「河沼郡牛沢組椿村」の編集履歴（バックアップ）一覧はこちら
「河沼郡牛沢組椿村」(2020/05/13 (水) 12:32:42) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
陸奥国 [[河沼郡]] [[牛沢組>河沼郡牛沢組]] &ruby(つはき){椿}村
&blanklink(大日本地誌大系第33巻){https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1179220} 142コマ目
この村の山中に椿多き故名くという。
府城の西に当り行程6里24町。
家数2軒、東西15間・南北45間。
西は山に倚り東は只見川に臨む。
東1町40間[[柳津村>河沼郡牛沢組柳津村]]に界ひ只見川を限りとす。
西1里10町計[[野沢組泥浮山村>河沼郡野沢組泥浮山村]]の山に界ふ。
南3町[[小巻村>河沼郡牛沢組小巻村]]の界に至る。その村まで7町10間余。
北7町7間[[野沢組藤村>河沼郡野沢組藤村]]の界に至る。その村まで30町50間。
*端村
**&ruby(かみつはき){上椿}
本村の南1町余にあり。
家数2軒、東西15間・南北19間。
西は山により東は只見川に臨む。
**&ruby(しもつはき){下椿}
本村の北6町余にあり。
家数8軒、東西17間・南北1町30間。
東は只見川に臨み西は山に連なる。
**&ruby(いしさか){石坂}
本村の西18町にあり。
家数17軒、東西2町・南北2町15間。山間に住す。
昔は山下の平地にありて2区なりしを、元文中（1736年～1741年）山崩れて今の地に移せり。
*山川
**&ruby(はとくらやま){鳩倉山}
村西20町計にあり。
高150丈余。
南は小巻村の山に連なり、西は泥浮山村に界ふ。
**空穂坂
村西にあり。
登こと10町計。
ここを越えて端村石坂に至る。
柳津村より[[野沢組野沢>河沼郡野沢組野沢村]]駅にゆく道なり
**只見川
[[小巻村>河沼郡牛沢組小巻村]]の境内より来り、北に流るること9町余[[藤村>河沼郡野沢組藤村]]の界に入る。
川中に大なる赤岩あり。その中より蛤蜊石と出す。
*神社
**御稷神社
|祭神|御稷神？|
|相殿|伊勢宮|
| |信夫神|
| |四郎神|
|鎮座|不明|
村南1町計山麓にあり。
鳥居あり。出倉村舟木伊勢これを司る。
**諏訪神社
|祭神|諏訪神？|
|相殿|稲荷神|
|鎮座|不明|
端村下椿の北にあり。
鳥居あり。舟木伊勢が司なり。
**飯盛神社
|祭神|飯森神？|
|草創|不明|
端村石坂の東山上にあり。
鳥居あり。舟木伊勢が司なり。
**山神社
|祭神|山神？|
|鎮座|不明|
石坂の戌亥（北西）の方にあり。
鳥居あり。村民の持なり。
*寺院
**正光寺
村北にあり。
臨済宗萬秀山と號す。開基の年代知らず。
慶長元年柳津村圓蔵寺の末山となる。
本尊観音客殿に安ず。
----
-Google Map
--御稷神社 - なし。該当しそうな場所に杉の木が3本立っている。
--諏訪神社 - なし。村北の道の傍に石碑？があるがその辺り？
--山神社 - [[お堂>https://goo.gl/maps/XrUkUcEAAr3xw5my8]]？（石坂）
--[[社？>https://goo.gl/maps/DZpbJYmwo62abp9GA]]（石坂）
--[[地蔵堂>https://goo.gl/maps/6MBGnvAWiecNAxQJ8]]
-Goo地図
--[[信夫神社>https://map.goo.ne.jp/map/latlon/E139.43.24.003N37.32.23.042/]]
--[[飯盛神社>https://map.goo.ne.jp/map/latlon/E139.42.36.993N37.32.56.202/]]（石坂）
余談。
御稷神の相殿神。信夫神はまぁ信夫山の神様でしょう。ですが四郎神とは一体何を祭った神様なのでしょう？
