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    <title>宇宙人が攻めてきたらどうする？まとめWiki</title>
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    <description>宇宙人が攻めてきたらどうする？まとめWiki</description>

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    <title>本編（年表以外）第参話</title>
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    <description>
      
&lt;dl&gt;&lt;dt&gt;第参話です。&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;
&lt;hr /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;/dl&gt;&lt;p&gt; &lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;841&lt;/font&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/03/20(木) 19:10:57 ID:???&lt;br /&gt;
＜“ロジャーズ１”より“スチーム・リーダー”。下の連中はポイントＬ４を通過したぞ＞&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
＜了解“ロジャーズ１”、引き続き警戒と監視を続けてくれ＞&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
・・・ニューヨーク―――あまりに変わり果てたその姿は、今いったいどこに自分がいるのか、そこに住んでいる者でさえ確信が持てないのではと言うほど、ひどい有様だった&lt;br /&gt;
ビルは崩壊し、電柱は捻じ曲がり、高速道路は裏返しにされ、アスファルトは捲れ、戦車や乗用車は潰れ、道はそれらの破片や残骸で覆い尽くされていた&lt;br /&gt;
そして目に付くものの中でもっとも強烈なのは、死体の山―――ばらされた人形にぼろきれを掛け、その上にケチャップをぶちまけた様な何か―――は&lt;br /&gt;
腐った魚の内臓に似たヘドロから、魚のそれに数倍し、嗅覚に壊滅的な打撃を与えるであろう、下水道の中のような腐臭を漂わせ、寝そべっているかのように街中に広がっていた&lt;br /&gt;
それは、障害物を避けるために時折進路をくねらせながら、制限スピード未満でノロノロと進む軍用車両の中に、ゆっくりと浸透してきていた&lt;br /&gt;
〈“ロジャーズ１”から“ベイビーズブレス”。状況を報告しろ〉&lt;br /&gt;
上空を飛行する航空機からの通信は、これ異常ないというほどの感度で、車両群の内、先頭を進む一両の運転席に響き渡る&lt;br /&gt;
あまりに凄惨な光景と、過ぎ去った地獄を象徴するさまざまなオブジェクトを目の前に、ガムを噛む口の動きを止めたままの車両乗員は、その問いに答えない&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;br /&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;842&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/03/20(木) 19:11:53 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;上空を飛行する航空機…米空軍の最新鋭戦闘機であるF-22ラプターは、その巨大な翼で大気を切り裂きつつ、彼らの上空を飛行していた&lt;br /&gt;
そのパイロットは、応答が無いことを不審に思い、機体を左に大きく傾け旋回、監視対象の車両群を視認する&lt;br /&gt;
なんら異常が無いように思えるその姿を確認し、ほっと胸を撫で下ろし、叩き付ける様な声で再び運転手を呼び出す&lt;br /&gt;
〈聞こえねぇのかッ！　ベイビーズ（赤ん坊共）――――！！〉&lt;br /&gt;
我に返った運転手は慌てて無線機に目をやり、そのすぐ後に、本来それに出なければならないはずの助手席の兵士に声を掛ける&lt;br /&gt;
「…早く出ろ、ダニー」&lt;br /&gt;
反応は無く、口を開けたまま、外の参上をぼうっと見ているままだった&lt;br /&gt;
〈おいッ！　どうなってる！！　何かあったわけじゃねぇだろ！？〉&lt;br /&gt;
「ダニエル上等兵ッ―――！！」&lt;br /&gt;
ほぼ同時に二人から怒鳴りつけられ、ハッと我に返り、無線機を手に取る&lt;br /&gt;
慌てているせいで呂律が回らない彼の声が、F-22機内に響く&lt;br /&gt;
〈こっ、こちら“ベイビーズブレス”、な、何も異常は――ない、何も――――無い、問題ない―〉&lt;br /&gt;
その上、ガムが口の中にいることもあり、声は聞き取りにくいものだった&lt;br /&gt;
それを聞くロジャーズ１こと、F-22のパイロットは、司令部には聴こえないのを良いことに、罵声のひとつでも浴びせようとして口を開き、すぐに思い止まる&lt;br /&gt;
「っ…了解―――」&lt;br /&gt;
今まで不審そうにそのやり取りを聞いていた随伴機のパイロットが質問を投げかける&lt;br /&gt;
〈こちら“ロジャーズ２”、いいんですかね、極秘任務をあんな連中任せで〉&lt;br /&gt;
「知らんな…まぁいいさ、無線での私語はこれで止めるぞ少尉」&lt;br /&gt;
〈了解しました、中尉殿〉&lt;br /&gt;
陸海空問わず、戦域を支配する者―――地球最強の猛禽類&lt;br /&gt;
アメリカ合衆国の先進戦術戦闘機、世界最高の技術と資金の結晶、最強の道具にして最高の芸術品&lt;br /&gt;
しかし、それに搭乗するパイロットは、せわしなく周りを見渡し、明らかに何かに怯えていた&lt;br /&gt;
地球最強の猛禽が、果たして地球外から飛来した存在に、打ち勝つことができるのだろうか？&lt;br /&gt;
その事だけを考え、彼らは宙を舞っている…&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;843&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/03/20(木) 19:14:22 ID:???&lt;/font&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
―――“ベイビーズブレス”隊、ポイントＬ４通過から14分後&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
・・・景色は変わり始めた、不思議とこの一体だけは、建物に損壊が少なく、道路にも砲撃であけられた穴はない&lt;br /&gt;
もちろん偶然ではない、この都市の一区画は、事前の取り決めによって砲撃されないように、決められていた&lt;br /&gt;
ある場所を―――ある者を守るための取り決め、別に兵力を配置するわけでもなく、ただ砲撃や爆撃をしないだけだったため、何の問題もなくどの部隊も受け入れた&lt;br /&gt;
もっとも、この場所の存在に気づいた、あるいは予測していた中隊規模の敵が、そこを足場にして、延べ一個師団を消滅させた事実もあるのだが&lt;br /&gt;
その中を、今までの数倍のスピードで次のポイントへ向かう車両の群れは、全部で僅かに5台、先頭車両には重機関銃と通信アンテナが付いていたが、残りはただのハーフトラック&lt;br /&gt;
とても“敵”と戦闘が出来る様な編成ではなかった&lt;br /&gt;
そして、その車両に乗っている兵士たちの装備も、とても“敵”に対抗できるような物ではなかった…一人を除いて&lt;br /&gt;
「重装弾狙撃銃（ペイロードライフル）か……すげぇ銃持ってるな」&lt;br /&gt;
その一人の装備に疑問を持ったひとりの兵卒が、当たり前の反応を示す&lt;br /&gt;
25mm対物小銃（ライフル）、対施設・対航空機、あるいは資材破壊用の、装甲車の側面装甲すら場合によっては撃ち抜く、歩兵が携帯可能な小火器&lt;br /&gt;
しかも、予備弾倉から僅かに見える“砲”弾の帯の色―――&lt;br /&gt;
「おまけに強化装薬弾か……何を撃つつもりだ？　やっぱりあのモンスター共か？」&lt;br /&gt;
冷やかすような口調だったが、表情は至って険しかった&lt;br /&gt;
もっとも、それを聞く男の顔は、険しいどころか、無表情極まりなかった&lt;br /&gt;
反応は無かったが、それでも質問を続ける&lt;br /&gt;
「その銃を持ってるってことは、特殊作戦軍だろ。あんた……所属どこだ？　デルタか？　シールズか？」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;844&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/03/20(木) 19:21:35 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;dl&gt;&lt;dt&gt;「止さないか上等兵。彼は国防総省から派遣されてきたのだぞ」&lt;br /&gt;
小隊長は、男の気分を害さないかと気に掛けながら、控えめの声で注意する&lt;br /&gt;
「分かりました、中尉」&lt;br /&gt;
上等兵はすぐに上官に対する態度に切り替える&lt;br /&gt;
国防総省から派遣されてきたこの男の階級は分からない、だから別にどのような接し方をしてもいい&lt;br /&gt;
だが、国防総省から派遣されたからこそ、そう悪い扱い方も出来ない&lt;br /&gt;
彼への対応の仕方について、階級の低いものは基本的に前者、階級の高いものは後者の考えにいたる事が多かった&lt;br /&gt;
幸い、男のほうはどちらに対してもろくな反応を示さなかったので、特に問題は起きていなかった&lt;br /&gt;
本当に訳の分からない男だった&lt;br /&gt;
ただ、国防総省からお墨付きで送られてくるようなエリート武官で、身体能力洞察力、とにかく異常だと言う事だけ分かっていた&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;847&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/03/20(木) 19:25:01 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;「中尉殿！　ポイントＬ５、目的地です」&lt;br /&gt;
それを聞くと同時に、全員が銃を抱き寄せ、ずれていたヘルメットの位置を正す&lt;br /&gt;
「OK！　GO、GO、GO、GO！」&lt;br /&gt;
車両が停止すると同時に一人の下士官が大声で叫びたてる&lt;br /&gt;
注意もそれに続いた&lt;br /&gt;
「散開しろ！　動きを止めるな、第3分隊は裏を固めろ！！」&lt;br /&gt;
バタバタと足音を立てながら数十人、二個小隊ほどの兵士たちが、目的地となる、20階建てほどのビルに向かって走っていく&lt;br /&gt;
さして高いビルでもなかったが、周りには不思議とそれより高いビルもない&lt;br /&gt;
いや、有ったのかもしれないが、すべて消えてしまったのだろう&lt;br /&gt;
そう、すべて消えてしまった、もはやニューヨークに“跡地”の二文字が着きそうな、ゴーストタウン、いや、もっと酷い様相を呈している&lt;br /&gt;
そんなことを気にも留めずに、兵士たちは建物への突入準備を整える&lt;br /&gt;
今まで“敵”と遭遇はしなかったが、建物の中に潜んでいないとも限らない&lt;br /&gt;
実際は、地下鉄など地下に居るのだが、そんなことを知る由もない彼らは、あらゆる可能性を考慮し、警戒している&lt;br /&gt;
もっとも、それが無駄なことだと言うことは、薄々感づいているだろう&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;848&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/03/20(木) 19:25:58 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;数十万の将兵―――合衆国陸軍と周辺州兵に絶望的な被害を与え、海兵隊、海軍と空軍の地上要員も、僅か2回、時間にして数時間で死傷させた&lt;br /&gt;
更には数百万の民間人を虐殺&lt;br /&gt;
それも事故に近い形で殺されたものだけでこの数値&lt;br /&gt;
彼らがその気になって進攻して来れば、兵力の大半を一失した米軍は、数千万単位の虐殺をただただ見守ることになるだろう&lt;br /&gt;
それを、僅か数万、あるいは数千の個体を投入するのみで可能とする、総兵力100万の地球外起源生命体群&lt;br /&gt;
そんなものとの戦闘になれば…いや、戦闘にすらならないだろう&lt;br /&gt;
彼らが襲ってくれば―――例え最小・最弱クラスの個体一体であっても、小隊程度はものの十数秒、下手をすればそれ以下で皆殺しにされる&lt;br /&gt;
…そのためには散開し、分隊ひとつが1秒で粉砕されても、移動に5秒ほど時間をロスしてもらう様、しなければならない&lt;br /&gt;
例え一人でも生き残って、持ち帰らなければならない&lt;br /&gt;
そういう任務だった&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;849&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/03/20(木) 19:27:29 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;「貴方はここに残って下さい」&lt;br /&gt;
中尉の声を聞いて、男はようやく口を開く&lt;br /&gt;
「私が行かなければ意味がないだろう」&lt;br /&gt;
「ですが…危険です。このロケーションは、何が原因で連絡を絶ったのかも分からない場所で、しかも―――」&lt;br /&gt;
「奴らが居た」&lt;br /&gt;
面倒そうに声を割り込ませ、話を省略させる&lt;br /&gt;
「そうです。明らかにこちらの意図を知って、2回目は予測してここに来ていました。その過程で、すでに対象が死亡している可能性も…」&lt;br /&gt;
思い止まらせようとしたものの、まったく躊躇せずに男は返答する&lt;br /&gt;
「行かせてもらう」&lt;br /&gt;
「……分かりました」&lt;br /&gt;
仕方なく折れた中尉は、それでも心配げな口調で、出来るだけ単独で行動しないように告げる&lt;br /&gt;
そこまで慎重になる理由は単純だ、兵士たちの中では、上を飛ぶF-22のパイロットを除いて、知っているのは彼だけだった&lt;br /&gt;
（あの白衣やスーツ姿の連中、この男が死ねば…！！）&lt;br /&gt;
自分の行く末考えて、中尉は微かに汗をにじませる&lt;br /&gt;
その表情の変化を見逃さなかった男は、いい加減にしろとばかりに口を開く&lt;br /&gt;
「私ではない、あの女だ」&lt;br /&gt;
「え？」&lt;br /&gt;
突然の発言に、思わず間抜けな声を漏らしてしまう&lt;br /&gt;
「私が死ぬことは重要ではない、問題なのはあの女だ、あの少女一人のためのものだ」&lt;br /&gt;
「？…それはどういう…」&lt;br /&gt;
「天然物と、養殖物のでは価値が違うだろう…私は作られたものだが、あの少女は一年前に“発見”されたものだ」&lt;br /&gt;
「は…ぁ…」&lt;br /&gt;
どこか遠くを眺める男の顔を見て、自分が知らされていないことに対する疑問と不安を感じる中尉&lt;br /&gt;
（さっぱり訳がわからん……何かいやな予感がする。そもそも、このロケーションでは何が起こったのかすら…どうすれば―――）&lt;br /&gt;
わからない、が、とりあえずは与えられた命令を遂行するまでだ&lt;br /&gt;
彼はそう思い、男に「それでは」と、一言わかれを継げ、指揮車両へと駆け寄り、ビルの設計図に目をやりつつ、部隊配置の指示を出し始める&lt;br /&gt;
助手席に居た兵士など、残っていた数人も、その後に続いた&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;850&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/03/20(木) 19:31:08 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;―――ポイントＬ５にて突入部隊展開開始。前線指揮所“スチーム・リーダー”&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
小規模な野戦陣地といった前線指揮所のひとつに、今回の作戦の指揮官たちは集まっていた&lt;br /&gt;
テントの中にはいくつかの折りたたみ式の机が置かれ、その周りを椅子が覆っている&lt;br /&gt;
もっとも、椅子に座るのはPCや無線機の操作を行うオペレーターだけなので、警備兵と同じく、指揮官たちも立ち尽くしている&lt;br /&gt;
「作戦は順調のようですな、少佐殿」&lt;br /&gt;
「ああ。ただ、この後どうなるかが重要だがな」&lt;br /&gt;
机の上に広げられた二枚の地図―――作戦領域周辺を含む、50km四方を移した地図と、目的地をクローズアップした、中尉たちの持っていたものと同じ地図が置かれている&lt;br /&gt;
前者にはルートと各ポイント、それに上空哨戒機と周辺警戒を行う分隊が書き込まれ、後者はビルと、その周辺―――配管や水道などの構造が書き込まれている&lt;br /&gt;
「ケイト、セキリティが作動した形跡は有るか？」&lt;br /&gt;
「駄目です、セキリティは完全に死んでいます。それと、監視カメラは外部のものがかろうじて機能している程度で、まったく状況を確認できません」&lt;br /&gt;
白黒の砂嵐ばかりが表示される画面を見ながら、オペレーターは首を振る&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;851&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/03/20(木) 19:32:14 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;「さて、一体何が起きたのかな」&lt;br /&gt;
「反乱の類…は、考えられませんからね。被験者が壊れたのだとしても、警防一本で止められる」&lt;br /&gt;
大尉の階級章をつけた、副官らしい男の声に、少佐は無言でうなずく&lt;br /&gt;
「となると、やはり“奴ら”の攻撃でしょうか？」&lt;br /&gt;
「何か引き付ける“者”があった……いや、居たのかも知れんな」&lt;br /&gt;
そういって、少佐以外の3人の士官は、互いに目を見合わせ、緊張をあらわにする&lt;br /&gt;
「とにかく、そういったものが有るとすれば、連中が再び攻撃を掛ける可能性が十分にある」&lt;br /&gt;
少佐の意見に肯きながら、一人が地図を指差し、現状を再確認する&lt;br /&gt;
「要するに、セキリティがすべて死んでいる今、このビルのどこに何が在るか、居るか、まったく検討も付かないと言うことです」&lt;br /&gt;
「これだけ状況が悪いと分かっていたら……もう1個小隊は付けておくべきだったか」&lt;br /&gt;
「いや、佐藤殿はこの件に関しては嫌にご熱心だ、F-22を回してくれたほどだしな」&lt;br /&gt;
サー・サトーなどと言う嫌に間延びした、発音しにくい名前を口にする&lt;br /&gt;
本人はこの略称を嫌がっているのだが、佐藤執行官（エクシュキューシュナー・サトー）の名を、こういった場で使うことは無い&lt;br /&gt;
「あの女の事だろう、アレはそれだけの価値がある者らしいからな」&lt;br /&gt;
「シベリアの方で進めているらしい“何か”と、関係が？」&lt;br /&gt;
今まで発言していなかった、四人目の士官が、設備・人員をヤクーツクに集めていたことを思い出して口を開く&lt;br /&gt;
「いや、あのことと、件の被験者は別物らしい…そもそも、あの少女がここまで重要視される理由は、純粋な適正の高さではないからな」&lt;br /&gt;
「例の能力で？」&lt;br /&gt;
大尉が声を低くする&lt;br /&gt;
「そうだ……あいつだけは、秘匿名称としてのそれではなく、真の意味での“ESP”だからな」&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;852&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/03/20(木) 19:33:55 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;吐き捨てるように言う少佐の目には、明らかな憎悪の感情が見て取れた&lt;br /&gt;
初期の検体の特徴を、それら全てに共通するものだとして、不適当な呼称を与え、浸透させてしまう&lt;br /&gt;
まったく合致しないと言うわけでもないから使われ続けているが、こういった辺りにお役所仕事としか言いようのない現状が垣間見える&lt;br /&gt;
取り仕切るのも役人で、仕切られるのも役人&lt;br /&gt;
専門的な知識を持つものは当然のように信用されず、引き込まれるか使い捨て―――“消す”などという、非効率的な行動に走っているわけでもないが&lt;br /&gt;
「仕方ないでしょう、時間がなかったのですから…ほんの一年間でこれだけのことをする必要があった、むしろここまで上手く言っているのは奇跡に近い&lt;br /&gt;
　それとも、非人道的なこの件に関しての不満ですか？」&lt;br /&gt;
耳障りなスーツ姿の女の声に、士官たちは振り向く&lt;br /&gt;
中肉中背で足が長く、胸のサイズ以外はスーツを着ることに関してマイナスになる要因はなく&lt;br /&gt;
また、タイトスカートではなくパンツタイプで、睨むような目つきといい、組んだままの腕といい、より気を強く見せるという意味でも、マイナス要因はない&lt;br /&gt;
さっきまで入り口で携帯をいじっていたはずのこの女が、する必要もない弁明を、しかもはっきりとこちらが明言したわけでもないのにして来た&lt;br /&gt;
ということは、どうせ何かを続けるつもりだろうと、士官たちは若干警戒する&lt;br /&gt;
だが少佐は、ここまでして来たのだから、無視を決め込んでも無駄だろうと、遭えてそれに答える&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;853&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/03/20(木) 19:35:35 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;
「両方だ、担当官。どうかしている組織体制といい、上流階級の子女から余命いくばくもないホームレスまで強制的に実験材料にするやり方といい、この仕事に関することにはな」&lt;br /&gt;
この話は半分近く嘘だった&lt;br /&gt;
そう言った事に、あからさまな嫌悪感を示すような人間は、基本的に計画・作戦には参加していない&lt;br /&gt;
「この組織体制は急遽編成されたものであり未熟ですが、時間的にも、現在これ以上は望めません。被験者に関しては、軍の人間以外、強制的に計画に参加させた者はおりません&lt;br /&gt;
　不満や疑問があるというのでしたら、すでに送付させて頂いた資料に目を通し、こちらの状況や、このような行動を取るに至る経緯と、諸般の事情を理解していただき&lt;br /&gt;
　その上で、意見を筋道の通ったものとし、しかるべき機関・組織へ正式な―――」&lt;br /&gt;
「“ベイビーズブレス”、展開配置および突入準備、完了しました」&lt;br /&gt;
無表情に淡々と話す担当官は、同じく淡々と、しかし脈同感のある燐とした声の為に発言を中止する&lt;br /&gt;
「突入許可を求めています」&lt;br /&gt;
「今から20秒後に突入しろ」&lt;br /&gt;
「20秒後突入」&lt;br /&gt;
オペレーターの復唱が聞こえるころには、全員が特に何かが写っているわけでもないモニターと無線機のほうを向いている&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「１５………１０……５、４、３、２、１―――突入―――――」&lt;/dt&gt;
&lt;/dl&gt;&lt;p&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;888&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/04/11(金) 19:55:16 ID:???&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;―――数分前、ポイントＬ５“ロケーション・チャーリー”&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
《第3分隊も正面から行け、第5分隊は非常階段から３階に突入しろ…第６分隊の工兵共は下水で作業だ、全隊配置急げ》&lt;br /&gt;
〈こちらフリント。中尉殿、正面口のロック解除コードを〉&lt;br /&gt;
《フリント少尉、C4をセットしておけ》&lt;br /&gt;
〈了解、中尉殿〉&lt;br /&gt;
〈こちら正面口突入隊。中尉殿、嫌に静かです…探り撃ちを入れてみては？〉&lt;br /&gt;
《ビビるな、何か重要なものがあるかも知れないだろう、その何かが壊れたら困る》&lt;br /&gt;
〈おい、なんだあれ―――ああ畜生！　なんだよもう！！〉&lt;br /&gt;
《オープン（全周波数）で私語をするな馬鹿ヤロウッ！！》&lt;br /&gt;
あまり関係のない問答を交えながら、中尉は地図に印をつけつつ無線機に怒鳴る&lt;br /&gt;
ビルを囲む形で、目立たぬよう展開していた各分隊が、指示を受けるごとにひとつまたひとつと突入ポイントに向かう&lt;br /&gt;
いやに慎重な行動に出ているものの、すでに、ほぼ突入準備は完了していた&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;889&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/04/11(金) 19:56:45 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;〈こちら第6分隊、地下端末にアクセスコードを入力。いつでも接続できます〉&lt;br /&gt;
下水で作業中の、工兵で編成された第6分隊…何故か、これだけはオープンではなく、専用周波数を使っていた&lt;br /&gt;
その上、この通信を聞いているのは中尉のみであり、胸のポケットから資料を引っ張り出して、一人で受け答えをしている&lt;br /&gt;
「セキリティは死んでる…接続できる状態のままにしておけ」&lt;br /&gt;
〈了解〉&lt;br /&gt;
無線機で中尉以下、数人の下士官たちが受け答えと、地図への記入などを行っているが、あまり楽しい作業ではないようだった&lt;br /&gt;
「何といいますか、やはり勝手が違いますね、中尉」&lt;br /&gt;
中尉と同年代と思われる中年の少尉が、頭を掻きながら愚痴を言い始める&lt;br /&gt;
「普段ならＡＴMをぶち込んで穴を開けたら、高性能爆薬か黄燐弾投げ込んで終了なんですが……」&lt;br /&gt;
一兵卒からの叩き上げを思わせる裂傷の痕の有る顔と、落書きとしか言いようのない、マジックで施したダイナマイトのエンブレムに合った発言だった&lt;br /&gt;
「勝手は変わらない、ドアを開けて索敵をして、何が起こったのか調べる。湾岸で敵が居たはずの家屋の中をあら捜しするようなものだ」&lt;br /&gt;
「まるでS.W.A.T.ですな」&lt;br /&gt;
自嘲っぽい笑いを浮かべている少尉に、中尉は嘲笑を返す&lt;br /&gt;
「我々があの役立たずどもと一緒だと？」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;890&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/04/11(金) 19:57:31 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「はははっ、我々は座っている訳にはいきませんからな」&lt;br /&gt;
控えめの笑いを聞き終えた後、再び表情を切り替え、本題に戻る&lt;br /&gt;
「どうします？」&lt;br /&gt;
「アクセスコードを入力してもセキリティが死んでいてはな……探りを入れたいところだが、そういう装備もない―――」&lt;br /&gt;
とは言っても、爆発物などのトラップがあるわけでも、待ち伏せが居るわけでもあるまい&lt;br /&gt;
そう考え、少し間を空けてから指示を出す&lt;br /&gt;
「―――さしあたって、突入準備は完了した…と、伝えろ」&lt;br /&gt;
「了解」&lt;br /&gt;
無線で指揮所に向かって、突入準備完了の旨を伝える&lt;br /&gt;
それを見ることもせず、中尉の方は別の無線を使って時計合わせを行う&lt;br /&gt;
「時計合わせ、１２３２時…………スタート」&lt;br /&gt;
「20秒後突入」&lt;br /&gt;
時計合わせ終了と同時に、少尉が指揮所からの指令を伝える&lt;br /&gt;
それを聞き、真剣な表情で腕時計を見つめながら手に無線機を握り、しばらくしてそれを口元に運ぶ&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「―――全隊突入ッ！！」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;891&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/04/11(金) 20:00:10 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;各分隊長の持つ無線機に、突入の指示が届き、それを聞いた分隊長、あるいは数人のそれを束ねる人間が合図を出し、分隊を動かす&lt;br /&gt;
いっせいに各分隊が行動を開始しただろう、ある分隊は正面から、ある分隊は裏口から、ある分隊は非常口から、6個分隊計75名が突入し始める&lt;br /&gt;
部隊は通常の12名編成の小銃分隊2個、それに士官―――といっても、“准”が付くものも混じっている―――が一名同行している分隊が3個、それと工兵分隊1個だった&lt;br /&gt;
地下に向かった工兵分隊を除いて、後者がいくつかの分隊を束ねるか、独立した部隊として行動している&lt;br /&gt;
「第3分隊、先頭を先に行け。第2分隊は俺の後ろ、残りは制圧まで待て」&lt;br /&gt;
そのうちの正面から突入する隊―――全3個分隊37名のそれ―――は、動かなくなった自動ドアに付けた、ガムのような爆薬に埋め込んだ信管を作動させ、爆破する&lt;br /&gt;
「よぉし！　行けぇッ！！」&lt;br /&gt;
兵士たちは一斉に立ち上がり、正面入り口の両側にいる二つの分隊のうち、外から見て左側で待機する第3分隊が、中腰で中に駆け込む&lt;br /&gt;
ダットサイト付のM4A2自動小銃を、顔のすぐ前で構え、ヘルメットを深くかぶった兵士たちの表情は伺いにくい&lt;br /&gt;
だが、戦場で感じる昂りと緊張以外にも、恐怖に似た―――いつものそれとはどこか異質な―――感情から、目を見開き、必要以上に周りを注視している&lt;br /&gt;
今までのそれとはまったく違う存在と敵対している…という恐怖なのか、それともまったく別の“何か”なのか、そんなことを脳内で反芻しているものもいた&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;892&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/04/11(金) 20:01:15 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;
やがて正面入り口から廊下の突き当たりまでと、受付のような場所を確保した第3分隊はいったん動きを止め、それを見た正面口突入部隊の小隊長でもある少尉が腰を上げる&lt;br /&gt;
それに続いて一人ずつ腰を上げ、先に侵入した分隊よりはゆっくりとした動きで正面入り口から奥へと進む&lt;br /&gt;
「クリアだ」&lt;br /&gt;
少尉がそう小さく言うと、後ろから続いてきた兵士たちが第3分隊員の肩を叩き、叩かれたものは次へと進み、叩いたものがそのポジションに就く&lt;br /&gt;
そうしたことを繰り返していくうちに、徐々に人手が足りなくなるが、あらかじめ指定いておいた部屋の確保が終了すると同時に動きが止まり&lt;br /&gt;
「クリア」&lt;br /&gt;
「クリアっ！」&lt;br /&gt;
「クリア」&lt;br /&gt;
と、各分隊をさらに細分した班の長が口に出す&lt;br /&gt;
その声を聞いた入り口付近の兵士が手で合図をし、残りこと第1分隊が流れるように動き出す&lt;br /&gt;
「1階入り口付近制圧」&lt;br /&gt;
無線兵が中尉たちのいる指揮車両に一言告げる&lt;br /&gt;
〈3階非常入り口付近、および階段制圧〉&lt;br /&gt;
〈東口付近、および階段制圧〉&lt;br /&gt;
他の突入隊からの声が聞こえてくる&lt;br /&gt;
《一階の制圧完了を確認。警戒しつつ、上階を制圧せよ》&lt;br /&gt;
中尉が先刻とは別人かのような声で指示を伝えてくる&lt;br /&gt;
「正面口突入隊了解」&lt;br /&gt;
〈第4分隊了解〉&lt;br /&gt;
〈第5分隊了解〉&lt;br /&gt;
各隊が返答し終わった後、中尉は一間置いて、多少こわばった声で指示を追加する&lt;br /&gt;
《なお、工兵隊は現在下水道にて電源復旧作業中だ。3階までの制圧が完了した後、電源回復まで待機せよ》&lt;br /&gt;
〈〈了解〉〉&lt;br /&gt;
「了解」&lt;br /&gt;
無線機を戻すのを見て、少尉がゆっくりと近寄り、口を開く&lt;br /&gt;
「どうだ？」&lt;br /&gt;
「工兵が作業に手間取っているようです…ね……このまま3階まで行って待機です」&lt;br /&gt;
少尉は簡単な身振りで「呆れた」ということを表し、それを返答として他の部下に指示を伝える&lt;br /&gt;
「東口から入った連中と合流しだい上に上がるぞ、ジェイク伍長とコーネリアス軍曹の班はここに残れ。ただし、制圧が完了するまでは警戒を怠るな」&lt;br /&gt;
「了解」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;893&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/04/11(金) 20:02:02 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「了解しました」&lt;br /&gt;
返答を聞くと同時に分隊長と視線を交わし、分隊長は行動再会の旨を伝える&lt;br /&gt;
再び流れるような動きで、兵士たちは一部屋一部屋確認しつつ、階段から上階を目指す&lt;br /&gt;
「少尉殿…」&lt;br /&gt;
動揺を隠しきれないといった様子のコーネリアス軍曹が、心配そうに少尉に声をかける&lt;br /&gt;
「ああ、考えるまでも無く異常だ」&lt;br /&gt;
何を言いたいのかを悟った少尉は、本題に入らせようと唐突に切り出す&lt;br /&gt;
コーネリアスもその対応を予測していたようで、いたって普通に応答する&lt;br /&gt;
「調べてみるともっと異常ですよ…これは」&lt;br /&gt;
と言って、コーネリアスが足元の何かを足で突く&lt;br /&gt;
「死体を足蹴にするな」&lt;br /&gt;
「すみません」&lt;br /&gt;
足元にある、どこか当たり前のように転がっている幾つもの死体…死後一日程度だろうと思われるが、色は僅かに紫色が混じっているものの、どす黒く染まっている&lt;br /&gt;
死臭こそするが、腐臭はしない、ハエの一匹もたかってはいない―――そもそも、昆虫…いや、虫の一匹すら見かけない&lt;br /&gt;
「で？　どう異常なのだ、軍曹」&lt;br /&gt;
「はい、この死体はすべて窒息…まるで溺死したかのような状態です。絞殺でもガスによって死んだのでもなく、息ができずに死んだ」&lt;br /&gt;
「………」&lt;br /&gt;
足元の死体は、目と口をだらしなく開き、死から逃れようとした形跡は見て取れない&lt;br /&gt;
奴等なら、こういう殺し方ができるのだろうか？&lt;br /&gt;
「それと、他に数名が自殺しています」&lt;br /&gt;
通路の突き当たりの椅子に座っている、頭から血を流している白衣の女の死体を見ながら、コーネリアスが言うのを見て、ため息交じりに少尉が質問する&lt;br /&gt;
「他も拳銃自殺か？　それとも服毒か？」&lt;br /&gt;
「拳銃自殺も一名います。が、残りは全員壁に頭を打ちつけるか、自分で首を絞めて死亡しています」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;894&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名（ｒｙ&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;投稿日：2008/04/11(金) 20:02:41 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;少尉が目を見開き、次いで足元の死体を見て、軽く頭を抱えながら納得する&lt;br /&gt;
「ああ、驚かん、驚けんよ、こんな者がすでに出てきているし―――」&lt;br /&gt;
「前例がある」&lt;br /&gt;
発言が遮られた事と、自分の部下の声で無いと感じた少尉が、あわてて振り向き、コーネリアスは銃に手をかける&lt;br /&gt;
「―――あ、あなたは…」&lt;br /&gt;
正面入り口の階段に足を乗せながら、男は再び口を開く&lt;br /&gt;
「前にもこういったことが起きている。それだけ言いたかった…」&lt;br /&gt;
ペイロードライフルの引き金に指を乗せ、本当にいつでも撃てるようにしているこの男の顔を見て、少尉は思わず姿勢を正す&lt;br /&gt;
「す、すみません。声をかけようと思ったのですが」&lt;br /&gt;
おどおどとした様子で、男の後ろにいる兵が弁解する&lt;br /&gt;
「構わん……どうします？　このまま我々と―――」&lt;br /&gt;
「いや、3階に行かせてもらう、そこにだけ用事がある」&lt;br /&gt;
もうすでに少尉の目は見ずに、階段へと通じる廊下のほうを見据えているので、“用事”について追求することもあきらめてしまう&lt;br /&gt;
「では2名同行させます」&lt;br /&gt;
「………」&lt;br /&gt;
男の沈黙を了解とした少尉は、コーネリアスに軽く目線を流し、2名をピックアップさせる&lt;br /&gt;
そのやり取りも無視して男は歩き出すが、ほんのわずかの遅れも無く、2名の兵卒がその後ろに続いた&lt;br /&gt;
その姿が通路の曲がり角で消えるのを確認した少尉は、いやに鋭い目つきで部下のほうに向き直る&lt;br /&gt;
「軍曹」&lt;br /&gt;
その一言で、軍曹は少尉の質問内容を理解した&lt;br /&gt;
「はい、無線の周波数はこちらのものに合わせてありましたので―――」&lt;br /&gt;
盗み聞きの準備は万端だと言うことまでは口に出さなかった&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;895&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;（ｒｙ&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;投稿日：2008/04/11(金) 20:03:08 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「こいつ等のようにはなりたくないからな」&lt;br /&gt;
前言を無視して、今度は自分の足で、床の上に寝そべる、きれい過ぎる観すらある死体の頭の辺りを突く&lt;br /&gt;
この異様な状況のせいもあり、警戒心を覆い隠そうとする少尉の表情は、どこか焦りのそれを感じさせている&lt;br /&gt;
（焦っている？　何を？　あの男は、我々とはまったく別の―――！）&lt;br /&gt;
そこまで考えて、少尉は根本的な問題をついつい掘り起こす&lt;br /&gt;
そもそもあの男はいったい何者なのか？―――その疑問は好奇心へとベクトルを変えていき、同時に情報の少なさから不安を感じる&lt;br /&gt;
（中尉も怯えていた。あの男…いや、あの男が来た意味を知ったとたん、そうなった）&lt;br /&gt;
では、いったい何のために着たのか？　その来た目的…その何かが、中尉たちを怯えさせている&lt;br /&gt;
となると、その前例と言うのが気がかりになる…前例と同じ状況に恐れを抱いていた、ということなら、中尉たちは―――&lt;br /&gt;
「何か知っているのか……」&lt;br /&gt;
コーネリアス以下、部下数名が少尉の様子に気がついて、何事かと注視する&lt;br /&gt;
（…となると、考えたくは無いが―――）&lt;br /&gt;
考えたくは無いが、つい考えてしまいそうになり、その意思のとおり、無意味な感情を煽る思考を破棄する&lt;br /&gt;
にらみつける事で、何でもないと部下に無言で告げ、ガムを口に放り込んで軽く音を立てながら噛む&lt;br /&gt;
忌々しげな表情を隠そうともせず、簡単な配置を指示して、後で遺留品やらから重要な物品を探し出すことを考えながら壁にもたれ掛かる&lt;br /&gt;
上の階からかすかに破裂音が聞こえた&lt;br /&gt;
鍵の閉まったドアを吹き飛ばしたのだと、少尉はゆっくりと理解した&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;896&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;ｒｙ&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;投稿日：2008/04/11(金) 20:03:45 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;―――施設2階、上階進行隊による制圧中&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
金属片が撒き散らされ、思いっきり鐘を打ち鳴らしたかのような金属音が、唸るように響き渡る&lt;br /&gt;
ドアの爆破が成功し、部屋の中に押し込まれた扉が壁にたたきつけられたことを意味していた&lt;br /&gt;
吹き飛ばされるドアの傍らに待機していた数人の兵士が銃を構え、靴底で床を叩き付けながら部屋に飛び込んでいく&lt;br /&gt;
「クリアーッ！」&lt;br /&gt;
先頭の兵士が手を軽く挙げてそう叫ぶ&lt;br /&gt;
司書室のような所だったが、女が一人、血液を撒き散らすようなことをしていた、その痕跡を、部屋一面に残して死んでいる以外、そこには何も無かった&lt;br /&gt;
女の首にはペンが数本刺されていて、手の位置とさし方からして、自分で刺したものだった様だ&lt;br /&gt;
あまりの光景に目を顰めながら、兵士たちはその部屋を後にした&lt;br /&gt;
「くそッ！　なんなんだここは！？」&lt;br /&gt;
先頭の兵士が出た先で、また別の兵士が悪態を付く&lt;br /&gt;
「どいつもこいつも自殺か、あのわけの分からない死に方のどちらかだぞ！　どうなってるッ！？」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;897&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆3Dpmcw7Gkg&lt;/font&gt;投稿日：2008/04/11(金) 20:05:46 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「私語をするな兵長ッ！　次の部屋を探索すれば終わりだ！」&lt;br /&gt;
横で周囲を警戒していた下士官が、彼を怒鳴りつける&lt;br /&gt;
兵長が冷や汗をぬぐって配置に戻った後は、何事も無かったかのように廊下の突き当りまでを進み始める&lt;br /&gt;
通路の両脇にある部屋は、病室に似ている部屋と、小さなマジックミラーと機材のケーブルでつながっている以外は壁越しに隣接する、監視部屋のようなものがセットになって並び&lt;br /&gt;
病院と警察の尋問部屋が一緒にでもなったかのような、どこか奇妙な雰囲気をかもし出している&lt;br /&gt;
無機質な壁紙と、ところどころ姿を表す剥き出しのコンクリートに塗料を塗っただけの壁&lt;br /&gt;
つるつるとして埃ひとつ無いが、どこか小汚いと思わせる、模様とも傷ともつかないものが付いている床&lt;br /&gt;
そしてこの部屋の様相…だが、軽くシーツなどが乱れているなどするだけで、特に不自然な点が見られない&lt;br /&gt;
1階はロビーのような空間と、病院のナースセンターのような場所などがあった以外、とくにおかしな部屋は無かったが、ここまで急激な変化に見舞われると、さすがに困惑してしまう&lt;br /&gt;
そして、幾多の戦場で死体を量産し、量産された彼らですら、目を疑うほどの、奇妙な死体たち&lt;br /&gt;
しかも急過ぎた、兵士たちは動揺を隠しきれず、気は立ち、明らかに動作は硬かった&lt;br /&gt;
「よし、何も無い」&lt;br /&gt;
無意識のうちにだろうが、一人が小さく声を出す&lt;br /&gt;
何も無かったのだ、ただ死体が当然のようにあり、それ以外はまったくあらされた形跡も無く、資料などが散らばっている程度だった&lt;br /&gt;
しかしそれすらも、彼らが死ぬ際に動いたものではなく、ただ単純に“アレ”が落ちてきた際の衝撃か、付近での戦闘の衝撃などでそうなっただけのように思えた&lt;br /&gt;
まったく抵抗どころか、苦しんだ様子も無く、椅子にもたれ掛かりながら、あるいはたったまましに、そのまま倒れこむかしている死体ばかり、事実そうなのだろう&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;898&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し三等兵&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;投稿日：2008/04/11(金) 20:06:11
ID:???&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;警戒しつつもう一度もとの場所に戻り、分隊のほぼ全員がその曲がり角に集まる&lt;br /&gt;
ふと通路の壁にかけてある掲示板に目をやると、わけの分からないことが書き綴られた資料が掲示されている&lt;br /&gt;
また、壁が途中から腰の高さのところまでしかない部屋があり、その中を覗くことができたが、やはりわけの分からない資料と書類、ファイルの山がある&lt;br /&gt;
そして見慣れない景気もちらほらと目に留まり、PCの画面は待機状態になっている&lt;br /&gt;
「………」&lt;br /&gt;
兵士の一人がその書類の山の中から、日誌のようなものを拾い上げる&lt;br /&gt;
彼は“被験体行動記録日誌”のタイトルを確認した後、もう一度机の上に戻し、ページを開く&lt;br /&gt;
日付はほぼ一年前から始まっており、パラパラとめくると、一ヶ月ほど置きに、数日から数週間の間、この日誌はつけられているらしい&lt;br /&gt;
読んでみれば「言動」と「行動」についてまとめた物らしい&lt;br /&gt;
周りに目を配れば、似たようなものがいくつかあり、健康観察のそれと思わせる、カルテの山を閉じたようなファイル―――日誌もあった&lt;br /&gt;
記録者はID番号表記なので、死体のIDカードを調べなければ、誰が書いたものなのかは分からない&lt;br /&gt;
流し読みすらせずにめくっていき、記入が途切れたのでこれで終わりかと思って閉じようとした&lt;br /&gt;
これまでの動作はほんの一瞬のことだったが、閉じようとしていてあるページを開いてしまった瞬間、その動きが止まる&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;899&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;七誌上級太陽&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/04/11(金) 20:10:08 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;―――　年　月　日&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
記録者　：&lt;br /&gt;
記録番号：&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
状況　　：&lt;br /&gt;
内容　　：&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
空が落ちてくる&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
分析　　：&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;900&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/04/11(金) 20:23:59 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;…それ以外は何もかかれてはいなかった&lt;br /&gt;
ただ「空が落ちてくる」の殴り書きだけ、それ以外に何も無かったのか、書く余裕が無かったのか、おそらくは後者だろう&lt;br /&gt;
その前にまともに書き込まれていたページの日付を見て、彼が呟く&lt;br /&gt;
「アレが落ちてきた日か…」&lt;br /&gt;
そういった直後、彼の腕を誰かがつかむ&lt;br /&gt;
「！」&lt;br /&gt;
思わずあわてて振り向いた彼の目の前に、階級が幾つか上の下士官が立っている&lt;br /&gt;
「どうした、慌てる所を見るとやましい事でもしていたかバーンズ上等兵？」&lt;br /&gt;
「いえ、軍曹殿。自分はただこれを覗いただけで―――」&lt;br /&gt;
弁明しようとするバーンズの肩を叩くように押して、会話をそれっきりにする&lt;br /&gt;
そのやり取りをいらいらしながら見ていた分隊長は、自分たちが探索していた場所の向こう側の通路から走ってくる兵士の顔を見て、自分から近づいていく&lt;br /&gt;
「どこにも生存者はいません」&lt;br /&gt;
兵士は軽く敬礼をしながら、若干悔しそうに言った&lt;br /&gt;
そういう感情を表に出させるほど、悲惨な死に方をしている者が居たと言う事だろうか&lt;br /&gt;
「ああ」&lt;br /&gt;
焦りと、あまりの状況からくる不安による興奮で、そう答える分隊長の息は、多少荒い&lt;br /&gt;
そういった気分を如何にかしようと、ヘルメットを脱いで、軽く汗をぬぐう&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;901&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/04/11(金) 20:25:26 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「とにかく、この階の探索は終了だ、上の階に上がる」&lt;br /&gt;
「了解」&lt;br /&gt;
言葉通り了解し、きれいにフォーメーションを維持しつつ、流れるように配置を交代し、ポジションを確保しながら階段へと向かう&lt;br /&gt;
「准尉殿！」&lt;br /&gt;
不意の呼びかけに、分隊長でもあり、上階の制圧へ向かっている隊の事実上の指揮官である男は思わず身構える&lt;br /&gt;
見てみれば、階段の脇で一人の部下が控えめに手を振っているのが見えた&lt;br /&gt;
その後ろから、いやでも気にせざるを得なかった男と、少し後ろに続いて2名の兵卒が上がって来る&lt;br /&gt;
「あなたは―――」&lt;br /&gt;
頭を抱えたくなりながら准尉は思わず説いただす&lt;br /&gt;
「なぜここに？　いくらなんでも危険です。あなたは別に来ずとも…」&lt;br /&gt;
「私の仕事がある」&lt;br /&gt;
きっぱりと言い切る男に対して、これ以上どうにも反論ができない准尉は、渋々と了解する&lt;br /&gt;
「わかりました。ただ、あまり一人では動かないように頼みます」&lt;br /&gt;
「………」&lt;br /&gt;
何か言ってくれと言わんばかりの表情の准尉に、一人の下士官が声をかける&lt;br /&gt;
「行きましょう」&lt;br /&gt;
「…ああ」&lt;br /&gt;
准尉が声を出すと同時に、兵士たちはまた先刻までの動きを再開する&lt;br /&gt;
准尉と取り巻き数名が動くのと同時に、男と随伴の兵卒2名も階段を上り始め、3階へと向かう&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;902&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/04/11(金) 20:26:34 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;―――施設地下、工兵分隊による復旧作業中&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
施設の地下に広がる空間…地下水路、もとい下水道に、工兵で編成された一個分隊が配置されていた&lt;br /&gt;
彼らは二手に分かれ、一方は地下室にあたる場所で各種端末と配線を弄繰り回している&lt;br /&gt;
もう一方はと言えば、下水道を通って、セキリティの作動の形跡が無いかどうかの確認に回っていた&lt;br /&gt;
と同時に、彼らは作動の形跡こそ無いものの、明らかに“何者か”が、そこを通った痕跡を発見する&lt;br /&gt;
「なんだ……？」&lt;br /&gt;
彼らはフェイスマスクを被り、赤外線に“敵”が写らない事と、ゴーグル越しだと、細かなものは見えないことから、片目用の暗視ゴーグルを付けている&lt;br /&gt;
武装はH＆KのMP5PDWにサイドアームのベレッタM92F、両方ともサイレンサーが装着されていた&lt;br /&gt;
「足跡……ですか？」&lt;br /&gt;
彼らの目の先には、薄暗い下水道が広がり、戦闘の影響で明かりがろくに灯されていないため、暗さは奥に行けば行くほど増していた&lt;br /&gt;
その地面や壁、天井―――普通は足の着かないはずの場所にも、埃や汚れ、ところによっては塗料が、人のものではない足の形に落ちている場所があった&lt;br /&gt;
「足―――というのが正しいのかどうかは知らんが、何かがここを通ったことは確かだ」&lt;br /&gt;
やはり―――そう思って無線を手にしようとしたところで、分隊長はおかしな点に気がつく&lt;br /&gt;
（なんだ？…なぜ、ここまできれいな足跡が……？）&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;903&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/04/11(金) 20:27:14 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;泡立つ汚水から飛び散る、あるいは配管の隙間から零れてくる水滴&lt;br /&gt;
だと言うのに、この“跡”はきれいすぎる…現に、今こうしているうちにも少しずつではあるが消えていっている&lt;br /&gt;
それは、自分たちの足跡と同じほどの状態―――&lt;br /&gt;
「まだ居る！？」&lt;br /&gt;
分隊長ではなく、その隣に居た無線兵が大声を上げる&lt;br /&gt;
それを聞いて、残りの分隊員はいっせいにあたりに銃口を走らせる&lt;br /&gt;
「戻るぞ、警戒しろ」&lt;br /&gt;
その一言で全員が作業を投げ出し、分隊長を先頭とした2列縦隊を作って走り出す&lt;br /&gt;
視界の横を通り過ぎる配管やネズミの死体…そして、ねじれ、決して直線ではないものの、途切れることなく続く足跡&lt;br /&gt;
まるで道しるべかのようなそれを追いかけ、途中まで走ったところで、彼らは何かの音を耳にする&lt;br /&gt;
C4爆薬で金属製の何かを吹き飛ばした音―――最初はそう思い、足を止めようとはしなかった&lt;br /&gt;
だが、明らかにその音には何かが重なっていた&lt;br /&gt;
きっかり同時に聞こえたその別の音の発生源は、なぜか彼らの進む方向から聞こえたようだった&lt;br /&gt;
それだけならばここまで警戒しないだろう、ただ、音の伝わる速度まで考え、きっかり同時に、重なり合ってひとつの音に聞こえるようにして、その音は鳴らされていた&lt;br /&gt;
そのせいで、分隊員の半数以上は気がついてはいない、握りこぶしを上げ「止まれ」の合図をする分隊長を不審に思ったほどだ&lt;br /&gt;
どう考えても、ばれないように誤魔化されている…つまり、音を出した者からして、我々にばれてはならない何かが起きたらしい&lt;br /&gt;
その事はもちろんだが、何よりここまできれいに音を重ねるようなことが、“奴ら”以外にできようか&lt;br /&gt;
そう考えることによって、分隊長以下数名は激しい恐怖に感情を支配される&lt;br /&gt;
分隊長は、隣に居る一人の兵卒にもう片手で指示を出し、ライトで前方20m程の所にあるドアを照らさせた&lt;br /&gt;
そうして丁字路の分岐点に照らし出されるのは、壁に埋め込まれるようにして作られていた、薄汚れ、若干さび付いた鉄製のドア&lt;br /&gt;
その先には小さな部屋があり、上に―――施設の1階に上がれるようになっていた&lt;br /&gt;
何もおかしな点は無い…そう思った矢先だ&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;904&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/04/11(金) 20:28:03 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「…な゛」&lt;br /&gt;
思わず息を呑み、目を見開く&lt;br /&gt;
「こ、これは…！？」&lt;br /&gt;
ドアと床の隙間、その僅かな空間から、赤黒い色をした絨毯がはみ出ていた&lt;br /&gt;
はじめから充満していたものとは異質の、鉄臭い臭気を漂わせながら、ゆっくりと這うようにしてそれは丁字路を占領し始める&lt;br /&gt;
瞬く間に、彼らの視界に入っている空間に、赤いラインが出来上がった&lt;br /&gt;
幸いなことに、彼らの歩く通路は丁字路の縦線の部分―――一段高い橋によってそことつなげれていたため、絨毯に汚染されることは無かった&lt;br /&gt;
分隊長は手を開き、同時に軽く「来い」の合図をして、ゆっくりと付いて来るように伝える&lt;br /&gt;
もう何人かの兵士は、激しい震えに襲われ、銃口を、赤い絨毯の上に浮かんでいるかのような、開けてはならないと思わずにはいられない“扉”に、真っ直ぐとは向けられずにいた&lt;br /&gt;
数十秒、いや、数時間にも及ぶように思えた長い時間をかけ、彼らは数歩前進する&lt;br /&gt;
怯えながら、それでもなお危険へと進む8人の兵士、彼らの人数はそれだけだった&lt;br /&gt;
残りはあのドアの向こうにいるはず…どのような状態でそこにいるのかは、漠然として入るが見当が付いていた&lt;br /&gt;
分隊長が何度目かの、足を地面に下ろす動作を終えた瞬間、鈍い音が響く&lt;br /&gt;
何であるかを認識する前に、兵士たちは短機関銃のグリップを握り、ストックを肩に食い込ませる&lt;br /&gt;
その正体はドアが開く金属音…それだけではないような気もしたが、それを考える余裕はなかった&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;905&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/04/11(金) 20:29:02 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「　！　」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
再び「止まれ」の合図をし、銃口をドアの隙間に向ける&lt;br /&gt;
まるで彼らの進み方のようにゆっくりと開く“扉”…その先に見えたものは、彼らの同僚であった&lt;br /&gt;
「カ…カールッ！？」&lt;br /&gt;
顔を見て確認したのではなく、向かって右の二の腕に巻きつけている十字架のアクセサリーを見ての言葉だった&lt;br /&gt;
そういえば本物の十字架を手に入れる金もないほどの男だったな―――そんなことを思い出しながら、顔を確認しようとする&lt;br /&gt;
右肩が見えた、首が見えた、左肩が見えた…おかしい、顔はどこに？&lt;br /&gt;
通り過ぎた？　通り過ぎる？&lt;br /&gt;
「そんな…」&lt;br /&gt;
通り過ぎるわけがない、首の位置は動かない、あるとすれば&lt;br /&gt;
「取れてる？」&lt;br /&gt;
無線兵が情けない声を上げた&lt;br /&gt;
同時に分隊長は、あの時ドアが開く音に混じって聞こえたのはこの音だったのかと、妙にスッキリとした気分になった&lt;br /&gt;
まるでまだ生きているかのようにカールの肉体はドアを開ききり、寄りかかる物がなくなってもその場に立ち尽くしていた&lt;br /&gt;
小規模な噴水のようにして血液を撒き散らすその木偶じみた死体は、嫌に滑稽に見えた&lt;br /&gt;
どれほどその状態が続いただろう？&lt;br /&gt;
彼のものと思われる首がころころとやって来て、絨毯の敷かれた道から汚水の川へと転がり落ちたあたりで、ほぼ全員、口を開くこともできなくなっていた&lt;br /&gt;
そして、死体の背後で光る“何か”&lt;br /&gt;
それが目であることは少し考えればわかりそうな気もしたが、分からなかった&lt;br /&gt;
地球上の生物のそれとは違う、見たことのない目だったためではない、放心状態のためでもない、そこにそれが“在る”事にすら気がつけなかった&lt;br /&gt;
確かに目に映っているのに、それを意識することができなかった…まるで都市の電柱か車のように、森の中の木立のように、そこに居た&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;906&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/04/11(金) 20:30:24 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「あっ……ああぁ…！！」&lt;br /&gt;
一人の下士官が震える口で何かを声に出そうとする&lt;br /&gt;
もしかすると、口に出そうとしている言葉を思いつかなかったからそんなことを言ったのかもしれない、それとも無意識のうちに、だろうか？&lt;br /&gt;
分隊長はそんなことを嫌に冷静に考えている自分に驚き、少しした後、冷静に考えられるほど、その声で脳の機能が戻ったことに気がついた&lt;br /&gt;
「う………ぁ…―――――っ！！」&lt;br /&gt;
誰かが、頭のない人の形をした肉の塊の、その後ろにある、“何か”に銃口を向け、続いてほぼ全員が、引き金に手をかけつつ照準を光る目を持った物体に合わせる&lt;br /&gt;
咆哮を上げようと、思いっきりトリガーを引こうとしたときだ&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
ぼっ&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
妙な音とともに、カールだった物は、すっと縦に割れ、その動きについていけなかった空気の力で弾けて飛び散った&lt;br /&gt;
雷鳴にも似た爆音が響き、軽い衝撃が伝わる&lt;br /&gt;
その影響で、ライトを手にしていた兵士は、思わずそれを取り落とす&lt;br /&gt;
がしかし、残りの兵士は微動だにせず、その血と肉片が目に入ろうとも瞬き一つせず、一斉にリアサイトの中の標的に発砲し始める&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;907&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;（ｒｙ&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;投稿日：2008/04/11(金) 20:31:00 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「お―――おぉおっ―――ッ！！！」&lt;br /&gt;
「ああぁあっぁああっぁぁぁ―――――ッ！！！！」&lt;br /&gt;
叫び声に鈍い銃声が重なっていき、水路中に響き渡る―――遅かった&lt;br /&gt;
その音が発砲主の耳に入り、知覚されるより先に、彼らが“敵”あるいは“撃つべき存在”だと認識した“何か”は、撥ねる&lt;br /&gt;
撥ねた“何か”が天井を滑るが、誰もその動きを視界に捉えることも、ほんのわずかな足音を聞き取ることも出来なかった&lt;br /&gt;
血と肉片が地面にたたきつけられるのと、ほぼ時を同じくして薬莢が水路に落ち、水面にほんの一瞬だけクレーターを形成する&lt;br /&gt;
強化装薬弾だったため、銃声は通常より激しかったが、その高音域はほぼすべてサイレンサーでカットされ、上階にまで響くことはなかった&lt;br /&gt;
また、彼らの肉体が砕ける音も聞こえることはなかったはずだ&lt;br /&gt;
“何か”が滑った跡を示す、熱を帯びた赤い曲線が兵士たちの頭上に差し掛かる&lt;br /&gt;
コンマの後に零が付くのではないかと言うほどの一瞬の間に、重力も、人間の知る歩行法も無視して歩み寄って来た&lt;br /&gt;
それは降りることもせず、天井から、細長く、伸縮性のある触手をそっと、ゆっくり―――とは言っても、人間にとっては、知覚できないほどの速度で―――近づける&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
みちゃ&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;908&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;（ｒｙ&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;投稿日：2008/04/11(金) 20:31:20 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;金属と珪素で出来たその槍は、まるで羊羹に楊枝を刺すかのように、彼らの肉体へと滑り込み、何の抵抗もなく貫通する&lt;br /&gt;
そのまま槍は、邪魔な肉を引き裂き、骨格を砕き、臓物を掻き分けて、側面からするりと、流れるように抜けた&lt;br /&gt;
肉体が崩れる速度がついていけなかっただけなのだが、まるでチーズをナイフで切ったかのように、兵士たちの体は、幾つかに分けられる&lt;br /&gt;
半秒もせぬうちに、思い立ったかのように頭は弾け、手足は胴から離れ、胴自身は内容物を内側に留めることも出来なくなる&lt;br /&gt;
一瞬にして握りつぶしたトマトの様になってしまった兵士たちと、ズタズタにされてしまった装備&lt;br /&gt;
辛うじて原型を留めている部分も、血と汚物に塗れてしまい、潰れたそれと見分けがつかない&lt;br /&gt;
彼らの持つ短機関銃が生み出した、何十個目かの薬莢が落ちるのと同時にそれらは壁や天井に叩き付けられた&lt;br /&gt;
一部霧状にまでされて吹き付けられた赤い液体に、下水の一角は完全に隙間なく塗装される&lt;br /&gt;
運良く水路に転げ落ちなかったライトは、その光景を照らし出すスポットライトへと、その役割を変えてしまう&lt;br /&gt;
今まで動いていたすべては壊れ、かすかな血の滴る音をかき消す、水の流れる際のそれだけが響き渡る&lt;br /&gt;
工兵たちを皆殺しにした“何か”も、一切の音を出さずにそこから消え去っていた&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;959&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/05/24(土) 20:15:53 ID:???&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;―――地上3階、隔壁爆破&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
重たかった&lt;br /&gt;
発見される危険を冒してまでキログラム単位のC4を使い、ロックを開けたほどの金属製の扉なのだから当然だが&lt;br /&gt;
よほど大事なものがあると、ほぼ全員が見ていた、「どうせ今までのものは余興だろう」と言うことくらいは薄々感づいていたのだ&lt;br /&gt;
病室があって、看護婦の死体があっても患者の死体が無い廃病院なんぞ、そうあるものではないだはずだ&lt;br /&gt;
24人の兵士が丁字路で、立ちながら、膝を付きながら、匍匐しながら、少しずつ拡大する隙間の向こう側に、銃口を合わせていた&lt;br /&gt;
それともう6人、彼らは扉を必死に引き開いている&lt;br /&gt;
残りの兵士は周辺を警戒するか、無線機を弄繰り回していた&lt;br /&gt;
中に何かあったら、犠牲になるのは自分たちだと、気が気でない6人の下っ端―――階級・人間関係の両方において―――は、慎重に力をかけていく&lt;br /&gt;
隙間が人間の身長ほどになったところで、中に危険なものはないととりあえず気が付き、静かに胸を撫で下ろす&lt;br /&gt;
「…行け」&lt;br /&gt;
隙間が倍ほどになったところで、少尉がそう声を出す&lt;br /&gt;
軽く頷いて、4人1班がゆっくりと動き出す&lt;br /&gt;
〈内部に侵入…〉&lt;br /&gt;
隙間を通り抜けたところで、先頭の二人が左右上下を見渡し、警戒&lt;br /&gt;
残りの二人がゆっくりと前に進み始め、入り口のところで周囲を警戒している二人の肩を叩く&lt;br /&gt;
これを受けて、その二人も、上半身の姿勢を固定したまま、先頭の二人に続き、奥へと進む&lt;br /&gt;
少し行って曲がり角に到着すると、動きを止め、膝を付いて後続を待つ&lt;br /&gt;
それを見て、扉を必死に開いていた6人の兵士が、先に行った4人よりも若干大きめの足音を立てながら駆け出す&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;960&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/05/24(土) 20:16:19 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;〈異常なしです…〉&lt;br /&gt;
その声を聞いた少尉は、さらに後続2名を出し、様子を見る&lt;br /&gt;
内部に進む、ちょうど１個分隊相当の兵士たちは、この金庫の中かのようなエリアをくまなく見渡す&lt;br /&gt;
ちょうど十字型に通路があり、左右の通路は、自分たちの進んできた前後―――縦の通路の倍の長さがあり、部屋数は計８&lt;br /&gt;
全てに鍵がかかっていると思っていたが、一部の扉は開けっ放しになっている&lt;br /&gt;
うち半分の中に見えるのは、今まで見てきた、囚人のいる部屋が病室になった刑務所の面会室、ないし危険な重犯罪者の尋問室と言った風体だった&lt;br /&gt;
ただし、部屋の中の機器は数段上のもので、CTスキャン用の機械や脳波測定器のようなものまであり、警備員用と思しき、ゴム弾入りの散弾銃まで置いてあるほど&lt;br /&gt;
残りの半分、そういった部屋を向かい合う形の部屋は、ただの病室か官房、それに囚人監視・記録室が合わさったような部屋と、金庫室のようなものがセットになっていた&lt;br /&gt;
それらの部屋に入り、中をすみずみまで見渡していく兵士たち&lt;br /&gt;
そこら中に監視カメラが光っている&lt;br /&gt;
病室と向かい合う部屋には、すべモニター設備が整っていて、それらのカメラを通じてこの箱の中全てが見渡せた&lt;br /&gt;
そうして行く過程で、一つ気が付いたことがある…その内のただ一室だけが、鍵が掛かっている&lt;br /&gt;
〈目標確認〉&lt;br /&gt;
〈了解。進入し、対象を確保せよ〉&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;961&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/05/24(土) 20:16:44 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;男の指示に基づいた、短いやり取りの後、兵士たちが間を置かずに動きだす&lt;br /&gt;
一人が中腰で扉のノブ側に付き、もう二人が同じようにその反対側に付く&lt;br /&gt;
ほぼ同時に、3人が扉と反対側の壁に沿って並び、5人が二手に分かれて扉側の壁―――扉に張り付く一人と二人の後ろ―――で、銃口を扉に向けて待機する&lt;br /&gt;
本来、こういった隊形で突入しはしないのだが、場合が場合で、中に何が居るかは最良と最悪どちらかのみと、見当が付いているだけにこの形になった&lt;br /&gt;
足元の死体をどかし、ドアノブ側の兵士が、携帯端末を使ったピッキングを始める&lt;br /&gt;
コードを接続し、ロックの開閉を制御している簡単なプログラムにアクセスし、書き換えてはいけないところを捏ね繰り回す&lt;br /&gt;
ピッ&lt;br /&gt;
そんな電子音が聞こえ、皮膚を通して、扉の向こう側の空気が少し抜けてくるのがかすかに感じられた&lt;br /&gt;
兵士が顔を見合わせ、軽く動作の確認をしあう&lt;br /&gt;
視線を扉に戻すと同時に、無駄のない滑らかな動きで扉を押し開き、バタバタと靴底を鳴らしながら中に流れ込む&lt;br /&gt;
手に持つのは回転弾倉式の自動擲弾銃と、MP5のPDWモデル&lt;br /&gt;
初弾は普通の銃弾ではなく、市販されているようなものではない特製のウッドチップ弾と、暴動鎮圧用ゴム弾&lt;br /&gt;
その後に装填されている弾は人を殺せるものだが、殺意を抱く必要のないものが中に居ることを期待しているのが伺えた&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
―――そして、中には最良の結果が待っていた&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;962&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/05/24(土) 20:17:37 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;―――部屋の外で周辺を警戒している兵士は水音を聞いていた&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
ぴちゃぴちゃ&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
ニューヨーク中の水道管や配水管―――建物の中のものまで当然のように砕けているのだから、そこらからずっと聞こえてきていた&lt;br /&gt;
当たり前のことなので、耳を凝らしはしなかった&lt;br /&gt;
よく聴いてみれば、それには突然近くで聞こえ出した音も混じっていると気づけたはずなのに、だ&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
気づかない方が良かったと言えば、そのとおりなのだが―――&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;964&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/05/24(土) 21:15:29 ID:???&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;見るものにプレッシャーを与える、真っ白い室内、踏み込んだ兵士たちの服装は、対照的に暗色が多かった&lt;br /&gt;
照明の淡い光を反射して黒光りする短機関銃と擲弾銃は、そこに転がっている一人の少女に向けられる&lt;br /&gt;
「対象確保………居ました。魔女が一匹―――――」&lt;br /&gt;
安堵感を感じた矢先に、兵士たちは今まで以上にある種の恐怖を感じることとなる&lt;br /&gt;
恐怖とは、思考の対象に興味を感じながらも、対象が何なのか、理解できないことへの不安から来る&lt;br /&gt;
そして、目の前にその対象が居る&lt;br /&gt;
最初期にして最高級の被験者&lt;br /&gt;
一部狂気じみた計画の最重要試料であり、それら計画に参加する狂った科学者たちに神格化すらされている&lt;br /&gt;
俗に被験者たちがESPの秘匿名称で呼ばれるようになった原因である、国連の政治屋たちをもって“魔女”と言わしめた少女&lt;br /&gt;
少佐たちの言う「何か引き付ける“者”」とは、無論彼女のことだ&lt;br /&gt;
ロシア政府協力の元、シベリアにこの魔女を上回る適正値の被験者たちが配備されたと言うこと、それらが魔女と呼ばれていないことも聞いていた&lt;br /&gt;
要するに、彼女が高く評価されるのは、被験者とされるのに必要な適正値ではなく、“ESP”のほうだと…&lt;br /&gt;
このこともあって、中尉はその脅威性を十分認識しており、部下もある程度聞かされていた&lt;br /&gt;
「これ、が…？」&lt;br /&gt;
これ―――とは、無論目の前の少女のことだ&lt;br /&gt;
目を開けたまま寝ている…というよりは意識を失っている―――その目は影の差さない深い青、光の入った薄い藍、それこそはめ込まれた宝石のような、一切の濁りの無い色&lt;br /&gt;
肌の色は、度を過ぎないといった感じの色白―――長いことこうしている所為だろう、血色は悪いが、斑の無い綺麗な肌&lt;br /&gt;
伸ばしっぱなしにされている黒髪―――よく手入れされていたのだろう、纏まりのある髪は一つの塊のようでいて、一本一本作りこまれていた&lt;br /&gt;
壁に背をつけながら両手両足を投げ出して、頭をもたげているそれは、まるで人形だった&lt;br /&gt;
壊れた人形ではなく、箪笥の上に少し乱暴に置いてあるような、生気の有る―――どこか使い込まれた観の有る人形&lt;br /&gt;
そんなものが、目の前に転がっていた・・・&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;29&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/07/02(水) 02:00:05 ID:???&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;・・・しばらくして、兵士たちは男が来たことに気が付いた&lt;br /&gt;
全員が気づいてはいる&lt;br /&gt;
気づいてはいるが、ヘルメットを被ったままでもエイミング出来るように極端な角度をつけられたB＆T社製ストックの先を、肩に押し付けたままだ&lt;br /&gt;
誰一人として、少女に向けた銃口をずらそうとはしない&lt;br /&gt;
〈８、９、２０………間違いない、これだ〉&lt;br /&gt;
デジタルカメラを通じて、リアルタイムで送られてくる映像を見た中尉は、無線にもれていることも気にせず声を出す&lt;br /&gt;
男は人形じみた少女の体に歩み寄り、脈を測り、瞳孔を見る&lt;br /&gt;
脈は極限まで弱く、瞳孔は開いていたが、生きていることに違いは無かった&lt;br /&gt;
男は改めて少女の周辺を見渡す&lt;br /&gt;
少女に繋がれているのは、点滴用薬剤の入った大きすぎる袋と、首や米神に差し込まれるようにして付いている電極に、金属製のベッド―――手錠によって―――だ&lt;br /&gt;
男は何食わぬ顔で点滴用薬剤を取替え、首に目に見えないほど細い注射針を差し込む&lt;br /&gt;
注入されたのは覚せい剤と、その他幾つかの向精神薬&lt;br /&gt;
半分寝て半分起きている状態にするために、いくら一回だけの使用と入っても、少女には相当危険な薬物が投与されていた&lt;br /&gt;
続いて、少女をこの部屋に固定するために必要だったのであろう、一本の鉄の鎖に目を向ける&lt;br /&gt;
すぐに男は鍵がないことに気づき、取りに行く手間を省くため、拳銃弾で手錠の鎖を引き千切る&lt;br /&gt;
兵士たちが思わず身をすくめたのも無視して、男は立ち上がり、しばらく様子を見る&lt;br /&gt;
一切操作していなかったはずの電子機器が動き出し、電極から軽い電気刺激が少女に送られたことが、画面に出る文字列とグラフで分かる&lt;br /&gt;
どうも、事前に打ち合わせをしていたらしい&lt;br /&gt;
薬物投与による生体の変化に、元はただの医療用でしかなかった機器は敏感に反応した&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;30&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/07/02(水) 02:00:37 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;いったいいくらする設備と装置だろうか？&lt;br /&gt;
誰かがそんな思いをめぐらしているうちに、二度目の刺激&lt;br /&gt;
軽く痙攣したかと思うと、心拍数が回復し始めたことを告げる、電子音のリズムが室内に微かに響き、その耳障りな電子音の発信源を探すべく、何人かは部屋を見渡した&lt;br /&gt;
残りは、男が何時に無く不機嫌そうに眉をしかめるのを見て、その視線の先のものに向き直り始める&lt;br /&gt;
（………）&lt;br /&gt;
少女の口が微かに動き、呼吸をまともに再開しだした&lt;br /&gt;
目も、“閉じようと”している&lt;br /&gt;
それを見た男が、少女が少し前まで貼り付けられていたベッドから、プラスチックで出来た小さな容器と、液体の入ったアルミ製の缶を取る&lt;br /&gt;
前者には目薬と成分表の書かれた張り紙があり、後者には何かの商品名らしいものが書かれていた&lt;br /&gt;
男はすぐに、無駄のない手つきで、少女の目に目薬を差して閉じさせてやり、口には清涼飲料水らしいものの入った缶を口元に運び、少量流し込む&lt;br /&gt;
大半が零れたが、それでもないよりは遥かにマシだろう&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;31&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/07/02(水) 02:01:09 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「…ぁ……」&lt;br /&gt;
微かに声を出す&lt;br /&gt;
それを聞いた男は、少女に差し込まれている電極やチューブ、点滴の針を、固定しているテープごと剥ぎ取る&lt;br /&gt;
「ぎ―――ぁあ゛あ―――」&lt;br /&gt;
悲鳴とも呻き声ともつかない音を出し、少女はのけぞる&lt;br /&gt;
彼女につながれていた脳波測定用の機械も、単調な電子音の悲鳴を上げ始め、それに合わせて男は数歩後退&lt;br /&gt;
銃の引き金には指が軽く乗っかっている&lt;br /&gt;
「あ………」&lt;br /&gt;
うなだれて動かなくなった少女は、その端整な顔を、引っ込めた自分の、それこそ白木から削り出したのではないかと言いたくなる様な足に向けながら、硬直する&lt;br /&gt;
しばらくそのような状態だったが、見守る兵士たちが不安げなそぶりを見せ始めた頃には、また口を微かに動かし始めた&lt;br /&gt;
「………」&lt;br /&gt;
まだ手に握られていた拳銃で、不快な電子音の発信源を黙らせ、今度は数歩前進する&lt;br /&gt;
下士官の一人が「いいのかよ」とでも言いたそうにそちらに目を向けたが、場の雰囲気に圧迫され、声が出ない&lt;br /&gt;
もっとも、若年の、軍隊生活もろくに過ごしていないだろう兵卒には、そう思う余裕すら無いらしいが…&lt;br /&gt;
男が膝を付いて、覗き込むように耳を近づけると、これ以上出せないと言うほどかすれた声を、少女は絞り出す&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;32&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/07/02(水) 02:02:04 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「ヘル…ナンデス……この、メキシコ野郎……」&lt;br /&gt;
次の瞬間には、少女のみぞおちから少しずらした程度の位置に、それなりに力を込めた蹴りが入っていた&lt;br /&gt;
「ゲハッ………！」&lt;br /&gt;
唾液と少量の胃液、それと何かよく分からないドロドロとした、粘液に混じる粉っぽいものを吐き出して、蹲る&lt;br /&gt;
「お、おい…」&lt;br /&gt;
さすがにこれ以上はとばかりに、下士官の一人が「ヘルナンデス」と少女に呼ばれた男を制止する&lt;br /&gt;
男は眉一つ動かさずに少女を見据える&lt;br /&gt;
「目は覚めたか？　調子は良さそうだが…」&lt;br /&gt;
男はよく通る声で…いや、単純に静まり返った室内では目立つ程度の声量で、呟く様にして言う&lt;br /&gt;
帰ってきたのは、笑い声&lt;br /&gt;
少女は、ただそこで、とぐろを巻く蛇のようにして、笑っていた&lt;br /&gt;
身体面の理由と、精神面の理由&lt;br /&gt;
その両方から醸し出される、あまりにも不規則で、耳を傾けずにいられないような韻律&lt;br /&gt;
子供っぽい声としか形容の仕様の無い、無邪気そうな声質で記述される笑いには、大人でしか出せないような“濁り”があった&lt;br /&gt;
その濁りは、この状況に助けられて、無垢な少女の姿と重なり、狂気的な音色を奏でる&lt;br /&gt;
兵士たちは、最後の安全装置こと、人差し指を立てることすら、もう止めていた…&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;33&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/07/02(水) 02:03:26 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;少女は笑うのを止めると、蹲ったまま、心底嬉しそうに口を開き始めた&lt;br /&gt;
「調子は、良い…よ……ヘルナンデス？」&lt;br /&gt;
お蔭様で最高の気分だよとばかりにこちらを見据えてきた少女に、手錠をはずす際に使ったP46の銃口を向ける&lt;br /&gt;
「この状況は何だ？　説明しろ」&lt;br /&gt;
この声に合わせて、兵士たちもそれに習う&lt;br /&gt;
「……じゃないか……銃なん…か」&lt;br /&gt;
笑いつかれたのか、気分を害したのか、低いトーンで喋り出す&lt;br /&gt;
「寝てなければ……私には……できないのに…何、も……」&lt;br /&gt;
体を丸めたまま、顔だけを動かして、男を見据える&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;34&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/07/02(水) 02:03:51 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;見据えられた男―――ヘルナンデスは、関係の無い話をするなと言いたげに、回答を促す&lt;br /&gt;
「何があった？」&lt;br /&gt;
「小さな失敗…この作戦の、成否には、かかわらない……ただ、の…小さな…事故」&lt;br /&gt;
置き画廊ともせずに、とぐろを巻いた少女はポツリポツリと言葉を漏らす&lt;br /&gt;
これが小さな事故か？―――と、一人の兵士が、足元の死体に目をやる&lt;br /&gt;
ほんの一瞥程度に観察し、刹那の間、今まで見てきた光景を思い出す&lt;br /&gt;
惨劇―――あまりにも奇妙ではあったが、そう形容するしかなかった&lt;br /&gt;
当然のことだが、事故とはたいてい惨劇を伴うものであって、たいていの場合は程度の違いこそあれ、原因や結果の一部、あるいはすべてが奇妙なものだ&lt;br /&gt;
よくよく考えてみれば、別にこの少女はおかしなことは言っていない&lt;br /&gt;
つまらないことで思考をめぐらしてみれば、その終着点がこれだったので、兵士は考えるのをやめた&lt;br /&gt;
発展させれば色々とあっただろうが、そうする気はさらさら無かった&lt;br /&gt;
問題は、事件と言うものがどうのこうのではないのだが…&lt;br /&gt;
「作戦の成否、か…まあいい」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;35&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/07/02(水) 02:04:36 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;男の反応を見て、また別の兵士が思考をめぐらす&lt;br /&gt;
「まあいい」と言うのはどういうことだろうか？　少女が言うには小さな事故らしいが、何に対してだろうか？&lt;br /&gt;
この疑問の解として、その疑問を持つ兵士がとっさに考え付いたことは二つあった&lt;br /&gt;
一つ…彼と彼女が携わる作戦とは、この施設の一つや二つでは揺るがないものなのだろう&lt;br /&gt;
これは戦術的な失敗＝小さな事故であって、やり直しがきく&lt;br /&gt;
二つ…この作戦は続行不可能なほどの被害を被った&lt;br /&gt;
これは一見大きなことのようだが、事故が起きる前、あるいは起きる瞬間（起きることによって）作戦の目標は達成&lt;br /&gt;
戦略的目標を達成した後に起こった戦略的敗北は、ただの大きな戦術的敗北として“小さな”ことになってしまう&lt;br /&gt;
さて、どちらだろうか？…どう考えても前者だ&lt;br /&gt;
国防総省が国連に尻をけられた政府の圧力を受け、一部政治家たちが眺めているであろう謀略の海の絶景を知らない、大多数の木っ端役人に隠れての蠢動&lt;br /&gt;
と言うと、どうも貧弱そうな印象を受けるが、人類存亡の危機と、すべての情報網が壊滅と言う状況を最大限に活用しての行動である&lt;br /&gt;
戦う理由に疑問を投げかけるのが訓練された政治家なら、戦う理由を叫んで国民を先導するのはよく訓練された政治家&lt;br /&gt;
優秀な政治家達と、世界最強の軍隊が共謀という状態に、マスメディアが壊滅し政府がほぼ全面管轄、国民は何も知らないというのも最大限に作用&lt;br /&gt;
人類未曾有の危機を前にして、怪しげな組織を従えた国連の元で結託した幾つかの大国（経済・軍事・国際的地位のすべて、あるいはどれかにおいて）に、ことに国内でおいて出来ない動きはない&lt;br /&gt;
この程度の被害、上のほうの人間の目で見て、たいした損害ではないだろう&lt;br /&gt;
それがこの、“今ここで”行われた実験とやらの失敗と直結しているかはまた別の問題であり、両方の理由を兼ね備えていることもありうるが&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;36&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/07/02(水) 02:05:53 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「説明しろ。エレノア」&lt;br /&gt;
「名前…を…―――」&lt;br /&gt;
少女はいきなり声を出して、すぐに音のない咳をする&lt;br /&gt;
“エレノア”と言う女性名を聞いた瞬間―――というよりも言い始めたころには口を開けていた―――に急に声を出そうとしたので、体が追いつかないらしい&lt;br /&gt;
「こういう事態に陥った経緯の説明と、成果を報告しろ」&lt;br /&gt;
少女を無視して、表情こそ変えてないが、多少わざとらしさも感じられる口調で、忌々しげに喋る&lt;br /&gt;
少女のほうも、同じようにして、話を続けた&lt;br /&gt;
「―――呼ばないで…くれと…―――ッ！？」&lt;br /&gt;
少女の体が軽く宙に浮きながら反り返ったかと思うと、半回転ほどして壁にたたきつけられた&lt;br /&gt;
男はゆっくりと、右足を左足の脇へと戻す&lt;br /&gt;
彼にとってはかなり手を抜いたものなのだろうが、脳震盪を起こさない程度のけりが、少女の左側頭部の前半分辺りに叩き込まれる&lt;br /&gt;
少女は、体に繋がれた管を引きちぎられて仰け反るなどした際に前進した距離を、一気に後退してしまった&lt;br /&gt;
さして飛んだわけでもないが、あまりにもその距離が短いので、まだ勢いがある状態で壁にたたきつけられたのだ&lt;br /&gt;
壁が無く、ゆるい角度で地面に軟着陸する分に相当する打撃も、壁に叩き付けられてから重力に惹かれて床に落ちることで加わった&lt;br /&gt;
痛みからか、何が起こったのか分からないと言う心理状況からか、しばらく顔を伏せるような状態で固まる&lt;br /&gt;
「―――痛…っ……」&lt;br /&gt;
不思議とリアクションは少ない&lt;br /&gt;
痛みのあまり声が出ないと言う訳でもなさそうで、声は落ち着いている&lt;br /&gt;
加害者はこのような行為に及んだ後でも、冷静…と言うよりは無感動そのものだ&lt;br /&gt;
「大人しく質問に答えろ。国連直轄重要計画被験者“B（ベー）”…事によっては、お前は今すぐ捨てられる事も、こき使われる事もなく、委員会、ひいては人類の最重要人物だ」&lt;br /&gt;
男は少女の事を、所有物としての番号で呼んだ&lt;br /&gt;
脅迫とはまた別の成分を多量に含んでいるようで張ったが、並べられた単語の幾つかは、むしろ兵士たちのほうに影響を与えた&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;37&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/07/02(水) 02:06:48 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「無駄話をする時間は、無い」&lt;br /&gt;
言葉こそ今までと同じ、感情を読み取ることが困難なものだったが、男の目には、妙な輝きがあった&lt;br /&gt;
微かではあっても、このような表情の変化を見せたのは、顔を伏せた少女に、それを見ることは出来ないと判断したからこそだった&lt;br /&gt;
それでも―――もしかすると、ではあるが―――少女はこのことを判っていたかもしれないと、その判断の主には見えていた&lt;br /&gt;
自分の中に浮かび上がった感情と同時に、少女の口の両端が歪み、普通ならば愛らしいとしか映らない三日月をつくる&lt;br /&gt;
男の目に、ほんの一瞬だけ、心の中に生まれた感情が、そのまま浮かび上がったのを、距離はあれど、その横に立つ兵士は確かに見た&lt;br /&gt;
とりあえず、恐れとも畏れとも違うようではあるが&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
ほんの一時の沈黙&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
この間に、男の脳内では、神経細胞が今までには無い動きをし始め、顔の筋肉組織以下、体もそれに続いた・・・&lt;/p&gt;
&lt;dl&gt;&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;239&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/09/30(火) 03:14:10 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;/dl&gt;&lt;p&gt;・・・足音が聞こえる&lt;br /&gt;
外からではなく、自分の頭の中から響いてくる、昔よく聞いた音だ&lt;br /&gt;
どかどか云う軍靴の音ではなく、ひたひたぺたぺたと、ゆっくり背筋を這い上がってくるような音&lt;br /&gt;
「工兵分隊が消えたか…」&lt;br /&gt;
メッセンジャーに張り付いていた一等軍曹が真っ青な顔で言った&lt;br /&gt;
「フリント少尉はッ！？」&lt;br /&gt;
「折れ曲がった状態のドックタグを回収しました……間違いありません」&lt;br /&gt;
作業を開始したであろう工兵分隊に必要機材を届けようと、地下に降りていった兵士たちの一人が、軽く震えながら報告する&lt;br /&gt;
「ぜ、全員粉々に…だ、誰が誰だかも……本当に…酷い状態で」&lt;br /&gt;
彼の後ろでは、地下に降りるなり真っ先に悲鳴を上げた伍長が、錯乱状態で何か喚いている&lt;br /&gt;
新兵など一人もいない、皆イラクや湾岸などで常に前線にあった兵士たちだ、容易に錯乱するはずが無い&lt;br /&gt;
ただ歩くだけ、ただひとつのドックタグを回収するだけで、手も足も血まみれ…それどころか、肉片や頭髪すら付着していることも、地下の状況を示唆していた&lt;br /&gt;
中尉は一瞬目を泳がせた後、振り返って部下たちに指示を出す&lt;br /&gt;
「推測し得るものも含め、全滅する前の状態を何とかして洗う。突入した各分隊への連絡も急げ」&lt;br /&gt;
彼は未だ忍び寄ってくる足音に苛まされていたが、それ故に判断はすばやく、的確だった&lt;br /&gt;
一見すると、ほかの兵士たちとは違い、前から彼の部下だった工兵分隊の消失も、さっぱり忘れたのではと思うほど冷静そうにも見える&lt;br /&gt;
「了解…―こちら小隊本部。地下で工作中の工兵分隊が消失。原因と経過、現在の状況は不明なれども通常の事態とは考えがたい…各隊は次の指示があるまで十分に警戒されたし―」&lt;br /&gt;
あくまで落ち着いたふうの声で伝える無線手の顔色も、大多数と同じように蒼白&lt;br /&gt;
それも無理は無い、明らかにこれは敵の攻撃で、すでに工兵分隊は殲滅され作業は失敗&lt;br /&gt;
そして、これだけの時間が経過した今、敵は次の行動に移っていることは疑いようもない&lt;br /&gt;
彼だけでなく、回りの人間ほぼすべてがそう考え、震え上がっていた&lt;/p&gt;
&lt;dl&gt;&lt;dt&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;240&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/09/30(火) 03:15:54 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;/dl&gt;&lt;p&gt;「それで、次の指示は？」&lt;br /&gt;
「どうすればいいと思う？」&lt;br /&gt;
催促する少尉に、一切の間をおかずに中尉は意見を求める&lt;br /&gt;
その横には、各技術の専門下士官が数人並び、ドライバーも車両から顔をのぞかせ、無線手もさりげなく様子を伺っている&lt;br /&gt;
〈第2分隊より本部へ。施設内に敵が居るのか？〉&lt;br /&gt;
これまた平静を装った分隊長の声が聞こえてくる&lt;br /&gt;
「―敵は確認できていない。また、これが敵によるものかも現在不明だ…警戒しつつ、指示を待て―」&lt;br /&gt;
「……彼らのためにも迅速な判断が必要だが―――」&lt;br /&gt;
無線手の応答を受けて、了解の一言だけを返して沈黙する無線の相手を指して中尉が言う&lt;br /&gt;
キャップの位置を正して、数秒の間考え込んでから、冷酷ではあるが優先事項と上官からの指示に則った決断を下す&lt;br /&gt;
「対象“ブラヴォー”を確保し、余裕があれば情報を収集しつつ警戒。敵の攻撃があり、目的が“ブラヴォー”であれば死守。そうでなければ急ぎ足で帰る」&lt;br /&gt;
「して、その判断基準は？」&lt;br /&gt;
名だけの小隊最先任の曹長が即座に切り返す&lt;br /&gt;
部隊員のコンディションを保つ上で、曖昧な命令は避ける必要があったからだ&lt;br /&gt;
中尉は眉ひとつ動かさない&lt;/p&gt;
&lt;dl&gt;&lt;dt&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;241&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/09/30(火) 03:17:18 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;/dl&gt;&lt;p&gt;「簡単だ、“ブラヴォー”に敵が不必要に接近すれば妨害すればいい」&lt;br /&gt;
確かに命令文自体は簡単だ&lt;br /&gt;
だが、その目的や指揮系統などはおろか、生き物なのかまともな思考はあるのかなど、人間とはまったく違うどころか、地球圏のものですらないものが相手だ&lt;br /&gt;
さて、一体どのようにして通常（そもそも、この通常と言うのが曲者だ）では考えられないほど…つまり、不必要な接近をしていると判断するのか&lt;br /&gt;
指揮官として失格と言えるほどのことを、さらりと言ってのけたのは、彼が無能だからでも、楽観できる状況から出た冗談だからでもない&lt;br /&gt;
「部隊は今日を持って解体・再編成ですな」&lt;br /&gt;
少尉が、胸の階級賞が隠れそうな位置に資料を抱えた状態で嘆く&lt;br /&gt;
彼と中尉は同じ部隊から引き抜かれたが、別にその部下は、昔からそうだったわけでもなければ、同じ任務についていたわけでもない&lt;br /&gt;
彼らの手足となっている兵士の大半は、今回の作戦で始めて顔を合わせただけの仲だ&lt;br /&gt;
かといってここまで無感動なのは、上層部による人選の賜物か…&lt;br /&gt;
「さて、武官殿はどうなさるおつもりか…」&lt;br /&gt;
部下の前では平静を装っているが、実際は迫り来る足音を聞くまいと、耳を塞ぎたい思いだった&lt;br /&gt;
最重要の被験者の確保に失敗し、国連派遣の男まで失ったとなれば、どのような処分を受けることになることか&lt;br /&gt;
ただでさえ、この手の作戦に直接参加すれば、問答無用の異動か、これからもずっと、そういう方面の仕事に付き合うかの二つの選択肢しか残らない&lt;br /&gt;
作戦に参加させる意味のない無能力者と思われれば、後者の選択肢はまず消えてしまう&lt;/p&gt;
&lt;dl&gt;&lt;dt&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;242&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/09/30(火) 03:18:04 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;/dl&gt;&lt;p&gt;（もっとも、悪戯に犠牲を出させるのが得策とは言えないが……）&lt;br /&gt;
かと言って“得策”を見つけ出すことも出来なかったので、いったん思考を停止させる&lt;br /&gt;
すでに無線手たちが、各分隊に指示を出していた&lt;br /&gt;
「正面から突入した部隊を直衛に当たらせろ…残りの分隊は施設内の探索を優先」&lt;br /&gt;
中尉が次の指示を伝えた&lt;br /&gt;
「了解」&lt;br /&gt;
追加指示を加える無線手の顔はやはり蒼白だった&lt;br /&gt;
ここまで来ると、自身の生命も危ういのだから当然の反応ではある&lt;br /&gt;
中尉も、ベクトルは若干異なるが、同じように“保身”と言う意味においては、この兵卒と大差ない心配から、頭を抱えそうになっていた&lt;br /&gt;
「………中尉殿」&lt;br /&gt;
「なんだ？」&lt;br /&gt;
無線手の顔に、自分の感情を憂慮してのものであろう表情を見て取り、警戒しながらも発言を促す&lt;br /&gt;
「その、武官殿が……本部に連絡をさせろといってきていますが、どうしますか？」&lt;br /&gt;
中尉は何かが抜け出たような顔を一瞬して見せた後、またもとの表情に戻して、冷静を装いながら指示を出す&lt;br /&gt;
「……許可しろ」&lt;br /&gt;
もう勘弁してくれと思いながら、それでも声や表情、身振りには細心の注意を払って部下に対応するあたり、階級に似合わず、年齢相応に経験は相当豊富だと示している&lt;br /&gt;
「はい」&lt;br /&gt;
うなずく無線手が機器に向き直る前に、中尉は耳を掻く仕草をして見せた&lt;/p&gt;
&lt;dl&gt;&lt;dt&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;243&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/09/30(火) 03:18:35 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;/dl&gt;&lt;p&gt;掻く―――というよりは、耳の周りで人差し指をくるくると回して見せるような動作&lt;br /&gt;
ほんの一瞬だったが、無線手は表情を一瞬険しくして、作業に戻った&lt;br /&gt;
その刹那だ&lt;br /&gt;
「盗み聞きは感心しませんな」&lt;br /&gt;
無線手宛に、ひそかに出していたハンドサインを読み取られたらしい&lt;br /&gt;
顔に傷跡のある士官が、後ろのほうで声を上げた&lt;br /&gt;
「君と私の会話が記録されているわけでもない」&lt;br /&gt;
中尉は強がって見せるが、少尉のほうはあまり気にも留めずに話を続けた&lt;br /&gt;
「それこそ、告げ口をしたらどうなります？　だれがだれに、なにを…とは言いませんが」&lt;br /&gt;
「そうか、考えておこう」&lt;br /&gt;
あくまで強がって見せるものの、中尉の表情を見るに、その自信の程は怪しい&lt;br /&gt;
少尉は中尉とこの部隊の中では数少ない顔見知りだが、不正黙認の責任を問われるくらいなら、告げ口をする気であると言いたげであった&lt;/p&gt;
&lt;dl&gt;&lt;dt&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;244&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/09/30(火) 03:20:41 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;/dl&gt;&lt;p&gt;「いえ、別にそういった指示を受けているわけでもないのですがね」&lt;br /&gt;
これは、いざとなれば告げ口をするが、止める気はないと言うことを伝えたいのだと、聞くものに思わせる喋り方だが&lt;br /&gt;
中尉にはその言外に、「早くやれ」という、急かしのようなものを感じ取った&lt;br /&gt;
とにかく、少尉は少し細めた声でそう残して、抱えた書類を車両に運び込み始めた&lt;br /&gt;
特に指示を出したわけではなかったが、交信記録その他を、撤収に備えて整理しているらしい&lt;br /&gt;
懸命な行動だし、事前にそういう心構えを持てと、上官にいって聞かせられた記憶も、中尉にあった&lt;br /&gt;
紙に書いた記録&lt;br /&gt;
“逃げ足だけでも稼ぐべき”―――とすると、中尉にはなおのこと、この書類と言うのが面倒に思える&lt;br /&gt;
いくら“敵”に対する防諜手段と言っても、ほんのごくごく一部の通信以外、本部ではなく、指揮車両すらないこの前線で記録の類を紙に…手書きしなければならないのだから…&lt;br /&gt;
しばらくその行動を見守った後、何事もないかのように作業を続ける無線手に「続けろ」とだけ残して、中尉も車両の中に入る&lt;br /&gt;
運転手の姿はなく、開けっ放しにしているドアからは、手の空いた人間に、M16A2やらMP5のPDWモデルやらを配っている曹長の姿が見える&lt;br /&gt;
いつ襲って来られるのかと言う恐怖を、その行動から見て取ることは出来ないが、目を見るに平静でないことが瞭然だ&lt;br /&gt;
「まったく、なぜこんなことに……」&lt;br /&gt;
中尉は急に疲れきったような表情をして、左右に首を振りながら呟く&lt;/p&gt;
&lt;dl&gt;&lt;dt&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;245&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/09/30(火) 03:26:31 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;/dl&gt;&lt;p&gt;しかし、そんな悲痛な声も、有史以来類を見ない規模のゴーストタウンは、何事も無いかのように飲み込んでしまう&lt;br /&gt;
かつて、世界最高最大を謳われた都市、ニューヨーク&lt;br /&gt;
“来訪者”たちの落着、それに続く二度の戦闘で建造物は倒壊し、地下構造などは完全に彼らの施設へと変わり果てつつある&lt;br /&gt;
目の前には象徴である、外宇宙由来の巨大な希少金属の塊が、雲の遥か上空まで聳え立ち、さらにはその縮図まで100m前方にある&lt;br /&gt;
それこそ「なぜこんなことに」なったのかと言いたくなるのも肯ける光景だった・・・&lt;/p&gt;
&lt;dl&gt;&lt;dt&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;246&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/09/30(火) 03:27:24 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;/dl&gt;&lt;p&gt;・・・病室の中で響いていた兵士の怒鳴り声と、少女の弱々しい声が途切れる&lt;br /&gt;
無線手は中尉からの指示を早口で伝える&lt;br /&gt;
「“対象“ブラヴォー”を確保し、出来る限りの情報を収集しつつ警戒。敵の攻撃があり、目的が“ブラヴォー”であれば死守。そうでなければ急ぎ足で帰れ”…とのことです」&lt;br /&gt;
報告が終わり、手の空いている兵士たち全員が少尉のほうへ向き直る&lt;br /&gt;
つい先刻まで、「お前が殺したのか」などと叫んでいた若い兵卒もそれに習った&lt;br /&gt;
「確保はした……このまま持ち帰るべきと思うのですが、後は―――」&lt;br /&gt;
少尉は男のほうを向いてさらに続ける&lt;br /&gt;
「―――各種資料の収集も、後始末も出来ていない…―――」&lt;br /&gt;
各種資料の収集は、最優先目標と施設の確保後に行うはずで、落ちたままの地下予備電源等の復旧が無ければ後者の確保は出来ず&lt;br /&gt;
後始末に関しても、地下に爆薬を設置して、脱出後に起爆して根元から崩壊させねばならない&lt;br /&gt;
その両方を行うはずだった工兵分隊が、どうやら消滅してしまったらしいのだ&lt;br /&gt;
少尉の視線の先の男は黙ったまま銃を抱え、少女を睨み付けて&lt;br /&gt;
「どうなると思う？」とだけ質問する&lt;br /&gt;
少女は相変わらず無表情で、口だけ微かに笑っているように見える&lt;br /&gt;
兵士たちはその質問の意味も、なぜ少女に対して投げかけるのかも、まったく理解できずに事の顛末を見守っていたが&lt;br /&gt;
会話が続かないと見るや、途端に現在の状況を思い出し、切迫した表情を見せる&lt;br /&gt;
各方面から伝えられてくる噂だけでも、歴戦の兵を震え上がらせられるだけのものがあったのだ&lt;br /&gt;
対照的に男は眉一つ動かさず、さっさと次の行動のための準備を始めていた&lt;br /&gt;
弾倉と薬室内の弾薬を抜き取り、AP弾の詰められたものと交換し、薬室内に装填している&lt;/p&gt;
&lt;dl&gt;&lt;dt&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;247&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/09/30(火) 03:28:13 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;/dl&gt;&lt;p&gt;「―――…どうします？」&lt;br /&gt;
「“始末”する。少なくとも重要な資料だけはな」&lt;br /&gt;
少女の確保が最優先という点に異論は無いようなので、少尉は意見しようともせず、横にいた二人の上等兵に合図して、少女のほうへ視線を移してみる&lt;br /&gt;
無気力そうに見えるのは寝起きだからか、などと思いつつも“確保”の次の段階に入る&lt;br /&gt;
「さて、これからお前を持ち帰るわけだが…」&lt;br /&gt;
両手で持っていたM4カービンを左手に移し、右手ですぐそこに落ちていた清涼飲料水のボトルを差し出す&lt;br /&gt;
横では男が、いったん弾倉を抜いて、そこに焼夷弾を詰め込んでからもう一度差し込み、初弾にAP弾、次に焼夷弾を持ってくると言う作業を終わらせていた&lt;br /&gt;
「一人で立てるかね？」&lt;br /&gt;
一人で歩け、担架の類は無いぞと暗に示しながら、少女に問いかける&lt;br /&gt;
「無理」とだけ無感動な応答が帰ってきたので、両脇に兵卒―――合図を受けた上等兵二人―――が寄って、引き摺る様にしてその場に立たせる&lt;br /&gt;
「話を……―――」&lt;br /&gt;
「なに？」&lt;br /&gt;
少女が何かを言いかけて固まり、少尉は不審そうにその顔を覗き込む&lt;br /&gt;
腹部を庇う様な仕草をしながら、その人形じみた、形だけならば愛らしくも思える顔に、苦痛を浮かばせている&lt;br /&gt;
普通はこの少女が蹲っているのを無視はしないだろうが、状況のこともあり、少尉は何か助けてやろうとはしない&lt;br /&gt;
そろそろ秒二桁になろうかと言う間を置いて、少女は喋りだす&lt;/p&gt;
&lt;dl&gt;&lt;dt&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;248&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/09/30(火) 03:31:20 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;/dl&gt;&lt;p&gt;「……電話を―――」&lt;br /&gt;
無線ではなく、少女は“電話”と言った&lt;br /&gt;
何かの間違いとも思えず、中尉はその意味を理解できなかった&lt;br /&gt;
確かなことは、伺おうとした突然顔色を変えた男が視界に入っただけだ&lt;br /&gt;
中尉は事の重大さに勘付きながら、声を出さずに口だけで笑う少女の横たわっている方に向き直る&lt;br /&gt;
「―――掛けさせて…」&lt;br /&gt;
「番号は？」&lt;br /&gt;
今までこの少女を侮蔑し切っていたはずの男が、中尉以外にも急にそう見えなくなった&lt;br /&gt;
あの一言には、どのような意味があったのか知りたいと言う思いで兵士たちは二人に注目する&lt;br /&gt;
「国連派遣の…この作戦のリンカーン担当官経由で、ＥＩＥから着ている特務執行官に……」&lt;br /&gt;
「…用件は？」&lt;br /&gt;
まったく苛立ちの無い声で急き立てる&lt;br /&gt;
無線機からは、誰も耳を傾けないと言うのに、各階のどの部屋も異常ないということや、地下の惨状についての報告が聞こえてきている&lt;br /&gt;
少女はたっぷり5秒ほどの間を置いて回答する&lt;br /&gt;
「…直接、云う」&lt;br /&gt;
少女が言い終わると同時に男は携帯電話を取り出し、番号を打ち込む&lt;br /&gt;
官給品の無個性な黒い長方形&lt;br /&gt;
