しんにくやよんごうてん内検索 / 「第50話「レプリカの宇宙③」」で検索した結果

検索 :
  • 第50話「レプリカの宇宙③」
    ...リターン・デイズ 第50話「レプリカの宇宙③」 …無感情に、一定のペースを保ちながら可動し続ける、広大な無人製造工場内部。 『…不味い。レギレイの言っている事が本当なら、あの機体…』 その中央に立つ《ジ・アーセナル》はハンマーで床を叩き、周囲の金属を融解させ始めた…! 赤熱する金属塊は変形を始め、かつて戦った強敵《パラデウス》と同じ姿に! 『そう…ファクトリーそのものなのですよ、この機体は』 続いて、¬R、エクスキューション、カドケウス、メガロドーンA(キャタピラを装備した陸戦モデル)等の機体も複数体形成される! ジ・アーセナルの肩部から冷却ガスが射出され、赤熱する機体群が銀に変色! 『…ここはわたくし達が引き受けましたわ!』『ダガッ!』 襲い掛かるレプリカアームヘッド軍団!迎え撃つデュアレイドとトライアル!! 『機動力の高いクアドアルと...
  • 第49話「レプリカの宇宙②」
    ...。』 次回 第50話「レプリカの宇宙③」に続く。 ーーー ライズギア 疑似尖兵レプリカント達をアームヘッド化させる為の簡易顕現誘発装置。 その本質は"複製"を司る歯車の一つであり、ライズギア自体の選別を行うことでその性質を発揮するようになる。 ¬R(アレス) Factory-type08 データ上でしか存在できないサイバー・アームヘッド。 個々の性能は低いが、量産することで稀に特異な能力を持った個体へと変わる可能性を秘めている。 次の話へ もどる
  • 第51話「レプリカの宇宙④」
    これまでのあらすじ ジ・アーセナルの複製能力により、既に倒した筈のファクトリーのアームヘッド達が復活した。 戦力を分散しながらもアルカとレーラビはレギレイを追いつめ、パーフェクト・クアドレイの力で決着を付けようとするが……? ストーリー:リターン・デイズ 第51話「レプリカの宇宙④」 パーフェクト・クアドレイは壁際まで後退したジ・アーセナルに対し、攻性粒子魚雷・フィジカル弾・火炎弾・ブレード光波を連射!! 『…レギレイ!決着だぜ!!』 更に追撃をかけるべく、機体を爆炎の中に突入させる!! 真っ赤な炎の中で、黒い二機のアームヘッドの影がぶつかり合う! 『狂ったコンピューターの命令にただ従うだけで、お前は何もおかしいとは思わなかったのぜ!?』 振り下ろされるハンマーをスライエッジとアンデッドバスターで受け止める!! 『…全ては全人類種の延命...
  • 第48話「レプリカの宇宙」
    これまでのあらすじ 合成双頭筋肉魔獣カドケウスを退け、ついにファクトリー再奥地に到達したレーラビ達だったが、全員エクスマギアの光に包まれ何処かへと転送されてしまう。 その先に広がる光景とは…? …閉じていた目を開くと、そこは街だった。 遠くから聞こえる車の音と、コンクリートに雨が降り注ぐ音。 「…ここは」 あの日と同じだ、アルカの日常が崩壊し、戦いの日々が始まったあの日と…… 「…ゾンビとか、未来とか…全部、夢だったのかしら」 ハリッコは遠くを見ながら、ただ立ち尽くす… 「駄目ですわハリッコ、仮想現実ですのよ」 「大丈夫よ…ちょっと懐かしかっただけだから」 『…どうです?若干の差異はありますが、ほぼ完璧でしょう』 レギレイの声が直接脳内に響く、どうやら何処かでこちらを監視しているようだ。 『本当に苦労しましたよ…エクスマギアのデータを解析...
  • ストーリー:リターン・デイズ
    ...プリカの宇宙②」 第50話「レプリカの宇宙③」 第51話「レプリカの宇宙④」 第52話「ターニング・ポイント」 第53話「ターニング・ポイント②」 第54話「ターニング・ポイント③」 第55話「別離」 第56話「取り戻しの旅」 第57話「取り戻しの旅②」 第58話「取り戻しの旅③」 第59話「さよなら僕たちの」 第60話「マスター・キー」 第61話「鋼のハート」 第62話「鋼のハート②」 第63話「鋼のハート③」 第64話「鋼のハート④」 第65話「鋼のハート⑤」 第66話「英骸 LR_fusion」 第67話「蘇りの戦士たち」 第68話「蘇りの戦士たち②」 第69話「ギアが静止する日」 最終話「開闢リターンデイズ」 もどる その他リンク 放送アカウント スト...
  • 第60話「マスター・キー」
    これまでのあらすじ ファクトリーへと向かうため、コールド・スリープ機能を利用しヘブン崩壊後の時代に到達したアルカ達。 特殊状況攻略アームヘッド《ツヴァイヘンダードライ》は、宇宙を駆け、旅の終着点へと向かう…! アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第60話「マスター・キー」 無数に降り注ぐ光線を、まるで未来を予知しているかのような動きで全て回避するツヴァイヘンダードライ! 『空間穿孔光線射出装置"マスターキー"を使え!』 「はい…撃ちます!」 トリガーを引くと、機体全体に聞いたことのない重低音が響き、銃口から"見えない何か"が射出される! 機体は反動で回転しながら後ろに吹き飛ぶが、スラスターで素早く姿勢を修正!! 見えない何かは、触れた物質を消滅させながら突き進み…やがて、ファクトリ...
