけ音量やリバーブのかかり具合を調整できるようになる。&br()
ただし、切り出した分だけチャネルを消費するので、パートが少ない曲やVSTiとか制限が少ない環境でおすすめ。
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- ピッチを変える
XG音源なら割と楽にできる。(NRPNやSysEx使うけど)&br()
特にドラムパートに言えることだが、スネアやタム、シンバルは、当たり前だが普通に再生すれば標準的な音。&br()
ということは大体MIDI音源持ってる人なら同じような楽器に聞こえるわけで、平凡。普通。中庸。&br()
スネアやシンバルのピッチを若干上げ下げするだけで、急にリアル風になったりする。
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- 高周波を足す
シェイカーを足したり、小さな音でハイハットやらトライアングルやらウィンドチャイムを入れると&br()
なぜかいい曲に聴こえてくる。ただしmp3などに非可逆圧縮する際ビットレートをケチると悲惨なことになる。&br()
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- 倍音を足す
笛系の音色について、強く吹くとピヒョーとか裏返るアレを再現してあげる。&br()
オクターブ上に短いノートを小さく置くだけで倍音が足せて、しかもリアルさが増す。&br()
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- ドラムは両手両足で叩く
千手観音のように腕数本で叩けるわけないので、物理的に同時に叩ける楽器を考える。&br()
コンピューターミュージックなジャンルならその限りではない。&br()
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- シンバルロール
リバースシンバルではない。オーケストラでシンバルを吊ってマレットで連打する奏法。&br()
「くぉぉぉぉおおおおああああああぁぁぁ…」という感じの音色。&br()
オーケストラ系の重い、幻想的な曲風を目指すなら探しておくのもいいかもしれない。&br()
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** 曲想
- A→B→A+B
モチーフA、モチーフBと進んで、B'に来たら後半はAのモチーフを重ねてしまう。&br()
Bが振り返ると、引き継いだAが追い付いて、最後は一緒に肩を組みながら完走するような、そんな感じ。
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- 高周波でロングなストリングスを重ねる
サビの部分で、高い長いストリングスフレーズを入れると曲の雰囲気に伸びや広がりが感じられる。&br()
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- スタッカートなストリングスを重ねる
サビの部分に、1度ずらしのスタッカートストリングスを入れると緊張感がでてシャキシャキに聴こえる。&br()&br()

- マリンバやシロフォンを重ねる
多少ブライトネスを落としたマリンバとかで16ビートとか3連符とかで重ねると&br()
なぜか民族曲風で幻想的な曲に引きずり込むことができる。&br()
この時ストリングスやクワイアと組み合わせると効果絶大である。&br()
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* 編曲

** ミックス

- わざとサンプリングレートを落とす
ビットレートではない。サンプリングレート。44.1kHzとか11.025kHzとかのアレ。&br()
なぜかは分からないが音質悪くなってるはずなのに曲自体はランクアップしているように聞こえる。
特に金物(シャンシャン系)の多い曲に有効らしい。
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- コーラスとフェイザー
パッドとかのチャネルは、単にリバーブかけたりオクターブでユニゾンさせても広がらない。&br()
2チャネル用意して左右に振り、それぞれびみょーにピッチを上下させた状態でリバーブやコーラスをかけると&br()
ほどほどな厚みがでる。
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