第54話 忍者とビーロボの友情作戦

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緯度0にある基地の司令室で、無数のモニターに映し出される戦況を見ていたブルドントはの各地の状況を見て関心して言った。
カイザーブルドント「さてと、これで戦力は完全に分散できたな。地獄谷のケリス準備はどうだい?」
ブルドントが声をかけると、モニターの1つに地獄谷の基地切り替わり、そこの司令官であるマシン獣使いケリスの姿が写しだされた。
ケリス「はい、ブルドント様、準備は完了です。おい奴らを連れて来い」
そう言い、ケリスが命じて連れてきたのは、スターピース探しに出かけたジュウレンジャー、ポワトリンこと村上ユウコ、 ロボット刑事K、芝刑事、新条刑事達であった。
ケリス「ロボット刑事は電子頭脳をマシン獣のものと入れ替え、人間達はカー将軍が強化改良した洗脳マシンで洗脳しているので、解除はまず無理でしょう。それと、言われたとおり、
    彼らの体内に爆弾も植え付けておきした。地球人に取り出す事は不可能、それ以前に取り出そうとしたした瞬間に爆発しますけどね、フフフ」
そう言うと、ケリスは冷酷なエミを浮かべた。
ブルドント「上出来だケリス」
ケリス「でも、ブルドント様、ドクターマンとカー将軍の作った洗脳装置の実力を疑う分けじゃないのですが、洗脳じゃなくて人間どもの脳もマシン獣のものと交換した方が完璧じゃありませんか?」
ブルドント「ふっ、甘いな。脳を入れ替えたら奴らは体は見た目どおりだか本人達じゃなくなるだろ。
      そうなったら嵐山は躊躇うことなく攻撃をする、だから、洗脳させておいて元に戻る可能性があると見せておいた方がいいのさ」
マルチ-ワ「わぁ、ブルピーえげつなーーい♪」
ブルドント「褒め言葉、ありがと♪で、奴らが乗り込むロボットはどうなってる」
ケリス「これを」
そう言い、格納庫を写させると、格納庫に無数のロボットが立っていた。
ケリス「-273°の冷凍ガスをだせるブリザード7、全ての建物を灰にできる一万度の熱砂とあらゆる攻撃を跳ね返すことのできる磁力反射ミラーをそうびしたベドウィンG、電装移動で瞬時に攻撃をかわす事が出来、冷凍、火炎、火薬、破壊と4つの顔を持つディモスZ、原子光線、目くらましの白煙が武器のベスビオスY、地震を起こす事も出来るマグマウルフ、それに改造ブレ-キング、ノリシロン12、増刊、最終、カノンメガスを用意しました」
ブルドント「よし、守りが手薄になった今がチャンスだ。奴らを乗り込ませバルカンベースを攻撃だ!」
ケリス「はっ」