  • 第47話「救世計画リターン・デイズ⑥」
    これまでのあらすじ トライアルとクアドアルの協力で、辛くもカドケウスを制したレーラビ一行。 この先に待っている尖兵は、ルラ・リリ・レギレイただ一人…。 ……旅の答えは、もう、目と鼻の先に。 ストーリー:リターン・デイズ 第47話「救世計画リターン・デイズ⑥」 赤紫の髪の男…レーリレイが培養液のプールから復活し、レーラビがその手を取り引き上げる。 「レーリレイ…その、すまないぜ」 「構わんさ…どの道、変異したボディを放棄しなければ人間の姿には戻れんしな」 「リグ…大丈夫?」 「…うん、すごく痛かっただけで大丈夫だよ」 リグも遅れて目を覚ます。 「さあ行こう、この先にレギレイが居る筈だ」 レーラビ達は用心して次の部屋へ進む…そこは無数の筐体が整列するコンピュータールームだった。 「…レギレイ、観念して計画を全部喋るのだぜ」 その奥に...
  • 第61話「鋼のハート」
    これまでのあらすじ アルカ達を乗せたツヴァイヘンダードライは、エクスマギア内部…レプリカの宇宙へと突入。 終わりなき戦いを続けるセイル・ライラビットとVermicelliの元に降り立った彼等が選んだ"答え"とは……? アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第61話「鋼のハート」 「助けに?…代替者は危険だ、やつと戦うのは俺一人でいい」 『…セイル・ライラビット、僕は貴方を助けに来た訳じゃない』 「…なに?」「ぜぜ?」 『僕は…僕達は、貴方達を両方倒します』 ツヴァイヘンダードライの狭いコクピットから、アルカ・リグ・ハリッコ・オーバンの4人が現れる。 「ぜぜぜ…」「君達は…」 そして、雷電のオーバーンは黄金のゴレン・ブレードを抜き、立ち尽くすセイルに斬り掛かる! 『俺様と勝負しろ…勝ち逃げは許さんぞ!』 「く...
  • 第20話「調和レゾナンス②」
    これまでのあらすじ レゾナンスギアを介し、レイルとアルカは二人でのツヴァイヘンダー起動に成功した。 だが、そこで不可思議な幻覚...いや、過去の記憶が同期データとして流れ込んでくる。 二人の過去と因縁とは...? ストーリー カウンター・アタック 第20話「調和レゾナンス②」 ...夜、雨が強くなり、微かに雷の音が聞こえ始める。 霞んでよく見えないが、アルカはメッサー本社ビルの前に到着したようだ。 「あ、みんな、こんな所にいたんだ」 入り口近くに三つの人影、服装から察するにアルカの家族だろうか...? 「ねえ、こんな所にいたら風邪引いちゃうよ、早く帰ろうよ.....?」 おかしい。 なぜこんな大雨の中で傘もささずに立っていたのだろう? 「ああ、アルカじゃないか、うっかり傘を忘れてしまったよハハハ」 「ええ、うっかりだったわアハハ」...
  • 第59話「さよなら僕たちの」
    これまでのあらすじ 「コールド・スリープ機能を備えた宇宙船でヘブン崩壊後の時代まで待ち、直接ファクトリーに突入する」という非常に無謀な作戦を決意したアルカ達に、遂に惑星ヘブンを去る日が訪れた。 全ては、大切なものを取り戻す為に・・・ アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第59話「さよなら僕たちの」 惑星ヘブン末期、某日…小さな光たちが青い星から飛び立ち、宇宙へと旅立ってゆく。 セントラルニューメッサーシティの大戦艦「ドルザーエンプレス」を旗艦とする移民船団だ。 「…本当に宜しいのですか?初代様」 通信機越しに、現国王"旋律のケンバーン"が問いかける。 『お前達は過去に囚われず、未来へと突き進め…過去の因縁に決着を付けるのは過去の者の責務だ』 「了解です…どうかご武運を」 その言葉の後、船団から一隻の...
  • 第10話「逃避行ドーナッツ」
    これまでのあらすじ 謎の襲撃者、雷電のオーバーンの正体はコーバン部長の孫、オーバン・ガッポであった。 そして《メッサー本社を乗っ取り、"アームヘッド廃止計画"を阻止する》というデベロッパーの真の目的を知ったオーバンは、デベロッパーの仲間に加わった。 ストーリー カウンター・アタック 第10話「逃避行ドーナッツ」 デベロッパーの目的、メッサー本社への反抗。 これから約一ヶ月の"準備"を経て、その作戦は決行される。 あの日、メッサーに関わって変わってしまった僕の家族。 僕の家族に何があったかを知り、全てを元に戻させる為、僕はこれからもアームヘッドのパイロットとして戦わないといけない。 ...このまま戦い続ければ僕はもう駄目になってしまうかもしれない。 高すぎるアームヘッド適性とその代償、薄々気が付...
  • 第20話「ようこそ死者の街②」
    これまでのあらすじ 倒しても倒しても再生・増殖するゾンビアームヘッド軍団。 クアドレイ・スライエッジの力をもってしても決着がつけられないアルカとレーラビを救った者は、ファクトリーのファントム《レレラ》...そして、破壊されたはずの《レギ》だった。 アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第20話「ようこそ死者の街②」 「ぼくはスペア、レギュレーター02...今はレレラと一緒にファクトリーから逃げているんだ」 紫髪のファントム、レギは杖を両手で抱えている。 「そうだったのぜ...俺の所為なのぜ」 「いいんだ、ぼくとレレラで決めたことだから」 「レギさん...貴方が僕の家族にした事、今でも許せそうに無いです」 「うん、よく覚えてるよ...だからさ」 機械の杖をアルカに手渡すレギ。 「この杖ならぼくを壊せるから...かたき、うっていいよ」 ...
  • 第30話「呪詛の根源へ⑤」
    これまでのあらすじ レーリレイの加勢により、何とかバルバルを倒したレーラビ。 だがもう一人の尖兵ゼロノヤマは圧倒的な戦闘力と単独での調和を兼ね備えており、一筋縄ではいかない… 「だったら僕に考えがあります…レーリレイさん…少し時間、いいですか?」 アームヘッド・ストーリー リターン・デイズ 第30話「呪詛の根源へ⑤」 …状況を理解できないゼロノヤマは首を傾げ、様子を伺っていた。 「意味がわからないようだが…これがお前を倒す為の最適解なのだ」 …その視線の先には、アルカを肩車するレーリレイの姿!怪奇!! 「…レーリレイさん、いつでも行けます」「応!」 先手を取る事を優先したゼロノヤマが予備動作無しで突進を敢行する!! 「迎撃!」 対するレーリレイは最低限の動作で左腕の銃を構え迎撃!明らかに反応速度が向上している!! 「ゴボボ…!」 ...
