しんにくやよんごうてん内検索 / 「第03話「カセットの国」」で検索した結果

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  • 第03話「カセットの国」
    ...リターン・デイズ 第03話「カセットの国」 かつての時代、人間達が作り出した広大な軍事拠点は、自我を持つアームヘッド達の集落になっていた。 雨風で彼等のボディが錆びる事は無いが、快適な生活の為には頑丈な建造物は必要だったのだ。 「レーラビくん、これファミリープロセッサだよ!」 「おお、まだ起動できるとは驚きだぜ」 頭にダミーホーンを乗せアームヘッドに変装したアルカとレイルは、露店でゲーム機を見つけはしゃいでいた。 『お客さん、それが何か分かるの?』 アンテナ頭の店主が話しかけてくる。 「えっと、これは大昔の電子ゲーム機で...ここにカセットを入れるんですよ」 『カセット...?』「どうしたぜ」 ーーーーー 二人は、そのまま宮殿...赤カーペットの敷き詰められた司令室に連行された。 「えっと...僕たち何か変なこと...
  • 第04話「カセットの国②」
    ぜんかいのあらすじ 人間の文化を模倣するアームヘッド達の国で崇拝されていた"カセットさま"が、古代のゲーム機の身体を得て復活した。 だが、目覚めた彼の目的は、レイル・レーラビへのリベンジだった。 アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第04話「カセットの国②」 「リベンジ...一体どういう事だぜ」 レーラビは2Pコントローラのマイクに問い詰める。 [レイルレーラヒ゛あなたを はかいする こと それか゛わたしの うけた にんむ こんと゛こそは・・・] 「任務ぜ...まさか、"あの時"の?」 "カセットさま"は、一万年前の任務に未だ縛られていた。 『しかし!カセットさま...もう我々が戦う理由など無い筈!』 [とめないて゛くた゛さい。 ...わたしは たたかうために つくられた ...
  • ストーリー:リターン・デイズ
    ...ーラビ②」 第03話「カセットの国」 第04話「カセットの国②」 第05話「土くれの怪人」 第06話「キリキリ・レイ・ラグラグ・リリリリリ」 第07話「キリキリ・レイ・ラグラグ・リリリリリ②」 第08話「二人の為のアームヘッド」 第09話「二人の為のアームヘッド②」 第10話「二人の為のアームヘッド③」 第11話「勅命合体ドルザエル」 第12話「勅命合体ドルザエル②」 第13話「勅命合体ドルザエル③」 第14話「勅命合体ドルザエル④」 第15話「勅命合体ドルザエル⑤」 第16話「メガロドーン・アサルト」 第17話「メガロドーン・アサルト②」 第18話「メガロドーン・アサルト③」 第19話「ようこそ死者の街」 第20話「ようこそ死者の街②」 第21話「ようこそ死者の街③」 第22話「ようこそ死者の街④」 第...
  • 第03話「中間三層」
    【ぜんかいのあらすじ】 リド最下層のエレベーターを守護する5機のファランクスは、全てファントム(無人アームヘッド)だった。 ともあれ、第一の障害を突破したバテラとアオヤギは、一つ上の階層「中間三層」へと向かう… パーフェクト・クライムアップ 第03話「中間三層」 『…よし、そろそろ先へ進むか』 『ああ、そうだな…』 休息を終え、エレベーターへと向う2機。 「おーい!待ってくれえ」 が…それを追って、3人の生身の人間が何かを叫びながら走ってきた。 『ん?何だお前ら』 デッド・ネイトが振り返ると、そこには地面に頭を擦り付け頭を下げるリーダー格の男!! 「俺達はチーム・バイティングケルベロス!お前達の天井破り…俺達にも手伝わせてくれ!!」 「あ、兄貴そんな…兄貴が頭を下げることなんてありませんよ!」「そうだよ兄貴!頭なら俺達が下げま...
  • 第03話「追手レーリレイ」
    これまでのあらすじ 家出少年パイロットのアルカと取得物イソーローのレイル。 彼らの元に謎の着信が... ストーリー カウンター・アタック 第3話「追手レーリレイ」 着信。 「はい、アルカ・クライアですけど...あ、はい。解りました...レーラビくん、レーリレイっていう人から...」 「ぜぜ...レーリレイ....!」 『3日と21時間14分振りだな、レイルレーラビ。』 冷徹さを感じさせる男の声。 「お前たちとはもう縁を切った筈だぜ...一体何の用だぜ」 『...これが最終通告だ。我々の所へ戻って来いレイルレーラビ。』 「.....せっかくだが断るぜ」 『そうか、ただの人間に飼い慣らされ目的すら忘れたか...ならばーーー』 通話が切れた。 レイルは複雑な面持ちで何か考えているようだ。 「レーラビくん、どうかしたの?」 「...
  • 第02話「雪原のレイル・レーラビ②」
    これまでのあらすじ 昔どこかで聞いたおとぎ話。 眠りの呪いにかかったお姫様が、その呪いを利用して遠い未来の王子様に会いに行くっていうお話。 ...え?どうしたのレーラビくん、何か違う? アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第02話「雪原のレイル・レーラビ②」 局地的氷雪地帯、最奥地。 ...そこには、樹木やビルがそのまま氷漬けになっている奇妙な光景が広がっていた。 看板にこびり付いた氷を手で払うと、"Messer"の刻印が現れる。 「...また、ここなのぜ」 レーラビは、少女アルカに「いずれ、俺たち"兄弟"が会う日が来るぜ」とだけ伝えて人間の街まで送ってやった。 「アルカ、ぜ」 ...優しい彼女なら、それまで人間として生きていけるはず、そう信じて。 ーーーーー ...凍った...