「遅いカブねぇ…」
とある駅前で、芝刑事達を待っているビーロボ達。
コブランダー「俺達のこと忘れてるんじゃねえだろうなぁ?」
ガニラン「も、もしかして皆騙されてるとか…」
カブタック「警察の人は嘘をついたりしないカブよー!」
譲「うーん……あ、カブタック、あれ見てよ!!」
スパイドン「どないしたん?警察の人でも来たんでっか?」
譲「違うよ、ニンジャだよ忍者!!」
譲の言うとおり、彼が指差した先にはまぎれもない忍者と、その後を必死についてくる一人の男がいた。
ハットリ「…だから、拙者は弟子なんて取らないでござる!!」
ジライヤ「ソンナコト言ワナイデ、オ願イシマス!!」
ハットリ「困るでござるー!!」
ジライヤ「ガンバリマス!!」
電話ボックス、ビルの屋根、街灯の上を縦横無尽に駆け巡る二人。
道を急いでいるサラリーマンやOL達も、その光景にぽかんと口をあける。
テントリーナ「な…何よ、アレ?」
クワジーロ「ワシらが聞きたかとよ!!」
ようやくビーロボ達の前に下りる二人。
ハットリ「…よろしい。それではジライヤうじ、おぬしに宿題を出すでござる」
ジライヤ「宿題?」
ハットリ「そこに立っている奇妙なカラクリたちはどうやら困っている様子…」
デンデンローラー「おいおいおいおい!!奇妙なのはどっちだよ!」
ハットリ「そのカラクリらの願いを聞き届け、悩みを解決するでござる」
蔵之助「なんか…こっちに問題を押し付けようとしてない?」
ゲロタン「結論から言おう、その通りだ」
ジライヤ「OK!hey,boys!!ボクニ悩ミヲ打チ明ケテヨ!!」
譲「ええっと…僕達、ここで警察の人を待ってるんだ」
小百合「でも、全然来なくて…どうしたらいいかわかんないんです」
ハットリ「うむぅ…それは何かあったのでござろうな。
     よし!!拙者も手伝うでござる!!」
ゲロタン「しかしそれでは彼に宿題を出した意味がないのでは…?」
ハットリ「この御仁は日本語が不自由故、何かと騒ぎを起こすかもしれない。
     だから、拙者がお供するでござる」
蔵之助「もう騒ぎになってると思うけど…」
ジライヤ「トニカク、近クノ交番ヘ行コウ!」

本田「…え?芝刑事って人に連絡をとりたい?」
ALL「お願いします!」
気乗りしないながらも、しぶしぶ電話をかける本田刑事。
本田「…あ、もしもし。こちら本田…そう、芝刑事につないでもらえる?
   …え?今は新條刑事と一緒にいる?じゃあその新條って人の連絡先を…
   …そうそう、携帯の番号よ……え?つながらない?ちょっと、どーいう事よそれ…」
小百合「何かあったのかしら?」
シャークラー「ただ事じゃねえな、こりゃ…」
本田「…わかったわ。あたしはよく分からないけど、この子達に会わなきゃいけない用事があるらしいの。分かり次第電話して。それじゃ」
急いで身支度をする本田。ふと、交番に備え付けてあるテレビに目を留める。
本田「…何か情報があるかも…」

テレビをつける本田。ちょうどニュースが流れている。
キャスター「…次のニュースは、新たなロボットの目撃情報です」
画面に映っているのはノリシロンやカノンメガス。そしてその操縦席の映像が拡大される。
キャスター「…これらの人物がロボットを操縦している可能性は極めて高く、特に警視庁の芝大造氏と新條敬太郎氏については各方面から警視庁への責任問題を問う声が高まり…」
急いでテレビを消す本田。
本田「冗談じゃないわよ…なんとかしないと」
ハットリ「あのロボットを動かしてるのが芝刑事でござるか?」
ジライヤ「デモ、ドウシテアンナ事ヲ…」
ダンゴロン「理由は分からぬが、とにかく止める必要があるでござるな」
本田「と、止めるってどうやって?」
カブタック「ドデカブタックとトンデモジョーズを使うカブ!!」
コブランダー「でも、二体で大丈夫なのかよ?」
シャークラー「大丈夫でもなんでも、何とかするしかねえだろうが!!」
ジライヤ「ボクモ戦ウヨ!!警部ト先生ハ、コノ子達ヲ避難サセテ!!」
ハットリ「だから拙者は先生ではないのでござるが…」
本田「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!!」
譲「カブタック…大丈夫?」
カブタック「心配しないでいいカブよ。ジライヤさんも助けてくれるし」
シャークラー「何やってんだ!!はやくしねえと置いてくぞ!」
カブタック「それじゃ、行ってくるカブー!!」
あたりに立ち込める重い空気…そんな中、交番の影に隠れている男がいた…
キャプテントンボーグ「うーん…出そびれてしまった…」


