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事件の背景 - (2008/06/10 (火) 22:14:47) の最新版との変更点
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*「派遣」の責任は?
殺人犯は派遣社員であり、リストラされ自暴自棄になったという説がある。
不安定雇用がまかり通る日本の社会構造に問題はなかったのか?
|&youtube(http://jp.youtube.com/watch?v=GGqpISFKxwQ){300,230}|&youtube(http://jp.youtube.com/watch?v=eGDd3VLyNBY){300,230}|
|&youtube(http://jp.youtube.com/watch?v=DUQaVoSa1fQ){300,230}|&youtube(http://jp.youtube.com/watch?v=umLihLSKac8){300,230}|
|>|CENTER:相次ぐ派遣業界トラブル (07年秋放送)|
***・[[労働者派遣事業とは>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%B4%E5%83%8D%E8%80%85%E6%B4%BE%E9%81%A3%E4%BA%8B%E6%A5%AD]]
>当初はコンピュータ(IT=情報技術)関係職種のように、専門性が強く、かつ一時的に人材が必要となる13の業種に限られていたが、次第に対象範囲が拡大し、1999年の改正により禁止業種以外は派遣が可能になる。
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**派遣社員急増の原因はいつ生まれたか?
***⇒[[小渕恵三>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%B8%95%E6%81%B5%E4%B8%89]]内閣時代
>小渕内閣時代に労働者派遣法を改正した結果、特殊分野だけだった派遣業種は大幅に拡大した。一方で所得税の最高税率を大幅に引き下げ、法人税の基本税率を引き下げた。これら政策はバブル崩壊後の就職氷河期を乗り越え雇用が拡大したとする評価がある一方で、後々までの貧富の格差拡大と非正社員急増の原因をつくったとの見方が大きい。
>制定以降、基本的に規制を緩和する(=派遣労働者にとって不利な)方向にのみ改正が行われている状況が続いている。
>特に、1999年の改正は米国からの[[年次改革要望書>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B4%E6%AC%A1%E6%94%B9%E9%9D%A9%E8%A6%81%E6%9C%9B%E6%9B%B8]]との関係がよく取り沙汰される。
|1986年7月1日|労働者派遣法施行| |
|1999年12月1日|労働者派遣法改正|派遣業種の拡大、&br()(ほとんどの業務について派遣が解禁となる)|
|2004年3月1日|労働者派遣法改正|物の製造業務の派遣解禁&br()紹介予定派遣の法制化など|
|2006年3月1日|労働者派遣法改正|派遣受入期間の延長&br()派遣労働者の衛生や労働保険等への配慮|
|2007~8年?| |[[2007年度日本経団連規制改革要望>http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2007/058/index.html]]|
**現状における各政党の派遣法に対する取組み方
(注:あくまでも政党ごとの方針であり、個々の議員については党と方針が違う-場合によってはまったく逆の-政策を掲げているケースもあるので注意)
*自民党
基本的に経団連の要望に従う事を方針としている。
-紹介予定派遣の派遣期間の延長
-医療方面への派遣業務の解禁
-派遣受入期間制限のない業種の拡大
など
*民主党
派遣労働者の増加による格差の拡大についていくつかの法案を出してはいるものの、十分とは言い難いのが実情。
-日雇い派遣の全面禁止
-派遣元の情報公開義務
-賃金・社会保険料の派遣先の責任の拡大
-専ら派遣(派遣先を一社、ないし特定の数社に限定する事。企業の下請け派遣業の温床となっている)の禁止
-違反に対する罰則の強化
など
より詳しく知りたい人の為に
[[労働者派遣事業(wikipedia)>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%B4%E5%83%8D%E8%80%85%E6%B4%BE%E9%81%A3%E4%BA%8B%E6%A5%AD#.E6.AD.B4.E5.8F.B2]]
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**アンケート
質問1:不安定な派遣労働者の増加による格差社会は、事件と関係があると思いますか?
#vote2(関係あると思う[463],関係ないと思う[48],どちらとも言えない[29])
質問2:派遣法の見直しについてどのように思いますか?
#vote2(派遣法は廃止し、すべての労働者を正社員として雇うべき[246],派遣法の内容を一部見直すべき[349],今の派遣法のままでよい[21])
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*(1)人格の異常性は?
殺人犯は職場でも孤独で、友人もほとんどおらず、ネットでも誰にも相手にされず、
「いつも独り」といった孤独感を匂わせる書き込みをしている。
**特徴的な書き込み
-自分は不細工だから友達がいない。
-彼女が出来ないのは不細工のせい。
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*(2)「派遣」の責任は?
殺人犯は派遣社員であり、リストラされ自暴自棄になったという説がある。
不安定雇用がまかり通る日本の社会構造に問題はなかったのか?