そこに一切の数字や記号は無く、打ち込んだ番号も表示されなかった&lt;br /&gt;
中尉たちを経由して伝えられる“スチーム・リーダー”からの「増援部隊が周辺に展開、前進中」との情報を伝えてきたのと同時に、発信音が鳴り出す&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
〈ああ、どうも。国連のリンカーンです―――〉&lt;/p&gt;
&lt;dl&gt;&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;279&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/10/28(火) 05:45:02 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;■機密第1号資料&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
注：以下の文章は第三者によって改竄された可能性があります&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;280&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/10/28(火) 05:47:57 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;ヤバイ。EOLTヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。EOLTヤバイ。&lt;br /&gt;
まず科学力。もう科学力なんてもんじゃない。超科学。&lt;br /&gt;
科学力とかっても「ラプラスの悪魔くらい？」とか、もう、そういうレベルじゃない。&lt;br /&gt;
何しろ体積と質量を持って四次元時空の因果関係の中に囚われた事象の外側に由来する必然。スゲェ！なんか形容詞とか無いの。&lt;br /&gt;
内側にある人間の物理学とか形而学とかを超越してる。神由来だし超科学。&lt;br /&gt;
しかもペンローズ・プロセスの全宇宙規模での導入を担当してるらしい。ヤバイよ、ペンローズ・プロセスだよ。&lt;br /&gt;
だって普通は全宇宙規模でペンローズ・プロセスとか導入しないじゃん。&lt;br /&gt;
だって全ての質量持ち出してまでブラック・ホール蔽い尽くしても、エネルギー使えないじゃん。&lt;br /&gt;
いつも資源不足で苦労して設備整えても特異点に投げ込める質量無いとか困るっしょ。&lt;br /&gt;
結局何も無くなって、施設が事象の地平面に潜るのを止められなくなった挙句に、 蒸発に巻き込まれて光の国に生きて到達できないとか泣けるっしょ。&lt;br /&gt;
だからEOLTが吐き散らした技術・情報の欠片を手に入れると人類種を宇宙すら越えるような種にしてまで自分たちが光の国へ到達しようとするのかもしんない。無謀なヤツだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;281&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/10/28(火) 05:48:31 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;けどEOLTはヤバイ。そんなの気にしない。恒星系から資源収集しまくり。&lt;br /&gt;
最も遠くの恒星系の情報とか第六宇宙速度以下で着てもよくわかるくらいダイソン球。ヤバすぎ。&lt;br /&gt;
科学力っていったけど、もしかしたら科学なんかじゃないかもしんない。&lt;br /&gt;
でも科学じゃないって事にすると「じゃあ、今オレらが鹵獲して流用してるのってナニよ？」って事になるし、それは誰もわからない。&lt;br /&gt;
ヤバイ。自分にも分からないなんて凄すぎる。&lt;br /&gt;
あと超戦争上手い。多分プロ級。先読み度で言うと超プロ級の戦略家。ヤバイ。上手すぎ。&lt;br /&gt;
エッジワース・カイパーベルトの未確認天体の意味理解する暇も無く敗北。最強。&lt;br /&gt;
それに超狂気的。超越的。それに超幾何学。究極の知性・知識を手に入れる馬鹿とか平気で出てくる。&lt;br /&gt;
宇宙的恐怖て。 エロネタでもそんなの流行らなねぇよ、最近。&lt;br /&gt;
なんつってもEOLTは人間的なのが恐ろしい。仲間割れとか日常だし。&lt;br /&gt;
うちらなんて仲間割れとかたかだか枢軸国が無くなっただけで思想対立するから条約機構樹立したり、狂気という名の相互確証破壊創ってみたり、無駄に衛星に国旗立てたりするのに、EOLTは全然凄い。&lt;br /&gt;
時間が浮くからと現在の宇宙の量子的揺らぎや物質=エネルギーの斑とかを相殺するする第三のインフレーション起こそうとかする。酷い。ヤバイ。&lt;br /&gt;
とにかく貴様ら、EOLTのヤバさをもっと知るべきだと思います。&lt;br /&gt;
そんなヤバイEOLTに勝利しようとする国連とか超ヒト至上主義。もっとがんばれ。超がんばれ。 &lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;306&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/11/11(火) 03:16:10 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;■第92号文章“衛星軌道上に待機中のエコー目標の監視および調査・被干渉実験地点について”&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「概要」&lt;br /&gt;
　―極秘事項に抵触するため削除―　監視および調査、被干渉実験のためのロケーション&lt;br /&gt;
・アルファ、ブラヴォーをニューヨークに、ジナイーダを中央シベリア・ウスチイリムスクに設置&lt;br /&gt;
また、これらの落下予測地点への配備分以外にも、幾つか　―秘事項に抵触するため削除―　を設置&lt;br /&gt;
被験体を含め、各種観測機器によって経過を観察・記録し、それらを分析　―極秘事項に抵触するため削除―　することを目的とする&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「各ロケーションについて」&lt;br /&gt;
　―全文削除―&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「被験体について」&lt;br /&gt;
　―削除―　詳細については各種資料を参照の事&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
追記：&lt;br /&gt;
　本計画は一定の成果を挙げ、各後続の計画と推進機関に継承された&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;307&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/11/11(火) 03:17:10 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;br /&gt;
・・・真っ黒な紙に、白や青の絵の具を粒子のサイズを調節できるスプレーで吹きかけたら、このような景色が見えるだろうか&lt;br /&gt;
なんど見ても、背後に見えるのは宇宙空間―――しかも、夜に見上げた空ではなく、大気圏の外から見たものだ&lt;br /&gt;
よく見れば、光年単位で離れた恒星意外にも、大小様々な無数の塵が漂っている&lt;br /&gt;
一個一個の塵の間隔が広く、すべて遠くに見えるのだが、ものによっては恐らく、数百m規模のものもあるはずだ&lt;br /&gt;
一点を見ずに広い視野で見れば、其処からは、地上から見上げたものと同じ星座が見えた&lt;br /&gt;
星座の配置は、今の季節―――自分たちが生きていた時間と、ここの時間が同じものとして―――に地上から見上げているとして考えると、とても出鱈目に見える&lt;br /&gt;
やはり地上ではない、と同時に、ここはカイパーベルト付近の小惑星帯らしい&lt;br /&gt;
それが何を意味するかは知らないが、とりあえず真正面にはてんびん座が見えていた&lt;br /&gt;
この、人類にはその果てすら捕らえられない広大な空間は、当然だが真空だ&lt;br /&gt;
しかし、そこを振り返って眺めている男は、スーツを着て素顔も晒し、彼の仲間たちも同じように宇宙服など着込んでいないが、窒息も体液の沸騰も凍死もしてはいない&lt;br /&gt;
さらには、そこには音も聞こえた&lt;br /&gt;
ぱたぱたと、本のページをめくる音が、ゆっくり、一回一回、やたらとはっきりと響いている&lt;br /&gt;
首が疲れて、男が視線を半分だけ正面のほうに戻すと、眼鏡越しには仲間の姿が見えた&lt;br /&gt;
スーツ姿の者と、その上に白衣を羽織っているもの、また軍服姿―――と言ってもドレス―――の者もいた&lt;br /&gt;
全部で二十人にも満たない一団は、皆微動だにせずに正面を見ている&lt;br /&gt;
また同じ角度首を動かし、他の者にあわせて正面に視界を戻すと、そこは国連本部の議場であり、斜め前にいる白衣の女性も、そこの床に立っていた&lt;br /&gt;
彼は少し驚いたが、別に変わったことでもないと思えてしまった&lt;br /&gt;
もう一度横を向いても、やはり仲間たちは全員磨き上げられた床や、高そうなカーペットにしっかりと直立している&lt;br /&gt;
さらに背後まで見直してみるが、議場の出入り口や報道者席しか見えない&lt;br /&gt;
そして今度は、ぱたぱたと言う音の主に注目する&lt;br /&gt;
その視線の先、議長席に“それ”が在った&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;308&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/11/11(火) 03:18:46 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「　　　」&lt;br /&gt;
黙々と、しかしどこか落ち着き切っている様に一枚一枚丁寧に、それは議定書のページを進めていく&lt;br /&gt;
二進法で全てを記述しているため、少ない文章を小さい字で、恐ろしく細かく書き込んでいるのだが、それでもページ数は半端なものではない&lt;br /&gt;
その為か、捲る速度は速い…普通なら読みきれないが、もちろん“それ”には十分すぎる遅さだろう&lt;br /&gt;
本来なら、ページをめくるどころか、このような茶番をせずとも、すべてを見通し、すべてを思うがままに決定し、造作もなくそれを実行する力があった&lt;br /&gt;
開いた手のひらのように、長い十一本の腕を広げた、背丈は人より少し高い程度の奇妙な物体&lt;br /&gt;
三つの巨大な紫色をした眼のような器官以外、影のように均一な、とても深い黒をしていて、輪郭以外は目に捉えられない&lt;br /&gt;
ページを捲っているものを除けば、手にはそれぞれ、これまた奇妙なものを持っていた&lt;br /&gt;
一番天辺の方に掲げられた手からは「煙を伴わぬ純粋な光、あるいは炎」を発し&lt;br /&gt;
体の下のほうにある二本の手には「知恵の実」と「力の実」が実っては熟れ、腐り落ち、またその落ちた実の種から生え、実るのを繰り返し&lt;br /&gt;
残りの七本の手からは「七色、あるいは七掬いの塵」が途切れることなく溢れている&lt;br /&gt;
持ち物が見たままのものであれば、装備的にはキリスト教の神より強力だ&lt;br /&gt;
眼の瞳孔と思しき器官は、透明な角膜のようなものの後ろで、形はそのままに、体積の膨張と収縮を繰り返している&lt;br /&gt;
開ききったときには、その奥の方に、“それ”が見ている光景以外の何かが移っていることが伺えた&lt;br /&gt;
手は、よく見れば間接が無数にある触手のようなものだったが、一箇所が随分とよく曲がるのですぐにはそう見えない&lt;br /&gt;
そしてその触手にも似た手で、“それ”は今まさに最後のページに到達した&lt;br /&gt;
最後のページを手に数え切れないほど生えた指でなぞりながら、“それ”は顔を上げる&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;309&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/11/11(火) 03:20:37 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「　　　&lt;br /&gt;
　―――&lt;br /&gt;
　………」&lt;br /&gt;
気づけばその目には、死角も含め、鏡のごとく議事堂全体の像が歪んで反射されている&lt;br /&gt;
「………」&lt;br /&gt;
今まで全員口を開こうともしなかったが、眼の変化に合わせて“それ”は人に語りかけられる状態に変質した&lt;br /&gt;
この宇宙の全てと無を持っても捉えられぬ、ありとあらゆる数式も法則も破綻させるモノの代行の代行を無限に重ねた、その最下位に位置する端末&lt;br /&gt;
全てと無を理解し、掌り、超越するだけでなく、“それ”は体現することも出来るのだ&lt;br /&gt;
『―“記述された偶然”は自己原理を主張して自己と記述を観測し、私を認識する―』&lt;br /&gt;
突然の発言&lt;br /&gt;
“それ”は、老若男女のどれにも分類不可能でありながら、これ以上ないというほど人間らしい声を出し&lt;br /&gt;
英語でありロシア語でありフランス語でありドイツ語であり日本語でありながらその何れでもない、人語でないが確かに人類がそれと認識可能で、理解可能な何かを表現した&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;310&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/11/11(火) 03:21:41 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;『―ならば、私も自己を観測しよう…―』&lt;br /&gt;
とん―――と、リンゴの様な知恵の実を議定書の隣に置き、羽ペンを手に取る&lt;br /&gt;
ページを捲っていた手は、最後のページ―――署名するためのページをしっかりと押さえている&lt;br /&gt;
『―記述することも、記述されることもなく―』&lt;br /&gt;
ペンをインク瓶に入れながら、話を続ける&lt;br /&gt;
『―観測者でも、非観測者でもなく、創造者でも被創造者でもないのだ―』&lt;br /&gt;
議定書の記述法に習ってか、1と0が、ゆっくりと記載され始める&lt;br /&gt;
『―有と無の、ゆらぐことのない確かな境界に在って、偶然であり必然でもありながら、存在の肯定も否定もさせはしない―』&lt;br /&gt;
二進法の羅列を書き終えた“それ”は、手にインクをつけて議定書に擦り付ける&lt;br /&gt;
『―私は“エコー”…反響するもの―』&lt;br /&gt;
何かを叩く様な音が議場に響き渡る&lt;br /&gt;
“それ”は、インクで汚した議定書を閉じ、もう二度と開けなくしてしまった&lt;br /&gt;
『―…ならば、私も君たちを認識しよう…もはや、君たちは偶然なのだ…―』&lt;br /&gt;
“それ”の発言を黙って聞いていた人々の視界に、突然のノイズが入る&lt;br /&gt;
頭上に掲げられた「光」が、いつの間にか消えていたことが関係しているのだろうか&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;311&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/11/11(火) 03:22:34 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「………」&lt;br /&gt;
突如、中央の眼の巨大な紫色の瞳が、形をそのままに、急速に収縮する&lt;br /&gt;
体積が急激に減少するのにしたがって、その密度が上昇していく&lt;br /&gt;
そのたびに、視界のノイズは強さを増した&lt;br /&gt;
密度の上昇によって、あっ気なく崩壊した構成物質は、さらに容赦なく加えられる力によって中性子の塊へと姿を変え&lt;br /&gt;
さらに収縮を繰り返して、中性子としての姿すら崩壊し、完全なクォークの塊になってしまう&lt;br /&gt;
この時点ですでに、人間たちの視覚にのみに走っていたノイズは、五感全てに広がっていた&lt;br /&gt;
「―――」&lt;br /&gt;
密度の上昇はさらに進行し、ついに特異点が出来上がる&lt;br /&gt;
それを包み込むほぼマイクロサイズの半径しかない事象の地平面は、周囲の質量を取り込むことでゆっくりと膨れ上がる&lt;br /&gt;
すでにノイズは全ての感覚を奪っていたが、“それ”が事象の地平面の彼方に消えていくほどに、まだまだ悪化していく&lt;br /&gt;
とうとう思考にまでノイズが入り始めた時点で、彼らは行動を起こす&lt;br /&gt;
腰や脇の下にあるホルスターに手を伸ばし、拳銃を手に取り、米神へと突きつける&lt;br /&gt;
―――爆竹が弾ける様な音が立て続けに響く&lt;br /&gt;
人々は脳漿を撒き散らしながら倒れこみ、ノイズの走り始めた思考を、一足先に完全に停止させる&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;312&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/11/11(火) 03:23:11 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「　　　」&lt;br /&gt;
一方の“それ”も、ほぼ完全にその姿を飲み込まれてしまう&lt;br /&gt;
特異点とは、重力崩壊した物体の質量に見合う潮汐力しか持たないため、引力で全てを引きずり込むことも、近くにあるものを素粒子レベルに引きちぎることも出来なかった&lt;br /&gt;
なぜこのように小さなブラックホールが…と言う疑問はあるが、ただ触れたものが帰ってこないだけだ&lt;br /&gt;
だがそれでも、確実に“それ”は時空に開いた穴に飲み込まれていった&lt;br /&gt;
そのわずかに残っていた体も消えてしまい、一ダースほどの人間の死体の他にあるものは、たった一つの黒い球体だけ…&lt;br /&gt;
こうして訪れた静寂は、一見すれば半永久的に続きそうに見える&lt;br /&gt;
だがやはり、ここでは全てが狂っているらしい&lt;br /&gt;
いくら見た目が小さいとは言っても、つい先ほど潮汐力の低さを見せ付けたこの黒い穴は、簡単に蒸発を始めた&lt;br /&gt;
ホーキング輻射によって質量が膨大な量のエネルギーとなり、事象の地平面を超え、飛び出す&lt;br /&gt;
これによって当然起こる質量の減少は、さらにそのプロセスを加速&lt;br /&gt;
強力な熱が発生し、それに伴う光子の放射が全ての議席と死体を消滅させ、惑星一つなど軽がると蒸発させるほどのエネルギーが狭い空間いっぱいに充満する&lt;br /&gt;
すべてが光に飲まれ、時期に光そそのものへと変わった&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;313&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/11/11(火) 03:23:56 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;br /&gt;
―――ここで全員が夢から覚めた&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
これが本当に夢だったのかは誰にも分からない&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
ただ言えるのは、夢とは現実の一部であるらしいことだけだった・・・&lt;/dd&gt;
&lt;/dl&gt;&lt;dl&gt;&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;431&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2009/02/10(火) 04:47:57 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;・・・曇り空の下に横たわる、アメリカ合衆国海兵隊の総本山とも言える巨大な基地&lt;br /&gt;
その湾口設備の一角に、本来“そこに存在してはならない”はずの潜水艦が寄港している&lt;br /&gt;
この基地の在る州が名称の由来となっている、バージニア級原潜&lt;br /&gt;
その２番艦である「テキサス」―――船体の、ちょうど陸からの死角になっている部分には「U.S.A.」と「U.N.」の二つが堂々と書き込まれている&lt;br /&gt;
数週間前から、演習の名目で東海岸一帯に集結している第二艦隊の所属でも、同じく演習の名目で軍港から距離をとっていた第一艦隊の所属でもない&lt;br /&gt;
「出来ることならさっさと出たいんですが、いろいろな意味で雲行きが怪しいので―――」&lt;br /&gt;
なぜか嬉しそうに笑っている眼鏡の日本人は、米神の辺りを掻きながら後ろのロシア人に振り向き、続ける&lt;br /&gt;
「―――そちらのSSBN基地から、というのは？」&lt;br /&gt;
わざと暈したのは、単刀直入に言い過ぎて相手の癇に障らないようにということなのだろうが、どうしても嫌味に聞こえる&lt;br /&gt;
「佐藤委員……いえ、執行官殿。仰りたい事は分かりますが、その雲行きの怪しい状況では無理です」&lt;br /&gt;
白い髭を、肌が濁って見える程度に生やした口元だけを無機質に動かす彼は、ただの仕事で海外に出てきた中間管理職にしか見えない程度に品の良いスーツを着込み&lt;br /&gt;
その下には「8920」の小さな襟章が見えるグレーのワイシャツにオレンジのネクタイと言う姿だ&lt;br /&gt;
表情と「8920」の文字以外、その手の人間には見えない&lt;br /&gt;
「そうですよね……」&lt;br /&gt;
対照的なのは佐藤で、服装自体はオーダーメイドでブランド物の防弾スーツにワイシャツとネクタイ&lt;br /&gt;
いずれも黒一色で、同じく「銃弾もはじけるサングラス」のメーカーが作った防弾性のある眼鏡を掛けていて、とくにこれは体に馴染みきっている&lt;br /&gt;
ただその表情は、とてもではないがその手の仕事をしている人間ではない&lt;br /&gt;
「いや、困りましたね。イェジー少佐、あなたはどうしますか？」&lt;br /&gt;
「私はここに残ることになります。テキサスが出なければ私も戻れませんので」&lt;br /&gt;
なぜか嬉しそうな佐藤を見ても、軍人には見えない格好の佐官は繭ひとつ動かさずに対応する&lt;br /&gt;
「ただ、この状況では例の“積み荷”は、ここで封切することになりそうですが」&lt;br /&gt;
「イージス艦一隻の代償だ、嬉々としてそうするのは……まあ、当然のことでしょうが―――」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a name=&quot;a432&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a433&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a434&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a435&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a436&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a437&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a438&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a439&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a440&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;432&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2009/02/10(火) 04:50:33 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;佐藤は少佐と反対の方向に視線を戻す&lt;br /&gt;
「―――そちらの政府は黙っていないでしょうね」&lt;br /&gt;
その先には、水揚げされた“積み荷”が横たわっている&lt;br /&gt;
「あちらはあちらで、こちらの都合で大損害をこうむった挙句、手に入ったのは肝心の脳が無い死体だけでは…」&lt;br /&gt;
全長20m、全高40mを超える巨大な一つ目の、機械でも獣でも虫でも植物でもないモノ&lt;br /&gt;
何者かの意思によって外宇宙からもたらされた脅威の技術と狂気の結晶&lt;br /&gt;
それが横たわっている&lt;br /&gt;
「ローレンツァ・アーマ・ノーチラス・マグヌス……千里眼科快速属軽大型種に電磁投射属種を電磁気推進装置として搭載し、若干装甲した流体内運用個体ですか」&lt;br /&gt;
ラテン語の単語を並べた後に、さらにその数倍の英単語を並べた&lt;br /&gt;
各種分野の専門用語などもあったが、彼の母国を思わせる訛りは一切なかった&lt;br /&gt;
「ええ、あのボロボロの死体に、人類か向こう数世紀かけても手に入れられないような技術が詰まってますよ」&lt;br /&gt;
ボロボロと言ったが、イージス艦の全火力をぶつけられたと言う割りに、その体はほぼ完全な原形をとどめている&lt;br /&gt;
だからこそ、大国がまた別の大国を敵に回してまで、それを手に入れようとしていた&lt;br /&gt;
推進器からは高性能な超次世代的燃料電池に高温超伝導、本体からは各種分子レベルでの加工技術や原子レベルでの生成技術に各種未知の元素と合金&lt;br /&gt;
何よりその脳から、人類の明暗を左右する技術・情報がもたらされることは明白だ&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;433&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2009/02/10(火) 04:51:46 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「まあ、これも基本的には同じですが」&lt;br /&gt;
「本体は“そこ”には居ませんか」&lt;br /&gt;
「いうなれば植物状態の人間か、OSの入っていないパソコンというところで……漸く手に入ったマクロな資料なんですがね」&lt;br /&gt;
佐藤は米神を掻きながら、横たわっているモノと、その周りでせわしなく動いているものを眺めていた&lt;br /&gt;
本来入るべき、半分地下に埋もれた形の大型弾薬庫の改修作業が長引いているので、数機分のヘリポートを占有している&lt;br /&gt;
周りには大量のコンテナが積み上げられ、まるでバリケードの様になっている&lt;br /&gt;
「爆破作業ですか、あれは」&lt;br /&gt;
呆れた様な声に少佐が目を向けると、ヘリポートに広げられた積荷に工兵と技術者の類が大量にたかっている&lt;br /&gt;
「NASA製のワイヤーと、コンクリートではなく溶けた鉄で拘束し、ありったけの高性能センサー各種を取り付け、数百kgのC4爆薬に繋いでいます。無駄でしょうが」&lt;br /&gt;
無駄と言うのには「拘束しても解かれてしまう」と「拘束などしなくても動かない」二通りの、どちらも正しい意味があるが、この場合は後者だ&lt;br /&gt;
「真上には攻撃ヘリがまるまる一個小隊に、タイコンテロガ級がほんの数km沖ですか……陸の戦力が乏しいのはニューヨークの余波ですかね」&lt;br /&gt;
延々上空を旋回している4機のAH-64Dロングボウ・アパッチと観測用のUH-1イロコイに、洋上待機中の2隻のタイコンテロガ級イージス巡洋艦&lt;br /&gt;
よく見れば遠方の遥か上空、直線距離にして10kmほどの地点には完全爆装のF-15Eストライクイーグルがヘリポートを中心に旋回している&lt;br /&gt;
それに対して、地上兵力はお粗末なものだった&lt;br /&gt;
装甲車両は無く、ハンヴィーとガントラックが数両で周りを囲み、数丁の重機関銃と対戦車ミサイルの照準が向けられているだけ&lt;br /&gt;
さらに気になるのは兵員の量で、せいぜい二個小隊いるかどうかという人数しか、佐藤たちの位置から積荷を中心にして見える範囲にはいなかった&lt;br /&gt;
すぐに銃口を向ける相手を動かしてしまうにしても、これは少なすぎる&lt;br /&gt;
「機甲部隊は全て出払っているそうです」&lt;br /&gt;
ほんのつい最近のことを思い出して、佐藤は米神を掻きながらまた笑い出す&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;434&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2009/02/10(火) 04:52:38 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「ということは、元からあの大隊しかいなかったわけですか」&lt;br /&gt;
「他にも部隊はいますが、すべて展開中で、残っているものも基地周辺に分散配置されています」&lt;br /&gt;
佐藤のわざとらしい行動から、何を思っているかは容易に想像できたが、そのことを気にも留めずに回答してきた&lt;br /&gt;
佐藤の位置で、風の音より少し大きいかどうかで聞こえる声量を維持している&lt;br /&gt;
「どちらにせよ装甲車両、とくに戦車の類は一個小隊程度しか残っていないそうです」&lt;br /&gt;
佐藤は多少大げさな動作で辺りを見回し、基地の状況を観察する&lt;br /&gt;
ここには今までにも顔を出したことが数回あったが、とても同じ基地とはいえぬような静けさと同時に、物々しさが漂っている&lt;br /&gt;
整備兵までが銃を片手に工兵紛いの作業へ従事するためか、歩哨に立つべく人手の足りない場所へ走らされ、そうしている兵たちの表情も、普段とは違った&lt;br /&gt;
「最悪、今回のことが発端で彼らが攻勢に出ることもあり得そうなんですが」&lt;br /&gt;
一隻足りなくなって、行動開始早々二隻だけになってしまった国連の息の掛かった駆逐艦に視線を移して、困ったように眉をしかめる&lt;br /&gt;
「三度目の戦闘になると？」&lt;br /&gt;
イェジー少佐が驚いたように目を見開く&lt;br /&gt;
初めて感情らしい感情を見せた―――もちろん、声はいつもどおり冷静そのものだったが&lt;br /&gt;
「まあしないつもりですが、その出払っている機甲部隊がどうなるかですね」&lt;br /&gt;
「機甲部隊での対処行動が可能で？」&lt;br /&gt;
「攻勢と言ってもせいぜい小隊規模での機動打撃でしょうから……航空兵力との連携次第ではなんとかなるでしょう&lt;br /&gt;
　ただ、海兵隊全軍が再編制中で、基地機能どころか施設の一部までもが移動している状況では、浸透戦術には対応のしようがありませんが―――」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;435&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2009/02/10(火) 04:53:01 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;一息ついて、佐藤は懐から一本の缶コーヒーを取り出して、それのプルを捻る&lt;br /&gt;
「―――まして、大々的な攻撃を受けることを想定している基地でも、守勢に回ることを考えるような軍でもありませんし」&lt;br /&gt;
いやに形の整った指先と、皮から一ミリほど余らせた「理想的な」切り方の爪でこじ開けたのみ口から少し湯気が昇った&lt;br /&gt;
「……ただ、ずいぶんと貴重なものが手に入りましてね。ニューヨークでの失態をチャラにするどころか、“災いを転じて福となす”こともできそうでして―――」&lt;br /&gt;
空いた手をポケットに戻し、片手でコーヒーを啜っている佐藤の目は陸揚げされた積荷ではなく、空のほうだった&lt;br /&gt;
「―――見えますかね、上のEC-130Eコマンドソロ。IUEITAアメリカが米軍の協力を得て改修・運用している機体なんですが」&lt;br /&gt;
佐藤の言葉に思わず耳を澄ますと、イェジーの鼓膜は、聞き慣れた部類の空気の振動を拾った&lt;br /&gt;
指摘されてからとは言え、このかすかなプロペラ音から大型機の存在を確信した彼は、佐藤の側頭部から目を放さずに追求する&lt;br /&gt;
「なぜそんなものが？」&lt;br /&gt;
当然の疑問だったが、質問と言うよりは、ただの嫌味のように聞こえた&lt;br /&gt;
「推進機関の意向については私も知りませんが、あれが我々の側に供与されると言うのは確かです。何を考えているやら」&lt;br /&gt;
「ニューヨークの件ですか？」&lt;br /&gt;
「件の被験者に関する情報は我々が建前上は独占しますし、66丁目の件に関しても、我々が鎮圧することになっています&lt;br /&gt;
　ただフランスが掘り出してきた……件の被験者の補欠の管轄について色々と取引がありましてね」&lt;br /&gt;
佐藤の目に妙な輝きが出てきたようにイェジーは思った&lt;br /&gt;
長年、軍人や役人と共にあった為か、その手の人間がどのようなことを考えていたときにどういった眼になるのかは、そのときの状況と照らし合わせればすぐに分かるつもりだったが&lt;br /&gt;
―――佐藤の眼からはどうも何を考えているのか判り難いものが滲んでいた&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;436&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2009/02/10(火) 04:53:30 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「すべては“人類向上の為に”………まあ、結局のところ、我々と彼らも根本の根本。理論の基底部分においては共通―――」&lt;br /&gt;
今まで目ばかりを見ていたが、ふと気づくと、佐藤はまた米神の辺りを掻いている&lt;br /&gt;
「―――袂を分かちたのがいつのことか、それすらもはや定かではありませんが」&lt;br /&gt;
小さな点程度にしか見えない電子戦機を見つめる佐藤の目は、物思いに耽る眼ではなかった&lt;br /&gt;
「人と人との戦いですか……より人らしく、より真っ当な戦い」&lt;br /&gt;
「ヒトが人であるために―――だとか、そんな事を措いておいても、そうであった方が良いに決まっているんですがね……どうもそうはいかないらしい」&lt;br /&gt;
笑みを浮かべてそう話す佐藤は、空になったコーヒーの間を、また内ポケットの中に押し込む&lt;br /&gt;
「おかげでこんな下らない事をする組織に終身雇用状態でして。まあ、私の国がそこまで下ることをしていたかと言われると肯定できませんが」&lt;br /&gt;
残念そうなため息をついて見せる佐藤は、また米神を掻いていた&lt;br /&gt;
「……では、これで」&lt;br /&gt;
かかとを揃えて気をつけの体勢を取ったイェジーが、佐藤の後姿へ目礼する&lt;br /&gt;
「どちらへ？」&lt;br /&gt;
背中を向けたまま、佐藤が引き止める気はまるでないと言った口調でしゃべる&lt;br /&gt;
何を思ってか、その口は少し笑っていた&lt;br /&gt;
「ここにいてもし様がありませんので、お邪魔にならぬよう向こうの見学にでも」&lt;br /&gt;
イェジーは佐藤が相変わらず自然な作り笑いを浮かべているだろうと知ってか、今までより少し冷たい声で回答し、踵を返す&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;437&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2009/02/10(火) 04:59:03 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「では、また。近いうちに………」&lt;br /&gt;
無表情に愛想のある声を出す佐藤の様は、正面から見れれば奇妙なものだっただろう&lt;br /&gt;
顔を見れないイェジーもそう考えていたが、らしい顔をしていようがなかろうが、まったく惜しげも無さそうに形式ばった別れの告げ方をする男の顔を、見たいとは思わなかった&lt;br /&gt;
きれいで真っ直ぐな、軍人らしいが、妙に静かな歩き方でジャケット姿のロシア軍将校は米軍のジープに乗り込む&lt;br /&gt;
「………」&lt;br /&gt;
無言で佐藤の後姿を再び見つめてみるが、動きがまるでないとなると、片手でドライバーの方を叩く&lt;br /&gt;
「にしても、妙な光景だ」&lt;br /&gt;
走り出すジープの姿を思い描いてか、佐藤がうれしそうに笑う&lt;br /&gt;
その手には缶を入れていたのとは反対側にある、ジャケットの内ポケットから取り出された携帯電話が握られている&lt;br /&gt;
親指を使ってそれを開いてボタンをひとつ押すだけで、すぐに通話状態になった―――コーヒーの缶を開けるのよりずっと早く、ミスもない&lt;br /&gt;
「…ああ、どうもどうも。佐藤です―――リンカーン担当官…ですか……えぇ、まあその様に―――」&lt;br /&gt;
後ろで響いたブレーキ音と、ずいぶん近くで聞こえるようになったエンジン音が気になってか、話が途切れる&lt;br /&gt;
「―――いえ、別に何も………じゃあ、あの娘のことはそちらで……それでは」&lt;br /&gt;
急に疲れたような表情を見せて、軽く息を吐きつつ、手に持っている携帯と空き缶をポケットの中で交換する&lt;br /&gt;
振り返る佐藤は、すこし愛想笑いのようなものを浮かべている&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;438&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2009/02/10(火) 04:59:55 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「いやぁ、自販機は無いし、ゴミ箱は無いしで不便ですねぇ。相原君」&lt;br /&gt;
日本から持ち込んだレベルⅣクラスの防弾４ＷＤのドアは運転席からの操作で開かれ、中にいる真っ黒な長髪とスーツの女性は佐藤の差し出す空き缶に手を伸ばしてきた&lt;br /&gt;
「時間です。空港のほうへ移動を……」&lt;br /&gt;
受け取った空き缶を運転手役に連れてこられた米軍士官にリレーした相原は、投げかけられた言葉を冷然と無視して、優先事項を告げる&lt;br /&gt;
運転席の後ろに相原が座っているので、佐藤は必然的にいわゆる車の中の上座に腰を下ろすことになる&lt;br /&gt;
米軍士官にリレーした缶を回収する熊谷は集音―――つまりは盗み聞きされているとのハンドサインを乗車する佐藤に送った&lt;br /&gt;
「……分かってはいましたが……とにかく、早いところここを発ちましょうか、どうもロケーション・ブラヴォーの件は戦術的には失敗の部類に入る作戦になりそうで―――」&lt;br /&gt;
佐藤の顔からは、また表情が消えている&lt;br /&gt;
隣では無言のまま相原が、ノートパソコンでの作業に戻っていた&lt;br /&gt;
「リンカーン担当官が作戦部長を務めているそうですが…」&lt;br /&gt;
「―――彼女に訊く事はありませんが、司令部長の陸軍中佐へ適当に情報を流してください。任務部隊指揮官では担当官に意見するくらいがせいぜいでしょうから」&lt;br /&gt;
佐藤は最後まで聴こうともせずに指示を出し、熊谷は助手席でノートパソコンを立ち上げ始めた&lt;br /&gt;
「ああ、それと、リアルタイムで北アメリカ全域の天候を確認できるようしてらえますかね。どうにもあれが落ちてきてから、予報が狂ってばかりでいけない」&lt;br /&gt;
マンハッタン事件によるネットとデジタル機器への損害を無視するかのようなことを言いながら、佐藤は時計に目をやる&lt;br /&gt;
顔を時計の面と平行にすると、メガネがやたらと光を反射した&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;439&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2009/02/10(火) 05:00:51 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「おや、もう時間だ」&lt;br /&gt;
スーツや携帯と同じく、無個性で、官給であるがゆえに異常なほど高価な時計…&lt;br /&gt;
十分な信頼性を持ったそれなりに有名なブランドの製品であり、パリッとしたブラックスーツとワイシャツから姿を現したそれは、値段相応とは言えないまでも品がある&lt;br /&gt;
その秒針の放つ微かな音は完全に車の駆動音にかき消されていたが、その動きは寸分の狂いも無く、時を刻んでいる&lt;br /&gt;
その針の位置は、ある物がある場所の真上に来るほんの僅かな時間の終わりを告げていた&lt;br /&gt;
「月の単位側からの観測は、これで最後と見て間違いないでしょう」&lt;br /&gt;
「の、はずですがね……さて、この隙にあの施設を灰にしてしまえれば、一先ずは安心ですが―――」&lt;br /&gt;
車窓の枠に左手を乗せて、窓の外を見る&lt;br /&gt;
方角的にはニューヨーク―――ただの偶然だったが―――であり、その一帯の空には、“来訪者”たちの落下に伴う環境（主に気象条件）の変化か、大量の雨雲が浮いている&lt;br /&gt;
「―――そう上手く行くわけも無い……あの娘自身、結果はどうあれ勝手に動くつもりだろうし、その結果がこちらの望むものともなる道理もないときた」&lt;br /&gt;
演技を多分に含んでいるのであろう佐藤の疲れた表情は、誰に向けられたものでもなく、“自然な”ものだった&lt;br /&gt;
少なくとも僅かでも、疲労と、彼の普段の言動と行動から簡単に予測できるが、おそらくは倦怠も滲ませながら、独白を締めくくる&lt;br /&gt;
「試験前にカンニングしても、模範解答ではなく自分の答えを解答用紙に記入するような人間に、彼女がなっていなければ……というところですか」&lt;br /&gt;
熊谷や相原は何食わぬ顔で自分の仕事を続けているが、運転手はその奇妙な会話の内容に見え隠れする壮大な事実に思いを馳せていた&lt;br /&gt;
これでも多くの要人・上官を運んできたが、社会的地位は及ばないにしても、その後ろにあるものは今まで彼が知ってきたどの人物・組織よりも遠大だったのだ&lt;br /&gt;
―――もっとも、佐藤の投げやりな表情や、まったく無感動なその部下二人を見ている内に、そういった思考を生む感情は麻痺してしまうのだが・・・&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;440&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2009/02/10(火) 05:06:59 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;br /&gt;
　―Rockefejjer Uiversity―（ロックフェラー大学）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　　　　―pro bono humani generis―（人類向上のために）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　…ロックフェラー大学、正門のプレートより&lt;/dd&gt;
&lt;/dl&gt;&lt;dl&gt;&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;514&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2009/04/05(日) 10:51:56 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;数分前―――ロケーション・ブラヴォー、最上階・・・&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「走れ！　急ぐんだ！！」&lt;br /&gt;
途切れることのない、荒い呼吸音と足音、そして金属のぶつかり、擦れる音を掻き消さんばかりの叫び声&lt;br /&gt;
「MOVE！　MOVE！！」&lt;br /&gt;
下士官たちが急き立て、准尉がその下士官を追い立てる&lt;br /&gt;
エレベーターなど使えるはずもないこの状況で、頼りになるのは無傷の階段と、長年鍛え続けてきた自慢の脚だけだ&lt;br /&gt;
「情けない声出してるな、オニール！　お前らもだ！　へばるな、進めぇ！！」&lt;br /&gt;
兵卒の首を掴んで、無理やり上体を走りやすいように起こさせる黒人の伍長も、その発言が途切れ途切れだ&lt;br /&gt;
もともとは、せいぜい駆け足程度で進んでいた彼らが、ここまで急がせるのは他でもない、地価での公平分隊“全滅”の報だ&lt;br /&gt;
「味方がやられた」と言う、無線兵の簡潔で分かりやすい訳で伝えられたCP（部隊本部）からの情報を聞くや否や、彼らは一斉に全力疾走しだした&lt;br /&gt;
この程度、脊髄反射で脳ミソを使ったのと同じ判断が出来なければ、軍人など勤まるはずもない&lt;br /&gt;
うっかりすれば足を滑らしそうな、戦火で巻き上げられた中東を思わせる埃―――こちらは灰色のコンクリート片だが&lt;br /&gt;
―――が、窓から降り積もっている階段で、整備されたグラウンドでの短距離走並みの脚力を発揮し続ける根性もまた、備わっていなければならない&lt;br /&gt;
実に十階分の階段を全力で走り抜けた彼らは、とうとう屋上への扉を発見する&lt;br /&gt;
「STG（軍曹）2！　二人連れてここに残れ、そこのドアも見張れよ！」&lt;br /&gt;
准尉が最後尾にいる軍曹を“名指し”で指名し終わると、ちょうど先頭の上等兵が手にしていた散弾銃でドアノブを吹き飛ばした&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a name=&quot;a515&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a516&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a517&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a518&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a519&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a520&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a521&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a522&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a523&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a524&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a525&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a526&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a527&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a528&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a529&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a530&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a531&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a532&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a533&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a534&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a535&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;515&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2009/04/05(日) 10:52:48 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「最後だ突っ走れ！！」&lt;br /&gt;
飛び込むような勢いと体制で屋上に姿を現した兵士たちは、すでに息を切らせることも忘れて冷静に銃口と視線を一直線にし、綺麗にフォーメーションを作っていた&lt;br /&gt;
後ろを振り向いて出入り口とその上にある給水タンクを見渡し、あるいは変電器のごちゃごちゃとした配線の細部まで目を光らせる&lt;br /&gt;
地面を覆うブロックとブロックの境目まで目で追って、何かの痕跡はないかと無意識に探してしまう者もいた&lt;br /&gt;
幸い、何の痕跡も異常もないと踏んで、つい十秒ほど前に散弾銃で“ドア破り”を発射した伍長が、手で出入り口に残って様子を伺う残りに合図をする&lt;br /&gt;
少しゆっくりと走り出した残りの三人は、大きな三脚の上に何か機材の付いたものをすでに組み立てた状態で運んできた&lt;br /&gt;
赤外線マーカー―――航空攻撃等で、誘導兵器を文字通り誘うためのマーキングをする道具は、いざと言うときにどれだけ遠くからでも確実に探知できるサイズだ&lt;br /&gt;
「早くしろ、このままお前らだけふっ飛ばしてもらってもいいんだぞ！」&lt;br /&gt;
出入り口を中心にして、円形に広がった兵士たちは、その輪の中にいる三人を除いて、すぐ前に広がる景色を目にした&lt;br /&gt;
無論、何かが這い上がってきでもしないかと言う警戒から、景色よりもっと近くにある側壁やすぐ隣にある建物の屋上などに注視していたのだが、まったく見えないと言うこともない&lt;br /&gt;
特に、目の前にある物があったものは、ほぼ食い入るようにしてそれに視線を向けていた&lt;br /&gt;
「あれが…」&lt;br /&gt;
兵士の一人がつぶやく&lt;br /&gt;
彼らが物好きだったと言うわけではない、他のものからは階段のある部屋が邪魔になって、せいぜい“それ”の輪郭しか見ることが出来なかったのだ&lt;br /&gt;
見ることが出来たとしたら、おそらく全員が程度の差こそあれ、目を向けずにはいられなかったろう&lt;br /&gt;
ずいぶんと目障りな黒光りするいびつな球形の、地球外に由来する技術と貴金属の巨大な塊がそこにあった&lt;br /&gt;
崩れ去ったニューヨークの町並みの中、ただひとつ無傷なものと言ってもいいのはこれだけだ&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;516&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2009/04/05(日) 10:54:06 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;“来訪者たち”の載る巨大な構造体―――狂気に満ちた現象と現実をありったけ振りまいたそれを見るものは、精神活動と思考能力を害される思いがした&lt;br /&gt;
ある種の寒気か虫唾が走るような感覚で、体の毛が逆立つのだ&lt;br /&gt;
違和感ではない―――むしろ、あまりに自然にそこにあることへの、そう感じる自分への違和感で、不安になった&lt;br /&gt;
構造体の幾何学模様に似た表面構造は、この距離からでも目を凝らすと、細かい部分以外の、輪郭だけ―――それだけで独自の模様を形作る―――だが見ることが出来た&lt;br /&gt;
あまりのサイズもあるが、まるでそうして観て貰う為に作られた芸術品でもあるかのように、弱々しい日光を浴びて浮かび上がってきているのだ&lt;br /&gt;
目を閉じたときに広がるモヤモヤした光のように、その模様とそれへの興味に煮た目を離せない感覚が頭いっぱいに広がる&lt;br /&gt;
別に恐ろしくも嫌悪感も、それ自体へはまったく感じさせない&lt;br /&gt;
ただ、そこに何らかの背徳を感じて、兵士たちは目を泳がせたり、逸らしたりしだした&lt;br /&gt;
“感じさせない”ことに意図的なものはまるでない、むしろ感じないと言う事実へ、自分自身への感覚と言えた&lt;br /&gt;
さらに言えば、この異常な思いを巻き起こさせる「模様」は、視線をはずすことを妨害しはしなかった&lt;br /&gt;
…しばらく置いて、気持ちの整理をつけようとする―――ここらあたりで薄ら寒くなり始めた数人の兵士たちは、なにやら重要なものを見落としたことに気づく&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
軽い水音と、金属音のようなもの&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
それが通り過ぎた&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;517&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2009/04/05(日) 10:55:39 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;br /&gt;
「あっ」っと言う間抜けな声を上げる頃には事は済んでいた&lt;br /&gt;
黒い影は、一見不規則なようで予測の容易く、また避けやすい動きをしだした兵士たちの視線を掻い潜る&lt;br /&gt;
点々と、伸び切った赤い雫を遺して、今までどこかで、己の感覚に頼るまでもなく様子を伺っていたそれが飛び上がった&lt;br /&gt;
空を切る音を抑えるためと、あまり飛びすぎると降りるのが面倒なので、“それ”にとって見ればずいぶんと軽い力で体を浮かせた&lt;br /&gt;
それでもずいぶんな速さで高さを跳んだ“それ”は、階段の屋根と貯水タンクを越えて、赤外線マーカーのすぐ横に着地する&lt;br /&gt;
恐ろしく静かに下りたが、さすがにこれに気づかぬほどヒトの感覚は鈍くはない…もちろん、そのヒトが無事であった場合に限ってだ&lt;br /&gt;
「あっ」っという声はこのあたりで出されるはずのものだったが、それも声を出そうとするヒトが無事であった場合に限る&lt;br /&gt;
黒い影は平たくした二本の柔らかい触手を、ちょうど真正面と真後ろに突き出し、ヘリのローターのように回りだす&lt;br /&gt;
文字通りのチョッパー（肉切）となったそれは、兵士たちを切り分ける&lt;br /&gt;
まるで切り離されたのではなく、刃の通ったところが無くなってしまったかのような錯覚を起こさせるほどの綺麗さだ&lt;br /&gt;
ぐるり、と一回転した後、影の動きからすればとまっているとしか思えないスピードで、漸くそれらはその“綺麗さ”を失い始める&lt;br /&gt;
恐ろしい速度で体を通り抜けた触手は、直接的には余分な破壊をもたらさなかった&lt;br /&gt;
代わりに、大気に残された鋭い角度45度ほどの“余波”が、切り口から順に、兵士たちの体を殴りつけるように追突&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;518&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2009/04/05(日) 10:56:31 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;同じく“余波”が兵士の肉体―――各種体液にも残り、濁流となったそれらは急激な圧力の変化で組織を破裂させる&lt;br /&gt;
その後で、無くなった様に見えた部分は、ライフル弾のようなスピードで隣の兵士たちに突き刺さった&lt;br /&gt;
はじけた肉と血は、平均的に見て触手の抜けた方向に、触手の抜ける角度で飛び出し、屋上を塗装し&lt;br /&gt;
ほぼ同時に撒き散らされた、雷鳴か砲声に似た衝撃波が、遮る物がとっくに崩れ去ったニューヨークへ向かって駆け出す&lt;br /&gt;
コンマ一秒足らずで兵士たちが消え、一秒も経たぬうちに真っ赤なサークルが姿を現した&lt;br /&gt;
黒い影は事が済むと、そのサークルの中心で、のんびりと触手を整形し、引っ込めて畳む&lt;br /&gt;
ハイスピードカメラで捉えても、ただのビデオカメラで撮ったように思える一連の動作で、ヒトの目に見えるのは、その引っ込めて畳む作業の最後の一瞬だけだろう&lt;br /&gt;
…いや、だけだった&lt;br /&gt;
残された一人の兵士が、目にも留まらぬ一撃の衝撃で、心身ともに吹き飛ばされそうになってよろめく&lt;br /&gt;
「―――――ッ！！」&lt;br /&gt;
声にも音にもならない、空気を吐くだけの呻きのようなものを上げて、その場に立ち尽くす&lt;br /&gt;
黒い影もその兵士と向かい合って、ただそこに在る&lt;br /&gt;
なぜ殺されなかったのかなど考えられない&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;519&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2009/04/05(日) 10:57:29 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;長い一瞬―――目の前で起きたのが殺戮だとも気づけないほどの状態から彼を正気に戻したのは、何かが毀れる音だった&lt;br /&gt;
水の音となにか&lt;br /&gt;
「あっ」っと声を上げるはずだった兵士は、何とか捉えられた黒い影に、切れ込みを入れられていた&lt;br /&gt;
三人のうちの一人の脳髄が、そこからゆっくりとした動作で一部、転げ落ちたのだ&lt;br /&gt;
本来は、ゆっくりと口元やあごから滴り、胸元を伝って散るはずの脳漿と血液を伴って…&lt;br /&gt;
それだけでも身震いがしそうな音で取り戻した正気&lt;br /&gt;
情報を処理できず、フリーズすると言う形で失っていた正気は、再起動によって再び処理できない情報に直面する&lt;br /&gt;
処理エラーを起こしたばかりの情報の無理な再処理&lt;br /&gt;
引き起こされたのはただの崩壊―――彼は、プログラムの破損と言う形で正気を失ってしまった―――&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;520&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2009/04/05(日) 10:58:09 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
―――殺戮というなの敵性存在の無力化がひと段落してから、またすぐ数秒で次の標的が“それ”の目の前に現れた&lt;br /&gt;
…目の前も何も、目で見えていない方向など、前後左右上下に一ミルたりとも存在しはしないが&lt;br /&gt;
「JESUS！！」&lt;br /&gt;
兵士の一人が悲鳴を上げてまた階段のほうへと戻ろうとする&lt;br /&gt;
「戻るな！　撃つんだよ、撃て！！」&lt;br /&gt;
後方警戒ことSGT2は、自分の声に耳を貸そうとしない、まだ若い部下のアーマーをつかんで引きずり戻す&lt;br /&gt;
「うわあああぁ！！」&lt;br /&gt;
そんな二人を尻目に、膝を付いたまま叫び声を上げているもう一人の兵士が、腰溜めにしたM14EBR自動小銃の引き金を引く&lt;br /&gt;
フルオートではじき出される7,62×51mmの強装仕様AP弾は、音速の三倍近いスピードで黒い影に吸い込まれる&lt;br /&gt;
平均以上の筋力と気合で跳ね回る銃口を押さえつけることで、その集弾性はM14のものとは思えなかった&lt;br /&gt;
「畜生め！！」&lt;br /&gt;
軍曹もそれに続き、フラッシュライト付きのM4 R.I.S.の引き金を引く&lt;br /&gt;
フルオートで突撃銃を乱射すれば、途中で指を切っていても、ものの五秒もあれば弾倉内の弾薬はすべて使い切ってしまう&lt;br /&gt;
二個目三個目と、休みなく次の弾倉を装填し、引き金を引き続ける&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;521&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2009/04/05(日) 11:03:11 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;打ち込んだ銃弾の数が二百を越えるあたりで、吸う様な悲鳴を上げて怯えていた若い上等兵が上体を起こす&lt;br /&gt;
「JESUS！　JESUS CHRIST！！」&lt;br /&gt;
半狂乱の彼が指を掛けたのは、M4A1のトリガーではなく、その下のM203のそれだった&lt;br /&gt;
「このバカタレ、よせ！」&lt;br /&gt;
軍曹がそう言ったころには、すでに引き金は引かれている&lt;br /&gt;
押し出される40mm口径の擲弾は、銃弾に比べればずいぶんとノロノロ影に吸い込まれた&lt;br /&gt;
と言っても化学エネルギーに頼る破壊に運動エネルギーはあまり関係があるとは言えず、威力は如何なく発揮される&lt;br /&gt;
着弾から間も無くあふれ出す光と音、熱を帯びた酸化中の大気&lt;br /&gt;
化学エネルギーを運動に換え、飛び散る金属片&lt;br /&gt;
それらが、標的に密着した状態で放出され、黒い影はほぼ総エネルギーの半分を様々な形で受け止める&lt;br /&gt;
残りの半分はと言えば、影が反射した音とわずかな光とともに、辺りに放射状に広がる&lt;br /&gt;
三人の兵士は目を覆って倒れこむ&lt;br /&gt;
軍曹は発射とほぼ同時に伏せたが、残りは破片がかすめる音を聞いて姿勢も気にせず倒れこんだ&lt;br /&gt;
銃弾が飛ぶのにも似た、空を切る金属片の音&lt;br /&gt;
それに続くコンクリートにぶつかる破片の音がいくつか聞こえてきた&lt;br /&gt;
その中にずいぶんと不自然な音がひとつ&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
ひゅん&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
破片の大きさもスピードも、屋上の材質も程度が様々なので、音はどれも決まったものではないが、こればかりは異質だった&lt;br /&gt;
それがどういう音か、そういうことを考える前に、この音を聞いた、あるいは聞ける人間は一人もいなくなった&lt;br /&gt;
ついさっき炸裂した40mm擲弾の直撃によってもたらされる破壊よりも大げさで容赦のない破壊&lt;br /&gt;
撒き散らされる血と肉は、擲弾で与えることが可能な値を大きく超える運動エネルギーで屋上一面へと飛散した&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
彼らの聞いた音は、重たく、破片や銃弾に比べれば遅く、遥かに大きいものが出していた・・・&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;522&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2009/04/05(日) 11:12:27 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;・・・この病院に似た実験棟あるいは観測棟には合計して4個分隊が展開している&lt;br /&gt;
二～四階に合計3個分隊が展開し過半を三階の被験体収容観察所に集中、残る一階にも1個分隊&lt;br /&gt;
施設周囲には中尉以下部隊本管部隊と車載重機関銃が睨みを聞かせ、さらにこのブロック、およびそれに隣接するブロックを含めて、囲むようにしていくつかの部隊が展開する&lt;br /&gt;
屋上と地下にもそれぞれ分隊が展開されたのだが、地下の工兵と屋上の小銃分隊は消え去った&lt;br /&gt;
「クレメンス！　出ないか少尉ッ！！」&lt;br /&gt;
中尉の声が空しく響く&lt;br /&gt;
それに出られる人間は最早いない&lt;br /&gt;
二度の爆音を耳にし、その数十秒後に降り注いだ血と汚物のシャワーを受けながら彼は無線機に叫んでいた&lt;br /&gt;
「Fuck！」&lt;br /&gt;
無線機を持った手をフロントガラスにたたきつける&lt;br /&gt;
「そんな、この短時間で移動を…」&lt;br /&gt;
血や肉を払い落としたり、罵声を上げるのに忙しかった兵士たちは、すでに銃口を屋上に向けている&lt;br /&gt;
「上ばかり見るなァ！　全周を警戒しろ！！」&lt;br /&gt;
先任下士官の怒鳴り声を受けても動揺する兵たちを見て、中尉の顔が青ざめる&lt;br /&gt;
足音は大きくなる一方だ&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;523&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2009/04/05(日) 12:07:36 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「危険です！　このままでは―――ッ！！&lt;br /&gt;
「無理だな、作戦は続ける……」&lt;br /&gt;
部下の具申を遮るかのようにして先読み回答する中尉の目付きが少し変わっていた&lt;br /&gt;
「―――ですが、すでに二十名以上が死亡しています！」&lt;br /&gt;
「敵の戦闘能力は異常です。機動速度からして、アンブッシュ（伏激）の可能性もあります」&lt;br /&gt;
車両部隊の少尉以下下士官数名が銃器を手にしたまま中尉を囲む&lt;br /&gt;
「移動したのだとしても、こちらの警戒など軽く抜けれると言うことになります。この期に及んで一点にとどまれば、包囲されるかも……」&lt;br /&gt;
「動こうが動くまいが、どちらにせよ奴等の掌の上だ、作戦を続けるぞ」&lt;br /&gt;
全員が口をつぐむ&lt;br /&gt;
中尉の決定はもっともだった&lt;br /&gt;
この作戦領域は、敵の占領地域ではないにせよ、勢力圏内&lt;br /&gt;
つまり活動あるいは影響のおよぶ範囲（テリトリー）内での作戦行動なのだ&lt;br /&gt;
彼らの目的が戦闘で達成されるものである場合は、テリトリー内の目標の排除→（非自営能力）部隊単位での殲滅に他ならない&lt;br /&gt;
攻勢は報復に限定される…撃退や警告などありえない&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;524&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2009/04/05(日) 12:08:28 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;そう言った目的での行動の前に、作戦行動の放棄や撤退行動は無意味と言える&lt;br /&gt;
だが中尉とその上官である作戦指揮所の少佐―――正確に言えばそのバックにいる人々だが―――はそういった状況に至るとは判断してはいなかった&lt;br /&gt;
戦闘それ自体が目的でない場合の交戦行動―――それがこの場合はありえるのだと考える&lt;br /&gt;
つまり戦術レベルでの戦闘で得られる何かを欲していない場合の行動だ&lt;br /&gt;
事実、戦術的な勝利・戦利を得る為の行動としては、あまり散発的かつ小規模、おまけに後が続かないもの―――いい加減で尻切れトンボだった&lt;br /&gt;
ではなぜか…？&lt;br /&gt;
ヒントとなるのは、むしろ戦闘の一方的な展開、圧倒的な攻撃と結末、それをもたらす敵の脅威の戦闘能力だ&lt;br /&gt;
この戦闘の原因はもっとミクロな、ほとんど“個”のレベルで発生したものなのだろう&lt;br /&gt;
要するに、何の特別な考えも持たず、短絡的に「邪魔だから」「邪魔になるから」を理由に排除したのだ&lt;br /&gt;
そこに何の戦術的意味もありはしない&lt;br /&gt;
運悪く接触した、と言うあまりにも報われない理由で彼らは死んでしまったのだ&lt;br /&gt;
無論、やつらがここにきたこと自体には目的があるはず―――十中八九、あの少女が目覚めたことによるとしか思えないが…&lt;br /&gt;
このように中尉は考えていたが、説明の必要は感じていなかった&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;525&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2009/04/05(日) 12:11:21 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「一階の分隊を二階に回して、二階の警備は四階の強化にまわすんだ、一階の警戒はこちらから行う」&lt;br /&gt;
「了解しました。何をしている、始めろ！」&lt;br /&gt;
「はっ！」&lt;br /&gt;
命令を受けると、少尉たちは今までの異論のことなど忘れて行動を始めた&lt;br /&gt;
相変わらず動揺と慄きがあるものの、その動きに迷いは感じられない&lt;br /&gt;
（……放って帰るわけにはいかん。可能な限りのものを回収して、残りは処分せねば―――）&lt;br /&gt;
中尉は施設全体を見渡すようにして睨みつける&lt;br /&gt;
（―――だが、うまくいくのだろうか…？）&lt;br /&gt;
あの少女は“何”を起こす―――した―――のか？&lt;br /&gt;
敵は“何”を仕掛けてくるのか？&lt;br /&gt;
あの男は、“何”の目的で着たのか？&lt;br /&gt;
それらがどのように関係し合い、どのような結果を出すのか…？&lt;br /&gt;
何れの答えも見えなかったし、見えることもないだろう&lt;br /&gt;
（……となると問題なのは、誰が生き残るか）&lt;br /&gt;
中尉は結論付ける&lt;br /&gt;
うまくいくのかは別として、兎に角あの二人の生存が最低条件であることに変わりは無いのだ…と&lt;br /&gt;
件の二人―――とくにあの少女の死は、作戦の失敗をデブリーフィングで告げられる機会すら、最悪の場合奪ってしまうのだから…&lt;br /&gt;
それにしても、あまり欲を張らずに兵力を集中させれば、貴重な兵士たちを失わずにすんだのではないか&lt;br /&gt;
中尉は作戦の内容と、上官たちの楽観的、ないしいい加減な状況の見方と行動に不満を感じ、より近づいて来る足音に気を病んだ・・・&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;526&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2009/04/05(日) 12:12:18 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;br /&gt;
・・・耳を押さえずに入られないような金属音が階段や通風管、壁や床の鉄筋を通じて施設中に響き渡っていた&lt;br /&gt;
階段には椅子やデスクが大量に積み上げられ、無数の指向性地雷と爆薬が仕掛けられる&lt;br /&gt;
非常階段含む、いくつかのドアにも機材などを凭れかけさせた上で、ワイヤーを巻きつけ、爆発物をセットしていた&lt;br /&gt;
これらバリケード材料は、中に何らかの資料が入っていないかと探し回った後に出たものだ&lt;br /&gt;
「サンダースとマリオ！　お前らはそこにあるものを持って下に行け！！　終わったら三階の資料室だ！！」&lt;br /&gt;
准尉は血眼になって紙の山を書き分けながら部下に指示を出す&lt;br /&gt;
「終わったらＣ４爆薬をセットしろ、燃焼剤（テルミット）も一緒にだ！」&lt;br /&gt;
工兵分隊が工具諸共引き裂かれたことから、地下での爆破準備は中止せざるを得なくなったが、地上階での爆破準備は引き続き行われていた&lt;br /&gt;
さらに敵の襲撃と言う状況も加わり、設置するものに地雷などを用いたトラップが追加された上に、制限時間は切り詰められている&lt;br /&gt;
状況は切迫していた&lt;br /&gt;
「急げ！……―――――」&lt;br /&gt;
このとき彼らは、敵がどの “型”であれ、通れる場所はかなり限定されるものだと思っていた&lt;br /&gt;
周囲は完全に囲まれているので窓からの出入りは無理だし、そもそも外部から近づくことすら出来るのか怪しい&lt;br /&gt;
となると待ち伏せか、人の通れる場所をものすごい速さで動き回っているかのどちらかだろう…&lt;br /&gt;
常識的な思考と言えたが、それが通用するかどうかはまた別問題だ&lt;br /&gt;
「―――――……？」&lt;br /&gt;
背後にズルリと言う威容に鈍い金属の擦れる音を聞いて、この階層の指揮を任されていた分隊長の曹長は振り向く&lt;br /&gt;
何もなかったが、何かがあった跡はあった&lt;br /&gt;
埃が少し、真新しい感じで壁や天井の辺りに付けられていたし、宙にも待っている&lt;br /&gt;
少し“来る”ものを感じて、曹長は手で鼻を覆う&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;527&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2009/04/05(日) 12:13:52 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;br /&gt;
ねち&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
奇妙な感触と音が、鳥肌を立たせた&lt;br /&gt;
あわてて手を離すと、どす黒いものが粘り気を持った液体とともに乗っている&lt;br /&gt;
唖然としていると、またさらに一欠けら、赤の混じった黄色い塊が零れ落ちる&lt;br /&gt;
脂肪か何かの塊だろう―――まず間違いなく生体組織だった&lt;br /&gt;
「うぁ……ぅ―――」&lt;br /&gt;
どこから落ちてきたのかと確かめようと顔をあげようとすると、出したくもないうめき声が自然と出て、眼がぐりんと裏返ったように視界が暗転する&lt;br /&gt;
曹長は自分の脳髄が零れ落ちたことに気づけなかった&lt;br /&gt;
同じ状況で気づける人間がいるかどうかも怪しいほどに、性格で精密で確実な一撃を、彼の頭上を滑っていく、少々埃っぽい黒い影は放ったのだ&lt;br /&gt;
「オードリー曹長！！」&lt;br /&gt;
一人の分隊員が崩れ落ちる曹長の手を掴む&lt;br /&gt;
力が加わってこないのならまだ分かる、その手は歪に開かれたまま硬直していた&lt;br /&gt;
（―――死んでいるッ！！）&lt;br /&gt;
とっさにそう判断して、ほとんど反射的に手を離すと、MP5PDWに手を掛け、フルオートにセットする&lt;br /&gt;
銃を構え、ふとダットサイトを覗き込むと、急に視界が曇る&lt;br /&gt;
何か遮蔽物でもあったかと、あわててサイトから眼を離すと同時に、首筋から力が抜ける&lt;br /&gt;
力を入れようにも、とっくに取れていた―――&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;528&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2009/04/05(日) 12:14:45 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
―――三階では、衛生兵が横たわる人形並みに美しい少女を、それこそ値打ち物の人形を扱うように治療している&lt;br /&gt;
彼女は病み上がりの体で、携帯電話で話すだけ話した挙句、倒れこんでしまった&lt;br /&gt;
元から弱りきっていたらしく、今の衰弱具合は酷かった&lt;br /&gt;
「特に以上はなかったが…」&lt;br /&gt;
衛生兵がぶつぶつと漏らしている&lt;br /&gt;
「早くしろ、すぐにでも出ないと危ないぞ」&lt;br /&gt;
「今動かしていいものか分からん」&lt;br /&gt;
手に持った注射器で強壮剤になる薬品を一本打ち込んで、衛生兵は立ち上がった&lt;br /&gt;
「精神的なものだろ、多分……脳に疾患があるとか、そんなところだな。動かすのは危険だと思うが」&lt;br /&gt;
「動かすんだ、待っててもお前以上のレスキューは来ないが、敵は来るんだぞ！」&lt;br /&gt;
少尉が衛生兵に命令する&lt;br /&gt;
周りを囲む数十人の兵士たちは、みな一様に動揺の色を示していた&lt;br /&gt;
「じゃあなにか、除細動機の代わりになるものがないといけません。せめて担架なり持ってこないと……大事な娘なんでしょう？」&lt;br /&gt;
「軍曹、代わりになるものを何かとって来させろ」&lt;br /&gt;
「はい」&lt;br /&gt;
少尉の横で、軍曹は一人の兵卒を使いに出した&lt;br /&gt;
「よし…その間は作業を―――」&lt;br /&gt;
「少尉ッ！！」&lt;br /&gt;
無線兵が血相を変えて、無線機を握り締めたまま、少尉の前に飛び出す&lt;br /&gt;
「何だ！？」&lt;br /&gt;
「こ、これを…！」&lt;br /&gt;
渡された無線機からは、泣き声のような悲鳴だけがぼんやりと漏れてきていた&lt;br /&gt;
自分の無線機からは聞こえていなかったが、何かの聞き間違いとは思えない、耳に残る声&lt;br /&gt;
「第4分隊ッ！　誰でもいい、出ろ！！」&lt;br /&gt;
誰でもいいと言う発言は、言うまでもなくすでに無線機の向こう側に、生存者がほんの僅かしかいないと分かっていたからされたものだ&lt;br /&gt;
ほんの僅か―――応答が無い事で、それすらも希望的な観測であるかもしれないと少尉は思った&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;529&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2009/04/05(日) 12:15:27 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「―――――ッ！」&lt;br /&gt;
中尉が無線兵以上に血相を変えてからだの向きを変え、指示を出そうとする少尉だったが、それはすぐに無駄になる&lt;br /&gt;
少尉の口が開くと同時に響いたのは、彼の怒鳴り声ではなく、バケツの水を零した様な音だった&lt;br /&gt;
《敵だァ！！！》&lt;br /&gt;
無線を通じた短い報告の後、階段のほうから悲鳴が聞こえ出す&lt;br /&gt;
どこかなど問いただすまでもない、それは上の階からこの階にやってくる途中、そこに立っている二人の兵士と遭遇したのだ&lt;br /&gt;
先の水音は、第4分隊員が下に逃げようとし来た所を、引き千切られたのだろう&lt;br /&gt;
「全員出るな！　ここで迎え撃つぞ！！」&lt;br /&gt;
「ここ」とは、彼のいる被験体の収容観察室八つが入ったシェルター上の区分のことだ&lt;br /&gt;
此処であれば、進入経路は正面一箇所しかなく、狭いので機動力も殺せる&lt;br /&gt;
火力も集中させられるし、なにより兵を動かしている状態や、分散した状態を叩かれたくなかった&lt;br /&gt;
「外にいるものは下手に動くな、下から来る応援を待て！！」&lt;br /&gt;
少女のいる部屋から、衛生兵含め、全員が飛び出す&lt;br /&gt;
唯一の扉は、通行しやすいように目いっぱいに開かれていた&lt;br /&gt;
幅は約3メートル、高さは背の高い人間がとると余り余裕がない程度&lt;br /&gt;
中に入ると少し広くなり、若干の機材が置かれていたり、ボードが掛けられたりもしていたが、それらは手早く撤去された&lt;br /&gt;
そこに並ぶ二十五個の銃口―――内約は5,56mmと7.62mmの自動小銃計十二、9mmの短機関銃が四、十番ゲージの散弾銃と40mm連装擲弾銃が二に、M203など五つが加わる&lt;br /&gt;
機材横や出っ張った壁際にいる四人が匍匐、六人が膝立ちになり、残りの十人はフルオートで強装徹甲弾を撃ちまくれる様にと、前屈みに立つ&lt;br /&gt;
サイトを覗き込む者もいるが、腰溜めに近い形や、銃を横に倒したり、方に押せたりしたCQB時の構え方をするものが過半だ&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;530&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2009/04/05(日) 12:17:55 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;舌なめずりするほどの余裕も、汗に気を使うほどの感覚もなかった&lt;br /&gt;
ただ目の前の四角い空間に全てを注いでいた&lt;br /&gt;
「一斉にだぞ……前列は無理に当てようとしないで、適当にばら撒け…！」&lt;br /&gt;
軍曹が押し殺した声で指示する&lt;br /&gt;
その横で少尉は、今にも死にそうな様子で転がっている少女の様子を伺う&lt;br /&gt;
（そういえば、コイツが意識を失ったタイミングは……）&lt;br /&gt;
何か今起こっていることと因果関係がないともいえないな―――と、乱れた黒髪を目で追いながら考えていた少尉は、異変に気づく&lt;br /&gt;
すぐ横にいる軍曹の息遣いが、聞こえなくなった&lt;br /&gt;
興奮しているがために、落ち着いた、一定のリズムの深い呼吸が聞こえていたのだが、まるでそれがしない&lt;br /&gt;
「………な…ぁ」&lt;br /&gt;
軋む様な首を、必死の思いで振り向かせた少尉は、そこにいるものに目を奪われる&lt;br /&gt;
このとき黒い影のようなものは、“視えなかった”―――&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;531&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2009/04/05(日) 15:42:27 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
―――「ヘルナンデス」こと得体の知れぬ国連派遣武官は、実を言うと空軍の志望だった&lt;br /&gt;
彼の父方の家計は代々軍人で、彼の父と祖父は、二人とも爆撃機に乗って、各地を飛び回ったことが進路を決めるにいたった理由だ&lt;br /&gt;
まして父の乗ったB-52が未だ現役であったとなれば、それに憧れずに入られなかった&lt;br /&gt;
だが父や祖父と同じ爆撃機乗りになるには、いろいろと素質が合わないことを聞かされて進む道を変え、挙句に今の怪しげなコースに進んでしまった&lt;br /&gt;
まるで命の危険がなく、まして今の米軍では、そもそも前線に出ることもほとんどない様に思えた整備兵などという職に就く気には、到底なれなかったのだ&lt;br /&gt;
実を言うと、彼の祖父も父も、爆撃機に限らず、あまりパイロットには向かなかった&lt;br /&gt;
かれらがなぜ乗れたかと言えば、その特異な“眼”―――正確に言えば、色素細胞の数にある&lt;br /&gt;
空に溶け込む微細な点―――ドイツ軍や日本軍の迎撃機を、普通の人間の目では見つけられなくとも、“色覚”への依存が少ない彼らは見つけられる場合があった&lt;br /&gt;
彼の父や祖父は、目の錐体細胞が一種類しかなかった&lt;br /&gt;
長波長の推戴視物質の遺伝子の重複が発生する以前の哺乳類ですら、二種類があったが、さらに一種類少ない&lt;br /&gt;
彼の一族は、全てにおいて他人とは違う見え方をした&lt;br /&gt;
それが彼の祖父が、爆撃機の機関銃座などで敵機を警戒するにいたった理由だ&lt;br /&gt;
さまざまな索敵技術の発達でその価値は下がったが、父はただ純粋に、運と努力が祖父以上だったので爆撃機にも乗れた&lt;br /&gt;
しかし彼の場合、残念なことに少しばかり運がなかった&lt;br /&gt;
何はともあれ、彼の眼は他人とは違う見え方をする―――それは必然的に、大多数には見えぬものが見えることを意味した&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;532&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2009/04/05(日) 15:43:48 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「リンゴを―――知恵の実を食ったか知らないが……―――」&lt;br /&gt;
報告を兼ねていることにも出来る…つまり、音声記録に残ってもかまわない、個人的な感情を口にしつつ、足元の死体を足蹴にする&lt;br /&gt;
横たわる二等兵のすぐ横で、ヘルナンデスもうつぶせになった&lt;br /&gt;
ペイロードライルは、目の前の壁に向けられる&lt;br /&gt;
グリップを握り締め、引き金に指を掛ける&lt;br /&gt;
高価な照準機を覗き込む必要はない―――かれは、目の前に置いた形態からの映像をもとにタイミングを計り、頭の中の空間図で位置を特定した&lt;br /&gt;
「―――お前はただの魔女だ、試験紙め……」&lt;br /&gt;
引き金を絞り始めると、携帯から銃声と炸裂音が聞こえてくる&lt;br /&gt;
無数の銃口は、やっとの思いで引かれたらしい&lt;br /&gt;
上げながらでなければ引けなかったらしい悲鳴は、すぐにただの断末魔に変わりだした―――&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;533&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2009/04/05(日) 15:44:45 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
―――少尉たちは一心不乱に、そこに銃弾を叩き込んだ&lt;br /&gt;
始めは余所見をしていた少尉だった&lt;br /&gt;
彼だけは視線を動かしていたので、それが視えた&lt;br /&gt;
その黒い影が兵士たちの目に映りながら、視えなかったのは、いわゆる錯覚によるところがあったのだ&lt;br /&gt;
その異常な状況と、狂気的な作用を及ぼす存在を前にした人間の、精神的な異常だけではない&lt;br /&gt;
体組織のごく表層、皮膚の表面の構造を変化させ、人の頭で捉えにくくするのは、“それら”の技術と構造と思考能力からすれば容易なことだ&lt;br /&gt;
脳の性能のせいで、止まっているというだけでろくに視えない上に、盲点に入るなど眼の問題で見えない場合もある&lt;br /&gt;
揺らめくような七色の外側にまでグラデーションの広がりを持つ構造色と、滑った金属とも非金属ともつかぬ質の光沢と質感&lt;br /&gt;
光を浴びてなお、暗闇のようにぽっかりと沈んで見えると同時に、自身で光を出しさえする影との境界が判らなくなりそうな黒&lt;br /&gt;
その全てが目と脳を誤魔化した&lt;br /&gt;
一度捕らえられたが最後、狂ったように釘付けになった眼は、震えるような運動をやめる&lt;br /&gt;
視野は狭くなり、その状態では静止する物体はぼやけて消えてしまう&lt;br /&gt;
移らないので見えない―――解らないので視えない&lt;br /&gt;
ただそれには手順もあったし、全てに同時に効果を発揮できるとも限らなかった&lt;br /&gt;
余所見をしていた少尉が、理性的で冷静な対応を出来ないまでも引き金を引けたのはそれが幸いした&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;534&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2009/04/05(日) 15:46:33 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「ああああぁぁああぁ―――――！！」&lt;br /&gt;
言葉を口にする思考の余裕もなかった&lt;br /&gt;
銃弾が弾け、擲弾が炸裂する&lt;br /&gt;
どれも有効打どころか、打撃と言えるものにすらなっていなかった&lt;br /&gt;
40mm擲弾は、成形炸薬弾が直撃さえすれば多少なり効果はあっただろうが、掠めるか通常の対人榴弾が至近で炸裂するか、運良く直撃するだけ&lt;br /&gt;
まして銃弾は万に一つも効果はなく、全て当たっても跳ね返るか潰れて落ちる&lt;br /&gt;
発砲された弾薬のうち、これら無意味な命中弾以外の多くは避けられるか、“外され”、壁一面をコンクリートが剥き出しの状態にした&lt;br /&gt;
圧倒的な存在がいることを、狂っているが、もう鈍ってはいない兵士たちの脳が認識する&lt;br /&gt;
未だに感覚的にはそれが敵であることを掴みにくい&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
バキン&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
鋭い金属音かプラスチック音がして、粘った水音がそれに続く&lt;br /&gt;
兵士たちは銃器を含めた装備ごと、ただの一撃で引き裂かれる&lt;br /&gt;
随分と軽い一撃は、何かに配慮してのものだろうか？&lt;br /&gt;
困ったことに、軽い反面つぎの一撃が繰り出される速度は、そう考える間も与えぬ勢いだった&lt;br /&gt;
四秒弱で二十人の兵士は全員、首から上を潰された上で、縦か横に裂かれる&lt;br /&gt;
粉々と言うほどではないにせよ、挽肉と何処だか分からない部位の塊にされた兵士たちの体は、薬莢の散らばる音が聞こえなくなるほど分厚く床を覆う&lt;br /&gt;
血とペーストの海に、ちらほらと服やアーマープレートなど装備の切れ端の着いた小島が浮かぶ&lt;br /&gt;
天井に吹き付けられた血が滴り始めた&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;535&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2009/04/05(日) 15:47:39 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;黒い影は、決して悠然とではなく、撥ねたり奔ったりこそしないが、急いている&lt;br /&gt;
警戒しつつも急ぎ歩を進めねばならない理由があった&lt;br /&gt;
少女の横たわる部屋の目の前まで近づいたところで、壁面の一部が盛り上がる&lt;br /&gt;
表面の壁材がひび割れ、一部が飛び散り、その下にある分厚い均質圧延装甲の極々一点に強烈な力が加えられ、歪んだ&lt;br /&gt;
これが理由だった&lt;br /&gt;
黒い影はその穴のすぐ横にまで二歩ほどで移動する&lt;br /&gt;
盛り上がった壁が、さらに盛り上がる&lt;br /&gt;
壁材が砕け散り、延びきった装甲は弾けてしまう&lt;br /&gt;
その孔から円錐形の物体が僅かに頭を除かせ、さらにそれもはじけたかと思うと、飛び出してきたのは、強烈な焔だった&lt;br /&gt;
焼夷徹甲弾の強力な燃焼効果は鋭い扇状に広がりつつ前進し、瞬く間に黒い影に激突する&lt;br /&gt;
“火”は、そのもっとも純粋な姿でもない限り、黒い影を殺すことは出来はしなかったが、ヒトを殺すには十分すぎる&lt;br /&gt;
燃焼効果が収まり、燃えカスの雲が視界から薄れていくころには、すでに孔の向こうに射手はいなかった&lt;br /&gt;
25×59BmmNATO弾二発で掘られた孔は、ちょうど横たわる少女の目の前に開いていた―――&lt;/dd&gt;
&lt;/dl&gt;&lt;dl&gt;&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;624&lt;/font&gt;&lt;/a&gt; 名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt; &lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt; 投稿日：2009/08/02(日) 23:31:50 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;―――ヘルナンデスは、狙撃における鉄則に拠って、すぐさま移動を開始していた&lt;br /&gt;
走りながら弾倉を交換、薬室に装填&lt;br /&gt;
ほぼワンオフ・モデルの高価な照準機器を調整―――といっても動作確認程度&lt;br /&gt;
携帯には、後どれくらいで頭上にあるものが通り過ぎるかと言う“タイムリミット”と、相変わらず監視カメラからの映像が写されている&lt;br /&gt;
そこにいる黒い影…もとい、地球外起源生物群探査科未確認軽量属小型種が口のようなものを開く&lt;br /&gt;
「接続したか……」&lt;br /&gt;
映像を見て呟く声には、「しめた」という感じの脈動があった&lt;br /&gt;
映像に音声はなかったが、割り込むような電子音が響く&lt;br /&gt;
携帯の着信音は、すぐに停止した&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a name=&quot;a625&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a626&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a627&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a628&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a629&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a630&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a631&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a632&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a name=&quot;a633&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;625&lt;/font&gt;&lt;/a&gt; 名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt; &lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt; 投稿日：2009/08/02(日) 23:33:09 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;br /&gt;
“座標送信開始”&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
表示されている文字を見て、確信する&lt;br /&gt;
終わった&lt;br /&gt;
敗退ではなく、待っているのは勝利&lt;br /&gt;
少なくとも個人的な意味では、勝利の条件は達成されるだろう&lt;br /&gt;
あの魔女を殺す&lt;br /&gt;
接続中にコードを引き千切る&lt;br /&gt;
後は野となれ山となれだ&lt;br /&gt;
あの悪魔も地獄に帰るだろう、腹いせに人間の魂を持っていくこともなかろう&lt;br /&gt;
足取りは重い&lt;br /&gt;
軽快に動こうにも、彼の装備重量はその体重の八割に上る&lt;br /&gt;
強力な反動を殺すための措置でもある&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
ガンガンと、地団駄でも踏むかのような音&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
重力任せではなく、足の筋肉で体の重心の上下を出来る限り滑らかにするように地面を蹴り付ける&lt;br /&gt;
重量150kgほどもある人間が体を痛めないためには必要だ&lt;br /&gt;
せいぜい早足程度なのに、その足音は全力疾走しているときより重みがある&lt;br /&gt;
足元には兵士の亡骸は水音でそれに答えた&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;626&lt;/font&gt;&lt;/a&gt; 名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt; &lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt; 投稿日：2009/08/02(日) 23:35:30 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;〈―――退け、退けぇ！〉&lt;br /&gt;
その一部と交じり合った無線機が、本来の一割程度の弱弱しさで、スピーカーを振動させる&lt;br /&gt;
呼びかけがないのは、生存者が居ないと踏んでのことだろう&lt;br /&gt;
もう、下の階の兵士たちも上がって来ることはなさそうだ&lt;br /&gt;
角を曲がり、銃を構える&lt;br /&gt;
先進反動吸収機構に矢印型のマズルブレーキ、巨大なFCS内臓のスコープ&lt;br /&gt;
重量は優に8kgはあったが、扱いは軽々としている&lt;br /&gt;
向かって左側の壁に無数の弾痕と、手榴弾程度の爆発物が炸裂した痕が見受けられた&lt;br /&gt;
右側には分厚い均質圧延装甲とコンクリートの壁に設けられた扉&lt;br /&gt;
銃口は徐々に手前に広がっていくその中の通路に沿って動く&lt;br /&gt;
ぼろぼろの壁に背をこすりつけながらその中を覗く眼は、充血していた&lt;br /&gt;
熱くなった視界に、ふと現れる、黒い穴&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
居た&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
ただ呆然とそこに在る“何者か”&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
ただそこに在るだけで、下手をしたら存在論云々にまで達する超越的な構造の垣間見と、超常的な破綻を齎しかねない“来訪者たち”を、その程度でも認識できれば十分すぎる&lt;br /&gt;
考えてみれば、外宇宙からやって来た―――と言うだけでも、その存在は人間―――これは、“現行の”と限定されるかもしれないが―――が捉えることの出来る範疇を超えるのだ&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;627&lt;/font&gt;&lt;/a&gt; 名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt; &lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt; 投稿日：2009/08/02(日) 23:37:39 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;br /&gt;
「Demonio…,（悪魔め…）」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
呟きながら、ホルスターに納まっている拳銃を引き抜く&lt;br /&gt;
片手で拳銃を構えるのはいいとして、もう片方の手だけでペイロードライフルを完璧に保持していることは、彼がやって見せるほど楽ではない&lt;br /&gt;
一歩前に踏み出し、射撃&lt;br /&gt;
銃弾は影に飲まれ、弾ける&lt;br /&gt;
光を99%以上の効率で吸収あるいは透過する状態へと替わっている“それ”の装甲表面には、傷ひとつ付いていない&lt;br /&gt;
さらに踏み出し、射撃&lt;br /&gt;
同じように、影の足元に拉げた鉛球が転がるだけで、何の変化も起きない&lt;br /&gt;
さらに一歩一歩進み続け、射撃をそのたびに繰り返す&lt;br /&gt;
ただ距離だけが縮まる&lt;br /&gt;
いよいよ銃を突きつける段階まで接近したところで、弾装は空になり、拳銃を戻しライフルを構える&lt;br /&gt;
引き金には指も掛けず、まずしたことは、目の前の影を足蹴にすることだった&lt;br /&gt;
壁に凭れ掛かりながら、片足で影を蹴りだす様にして体を固定し、銃口を影に向ける&lt;br /&gt;
もっとも弱い―――といっても極めて相対的な―――部位、あるいはそう呼ぶには小さすぎる1cmもない一点を探る&lt;br /&gt;
すでにある程度判明していたその一点を見つけるのには、さほどの苦労はなかった&lt;br /&gt;
問題は、その一点の状態や、果ては位置まで、“それ”には自在に操れた&lt;br /&gt;
仕様の変更次第では、25×85mm弾に数倍する重量の砲弾をどこからどう受けても、機能に障害を来さぬ様にする事も容易い&lt;br /&gt;
幸い、これはそのような個体ではなかったが、少なくとも、この一点をどのように突くか、と言うことに関していえば、相当難度は高い&lt;br /&gt;
なにも、それらは形態によってのみ、左右されるのではないのだ&lt;br /&gt;
姿勢と態勢、若干の体制の差異からして、要求される射角は、敵の脊椎に対してほぼ直角でなければならず、その為には自分もそれ相応の体勢をとらねばならない―――&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
―――故に、このような位置に付くことになった&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;628&lt;/font&gt;&lt;/a&gt; 名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt; &lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt; 投稿日：2009/08/02(日) 23:38:20 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;ほぼゼロ距離で狙い澄まされた一撃が、爆音とともに加えられる&lt;br /&gt;
ただ、直角と言うには、浅すぎる&lt;br /&gt;
一撃で打ち抜くにはあまりに強固過ぎる外皮に対して、まず撃ち込まれたのが対戦車榴弾であった事がその理由だった&lt;br /&gt;
砲弾の初速とは比べ物にならぬスピードで生み出される擬似流体化したタンタルとその他燃え残りのカスが、出来る限り自分以外の方向へ飛ぶようにしての配慮&lt;br /&gt;
これを合計五回も繰り返し、弾倉を交換する&lt;br /&gt;
むせ返るような爆煙が視界を遮ったが、目的が達成できた事はすぐに分かった&lt;br /&gt;
漸く装填された徹甲弾を、理想の角度で叩き込むべく、さらに黒い小山を登る&lt;br /&gt;
黒住が落ち、今までとは違う、乾いた感じの金属光沢は、徐々に粘り気を帯び始めていた&lt;br /&gt;
引き金を引くのと同時にそれらの視覚情報は、また入手不可能になる&lt;br /&gt;
通路中に広がるブラスト&lt;br /&gt;
五発連続で打ち込まれた砲弾は、しかしそのほとんどの威力を磨り減らされ、防ぎきられていた&lt;br /&gt;
“軟らかい鉄”のカバーは命中と同時につぶれて弾け、ダングステンの弾芯も多くが先端から砕けるか折れた&lt;br /&gt;
それでも、硬質組織の隙間を縫って、小指ほどに食い込んだ弾芯によって、強固な真被に対し、無事に突破口を開く事が出来た&lt;br /&gt;
垣間見える筋肉組織は、決して一律ではなく、最も効率的な成果を上げられるよう、最小単位の一個一個が独立して蠢動していた…&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
吐き気がする&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
不思議と畏怖や恐怖ではなく、こみ上げる感情は嫌悪だった…&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;629&lt;/font&gt;&lt;/a&gt; 名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt; &lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt; 投稿日：2009/08/02(日) 23:40:44 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;br /&gt;
これでは、凶悪なまでに頑丈な複合装甲じみた皮膚とその下の組織、そして身体構造全体での完全性に対して出来た穴は、やはり完璧な修復・補整機構によって埋められ始める&lt;br /&gt;
引きずり込まれそうな、不気味な振動か揺らめきから、目を逸らすように腰を落としている途中、ヘルナンデスは、それに気が付いた&lt;br /&gt;
さらに次の弾装を装填&lt;br /&gt;
打撃を与えるべき機関に、砲弾が届くように、照準器を覗き込みながら必死に計算をする&lt;br /&gt;
マウントされた機器は期待された機能を果たさなかったので、己の頭脳によってだ&lt;br /&gt;
またしても、続けざまに徹甲焼夷・徹甲榴弾が交互に打ち込まれた&lt;br /&gt;
純粋な徹甲弾に劣る貫通力しか持たぬこれらの弾種では、当然一発で深く突き刺さる事はない&lt;br /&gt;
前の弾が炸裂して造った道を、継ぎの弾が突き進んで、炸裂&lt;br /&gt;
今のところ目立った効果を挙げないこれらの攻撃を続けるのは、無論考えがあってだ&lt;br /&gt;
最後にはとうとう一時的かつ限定的な機能不全を起こすだけの打撃を与える事に成功するであろうと、ヘルナンデスとその上司、彼らに学術的見地から助言した人々は考えていた&lt;br /&gt;
最高の頑丈さと耐久力を併せ持った“それ”のなかで、超の付く精密機器に当たる部位は、その予想通り不調に陥り、自主的に沈黙せざるをえなくなったようであった&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;630&lt;/font&gt;&lt;/a&gt; 名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt; &lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt; 投稿日：2009/08/02(日) 23:44:23 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;ヘルナンデスは、最後の弾倉に手を出して、しばらく警戒を続ける&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
何もない&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
これが効果がなかったことを意味するかと言えば、むしろ逆だ&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
これだけのことをして、何の反応もないのであれば、目的は達成できたのだろうと、やっと納得できた彼は、大きく一呼吸すると、そのまま影から転げ落ちた&lt;br /&gt;
ライフルは投げ出され、それを持っていた両腕は、しばらく使い物にならないレベルまで痛めつけられていた&lt;br /&gt;
もっとも悲惨だったのは、あるいは両足かもしれない&lt;br /&gt;
そこには弾けた砲弾の破片や熱風が容赦無く押し寄せた痕跡があった&lt;br /&gt;
幾つかの防弾装備で固められてはいるが、常人の精神力では、歩行には使えないだろう&lt;br /&gt;
額にふつふつと脂汗が浮くが、すぐにそれも引いて、ホルスターから再度拳銃を抜き出し、これの弾倉も交換する&lt;br /&gt;
がくん、と黒い標的は、ある部分の―――これを口にたとえれば、その下あごに当たる部位を力なく垂らす&lt;br /&gt;
あわてて銃口をそちらに向けるが、その必要は特に無さそうだった&lt;br /&gt;
目のような球体も少し傾きながら下垂し、何か粘りのある金属光沢を持った物質が、じんわりと滲んで、“蠢いている”ように見えただけだった&lt;br /&gt;
考えられない不条理と狂気を撒き散らしていた“それ”は、ただ理屈でしか恐怖できぬ影に成り下がったように見えた&lt;br /&gt;
地球外起源生物は、今のところ失神か睡眠に近い状態に陥っている&lt;br /&gt;
「…片付いた」&lt;br /&gt;
開いた携帯に向かって、そのままの姿勢でつぶやくと、何事もなかったように立ち上がって、幾分か黒さが鈍った影の脇を通り過ぎる&lt;br /&gt;
それが向いていた先にあるものに、彼は銃口を向けた&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;631&lt;/font&gt;&lt;/a&gt; 名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt; &lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt; 投稿日：2009/08/03(月) 00:17:45 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「―――Qu？ puta…,（売春婦が）」&lt;br /&gt;
先ほどとは打って変わった感情を漂わす無表情で、その少女を見据えていた&lt;br /&gt;
「毎回、それの意味が分からないな…」&lt;br /&gt;
壁に体を預けて、両手両足を力なく投げ出しているものから響く、愛らしい囀り&lt;br /&gt;
顔中に傷が付いて、血を流している少女は、笑っていた&lt;br /&gt;
その発言と表情、どちらのせいでそういう行動に出ようと思ったかは微妙なところだが、ヘルナンデスは目にも留まらぬ勢いで、彼女を蹴りつけた&lt;br /&gt;
「………あ゛…」&lt;br /&gt;
いくつかの傷口が拡がって、血液が飛沫となってとぶ&lt;br /&gt;
また蹲るが、すでに苦痛を表情に表すことすらしなかった&lt;br /&gt;
何の変化もなく、ついさっきと変わらぬ状態で立ち尽くす男をまえにして、彼女は笑みを崩さない&lt;br /&gt;
「……お前は何度人生を再版した？」&lt;br /&gt;
銃を下ろしながら、忌々しげに質問するヘルナンデスは、携帯を手に取る&lt;br /&gt;
「熱力学的な平衡状態を獲得するまで―――」&lt;br /&gt;
即答する少女は、笑みを消した&lt;br /&gt;
「―――…永劫回帰さ、それをさらに永劫回帰する……“新規”に相当する部分がその内どの程度かは知らないけれど」&lt;br /&gt;
「………」&lt;br /&gt;
一言もしゃべらず、携帯を操作するヘルナンデスには、ついさっきまでとは違って、まるで忌々しげな乱暴さがない&lt;br /&gt;
携帯は、どこかの誰かとの通話を始めた&lt;br /&gt;
「……―見てのとおりです。終わりました―」&lt;br /&gt;
それだけ告げて、すぐに回線を切る&lt;br /&gt;
表情と声は、毎回携帯から出る一種類だけの電子音と同じく変化はまるでない&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;632&lt;/font&gt;&lt;/a&gt; 名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt; &lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt; 投稿日：2009/08/03(月) 00:25:50 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;「……さぞかし重宝されるだろうな―――」&lt;br /&gt;
「それ相応に」&lt;br /&gt;
同じような表情をした二人が、ほんの少しの間目を合わせる&lt;br /&gt;
暫しの沈黙&lt;br /&gt;
そうするうちヘルナンデスは、少女の目がいつの間にかまともに焦点すら定まっていないことに気づいた&lt;br /&gt;
その焦点が徐々に定まりだしたとき、彼はそれが自分より後ろにある何かに合わさっていると悟る&lt;br /&gt;
「―――！？」&lt;br /&gt;
振り向いたヘルナンデスは、広がる光景になんら違和感がないことに気づいて、慌てた&lt;br /&gt;
そこには、この地球上にあるものとは、人の想像できるものとはまったく異質の存在など、“まるで感じなかった”&lt;br /&gt;
感じない―――が、確実にそこにはそういったものが存在するか、あるいは存在していたのだ&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;633&lt;/font&gt;&lt;/a&gt; 名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt; &lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt; 投稿日：2009/08/03(月) 00:27:47 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;br /&gt;
いないのか、いるのに見えないのか&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
今までにない、無駄な勢いでもって、放置してあった頼みの綱を拾い上げる&lt;br /&gt;
何事もないかのように金属質な反射光を放つそれを、しっかりと構えると、自分のやって来たほうへ銃口を向ける&lt;br /&gt;
日が差しにくいにしても、妙に暗すぎるのではないかと言う程度の違和感を受けると同時に、照準器に目をやる&lt;br /&gt;
一連の機器から打ち出されたレーザーは、検出が困難なほど弱まった後で反射し、その距離は推定で8ｍとされている&lt;br /&gt;
だが、ここから突き当たりの壁までは、10ｍを超える距離があるはずだった&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
そんなに慌てて何処へ行く？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
余裕のある無表情で、引き金を引く&lt;br /&gt;
少な目の装薬で撃ちだされた空中炸裂信管付きの砲弾は、レーザーの反射を頼りに、標的数m手前で破裂&lt;br /&gt;
特殊な炸薬の配置によって加速する形で飛び出した十数本のタングステン製の“矢”は、適度に拡散しながら突き進み、弾けた&lt;br /&gt;
無論自発的にではなく、たいした厚みはないが比例の無い受動的かつ能動的な標的の装甲と防御によって、弾かれたのだ&lt;br /&gt;
何かが、流れる水か、うねる蛇のようにして、渦巻く&lt;br /&gt;
続けて発射される砲弾も、その流れとうねりに阻まれた&lt;br /&gt;
例に拠って、五発続けて撃ち込まれた砲弾は、例に拠らず、まったくの打撃を与えられずに朽ちる&lt;br /&gt;
やれやれとばかりに、標的はゆっくりと遠のく&lt;br /&gt;
一段落付いた様子のヘルナンデスは、あたりに充満する血と汚物と硝煙の臭いに眉を顰める&lt;br /&gt;
後には無数の金属片が増えただけで、また別段変わったところもない風景が広がっていた・・・&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;/dl&gt;    </description>
    <dc:date>2009-09-15T11:21:19+09:00</dc:date>
    <utime>1252981279</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/alien_attack/pages/13.html">
    <title>その他ログ</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/alien_attack/pages/13.html</link>
    <description>
      
