意識の果てへ

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2:意識の果てへ 使われ無くなって久しい軍事要塞の跡。 元々砲台が設置されていたと思われる場所で、狼の頭を持った竜種の少女が、 涙を流しながら蹂躙の苦痛に耐えていた。 「い、痛い! 痛いよぉーっ!」 「ハッ、ハッ、ハッ、ハッ」 彼女に覆い被さり激しく腰を振るのは青と白の毛皮を持つ巨躯のオス狼。 一切慣らしもせず己の欲望を突き入れる。 「あああああああああ!!」 泣き叫ぶ狼竜の少女、だが、彼女は心の中では悦んでいた。 少女、龍神安姫は、力づくで蹂躙される事が大好きな、変わった趣味を持っていた。 夜の公園に繰り出してはホームレスに、裏路地に繰り出しては変質者に。 優しく、同意の上で、では感じられなかったのだ。 なので、この殺し合いで始めて遭遇したこの巨躯の狼が、自分を凌辱目的で襲った時は、 少し怖くもあったが嬉しかった。 「ウグゥッ!」 「ああっ」 狼がビクッと身体を震わせ、腰を安姫の尻にぐっと押し付け、動かなくなる。 体内に注がれる熱に、安姫は涎を垂らしてその感覚に浸る。 「ああ……ああ~……いい……」 「……」 安姫に覆い被さっていた狼の表情が突然変わる。 鋭い牙をゆっくりと、安姫の首に持って行き、万力の如く噛み付いた。 「ガッ!?」 狂おしい快感から一転、牙が首に深く食い込む激痛に安姫は驚く。 「あ…? ァ、ア゛ッ、いだ、い、や゛め゛、て…!」 ミシミシミシッと頸骨が軋み、呼吸が出来なくなる。 噛まれている部分から赤い鮮血が流れ、安姫は目を充血させ口から血の泡を吹き始める。 それでもなお狼は牙に力を込めた。 ボキッ 「ギッ!! ………ァ………」 そして鈍い音が響いた。 狼、フーゴが口を放すと、首の骨が粉砕した安姫は地面にうつ伏せに倒れた。 口から、傷口から血溜まりが広がって行き地面に染み込む。 その目は見開かれたままで涙が溢れ充血しとても直視したいものでは無い。 ぬぽっ、と、根元が大きく膨らんだフーゴのそれが安姫のそこから抜けると、 濃い白濁液がドロッと溢れ出た。 「気持ち良かったよ、龍神安姫ちゃん……そしてさようなら」 顔写真付きの名簿で覚えた名前を呼び、フーゴは自分の荷物を持って立ち去った。 「…青姦見れてラッキーだと思ってたら、とんだスプラッターになっちまった」 フーゴが立ち去りしばらくして、安姫の死体が転がるすぐ近くの瓦礫の陰から、 一人の人間の青年が現れた。 下ろしていたズボンを上げてベルトを直し、血を流して死んでいる狼竜種の少女に近付く。 彼が隠れていた所の下生えには白い液が飛び散っていた。 「うえ……」 死体に近付いた途端、血と、白濁液と、更には排泄物の臭いまで感じ取り、 思わず青年、下村正人は吐き気を催した。 目の前にある本物の死体が、今自分が置かれている状況を再確認させる材料となる。 「さっきの…フーゴ…か…気を付けよう」 名簿を取り出し、隠し撮りされたと思われるフーゴの写真、そして名前の部分に 鉛筆で丸を書き「警戒」と書き込んだ。 「…エロゲオタでしか無い俺に殺し合えとか、どんな無理ゲーだし。 …支給品、彫刻刀セットと小麦粉だったんだが、どうしろと」 殺し合いを生き抜くのには貧弱過ぎると言わざるを得ない自分の支給品。 嘆いていると安姫のデイパックが目に入った。フーゴが無視していった物だ。 死人の荷物を漁るのは気が引けたが、もっとマシな武器が欲しいと思った正人は、 安姫のデイパックを開けて中身を漁る。 すると基本支給品に混じり、大きい内側に反った刃を持つククリナイフと、 ミント味のガムを発見した。 