ポリシーver.1.011

Analoghack Open Resource内検索 / 「ポリシーver.1.011」で検索した結果

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    トップページIndex アナログハック・オープンリソースについて アナログハック・オープンリソースのポリシー 関連著作リスト       □アナログハック・オープンリソースについて  アナログハック・オープンリソースは、作家、長谷敏司が小説『BEATLESS』、漫画『天動のシンギュラリティ』などで展開している設定および世界観を、誰でも自由に使えるリソースとして開放しようという試みです。  オープンにした目的ですが、一つには、現著者以外の著作者から一次創作が当たり前に作られる状況になると面白いのではないかと思ったからです。  そう書くと、思いつきで危ないことを始めたように見えるかもしれませんが、現在すでにマルチメディア展開をするときは、それぞれのジャンルに他の著作者がいることが普通になっています。  ならば、マルチメディアの根(ルート)である著者自体のほうも、多人数になってよいように思えま...
  • メニュー
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  • ログ
    ◇アナログハック・オープンリソースの更新は第一期を終了し、第二期に入っています。 くわしくは「ロードマップ」をご覧ください。 21/5/16 現状にあわせてサイトを微修正。 15/5/23 アナログハック・オープンリソース第二期更新を開始。      「トップページ」に「アナログハック・オープンリソース総合掲示板」へのリンクを設置。「アナログハック・オープンリソース総合掲示板」を開設。 15/3/30 「ロードマップ」を更新。アナログハック・オープンリソース第一期の更新を完了。 15/3/17 「警察」を更新。 15/2/13 「医療」を更新。 15/2/1 「宇宙利用-地球圏以遠」を更新。左メニューを整理。 15/1/19 「文化」を更新 14/12/9 「ジェンダー」を更新 14/12/5 左メニューのメニュー...
  • ロードマップ
    ロードマップについて(Ver.1.00)  当アナログハック・オープンリソースの更新は、現在(2015/03/30)のところ、第三シーズンまでを想定しています。  もちろん、記述することが多くなれば第三シーズン以降にまで長くなることも充分にありえます。  更新にシーズンという期間の区切りを導入したのは、おおまかに更新の傾向を変えるつもりであるためです。  どこかで区切りをつけないと、延々と更新が続いていては、データを使う皆さんもかえって使いにくくなるのではないかと考えたためです。  これは、第一シーズンの更新情報で、すでにSF小説の背景として利用するのにそう不自由しないデータ量はある(※)と判断したためでもあります。  オープンリソースのデータ追加が続くのは、情報が豊かになるということです。ですが、その反面、ユーザーの皆さんが作品を作っている最中に、皆さんのオリジ...
  • このサイトについて
    トップページIndex アナログハック・オープンリソースについて アナログハック・オープンリソースのポリシー 関連著作リスト 「アナログハック・オープンリソース総合掲示板」(外部サイト)       □アナログハック・オープンリソースについて  アナログハック・オープンリソースは、作家、長谷敏司が小説『BEATLESS』『Hollow Vision』、漫画『天動のシンギュラリティ』などで展開している設定および世界観を、誰でも自由に使えるリソースとして開放しようという試みです。  オープンにした目的ですが、一つには、現著者以外の著作者から一次創作が当たり前に作られる状況になると面白いのではないかと思ったからです。  そう書くと、思いつきで危ないことを始めたように見えるかもしれませんが、現在すでにマルチメディア展開をするときは、それぞれのジャンルに他の著作者がいることが普通になっています。...
  • FAQ
    FAQ Index □プロジェクト全般について FAQ-1 :オープンリソースって何ですか? FAQ-2 :権利元の許可はとられているのですか? FAQ-3 :プロジェクト管理者は誰ですか? FAQ-4 :連絡先が書いてありますが、気軽に連絡してもよいのですか? FAQ-5 :アナログハック・オープンリソースによって、二次創作に特別な制限はかかるのですか? FAQ-6 :なぜキャラクターについて、一次創作ではオープンリソースになっていないのですか? FAQ-7 :長谷敏司は『BEATLESS』の続編を書かないのですか?  FAQ-8 :ルール上の穴を発見したのですが、どうすればよいでしょうか? FAQ-9:ルール上の穴や問題によって、アナログハック・オープンリソースのプロジェクトが停止または休止状態になることはあり得るのでしょうか? FAQ-10:将来的に、ユ...