&lt;dl&gt;&lt;dt&gt;名無し上級大将 ◆80fYLf0UTM氏その他のSS本編以外のログの保管場所です。&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;
&lt;hr /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;388&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し三等兵&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;投稿日：2007/01/26(金)
16:43:22 ID:???&lt;br /&gt;
「こちらエコー４、前方に生存者確認！」&lt;br /&gt;
「こちらＨＱ、エコー４救出しそのまま撤退しろ」&lt;br /&gt;
「了解！よし、急ぐぞ」&lt;br /&gt;
「こちらエコー９、前方２ｋｍに生存者確認！市警の連中だ！」&lt;br /&gt;
「こちらＨＱ、エコー９、その周辺でＥＯＬＴが多数確認されている、危険だ！」&lt;br /&gt;
「こちらブラボー６、ＥＯＬＴ確認、接近してくる！！」&lt;br /&gt;
「ブラボー６、危険だ、急いで後退・・・」&lt;br /&gt;
「ＥＯＬＴと接触、お、応戦します！！」&lt;br /&gt;
「だめだ！刺激するな、後退・・・」&lt;br /&gt;
「PAPAPAPA・・・だ、だめだ・・・DAMDAM・・・く、来る・・・」&lt;br /&gt;
「こちらタンゴ２、ブラボー６救援の許可を請う」&lt;br /&gt;
「こちらＨＱ、だめだ、放置して後退しろ」&lt;br /&gt;
「・・・了解」&lt;br /&gt;
「ハンヴィーが、たのむ、助けてくれ！NO！AHAHHHHH！！」&lt;br /&gt;
「こちらブラボー４、生存者がＥＯＬＴに襲われた！救援許可を！」&lt;br /&gt;
「こちらＨＱ、許可する、ただし発砲はするな」&lt;br /&gt;
「しかし、殺されるぞ！」&lt;br /&gt;
「君達が殺されるだけだ、発砲の必要がある場合は後退しろ」&lt;br /&gt;
「Fuck！」&lt;br /&gt;
「こちらアルファ５、隊員の一人が発砲した！敵が向かってくる！ヘリを・・・AHHHHHHHHHH！！」&lt;br /&gt;
「こちらＨＱ、どうした、応答しろ」&lt;br /&gt;
「タンゴ２、後退完了、防御陣地の内側だ・・・助かった・・・」&lt;br /&gt;
「こちらブラボー１、タンゴ２、そっちにＥＯＬＴが向かっているぞ！」&lt;br /&gt;
「早い・・・早い！信じられないスピードだ！」&lt;br /&gt;
「なに？どこから来る！数は！！」&lt;br /&gt;
「９時の方向、数は２０前後・・・車両で追ってるのに追いつけない！！」&lt;br /&gt;
「９時！？どっちからみｔ・・・き、着た！Shoot！ Shoot EOLT！」&lt;br /&gt;
「やめろ、急いで後退しろ」&lt;br /&gt;
「AHHHHHHHH！！」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
((解説))：「これまでのお話 その１」の&amp;gt;&amp;gt;375-376の間の出来事&lt;span style=&quot;font-size:10pt;color:rgb(255,255,255);font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;、&lt;/span&gt;米軍の交信記録だと思われます。&lt;/dd&gt;
&lt;/dl&gt;&lt;dl&gt;&lt;dd&gt;
&lt;hr /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;/dl&gt;&lt;dl&gt;&lt;dd&gt;さすが大統領、一声で海兵隊だって自由に動かせるぜ&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
ロシアだと更に酷い事になりそうだな&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
103 ：&lt;a href=&quot;mailto:???&quot;&gt;&lt;strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し三等兵&lt;/font&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/a&gt;：2007/04/18(水) 03:21:54 ID:kLfDlNUC&lt;br /&gt;
その頃中国人は野菜を作っていた&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
104 ：&lt;a href=&quot;mailto:???&quot;&gt;&lt;strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し三等兵&lt;/font&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/a&gt;：2007/04/18(水) 04:06:41 ID:???&lt;br /&gt;
そのころ日本人は延々と続くEOLTの特番を見ていた&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
105 ：&lt;a href=&quot;mailto:???&quot;&gt;&lt;strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し三等兵&lt;/font&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/a&gt;：2007/04/18(水) 04:09:02 ID:???&lt;br /&gt;
その頃韓国はEOLTの起源がウリナラであることを説いていた&lt;/dd&gt;
&lt;/dl&gt;&lt;dl&gt;&lt;dd&gt;((解説))：ジョーク交じりなのだろうが、たぶん実際こんな感じ&lt;/dd&gt;
&lt;/dl&gt;&lt;dl&gt;&lt;dd&gt;
&lt;hr width=&quot;100%&quot; size=&quot;2&quot; /&gt;
159 ：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;&lt;strong&gt;名無し上級大将&lt;/strong&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;：2008/08/11(月) 14:29:51
ID:???&lt;/dd&gt;
&lt;/dl&gt;&lt;dl class=&quot;thread&quot;&gt;&lt;dd&gt;冷戦に似た国家間の対立を作り上げ、不可解な米ロおよび先進各国の軍拡その他に対するカバーストーリーとして…&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
などと言う話が一年前辺りにあったことにしようかと思えば、グルジアに日々の悪行を悔い改めさせるべく、ロシア軍の精鋭たちが(ry&lt;/dd&gt;
&lt;/dl&gt;&lt;dl class=&quot;thread&quot;&gt;&lt;dd&gt;((解説))：ネタバレと言うか、後付と言うか、一年前云々に関する話&lt;br /&gt;
グルジア紛争もこっちの世界では（ｒｙ&lt;br /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;/dl&gt;    </description>
    <dc:date>2009-03-26T05:39:18+09:00</dc:date>
    <utime>1238013558</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/alien_attack/pages/18.html">
    <title>”謎”考察</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/alien_attack/pages/18.html</link>
    <description>
      
