USMシリーズ(玩具)
概要
アニメ第一作にあわせてサトコカンパニーから展開された競技玩具シリーズ。
いわゆるバトエンで、ウエポンカセット(キャップにあたるパーツ)を付け替えることで、カスタマイズできるほか、『DXメモリープレーヤー』にセットすることで、個別の音声が流れるなど、独自要素も多かったものの、小売店では大量にワゴンに並ぶ光景が見られた。
そのため、『ギアチェンジ』以降の玩具シリーズでは、競技要素が排除された。
そのため、『ギアチェンジ』以降の玩具シリーズでは、競技要素が排除された。
DXメモリープレイヤー

USMと連動させるシューター型の玩具。
セットしたUSMを個別に認識し、メモリーに対応したカラーリングで発光し、同時にメモリーの名前を呼び上げる。
音声ギミックは以下の内容。
セットしたUSMを個別に認識し、メモリーに対応したカラーリングで発光し、同時にメモリーの名前を呼び上げる。
音声ギミックは以下の内容。
(USMをセット)
↓
「メモリー・セットオン!○○(セットしたメモリーの名前)!!」(同時にLEDが発光)
↓
(トリガーを引く)
↓
(USM発射と同時にLEDが点滅し、効果音がなる)
↓
「メモリー・セットオン!○○(セットしたメモリーの名前)!!」(同時にLEDが発光)
↓
(トリガーを引く)
↓
(USM発射と同時にLEDが点滅し、効果音がなる)
USM側面の凹凸ピンで個別認識をしており、後に解析によって没となったメモリーの音声がいくつか発見されている。
多色発光とUSMの個別認識は魅力的なギミックだったが、誤認識が多く、「ERROR」の音声をイヤというほど聞くはめになる。
多色発光とUSMの個別認識は魅力的なギミックだったが、誤認識が多く、「ERROR」の音声をイヤというほど聞くはめになる。
また、アニメではメモリープレイヤーがないとUSMを使うことはできないと説明されるが、USM自体はバトエンなのでメモリープレイヤーがなくても問題なく遊べる。
しかし、当時行われた公式大会や、後述のUSM学会のベーシックルールでは、メモリープレイヤーの使用が義務付けられている。
USM

いわゆるバトエンだが、エンピツとしての機能はない。
キャラクターと技、基本ステータスが描かれたUSM本体に、技の威力が描かれたウエポンカセットを装着して使用する。
キャラクターと技、基本ステータスが描かれたUSM本体に、技の威力が描かれたウエポンカセットを装着して使用する。
ウエポンカセットなしでも使用することは可能で、その場合は『素手』という扱いになる。
基本的にカセットを装備した状態のほうが強力だが、一部の特殊なUSMは素手の状態で強力なステータスが設定されたものや、素手の場合に限り特殊な効果が発生する技なども存在。
代表的なものでは、格闘キャラという設定のベクターは素手が強力に設定されており、カセットを装備すると技能にデバフがかかるという特殊なキャラになっている。
それでも他のウエポンカセットを装備したUSMよりは性能面でおとり、デバフのせいでカスタマイズも不能と、アニメとは対照的に残念な性能となっている。
基本的にカセットを装備した状態のほうが強力だが、一部の特殊なUSMは素手の状態で強力なステータスが設定されたものや、素手の場合に限り特殊な効果が発生する技なども存在。
代表的なものでは、格闘キャラという設定のベクターは素手が強力に設定されており、カセットを装備すると技能にデバフがかかるという特殊なキャラになっている。
それでも他のウエポンカセットを装備したUSMよりは性能面でおとり、デバフのせいでカスタマイズも不能と、アニメとは対照的に残念な性能となっている。
ウエポンカセットは武器を模した造形になっており、造形による重量バランスの差によって出目に偏りがあるものや、ダイキャスト製の重りが付いているものなど、特殊なギミックを搭載したものもある。
- ブースターパック01~05
