Alan Smithee Pictures

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Alan Smithee Pictures」を以下のとおり復元します。
アランスミシーピクチャーズ(Alan Smithee Pictures)は、「映画賛美」をコンセプトとする映画レーベル。
公の場にほとんど姿を見せない事で「実在しない」とまで噂された名監督アラン・スミシー(Alan Smithee)の名を冠して設立された。

DVD化など映像作品自体の二次利用を一切しない一方で、Tシャツなどのグッズ展開には積極的な事で知られる。


ほんんど全ての作品のほとんど全てのキャスティングを素人オーディションによって決めていく事。
が、一方で、Tシャツなどのグッズ展開には積極的な事で有名。

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**主な映画

-[[Pimpmobile Pushers (1974)>http://www49.atwiki.jp/alansmithee/pages/16.html]]

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**プロット

冒頭はハンマーがポンペイを破って凱旋してくるシーン。
ハーレムに君臨していたポンペイは、元々自分の愛車であった"Throne"(スローン=玉座)と呼ばれるド派手なピンプモービルに引きずり回され絶命。それは、後部座席で優雅に葉巻を燻らすハンマーが、地位も愛車も縄張りも、麻薬王ポンペイの持っていた全てを手に入れた事を意味していた。新王となったハンマー、ハンドルを握る側近のジャガー、そして、助手席から外を眺める親友のピンプ牧師。この出来事は、車中の3人の売人を中心にした新たな抗争のプロローグでもあった。

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**キャスト

&bold(){ピンプ牧師(Pimp Brutus):[[Youngblood Priest>http://en.wikipedia.org/wiki/Super_Fly_(film)]]}	
牧師でありながらハーレム屈指の麻薬ディーラー兼ポン引き。また、ハーレムの麻薬王ハンマーの親友。
演じたYoungblood Priestは元々、本物の売人だった。また、作中のキーアイテムである"Throne"は彼の愛車だったピンプモービルに更にデコレーションを加えたもの。役名も恐らくそれが由来。

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**解説

原題の一部であるピンプモービルは"Throne"を指すが、全編に渡って「その所有者=その時点での最高権力者」である事を明確にしており、まさに「玉座」と呼ぶにふさわしいキーアイテムであった。あまりに見事に権力を象徴として描かれた事で、撮影後には購入希望者が殺到したとか。ちなみに、1997年の時点ではニューヨーク公爵(Duke of New York)が所有している事が『[[Escape from New York(1981)>http://en.wikipedia.org/wiki/Escape_from_New_York]]』により確認されている。

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***(その他)

本作と映画『[[アウトレイジ(2010)>http://ja.wikipedia.org/wiki/アウトレイジ_(2010年の映画)]]』とには奇妙な類似点が散見される。
・キャッチコピーが「全員売人」と「全員悪人」である点。
・撮影現場の提供者が共に「ジョージ」という人物である点。
アウトレイジにおいて、監督の北野武は友人である所ジョージが所有する別荘を、作中の暴力団組織の会長邸宅として使用した。その際、北野は冗談か本気かは定かではないが「この家を爆破するシーンを撮りたい」とジョージに言ったが、さすがにそれは許可されなかった。ちなみに、King Georgeの売人御殿は、クライマックスの抗争シーンにおいて実際に爆破されている。

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**関連リンク

-[[ウィリアム・シェイクスピア - Wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/シェイクスピア]]

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※当コンテンツは「Alan Smithee Pictures」の設定資料です。
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