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606 : &color(green){&bold(){名無し募集中。。。}} :2009/10/06(火) 23:50:28.86 0 &color(blue){>>605 } 第222回 今日も、放課後にはえりを誘って屋上へ繰り出していた。 私が勧誘するってわかってるのに、来てくれるのは・・・ ・・・・やっぱりえりが私のことを好きだからなのかな・・・・。 「舞美」 「ん?」 「勧誘の最終日になって人が足りなかったら入ってもいいよ」 「ほ、ほんと?えりそれほんと!?」 「うん、でも、」 「でも?」 「条件として、私とデートしてよ」 えりはそう言って、可愛らしく微笑んだ。 607 :&color(green){&bold(){ 名無し募集中。。。}} :2009/10/06(火) 23:51:30.01 0 &color(blue){>>606 } 第223回 「え?」 「いやなの?」 「い、いやなことはないけど・・・でも」 「いやなんじゃん」 「あの、生徒会長とか友達なんでしょ?いいの?ももだっているよ?」 「なんだそんなこと」 私が勧誘しながらもずっと心配だったことを言うと、 えりはつまらないっていう顔をして口を尖らせた。 「ま、そういうことは入ったら考える。そう決めたんだよね。 それに入るって決まったわけでもないしさ。入部が決まったら、でいいし」 「どういう心境の変化?」 「ん~・・・・内緒」 「なにそれ」 「まぁ、いいじゃん。それでいい?」 「・・・うん。わかった。」 「よし、契約成立ってことでカンパーイ」 えりは紙パックの紅茶を持ち上げて、私のペットボトルにくっつけた。 えらく、上機嫌である。 どうしたんだろう?えりには悪いけどちょっと心配になるほど。 何か裏があるような・・・いやでも・・・疑っちゃ申し訳ないしなぁ。 と、部員を増やせたのに、なのにどこか釈然としない気持ちの私は素直に喜べなかった。 それでも上機嫌なえりはそんな私には気付かずに、赤く染まり始めた空を見上げていた。

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