しんにくやよんごうてん内検索 / 「第30話「凍結システムアルカ②」」で検索した結果

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  • 第30話「凍結システムアルカ②」
    ...ンター・アタック 第30話「凍結システムアルカ②」 (レーラビくん...僕を、殺して) アルカ・クライアの意思でツヴァイヘンダーは停止した。 『そうだ、それで良い...やるのだレイルレーラビ』 そして、レイル・レーラビはコクピットごとアーキデルタのアームホーンで... レイルの帽子、金のパーツから火花! 「嫌だぜ!」嫌だぜ アームキル動作を止め、バックステップでツヴァイから一度離れる! 『アルカ...俺は君を助けるぜ!』 アーキデルタは再び構え直した! (...!レーラビく....僕.....) ーーーーー マスター権限を持つレギは、レイルの"回路"を掌握する事で間接的にレイルを従えていた。 「...唯の制御装置である筈の"回路"が、自らの意思で私に逆らった?」 そう、回路は自身を自発...
  • 第29話「凍結システムアルカ」
    ...」 次回、第30話「凍結システムアルカ②」に続く。 ショグゴス arche-Ε 流体プロトデルミス製の格闘触手を主な武装とする超大型ギガース。 メッサー本社ビルが吸い上げた空気中プロトデルミスをエネルギー源としている為、何らかの方法で供給を断つか一撃で本体を破壊しなければ無限に再生する。 アーキデルタ arche-Δ フレーム技術力の低さを補う為、機械由来のパーツを中心に構築されたメッサー社の旧式試作アームヘッド。 電気駆動式の為、空気中のテトラダイが無い場面でも制限時間付きで運用できる。 次の話へ もどる
  • ストーリー:カウンター・アタック
    ...システムアルカ」 第30話「凍結システムアルカ②」 第31話「赫赫カウンターアタック」 最終回「朝焼けジャンクヤード」 エピローグ もどる その他リンク 外伝・単発ストーリー集 続編「リターン・デイズ」 放送アカウント ツイッター版まとめ アームヘッドwiki
  • 第28話「改変イレギュラー②」
    これまでのあらすじ メッサー社、コントロール・ルームに到達したアルカとレイルの前に現れた紫髪の少年レギ。 メッサーの社長である彼は「アルカの家族は"名も無きトーア"を封じ込める為の人柱になった」と言う。 その意味とは...? ストーリー カウンター・アタック 第28話「改変イレギュラー②」 「..."名も無きトーア"は、危険なアームコアだ。そのコアが完全覚醒すればこの世界は多大な損害を受けるだろう。 それを封じ込める為に、巫女...パイロット共々機体を葬る必要があった」 「それとアルカに何の関係があるのぜ」 「その後、"偶然"発生した手違いによって俺の手を離れた"名も無きトーア"は何処に行ったと思う?」 「...まさかぜ」 「"偶然"デベロッパー...
  • 第30話「呪詛の根源へ⑤」
    これまでのあらすじ レーリレイの加勢により、何とかバルバルを倒したレーラビ。 だがもう一人の尖兵ゼロノヤマは圧倒的な戦闘力と単独での調和を兼ね備えており、一筋縄ではいかない… 「だったら僕に考えがあります…レーリレイさん…少し時間、いいですか?」 アームヘッド・ストーリー リターン・デイズ 第30話「呪詛の根源へ⑤」 …状況を理解できないゼロノヤマは首を傾げ、様子を伺っていた。 「意味がわからないようだが…これがお前を倒す為の最適解なのだ」 …その視線の先には、アルカを肩車するレーリレイの姿!怪奇!! 「…レーリレイさん、いつでも行けます」「応!」 先手を取る事を優先したゼロノヤマが予備動作無しで突進を敢行する!! 「迎撃!」 対するレーリレイは最低限の動作で左腕の銃を構え迎撃!明らかに反応速度が向上している!! 「ゴボボ…!」 ...
  • 第20話「調和レゾナンス②」
    これまでのあらすじ レゾナンスギアを介し、レイルとアルカは二人でのツヴァイヘンダー起動に成功した。 だが、そこで不可思議な幻覚...いや、過去の記憶が同期データとして流れ込んでくる。 二人の過去と因縁とは...? ストーリー カウンター・アタック 第20話「調和レゾナンス②」 ...夜、雨が強くなり、微かに雷の音が聞こえ始める。 霞んでよく見えないが、アルカはメッサー本社ビルの前に到着したようだ。 「あ、みんな、こんな所にいたんだ」 入り口近くに三つの人影、服装から察するにアルカの家族だろうか...? 「ねえ、こんな所にいたら風邪引いちゃうよ、早く帰ろうよ.....?」 おかしい。 なぜこんな大雨の中で傘もささずに立っていたのだろう? 「ああ、アルカじゃないか、うっかり傘を忘れてしまったよハハハ」 「ええ、うっかりだったわアハハ」...
  • ストーリー:リターン・デイズ
    第01話「雪原のレイル・レーラビ」 第02話「雪原のレイル・レーラビ②」 第03話「カセットの国」 第04話「カセットの国②」 第05話「土くれの怪人」 第06話「キリキリ・レイ・ラグラグ・リリリリリ」 第07話「キリキリ・レイ・ラグラグ・リリリリリ②」 第08話「二人の為のアームヘッド」 第09話「二人の為のアームヘッド②」 第10話「二人の為のアームヘッド③」 第11話「勅命合体ドルザエル」 第12話「勅命合体ドルザエル②」 第13話「勅命合体ドルザエル③」 第14話「勅命合体ドルザエル④」 第15話「勅命合体ドルザエル⑤」 第16話「メガロドーン・アサルト」 第17話「メガロドーン・アサルト②」 第18話「メガロドーン・アサルト③」 第19話「ようこそ死者の街」 第20話「ようこそ死者の街②」 第21話「よ...
  • 第29話「呪詛の根源へ④」
    これまでのあらすじ 紫の肌に緑の髪の男、8番目の尖兵バルバルの体に蓄積された毒を受け、ダメージを受けるレーラビ。 そして、一人になったアルカの前に現れた9番目の尖兵ゼロノヤマ。 この危機的状況に、二人は…? アームヘッド・ストーリー リターン・デイズ 第29話「呪詛の根源へ④」 「なっ…もう一人居たのぜ!?アルカ逃げ…」 背後に気を取られるレーラビ!すかさずバルバルの毒手突き!! 「全身紫色になって死ね!」 躱し切れず直撃!毒を注入される!! 「ぜ!しまっ…うぐ」 そのまま全身が麻痺して倒れる! 「レーラビくん!…んんっ!」 身動きが取れなくなったレーラビの目の前で、アルカがゼロノヤマに捕らえられる! 「ヒヒヒ…ゼロノヤマ、まだ殺すなよ…じっくりと痛めつけてから殺るんだ」 「や、止めるのだぜ…目的は俺だけのはずだぜ…」 「そう...
  • 第20話「ようこそ死者の街②」
    これまでのあらすじ 倒しても倒しても再生・増殖するゾンビアームヘッド軍団。 クアドレイ・スライエッジの力をもってしても決着がつけられないアルカとレーラビを救った者は、ファクトリーのファントム《レレラ》...そして、破壊されたはずの《レギ》だった。 アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第20話「ようこそ死者の街②」 「ぼくはスペア、レギュレーター02...今はレレラと一緒にファクトリーから逃げているんだ」 紫髪のファントム、レギは杖を両手で抱えている。 「そうだったのぜ...俺の所為なのぜ」 「いいんだ、ぼくとレレラで決めたことだから」 「レギさん...貴方が僕の家族にした事、今でも許せそうに無いです」 「うん、よく覚えてるよ...だからさ」 機械の杖をアルカに手渡すレギ。 「この杖ならぼくを壊せるから...かたき、うっていいよ」 ...
  • 第24話「アルカとアルカ」
    これまでのあらすじ レーラビの姉、レレラの送信した謎のデータにより、《アンデッドバスター》の力を発現。 ファクトリーの刺客を退けたアルカとレーラビ。 だが、レレラの真の目的は二人を助ける事ではなく、ラギレスからオブシギアを奪う事だった。 アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第24話「アルカとアルカ」 ファクトリーに最も近い人間の街"セクション30"。 「うっ.....」 レイル・レーラビは宿屋に到着すると同時にエネルギー切れを起こし、うつ伏せでベッドに倒れこんだ。 「わっ!大丈夫?」 「ぜぜ...大丈夫、前の戦いで少し体力を使い過ぎただけだぜ」 体力を消耗するクアドレイの形態変化の中でも、アンデッドバスターは特に消費量が高かったのだ。 「アルカ、すまないが何か食べる物を買ってきて欲しいぜ...」 ...
  • 第19話「ようこそ死者の街」
    ※今回のストーリーは、外伝「スネーク・フット」とリンクしています。 これまでのあらすじ サメ騒動を解決し、何とか海を越えたアルカとレーラビは、旅の終着点"ファクトリー"にまた一歩近付いた。 次に辿り着いた場所は、霧の立ち込める無人の市街地。 そこで二人を待つものとは...? アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第19話「ようこそ死者の街」 霧の立ち込める、無人の市街地... アルカとレーラビの搭乗する《クアドレイ》は、3機の野生アームヘッドとの戦闘中だ! 「アルカ、アレで一気に決めるぜ!」 「OK、データインストールだ!」 ...クアドレイの片腕が再構築され、ブレードと外套を装備した姿《スライエッジ》に変化する! 「ぜやーっ!!」 粒子を纏った回転斬撃! アームキルを受けた3機の野生アームヘッ...
  • 第25話「アルカとアルカ②」
    これまでのあらすじ アンデッドバスターの反動で体力を消耗したレーラビに代わり、食料調達に出たアルカ・クライア。 その道中、アルカの複製ファントム《アルカ・クラララ・リグ》に遭遇。 レーラビ達ファクトリーの尖兵の真実、自らの罪を突きつけられ、彼は... アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第25話「アルカとアルカ②」 「げほ...げほ...うう......っ....」 ベッドの上で咳き込むアルカの首には、強い力で締め上げられた痕が残っていた。 (...こいつはボクだ、感情を持っちゃ駄目だ) 見下ろすアルカは妙な罪悪感と背徳感を覚える。 「ごめん...なさ....げほっ」 (...謝らないでよ、これじゃボクが、八つ当たりしたみたいじゃん) 「もう、何も解らないよ...僕、どうしたらいいの?教えてよ....」 (.....違う!ボクは.....
  • 第60話「マスター・キー」
    これまでのあらすじ ファクトリーへと向かうため、コールド・スリープ機能を利用しヘブン崩壊後の時代に到達したアルカ達。 特殊状況攻略アームヘッド《ツヴァイヘンダードライ》は、宇宙を駆け、旅の終着点へと向かう…! アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第60話「マスター・キー」 無数に降り注ぐ光線を、まるで未来を予知しているかのような動きで全て回避するツヴァイヘンダードライ! 『空間穿孔光線射出装置"マスターキー"を使え!』 「はい…撃ちます!」 トリガーを引くと、機体全体に聞いたことのない重低音が響き、銃口から"見えない何か"が射出される! 機体は反動で回転しながら後ろに吹き飛ぶが、スラスターで素早く姿勢を修正!! 見えない何かは、触れた物質を消滅させながら突き進み…やがて、ファクトリ...
  • 第10話「二人の為のアームヘッド③」
    ぜんかいのあらすじ 怒りに任せて戦うレーラビだったが、パラデウスの圧倒的な能力の前に敗北。 一方『アームヘッドの存在しない世界』に取り込まれたアルカは、本来の記憶を取り戻し帰還を試みる。 ...これは、悲劇の続きのストーリー? アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第10話「二人の為のアームヘッド③」 『...レーラビくん、聞こえる?』 「アルカ、無事だったのぜ?」 『うん、僕は大丈夫だよ...心配させてごめんね』 「何を言うのぜ、俺こそアルカを守れずすまないぜ」 『その事なんだけど...』「ぜ?」 『僕は、僕なんかの為にレーラビくんが傷付くのが...凄く嫌なんだ』 「だが、そうしないとアルカの身に危険が及ぶぜ」 『やっぱり、そうだよね...レーラビくんと僕の気持ちは一緒だ』 『クアドアルはその為に生まれた僕たちの力、でもそ...
  • 第10話「逃避行ドーナッツ」
    これまでのあらすじ 謎の襲撃者、雷電のオーバーンの正体はコーバン部長の孫、オーバン・ガッポであった。 そして《メッサー本社を乗っ取り、"アームヘッド廃止計画"を阻止する》というデベロッパーの真の目的を知ったオーバンは、デベロッパーの仲間に加わった。 ストーリー カウンター・アタック 第10話「逃避行ドーナッツ」 デベロッパーの目的、メッサー本社への反抗。 これから約一ヶ月の"準備"を経て、その作戦は決行される。 あの日、メッサーに関わって変わってしまった僕の家族。 僕の家族に何があったかを知り、全てを元に戻させる為、僕はこれからもアームヘッドのパイロットとして戦わないといけない。 ...このまま戦い続ければ僕はもう駄目になってしまうかもしれない。 高すぎるアームヘッド適性とその代償、薄々気が付...
  • 第50話「レプリカの宇宙③」
    これまでのあらすじ 無数の¬R達を操るレギレイの真の目的は、選別されたレプリカントとライズギアを吸収し、より《最初の人》に近い存在へと進化する事だった……。 『さあ、選別を続けましょう…最後の一人になるまで』 ストーリー:リターン・デイズ 第50話「レプリカの宇宙③」 …無感情に、一定のペースを保ちながら可動し続ける、広大な無人製造工場内部。 『…不味い。レギレイの言っている事が本当なら、あの機体…』 その中央に立つ《ジ・アーセナル》はハンマーで床を叩き、周囲の金属を融解させ始めた…! 赤熱する金属塊は変形を始め、かつて戦った強敵《パラデウス》と同じ姿に! 『そう…ファクトリーそのものなのですよ、この機体は』 続いて、¬R、エクスキューション、カドケウス、メガロドーンA(キャタピラを装備した陸戦モデル)等の機体も複数体形成される! ジ・...
  • 第33話「選別そしてパッチワーク②」
    これまでのあらすじ ナイト・メア・メシアの調和能力"トメガセリオン"は、単なる氷を操る能力では無かった。 空間そのものを凍結支配しサイコキネシスをも操る圧倒的殺意を前に、レジスタは…? アームヘッド・ストーリー リターン・デイズ 第33話「選別そしてパッチワーク」 レジスタを除く、大広間の全ての物体が凍結…あたりは異様な静寂に包まれる! (生まれて初めてだ、こんな悪者みたいなこと言ったの…) 氷で補強されたコクピット内部、オリジナルのアルカは冷静にそんな事を考えていた。 「レジスタの調和はまだ見せてない、勝負はここからだ!」 緑の巨大バイクが斜めに伸びた配管を走って登る!車輪表面に小さなプロトデルミス結晶を生成し、スリップを防いでいるのだ! 『だったら手の内、全部引きずり出してやる』 今度はメシアの周囲ではなく壁や床...
  • 第27話「改変イレギュラー」
    これまでのあらすじ レーリレイ操るクーリーローチとの戦いによりツヴァイヘンダーは大破するも、レイルとアルカはメッサー本社への侵入に成功する。 遂に物語はクライマックス、二人は運命から逃げ切る事が出来るのだろうか...? ストーリー カウンター・アタック 第27話「改変イレギュラー」 本社ビル、人気の無い廊下。 そこでアルカとレイルは通信を行っていた... 「すいません部長...ツヴァイを壊してしまいました」「ぜ...」 『いや、無事に本社に侵入できたのなら十分だよ...我々も敵機を片付け次第そちらへ向かう』 コーバンとの通信を終え蟹型端末をポケットに入れるアルカ。 「もうすぐで...全部、終わるのかな」 このままコントロール・ルームへ向かい本社ビルのシステムを掌握すれば、アームヘッド廃止計画は無効となる。 「...アルカ、君に言っておく...
  • 第19話「調和レゾナンス」
    これまでのあらすじ アルカを攫った犯人、殿様先輩は忍者先輩により忍者の里へ連行され、先輩騒ぎは一先ず幕を閉じた。 そしてコーバンは、知り合いの技術者アシヤ博士に依頼させていたパーツを受け取る。 アームヘッド・ツヴァイヘンダーの新たな可能性とは...? ストーリー カウンター・アタック 第19話「調和レゾナンス」 デベロッパー仮設ハンガー内。 レイルとアルカは、コーバンからそれぞれダイヤルの付いた小型装置を手渡される。 「これは一体...?」「何だぜ?」 「それはレゾナンスギア、二人のパイロットを同調させ、機体に出力させる為の装置...」 「この装置があれば、アルカ君への負荷を分散し、なおかつレーラビ君の機体操作技能をより確かにフィードバックできるはずだ」 「なるほどぜ...なら早速起動実験ぜ?」 「ああ、...アルカ君も大丈夫かね?...
  • 第10話「友とのバトル」
    【ぜんかいのあらすじ】 キャリアーの正体はリド症候群フェイズ5感染者で、バテラはフェイズ5だった。 今のバテラがこれまでのバテラの意思と使命を受け継いだ別の人格だと知ったアオヤギは、互いの納得の為アームヘッド・バトルを仕掛け…… パーフェクト・クライムアップ 第10話「友とのバトル」 二人の戦いが始まった! 『バテラ!お前が…俺達を利用してでも果たそうとした"使命"とは、何だ!』 ロックスミスが舞い上がり、重量剣を構えるラージブレードに襲い掛かる! 「キャリアー…リド症候群の撲滅だ!」 重量剣を振り上げ対空迎撃! 『それと上との関係は何だ!』 磁力で重量剣を止める! 「上に感染源があるのだ!」 『感染源だと!?』 空中で静止する重量剣を足場にし、ラージブレードが跳ぶ!! 「俺はそれを破壊しなければならない、そ...
  • 第12話「勅命合体ドルザエル②」
    これまでのあらすじ セントラルニューメッサーシティを目指す道中、主人公レイル・レーラビは謎の高熱で行動不能に。 危機に陥った二人に救いの手を差し伸べた者は、悪のダークヘッド帝国に所属する全身スパイクファントムだった。 アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第12話「勅命合体ドルザエル②」 ダークヘッド帝国、地下アジト。 そこでレーラビは改造用拘束ベッドに固定されていた。 『ああー...こりゃ生体脳のオーバーヒートだな、慣れない計算でもやったのか?』 診断を下すスパイクファントム。 慣れない計算...クアドレイの顕現だろうか? 『だが生体脳タイプなら同じエラーはないと思うぜ、耐性ができるはずだからな』 「大丈夫なんですね、良かった...」 『さあ仕上げだ、電流を流して起こすぞ』 「えっ、電流!?ちょっと待っ『放電開始!』 問答...
  • 第32話「選別そしてパッチワーク」
    これまでのあらすじ レイル・レーラビは不意打ちに弱いレーリレイを助ける為、単身ファクトリーのワープゲートの先へ向かった。 残されたアルカ・クライアは、遅れて現れたアルカ・クラララ・リグに激昂する… 『アルカ・クラララ・リグ、今から僕がお前を選別してやる…』 アームヘッド・ストーリー リターン・デイズ 第32話「選別そしてパッチワーク」 白と黒の継ぎ接ぎアームヘッド《ナイト・メア・メシア》は、ウォーサイズを構え、威圧するように浮遊する…! 『全力で来い、劣化コピーとオリジナルの差を教えてやる』 緑の巨大バイク《レジスタ》も、内部機関を振動させ咆哮…! 「…言ったな、後悔するぞオリジナル」 アザーフォビア内部、配管で埋め尽くされたファクトリーの大広間で対峙する二機のアームヘッド… 『"トメガセリオン"』 何らかの調和...
  • 第31話「呪詛の根源へ⑥」
    これまでのあらすじ ファクトリーの送り込んだ刺客、パラボロスの奇襲により何処かへ消えてしまったレーリレイ・バルバル・ゼロノヤマの3体。 残されたアルカとレーラビはパラボロスを迎え撃とうとするが…? アームヘッド・ストーリー リターン・デイズ 第31話「呪詛の根源へ⑥」 ファクトリーの兵器"パラボロス"…輪のような形状のボディを持つ多脚アームヘッドが二人の前に立ちはだかる! 「まるでドーナツだぜ」 レーラビは大型ライフルを構える! 「気をつけて…あいつ、瞬間移動したように見えた!」 『グオオオ…シネ』 パラボロスは身体をくねらせ、自らのボディの輪をくぐり…姿を消した! 「ぜぜ!」「うしろ!」「ぜ!」 レーラビはその合図で背後に射撃! 金属音と共に巨体が吹き飛ぶ!! 「こいつ…胴体にワームホールを飼ってやがるのぜ」 ...
  • 第35話「終わりを見た船」
    これまでのあらすじ アルカ・クライアとアルカ・クラララ・リグは死闘の果てに互いを別の存在である事を証明、共闘を誓う。 一方その頃、レーラビ達の向かったパラボロス・ポータルの先、ファクトリーの迷宮では…? アームヘッド・ストーリー リターン・デイズ 第35話「終わりを見た船」 「ぬう…何とか合流はできたが!」 レーリレイは襲ってくるファントム兵を左腕の銃で殴り倒し、右腕のアームホーンで確実に始末する! 「いくら倒してもキリが無いぜ!」 レーラビは四脚のアームヘッドに飛び乗りライフルでゼロ距離射撃!AIユニット破壊!! が、しばらく戦いを続けるうちにファクトリーの軍勢は撤退を始め、辺りは静寂に包まれた… 「ぜぜ…何故このタイミングで退いたのぜ?」 そして、遠くから"人間"の足音が聞こえ始める…! 「何か、来るようだが…?」 ...
  • 第59話「さよなら僕たちの」
    これまでのあらすじ 「コールド・スリープ機能を備えた宇宙船でヘブン崩壊後の時代まで待ち、直接ファクトリーに突入する」という非常に無謀な作戦を決意したアルカ達に、遂に惑星ヘブンを去る日が訪れた。 全ては、大切なものを取り戻す為に・・・ アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第59話「さよなら僕たちの」 惑星ヘブン末期、某日…小さな光たちが青い星から飛び立ち、宇宙へと旅立ってゆく。 セントラルニューメッサーシティの大戦艦「ドルザーエンプレス」を旗艦とする移民船団だ。 「…本当に宜しいのですか?初代様」 通信機越しに、現国王"旋律のケンバーン"が問いかける。 『お前達は過去に囚われず、未来へと突き進め…過去の因縁に決着を付けるのは過去の者の責務だ』 「了解です…どうかご武運を」 その言葉の後、船団から一隻の...
  • パーフェクト・クライムアップ
    パーフェクト・クライムアップ NTN3000年代。 地表の寒冷化と、地底の新エネルギー「ヘブンズレイ」の発見により、人々が地下複合都市「ガフ」に移住した時代。 そのガフの一地区「リド」がこの物語の舞台となる… 第01話「頭上の蓋」 第02話「天井破り」 第03話「中間三層」 第04話「支配者、キャリアー」 第05話「リド症候群」 第06話「絶食の病」 第07話「空飛ぶ屑鉄」 第08話「白き毒蠍」 第09話「リドの秘密」 第10話「友とのバトル」 第11話「群れの襲撃」 第12話「溶鉱炉の悪魔」 第13話「上層の剣士」 第14話「リド最後の砦」 第15話「トロ・マックロードの決断」 第16話「感染封鎖都市リド」 第17話「最高責任者代理」 第18話「異なる世界へ」(まだ) もどる
  • 第09話「二人の為のアームヘッド②」
    これまでのあらすじ アルカとレーラビはアームヘッド『クアドアル』を顕現させ謎の機体『パラデウス』に戦いを挑んだ。 初めは優勢だったが二人の調和能力が通用せず、パラデウスの能力によりアルカは何処かに消えてしまったのだった... アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第09話「二人の為のアームヘッド②」 『貴様ああああああああ!』 クアドアルは力任せに右手ブレードで斬り掛かるが、黒い銃剣で攻撃をいなされる! 『死ね!死ねぜ!!』 この精神状態では調和能力の発動はおろか、まともな戦闘すら出来ない! 『だからさ、君が死ぬ(アームコアに戻る)んだよ...シリーズRRRR』 左腕で殴りかかるが、拳が届くよりも早くパラデウスの能力が発動! 『ぐあ...っ』 遅れて激痛!クアドアルの左腕が何処かへ跳ばされた! 痛みに怯んでいる隙に追撃を受け、...
  • 第34話「選別そしてパッチワーク③」
    これまでのあらすじ アルカとアルカ…悲劇と悪夢の化身ナイト・メア・メシアと反逆者レジスタは壮絶な戦いの果てに相討ち、同時に地に倒れ伏した。 今、一人の人間とその複製達の因縁に、一つの答えが… アームヘッド・ストーリー リターン・デイズ 第34話「選別そしてパッチワーク③」 ーーー 壁や天井を覆っていた氷が溶け始め、地下深くの大空洞に"雨"が降り注ぐ… 「はあ…はあ…か、勝てた…?」 満身創痍のアルカ・クラララ・リグは瓦礫を押しのけ、緑の残骸から這い出る。 「いや…まだだ」 同じくアルカ・クライアもコクピットをこじ開け現れる。 …まだメシアとの同調が残っている為、一時的に身体能力が強化されているのだ。 「そんな、まだ戦うなんて…おかしいよ!僕達が協力して先へ進む、それで良いじゃないか!!」 「…それじゃ駄目...
  • 第31話「赫赫カウンターアタック」
    これまでのあらすじ 名も無きトーアに取り込まれたアルカを救出するべく、回路の協力でレギの支配を逃れたレイルと、ドルザルガンを完成させた雷電のオーバーンは共同戦線を貼る事になった。 これは、運命への反撃の物語... ストーリー カウンター・アタック 第31話「赫赫カウンターアタック」 ツヴァイヘンダーが襲ってきた! 無数の氷の結晶が取り付き、リミッターの外れたマルチシューターから攻性テトラダイ刀を生成!刀身に触れた柱が次々と切断されてゆく! 『気をつけるぜ!あれは普通の暴走アームヘッドじゃないぜ!』 アーキデルタはグレネード残弾を全て叩き込む! ツヴァイは片手を翳しグレネードを全て凍結させ、光の剣を振り下ろす! 『これはどうだぜ!』 凍結したグレネードを蹴り攻性テトラダイ刀にぶつけ、爆発させる! 氷が溶け蒸気が発生する! 蒸気を...
  • 第09話「家族レストレーション」
    これまでのあらすじ ツヴァイの最終調整中、アルカの適正の高さが融合現象の発生を招いてしまう。 が、"偶然"現れた襲撃者、雷電のオーバーンの乱入によりそれは阻止。 同調が切れ窮地に陥るアルカを救うべく生身でカタパルト射出されたレイルは、ツヴァイに乗り込み雷電のオーバーンを撃破した。 ストーリー カウンター・アタック 第09話「家族レストレーション」 デベロッパー応接室。 眼つきの悪い黒髪の男、雷電のオーバーンは簡素なパイプ椅子に括り付けられていた。 「畜生!俺様を解放しやがれ!」 「やだぜ!どうせ暴れるぜ!」 「おのれ...!」 「しかし"俺様"とは、変な喋り方の奴だぜ...」 「お前に言われたくないわ!」 怒りのあまり拘束された事を忘れ立ち上がろうとして転倒! 「うぐわーっ!」 「だ、大丈夫...
  • 第37話「終わりを見た船③」
    これまでのあらすじ レーラビ達《尖兵》とは、ヘブン崩壊後の世界から送り込まれた星の守護者だった。 だが、その過程は、その先にあるものは、部外者によって歪められた悪夢のループに他ならない。 アルカは、レーラビは、一体どこへと向かうのか…? アームヘッド・ストーリー リターン・デイズ 第37話「終わりを見た船③」 …赤いプールから引き上げられた肉塊が、ベルトコンベアで運ばれてゆく。 「クローンの死で蓄積される"経験値"が、その個体の全ての死のパターンを超越した時…不死の存在"主人公"が誕生する。…それは科学的に実証された現象」 「…だがそれは、この世界のソースコードを歪める事に他ならない」 運ばれた人型の肉塊は、次々と緑色の液体で満たされたシリンダーに放り込まれてゆく… 「シリーズRRRRの脱走、不用...
  • 第04話「カセットの国②」
    ぜんかいのあらすじ 人間の文化を模倣するアームヘッド達の国で崇拝されていた"カセットさま"が、古代のゲーム機の身体を得て復活した。 だが、目覚めた彼の目的は、レイル・レーラビへのリベンジだった。 アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第04話「カセットの国②」 「リベンジ...一体どういう事だぜ」 レーラビは2Pコントローラのマイクに問い詰める。 [レイルレーラヒ゛あなたを はかいする こと それか゛わたしの うけた にんむ こんと゛こそは・・・] 「任務ぜ...まさか、"あの時"の?」 "カセットさま"は、一万年前の任務に未だ縛られていた。 『しかし!カセットさま...もう我々が戦う理由など無い筈!』 [とめないて゛くた゛さい。 ...わたしは たたかうために つくられた ...
  • 第55話「別離」
    これまでのあらすじ レイル・レーラビとは、「記憶を失った古代の英雄セイル・ライラビット」と、「代替の使者Vermicelliの破片」が混ざり合い競合することにより生じた第三の人格だった。 肉体を失い、精神を切り離され、その果てに… ストーリー:リターン・デイズ 第55話「別離」 『ぜぜぜ…聴こえるのぜ?』 エクスマギア内の中継映像が一時的に停止し、ノイズ混じりのレーラビの声が聞こえ始めた…… 「レーラビくん!無事だったんだね…?」 『……アルカ、大事な話があるのだぜ』 「…どうしたの?レーラビくん」 『…今、君のレゾナンスギアにゲートの座標を送った。……生き残っている皆を連れて、そこから脱出するのだぜ』 ギアの座標データが自動的に更新され、液晶に表示される。 「…ねえ、レーラビくんはどうするの?」 『……………俺は、もう…...
  • 第36話「終わりを見た船②」
    これまでのあらすじ パラボロス・ポータルの先は、レギレイによって爆弾化された一万人のクローンアルカが襲いかかってくる地獄だった。 アルカ(オリジナル)とリグの助けにより事なきを得たが、それも時間稼ぎに過ぎない… アームヘッド・ストーリー リターン・デイズ 第36話「終わりを見た船②」 「…やあ、待っていたよ」 少し進むと…紫髪の少女"レギ"が待ち構えていた。 「だっがっあっ貴方は…!」 かつての自分を操っていた者と再会してしまったレーリレイが恐怖する! 「レーリレイ…もうぼくにレギュレーターの権限は無い、安心していいよ」 「…レギ!少し前にレレラが襲ってきた…何かしたのぜ!?」 安堵するレーリレイをよそに、レーラビはレギを持ち上げ揺らす! 「…ぼくはレレラには何もしていないよ、ただ、"人間を生き返らせる手段&qu...
  • 第26話「逆襲レーリレイ②」
    これまでのあらすじ レイルの宿敵レーリレイの操るシビルヘッド・クーリーローチの猛攻により、アルカのツヴァイヘンダーは大きなダメージを受けながらも、何とか撃破寸前にまで追い込む。 だがその時、レーリレイの"回路"が発動した...! ストーリー カウンター・アタック 第26話「逆襲レーリレイ②」 ...ツヴァイによるホーン刀刺突! だが、ツヴァイの左手を繋ぐ氷が"偶然"このタイミングで砕けてしまった為、ローチの前部コクピット隔壁を破壊しただけに留まる! 「そ、そんな」 千切れた左手がホーン刀を持ったまま落下してゆく。 2機の戦闘兵器は組み合ったまま空中で静止する! 「うぐ...げほっ、まだ、やれる...」 体が凍り付くような、見覚えのある感覚、融合現象の前触れ。 今機体を停止させれば融合は抑えられる、だがあ...
  • 第02話「雪原のレイル・レーラビ②」
    これまでのあらすじ 昔どこかで聞いたおとぎ話。 眠りの呪いにかかったお姫様が、その呪いを利用して遠い未来の王子様に会いに行くっていうお話。 ...え?どうしたのレーラビくん、何か違う? アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第02話「雪原のレイル・レーラビ②」 局地的氷雪地帯、最奥地。 ...そこには、樹木やビルがそのまま氷漬けになっている奇妙な光景が広がっていた。 看板にこびり付いた氷を手で払うと、"Messer"の刻印が現れる。 「...また、ここなのぜ」 レーラビは、少女アルカに「いずれ、俺たち"兄弟"が会う日が来るぜ」とだけ伝えて人間の街まで送ってやった。 「アルカ、ぜ」 ...優しい彼女なら、それまで人間として生きていけるはず、そう信じて。 ーーーーー ...凍った...
  • 第03話「追手レーリレイ」
    これまでのあらすじ 家出少年パイロットのアルカと取得物イソーローのレイル。 彼らの元に謎の着信が... ストーリー カウンター・アタック 第3話「追手レーリレイ」 着信。 「はい、アルカ・クライアですけど...あ、はい。解りました...レーラビくん、レーリレイっていう人から...」 「ぜぜ...レーリレイ....!」 『3日と21時間14分振りだな、レイルレーラビ。』 冷徹さを感じさせる男の声。 「お前たちとはもう縁を切った筈だぜ...一体何の用だぜ」 『...これが最終通告だ。我々の所へ戻って来いレイルレーラビ。』 「.....せっかくだが断るぜ」 『そうか、ただの人間に飼い慣らされ目的すら忘れたか...ならばーーー』 通話が切れた。 レイルは複雑な面持ちで何か考えているようだ。 「レーラビくん、どうかしたの?」 「...
  • 第38話「禁断のXドライブ」
    これまでのあらすじ 惑星及び宇宙救済プラン「カウンターアタック計画」は、この世界のソースコードに干渉する危険な賭けだった。 その代償として生み出された深刻なバグ…「レゾナンスギア」と、それに対する能力を持つ「オブシギア」が、再び激突する。 アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第38話「禁断のXドライブ」 『レゾナンスギアを渡すのですわーー!!』 デュアレイドの片腕が木の枝めいて伸び、襲い掛かる! 「くっ!!」 隻腕のクアドレイは敵の攻撃に生じた一瞬の隙間に飛び込み、間一髪で回避! 「この距離、どう詰めるぜ!?」 「このデータを使う」 「ぜぜ、これは…」 インストールされた新たなアームヘッド…《Messiah/06》! ナイト・メア・メシアとレジスタのキメラ機体…パッチワーク・LRのデータだ!! 「アザー…クアドレイ・アザーホイール...
  • 第02話「取得物レイルレーラビ」
    ぜんかいのあらすじ 家出少年パイロットのアルカは、帰り道のジャンクヤードで行き倒れの赤髪の男を発見した。 ストーリー カウンター・アタック 第2話「取得物レイルレーラビ」 アルカの借家。 赤髪の男は"レイル・レーラビ"という名で、アルカと同じく孤独な身であるそうだ。 「ぜぜ...助かったぜ。危うく廃品回収の対象になる所だったぜ」 「そ、そうなんだ...」 廃品回収...? 「...そういえばレーラビくんは何処から来たの?」 「俺か、俺は北の方からひたすらここまで...逃げて来たんだぜ」 「ここまで...逃げて?」 「...やっぱり逃げるのは恥ずかしい事なのぜ?」 「.....そんな事はないと思うよ。...僕も、逃げて来たんだ。家族から。」 そうだ。僕は逃げて来たんだ。 あの日、お父さんとお母さんとお姉ち...
  • 第39話「禁断のXドライブ②」
    ぜんかいのあらすじ 4つのアームヘッドのデータを集め、ついにパーフェクト・クアドレイが完成するが、レイル・レーラビはその瞬間に意識を失い古代ヘブンの「誰か」の記憶にアクセスしてしまう。 名も無き氷の剣を借り、文明崩壊の危機に立ち向かう青い髪の男の正体とは…? アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第39話「禁断のXドライブ②」 生命を蝕む紫の霧を剣で払い、赤い森を進むと銀色の池。 その水面に浮かぶ巨大なオブシディアンの結晶から、紫の霧が発生しているようだ。 「原因はこれか…」 結晶を破壊するべく、銀色の池に近づく男…だが! 『?????』「!!」 奇怪な言語と共に、水底から飛び出す謎の生命体!! おお見よ!皮膜の無い小麦色の紐状繊維が無数に絡まったその体が、ズルズルと何かを啜るような音を立てながらスープをくぐり光沢を纏い宙を舞...
  • 第53話「ターニング・ポイント②」
    これまでのあらすじ アルカとレーラビを守る《クアドレイ》が砕け散り、セイル・ライラビットのファントム《LLLL(クアドエル)》が顕現した。 ……もう、後戻りは出来ない。 ストーリー:リターン・デイズ 第53話「ターニング・ポイント②」 01010101010101 …電脳空間からログアウトさせられたアルカは、現実世界…ファクトリーのコンピュータールームに転送されていた。 「レーラビくん…」 無数に設置されたモニターには、対峙する顔の欠けた輝く巨人と帽子を被ったアームヘッド。 「…アルカ、戻って来たんだね」 後ろから声を掛けられる。振り向くとリグとハリッコが居た。 「リグ、ハリッコさん…他の皆は…」 二人は黙り込む、アルカもそれ以上は質問できなかった。 10101010101110 「…俺を複製し、無数の生命を複製し、...
  • 第49話「レプリカの宇宙②」
    これまでのあらすじ レギレイの持つエクスマギア内部に保存されている、レプリカのヘブンに転送されたレーラビ達。 無数に召喚され、雪崩のように襲い掛かってくる電脳ファントム軍団との戦いの先にあるものとは…? ストーリー:リターン・デイズ 第49話「レプリカの宇宙②」 戦闘開始から、約一時間… 四機のアームヘッドの足元には無数の¬R達の残骸が絨毯のように敷き詰められており、既に地表が見えなくなっている。 『最後の一機、このまま破壊してレギレイとエクスマギアもまとめて破壊だぜ!』 「待ってレーラビくん、あの一機、何か様子が…」 最後の¬Rは棒立ちのまま、一瞬色が反転したり身体を高速痙攣させている!不気味…! 『…あの個体、数値が読めない』 「どういうことだぜレギ」 『そうか、これまでの連戦は先兵を使った選別プロセス、つまりあの最後の一機は…』...
  • 第65話「鋼のハート⑤」
    ぜんかいのあらすじ 古代の英雄は、ただ運命を狂わされただけの一人の男に倒された。 そして、運命のミコは代替の悪魔と相打ち…その生命の鼓動を失った。 長き戦い決着が付く、そして…… 「……お、俺は、終わるのか…世界を護れず、こんな所で…」 追憶剣レゾナンスが砕け、崩壊したLLLLの中で、レイルの姿をしたセイルが呟く。 「駄目だ…世界を護らねば、人類を…アルカを救えない…ぜ」 『そうだ、ただの死者であるお前一人では救えない』 オーバンの声と共にLLLLの残骸が取り除かれ、塗装が剥がれ真っ黒になったゼルジギオンの顔が覗き込む。 『…だが、主人公レイル・レーラビならば、救える筈だ』 「レイル・レーラビ…?」 『何故俺様が奴に勝てないのか、研究を重ねた結果…ある結論に辿り着いたのだ』 機体を降りたオーバンは、残骸の上で倒れているセイルに手を差し伸べる…...
  • 第56話「取り戻しの旅」
    アルカ・クライア 本作の主人公。 ファクトリーとの決戦から数年。 あるアームヘッドとの調和が切れ、止まっていた彼の時間は再び動き出した。 アルカ・クラララ・リグ アルカ・クライアのクローンファントムだが、性別は女性。 互いの存在をかけた決闘の末、オリジナルと和解。行動を共にする仲間となった。 これまでのあらすじ 追憶剣レゾナンスで自らを貫いたレイル・レーラビは、全てを思い出し「古代の英雄セイル・ライラビット」と「代替の使者Vermicelli」の二者に剥離…終わりの無い戦いが始まってしまった。 そして、消滅寸前のポータルを通過し、ネクストエイジのヘブンに帰還したアルカ・クライア達は……… アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第56話「取り戻しの旅」 アザーフォビアから最も近い、人類の生存可能領域… 谷底に突き刺さっ...
  • 第58話「取り戻しの旅③」
    これまでのあらすじ セントラルニューメッサーシティ地下で眠っていたかつての仲間《オーバン・ガッポ》は、後天性アームヘッド化人類「アームへッ人」と化していた。 …そう、彼等の物語はあの時点で既に狂っており、既に原形など留めていなかったのだ。 アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第58話「取り戻しの旅③」 旅の協力を申し出た雷電のオーバーンは、何かを思い出したようにアルカの方を見る。 『そうだ、あいつを連れ戻す方法…一つ思いついたぞ』 「………本当ですか!?」 『ああ…宇宙船を使う』 「宇宙船…?」 『コールド・スリープ機能を搭載した宇宙船だ。それでヘブンの崩壊を待ち…ファクトリーに直接殴り込んでやるのさ』 彼の提案は、単純かつ確実だったが、あまりにも無謀な片道切符だった… 『俺達は、時を超えられない。だからこの方法でや...
  • 第07話「キリキリ・レイ・ラグラグ・リリリリリ②」
    ぜんかいのあらすじ 謎の工場《ファクトリー》で大量生産されていた無数の《キリキリレイラグラグリリリリリ》は、選別プロセスにより全て破壊される事となった。 だが、その中で奇跡的に生き残った二人は何かの《候補者》として回収されたのだった。 アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第07話「キリキリ・レイ・ラグラグ・リリリリリ②」 ...一方その頃、旅を続けるアルカとレーラビは、遺跡と化した市街地に到着していた。 「...僕達、本当に未来の世界に来ちゃったんだね」 倒壊を免れた高層ビル群は植物に寄生されており、人間の気配を感じられない。 「デベロッパーやレインディアーズのみんなとも、もう会えないのかな」 アルカは寂しそうに風化した道路標識を眺めながら呟く。 「ぜぜ...アルカ...」 レーラビは心配そうにアルカの顔を覗き込む。 「......
  • 第16話「不良ダークサイド③」
    これまでのあらすじ アルカが殿様先輩に攫われた。 殿様先輩を倒そうとしたレイルだが、プロトデルミス製の畳で撃退されてしまう。 明日の昼までに殿様先輩の配下に加わらなければアルカがどうなるか分からない。 そして現れた不良忍者ケンゾウの目的とは...? ストーリー カウンター・アタック 第16話「不良ダークサイド③」 レイルはツヴァイに搭乗し、約束通り採石場に到着する。 『答えは決まったでおじゃるな?』 床でくつろぐようなポーズで浮遊するトノサマシュランゲの横で、凄い筋肉のボマーレーヴェが腕組みし控える。 『ぜぜ、お前らの言う事を聞くぜ...だが、一つ条件があるぜ』 『何でおじゃるか?』 ツヴァイは起動していない左側のアームホーンを取り外し構える。 『俺が従うに相応しい相手か、試させてもらうぜ』 『ほっほっほ...よろしい、重爆撃機先輩、任せ...
  • 第21話「調和レゾナンス③」
    これまでのあらすじ 共振装置レゾナンスギアが二人に見せた光景は、それぞれの過去の記憶だった。 アルカの家族の異変、レイルと兄弟の謎、メッサー本社の闇。 多くの人とモノを巻き込みつつ、本社との決戦の日は近づいていく....。 ストーリー カウンター・アタック 第21話「調和レゾナンス③」 ーーー ...ツヴァイの調整を終え、いよいよ作戦開始を明日に控えた夜。 デベロッパー寮の屋上...御蓮の冬は寒く、二人の息は白い。 「...いよいよ、明日だぜ」 「...うん。」 「君は...怖くないのぜ?」 「...僕は、やっぱり怖い。本当は僕と家族の問題なのに...結果的にみんなを巻き込んで、利用してしまっているんだ。」 アルカは正直に自分の心境を話した。 「いや違うぜ、皆...偶然目的が同じだから協力しているだけだぜ」 「アルカ、君は優しい...
  • 第22話「帰国エクスプレス」
    これまでのあらすじ レゾナンスギアの副作用で互いの過去を知り、さらに絆を深めたアルカとレイル。 そして、ついに本社の決戦の日が訪れ、緊迫した雰囲気がデベロッパー内に流れ始めたが...? ストーリー カウンター・アタック 第22話「帰国エクスプレス」 デベロッパーの臨時ハンガー横の港に、長大な百足の様な形状の多脚アームヘッドが浮かんでいる。 「さあいよいよ決行の日だ...本社への移動はこの"タウゼントフューサー"を用いる」 既に機体上部に、各アームヘッドが搭載されている。 正式名称、本土攻略戦要片道切符兵器・鬼百足改・タウゼントフューサー。 第一次ギガントマキア末期に生産された特殊機体を改修したものであり、"短期間でのアームヘッドの大陸間輸送"をコンセプトにした機体である。 ...出発前の準備中...
  • 第28話「呪詛の根源へ③」
    これまでのあらすじ レレラとハリッコの操る《デュアレイド》に《アンデッドバスター》のデータを奪われながらも、遂にファクトリーへ到着した二人。 不安を覚えるアルカ、焦るレーラビ… 近付く旅の終わり、そこで待つものとは…? アームヘッド・ストーリー リターン・デイズ 第28話「呪詛の根源へ③」 レーラビは導かれるままゲートを開き…アザーフォビア内部施設"ファクトリー"へと辿り着いた。 「…ここまで、本当に長かったぜ」 壁や床は無造作に配置された配管で埋め尽くされており、常に何かを切削する機械の駆動音が響いている。 「待ってよレーラビくん!」 「すまないぜ、何かに呼ばれたような気がしたのだぜ…」 追いつくアルカ、虚空を見つめるレーラビ… 「気を取り直して先へ進むぜ」 「…うん」 二人は一本道を進み…壁に寄りかかった白...
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