USMひとつとウエポンカセット2つがランダムで封入されたセット。
スターターパック・イベント等で配布された限定品以外のUSMはこのブースターパックでしか手に入らない。
また、『02』では初めてダイキャストパーツが使用されたウエポンカセットがラインナップされたが、当然、重さでバレる。
『03』以降では、ダミーとしてダイキャスト製の重りが封入されるようになった。
この重りは四角いダイキャストの塊にロゴが刻印されただけのもの。通称文鎮。
コアなファンの中ではサイフ等にこの文鎮をいれて持ち歩くという奇行おまじないを行うものもいるとか・・・。
『05』では、すでに店頭に大量の在庫が残っていたこともあって、過去の弾ででたカセットのリカラーや再販ばかりで、販売数も少なかった。
スターターパック・イベント等で配布された限定品以外のUSMはこのブースターパックでしか手に入らない。
また、『02』では初めてダイキャストパーツが使用されたウエポンカセットがラインナップされたが、当然、重さでバレる。
『03』以降では、ダミーとしてダイキャスト製の重りが封入されるようになった。
この重りは四角いダイキャストの塊にロゴが刻印されただけのもの。通称文鎮。
コアなファンの中ではサイフ等にこの文鎮をいれて持ち歩くという
『05』では、すでに店頭に大量の在庫が残っていたこともあって、過去の弾ででたカセットのリカラーや再販ばかりで、販売数も少なかった。
- スターターパック01『開幕!メモリーバトル編!』
キッパー・ブラックフォックス・ベクターのUSMと5種類のウエポンカセットのセット。
トイザラス限定でスターターパック01とメモリープレイヤーがセットになった『DX最速スターターセット01』が発売されている。
- スターターパック02『激震!オリオン襲撃編!』
シガレット・サバノミソニ・デッカーのUSMと5種類のウエポンカセットのセット。
トイザラス限定でダークメモリープレイヤーとのセット版が発売された。
セット版発売時には、ジョンUSMがもらえるキャンペーンが行われ、パッケージに袋に入ったジョンUSMが貼り付けられたものが販売されていた。
セット版発売時には、ジョンUSMがもらえるキャンペーンが行われ、パッケージに袋に入ったジョンUSMが貼り付けられたものが販売されていた。
ダークメモリープレイヤーは、このセットでしか入手できないDXメモリープレイヤーのブラックリカラーアイテム。
劇中にも黒いメモリープレイヤーが登場するが、あちらはやや紫がかったカラーリングをしており、通常のメモリープレイヤーをモノクロ調にしたダークメモリープレイヤーとは配色が大きく異なる。
劇中にも黒いメモリープレイヤーが登場するが、あちらはやや紫がかったカラーリングをしており、通常のメモリープレイヤーをモノクロ調にしたダークメモリープレイヤーとは配色が大きく異なる。
劇中カラーのダークメモリープレイヤーは、セット版発売の2ヶ月前に雑誌懸賞で30名限定で配布されたものが存在する。
余談
AN EARTHの玩具展開では、唯一競技要素のあるシリーズだったためか、現在では、本格的にUSMバトルを研究するUSM学会というカルト教団サークルが存在する。
USMシリーズは公式ルール自体に粗がおおく、ゲームとしては破綻しているため、学会の独自ルールが定められており、3Dプリンターでパーツを自作する強者まで存在。
特に、メモリープレイヤーに強力モーターを搭載したデストロイプレイヤーは有名で、自作した合金製USMを電動発射し、ビンを割るというリアル兵器まで作成された。
特に、メモリープレイヤーに強力モーターを搭載したデストロイプレイヤーは有名で、自作した合金製USMを電動発射し、ビンを割るというリアル兵器まで作成された。
2019年10月には、学会主催で初となるオフライン大会『USMコン2019』が開催され、YOUTUBE上で生中継が行われ、一部で話題を呼んだ。