しんにくやよんごうてん内検索 / 「第31話「呪詛の根源へ⑥」」で検索した結果

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  • 第31話「呪詛の根源へ⑥」
    ...リターン・デイズ 第31話「呪詛の根源へ⑥」 ファクトリーの兵器"パラボロス"…輪のような形状のボディを持つ多脚アームヘッドが二人の前に立ちはだかる! 「まるでドーナツだぜ」 レーラビは大型ライフルを構える! 「気をつけて…あいつ、瞬間移動したように見えた!」 『グオオオ…シネ』 パラボロスは身体をくねらせ、自らのボディの輪をくぐり…姿を消した! 「ぜぜ!」「うしろ!」「ぜ!」 レーラビはその合図で背後に射撃! 金属音と共に巨体が吹き飛ぶ!! 「こいつ…胴体にワームホールを飼ってやがるのぜ」 「思ったより弱かったね…これからどうするの?」 「俺が先に行ってレーリレイを連れ戻してくる…すぐ戻るぜ」 横たわりピクピクしているパラボロスの胴体を持ち上げ、レーラビは何処かへ転送される… ◎NA Otherpho...
  • 第30話「呪詛の根源へ⑤」
    ... …次回、第31話「呪詛の根源へ⑥」へ続く。 次の話へ もどる
  • 第29話「呪詛の根源へ④」
    これまでのあらすじ 紫の肌に緑の髪の男、8番目の尖兵バルバルの体に蓄積された毒を受け、ダメージを受けるレーラビ。 そして、一人になったアルカの前に現れた9番目の尖兵ゼロノヤマ。 この危機的状況に、二人は…? アームヘッド・ストーリー リターン・デイズ 第29話「呪詛の根源へ④」 「なっ…もう一人居たのぜ!?アルカ逃げ…」 背後に気を取られるレーラビ!すかさずバルバルの毒手突き!! 「全身紫色になって死ね!」 躱し切れず直撃!毒を注入される!! 「ぜ!しまっ…うぐ」 そのまま全身が麻痺して倒れる! 「レーラビくん!…んんっ!」 身動きが取れなくなったレーラビの目の前で、アルカがゼロノヤマに捕らえられる! 「ヒヒヒ…ゼロノヤマ、まだ殺すなよ…じっくりと痛めつけてから殺るんだ」 「や、止めるのだぜ…目的は俺だけのはずだぜ…」 「そう...
  • 第26話「呪詛の根源へ」
    これまでのあらすじ アルカ・クライアは、自分の複製体であるアルカ・クラララ・リグに出会い、ファクトリーと尖兵の真実、自らの行動の代償を知らされる。 だが、最早後戻りは出来ない。 呪詛の根源アザーフォビアはもうすぐそこに… アームヘッド・ストーリー リターン・デイズ 第26話「呪詛の根源へ」 …朽ち果てたフェンスの向こう、壊れた金属柱が立ち並ぶ荒野を抜け…ついに二人は、旅の終着点"アザーフォビア"に到達した。 「…ねえ、レーラビくん」 「どうしたぜ?アルカ」 ひどく風化したゲートの前で、二人は立ち止まる。 「あのさ…レーラビくんは、レーラビくんのオリジナルの事…どう思ってる?」 レイル・レーラビは少し間を置いて、その問いに答え始めた… 「…セイル・ライラビット…結局その名前しか思い出せなかったぜ」 「運命...
  • 第28話「呪詛の根源へ③」
    これまでのあらすじ レレラとハリッコの操る《デュアレイド》に《アンデッドバスター》のデータを奪われながらも、遂にファクトリーへ到着した二人。 不安を覚えるアルカ、焦るレーラビ… 近付く旅の終わり、そこで待つものとは…? アームヘッド・ストーリー リターン・デイズ 第28話「呪詛の根源へ③」 レーラビは導かれるままゲートを開き…アザーフォビア内部施設"ファクトリー"へと辿り着いた。 「…ここまで、本当に長かったぜ」 壁や床は無造作に配置された配管で埋め尽くされており、常に何かを切削する機械の駆動音が響いている。 「待ってよレーラビくん!」 「すまないぜ、何かに呼ばれたような気がしたのだぜ…」 追いつくアルカ、虚空を見つめるレーラビ… 「気を取り直して先へ進むぜ」 「…うん」 二人は一本道を進み…壁に寄りかかった白...
  • 第27話「呪詛の根源へ②」
    これまでのあらすじ レレラが奪ったオブシギアにより、かつてデベロッパーの仲間だった《ハリッコ・ハリヤーマン》が蘇った。 彼女の欠落した記憶を復元するべく、アームヘッド《デュアレイド》は顕現し、アルカとレーラビに襲いかかる…! アームヘッド・ストーリー リターン・デイズ 第27話「呪詛の根源へ②」 ーーー 黒い粒子の渦はやがて霧散し…そこから白い髪と黒い鉱石の身体を持つ女性型アームヘッド《デュアレイド》が現れる! それと同時に光が集まり《クアドレイ》が顕現! 「ナノ・アームヘッドは機体を腐食させる、ここは移動しつつ戦うぜ!」 クアドレイは粒子推進力による移動を開始し、深部へと続く通路へ入り込む! 対するデュアレイドも、脚部を半液状化させ追跡! 青い光のラインが走るトンネル内部! 走行中のクアドレイは素早く振り向き、小型の板状バリ...
  • ストーリー:リターン・デイズ
    ...呪詛の根源へ⑤」 第31話「呪詛の根源へ⑥」 第32話「選別そしてパッチワーク」 第33話「選別そしてパッチワーク②」 第34話「選別そしてパッチワーク③」 第35話「終わりを見た船」 第36話「終わりを見た船②」 第37話「終わりを見た船③」 第38話「禁断のXドライブ」 第39話「禁断のXドライブ②」 第40話「禁断のXドライブ③」 第41話「禁断のXドライブ④」 第42話「救世計画リターン・デイズ」 第43話「救世計画リターン・デイズ②」 第44話「救世計画リターン・デイズ③」 第45話「救世計画リターン・デイズ④」 第46話「救世計画リターン・デイズ⑤」 第47話「救世計画リターン・デイズ⑥」 第48話「レプリカの宇宙」 第49話「レプリカの宇宙②」 第50話「レプリカの宇宙③」 第51話「レプリカの宇宙...