  • 第30話「凍結システムアルカ②」
    これまでのあらすじ レギは、コアに封じられた邪悪な意思"名も無きトーア"を葬る為に、アルカとレイルを戦わせようとしていた。 "名も無きトーア"は不利な状態にも関わらず、強力な調和能力を発揮。 だが、凍結される寸前にツヴァイは停止した。 これは、悲劇のストーリー? ストーリー カウンター・アタック 第30話「凍結システムアルカ②」 (レーラビくん...僕を、殺して) アルカ・クライアの意思でツヴァイヘンダーは停止した。 『そうだ、それで良い...やるのだレイルレーラビ』 そして、レイル・レーラビはコクピットごとアーキデルタのアームホーンで... レイルの帽子、金のパーツから火花! 「嫌だぜ!」嫌だぜ アームキル動作を止め、バックステップでツヴァイから一度離れる! 『アルカ...俺は君を助けるぜ!』 ...
  • 第64話「鋼のハート④」
    これまでのあらすじ 本性を表したRRRR、傷つくアルカ、探すハリッコ、圧倒する雷電のオーバーン。 追い詰められた古代の英雄は、レプリカの世界の中心で「ぜ」を叫び、吠える。 気の遠くなるほどの時間、止まっていた何かが、再び……… アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第64話「鋼のハート④」 「貴様が言うんじゃあないぜ!!!」 その叫びと共に、LLLLの身体を覆う青いオーラの中に、僅かだが赤いオーラが混ざり始める! 「俺は…俺はセイル・ライラビットだ!他の何者でも無い!!」 『いや、違うな!』 更に畳み掛けるオーバン! 『確信した!お前には残っているのだ!』 ゼルジギオンの巨体が唸り、強烈なパンチが繰り出される! 『あの男の記憶が!あの男の残滓が!!』 LLLLはハンドホーンでその一撃を逸らし、一気に距離を詰める! 「黙れ!...
  • 第10話「二人の為のアームヘッド③」
    ぜんかいのあらすじ 怒りに任せて戦うレーラビだったが、パラデウスの圧倒的な能力の前に敗北。 一方『アームヘッドの存在しない世界』に取り込まれたアルカは、本来の記憶を取り戻し帰還を試みる。 ...これは、悲劇の続きのストーリー? アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第10話「二人の為のアームヘッド③」 『...レーラビくん、聞こえる?』 「アルカ、無事だったのぜ?」 『うん、僕は大丈夫だよ...心配させてごめんね』 「何を言うのぜ、俺こそアルカを守れずすまないぜ」 『その事なんだけど...』「ぜ?」 『僕は、僕なんかの為にレーラビくんが傷付くのが...凄く嫌なんだ』 「だが、そうしないとアルカの身に危険が及ぶぜ」 『やっぱり、そうだよね...レーラビくんと僕の気持ちは一緒だ』 『クアドアルはその為に生まれた僕たちの力、でもそ...
  • 第40話「禁断のXドライブ③」
    ぜんかいのあらすじ レイル・レーラビのオリジナルは、古代ヘブンの英雄セイル・ライラビットだった。 彼の生前のビジョンを見たレーラビの意思は、更に別の場所へと転送され… アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第40話 「禁断のXドライブ③」 ーーーー ふと気がつくとレーラビは暗い宇宙のような空間に居た。 その背景では星の代わりに、無数に分岐するラインが走っている… 「…思い出したぜ、何もかも」 「レゾナンスギアは、記憶…アカシックレコードに接続する為の端末で」 先へ進み、浮遊する巨大なクリスタルの結晶に手を突っ込む。 「俺は、その機能を復元する為にデータを集めていた…」 …そして、結晶から"何か"を引き抜く! 「俺はレイル…セイル・ライラビット」 暗い空間がひび割れ、崩壊してゆく…!! ーーーー...
  • 第55話「別離」
    これまでのあらすじ レイル・レーラビとは、「記憶を失った古代の英雄セイル・ライラビット」と、「代替の使者Vermicelliの破片」が混ざり合い競合することにより生じた第三の人格だった。 肉体を失い、精神を切り離され、その果てに… ストーリー:リターン・デイズ 第55話「別離」 『ぜぜぜ…聴こえるのぜ?』 エクスマギア内の中継映像が一時的に停止し、ノイズ混じりのレーラビの声が聞こえ始めた…… 「レーラビくん!無事だったんだね…?」 『……アルカ、大事な話があるのだぜ』 「…どうしたの?レーラビくん」 『…今、君のレゾナンスギアにゲートの座標を送った。……生き残っている皆を連れて、そこから脱出するのだぜ』 ギアの座標データが自動的に更新され、液晶に表示される。 「…ねえ、レーラビくんはどうするの?」 『……………俺は、もう…...
  • 第10話「友とのバトル」
    【ぜんかいのあらすじ】 キャリアーの正体はリド症候群フェイズ5感染者で、バテラはフェイズ5だった。 今のバテラがこれまでのバテラの意思と使命を受け継いだ別の人格だと知ったアオヤギは、互いの納得の為アームヘッド・バトルを仕掛け…… パーフェクト・クライムアップ 第10話「友とのバトル」 二人の戦いが始まった! 『バテラ!お前が…俺達を利用してでも果たそうとした"使命"とは、何だ!』 ロックスミスが舞い上がり、重量剣を構えるラージブレードに襲い掛かる! 「キャリアー…リド症候群の撲滅だ!」 重量剣を振り上げ対空迎撃! 『それと上との関係は何だ!』 磁力で重量剣を止める! 「上に感染源があるのだ!」 『感染源だと!?』 空中で静止する重量剣を足場にし、ラージブレードが跳ぶ!! 「俺はそれを破壊しなければならない、そ...