&lt;p&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;ここでは、本編・サイド中に出てきた、謎や疑問についての考察、もとい各種ネタバレや名無し上級大将自身が垂れ流した有象無象をまとめます&lt;br /&gt;
スレッド内で出た計算式でも何でも、書きたければ書いて下さい&lt;br /&gt;&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;所謂「回収する気もない伏線」とか言わない&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;&lt;p&gt;&lt;font size=&quot;4&quot;&gt;「ＥＯＬＴ（extraterrestrial origin living thing）とはなにか？」&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font size=&quot;4&quot;&gt;　&lt;/font&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;font size=&quot;3&quot;&gt;「ただの資源採集ユニット」&lt;/font&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
・作中で研究者たちが述べたように、ただの資源回収ユニットで、特に意味はないのでは？&lt;/font&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/font&gt;&lt;br /&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;・ただ、資源採集と、採集した資源の持ち帰りだけが目的だけにしては、行動に無駄が多い&lt;/font&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;br /&gt;
（特に、資源採集用に使用すると思われる科が見当たらない）&lt;/font&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;font size=&quot;3&quot;&gt;　「フォン・ノイマン型式の大規模な探査機」&lt;/font&gt;&lt;br /&gt;&lt;/font&gt;&lt;br /&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;・目的は不明だが、何らかの調査目的で着た可能性もある&lt;br /&gt;&lt;/font&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;現に、そういった目的に合わせた個体が多い&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
・構造体に資源採集・精製用プラントとしての機能が備わっているのも、自分を複製するためだけのもの&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;・衛星軌道上で地球を観察・警戒した結果、落下地点や降りる惑星を変更しているなど、資源採集などの目的にそぐわない様な行動をとってもいる&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;・少なくとも調査活動はしている&lt;br /&gt;
対人類電子（脳に直接何かするような描写もあったが）諜報活動などに特化した種まで出現した&lt;br /&gt;&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font size=&quot;3&quot;&gt;　「なんらかの施設（ダイソン球のような発電施設など）を建造する」&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;・この辺りが正解らしい&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;・完結系を作った後に余剰エネルギーや資源を発送する、と言ったところか&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;・某学者の文明タイプで言うとタイプⅡ→タイプⅢの流れをとるらしい&lt;br /&gt;
となるとまず最初に軌道エレベーターを造るなど、タイプⅠの文明レベルが来ることになりそうな&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt; &lt;/p&gt;
&lt;hr width=&quot;100%&quot; size=&quot;2&quot; /&gt;&lt;p&gt;&lt;font size=&quot;4&quot;&gt;「一年前とは？」&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font size=&quot;3&quot;&gt;　「何もなかった」&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;・実は何もなかった&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font size=&quot;3&quot;&gt;　「ある程度のこと（何が起こるか）は把握していた」&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;・衛星軌道上で待機中の構造体の存在を知っていたらしいことが書かれているので、おそらく、何がいて何が起こるか程度は把握していた&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;・大規模な兵力を速やかに派遣出来たことから、最低でも落下地点程度は判明していたらしい&lt;br /&gt;
規約などの話も、EOLTの落着への対応と対策に関する協議が事前に行われていたことをほのめかしているものだろう&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;・月や火星の件があるので、別段推察も難しくはなかったはず&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;・米ロの衛星が衝突する事故があったが、こちらの世界では軌道上の構造体と衝ｔ（ｒｙ&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font size=&quot;3&quot;&gt;　「接触があった」&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;・意思の疎通事態は不可能でもないようなので、あっても不思議ではない&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;・なにやらそれらしい話もある&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
    </description>
    <dc:date>2009-03-26T05:25:44+09:00</dc:date>
    <utime>1238012744</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/alien_attack/pages/21.html">
    <title>用語集</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/alien_attack/pages/21.html</link>
    <description>
      
&lt;p&gt;作中に登場（例外あり）した、組織・計画名などのオリジナルなものから、実際に存在するものまで、幾つかの用語を集計します&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;なお、板の性質上、基本的に軍事用語は集計しません&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;&lt;p&gt;・「&lt;strong&gt;エッジワース・カイパーベルト　&lt;/strong&gt;(Edgeworth-Kuiper
belt,&lt;strong&gt;EKB&lt;/strong&gt;)」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;別名&lt;strong&gt;カイパーベルト&lt;/strong&gt;(Kuiper belt)
または&lt;strong&gt;エッジワース・ベルト&lt;/strong&gt;(Edgeworth belt) は、&lt;a title=&quot;太陽系&quot; href=&quot;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E7%B3%BB&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;太陽系&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;の&lt;a title=&quot;海王星&quot; href=&quot;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E7%8E%8B%E6%98%9F&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;海王星&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;軌道（太陽から約30&lt;a title=&quot;天文単位&quot; href=&quot;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E6%96%87%E5%8D%98%E4%BD%8D&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;AU&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;）より外側の&lt;a class=&quot;new&quot; title=&quot;黄道面&quot; href=&quot;http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E9%BB%84%E9%81%93%E9%9D%A2&amp;amp;action=edit&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;黄道面&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;付近にある、&lt;a title=&quot;天体&quot; href=&quot;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E4%BD%93&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;天体&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;が密集した、穴の開いた円盤状の領域である&lt;br /&gt;
外側の境界はあいまいだが、連続的に&lt;a title=&quot;オールトの雲&quot; href=&quot;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%88%E3%81%AE%E9%9B%B2&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;オールトの雲&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;につながっていると考えられる&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;構造体が始めて確認されたのが、このエッジワース・カイパーベルトぎりぎりの宙域であった&lt;/p&gt;
&lt;hr width=&quot;100%&quot; size=&quot;2&quot; /&gt;&lt;p&gt;・「&lt;strong&gt;構造体&lt;/strong&gt;」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;2007年9月に、エッジワース・カイパーベルトにて、複数の道の天体として観測された&lt;br /&gt;
最初期は数ｋｍだとされていたが、12月には十数ｋｍと修正される&lt;br /&gt;
そして、翌年の1月には突如消失する&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;翌年の7月25日には、火星に反射率等が一致する謎の構造体が出現&lt;br /&gt;
観測の結果、国連が人工物の類であることを発表&lt;br /&gt;
さらに翌年の6月9日には、月面にも構造体が確認される&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;同月24日には国連が、世界各国共同でこの構造体を観測することを決定し、開始&lt;br /&gt;
8月10日には、ある種の鉱業用プラントであることが判明&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;そして、同年の12月1日、中央シベリア高原とニューヨークの対流圏に構造体が出現、落下し「着床」する&lt;br /&gt;
工学迷彩の発展形のようなものを使用し、完全に姿を隠して接近してきたことが判明&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;機械とも生物ともつかない、奇妙な物体であり、構造体自体が変形し、根を伸ばして完全に地表になじんでしまうなど、植物か菌類のようにも思える行動をとる&lt;br /&gt;
また、非常に早いスピードで成長するが、圧縮されていた器官等が延び始めたことによるものらしい&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;EOLTの活動拠点であり、ある種の揚陸艇としても役割もかねているようである&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;サイズは、落着後は約20km&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;佐藤と大統領たちの会話から、静止衛星軌道上で待機しており、人工衛星等の衝突によってその位置が判明&lt;br /&gt;
以後、極秘のうちに対策を採っていたらしい&lt;/p&gt;
&lt;hr width=&quot;100%&quot; size=&quot;2&quot; /&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;・ニューヨーク・タイムズ&lt;br /&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;strong&gt;ニューヨーク・タイムズ&lt;/strong&gt;(&lt;strong&gt;The New York Times&lt;/strong&gt;)
は、&lt;a title=&quot;アメリカ合衆国&quot; href=&quot;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD&quot;&gt;アメリカ合衆国&lt;/a&gt;&lt;a title=&quot;ニューヨーク州&quot; href=&quot;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%82%AF%E5%B7%9E&quot;&gt;ニューヨーク州&lt;/a&gt;&lt;a title=&quot;ニューヨーク&quot; href=&quot;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%82%AF&quot;&gt;ニューヨーク&lt;/a&gt;市に本社を置くアメリカ最大規模の&lt;a title=&quot;新聞&quot; href=&quot;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E8%81%9E&quot;&gt;新聞&lt;/a&gt;社。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;同紙は&lt;a title=&quot;1851年&quot; href=&quot;http://ja.wikipedia.org/wiki/1851%E5%B9%B4&quot;&gt;1851年&lt;/a&gt;にニューヨーク市で発行していた&lt;a class=&quot;new&quot; title=&quot;ニューヨーク・トリビューン (未編集)&quot; href=&quot;http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%B3&amp;amp;action=edit&amp;amp;redlink=1&quot;&gt;ニューヨーク・トリビューン&lt;/a&gt;紙に対する高級新聞というスタイルをとり創刊された。当初は優れた体裁が人気を集め順調に発行部数を伸ばしたが、&lt;a title=&quot;南北戦争&quot; href=&quot;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E5%8C%97%E6%88%A6%E4%BA%89&quot;&gt;南北戦争&lt;/a&gt;後に、南部に対する寛大な論調が反感を呼び一時低迷した時期もある。その後&lt;a title=&quot;20世紀&quot; href=&quot;http://ja.wikipedia.org/wiki/20%E4%B8%96%E7%B4%80&quot;&gt;20世紀&lt;/a&gt;に入ると&lt;a title=&quot;世界&quot; href=&quot;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C&quot;&gt;世界&lt;/a&gt;各地に取材網を張り巡らせ、日曜版を世界で初めて発刊する&lt;sup class=&quot;noprint Template-Fact&quot;&gt;&lt;span title=&quot;この記述には信頼できる情報源への参照が求められています。&quot; style=&quot;white-space:nowrap;&quot;&gt;&lt;em&gt;[&lt;/em&gt;&lt;/span&gt;&lt;a title=&quot;Wikipedia:「要出典」をクリックされた方へ&quot; href=&quot;http://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:%E3%80%8C%E8%A6%81%E5%87%BA%E5%85%B8%E3%80%8D%E3%82%92%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E6%96%B9%E3%81%B8&quot;&gt;&lt;span title=&quot;この記述には信頼できる情報源への参照が求められています。&quot; style=&quot;white-space:nowrap;&quot;&gt;&lt;em&gt;要出典&lt;/em&gt;&lt;/span&gt;&lt;/a&gt;&lt;span title=&quot;この記述には信頼できる情報源への参照が求められています。&quot; style=&quot;white-space:nowrap;&quot;&gt;&lt;em&gt;]&lt;/em&gt;&lt;/span&gt;&lt;/sup&gt;など、&lt;a title=&quot;ワシントン・ポスト&quot; href=&quot;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%83%88&quot;&gt;ワシントン・ポスト&lt;/a&gt;や&lt;a title=&quot;ウォールストリート・ジャーナル&quot; href=&quot;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%AB&quot;&gt;ウォールストリート・ジャーナル&lt;/a&gt;と並ぶアメリカを代表する高級紙としての地位を確立した。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
一番最初にEOLTの姿を押さえた（？）民間組織&lt;br /&gt;
目撃者からも証言を聞きだし、それをもとに専門家の見解を聞きだしたりもしていた&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ただし、いつ発行されたものなのかなど、詳細は不明&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;記者による封鎖突破など、案外この辺りの仕業かもしれない&lt;/p&gt;
&lt;hr width=&quot;100%&quot; size=&quot;2&quot; /&gt;&lt;p&gt;・「&lt;strong&gt;ＥＯＬＴ&lt;/strong&gt;」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&amp;quot;&lt;/strong&gt;&lt;strong&gt;Ｅ&amp;quot;&lt;/strong&gt;&lt;strong&gt;xtraterrestrial&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&amp;quot;Ｏ&amp;quot;rigin&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&amp;quot;Ｌ&amp;quot;iving&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&amp;quot;Ｔ&amp;quot;hing&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;2008年9月15日午前9時54分、月と火星にて確認され&lt;br /&gt;
10時34分に中央シベリアの構造体、続いて12時59分にニューヨーク構造体からも出現&lt;br /&gt;
その後、調査を続け&lt;span style=&quot;font-size:10.5pt;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;た&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;ののち、これが生命体であることがおぼろげながら判明、同日午後8時49分、国連よりこの総称が与えられる&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;なお、この名称は地球外起源生物を意味するものであるはずだが、地球に落下したそれの固有名詞として定着している節がある&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;EIEからの報告によれば、形状・構造、およびj行動から、幾つかの種をひとつの”科（Famiry）”に分類可能であるとのこと&lt;br /&gt;
生物学的な特徴以上に、その役割から分類している節も見受けられるで、兵科わけに近いものであると思われる&lt;br /&gt;
追撃科（アサシン）など、和名と英明が必ずしも同じ意味を持つわけではなく、また、この”アサシン”は英名であって、国連呼称は”ドライバー”であることが、イラストから判明&lt;br /&gt;
年表が誰の目線で書かれたものなのかなどを、ますます分かりにくくしている要因の一つ&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;命名時刻が分刻みであり、国連によって発表された時刻であることなど&lt;br /&gt;
発表以前より、国連内部ではこの名称の使用が決定していたことが伺える&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;&lt;p&gt;・「&lt;strong&gt;言語と思考の分析での地球外起源生物の意図理解計画&lt;/strong&gt;　(The intention understanding
plan of the extraterrestrial origin living thing in a language and thinking
analysis,　&lt;strong&gt;ＩＵＥＩＴＡ&lt;/strong&gt;)」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;2009年9月16日午後8時49分、ＥＯＬＴの命名と時を同じくして国連にて発動された計画、以下年表中より抜粋&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;地球外起源生物の思考理解計画「The thinking understanding plan of an extraterrestrial origin
living thing」TUEおよび&lt;br /&gt;
地球外起源生物の言語理解計画「The language understanding plan of an extraterrestrial origin
living thing」IUEという、二つの柱から成る&lt;br /&gt;
言語と思考の分析での地球外起源生物の意図理解計画「The intention understanding plan of the
extraterrestrial origin living thing in a language and thinking
analysis」略称IUEITA計画を発動することを決定&lt;br /&gt;
これにより、現在不透明な“彼ら”の目的を探ることを国連が発表&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;EOLTの命名と同じ理由で、これも国連内部ではすでに設立が決定（終了？）していたものお思われる&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;9月18日には、ジュネーブに推進本部が設置される&lt;/p&gt;
&lt;hr width=&quot;100%&quot; size=&quot;2&quot; /&gt;&lt;p&gt;・「&lt;strong&gt;地球外起源生物の生態調査計画&lt;/strong&gt;　(The　ecology investigation　pian of an
extraterrestrial origin living,&lt;strong&gt;EIE&lt;/strong&gt;)」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;2009年9月17日午後7時、IUEITAの計画進行の難航から、これを一時的に後回しにする形で始動し&lt;br /&gt;
世界各国から、さらに多くの人材がロシア・アメリカに集められる&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;その名のとおり、EOLTの生態調査が目的である&lt;br /&gt;
生態調査によって彼らのコミュニケーション手段が判明すれば、IUEITAも、より円滑に進むと見ての決定だろうと思われる&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;推進本部はマンハッタンにあったが、すぐに壊滅してしまう&lt;/p&gt;
&lt;hr width=&quot;100%&quot; size=&quot;2&quot; /&gt;&lt;p&gt;・「&lt;strong&gt;生存者救出作戦&lt;/strong&gt;」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;構造体落下直後からくすぶっていた落下地点で身動きの取れない負傷者を救出するようにとの要望が高まり始め、米軍内部で立案が行われた作戦&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;実際には実行されず、些細な”勘違い”によって、終結していた米軍部隊は壊滅･撤退する&lt;/p&gt;
&lt;hr width=&quot;100%&quot; size=&quot;2&quot; /&gt;&lt;p&gt;・「&lt;strong&gt;些細な”勘違い”&lt;/strong&gt;」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;＞2009年9月4時25分　情報の混乱と、自分自身の先入観などから生じた　らしい&lt;br /&gt;
この勘違いによって、ニューヨーク市警の一団と米軍特殊部隊十数名が車両･ヘリを使い、15km前進する&lt;br /&gt;
どのような勘違いであったかは不明&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;これによって米軍とEOLTが衝突し、人類とEOLTの関係は急激に悪化する&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;何者かによる陰謀論は不思議とささやかれていない&lt;/p&gt;
&lt;hr width=&quot;100%&quot; size=&quot;2&quot; /&gt;&lt;p&gt; ・「&lt;strong&gt;自衛用個体&lt;/strong&gt;」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt; 人類側との最初の交戦の後に出現し始めた「追跡科」「追撃科」「監視科」がこれに当たる&lt;br /&gt;
「電脳科」がこれに当たるのかどうかは不明&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;いずれも、監視・反撃・制裁などのための能力を持っており、攻撃を加えた個体を殺傷して見せることで、戦闘を抑止しようとしていたようだ&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;
このように本格的な戦闘・攻撃を想定してはいないが、”貧弱”な探査機ですら戦車をものともせず蹴散らすほどであるため、人類軍に与えた衝撃・被害は大きすぎた&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;純戦闘用個体というものもあるが、まだ出現していない&lt;/p&gt;
&lt;hr width=&quot;100%&quot; size=&quot;2&quot; /&gt;&lt;p&gt;・「&lt;strong&gt;制空権と制海権&lt;/strong&gt;」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;人類の頼みの綱にして、EOLTに対して唯一優位に立てている場所&lt;br /&gt;
動きの遅い、一部探査科大型種に対しては、ジェイダム等の精密誘導爆弾がある程度の効果を発揮していた&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;しかし、本編第壱話にて、早々に制海権が危機にさらされ始めた&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;スレでは誰しもが「早く失え」と言う、多分失う&lt;/p&gt;
&lt;hr width=&quot;100%&quot; size=&quot;2&quot; /&gt;&lt;p&gt;・「&lt;strong&gt;EOLTとの早期和解&lt;/strong&gt;」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;アメリカ・ロシアの有様を見て、各国首脳部の間で支持を集め始めた考え&lt;br /&gt;
しかし、コンタクトすら取れていない&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;この考えのせいで雲行きが怪しくなることはほぼ確定事項&lt;br /&gt;
本編ではこういったものによるいざこざ等がメインにすえられる可能性が大きい&lt;/p&gt;
&lt;hr width=&quot;100%&quot; size=&quot;2&quot; /&gt;&lt;p&gt;・「&lt;strong&gt;ドロドロした話&lt;/strong&gt;」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;スレ内でよく聞く「こんな話にしてほしいな」有力候補&lt;br /&gt;
事実、本編ではそうなっていっている&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;軍板らしいネタ臭と、軍事関係の次くらいに大事だろうと思われる事柄&lt;br /&gt;
人間の敵はいつも人間ということらしい&lt;/p&gt;
&lt;hr width=&quot;100%&quot; size=&quot;2&quot; /&gt;&lt;p&gt;・「&lt;a href=&quot;http://wrs.search.yahoo.co.jp/S=2114736003/K=%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%83%A4/v=2/SID=w/TID=jp0002_jp0002/l=WSPT/KC=%E8%81%96%E9%97%98%E5%A3%AB%E6%98%9F%E7%9F%A2/;_ylt=A8vY4Sq6owlIuqwA_ISDTwx./SIG=16n4sacue/EXP=1208677690/*-http%3A//search.yahoo.co.jp/search?p=%E8%81%96%E9%97%98%E5%A3%AB%E6%98%9F%E7%9F%A2&amp;amp;sp=1&amp;amp;ei=UTF-8&amp;amp;rls=com.google%3Aja-JP%3Aofficial&amp;amp;fr=moz2&amp;amp;SpellState=n-1260230880_q-aS7zjhhLFrDmenV97RZyDgAAAA%40%40&quot;&gt;&lt;strong&gt;聖闘士星矢&lt;/strong&gt;&lt;/a&gt;」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;あえて読みを書かせてもらうが、「セイントセイヤ」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;これくらいEOLTは強い（音速の右ストレート）と言う意味で、引き合いに出された&lt;br /&gt;
引き合いに出す作品が、このスレ、ひいては軍板の年齢層を物語る&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;これを全部生で見たことがあるようだったら、君も軍板できのこれる&lt;/p&gt;
&lt;hr width=&quot;100%&quot; size=&quot;2&quot; /&gt;&lt;p&gt;・「&lt;strong&gt;SAN値&lt;/strong&gt;」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;SANityの頭&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;詳細を知りたければホラー物洋ゲーを二、三本買うのが手っ取り早い&lt;br /&gt;
ヒントはクトゥルフ&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ＲＡＭ化をＲＭＡ化と言ったり、こういったアルファベットでの略語をよく間違える辺りが年齢層を物語る&lt;/p&gt;
&lt;p&gt; &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;&lt;p&gt;・&lt;strong&gt;「一年前」&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;どうも、各国の対応がいやに早かったことや、小規模とはいえ、瞬時に国連軍が編成されたことに関係するらしい&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;名無し上級大将曰く「一年前から何が起きるのか（何が降って来るのか）気づいていた」とのこと&lt;br /&gt;
降下の機会を静止衛星軌道で窺っていた構造体の動向を探り、降下地点を予測&lt;br /&gt;
事前に米ロ両国は部隊配備を開始し、大国は幾つかの規約を結び、備えをしていたらしい（国連機関が、設立こそ早期であれ、安定した権限と権利を持っているのもこの辺りに由来するらしい）&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ただ、日付がなにやら曖昧なため、年月のほどは分からない&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;この辺りのぼかしも仕様（日付はともかくとして）であるらしく、多分これからも増え続ける&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;考えてみるかネタばらしを待つか、過去に関する説明シーンや過去に戻っての話を期待するのは自由&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;・「誤字雑字（誤変換誤入力）と雑文」&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;名無し上級大将の書く文章の最大の特徴にして、最大の問題点&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;言葉のとおり、文章が雑で、誤変換の量などが多い&lt;br /&gt;
また、なぜか句読点をつけるのを面倒がる（文章を書いた後にでも入れているのか、位置がおかしかったりする）&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;前者は、普段はまともな文章を書いていること、序盤のほうが多いことから、ただ単純にやる気が無いため&lt;br /&gt;
後者はほとんど作風と言ってもいい&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;唯一無二の対処法は脳内補完&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;wiki内であってもあまり訂正されないことに悪意を感じてはいけない、これはむしろ愛&lt;/p&gt;
    </description>
    <dc:date>2008-07-30T03:45:50+09:00</dc:date>
    <utime>1217357150</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/alien_attack/pages/23.html">
    <title>本編（年表以外）第弐話</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/alien_attack/pages/23.html</link>
    <description>
      