敵ロボットが向かっているとの報告を受け防衛態勢をとるバルカンベース。

「まさか、こんな事になるとは・・・・」
自衛隊より送られてきたロボットのコックピットに乗っているジュウレンジャー達の写真を
見ながら嵐山は、これが夢なら覚めて欲しいと思わずにはいられなかった。
「いや、嵐山長官、これは敵の造ったアンドロイドで我々に手を出させないための計略かもしれませんよ」
夢野が嵐山を気遣い、そう言った、その時。
「長官、モニターを!」
突然、全てのモニターにノイズが走り、続いてモニターにロボットを操縦しているジュウレンジャー、
村上ユウコ、芝刑事、新条刑事、ロボット刑事Kの姿が写しだされた。
「これは!」
「みんな」
モニターに写る姿を見て呆然とする嵐山と夢野。
「みなさんはじめまして」
そして、司令室に甲高い声が響き渡ると、中央にあるモニターにブルドントの姿が写しだされた。
「貴様は!?」
ブルドントを睨みつける嵐山。
ブルドント「そう、僕はパラノイア帝国二代目皇帝ブルドント。お見知りおきを・・・と言っても
二度と会う事はないだろうけどね。フフフ」
「何の用だ!降伏など我々は受けはせんぞ!」
モニターに向かって毅然と言う夢野。
「お前達には散々煮え湯を飲まされたんだ。今さら、お前達に降伏など勧告しないよ」
「では何が目的だ」
感情を押し殺したように、低い声で睨みつけたまま嵐山はブルドントに問いた。
ブルドント「僕は心優しく慈愛に満ちた皇帝だから、君たちにいい事を教えてあげようと思ってね」
「いい事だと?」
ブルドント「そう、今頃、ロボットに乗っているのはアンドロイドじゃないかと思っているんじゃないかと思ってね」
「何、すると・・・」
ブルドントの言葉を聞き、青ざめる夢野。
ブルドント「そう、彼らは正真正銘の本物、我らパラノイアによって洗脳された優秀な戦士さ」
「くっ」
それを聞き口をかむ夢野。
「おーっと、信じてないようだね。じゃあ、証拠をお見せしよう。村上ユウコ、ちょっい手を
切ってごらん」
ブルドントは2人の様子をおかまい無しにユウコに命じた。
「ハイ」
そして、ユウコは無表情のまま、返事をするとナイフを取り出し、命じられるまま、何の躊躇いを見せる事無く腕の薄皮を切った。
そして、切り口からにじみ出る血。
「!」
それを見て2人は言葉を失った。
「どうだい、これで信じてくれたかな?まだ、信じてくれないようなら、誰かの頭を
切り落として見せるよ。誰がいいかな・・・そうだ、芝刑事・・・」
「ふざけるな!」
そのやり取りを見て、嵐山が声を荒げた。
「おーと、ちょっと調子に乗りすぎたかな?よく考えたら、こいつらを殺したら操縦する人が
いなくなっちゃうなハハハ」
「卑劣な、貴様は断じて許さん!」
怒りを露にする嵐山。
「まぁ、何はともあれ仲間同士仲良く殺しあってね」
嵐山の声を無視しブルドントはそう言うと、ジュウレンジャー達共々モニターから姿を消し、モニターには最初の光景が写しだされた。

