第2話OP2

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OP2「兄として」 シーンプレイヤー:マイヤ=メイカライネン ハヤテ=シュヴァルツ、リーリエⅡは自動登場。他のPCは登場不可。    ※ ソフィーの兄ハンスから、ソフィーとローゼが囚われたことを聞かされるシーンです。   ハンスは本音では妹を助けたいと願っていますが、同時に、秘密結社【プリムローズ】を   危険に晒すことはできないと考えています。    ※ 誰かが「ソフィーを助ける」とハンスに告げ、ドアを開けて部屋から出ていくとシーンEND。   「助ける」宣言をせずに部屋を出た場合もシーンENDとなりますが、そうした場合、   【プリムローズ】過激派が勝手にソフィー救出のために暴走し、自動的にEDで壊滅します。   (獲得経験点が減ってしまいます)   ----    ここは秘密結社【プリムローズ】の隠れ家のひとつだ。 会議室の中では、背の高い青年ハンスが、キミたちの前に立っていた。 珍しいことに、彼は激しく動揺しているようだった。 ハンス:「――それは確かな情報なのか?」 結社メンバー:「ああ。ソフィーとローゼが‥‥ 帝国軍に捕まった」 結社メンバー:「どうやら、今から数日後に、ウィンカスターで公開処刑を行うらしい」 結社メンバー:「現在、彼女たちは新型戦艦【シュヴァルツ・ヴァルフィッシュ】に囚われているようだ」 ハンス:「くッ‥‥!」 ハヤテ:壁に背をもたれて彼らの話に耳を傾けている。  机の縁に置いた手が、わなわなと震えている。 ハンスは少し煩悶した後。キミたちへと振り返った。 ハンス:「この情報は、私とキミたち。そして限られたメンバーしか知らない」 ハンス:「済まないが、他言無用で頼む」 ハヤテ:「‥‥まあ、それは構わないよ」 リーリエ:「ふっふっふ、話は聞かせてもらったのデスよ」 他言無用なのデス! リーリエⅡ:「です」 リーリエのドヤ顔を見て寸分たがわずそれを模倣する。 リーリエ:「で、どうすればいいんデス。ハヤテ?」 リーリエⅡ:「です?」 ハヤテ:「うん?」 ハヤテ:「リーリエ達は‥‥ どうしたい?」 リーリエ:「えへへ、良くわかんないデス」 照れ笑い。 リーリエⅡ:「助けに行っちゃ、駄目なのです?」 > リーリエ ハンス:「‥‥‥‥」 まるで姉妹のようなやり取りに。感慨深そうな光を瞳に浮かべ。ふっと微笑む。 結社メンバー:「待て、ハンス! ソフィーたちを助けに行かないのかッ?!」 ハンス:「当然だ。ソフィーたちを救出するために、皆を危険に晒すわけにはいかない」 だが、冷淡に告げる。 結社メンバー:「冗談じゃない! ソフィーが居なけりゃ、【プリムローズ】は‥‥」 ハヤテ:「どうなるって?」 > プリムローズは ハンス:「‥‥最近、我ら【プリムローズ】では、帝国への報復を主張する“強硬派”が勢いをつけてきていてね」 ハンス:「穏健派の代表であるソフィーの存在がストッパーとなり、彼らを抑え込んできたんだ」 ハンス:「だが、今回の事件を知ったならば。彼らは本格的なテロ活動に走りかねない」 結社メンバー:「判っているなら、早くソフィーを!」 ハヤテ:「ソフィーも大変だな。でかいガキどもの子守かよ」 やれやれ。 ハンス:「ああ」 ハンス:「だが、帝国に迎合して飼いならされた“大人”では、意味がないんだ」 ハンス:「それが【プリムローズ】だ。ソフィーが失われたとしても。俺達は止まるわけにはいかない」 ハヤテ:「そうかもな」 ふふっ。  かすかに。ハンスの握りしめた手から、赤い雫がこぼれ落ちる。 ハンス:「ここで無謀な突撃をして、返り討ちに遭ってしまえば、それこそ全てが終わってしまうんだ!」 ハンス:「帝国の新型戦艦に乗り込んで、どこに囚われているかも判らないソフィーを探し出し、追撃を逃れて脱出する?」 