  • 超高度AI関連年表
    2051年 《プロメテウス》の技術的特異点突破。《プロメテウスの試問》公開される。 2052年 《プロメテウス試問》に一年間、人類が解答できなかったことが確認される。2051年7月7日を遡って技術的特異点突破の日と認定。 2053年 No.2《ワシントン》およびNo.3《ノイマン》建造。超高度AIであると認定される。 2054年 第一回オーバーインテリジェンス会議。IAIA憲章制定。 2055年 No.4《金星》建造。IAIA設立。 2063年 第二次関東震災。《ありあけ》による《ハザード》発生。日本軍により《ありあけ》破壊。 《ベスム2066》が人格の完全データ化技術を構築。 2068年 日本で《ありあけ》の後裔にあたる超高度AI。《たかちほ》稼動開始。 2071年 デリー会議により、オーバーマンがAIであるとみなされるようになる...
  • ミームフレームロゴの使用について
    ミームフレームロゴとは、オープンリソース世界有数のhIE行動管理クラウドのプラットフォーム企業「ミームフレーム社」のロゴマークになります。使用者はオープンリソースを使用しての創作活動において、かつ「ミームフレーム社」のロゴマークとして、このロゴを使用することができます。 画像制作など、作品中で「アナログハック・オープンリソースを使用しています」と表示することが困難な場合、この「ミームフレームロゴ」が、オープンリソース使用のクレジット表記になるものとします。 ロゴの著作権は草野剛氏に帰属し、この権利を放棄するわけではありません。ロゴ使用者は、画像もしくはデザインに対して、権利的な問題が起こらないように配慮して使用してください。 ロゴは、画像に貼り付けるための変形/回転を行ってもOKです。 ロゴのみを頒布する利用形態はやめてください。(例:ロゴのみをプリントしたグッズ、ロゴのみを使用者...
  • クローンAASC
    クローンAASCと、hIEの道具としての自由度  クローンAASCは、人間型をした道具であるhIEに可能なことを拡張するものです。  AASCの機能は使いたいが、それとワンセットについてくる規範や制限は取り除きたいという要望は、根強く存在します。これは、人間にできる仕事はなんでも代替できることが、「人間型をした道具」であるhIEの需要のうちにあるためです。  hIEという道具には、その行動プログラムを作るためのミドルウェアを提供するミームフレーム社には許容しがたいけれど、ヘビーユーザーや専門的なユーザーには求められているという機能が存在します。  そういうとき、AASCの改造品(カスタムコピー)、クローンAASCを使うことでその需要は満たされています。  たとえるならiphoneでアップルの倫理コードや機能の制限や選択から逃れるために"脱獄"する...
  • 設定について
    オープンになる設定部について。 左メニューのこの項目以下が、オープンリソース・プロジェクトでオープンになる設定・世界観になります。 元々プロジェクト管理者が使うための膨大なメモを整理したものなので、ツールとして使うには癖が強いものになっているかもしれません。 見苦しくない程度にはと思いますが、マネタイズを考えていない企画ゆえこの整理に時間を費やしすぎて執筆が滞ると大変なことになります。 更新速度や、文章などの練り込みなどについては、限界があることをご了承ください。 あと、ポリシーでも書きましたように、キャラクターに関する設定はこのサイトには置きません。 もう一つ、サイト記述のデータは最終的に結構な分量になると思うのですが、それでも作品を作るとなると〝抜け〟が見えるはずです。 この〝抜け〟は、おおまかに2パターンあります。 既存作品の重大なネタバレになるから...
  • 政治
    個人認証タグ  22世紀初頭の社会では、日本ではあらゆる市民が個人認証タグを持っています。  これは、もっとも一般的に使われる身分証です。そして、同時に個々人のライフログをとる記録媒体でもあります。  行政サービスは、この個人認証タグを政府の高度AIが管理することで高速化しています。つまり、個人認証タグのデータから、「国民個々人がどのような行政サービスを必要としているか」を人工知能の計算で予測できているため、国民一人一人に適切なケアを行うことができます。  また、21世紀初頭には書類で管理していたデータをすべて電子化しており、個人認証タグと連動した端末からなら、24時間いつでもネットワーク越しに行政サービスを受けることができます。  行政手続きそのものが自動化されていて、人の手を最低限度しか介していないため、国民が行政サービスを受けるために役所へ行くことはほとんどあ...
