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催淫剤風呂」を以下のとおり復元します。
ちゃぷ、 …ちゃぷん 
「…んっ…く…」 
「どうかしたか?古泉」 
「い、え…何も…」 


俺の家の風呂は狭い。しかも育ち盛りな男子高生が二人も入っているなら尚更だ。 
俺が先に洗うから、その間お前は湯船に入ってろ。そう言うと古泉は何の疑いも無く浴槽に浸かった。 
「ピンク色の入浴剤ですか」 
ふふ、と笑いながら湯を手で掬い上げる古泉の頬はほんのりと上気していた。色っぽいってレベルじゃねーぞ。 
「妹が気に入ってんだよ、イチゴ風呂」 
俺は答えたがこれは真っ赤な嘘だ。 
古泉が今入っている風呂に入れた『入浴剤』は、溶液に触れれば触れたところが 
すべて性感帯になってしまうというとんでもない催淫剤だった。 
もしこんな入浴剤を妹が好んで使っていたとしたら、俺は兄としてどう反応したらいいんだろうね? 

最初の頃はのほほんと風呂に浸かっていた古泉だったが、俺が髪をシャンプーしている頃に変化は訪れた。 
古泉のほんのり桜色だった頬は紅潮し、息はだんだん荒く熱っぽくなってきた。 
なにしろ触れただけで性感帯になる催淫剤に全身を浸しているのだ。 
湯に波が立っただけでもどうしようもなく感じてしまうらしく、古泉はなるべく動かないようにしているようだったが 
感じるたびに体がぴくぴくと震え、その振動で波が立ち、さらに興奮するという無限ループだった。 

俺はといえばそんな古泉を横目で見ながら、気づかない風を装ってシャンプーを濯いだ。 
次はリンスだ。 

先は長いぞ、古泉。


「あ、あの…っ」
リンスを手に取る俺の背中に、古泉が切羽詰ったような上ずった声で話しかける。
「なんだか…のぼせ、て、しまっ…みた、いで…」
「あー悪い、暑かったか」
言いながら俺は窓を開けた。浴室内の湯気が晴れ、ひやりとした外気が流れ込んでくる。
「…っぁ…あの、ち、違…」
古泉がそうじゃないと言い募ろうとしたが俺はそれをシャワーの音で黙殺した。
勿論お前の言いたいことはわかってるさ。湯船から出たいって言うんだろ。やだね。
見ると、古泉は浴槽の縁にぐったりともたれかかってぴくぴくと痙攣しながら荒い息を吐いていた。
本当にのぼせてしまったようにも見える、が、完全に蕩けきった瞳がそうではないことを証明していた。

俺がリンスを流し終え、次は体を洗おうとスポンジを手にした時だった。
「…す、み、ません…お先、に、失礼…します…」
がくがく震えながら古泉が湯船から出ようとしていた。
なんてこった、焦らすつもりだったのに勝手に出られては元も子もない。堪え性のない奴め。
「ったってお前まだ洗ってねえだろ、あとちょっとだから我慢しろよ」
「…ッ、れ…も…、すみま、せ…」
なんとか立ち上がった古泉が湯船の縁を跨ごうとした。タオルで隠してはいたが古泉の息子も完全に立ち上がっているのを俺は見逃さなかった。
その時、
「――ッひ…!!」
湯から片足を抜く際に起こった波が予想外に大きく、水しぶき(この場合は湯しぶきか?)が古泉の股座あたりにもろに掛かった。
がくんと古泉の体から力が抜け、古泉は前のめりの姿勢で倒れてきた。
咄嗟に俺は立ち上がって(俺の息子も以下略)古泉をなんとか抱きとめ…
「ッ…!ひぃ…!!んゃあぁああ――――……!!!!!」
全身性感帯と化した古泉は、俺に抱きしめられただけで甲高い嬌声をあげ、あられもなく射精してしまった。


俺の腹に古泉の精液が飛ぶ。
湯を汚さないように相当我慢していたんだろう。勢いも量も凄かった。
腹に掛かる感触がたまらなく熱くて、その熱さが古泉の興奮の度合いを物語っていた。
俺はその感触だけで思わずイきそうになったね。
「…っは…ぁ…!ご、ごめ…なさ…」
古泉は俺の腕の中で快感にがくがく震えながら謝った。
謝りながらも射精は止まらず、そそり立ったままの陰茎の鈴口からはじくじくと精液が漏れ続けていた。