「・・・今の通信を逆探知できたか」
「いえ・・・」
首を振る通信兵。
「嵐山君・・・」
わずかな望みも絶たれた司令室には重い空気がたちこめていた。

「どうだった?今のは」
通信を切った後、ブルドントはマルチーワとボンバーザ・グレートの方を向いて訪ねた。
「ブルピー素敵ーーー。ウ~ん、惚れ直しちゃうは♪」
「うーん、そうだろ、そうだろ。ホラ、もっと褒めな」
すっかり上機嫌になるブルドント。
「もう、一歩間違えれば顰蹙買って、この話自体スルーになっちまうくらいの卑劣さでしたよ。
さすが、ブルドント様」
「それはマズいだろ!!!!」
それを聞いて青ざめるブルドント。
「・・・まぁ、一歩間違えなかったから言いか」
冷や汗をぬぐうブルドント。
「それはそうと、爆弾の事は言わなかったわね。言えばもっと苦しめられたのに」
「フッ、切り札は隠しとくものさ。おいK!」
ブルドントは、電子頭脳をマシン獣の電子頭脳と入れ替えたKを呼び出した。
「お呼びで」
「奴らに仕込んだ爆弾の使い方はお前に任せる。特攻させ自爆させるもよし、助け出させ
基地に侵入させ爆発するもよし。手術させ爆発させるもよし、好きにしな」
「ハッ」
「人間達に取り出せなし、取り出そうとすると爆発する爆弾を植え付けてるんだから、
やっぱ、えげつないわねー」
「フフフ、褒め言葉ありがと、さぁ、楽しいショーの始まりだ!!」

そして、バルカンベースを遠くより見つめ者がいた
カブタック、シャークラー、ジライヤの3人である
「おっ、来やがっぞ、全部で10体か、俺たち2人じゃきついなぁ・・・」
「それでも、助けるためにガンバルカブよ」
「大丈夫、僕モイルヨ」
「って、一緒についてきたけど、お前に何ができるんだ?」
「マァ、見テテヨ。スーパー変化!」
そう言うとジライヤは2人の前でニンジャブラックに変化した。
「うぉーーー」
「かっこいいカブ」
その姿を見て驚く2人
「驚クノハ、マダマダダヨ。忍法分身ノ術」
そう言うと、サスケに習った術で3人に分身した。
そして、さらに続けて「隠流巨大獣将之術」「隠流獣将ファイターの術」「隠流超忍獣之術」
3人のブラックはブラックガンマー、バトルガンマー、ゴートガンマーを呼び出し乗り込んだ。
「ドウダイ、コレデ5人ダヨ」
「うおーー、凄げー。これならなんとかなるかもしんねーぞ!」
「よし、僕達も呼ぶカブよ!」


「敵ロボット接近!」
ついにジュウレンジャー達の操縦するロボット軍団がバルカンベースにやって来た。
モニターに映しだされる10体ロボット。
「ドーム閉鎖」
「了解」
ドームを閉じ、周りを岩山で覆い防御態勢をとるバルカンベース。
「嵐山長官どうするんですか?10体も相手がいるんです。バルカンベースといえど、そう長くは
持ちませんよ」
「敵ロボットを行動不能にして助け出すしか方法はないでしょう。砲台を出せ、敵ロボットの
足元を攻撃し行動不能にするんだ」
夢野の問いに答え、嵐山は隊員に命じた。

バルカンベースの前に降り立つ10体のロボット達。
そこへ、砲台からの攻撃が浴びせられた。
「フッ、そんなもの効かぬ。やれ」
K、いや元の電子頭脳を壊されマシン獣の電子頭脳を入れ替えられ、むしろマシン獣バラKと言った方
が相応しいKが命じると村上ユウコ、芝刑事の操るブリザードセブン、ベドウィンGが前に出て攻撃を開始した。
冷凍ガスを放つブリザードセブン、一万度の熱砂を放出するベドウィンG。
その攻撃で砲台は瞬く間に一掃された。
K「フッ他愛もない。これならこいつらを特攻させるまでもないな。よし総攻撃だ」

「砲台全滅です」
「クッ」
「どうします長官!」
「・・・しかたがない、奴らの操縦席を攻撃だ」
「何ですって、そんな事をしたら彼らが!!」
長官の決断に声を荒げる夢野。
「分かっています。だが、ここでバルカンベースをやられるわけにはいかないのです」
「しかし、何かまだ方法があるはずです!」
必死に食い下がる夢野。
「レーザー砲用意、敵ロボットの操縦席を攻撃だ」
夢野の声を無視し攻撃を命じる長官。
だが、その時、
「んっ、あれは?」
バルカンベースに向ってくるロボットの前に5体のロボットが立ち塞がったのがモニターに映った。
「あの2体はドデカブタックとトンデモジョーズ!」
カブトムシとサメの形をしたロボットを見て夢野が叫んだ。
「何ですかそれは?」
「赤いのと鮫の形のロボットはBロボ達のです」
「何ですって?と、いう事はあの黒い3対も・・・」
「ええ、多分、彼の仲間でしょう。これで何とかなるかもしれない」
夢野達に希望の光が見えた。
「よし、彼らを援護だ。第2砲台を出せ」