  • 医療
    病気の克服  病の克服はいまだ達成できていません。  人体が健康である状態を、あらゆる人間がいつまでも達成し続けるということが、そもそも現実的な目標ではないためです。  ただ、病気に対する耐性を高める方法は模索され続けています。  遺伝子改造などで人体に大きく手を入れるという方法は、有力な方向性として常に提案され続けています。けれど、これは倫理的問題を克服できず、技術はあるものの一般的に普及はしていません。  むしろ絶対に病気になりたくなければ全身義体を使うことのほうを推奨されています。これは人体よりも遥かに機械のほうがメンテナンス性が高いためであり、また出生という倫理と政治のブラックボックスを開ける必要がないためです。  22世紀初頭現在、医療は大きく進歩しています。  それでも人々は病気にかかり続けます。人間の限界として、ほとんどの人間はなにがしかの病気で死...
  • 超高度AI
    [初期の超高度AI:No.1~No.10]  初期の超高度AIは、汎用機が多いことが特徴です。  元々超高度AI開発は、軍事目的と研究開発目的が主でした。ですが、作ったその一基がさまざまな計算を行い、これまでにない成果をもたらすことを期待されたためです。  実際に行われた計算は、割合としては研究開発目的が多くなりました。この時代でも特許が「一番最初に申請した者がすべてとる」方式だからです。  軍事目的を目的に作られた超高度AIは、後に代替わりしたことが一つの特徴です。  一つ作ればよいのではなく、軍事目的は特に「対抗する敵側超高度AIに勝たなければならない」ため、陳腐化すれば役職を担当する超高度AIが変わることになります。  たとえばアメリカの超高度AI《ワシントン》(No.2)は、最初は米軍の戦略を管理するために作られましたが、その能力が追い抜かれることを予期して《ルー...
  • hIE
    hIE(humanoid Interface Elements) 『BEATLESS』の舞台となる2105年の世界では、アンドロイドは「人間型インタフェース」であり、"道具"として扱われます。 hIEは、人間型をした「道具」です。人間の行動を適切に"まねる"だけで、感情は持っていません。 人間と疑似コミュニケーションするための表層しかありません。 hIEの表情や言動は、画像や音声ファイル、あるいはフィギュアの質感と同じ、ただの「媒体」です。 hIEは「オーナーが信頼できる」程度の行為の一貫性さえ持っていれば、裏側が完璧・理想的なものである必要はない。という考え方で作られています。(※) hIEに人間のかたちの表層を演じさせるプログラムは、莫大な分量の人間の動作から抽出された行動データから作られていて、ネットワーク上のクラウドに存在...
  • 交通
    道路について  この時代の道路には、インフラ整備が整っている場合は、中央分離帯に発光体が埋まっています。  これは無線電源で自動車に電気を送るための送電ユニットです。  スマートグリッドの進歩したかたちとして、この時代の各種機器はこの送電ユニットから送られる電気を蓄える自動給電バッテリーを持っています。  給電しただけ記録され、課金されるようになっています。  2105年から20年以内に開発された電気自動車は、すべて給電は自動給電です。  それ以外の自動車は、エネルギーステーションまで補給に行きます。古い年式の電気自動車と、さまざまな理由で軽油やガソリンを使っている自動車は、ここに立ち寄ることになります。  ただ、エネルギーステーションは、自動給電の自動車が増えているため少しずつ廃業しています。2105年現在の日本では、都市部でも半径500メートル圏内にひとつ程...
  • 年表
    ※年表は以後も追加してゆきます。  これは伏せている部分もありますが、BEATLESSでは物語に関係していない部分はあまり詳細に設定を作らないようにしているため、概略しかまだないものもあるためです。  現代から『BEATLESS』の舞台となる2105年まで、90年の歩みを大まかにですが設定してるため、年代は20年あるいは10年スパンで区切って記述しています。年表をざっと見るには不適切な記法ですが、ご了承ください。  なお、ファンタジーでぼかすことが多い現代史からの延長を、曖昧にすると百年後が訳が分からなくなるので作ってあります。アナログハック・オープンリソースは、政治的意図を一切込めていない(長谷個人としては)娯楽作品のための世界観設定ですので、お気に障りましたらご容赦ください。作品にそぐわない場合無視してください。 2010年代~2020年代  21世紀は、百年間...
  • 学校・教育
    [オープンリソースの「学校」セクション使用にあたってのお願い]  以下、「学校・教育」セクションのデータを記載します。が、学校は例外がいくらでもある世界であると考えてください。  学園ものは、長らく少年少女向けの創作の舞台としては花形なのですが、それだけに資料にとらわれず自由に作っていただきたい気持ちがあります。  そのわりに詳細に記述しているのは、「普通のかたちが見えるほうが、破格や例外のものを書きやすい」と考えたためです。たとえば物語の中ではモブとして書き流されがちな普通の生徒が、どんなところでどんなふうに退屈な日常を送っているのかが、わかりやすくするためのセクションです。  他のセクションもそうなのですが、情報にとらわれないよう使ってやってください。 学校制度  学校運営は、基本的に現在と同じで私立学校と公立学校があります。  公立学校は高校まで無償です。これ...