顔を羞恥で真っ赤にした涙目の古泉を至近距離で見ていると、どうにも嗜虐心がそそられて困る。
「抱きしめただけでイッたのかよ」
少々キツめにそう言うと、古泉の瞳は更に涙の色を深めた。
俺は古泉の体を抱き留めている腕をゆっくりと滑らせて、そのなめらかな背中を撫ぜた。
「ふ、ぁ…!」
背骨の節を下に向かってひとつひとつなぞると、その度に古泉の体は跳ねた。
小刻みに震える耳元に口を寄せて息と言葉を吹き込む。

「…変態」

「――!!ち、が…!ぅあ、はぁあ…!」
背骨を辿り終えた俺の指は、今度は湯やら先走りやら精液やら何やらでべとべとになった内太ももを辿っていた。
「すげー、ぬるぬる」
俺がそう耳に囁くと古泉はぶるりと体を揺らし、ちいさく呻いて俺の肩に額を乗せた。

足がもう立たないらしく生まれたての小鹿のように足元が覚束ない。
しかもまだ古泉の太ももから下は催淫剤の入った湯に浸かったままだ。
このままじゃ流石に危ないな。また倒れかねん。よし、焦らし終了。
「古泉、一旦湯から出ろよ」
「ぁ…は、い…」
くてくてになった古泉を湯船から引きずり出すのは一苦労だった。
なにしろ触る度に感じて嬌声を上げながらびくびく跳ねる。その所為でまた更に湯をかぶり、更に気持ちよく…ああもう面倒くさい。
とにかく風呂用の椅子に座っている俺のひざの上に古泉を座らせるに至るまでの間、古泉と俺は結構な量の湯を引っ被ってしまっていた。
俺の胸板に触れる古泉の背が熱い。いや、俺の胸板があのいまいましい湯のおかげで性感帯になっちまった所為かもわからんね。
「あ、つい、です…あなたの、からだ…」
古泉が言った。それはこっちのセリフだ。


古泉はくったりと俺の胸にもたれた。体に力が入らないらしい。
それでも感じてはいるようで、時折俺の腕の中で身震いをしては小さく喘ぐ。
俺はと言うと、やはりあの湯の効能で胸板が気持ちよくなっているらしく…俺のまあアレだ、乳首というやつが古泉のなめらかな背中に
擦れる度にどうしようもなく劣情を掻き起こされた。
古泉の乳首の感度がいいのは知っていたが、まさか自分の乳首ってやつがこんなに感じるものだとは思わなかった。催淫剤、恐るべしだ。

そして俺の股間のジョンもやばい。古泉が身じろぐ度に俺のジョンが古泉のやわらかな尻に擦れる。
暴発寸前だ。

ふと古泉の下肢を見ると、先ほど指で触れた通り、陰毛から内太もも一帯が古泉の精液で白く汚れていた。
「…これ、洗わないと風呂から出れんだろ。洗ってやるよ」
俺がそう提案すると古泉はただでさえ赤かった顔を更に赤く染めてかぶりを振った。
「そ、んな……ぁ…いい、です…じ、ぶんで…」
ったってお前、そんなふらふらのとろとろで、無理だろ。
「いいから」
「でっ…も、ぁ…んぅ…」
尚も言い募ろうとする古泉を抱きかかえる手に力を籠めると、古泉の四肢から力が抜けた。
さて、洗うと言ってもスポンジは手元にない。
古泉を抱き留める為に立ち上がった際にスポンジを投げ出してしまったためだ。
スポンジは浴室の隅っこの方に転がっていた。古泉をひざに乗せたままでは取れない。仕方ないな。
「ひぇ?!ちょ、ちょっと…!ぅあ…!」
俺はボディソープを手に取り、直に古泉の胸に塗り込めた。
「ひゃあああう!ぃや…!あ、あ、ああァあ……!」
ぬるり、手が滑る。ボディソープのぬめりはなかなかどうして大した奴だ。力を籠めれば籠めるほど良く滑り、泡立つ。
俺の手が古泉の赤く腫れ上がった乳首を掠めた。
「…っひ…!ふぁあああぁああァ―…!!」
古泉は綺麗な首筋を晒してのけぞり、悲鳴めいた嬌声を上げながら陰茎から透明な先走りを勢い良く飛ばした。
思わず古泉の耳元に正直な感想を吹き込む。
「…すっげ、お前」
「い、いや、嫌ぁ…!…言わないで…!」
乳首への刺激は強すぎたらしく、古泉は涙目を通り越して殆ど泣いていた。
その顔に更に嗜虐心を煽られた俺は更に古泉の乳首を捏ね繰り回すことに決めた。
徹底的に弄くり倒してやる。
「んゃ!はっ、あ、アぁあ――!」
何もしていなくてもぴんぴんに立ち上がった乳首を摘み、捻りあげる。今度こそ古泉は泣いた。
ボディソープのぬめりを借りて乳頭を小刻みにくりくりと刺激すると古泉は引っ切り無しに泣き喘いだ。