「ロボット達の動きを止めてみんなを助けるカブよ」
「よっしゃ!」
「オウ!」
ドデカブタック達は芝刑事達を助けるために向かって行った。

「何だあのロボットは!? エーイ、ジュウレンジャー奴らを倒せ!残りはその間に
バルカンベースを破壊しろ」
ジュウレンジャーの乗るノリシロンシリーズ、カノンメガス、ベスビオスYがドデカブタック達に
襲いかかった。
そして、その横を残りのロボットがバルカンベースに向って歩いていった。
「あっ、待つカブ!」
ドデカブタックはバルカンベースに向っていこうとするロボットを追おうとするがカノンメガスに
邪魔をして追う事ができない。
「クソッ、こいつら強すぎるぜ」
「トニカク、コノロボットヲナントカシナクッチャ」
そうは言ってもノリシロンシリーズとメガスを相手にカブタック達は苦戦を強いられていた。

「くそっ、彼らだけでは無理だったか」
足止めを喰らっているカブタック達を見て口を噛む夢野。
そして、第2砲台の攻撃を退けたロボットたちはバルカンベースに攻撃を開始しようとした。
「グハハ、これで最後だ!」
とKが高笑いした時であった。
突然、大地が激しく揺れた。
「なっ、何だ!?」
「じ、地震カブーーー」
そして、大地が割れ咆哮とティラノザウルス、マンモス、トリケラトプス、プテラノドン、
サーベルタイガーの姿を模したロボットのようなものが現われた。
「あれは一体?」
「敵なのか?」
「あれは守護獣。ジュウレンジャー達の守護する物ですじゃ」
突然現われた5体に驚いている2人に背後から声をかける者があった。
「!!」
驚き嵐山達が振り向くと、そこには、頭にターバンの様な物を巻き、民族衣装のような服を着て大きな杖を持った老人が何時の間にか立っていた。
「あなたは一体?」
「私は白魔導士バーサ」
「白魔導士バーサ?」
「まぁ、あの子達の保護者みたいな者ですじゃ。あの子達がパラノイアに捕まったと聞いてな守護獣達と助けにきたのですじゃ」
「それは本当ですか!?」
「ああ、必ず助けて見せますよ」
バーサは力強く頷いた。

「グガァァァ」
そして、最後に海面からドラゴンシーザーが現われた。

杖になにやら祈りをささげるバーザ。すると守護獣たちの体がいっせいに光りだし、巨大ロボたちに向かって光を浴びせていく。
マルチーワ「な、何よ、そんなこけおどしで…」
? ? ?「こけおどしじゃないわ!!」
カイザーブルドント「誰だ!!」
ちびうさ「愛と正義のセーラー戦士、セーラーちびムーン…」
プティット「そして、美少女仮面ポワトリンプティット!!あなたたちの悪事、許しません!」
カイザーブルドント「ど、どうやってここに?」
マルチーワ「それどころじゃないわブルピー!!なんか様子が変よ!!」
マルチーワの言葉はうそではなかった。
バーザと守護獣たちの祈りが、ジュウレンジャーやユウコ、芝刑事たちの洗脳を解いていく。
メイ「あれ…私たち、なんでここに?」
芝「おい、なんだこのデカいロボは!!冗談じゃねえ、おい、俺たちを下ろしやがれ!!」
マルチーワ「どうしようブルピー…」
カイザーブルドント「ぐぬぬぬぬぬ…こんな非科学的なことがあるなんて!!こうなりゃお前たちだけでも!!」
カイザーブルドントが指を鳴らすと、バーロ兵たちがちびムーンとポワトリンプティットを取り囲む。
圧倒的に不利な状況のはず。だが、二人にあせりの色はなかった。
ちびムーン「今よ、みんな!!」
カイザーブルドント「何っ!?」
物陰から現れたのは、セーラー服に身を包んだ3人の少女…マーズ、ジュピター、ヴィーナスだった。
カイザーブルドント「くっ…こいつらが見張りを倒してたのか…」
マルチーワ「でも、相手はたかが5人よ!!やっちゃいなさい!!」