  • 第25話「アルカとアルカ②」
    これまでのあらすじ アンデッドバスターの反動で体力を消耗したレーラビに代わり、食料調達に出たアルカ・クライア。 その道中、アルカの複製ファントム《アルカ・クラララ・リグ》に遭遇。 レーラビ達ファクトリーの尖兵の真実、自らの罪を突きつけられ、彼は... アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第25話「アルカとアルカ②」 「げほ...げほ...うう......っ....」 ベッドの上で咳き込むアルカの首には、強い力で締め上げられた痕が残っていた。 (...こいつはボクだ、感情を持っちゃ駄目だ) 見下ろすアルカは妙な罪悪感と背徳感を覚える。 「ごめん...なさ....げほっ」 (...謝らないでよ、これじゃボクが、八つ当たりしたみたいじゃん) 「もう、何も解らないよ...僕、どうしたらいいの?教えてよ....」 (.....違う!ボクは.....
  • 第31話「赫赫カウンターアタック」
    これまでのあらすじ 名も無きトーアに取り込まれたアルカを救出するべく、回路の協力でレギの支配を逃れたレイルと、ドルザルガンを完成させた雷電のオーバーンは共同戦線を貼る事になった。 これは、運命への反撃の物語... ストーリー カウンター・アタック 第31話「赫赫カウンターアタック」 ツヴァイヘンダーが襲ってきた! 無数の氷の結晶が取り付き、リミッターの外れたマルチシューターから攻性テトラダイ刀を生成!刀身に触れた柱が次々と切断されてゆく! 『気をつけるぜ!あれは普通の暴走アームヘッドじゃないぜ!』 アーキデルタはグレネード残弾を全て叩き込む! ツヴァイは片手を翳しグレネードを全て凍結させ、光の剣を振り下ろす! 『これはどうだぜ!』 凍結したグレネードを蹴り攻性テトラダイ刀にぶつけ、爆発させる! 氷が溶け蒸気が発生する! 蒸気を...
  • ストーリー:カウンター・アタック
    第01話「夕暮れジャンクヤード」 第02話「取得物レイルレーラビ」 第03話「追手レーリレイ」 第04話「追手レーリレイ②」 第05話「波乱デベロッパー」 第06話「雷電オーバーン」 第07話「雷電オーバーン②」 第08話「雷電オーバーン③」 第09話「家族レストレーション」 第10話「逃避行ドーナッツ」 第11話「後悔バケーション」 第12話「後悔バケーション②」 第13話「後悔バケーション③」 第14話「不良ダークサイド」 第15話「不良ダークサイド②」 第16話「不良ダークサイド③」 第17話「不良ダークサイド④」 第18話「不良ダークサイド⑤」 第19話「調和レゾナンス」 第20話「調和レゾナンス②」 第21話「調和レゾナンス③」 第22話「帰国エクスプレス」 第23話「帰国エク...
  • 第30話「凍結システムアルカ②」
    これまでのあらすじ レギは、コアに封じられた邪悪な意思"名も無きトーア"を葬る為に、アルカとレイルを戦わせようとしていた。 "名も無きトーア"は不利な状態にも関わらず、強力な調和能力を発揮。 だが、凍結される寸前にツヴァイは停止した。 これは、悲劇のストーリー? ストーリー カウンター・アタック 第30話「凍結システムアルカ②」 (レーラビくん...僕を、殺して) アルカ・クライアの意思でツヴァイヘンダーは停止した。 『そうだ、それで良い...やるのだレイルレーラビ』 そして、レイル・レーラビはコクピットごとアーキデルタのアームホーンで... レイルの帽子、金のパーツから火花! 「嫌だぜ!」嫌だぜ アームキル動作を止め、バックステップでツヴァイから一度離れる! 『アルカ...俺は君を助けるぜ!』 ...
  • 第11話「群れの襲撃」
    ブロッカー LID-OGU-02 "キャリアー"の量産型ドローン・アームヘッド。手足を格納する休眠形態から敵機を感知すると一斉に動き出し群れで行動する。腕部クロー、隠し頭による咬撃、ウイルス生体ロケットを装備。 【ぜんかいのあらすじ】 バテラとアオヤギは戦いの果てに和解し、彼らは電柱と電線の樹海に覆われた中間二層に到達。 そこで待ち受けていたキャリアーは新種のドローン「ブロッカー」を起動。群れの襲撃が始まる…! パーフェクト・クライムアップ 第11話「群れの襲撃」 キャリアーの送った信号に反応し、巣穴から白い箱のような物体…ブロッカーが次々と転がって来る! 『ブロッカー、変形せよ!』 一斉に変形を始め、手足を備えた形態へと移行! 『グボジャアアア』『アギョオオオ』 変形した30機程のブロッカーは電子奇...
  • 第61話「鋼のハート」
    これまでのあらすじ アルカ達を乗せたツヴァイヘンダードライは、エクスマギア内部…レプリカの宇宙へと突入。 終わりなき戦いを続けるセイル・ライラビットとVermicelliの元に降り立った彼等が選んだ"答え"とは……? アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第61話「鋼のハート」 「助けに?…代替者は危険だ、やつと戦うのは俺一人でいい」 『…セイル・ライラビット、僕は貴方を助けに来た訳じゃない』 「…なに?」「ぜぜ?」 『僕は…僕達は、貴方達を両方倒します』 ツヴァイヘンダードライの狭いコクピットから、アルカ・リグ・ハリッコ・オーバンの4人が現れる。 「ぜぜぜ…」「君達は…」 そして、雷電のオーバーンは黄金のゴレン・ブレードを抜き、立ち尽くすセイルに斬り掛かる! 『俺様と勝負しろ…勝ち逃げは許さんぞ!』 「く...
