「河沼郡笈川組米丸村」の編集履歴（バックアップ）一覧はこちら
「河沼郡笈川組米丸村」(2020/05/05 (火) 12:17:18) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
陸奥国 [[河沼郡]] [[笈川組>河沼郡笈川組]] &ruby(よねまる){米丸}村
&blanklink(大日本地誌大系第33巻){https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1179220} 102コマ目
#expand(500){{{
府城の西北に当り行程1里25町。
家数16軒、東西1町44間・南北1町30間余。
四方&ruby(たんぼ){田圃}なり。
東2町43間[[森台村>河沼郡笈川組森台村]]の界に至る。その村は辰（東南東）に当り6町30間余。
西1町3間[[熊川村>河沼郡笈川組熊川村]]の界に至る。その村は未申（南西）に当り3町50間余。
南6町19間[[会津郡高久組界沢村]]の界に至る。その村まで8町30間余。
北3町54間[[笠目村>河沼郡笈川組笠目村]]の界に至る。その村まで5町10間。
また
亥（北北西）の方52間[[上垂川村>河沼郡笈川組上垂川村]]に界ひ黒川を限りとす。その村まで50間。
*山川
**黒川
村西1町余にあり。
[[界沢村>会津郡高久組界沢村]]の境内より来り、屈曲して11町余北に流れ[[笠目村>河沼郡笈川組笠目村]]の界に入る。
*水利
**清水堰
[[界沢村>会津郡高久組界沢村]]の方より来り田地の養水となり、[[森台村>河沼郡笈川組森台村]]の境内を経てまたこの村の境内を過ぎ[[笠目村>河沼郡笈川組笠目村]]の方に注ぐ。
*神社
**熊野宮
|祭神|熊野宮？|
|相殿|伊勢宮|
| |稲荷神|
| |赤城神|
| |小宮神|
|鎮座|不明|
村西にあり。
鳥居あり。高瀬新田村榊出羽が司なり。
*寺院
**大泉寺
村中にあり。
浄土宗野熊山と號す。
この寺熊野宮の鎮守とし伽藍も広大なりしが、年を逐て頽廃し天正巳丑兵火（1589年）の後修造する者もなくただ菴を結て旧址を存するのみなりしを、寛文の頃（1661年～1673年）良性という僧再興してより野州大沢圓通寺の末山となる。
本尊弥陀客殿に安ず。
----
-Google Map
--[[熊野神社>https://goo.gl/maps/gMLLufLd6Lm8B4fc8]]
--[[大泉寺>https://goo.gl/maps/9gwpQFYnmGRjGFj99]]
}}}
陸奥国 [[河沼郡]] [[笈川組>河沼郡笈川組]] &ruby(よねまる){米丸}村
&blanklink(大日本地誌大系第33巻){https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1179220} 102コマ目
府城の西北に当り行程1里25町。
家数16軒、東西1町44間・南北1町30間余。
四方&ruby(たんぼ){田圃}なり。
東2町43間[[森台村>河沼郡笈川組森台村]]の界に至る。その村は辰（東南東）に当り6町30間余。
西1町3間[[熊川村>河沼郡笈川組熊川村]]の界に至る。その村は未申（南西）に当り3町50間余。
南6町19間[[会津郡高久組界沢村]]の界に至る。その村まで8町30間余。
北3町54間[[笠目村>河沼郡笈川組笠目村]]の界に至る。その村まで5町10間。
また
亥（北北西）の方52間[[上垂川村>河沼郡笈川組上垂川村]]に界ひ黒川を限りとす。その村まで50間。
*山川
**黒川
村西1町余にあり。
[[界沢村>会津郡高久組界沢村]]の境内より来り、屈曲して11町余北に流れ[[笠目村>河沼郡笈川組笠目村]]の界に入る。
*水利
**清水堰
[[界沢村>会津郡高久組界沢村]]の方より来り田地の養水となり、[[森台村>河沼郡笈川組森台村]]の境内を経てまたこの村の境内を過ぎ[[笠目村>河沼郡笈川組笠目村]]の方に注ぐ。
*神社
**熊野宮
|祭神|熊野宮？|
|相殿|伊勢宮|
| |稲荷神|
| |赤城神|
| |小宮神|
|鎮座|不明|
村西にあり。
鳥居あり。高瀬新田村榊出羽が司なり。
*寺院
**大泉寺
村中にあり。
浄土宗野熊山と號す。
この寺熊野宮の鎮守とし伽藍も広大なりしが、年を逐て頽廃し天正巳丑兵火（1589年）の後修造する者もなくただ菴を結て旧址を存するのみなりしを、寛文の頃（1661年～1673年）良性という僧再興してより野州大沢圓通寺の末山となる。
本尊弥陀客殿に安ず。
----
-Google Map
--[[熊野神社>https://goo.gl/maps/gMLLufLd6Lm8B4fc8]]
--[[大泉寺>https://goo.gl/maps/9gwpQFYnmGRjGFj99]]