ハンス:「一体、今の【プリムローズ】の何処に、そんな神業が出来る戦力があるというんだッ!」 だん! 結社メンバー:「けどよぉ」 リーリエ:「‥‥‥‥」 チラッチラッとハヤテを見てる。 リーリエⅡ:「‥‥‥‥」 同じく見てる。 ハンス:「俺達は、俺達に出来る戦いをするしかない。‥‥耐えてくれ」 表情を歪める。 結社メンバー:「‥‥‥‥」 ハンスの瞳を見て、反論を封じられてしまう。 ハヤテ:「まあ、大人しくしとくんだな」 > 結社メンバー ハヤテ:「自分のためにプリムローズが壊滅、なんてことになったら、それこそソフィーが悲しむぜ」 リーリエ:「‥‥たった一人のために多人数を危険に晒すのは、論理的ではないデス」 リーリエⅡ:「でも、その一人のために動く事、動ける事こそが、集団と言うものの利点‥‥ です」 ハヤテ:「さて」 壁から離れ、ハンスの前に。 ハヤテ:「ハンス、俺達はそろそろお暇させて貰いたいんだが、構わないか?」 ハンス:「ああ。済まなかったな」 ハンス:「くれぐれも」 他言無用の件について、念を押しておく ハヤテ:「いや、気にするな」 ハヤテ:「と。それから例の新型戦艦が最後に確認された場所を教えてくれ」 結社メンバー:「え?」 ハヤテの視線に驚き。 結社メンバー:「あ、ああ! これを見てくれ!」 がさがさと資料を持ち出す。  どうやら、問題の新型戦艦は、まだ数日間はウィンカスターで改修を行う予定らしい。 出航前に足取りを掴めた。これは大きなチャンスだ! ハンス:「ハヤテ‥‥?」 きょとん。意外と幼い表情。 ハヤテ:「俺達はプリムローズじゃない。そしてローズとソフィーは大切な友達だ。」 ハンス:「おい、待て‥‥ まさか、おまえッ?!」 ハヤテ:「友達を助けに行くのに理由は要らない‥‥だろ?」 ちょっとキザに片目をつぶって。 リーリエ:「キャー! ハヤテかっこいいデス!」 リーリエⅡ:「‥‥そうかなあ」 GM:二人のリーリエの温度差が面白いなw ハンス:「馬鹿、辞めるんだハヤテ!」  ハンス:「ソフィーやローゼだけじゃなく、この上、おまえたちまで失ったら‥‥ 俺はッ!」 ハンス:「はっ」 思わず自分が口走った言葉に。 結社メンバー:「‥‥それが本音かよ」 苦笑。 結社メンバー:「もっと素直になれよ、ハンス!」 ハンスの背をどん!とどやす。むせるハンス。 結社メンバー:「俺は信じるぜ。ハヤテ。それと、そっちの嬢ちゃんたち(リーリエ&Ⅱ)ッ!」 サムズアップ 結社メンバー:「ソフィーとローゼさんを頼む! 必ず、無事に帰ってくるんだぞ!」 クエスト:「ソフィーを救出する」を獲得しました! > ハヤテ&リーリエⅡ ハンス:「‥‥‥‥」 憮然とした表情を浮かべ。ハヤテの瞳を正面から見る。 ハンス:「~~~~」 何かを言いだそうとして、言えない。髪をくしゃくしゃとして。 ハンス:「――済まない。ハヤテ」 絞り出すように。 ハンス:「妹を、頼む」 頭を下げる。 リーリエ&Ⅱ:「頼まれました、です」 ハヤテ:「謝るなよ、ハンス。俺は当たり前のことをしに行くだけだ」 ハヤテ:「そして当たり前に帰ってくる。ソフィー達と一緒にな」 ニッと笑う。 ハヤテ:振り返って。パァッンと両手を打ち合わせ。 ハヤテ:「よぉっし! それじゃあいっちょ、帝国に殴り込みと行くか!」 リーリエ:「それじゃー “膳は急げ”デス!」 てててっと部屋の外へ。 GM:それじゃ早食いだろうw リーリエⅡ:「リーリエ、実データあるのは私なので、あなたが移動しても効果は無い‥‥ のデス」 リーリエⅡ:ぽてぽてとついて行く。 シーンEND ---- #back(left) ----