  • パーフェクト・クライムアップ
    パーフェクト・クライムアップ NTN3000年代。 地表の寒冷化と、地底の新エネルギー「ヘブンズレイ」の発見により、人々が地下複合都市「ガフ」に移住した時代。 そのガフの一地区「リド」がこの物語の舞台となる… 第01話「頭上の蓋」 第02話「天井破り」 第03話「中間三層」 第04話「支配者、キャリアー」 第05話「リド症候群」 第06話「絶食の病」 第07話「空飛ぶ屑鉄」 第08話「白き毒蠍」 第09話「リドの秘密」 第10話「友とのバトル」 第11話「群れの襲撃」 第12話「溶鉱炉の悪魔」 第13話「上層の剣士」 第14話「リド最後の砦」 第15話「トロ・マックロードの決断」 第16話「感染封鎖都市リド」 第17話「最高責任者代理」 第18話「異なる世界へ」(まだ) もどる
  • ストーリー:カウンター・アタック
    第01話「夕暮れジャンクヤード」 第02話「取得物レイルレーラビ」 第03話「追手レーリレイ」 第04話「追手レーリレイ②」 第05話「波乱デベロッパー」 第06話「雷電オーバーン」 第07話「雷電オーバーン②」 第08話「雷電オーバーン③」 第09話「家族レストレーション」 第10話「逃避行ドーナッツ」 第11話「後悔バケーション」 第12話「後悔バケーション②」 第13話「後悔バケーション③」 第14話「不良ダークサイド」 第15話「不良ダークサイド②」 第16話「不良ダークサイド③」 第17話「不良ダークサイド④」 第18話「不良ダークサイド⑤」 第19話「調和レゾナンス」 第20話「調和レゾナンス②」 第21話「調和レゾナンス③」 第22話「帰国エクスプレス」 第23話「帰国エク...
  • 第58話「取り戻しの旅③」
    これまでのあらすじ セントラルニューメッサーシティ地下で眠っていたかつての仲間《オーバン・ガッポ》は、後天性アームヘッド化人類「アームへッ人」と化していた。 …そう、彼等の物語はあの時点で既に狂っており、既に原形など留めていなかったのだ。 アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第58話「取り戻しの旅③」 旅の協力を申し出た雷電のオーバーンは、何かを思い出したようにアルカの方を見る。 『そうだ、あいつを連れ戻す方法…一つ思いついたぞ』 「………本当ですか!?」 『ああ…宇宙船を使う』 「宇宙船…?」 『コールド・スリープ機能を搭載した宇宙船だ。それでヘブンの崩壊を待ち…ファクトリーに直接殴り込んでやるのさ』 彼の提案は、単純かつ確実だったが、あまりにも無謀な片道切符だった… 『俺達は、時を超えられない。だからこの方法でや...
  • 第02話「天井破り」
    ラージブレード Aw-02LB 「ガフ」内の一区画「リド」で確認されたペルタスのカスタム機。 廃材由来の重量剣を装備しており、装甲を無視した攻撃が可能。 デッド・ネイト Aw-02Det 「ガフ」内の一区画「リド」で確認されたペルタスのカスタム機。 同区画内で廃棄されていたアームヘッドのパーツを流用しており、フィジカルピストル・肩部可燃物質弾・イージーホーンナイフを追加装備している。 【これまでのあらすじ】 封鎖されているリド下層を脱出し、上層へと登る危険行為"天井破り"に挑戦したバテラとアオヤギの前に、最初の難関「5機のファランクス」が立ちはだかる。 果たして、たった2機のアームヘッドで勝つ事は可能なのだろうか…? パーフェクト・クライムアップ 第02話「天井破り」 一斉に進撃を開始する敵部隊に...
  • 第63話「鋼のハート③」
    これまでのあらすじ 雷電のオーバーンは、セイル・ライラビットの非殺傷必殺武器《追憶剣レゾナンス》をDelete金槌で無効化…小細工無用の真剣勝負に持ち込んだ。 一方その頃、アルカとの戦いで本性を表したRRRRは、ヌードル回路触手でドライを串刺しにし…… アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第63話「鋼のハート③」 「嫌…オリジナル!死んじゃダメだよ!」 異常成長した回路は、頑強なコクピットの装甲を砕き…その破片がアルカの身体に突き刺さっていた。 「っあ…う、ああ…っ、はあ…」 変異クアドアルは触手を引き抜き、頭を抱え、何かを呟きながら後退る… 『ち、違うぜ、俺、ぜ、ぜ、ぜ、ぜ…』 白い機体に開いた風穴から、血に濡れた人の姿が視界に映り込む……! 「…僕は…っ、大丈夫。リグは、敵の補正エネルギーの中和に…集中するんだ」 振...
  • 第53話「ターニング・ポイント②」
    これまでのあらすじ アルカとレーラビを守る《クアドレイ》が砕け散り、セイル・ライラビットのファントム《LLLL(クアドエル)》が顕現した。 ……もう、後戻りは出来ない。 ストーリー:リターン・デイズ 第53話「ターニング・ポイント②」 01010101010101 …電脳空間からログアウトさせられたアルカは、現実世界…ファクトリーのコンピュータールームに転送されていた。 「レーラビくん…」 無数に設置されたモニターには、対峙する顔の欠けた輝く巨人と帽子を被ったアームヘッド。 「…アルカ、戻って来たんだね」 後ろから声を掛けられる。振り向くとリグとハリッコが居た。 「リグ、ハリッコさん…他の皆は…」 二人は黙り込む、アルカもそれ以上は質問できなかった。 10101010101110 「…俺を複製し、無数の生命を複製し、...
  • 第43話「救世計画リターン・デイズ②」
    これまでのあらすじ ファントム兵を引き連れ、再び襲いかかるバルバルとゼロノヤマだったが、最早レーラビ達の敵ではなく一瞬で蹴散らされた。 …が、レギレイは第三のギア「エキスパンドギア」の使用を命令する。 その効力とは一体…? ストーリー:リターン・デイズ 第43話「救世計画リターン・デイズ②」 『さあ…エキスパンドギアを使うのです…』 バルバルの手が勝手に動き、バネの付いていないエキスパンダーめいた機械を取り出す! 「ヒヒーッ!!」 両方の取手を掴み、左右に引っ張る! 「イヒヒヒホオオオオオ」 上半身の服が破け、一瞬で紫色の肌の筋肉大男!! 「うわあ」「ホアアア!」 そのまま強化された脚力で襲い掛かってくる! レーラビは筋肉茄子男の攻撃をライフルで止める! 「ヌウウウン!」 …が!メキメキと音を立てライフルが折れる! 「ぜぜ!...