  • 第41話「禁断のXドライブ④」
    ぜんかいのあらすじ 不滅のRR(デュアレイド)との戦いで、レイル・レーラビは前世の記憶を思い出し、クアドレイはLLLL(クアドエル)に変化…そして"ぜ"を喪失した。 アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第41話「禁断のXドライブ④」 「うーん」 アルカが目を覚ますと、近くにはリグとレーリレイ。 「オリジナル!気がついたんだね」 「…あれ?レーラビくんは何処?」 レーリレイが指をさす…その先では激闘を繰り広げるLLLLとRR。 「あの機体が顕現するのと同時に、君は"排出"されたのだが」 アルカはただ、それを見ていることしか出来なかった。 ーーー 『でーすーわー…』 何度倒しても復活して襲い掛かってくるRR! 『やはり通常攻撃では無理か』 LLLLのバックパックが開き、そこから取...
  • 第01話「頭上の蓋」
    ◎単語解説◎ 【ガフ】 惑星ヘブン地表で人間が生活できなくなった時代。 新エネルギー「ヘブンズレイ」を効率的に運用する為に建造された地下複合都市群の名称。 【リド】 地下複合都市「ガフ」内部に存在する区画の一つ。 政府の施設や他区画との連絡トンネルを保有する「上層」と、 外界との通路を完全に遮断された「下層」に分かれている。 【天井破り】 リド下層住民が、封鎖されている上層へと強行突入する行為。 上層へと繋がるエレベーターは政府軍により厳重に防衛されており、非常に困難で未だ達成できた者はいない。 ◎キャラ解説◎ 【バテラ・サアバス】 主人公。「リド」下層の住人の一人。 機械のように正確なアームヘッド戦闘センスを持つが、その経歴は謎に包まれている。 【アオヤギ・バッカスシエル】 リド内企業の面接中に同区画が閉鎖され、スーツ...
  • 第21話「調和レゾナンス③」
    これまでのあらすじ 共振装置レゾナンスギアが二人に見せた光景は、それぞれの過去の記憶だった。 アルカの家族の異変、レイルと兄弟の謎、メッサー本社の闇。 多くの人とモノを巻き込みつつ、本社との決戦の日は近づいていく....。 ストーリー カウンター・アタック 第21話「調和レゾナンス③」 ーーー ...ツヴァイの調整を終え、いよいよ作戦開始を明日に控えた夜。 デベロッパー寮の屋上...御蓮の冬は寒く、二人の息は白い。 「...いよいよ、明日だぜ」 「...うん。」 「君は...怖くないのぜ?」 「...僕は、やっぱり怖い。本当は僕と家族の問題なのに...結果的にみんなを巻き込んで、利用してしまっているんだ。」 アルカは正直に自分の心境を話した。 「いや違うぜ、皆...偶然目的が同じだから協力しているだけだぜ」 「アルカ、君は優しい...
  • 第51話「レプリカの宇宙④」
    これまでのあらすじ ジ・アーセナルの複製能力により、既に倒した筈のファクトリーのアームヘッド達が復活した。 戦力を分散しながらもアルカとレーラビはレギレイを追いつめ、パーフェクト・クアドレイの力で決着を付けようとするが……? ストーリー:リターン・デイズ 第51話「レプリカの宇宙④」 パーフェクト・クアドレイは壁際まで後退したジ・アーセナルに対し、攻性粒子魚雷・フィジカル弾・火炎弾・ブレード光波を連射!! 『…レギレイ!決着だぜ!!』 更に追撃をかけるべく、機体を爆炎の中に突入させる!! 真っ赤な炎の中で、黒い二機のアームヘッドの影がぶつかり合う! 『狂ったコンピューターの命令にただ従うだけで、お前は何もおかしいとは思わなかったのぜ!?』 振り下ろされるハンマーをスライエッジとアンデッドバスターで受け止める!! 『…全ては全人類種の延命...
  • 第21話「ようこそ死者の街③」
    これまでのあらすじ 地上を闊歩する無数のゾンビアームヘッドの元凶は、古代アプルーエ甲冑の男《ラギレス・リム・ギルギム・リアリー》だった。 ファクトリーの刺客である彼の持つ謎の端末《オブシギア》の能力とは...? アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第21話「ようこそ死者の街③」 甲冑の男、ラギレスは手に持ったギアから黒い粒子を散布し始めた... 『出でよ...我が不死の軍隊』 すると地面がボコボコと盛り上がり、複数の動く死体が這い上がって来る! 「うわ!ヒトゾンビだぜ!」 両手を前に突き出したあのポーズで襲いかかるゾンビ軍団! 「アルカ、オエッてなるから君は目を閉じているのだぜ!」 地下通路の中心にレーラビが立ちゾンビ迎え撃つ! 「レーラビくん!」 大型ライフルを棒術の要領で振り回し、次々とゾンビを殴り倒してゆく! 「く、...
  • 第11話「後悔バケーション」
    これまでのあらすじ 新たな仲間、雷電のオーバーンを加えたデベロッパー。 切り札"ツヴァイヘンダー"の最終調整は完了し、メッサー本社への反抗作戦決行は一ヶ月後に決定された。 家出少年パイロットのアルカと野良アームヘッドのレイル。 二人の逃亡者はどこへ向かうのか... ストーリー カウンター・アタック 第11話「後悔バケーション」 デベロッパー事務室。 コーバンが職員達にスピーチを行う。 「例の日はいよいよ一ヶ月後だ。 準備は入念に行わねばならん。 我々デベロッパー職員はこれより総員をもって...」 「...御蓮に慰安旅行に出る。」 新しい機体の開発が行われるのかと意気込んでいた技術者達がどよめく。コーバンは咳払いする。 「というのは建前で...本当の目的は、御蓮の技術者に製作を依頼した"重要なパーツ&qu...