そして、巨大ロボに捕らえられたジュウレンジャーたちは…
ゲキ「まずはここから出るぞ!ダイノバックラー!!」
ジュウレンジャーに変身し、光の中へと飛び込んでいくゲキたち6人。
芝「おーい、俺たちも助けてくれ!!」
新条「動力炉をとめれば、あとはどうにかなります!!」
嵐山「聞こえたなジュウレンジャーの諸君。動力炉を攻撃するんだ。撃墜してはいかん!」
カブタック「僕たちも手伝うカブ!」
ジライヤ「OK!」
シャークラー「オウ!」
ティラノレンジャー「よし、みんないくぞ!!」
ジュウレンジャー「合体!大獣神!!」
ティラノレンジャー「恐竜剣・ゴッドホーン!」
ドラゴンレンジャー「ドラゴンハーレー!」
カブタック「ビリットスコップ!」
ニンジャブラックA「ガンマーボウ!!」
ニンジャブラックB「ガンマースリーアタック!!」
ニンジャブラックC「ガンマーファイヤー!!」

マルチーワ「ああっ!!ロボたちがやられちゃった!!」
ジュピター「よそ見してる暇なんてないぜ!シュープリームサンダー!!」
マーズ「バーニング・マンダラー!!」
ヴィーナス「ヴィーナス・ラブミー・チェーン!」
ちびムーン「ピンクシュガー・ハート・アタック!!」
プティット「ベルサーベル!!」
あっという間に蹴散らされるバーロ兵。あとに残ったのはカイザーブルドントとマルチーワだけだ。
マルチーワ「どうしようブルピ~…」
カイザーブルドント「決まっている…逃げるぞ!!」
ちびムーン「待ちなさい!」
プティット「ちびムーン、今はみんなを助けるほうが先です!!」

戦いが終わって、救助されるユウコ、芝刑事、新条刑事。
芝「助かったぜ、バーザさん」
バーザ「いいえ、礼には及びません。私はキングブラキオンを目覚めさせるので、これで失礼します」
芝「ええ、ではまた」
と、本田警部がクワジーロたちを連れてやってきた。
本田警部「芝刑事!!」
芝「おお、本田君か。暫くぶりだな」
新条「こちらは?」
芝「ああ、俺の教え子だ」
本田「本田律子です、よろしく♪好きな食べ物は八橋で…」
新条「は、はあ」
芝「ハッハッハ、新条、お前本田君に気に入られたようだな」
新条「はあ…ところで、この人たちは?」
カブタック「僕たちがビーロボカブよ」
芝「ってえと…スターピースの重要参考人だな。で、その忍者は?」
ハットリ「拙者はハットリハンゾウ。伊賀の忍者でござる」
ジライヤ「ボク、ジライヤ!!ハットリ先生ノ弟子デス!」
芝「なんかややこしいなぁ…まあいいや、お前らも一緒に来い」

