第49話 復活!七本槍

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海面に、キカイダー、01、ビジンダーの残骸が投げ捨てられた。
「ふっ、他愛無いものだな」
そう言うと、彼等を破壊した、謎の男は、去って行った。

キカイダー達の残骸が投げ捨てられた海に怪光線が降り注いだ。
すると、海面が泡立ち醜悪な怪物が姿を表わした。
その怪物は頭に6本の腕をつけた、キカイダー、01、ビジンダーの顔を
持っていた。
そう、謎の力によりキカイダー達は怪物として蘇ったのであった。
「ギシェシェギシェ、コロス、コロスニンげんどもミナゴシ ギシャ シャー」
陸に上がった怪物は、殺戮をするために街に向かって行った。

と、その時真後ろから物凄い水しぶきの音が聞こえた。
「ギシェ…」
怪物はその方をみると巨大な女性の姿をした像が海から現れたのだ!
「ギシェェェェェェ!!!」
像を見て怪物は驚いた!

その像は怪物に穏やかな光線を放つと怪物は元の三人の姿に戻った!

「…ん」
イチローが目を覚ますと目の前に広がる巨大な女性像に気づいた。
他の二人も目をさますがやはり女性像には驚く。
「あなたは一体…」
マリは像に話しかける。
「私はマザー、あなた方が何者かに倒され、恐ろしい怪物にされてしまったので元に戻しました」
その像、マザーは三人に語りかける。
「マザー、という事はあの霧島博士の作ったロボットですね」
と、ジローがマザーに問いかける。
「その通りです、今、バルカンベースに危機が訪れようとしています」
「ならばここでぐずぐずしていられない!マザー、俺達はバルカンベースへ向かいます!」
イチローはバルカンベースへ戻る決意をした。
「では、あなた達のご武運を祈ります」
そしてマザーは海へ戻ると、三人も専用のサイドカー、サイドマシーン、ダブルマシーンでバルカンベースへ向かった。


浦安でのタイラント戦を終えたミジー星人の3人がかって刑事だった辛切という男が営むラーメン屋で昼食をとっていた。
ドル「しかし、旦那も刑事だったとは思いもよらなかったな。」
辛切「怪人摩天郎っていうんだけど、そいつが神出鬼没で、いつも覇悪怒組ってガキ共に手柄とられていて、ほんと苦労したよ」
カマ「摩天郎、まぁ、なんかかっこいい名前…」
辛切「(あいかわず気持ち悪いしゃべりだ)」
カマチェンコのお釜口調に気持ち悪さを感じながらも辛切は淡々と口を開いた。
辛切「まあな、それにしても最近は物騒だな。怪獣やら犯罪組織が暴れまわっていて、さらには隕石(ゴラス)まで落ちそうって言うからな」
ウド「フアックション!」
ウドチェンコはくしゃみをするとミジー星人の顔に戻ってしまうがドルチェンコに注意される。
ドル「これ、ウド、顔を戻せ」
ウドチェンコは顔を戻した。
ウド「スミマセン、隊長」
辛切「俺、何みてたんだ…」
ウドチェンコの顔が変わった事には辛切も驚愕していた…。