  • 第11話「勅命合体ドルザエル」
    これまでのあらすじ 旧世代から技術と設備を受け継いだ人間の街《セントラルニューメッサーシティ》。 この物語は、同都市に存在するエネルギー・プラントを狙う悪の《ダークヘッド帝国》と、人類を守る《ドルザーユニット》の戦いの物語である...? アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第11話「勅命合体ドルザエル」 『ハハハ苦しめ!愚かな人間ども!』『ギギッ』 夜のセントラルニューメッサーシティのビル街は、ダークヘッド帝国のファントムの襲撃によりパニックに陥っていた! 「そこまでだ!」『...ギ?』 ビルの屋上に立つ、派手なヘルメットを被った生身の人間! 「ダークヘッド帝国...お前達の悪事はこの俺様がいる限り許さん!とうっ!」 そのまま飛び降りる生身の人間! 『お...お前はまさか!』 生身の人間が飛び降りた先には黄色いアーム...
  • 第01話「雪原のレイル・レーラビ」
    .....時間座標再計測開始.........NextAge. | これまでのあらすじ 僕達は力を合わせ運命から逃げ切った。 でも、それは来るべき結果を後回しにしているだけであって、結局その時は来てしまったんだ。 レーラビくん、今は何処にいるの...? 惑星ヘブンから13の光が飛び立ち、ヒトとアームヘッドの時代は一旦終わりを告げた。 それから遥かな時が流れ、かつてあった繁栄と戦乱が浄化された後の時代。 ...ネクストエイジと呼ばれた、最後の時代。 ーーーーー 局地的氷雪地帯、人間の生存可能領域から少し離れた場所。 『...今すぐ当機のパイロットに志願して下さい、これは大変喜ばしいことです』 無感情な合成音声による勧告が提示される。 「ま、待って下さい...」 ピンク色の髪の少女が怯えながらそう答える。 『了解、貴方のパイロ...
  • 第01話「夕暮れジャンクヤード」
    僕はアルカといいます。 家出しました。 いろいろあって今はアームヘッド・デベロッパー(アームヘッドを開発する所)のパイロットをやっています。 これも全て、あの日何があったかを知る為... ストーリー カウンター・アタック 第1話「夕暮れジャンクヤード」 『...ターゲットは、対アームヘッド砲台と陸戦型アームヘッド。 ...相手は無人機とは言え実弾を使用してるわ。油断しないでね』 オペレーター、ハリッコさんの説明を聞きつつ、僕に任せられた機体"ツヴァイヘンダー"の起動を行う。 『このテストを無事終えれば君は晴れてその機体..."ツヴァイ"のパイロットだ、期待しているよ。』 風邪を引いた子供の様な声でコーバン部長がハードルを上げる。緊張する。 動力、センサー、同調。全起動シーケンス完了。 カタ...
  • パーフェクト・クライムアップ
    パーフェクト・クライムアップ NTN3000年代。 地表の寒冷化と、地底の新エネルギー「ヘブンズレイ」の発見により、人々が地下複合都市「ガフ」に移住した時代。 そのガフの一地区「リド」がこの物語の舞台となる… 第01話「頭上の蓋」 第02話「天井破り」 第03話「中間三層」 第04話「支配者、キャリアー」 第05話「リド症候群」 第06話「絶食の病」 第07話「空飛ぶ屑鉄」 第08話「白き毒蠍」 第09話「リドの秘密」 第10話「友とのバトル」 第11話「群れの襲撃」 第12話「溶鉱炉の悪魔」 第13話「上層の剣士」 第14話「リド最後の砦」 第15話「トロ・マックロードの決断」 第16話「感染封鎖都市リド」 第17話「最高責任者代理」 第18話「異なる世界へ」(まだ) もどる
  • 第20話「調和レゾナンス②」
    これまでのあらすじ レゾナンスギアを介し、レイルとアルカは二人でのツヴァイヘンダー起動に成功した。 だが、そこで不可思議な幻覚...いや、過去の記憶が同期データとして流れ込んでくる。 二人の過去と因縁とは...? ストーリー カウンター・アタック 第20話「調和レゾナンス②」 ...夜、雨が強くなり、微かに雷の音が聞こえ始める。 霞んでよく見えないが、アルカはメッサー本社ビルの前に到着したようだ。 「あ、みんな、こんな所にいたんだ」 入り口近くに三つの人影、服装から察するにアルカの家族だろうか...? 「ねえ、こんな所にいたら風邪引いちゃうよ、早く帰ろうよ.....?」 おかしい。 なぜこんな大雨の中で傘もささずに立っていたのだろう? 「ああ、アルカじゃないか、うっかり傘を忘れてしまったよハハハ」 「ええ、うっかりだったわアハハ」...
  • 第20話「ようこそ死者の街②」
    これまでのあらすじ 倒しても倒しても再生・増殖するゾンビアームヘッド軍団。 クアドレイ・スライエッジの力をもってしても決着がつけられないアルカとレーラビを救った者は、ファクトリーのファントム《レレラ》...そして、破壊されたはずの《レギ》だった。 アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第20話「ようこそ死者の街②」 「ぼくはスペア、レギュレーター02...今はレレラと一緒にファクトリーから逃げているんだ」 紫髪のファントム、レギは杖を両手で抱えている。 「そうだったのぜ...俺の所為なのぜ」 「いいんだ、ぼくとレレラで決めたことだから」 「レギさん...貴方が僕の家族にした事、今でも許せそうに無いです」 「うん、よく覚えてるよ...だからさ」 機械の杖をアルカに手渡すレギ。 「この杖ならぼくを壊せるから...かたき、うっていいよ」 ...