**・[[労働者派遣事業とは>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%B4%E5%83%8D%E8%80%85%E6%B4%BE%E9%81%A3%E4%BA%8B%E6%A5%AD]]
>当初はコンピュータ(IT=情報技術)関係職種のように、専門性が強く、かつ一時的に人材が必要となる13の業種に限られていたが、次第に対象範囲が拡大し、1999年の改正により禁止業種以外は派遣が可能になる。
|1986年7月1日|労働者派遣法施行| |
|1999年12月1日|労働者派遣法改正|派遣業種の拡大、&br()(ほとんどの業務について派遣が解禁となる)|
|2004年3月1日|労働者派遣法改正|物の製造業務の派遣解禁&br()紹介予定派遣の法制化など|
|2006年3月1日|労働者派遣法改正|派遣受入期間の延長&br()派遣労働者の衛生や労働保険等への配慮|
|2007~8年?| |[[2007年度日本経団連規制改革要望>http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2007/058/index.html]]|
より詳しく知りたい人の為に
[[労働者派遣事業(wikipedia)>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%B4%E5%83%8D%E8%80%85%E6%B4%BE%E9%81%A3%E4%BA%8B%E6%A5%AD#.E6.AD.B4.E5.8F.B2]]
[[小渕恵三(wikipedia)>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%B8%95%E6%81%B5%E4%B8%89]]
**日研総業とは
【秋葉原通り魔】 加藤容疑者、派遣先の自動車部品工場では無口だったが、まじめに働いていた 6月6日に初めて無断欠勤 http://news24.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1212959345/15
>15 :名前をあたえないでください :2008/06/09(月) 06:36:43 ID:fKptk+DW
>マジレスしてやる。日研総業は派遣社員が逮捕されると正社員を面会にやって、
>すぐに派遣社員を首にする手続きをします。だから報道では、職業不詳になったのです。
>派遣会社は、どんな手を使ってでも生き残ろうとします。金もばら撒いているはずです。働いていた、私が言うんですから間違いありません。
>191 名無しさん@そうだ登録へいこう ▼ New!
>日研も入ってる工場で他の派遣会社で働いてるけど、今朝全員集められて
>『日研総業さんの従業員を刺激しないように、気を遣って働いてください』
>みたいな事を言われた。どうやら、食堂でニュースを見てた誰かが
>『やっぱ日研だなw』みたいな事を口走って、それを聞いた日研の人間と
>口論(口論だけかは知らんが)になったらしい。…日研終わったな。
http://d.hatena.ne.jp/boiledema/20080610#1213114352
>犯人が働いていた工場は、父が正社員として長く勤めている会社のことなので、
>知っていることを書いておきます。
>
>少なくとも工場の正社員は6月30日付けで派遣はすべてクビと認識していたようだ。
>期間工は契約更新しない形で順次数を減らすということ。
>最終的には、正社員以外はすべて解雇する。
>理由は、原油高による材料費高騰。しかも国内需要も伸びないので、引き続き好調な
>海外需要については、人件費コストの安い海外工場で生産する。
>
>なんというか、これがトヨタのやり方か。トヨタの経営方針、在庫を抱えず、下請けから
>すぐに必要な分だけ部品を取り寄せるカンバン方式というのが有名だけど、
>まさに、人間までカンバン方式なのだ。
● 日研総業 派遣会社の無責任体質
6月13日10時0分配信 日刊ゲンダイ
●出身大学も未確認
一体何を基準に採用していたのか――。加藤智大(25)を「派遣社員」で採用した人材派遣会社「日研総業」(東京・大田区)の広報室担当者は、加藤について、「(事件は)日曜日の業務外で起きたこと。報道されていること以外、分かりません」と言い放った。
「日研総業は1981年設立。自動車や精密機器メーカーなどの工場で働く労働者の派遣で急成長した会社です。従業員は4500人で、07年3月期の売上高は約1500億円。同社が関わった派遣社員は全国に約4万人おり、業界でも大手企業です」(事情通)
そんなリーディングカンパニーが“殺人鬼”を雇い、住まいまで与えていたのだから驚きだ。
加藤は昨年11月中旬、東京・新宿区で同社の採用面接を受けた。しかし、同社によると、個人情報を理由に「履歴書は返却した」という。このため、加藤の応募理由や出身については曖昧。高校卒業後の進路についても「本人が自動車短期大学と言っていたが、会社として未確認」というお粗末さ。これじゃあ派遣元を信用して受け入れを決めた企業にとってはたまったもんじゃないだろう。
今回の事件で、“素性の知れない殺人鬼”の派遣受け入れを余儀なくされた自動車部品会社は、報道陣に対し、担当者が懸命に仕事ぶりを説明していた。それでも日研総業は、「業務時間外は管理できない。会社としてコメントする立場にない」の一点張りなのである。
//細かすぎる記述では、却って主張が伝わらない。