タコラの森の戦いはレッドマンも元に戻り一件落着だと思えたが…。

「フフフフフ。流石は音に聞こえた手練だな」
木の陰から一人の異形が姿を現す。
それはかつての戦いで斃れたはずの…。

「拙者、サンダールと申すもの。短い間だが、覚えておかれよ。ほんの僅かの時間だがな…」

「サンダール?暗黒七本槍は死んだはずだ!」
「確かに一度は死んだ。だが我が主のお力で、こうして生者の世界に今一たび舞い戻る事ができたのだよ」
「主?それは一体誰だ?」
「おぬしに言う筋合いはないな」
そう言い放つとサンダール、背中の刀を抜き払い、
「我が主の命により、 タイガのデッキとおぬしの生命、このサンダールが貰い受ける!」
するとそこに、場の空気を読まない漢が割り込んできた。
「あー!いたいた!んもー、ダメじゃないのサぁンちゃん。一人で抜け駆けしちゃってさ!」
さらに次から次へと出てくるは出てくるは。不思議な不思議な森が溢れかえりそうだ。
「もー、信じらんなーい!サンダールってばまた手柄、独り占めにしようとした~!」
「まったく困ったヒト、じゃなかった、困った鮫ねー」
口々にサンダールをののしる七本槍の面々。
「分かった!もう抜け駆けはせんから口を閉じろ!」さしものサンダールもこれには辟易したもよう。

「レェェェッド、ファァァィト!(先手必勝!)」その時突然、レッドマンが襲いかかってきた。

「へんしん、クレクレッ!」意識が戻ったタコラ、クレクレタイガに変身して、レッドマンに復讐すべく挑み
かかる。
もはや事態は収拾がつかなくなっていた。

だめだこりゃ。そう思ったマシンマンは両手を前に突き出し、
「カタルシス…」 全員を浄化して戦いをやめさせようとした。
「させん!」いち早くそれに気づいたサンダール、すばやく乱戦から離れ、
「宇宙忍法・自在縄!」右手から放つ光の縄でマシンマンを捕らえ、思い切り振り回す。
周囲の木に何度も叩き付けられるマシンマン。最後には大きく放り出され、放物線を描いて飛んでいった。
そして焼肉の上に落下した。

いきなり降ってきた闖入者に宇崎家の夫婦、博彦ととき枝は大パニックだ。
「あああアナタ。ななな何よ、何よこの人」
「ななな何って言われても」 意を決して博彦、マシンマンに話し掛ける。
「だだだ大丈夫ですか?」
「ええ、大丈夫です。ご心配おかけしてすみません」何事もなかったように起き上がるマシンマン。そこに、
「ところで、あなたは何者です?ぼくは天馬昇といいます」 と、大学生と思しき青年が問いかけた。
「アイビー星からきました、星雲仮面マシンマンです」 律儀に答えるマシンマン。するとそこに。
「ここにいたかマシンマン。すぐにとどめをくれてやるぞ」 抜き身の刀を持ってサンダールが現れた。
さらにサンダール、あたりを見回し、「見られたからには生かしてはおけんな。己の不運を呪うがいい」
などと恐ろしい台詞をはいた。あまりのことに失神するとき枝。
「あああ、とき枝、しっかりしなさい」 「お母さん大丈夫?」 博彦と子供たちがとき枝の周囲に集まる。


レッドマンに復讐せんと襲いかかったクレクレタイガ。しかしそこに七本槍がたちふさがる。
「悪いけど、ボキ達はチミのデッキがどーしても必要なんだよね。そう、今のボキは言うなら、

  カ ー ド キ ャ プ タ ー さ た ら く ら

ぬぁーんちゃって!ダァーーッハッハッハッハッハ!」
「ちょっとサタラクラ。そー言うネタはファンが怖いからやめなさいってば」
一方、レッドマンは七本槍の残り四人にねらわれ、大ピンチだった。
実力や人数よりも、先ほどのマシンマン戦のダメージが残っているのだ。
「ふん、この役立たずが、あんな蛸一匹始末できんとはな!」
そういって棒を振り下ろすチュウズーボ。
「わざわざレッド星まで行って、オマエを洗脳し地球に連れてきたオレの苦労は何だったんだラ~」
倒れたレッドマンを足蹴にするマンマルバ。
「どの道貴様は、ここでお役御免!拙者らが引導を渡してくれる!」
両手の剣で斬りつけるサーガイン。
「そうそう。ここでこいつが死んじゃっても、グリーンマンとかタイガーセブンとか、スペクトルマンとか、
代わりはいーっぱいいるもんね。どかん」
爆発をおこすフラビージョ。もはやレッドマンの命は風前の灯火だ。

サタラクラがタコラに向けて三叉戟を繰り出す。
「そーれ、今晩はたこ焼きパーチィだー!」
それをかわしたクレクレタイガ、Vバックルのデッキから一枚のカードを引き抜き、デストバイザーに装填。
『ADENT』
すぐさまクレクレタイガの契約モンスターが現れる。
それはデッキケースのマークを模ったお面を被り、両手にデストクローをはめ、あまつさえ体を白く塗って青い縞模様を描いたチョンボ、名づけてデストチョンボだ! 
(AP:2000)
デストクローは契約の時に自然にくっついたものだが、あとは二人で工夫して描いたり作ったりしたのだ。


そして森の中で天馬昇、通称ぺガさんはサンダールと相対する。
「何者だお前は!ブキミ星人なのか?」
「ブキミ星人だと?一緒にしてもらっては困るな。我は宇宙忍者・暗黒七本槍が七の槍、サンダール」
「宇宙忍者?」
「これ以上は時間の無駄。死ねェェェいッ!」彗星刀を振り上げ、ぺガさんこと天馬昇に迫るサンダール。
そのときペガさんが頭の上で両腕を交差させた。
「バンキッド、チェンジ!」
一瞬にしてその姿が変わり、バンキッドペガサスが現れる。
ペガサス、カウンター気味に蹴りを入れ、サンダールを吹き飛ばす。
「何だと?貴様は一体…」
「バンキッドエース、ペガサス!」
「バンキッド、チェンジ!」 「チェンジ!」 さらに四人の子供たちも続き、二人一組で腕を交差させて変身する。
「バンキッド、ドラゴン!」 「ラビット!」 「オックス!」 「スワン!」
「我ら、少年円盤遊撃隊!」
「バンキッド!」
「見せてもらおうか、地球のヒーローの実力とやらを!」

 その頃、もう一方はと言うと。
クレクレタイガは、相棒・デストチョンボが役に立たず、苦戦を強いられていた。
何せAP2000、シアゴーストやボルキャンサーより弱いのだから。

 クレクレタイガに迫る六本の槍。
「さあ、タコちゅー、覚悟はいいかなー?ボキ達がおいしータコヤキにしてやるからねー」
「ちょっとサタラクラ。目的が違ってるわよ」 すぐさまツッコミを入れるウェンディーヌ。
「さあ、デッキを寄こすラ~」 二人を無視するマンマルバ。
「渡さないと、ぬっころしちゃうぞ」 何故か2ちゃん語でしゃべるフラビージョ。
「どの道、貴様には過ぎた代物。我等ならば正しくそれを活用できるぞ」
「グフフフ、覚…」 チュウズーボが何かを言おうとしたそのとき、

 森の奥からサンダールが飛んできて、六人の足元に無様に転がった。

「みっともないわねサンダール」
「やっぱ再生怪人は弱いってことで、ファイナルアンサー?」
ここぞとばかりにボロクソにけなすフラ・ウェン。
「なにがファイナルアンサーだ!それに再生怪人ならおぬしらも一緒だろう!」
おきあがって怒鳴るサンダール。どうやら人格のへたれ化も進んでいるようだ。周りに引きずられているとも言う。
そのへたれを追いかけて、森の奥からバンキッド隊とマシンマンが飛び出してきた。

わずかの間、マシンマン、バンキッドの五人、そしてクレクレタイガと七本槍が睨みあう。
奇しくも七対七、同数での対決の形になっている。そして双方の緊張は高まっていき・・・。
「ボキお腹空いたからカエル。」サタラクラによって腰砕けにされた。
「何よそれ~」 「何なんだよモー!」 一同、これには閉口させられたらしく、口々に不平
を洩らしてサタラクラに詰め寄る。
「ダハハ、メンゴメンゴ。もっぺん仕切り直しね。」まったく悪びれた様子のないサタラクラ。
気を取り直して、もう一度対峙する一同。勿論レッドマンとデストチョンボは放置したままだ。

