Alan Smithee Pictures

「Alan Smithee Pictures」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

Alan Smithee Pictures - (2012/09/10 (月) 17:21:54) の最新版との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

アランスミシーピクチャーズ(Alan Smithee Pictures)は、 1974年に公開された「[[ブラックスプロイテーション>http://ja.wikipedia.org/wiki/ブラックスプロイテーション]]の最高傑作」と評される作品。 ---- **概要 1970年初頭のハーレムを舞台にした麻薬ディーラー達の抗争を、シェイクスピアの戯曲『[[ジュリアス・シーザー>http://ja.wikipedia.org/wiki/ジュリアス・シーザー_(シェイクスピア)]]』を下敷きにしたストーリーで描いた[[モキュメンタリー>http://ja.wikipedia.org/wiki/モキュメンタリー]]映画。戯曲『ジュリアス・シーザー』がシーザーではなくブルータスが主人公となっているのと同様に、本作もブルータスにあたる人物(ピンプ牧師)を中心人物として描かれている。 ---- **プロット 冒頭はハンマーがポンペイを破って凱旋してくるシーン。 ハーレムに君臨していたポンペイは、元々自分の愛車であった"Throne"(スローン=玉座)と呼ばれるド派手なピンプモービルに引きずり回され絶命。それは、後部座席で優雅に葉巻を燻らすハンマーが、地位も愛車も縄張りも、麻薬王ポンペイの持っていた全てを手に入れた事を意味していた。新王となったハンマー、ハンドルを握る側近のジャガー、そして、助手席から外を眺める親友のピンプ牧師。この出来事は、車中の3人の売人を中心にした新たな抗争のプロローグでもあった。 ---- **キャスト &bold(){ピンプ牧師(Pimp Brutus):[[Youngblood Priest>http://en.wikipedia.org/wiki/Super_Fly_(film)]]} 牧師でありながらハーレム屈指の麻薬ディーラー兼ポン引き。また、ハーレムの麻薬王ハンマーの親友。 演じたYoungblood Priestは元々、本物の売人だった。また、作中のキーアイテムである"Throne"は彼の愛車だったピンプモービルに更にデコレーションを加えたもの。役名も恐らくそれが由来。 ---- **解説 原題の一部であるピンプモービルは"Throne"を指すが、全編に渡って「その所有者=その時点での最高権力者」である事を明確にしており、まさに「玉座」と呼ぶにふさわしいキーアイテムであった。あまりに見事に権力を象徴として描かれた事で、撮影後には購入希望者が殺到したとか。ちなみに、1997年の時点ではニューヨーク公爵(Duke of New York)が所有している事が『[[Escape from New York(1981)>http://en.wikipedia.org/wiki/Escape_from_New_York]]』により確認されている。 ---- ***(その他) 本作と映画『[[アウトレイジ(2010)>http://ja.wikipedia.org/wiki/アウトレイジ_(2010年の映画)]]』とには奇妙な類似点が散見される。 ・キャッチコピーが「全員売人」と「全員悪人」である点。 ・撮影現場の提供者が共に「ジョージ」という人物である点。 アウトレイジにおいて、監督の北野武は友人である所ジョージが所有する別荘を、作中の暴力団組織の会長邸宅として使用した。その際、北野は冗談か本気かは定かではないが「この家を爆破するシーンを撮りたい」とジョージに言ったが、さすがにそれは許可されなかった。ちなみに、King Georgeの売人御殿は、クライマックスの抗争シーンにおいて実際に爆破されている。 ---- **関連リンク -[[ウィリアム・シェイクスピア - Wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/シェイクスピア]] ---- ---- ※当コンテンツは「Alan Smithee Pictures」の設定資料です。 ---- ----
アランスミシーピクチャーズ(Alan Smithee Pictures)は、「映画賛美」をコンセプトとする映画レーベル。 公の場にほとんど姿を見せない事で「実在しない」とまで噂された名監督[[アラン・スミシー>http://ja.wikipedia.org/wiki/アラン・スミシー]](Alan Smithee)の名を冠して設立された。 DVD化など映像作品自体の二次利用ビジネスを一切しない一方で、Tシャツをはじめとする関連グッズの展開には積極的な事で知られる。 そのあまりに極端、かつ、一貫した姿勢により映像作品の存在自体を疑う者も多く、今日では「そもそもTシャツ・ブランドではないのか」という意見が主流となっている。論争に決着はついてないものの、半ば伝説化した作品群の関連グッズは実在しており、一部ではカルト的な人気を集めている。 ---- **主な映画 -[[Pimpmobile Pushers (1974)>http://www49.atwiki.jp/alansmithee/pages/16.html]] 1970年初頭のハーレムを舞台にした麻薬ディーラー達の抗争を、シェイクスピアの戯曲『[[ジュリアス・シーザー>http://ja.wikipedia.org/wiki/ジュリアス・シーザー_(シェイクスピア)]]』を下敷きにしたストーリーで描いた[[モキュメンタリー>http://ja.wikipedia.org/wiki/モキュメンタリー]]映画。 ---- **関連リンク -[[映画日記 by ASP Designer>http://odistee.blogspot.jp/]] -[[Odis Store / Alan Smithee Pictures>http://odistee.blogspot.jp/]] -[[Odis Staff Blog>http://odistee.blogspot.jp/]] ※当初はBR? ---- ---- ※当コンテンツは「Alan Smithee Pictures」の設定資料です。 ---- ----

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: