*弟 作詞/48スレ571 弟は昔から 我慢の出来ない子だった 父は彼のことが 卑しく思えて仕方無かった 弟は昔から すぐに騒いでばかりいた 母は彼のことを 五月蝿く感じて仕方無かった 弟はいつまでも 子供と変わりなかった 心配になった母 彼を叱りつけた時 赤い雫が飛び散る 愛する母が宙を舞う 弟は目を見開き 虚ろに母を見ていた それからよく覚えて いないけれどその後には 弟は目を見開き 虚ろに空を眺めた 赤い雫が飛び散る 愛する母の敵(かたき)でも 赤い雫は弟 愛する家族でも敵(かたき)