「いっくよー!みんなー!」 「貴様が仕切るな!」サタラクラの号令一過、戦場は動き出す。
「いくぞ、みんな!普段のトレーニングの成果を見せてやるんだ!そして後は…気合だ!」
子供たちに声を掛けるペガサス。実は何のアドバイスにもなっていないのだが、根が単純な子供たちには
これで充分だったりする。
「よーし、いっくぞぉ-!」 「宇宙忍者に私たちの気合を見せてあげましょう!」
と、このとおり目に見えて気力があがっていく。
「トリオアタック!」戦端を切るのはドラゴン、ラビット、オックスの三人。
相対するのは力自慢のチュウズーボ。
「アルファ!」 「ベータ!」左右から掴み掛かるドラゴンとオックス。
「ええい、小賢しい!」その二人を勢い良く叩きつけるチュウズーボ。

「どうやらここまでの様だな」
「ぐっ…」
サンダールがマシンマンに長剣を振るうとマシンマンは覚悟を決めた。

「タイガーVサイン!」
「何!」
「あれは一体!?」
サンダールの剣を何処からか投げられてきた三角のブーメランが当たりマシンマンは間髪助かった。
「誰だ!」
「私は弱い者、正しい者の味方、レッドタイガー!」
サンダールがその声の方向を見るとそこには真紅の戦士、レッドタイガーが立っていた。
「レッドタイガー?」
「そこの私に良く似たヘルメットのヒーロー、この敵を倒すためにも協力してくれ」
「あ、ああ…。」
マシンマンは不安ながらもレッドタイガーに頷いた。
「さあ、悪の戦士め、このレッドタイガーが相手だ!」
レッドタイガーはサンダールに見得を切った。


踊り続けるハヤタ達の目の前に怪獣、もとい快獣と一人の少年が現れた。
「あ、あなたは誰なの?」
真紀がその快獣に聞く。
「僕は屯田雄作といいます。そしてこの子はブースカ」
とブースカと雄作は自己紹介を始めた。
「って君達、見ての通り僕達踊りが止まらないけどなんとかして」
「シオシオのパー!」
イデが二人に何とかして欲しいと頼むとブースカは謎の言葉を発しポーズを執った。
すると、三人の体が自由になった。
「ありがとう、君達のお陰で体が自由になった!」
「こちらこそ、科特隊の人に会えて嬉しいです」
ハヤタが礼を言うと雄作が嬉しそうな表情で頷く。
「これから私達は健君の向かった場所に行くわ」
真紀に言われると二人の健が向かって行った方向へ走っていく。
「みんな、がんばって!」
雄作とブースカは三人に手を振り続けた。


暗黒七本槍との戦いレッドタイガーの加勢により完全にヒーロー側の有利となった。
マシンマンとサーガインが互いの剣を構え向かって行った。
「マシンサンダー!」
マシンマンはX字に相手を斬る必殺技マシンサンダーで二つの剣を破壊する。
「お、おのれ…」

「そこだ!」
「何ぃ…」
ドラゴンとオックスの二人を吹き飛ばしたチュウズーボの後ろにペガサスが飛び掛る。
「マシンマン、今だ!」
「はい!」
ペガサスがマシンマンに叫ぶ。

「よし、マシンサンダー!」
Z字に動作を変えたマシンサンダーでサーガインとチュウズーボの二人を一気に斬る。
サーガイン「何故だ…」
チュウズーボ「おのれマシンマン、バンキッドー!」
二人は断末魔の雄たけびを上げながら倒れ爆発した。

一方のマンバルバもレッドマンを倒しそこなったクレクレタイガの猛攻でもうヘトヘトであった。
そこにペガサスが迫る
「行くぞ、鉄腕十字剣!」
「何故だ…これ程の力を」
ペガサスの必殺技、鉄腕十字剣で一撃でマンバルバはそのまま倒れた。