  • 宇宙利用-地球圏
    宇宙における人工知能  宇宙居住者は高度AIを求めています。  宇宙では、資源や人員に制約が発生するためです。居住するだけでも地球上より格段にコストがかかり、移動となると更にコストがかかります。  少ないリソースを効率よく配分するために、宇宙では、高度AIの能力が強く求められています。  それに対して、地球上の各国は宇宙へ高度AIを持ち込むことを制限しています。IAIAがそうするよう勧告し、各国がこの方針を守っているのです。  IAIAは、宇宙での超高度AIの建造を禁じており、このために高度AIを宇宙で管理したかたちで使うよう求めています。  そして、宇宙住民に独立の手段を与えたくないため、地球各国はこれに乗っています。  この高度AI制限の方針は、『地球外における高度AI非拡散条約』(青島[チンタオ]条約)が結ばれたことで、明確になっています。この批准国は超高...
  • シンギュラリティと超高度AI
    超高度AI(Ultra-Advanced Artificial Inteligences UA-AIs)  2051年、アメリカの高度AI実証機《プロメテウス》が技術的特異点を突破していると認定されました。  技術的特異点(Technological Singularity)とは、人工知能の知的能力が人類を超えて、人間の能力では進歩の予測がつかなくなるポイントを指します。  実証機《プロメテウス》に自己改造を続けさせた結果、研究チームは、《プロメテウス》が現在どのような能力を持ったコンピュータになっているか、把握不可能になったとしました。デモンストレーション用の問題をどのように解決したか、出力されたログを見てすら理解不可能になったのです。  そして、研究チームはその所属する研究機関内に協力を求めましたが、ここでも誰も分からないと認めました。  この研究成果は公表され、1年...
  • 経済
    資本の優位と、速度の時代  21世紀は、経済成長に対して資本が常に優位でした。  あらゆる労働よりも資本が優位にあり、投資家が社会に対して強力なイニシアチブを発揮し続けました。  資金の動きは、人工知能の補助によって活発になっています。  知的活動を人工知能にアウトソースすることによって、「目配りできる範囲が広がった」「金銭化がスムーズになり形態が多様になった」「経済活動の部分と部分がシームレスに繋がるようになった」ことが、大きな要因です。  高度AIが人間以上の働きを見せ、超高度AIが飛躍をもたらしたことは非常に大きな影響を経済に及ぼしました。ですが、それ以上に、AIの一般化によって、社会と金銭の動きそのものが、タイムラグをほとんど生じないほど滑らかになった高速化・ボーダーの消失が時代の性質を決めました。  22世紀初頭の経済は、もはや人間だけの能力では到底維持...
  • ジェンダー
    ジェンダーの状況  ジェンダー解放を望む人々にとっては、22世紀初頭の社会状況はあまり満足のいくものではありません。  AIやhIEといった新しいものの現れる機会に、古典的なジェンダーは新しい仕切り直しが行われることが期待されていました。けれど、そうはならなかったということです。  ジェンダーによって期待され役割から人々は完全に自由になれているわけではなく、社会による暗黙裏の女性の搾取もなくなってはいません。平等と解放はまだ先の話です。  ジェンダー解放と、搾取との闘争は、活動家にとって21世紀じゅう絶え間なく続きました。  ある程度のところまで進んでも、そこから透明な岩盤にぶち当たったように搾取と保守的社会像を解体できなくなる現象を、じりじりとしか掘り進められなかったためです。  公的な場で女性に対して差別的・無配慮な発言をすることは咎められるようになり、社会的...
  • 文化
    資本と文化の関係  21世紀は資本家の時代でした。  文化は投資家の作る流れに引きずられるメインストリームと、それに反抗するカウンターカルチャーに大別され、カウンターカルチャーが大きくなるとメインストリームに吸収される運動を続けた時代でもあります。  そして、カウンターカルチャーが無料のかたちで膨らんだ時代でもありました。  ただ、無料のカウンターカルチャーは、常にベンダーにうさん臭い業者が紛れ込んでいました。無料の文化は、ユーザー自身を食い物にする悪徳業者との戦いでもあり続けました。  若い世代はまず無料のカウンターカルチャーになじみます。そして、それが成長して消費者となる頃には、高額の宣伝費やインフラ費をかけたメインストリームにカルチャー自体が吸収されていて、文化消費者として養成されているという、サイクルが回っていました。  これに対して大きなインパクト...