  • 第58話「取り戻しの旅③」
    これまでのあらすじ セントラルニューメッサーシティ地下で眠っていたかつての仲間《オーバン・ガッポ》は、後天性アームヘッド化人類「アームへッ人」と化していた。 …そう、彼等の物語はあの時点で既に狂っており、既に原形など留めていなかったのだ。 アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第58話「取り戻しの旅③」 旅の協力を申し出た雷電のオーバーンは、何かを思い出したようにアルカの方を見る。 『そうだ、あいつを連れ戻す方法…一つ思いついたぞ』 「………本当ですか!?」 『ああ…宇宙船を使う』 「宇宙船…?」 『コールド・スリープ機能を搭載した宇宙船だ。それでヘブンの崩壊を待ち…ファクトリーに直接殴り込んでやるのさ』 彼の提案は、単純かつ確実だったが、あまりにも無謀な片道切符だった… 『俺達は、時を超えられない。だからこの方法でや...
  • 第29話「呪詛の根源へ④」
    これまでのあらすじ 紫の肌に緑の髪の男、8番目の尖兵バルバルの体に蓄積された毒を受け、ダメージを受けるレーラビ。 そして、一人になったアルカの前に現れた9番目の尖兵ゼロノヤマ。 この危機的状況に、二人は…? アームヘッド・ストーリー リターン・デイズ 第29話「呪詛の根源へ④」 「なっ…もう一人居たのぜ!?アルカ逃げ…」 背後に気を取られるレーラビ!すかさずバルバルの毒手突き!! 「全身紫色になって死ね!」 躱し切れず直撃!毒を注入される!! 「ぜ!しまっ…うぐ」 そのまま全身が麻痺して倒れる! 「レーラビくん!…んんっ!」 身動きが取れなくなったレーラビの目の前で、アルカがゼロノヤマに捕らえられる! 「ヒヒヒ…ゼロノヤマ、まだ殺すなよ…じっくりと痛めつけてから殺るんだ」 「や、止めるのだぜ…目的は俺だけのはずだぜ…」 「そう...
  • 第69話「ギアが静止する日」
    これまでのあらすじ レイル・レーラビ…セイル・ライラビットとVermicelliの戦いから、長く続いていた宿命が形を成したもの「英骸」は倒された。 古代の英雄、代替の使者、ミコ、尖兵、5つのギア。…今、決着が付いたのだ。 「ぜ…オブシギアが、止まった…?」 レーラビはその意味を、すぐには理解できなかった。 「ええ、"宇宙が存在する限り"機能を停止しない永久機関が、今、止まりましたわ」 レーラビも、その光景は追憶剣を引き抜いた時から視えていた。 ネクストエイジ到来から更に時間が経過した今…先延ばしにしてきた"あの日"が、遂に訪れるのだ。 「…宇宙が、終わるのぜ?」 アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第69話「ギアが静止する日」 そして、RRに続き、オブシギアの力で復活したRRRも...
  • 第19話「調和レゾナンス」
    これまでのあらすじ アルカを攫った犯人、殿様先輩は忍者先輩により忍者の里へ連行され、先輩騒ぎは一先ず幕を閉じた。 そしてコーバンは、知り合いの技術者アシヤ博士に依頼させていたパーツを受け取る。 アームヘッド・ツヴァイヘンダーの新たな可能性とは...? ストーリー カウンター・アタック 第19話「調和レゾナンス」 デベロッパー仮設ハンガー内。 レイルとアルカは、コーバンからそれぞれダイヤルの付いた小型装置を手渡される。 「これは一体...?」「何だぜ?」 「それはレゾナンスギア、二人のパイロットを同調させ、機体に出力させる為の装置...」 「この装置があれば、アルカ君への負荷を分散し、なおかつレーラビ君の機体操作技能をより確かにフィードバックできるはずだ」 「なるほどぜ...なら早速起動実験ぜ?」 「ああ、...アルカ君も大丈夫かね?...
  • 第53話「ターニング・ポイント②」
    これまでのあらすじ アルカとレーラビを守る《クアドレイ》が砕け散り、セイル・ライラビットのファントム《LLLL(クアドエル)》が顕現した。 ……もう、後戻りは出来ない。 ストーリー:リターン・デイズ 第53話「ターニング・ポイント②」 01010101010101 …電脳空間からログアウトさせられたアルカは、現実世界…ファクトリーのコンピュータールームに転送されていた。 「レーラビくん…」 無数に設置されたモニターには、対峙する顔の欠けた輝く巨人と帽子を被ったアームヘッド。 「…アルカ、戻って来たんだね」 後ろから声を掛けられる。振り向くとリグとハリッコが居た。 「リグ、ハリッコさん…他の皆は…」 二人は黙り込む、アルカもそれ以上は質問できなかった。 10101010101110 「…俺を複製し、無数の生命を複製し、...
  • 第52話「ターニング・ポイント」
    これまでのあらすじ レギレイは超攻撃型アームヘッド《レーヴァテイン》を使い、オブシギアとエキスパンドギアを回収した。 そして、全てが光に包まれ……ふと気がつくと《欠けた輝きの巨人》がそこに居た。 …全ては、選別の果てに"最初の人"へと至り、宇宙及び人類種の延命を実行する為に。 アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第52話「ターニング・ポイント」 ………ただ一つ、燃える星が輝く、真っ暗な空間。 白いアームヘッドの目の前に、顔の無い輝く巨人が立っていた。 「…レーラビくん、皆は…」 「アルカ……奴を倒すのだぜ、奴にレゾナンスギアを奪われれば、全てがRになってしまうぜ」 「………うん…」 全てを察したアルカは、ただレーラビの手を握る。 バリアに包まれた巨人が、ゆっくりとこちらへ近付いてくる! 「でも、...