新条「この女の子たちはどうします?」
芝「プティットはユウコ君の知り合いみたいだが…君たちは?」
ちびうさ「私たちはセーラー戦士です」
新条「セーラー戦士?」
美奈子「ま、簡単に言うとうさぎの仲間ね」
芝「そうか。うさぎ君は今カバヤンにいるが…今は一人でも仲間がほしい。一緒に来てくれるな?」
ちびうさ「はい!」
新条「ところで、警部…Kは…」
芝「ああ、電子頭脳を取り替えられちまってる。こいつぁまずいな」
新条「今は機能を停止していますが…あとで光明寺博士にでも見てもらいましょう」
芝「…」
新条「…おやっさん?」
芝「Kの馬鹿野郎…こんなに心配かけやがって…」
新条「…大丈夫ですよ、Kはきっと直ります」
芝「…ロボットってのは、俺たちより不便なもんでもあるんだな…」

一行のもとに嵐山と夢野が駆けて来た。
嵐山「君達、大丈夫か?」
夢野「何はともあれ、もとに戻って良かった」
ブライ「すいませんでした長官。俺達が付いていながら、こんな事になってしまって」
芝「いや、全く長官、迷惑かけて申し訳ありませんでしたな」
嵐山「いや、無事ですんで良かった。とにかく、色々話を聞きたいから
中に戻ろう」
夢野「そうですな。Kの事もありますし」

ブルドント「ククク。イイヨイイヨー。早く棺桶の中に戻りな」
カメラトリックから中継される映像を見ながらブルドントは楽しそうに言った。

ブライ「じゃあ、みんな基地に戻ろう」
彼等がバルカンベースに戻ろうとした、その時であった。
『みなさん待って下さい』
どこからか、彼等を呼び止める声がした。
優子「何、今声?」
ボーイ「おい、あれを見ろ」
ボーイがそう言い、海上を指差すと。
海面が泡立ち、海中から巨大な女神像が出現した

ジュピター「何、あれ」
夢野「あれは一体…」
芝「あれはマザー」
嵐山「マザー。それは一体なんですか?」
芝「Kの生みの親、おっ母さんですよ」
夢野「Kの生みの親」
そう、この女神象がKの生みの親、マザーであった。

芝「マザーよ。一体どうしたってんだ」
突然あらわれたマザーに向かって、芝刑事が尋ねた。
マザー「みなさん、バルカンベースに戻ってはいけません。芝刑事。
貴方達の体内に爆弾が埋め込まれています」
「なんだって?」
それを聞いて、その場にいた者は全員驚きの声を上げた。
ブライ「…そこっ」
その時、なにかに気付いたブライが空に向かって短刀を投げると火花と共に
光学迷彩の解けたカメラトリックが破壊されて落ちてきた。
ゲキ「くっ、今まで監視されていたのか!」

ブライによってカメラトリックは破壊され、映像は途切れた。
マルチ「ブルピー!」
ブルドント「グヌヌ。気付かれたか。だが、奴らに仕込んだ爆弾の量なら
あの場所でもバルカンベースを破壊可能だ! 嵐山も外に出ている今がチャンス。死ね!」
そう言い、ブルドントは起爆装置のスイッチを入れた。
ブルドント「んっ?」
だが、起爆装置は何の反応もなかった。
マルチ「大変よ、ブルピー。起爆装置からの電波が妨害されてるわ!」
ブルドント「何だって!?」

ブルドントが起爆装置のスイッチを押した時と、ジュウレンジャー達は、
マザーから発せられた光を浴びていた。
芝刑事「マザー。この光は一体なんなんだい?」
マザー「この光で、起爆装置の受信を無効にしました。みなさん、今のうちに
私の中に来て下さい。私ならみなさんの爆弾を取り除く事ができます」
嵐山「みんな、行ってくれ」
ブライ「分かりました」
芝刑事「マザー。Kの事なんだが・・・」
マザー「Kも一緒に連れてきて下さい。Kのデーターは、Kから常時送られて来ている
ものをバックアップしてあるので、そのデーターを入れればKはもとに戻ります」
新条「芝さん」
芝「ああ、K良かったな」
Kを見つめる芝刑事の目から涙がこぼれた。
最終更新:2013年03月05日 17:51
ツールボックス

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