「レッド変身スパーク!」
レッドタイガーは怒りの力でスーツとヘルメットの色を白から赤に変えた。
「ええぃ、小ざかしい真似を」
「怒りのムチを喰らえ!」
サンダールは長剣を構えレッドタイガーに向かうが逆にレッドタイガーのムチを喰らい吹き飛ばされる。

「ええ~マンちゃんまで倒されっちゃたの」
フラビージョがあたふたしていると、そこにサンダールが滑り込んでくる。
「あれれ、サンダール、どうしちゃったの?」
「ええぃ、あの赤いヒーローがものすごく強くて」
サタラクラがサンダールに聞くとサンダールがほこりを払いながら話す。
「どうするの、数の上で苦戦しているじゃない」
ウェンディーヌが不安がる。
七人のうち三人が倒されてしまい、その上バンキッド隊やレッドタイガーの加勢により人数的に不利となったのだ。
いくら無数の星を滅ぼして来た暗黒七本槍でも苦戦は免れない状態となった。
「くっ、ここは撤退するしかない…」
「ええっ、これからいいとこなのに~。」
サンダールが撤退を促すとサタラクラがふてくされる。
「まあいいわ、またいずれ会いましょう」
「じゃあねぇ~」
「待て!」
と、ウンディーネとフラビージョが手を振り、四本槍はマシンマン達の目の前から消え去った。


戦いが終わりマシンマン達が変身を解くとハヤタ達が着いた。
「健君、こんな所で油売ってたの?私達ハヤタさん達と踊ってったんだから」
「真紀さん、すみません」
健が真紀に怒られている。

「お前も元気でな」
イデ隊員が森へ帰るクレクレタコラを見送っていた。
タコラの表情は既にレッドマンの事を忘れていてご満悦であった。

一方ハヤタは昇から七本槍との戦いを聞かされていた。
「僕達は家族で焼肉パーティやっていた時に先程までの戦いを知りました」
「そうだったのか。それなら我々の基地で焼肉パーティをやりましょう」
「わーい、また焼肉だぁ!」
一郎が焼肉パーティと聞いて大はしゃぎだ。
一同は科特隊へと向かって行った。

そんな三角ビートルを見送るレッドタイガー。
その横にはデストチョンボとレッドマンが仲良く地面に伸びていた。


マシンマン達に敗れた四本槍はクレクレタコラの森から少し離れた場所にいた。
「おやおや、これは一体なにかな~」
サタラクラが何かを拾う。それは星形の石であった。
「む、サタラクラ見せろ!」
「な、何するんだよぅ、くっそぅー」
サンダールが無理やりサタラクラからその石を取る。
「何、見せてよ~」
「一体どんな物なの。」
フラビージョとウェンディーヌもその石を見ようと近寄る。
「こ、これは…」
「サンちゃん、それ知っているの?」
「これはスターピース!」
サタラクラに聞かれるとサンダールはその石をスターピースだと気づく。
「スターピースって何?」
「このスターピースは地球に12個あり全てを集めると願いが叶うという石だ」
フラビージョに聞かれサンダールが即答する。
「願い、という事は…世界中の男達をひざまずかせる事も可能ね…」
「これで宇宙のグルメを…」
「ボキも宇宙一のお笑い芸人になれるかも…」
願いと聞いて三人が色々と想像し始めた。

「お前達、何変な事を考えている、それでもジャカンジャの七本槍か!」
妄想をしている三人にサンダールが突っ込む。
「それどういう事?」
「おせーて?」
ウェンディーヌとサタラクラがサンダールに聞く。
「確かに我々七本槍は様々な星を滅ぼしてきた。しかし、大星団ゴズマやウオノメ・マナコといった強敵が多い。」
「ふーん、そんなにいたんだ。」
サンダールの話にフラビージョが関心しながら聞く。
「だからこそスターピースを全て手に入れて我々ジャカンジャが今度こそ宇宙を支配するためにも!」
サンダールは宇宙征服の為、スターピースの捜索を提案したのであった。
「すっご~い!」
ウェンディーヌが目を丸くして驚く。
こうしてジャカンジャ四本槍によるスターピース探索が始まった。