  • 最終話「開闢リターンデイズ」
    これまでのあらすじ 「…これからどうする?もう終わるんだよね、宇宙」 「ああ、終わるぜ、もうすぐ」 「そっか…大変だね」 「大変だぜ」 「大変だなあ…」 アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 最終話「開闢リターンデイズ」 「…でも」「どうしたの?」 「ぜぜ、俺、追憶剣を使って、色々な記憶を見て…気付いたのぜ」 「…?」 「宇宙が終わっても、この世界は終わらない。…また次の宇宙が来るのだぜ」 「…宇宙って、ドーナツだったんだね」 「そうだぜ、もっと早く気付いてれば良かったぜ…」 そう言い、レーラビは真紅のアームホーンを宇宙の暗闇に翳す。 「…アルカ、ギア無しでアームヘッドを顕現させるぜ。加速の調和で…この船を加速させるのだぜ」 「…解った、たぶん最後だし…"いつもの"の方がいいよね」 ...
  • ストーリー:カウンター・アタック
    第01話「夕暮れジャンクヤード」 第02話「取得物レイルレーラビ」 第03話「追手レーリレイ」 第04話「追手レーリレイ②」 第05話「波乱デベロッパー」 第06話「雷電オーバーン」 第07話「雷電オーバーン②」 第08話「雷電オーバーン③」 第09話「家族レストレーション」 第10話「逃避行ドーナッツ」 第11話「後悔バケーション」 第12話「後悔バケーション②」 第13話「後悔バケーション③」 第14話「不良ダークサイド」 第15話「不良ダークサイド②」 第16話「不良ダークサイド③」 第17話「不良ダークサイド④」 第18話「不良ダークサイド⑤」 第19話「調和レゾナンス」 第20話「調和レゾナンス②」 第21話「調和レゾナンス③」 第22話「帰国エクスプレス」 第23話「帰国エク...
  • 第54話「ターニング・ポイント③」
    これまでのあらすじ 追憶剣レゾナンスによる記憶復元攻撃を受けた”欠けた輝きの巨人”は、そのデータ量に耐えきれず墜落…最初に転送された市街地に落下した。 …ファクトリーの計画は潰えた。……だが、何か大切な事を、思い出せないのだ。 ストーリー:リターン・デイズ 第54話「ターニング・ポイント③」 LLLLは、巨人の額から引き抜いた霊剣の光をただ眺めていた。 「…俺の中にいた、あの人格は…」 レイル・レーラビは…"回路"のルーツをどうしても思い出せない…何か、絶対に忘れてはいけないものだった筈なのに。 …それを想い出す方法は、だだ一つ。 「……!!!」 …彼はおもむろに、追憶剣で自らを貫いた。…欠損していた記憶が復元され、"あるビジョン"が流れ込んでくる!! ーーーーー …これは、セイル・ライ...
  • 第09話「二人の為のアームヘッド②」
    これまでのあらすじ アルカとレーラビはアームヘッド『クアドアル』を顕現させ謎の機体『パラデウス』に戦いを挑んだ。 初めは優勢だったが二人の調和能力が通用せず、パラデウスの能力によりアルカは何処かに消えてしまったのだった... アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第09話「二人の為のアームヘッド②」 『貴様ああああああああ!』 クアドアルは力任せに右手ブレードで斬り掛かるが、黒い銃剣で攻撃をいなされる! 『死ね!死ねぜ!!』 この精神状態では調和能力の発動はおろか、まともな戦闘すら出来ない! 『だからさ、君が死ぬ(アームコアに戻る)んだよ...シリーズRRRR』 左腕で殴りかかるが、拳が届くよりも早くパラデウスの能力が発動! 『ぐあ...っ』 遅れて激痛!クアドアルの左腕が何処かへ跳ばされた! 痛みに怯んでいる隙に追撃を受け、...
  • 第56話「取り戻しの旅」
    アルカ・クライア 本作の主人公。 ファクトリーとの決戦から数年。 あるアームヘッドとの調和が切れ、止まっていた彼の時間は再び動き出した。 アルカ・クラララ・リグ アルカ・クライアのクローンファントムだが、性別は女性。 互いの存在をかけた決闘の末、オリジナルと和解。行動を共にする仲間となった。 これまでのあらすじ 追憶剣レゾナンスで自らを貫いたレイル・レーラビは、全てを思い出し「古代の英雄セイル・ライラビット」と「代替の使者Vermicelli」の二者に剥離…終わりの無い戦いが始まってしまった。 そして、消滅寸前のポータルを通過し、ネクストエイジのヘブンに帰還したアルカ・クライア達は……… アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第56話「取り戻しの旅」 アザーフォビアから最も近い、人類の生存可能領域… 谷底に突き刺さっ...
  • 第09話「家族レストレーション」
    これまでのあらすじ ツヴァイの最終調整中、アルカの適正の高さが融合現象の発生を招いてしまう。 が、"偶然"現れた襲撃者、雷電のオーバーンの乱入によりそれは阻止。 同調が切れ窮地に陥るアルカを救うべく生身でカタパルト射出されたレイルは、ツヴァイに乗り込み雷電のオーバーンを撃破した。 ストーリー カウンター・アタック 第09話「家族レストレーション」 デベロッパー応接室。 眼つきの悪い黒髪の男、雷電のオーバーンは簡素なパイプ椅子に括り付けられていた。 「畜生!俺様を解放しやがれ!」 「やだぜ!どうせ暴れるぜ!」 「おのれ...!」 「しかし"俺様"とは、変な喋り方の奴だぜ...」 「お前に言われたくないわ!」 怒りのあまり拘束された事を忘れ立ち上がろうとして転倒! 「うぐわーっ!」 「だ、大丈夫...