  • 第13話「上層の剣士」
    これまでのあらすじ キャリアーの正体はポータルの向こう側の世界を支配する機械生命に寄生する微生物で、バテラはそれの対抗策を投与された感染者第一号だった。 が、その話をゲート越しに聞いていたキャリアー夜文参強大が合体しリザード・バイラスを顕現、バテラたちに襲い掛かる…! パーフェクト・クライムアップ 第13話「上層の剣士」 『ケケケケ!死ねェ〜〜!』 飛び掛かってウイルス汚染クローで攻撃を仕掛けるリザード・バイラス! 「クソが!!」 対するロックスミスは瓦礫投擲で迎撃! 空中のリザードの肩に直撃し、片腕を脱臼させる! 『…効かねえなあ!!』 リザードはまだ無事な片方の腕を振るい攻撃を続行! 「チイッ!」 ロックスミスはバックステップで回費を試みるが、ボディの追加装甲にダメージ! μTの対侵食攻撃プログラムにより被弾部位が即座にパージされる...
  • 第23話「帰国エクスプレス②」
    これまでのあらすじ 超高速輸送アームヘッド"タウゼントフューサー"に乗り、凄まじい速度で本社を目指すデベロッパー一行。 だがその前に、本社が接収していた無人機(ファントム)が襲ってくる。 ついに始まった本社攻略戦、果たしてその結末は...? ストーリー カウンター・アタック 第23話「帰国エクスプレス②」 ドルザーンとガンヴァルは螺旋軌道を描きながら高速飛行!弾幕を躱しシュランゲ部隊の中を突っ切る! 『刮目せよ!』 二機のアームヘッドが変形を始めた! 変形中にフィジカル弾が襲ってくるが強力な覚醒壁に弾かれる! そして二機のアームヘッドは...合体し一機のアームヘッドとなった! 『ドルザルガン!見参!』 ドルザルガンと呼ばれる合体アームヘッドは電気を迸らせ浮遊する! そして雷電のオーバーンの声に謎のエコーがかかる! ...
  • 第23話「ようこそ死者の街⑤」
    これまでのあらすじ 不死身な上、一度受けた攻撃を学習・模倣する《オブシギア》に、全ての攻撃を防がれてしまう《クアドレイ》。 ピンチに陥る二人に、レレラはとあるアームヘッドのデータを送信する。 アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第23話「ようこそ死者の街⑤」 ...クアドレイのモニターに、未知のアームヘッドのデータが流れ込む! 「な、何これ...今までとは違う?」 羅列されるワイヤフレーム図面や意味不明な文字列に紛れ、サブリミナル的に表示される"A"を象った紋章!! 機体の左腕が再構築され、赤熱する十字剣を持った腕に変化する! 『クアドレイ・アンデッドバスター!』 遅れてカメラアイが赤く発光!炎を操る新しい形態だ!! 『な...何、その腕、その剣は』 『アームヘッドは火に弱い!これで形勢逆転だぜ!』 赤熱...
  • 第02話「取得物レイルレーラビ」
    ぜんかいのあらすじ 家出少年パイロットのアルカは、帰り道のジャンクヤードで行き倒れの赤髪の男を発見した。 ストーリー カウンター・アタック 第2話「取得物レイルレーラビ」 アルカの借家。 赤髪の男は"レイル・レーラビ"という名で、アルカと同じく孤独な身であるそうだ。 「ぜぜ...助かったぜ。危うく廃品回収の対象になる所だったぜ」 「そ、そうなんだ...」 廃品回収...? 「...そういえばレーラビくんは何処から来たの?」 「俺か、俺は北の方からひたすらここまで...逃げて来たんだぜ」 「ここまで...逃げて?」 「...やっぱり逃げるのは恥ずかしい事なのぜ?」 「.....そんな事はないと思うよ。...僕も、逃げて来たんだ。家族から。」 そうだ。僕は逃げて来たんだ。 あの日、お父さんとお母さんとお姉ち...
  • 第13話「勅命合体ドルザエル③」
    これまでのあらすじ ジャスティスアームヘッド《エルカー》の前に立ち塞がる漆黒のアームヘッド《ヴィクテスDD》のパイロットは、帝国の手先と化したレイル・レーラビだった! そして、エルカーに隠された《最終手段》が可決され...!? アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第13話「勅命合体ドルザエル③」 《..."ザ・ファイナル・ディフェンス・ドルザー・システム"...可決!》 何処からともなく二機の戦闘機型ファントム《ドルジザーン》《ガンヴァルカン》が飛来! 同時にエルカーも手足を畳み、上昇を始めた...! ...そして!過剰な接続音と共に3機は合体、派手な大型アームヘッドに! 『勅!命!合!体!』 最後に追加ホーンを備えた兜を手動で装着!不可解な合体プロセスだ!! 『完成、陸空海宇宙対応!ドルザエル!!』 「ね...
  • 第33話「選別そしてパッチワーク②」
    これまでのあらすじ ナイト・メア・メシアの調和能力"トメガセリオン"は、単なる氷を操る能力では無かった。 空間そのものを凍結支配しサイコキネシスをも操る圧倒的殺意を前に、レジスタは…? アームヘッド・ストーリー リターン・デイズ 第33話「選別そしてパッチワーク」 レジスタを除く、大広間の全ての物体が凍結…あたりは異様な静寂に包まれる! (生まれて初めてだ、こんな悪者みたいなこと言ったの…) 氷で補強されたコクピット内部、オリジナルのアルカは冷静にそんな事を考えていた。 「レジスタの調和はまだ見せてない、勝負はここからだ!」 緑の巨大バイクが斜めに伸びた配管を走って登る!車輪表面に小さなプロトデルミス結晶を生成し、スリップを防いでいるのだ! 『だったら手の内、全部引きずり出してやる』 今度はメシアの周囲ではなく壁や床...
  • 第05話「リド症候群」
    【ぜんかいのあらすじ】 突如現れた「キャリアー」を名乗る白装束の男は、オフィシャルガードユニットの武装制限を解除。 四脚のドローン・アームヘッドは攻撃的な姿へと変貌を遂げ、バテラ達に襲い掛かるのであった。 パーフェクト・クライムアップ 第05話「リド症候群」 三体の無人機は格納されていたドリル頭と長い鉤爪腕を展開し、凄まじい速さで飛び掛かる! 『鎮圧、鎮圧、鎮鎮鎮鎮鎮tttt……』 1機目はラージブレード、2機目はデッド・ネイト、3機目はファランクスを狙う!! バテラは重量剣を振るいカウンターを狙うが、四脚は背後に飛び退きそれを回避する! 「…速い!」 回避運動を終え着地した四脚は即座に前進を再開!非人間的な動きだ!! 一方その頃アオヤギはハンドガンで牽制しつつイージーホーンナイフを構える! 「来やがれ!アームキルしてやる!」 ...
  • 第13話「後悔バケーション③」
    これまでのあらすじ 船酔いに苦しむレイルと心配するアルカの前に現れた青紫の髪の女"レレラ"は、レイルの同型機だが、過去に現れたレーリレイとは異なり敵意は無かった。 そしてついに襲ってきた国籍不明の水中用アームヘッド混成部隊。 それを迎撃したのはハリッコの機体フランベルグだった。 ストーリー カウンター・アタック 第13話「後悔バケーション③」 「あの機体は...ハリッコさん!」 攻性テトラダイ刀で両断されるメガホン水無月の片腕! 『こ、こいつ!』『やっちまえ!』 想定外の敵機の出現に動揺するも、すぐ持ち直し戦闘行動を開始する敵部隊! 水陸両用アームヘッド・フローシュは蛙のように水面から飛び跳ね、高熱を発生させる対アームヘッドロケットを連続射出する! 狙いは正確ではないが、数が多く脅威! 着弾した海面から水柱が立つ! ...
  • 第12話「勅命合体ドルザエル②」
    これまでのあらすじ セントラルニューメッサーシティを目指す道中、主人公レイル・レーラビは謎の高熱で行動不能に。 危機に陥った二人に救いの手を差し伸べた者は、悪のダークヘッド帝国に所属する全身スパイクファントムだった。 アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第12話「勅命合体ドルザエル②」 ダークヘッド帝国、地下アジト。 そこでレーラビは改造用拘束ベッドに固定されていた。 『ああー...こりゃ生体脳のオーバーヒートだな、慣れない計算でもやったのか?』 診断を下すスパイクファントム。 慣れない計算...クアドレイの顕現だろうか? 『だが生体脳タイプなら同じエラーはないと思うぜ、耐性ができるはずだからな』 「大丈夫なんですね、良かった...」 『さあ仕上げだ、電流を流して起こすぞ』 「えっ、電流!?ちょっと待っ『放電開始!』 問答...
  • 第06話「雷電オーバーン」
    これまでのあらすじ デベロッパーの特殊アームヘッド"ツヴァイヘンダー"と、その正規パイロットであるアルカ・クライア。 ついにその機体の最終調整の為のテスト戦闘が開始された。 ストーリー カウンター・アタック 第06話「雷電オーバーン」 視界がやや青く染まる。今日は曇り空のようだ。 ...カタパルトから射出されたツヴァイは、慣性で跳び、速度が落ちる前に空気を蹴る事で高度を維持する。 本来、ツヴァイヘンダーはカタパルトによる射出とその脚力を用いて空中戦闘に対応する"陸戦機"である。 だが、正規パイロットのアルカが"空気を足場にする"調和能力を発現した為、その機体コンセプトと合わさり異常な機動力を生んだ。 今回のテスト戦闘は、その戦闘スタイルに合わせた機体へとチューンする為の&qu...
  • 第07話「雷電オーバーン②」
    これまでのあらすじ "ツヴァイヘンダー"の最終調整中、機体に搭載されたコアがアルカを取り込むべく融合を行おうとする。 が、融合が行われる直前にレイルに仕込まれた回路の力により"何かが切り替わった"。 そして"偶然"雷電のオーバーンによる襲撃が始まり、融合現象が中断された。 ストーリー カウンター・アタック 第07話「雷電オーバーン②」 『そしてこの機体はドライデル...俺様の最高傑作だ。...お前の機体の名は?』 黒と黄の攻撃的なカラーリングの機体、ドライデルは、二又の槍のような武器を肩に担ぎながら指を指して質問する。失礼! 『え、えっと...ツヴァイヘンダーです』 『そうか、それがあのジジイのアームヘッドか...気に入らねえ』 ドライデルはロッドを構える。頭部アームホーンとロッドがバチ...
  • 第22話「ようこそ死者の街④」
    これまでのあらすじ 裏切り者レイル・レーラビを排除するべく、甲冑の男ラギレスは超小型無人機《ナノ・アームヘッド》達を集合させ《オブシギア》をアームヘッド形態に変化させる。 霧の立ち込める死者の街は、再び戦いの舞台と化す...! アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第22話「ようこそ死者の街④」 浮遊する黒曜結晶のアームヘッド《オブシギア》は、そのままゆっくりと直進して来る! 「アルカ、迎撃ぜ!」「まかせて!」 白い機体《クアドレイ》は、琥珀色の板状結界を生成し手裏剣の要領で投擲! 結界はオブシギアのアウェイクニング・バリアを貫通し...胴体に直撃!同時に断末魔! 『おご!』 アルカの正確な攻撃により、結界手裏剣はコクピット内のパイロットの額に深々と突き刺さったのだ! 人工脳を破壊されラギレス・リム・ギルギム・リアリーは絶命した....
  • 第09話「二人の為のアームヘッド②」
    これまでのあらすじ アルカとレーラビはアームヘッド『クアドアル』を顕現させ謎の機体『パラデウス』に戦いを挑んだ。 初めは優勢だったが二人の調和能力が通用せず、パラデウスの能力によりアルカは何処かに消えてしまったのだった... アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第09話「二人の為のアームヘッド②」 『貴様ああああああああ!』 クアドアルは力任せに右手ブレードで斬り掛かるが、黒い銃剣で攻撃をいなされる! 『死ね!死ねぜ!!』 この精神状態では調和能力の発動はおろか、まともな戦闘すら出来ない! 『だからさ、君が死ぬ(アームコアに戻る)んだよ...シリーズRRRR』 左腕で殴りかかるが、拳が届くよりも早くパラデウスの能力が発動! 『ぐあ...っ』 遅れて激痛!クアドアルの左腕が何処かへ跳ばされた! 痛みに怯んでいる隙に追撃を受け、...
  • 第08話「白き毒蠍」
    【ぜんかいのあらすじ】 この事件の、リド症候群の秘密を知るバテラ。 それを排除しようとするキャリアーを名乗る男は、レイブースターを使用し………!? パーフェクト・クライムアップ 第08話「白き毒蠍」 上を向いた白装束の顔から、仮面が剥がれるように粒子が吹き出し、雲のように滞空! 『コオオオ…顕現!』 遅れて男の身体が倒れ、雲を中心に巨人の姿へと再構築される!! そして光が収まると…そこには巨大な容器を背負った白いアームヘッド《スコルピオ・バイラス》の姿! 『ククク…この姿になった以上、貴様に勝利の可能性は無い』 両手を広げ立つ敵に対し、一切の容赦なく斬りかかるラージブレード! 「キャリアー!!」『フン…無駄だ』 が、スコルピオはその巨体に似合わぬ俊敏性で攻撃を回避! 「ならば…レイブースター!」 ラージブレードは黄金の粒子...
  • 第01話「頭上の蓋」
    ◎単語解説◎ 【ガフ】 惑星ヘブン地表で人間が生活できなくなった時代。 新エネルギー「ヘブンズレイ」を効率的に運用する為に建造された地下複合都市群の名称。 【リド】 地下複合都市「ガフ」内部に存在する区画の一つ。 政府の施設や他区画との連絡トンネルを保有する「上層」と、 外界との通路を完全に遮断された「下層」に分かれている。 【天井破り】 リド下層住民が、封鎖されている上層へと強行突入する行為。 上層へと繋がるエレベーターは政府軍により厳重に防衛されており、非常に困難で未だ達成できた者はいない。 ◎キャラ解説◎ 【バテラ・サアバス】 主人公。「リド」下層の住人の一人。 機械のように正確なアームヘッド戦闘センスを持つが、その経歴は謎に包まれている。 【アオヤギ・バッカスシエル】 リド内企業の面接中に同区画が閉鎖され、スーツ...
  • 第06話「絶食の病」
    【ぜんかいのあらすじ】 謎の敵「キャリアー」の操るドローン・アームヘッド部隊を撃破したバテラ達。 その戦闘の後、ガリバーが空腹を訴え倒れるのであった。 彼の身体を蝕む"リド症候群"とは… パーフェクト・クライムアップ 第06話「絶食の病」 …リド症候群。 五年前のリド区域封鎖とほぼ同時期に発生したこの未知の病は、感染者の消化器系を退化させ餓死に至らせる恐るべきものであった。 「サモン、お前が上層を目指す理由は…」 「…はい、リド症候群を治す方法を見つける為です」 ガリバーの腕には栄養剤が注射されており、今は落ち着いている。 「なら、早く天井破りをやり遂げないとな…俺は探索に戻るぜ」 アオヤギは静かに立ち上がり、無人病院を後にし軍事施設へと向かった。 「アオヤギの旦那…」 ーーーーー 「…バテラ...
  • 第07話「空飛ぶ屑鉄」
    【ぜんかいのあらすじ】 チーム・バイティングケルベロスが上層を目指す理由は、消化器系を退化させる感染症「リド症候群」の治療法を探す為だった。 そしてアオヤギは試作機「μT-ROCKSMITH」を入手、次のエレベーターへと向かう…!! パーフェクト・クライムアップ 第07話「空飛ぶ屑鉄」 …ゲート前で待機するドローン・アームヘッド群を、遠くからロックスミスが睨み付ける。 「スクラップサーチャー、起動」 機体の右腕が発光し、周囲のネジやクギがカタカタ音を立て動き始めた。 更に車両や鉄骨、アームヘッドの破片が浮遊…ロックスミスの右手に集結、巨大なスクラップ塊と化す! 「うおおおおお!!!狙撃!!!!」 そして…大きく振りかぶり、それを投げ飛ばす!! 磁力と腕力により弾丸と化したスクラップ塊は、棒立ちのドローンの一機に着弾! 手足頭がバラバ...
  • 第04話「支配者、キャリアー」
    【ぜんかいのあらすじ】 チーム・バイティングケルベロスのサモン、ギョック、ガリバーの三人を仲間に加え、中間三層に到達したバテラ達。 そんな彼らを待ち受けていたものは、四脚のドローン・アームヘッドの集団で…… パーフェクト・クライムアップ 第04話「支配者、キャリアー」 『…攻撃開始』 四脚のアームヘッド達は一斉に、腰部の砲台から攻性テトラダイ粒子ビームを照射! 「!!」 先頭に立っていたバテラのラージブレードは、咄嗟に重量剣でそれを受け止める! 「バテラ!」 ラージブレードは冷静に攻性粒子を重量剣で受けながら前進、すべての攻撃を一手に引き受ける! 「…問題ない、このまま攻撃を誘導する」 デッド・ネイトの肩部が展開し、再装填したばかりの爆発物カプセルを全弾発射! 「相変わらず無茶しやがって」 自動照準ピストルでカプセルを撃ち抜...
  • 第12話「溶鉱炉の悪魔」
    これまでのあらすじ キャリアーの新型ドローン「ブロッカー」の包囲網を突破した天井破りチームだったが、その代償としてバテラは愛機「ラージブレード」を失ってしまうのであった。 そして次の階層、中間一層では… パーフェクト・クライムアップ 第12話「溶鉱炉の悪魔」 中間一層…マグマ流れる岩石地帯の中央の空間に、巨大なリング状の"穴"が開いていた。 「……なんだあれは?」 アオヤギがバテラに尋ねる。 「あれこそがキャリアーの発生源、アンノーンゲートだ」 「…5年前の政府によるリド閉鎖は、このゲートから出現すると予測された侵略者《キャリアー》を封じ込める為に行われたものだ」 「…予測だと?こんな事態を予測できた奴がいるのか?」 「宿主バテラ・サアバスとその父、オシズシ・サアバス博士…彼等が命を顧みず出現まもないゲートの中へ侵入...
  • 第62話「鋼のハート②」
    これまでのあらすじ セイルとVermicelliの元へと戻ってきたアルカ達の選んだ答えは「どちらの味方にも付かず、両方と戦う」というものだった。 RRRRとドライが対峙する中、LLLLに対抗するべく雷電のオーバーンは5機のファントムを合体させ… アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第62話「鋼のハート②」 合体シーケンスを終えた巨大アームヘッドは、格闘の構えを取る。 『お前は俺様が倒す』 「倒してどうするというのだ」 『どうするだと…?決まっているだろう、俺様が最強になるのだ!』 LLLLは両手のアームホーンを展開し、ジャンプして上空から斬りかかる! 「それは悪の者の考えだ!」 対するゼルジギオンは、右手のアームホーン製ガントレットで受け止める!! 『うるさい!俺様が正義だ!』 『ジギオンギガナックル!!』 攻撃を受け止め...
  • 第22話「帰国エクスプレス」
    これまでのあらすじ レゾナンスギアの副作用で互いの過去を知り、さらに絆を深めたアルカとレイル。 そして、ついに本社の決戦の日が訪れ、緊迫した雰囲気がデベロッパー内に流れ始めたが...? ストーリー カウンター・アタック 第22話「帰国エクスプレス」 デベロッパーの臨時ハンガー横の港に、長大な百足の様な形状の多脚アームヘッドが浮かんでいる。 「さあいよいよ決行の日だ...本社への移動はこの"タウゼントフューサー"を用いる」 既に機体上部に、各アームヘッドが搭載されている。 正式名称、本土攻略戦要片道切符兵器・鬼百足改・タウゼントフューサー。 第一次ギガントマキア末期に生産された特殊機体を改修したものであり、"短期間でのアームヘッドの大陸間輸送"をコンセプトにした機体である。 ...出発前の準備中...
  • 第08話「二人の為のアームヘッド」
    これまでのあらすじ かつての敵、レーリレイとの再会。 そして彼を追う謎の機体、パラデウス。 レイル・レーラビは、自らを作り出した《ファクトリー》の手がかりを得る為、アルカと共にパラデウスに挑む事を決意するのだった...。 アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第08話「二人の為のアームヘッド」 二人を繋ぐレゾナンスギアの同調率メーターが振り切れる! 「...アルカ!」「レーラビくん!」 周囲のプロトデルミスが分解・圧縮され、一体の巨人...アームヘッド《クアドアル》が顕現する! 相対する二体の巨人....地上から見上げるクアドアルと、上空から見下ろすパラデウス。 『へえ、あれがクアドアルかあ...ファクトリーの情報通りだね』 『二人で一人のアームヘッド、でも所詮は他人だね』 『...レーラビくん、行こう!』 『おうぜ...
  • 第09話「リドの秘密」
    【ぜんかいのあらすじ】 キャリアーのアームヘッド「スコルピオ・バイラス」を辛くも退けたバテラ達。 が、その戦いの最中キャリアーはウイルスを散布、ガリバーの病状が悪化し、ギョックはリド症候群を発症した。 バテラが黙っていたリドの秘密とは、一体…!? パーフェクト・クライムアップ 第09話「リドの秘密」 中間三層の病室。 「…大丈夫か、サモン…」 「へい、俺は大丈夫です…二人も命に別状はないかと」 ギョックとガリバーは栄養剤を投与され、今は静かに眠っている。 二人の無事を確認したバテラとアオヤギは病室を後にし、廊下で会話を始める… 「…………結論から言う。奴等…キャリアーは、リド症候群感染者の成れの果てだ」 「…どういう、事だ?」 「リド症候群には、5つのフェイズがある。 まず、奴等の散布する霧を吸い込む事でウイルスが潜伏する…これが...
  • 第05話「土くれの怪人」
    これまでのあらすじ 旅を続けるアルカとレーラビが次にたどり着いた場所は人間の街だった。 そこで「夜な夜な現れる謎の怪人」の噂に、二人は巻き込まれることとなるが...? アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第05話「土くれの怪人」 ...深夜、人通りの無い街道。 ひどく怯えた様子の長い黒服の男が、"何か"から逃げていた。 『くっ...逃げきれねえ』 背後からゆらゆらと揺れる形の崩れた人型の影! 男は振り切るように逃げるが、遂に行き止まりに追い詰められてしまった! 『ここまでか...』 人型の影の腕が変質し、鎌のような形状へと変わる! だがそこへ足音と共に新手の影! 「そこまでだぜ!」 駆けつけたレーラビは大型ライフルで人型の影を殴りつけた! 「...ぜ?」 人型の影はその一撃を受けて、呆気なく砕...
  • 第08話「雷電オーバーン③」
    これまでのあらすじ 突如襲ってきた謎の男"雷電のオーバーン"と彼の操る機体"ドライデル"。 融合現象を恐れたアルカは全力で戦えずピンチに。 そこへカタパルト射出されたレイルが落下し、ツヴァイヘンダーに搭乗、反撃を開始する。 ストーリー カウンター・アタック 第08話「雷電オーバーン③」 『"サンダーボルト"....!』 ドライデルの調和が再発動し、アームホーンが帯電する! 『覚悟しろ!ツヴァイヘンダー!』 瞬き一回分の速度でドライデルがツヴァイに肉薄! ドライデルが立っていた場所には電気の残滓のみが残る! 速度を乗せた伝導体ロッド攻撃! 「ぜえっ!(ちいっ!)」 速い!だがツヴァイは辛うじて左手の攻性テトラダイ刀で防ぐ! 『ふん、何とか耐えたか..."サンダーボルト&q...
  • 第09話「家族レストレーション」
    これまでのあらすじ ツヴァイの最終調整中、アルカの適正の高さが融合現象の発生を招いてしまう。 が、"偶然"現れた襲撃者、雷電のオーバーンの乱入によりそれは阻止。 同調が切れ窮地に陥るアルカを救うべく生身でカタパルト射出されたレイルは、ツヴァイに乗り込み雷電のオーバーンを撃破した。 ストーリー カウンター・アタック 第09話「家族レストレーション」 デベロッパー応接室。 眼つきの悪い黒髪の男、雷電のオーバーンは簡素なパイプ椅子に括り付けられていた。 「畜生!俺様を解放しやがれ!」 「やだぜ!どうせ暴れるぜ!」 「おのれ...!」 「しかし"俺様"とは、変な喋り方の奴だぜ...」 「お前に言われたくないわ!」 怒りのあまり拘束された事を忘れ立ち上がろうとして転倒! 「うぐわーっ!」 「だ、大丈夫...
  • 第04話「追手レーリレイ②」
    これまでのあらすじ 謎の追手レーリレイは、策略によりレイルを騙し、分断されたアルカを捕まえ人質に取った。 「レーリレイ...俺を騙したのぜ」 ストーリー カウンター・アタック 第04話「追手レーリレイ②」 昇降足場が地表に到着し、停止する。 「もう一度聞く...我々の所へ戻って来いレイルレーラビ。」 レーリレイが鎖を引くが、アルカは反応しない。なんらかの暗示を掛けられているのだろう。 「ぜ....俺は......」 ...俺の思考には"奇妙な回路"が同居している。その回路は、時折俺に提案を出す事がある。 《....俺もアルカも助かる方法があるぜ》 勇敢で、全て上手くいくような。 物語の主人公のような行動の提案。 俺たち兄弟はこれを"回路"と呼んでいる。 「俺は...お前の言うことなんて絶対に...
  • 第52話「ターニング・ポイント」
    これまでのあらすじ レギレイは超攻撃型アームヘッド《レーヴァテイン》を使い、オブシギアとエキスパンドギアを回収した。 そして、全てが光に包まれ……ふと気がつくと《欠けた輝きの巨人》がそこに居た。 …全ては、選別の果てに"最初の人"へと至り、宇宙及び人類種の延命を実行する為に。 アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第52話「ターニング・ポイント」 ………ただ一つ、燃える星が輝く、真っ暗な空間。 白いアームヘッドの目の前に、顔の無い輝く巨人が立っていた。 「…レーラビくん、皆は…」 「アルカ……奴を倒すのだぜ、奴にレゾナンスギアを奪われれば、全てがRになってしまうぜ」 「………うん…」 全てを察したアルカは、ただレーラビの手を握る。 バリアに包まれた巨人が、ゆっくりとこちらへ近付いてくる! 「でも、...
  • 第01話「雪原のレイル・レーラビ」
    .....時間座標再計測開始.........NextAge. | これまでのあらすじ 僕達は力を合わせ運命から逃げ切った。 でも、それは来るべき結果を後回しにしているだけであって、結局その時は来てしまったんだ。 レーラビくん、今は何処にいるの...? 惑星ヘブンから13の光が飛び立ち、ヒトとアームヘッドの時代は一旦終わりを告げた。 それから遥かな時が流れ、かつてあった繁栄と戦乱が浄化された後の時代。 ...ネクストエイジと呼ばれた、最後の時代。 ーーーーー 局地的氷雪地帯、人間の生存可能領域から少し離れた場所。 『...今すぐ当機のパイロットに志願して下さい、これは大変喜ばしいことです』 無感情な合成音声による勧告が提示される。 「ま、待って下さい...」 ピンク色の髪の少女が怯えながらそう答える。 『了解、貴方のパイロ...
  • 第42話「救世計画リターン・デイズ」
    これまでのあらすじ レイル・レーラビはレゾナンスギアの真の能力「Xドライブ」の力で、ハリッコ・ハリヤーマンの生前の記憶を復元…敵を倒す事なくレレラとの戦いに決着を付けた。 だが、その代償はオリジナルの人格との融合…レイル・レーラビという存在の喪失だった。 ストーリー:リターン・デイズ 第42話「救世計画リターン・デイズ」 「ハリッコ…ずっと貴女に謝りたかったのですわ」 「…私ハリッコだけど良いのよ、ちょっとゾンビになっただけでなんの不自由も無いし」 「いえ、わたくし自分が許せませんの…」 「私はレレラちゃんを助けようとした、レレラちゃんは私を元に戻そうとしてくれた…これでおあいこよ」 「ハリッコ…」 レレラの目に涙…ハリッコはそれを受け止め、優しく微笑む。 「…これで、良かったのぜ」 「レーラビくん…」 そこへ艦内放送がか...
  • 第05話「波乱デベロッパー」
    これまでのあらすじ レイル・レーラビはヒューマノイドタイプのアームヘッドだった。 そのレイルを連れ返す(または破壊する)追手"レーリレイ"を辛くも撃破したアルカとレイル。 二人の逃走者は何処へ向かうのか... ストーリー カウンター・アタック 第05話「波乱デベロッパー」 病室の簡素な白いベッド、赤髪の男レイル・レーラビは目を覚ました。 「ぜぜぜ...」 金髪の少年アルカ・クライアはその様子に気がつく。 「レーラビくん!気がついたんだね」 「ぜぜ....巻き込んですまなかったぜ」 「ううん、気にしないで。僕は大丈夫だからさ」 アルカの優しい笑み。 レイルは余計に申し訳ない気分になった。 急にドアが開く。 衛生マスクを着けた子供のような容姿の男が部屋に入ってくる。 「やあ、話は聞いたよ。私はここの責任者...
  • 第01話「夕暮れジャンクヤード」
    僕はアルカといいます。 家出しました。 いろいろあって今はアームヘッド・デベロッパー(アームヘッドを開発する所)のパイロットをやっています。 これも全て、あの日何があったかを知る為... ストーリー カウンター・アタック 第1話「夕暮れジャンクヤード」 『...ターゲットは、対アームヘッド砲台と陸戦型アームヘッド。 ...相手は無人機とは言え実弾を使用してるわ。油断しないでね』 オペレーター、ハリッコさんの説明を聞きつつ、僕に任せられた機体"ツヴァイヘンダー"の起動を行う。 『このテストを無事終えれば君は晴れてその機体..."ツヴァイ"のパイロットだ、期待しているよ。』 風邪を引いた子供の様な声でコーバン部長がハードルを上げる。緊張する。 動力、センサー、同調。全起動シーケンス完了。 カタ...
  • 第32話「選別そしてパッチワーク」
    これまでのあらすじ レイル・レーラビは不意打ちに弱いレーリレイを助ける為、単身ファクトリーのワープゲートの先へ向かった。 残されたアルカ・クライアは、遅れて現れたアルカ・クラララ・リグに激昂する… 『アルカ・クラララ・リグ、今から僕がお前を選別してやる…』 アームヘッド・ストーリー リターン・デイズ 第32話「選別そしてパッチワーク」 白と黒の継ぎ接ぎアームヘッド《ナイト・メア・メシア》は、ウォーサイズを構え、威圧するように浮遊する…! 『全力で来い、劣化コピーとオリジナルの差を教えてやる』 緑の巨大バイク《レジスタ》も、内部機関を振動させ咆哮…! 「…言ったな、後悔するぞオリジナル」 アザーフォビア内部、配管で埋め尽くされたファクトリーの大広間で対峙する二機のアームヘッド… 『"トメガセリオン"』 何らかの調和...
  • 第06話「キリキリ・レイ・ラグラグ・リリリリリ」
    これまでのあらすじ 惑星ヘブンのどこか、「ファクトリー」と呼ばれる謎の地下工場内。 そこではあるモノを組み立て、直後に解体するという意味不明なプロセスが延々と繰り返されていた。 アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第06話「キリキリ・レイ・ラグラグ・リリリリリ」 ...真っ白な正方形の窓の無い部屋に、白髪の少年が一人。 『シリーズRRRRRRRRRR。起動テストを行います、意識はありますか?』 壁に埋め込まれたスピーカーから無感情な音声、それに頷く少年。 『...起動を確認、次のプロセスに移行します』 丸い銀色の光線銃を一丁手渡され、部屋の扉が開く。 『貴方はセクト866に配属されます』 扉の向こうには、白い壁と床の迷宮のように長い廊下...小型アームヘッドなら通行できる程度の広さだ。 迷宮の一角では、セクト866の...
  • 第12話「後悔バケーション②」
    これまでのあらすじ 御蓮に向かったアームヘッド・デベロッパー一行。 しばらく平和な旅が続くと思われたが、海底で蠢く謎の影... ストーリー カウンター・アタック 第12話「後悔バケーション②」 フェリーの一室。 貸し切られた大部屋は臨時の事務室になっている。 「コーバン部長、こちらにアームコア反応が近付いているようですが...」 「む、万が一の事もある...ハリッコ君、機体で待機してもらっていいか?」 「了解です、腕がなりますね」 「ハリッコ君、まだ敵と決まった訳ではないぞ?」 「...ええ、分かってますよ?」 そう言いハリッコは軽快なステップで格納庫へ向かっていった。 「...本当に分かっているのかね?」 ーーーーー 室内、廊下。 「ぜぜぜぜ...さっきからエラーが止まらないぜ」 レイルは廊下の手すりに掴まったまま...
  • 第07話「キリキリ・レイ・ラグラグ・リリリリリ②」
    ぜんかいのあらすじ 謎の工場《ファクトリー》で大量生産されていた無数の《キリキリレイラグラグリリリリリ》は、選別プロセスにより全て破壊される事となった。 だが、その中で奇跡的に生き残った二人は何かの《候補者》として回収されたのだった。 アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第07話「キリキリ・レイ・ラグラグ・リリリリリ②」 ...一方その頃、旅を続けるアルカとレーラビは、遺跡と化した市街地に到着していた。 「...僕達、本当に未来の世界に来ちゃったんだね」 倒壊を免れた高層ビル群は植物に寄生されており、人間の気配を感じられない。 「デベロッパーやレインディアーズのみんなとも、もう会えないのかな」 アルカは寂しそうに風化した道路標識を眺めながら呟く。 「ぜぜ...アルカ...」 レーラビは心配そうにアルカの顔を覗き込む。 「......
  • 第16話「感染封鎖都市リド」
    第16話「感染封鎖都市リド」 これまでのあらすじ 5年間キャリアーを迎撃し続けたあのμT-RONINのパイロット、トロ・マックロードは、意外にも少女だった。 政府軍(総勢一名)の保護を受けたアオヤギ達に対し、トロは5年前起こった事を語り始め… パーフェクト・クライムアップ 第16話「感染封鎖都市リド」 アオヤギとバテラが天井破りを開始する5年前。 その日、オシズシ・サアバスがキャリアー世界から送信したメッセージがリド政府官邸で再生された。 「皆聞いたな?リド全土の封鎖を強化、誰一人として外地区へ行かせてはならん」 「しかし!下層居住区の民間人の避難がまだ…」 「残念だがそれはできん、何故なら…」 リド政府軍最高責任者《オアイソ・ガッポ》はデスクの下に隠していた散弾銃を取り出し、側近の一人に対し発砲! 側近はバリアを発生させそれを防ぐ!...
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