無意識なのだろうが、古泉の尻は俺の陰茎に擦り付けるようにいやらしく揺れていた。あーすっげー気持ちいー…じゃなくてこのままでは
俺が我慢できない。むしろ今までよく持った、と俺は俺のジョンを褒めてやりたいね。

そんなことを考えながら、俺は古泉の乳首に爪を立てて、軽く引っ掻いた。
「や、ア、らめ…!!あ、あぁぁあああああああア――――…!」
ひときわ長い、嬌声と言うより悲鳴を上げて、古泉は果てた。


古泉は組体操のピラミッドの時のような格好をして、俺は膝立ちになった。
中はほぐしていないのでやはりきつい。しかし動けないほどではなかった。
俺がゆっくりと腰を引くと、古泉の内壁が名残を惜しんで引き留めるように蠢いた。
「あぁ……ぁ…あー…」
古泉の喉からため息のような恍惚とした音が漏れる。一気に入れてしまったものの、古泉もさほど苦痛はないようだ。
「んんッ!!」
雁の辺りまで引き抜くと、今度は腰を両手で掴んで強く押し込んでやった。古泉が息を詰める。
顔が見たいと思った。きっと真っ赤にして涙を浮かべて涎を垂らしてその綺麗な面をぐちゃぐちゃに乱しているんだろう。
この格好、動き易いのは良いが古泉の後頭部と背中しか見えん。なんてこった。
次は正常位で犯ろう、そう心に固く誓って、俺は抽送を開始した。

肉の激しくぶつかる音が浴室内に響く。そういえば窓を開けたままにしていた。いいやもう、今更だ。
「ひッ!んゃ!あ、あ、ああ、ぁう…!」
古泉は絶え間なく泣き喘いだ。
引き抜くと、俺の張り詰めたものに引き摺られて肉の輪から内側の赤いひだがちらりと見えた。
根元まで埋め込むと、全身を震わせて受け止めた。
古泉のすべらかな背中に浮かぶ骨やら筋肉やらが俺の動きにあわせて艶かしく蠢く。
白かったはずの背中が暑さのためか興奮のためか桜色に染まっていて綺麗だ。
「ふぁあああぁあああ…!」
俺が人差し指で背骨をツーッとなぞると、古泉はびくびくと一際大きく痙攣して後孔をぎゅううと窄ませた。
やばい、もう、もたない。

限界が近づいて、俺はいっそう抽送を激しくした。
「ん!…ぁ…!あ!あ!あ!あ!」
古泉の嬌声が大きく高くなる。
内側の襞のうねりも殊更激しくなった。
最奥まで叩き込んだ時、肉壁の蠕動が高まって、俺の張り詰めたものを引き絞る様に収斂した。
「―ッひ、ぁ、ああぁああアああぁあ――――…!!」
「っく…、ぁ…!」
古泉が長く悲鳴を上げて達するとほぼ同時に俺も古泉の中に欲望をブチ撒けた。
古泉は荒い息を吐いて全身をびくびくと震わせた。精を吐き出している最中なのに、古泉の内襞は更に貪欲に絞る動きを繰り返す。
怒張の先からなにもかもが流れ出す錯覚を覚えた。

持って行かれる、と思った。

頭が白くなり、古泉に覆い被さるようにして床に手を付く。
俺の胸板が再び古泉の背に触れると、達した直後の鋭敏な感覚のためか古泉は再び身をぶるりと震わせた。
俺は古泉の肩口に頭を埋めた。
全力疾走した後のように心臓の音がうるさい。この音は俺のものか古泉のものか。おそらく両方だろう。
「はあ…ぁ…、あ…」
古泉が艶めいたため息を吐いた。肉の輪がきゅっと収縮した。
「…ぁ、あ……まだ…かた、い…です…」
そう、俺のジョンは一度出した位では治まらなかった。これが若さというやつか。
俺は古泉に口付けた。すぐに舌が絡まって、互いの唾液を交換する深いものになる。

さて、第二ラウンド開始だ。
突き刺したままで正常位に移行するのはいささか骨が折れそうだがな。


終

復元してよろしいですか?