  • パプリカーンの健康診断
    パプリカーン結成初期。 インペリアルおじさん「それでは、第一期の健康診断を始めます」 インペリアルおじさん「一人ずつ順番にお願いします、まずは首領から」 ガラッ 首領「すぐに始めるんだろう?」 おじさん「服は着てていいです」 首領「えー?」 おじさん「それでは聴診を行います」 首領「ほらやっぱ脱ぐんじゃないのさぁー!」 おじさん「せめて下着だけでも着る習慣つけてください」 おじさん「次の方どうぞ」 一番ダシ「カッツオだ」 おじさん「何か体の不調など自覚症状はありますか?」 一番ダシ「背が低いし猫背です。しかも最近ハゲてきましたよ!一体私はどうすればいいんだ!!!」 おじさん「落ち着いて話してください」 一番ダシ「もう一度言えというのか鬼畜め!!!」 おじさん「はい」 一番ダシ「ところで何でサルのレントゲンが飾ってあるんだ...
  • パーフェクト・クライムアップ
    パーフェクト・クライムアップ NTN3000年代。 地表の寒冷化と、地底の新エネルギー「ヘブンズレイ」の発見により、人々が地下複合都市「ガフ」に移住した時代。 そのガフの一地区「リド」がこの物語の舞台となる… 第01話「頭上の蓋」 第02話「天井破り」 第03話「中間三層」 第04話「支配者、キャリアー」 第05話「リド症候群」 第06話「絶食の病」 第07話「空飛ぶ屑鉄」 第08話「白き毒蠍」 第09話「リドの秘密」 第10話「友とのバトル」 第11話「群れの襲撃」 第12話「溶鉱炉の悪魔」 第13話「上層の剣士」 第14話「リド最後の砦」 第15話「トロ・マックロードの決断」 第16話「感染封鎖都市リド」 第17話「最高責任者代理」 第18話「異なる世界へ」(まだ) もどる
  • 第36話「終わりを見た船②」
    これまでのあらすじ パラボロス・ポータルの先は、レギレイによって爆弾化された一万人のクローンアルカが襲いかかってくる地獄だった。 アルカ(オリジナル)とリグの助けにより事なきを得たが、それも時間稼ぎに過ぎない… アームヘッド・ストーリー リターン・デイズ 第36話「終わりを見た船②」 「…やあ、待っていたよ」 少し進むと…紫髪の少女"レギ"が待ち構えていた。 「だっがっあっ貴方は…!」 かつての自分を操っていた者と再会してしまったレーリレイが恐怖する! 「レーリレイ…もうぼくにレギュレーターの権限は無い、安心していいよ」 「…レギ!少し前にレレラが襲ってきた…何かしたのぜ!?」 安堵するレーリレイをよそに、レーラビはレギを持ち上げ揺らす! 「…ぼくはレレラには何もしていないよ、ただ、"人間を生き返らせる手段&qu...
  • 第26話「逆襲レーリレイ②」
    これまでのあらすじ レイルの宿敵レーリレイの操るシビルヘッド・クーリーローチの猛攻により、アルカのツヴァイヘンダーは大きなダメージを受けながらも、何とか撃破寸前にまで追い込む。 だがその時、レーリレイの"回路"が発動した...! ストーリー カウンター・アタック 第26話「逆襲レーリレイ②」 ...ツヴァイによるホーン刀刺突! だが、ツヴァイの左手を繋ぐ氷が"偶然"このタイミングで砕けてしまった為、ローチの前部コクピット隔壁を破壊しただけに留まる! 「そ、そんな」 千切れた左手がホーン刀を持ったまま落下してゆく。 2機の戦闘兵器は組み合ったまま空中で静止する! 「うぐ...げほっ、まだ、やれる...」 体が凍り付くような、見覚えのある感覚、融合現象の前触れ。 今機体を停止させれば融合は抑えられる、だがあ...
  • 第38話「禁断のXドライブ」
    これまでのあらすじ 惑星及び宇宙救済プラン「カウンターアタック計画」は、この世界のソースコードに干渉する危険な賭けだった。 その代償として生み出された深刻なバグ…「レゾナンスギア」と、それに対する能力を持つ「オブシギア」が、再び激突する。 アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第38話「禁断のXドライブ」 『レゾナンスギアを渡すのですわーー!!』 デュアレイドの片腕が木の枝めいて伸び、襲い掛かる! 「くっ!!」 隻腕のクアドレイは敵の攻撃に生じた一瞬の隙間に飛び込み、間一髪で回避! 「この距離、どう詰めるぜ!?」 「このデータを使う」 「ぜぜ、これは…」 インストールされた新たなアームヘッド…《Messiah/06》! ナイト・メア・メシアとレジスタのキメラ機体…パッチワーク・LRのデータだ!! 「アザー…クアドレイ・アザーホイール...
  • 第25話「アルカとアルカ②」
    これまでのあらすじ アンデッドバスターの反動で体力を消耗したレーラビに代わり、食料調達に出たアルカ・クライア。 その道中、アルカの複製ファントム《アルカ・クラララ・リグ》に遭遇。 レーラビ達ファクトリーの尖兵の真実、自らの罪を突きつけられ、彼は... アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第25話「アルカとアルカ②」 「げほ...げほ...うう......っ....」 ベッドの上で咳き込むアルカの首には、強い力で締め上げられた痕が残っていた。 (...こいつはボクだ、感情を持っちゃ駄目だ) 見下ろすアルカは妙な罪悪感と背徳感を覚える。 「ごめん...なさ....げほっ」 (...謝らないでよ、これじゃボクが、八つ当たりしたみたいじゃん) 「もう、何も解らないよ...僕、どうしたらいいの?教えてよ....」 (.....違う!ボクは.....
  • 第29話「凍結システムアルカ」
    これまでのあらすじ レイル・レーラビがレギの手に落ち、アルカ・クライアは"名も無きトーア"を封じる為の人柱として自らのその身を捧げた。 ...二人は必死に運命から逃れようとした、しかしそれは所詮、無意味な時間稼ぎに過ぎなかったのか...? ストーリー カウンター・アタック 第29話「凍結システムアルカ」 ーーー 本社付近、デベロッパー部隊と巨大ギガースショグゴスとの戦闘は長期化していた。 だが高出力攻性テトラダイ砲の修理と調整を終えた雷電のオーバーンが遅れて戻って来た事により、事態は好転した。 『ドルザーッ!ビームッ!!改善版!!』 謎エコーのかかったボイスと共にドルザルガンのボディから強烈な閃光が放たれ...プロトデルミスの触手と装甲を蒸発させる! 『よし、パワーダウンは発生していないな...完璧だ』 機関部を破壊さ...