  • 第10話「逃避行ドーナッツ」
    これまでのあらすじ 謎の襲撃者、雷電のオーバーンの正体はコーバン部長の孫、オーバン・ガッポであった。 そして《メッサー本社を乗っ取り、"アームヘッド廃止計画"を阻止する》というデベロッパーの真の目的を知ったオーバンは、デベロッパーの仲間に加わった。 ストーリー カウンター・アタック 第10話「逃避行ドーナッツ」 デベロッパーの目的、メッサー本社への反抗。 これから約一ヶ月の"準備"を経て、その作戦は決行される。 あの日、メッサーに関わって変わってしまった僕の家族。 僕の家族に何があったかを知り、全てを元に戻させる為、僕はこれからもアームヘッドのパイロットとして戦わないといけない。 ...このまま戦い続ければ僕はもう駄目になってしまうかもしれない。 高すぎるアームヘッド適性とその代償、薄々気が付...
  • 第60話「マスター・キー」
    これまでのあらすじ ファクトリーへと向かうため、コールド・スリープ機能を利用しヘブン崩壊後の時代に到達したアルカ達。 特殊状況攻略アームヘッド《ツヴァイヘンダードライ》は、宇宙を駆け、旅の終着点へと向かう…! アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第60話「マスター・キー」 無数に降り注ぐ光線を、まるで未来を予知しているかのような動きで全て回避するツヴァイヘンダードライ! 『空間穿孔光線射出装置"マスターキー"を使え!』 「はい…撃ちます!」 トリガーを引くと、機体全体に聞いたことのない重低音が響き、銃口から"見えない何か"が射出される! 機体は反動で回転しながら後ろに吹き飛ぶが、スラスターで素早く姿勢を修正!! 見えない何かは、触れた物質を消滅させながら突き進み…やがて、ファクトリ...
  • 第40話「禁断のXドライブ③」
    ぜんかいのあらすじ レイル・レーラビのオリジナルは、古代ヘブンの英雄セイル・ライラビットだった。 彼の生前のビジョンを見たレーラビの意思は、更に別の場所へと転送され… アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第40話 「禁断のXドライブ③」 ーーーー ふと気がつくとレーラビは暗い宇宙のような空間に居た。 その背景では星の代わりに、無数に分岐するラインが走っている… 「…思い出したぜ、何もかも」 「レゾナンスギアは、記憶…アカシックレコードに接続する為の端末で」 先へ進み、浮遊する巨大なクリスタルの結晶に手を突っ込む。 「俺は、その機能を復元する為にデータを集めていた…」 …そして、結晶から"何か"を引き抜く! 「俺はレイル…セイル・ライラビット」 暗い空間がひび割れ、崩壊してゆく…!! ーーーー...
  • 第50話「レプリカの宇宙③」
    これまでのあらすじ 無数の¬R達を操るレギレイの真の目的は、選別されたレプリカントとライズギアを吸収し、より《最初の人》に近い存在へと進化する事だった……。 『さあ、選別を続けましょう…最後の一人になるまで』 ストーリー:リターン・デイズ 第50話「レプリカの宇宙③」 …無感情に、一定のペースを保ちながら可動し続ける、広大な無人製造工場内部。 『…不味い。レギレイの言っている事が本当なら、あの機体…』 その中央に立つ《ジ・アーセナル》はハンマーで床を叩き、周囲の金属を融解させ始めた…! 赤熱する金属塊は変形を始め、かつて戦った強敵《パラデウス》と同じ姿に! 『そう…ファクトリーそのものなのですよ、この機体は』 続いて、¬R、エクスキューション、カドケウス、メガロドーンA(キャタピラを装備した陸戦モデル)等の機体も複数体形成される! ジ・...
  • 第37話「終わりを見た船③」
    これまでのあらすじ レーラビ達《尖兵》とは、ヘブン崩壊後の世界から送り込まれた星の守護者だった。 だが、その過程は、その先にあるものは、部外者によって歪められた悪夢のループに他ならない。 アルカは、レーラビは、一体どこへと向かうのか…? アームヘッド・ストーリー リターン・デイズ 第37話「終わりを見た船③」 …赤いプールから引き上げられた肉塊が、ベルトコンベアで運ばれてゆく。 「クローンの死で蓄積される"経験値"が、その個体の全ての死のパターンを超越した時…不死の存在"主人公"が誕生する。…それは科学的に実証された現象」 「…だがそれは、この世界のソースコードを歪める事に他ならない」 運ばれた人型の肉塊は、次々と緑色の液体で満たされたシリンダーに放り込まれてゆく… 「シリーズRRRRの脱走、不用...
  • 第36話「終わりを見た船②」
    これまでのあらすじ パラボロス・ポータルの先は、レギレイによって爆弾化された一万人のクローンアルカが襲いかかってくる地獄だった。 アルカ(オリジナル)とリグの助けにより事なきを得たが、それも時間稼ぎに過ぎない… アームヘッド・ストーリー リターン・デイズ 第36話「終わりを見た船②」 「…やあ、待っていたよ」 少し進むと…紫髪の少女"レギ"が待ち構えていた。 「だっがっあっ貴方は…!」 かつての自分を操っていた者と再会してしまったレーリレイが恐怖する! 「レーリレイ…もうぼくにレギュレーターの権限は無い、安心していいよ」 「…レギ!少し前にレレラが襲ってきた…何かしたのぜ!?」 安堵するレーリレイをよそに、レーラビはレギを持ち上げ揺らす! 「…ぼくはレレラには何もしていないよ、ただ、"人間を生き返らせる手段&qu...
  • 第35話「終わりを見た船」
    これまでのあらすじ アルカ・クライアとアルカ・クラララ・リグは死闘の果てに互いを別の存在である事を証明、共闘を誓う。 一方その頃、レーラビ達の向かったパラボロス・ポータルの先、ファクトリーの迷宮では…? アームヘッド・ストーリー リターン・デイズ 第35話「終わりを見た船」 「ぬう…何とか合流はできたが!」 レーリレイは襲ってくるファントム兵を左腕の銃で殴り倒し、右腕のアームホーンで確実に始末する! 「いくら倒してもキリが無いぜ!」 レーラビは四脚のアームヘッドに飛び乗りライフルでゼロ距離射撃!AIユニット破壊!! が、しばらく戦いを続けるうちにファクトリーの軍勢は撤退を始め、辺りは静寂に包まれた… 「ぜぜ…何故このタイミングで退いたのぜ?」 そして、遠くから"人間"の足音が聞こえ始める…! 「何か、来るようだが…?」 ...