&lt;p&gt;本編第弐話です。&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;&lt;dl&gt;&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;786&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/01/27(日) 15:20:02 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;・・・ロシア海軍の保有する、ただ一隻の原子力空母―――もっとも事実上、というだけで、その艦種は重航空巡洋艦となっていた&lt;br /&gt;
それが、ベーリング海という、構造体攻撃とはあまり関係のない海域に、巡航ミサイルを発射可能な艦艇を引き連れて出現していた&lt;br /&gt;
それに迷惑する一部の人々がその動きに気がついたころ、ほとんど形だけのIUEITA本部にある、使われることの無い一室を借用し、全権委員たちが集まっていた&lt;br /&gt;
パソコンの起動音と同時に、真っ暗な部屋の中にいる、数人の人間の体が、ゆっくりと浮かび上がる&lt;br /&gt;
全員、それなりに年を食っているようで、腕には皺がある者も多い&lt;br /&gt;
「―――聞いたか？」&lt;br /&gt;
「ああ、聞いたよ、こりゃまた大変なことになってきたらしいな」&lt;br /&gt;
ようやく薄暗くなった部屋の中で、スーツに身を包んだ数人の男たちが壁に寄りかかったり、机を石にしたりしながら、思い思いの姿勢で楽にしている&lt;br /&gt;
不思議と椅子に座っている人間はいなかった&lt;br /&gt;
「佐藤……だったか？　異例だからな、あの男は」&lt;br /&gt;
長身の男が、ネクタイピンの位置を微調整しながら、その発言に賛同する&lt;br /&gt;
「まぁな―――執行官と委員を兼任。しかしなんと言っても身元が確りとしているんだ、血が繋がっていないと言っても、家柄だとかで親戚が相当数―――」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;a id=&quot;a787&quot; name=&quot;a787&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;787&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/01/27(日) 15:20:32 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;「妹もいるとか言っていたな」&lt;br /&gt;
低い声で要らぬ補足しつつ、組んでいた腕を解き、さらに話を続ける&lt;br /&gt;
「そのしっかりとした身元を作ったのは、あの男自身というよりも、日本政府のほうだろう、ゴーストを作るのは逆に向こうだと面倒だとかで」&lt;br /&gt;
「もっとも、そもそも異例なのが日本政府だからな―――」&lt;br /&gt;
吐き捨てるように言ってのけた割には、あまり悪意の感じさせない言葉が続く&lt;br /&gt;
「―――中国政府の穴埋め…もとい、中国政府より必要だったから日本政府が加わっているわけだが…」&lt;br /&gt;
話が脱線していることに気がつき、壁に寄りかかっていた一人が声を出す&lt;br /&gt;
「そろそろ本題に戻ろう」&lt;br /&gt;
壁に寄りかかり直して話を続ける&lt;br /&gt;
「あの男が異例だとか、そんなことはどうでもいい……やつのやろうとしていることが問題だ」&lt;br /&gt;
「そうだな、まだ“D”計画の続きをやろうとしている」&lt;br /&gt;
「その通り…」&lt;br /&gt;
感情がこもった声ではなかったが、多少怒りの成分を含んでいるようだった&lt;br /&gt;
「どれだけの予算を捻出することになったことやら……それだけならまだしも、代償が大きすぎる&lt;br /&gt;
　マンハッタン島どころか、全世界にひろがるネントワークに高度な電子機器。軍民間の衛星に、これでもかという人類側の情報とを引き換えにしたんだ」&lt;br /&gt;
「そして得られたものは何も無い」&lt;br /&gt;
「そうでもない、審判の結果は聞かされていないが、どうやら彼らのほうは裁定をすでに下したらしい」&lt;br /&gt;
少し笑いながら諭すような声を出した男が、持参したノートパソコンの操作を行う&lt;br /&gt;
ディスプレイの明かりに照らされて見えた彼の顔は、どうやらラテン系の人間らしい&lt;br /&gt;
「後は彼…彼ら、というべきか―――の進めている、“A”計画の具合にもよるが、“D”計画の続行はある意味必要だろう」&lt;br /&gt;
「……あの連中がいっていたことを知っているか？」&lt;br /&gt;
「なに？」&lt;br /&gt;
わざとらしく間をおいて話し始めるので、聞く方の男はもう一度パソコンに向き直っていた&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;a id=&quot;a788&quot; name=&quot;a788&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;788&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/01/27(日) 15:21:47 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;「曰く―――この仕事に宗教的な考えだとか、哲学的な考えだとかを持ち込むと、どうも面倒な方向に転びそう―――だそうだ」&lt;br /&gt;
「確かに、あの男……いや、あの連中はそういう方向に肩まで浸かっているな」&lt;br /&gt;
悪そうな笑みを浮かべるが、悪意はないようだった&lt;br /&gt;
その証拠に、次には肯定的な台詞を吐く&lt;br /&gt;
「だが、そうでもしなければ仕事にならんだろう、あくまでやつらに勝つために、そういう趣向のシナリオも用意している……そうでもしなければならない相手だ」&lt;br /&gt;
「経典の類の内容を再現してくるなどという馬鹿な真似をするとすれば、それは奴らの方だ―――」&lt;br /&gt;
黙って話を聞いていた別の男が、年のためかしわがれた声で忘れかけていたことを掲示してみせる&lt;br /&gt;
「―――我々と学者連中が、この一年足らずの間に導き出した仮説にのっとればな」&lt;br /&gt;
EIEやIUEITAなどの各種機関が公に創立される前から、空から降ってくるであろう存在を感知していた国連&lt;br /&gt;
そして、それらが地球に及ぼした微弱な影響や、その行動を下に、その目的やそれ以降の動きを、ある程度予測しておく必要があった&lt;br /&gt;
実際に落ちてくるまでは何とも言えない状況ではあったが、その予測が現実となりつつある現状を前にして、この男の声もこわばる&lt;br /&gt;
「……もっともだな、大体、仮に目の前に本物の神が降りてきても、跪くことすらしないような人間しか、この仕事には参加していないことだし」&lt;br /&gt;
嫌味の様にも聞こえなくなかったが、本人は自身の言葉を他人がどう受け取るかよりも、襟元の形が気になるらしい&lt;br /&gt;
第一、彼の言うように、宗教を信じているというだけでこの役職につくのは難しかった&lt;br /&gt;
「まったく……映画に出てきたような科学技術に頼るエイリアンたちが、地球を焦土にして去っていくほうがずっと楽だというのに…」&lt;br /&gt;
「あれは神だよ、能力的にも性質的にも、そういって差し支えないのだ、くそ！」&lt;br /&gt;
明らかに何かを危惧するといった声で、必死とも取れる内容の文章を吐き出す&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;a id=&quot;a789&quot; name=&quot;a789&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;789&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/01/27(日) 15:22:21 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;「神か…計画の秘匿名称の由来事態、相手が神だと認めているようなものだな」&lt;br /&gt;
「アメリカのな……キリスト教徒といい、イスラム教徒といい、どちらも邪魔ばかりする」&lt;br /&gt;
「仏教は？」&lt;br /&gt;
「さあな―――敬虔な仏教徒というのを見たことが無い」&lt;br /&gt;
「そういう意味では、“A”計画という秘匿名称……というか、あれは計画の意味そのままか」&lt;br /&gt;
まだ続けようとしたところで、別の誰かが代弁する&lt;br /&gt;
「確かに、宗教的なものは感じさせないな」&lt;br /&gt;
「“控訴者達（Appelat`s）”計画か……案外、あの連中ならどんな判決が下ろうとも、不服としないかもれないな」&lt;br /&gt;
それをまた誰かが笑う&lt;br /&gt;
「元から我々は、どのような判決が下ろうとも、控訴なんぞする気はさらさら無い」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;a id=&quot;a790&quot; name=&quot;a790&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;790&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/01/27(日) 15:23:11 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;「計画名が“最後の審判（Doom）”だしな、誰がつけたんだ、こんな名称？」&lt;br /&gt;
本当に不思議そうな声を上げる&lt;br /&gt;
屈み込んだせいで、彼の浅黒い顔がパソコンのディスプレイに照らされる&lt;br /&gt;
表情は特になかった&lt;br /&gt;
「仮説が正しいとしたら―――おそらくは、そのとおりなのだろうが―――やつらの行動は絞られてくる&lt;br /&gt;
「となると、場合によってはこちらの攻撃への報復を行い、最悪全面核戦争による殲滅戦もありうるが―――」&lt;br /&gt;
続けようとしたところで、パソコンの前の男が口を開く&lt;br /&gt;
「それは無いだろう、彼らが火器を持ち出さなかったことがそれを証明している」&lt;br /&gt;
「ただ可能性は十分にある」&lt;br /&gt;
「とりあえず、アメリカとロシアを捨てて様子を見ることになったが―――」&lt;br /&gt;
やるせない表情を見せる数人の同僚の顔を見て、多少言葉にオブラートをかぶせればよかったと後悔するかのように、一瞬口を閉める&lt;br /&gt;
「―――とにかく…まぁー、忙しくなるな」&lt;br /&gt;
結局曖昧な言葉で締めくくって次の人間に発言権を譲る&lt;br /&gt;
「国連軍の類があればいいんだが」&lt;br /&gt;
「国連軍？　そんなもの無い方が良いさ、あったら“戦争”だ！」&lt;br /&gt;
ポケットから手を出しながら、一人の老人が声を荒げる&lt;br /&gt;
それに驚くことすらしない委員たちは、諭す風でもなく、呟くように話を進める&lt;br /&gt;
「安心しろ、これは戦争ではない、それは何も知らない連中がやることだ」&lt;br /&gt;
「不謹慎かもしれんが、我々がするのはただのゲーム。ルールは簡単、有るのは勝利条件のみ！」&lt;br /&gt;
若干誇るような口調で喋る&lt;br /&gt;
表情もそれに合わせて変化しているのだろうか？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;a id=&quot;a791&quot; name=&quot;a791&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;791&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/01/27(日) 15:24:10 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;「その勝利条件も簡単だな、人類という駒が“残って”いれば良い」&lt;br /&gt;
「そのあたりは専門外だがな、我々の仕事はあくまで国家の総意を動かすことだ、どういうことをやるかは連中が決める」&lt;br /&gt;
「にしては、やつら自身、忙しなく動き回っているがな」&lt;br /&gt;
要するに、お互いの領分を互いに侵しあい、いざこざを繰り返していることに他ならない&lt;br /&gt;
人類が一致団結するなどという妄想は、彼らの脳に欠片も無いのだろう&lt;br /&gt;
「兵隊の数はこちらの方が圧倒的だが、イリーガルの数においては向こうが多い」&lt;br /&gt;
「奴らについても連中のほうがよく知っている、我々は所詮政治的なもの―――それも、人類同士のことに関してだ」&lt;br /&gt;
人と人との関係が、その共通の敵である者たちと人類の関係よりも、遥かに複雑で解きにくいものだ&lt;br /&gt;
そう言いたげな彼は、ここに敵が干渉してきた場合のことを考えてか、憂いの表情を浮かべる&lt;br /&gt;
「あいつらに政治も何もないだろう」&lt;br /&gt;
「そう願いたいものだ」&lt;br /&gt;
「いっそのこと、全面戦争のひとつでも起こしてくれればよかった」&lt;br /&gt;
「勝てるなら良いが、どうせだったら出来るだけ機会が多いほうが良いと思うがね」&lt;br /&gt;
嬉しそうに脈動する声を聞いて、腹を立てたように低い声が聞こえる&lt;br /&gt;
「ギャンブルではないぞ、政治とは」&lt;br /&gt;
「政治じゃないだろう、これはむしろギャンブルに近いゲームだ、例えるならポーカー。ワンペアであがっても良いし、一思いにきってしまっても良い」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;a id=&quot;a792&quot; name=&quot;a792&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;792&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/01/27(日) 15:24:46 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;しばらく誰も口を開こうとせず、妙な間が続く&lt;br /&gt;
「………ワンペアすら出来ていないのが現状だ」&lt;br /&gt;
「というより、カードすらない」&lt;br /&gt;
「配られていないのか、配られたのに無いのかすらわからんが―――」&lt;br /&gt;
「急ぐ必要があるな、計画はやはり続けるべきだろう」&lt;br /&gt;
一瞬の沈黙&lt;br /&gt;
しっかりとした議場でも起こり得るのに、まして議長のいない話し合いの場では、当然のように訪れるものだ&lt;br /&gt;
「決を採ろう」&lt;br /&gt;
ノートパソコンを片付けながら、男が声を上げる&lt;br /&gt;
「計画続行を黙認するか、アドミラル・クズネツォフを動かすか……」&lt;br /&gt;
この程度の会話を済ませただけで決を採ってしまうなど、全権委員と言えるのだろうかなどと考えるものもいたが、あくまで確認程度の意味合いしかない会議だった&lt;br /&gt;
「動かす必要はないだろう」&lt;br /&gt;
少しの間もおかず、前者に賛同する声が上がる&lt;br /&gt;
「だな、黙認すべきだ」&lt;br /&gt;
「空母を動かしたところで、フランスの一件と同じことになるだけだ」&lt;br /&gt;
「ヤクーツクで何かがあっても、奴らがすべて消してくれるだろうし、その後に続く核攻撃の影響もある―――」&lt;br /&gt;
「何も漏洩しはしない―――か…その通りだな」&lt;br /&gt;
「前者に賛成する」&lt;br /&gt;
「私もだ、黙認しよう」&lt;br /&gt;
「ははは、いっそのこと協力してみればどうだね？」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;a id=&quot;a793&quot; name=&quot;a793&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;793&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/01/27(日) 15:25:08 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;ふざけ半分の声だったが、決を取っていた男は生真面目に答える&lt;br /&gt;
「彼はそのうち嫌でも日本に帰ることになる、その間は我々がことを進めよう」&lt;br /&gt;
肩をすくめて見せ、すぐに全員が目礼を済ませてろくにない荷物をまとめるか、服装を正しつつ、扉へとゆっくり歩き出す&lt;br /&gt;
国連に設立された、人類最高意思決定機関の試作品、その基幹を担うはずであった中国を除く常任理事国と先進各国から選出された全権委員&lt;br /&gt;
本来その直接管理下に置かれ、その手足となるはずであった執行官と各種機関&lt;br /&gt;
わずか一年足らずの間に計画され、ほんの数日で組織されたこれらの機関は、国連という枠組みをはずれ、各々の意志で動き始める&lt;br /&gt;
人類の為に―――その意思は共通のものではあった&lt;br /&gt;
だが、どのような手段を用いるべきか、それは必ずしも一致してはいなかった&lt;br /&gt;
そして、一部の機関の動きが、別の機関にとっての、公意義で言う敵となりうる要素であることは明白となりつつある&lt;br /&gt;
だが、宇宙からの来訪者の動きよりも、それが味方と呼ぶに近いものであることも明白であった&lt;br /&gt;
人類の為に―――いったい何が最良の選択となりうるか、何のために其れを成すか、それすら未だ決めかねられている&lt;br /&gt;
彼らはそれぞれの思惑と、そういった個人の感情よりも優先される、それぞれの仕事を抱えて、会議室を後にしていった&lt;br /&gt;
問題なのは、保存か保管か現存か…はたまた存続か―――&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;a id=&quot;a794&quot; name=&quot;a794&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;794&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/01/27(日) 15:26:05 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;/dl&gt;&lt;p&gt;＜―――盗聴終了＞&lt;/p&gt;
&lt;dl&gt;&lt;dd&gt;&lt;a id=&quot;a795&quot; name=&quot;a795&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;795&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/01/27(日) 15:27:17 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;―――鉛色の空から、大粒の水滴が地面に向かって叩きつけられて来る&lt;br /&gt;
もはや車どころか、人通りすら殆ど見なくなったアメリカ合衆国の首都近郊は、軍用車両が時折姿を見せるだけの、ゴーストタウンといった様相を呈している&lt;br /&gt;
「録音は終わりましたか？」&lt;br /&gt;
車の中はいたって静かだった&lt;br /&gt;
運転手も乗客もスーツ姿で、どこかの会社の重役と、それを運ぶ取引先の人間を思わせた&lt;br /&gt;
軍用車両の中であることを感じさせるのは、せいぜい併走している装甲車の姿程度だろうか&lt;br /&gt;
「いいのですか？　公式のものではないといえ、全権委員たちを盗聴するなど―――」&lt;br /&gt;
「いいんです。もとはといえば私も全権委員の一人ですし、なまじ、佐藤を名乗っているのだから会議の内容を聞かせてもらうくらいは…」&lt;br /&gt;
「盗聴はそれ自体が罪を問われますが」&lt;br /&gt;
「…相原君」&lt;br /&gt;
「盗聴は警視庁勤務のころに君もやってたでしょうに、偉そうな事言わないでください」&lt;br /&gt;
「………」&lt;br /&gt;
佐藤がイヤホンを外して車に備え付けられている受信機に戻す&lt;br /&gt;
「それで、どう致しますか、盗聴器の回収は―――」&lt;br /&gt;
「いえ、必要ないでしょう……彼らは分かっていて盗聴器のチェックをしていないんだ」&lt;br /&gt;
「はぁ……」&lt;br /&gt;
それでも心配でしょうがないといった表情の熊谷を横目に、佐藤はなにやら携帯をいじっている&lt;br /&gt;
「―あっ、どうも……久しぶりです。暫くしたらそちらに……おや、もう準備は終わった。それはまた………では後ほど―」&lt;br /&gt;
ピッという聞きなれた電子音を最後に、誰も口を開かなくなる&lt;br /&gt;
佐藤は電話の内容を反芻しながら、なにやら考え込み&lt;br /&gt;
相原は黙ったままノートパソコンのディスプレイを眺めこんでいる&lt;br /&gt;
熊谷はといえば、ハンドルを握る手以外、微動だにしない&lt;br /&gt;
「―――あ、熊谷君…そこらへんの売店か自販機で、缶コーヒーとサンドイッチか何か買って来て下さい」&lt;br /&gt;
「申し訳ありませんが……開いている店を探すこと自体が至難かと」&lt;br /&gt;
別段残念そうでもない表情の佐藤だったが、いやな予感がするといった風の熊谷の反応は無駄にはならなかった&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「ドーナッツでもいいので探してください、まだ便が出るのに時間はあるので」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;&lt;a id=&quot;a796&quot; name=&quot;a796&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;796&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/01/27(日) 15:43:06 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;これまでのおさらい&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
―――宇宙から何か落ちてきて困ってる&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
全権委員`s、ジャックとヨシュアの皆さん→「もういい加減面倒くさくなってきた」&lt;br /&gt;
人類最高意思決定機関（仮名すら無し）→「その本来のたいそうな名前も、最初から最後までお飾り」&lt;br /&gt;
佐藤→「こんな仕事になるはずじゃなかったorz　もう帰りたい9&lt;br /&gt;
執行官`s+書記or秘書官`s→「右に同じ」&lt;br /&gt;
教授`s→「研究はしたい」&lt;br /&gt;
国家元首`sと愉快な仲間たち→「○○国が…我々の祖国が……」&lt;br /&gt;
軍人→「敵は宇宙人だ！」&lt;br /&gt;
イレギュラーな軍人→「人間の敵は、所詮人間だ！」&lt;br /&gt;
イリーガルな軍人→「この捕虜って人体実験に使うらしいよ」&lt;br /&gt;
被験者のみなさん→「私は何か…されたようだ……」&lt;br /&gt;
EOLT（低度個体）→「………」&lt;br /&gt;
EOLT（高度個体）→「―――」&lt;br /&gt;
EOLT（高度すぎて人と話せる個体）→「……話す相手すらいませんね」&lt;br /&gt;
OMNI（製作者）→「　　　」&lt;br /&gt;
神様→神は沈黙するのみ&lt;br /&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;797&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/01/27(日) 15:52:46 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;組織構成&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「　　　（名称無し）」&lt;br /&gt;
↓　　　　　　　　↓　　　←上がないので、委員会と国連は＝じゃない&lt;br /&gt;
「全権委員会」「国連」&lt;br /&gt;
↓　　　　　　　　↓　　　←全権委員は実際この辺、国家の代表程度&lt;br /&gt;
↓　　　　　　　「国家」&lt;br /&gt;
↓　　　　　　　　　　　　←このあたりに執行官その他&lt;br /&gt;
「各種計画推進機関」←頑張る&lt;br /&gt;
↓&lt;br /&gt;
「末端機関」　　　　　　←名前すらないのにとてもよく頑張る&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;/dl&gt;&lt;p&gt;&lt;a id=&quot;a798&quot; name=&quot;a798&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;dl&gt;&lt;dt&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;798&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/01/27(日) 16:03:36 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;役職&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
全権委員：偉いことになってる人たち、国家とすっかり仲良くなった国連の人なので権限は絶対。一番多い苗字or名前&lt;br /&gt;
ジャックとヨシュア：国連のリモートコントロール型手足。聖書に由来したりと、凝った偽名&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
執行官：特務から一般まで、いろいろな人間の自立型手足、よく勝手に動くので迷惑この上ない。偽名、佐藤さん&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
政府首脳部：一番可哀想な役職。実際の名前を捻るor適当、たとえばエドワーズ大統領→エドワード大統領&lt;br /&gt;
軍上層部：一番犠牲者が出る役職。実際の名前を捻るor適当&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
書記・秘書官：執行官専属の部下、最低一名で通常は二名付く。偽名、相原や熊谷、命名規則は特に無し&lt;br /&gt;
教授：執行官などとつるんでいろいろと頑張る人たち。偽名、命名規則は特に無し&lt;br /&gt;
担当官：各種事件や計画にくっ付いて来る。偽名、種類によって命名規則が存在&lt;br /&gt;
事務官：事務担当の割には現場へ出張ってくる。偽名、命名規則はあってないようなもの&lt;br /&gt;
武官（？）：そもそも全員がこれみたいなもの、下っ端で使い道の少ないSP。名前を呼ばれることすらない&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;/dl&gt;&lt;p&gt;&lt;a id=&quot;a799&quot; name=&quot;a799&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;dl&gt;&lt;dt&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;799&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2008/01/27(日) 16:09:16 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;マルタンは全権委員、チャーリーはエシュロン担当官&lt;br /&gt;
佐藤は外務省出なこともあり、何かの手違いで委員と執行官を兼任、国家と国連の両方に振り回される&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
そんなところ&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
役人根性とは言っても、この状況を前にラリっている感は否めない&lt;br /&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;/dl&gt;    </description>
    <dc:date>2008-07-15T03:19:11+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/alien_attack/pages/2.html">
    <title>メニュー</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/alien_attack/pages/2.html</link>
    <description>
      メニュー
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    <dc:date>2008-07-09T17:48:11+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/alien_attack/pages/15.html">
    <title>これまでのお話 その2</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/alien_attack/pages/15.html</link>
    <description>
      
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;font-size:10pt;color:#000000;font-family:Arial;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;font style=&quot;background-color:rgb(0,0,0);&quot; face=&quot;ＭＳ 明朝&quot; color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;span style=&quot;font-size:10pt;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;仮に、ここからが第&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;font-size:10pt;color:#ffffff;font-family:Arial;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;2&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;font-size:10pt;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;クール目とします（宣戦布告までで、第&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;font-size:10pt;color:#ffffff;font-family:Arial;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;1&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;font-size:10pt;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;クールとすることも出来ますが、宣戦布告から続く戦闘も、第&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;font-size:10pt;color:#ffffff;font-family:Arial;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;1&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;font-size:10pt;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;クールに含めます）&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;span style=&quot;font-size:10pt;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;休戦&lt;span style=&quot;font-size:10pt;color:#000000;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;期間&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;に突入し、「国家間の謀略」「政治・軍事分野での動向の激化」など、人間側の動きがメインに書かれています（一部編集者の手で変換ミスが修正されています）&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;&lt;p&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;font-size:10pt;color:#000000;font-family:Arial;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;864&lt;/font&gt;名前：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;&lt;strong&gt;名無し上級大将&lt;/strong&gt;&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;[sage] 投稿日： 2007/03/09(金) 05:58:39 ID:???&lt;br /&gt;
3時11分　EOLTによるロシア軍への最後の攻撃が終わり、同軍の撤退はほぼ完了する&lt;br /&gt;
ロシア全軍の撤退は完了し、東部に逃げた兵力はヤクーツクに、西部、および北部に逃れた残存兵力を西シベリア低地に集結させ、包囲網を再構築する&lt;br /&gt;
3時21分　米軍封鎖部隊もEOLTからの追撃を受けなくなる、すでに最長140km近く後退していたため、すでに構築していた陣地のほぼすべてを放棄&lt;br /&gt;
砲兵陣地すら破棄し、司令部の類も一部はEOLTの活動範囲内に飲まれる、被害が拡大することを防ぐため、ペンシルバニア州の全域に住民避難が行われる&lt;br /&gt;
トレントンにある米軍封鎖部隊の総司令本部移転が開始される&lt;br /&gt;
この拠点のわずか7km手間にすでにEOLTが迫っており、すでに敗残兵の集合地にすらなっていないという始末であった、移転先候補はトーバー南部&lt;br /&gt;
3時39分　第122自動車化狙撃師団、退却せず前線付近にてEOLTの体組織サンプル確保を開始&lt;br /&gt;
同師団は機甲部隊が消滅したヴィレェイスクの外れにある拠点の周囲を探索、哨戒を行う監視科と探査科を若干数補足&lt;br /&gt;
ロシア軍の一部部隊は、この動きを確認し、その支援行動として退路の確保を行う、参加兵力は半壊した2個師団&lt;br /&gt;
55分　死亡、または負傷したEOLTを回収する探査科を確認、これの先を越すため、苦肉の策として部隊を分散、2個中隊一組で行動させる&lt;br /&gt;
4時22分　第2分隊が全滅したトーチカ群と戦車部隊に混じって倒れている、数体のEOLTを確認&lt;br /&gt;
4時30分　接近し、死亡確認を行う、うち数体は負傷しただけであることが判明し、数名の隊員が犠牲になる&lt;br /&gt;
4時35分　うち一体の完全な死亡を確認、損傷が激しいものの、付近の破片等を回収すれば復元も可能として回収作業開始&lt;br /&gt;
40分　第1分隊も死亡したEOLTを発見、損傷が少なく、腐敗なども進行しておらず、非常に良好な状態ではあったが&lt;br /&gt;
探査科の中型種であったため、地形の問題もあり輸送車両での牽引は不可能と断定、サンプルのみを持ち帰ることとする&lt;br /&gt;&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;font-size:10pt;color:#000000;font-family:Arial;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;br /&gt;
865 名前：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;&lt;strong&gt;名無し上級大将&lt;/strong&gt;&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;[sage] 投稿日： 2007/03/09(金) 05:59:19 ID:???&lt;br /&gt;
50分　第2分隊、負傷したEOLTが付近の兵士数名を惨殺、これに応戦する形で制圧射撃を開始、同個体を殺害&lt;br /&gt;
52分　第2分隊に接近するEOLTの一団を補足、同分隊はEOLTの体組織の断片収集を中断し、撤収行動に移る&lt;br /&gt;
5時　第3分隊、EOLTの奇襲攻撃を受け壊滅、残った部隊は師団本部へと後退&lt;br /&gt;
20分　第2分隊の確保したEOLTのサンプルを確保するために、付近で負傷者救援に当たっていたヘリ（ミル　Mi-8）4機を派遣&lt;br /&gt;
30分　第1分隊、探査科中型種の組織断片を採集中、猛スピードで接近するEOLTの一団を補足&lt;br /&gt;
偵察小隊にサンプルを預け、残りの部隊はEOLTの足止めを開始&lt;br /&gt;
33分　第2分隊、EOLTと交戦、敵主力は追撃科であり、同部隊はろくな足止めもできずに突破を許してしまい&lt;br /&gt;
数分後にはサンプルを所持した偵察小隊が攻撃を受け全滅、体組織断片の確保に失敗し、師団本部に撤収する&lt;br /&gt;
50分　第2分隊の確保したEOLTの死体をヘリが収容し、離陸、第2分隊は師団本部へと撤収、このとき、同分隊以外の全部隊が師団本部へと到達&lt;br /&gt;
55分　第2分隊がEOLTの奇襲を受ける、ヘリの一機も撃墜されるが、胴体部分を搭載したヘリは攻撃を受けずに無事離陸、ボスペリパへと向かう&lt;br /&gt;
6時　第112自動車化狙撃師団は当初の目的を達成、これ以上現在地にとどまるのは危険と判断し、残りの兵力を合流させ、西シベリア低地へと後退を開始するが&lt;br /&gt;

待ち伏せを行っていたEOLTの奇襲攻撃を受け、その戦力の大半を失う、師団本部を形成する一部部隊のみが生存&lt;br /&gt;
6時40分　退路を確保していた部隊の援護射撃を受けつつ、サンプルを失いながらも、貴重なデータを多数所持した第122自動車化狙撃師団は友軍陣地へと帰還&lt;br /&gt;

7時30分　ヘリ部隊も無事帰還、ボスペリパの第11放射線・化学・生物学防護旅団に持ち帰ったサンプルを受け渡す&lt;br /&gt;&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;font-size:10pt;color:#000000;font-family:Arial;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;br /&gt;
899 名前：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;&lt;strong&gt;名無し上級大将&lt;/strong&gt;&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;[sage] 投稿日： 2007/03/18(日) 06:56:07 ID:???&lt;br /&gt;
7時43分　ドーバー南部への封鎖部隊総司令部の移転が本格的に始動&lt;br /&gt;
米軍封鎖部隊の再編を行うべく、各地に転々とした敗残兵と5割以上の被害を出した部隊同士の統合を行い、最低限の部隊としての能力の回復を図る&lt;br /&gt;
7時50分　25万人近い死者を出したロシア地上軍は、すでにその全兵力が失われたといっても過言ではない有様であったが&lt;br /&gt;
戦車・戦闘車両の多くは歩兵部隊と違い、迅速な撤退行動を行うことができたため、それほど多くを失ってはおらず&lt;br /&gt;
その損失は戦車9千両近く（破棄されたものが大半）、装甲戦闘車両が約1万両、なお、戦闘ヘリは悪天候のため余り多くが出撃しておらず、損失は50機前後&lt;br /&gt;
しかし、どちらにせよCIS地上軍の総力の半数を占めたロシア地上軍は崩壊、残された機甲部隊の多くも運用が困難なレベルであり&lt;br /&gt;
さらに、稼動する車両数も全体の半数以下であるため、それらを一線級の戦力とするために、ロシアとその周辺の軍･工業施設はフル稼働を始める&lt;br /&gt;
8時　米露両国はもちろん、その周辺国（特に欧州方面）諸国は兵器・造兵廠に常識では考えられないような投資と要求を行い&lt;br /&gt;
ロシアに代表される一部国ではGDP比にして、一時的ではあるが40%近い予算を軍需方面に回し、兵力の増強を急がせる&lt;br /&gt;
8時13分　ボスペリパにて、さまざまな危険性を考慮し、今の今まですべて安全確保に費やされていた、EOLTの解剖実験が開始される&lt;br /&gt;
8時50分　米軍情報部がロシア軍のEOLTの残滓確保という未確認情報を確認&lt;br /&gt;
すぐさま同政府に問いただしを行い、EIEに全権を委託するように要求を突きつけるが、軍の独断だったこともあり、ロシア政府は何らかのデマ情報であると判断・説明&lt;br /&gt;

9時30分　米軍、偵察小隊をEOLTのテリトリーに接近させ、様子を見る&lt;br /&gt;
一部のEOLTは偵察部隊が行動を起こした瞬間、警戒態勢に入り、一定距離まで接近すると、監視科などのEOLTが行動を開始、これ以上は危険であるとし、後退&lt;br /&gt;

10時　米軍封鎖部隊、半ば部隊ごとに自力で各所に防御陣地の構築を開始&lt;br /&gt;
作業効率はお世辞にも高いとはいえなかったが、最低限のそれを作ることができることは可能であり、無いよりはある方がよいという考えで作業を続ける&lt;br /&gt;&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;font-size:10pt;color:#000000;font-family:Arial;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;br /&gt;
900 名前：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;&lt;strong&gt;名無し上級大将&lt;/strong&gt;&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;[sage] 投稿日： 2007/03/18(日) 06:57:04 ID:???&lt;br /&gt;
11時10分　米政府もEOLTの残滓確保を行うことを検討&lt;br /&gt;
ロシア軍のうわさを聞きたため、同政府は必要以上の焦りを見せ始め、国連の合意を待たずして計画を練り始める&lt;br /&gt;
12時　ロシア政府も、軍の一部部隊がEOLTの残滓を回収したと未確認情報を確認、これの確認を行う一方&lt;br /&gt;
できることならば、自国のみの利益としたいという一部の思惑が交差し始める…&lt;br /&gt;
翌日2時23分　テレビ回線などを通じて、国連による、今までの出来事に関する公式発表を行うべく、協議を開始&lt;br /&gt;
うすうす世界の人々は今起こっていることについて気づき始めており、デマ・流言の類を避ける必要があったのが主な要因&lt;br /&gt;
4時44分　ロシア連邦軍参謀本部を経由し、国防省に送られてきた数枚の書類と、それ護送して来た将校が「EOLTの解剖を行った」と語り&lt;br /&gt;
内容が虚報でないことを確認した国防省は、それを政府に公表、旋風をまきこす&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
以下、その経過&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;901&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/03/18(日) 06:58:28 ID:???&lt;br /&gt;
――EOLT解剖についての記録――&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
…EOLT解剖の執行者であり、責任者である私、キリル・トルプコ大尉が対象についてレポートします&lt;br /&gt;
なお、これはまったく未知の生物を解剖した際のレポートであるため、著しくその信憑性に欠け&lt;br /&gt;
必要以上の考察や細かな記録等も要約したものであるということを、あらかじめ注意しておいてください&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「解剖体の詳細」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
解剖体の種別は「探査科」、確認番号4の小型種であり&lt;br /&gt;
体重：298,92kg　前兆；1338mm　全幅：1631mm（腕を広げた場合：2245mm）　全高：3019mm&lt;br /&gt;
あの中央シベリア高原に放置されていたにもかかわらず、呼吸などの生態活動は停止しているが、体組織の大半がいまだ“生きており”&lt;br /&gt;
さまざまな生体実験への応用が可能だろうと思われる&lt;br /&gt;
死亡（？）原因は不明だが、おそらくは頭部損傷からのショック死だと思われる&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
損傷箇所は、先に述べた大口径徹甲弾の直撃によると思われる、頭部の左半分の欠如&lt;br /&gt;
榴弾の炸裂によるものと思われる、左腹部から下半身にかけての皮膚全体への爆風による痣（？）に似た傷とその破片によると思われる切り傷が十数か所&lt;br /&gt;
その際に千切れたものと思われる触手が3本、うち1本は根元からで残りは根元から15cmほど離れたところから千切れている&lt;br /&gt;
そして、99箇所に銃弾（おそらくは12,7mm弾）が当たったのだと思われる、環状の痕が確認されたが&lt;br /&gt;
そのほか、目立った損傷は確認できない&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
出血の度合いは不明だが、呼吸器系とは関係ない部位に、張りがなくなっているのが確認された&lt;br /&gt;
生前の姿は不明だが、他の同種の画像と比べると、確かに血色（？）なども悪く、それなりの出血があったのだろう&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
腐敗等はまったく見られず、いたって健康体に見えなくもない&lt;br /&gt;
また、体が若干動いていることなどから、やはり思考を司る脳が死滅しただけで、ほかの体を動かす脳の部分は生きており&lt;br /&gt;
そのため、心臓など内臓の一部の活動、新陳代謝はいまだ行われているのだと思われる&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;902&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/03/18(日) 07:00:13 ID:???&lt;br /&gt;
① EOLTの構成成分&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
解剖の結果、彼らの体組織の主な構成成分は“珪素（炭化・有機珪素塩？）”であることが確認される&lt;br /&gt;
これにより、否定されてきた珪素生物の存在を肯定することとなった&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
しかし、反応速度・バリエーションなど、生物を構成するにはまず向いているとは思えない珪素が主成分でありながら&lt;br /&gt;
炭素生物と劣らぬ反応速度を常温で維持することができる要因はまったく不明であり&lt;br /&gt;
我々の知らない、化学反応・変化によるものなのか、後に記述する未知の元素によるものなのかは不明だが&lt;br /&gt;
私の見る限り、このような原始・分子レベルでの複雑さを持つ生物が自然発生することは考えにくい&lt;br /&gt;
EIEや国連の公式発表のように、これはまず間違いなく、何者かの意思によって作り出された生物と見ていいだろう&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
その他成分は、酸素・窒素・炭素など、炭素生物としての特性を持っている点はこれのためだろう&lt;br /&gt;
それと、発見当初より囁かれていた、まったく未知の金属と合金が含まれていることが判明&lt;br /&gt;
体組織からこれらを抽出する試みを行ったが、はたせず&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
そのほかにも、いくつか未知の元素を見て取ることができるが、それが何の役割を持つものなのかは不明&lt;br /&gt;
おそらく、珪素生物が生物として機能するためには必要不可欠なものなのだろう&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
② 遺伝構造&lt;br /&gt;
遺伝構造については、不可解な点が多く、解析どころか、どのような遺伝方法なのかすら不明&lt;br /&gt;
ここよりも大規模な施設で、さらに長い時間をかける必要があるだろう&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;903&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/03/18(日) 07:01:50 ID:???&lt;br /&gt;
③ 体組織の構造&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「皮膚および皮下組織」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
体組織の構造について、まずは皮膚と皮下組織から見ていくこととする&lt;br /&gt;
皮膚の表面は、湿り気を帯びている一部の部位を除けば、乾燥し光沢のある爬虫類の皮のような突起がある&lt;br /&gt;
そして、感覚毛が映えており、その長さは10cm程度、毛とは言っても生きているため、人間のそれとは違い、どちらかといえば触手に近い&lt;br /&gt;
硬いが、強く押してみると弾力があり、ハンマーなどでたたいてみてもダメージを受けた様子はない&lt;br /&gt;
さらには、解剖用メスを突き立てても傷ひとつ付かず、のこぎりや斧の類を用いても、切れるどころか、裂ける事すらなかった&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
強度実験として、解剖体に銃弾を撃ち込んで見るテストを行った&lt;br /&gt;
使用する銃はAK-74uで、5人の兵士による一斉射撃を、弾装内の弾薬を使い切るまで行ってみたが&lt;br /&gt;
皮膚と皮下組織はその衝撃を吸収し、運動エネルギーが完全に消滅した、銃弾が力なく床に散らばる結果となった&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
この後、野戦工兵から拝借させてもらった工作用の機器のいくつかを使い、胸部皮膚を切断することにし&lt;br /&gt;
数百kgから数tの圧力を皮膚の柔らかい部分にかけてみた、内部組織が損傷するかと危惧したが&lt;br /&gt;
切開が成功し、皮下組織の断面とその下の組織が姿を現したとき、損傷は見られなかった&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
そして、予想通り内臓の一部が活動を続けていることが一目でわかった&lt;br /&gt;
心臓と思しき器官が活動しているためか血管は脈打ち、筋肉はつつくと反応し、収縮することすらした、驚くべき生命力である&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
皮下組織の構造は不明な点が多く、地球上のそれと似ているようで根本的な何かが違う、といったものを感じた&lt;br /&gt;
筋肉組織の密度は非常に高いが、一方で間に体液を流し込んで、やわらかく、密度を低くすることができる構造のようである&lt;br /&gt;
これは、密度が高すぎるため、受け流せるような些細な衝撃でダメージを受けるのを防ぐ目的だと思われる&lt;br /&gt;
筋力の高さは言うまでもなく、人間の五体を引き裂くことはおろか、戦車の砲身を捻じ曲げることまでしてしまう腕と&lt;br /&gt;
自分の身長の何倍もの高さまで、体を宙に浮かせることができる足腰のばねのような筋肉は、人間のそれと比較にできないほどである&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
なお、この高い筋力をあれだけの筋肉の量で引き出すメカニズムは不明&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;904&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/03/18(日) 07:02:41 ID:???&lt;br /&gt;
「骨組織」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
そのまま切開を続け、じかに内蔵を確認しようともしたが、反射的に筋肉が収縮することもあり、肋骨に到達するのがやっとだった&lt;br /&gt;
骨組織について調べることにしたが、強度が高く、やはり鋭利な工具の先端から加えられる数tの圧力にすら悠々と耐え、わずかに傷が付く程度だった&lt;br /&gt;
骨は、ようやくの思いで削り取った試料を分析した結果、未知の金属と珪素から構成される合金であることが分かり&lt;br /&gt;
モース硬度13の炭化珪素とほぼ同じ硬さであり、弾力などはそれと比べ物にものだった&lt;br /&gt;
その強度は地球上の生物ではありえないものであり、予想されていた装甲車の装甲板並み以上である&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
この後、腹部の切開による内臓の解剖も試みたが、必要以上に貴重なサンプルを傷つけるのは得策とは言えないため、断念&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「触手」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
触手の構造の調査を始めたが、これも異常な強度を持っており、もはや皮膚の比ではなく、工作機器を使っても多少つぶれて痕が残る程度&lt;br /&gt;
さらに、先端部分はモース硬度15以上のHk9600という、驚異的な硬度を持つ金属で、質量もかなりのものだった&lt;br /&gt;
これだけの強度があれば装甲車や戦車の装甲を貫通することも容易であるだろう事が簡単に計算できる&lt;br /&gt;
死後硬直によって縮まった触手には、筋肉組織が触手それ自体や根元の部分に高い密度で凝縮されており&lt;br /&gt;
それの急激な伸縮によって、相当なスピードで触手を鞭のように振り回すことや、突き立てることができるはずで、瞬間速度は時速1000km以上になると推定される&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
…大まかには以上のような内容であり&lt;br /&gt;
このレポートが今後の対EOLTの各分野における及ぼした影響は非常に大きなものになるだろうと予想される&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;925&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/03/23(金) 14:37:53 ID:???&lt;br /&gt;
5時　米軍部隊がEOLT残滓回収のための部隊編成を開始&lt;br /&gt;
予備役である第1軍所属の第158歩兵旅団を召集し、その任に当てることを検討するが、これは国連の目を欺くためのダミーであり&lt;br /&gt;
同師団の召集を議会で検討する間、大統領の命令で第1海兵師団所属の第11海兵連隊を緊急招集、作戦の立案を開始&lt;br /&gt;
6時　正午にて、国連が全世界に向けて公式発表を行うことを決定、このことをひとまず発表&lt;br /&gt;
いち早く、公表される以上の情報を手に入れ、独占しようという思惑を持つマスメディアは、国連本部や米露両政府の政治中枢に多数の記者等を派遣&lt;br /&gt;
そのような理由から、これから正午までの間、一部交通機関はパンク状態となる&lt;br /&gt;
7時13分　ロシア軍、EOLT捕獲と意思疎通のための特殊機関立ち上げを本格的に始動&lt;br /&gt;
計画名「ボストーク」、予算･資金の融通を開始、なお、国連その他機関に悟られることはもちろん&lt;br /&gt;
EOLTに感づかれることを防ぐ目的で同計画は、わずかな人間にしか知らされずに進行、マンハッタン島事件の混乱もあり、情報の漏洩はありえないだろうとされる&lt;br /&gt;

7時24分　米海兵隊、秘密裏にカリフォルニア州からニュージャージー州へと移動を開始&lt;br /&gt;
すでに州の多くの住民は避難を完了しており、同部隊は半ば公然と陣地設営を開始、ただし、EOLTに悟られるような行動は極力避けるように作戦を進行&lt;br /&gt;
8時　プロジェクト「８９２０」実行部隊編成の第1段階が終了、国防総省直轄の部隊としてノースカロライナ州フォートフラッグに本部を設置&lt;br /&gt;
米政府と軍が様々な手段を講じたため、完全な幽霊部隊となっており、部隊名等は一切定められなかった&lt;br /&gt;
8時22分　米海兵隊、残滓回収のための動きを進めるが&lt;br /&gt;
前線の観測班の報告によれば、数体の千里眼科がその行動を“眺めて“いる姿が確認されており、大統領も作戦の実行を躊躇しだす&lt;br /&gt;
しかし、単にEOLT全体としての行動ではなく、一部千里眼科が興味を示して眺めているだけとの見方が強く、作戦の中止はされず&lt;br /&gt;
9時11分　残滓回収作戦を「シェパード」と呼称、ただこの呼び名は国防総省と軍上層部の一部の人間のみが使ったものであり、広くは用いられず&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
9時33分　「シェパード」実行部隊の元に3機のヘリと数人のフランス人を含んだ見慣れない服装の軍人が送られてくる&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
――ジャケットとベレー帽には「8920」という刺繍が施されているが･･･――&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;934&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/03/24(土) 14:54:33 ID:???&lt;br /&gt;
10時　海兵隊によるEOLT残滓回収作戦が開始される&lt;br /&gt;
ボルティモアに一旦集結した実行部隊は、4個中隊を編制しヘリに分乗させ、目的地であるトレントン郊外へと向かう&lt;br /&gt;
残りは機動車両や大型トラック等で回収部隊の後退を支援するべくフィラデルフィア郊外に待機&lt;br /&gt;
10時39分　回収部隊が目的地のトレントン郊外に到着&lt;br /&gt;
同地は戦車大隊が航空支援の下、EOLT探査科の群れと交戦した地域であり、EOLTの死体がある可能性が高いとされ&lt;br /&gt;
そういった理由から、回収地点に定められたのだが、上空からは一切確認できず&lt;br /&gt;
10時47分　ヘリで飛行すれば、EOLTを刺激することになることは承知のうえでヘリボーンを行い、周辺の探索を開始&lt;br /&gt;
50分　A中隊が監視科と遭遇、1名が殺害されるもそれ以上の攻撃は受けず&lt;br /&gt;
11時23分　B・C中隊もEOLTと遭遇、基本的に監視科と騒ぎを聞きつけて寄り集まってきた探査科であり&lt;br /&gt;
監視科がわずかに確認されただけで、追跡･追撃科などの自衛用個体は出現していないことから&lt;br /&gt;
EOLT側に回収部隊を攻撃しようという意思はないことが見て取れる&lt;br /&gt;
11時41分　これまで全力で死体の探索を続けるが、血痕（？）が残されているだけで、死体は確認できず&lt;br /&gt;
11時55分　わずかに肉片がビルの壁に付着した死体が置かれていた跡を発見&lt;br /&gt;
この際、血痕からの血液（？）サンプルと付着している肉片だけでも改修すべきとし、回収を開始&lt;br /&gt;
その直後、監視科数体が周りを取り囲み、センサーのついた触手を這いずり回らせる行動をとり始めるが、やはり妨害はせず&lt;br /&gt;
12時　…国連による公式発表開始、瞬間視聴率全世界平均89,9%&lt;br /&gt;
その内容はEOLTがいまだこちらの電波放送を傍受していることから、内容･量ともに貧弱なものであり&lt;br /&gt;
好戦的な内容や、EOLT側が警戒するような内容の発言をすべてカットされていたなど&lt;br /&gt;
経過報告の延長線上のものでしかなかったが&lt;br /&gt;
隠蔽され続けてきた非常に貴重な情報が数多く公表されたため&lt;br /&gt;
多くの人々が待ちわびていたものであることには変わりなかった&lt;br /&gt;
12時7分22秒　国連による公式発表が終了、平均視聴率79,6%&lt;br /&gt;
最後に、マスコミによるデマ･流言の類があることが予測されるので、警戒するようにとの呼びかけが行われ、記者会見へ移行&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;935&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/03/24(土) 14:55:27 ID:???&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
･･･国連からの公式発表が始まるころ、「シェパード」実行部隊は血痕と、こびりついた肉片からサンプルを確保&lt;br /&gt;
それを持ち帰るべく、ヘリ部隊に回収を要請するが、応答せず&lt;br /&gt;
残滓回収部隊に同行していた見慣れない服装の軍人と、白衣姿の人間数人のみが送られてくる&lt;br /&gt;
そして不穏な動きを見せ始めるが･･･&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;947&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;投稿日：2007/04/03(火) 16:08:29
ID:???&lt;br /&gt;
･･･EOLTと戦う上で最も気をつけること？&lt;br /&gt;
気をつけることも何も、言える事といえばひとつしかないな&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
EOLTと真っ向から戦うことなど、無謀なこと以外の何でもないということだよ&lt;br /&gt;
まして接近戦を挑めば、EOLTに勇敢にも挑戦した人間の五対は離れ離れになって宙を舞うだろう&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
そう、25m以内の距離でEOLTと生身で対峙する事は、ほんの数秒後の“死”を意味する&lt;br /&gt;
5秒以上、抗えることができれば幸運といっても良い&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
ではどうするか、&lt;br /&gt;
思いつくものといえば、遠距離から火力と物量で接近する前に押し潰してしまうか&lt;br /&gt;
待ち伏せなどを使った奇襲攻撃で敵を十字砲火の中心におびき寄せ、圧倒的な火線で回避を許さないこと&lt;br /&gt;
おそらく、このどれかだろう&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;948&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;投稿日：2007/04/03(火) 16:09:52
ID:???&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
だが、そのどれもまず不可能だ&lt;br /&gt;
遠距離から火力と物量で圧倒するも何も、圧倒できる物量と火力を確保することはまず無理だ&lt;br /&gt;
時速100km以上で疾走し、2、30mm程度の砲では皮膚を破ることもできない防御力を持つ怪物が数百体でまとまって行動するんだ&lt;br /&gt;
重砲弾や戦車砲弾で、機関銃のそれと同じほど濃密な弾幕を張れれば別だが&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
次に奇襲や不意討ちから包囲殲滅を行う戦法、これもだめだ&lt;br /&gt;
そもそも、奇襲をかけるということ自体が不可能に近い、わかるか？&lt;br /&gt;
よく知られているところでは、千里眼科はすべてを見通せる目で、ハンバーガーのカロリーから兵士の血中ヘモグロビン濃度まで何でもお見通し&lt;br /&gt;
そして、その神のような目の射程は数十km、もっと大雑把な情報ならば数百km彼方からでも把握できる&lt;br /&gt;
そしてそれは何らかの方法で前線にいるすべてのEOLTの知覚とリンクしているらしいことがわかっている&lt;br /&gt;
これだけで、もう戦術レベルで先手を取る見込みはないと思うだろう？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
そして、もっと規模の小さなレベルでの不意討ちなども無理だ&lt;br /&gt;
千里眼科も、さすがにすべてを把握しているわけではないようであることは、分かっている&lt;br /&gt;
現に映像を分析する過程で、事故に遭うEOLTがいることも事実だ&lt;br /&gt;
しかし、戦闘において、EOLTが“ドジ”を踏むところは報告されていない&lt;br /&gt;
特に探査科においては、その優れた感覚器官で、地雷や壁の後ろに隠れた兵士、そういったものを見逃すことはまずない&lt;br /&gt;
仮に、見逃してうっかり罠にかかり、人間の兵士に銃口を向けられたとしよう&lt;br /&gt;
それがどうしたかということだ、物陰に潜ませていられる兵力などせいぜい分隊程度、EOLTの前にはほぼ無力だ&lt;br /&gt;
罠に掛けられ焦ったEOLTは全力で反撃を行うだろう、場合によっては2秒で全滅だ&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;949&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;投稿日：2007/04/03(火) 16:10:40
ID:???&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
EOLTを撃破できる事といえば&lt;br /&gt;
偶然に近い形で運よく、対戦車火器や戦車砲弾がEOLTに命中するか&lt;br /&gt;
近くで炸裂した砲爆弾の破片と爆風で致命傷を負ったり、急所に当たって即死したりする場合ぐらい&lt;br /&gt;
奇跡的に歩兵部隊の重火器で撃破できることもあるだろうが、まずあり得ない&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
まあ、死なない程度に頑張ってくれ、勝とうとか相手を殺そうとか、考えないほうがいい&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
無理だろうから&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
―――正午の国連公式発表後にて&lt;br /&gt;
BBCの問に答えるEIE本部職員&lt;br /&gt;
時刻、誰が誰に聞いたものかは不明―――&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;950&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;font color=&quot;#800080&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;投稿日：2007/04/03(火) 16:11:15
ID:???&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;12時9分　「シェパード」実行部隊をプロジェクト「８９２０」実働部隊を支援するための捨て駒として使うことを決定&lt;br /&gt;
海兵隊に直接、大統領からの通達があり「今しがたそちらに向かわせた隊の指揮官に全権を委託」するように命令&lt;br /&gt;
偵察機の撮影した映像を分析した結果、トレントン郊外に数体、電脳科を確認&lt;br /&gt;
それらと接触する必要が出てきたために、急遽このような処置がとられることとなった&lt;br /&gt;
採取したサンプルを受領し、ヘリの1機は帰等&lt;br /&gt;
15分　各中隊を再配置し、目標が活動しているとの報告があった地下鉄駅周辺へと前進を開始&lt;br /&gt;
22分　監視科および、興味を示した探査科の群れが同部隊を包囲&lt;br /&gt;
交戦が開始されればものの数分で全滅することは目に見えており、発砲を厳禁&lt;br /&gt;
なお、EOLTが銃器で武装した人類側の兵士がこれだけに規模でテリトリーに侵入しているにもかかわらず、攻撃を仕掛けようとしないのは数少ない例であるが&lt;br /&gt;
先の戦闘が発生する前では可能なことであったため、やはり、相当人類に対する警戒が薄れているものだと思われる&lt;br /&gt;
24分　航空支援・兼・口封じのために、バージニア州ノーフォークに寄航中である空母「ハリー・S・トールマン」の艦載機を爆装させ、トレントンに向かわせる&lt;br /&gt;

だが、マンハッタン島事件の影響で、同艦との連絡はヘリに伝令を送ることによって行われる&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;951&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;投稿日：2007/04/03(火) 16:11:57
ID:???&lt;br /&gt;
39分　ロシア軍がボスペリパにて解剖を行ったEOLTの死体をモスクワへ一旦移送する決定を発表するが&lt;br /&gt;
同地でより詳細な解剖等の作業を行った後、重要な情報は隠蔽し、残りの情報と体組織のサンプルをEIE本部へ移送するという意図があってのこと&lt;br /&gt;
59分　地下鉄駅周辺に到着、海兵隊の各中隊は周辺の警戒として分散配置&lt;br /&gt;
一個小隊を実働部隊に同行させ、地下鉄駅へと前進、途中すぐにでも同部隊を回収できるようにヘリ2機が上空待機&lt;br /&gt;
1時13分　地下鉄駅正面入り口に到達、内部へ侵入、途中複数の追撃科と思われる固体を確認&lt;br /&gt;
1時30分　半数を地上に残し地下鉄構内に侵入、構内は壁や天井が崩れ、横穴や竪穴が複数開けられており、内部には複数のEOLTが入り込んでいるのが確認される&lt;br /&gt;

1時51分　構造体から伸びてきたと思われる横坑を確認、進入に成功&lt;br /&gt;
2時　内部で動き回る探査科のほかに、青白い光に照らされている（一見、それ自体が発光しているように見えるが）電脳科を確認、接近&lt;br /&gt;
以下の記録は同部隊がまとめた報告書の中身であるため、実際とは多少食い違う部分があることが予想される&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;953&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;投稿日：2007/04/03(火) 16:14:20
ID:???&lt;br /&gt;
27分　駅構内から脱出、同時に被験者1名が心臓発作で死亡し、もう1名も異常行動の末に、拳銃で自殺&lt;br /&gt;
30分　駅から出て、近くの建物の屋上へと移動しようとするが、その途中にさらにもう1名の被験者も発狂&lt;br /&gt;
携帯していた自動小銃で海兵隊員1名を射殺、その直後に近寄ってきていたEOLTを攻撃しようとしたところを、付近の隊員が射殺&lt;br /&gt;
32分　さらにもう1名が発狂、携帯していたコンバットナイフを抜き取って自らの胸に突き立てる&lt;br /&gt;
近くにいた研究員が阻止しようとしたが、目があった瞬間、数秒間見つめ続けるような状態が続き、研究員が失神&lt;br /&gt;
直後に発狂している被験者は、手榴弾のピンを抜き取り数m離れた所で自爆&lt;br /&gt;
海兵隊員2名と研究員1名が死亡、爆音を聞いた他の海兵隊員やEOLTが警戒態勢に入り、緊迫した空気が流れ始める&lt;br /&gt;
35分　発狂した被験者と目を合わせ失神した研究員の意識が回復、同時に頭を壁に打ち付け始める&lt;br /&gt;
これを止めようとした実働部隊員を拳銃で射殺、それを見ていたEOLT監視科を銃撃しようとしたが、予測され同固体に惨殺される&lt;br /&gt;
それを目撃した海兵隊員はEOLTの攻撃と誤認し、銃撃を開始&lt;br /&gt;
制止もむなしく、A中隊がEOLTとの交戦に突入、B・C・D各中隊もEOLTに包囲され始める&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;954&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;投稿日：2007/04/03(火) 16:15:02
ID:???&lt;br /&gt;
36分　実働部隊はヘリの待つ屋上へ到達&lt;br /&gt;
同行していた海兵隊員を足止めに向かわせ、ヘリに乗り込むが、最後の被験者が異常行動を示す&lt;br /&gt;
離陸途中、拳銃で研究員1名を殺害し、ヘリパイロットへ銃口を向けるが、即座に突き落とされ遺体は2機目のヘリのローターに粉砕される&lt;br /&gt;
2機のヘリは離陸、被験者全員と多くの研究員を失ったが、わずかだが、貴重なデータを持ち帰ることには成功&lt;br /&gt;
同時にEOLTによる一斉攻撃が始まり、海兵隊の各中隊は分断され混戦状態に突入&lt;br /&gt;
しかし、度重なる救援要請にもかかわらず、支援部隊はおろか、救援のヘリすら来ず&lt;br /&gt;
40分　A中隊、駅前にて消滅、残りの各中隊も兵力の大半を失い始める&lt;br /&gt;
ヘリの帰等を支援する目的で、爆装した4機のF-15が地下鉄駅周辺に到着、気化爆弾を投下し、生き残った海兵隊員もろとも駅と残滓回収地点を爆撃&lt;br /&gt;
支援よりは、サンプル回収とEOLTとのコンタクトの痕跡と海兵隊員への口封じが主な目的&lt;br /&gt;
3時13分　ヘリはF-15に護衛されつつ、付近の公園に着陸し、積荷と乗員全員をあらかじめ待機させておいたトラックに乗り換えさせ&lt;br /&gt;
フォートフラッグへと向かう、支援部隊等の「シェパード」参加兵力も後退を開始&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;229&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;投稿日：2007/04/24(火) 18:05:24
ID:???&lt;br /&gt;
4時　EOLT残滓回収作戦「シェパード」、および「プロジェクト８９２０」実働部隊の行動を隠蔽すべく、さまざまな工作活動が開始され&lt;br /&gt;
シェパード参加部隊には厳重な口封じと、一部関係者を“事故死”させることで済ませ、死亡した海兵隊は、輸送機の墜落で処理されたが&lt;br /&gt;
ロシア軍情報部は憶測の域を出ないものであるが、すでにこの動きを察知していたため、あまり意味のある工作とはいえなないだろう&lt;br /&gt;
6時13分　ロシア軍、EOLTの死体を予定より早くモスクワへ移送させることを決定&lt;br /&gt;
一連の戦闘によって、その戦力を著しく損耗し、地上軍にいたっては、部隊の7~8割を失ったロシア軍が、死体を確保し続けることが難しいと踏んだ政府の指示である&lt;br /&gt;