さらに飯盛神社との祭神とは？福岡にも飯盛神社があるようですが、わざわざこの地まで勧請してお祭りしたかというと怪しいと思います。では、滝沢村の飯盛山の伝承にもあるように食べてもなくならないご飯の神様でしょうか？
陸奥国 [[河沼郡]] [[牛沢組>河沼郡牛沢組]] &ruby(つはき){椿}村
&blanklink(大日本地誌大系第33巻){https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1179220} 142コマ目
この村の山中に椿多き故名くという。
府城の西に当り行程6里24町。
家数2軒、東西15間・南北45間。
西は山に倚り東は只見川に臨む。
東1町40間[[柳津村>河沼郡牛沢組柳津村]]に界ひ只見川を限りとす。
西1里10町計[[野沢組泥浮山村>河沼郡野沢組泥浮山村]]の山に界ふ。
南3町[[小巻村>河沼郡牛沢組小巻村]]の界に至る。その村まで7町10間余。
北7町7間[[野沢組藤村>河沼郡野沢組藤村]]の界に至る。その村まで30町50間。
*端村
**&ruby(かみつはき){上椿}
本村の南1町余にあり。
家数2軒、東西15間・南北19間。
西は山により東は只見川に臨む。
**&ruby(しもつはき){下椿}
本村の北6町余にあり。
家数8軒、東西17間・南北1町30間。
東は只見川に臨み西は山に連なる。
**&ruby(いしさか){石坂}
本村の西18町にあり。
家数17軒、東西2町・南北2町15間。山間に住す。
昔は山下の平地にありて2区なりしを、元文中（1736年～1741年）山崩れて今の地に移せり。
*山川
**&ruby(はとくらやま){鳩倉山}
村西20町計にあり。
高150丈余。
南は小巻村の山に連なり、西は泥浮山村に界ふ。
**空穂坂
村西にあり。
登こと10町計。
ここを越えて端村石坂に至る。
柳津村より[[野沢組野沢>河沼郡野沢組野沢村]]駅にゆく道なり
**只見川
[[小巻村>河沼郡牛沢組小巻村]]の境内より来り、北に流るること9町余[[藤村>河沼郡野沢組藤村]]の界に入る。
川中に大なる赤岩あり。その中より蛤蜊石と出す。
*神社
**御稷神社
|祭神|御稷神？|
|相殿|伊勢宮|
| |信夫神|
| |四郎神|
|鎮座|不明|
村南1町計山麓にあり。
鳥居あり。出倉村舟木伊勢これを司る。
**諏訪神社
|祭神|諏訪神？|
|相殿|稲荷神|
|鎮座|不明|
端村下椿の北にあり。
鳥居あり。舟木伊勢が司なり。
**飯盛神社
|祭神|飯盛神？|
|草創|不明|
端村石坂の東山上にあり。
鳥居あり。舟木伊勢が司なり。
**山神社
|祭神|山神？|
|鎮座|不明|
石坂の戌亥（北西）の方にあり。
鳥居あり。村民の持なり。
*寺院
**正光寺
村北にあり。
臨済宗萬秀山と號す。開基の年代知らず。
慶長元年柳津村圓蔵寺の末山となる。
本尊観音客殿に安ず。
----
-Google Map
--御稷神社 - なし。該当しそうな場所に杉の木が3本立っている。
--諏訪神社 - なし。村北の道の傍に石碑？があるがその辺り？
--山神社 - [[お堂>https://goo.gl/maps/XrUkUcEAAr3xw5my8]]？（石坂）
--[[社？>https://goo.gl/maps/DZpbJYmwo62abp9GA]]（石坂）
--[[地蔵堂>https://goo.gl/maps/6MBGnvAWiecNAxQJ8]]
-Goo地図
--[[信夫神社>https://map.goo.ne.jp/map/latlon/E139.43.24.003N37.32.23.042/]]
--[[飯盛神社>https://map.goo.ne.jp/map/latlon/E139.42.36.993N37.32.56.202/]]（石坂）
余談。
御稷神の相殿神。信夫神はまぁ信夫山の神様でしょう。ですが四郎神とは一体何を祭った神様なのでしょう？
さらに飯盛神社との祭神とは？福岡にも飯盛神社があるようですが、わざわざこの地まで勧請してお祭りしたかというと怪しいと思います。では、滝沢村の飯盛山の伝承にもあるように食べてもなくならないご飯の神様でしょうか？