  • 第39話「禁断のXドライブ②」
    ぜんかいのあらすじ 4つのアームヘッドのデータを集め、ついにパーフェクト・クアドレイが完成するが、レイル・レーラビはその瞬間に意識を失い古代ヘブンの「誰か」の記憶にアクセスしてしまう。 名も無き氷の剣を借り、文明崩壊の危機に立ち向かう青い髪の男の正体とは…? アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第39話「禁断のXドライブ②」 生命を蝕む紫の霧を剣で払い、赤い森を進むと銀色の池。 その水面に浮かぶ巨大なオブシディアンの結晶から、紫の霧が発生しているようだ。 「原因はこれか…」 結晶を破壊するべく、銀色の池に近づく男…だが! 『?????』「!!」 奇怪な言語と共に、水底から飛び出す謎の生命体!! おお見よ!皮膜の無い小麦色の紐状繊維が無数に絡まったその体が、ズルズルと何かを啜るような音を立てながらスープをくぐり光沢を纏い宙を舞...
  • 第38話「禁断のXドライブ」
    これまでのあらすじ 惑星及び宇宙救済プラン「カウンターアタック計画」は、この世界のソースコードに干渉する危険な賭けだった。 その代償として生み出された深刻なバグ…「レゾナンスギア」と、それに対する能力を持つ「オブシギア」が、再び激突する。 アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第38話「禁断のXドライブ」 『レゾナンスギアを渡すのですわーー!!』 デュアレイドの片腕が木の枝めいて伸び、襲い掛かる! 「くっ!!」 隻腕のクアドレイは敵の攻撃に生じた一瞬の隙間に飛び込み、間一髪で回避! 「この距離、どう詰めるぜ!?」 「このデータを使う」 「ぜぜ、これは…」 インストールされた新たなアームヘッド…《Messiah/06》! ナイト・メア・メシアとレジスタのキメラ機体…パッチワーク・LRのデータだ!! 「アザー…クアドレイ・アザーホイール...
  • 第34話「選別そしてパッチワーク③」
    これまでのあらすじ アルカとアルカ…悲劇と悪夢の化身ナイト・メア・メシアと反逆者レジスタは壮絶な戦いの果てに相討ち、同時に地に倒れ伏した。 今、一人の人間とその複製達の因縁に、一つの答えが… アームヘッド・ストーリー リターン・デイズ 第34話「選別そしてパッチワーク③」 ーーー 壁や天井を覆っていた氷が溶け始め、地下深くの大空洞に"雨"が降り注ぐ… 「はあ…はあ…か、勝てた…?」 満身創痍のアルカ・クラララ・リグは瓦礫を押しのけ、緑の残骸から這い出る。 「いや…まだだ」 同じくアルカ・クライアもコクピットをこじ開け現れる。 …まだメシアとの同調が残っている為、一時的に身体能力が強化されているのだ。 「そんな、まだ戦うなんて…おかしいよ!僕達が協力して先へ進む、それで良いじゃないか!!」 「…それじゃ駄目...
  • 第10話「二人の為のアームヘッド③」
    ぜんかいのあらすじ 怒りに任せて戦うレーラビだったが、パラデウスの圧倒的な能力の前に敗北。 一方『アームヘッドの存在しない世界』に取り込まれたアルカは、本来の記憶を取り戻し帰還を試みる。 ...これは、悲劇の続きのストーリー? アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第10話「二人の為のアームヘッド③」 『...レーラビくん、聞こえる?』 「アルカ、無事だったのぜ?」 『うん、僕は大丈夫だよ...心配させてごめんね』 「何を言うのぜ、俺こそアルカを守れずすまないぜ」 『その事なんだけど...』「ぜ?」 『僕は、僕なんかの為にレーラビくんが傷付くのが...凄く嫌なんだ』 「だが、そうしないとアルカの身に危険が及ぶぜ」 『やっぱり、そうだよね...レーラビくんと僕の気持ちは一緒だ』 『クアドアルはその為に生まれた僕たちの力、でもそ...
  • 第32話「選別そしてパッチワーク」
    これまでのあらすじ レイル・レーラビは不意打ちに弱いレーリレイを助ける為、単身ファクトリーのワープゲートの先へ向かった。 残されたアルカ・クライアは、遅れて現れたアルカ・クラララ・リグに激昂する… 『アルカ・クラララ・リグ、今から僕がお前を選別してやる…』 アームヘッド・ストーリー リターン・デイズ 第32話「選別そしてパッチワーク」 白と黒の継ぎ接ぎアームヘッド《ナイト・メア・メシア》は、ウォーサイズを構え、威圧するように浮遊する…! 『全力で来い、劣化コピーとオリジナルの差を教えてやる』 緑の巨大バイク《レジスタ》も、内部機関を振動させ咆哮…! 「…言ったな、後悔するぞオリジナル」 アザーフォビア内部、配管で埋め尽くされたファクトリーの大広間で対峙する二機のアームヘッド… 『"トメガセリオン"』 何らかの調和...
  • 第33話「選別そしてパッチワーク②」
    これまでのあらすじ ナイト・メア・メシアの調和能力"トメガセリオン"は、単なる氷を操る能力では無かった。 空間そのものを凍結支配しサイコキネシスをも操る圧倒的殺意を前に、レジスタは…? アームヘッド・ストーリー リターン・デイズ 第33話「選別そしてパッチワーク」 レジスタを除く、大広間の全ての物体が凍結…あたりは異様な静寂に包まれる! (生まれて初めてだ、こんな悪者みたいなこと言ったの…) 氷で補強されたコクピット内部、オリジナルのアルカは冷静にそんな事を考えていた。 「レジスタの調和はまだ見せてない、勝負はここからだ!」 緑の巨大バイクが斜めに伸びた配管を走って登る!車輪表面に小さなプロトデルミス結晶を生成し、スリップを防いでいるのだ! 『だったら手の内、全部引きずり出してやる』 今度はメシアの周囲ではなく壁や床...