どちらにせよ、死体の移送が完了し、モスクワのEIE推進支部において、より詳細な解剖が行われれば、遺伝情報等の謎も解明されるものと思われる&lt;br /&gt;
6時30分　議会の一部の人間に、「シェパード」実行の事実が漏洩する、政府は彼らを免職させる、ないし脅迫と多額の現金で口止めを行う事を決定、CIA、行動開始&lt;br /&gt;

7時　EOLTの死体をヘリに積載し、モスクワへと向かう、護衛は最低限のもので、独立作戦支援任務師団「オドン」2個チーム30名のみ&lt;br /&gt;
7時44分　アメリカ国防省、プロジェクト「８９２０」の実働部隊は編成したものの、本部設置は間に合っておらず、フランスで本部設置を急ぐ&lt;br /&gt;
IUEITA本部は、前作戦においての記録を米軍より受領、極秘裏に調査を開始する&lt;br /&gt;
8時　米ロ両国の決議によりEOLTの個体数調査、および亜種の種数特定を開始、ロシア陸軍のヘリと米空軍の無人偵察機が行動開始準備&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;230&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;投稿日：2007/04/24(火) 18:06:05
ID:???&lt;br /&gt;
9時　国連、多国籍軍編成を開始、すでにロシアは東欧諸国をはじめとした旧共産圏と、中国政府からの軍事支援と兵力の融通が行われており、急ぐ必要は無いが&lt;br /&gt;
アメリカ合衆国は、わずかな国連軍の支援を受けた以外、ほぼ単独でEOLTとの戦闘を続けており&lt;br /&gt;
すでに兵力的に見れば、すでに全滅に等しい被害をこうむったことを見かねての、ようやくの行動である&lt;br /&gt;
北大西洋条約機構に加盟する政府に対し、参加を呼びかけたところ、イギリスに代表される13カ国が兵力派遣に同意、具体案検討開始&lt;br /&gt;
10時　米国、世論調査を開始、EOLTへの国民感情を調査・集計する&lt;br /&gt;
11時20分　ロシア連邦政府、欧州中距離核戦力削減交渉を一方的に破棄することを決定、各国へ通達すると同時に&lt;br /&gt;
国連へ「核兵器をのぞく、戦略兵器所有の自由化と、軍事力削減条約の大半を破棄する」ことを要求する&lt;br /&gt;
後者に対しては、議論と審議が必要とされたが、前者については、米国を除けば、声を大きく反対するものはなく&lt;br /&gt;
逆に一部国家は全面的な支持を表明、戦略兵器の増強に自国も加わることを検討し始める&lt;br /&gt;
11時30分　NATOでも、軍備補強計画の前進を急がせることを検討、このことには米国も支持を表明する&lt;br /&gt;
42分　中東一部国家が、ロシアへの軍事支援を検討中との情報をCIAが手に入れる&lt;br /&gt;
米国は、「一兵でも多くの兵力をそろえることが、目前の脅威に対抗するために必要」であると考える一方、増長するロシアへの懸念も隠せずにいた&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
――両大国の溝が深まることにより、人類側の団結は乱れ、さまざまな思惑が交差し始める、その一方&lt;br /&gt;
EOLTは人類社会や人そのものの脆さ、愚かさ、そういったものに強い興味と関心を持ち始め、行動する――&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;302&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名&lt;/font&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;投稿日：2007/04/28(土) 16:28:37
ID:???&lt;br /&gt;
24日　･･･比較的、平凡な日々が戻ってきたように、多くの人間が感じていた&lt;br /&gt;
だが、それは所詮、次の戦いの前置きでしかなかったのだ…しかし、それに気づくことが出来た人間は、そう多くなかっただろう&lt;br /&gt;
0時7分　NATO、軍備補強計画の前進を行うことで、各国が合意、ただし、これは本格的な協議を国内で行っておらず、国家の首脳部だけの独断の決定という色合いが強く&lt;br /&gt;

若干の批判はあったものの、非常時であり、更には情報の多くがEOLTに筒抜けである今、決定を躊躇する時間は無いというのが現状であった&lt;br /&gt;
0時30分　CIS軍、兵力増強を開始、同時にロシア陸軍再編計画を立案、検討開始&lt;br /&gt;
1時　国連において、ひとつの提案がなされる、それは、誰もが思いつくであろう、単純で純粋な考えからくるものだった&lt;br /&gt;
「人類の保有する軍事力を統合し、未曾有の脅威に対抗するための共同戦線を張る」というものである&lt;br /&gt;
しかし、あまりに規模が大きなものであるため、検討は一応行われるが、「大規模多国籍軍の編制」で片付けられてしまう&lt;br /&gt;
2時　「大規模多国籍軍（Large-scale multinational
force）」の編制を開始、NATO軍、欧州方面における大規模な駐屯地の設営を開始&lt;br /&gt;
3時　「大規模多国籍軍」をアメリカ・ロシアの両国へ派遣する際に、アメリカへはイギリス経由、ロシアへは直接、部隊を向かわせることで、部隊の編成･配備を開始&lt;br /&gt;

ロシアへの軍事支援を行っている東欧諸国からなるCIS軍には、国連から「東欧諸国連合軍（East-European-countries Allied
Forces）」略称「EECAF」の呼称が与えられる&lt;br /&gt;
同軍は、中東諸国へ参戦を呼びかけつつ、大規模機甲部隊に続き、航空部隊を大量にロシア軍基地へ向かわせ始める&lt;br /&gt;
EECAFとロシア軍の装備は互換性が非常に高く、また、ソ連時代の名残もあり、連携についてはまったく問題が無く、部隊の統合はスムーズに行われている&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;303&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;投稿日：2007/04/28(土) 16:29:08
ID:???&lt;br /&gt;
7時20分　国連内で現れ始めた、「人類軍の統一」を訴える動きをひとつにまとめるため&lt;br /&gt;
「対EOLT世界規模軍事力統合計画（plan to carry out military strength integration of the global
scale for EOLT）」略称CMSIGSEの立案を検討&lt;br /&gt;
ただし、あくまで“立案”検討の領域であり、実行は非常に困難とされ、当面はNATO軍とEECA軍のみで手が回らない状況が続くことが予想される&lt;br /&gt;
8時30分　アンケートの集計が完了、ほぼ全世界の国営放送にて、この結果が発表される&lt;br /&gt;
アメリカ国民の大部分が好戦的な意見を示す一方、いまだ和平を望むものも少数派とは言えず、世論は混沌としている&lt;br /&gt;
9時15分　ネット上での規制をさらに強化、EOLTに関する情報や思想を制限、数万に上るウェブ・サイトが削除される&lt;br /&gt;
11時　「高ESP能力保持者によるEOLTの意図理解計画（The intention understanding plan of EOLT by the
human being with high ESP capability）」略称IUEHBHECについて&lt;br /&gt;
秘匿名称を与えられ、極秘裏に進行してきた本計画だが、予算や規模における問題が徐々に浮上し始める&lt;br /&gt;
これにより、プロジェクト「8920」は非人道的な実験などに活動を限定し、IUEHBHEC計画を本格的に始動する事を検討&lt;br /&gt;
ただし、これがEOLTに知れれば、何らかの対策を採ってくる可能性が高く、公にするには難しすぎるとの意見が強い&lt;br /&gt;
しかし、その一方で、多くの被験者を軍内部から選出、実験部隊の編成を行っているプロジェクト8920は、本部設置と同時に次の作戦の準備を整え始める･･･&lt;/p&gt;
&lt;dl&gt;&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;430&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;投稿日：2007/05/06(日) 17:28:39
ID:???&lt;br /&gt;
午後7時　国連にて、国連本部新設計画が立案される&lt;br /&gt;
ニューヨーク市がEOLTの巣窟となり、同時に国連本部も壊滅、多くの職員を失い、マンハッタン事件以来、ホットラインのみによって会合が行われてきたが&lt;br /&gt;
それももはや限界と言うのが現状であり、国連本部を新設することが急務となってきた&lt;br /&gt;
これにより国家間の連携が進めば、国連の承認をないがしろに進行している、大規模多国籍軍編制計画などを統合した&lt;br /&gt;
かつてない規模の国連軍を編制、人類の統一戦線を構築できることを期待した行動であり、それさえなければ、このことは見逃されていたと言うのが加盟国の見方&lt;br /&gt;
10時20分　国連本部新設計画が満場一致で採択され、本格検討が開始される、候補先には韓国が浮上したが、すぐに潰されてしまい、議論は難航&lt;br /&gt;
25日　この日より米軍内部で「EOLTに勝つことが出来ないのではないか」と言う恐怖と不安に駆られ、上官への反抗、脱走などの行為が多発&lt;br /&gt;
午前9時40分　プロジェクト「８９２０」本部の設置が終了、実働部隊増強と被験者確保を急ぐ&lt;br /&gt;
12時　国連にプロジェクト「８９２０」本部がひとつの案を提出、「被験者確保のための専門機関」設置というものである&lt;br /&gt;
午後2時　上記の案をアメリカ国防総省が出し、大統領の承認を得たものであるとして国連に提出することで検討&lt;br /&gt;
3時30分　ロシア、「ボストーク」計画を本格始動、本格とはいっても極秘裏に進行している計画であり、表立った動きはほとんど無し&lt;br /&gt;
ただし、マンハッタン島事件以来、情報漏洩の危険性は極度に低下しているため、予算や人材等の融通においてはある程度大胆な動きを見せる&lt;br /&gt;
その代表例としては、EIE所属の日本人数名をスカウト、同計画への参加を求めたことが挙げられる&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
詳細時刻不明・・・プロジェクト「８９２０」からの発案について、ホワイトハウスで本格検討&lt;br /&gt;
閣議出席者は合衆国大統領以下、政治関係者と軍関係者数名、EIE職員3名とIUEITA職員2名、なお後者2つの組織の人間はプロジェクト「８９２０」関係者&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;&lt;br /&gt;
449&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/05/07(月) 04:04:13 ID:???&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「―こちらヴェクター、“積荷“を運んできた、どうぞ―」&lt;br /&gt;
「―こちら管制塔、着陸の許可はまだ出来ない、もうしばらく上空で待機しろ―」&lt;br /&gt;
「―了解―」&lt;br /&gt;
乗員席で交わされる会話の音量は高く、積荷こと乗客たちの耳でも容易に聞き取ることが出来た&lt;br /&gt;
乗員の会話を反芻した一人が愉快そうに声を上げる&lt;br /&gt;
「積荷呼ばわりか、嫌われてるんですかね、私たち」&lt;br /&gt;
「嫌われていない方がおかしいんじゃなくって？…私たちの都合でわざわざここまでのことをしてもらっているんだもの」&lt;br /&gt;
皮肉を言い、どこか毒のある笑い声をこだまさせる女の白衣の胸には、IUEITA職員であることを現すプレート、襟元にはP8920の刺繍&lt;br /&gt;
「別に私の案ではなくて、其方の方の発案じゃないですか」&lt;br /&gt;
反対側の座席で足を組み、めがねの位置を直しているスーツ姿の男にも同じ刺繍が施され、EIE職員であることを表すプレートが付いていた&lt;br /&gt;
「あら、あなただって、この案には賛成なんでしょう？」&lt;br /&gt;
「こちらだって得をしますからね、被験者集めの特殊機関、EIEの方でもいずれ需要が出てくるはずですから」&lt;br /&gt;
「だったらいいじゃない、EIEとIUEITAの同意があって出された案となれば、プロジェクト8920の発案とするより、向こうも首を縦に振りやすいわ」&lt;br /&gt;
ここまで喋ってみて、何かに気が付いたように白衣の女は表情をこわばらせる&lt;br /&gt;
「しかし、安っぽい判断基準よねぇ…」&lt;br /&gt;
自分の目を見て話していないことから、この嫌味が、独り言の類であることは分かっていたが、スーツ姿の男は低くうなずいた&lt;br /&gt;
「…まったくです」&lt;br /&gt;
会話が途切れると同時に、ローターが空気を切り裂く音が、何の障害もなしに聴覚神経を刺激しだしたので&lt;br /&gt;
両者ともに、胸のポケットの中からイヤホンを引っ張り出して、それを耳に詰め込み、センの代わりにして虚空を眺め始めた…&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;&lt;br /&gt;
600&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/05/13(日) 03:32:52 ID:??? &lt;br /&gt;
――ホワイトハウスの中、大統領の執務室では、急な来客に備えるために数少ないEOLTに関する資料に、必死で目を通す政治家たちが居た&lt;br /&gt;
内容が理解できるものも出来ないものも、少なすぎる情報から出来る限りのことを読み取ろうとしていたようだった&lt;br /&gt;
「…ああ、最後の15ページに載ってる写真、これって焼き増しできないか？ちょうどよさそう…」&lt;br /&gt;
「そんなことはいい、この資料は何を意味していて、この報告書は何を伝えたいんだね、補佐官！」&lt;br /&gt;
「私に言われても…国務省の報道官が国連公式発表の際に書いた原稿、あれより詳しい内容が」&lt;br /&gt;
「詳しい資料が載っているせいで、余計に混乱するということもあるでしょう」&lt;br /&gt;
「副大統領、君は口を開く前に、ここに来る連中への質問内容をまとめていてくれ」&lt;br /&gt;
「はあ…」&lt;br /&gt;
大統領の執務室から、隣の部屋へ移動してPCの電源を入れた頃に、大統領は資料を投げ出し、コーヒーの代わりを要求しつつ、愚痴をこぼし始める&lt;br /&gt;
「まったく…我々素人にこういった予備知識を求める時点でおかしいと思うが？」&lt;br /&gt;
「しかたありません、そうでないとここにくる人間の話を理解できませんから…」&lt;br /&gt;
「そもそも補佐官、一体彼らは何の目的手ここまでやってくるのだ、彼らの出してきた案の採択だけならば、こちらの方で…」&lt;br /&gt;
「いろいろと計画の進行状況についてでも話してくれるのでしょう…ほら、そのためにこの資料を取り寄せたのですし」&lt;br /&gt;
補佐官は意味有りげに資料を胸の高さまで持ち上げながら、軽くそれを揺らしている&lt;br /&gt;
そのことが木に触ったらしく、大統領の顔が多少ゆがむが、代わりのコーヒーが運ばれてくると興味は其方に移ってしまったようだった&lt;br /&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;&lt;br /&gt;
601&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/05/13(日) 03:34:34 ID:???&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「まったく、大学の講義でもあるまいし…奴らときたら、今までほぼ独断で活動を進めていながら、今になってこちらの都合も考えずに…」&lt;br /&gt;
「マンハッタン島事件の時以来、ろくに打ち合わせも出来ないような状況ですし、しかたありませんよ」&lt;br /&gt;
「まったく…」&lt;br /&gt;
コーヒーをすする彼の左手には、資料が握られていなかった&lt;br /&gt;
それは思考の放棄に他ならないことではあったが、思考を続けても彼を含む、ここの人間たちには何も理解できなかっただろう&lt;br /&gt;
そういったことを考えながら、大統領補佐官は、ついさっき話題に上がっていた“客人”たちの所在を確認しようと、携帯をいじり始める&lt;br /&gt;
大統領はコーヒーの香りをかぐために、カップを顔に近づけ、鼻の周りで動かしている&lt;br /&gt;
ほんのひと時ではあったが、執務室に訪れていた沈黙はひとつの叫び声で破られた&lt;br /&gt;
「大統領！いま、その客人の乗ったチヌークが上を飛んでいるそうです！」&lt;br /&gt;
音高くドアを叩きつけるように開いた副大統領に驚いた彼の唯一の上司は、コーヒーを資料の上にこぼしてしまった責任を彼に擦り付け、喋り出した&lt;br /&gt;
「よし、早く着陸許可を出せ…庭が汚れようがかまわん、野次馬をどけるためにここの警備を使え」&lt;br /&gt;
「了解しました、大統領」&lt;br /&gt;
補佐官が執務室の外に居る人間を連れて前庭に走っていき、それを見た副大統領も腰を上げ、歩き始める&lt;br /&gt;
「ようやくか…」&lt;br /&gt;
客人に対する備えのほかに、大統領補佐官と副大統領が迎えに出て行ったこともあり、大統領は自分の手でコーヒーをぬぐった…&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;&lt;br /&gt;
602&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/05/13(日) 03:37:59 ID:??? &lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
…ヘリの中、白衣姿の女と、メガネを掛けたスーツ姿の男は、イヤホンを使って何かに聞き入りつつ、のぞき窓から見える、眼科の光景に注視する&lt;br /&gt;
急にあわただしく人々が動き回り始め、ホワイトハウス前の人だかりが押しのけられていく、それがヘリ着陸の準備であることは、一目で理解できた&lt;br /&gt;
それを見たスーツ姿の男はメガネの位置を直しつつ、微笑を浮かべる&lt;br /&gt;
「いやぁ、ようやく降りる準備が出来たみたいですね…衛星通信が使えなからですかね？」&lt;br /&gt;
「…」&lt;br /&gt;
「…ところで、何を聞いているんですか、それ」&lt;br /&gt;
「国防総省の盗聴…結構面白い会話が聞けるのよ」&lt;br /&gt;
「それは向こうの専売特許だと思うんですが…あ、ちなみにどんな会話ですか？」&lt;br /&gt;
「私たちの一人歩きが怖くて仕方ないらしいわ…ロシアのこともあるし、そうとう気がたってるみたいよ」&lt;br /&gt;
「ありゃ、この次はモスクワの方に用事があったんですけど、ちょっと不味いですね」&lt;br /&gt;
「あなたが心配してるようなことにならないために、今まで散々根回しをしてきたのよ、どうせ何も出来ないわ」&lt;br /&gt;
白衣姿の女は、含み笑いを浮かべつつ、ポケットにイヤホンをしまう&lt;br /&gt;
その愉快そうな表情からみてとるに、おそらくはそれ以外の何らかの情報を手に入れたことは疑いようが無かった&lt;br /&gt;
だが、スーツ姿の男はそのことを追及しようとはせずに、再び窓の外を眺め始める&lt;br /&gt;
「…遅いですね、もう降りても良いんじゃないですか？」&lt;br /&gt;
「パイロットに催促しなさいよ」&lt;br /&gt;
「パイロットの発音、知らないんですよねぇ…私」&lt;br /&gt;
「英語で言えば自分に向けたものだと思うのが普通じゃなくって？」&lt;br /&gt;
「それもそうですね…でも面倒なのでやめます」&lt;br /&gt;
「英語は話せる？」&lt;br /&gt;
愉快そうな笑みを浮かべつつ、小ばかにしたような口調で話しかける&lt;br /&gt;
その最中、ポケットの中に入れられた手は、何かを撫で回すようにして動いていた&lt;br /&gt;
「失礼ですね、話せますとも」&lt;br /&gt;
「ならいいけど、大統領の前で単語間違えないでね」&lt;br /&gt;
「なお失礼ですね、これでも昔は外務省に居たんですよ？…第一、今は立派な国際公務員です」&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;&lt;br /&gt;
603&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/05/13(日) 03:38:59 ID:??? &lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
しゃべれない方がおかしい――&lt;br /&gt;
そう否定する彼の目線は、白衣姿の女が、そのポケットの中で弄くっている物体に向けられていた&lt;br /&gt;
M1911――護身用だろうが、腰のホルスターに官給品のベレッタが差し込まれているところを見ると、おそらくは私物だろう&lt;br /&gt;
「それ、どこで買ったんですか？」&lt;br /&gt;
「さあねぇ…元はと言えば私のものじゃないし」&lt;br /&gt;
「まあ、どうでもいいんですがね、そんなことは…あ、地面につきましたね」&lt;br /&gt;
チヌークの足が地面に付くと同時に、パイロットが怒声をあげる&lt;br /&gt;
「おい！のんびり座ってねぇでさっさと降りろ！大統領を待たせてるんだぞ！！」&lt;br /&gt;
「さっさとって言われましてもねぇ…初めて言われましたよ、降りろなんて」&lt;br /&gt;
ネクタイを直しつつ反論するスーツ姿の男に、白衣の女も同調する&lt;br /&gt;
「そもそも、大統領を待たせているのではなく、またされていたのは私たちよ？」&lt;br /&gt;
「それ以前に、われわれが大統領を待たせて、どんな問題があるでしょうかね…状況的には、われわれの方が立場は上ですし」&lt;br /&gt;
「これだから上下関係がすべてだと思ってる軍人って好きになれないはぁ…」&lt;br /&gt;
何か言いたげヘリのパイロットを横目に、二人の話は進んでいく&lt;br /&gt;
「まったくです…こんな馬鹿はほうっておいきましょう」&lt;br /&gt;
「ええ、じゃあ行きましょうか、佐藤クン」&lt;br /&gt;
佐藤と呼ばれたスーツ姿の男は、一人で先にヘリの外へ出て行く白衣姿の女の後姿から視線をずらし、同行している職員に指示を出す&lt;br /&gt;
「はいはい…ああ、相原君、プロジェクターの操作とかは全部任せますので、こっちのしゃべるタイミングに合わせて下さいね」&lt;br /&gt;
秘書スーツに身を包み、ノートパソコンを抱いている女性は、ゆっくりと腰を上げつつ声を出す&lt;br /&gt;
「…分かりました」&lt;br /&gt;
無表情に、脈動感に欠ける台詞をはく彼女の胸にも、EIE職員であることをあらわすプレート、襟にはP8920の刺繍が施されていた…&lt;u&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;55&lt;/font&gt;&lt;/u&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/05/20(日) 05:29:49 ID:???&lt;br /&gt;
ヘリの外では、数人のシークレット・サービスが周りを取り囲み、副大統領とホワイトハウスの職員が、乗客の前に立っていた&lt;br /&gt;
風に巻き上げられた埃から目を守るために、手で半分覆われたその顔には、どこか意外そうな表情が浮かべられていた、そして当然の呟きがもれる&lt;br /&gt;
「全員日本人？…EIEもIUEITAも日本人技術者が多いとは聞いていたが、彼らで全員なのか？」&lt;br /&gt;
「そのはずです…少し以外ですが、仕事で問題を起こすこともないと思いますので、心配することもないかと――」&lt;br /&gt;
ヘリから降りてきた5人の日本人のうち、2人が白衣姿で残りはすべてスーツ姿、前者がIUEITA、後者がEIEの職員であった&lt;br /&gt;
そして、メガネで日の光を反射させているスーツ姿の男、佐藤は、出迎えの人間の話を見て、かすかに笑みを浮かべる&lt;br /&gt;
「いやぁ、やっぱり嫌われてますねぇ…仕事がうまく出来なければ、ジャップとでも罵って来そうだ」&lt;br /&gt;
「つまらない選民主義に染まった馬鹿は扱いにくいものよ…機能的に言えば、皮膚が黄色い方が、アルビノよりすぐれているのだけど…ねェ？」&lt;br /&gt;
ポケットに入れたてを片方だけ引きずり出し、風で乱れた髪をいじりながら返答する&lt;br /&gt;
「そうですね…特に後者には全面的に同意します」&lt;br /&gt;
「後者？…前者の方はどうなの？」&lt;br /&gt;
「前者の方ですか…逆に固定概念や偏見の類しか持ち合わせていない人の場合、手のひらの上で転がしやすいですから、扱いにくいことはないですよ？」&lt;br /&gt;
「私はそっちの方の仕事はあまりしないから」&lt;br /&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;&lt;br /&gt;
56&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/05/20(日) 05:30:39 ID:??? &lt;br /&gt;
「…お話を邪魔して悪いのですが、後ろが詰まっていますので、出来るだけ早く降りてください」&lt;br /&gt;
一言だけ侘びををいい、再び歩き始める二人の目に入り込んできたのは、まず目の前に立つ副大統領以下数名だったが&lt;br /&gt;
その視線はすぐに、ホワイトハウスの窓から覗く、金髪の女のほうに移っていた&lt;br /&gt;
それが明らかに二人方をむいて手を振ってきていることに気が付いた白衣の女は、佐藤の方を向き直る――ちょうど手を振り替えしたところだった&lt;br /&gt;
「…あら、あの娘は？」&lt;br /&gt;
「俗に言う、にぱーっと笑うと言うやつです」&lt;br /&gt;
「そうじゃなくて、どういう立場の人間で、あなたとどういう関係か」&lt;br /&gt;
「大統領補佐官の娘です。…まあ、つまらない関係ですが、日本で色々とありましてね」&lt;br /&gt;
顔に笑みを浮かべながら、皮肉っぽい口調で佐藤への問いかけを行う白衣の女の口調に対して、佐藤の返事のそれは至って冷淡なものだった&lt;br /&gt;
そのことに興味をそそられた彼女は挑発的な口調で、更に切り込みを掛ける&lt;br /&gt;
「あの娘、ずいぶんとうれしそうに手を振ってるけど？」&lt;br /&gt;
「お土産でも欲しがってるんじゃないですか？」&lt;br /&gt;
今一度、深く追求しようかと思ったようだが、その思惑は外部からの攻撃で阻止された&lt;br /&gt;
「失礼だが、君たちがEIE、およびIUEITA職員だな？…例のプロジェクトの関係者の？」&lt;br /&gt;
副大統領の口調は感動に欠けるものだったが、妙な威圧感があった&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;&lt;br /&gt;
57&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/05/20(日) 05:31:24 ID:??? &lt;br /&gt;
しかし、ここへ来た客人たちは、そんなものにプレッシャーを感じるタイプの人間ではなかった&lt;br /&gt;
「そうよ、早いところ大統領の執務室へ案内して頂戴」&lt;br /&gt;
「こちらも忙しいので、出来るだけ急いでくださいよ、何事も…」&lt;br /&gt;
「ではこちらへMr,サトー…ああ、失礼だが、君は？――」&lt;br /&gt;
外部とのやり取りで表へ顔を出すことが多かった佐藤は、一部の限られた人間にだけではあったが、多少顔が知れていた&lt;br /&gt;
しかし、その隣に居る女性は、彼も始めてみる顔だった、資料に載っていたのも見たことが無い&lt;br /&gt;
「IUEITA推進本部所属一等技術員・兼・IUEHBHEC特派技術顧問の櫻井よ、よろしく」&lt;br /&gt;
握手を求めてくることを期待していたのだろうか&lt;br /&gt;
白衣のポケットに手を入れたまま、微笑みかけてくる彼女に、若干の不快感を示しつつも、目的地への先導を始める&lt;br /&gt;
職員数名が、この二人にホワイトハウスの現状を説明しようとするが、それを部下と秘書に話すように指示をし、無駄話を再開する&lt;br /&gt;
「なんだかのどが渇きましたねぇ…ああ、コーヒーかなんか飲みたい気分です」&lt;br /&gt;
「ウォトカならここにあるわよ？」&lt;br /&gt;
「ブランデーの方がいいですね…おまけに、それは余計にのどが渇きます」&lt;br /&gt;
「じゃあ好きにして頂戴」&lt;br /&gt;
差し出したウォトカを内ポケットに戻し、きびすを直して道を進んでいく&lt;br /&gt;
それに対して佐藤は、何かを探すように辺りを見回した後、近くを歩いている職員に対して質問する&lt;br /&gt;
「ええと…すみません、自販機はどこにありますか？」&lt;br /&gt;
「…」&lt;br /&gt;
明らかにその質問に気づき、意味も理解したはずだが、彼の返答は無い&lt;br /&gt;
「無いんですか？」&lt;br /&gt;
「…」&lt;br /&gt;
それは、この沈黙が、否定を意味するものであると言う、極少の可能性を考慮した発言であったが、やはり返答は無い&lt;br /&gt;
その沈黙の意味について確信した佐藤は、別段気を落とした様子でもなく、にこやかに独り言をもらす&lt;br /&gt;
「…嫌われてるなぁ」&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
58&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/05/20(日) 05:33:43 ID:??? &lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
・・・大統領執務室の内部はすっかりと片付けられ、プロジェクターなども、すでに配置されていた&lt;br /&gt;
そこに入ってきた人間は、もう少し散らかった部屋を想像していたのか、少し意外そうな顔をしていたものの&lt;br /&gt;
大統領執務室に侵入することに対しては、なんら感慨は抱いていないといった様子に見えた&lt;br /&gt;
特に佐藤のはいた台詞は極めつけとも言えたらしく、大統領以下、数名の人間は明らかに表情をゆがめた&lt;br /&gt;
「すみません、缶コーヒーを買いたいんですけど、自販機ってどこですかね？」&lt;br /&gt;
「黙れ、貴様の約分を果たすまではここから返さんぞ」&lt;br /&gt;
怒声と思えないことも無いような力のこもった声で威嚇するのだが、やはり効果はない&lt;br /&gt;
「約分といっても、別にここにきたのはこちらの意見を聞いてもらうためだけで、色々と説明してあげるのはサービスですから…」&lt;br /&gt;
「佐藤クン、あまり正直なことは言わずに、接待だとでも思ってやりなさいよ」&lt;br /&gt;
「まあ、そのつもりですがね…あ、そんなことより、送っておいた資料に書いておきましたよね、どれだけに規模の組織で、どれだけの――」&lt;br /&gt;
「組織の規模については問題ない、後は貴様らで好きにしろ…ただ予算が問題だ、なにせ最低でも100億ドルとくる」&lt;br /&gt;
「ああ、それですがね…そこに書いてあるのはあくまで組織立ち上げのための資金なんで、それとは別に活動資金を300億ドルほど…」&lt;br /&gt;
「もう一度言え」&lt;br /&gt;
「そこにかいてあるのは――」&lt;br /&gt;
揚げ足を取るような回答に対する怒りを抑えつつ、大統領は再び質問しなおす&lt;br /&gt;
「何ドルといった」&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;&lt;br /&gt;
59&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/05/20(日) 05:34:56 ID:??? &lt;br /&gt;
若干胸をそらせつつ、視線を上に向けて佐藤は答える&lt;br /&gt;
「300億ドルほどお願いします…あ、キャッシュで頼みますよ」&lt;br /&gt;
「…」&lt;br /&gt;
あまりに反応が遅いので、付け足しを行う&lt;br /&gt;
「アメリカ人と違って、私は日本人ですからね…これでも出来るだけ少ない額にするよう、苦労して工面したんですよ？」&lt;br /&gt;
「嫌味か？」&lt;br /&gt;
「はぁ？」&lt;br /&gt;
「それは私…いや、我々に対する嫌味か？」&lt;br /&gt;
一瞬戸惑った佐藤だったが、再度問いかけを受けたことにより、またいつもの態度に戻った&lt;br /&gt;
「それも若干」&lt;br /&gt;
普通は大統領相手にはけないような台詞を、笑顔で言ってのけたことに、一部の人間は驚きを隠せないといった様子だった&lt;br /&gt;
「貴様一体その資金を――っ！！」&lt;br /&gt;
「人類のためです…ただでさえ、その軍事力の大半を失おうとしている合衆国が、いまさら軍備増強などに努めても遅い」&lt;br /&gt;
静止を払いのけ、佐藤は大統領相手に説教を続ける&lt;br /&gt;
「では、軍事力に関しては国連へ支援を仰ぐしかない、あなたたちは、その見返りとして、蓄えてきた莫大な資金と技術力を惜しむことなく放出すべきであるはず」&lt;br /&gt;

胸をそらせ、かすかに見下すような表情をしていることに、幾人かが気づいたが、会話をさえぎる暇は無かった&lt;br /&gt;
「まあ、全世界に資金・技術提供するのには無理がある…そこで我々ですよ、あなたたちが我々に資金提供をし、それによって得た成果を人類公共のものとする」&lt;br /&gt;
笑みを浮かべながら、再び発言を続ける&lt;br /&gt;
「当然、その資金を無駄にしないために、こちらも努力します…で、その努力の妨害をして欲しくないので、多少の独断行動は――」&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;&lt;br /&gt;
60&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/05/20(日) 05:36:04 ID:??? &lt;br /&gt;
予算審議の面で、この執務室に呼ばれていた財務長官は、当然のように激発し、口を挟む&lt;br /&gt;
「独断行動だと？…それは今、貴様らがやっている事だろう！」&lt;br /&gt;
「かまわん、許可する」&lt;br /&gt;
「大統領！」&lt;br /&gt;
「構わんと言っている！こうなる事が分かって、先の提案を受け入れたのだろうが！！」&lt;br /&gt;
大統領の静止が、正しいことを言っているはずの彼にとっては、よほど不当なものに思えたのだろう、再び反論を試みる&lt;br /&gt;
「しかし、アメリカ合衆国は――」&lt;br /&gt;
声を荒げての反論だったが、大統領のそれは更に大きかった&lt;br /&gt;
「いまさら遅い！これまで彼らが独立した行動が出来るようにしてきたのは、我々と国連だ！！」&lt;br /&gt;
「…っ！！」&lt;br /&gt;
しばらく沈黙が続いた、佐藤は笑顔で、櫻井はつまらなそうに、その二人の秘書と部下は冷ややかにこのやり取りを見守っていた&lt;br /&gt;
「お話が終わったようだけど、本題に移っていいかしら？」&lt;br /&gt;
茶番を見るのに飽きたといった様子だったので、財務長官は更に不機嫌そうな顔をした&lt;br /&gt;
「そうですね…相原君、お願いします」&lt;br /&gt;
「…はい」&lt;br /&gt;
照明が消えると同時にプロジェクターが起動し、部屋を照らす&lt;br /&gt;
「じゃあ、始めましょうかね…何について、どこから話し始めましょうか？――」&lt;br /&gt;
笑顔で言う佐藤のメガネは、プロジェクターの光を反射して光っていた&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
61&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/05/20(日) 05:38:23 ID:??? &lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
一瞬静まり返った室内だったが、佐藤の方から切り出した&lt;br /&gt;
「漠然としたものでかまいませんよ？…資料を回しておいたので、具体的な質問が来ると思っていたんですが――」&lt;br /&gt;
微笑みかけてくる佐藤に、少し戸惑いながら大統領が口を開く&lt;br /&gt;
「…一番気になっているところだ、EOLTとは一体…何者なんだ？」&lt;br /&gt;
「なるほど…確かに漠然としたものだ…」&lt;br /&gt;
プロジェクターから、火星にて確認された構造体が映し出される&lt;br /&gt;
「EOLTはその名のとおり、地球外起源の生物です…しかし、その生態は、とても自然発生したものには思えません」&lt;br /&gt;
「ここで言う自然発生というのは、野生の生物ではありえないと言う意味で、何らかの科学文明を持っている存在と言うことも意味しますが、その反面――」&lt;br /&gt;
画像が月で確認された構造体と、そこから出現する物体に変わる&lt;br /&gt;
「こうした構造の生物が、科学文明を持ち、人類のようにそれを扱いやすくするために進化した生物だとは、とても思えないと言う矛盾も示しています」&lt;br /&gt;
次に現れたのは、ニューヨーク・タイムズ紙に掲載された写真であった&lt;br /&gt;
「そのことから我々は、この生命体が“何らかの科学文明が意図的に誕生させたもの”であると言う仮説を立てました」&lt;br /&gt;
再び画像は構造体のそれに変わった、今度は地球のものである&lt;br /&gt;
「そして、ここでNASAが構造体を確認した初期より持っていた仮説“構造体が資源の最終・精製用のプラントである”というものが浮かび上がってきました」&lt;br /&gt;
「つまり、EOLTとそれを運んできた構造体は、人類以外の科学文明が、資源最終の目的で送り込んできたユニットであることが想像されたわけです」&lt;br /&gt;
何人かの人間が口を挟もうとするが、それより先に佐藤は話し出す&lt;br /&gt;
「しかし、その資源採集の目的が依然として不明のままです、純粋に資源を採集し、持ち帰ることが目的なら簡単ですが…」&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;&lt;br /&gt;
62&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/05/20(日) 05:39:12 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;画像が何かの論文の切り抜きに変わった&lt;br /&gt;
「フォン・ノイマン型の資源採集用ユニットで、自分を複製するために資源採集機能が付いている場合、資源採集以外の目的があることになります」&lt;br /&gt;
「これが人類など、自己以外の生命体ないし科学文明を発見したいという、彼らの生みの親の願望ならいいのですが、彼らは攻撃をしてきています」&lt;br /&gt;
「ただ単に興味を持っただけで、いることが分かれば後はどうでもいいのか、攻撃されたから反撃しているだけなのかは分かりません」&lt;br /&gt;
画像が映像に取って代わられた&lt;br /&gt;
…それはニューヨーク市の戦闘で、ちょうど中型の探査科が勢いよく米兵の群れに突っ込み、装甲車両を殴り飛ばし、遅れてきた触手で歩兵を細切れにしたところだった&lt;br /&gt;

「ですが、このたとえが正確かは分かりませんが、明らかに戦闘については素人であることは間違いなさそうです」&lt;br /&gt;
「用兵の仕方も、マンハッタン事件以後にとってつけた様に使われ始めたもので、それ以前はまるっきりでたらめでした」&lt;br /&gt;
映像がヘリから撮影されたものに変わり、大統領以下、客人以外の全員がその映像を注視する&lt;br /&gt;
しかし、どこが用兵の仕方がでたらめなのか、それを見る人間には判断付かないようである&lt;br /&gt;
「もっとも、圧倒的な戦闘能力の差と、こちら側の混乱等があり、EOLTは一方的に勝利しましたが…」&lt;br /&gt;
次に映し出されたのは、二種類のEOLT…追跡・追撃科を遠距離から撮影したものを、画像処理したものらしい&lt;br /&gt;
「最初の戦闘の後、やはり、とってつけたような自衛用個体が出現し始めたこともあり、おそらく、人類との戦争以外の目的で着たことは間違いないはずです」&lt;br /&gt;
また静止画像から動画へと変わり、観客の目を引く…どうやら、シベリア戦線のものらしい雪原での戦闘が写される&lt;br /&gt;
「ただ、最大の問題は、“今もそうであるか“ということで…つまり、人類との戦争に勝つことが目的へと変わり、これから本格侵攻が始まるとも限らない」&lt;br /&gt;
プロジェクターから映し出される画像が、「7号資料」と書かれた画像に摩り替わり、回答が終了したことを告げる&lt;br /&gt;
「まあ、そんなところです。地球生物とその文明の生殺与奪の権利を持っていることも間違いなさそうですね…えー、次の質問は？」&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;&lt;br /&gt;
63&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/05/20(日) 05:40:57 ID:??? &lt;br /&gt;
次の質問者は副大統領だった…重みのある声を上げ、佐藤に問いただす&lt;br /&gt;
「やつらの生態についてはどの程度判明している？…たとえば、どの程度の休息が必要なのかといったことや、生殖の過程などだが…」&lt;br /&gt;
「ああ、それでなんですけどね…休息――つまり睡眠を行っていることは確認されていないし、生殖活動を行う機能が備わっていないことも分かってます」&lt;br /&gt;
画像はロシアで解剖されたEOLTの写真に変わる…画像には、「10号資料」の文字が書かれていた&lt;br /&gt;
「そして、何らかの方法で、体外から食物を取り込む機能も確認されていません」&lt;br /&gt;
「食物を摂取しないというのか！？…しかし、それで一体、どうやって活動を続けて――！」&lt;br /&gt;
「食物を摂取しないというのは、自力でそれを行うことができない、という意味です…たぶん、構造体内で供給されるのでしょう」&lt;br /&gt;
「その姿は確認されているのか？」&lt;br /&gt;
「いいえ、まったく確認されていません、ですから完全な仮説です」&lt;br /&gt;
画像がエネルギー補給のサイクルを表す図に変わる――ラテン語で書かれているため、一部の人間は読むことができなかったが&lt;br /&gt;
「同じように、新陳代謝も行っていない…これはまだ健勝段階の情報ですが、いずれその成果をロシア政府が公表するでしょう」&lt;br /&gt;
観客の数人が目を細める、ロシア政府が好評どころか、いまだ検証中の情報をどうやって知りえたのか…&lt;br /&gt;
「あー…何かまず事を言いましたか――？」&lt;br /&gt;
かすかに佐藤が笑みを浮かべる…明らかに普段のそれとは異質なものだった、どこか不気味な――&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
64&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/05/20(日) 05:41:42 ID:??? &lt;br /&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;br /&gt;
「――そうか、いや、なんでもない…次の質問だが、やつらは資源採集用のユニットだといったな？―もしそうだとすれば、資源採集に向けての動きがあるはずだが？」&lt;br /&gt;

「ええ、知ってのとおり、根を地中に張り巡らせ、主縦坑にあたる根の先端部分を、地球の核に向けて放ちました」&lt;br /&gt;
一部観測データのグラフを添付したその想像図が映し出される&lt;br /&gt;
「そこで問題なのが、“根“を地球の核にむけてはなった以外、目立った資源採集に向けての行動を示していたいと言うことです」&lt;br /&gt;
構造体から延びる横坑の伸び方を、時間を早回しにして再生する&lt;br /&gt;
「たしかに、坑道を張り巡らしてはいますが、採掘作業を行っているらしい情報は一切入っていない…理由は幾つか考えました」&lt;br /&gt;
「一つ目は、目的となる資源があるところまで、その勢力圏、ないし根が伸びていないということ…これでEOLTが勢力圏を少しずつ伸ばしてきている理由が説明できます」&lt;br /&gt;

「二つ目は、人類という脅威が目前にある今、資源の採集どころではないと判断しているためです…これが正しければ、自衛用個体の件も説明できます」&lt;br /&gt;
「三つ目は、そもそも資源採集という目的そのものがないのか…」&lt;br /&gt;
一息つく佐藤を見た後、行く認可の観客は顔を机に落とし、考え込む&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;&lt;br /&gt;
65&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/05/20(日) 05:42:48 ID:??? &lt;br /&gt;
しかし、それ以上に思いつめた表情を見せている人物が、発言者である佐藤本人であることに気付く人間はそう多くはなかった&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
――あるいはこの仮説のうち、そのどれも違うのかもしれない…私たちが思いもよらない何か…そう、人間には考えもつかない何かが――&lt;br /&gt;
――とにかく、物事を判断するには、あまりに時間も情報も少なすぎる…いずれ嫌でも気付く時が来るはずだ…そのときまで――&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
彼はそう思いつつ、口元に手を当てて考え込んでいた…&lt;br /&gt;
桜井は彼を見て、意味ありげにかすかな笑みを浮かべ、ポケットの中のガバメントを弄り回し始める・・・&lt;br /&gt;&lt;u&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;&lt;br /&gt;
239&lt;/font&gt;&lt;/u&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/05/23(水) 04:45:16 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;――そのときまでに、出来るだけの事を済ませておくべきだろう…やれるときにやっておかなければ――&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
考え込む佐藤をよそに、政治家たちは噂話でもするかのように、仲間内で議論を始める&lt;br /&gt;
大統領たちの会話にすら気を取られずに考え込む…櫻井はこの光景を見て、どこか奇妙な感覚を覚えずにはいられなかった&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
――間に合わなくなるかもしれない…これを長引かせるべきではないだろう――&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
国家の枠組みを超えて、権限と権力を獲得してしまい、国連の混乱に乗じてEIEとIUEITAに組織的な自由を与え&lt;br /&gt;
プロジェクト８９２０にいたっては、ほぼ独断で行動し、その成果を報告する義務すら怠っている&lt;br /&gt;
それはこの――つい数日前まで、国家公務員である意外、なんの政治的な権力も持っていなかった男によるものだ&lt;br /&gt;
もしかしたら、彼が今後の人類の命運を分けるような行動をとるかもしれない…櫻井はそう考えていた&lt;br /&gt;
肝心の彼――佐藤は、いまだ結論を出せずに居る…&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
――もしかしたら、勝つことは出来ずとも、人類が当面の目的を達成できるかもしれない…問題なのは、3つのうちどれになるか――&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
・・・佐藤は腕をポケットに戻し、それを見た相原がプロジェクターを再び起動する&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「それじゃあ、次は何を話せば？」&lt;br /&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;&lt;br /&gt;
764&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/06/16(土) 07:41:30 ID:??? &lt;br /&gt;
・・・会議（？）の終結は意外にも早かった&lt;br /&gt;
大統領以下数名の出席者が国防省に呼び出されたためで、連絡が入ってからほんの数分でほぼ全員が引き払ってしまった…&lt;br /&gt;
会話から察するに、どうやら海兵隊予備役の全面召集において、何らかの問題が発生したらしい&lt;br /&gt;
置いてきぼりを食らわされた来客の面々は、大統領執務室内に留まる目的を失ったため、荷物をまとめると、早々にその部屋を後にしていった&lt;br /&gt;
ただ、その来客の面々にまったく動揺が無いのは職業病か、ただ単純に性格の問題なのか、それとも…&lt;br /&gt;
「いやいや、ここまでの扱いを受けるとは思いませんでした」&lt;br /&gt;
佐藤は、やはりうれしそうに微笑を浮かべながら喋る…その微笑が何を意味するのかはわからないが、同じく悪意の類はまったく感じられない&lt;br /&gt;
「…わかりきっていたことでは？」&lt;br /&gt;
隣でノートパソコンを持ち、無表情のままたたずんでいる秘書スーツを着た女性が、何か不自然なものでも見るかのような表情で声を出す&lt;br /&gt;
見下しているような態度といえなくも無いが、悪意のこもったものではなく、何か別なものを感じさせた&lt;br /&gt;
しかし、上司に対しての口の聞き方として問題があることは事実なので、向かい合う位置にいた半白の頭をした男が静止に入る&lt;br /&gt;
「…相原君」&lt;br /&gt;
「そもそも、歓迎される立場にはいませんし」&lt;br /&gt;
「相原君！」&lt;br /&gt;
多少声を荒げ始めたその半白の頭の男に対して、佐藤が見かねたように反応する&lt;br /&gt;
「あぁ、いいです、いいです…別にかまいません」&lt;br /&gt;
「は、はぁ…」 &lt;br /&gt;
 &lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;765&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/06/16(土) 07:44:05 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;佐藤の反応にしっくり来ないものを感じながらも、姿勢を正して引き下がる&lt;br /&gt;
その反応の仕方と動きからは、元は軍に在籍していたであろうことをほかの一部の目撃者たちは感じ取った――おそらくは日本国自衛隊（JSDF）&lt;br /&gt;
脇の下には、ほんの僅かだが膨らみがあり、何かが垂れ下がっているように見えた…拳銃の類だろう&lt;br /&gt;
「ところで、この部屋は盗聴されてますかね？」&lt;br /&gt;
「問題ありません」&lt;br /&gt;
ポケットに手を入れたまま前かがみになって部屋を見回す佐藤への返答は冷淡なものだったが、本人にそれを気にしている様子は無かった&lt;br /&gt;
「では国際電話で海上幕僚長に連絡を取って下さい」&lt;br /&gt;
「吉川さんですか…用件は？」&lt;br /&gt;
「直接話しますから繋がったら変わってください」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;766&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/06/16(土) 07:45:34 ID:??? &lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
国際電話――マンハッタン事件以来、通信衛星がほぼ制御不能に陥り、国際電話の類は一時的に使用不能に陥ったが、回線が破壊されたわけでもなく&lt;br /&gt;
海底ケーブルに頼るほか無くなっていたものの、通話不能ということにはなっていないため、現在でも利用は継続されている&lt;br /&gt;
もっとも、料金等に変わりは無く、安否確認のために合衆国とロシアへの通信が一時的に増えた以外、通話量に変化は無いが&lt;br /&gt;
「どちら様ですか…」&lt;br /&gt;
電話の向こうの声を中継する相原の声は、相変わらず冷静というよりも、感情の起伏云々をつかさどる脳の部位に&lt;br /&gt;
何らかの障害を持っているのではないかと思わせるほど、無感動な…少なくとも、ただ単に職業病ともいえないものであることは感じさせた&lt;br /&gt;
「えーと…佐藤です」&lt;br /&gt;
「わかりました」&lt;br /&gt;
電話にその言葉を伝えた直後に会話が途切れ、相原が沈黙しているところから、相手の急激な反応の変化が見て取れた&lt;br /&gt;
数瞬の後、電話の向こうから応答があり、本人が出るようにとの指示を受け、佐藤が眼鏡の位置を直しつつ、交代する&lt;br /&gt;
「どうも…」&lt;br /&gt;
佐藤は相変わらず笑顔でいるものの、電話に向かって第一声を発した瞬間、表情が微妙な変化を見せたことには、誰も気がつかなかっただろう&lt;br /&gt;
「―佐藤君…久しぶりだな―」&lt;br /&gt;
「ええ、5年ぶりですねぇ…随分と昇進なさったようで、あの時の彼方はまだ三佐だった」&lt;br /&gt;
「―いや、結局は君の立場のほうが上だ、凡人の限界というかな…それで、用件は何だ？―」&lt;br /&gt;
「DDH…ヘリコプター搭載護衛艦を一隻、貸して貰いたいんですが」&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
767&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/06/16(土) 07:46:25 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;「―DDH？ただでさえ希少価値の高い船だ、そう簡単には動かせんぞ―」&lt;br /&gt;
声を大きくする海上幕僚長に対し、佐藤はいたって冷淡に対応する&lt;br /&gt;
「総理には話をつけてありますし、今までにも日本人技術・研究者の派遣はありました。EOLTの調査・監視のための自衛隊派遣もそれほど反発を受けないでしょう」&lt;br /&gt;

「―国民感情の点は問題ない、報道規制を行っているのだしな…ただ、米国政府は？」&lt;br /&gt;
佐藤は何かを思い浮かべるような表情をした後、また笑顔になり電話に向かう&lt;br /&gt;
「それなら問題ありませんね、そちらは護衛艦を動かしてくれるだけで十分です。後は人を殺そうが何をしようが、私の仕事ですから」&lt;br /&gt;
軽い笑い声を上げながらの発言とは思えなかったが、電話の向こうの反応も、その点については言及しようとしなかった&lt;br /&gt;
「…壊さんでくれよ」&lt;br /&gt;
「ああ、その点は大丈夫です。今度は壊さないように使いますから」&lt;br /&gt;
笑顔でそういったせりふをはいているところを、第三者が見れば、子供が玩具の貸し借りでもしているかのように思っただろう&lt;br /&gt;
事実、佐藤からしてみれば、その程度のものなのかもしれないが――それにしてはあまりに高級なものだ&lt;br /&gt;
「お前のことだ、相手は人間だろう？」&lt;br /&gt;
「人聞きが悪いですねぇ、人類のため…EOLTに勝つために、人間と戦うんです」&lt;br /&gt;
EOLTに勝つ――この“勝つ”という言葉にはいったいどのような意味があったのか、それを聞くものにはほとんど理解できなかった&lt;br /&gt;
EIEもIUEITAもプロジェクト8920も、すべて一貫性があるように見えてないものだ&lt;br /&gt;
いったい、誰が何のためにどのような行動を起こしているのか、把握が困難なほどに状況は混沌としている&lt;br /&gt;
佐藤の行動についても例外ではなく、一見すると前途の組織のために動いているようだが&lt;br /&gt;
すでに一人歩きをし始めている同組織の主導権を手に入れつつある佐藤が、ほぼ自由意志で動いていることから考えれば、何らかの思惑があると見ても間違いないだろう&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
768&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/06/16(土) 07:47:33 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;「―…まあいい、検討してみる。用意が出来次第、こちらから連絡しよう―」&lt;br /&gt;
もっとも、その思惑が表面化し佐藤が完全に独自の行動を開始するには、相当な時間の経過と状況の変化が不可欠だろうと思われた&lt;br /&gt;
「よろしくお願いしますよ」&lt;br /&gt;
現に、今のところ彼は、EIE本部所属の職員であり、プロジェクト8920に関わっているという他は、特別な人間という訳ではなく&lt;br /&gt;
政府の意思や政治の動向、そういったものに左右される哀れな技術・研究者、そのうちの一人でしかない&lt;br /&gt;
「―ああ―」&lt;br /&gt;
立場的には合衆国大統領より上であっても、政治家たちがその気になれば彼程度の存在は簡単につぶせてしまうはずだろう&lt;br /&gt;
少なくともそう思って間違いないはずだ、まだ始まってから数日…問題なのは、この戦いが長引いてしまったとき、どうなってしまうのか&lt;br /&gt;
彼は明らかにその時の為の布石をまいている…戦いが長引き、何か行動を起こさなければならなくなったときの為の布石を…&lt;br /&gt;
「それじゃまた」&lt;br /&gt;
携帯を閉じる音を聞いたときに、その通話を隣で眺めていた櫻井は、自分が人差し指の第二間接にあたる部分の手袋をかみ締めているのに気づいて、あわてて姿勢を正す&lt;br /&gt;

――考えすぎなのかもしれないが、自分もいずれ同じことをするはずだ…でも何のために、なぜ私が…？&lt;br /&gt;
そう考えていくとある疑問に落ち着く、彼はなぜ、何のために、何をしようとしている？…なぜ彼でないといけない？&lt;br /&gt;
まだ人類救済のための特殊機関だとかの類は立ち上がっていない、あったとしても、計画の段階であるはずだ、彼が関わっているはずもない&lt;br /&gt;
仮に知っていたとしても、なぜ布石を撒く必要がある？彼がそんなことをする必要は無いはずなのに…――&lt;br /&gt;
釈然としない思いを抱えつつも、櫻井は思考を中断する、無駄な時間と解釈したためだろうか、それとも彼女なりの結論を見出したからだろうか…&lt;br /&gt;
それを不審そうな顔で眺める相原はいったん佐藤を振り返るが、何も考えていないように、執務室の壁にかけてあるカレンダーに見入っている&lt;br /&gt;
どこまでが正しい評価で、どこからが過大評価なのか検討もつかない男だが、彼女にはむしろ過小評価している可能性すら感じさせた&lt;br /&gt;
どちらにせよ、この戦いが本格化するまで、その本性を垣間見ることも無理そうではあったが&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
769&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/06/16(土) 07:49:20 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;「…これからどうしますか？」&lt;br /&gt;
「そうですねぇ…まあ、しばらく時間をつぶしてから国防総省にいきますか…他にやることも無いですし、モスクワへ飛ぶには時間も無い」&lt;br /&gt;
「そうね…どうせお呼びがかかるでしょうし」&lt;br /&gt;
相原の問いに対する佐藤の返答は、特に考えていなかったと言わんばかりの曖昧なものだったが、櫻井の同意もあるので&lt;br /&gt;
他にこれからの行動を左右する人物もいなくなり、相原はヘリの手配を始める&lt;br /&gt;
「きっと今頃血が上って腫れ上がった頭を抱えているはずです…懸賞が出るわけでもないのに難解なパズルを解く思いのはずですから」&lt;br /&gt;
ヘリの爆音に振り向きつつ、ネクタイの位置を直す佐藤から笑顔が消える&lt;br /&gt;
「あ、よく考えたら当分の間は日本に帰れませんねぇ…」&lt;br /&gt;
「ゴールデンタイムを当分見逃すことになりますね」&lt;br /&gt;
珍しく、佐藤の独り言に対して同意をしてきた相原だが、表情に変化は無い&lt;br /&gt;
「そうですねぇ…ネットに転がっているアニメは画質が悪くて、とてもとても」&lt;br /&gt;
「誰もアニメとは言っていませんが…」&lt;br /&gt;
普通なら笑い声のひとつでも上がりそうなものだが、やはり表情一つ変えない…&lt;br /&gt;
慣れている人間でなければ、逆に険悪な雰囲気になってしまうところだが、やはりそれを気にする人間はこのメンバーにいないらしい&lt;br /&gt;
今までのやり取りを眺めていたホワイトハウスの職員は、「なぜこんな連中が…」という疑問に駆られながらも、声に出せずにいた&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;771&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/06/16(土) 07:52:43 ID:??? &lt;br /&gt;
27日　・・・この日、世界経済は大恐慌時を上回る不況に陥ったことが判明、マンハッタン事件後の貿易の破綻等が主な原因とされる&lt;br /&gt;
午前1時　米軍、大統領以下政治関係者との会合を進め、海兵隊予備役総数40,000名の全面召集し、第4海兵遠征軍編制を開始することを決定&lt;br /&gt;
来るべきEOLTの南下、ないし北上進攻の阻止、およびニューヨーク市の封鎖を目的とした任務に当たらせるためではあるが&lt;br /&gt;
一部、ロシア軍の構造体突入作戦に対抗し、構造体への侵攻、つまりニューヨーク市を構成する島々への着上陸を目的とした配備との見方もある&lt;br /&gt;
5時50分　ロシアにおけるEOLT個体数調査の集計が完了、若干の個体数増加以外、総数に変化はほとんど無いものの&lt;br /&gt;
各科が占める割合が10~15%と大きく変化し、大型種の減少に伴い、小・中型種が増加していることが判明&lt;br /&gt;
また、複数の亜種が出現していることも確認された、その種数は計7種&lt;br /&gt;
うちの2種は触手が生えている位置が、小型種でありながら中型と同じなどの変化が合ったが、その他は大きな構造の変化は無く、色や突起物腕の長さなどに変化程度&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
なお、突然空中で爆発するという、不可解な事故によって陸軍のヘリ2機が失われているものの、調査等は行えず、詳細は不明…&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;&lt;br /&gt;
252&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/07/15(日) 18:10:19 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;・・・なんとも言えない、重たい雰囲気に包まれる国防総省の一室では、合衆国の政治・軍部の首脳が一堂に会していた&lt;br /&gt;
中央の席には大統領と副大統領、国防長官が座しているが、いずれも…特に大統領は不満そのものといった表情をしている&lt;br /&gt;
それも仕方が無いことだろう、ここ数日は容認しがたい事実の連続――彼からしてみれば――だったのだ&lt;br /&gt;
この決定に同意してはいるものの、アメリカ合衆国の頂点に君臨してきた彼に、現在の扱いは到底耐えられるものではない&lt;br /&gt;
いくら国連の後ろ盾が在ろうと、いかに先進国の合意の下に下された決断であろうと、それはアメリカ合衆国大統領にとって問題無いと言うだけだ&lt;br /&gt;
国益…果ては人類の存亡という使命感を背負う政治家としてではなく、彼個人にとってすれば、あまりに理不尽なものだ&lt;br /&gt;
もっとも、彼も大統領まで上り詰めたほどの人物であり、この程度のことで不機嫌をばら撒くような人物ではない&lt;br /&gt;
会議の行き詰まりと、それに伴って佐藤以下数名の手助けが必要であるということ&lt;br /&gt;
そして、連絡を取ろうとした矢先、この状況を予想していた佐藤本人から「今そちらに向かっている」という、挑発的内容の連絡が入り、それを増長してしまったためだ&lt;br /&gt;

