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化物と化した彼の末路 - (2010/11/14 (日) 08:16:46) の編集履歴(バックアップ)
9話 化物と化した彼の末路
「ちくしょう!なんだってんだこれは!」
叫んでいるのは少し顔が残念?かもしれないが
格好つけではある、常伏中学の学生美作廉太郎だ
「まずはハデス先生達と合流しなくちゃな・・・」
彼はデイパックの中を漁る、すると
「なんだこれ?注射器?」
説明書きが入っていた
「首落迷の覚醒剤入り注射器使うな危険」と
「使うなって言われると使いたくなるのは人間の性だよな」
彼はそれを体に注射し
「う…ぐああああああああああああああああああ!!!!」
体に斑点が浮き上がってくる
そして彼の両手からは青い光が放たれている
■
「…困りましたね」
近くで気づかれないように影を潜めている少年は黒子テツヤ
彼は有名中学の幻の6人目と呼ばれていた男である
「あれはどうしたらいいのかな?」
あれとは先ほど注射を打った美作廉太郎のことだ
「バックにいいものは…」
漁っていると薬品が出てきた
「…これなら」
彼は気づかれないように後ろから近づいて行った
■
「うがああああああああああああああああ!!!」
代わって美作の視点である
体中には黒い斑点が浮き出てきている
そこに異変が生じた
肌が急に溶けだしたのだ
そう、これはさっき黒子が見つけたココの毒
効果は濃塩酸と同じ、いやそれ以上の効果らしい
「ぐああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああ!!」
転がりまわる事しかできない美作に黒子が近付く
「…ごめんなさい」
そう言って持っていたナイフを振り下ろした
(ああ、くそもう…駄目なのか…)
彼の残っていた少しだけの意識も闇に消えていった
■
「…ごめんなさい」
彼は目の前にある死体を海に捨てるか悩んだがやめておいた
目の前には、自分が殺した人間の死体が
ぽつりと、置いてあるだけだ
「…………」
彼はうつむきながらその場を離れて行った
【美作廉太郎@保健室の死神 死亡】
【一日目/6時51分/A-2】
【黒子テツヤ@黒子のバスケ】
[状態]精神的疲労(極大)
[装備]サバイバルナイフ
[所持品]基本支給品、ココの毒(濃塩酸)2分の1消費
[思考・行動]
基本:火神君たちを探す、殺し合いはしない
1:…僕は何をしているんだろう
[備考]
※ウインターカップ開催前からの参戦です
※影が薄いのは元々なので規制はされません
※美作廉太郎の支給品(基本支給品、首落迷の覚醒剤(空))
と死体が残されています
【支給品説明】
【ココの毒@トリコ】
美食屋四天王の一人で体にいろいろな毒とその抗体を持っているココの毒
今ロワでは濃塩酸となっております
【首落迷の覚醒剤@SWOT】
2年の不良グループ「悪鬼」の頭の首落迷が作った覚醒剤
カクゴが使えるようになるが、その代償に自我と1時間後に命を失う
【サバイバルナイフ@現実】
軍事行動中において遭難などで他の装備を失った場合
それのみで生存を計る目的で設計された、大型のシースナイフ。
また、戦地での「サバイバル」には当然敵兵との格闘戦も想定されるため
武器としての威力と堅牢性は設計の最優先課題の一つであるらしい。
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黒子テツヤ |
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