  • 第39話「禁断のXドライブ②」
    ぜんかいのあらすじ 4つのアームヘッドのデータを集め、ついにパーフェクト・クアドレイが完成するが、レイル・レーラビはその瞬間に意識を失い古代ヘブンの「誰か」の記憶にアクセスしてしまう。 名も無き氷の剣を借り、文明崩壊の危機に立ち向かう青い髪の男の正体とは…? アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第39話「禁断のXドライブ②」 生命を蝕む紫の霧を剣で払い、赤い森を進むと銀色の池。 その水面に浮かぶ巨大なオブシディアンの結晶から、紫の霧が発生しているようだ。 「原因はこれか…」 結晶を破壊するべく、銀色の池に近づく男…だが! 『?????』「!!」 奇怪な言語と共に、水底から飛び出す謎の生命体!! おお見よ!皮膜の無い小麦色の紐状繊維が無数に絡まったその体が、ズルズルと何かを啜るような音を立てながらスープをくぐり光沢を纏い宙を舞...
  • 第57話「取り戻しの旅②」
    これまでのあらすじ 一通の手紙を切っ掛けに、これまでの旅路を引き返す旅を始めたアルカとリグ。 燃え尽きた死者の街でゾンビのハリッコを仲間に加え、次に向かった場所は…… アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第57話「取り戻しの旅②」 アルカ達は静まり返った海を渡り…セントラルニューメッサーシティへと到着していた。 「…待っていたぞ、アルカ君!」 国王"迅雷のビッグバーン"は玉座から立ち上がり、若干せわしない雰囲気で3人を出迎える。 「な、何かあったんですか?」 「ああ…その…先代様が…何と説明すれば良いだろうか、兎に角付いてきてくれ」 3人は国王に言われるがままエレベーターに乗り込み、ゆっくり降下を始めた… …そして、王宮地下のアームヘッド保管庫で、自動扉が開く。 「この先の部屋だ」 エレベーターを降り、暗...
  • 第21話「調和レゾナンス③」
    これまでのあらすじ 共振装置レゾナンスギアが二人に見せた光景は、それぞれの過去の記憶だった。 アルカの家族の異変、レイルと兄弟の謎、メッサー本社の闇。 多くの人とモノを巻き込みつつ、本社との決戦の日は近づいていく....。 ストーリー カウンター・アタック 第21話「調和レゾナンス③」 ーーー ...ツヴァイの調整を終え、いよいよ作戦開始を明日に控えた夜。 デベロッパー寮の屋上...御蓮の冬は寒く、二人の息は白い。 「...いよいよ、明日だぜ」 「...うん。」 「君は...怖くないのぜ?」 「...僕は、やっぱり怖い。本当は僕と家族の問題なのに...結果的にみんなを巻き込んで、利用してしまっているんだ。」 アルカは正直に自分の心境を話した。 「いや違うぜ、皆...偶然目的が同じだから協力しているだけだぜ」 「アルカ、君は優しい...
  • 第09話「リドの秘密」
    【ぜんかいのあらすじ】 キャリアーのアームヘッド「スコルピオ・バイラス」を辛くも退けたバテラ達。 が、その戦いの最中キャリアーはウイルスを散布、ガリバーの病状が悪化し、ギョックはリド症候群を発症した。 バテラが黙っていたリドの秘密とは、一体…!? パーフェクト・クライムアップ 第09話「リドの秘密」 中間三層の病室。 「…大丈夫か、サモン…」 「へい、俺は大丈夫です…二人も命に別状はないかと」 ギョックとガリバーは栄養剤を投与され、今は静かに眠っている。 二人の無事を確認したバテラとアオヤギは病室を後にし、廊下で会話を始める… 「…………結論から言う。奴等…キャリアーは、リド症候群感染者の成れの果てだ」 「…どういう、事だ?」 「リド症候群には、5つのフェイズがある。 まず、奴等の散布する霧を吸い込む事でウイルスが潜伏する…これが...
  • 第27話「改変イレギュラー」
    これまでのあらすじ レーリレイ操るクーリーローチとの戦いによりツヴァイヘンダーは大破するも、レイルとアルカはメッサー本社への侵入に成功する。 遂に物語はクライマックス、二人は運命から逃げ切る事が出来るのだろうか...? ストーリー カウンター・アタック 第27話「改変イレギュラー」 本社ビル、人気の無い廊下。 そこでアルカとレイルは通信を行っていた... 「すいません部長...ツヴァイを壊してしまいました」「ぜ...」 『いや、無事に本社に侵入できたのなら十分だよ...我々も敵機を片付け次第そちらへ向かう』 コーバンとの通信を終え蟹型端末をポケットに入れるアルカ。 「もうすぐで...全部、終わるのかな」 このままコントロール・ルームへ向かい本社ビルのシステムを掌握すれば、アームヘッド廃止計画は無効となる。 「...アルカ、君に言っておく...
  • 第19話「ようこそ死者の街」
    ※今回のストーリーは、外伝「スネーク・フット」とリンクしています。 これまでのあらすじ サメ騒動を解決し、何とか海を越えたアルカとレーラビは、旅の終着点"ファクトリー"にまた一歩近付いた。 次に辿り着いた場所は、霧の立ち込める無人の市街地。 そこで二人を待つものとは...? アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第19話「ようこそ死者の街」 霧の立ち込める、無人の市街地... アルカとレーラビの搭乗する《クアドレイ》は、3機の野生アームヘッドとの戦闘中だ! 「アルカ、アレで一気に決めるぜ!」 「OK、データインストールだ!」 ...クアドレイの片腕が再構築され、ブレードと外套を装備した姿《スライエッジ》に変化する! 「ぜやーっ!!」 粒子を纏った回転斬撃! アームキルを受けた3機の野生アームヘッ...