「役立たず共が…勝手な事をして」
タコラの持っていたカードデッキを手にしながら七本槍を遠くから見つめる一人の男がいた。
そう、この男は、キカイダー達を瞬殺した、あの謎の男であり、サンダールが言っていた彼等を助けた「あのお方」であった。
「まぁいい。せいぜいスターピース探しをがんばってもらおうか」
そういうと、謎の男は姿を消した。

そして、森の中には、気絶しているタコラの姿があった。


辛切のラーメン屋で昼食を終えたミジー星人トリオが店を出ようとしていた。
「へ、毎度!」
「ごちそうさま、美味しかったよ」
と、隊長のドルチェンコが辛切に労いの言葉をかける。
「隊長、また一仕事と行きましょうね」
「おい、ウドチェンコ、そこで隊長は無いだろ。」
ウドチェンコがドルの事を思わず隊長と呼んでしまう。
「じゃ、とりあえず行きましょうよ」
「ああ、まだ仕事も多いからな」
「私は夜からだけどね」
カマチェンコは夜の仕事の為、これから寝るのである。
「じゃ、我々はこれで失礼するよ」
「毎度あり!」
辛切が三人を笑顔で見送った。
(しかし、あの三人、一人が「隊長」呼ばれたり、くしゃみで顔が変わっていたけど何者なんだ)
辛切は三人を怪しく思うのも無理は無い。

「ガラガラガラ」
三人が店を出ようとすると外からドアが開き、頭に角を付けた兜をかぶった女性が現れた。
「いきなり開けて、確認してから開けなさい。」
「いきなり失礼よ!」
ドルチェンコとカマチェンコが女性に注意する。
「人間どもめ、何を言うか、このデュークオルグであるツエツエ様に逆らうつもりか!」
その女性は神様によってアヒルに変えられていたが何とか元の姿に戻ってここへ来たのだ。
「あんた、デュークだか更家だか分からんけど、お客様の邪魔すんだったら帰ってもらうよ」
辛切がツエツエを追い返そうとしていた。
「おのれ、もう容赦はしないぞ…って、え…」
ツエツエが店の人達を襲おうとした瞬間、彼女の腹の虫が鳴った。
「しまった、朝から何も食べていなかった…」
「だったらウチのラーメン、ご馳走してやるよ」
辛切がツエツエにラーメンを薦めた。

「おのれ、このツエツエ、人間ごときに情けをかけられる必要など無い!」
ツエツエが手持ちの杖を一同に向けようとしたとき…。
「待てぃ!」
そとから聞こえた叫び声に一同は外へでる。
そこには黄色いスーツの男がいた。
その男は苦虫をかんだ様な表情でツエツエを見る。
「何者だ!」
ツエツエが男に叫ぶと男は腕で「S」の字を作る。
「ストレッチマン、参上!自分がお腹がすいたからってお店のお客さんの邪魔をするとはけしからん」
その男はストレッチ星からやってきたストレッチマンだ!
「おのれぇ~…またぁ!」
またもツエツエの腹の虫が鳴った。
「おぼえてらっしゃい!」
ツエツエはそのまま逃げていった。

そして辛切とストレッチマンが握手をする。
「店を守ってくれてありがとう」
「いえいえ、礼には及びません」
握手を終えるとストレッチマンがミジー星人トリオの方を向いた。
「では、我輩はまたバダムとの戦いに向かう、また会おう!」
ストレッチマンは空へ飛び立った。

「よし、我々も仕事に戻ろう。」
ミジー星人の三人もピコポン玩具製作所へ戻っていった。
最終更新:2013年03月05日 17:46
ツールボックス

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