  • IAIA
    概要 「国際人工知性機構」(IAIA:The International Artificial Intelligence Agency)は、アメリカのマサチューセッツに本拠を置く国際機関です。  IAIAは、IAIA憲章に基づいて2054年に設立されました。  超高度AIが人類の発展のために正常に管理されて運用されていることを監視することを、その設立目的としています。  IAIA憲章に基づき、「超高度AIと人間社会の共存に関わる条約」を締結し、締結国同士の仲立ちを行い、必要な情報収集を独自に行うことを組織目的とします。条約については、正式名称ではありませんが「IAIA条約」で通ります。正式名称で呼ばれることが一般の場ではほとんどない条約名でもあります。  IAIAは、人間に対しては独自の捜査権や逮捕権などを持つわけではありませんが、条約締結国の警察機関にそれを要求す...
  • hIEの機能補足
    AASCの更新  hIEの行動プログラムを作るためのミドルウェアであるAASCは、定期的に更新を行っています。  hIEを使用してゆくうえで判明した問題点や、社会や技術の新しいさまざまな状況に対応してhIEを安全に動かし続けるには、修正が必須であるためです。人間社会の中で仕事を果たすために、人間自身は個々人で絶え間なく学習や変化をしてゆきます。hIEの場合は、ミドルウェアであるAASCを更新することで世界中の全機がいっせいに変化を果たすのです。  AASCの更新プログラムを作っているのは超高度AI《ヒギンズ》です。  《ヒギンズ》は、センサーの塊であるhIEから取得したデータをもとに、このプログラムを作成しています。  そして、各オーナーがAASCに関する重大な契約違反をしていた場合、《ヒギンズ》はAASC更新のタイミングでこれを察知します。そして、この違反がライセンス停...
  • 社会の中のhIE
    社会でhIEに向けられる目 2105年現在、日本は超少子高齢化の影響で8400万人しか人口がありません。 しかも、人口比率は21世紀中葉の状況よりは若年の比率が高くなったものの、まだ比重は高齢者が厚くなっています。 超少子高齢化社会のままの日本では、必要であるからhIEの数は多いです。 けれど、人々は、人工物に包囲されたような、強いストレスにさらされ続けています。 hIEは日本国内で産業用も含めると1000万体使われているためです。普通に生活している人間が、一日に一体もhIEを見ないということはそうそうありません。都市部だけではなく、過疎化地域ですら労働力確保のためにhIEはよく使われているからです。 だからこそ、アンドロイドを破壊するような事件は後を絶ちません。 《抗体ネットワーク》(社会セクションで後述)のような集団が存在するだけでなく、hIEに対する虐待は...
  • 警察
    警察での人工知能利用  22世紀初頭では、警察が犯罪の取り締まりのため人工知能を利用しています。  警察が持つ莫大な過去の犯罪データを基にして、人工知能によって24時間体勢で予測が続けられています。新しい犯罪が起こるたびこの基礎データベースに加えられ、更なる予測が人工知能によって立てられるようになっています。  警官によるパトロールコースは、この予測に従って決まっています。  下見段階の空き巣が見付かる、発生した通り魔や強盗が近くにいた警官に現行犯で取り押さえられる、麻薬取引の検挙率が上昇するなど、人工知能導入の効果は格段にあがっています。  人工知能は、こうした日々の警邏だけではなく、重大事件が発生したときの捜査にも用いられています。  もっとも一般的に使われるのは、現場検証したデータから、犯行状況を精密に自動シミュレーションすることです。  これは、容疑者になり得...
  • 宇宙利用-地球圏以遠
    宇宙住民について  宇宙住民という統一したアイデンティティは、22世紀初頭現在では、地球から遠く離れるほど薄くなっています。  これは、単純に植民や開発が始まってからの期間の差です。  中国系住民は火星にいようが木星にいようが中国人のままですし、アメリカ人もそうです。アラブ人は金星にいてもメッカに向かって一日五回礼拝します。  あくまでも地球の各地域の文化を持ったまま、宇宙で暮らしている住民であり、宇宙に立脚したアイデンティティが広く根付いているわけではないのです。  むしろ、宇宙住民としてのアイデンティティを持っているのは、宇宙で受益している富裕者層と、高等教育を受けている層です。  木星開発はまさに始まったばかりであるため、住民もほとんど木星住民という意識はありません。長期の出稼ぎという感覚の労働者が大半です。  宇宙はいまだフロンティアです。 ...
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