  • 汎政府連合
     人類復興の要となった汎政府連合首脳部は、アイサ大陸中心部に築かれた「ネオ・プラントシティ」に存在する。  大破局後のヘヴンには国家と呼べるものが生まれることはなく、各地に散った人々がかつての都市圏を再建して住まう自治都市があるのみ。  各自治都市群は、市民の代表によって組まれる自治委員会が民主的な運営を以って治め、法策の制定と実行を担っていた。  汎政府連合は元々、アイサ大陸中央部に興った複数の自治都市に連なる各管理委員会が集い、意見交換や合同協議を繰り返す最中に強固な結び付きを得て、より高度且つ綿密な統治運営能力を備えた政治機構として、新たに誕生した経緯を持つ。  汎政府連合は、人類文明の再興と発展、世界の平和と秩序維持を目的とした各自治都市間の調停・協力推進機関である。  自治都市中心の社会システムを肯定し、各都市の連携を促して幇助することへ第一義を置いてきた。  技術と...
  • 第53話「ターニング・ポイント②」
    これまでのあらすじ アルカとレーラビを守る《クアドレイ》が砕け散り、セイル・ライラビットのファントム《LLLL(クアドエル)》が顕現した。 ……もう、後戻りは出来ない。 ストーリー:リターン・デイズ 第53話「ターニング・ポイント②」 01010101010101 …電脳空間からログアウトさせられたアルカは、現実世界…ファクトリーのコンピュータールームに転送されていた。 「レーラビくん…」 無数に設置されたモニターには、対峙する顔の欠けた輝く巨人と帽子を被ったアームヘッド。 「…アルカ、戻って来たんだね」 後ろから声を掛けられる。振り向くとリグとハリッコが居た。 「リグ、ハリッコさん…他の皆は…」 二人は黙り込む、アルカもそれ以上は質問できなかった。 10101010101110 「…俺を複製し、無数の生命を複製し、...
  • 第10話「友とのバトル」
    【ぜんかいのあらすじ】 キャリアーの正体はリド症候群フェイズ5感染者で、バテラはフェイズ5だった。 今のバテラがこれまでのバテラの意思と使命を受け継いだ別の人格だと知ったアオヤギは、互いの納得の為アームヘッド・バトルを仕掛け…… パーフェクト・クライムアップ 第10話「友とのバトル」 二人の戦いが始まった! 『バテラ!お前が…俺達を利用してでも果たそうとした"使命"とは、何だ!』 ロックスミスが舞い上がり、重量剣を構えるラージブレードに襲い掛かる! 「キャリアー…リド症候群の撲滅だ!」 重量剣を振り上げ対空迎撃! 『それと上との関係は何だ!』 磁力で重量剣を止める! 「上に感染源があるのだ!」 『感染源だと!?』 空中で静止する重量剣を足場にし、ラージブレードが跳ぶ!! 「俺はそれを破壊しなければならない、そ...
  • 第03話「追手レーリレイ」
    これまでのあらすじ 家出少年パイロットのアルカと取得物イソーローのレイル。 彼らの元に謎の着信が... ストーリー カウンター・アタック 第3話「追手レーリレイ」 着信。 「はい、アルカ・クライアですけど...あ、はい。解りました...レーラビくん、レーリレイっていう人から...」 「ぜぜ...レーリレイ....!」 『3日と21時間14分振りだな、レイルレーラビ。』 冷徹さを感じさせる男の声。 「お前たちとはもう縁を切った筈だぜ...一体何の用だぜ」 『...これが最終通告だ。我々の所へ戻って来いレイルレーラビ。』 「.....せっかくだが断るぜ」 『そうか、ただの人間に飼い慣らされ目的すら忘れたか...ならばーーー』 通話が切れた。 レイルは複雑な面持ちで何か考えているようだ。 「レーラビくん、どうかしたの?」 「...
  • 第02話「取得物レイルレーラビ」
    ぜんかいのあらすじ 家出少年パイロットのアルカは、帰り道のジャンクヤードで行き倒れの赤髪の男を発見した。 ストーリー カウンター・アタック 第2話「取得物レイルレーラビ」 アルカの借家。 赤髪の男は"レイル・レーラビ"という名で、アルカと同じく孤独な身であるそうだ。 「ぜぜ...助かったぜ。危うく廃品回収の対象になる所だったぜ」 「そ、そうなんだ...」 廃品回収...? 「...そういえばレーラビくんは何処から来たの?」 「俺か、俺は北の方からひたすらここまで...逃げて来たんだぜ」 「ここまで...逃げて?」 「...やっぱり逃げるのは恥ずかしい事なのぜ?」 「.....そんな事はないと思うよ。...僕も、逃げて来たんだ。家族から。」 そうだ。僕は逃げて来たんだ。 あの日、お父さんとお母さんとお姉ち...
  • 「ロスト・ラビット⑩」
    これまでのあらすじ 新光皇歴2038年、「人間を襲う謎の敵性生命体」が都市部に出現。任務で迎撃に向かったレイル・レーラビはそれの撃退の為、調和「セイル・ライラビット」を発動し失踪する。 新光皇歴2039年、一人取り残されたアルカ・クライアは…… ストーリー:リターン・デイズ外伝 エピソードゼロ「ロスト・ラビット⑩」 旧メッサー社跡地に、一機のアームヘッド…ツヴァイヘンダーツヴァイが降下する。 「名もなきトーア…ミコが来たぞ」 その言葉に反応し、瓦礫の山が崩れ…そこから"何か"が這い出てくる! 「…ツヴァイヘンダー」 そう、それはかつてデベロッパーによって製造された機体"ツヴァイヘンダー"… 一度破壊されたにも関わらず肉体の自己修復は続いており、既に起動可能な状態まで再生していたのだ。 対峙する白...