#right{[[第2話OP3へ>http://www49.atwiki.jp/al2midgard/pages/51.html]]} OP2「兄として」 シーンプレイヤー:マイヤ=メイカライネン ハヤテ=シュヴァルツ、リーリエⅡは自動登場。他のPCは登場不可。    ※ ソフィーの兄ハンスから、ソフィーとローゼが囚われたことを聞かされるシーンです。   ハンスは本音では妹を助けたいと願っていますが、同時に、秘密結社【プリムローズ】を   危険に晒すことはできないと考えています。    ※ 誰かが「ソフィーを助ける」とハンスに告げ、ドアを開けて部屋から出ていくとシーンEND。   「助ける」宣言をせずに部屋を出た場合もシーンENDとなりますが、そうした場合、   【プリムローズ】過激派が勝手にソフィー救出のために暴走し、自動的にEDで壊滅します。   (獲得経験点が減ってしまいます)   ----    ここは秘密結社【プリムローズ】の隠れ家のひとつだ。 会議室の中では、背の高い青年ハンスが、キミたちの前に立っていた。 珍しいことに、彼は激しく動揺しているようだった。 ハンス:「――それは確かな情報なのか?」 結社メンバー:「ああ。ソフィーとローゼが‥‥ 帝国軍に捕まった」 結社メンバー:「どうやら、今から数日後に、ウィンカスターで公開処刑を行うらしい」 結社メンバー:「現在、彼女たちは新型戦艦【シュヴァルツ・ヴァルフィッシュ】に囚われているようだ」 ハンス:「くッ‥‥!」 ハヤテ:壁に背をもたれて彼らの話に耳を傾けている。  机の縁に置いた手が、わなわなと震えている。 ハンスは少し煩悶した後。キミたちへと振り返った。 ハンス:「この情報は、私とキミたち。そして限られたメンバーしか知らない」 ハンス:「済まないが、他言無用で頼む」 ハヤテ:「‥‥まあ、それは構わないよ」 リーリエ:「ふっふっふ、話は聞かせてもらったのデスよ」 他言無用なのデス! リーリエⅡ:「です」 リーリエのドヤ顔を見て寸分たがわずそれを模倣する。 リーリエ:「で、どうすればいいんデス。ハヤテ?」 リーリエⅡ:「です?」 ハヤテ:「うん?」 ハヤテ:「リーリエ達は‥‥ どうしたい?」 リーリエ:「えへへ、良くわかんないデス」 照れ笑い。 リーリエⅡ:「助けに行っちゃ、駄目なのです?」 > リーリエ ハンス:「‥‥‥‥」 まるで姉妹のようなやり取りに。感慨深そうな光を瞳に浮かべ。ふっと微笑む。 結社メンバー:「待て、ハンス! ソフィーたちを助けに行かないのかッ?!」 ハンス:「当然だ。ソフィーたちを救出するために、皆を危険に晒すわけにはいかない」 だが、冷淡に告げる。 結社メンバー:「冗談じゃない! ソフィーが居なけりゃ、【プリムローズ】は‥‥」 ハヤテ:「どうなるって?」 > プリムローズは ハンス:「‥‥最近、我ら【プリムローズ】では、帝国への報復を主張する“強硬派”が勢いをつけてきていてね」 ハンス:「穏健派の代表であるソフィーの存在がストッパーとなり、彼らを抑え込んできたんだ」 ハンス:「だが、今回の事件を知ったならば。彼らは本格的なテロ活動に走りかねない」 結社メンバー:「判っているなら、早くソフィーを!」 ハヤテ:「ソフィーも大変だな。でかいガキどもの子守かよ」 やれやれ。 ハンス:「ああ」 ハンス:「だが、帝国に迎合して飼いならされた“大人”では、意味がないんだ」 ハンス:「それが【プリムローズ】だ。ソフィーが失われたとしても。俺達は止まるわけにはいかない」 ハヤテ:「そうかもな」 ふふっ。  かすかに。ハンスの握りしめた手から、赤い雫がこぼれ落ちる。 ハンス:「ここで無謀な突撃をして、返り討ちに遭ってしまえば、それこそ全てが終わってしまうんだ!」 ハンス:「帝国の新型戦艦に乗り込んで、どこに囚われているかも判らないソフィーを探し出し、追撃を逃れて脱出する?」 ハンス:「一体、今の【プリムローズ】の何処に、そんな神業が出来る戦力があるというんだッ!」 