「彫刻刀と小麦粉よっかマシか…貰っておこう、ごめんな」 安姫の死体に謝りつつ、正人はグルカナイフとミント味ガムを抜き取った。 「…殺し合いに乗って無い奴捜そう。一人じゃ不安だ…」 ククリナイフを装備し、正人は軍事基地跡から出るため歩き出す。 【龍神安姫  死亡】 【残り44人】 【早朝/E-1軍事要塞跡】 【フーゴ】 [状態]口元が血塗れ [服装]全裸(服を着る習慣無し) [装備]無し [道具]基本支給品一式、???、??? [思考] 1:殺し合いに乗る。ついでに女を犯す。 [備考] ※下村正人には気付いていません。 【下村正人】 [状態]良好 [服装]私服(白トレーナーにジーンズ) [装備]ククリナイフ [道具]基本支給品一式、彫刻刀セット、小麦粉、ミント味ガム(10) [思考] 1:殺し合いはしない。殺し合う気が無い人を捜す。 2:フーゴを警戒。 [備考] ※フーゴからは離れた場所にいます。気付かれてはいません。 ※E-1軍事要塞跡に龍神安姫の死体、龍神安姫のデイパック(基本支給品一式入り) が放置されています。 【名前】龍神安姫(りゅうじん あんき) 【性別】女 【年齢】18歳 【職業】高校三年生 【身体的特徴】狼の頭部を持つ狼竜種と言う種族。濃い灰色と薄い灰色の毛皮。美乳。 裸族のため衣服は着ない 【好きな事・もの】強姦される事、バニラアイス、作詩 【苦手な事・もの】数学、コーヒー 【特技】翼を使って飛行出来る 【趣味】強姦してくれる相手を捜す事 【特筆すべき能力】料理が得意 【備考】強姦される事に快楽を見出した狼竜女子高生 【名前】フーゴ 【性別】♂ 【年齢】24歳 【職業】野生の妖狼 【身体的特徴】某シクルゥに酷似した外見 【好きな事・もの】人間の美女、生肉 【苦手な事・もの】猟師、警察獣部隊 【特技】相手の身体を傷付けず衣服を切り裂ける 【趣味】獲物探し 【特筆すべき能力】動体視力、瞬発力が良い 【備考】連続強姦殺人事件を起こしている妖狼 【名前】下村正人(しもむら まさと) 【性別】男 【年齢】23歳 【職業】大学生 【身体的特徴】黒髪で痩せ型 【好きな事・もの】エロゲ、ギャルゲ 【苦手な事・もの】エロゲ、ギャルゲに理解が無い人 【特技】エロゲ、ギャルゲの攻略ルートに関して記憶力が半端無い 【趣味】エロゲを買いに行く事 【特筆すべき能力】パソコン知識が豊富 【備考】エロゲオタな大学生青年。当然童貞。しかし、 このロワではまだまともな部類に入る人物 |[[借りた金返せない→人生\(^o^)/オワタ]]|時系列順|[[崖の上の肉食獣達]]| |[[借りた金返せない→人生\(^o^)/オワタ]]|投下順|[[崖の上の肉食獣達]]| |&color(aqua){ゲーム開始}|龍神安姫|&color(red){死亡}| |&color(aqua){ゲーム開始}|フーゴ|[[]]| |&color(aqua){ゲーム開始}|下村正人|[[]]|
12:意識の果てへ 「大変な事になったよなー、殺し合いなんてよ……」 「本当ですね…」 エリアF-7病院の二階病室にて、青と黄色の身体を持つ竜、リューグと、 金髪の髪を持った全裸の巨乳エルフの美女、ヴァレリアは互いの身体をまさぐり合いながら、 現状を振り返っていた。 収納口から顔を出し、先端から透明な汁を垂らすリューグのいきり立つそれを、 ヴァレリアは愛おしそうに見詰め、両手で優しく扱く。 「オオ…ウ……」 「あったかい……こんなに汁が溢れてビクビクして……それでですねリューグさん…。 この殺し合い…リューグさんはどうします…?」 「決まってるさ。乗る訳無いだろ。