  • 第29話「凍結システムアルカ」
    これまでのあらすじ レイル・レーラビがレギの手に落ち、アルカ・クライアは"名も無きトーア"を封じる為の人柱として自らのその身を捧げた。 ...二人は必死に運命から逃れようとした、しかしそれは所詮、無意味な時間稼ぎに過ぎなかったのか...? ストーリー カウンター・アタック 第29話「凍結システムアルカ」 ーーー 本社付近、デベロッパー部隊と巨大ギガースショグゴスとの戦闘は長期化していた。 だが高出力攻性テトラダイ砲の修理と調整を終えた雷電のオーバーンが遅れて戻って来た事により、事態は好転した。 『ドルザーッ!ビームッ!!改善版!!』 謎エコーのかかったボイスと共にドルザルガンのボディから強烈な閃光が放たれ...プロトデルミスの触手と装甲を蒸発させる! 『よし、パワーダウンは発生していないな...完璧だ』 機関部を破壊さ...
  • 第55話「別離」
    これまでのあらすじ レイル・レーラビとは、「記憶を失った古代の英雄セイル・ライラビット」と、「代替の使者Vermicelliの破片」が混ざり合い競合することにより生じた第三の人格だった。 肉体を失い、精神を切り離され、その果てに… ストーリー:リターン・デイズ 第55話「別離」 『ぜぜぜ…聴こえるのぜ?』 エクスマギア内の中継映像が一時的に停止し、ノイズ混じりのレーラビの声が聞こえ始めた…… 「レーラビくん!無事だったんだね…?」 『……アルカ、大事な話があるのだぜ』 「…どうしたの?レーラビくん」 『…今、君のレゾナンスギアにゲートの座標を送った。……生き残っている皆を連れて、そこから脱出するのだぜ』 ギアの座標データが自動的に更新され、液晶に表示される。 「…ねえ、レーラビくんはどうするの?」 『……………俺は、もう…...
  • 資源戦争
     新光皇歴2100年代、後の世で『枯渇期』或いは『資源戦争期』と呼ばれる時代。  凡そ半世紀前に起こった13移民船団の宇宙進出に於いて、恒星間航行船を建造するために膨大な資源が費やされた。  更に内包した生物種を長らく生存継続させるため、より多くの惑星資源を積み込んでいる。  必要とされる全てを吸い上げて13移民船団がヘヴンを離れたことで、有限であった惑星資源は大幅に減少してしまう。  これが遠因となり、40年余りの時間を置いて深刻な資源不足が表出。各国ではライフラインの維持に悪影響が出始め、国民の不満と不安が急激に高まっていった。  当初こそ国際会議によって余剰資源を持つ国が、不足国へ提供するなど平和裏にことが進められていたが、抜本的な問題の解決には至らず、惑星自体の残有資源が枯渇の兆しを見せ始めた途端、国際的な一致協力姿勢は簡単に放棄された。  多大なエネルギー資源、...
  • 私の中に芽生えていたものについて
    「なぜそんな男を連れている?」 純白の男が問う。私に問う。 「まさか、果たすべき使命を放棄する気か」 その男は純白だった。衣服についてであるが、それだけではない。神々しさをすら身にまとうと言うべきか。ともかく、周りのすべてを圧倒せんとする存在感だった。 若かった。不自然なほどに若かった。その存在はとてもではないがまさか”百年や二百年程度”では手に入らない濃度を持っていた。 故に名を千年王という。千年王スラーヴァ。 放棄されたヘヴンをまとめあげ統治する偉大な王。 それが護衛もつけず一人で立っていた。 「お前の使命はなんだ」 体の機能がおかしくなっているのがわかる。そうだとも。この男こそ、私を作らせた男。 王を前にして、呼吸が荒くなる。 私の使命。私に与えられた役割が鮮明に思い出せる。 封をした記憶が解かれてゆく。 「方舟を、編むこと」 このヘヴンは、もう長く...
  • 彼との出会いについて
    体の機能を停止させて久しかった。 果たすべき使命はついに果たせなかったが、終わりにしようと思った。 ふたを開けてみれば、私は人であった。その身は人にあらずと思っていたけれど、事実としてこの体をなすものは人のそれとは違うけれど。 だってそうだろう。終わるための言い訳など、人のすることだ。 私はファントム。人造の幻影。果たされたかった夢の幻影。果たすべきは救済。救世。それだけの機械だった。 しかし、果たせなかった。果たせぬうちに忘れてしまった。一体、どうやって救うのだったか。一体、何を救うのだったか。 もう、終えてしまってもいいと思った。 ならば、眠るべきだ。 再び、眠りの中に。もう、滅びる世界に寄り添えばいい。 眠るべきだ。 何度も、何度も、そうしようとした。 しかしそうできなかった。別に使命を果たそうとしたんじゃない。もう遅い。分かっている。果たせなかったのだ。 私...
  • 第08話「白き毒蠍」
    【ぜんかいのあらすじ】 この事件の、リド症候群の秘密を知るバテラ。 それを排除しようとするキャリアーを名乗る男は、レイブースターを使用し………!? パーフェクト・クライムアップ 第08話「白き毒蠍」 上を向いた白装束の顔から、仮面が剥がれるように粒子が吹き出し、雲のように滞空! 『コオオオ…顕現!』 遅れて男の身体が倒れ、雲を中心に巨人の姿へと再構築される!! そして光が収まると…そこには巨大な容器を背負った白いアームヘッド《スコルピオ・バイラス》の姿! 『ククク…この姿になった以上、貴様に勝利の可能性は無い』 両手を広げ立つ敵に対し、一切の容赦なく斬りかかるラージブレード! 「キャリアー!!」『フン…無駄だ』 が、スコルピオはその巨体に似合わぬ俊敏性で攻撃を回避! 「ならば…レイブースター!」 ラージブレードは黄金の粒子...
  • @wiki全体から「第31話「呪詛の根源へ⑥」」で調べる

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