  • 第25話「逆襲レーリレイ」
    これまでのあらすじ メッサー本社ビルは巨大なアームホーンだった!空気中のプロトデルミスが吸収されタイムリミットが迫る中、超大型ギガース"ショグゴス"が襲いかかる! そしてツヴァイヘンダーの前に現れたレーリレイのクーリーローチ...窮地! ストーリー カウンター・アタック 第25話「逆襲レーリレイ」 フランベルグが攻性テトラダイ刀でショグゴスの格闘触手を切断する! 攻性テトラダイは物理的破壊力と熱量を持っており、アームヘッド以外にも有効! 『これじゃキリが無いわ!』 だがショグゴスの格闘触手は液状プロトデルミスで出来ており、幾ら切っても何処からか供給され増殖! ーーーーー 『死ね!』 クーリーローチの左腕部が展開し大口径の内臓ガトリング砲が火を噴く! 「嫌だぜ!」『逃げるな!』 ツヴァイはそれに気付き既に上昇...
  • 第66話「英骸:LR_fusion」
    これまでのあらすじ 遂に、忘却鞘ディゾナンスと追憶剣をレゾナンスを合体させ、記憶を操る機械《レゾナンスギア》を完成した。 そして、セイルはその力をアルカに託し、Vermicelliとの再融合…4番目の尖兵への回帰を願う。 これが、最善の策だと信じて…… アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第66話「英骸 LR_fusion」 真っ暗な宇宙に、無数の光のラインが走る空間… (本当にいいのぜ?俺はこの世界の敵、お前達の敵なのだぜ…?) そこで、赤い影…Vermicelliは、向かい合うセイル・ライラビットに問い掛ける。 「……構わない。俺達がレイル・レーラビに戻れば、戦わずにお前を封印できるのだからな」 (だが………補正には、反動があるぜ) セイルはレーラビとしての記憶を思い出す…補正でアルカの運命を変えた時、その反動で新たな&q...
  • 第65話「鋼のハート⑤」
    ぜんかいのあらすじ 古代の英雄は、ただ運命を狂わされただけの一人の男に倒された。 そして、運命のミコは代替の悪魔と相打ち…その生命の鼓動を失った。 長き戦い決着が付く、そして…… 「……お、俺は、終わるのか…世界を護れず、こんな所で…」 追憶剣レゾナンスが砕け、崩壊したLLLLの中で、レイルの姿をしたセイルが呟く。 「駄目だ…世界を護らねば、人類を…アルカを救えない…ぜ」 『そうだ、ただの死者であるお前一人では救えない』 オーバンの声と共にLLLLの残骸が取り除かれ、塗装が剥がれ真っ黒になったゼルジギオンの顔が覗き込む。 『…だが、主人公レイル・レーラビならば、救える筈だ』 「レイル・レーラビ…?」 『何故俺様が奴に勝てないのか、研究を重ねた結果…ある結論に辿り着いたのだ』 機体を降りたオーバンは、残骸の上で倒れているセイルに手を差し伸べる…...
  • 第28話「改変イレギュラー②」
    これまでのあらすじ メッサー社、コントロール・ルームに到達したアルカとレイルの前に現れた紫髪の少年レギ。 メッサーの社長である彼は「アルカの家族は"名も無きトーア"を封じ込める為の人柱になった」と言う。 その意味とは...? ストーリー カウンター・アタック 第28話「改変イレギュラー②」 「..."名も無きトーア"は、危険なアームコアだ。そのコアが完全覚醒すればこの世界は多大な損害を受けるだろう。 それを封じ込める為に、巫女...パイロット共々機体を葬る必要があった」 「それとアルカに何の関係があるのぜ」 「その後、"偶然"発生した手違いによって俺の手を離れた"名も無きトーア"は何処に行ったと思う?」 「...まさかぜ」 「"偶然"デベロッパー...
  • 第68話「蘇りの戦士たち②」
    これまでのあらすじ 運命に叛逆する大補正の反動により受肉した、もう一つの破片《英骸》を倒す為、かつて共に戦った戦士達が集う。 …蘇りの戦士たちよ。時代を超え、今こそ…! アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第68話「蘇りの戦士たち②」 英雄達の残骸から生まれた悪魔の人形は、蘇った英雄達に取り囲まれていた。 『■■■■…■■■……』 記憶を破壊され、最早叫びすら発せなくなった"英骸"は、ただ本能のまま目前の生命へと触手を伸ばす…! 「ハリッコ…もう、時間がありませんわ」 「そうね…最初から全力でやるわよ!」 RR(デュアレイド)が足元へ黒い粒子を流し込むと…周囲のRRRRやLLLLの残骸達が動き出し、フラフラと立ち上がり始める! 「死のお茶会の始まりですわーー!!」 無数のゾンビRRRRとゾンビLL...
  • 第04話「カセットの国②」
    ぜんかいのあらすじ 人間の文化を模倣するアームヘッド達の国で崇拝されていた"カセットさま"が、古代のゲーム機の身体を得て復活した。 だが、目覚めた彼の目的は、レイル・レーラビへのリベンジだった。 アームヘッド・ストーリー:リターン・デイズ 第04話「カセットの国②」 「リベンジ...一体どういう事だぜ」 レーラビは2Pコントローラのマイクに問い詰める。 [レイルレーラヒ゛あなたを はかいする こと それか゛わたしの うけた にんむ こんと゛こそは・・・] 「任務ぜ...まさか、"あの時"の?」 "カセットさま"は、一万年前の任務に未だ縛られていた。 『しかし!カセットさま...もう我々が戦う理由など無い筈!』 [とめないて゛くた゛さい。 ...わたしは たたかうために つくられた ...
  • @wiki全体から「第50話「レプリカの宇宙③」」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索