何とかして、脱出するんだ…! そのために、この首にはまってる首輪、どうにかしないとな…アァ……」 「でも、首輪、無理に外そうとすると爆発するって言ってましたよ……はむっ」 「キャウッ! ク……あんっ……だ、だから、機械に詳しそうな人、捜そうと、思って…! ひうっ……ううっ……俺らじゃ、お手上げ、だろ…?」 「んっ…れろっ…ひょうえふれえ(そうですねえ)」 「あぁ、あぁ! あ! あ!!」 「!!」 ビクッ ビクッ ビクッ… 「アアァァァ……」 「んぐっ…ごくっ、ごくっ、ごくっ…」 「フゥ、フゥー……所で、支給品、何なの? ヴァレリアちゃんの」 「私ですか? えーと」 リューグの大量の熱汁を飲み干したヴァレリアは、 口元と胸元に生臭い白液を付けたまま自分のデイパックを手に取りチャックを開ける。 ランダム支給品を手に取りリューグに見せた。 それは護身用の二連拳銃レミントンデリンジャーと、木の伐採等に使われる大型の鉈だった。 「へえ…俺はー…」 息子をベッドのシーツで拭き、リューグも自分のデイパックからランダム支給品を取り出し、 ヴァレリアに見せる。 農作業用の普通の鎌に、竜種用の巨大ア○ルデ○ルド。 「鎌は良いけど、○ナ○○ィ○○って!」 「凄く…大きいです…リューグさんのモノ程では無いけど」 「だがまああれだ、折角支給されたし入れとくか……ぐぅっ…! …あっ…///」 「大丈夫ですか?」 「これは…良い。良い感じに前立腺が刺激されて…ああ、う、あああ。 よし、この状態で合体すれば俺はもっと気持ち良くなれるハズ」 リューグはヴァレリアをベッドの上に押し倒し、股を開かせその股の間に、 自分の下半身を強引に捻じ込ませその部分に己の欲望の先端を宛がった。 「はうっ…! ちょっと動いただけで電気が走る」 「リューグさん…来て下さい」 「ハァ、ハァ…」 「んっ……!」 その後しばらく、病室には雄の竜とエルフの女性の嬌声が響いた。 【早朝/F-7病院二階病室】 【リューグ】 [状態]快感、ヴァレリアと行為中 [服装]無し(服を着る習慣無し) [装備]草刈鎌、ア○ルデ○ルド(挿入中) [持物]基本支給品一式 [思考] 1:殺し合いはしたくない。首輪をどうにかしたい。機械知識のある人物を捜す。 2:ヴァレリアちゃんと行動。 [備考] ※特に無し。 【ヴァレリア】 [状態]快感、リューグと行為中 [服装]全裸 [装備]レミントンデリンジャー(2/2) [持物]基本支給品一式、.41リムファイア弾(10)、鉈 [思考] 1:殺し合いはしない。脱出したい。 2:リューグさんと行動。 [備考] ※特に無し。 【名前】リューグ 【性別】♂ 【年齢】17歳 【職業】野生のドラゴン 【身体的特徴】青と黄色の身体を持った竜。スリム体型 【性格】明るくスケベ 【備考】ヤリ○ン竜。ちょっと早漏気味なのが悩みらしい。 300年前に荒淫の限りを尽くした悪竜の直系の子孫に当たる 【名前】ヴァレリア 【性別】女 【年齢】外見年齢10代後半(実年齢100歳程) 【職業】森の性のアイドル 【身体的特徴】金髪爆乳エルフ娘 【性格】穏やかだが芯は強い 【備考】とある森で、動物や獣系モンスターの性欲処理を永い間行っている。 彼女の身体と性格に癒されに来る客は後を絶たない。基本的に全裸で生活する |[[希望を持ち続けるのって難しい]]|時系列順|[[Road to death]]| |[[希望を持ち続けるのって難しい]]|投下順|[[Road to death]]| |&color(aqua){ゲーム開始}|リューグ|[[磨きがかかるマイペース共]]| |&color(aqua){ゲーム開始}|ヴァレリア|[[磨きがかかるマイペース共]]|

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