もう、これ以上の刺激を受ければ、冷静な判断能力が失われるどころか、その権限を暴発させかねない――先の海兵隊の件もある&lt;br /&gt;
彼を取り巻く首脳部の人間たちは、ここへ来る人間が、その“刺激”を与えないことを祈るばかりだった…&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;/dl&gt;&lt;p&gt;&lt;a id=&quot;a253&quot; name=&quot;a253&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;dl&gt;&lt;dt&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;253&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/07/15(日) 18:10:55
ID:???&lt;br /&gt;&lt;/font&gt;&lt;br /&gt;
「……ええ…何か、言いたいことは？」&lt;br /&gt;
沈黙に耐えかねた様子の司会進行役の副大統領は口を開く&lt;br /&gt;
答えるものが誰も居ないのは、佐藤の罪悪意識のかけらも無いような軽快な口調で、冗談交じりの話を聞いたためだろうか…気分を毒され、誰も喋らない&lt;br /&gt;
椅子に腰を下ろし、姿勢を若干崩しつつ、副大統領は目線を落とす&lt;br /&gt;
佐藤の名詞が一枚、資料のうちの一枚のA4のコピー用紙にクリップで留められている&lt;br /&gt;
「嵐の前の静けさにならなければ良いが…」&lt;br /&gt;
彼の呟きの語尾には、誰かの低い笑い声が重なった&lt;br /&gt;
左右をゆっくりと見回してみると、かすかに笑みを浮かべている一人の人物が視界に入る&lt;br /&gt;
マイケル・W・ウェイン…この空軍長官の役職につく品のいい老紳士は、非常に有能な人物であることは間違いない&lt;br /&gt;
しかし、空気が読めないのか、それともわざとかき乱そうとしているのか、彼の言動はこういった場の雰囲気を悪化させることが多々ある&lt;br /&gt;
しかも、その悪化の度合いが非常に高く、声を低くすることもしないため、始末に終えない&lt;br /&gt;
逆を言えば、それが無い彼は非常に理想的な人物になるのかもしれないが、そんな妄想の類は何の意味も無いだろう&lt;br /&gt;
それよりも、その横で涼しげな顔をして、資料をただ眺めているM・モズリー大将にこそ、自分を変える努力をしてほしかった&lt;br /&gt;
空軍の参謀総長たる彼が、空軍長官の悪い癖の一つも指摘してやれないというのは、さすがに考え物だろう&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;254&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/07/15(日) 18:11:34 ID:???&lt;br /&gt;
「はぁ……」&lt;br /&gt;
空軍長官と参謀総長を交互に見たあと、溜息をつくのはジェームズ・T・コンウェイ海兵隊大将だった&lt;br /&gt;
大統領の命令があれば、議会の承認を待たずに従う必要のある彼は、広意義で言えば、一連の混乱の被害者だろう&lt;br /&gt;
自分は何も知らないうちに、合衆国首脳部は他国との協議の末、わけの分からない計画を推し進めていった&lt;br /&gt;
そして、彼は突然、海兵隊派遣の命令を受けた…その挙句、多くの部下を失う&lt;br /&gt;
しかもそれは、EOLTと公の場で交戦し「名誉の戦死を遂げた」のではなく、事実は完全に隠蔽された後&lt;br /&gt;
極秘裏に記録を偽造、揚陸艦の沈没事故、という形で世間に公表される始末であった&lt;br /&gt;
とにかく、軍部の高官たちは、先に起きた二度の戦闘によって、自信やプライドの類をずたずたにされてしまった&lt;br /&gt;
それだけならまだしも、多大な被害を被り、その再建を行う程度の余裕しか無いという、絶望的な現状&lt;br /&gt;
一部の…特に陸軍に代表される高官たちは、半ば放心状態でここに集まっている&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;255&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/07/15(日) 18:13:01 ID:???&lt;br /&gt;
「それで、あの男はいつごろ到着する？」&lt;br /&gt;
国防長官が口を開き、その引き締まった顔に似合わず、どこか優雅さすら感じさせる声を漏らす&lt;br /&gt;
その声とは裏腹に、憂鬱の虫でも抱えているような雰囲気漂ってくるので、少し不謹慎なたとえが頭に浮かんだが、すぐに振り払った&lt;br /&gt;
「ヘリで向かっているそうですが、まあ、後数分でしょう」&lt;br /&gt;
やたら重たい口調でそう答える副官の表情からは、明らかな不信感が見て取れた&lt;br /&gt;
無理も無い――そう思う副大統領は、もう一度目線を落とし、資料に混じっている“あの男”の名詞を見つめる&lt;br /&gt;
顔写真の横には漢字で佐藤と刻まれ、その上にはローマ字で読み仮名がふられている&lt;br /&gt;
しかし、苗字だけで下の名前はどこにも記されていない…そのかわり、国際電話の番号が刻まれている&lt;br /&gt;
「担当の事務官か…いい身分だな」&lt;br /&gt;
低い笑い声が聞こえてくる…驚いたことに、その声の主は、彼の行動を注視していた大統領その人である&lt;br /&gt;
不機嫌が爆発する寸前の彼が、それを誤魔化そうとしての笑みなのだろうが、ここまでくると、不気味に思えた&lt;br /&gt;
しかし、事実この担当事務官も半ばお飾りに過ぎず、佐藤は自分自身の考えで動き回っている&lt;br /&gt;
そんなものの為に、国連の予算をつぎ込んでいるのだ――もっとも、マンハッタン事件以来、独断で動かなければ迅速な行動は不可能になっていたが&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;256&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/07/15(日) 18:14:25 ID:???&lt;br /&gt;
「本当に、ろくでもない事ばかり起こるな」&lt;br /&gt;
手を目頭に当てつつ、そう呟くのは、ホワイトハウスで300億の資金を捻出するべく、膨大な資料と電話相手と格闘する財務長官であった&lt;br /&gt;
最初は怒りに震えていたものの、今では山積みの仕事に血の気が引き、比較的落ち着いている&lt;br /&gt;
どこか笑える絵ではあったが、同じく国務を預かる副大統領として、彼に同情せずにはいられない&lt;br /&gt;
「…あんなものさえ、降って来なければ、な」&lt;br /&gt;
そうだ――あんな物さえ落ちてこなければ、何も変わりはなかったはずなのだ&lt;br /&gt;
すべての元凶は、あの宇宙からの来訪者たちであり、誰のせいでもない…かといって、誰かに敵意や憎悪を向けなければやりきれない&lt;br /&gt;
前線で戦う兵士たちならば、それはその“宇宙からの来訪者”だろうが、政治家たちはそうも行かない&lt;br /&gt;
むしろ、できることならば、平和的な共存関係を打ち立てたいと考えている…そういった感情は一切排除する必要がある&lt;br /&gt;
やはり、必然的にそれらの対象は、同じ人間ということになる&lt;br /&gt;
「何も変わらんな…結局のところ」&lt;br /&gt;
国防長官の声に、一瞬思考でも読まれたかのような驚きの表情を見せた&lt;br /&gt;
だが、口を開くことなく彼はまた視線だけを下に落とし、物思いにふけり始めた…&lt;br /&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;&lt;br /&gt;
688&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/12/02(日) 19:01:25 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;9時20分　国連、プロジェクト「８９２０」進行中に失った“人員“の補充と部隊再編を名目とし、被験者収集のための機関立ち上げを検討&lt;br /&gt;
同時に、IUEHBHECへの資金を増額、８９２０の独立が進む&lt;br /&gt;
10時15分　米海軍省、ニューヨーク湾に展開中のハリー・S・トールマンの空母打撃群を構成する艦艇から、タイコンテロガ級巡洋艦3隻を抜粋し、EOLT観測の任に当てることを決定&lt;br /&gt;

通信設備を整備し、いったん壊滅した通信・情報伝達網を回復させた後、対潜哨戒機、および偵察機と共に広域に展開を開始&lt;br /&gt;
午後2時　NATO軍、イギリスとドイツにて駐屯地の基礎設営を完了し、編成を開始、カナダ軍は一足先に東海岸に兵力を配置&lt;br /&gt;
7時23分　米海軍の巡洋艦3隻の広域展開が完了し、観測行動へ移行&lt;br /&gt;
9時25分　CIS軍内部で新ロシア派とそうでない国家間での足並みがそろわず、ロシア軍による集権体制は整わず&lt;br /&gt;
11時11分　米巡洋艦「レイテ・ガルフ(USS Leyte Gulf, CG-55)」が指定海域を航行中、海中で“何か”移動しているのを探知&lt;br /&gt;
ディッピングソナーの反響音から、海中を航行中のEOLTであると断定、追跡を開始するものの、原因不明の通信障害を受け、他艦艇との連携はとれず&lt;br /&gt;
28日午前1時29分　通信回復、他艦艇との連絡を取り、目標の追跡を開始&lt;br /&gt;
しかし、その航行速度は非常に速く、巡洋艦レイテ・ガルフとの距離は縮まらず、他艦艇との合流はほぼ不可能とされ、単独で追跡を開始&lt;br /&gt;
3時51分　ホワイトハウス＝クレムリン間のホットラインが復旧&lt;br /&gt;
4時　イギリス軍、保有する空母機動部隊のうち、二つをアメリカ合衆国へ派遣することを検討&lt;br /&gt;
この一部手続きを国連へ委託すると同時に、同じく軍事的な支援にあえぐロシア政府への対応に力を割く&lt;br /&gt;
5時13分　追跡中のEOLTが方向転換、巡洋艦レイテ・ガルフとの距離は30kmまでに縮まる&lt;br /&gt;
7時　ロシア政府、必要上の解剖は貴重な遺体を破損させる上、これ以上、単純な解剖によって判明することは少ないとの判断から&lt;br /&gt;
モスクワでの死体解剖作業を一時中断し、そこから抽出した各種試料の分析に移行し、各種機関へと配送&lt;br /&gt;
9時41分　巡洋艦レイテ・ガルフ、構造体に接近しすぎた為、これ以上の目標追跡は困難と判断し、限界までの接近を開始するが、再び電波障害により通信途絶&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
詳細時刻不明・・・米巡洋艦「レイテ・ガルフ」がEOLT（千里眼科であると推定）と交戦、撃沈される&lt;/dt&gt;
&lt;/dl&gt;&lt;p&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;748&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/12/24(月) 13:50:48 ID:???&lt;br /&gt;
午後0時15分　EOLTの死体を保持した状態でタイコンテロガ級イージス巡洋艦二隻「サン・ジャシント」と「ノーマンディー」が艦隊に復帰&lt;br /&gt;
しかし、「レイテ・ガルフ」を失ったことによる動揺は大きく、以後、哨戒作戦は中止されることで海軍省と国防省は同意&lt;br /&gt;
この際に、政府や軍内部ですら、一部にしか知らされない情報のやり取り、密約等があったとされるが、黙認される&lt;br /&gt;
2時35分　ロシア政府、軍内部で進行していた構造体突入作戦の立案について、公のものではないが全面的に容認&lt;br /&gt;
各軍組織が行動を開始する&lt;br /&gt;
9時　国連一部勢力、米ロ両国の動きを把握しきれず、独自の諜報機関の重要性を示唆&lt;br /&gt;
同時に、国連の動きを支えてきた中国を除く常任理事国と日本の各政府の一部は、事実上の諜報機関として動きも兼ねていたこともあり、これを糾弾&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;a id=&quot;a749&quot; name=&quot;a749&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;dl&gt;&lt;dt&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;749&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/12/24(月) 13:51:09 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;29日・・・この日、すでにマンハッタン事件によって受けた影響から軍上層部、および超国家的な情報伝達網などが回復&lt;br /&gt;
ただし、さまざまな情報統制等における利点から、政府末端組織や民間のそれには回復の兆しが見えず&lt;br /&gt;
午前1時　「８９２０」の存在と動きをおぼろげながら把握したロシア政府は、軍の諜報機関を用いて情報収集を開始&lt;br /&gt;
また、「ボストーク計画」の進行のため、人材の収集を開始する&lt;br /&gt;
6時20分　ニューヨーク封鎖部隊の一部が消息を絶つ&lt;br /&gt;
一切の原因がつかめないこの事件に対する封鎖部隊司令部の判断は「リスクが大きいため、捜索は行わず」&lt;br /&gt;
10時　米軍、構造体周辺の海上封鎖網を設置する方針で政府の承諾を得る&lt;br /&gt;
米第一・第二艦隊の約半数の投入を検討するものの、通信・情報伝達網の回復は完全ではなく、構造体落下の影響で大西洋を徘徊する事となっていた一部艦艇の集結も遅れる&lt;br /&gt;

午後3時40分　ロシア空軍の（戦略）爆撃機部隊のシベリア方面への集中配備の大半が完了&lt;br /&gt;
各部隊司令部の移転や地上の支援部隊の移送に取り掛かる&lt;br /&gt;
7時　ロシア軍の重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ（&amp;quot;Tyazholiy Avionosnyy Kreyser (TAKR)&amp;quot;Адмирал
Кузнецов）」を極東方面へ配備&lt;br /&gt;
戦略ロケット軍のミサイル部隊と連携し、戦術・戦略核攻撃の準備を進める&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;/dl&gt;    </description>
    <dc:date>2008-05-27T12:47:00+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/alien_attack/pages/22.html">
    <title>アートワーク/コメントログ</title>
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    <description>
      - むしろ再うｐだろ、これは
- upロダの所在を激しく希望   --  (名無しさん)  &amp;size(80%){2007-09-14 16:49:19} 
- うｐろだの所在も張っといたぜ！まあ、大将が新しく張り出したとこだけど   --  (名無しさん)  &amp;size(80%){2007-10-01 17:23:36} 
- 山椒魚が消えた！！？   --  (名無しさん)  &amp;size(80%){2007-12-19 11:36:59} 
- This is a very nice place! My sites: &amp;br()&lt;a href=&quot;http://www.techdis.ac.uk/community/user/view.php?id=1616&amp;course=1&quot;&gt;buy zoloft online without prescription&lt;/a&gt; &amp;br()&lt;a href=&quot;http://www.fanrush.com/forums/member.php?u=15222&quot;&gt;replica coach handbags&lt;/a&gt; &amp;br()&lt;a href=&quot;http://www.flingue.unict.it/didattica_online/user/view.php?id=1321&amp;course=1&quot;&gt;buy cheap prevacid online&lt;/a&gt; &amp;br()&lt;a href=&quot;http://www.webmasterforum.cc/showthread.php?t=22928&quot;&gt;propecia overnight no prescription&lt;/a&gt; &amp;br()http://www.techdis.ac.uk/community/user/view.php?id=1616&amp;course=1 &amp;br()http://www.fanrush.com/forums/member.php?u=15222 &amp;br()http://www.flingue.unict.it/didattica_online/user/view.php?id=1321&amp;course=1 &amp;br()http://www.webmasterforum.cc/showthread.php?t=22928   --  (Marina)  &amp;size(80%){2008-05-12 12:03:27}     </description>
    <dc:date>2008-05-26T16:39:54+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/alien_attack/pages/16.html">
    <title>EOLT名鑑</title>
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    <description>
      
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;ここでは、&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;SS&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;内で登場した&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;EOLT&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;についての、詳細な記述をまとめます。&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;人物紹介でも書かれていたことですが、こちらの方が、はるかに詳細な内容となっています（というよりも、別物）。&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt; &lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt; &lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt; &lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;9月18日&lt;span style=&quot;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;午前&lt;/span&gt;3時：&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt; &lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;探査科&lt;/font&gt;（&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;Probe&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;）：&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;もっとも初期にその存在が確認された科であり、その名の通り、探査機としての役割を果たしていると推測される&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;大きさは種によって大きく違い、最小で&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;2m&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;、最大で&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;13m&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;であるが、最も多いのは小型種（&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;3~5m&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;）&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;基本的には&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;2~4&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;足歩行であり、腕も&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;2~4&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;本、建築物に張り付く際などは腕を活用&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;足は長く、通常歩行形態では若干ずんぐりとして見えるが、足を伸ばしきれば倍以上にまで身長が伸びる、最大種では&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;27m&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;にもなる&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;複数の眼球、それに酷似した形状の感覚器官を体中に持っており、もっとも小型の種でも、&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;12&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;個以上の感覚器官が存在している&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;そして、もうひとつ大きな特徴として挙げられるのは、地球上のどの生物のものも似つかない、&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;“&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;触手&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;”&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;である&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;小型種でも&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;4~6&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;本、&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;8m&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;程度の中型で&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;12~24&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;本、それ以上の大型種ではそれ以上の本数があり、普段は背中や脇、小型種では胸にしまわれている&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;強靭な構造と高い筋力をもっており、ビルの倒壊（&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;!&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;）に巻き込まれた程度ではまったく行動に支障はきたさない&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;組織化されているかは別として、ある程度集団で動く、また、孤立している個体は斥候なのか、常に感覚器官を動かしている&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;興味（&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;?&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;）を示したものには、間隔を取り、感覚器官からの情報を頼りに危険かそうでないかを観察し、危険でない場合は触手をまとわりつかせ、弄ぶ&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;少なくとも、非常に高い知能と高性能な感覚器官を備えているらしく、乗用車を運転しようとしている光景も確認されている&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;また、銃火器を発見した際、極度の緊張状態に陥るのか、最大で数時間にわたってその場に硬直し続けることもある&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;なお、人間自体にはまったく興味を示さないようで、負傷者を無視することはおろか、目の前に飛び出した生存者が触手に当たって中に浮いても、なんらリアクションをとらない&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;ただ、死体等はよけて通るらしい&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;属する種は&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;6&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;種で、小型・中型・大型が&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;2&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;種ずつ&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;確認数は、&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;116&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;万&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;6&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;千体以上、ニューヨークの都市部に割合として、若干多く確認されており、偶然か必然かは不明&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt; &lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt; &lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;((&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;注：確認当初の記述&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;))&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt; &lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt; &lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt; &lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;9月18日&lt;span style=&quot;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;午前&lt;/span&gt;3時&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt; &lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;千里眼科&lt;/font&gt;（&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;Clairvoyance&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;）：&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;探査科が確認された数十分後にはその存在が確認される、その名の通り、&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;EOLT&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;の千里眼としての役割を担っているのだと思われる、別名「強大な目（&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;mighty eye&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;）」&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;大きさは最小で&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;3m&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;、最大では&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;9m&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;にもなる、体重は身長あたりで探査科の倍以上&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;腕はなく、触手も小さな以下の食腕に似たものが&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;2&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;本だけである&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;下半身があまり歩行に向いた形状とは言えず、&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;3~5&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;本の足で支えられている&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;5&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;角形、ないし楕円形の体から&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;カタツムリの目のような上半身が伸びている、伸び縮みし、伸ばしきれば最大種で&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;15m&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;にはなる、頭部には「主眼球」と呼ばれるセンサーがある&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;主眼球の直径は上半身の直径と同じで、最小&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;30cm&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;前後、最大&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;1m&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;近くとなっている&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;他には、小さな目が３つ、体についているがこれはあくまで周囲を警戒するためのものでしかなく、本科の持つ力は主眼球にある&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;視界は広く、&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;210&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;度がカバーでき、&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;500km&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;はなれた航空機を補足しているところが確認されている、また、夜間でも衰えることはない&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;さらに、可視光以外の光（電波・赤外線・可視光線・紫外線・&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;X&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;線・ガンマ線）もすべて知覚可能であるようだ&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;そして、単なる工学センサーとしてではなく、ラジオ波なども観測可能との見方がある、現に電波回線の内容に&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;EOLT&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;達が反応しているらしいとの報告もある&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;また、未確認だが、それら以外の知覚方法を持っているとの調査報告もある&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;現に、見えないはずの、ワシントン「&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;IUEITA&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;計画推進支部」を、一体の千里眼科の個体が&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;12&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;時間、延々と眺め続けていたとの報告もある&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;彼らは、人間に興味を持っているというよりは、ただ単に人間が起こす行動そのものを危険視し、監視し続けているという形に近く&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;特に、大口径の火器を装備した兵士、それ以上に戦車やヘリを四六時中、眺め続けている&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;無人探査機が撮影した映像では、負傷者の近くでバスを弄繰り回している探査科の群れに千里眼科が近づき&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;触手を伸ばしてうちの一体に触れると負傷者から円を作るようにして離れる…と言うより、むしろバスすら放り投げ、逃げ出してしまい&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;その後、負傷者が生き絶えるまで千里眼科がこれまた延々と眺め続けている、などということも確認されている&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;属する種は&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;3&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;種、小型、中型、大型一種ずつとなっており、あまり大きな違いはない。確認数は&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;10&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;万&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;1&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;千体以上&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt; &lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt; &lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;((&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;注：確認当初の記述&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;))&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt; &lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt; &lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt; &lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;9月19日&lt;span style=&quot;font-family:&#039;ＭＳ Ｐゴシック&#039;;&quot;&gt;午後&lt;/span&gt;6時19分:&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;/span&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;追跡科&lt;/font&gt;（&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;Pursuer&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;） ：&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;その名の通り、目標の追跡を行う&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;EOLT&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;追跡する目標を選ぶ判断基準は不明だが、&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;EOLT&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;を攻撃したものを集中的に追跡しているようである&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;おそらくは、他の&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;EOLT&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;からの報告・要請を受け、行動を行っているのだと思われる&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;その体のつくりはどこか探査科に似ているが、長身で、首が無く目だけが頭部から独立して動く&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;歩行には、つくりの統一された、どちらにも対応して動くことができる&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;6&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;本の太く、長い関節の無い筋肉組織だけでできた手足を使い&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;高い運動性と走破能力を実現している、ビルとビルの間を飛び移りながら移動し、足の構造上、壁にも張り付いて動ける&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;腕は伸縮可能であり、伸びきった際は身長&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;15m&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;、縮んだ通常の場合では&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;8m&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;ほど、胴体の倍以上の長さがある&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;触手は&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;18&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;本、内の&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;4&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;本が太く長いつくりになっており、障害物越しに相手を観察する際に使う触手である様だ&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;その触手の先には感覚器官があるが、探査科に見られるような「相手の構造を理解する」ためのものではなく「相手の行動を理解する」ためのもので&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;このあたりから、これが相手の行動を観察し、危険かそうでないかの判断を行うという、人間そのものがもとから危険なものだという前提に基づいて現れた種であるようだ&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;また、視覚以外の感覚も優れており、特に嗅覚が異常なまでの能力を持っているようだが、詳しい程度は不明&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;戦闘能力はさほどではないようだが、これはこの種が積極的に戦闘をせず、できるだけすぐ切り上げてしまうためであるが&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;偶然出くわした機甲一個小隊をものの数十秒で壊滅させてしまうことからも、その戦闘能力は侮れないものであることを語っている&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;いままで探査科がこなしていた斥侯の任務も本種が引き継いだらしく、単体で見られることが多い&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;属する種は&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;1&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;種のみで、確認数は&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;1000&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;体程度&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt; &lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt; &lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;((&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;注：確認当初の記述&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;))&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt; &lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt; &lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt; &lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;9月19日&lt;span style=&quot;font-family:&#039;ＭＳ Ｐゴシック&#039;;&quot;&gt;午後&lt;/span&gt;6時19分:&lt;/span&gt;&lt;/span&gt;&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt; &lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;追撃科&lt;/font&gt;（&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;Assassin&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;）&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;：&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;敵部隊の中から徹底して弱いものを見つけ出し、それを負傷、または損傷させることにより、足並みを遅れさせ&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;満足に動けないところに少しずつ攻撃を加え弱らせ、疲労がピークに達したところで本格的な攻撃をかけるという、非常にえげつない戦術を使う&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;また、この際、相手が敗走するルートを予測し、待ち伏せや障害物を配置し、有利な条件の整った空間に誘導&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;また、友軍部隊との合流を阻害、精神的な疲労を増加させるなどといった戦術・戦法を多く使い、巧みに勝利を勝ち取るのが本種である&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;身長は&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;3~3,5m&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;程度と小柄だが、筋力は異常なほど高く、体重比にすれば探査科を上回るほどだろうと思われる&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;足は&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;2&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;本だが、腕は&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;5&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;本と多い、ただ、細く筋力が他の主のそれに比べ低く、あまりこれを使って攻撃は行わない（といっても人間の体をいともたやすく引き千切ってしまうが）&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;触手の本数は&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;8&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;本とこれまた多く、表面が枯れた木の幹のようであり、多種のそれと違い、曲線を描かず、節がありそこが曲がるようになっている&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;収納のされ方も、同じように折りたたまれるようにして入っており、弾力に乏しい&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;しかし、硬度と攻撃力は十分で装甲車の装甲を貫通してしまうほど（推定硬度は&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;Hk7000&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;以上）である&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;移動方法も、この触手と腕を多用した立体的なものであり、非常に機敏で、時速&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;120km&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;以上で飛び回る&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;さらに、反射神経も人間の比ではない、銃口を向けるころには、それを察知した本種は上下左右のどちらかに移動しており&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;記録映像を見る限り、一個分隊程度の火線の数では射撃を当てるどころか、補足すら間に合わないといった様子であった&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;先に書いた戦い方は、相手が多数であり、装甲車両などを保有した部隊とのことであり&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;相手が自分に比べ、はるかに弱小な戦力しか持ち合わせていないと判断した場合、本種は正面からの攻撃のみで敵を殲滅してしまう&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;特に、対人戦においては圧倒的な力を見せ、そのために本種が出現したとの見方もある&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;追跡科の個体と行動を共にすることもあるようだ&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;属する種は一種のみ、確認数は&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;5000&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;体前後&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt; &lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt; &lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;((&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;注：確認当初の記述&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;)&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;)&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;アサシンは英名であり、国連呼称はドライバーとのこと。&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt; &lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt; &lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt; &lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;9月20日&lt;span style=&quot;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;午前2&lt;/span&gt;時：&lt;/span&gt;&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;/span&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt; &lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;監視科&lt;/font&gt;（&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;Inspector&lt;/font&gt;）
：&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;マンハッタン等にて存在が確認された種&lt;br /&gt;
開いた二枚貝をたてにしたような体型をしている、全高35mで、貝に似たその“殻“の大きさは幅5m長さ6mほど&lt;br /&gt;
8つの直径50cmほどの大きな目が殻の内側についており、常に発光している&lt;br /&gt;
触手は、足の役割を果たす太いものが6本あり、腕のように使う通常の触手が4本、そして感覚器官の集中する触手が10本ある&lt;br /&gt;
本種は、その名の通り、付近の人間のことを常に目を離さずに監視しており、千里眼科とは違い&lt;br /&gt;
接近し、触手を使って目標の細部まで観察、不振な挙動をすると触手で威嚇をする（威嚇で死んでしまう兵士もいるが）&lt;br /&gt;
目が非常に発達しており、挙動のほんの僅かな変化でも読み取り、こちらが攻撃を仕掛けようとしたころには本種による制裁が加えられていることが多い&lt;br /&gt;
EIEによれば、これは人間の筋肉組織の僅かな動きや、電気信号を読み取る能力があるためだとしている&lt;br /&gt;
装甲車などの動きまで察知するのは、装甲車内の人間のことが見えるのか、聴覚が異常に発達しているためだとされている&lt;br /&gt;
聴覚能力の優秀さを示す事例は少ないが、視覚能力のそれは多く、すでに200名以上が何の抵抗も出来ずに殺害されている&lt;br /&gt;
純粋な戦闘能力に関しては、すべて先制攻撃を行われたために、詳しい推測できないが&lt;br /&gt;
このところ、戦闘面において高性能なEOLTが出現し始めたこともあり、おそらくは探査科などとは比べ物にならない能力があるのではないかとされる&lt;br /&gt;
確認数は1000体前後、属する種は1種だけだが、“殻“のカラーバリエーションは非常に豊富である&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p class=&quot;MsoNormal&quot; style=&quot;margin:0mm 0mm 0pt;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt; &lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;((&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:#ffffff;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;注：確認当初の記述&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;color:#ffffff;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;))&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;((同時刻：追加情報))&lt;/font&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font size=&quot;2&quot;&gt;&lt;span style=&quot;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;･･･また、このほかの&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;2&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;科（追跡科・追撃科）の個体数が増加傾向にあることが確認される&lt;/span&gt;&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
    </description>
    <dc:date>2008-05-26T16:38:22+09:00</dc:date>
    <utime>1211787502</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/alien_attack/pages/12.html">
    <title>これまでのお話 その１</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/alien_attack/pages/12.html</link>
    <description>
      
&lt;p&gt;ここは、名無し上級大将 ◆80fYLf0UTM氏の書いたSSのロ&lt;span style=&quot;font-size:10pt;color:rgb(255,255,255);font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;グ&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;font-size:10pt;color:rgb(255,255,255);font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;（年表形式のもの（＝これまでのお話し）限定です&lt;font face=&quot;Arial&quot;&gt;。&lt;/font&gt;）&lt;/span&gt;保管ページです。&lt;br /&gt;

このページでは最初の「宇宙人が攻めてきたらどうする？」スレッドのログを保管します。2スレッド目以降は別のページを作って保管する予定です。&lt;br /&gt;
一部、誤字脱字の修正などが掲載者の独断で入っている箇所があります。&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;&lt;p&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;191&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#800080&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;&lt;/font&gt;投稿日：2007/01/07(日)
01:56:43 ID:???&lt;br /&gt;
07年9月　太陽系、エッジワース・カイパーベルトぎりぎりの宙域に複数の未知の天体を発見&lt;br /&gt;
同年12月　天体の大きさを十数ｋｍと修正&lt;br /&gt;
1月　天体が消滅、さまざまな憶測がされるも詳細は不明&lt;br /&gt;
08年7月25日　火星表面に直径全高ともに、数十ｋｍにも及ぶ謎の構造体を確認、反射率などが、昨年発見された天体と一致&lt;br /&gt;
同年8月14日　これが何らかの人工建造物であるとの国連からの公式発表が行われる&lt;br /&gt;
09年6月9日　続いて、月面にも火星のものと酷似した構造体が出現&lt;br /&gt;
同月24日　世界各国共同で、この構造体の観測を開始&lt;br /&gt;
同年8月10日　国連主導の観測により、この構造体がある種の鉱業用プラントではないかとの予測がされる&lt;br /&gt;
9月15日　国連は、この構造体の調査のため、探査機を月面に送り込むことを決定&lt;br /&gt;
同年12月1日午前7時　ロシア、中央シベリア高原直上の対流圏に、突如として謎の構造体が出現&lt;br /&gt;
8時45分　地表に降下、着地、これは何らかの工学迷彩の発展形のようなもので地球まで近づいたのだと判明&lt;br /&gt;
50　構造体が変形、根のようなものを伸ばし、地表に着床、月の物と細部まで構造が一致している事が判明&lt;br /&gt;
9時14分　構造体がどのようなものなのか、調査が始まる&lt;br /&gt;
41分　機械とも生物ともつかない奇妙な物体であると言うこと以外漠然とした事しか分からず、大規模な調査隊の派遣を検討&lt;br /&gt;
54分　月と火星の構造物が、外壁（？）の一部を開き、内部から“何か“を無数に放つ瞬間が観測される&lt;br /&gt;
10時34分　軍・政治関係の観測・調査班などが周りを取り囲む中、地球にある構造体も同じ行動をとり始める&lt;br /&gt;
40分　構造物の周囲にいた観測・調査班との連絡が途絶え、膨大な量の“何か”が西進するのが衛星に捉えられる&lt;br /&gt;
11時　“それ“が何なのか、衛星写真を検証した結果、生物か、それに似た形状の何かではないかとの推測がなされると&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;&lt;p&gt;※&amp;gt;&amp;gt;191の日付に誤りがある可能性があります。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;573&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し三等兵&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;投稿日：2007/02/12(月)
02:43:35 ID:???&lt;/p&gt;
&lt;dl&gt;&lt;dt&gt;今になって気付いたのだが&lt;br /&gt;&lt;a href=&quot;http://jumpres/191&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;&amp;gt;&amp;gt;191&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;から&lt;a href=&quot;http://jumpres/341&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;&amp;gt;&amp;gt;341&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;までの間に日付が&lt;br /&gt;
「12月１日」から「9月18日」まで一気に飛んでいる&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a href=&quot;http://jumpres/191&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;&amp;gt;&amp;gt;191&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;の&lt;br /&gt;
＞同年12月1日午前7時&lt;br /&gt;
を&lt;br /&gt;
＞08年9月16日&lt;br /&gt;
だとして脳内保管しておいてくれ&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;
&lt;hr /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;font-size:10pt;color:rgb(255,255,255);font-family:Arial;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;08&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;font-size:10pt;color:rgb(255,255,255);font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;年&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;font-size:10pt;color:rgb(255,255,255);font-family:Arial;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;9&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;font-size:10pt;color:rgb(255,255,255);font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;月&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;font-size:10pt;color:rgb(255,255,255);font-family:Arial;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;16&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;font-size:10pt;color:rgb(255,255,255);font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;日ではなく&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;font-size:10pt;color:rgb(255,255,255);font-family:Arial;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;、09&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;font-size:10pt;color:rgb(255,255,255);font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;年&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;font-size:10pt;color:rgb(255,255,255);font-family:Arial;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;9&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;font-size:10pt;color:rgb(255,255,255);font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;月&lt;/span&gt;&lt;span lang=&quot;en-us&quot; style=&quot;font-size:10pt;color:rgb(255,255,255);font-family:Arial;&quot; xml:lang=&quot;en-us&quot;&gt;16&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;font-size:10pt;color:rgb(255,255,255);font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;日？&lt;/span&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;span style=&quot;font-size:10pt;color:rgb(255,255,255);font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;日付があいまいなことがありますが、脳内保管してください&lt;/span&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;
&lt;hr /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;192&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/01/07(日) 01:58:24 ID:???&lt;br /&gt;
12時19分　ニューヨーク上空にもこれと同じ構造体が出現、降下時の衝撃で都市部は壊滅、死傷者は150万人を超えるとの予測がされる&lt;br /&gt;
59分　構造体より無数の何かが出現、都市を蹂躙しだす&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
･･･ニューヨクタイムズ紙によれば、郊外へ逃げ出した数人の目撃者たちは&lt;br /&gt;
「物体から現れた怪物は、市民を積極的に襲うというより、足元の小石を蹴飛ばすかのように市民を払いのけ、街を蹂躙した」&lt;br /&gt;
と語り、怪物の行動目的については、何ら手がかりにはならなかった&lt;br /&gt;
また、怪物の外見については、カメラで撮影された映像、撮影された写真を分析した結果&lt;br /&gt;
「地球上のどの動物植物とも大きな類似点などが見られず、サイズなどから考えても、まったく未知のものだ」&lt;br /&gt;
とゆう結論を出した･･･&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
国連は議論の結果、これらを地球外起源の生命体であると断定、行動を起こす&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;258&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/01/11(木) 19:13:57 ID:???&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;span style=&quot;font-size:10pt;color:rgb(255,255,255);font-family:&#039;ＭＳ 明朝&#039;;&quot;&gt;午後1時　国連主導のもと、構造体の調査、および生命体との意思疎通のための計画に必要な科学者・技術者を世界各国から招集、資金調達も開始&lt;br /&gt;

2時30分　ニューヨークからの民間人避難がほぼ完了、落下地点から半径80ｋｍの地点が封鎖される、また、いまだ中心部に残されている負傷者の救助を求める声が高まる&lt;br /&gt;

3時35分　中央シベリア高原にて“群れ“の移動がとまる、別集団が南下を開始するも、すぐに停止、周辺を哨戒しているのか、付近の環境調査ではないかと推測される&lt;br /&gt;

4時25分　ロシアの構造体をできるだけ、接近を避ける方法で調査した結果、“根“を地中深くに伸ばし、音波を定期的に発するなどしている事が判明&lt;br /&gt;
多くの専門家は、これが地殻調査など、鉱物資源採掘のための前段階だとの結論を出す&lt;br /&gt;
5時40分　“物体“の写真を撮影、さらに細かく分析した結果、生物であることには間違いなさそうではあるが「このような生物が自然発生するようには思えない」と、困惑を示す&lt;br /&gt;

なお、この観測によって区別された生命体の種類は全9種、これらすべてが知的生命体であることは否定できないが、高度な文明を持つとは思えない身体構造をしていると発表&lt;br /&gt;

8時49分　これらの生命体を地球外生物であると断定、国連総称を「地球外起源生物」EOLTと決定&lt;br /&gt;
地球外起源生物の思考理解計画「The thinking understanding plan of an extraterrestrial origin
living thing」TUEおよび&lt;br /&gt;
地球外起源生物の言語理解計画「The language understanding plan of an extraterrestrial origin
living thing」IUEという、二つの柱から成る&lt;br /&gt;
言語と思考の分析での地球外起源生物の意図理解計画「The intention understanding plan of the
extraterrestrial origin living thing in a language and thinking
analysis」略称IUEITA計画を発動することを決定&lt;br /&gt;
これにより、現在不透明な“彼ら”の目的を探ることを国連が発表&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;/dl&gt;&lt;p&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;259&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/01/11(木) 19:15:29 ID:???&lt;br /&gt;
10時　構造体の形態が徐々に変化していることが確認される&lt;br /&gt;
降下形態から着床を経て、資源採掘に特化した形態へと移行、ないし成長しているのではないかとされる&lt;br /&gt;
また、この構造体が他のEOLTを統率する一種の親のような生物ではないかという仮説が支持を集める&lt;br /&gt;
11時49分　EOLTがどのような方法でコミュニケーションをとっているのか、さまざまな仮説がなされたが、音波・電波の類は観測されず&lt;br /&gt;
まったく未知の方法を用いているとの見方が強まり、EOITの捕獲･解剖の必要が指摘される&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;260&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/01/11(木) 19:17:05 ID:???&lt;br /&gt;
翌日　･･･このとき、ほぼ全世界のTV・ラジオが地球外起源生物に関する臨時の番組で埋まり、政府公式発表にいたっては視聴率49,5%を記録したとの報告がされる･･･&lt;br /&gt;

午前2時35分　米軍の封鎖網を破り、記者の一団が市街中心部に侵入、数分遅れて気づいた封鎖部隊は記者団を追跡&lt;br /&gt;
3時21分　すでに、EOLTの活動範囲に入り込んでしまった記者団の追跡を断念しようともしたが、銃声と悲鳴を確認したため、部隊は救助に向かう&lt;br /&gt;
39分　記者団を発見するも、発砲許可が出る訳も無く、記者全員が死亡ないし捕獲される&lt;br /&gt;
45分　EOLTが支配領域を拡大、構造体から半径110ｋｍまでEOLTが前進、これ以上刺激を与えないために、米軍は2時間後には130ｋｍの地点まで後退&lt;br /&gt;

5時29分　EOLTを観測するかぎり、彼らに高度な思考があるかどうかの判断を下すためには、彼らの言語理解が不可欠であるとし、同計画の予算増額を申請・受諾&lt;br /&gt;

6時30分　記者の殺害される映像を兵士の一人が録画していたことが明らかになり、これが公開され大きな波紋を呼ぶ&lt;br /&gt;
6時42分　ロシア軍、構造体から半径240kmの地点まで後退を開始、EOLTの行動範囲は距離にして、最長212ｋｍであると報告される&lt;br /&gt;
7時10分　政府はEOLTとの開戦を恐れ「EOLTに対し、好戦的な思想を排除するための努力は惜しまない」との公式発表を行う&lt;br /&gt;
8時　観測から、構造体、およびEOITの一部が、まったく未知の合金・金属を構成成分に含んでいるのではとの推測がされる、ただ、確認は不可能&lt;br /&gt;
12時　ロシア軍の撤退が完了、国連軍約1万名が中央シベリアに派遣される&lt;br /&gt;
午後1時　国連が、無人探査機を使い、EOITの調査を行うことを決定、米軍に月面用として開発されてきた探査機、２機を受け渡す&lt;br /&gt;
3時3０分　米軍、無人探査機を使いEOITの足跡などから、体重･密度を計算、現存の生物とは合致せず&lt;br /&gt;
４時１５分　建物の倒壊によって、一機が破損、回収は不能&lt;br /&gt;
５時　EOITと探査機が接触、破損、意図的に破壊したのではなく、偶然踏み潰されただけであるとされる、これにより調査は断念&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;285&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/01/15(月) 06:00:54 ID:???&lt;br /&gt;
6時　構造体が資源採掘用の施設であるとするならば、EOLTが資源採掘用の生物であると考えるのが妥当ではあるが&lt;br /&gt;
形状や行動を見る限り、これは資源採掘体というより、ある種の探査機器ではないかとの報告が国連にもたらされる&lt;br /&gt;
7時　国連はIUEITA計画の進行が難航していることから、これを一時的に後回しにする形で&lt;br /&gt;
地球外起源生物の生態調査計画「The ecology investigation plan of an extraterrestrial origin
living thing」略称ＥＩＥを始動&lt;br /&gt;
世界各国から、さらに多くの人材等がアメリカ、およびロシアに集められる&lt;br /&gt;
10時　ロシア軍、中央シベリアの兵力を14万2000名から16万8000名まで増員し、構造体周囲に塹壕、有刺鉄線などの設備を充実させていく&lt;br /&gt;
11時　アメリカ軍、「EIE」要員の護送と同時に、2個機甲大隊2000名の兵員をニューヨークに派遣、構造体周辺の兵力は合計21万1500名となる&lt;br /&gt;
11時15分　EOLTに関する一部報道規制を実施することを国連が決定、今まで、ほぼすべて公開してきた情報を、半数以上極秘とすることを決定&lt;br /&gt;
9月17日午前2時　軍用の無人偵察機による構造体、およびEOLTの高画質映像･写真撮影と個体数の調査を開始&lt;br /&gt;
3時40分　「EIE」の報告では、構造体の中にEOLTは最も小型のもの（全長２ｍ程）が搭載されていると仮定し、数にして1000万前後の個体がいると計算&lt;br /&gt;

これすべてが資源採掘用であるとすれば、構造体内を埋め尽くす程度の鉱物資源ならば、瞬く間に収集してしまうことが明らかとなる&lt;br /&gt;
4時50分　無人偵察機４機を離陸させ、調査開始、報道関係のヘリを前面規制&lt;br /&gt;
7時21分　EOLTに対して好戦的な内容のネット上サイトで、デモの呼びかけが行われていることを米政府が確認、ウィルスで管理人のハードディスクごと破壊&lt;br /&gt;

8時30分　上記の行動に関する情報が報道関係者に流出、政府への反感が募ることを恐れ、政府は2時間後には謝罪を行う&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;341&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#800080&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;&lt;/font&gt;投稿日：2007/01/20(土)
02:33:14 ID:???&lt;br /&gt;
10時　無人偵察機を一時帰還させる、どの個体にも身体的な差はほとんど無く、識別が困難であり、特別なマーキングを施しつつ、個体数を特定することが必要となる&lt;br /&gt;

11時　撮影された映像から、個体数は10万～20万前後とされる&lt;br /&gt;
午後3時　同様の方法で、ロシアのEOLTの個体数調査を開始、無人偵察機は９機&lt;br /&gt;
4時20分　マンハッタン島に「EIE推進本部」の設置がほぼ完了、ただ人的資源は欠乏&lt;br /&gt;
5時25分　構造体が明らかに“成長“していることが再び確認される、数十分前から始まり、すでに３～４ｍ程度成長&lt;br /&gt;
6時　マーキング方法の検討が開始されるも、EOLTを刺激しない方法はそうそう見つけられず、議論は難航&lt;br /&gt;
7時　落下当時の衛星写真と現在の衛星写真を比べると、ニューヨークの構造体が19ｍ、中央シベリアの構造体が8ｍ成長していることが判明&lt;br /&gt;
8時50分　中央シベリアの構造体の“根“が、すでに地下200km以上まで伸びていることが推定される、これは、成長というよりは、折り畳まれていた組織が伸びきった状態であると説明&lt;br /&gt;

しかし、これはプレート移動やマントルの対流で“根“が傷つけられる可能性もあり、資源回収どころではないため、この行動の意味は現在不明&lt;br /&gt;
11時　EIEの調査により、ロシア・アメリカ両国のEOLTのより詳細な個体数が特定される&lt;br /&gt;
中央シベリアに展開中のEOLTは10m以下の個体を中心とし、総数は81万5千体前後、積極的に付近を動き回っているが、その意図は不明&lt;br /&gt;
ニューヨークを中心に展開中のEOLTは中央シベリアのそれと比べ、大型の個体が多く、全長10m以上の個体が5万以上、総数は45万2千体以上&lt;br /&gt;
落下地点を中心に、何らかの作業を行っているが、何をしているか、どういった意図があるのかは“一切”不明&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;342&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/01/20(土) 02:36:48 ID:???&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
9月18日　･･･俗に言われる野次馬は、延べ1000万人を突破、特にニューヨーク周辺の交通機関は半ばパンク状態となる&lt;br /&gt;
午前2時　ヘリから、EOLTにありとあらゆる電磁場を照射してみる（危険を伴うため、機甲師団が同行）すべてにEOLTが反応、これらを知覚する能力があることがわかる&lt;br /&gt;

2時30分　ジュネーブに「IUEITA計画推進本部」の設置が完了、以後、アメリカのそれは推進支部となる&lt;br /&gt;
3時　EIEからの報告によれば、EOLTの形状・構造、および行動から、全9種を2つの科（Family）に大別できることがわかる&lt;br /&gt;
以下、科名とその特徴&lt;/font&gt;&lt;/font&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;343&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/01/20(土) 02:37:55 ID:???&lt;br /&gt;
探査科（Probe）：&lt;br /&gt;
もっとも初期にその存在が確認された科であり、その名の通り、探査機としての役割を果たしていると推測される&lt;br /&gt;
大きさは種によって大きく違い、最小で2m、最大で13mであるが、最も多いのは小型種（3~5m）&lt;br /&gt;
基本的には2~4足歩行であり、腕も2~4本、建築物に張り付く際などは腕を活用&lt;br /&gt;
足は長く、通常歩行形態では若干ずんぐりとして見えるが、足を伸ばしきれば倍以上にまで身長が伸びる、最大種では27mにもなる&lt;br /&gt;
複数の眼球、それに酷似した形状の感覚器官を体中に持っており、もっとも小型の種でも、12個以上の感覚器官が存在している&lt;br /&gt;
そして、もうひとつ大きな特徴として挙げられるのは、地球上のどの生物のものも似つかない、“触手”である&lt;br /&gt;
小型種でも4~6本、8m程度の中型で12~24本、それ以上の大型種ではそれ以上の本数があり、普段は背中や脇、小型種では胸にしまわれている&lt;br /&gt;
強靭な構造と高い筋力をもっており、ビルの倒壊（!）に巻き込まれた程度ではまったく行動に支障はきたさない&lt;br /&gt;
組織化されているかは別として、ある程度集団で動く、また、孤立している個体は斥候なのか、常に感覚器官を動かしている&lt;br /&gt;
興味（?）を示したものには、間隔を取り、感覚器官からの情報を頼りに危険かそうでないかを観察し、危険でない場合は触手をまとわりつかせ、弄ぶ&lt;br /&gt;
少なくとも、非常に高い知能と高性能な感覚器官を備えているらしく、乗用車を運転しようとしている光景も確認されている&lt;br /&gt;
また、銃火器を発見した際、極度の緊張状態に陥るのか、最大で数時間にわたってその場に硬直し続けることもある&lt;br /&gt;
なお、人間自体にはまったく興味を示さないようで、負傷者を無視することはおろか、目の前に飛び出した生存者が触手に当たって中に浮いても、なんらリアクションをとらない&lt;br /&gt;

ただ、死体等はよけて通るらしい&lt;br /&gt;
属する種は6種で、小型・中型・大型が2種ずつ&lt;br /&gt;
確認数は、116万6千体以上、ニューヨークの都市部に割合として、若干多く確認されており、偶然か必然かは不明&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/font&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;344&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/01/20(土) 02:39:56
ID:???&lt;br /&gt;&lt;/font&gt;&lt;/font&gt;&lt;br /&gt;
千里眼科（Clairvoyance）：&lt;br /&gt;
探査科が確認された数十分後にはその存在が確認される、その名の通り、EOLTの千里眼としての役割を担っているのだと思われる、別名「強大な目（mighty
eye）」&lt;br /&gt;
大きさは最小で3m、最大では9mにもなる、体重は身長あたりで探査科の倍以上&lt;br /&gt;
腕はなく、触手も小さな以下の食腕に似たものが2本だけである&lt;br /&gt;
下半身があまり歩行に向いた形状とは言えず、3~5本の足で支えられている5角形、ないし楕円形の体から&lt;br /&gt;
カタツムリの目のような上半身が伸びている、伸び縮みし、伸ばしきれば最大種で15mにはなる、頭部には「主眼球」と呼ばれるセンサーがある&lt;br /&gt;
主眼球の直径は上半身の直径と同じで、最小30cm前後、最大1m近くとなっている&lt;br /&gt;
他には、小さな目が３つ、体についているがこれはあくまで周囲を警戒するためのものでしかなく、本科の持つ力は主眼球にある&lt;br /&gt;
視界は広く、210度がカバーでき、500kmはなれた航空機を補足しているところが確認されている、また、夜間でも衰えることはない&lt;br /&gt;
さらに、可視光以外の光（電波・赤外線・可視光線・紫外線・X線・ガンマ線）もすべて知覚可能であるようだ&lt;br /&gt;
そして、単なる工学センサーとしてではなく、ラジオ波なども観測可能との見方がある、現に電波回線の内容にEOLT達が反応しているらしいとの報告もある&lt;br /&gt;
また、未確認だが、それら以外の知覚方法を持っているとの調査報告もある&lt;br /&gt;
現に、見えないはずの、ワシントン「IUEITA計画推進支部」を、一体の千里眼科の個体が12時間、延々と眺め続けていたとの報告もある&lt;br /&gt;
彼らは、人間に興味を持っているというよりは、ただ単に人間が起こす行動そのものを危険視し、監視し続けているという形に近く&lt;br /&gt;
特に、大口径の火器を装備した兵士、それ以上に戦車やヘリを四六時中、眺め続けている&lt;br /&gt;
無人探査機が撮影した映像では、負傷者の近くでバスを弄繰り回している探査科の群れに千里眼科が近づき&lt;br /&gt;
触手を伸ばしてうちの一体に触れると負傷者から円を作るようにして離れる…と言うより、むしろバスすら放り投げ、逃げ出してしまい&lt;br /&gt;
その後、負傷者が生き絶えるまで千里眼科がこれまた延々と眺め続けている、などということも確認されている&lt;br /&gt;
属する種は3種、小型、中型、大型一種ずつとなっており、あまり大きな違いはない&lt;br /&gt;
確認数は10万1千体以上&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;345&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/01/20(土) 02:41:07 ID:???&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
･･･なお、これらの報告はまだ不確かなものであり、解剖や、もっと接近しての調査を行わなければ確証はもてず、詳しいこともわからないと説明している&lt;br /&gt;
しかし、EOLTに明確な種族間での役割分担があり、さらには高い知能と、何らかの意思疎通手段があることに疑いは無くなった&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;372&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/01/25(木) 04:39:24 ID:???&lt;br /&gt;
4時　IUEITA推進本部から、ヘリから工学装置を使った信号をEOLTに発信し、反応を見る、という発案がなされる&lt;br /&gt;
5時20分　ロシア軍は再び無人偵察機とヘリ数機を使い、個体数の調査を開始、個体数の増減を調べる&lt;br /&gt;
6時　IUEITA推進本部の案を採用、軍用ヘリ3機を調達、これの武装を排除し専用装備の取り付けを行う、専用の照明はEIEでEOLTの視覚能力調査に使用されたものの流用&lt;br /&gt;

7時29分　ヘリが離陸、EOLTへの交信を図る&lt;br /&gt;
8時10分　なんらリアクションは帰ってこず、EOLTは普段の特定の行動を繰り返す&lt;br /&gt;
8時25分　EOLTが移動するルートに何か意味は無いのかと、軍･地理学などの関係者、十数名がEIE推進本部に集まり、議論を始める&lt;br /&gt;
10時30分　構造体周辺地域での行方不明者数が100人を超える、封鎖網の更なる強化が開始される&lt;br /&gt;
午後1時15分　シベリアのEOLT個体数が判明、総数に大きな増減は見られない&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;373&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/01/25(木) 04:41:19 ID:???&lt;br /&gt;
2時23分　EIEからの報告によれば、「EOLTは構造体から放射状に広がる以外、なんら意味の無いルートを巡回している」ことが判明&lt;br /&gt;
3時　構造体周辺の負傷者や、動きが取れなくなっている生存者を救出することを望むアメリカ市民が全体の8割を超える&lt;br /&gt;
3時50分　アメリカ政府は、生存者救助のための出撃について、国連に了解を取る&lt;br /&gt;
4時30分　会議の結果、「許可は今すぐにはできないものの、新しい情報や統計が入り次第、議論を再開するため、作戦の立案および部隊の展開」を許可&lt;br /&gt;
5時　米軍の集結が開始する、翌日までに構造体周辺の兵力は55万人を超えるとの報告がされる、国連軍も少数ながら兵力を送り込む&lt;br /&gt;
6時　アメリカ国民はこの行動を87%の割合で支持、一方で、この行動がEOLTとの関係を悪化させるのではとの懸念の声が上がる&lt;br /&gt;
6時35分　封鎖もう強化の全工程が完了、有刺鉄線・バリケード・対戦車障害物・土嚢・トーチカ・機関銃陣地・装甲車などを中心として&lt;br /&gt;
構造体周辺に、厚さ5kmの分厚い封鎖網がしかれる、これが行方不明者対策だけだとは誰も思わなかったが･･･&lt;br /&gt;
7時25分　もし、救出作戦が展開されるのなら、その間にできるだけ接近してEOLTの調査を行いたいとのEIEの要望が浮上、国連は米軍のときと同じ対応をとる&lt;br /&gt;

