権利能力、意思能力、行為能力のまとめ
1. 権利能力
- 定義: 権利を取得したり、義務を負ったりする資格。
- 取得時期: 原則として出生時。ただし、胎児は不法行為による損害賠償請求、相続、遺贈については、生まれてきたときにさかのぼって権利能力が認められる。
2. 意思能力
- 定義: 自分の行為の結果を理解し、判断する能力。
- 目安: 10歳頃から。
- 意思能力がないとされる例: 10歳未満の子供、泥酔者、重い精神疾患者など。
3. 行為能力
- 定義: 単独で法律行為(例: 売買契約)を行う能力。
- 制限行為能力者: 行為能力が制限されている者。未成年者、成年被後見人、被保佐人、補助人が該当する。
最終更新:2024年08月19日 23:11