だん! 結社メンバー:「けどよぉ」 リーリエ:「‥‥‥‥」 チラッチラッとハヤテを見てる。 リーリエⅡ:「‥‥‥‥」 同じく見てる。 ハンス:「俺達は、俺達に出来る戦いをするしかない。‥‥耐えてくれ」 表情を歪める。 結社メンバー:「‥‥‥‥」 ハンスの瞳を見て、反論を封じられてしまう。 ハヤテ:「まあ、大人しくしとくんだな」 > 結社メンバー ハヤテ:「自分のためにプリムローズが壊滅、なんてことになったら、それこそソフィーが悲しむぜ」 リーリエ:「‥‥たった一人のために多人数を危険に晒すのは、論理的ではないデス」 リーリエⅡ:「でも、その一人のために動く事、動ける事こそが、集団と言うものの利点‥‥ です」 ハヤテ:「さて」 壁から離れ、ハンスの前に。 ハヤテ:「ハンス、俺達はそろそろお暇させて貰いたいんだが、構わないか?」 ハンス:「ああ。済まなかったな」 ハンス:「くれぐれも」 他言無用の件について、念を押しておく ハヤテ:「いや、気にするな」 ハヤテ:「と。それから例の新型戦艦が最後に確認された場所を教えてくれ」 結社メンバー:「え?」 ハヤテの視線に驚き。 結社メンバー:「あ、ああ! これを見てくれ!」 がさがさと資料を持ち出す。  どうやら、問題の新型戦艦は、まだ数日間はウィンカスターで改修を行う予定らしい。 出航前に足取りを掴めた。これは大きなチャンスだ! ハンス:「ハヤテ‥‥?」 きょとん。意外と幼い表情。 ハヤテ:「俺達はプリムローズじゃない。そしてローズとソフィーは大切な友達だ。」 ハンス:「おい、待て‥‥ まさか、おまえッ?!」 ハヤテ:「友達を助けに行くのに理由は要らない‥‥だろ?」 ちょっとキザに片目をつぶって。 リーリエ:「キャー! ハヤテかっこいいデス!」 リーリエⅡ:「‥‥そうかなあ」 GM:二人のリーリエの温度差が面白いなw ハンス:「馬鹿、辞めるんだハヤテ!」  ハンス:「ソフィーやローゼだけじゃなく、この上、おまえたちまで失ったら‥‥ 俺はッ!」 ハンス:「はっ」 思わず自分が口走った言葉に。 結社メンバー:「‥‥それが本音かよ」 苦笑。 結社メンバー:「もっと素直になれよ、ハンス!」 ハンスの背をどん!とどやす。むせるハンス。 結社メンバー:「俺は信じるぜ。ハヤテ。それと、そっちの嬢ちゃんたち(リーリエ&Ⅱ)ッ!」 サムズアップ 結社メンバー:「ソフィーとローゼさんを頼む! 必ず、無事に帰ってくるんだぞ!」 クエスト:「ソフィーを救出する」を獲得しました! > ハヤテ&リーリエⅡ ハンス:「‥‥‥‥」 憮然とした表情を浮かべ。ハヤテの瞳を正面から見る。 ハンス:「~~~~」 何かを言いだそうとして、言えない。髪をくしゃくしゃとして。 ハンス:「――済まない。ハヤテ」 絞り出すように。 ハンス:「妹を、頼む」 頭を下げる。 リーリエ&Ⅱ:「頼まれました、です」 ハヤテ:「謝るなよ、ハンス。俺は当たり前のことをしに行くだけだ」 ハヤテ:「そして当たり前に帰ってくる。ソフィー達と一緒にな」 ニッと笑う。 ハヤテ:振り返って。パァッンと両手を打ち合わせ。 ハヤテ:「よぉっし! それじゃあいっちょ、帝国に殴り込みと行くか!」 リーリエ:「それじゃー “膳は急げ”デス!」 てててっと部屋の外へ。 GM:それじゃ早食いだろうw リーリエⅡ:「リーリエ、実データあるのは私なので、あなたが移動しても効果は無い‥‥ のデス」 リーリエⅡ:ぽてぽてとついて行く。 シーンEND ---- #right{[[第2話OP3へ>http://www49.atwiki.jp/al2midgard/pages/51.html]]} #back(left) ----

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