9時40分　構造体の体温（？）が急上昇、気温とほぼ同じだった体温が一気に5度も上昇&lt;br /&gt;
10時　EIE曰く、これは代謝機能が活発化したためではないかとの憶測がされる&lt;br /&gt;
11時　構造体が“根”を突然「自切」、ちぎれた長さ100km、直径8~9kmの根はそのままマントルへ向かってまっすぐに沈んでいく&lt;br /&gt;
この根は地球内部、マントルやコアの部分に到達し、それを回収するためのものではないかとされる&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
―このことからいまだに不明な点は多いが、少なくとも&lt;br /&gt;
彼らが資源回収の目的でやってきたことに間違いは無くなった―&lt;/p&gt;
&lt;dl&gt;&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;374&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/01/25(木) 04:42:27 ID:???&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
19日･･･この日を境に、EOLTとの関係は絶望的にまで悪化する&lt;br /&gt;
1時25分　EOLTに対し、好戦的な感情が高まると同時に生存者救出作戦に対する支持率が上昇しているとの報告がされる&lt;br /&gt;
アメリカ政府は、このことから作戦が中止され、更に好戦的な感情が高まることによって和平の道が閉ざされることを恐れ、事実を隠蔽&lt;br /&gt;
3時　作戦に参加する予定の全兵力が集結、作戦の具体的な内容について国防総省や国連すらも巻き込み、議論が始まる&lt;br /&gt;
3時15分　全封鎖部隊を5~10km前進させる&lt;br /&gt;
4時　警察組織も参加するこの作戦には、最低でも総数7万前後　多ければ30万以上が投入されるとの大方の予想がなされる&lt;br /&gt;
4時25分　情報の混乱と、自分自身の先入観などから生じた些細な“勘違い”によって、ニューヨーク市警の一団と米軍特殊部隊数十名が車両・ヘリを使い、15km前進&lt;br /&gt;

4時39分　驚いたことに、これが静止されることは無く、逆に孤立させるのを避けようとして他の部隊が前進&lt;br /&gt;
4時50分　更に多くの部隊がこれにつられ、前進、もはや後戻りできなくなった米軍は独断で作戦を決行する&lt;br /&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;375&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/01/25(木) 04:43:43 ID:???&lt;br /&gt;
5時　国連軍が静止を行おうとするも成功せず&lt;br /&gt;
5時20分　すでに先発隊が1000名からの負傷者がいるのを確認、生存者は我先にと、救出部隊の方へと移動し始める&lt;br /&gt;
5時33分　最初の銃声が鳴り響く、これは生存者が行ったものであり、同時にEOLTが前進してきていることがわかる&lt;br /&gt;
5時40分　ヘリがEOLTを無数に確認、今までの緩慢な動作と違い、力強く軽快な挙動で米軍先発隊へと向かう、時速にして90kmほど&lt;br /&gt;
6時12分　先発隊がフラッシング・メドウズ・コロナ公園にて、EOLTと遭遇、生存者が投げ飛ばされたのを目撃&lt;br /&gt;
6時14分　パトカーなどの車両でバリケートを作り道を封鎖、生存者を保護した後、後方から迫るEOLTの探査科の群れに対し、発砲を開始&lt;br /&gt;
6時15分分　指揮所が静止を行うが、すぐに交信が途絶える&lt;br /&gt;
6時50分　各所の部隊が、生存者を守るため、あるいは危機感から独断で発砲を開始、一部部隊は静止に従い、後退を開始&lt;br /&gt;
ヘリからの映像では、銃弾をものともせずに前進してきたEOLTに弾き飛ばされる救出部隊の姿が映されており、この映像を見た国防省は「EOLTとの交戦を許可」&lt;br /&gt;

7時10分　EOLTは積極的に攻撃をせず、自分たちに攻撃を加えたものに反撃（車両を横転させる、人を投げ飛ばす程度）を加えているだけであり&lt;br /&gt;
発砲を禁止すれば戦闘は終わるとEIEや国連は訴えるが、すでに戦線は混乱しており、収拾はつかない段階となっていた･･･&lt;br /&gt;&lt;/font&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;376&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/01/25(木) 04:44:26 ID:???&lt;br /&gt;
7時30分　救出部隊が小口径の火器しか装備しておらず、ろくに戦闘車両もつけずに救出作戦を行っているため、被害は拡大&lt;br /&gt;
何の抵抗もできずに一方的に叩きのめされているのを見かねた指揮所は、撤退支援のために機甲部隊を送り込む&lt;br /&gt;
8時21分　機甲部隊がEOLTと接触、砲撃を加えなかったところ、攻撃をされず、EOLTは素通りしていく&lt;br /&gt;
8時29分　しかし、そうもしていられるはずが無く、味方の支援のため一両のM1A1戦車が一体の探査かを砲撃、初弾は外れるが、次弾は命中&lt;br /&gt;
全高8mの中型だったため、胴体を120mm口径の榴弾で傷つけられてなお、重傷にはいたらず、体液と悲鳴を吐き出しつつ悶絶&lt;br /&gt;
それを目撃していた米軍兵士は歓喜するが、EOLTの一団の動きに変化が見られる&lt;br /&gt;
8時30分　EOLTが積極的に攻撃を展開し始める、このとき、作戦開始から今までの死傷者数は推定で1万名前後&lt;br /&gt;
8時40分　攻撃を行った戦車の所属する戦車大隊が攻撃目標となり、戦車の数の10倍近いEOLTが殺到、直後に大隊に所属する兵士全員が死亡&lt;br /&gt;
9時　同じように、攻撃を加えた個体（人間）が所属する部隊を補足し、徹底的に攻撃を加え始める、この30分間で死傷者数は倍以上に跳ね上がる&lt;br /&gt;
9時45分　米軍のほぼ全部隊が全滅、ないし壊滅し壊走、死傷者数は5万名に上るとの報告がされる&lt;br /&gt;
10時　全部隊が撤退完了、生存者を救出し自陣に戻ったものの、追ってきたEOLTに生存者を殺害されることもあり、救出できた生存者は減る一方となる&lt;br /&gt;
10時28分　EOLT最後の攻撃がやむ、正確な数は分からないものの、米軍兵士の未帰還者数は3万9204名、車両は5000両からが失われた&lt;br /&gt;
だが、救出できた生存者は重軽傷者あわせ僅か1701名であり、いまだ多くが取り残されていることは疑いようも無かった&lt;br /&gt;
11時　米政府はEOLTとの全面闘争を恐れ、国民感情を高ぶらせないよう、事実を公表、世界中からの批判のシャワーを浴びることとなる･･･&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
―人類側は恐怖心は抱いているものの、いまだ和平を望んでいるが&lt;br /&gt;
EOLTは人類に対し、刈るべき雑草との認識を強めているといわれる―&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;405&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/01/28(日) 04:43:03 ID:???&lt;br /&gt;
12時　先の戦闘についての政府からの公式発表が行われる、これによれば米軍の損害は&lt;br /&gt;
死者：4万1009名&lt;br /&gt;
重・軽傷者：2114名&lt;br /&gt;
行方不明者：519名&lt;br /&gt;
戦車・装甲車：499両&lt;br /&gt;
その他車両：4955両&lt;br /&gt;
であるとのこと、ニューヨーク市警の死傷者は2000名前後&lt;br /&gt;
午後0時19分　交戦記録、および兵士の証言より、殺傷（？）したEOLTの数を調査、一部兵士の証言が正しいとすれば撃破したEOLTはいないことになる&lt;br /&gt;
1時20分　兵士の証言曰く&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;406&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/01/28(日) 04:43:47 ID:???&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「敵の戦闘能力は圧倒的であり、バリケートを構築し、自動小銃や対物火器、20ミリ以上の口径の砲を使って火力制圧を行おうとしたが、足を止めることすらままならず&lt;br /&gt;

ほんの十数秒でEOLTがすぐ目の前に着て、その腕と足で車両を踏み潰し、触手で人間を細切れにしていった、その後はただ逃げるだけだった」&lt;br /&gt;
―機甲中隊で唯一生還した下士官&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「前方に確認した生存者を保護するために斥侯を向かわせたころ、左右の摩天楼の屋上にEOLTが数体、張り付いており、兵士の一部が発砲&lt;br /&gt;
EOLTが動き出したのを見たアパッチが数十発の砲弾を撃ち込み、落下してきたEOLT回収しようとしたが、まだ生きており&lt;br /&gt;
即座に反撃を受け、死体の確保に向かわせた一個分隊が瞬きするほどの間に全滅し、慌てて銃撃を加え始めたころには斥侯の小隊は別のEOLTの攻撃を受け&lt;br /&gt;
私が同行していた中隊は四方からの攻撃で、僅か一分ほどの間で壊滅した」&lt;br /&gt;
―陸軍の歩兵中隊に同行していたニューヨーク市警巡査&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「逃げ惑う友軍部隊と、生存者と一緒に道端でうずくまって震える警察官を援護し、無事生還させるために私は着ていたわけだが&lt;br /&gt;
途中、巨大な何かがレーダーに映し出され、慌ててT字路に注目すると、車両を虫けらの様に弾き飛ばす10m近い巨大なEOLTが現れ、それだけで我々は半ば壊走しだした&lt;br /&gt;

一部はEOLTに銃撃を加えたが、奴はまるで毛ほどにも感じていないかのようなそぶりを見せており、私は戦車に砲撃支援を求めた&lt;br /&gt;
M1戦車が砲撃を加えたところ、二発目が胸に命中し、皮下組織がむき出しになり、体液が飛び散った&lt;br /&gt;
肺を傷つけられたのか、大きく叫び声を上げた後、血を吐き出しながら悶絶しだした&lt;br /&gt;
しかし、もう一度大きく、血と何かよく分からないものを吐き出すと、出血が止まり、攻撃を再開しだしたのだ&lt;br /&gt;
戦車砲の直撃であの程度の傷しか負わない相手に、歩兵の扱える火器で対抗できるものだろうか」&lt;br /&gt;
―ただ一人、部隊内で生存した衛生兵&lt;br /&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;407&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/01/28(日) 04:44:49 ID:???&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
･･･といったものであり、そのほかの証言もこれらに類するものだった&lt;br /&gt;
ヘリで撮影した映像を分析したところ、攻撃が命中することすら、そう多くなく、12,7mm以下の口径の火器では牽制にすらなっていないようであった&lt;br /&gt;
ただ、命中した個体はそれなりのダメージは受けているようであったが、確実に撃破できたといえる個体は確認できず&lt;br /&gt;
楽観的に見積もっても、撃破比率は1000：1程度である&lt;br /&gt;
2時15分　兵士の証言、および記録映像から「未確認種」3種が確認される、うちの1種は探査科の亜種であるらしいが、残りはまったくの別物であるらしい&lt;br /&gt;
3時　未確認種調査のために再び無人機を出す&lt;br /&gt;
3時25分　被害を受けた部隊を後方に回し、封鎖網には更に支援に回っていた3個師団を配備、戦闘配置につかせる&lt;br /&gt;
4時　ニューヨークの構造体が突然、成長を加速させる、横坑が伸び始めているとの報告が多数寄せられる&lt;br /&gt;
5時　中央シベリアのそれも同じ行動をとっていることが判明&lt;br /&gt;
5時30分　EOLT巡回ルートの真下を横坑が延びていることから、横坑を成長させるにあたっての危険の有無を調査するための巡回であったことが判明&lt;br /&gt;
6時　一部報告と交戦記録から、千里眼科はEOLTの指揮官としての役割も担っているのではないかとの推測がEIEでなされる&lt;br /&gt;
6時19分　無人機が帰還、新種の出現が確認される、その詳細は以下の通り&lt;br /&gt;&lt;/font&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;408&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/01/28(日) 04:45:40 ID:???&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
追跡科（Pursuer）：&lt;br /&gt;
その名の通り、目標の追跡を行うEOLT&lt;br /&gt;
追跡する目標を選ぶ判断基準は不明だが、EOLTを攻撃したものを集中的に追跡しているようである&lt;br /&gt;
おそらくは、他のEOLTからの報告・要請を受け、行動を行っているのだと思われる&lt;br /&gt;
その体のつくりはどこか探査科に似ているが、長身で、首が無く目だけが頭部から独立して動く&lt;br /&gt;
歩行には、つくりの統一された、どちらにも対応して動くことができる6本の太く、長い関節の無い筋肉組織だけでできた手足を使い&lt;br /&gt;
高い運動性と走破能力を実現している、ビルとビルの間を飛び移りながら移動し、足の構造上、壁にも張り付いて動ける&lt;br /&gt;
腕は伸縮可能であり、伸びきった際は身長15m、縮んだ通常の場合では8mほど、胴体の倍以上の長さがある&lt;br /&gt;
触手は18本、内の4本が太く長いつくりになっており、障害物越しに相手を観察する際に使う触手である様だ&lt;br /&gt;
その触手の先には感覚器官があるが、探査科に見られるような「相手の構造を理解する」ためのものではなく「相手の行動を理解する」ためのもので&lt;br /&gt;
このあたりから、これが相手の行動を観察し、危険かそうでないかの判断を行うという、人間そのものがもとから危険なものだという前提に基づいて現れた種であるようだ&lt;br /&gt;

また、視覚以外の感覚も優れており、特に嗅覚が異常なまでの能力を持っているようだが、詳しい程度は不明&lt;br /&gt;
戦闘能力はさほどではないようだが、これはこの種が積極的に戦闘をせず、できるだけすぐ切り上げてしまうためであるが&lt;br /&gt;
偶然出くわした機甲一個小隊をものの数十秒で壊滅させてしまうことからも、その戦闘能力は侮れないものであることを語っている&lt;br /&gt;
いままで探査科がこなしていた斥侯の任務も本種が引き継いだらしく、単体で見られることが多い&lt;br /&gt;
属する種は1種のみで、確認数は1000体程度&lt;br /&gt;&lt;/font&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;409&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/01/28(日) 04:49:54 ID:???&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
追撃科（Assassin）&lt;br /&gt;
敵部隊の中から徹底して弱いものを見つけ出し、それを負傷、または損傷させることにより、足並みを遅れさせ&lt;br /&gt;
満足に動けないところに少しずつ攻撃を加え弱らせ、疲労がピークに達したところで本格的な攻撃をかけるという、非常にえげつない戦術を使う&lt;br /&gt;
また、この際、相手が敗走するルートを予測し、待ち伏せや障害物を配置し、有利な条件の整った空間に誘導&lt;br /&gt;
また、友軍部隊との合流を阻害、精神的な疲労を増加させるなどといった戦術・戦法を多く使い、巧みに勝利を勝ち取るのが本種である&lt;br /&gt;
身長は3~3,5m程度と小柄だが、筋力は異常なほど高く、体重比にすれば探査科を上回るほどだろうと思われる&lt;br /&gt;
足は2本だが、腕は5本と多い、ただ、細く筋力が他の主のそれに比べ低く、あまりこれを使って攻撃は行わない（といっても人間の体をいともたやすく引き千切ってしまうが）&lt;br /&gt;

触手の本数は8本とこれまた多く、表面が枯れた木の幹のようであり、多種のそれと違い、曲線を描かず、節がありそこが曲がるようになっている&lt;br /&gt;
収納のされ方も、同じように折りたたまれるようにして入っており、弾力に乏しい&lt;br /&gt;
しかし、硬度と攻撃力は十分で装甲車の装甲を貫通してしまうほど（推定硬度はHk7000以上）である&lt;br /&gt;
移動方法も、この触手と腕を多用した立体的なものであり、非常に機敏で、時速120km以上で飛び回る&lt;br /&gt;
さらに、反射神経も人間の比ではない、銃口を向けるころには、それを察知した本種は上下左右のどちらかに移動しており&lt;br /&gt;
記録映像を見る限り、一個分隊程度の火線の数では射撃を当てるどころか、補足すら間に合わないといった様子であった&lt;br /&gt;
先に書いた戦い方は、相手が多数であり、装甲車両などを保有した部隊とのことであり&lt;br /&gt;
相手が自分に比べ、はるかに弱小な戦力しか持ち合わせていないと判断した場合、本種は正面からの攻撃のみで敵を殲滅してしまう&lt;br /&gt;
特に、対人戦においては圧倒的な力を見せ、そのために本種が出現したとの見方もある&lt;br /&gt;
追跡科の個体と行動を共にすることもあるようだ&lt;br /&gt;
属する種は一種のみ、確認数は5000体前後&lt;br /&gt;&lt;/font&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;410&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/01/28(日) 04:51:41 ID:???&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
･･･これらの主の特徴を見る限り、人類との戦闘を想定したと思われる点が多々あり、今後このような主が増大してくるとの見方が強い&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
―これは、我々を敵とみなしてのことなのだろうか&lt;br /&gt;
だとすれば、近々、彼らの側からの攻撃があることは間違いない―&lt;br /&gt;&lt;/font&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;483&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/02/02(金) 16:51:45 ID:???&lt;br /&gt;
6時50分　構造体の成長、さらに加速、毎時間約6~9mの速度で成長&lt;br /&gt;
7時20分　横坑の長さは最長で256kmになる、これも主縦坑と同じく、折りたたまれたような状態になっていたものが急激に成長したものだと思われる&lt;br /&gt;
8時　横坑の一部がマンハッタン島へと伸びる、横坑上に爆薬を設置し、警戒態勢を取る、横坑の直径は100~200m前後&lt;br /&gt;
8時30分　構造体表面でなく、縦抗（“根“）の横からも横坑が延び始める、このとき縦抗は13本、主縦抗の直径は根元が15km、徐々に細まり、深度130kmで4kmにまでなる&lt;br /&gt;

現在、地上構造体直径20km、最大水平到達度256km、最大深度300km（推定）&lt;br /&gt;
8時50分　EIEからの報告によれば、構造体は一種の「胞子」ではないかとの予測がされる、だとすれば、さらに成長し続けることは間違いなく&lt;br /&gt;
最終的にどこまで成長し、どこに行き着くのかまでは正確な予測は去れず&lt;br /&gt;
9時　火星、月の構造体の観測が開始される&lt;br /&gt;
9時20分　マンハッタン島のほとんどが横坑に覆われる、EIE本部を移転させようとする動きが強まる&lt;br /&gt;
9時39分…この瞬間、歴史的な事件が発生する、人類の命運を左右する出来事が…&lt;br /&gt;
マンハッタン島に向かって、EOLTが前進を開始、総数は8万体以上、ニューヨークを封鎖していた全軍をマンハッタン島に向かわせる&lt;br /&gt;
9時47分　マンハッタン島、第一阻止線にEOLTが到達、警告と威嚇射撃を無視し、前進を続ける&lt;br /&gt;
9時50分　EOLT、楔形陣形を取り時速50kmほどで前進、主力は追撃科と探査科の小型と「細身の」中型、おそらく後者は亜種だと思われる&lt;br /&gt;
10時10分　第一阻止線突破、第二阻止線へと向かう&lt;br /&gt;
10時15分　第二阻止線到達、この際、2名の米軍兵士が事故死&lt;br /&gt;
29分　第二阻止線突破、死者は15名、一部兵士が発砲したため&lt;br /&gt;
30分　マンハッタン島の研究・技術者の退去開始、しかし、移動速度から考えて全員が観測記録を確保しつつ逃げ切るのは不可能とされる&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;523&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/02/07(水) 02:50:04
ID:???&lt;br /&gt;&lt;/font&gt;33分　第二阻止線突破、死者115名、失った車両は90両&lt;br /&gt;
40分　最終阻止線に到着、マンハッタン島まであと1200ｍまで接近したことになる&lt;br /&gt;
42分　射撃要請を受けるが、司令部はこれを拒否&lt;br /&gt;
45分　一部部隊が発砲、二個大隊がほぼ同数のEOLTと交戦開始&lt;br /&gt;
50分　交戦中の部隊が全滅、死者は2000名近くになると予想される、最終阻止線突破&lt;br /&gt;
51分　マンハッタン島へとつながる橋を爆破、しかし、EOLTの進行は止まらず&lt;br /&gt;
55分　研究員のほぼ半数が退去、軍関係者は一部のみが撤退&lt;br /&gt;
11時　マンハッタン島において米軍部隊が退去中の人員と資料を守るために、発砲、EOLT側は応戦を開始&lt;br /&gt;
11時30分　マンハッタン島が占拠される、軍関係者のみならず、民間人にも多くの被害が出ており、死者総数は5000名を超えると予想される&lt;br /&gt;
11時45分　人員の９割がマンハッタン島から撤退、残りは死亡したとされるが、若干名の生存が確認される&lt;br /&gt;
12時　EOLTが大量の触手を伸ばし、マンハッタン島のビル内部に伸ばし始める、その意図は不明&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;524&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/02/07(水) 02:50:35 ID:???&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
20日･･･この日、人類への裁定がくだる･･･&lt;br /&gt;
0時15分　マンハッタン島地下の横坑からまっすぐ上に向けていくつかの根がのびはじめる&lt;br /&gt;
0時25分　マンハッタン島において千里眼科を複数体確認、建築物を眺め始める&lt;br /&gt;
0時30分　千里眼科が眺めている建築物に向かって根が伸び始める、未確認種と思われるEOLTが複数出現&lt;br /&gt;
0時40分　根が向かっている建築物はいずれも、高性能なIT関連機器が置かれているなどの共通点が見つかる&lt;br /&gt;
0時50分　根が地表に到着、建築物を覆い始める&lt;br /&gt;
1時15分　ほぼすべての建築物が根に覆われる、また、EOLTも多数内部に侵入&lt;br /&gt;
1時33分　観測班の報告では、根と建築物が“同化”しているように見えなくも無いとのこと&lt;br /&gt;
2時　未確認種の確認が終了、以下詳細&lt;br /&gt;&lt;/font&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;525&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/02/07(水) 02:52:10 ID:???&lt;br /&gt;
監視科（Inspector）：&lt;br /&gt;
マンハッタン等にて存在が確認された種&lt;br /&gt;
開いた二枚貝をたてにしたような体型をしている、全高35mで、貝に似たその“殻“の大きさは幅5m長さ6mほど&lt;br /&gt;
8つの直径50cmほどの大きな目が殻の内側についており、常に発光している&lt;br /&gt;
触手は、足の役割を果たす太いものが6本あり、腕のように使う通常の触手が4本、そして感覚器官の集中する触手が10本ある&lt;br /&gt;
本種は、その名の通り、付近の人間のことを常に目を離さずに監視しており、千里眼科とは違い&lt;br /&gt;
接近し、触手を使って目標の細部まで観察、不振な挙動をすると触手で威嚇をする（威嚇で死んでしまう兵士もいるが）&lt;br /&gt;
目が非常に発達しており、挙動のほんの僅かな変化でも読み取り、こちらが攻撃を仕掛けようとしたころには本種による制裁が加えられていることが多い&lt;br /&gt;
EIEによれば、これは人間の筋肉組織の僅かな動きや、電気信号を読み取る能力があるためだとしている&lt;br /&gt;
装甲車などの動きまで察知するのは、装甲車内の人間のことが見えるのか、聴覚が異常に発達しているためだとされている&lt;br /&gt;
聴覚能力の優秀さを示す事例は少ないが、視覚能力のそれは多く、すでに200名以上が何の抵抗も出来ずに殺害されている&lt;br /&gt;
純粋な戦闘能力に関しては、すべて先制攻撃を行われたために、詳しい推測できないが&lt;br /&gt;
このところ、戦闘面において高性能なEOLTが出現し始めたこともあり、おそらくは探査科などとは比べ物にならない能力があるのではないかとされる&lt;br /&gt;
確認数は1000体前後、属する種は1種だけだが、“殻“のカラーバリエーションは非常に豊富である&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
･･･また、このほかの2科（追跡科・追撃科）の個体数が増加傾向にあることが確認される&lt;br /&gt;&lt;/font&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;526&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/02/07(水) 02:53:29 ID:???&lt;br /&gt;
2時15分　更に未確認種確認、横坑内から這い上がってくるところが確認され、そのまま根に覆われた建築物内部に侵入し始める&lt;br /&gt;
3時2分　マンハッタン島の全IT関連機器が起動、ネットワーク内の情報の検索、およびネットを通じたハッキングを開始&lt;br /&gt;
3時10分　ニューヨーク全市のネットに接続しているパーソナル・コンピューターがその自由を失う、建築物内部に未確認種を確認、触手を機器に接続（？）しているところが確認される&lt;br /&gt;

15分　アメリカほぼ全土のPCが自由を失う、また、国防総省もハッキングされる&lt;br /&gt;
17分　衛星回線がジャックされる、全世界のPCが自由を失い始める&lt;br /&gt;
19分　軍・民間すべての衛星が自由を失う、同時に、テレビ･ラジオ回線もジャックされ、各国の軍関係施設も機能を奪われ始める&lt;br /&gt;
20分　構造体周辺の米軍に自体の究明と解決をさせるべく、指示を行うが、すでに米軍の装備の大半が使用不能となり、通信も困難となる&lt;br /&gt;
23分　すべてのIT関連機器やネットに接続していた機器が自由を失う&lt;br /&gt;
25分　EOLTによる情報検索が始まる、つまり、わずか千数百体のEOLTによって全ネットワークが掌握されたのである&lt;br /&gt;&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;527&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/02/07(水) 02:54:58 ID:???&lt;br /&gt;
29分13秒･･･ PCの画面に一つの単語が浮かび上がる&lt;br /&gt;
言語はその機器の製造国の公用語であり&lt;br /&gt;
多少の意味の違いこそあれ&lt;br /&gt;
それの意味するところは&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
“戦争”ないし“宣戦布告”である&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
44秒･･･&lt;br /&gt;
全電話･テレビ･ラジオ回線からも同様の単語が&lt;br /&gt;
繰り返し放送される&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
30分29秒･･･&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
EOLTが人類に向かって始めての意思疎通を行う&lt;br /&gt;
ある種のテレパシーのようなもので脳に直接語りかけて（？）きたのである&lt;br /&gt;
聞き取れた人間は一部であり内容の詳細は不明（理解できなかった？）だが&lt;br /&gt;
宣戦布告であることは間違いない&lt;br /&gt;
唯一判明しているEOLTの声明の内容は以下の通り&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
―裁定は下った―&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
･･･以上&lt;br /&gt;&lt;/font&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;541&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/02/08(木) 02:27:11 ID:???&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;
32分　全世界は混乱状態に陥り、IT関連ですら無い、ありとあらゆるシステムがネットから伝染病のように広がるEOLTの手によってコントロールを失う&lt;br /&gt;
また、どれほど高性能なセキュリティは半ば素通りされており、EOLTの前には完全に無力だったことが判明&lt;br /&gt;
33分　正確なことは不明だが、全世界において、これ以上の事態悪化を防ぐため、回線を切断、しかしハッキングは止まらず、端末や回線を“破壊”することによって対処&lt;br /&gt;

34分　米軍部隊が独断で行動を起こす、マンハッタン島にて、生き残りの米軍と技術者が設置された爆薬を起爆&lt;br /&gt;
35分　EOLTによるハッキングが中断される、同時に多くのPCやIT関連機器がクラッシュし、機能を停止&lt;br /&gt;
36分　爆破に成功した部隊が撤退を開始&lt;br /&gt;
また、同じころに取り残された数名の研究者が、EOLTが機器と結合し、ハッキングを行う際の貴重な観測記録等を手に入れ、これを確保しつつマンハッタン島より脱出を試みる&lt;br /&gt;

40分　米軍部隊、EOLTと遭遇を繰り返すも攻撃は受けず&lt;br /&gt;
50分　研究者の乗ったヘリが封鎖部隊と合流、健康診断を受け、一命を除いて継承を追った以外は異常なし&lt;br /&gt;
4時　衛星の一部ではコントロールが戻らず、エシュロン・システム等はいまだEOLTの手中にあることが判明&lt;br /&gt;
4時7分　コントロールの可能な衛星を含め、EOLT側の衛星を破壊することを決定&lt;br /&gt;
4時15分　米軍部隊、生還、貴重な記録等を持ち帰ることに成功&lt;br /&gt;
34分　米軍はマンハッタン島全土を砲撃、これ以上の事態悪化を防ぐ&lt;br /&gt;
44分　一部軍・IT関連の組織がEOLTの“脳“に逆ハッキングを試みるが、結果は失敗であり、逆に損失を拡大させただけであった&lt;br /&gt;
もっとも、千体余りのEOLTに、全世界の最新鋭のセキュリティが、秒速で無効化されたことを考えれば当然の結果といえる&lt;br /&gt;
50分　米政府を含め、世界の国々はようやく現在の状況を把握、彼らはEOLTの力に恐怖した･･･&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;563&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/02/09(金) 03:38:30 ID:???&lt;br /&gt;
5時　国連議会を召集、事態の完全な把握は不可能だったが、宣戦布告を受けたらしいことは分かっており、これを念頭において対策を検討&lt;br /&gt;
5時16分　EOLTの動きに変化が確認される、敵の攻撃に備えて、目を見開き常に触手を展開させている&lt;br /&gt;
25分　米軍は砲撃を中止、後方支援にまわっていた部隊や国連軍部隊をすべて前線に回し&lt;br /&gt;
構造体周辺（マンハッタン島はすでにEOLTに占領されているため、実質的にはニューヨーク市）を完全に固める、また、防御陣地の構築を開始&lt;br /&gt;
30分　電子機器の多くが使用不能であることもあり、作業は難航、シベリア構造体と周辺のEOLTの行動にも変化が起きる&lt;br /&gt;
40分　国連はEOLTとの開戦を避けるべく、和平への道を模索する一方、世界各国の軍から数百万人規模の多国籍軍編制し、EOLTとの戦いに備える動きもとる&lt;br /&gt;

6時　EOLTからの交信（一方的だが）を受信した人間は数が限られており、さらに正確に聞き取れたものはほんの数万人程度であることが確認される&lt;br /&gt;
EIE曰く、ある種のESPとしての素質が高い人間が受信できたものだとされ、今後、EOLTとの意思疎通に利用可能であると判断&lt;br /&gt;
IUEITA計画の「思考理解」分野における、飛躍的な進歩が期待される&lt;br /&gt;
6時20分　IUEITA計画の予算増額と、PCへのハッキングなどの際の履歴から「言語理解」分野においても進展が期待されるが、すでにそのようなことは不可能であった&lt;br /&gt;

6時33分　シベリア構造体の外壁が開き、自衛種のEOLTが多数出現、その数15万体前後、同時に探査科が一部収容される&lt;br /&gt;
39分　ニューヨーク構造体においても同じことが起きる、出現数は11万体前後&lt;br /&gt;
45分　ロシア軍は独自の判断で臨戦態勢に入る、後方の部隊や旧ワルシャワ条約機構の所属していた国の部隊も参加し、総兵力は45万を超える&lt;br /&gt;
なお、ロシア国防省はハッキングの影響で半ば機能を停止しており、ロシア連邦軍参謀本部に設備・人員等を一時的に移転&lt;br /&gt;
55分　国防相官房国際軍事協力総局は、国連の和平への道を模索するさまを痛切に批判、中国と連携し、態勢を強化する移行を示す&lt;br /&gt;
7時　EOLTのハッキングの影響のため、全世界で混乱が多発、国連および国連軍の統率も乱れる&lt;br /&gt;
7時15分　マンハッタン島における戦闘データおよび、ハッキングを行うEOLTの観測記録を分析、未確認種の特定に成功&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;577&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/02/12(月) 04:10:11 ID:???&lt;br /&gt;
未確認種詳細は以下の通り&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
電脳科（Cyber）：&lt;br /&gt;
マンハッタン島にて確認された種、探査科・千里眼科との類似点多数&lt;br /&gt;
その名の通り、電子頭脳を持っているかのように、IT関連機器に侵入（汚染）し、ネットワークを支配下に置いていくという、一風変わった役割を担うEOLT&lt;br /&gt;
全高は2,5mほどで、猫背、頭がおわんの様な形状をしている、直径は約1m程度、腕と足は両方とも4本で常に折り曲げて、腕を組んだような状態にしている&lt;br /&gt;
触手は後頭部から19本生えており、内の2本の先の部分がスプーンべらのようになっていて、これを電子機器に接続してハッキングを行っていた&lt;br /&gt;
機動力はあまり高くないようで、いったん建築物の内部に入ったあとは、通路を通って内部をはいかいしていたようである&lt;br /&gt;
知能は非常に高いのか、1時間もせずに人語を理解し、更には僅か千体あまりで全世界に広がるネットワークと、それに接続した機器を支配・コントロールしていた&lt;br /&gt;

しかし、マンハッタン島爆破成功の際にフリーズに近い状態となった（動いてはいたが、状況が把握できていなかった？）&lt;br /&gt;
ありとあらゆる情報を検索し、人類が築き上げてきた英知のすべてをこの短期間で自らの頭脳、もしくは根を通じて構造体内の“なにかに”記憶させたものだと思われる&lt;br /&gt;

その情報の幅は、人類の歴史や兵器・軍事から、ガーデニングにわたるまで、非常に広いことが分かっており&lt;br /&gt;
それらの情報や記録から推測されることを含めて考えれば、すでに彼らは人類のすべてを知ったといっても過言ではない&lt;br /&gt;
現在、多くの政治･軍関係の機器がいまだにEOLTの管理下におかれているといわれ、再び電脳科がネットに侵入すれば、それらの自由がまた失われることは明白であるとされる&lt;br /&gt;

しかし、エシュロン・システムの例を見ても分かるように、現在その兆候は見られない&lt;br /&gt;
属する種は1種のみだけしか確認されていないが、バリエーションは若干あり、亜種が存在する可能性は高い&lt;br /&gt;
確認数は1100~1300体前後&lt;br /&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;578&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/02/12(月) 04:11:20 ID:???&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
7時　これまでマンハッタン島で起きたことを「マンハッタン島事件」と呼称することを決定&lt;br /&gt;
IUEITA計画再燃焼、残された僅かな設備を駆使し、EOLTとのコンタクトを取るべく、行動を起こす&lt;br /&gt;
7時25分　ニューヨーク封鎖部隊は臨戦態勢に入る、総兵力は54万を超え、陸海空全軍の清栄が集結&lt;br /&gt;
7時39分　防御陣地の強化を開始、兵士の士気は非常に高く維持されている様子であるが、部隊間の連携に関する不安がつのる&lt;br /&gt;
45分　ロシア軍、構造体への侵攻を考え、空挺部隊をクラスノヤルスクに集結させ始める&lt;br /&gt;
同じころ、中央シベリア高原の構造体に対処すべく旧ワルシャワ条約機構加盟国から集結した部隊を「独立国家共同体軍（CIS
army）」とし、国連軍と区別することを決定&lt;br /&gt;
国連も、独断に近いこの決定を黙認&lt;br /&gt;
なお、この事実は国民にはほとんど伝えられていない（もっとも、それが可能な状況ではないが）&lt;br /&gt;
55分　CIS軍、エニセイ川周辺に防御陣地を構築、西シベリア低地に機甲部隊を集結させる、総兵力は29万8000名、戦車・装甲戦闘車両等の総数は3万余り&lt;br /&gt;

ワルシャワ条約機構の大機甲部隊の再来と言われ、士気の向上を誘う&lt;br /&gt;
8時　国連の決議によって、EOLTの捕獲を目的としたEIE管轄の米軍特殊部隊編成を決定&lt;br /&gt;
同時にロシア軍においても、半ば独断で部隊と計画の立案を開始、EIEとの連携は行わず、独自の研究機関を立ち上げることを決定&lt;br /&gt;
8時10分　マンハッタン島事件前に観測された月・火星の構造体、およびEOLTの画像を解析、EOLTはすでに惑星全土に拡散していることが判明&lt;br /&gt;
8時23分　EOLTに変化、兵力（？）を集結させ、陣形を整え始める、米･露軍は戦闘配置に付き、後方の部隊もすべて臨戦態勢に付かせる&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;579&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/02/12(月) 04:12:45 ID:???&lt;br /&gt;&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;br /&gt;
詳細時刻不明･･･　IUEITA推進本部から、ある発案がなされる、その内容は&lt;br /&gt;
「EOLTとのコンタクトが可能と思われる人材を軍属に引き入れ、構造体ないし、付近のEOLTと接近させ、EOLTの反応を見る」&lt;br /&gt;
というものである、非人道的との見方もあったが、秘密裏にこの計画を進行させることを国連は決定&lt;br /&gt;
国連呼称「The intention understanding plan of EOLT by the human being with high ESP
capability」高いESP能力を持った人間によるEOLTの意図理解計画&lt;br /&gt;
暗号名称は「プロジェクト８９２０」、拠点をフランスに置くこととし、実行部隊の編成を開始&lt;br /&gt;
ロシア軍もこれに協力することを決定、自国にある特殊機関の一部をIUEITA推進本部に提供するとの意思を表明･･･&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;600&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/02/13(火) 03:21:38
ID:???&lt;br /&gt;&lt;/font&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;34分　ノリリスクのロシア軍EOLT対策臨時司令部支部、IT関連機器に接続可能な状態のままでは、電脳科が再びネットに侵入し、感染した場合に収拾が付かなくなるとし&lt;br /&gt;

現在の指揮体制等を批判、ITや衛星を用いた電波通信からは完全に独立した情報交換・指揮体制をとるべきとの意見を出すが&lt;br /&gt;
現在の状況を考えれば、いまさらそのようなことは不可能であるとし、却下される&lt;br /&gt;
40分　ロングアイランド島周辺に第2艦隊を配備することが決定、国防総省の機能が停止し、統合参謀本部も一部機能をのぞいて停止・麻痺しているため&lt;br /&gt;
この行動は海軍省と同艦隊による、ほぼ独断による行動である&lt;br /&gt;
50分　第二艦隊にバージニア級原潜２番艦「テキサス」を随伴させることを海軍省が決定するも、情報の伝達は正しく行われず、同艦は動かず&lt;br /&gt;
同じころ、国防総省と統合参謀本部は有線通信を使い、EOLTの妨害を受けない情報交換によって、戦闘を有利に進めることを検討&lt;br /&gt;
また、ロングアイランド島に直接上陸、ロシアと同じく、構造体に直接侵攻しEOLTを屈服させる作戦を検討&lt;br /&gt;
ただし、これがEOLTに発見されれば彼らは逆上し、本格攻勢に出始め、和平への道が閉ざされることを懸念、紙に書かれた文章のみで記録&lt;br /&gt;
55分　ロシア連邦軍参謀本部は国防総省と連携し、もし、敵の進撃が止められなかった場合、30万~45万の新兵を徴兵することを決定&lt;br /&gt;
またその際は、国連軍との連携を深める必要もあるとして議論を開始&lt;br /&gt;
9時　中国政府はロシアとEOLTの戦争に全面的に協力し、資金や兵力の融通もいとわないことを決定、国境付近に大部隊を集結させる&lt;br /&gt;
9時15分　国連、今まで以上に大規模な多国籍軍を編制し、アメリカ･ロシアに派遣することを検討、その規模は最低でも30万以上という前提ではあるが&lt;br /&gt;
先のマンハッタン島事件以来、まったく連携が取れておらず、一部国家による独断でなし崩しに議論は進展、増派も当分先のことだろうと予測される&lt;br /&gt;
9時22分　EOLTの大部隊が移動を開始、その総数はシベリアで33万2000体、ニューヨークでは34万体以上&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
･･･9時34分　米軍封鎖部隊　EOLTと接触、警告を無視しEOLTは同部隊と接触・交戦&lt;br /&gt;
更に5分後、ロシア軍もEOLTとの交戦に突入･･･&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
―――人類とEOLTとの関係は、まぎれもない戦争状態に突入する―――&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;
&lt;hr /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;ここまでを便宜上第一シーズンと呼ぶ事もあるようです。&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dd&gt;
&lt;hr /&gt;&lt;/dd&gt;
&lt;dt&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;790&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/03/02(金) 15:52:33 ID:???&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;9時40分　&lt;br /&gt;
EOLTの先遣隊が米軍封鎖部隊の砲火をかいくぐり、至近距離まで接近、米軍封鎖部隊の牽制攻撃からEOLTのほぼ一方的な攻撃に変わる&lt;br /&gt;
米軍封鎖部隊とEOLTの交戦は、哨戒部隊が攻撃され、それを援護する形で支援砲撃を開始した事がその始まりであり、このときには前方哨戒部隊は全滅し、EOLT側に被害は見られず&lt;br /&gt;

50分　ロシア軍、EOLTに接近され混戦状態へ、最初の交戦地は中央シベリア高原の都市「アイク」郊外の南北に伸びる10km余りの戦線であり&lt;br /&gt;
配備されていた兵力は自動車化狙撃師団4個と独立ヘリ連隊1個を主力とした7万3000名であり、更に支援部隊として戦闘装甲車両190両から成る混成部隊が配備されていた&lt;br /&gt;

対するEOLT側は、行動を起こした個体のうち、１万体から２万体、先の事件の影響もあり、詳細な個体数は観測不能&lt;br /&gt;
55分　ロシア軍、「ムルクタ」と「ヴィヴィ」に拠点を置く部隊もEOLTと交戦を開始、悪天候のため、急襲に近い形であり、重砲等による遠距離攻撃が失敗&lt;br /&gt;
更には攻撃ヘリによる近接航空支援も満足に行えず、戦線は攻撃を受けた直後に崩壊、指揮系統及び通信網の消滅が一瞬のことであり、被害等の詳細は不明&lt;br /&gt;
10時　米軍封鎖部隊、更に7箇所でEOLTと接触･交戦、その戦線は170kmにまで延びる、戦線付近確認されたEOLTは16万体前後で、内交戦中のそれは8万体ほどであるとの観測結果が出される&lt;br /&gt;

10時12分　ロシア軍はヤクーツクに大規模な戦略爆撃機部隊を集め、前線部隊の戦線後退の支援行動をとらせることを決定&lt;br /&gt;
もちろん、戦略爆撃機を使う等、直接的な支援行動よりも後方のEOLTに打撃を与え、その進撃速度を遅らせ、時間を稼ぐことを念頭に置いたものである&lt;br /&gt;
ロシア空軍のウラジミール総司令官による独断で「第22親衛重爆撃機師団」を第37航空軍から引き抜くことを決定、大統領への了解は後日取ることとなる&lt;br /&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;791&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/03/02(金) 15:53:35 ID:???&lt;br /&gt;
10時21分　米軍封鎖部隊はEOLTの前に大苦戦、その大きな要因として、市街地独特の地形を生かしたEOLTの三次元攻撃と、空軍部隊との連携が完全に取れないなどのことがあげられる&lt;br /&gt;

被害はすでに3個独立系歩兵師団全滅と1個旅団壊滅、戦車1200両を失うといった大規模なものであり、特に戦闘車両の損耗率が劇的に増大、戦線は350kmに延びる&lt;br /&gt;

33分　米軍封鎖部隊、全面的な壊走を開始、その被害はすでに兵員20万人以上といわれ、戦闘部隊は機甲部隊のほとんどを壊滅させられ、特に封鎖部隊の戦車の半数近くが失われたとされる&lt;br /&gt;

戦闘支援部隊は砲兵部隊による濃密な支援砲撃を行うも、敵と味方が完全に入り乱れた混戦状態であり、有効な支援は行えず、被害は拡大&lt;br /&gt;
封鎖部隊へ後退の許可が出るよう、封鎖部隊司令部は国防総省に要請を打診し続ける、戦線付近のEOLT総数は確認できるだけでも19万体&lt;br /&gt;
45分　ロシア軍も同じく苦戦中であり、戦線の拡大に伴い部隊が各所で孤立、大隊レベルで包囲され殲滅されるという事例が多発&lt;br /&gt;
その被害は兵員にして15~25万人以上、戦闘車両も4000両が失われるという、絶望的なまでの損害であるが&lt;br /&gt;
平野での戦闘が多かったため、機甲部隊の視野の確保がしやすく、防戦の際は米軍封鎖部隊よりも用意に対処が出来た･･･米軍に比べてではあるが&lt;br /&gt;&lt;/font&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;792&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/03/02(金) 15:54:15 ID:???&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
55分　「ヴィリェイスク」、「トゥルクタ」に拠点を置くロシア軍部隊もEOLTと接触、これにより構造体を中心とした4000kmに渡る戦線が生まれたが&lt;br /&gt;
そのうち、同軍が十分な戦力を配備していた地域は一部であり、瞬く間に突破され始め、早くも全面的な戦線の縮小、および防戦中の部隊の後退を余儀なくされる&lt;br /&gt;
指揮系統の混乱で、空軍部隊による支援行動が間に合わなかったこともあり、被害の拡大が予想される&lt;br /&gt;
11時12分　第3封鎖網が破られるのと同時に、米軍封鎖部隊に、全面的な後退の許可が下りる&lt;br /&gt;
しかし、それはあまりに遅すぎる判断といえ、すでに封鎖部隊の6割近い部隊がその指揮系統を失い、混乱に陥り&lt;br /&gt;
3割が全滅を超える被害を受け、いまだ敵の攻撃に翻弄され続けているといった現状であり、組織的な後退はできず&lt;br /&gt;
局所的な後退が相次ぎ、それを見たほかの部隊が、司令部の指示を待たず独断で後退を始め、その隙に食いつく形でEOLTが追撃、被害が拡大&lt;br /&gt;
「戦線の縮小と全面的な後退」というよりは、「戦線の放棄と逃走」であり、指揮系統は瞬く間に混乱の渦に巻き込まれ、味方の砲撃で戦闘不能に陥る部隊も出る始末であった&lt;br /&gt;

死傷者の数は優に30万近くになるとも言われ、最大で40kmにわたって封鎖部隊は配送、EOLTの最大進出地点は封鎖網から115kmの地点&lt;br /&gt;&lt;/font&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;793&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/03/02(金) 15:55:06 ID:???&lt;br /&gt;
11時～11時30分　激戦が続くも、被害は人類側がほぼ一方的に出すだけであり、EOLT側の被害は極軽微&lt;br /&gt;
国連で各国首脳は、世界最強と恐れられた二大軍事国家の軍がこうもたやすく破られるという状況を目の当たりにし、弱腰な姿勢を強める&lt;br /&gt;
その中、支持を集めていたのは「EOLTとの早期和解」であるが、そもそも、EOLTとの意思疎通や目的、それどころか思考があるのかすら判明しておらず、それの理解と解析が再び重要視される&lt;br /&gt;

しかし一方で、此処まで関係が悪化――もっとも、すべて人類側の主観であるが――してしまっては、それは不可能なことだと考える動きが活発化&lt;br /&gt;
一部国家は兵力の増強を開始、他の国家の大半も和平交渉の失敗を懸念し、平均してGDP比20％を軍事予算に回すことを考え始める&lt;br /&gt;
なお、南北アメリカ大陸と、欧州や中東の諸国は予備役の招集を開始、または中国に代表される国家は、大量の国民を徴兵し、軍に引き入れ始める&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
詳細時刻不明･･･上記のような理由から「プロジェクト８９２０」の需要が増大し、実行部隊の編制を本格化、フランス軍特殊部隊とアメリカ欧州軍の特殊コマンド部隊から、人員の引抜が始まる&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;816&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/03/04(日) 06:26:50
ID:???&lt;br /&gt;&lt;/font&gt;&lt;/font&gt;&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;dt&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;11時29分　戦線が崩壊し、収拾がつかなくなったこの絶望的な戦況に見かねた米政府は戦術核使用を検討&lt;br /&gt;
同時に戦闘支援部隊による砲撃によって、敵と味方を分断することが不可能であることから、都市への被害を一切無視した空軍の攻撃機による近接航空支援に移行&lt;br /&gt;
爆撃機によるじゅうたん爆撃も検討されたが、孤立した味方部隊もろとも攻撃することを世論が許すはずもなく、断念される&lt;br /&gt;
また、このときすでに、攻撃ヘリがEOLTに対し確実に攻撃を命中させられる高度（30~50m）を飛行していると、建築物を活用した攻撃を受ける可能性があることが判明&lt;br /&gt;

11時35分　ロシア軍、「アイク」、「ムルクタ」、「ヴィヴィ」の3都市を破棄することを決定&lt;br /&gt;
もっとも、防衛拠点はもちろん、付近の農村にいたるまで周囲一帯の地域を破棄したため3都市に限定されたことではなかった&lt;br /&gt;
撤退中の部隊は敵の半包囲下にあるということと、地理的な条件から、ヤクーツクの司令部に向けての東進か南下することを余儀なくされる&lt;br /&gt;
44分　撤退支援中のロシア軍部隊が包囲される、このときにシベリア軍管区所属の戦闘ヘリ全機（35機）を失っている&lt;br /&gt;
第122自動車化狙撃師団の独断行動により、EOLTの捕獲と死体の回収が計画され、同師団は一個大隊を戦線に派遣し、標的の探索に移る&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;817&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/03/04(日) 06:28:38
ID:???&lt;br /&gt;&lt;/font&gt;&lt;/font&gt;&lt;/font&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#FFFFFF&quot;&gt;50分　米軍航空部隊が出撃、撤退中の部隊に航空支援（近接航空支援を行うことは厳しい状況）を敢行、一度目の攻撃が成功すれば、反復攻撃を3時間にわたって続ける予定&lt;br /&gt;

参加兵力は第22航空軍の残されたほぼ全航空戦力と第49戦闘航空団のF-117、そして海兵隊のF/A-18Cと近接航空支援用のA-10、それの護衛用のF-15若干機で、その総数は約1300機&lt;br /&gt;

午後12時3分　ロシア軍、前線にて囁かれていた戦術核使用を本格検討、同時に爆撃部隊への作戦行動開始の許可を下す&lt;br /&gt;
戦略爆撃機の総数は37機、その他Su-24戦闘爆撃機111機、同じくSu-32戦闘爆撃機10期などがその主戦力であるが&lt;br /&gt;
護衛のSu-27にも爆装をさせるなど、実際の戦力はそれを上回っており、機の総数は200機以上になる&lt;br /&gt;
12時18分　ロシア軍、「トゥルクタ」周辺に張り巡らせた防御陣地が分断され、防衛中の部隊が殲滅される、支援部隊を後退させ全域を破棄、これにより戦線は拡大し、「ヴィレェイスク」に拠点を置く部隊も圧迫され始める&lt;br /&gt;

なお、これまでの戦闘でロシア陸軍は戦車3900両以上、装甲車両4400両以上、火砲2500門、戦闘ヘリ49機を喪失し&lt;br /&gt;
兵員にして31万5000名余りの死者と、4万近くの重傷者を生み出したことが後に判明、これは、シベリア軍管区の全兵力に匹敵する&lt;br /&gt;
22分　米軍航空部隊がニューヨーク上空に集結、地上部隊への航空支援を開始、ある程度予測されていたはずであるが、EOLT側の損害は増大し始める&lt;br /&gt;
一部部隊の独断による、弾道ミサイルによるEOLT支配下の市街地攻撃も敢行、EOLTにすくなからず損害を与える&lt;br /&gt;
50分　中型以上のEOLTは地上部隊との戦闘の際、高い制圧能力と攻撃力により、機甲部隊はおろか、歩兵部隊の奇襲すら完全に防ぎきっていたが&lt;br /&gt;
近接航空支援の前には巨大な的としての風貌をあらわにし、誘導爆弾の集中投下によっては、支援用に投入されたのであろう30m近い大型の探査科を撃破することにも成功&lt;br /&gt;

しかし、敵の兵力が友軍と入り混じっていることや、広範囲に拡散していることも多いことなどから、思いのほか誘導弾などの攻撃の精度は低く&lt;br /&gt;
かといって機関砲弾、特に20mm程度のものでは小型種の外皮を貫通することもままならならず、撃破できてもごく少数にとどまった&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;820&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/03/04(日) 06:37:39
ID:???&lt;br /&gt;&lt;/font&gt;&lt;/font&gt;&lt;/font&gt;これまでのあらすじ:&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
構造体が落下して来たと思ったら、なかからEOLTが出てきて人類を雑草のようにバッサバッサ　(ｶﾞｯｶﾘ&lt;br /&gt;
落下地点の怪我人を助けようとしたら警官がとちってEOLTをいじめたと思ったら、反撃されたぞ　(ｶﾞｯｶﾘ&lt;br /&gt;
よーし、こうなったらパパ、本気でEOLTと戦っちゃうぞー、というか宣戦布告されたよ　(ﾜｰｲ&lt;br /&gt;
でもどちらかというと一方的にやられていて、被害は甚大だ　(ｶﾞｯｶﾘ&lt;br /&gt;
なんか航空攻撃効いた　(ﾜｰｲ　どちらにせよ戦況は絶望的なので、多くの部隊が撤退するが&lt;br /&gt;
そんな中、一部のロシア軍（第112ﾅﾝﾄｶ）部隊がEOLTの捕虜をとりに走った&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;838&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/03/05(月) 04:45:00 ID:???&lt;br /&gt;
午後1時　シベリア、ニューヨーク両戦線において夜間戦闘における被害の劇的な増加が確認される&lt;br /&gt;
ただでさえ、異常なまでの機動性と、赤外線や熱探知にすらかかる事のない体の構造、周囲の障害物を利用したカモフラージュ能力の高さなど&lt;br /&gt;
日中においても奇襲されることが多かったが、夜間戦闘においてその特性は助長され、どこから攻撃を受けたのか判別することもできないまま、1個師団が壊滅することまで起きた&lt;br /&gt;

照明弾などの使用によって、若干だが索敵が容易になるという報告もあるが、市街地や不整地においてはそれすら無意味であるようだった&lt;br /&gt;
アメリカでは、ペンシルバニア州の一部分とニューヨーク州、ニュージャージー州のほぼ全面的な破棄が決定され、残った住民の移動が開始される&lt;br /&gt;
同時に、ニューヨーク市周辺の米軍封鎖部隊も後を追うかたちで敗走、残存兵力は封鎖部隊55万余りの5~6割程度とされ、うち戦闘可能な部隊は半数程度&lt;br /&gt;
1時22分　ロシア軍、後方支援部隊も含め全面敗走、すでにこの時、シベリア軍管区の全兵力はほぼ“消滅”し、ほかの軍管区からかき集めた部隊や国連からの部隊も全滅&lt;br /&gt;

軍首脳部は中央シベリア高原の破棄を決定、後方の部隊を西シベリア低地に兵力を集結させ、追撃してくるEOLTを迎撃する構えを示す&lt;br /&gt;
CIS軍、後退するロシア軍を支援するためこう火力の長距離砲を多数導入、また攻撃ヘリと近接航空支援用機の増派を決定&lt;br /&gt;
1時35分　国連での決議の結果、国連軍派遣の際の兵力は34万2000名前後に決定、ただし、派遣には時間を要するため、おそらく、来月移行のことであるだろうことを正式発表&lt;br /&gt;

兵力の派遣元は欧州と中東が中心であり、アジアにおいては中国のみが賛同&lt;br /&gt;
合衆国救援にはNATO加盟国が当たることになり、残りが連邦の救援に兵力を派遣することで合意&lt;br /&gt;
40分　米軍第2艦隊による巡航ミサイル攻撃をニューヨーク市に行うことが決定される、同時に救援の輸送ヘリを海軍、および海兵隊が同市に派遣&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;839&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;名前：&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;mailto:sage&quot;&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;名無し上級大将&lt;/font&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;&lt;font color=&quot;#0000FF&quot;&gt;◆80fYLf0UTM&lt;/font&gt;投稿日：2007/03/05(月) 04:47:34 ID:???&lt;br /&gt;
50分~2時30分頃　シベリアのEOLTの行動に変化が起きる、追撃行動を一部地域を除いて停止し、撤退するロシア軍を見逃すという行動をとる&lt;br /&gt;
その意図は不明だが、それを悠長に観察する余裕はすでになく、この機を逃すまいと全速力で後退を開始&lt;br /&gt;
ほかの方面でも、一定以上後退するとEOLTが追撃をやめることが発生、この際、攻撃を加えると追撃を再開することも判明&lt;br /&gt;
2時半過ぎにはシベリア戦線全EOLTが追撃を停止&lt;br /&gt;
2時19分　ニューヨーク市においても、偵察ヘリが半包囲に成功しながらも、攻撃を加えずにそこで追撃を停止するEOLTを確認&lt;br /&gt;
2時30分　EIE公式発表によれば、これは&lt;br /&gt;
「害獣－人類―が自分たちに害を加えることをやめ、テリトリーから逃げ出し始めたので、追撃の必要を感じなくなった&lt;br /&gt;
つまり、EOLTに自衛用個体が出現したように、害獣のテリトリー内侵入を防ぐという目的を達成し、撤退したといえる」&lt;br /&gt;
･･･とのこと、さらに現在EOLTはセミ・アクティブの状態にいるとして、交戦中の両国の首脳はEOLTへの発砲を厳禁&lt;br /&gt;
負傷者の救助を行いつつ、全速で後退するようにと伝える、また、航空部隊は攻撃による支援から、偵察行動によるそれに専念&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
――これは休戦状態を意味するのか&lt;br /&gt;
それとも次の戦いへの前段階なのだろうか･･･――&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/font&gt;&lt;/font&gt;&lt;/dt&gt;
&lt;/dl&gt;    </description>
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