鉄の男、沈む

「鉄の男、沈む」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

鉄の男、沈む - (2010/12/31 (金) 04:40:47) のソース

10話 鉄の男、沈む

この格好で現実の街に出れば一発逮捕が確実な男、フランキーが逃げていた

「うおおおおおおおおおおなんだこいつ!やけにデケェぞ!」

そういったのは人形、その近くでそいつを操ってるのであろう人物が見える
警察官であり中川グループの社長でもある、中川圭一だ。

「う…うるさい!黙れ!さっさとこの人形に殺されろぉぉ!!」

こんな状況とは一生無縁のはずなのに、こんなことが起きるとも分からずに
結局、彼は乱心した

ちなみにその人形は、中川の支給品のゴーレム召喚機によって召喚された
ゴーレムなのだがこのゴーレムには特徴がある
防御力が高い一方、攻撃力はまったくと言っていいほどない
おおまかに言うと薄型テレビ2枚分割れる攻撃力だ

そんなことより

「くそ…まずはあいつから逃げないと」

離れようとするフランキー、しかし

「させるかああああああああああああああああ!!!」
ゴーレムがフランキーに突進する
それほど攻撃力のないゴーレムでも相手を後退させることは出来る
その後ろには

崖、これ以上説明のしようがない

そこから落ちれば海に落ちていくしかない
「ぐ、うおおおおおおおお!!?」

落ちていく、落ちて落ちて落ちて、そして

沈む

■

「僕は警察官で僕は正義なんだ!間違ってない!」
笑う、人を沈めてなお笑う、そこに

「テメェェェェェェェ!!」
手に広辞苑を持ってきた赤髪の高校生、学崎強
彼がその警察官に突進して来ている

「うわああああ!?」
中川は驚き、その場から逃げようとする
「逃がすかよぉぉ!」
その広辞苑で頭を強打させ、吹っ飛ぶ

そのまま転がってゆき森の中に消えていった

「…これくらいじゃ死なないだろう」
そして、男が沈んでいった海の方向に目を向ける

「すまねぇ、助けられなくて…」
黙祷をしてその場を去って行った
【一日目/7時1分/D-8崖前】
【学崎強@SWOT】
[状態]健康
[装備]広辞苑
[所持品]基本支給品、不明支給品0~2
[思考・行動]
基本:殺し合いには乗らない
1:鰯田を探す
2:黄色服の警官(名前は知りません)に要注意
[備考]
※鰯田が覚醒剤を打たれる前からの参戦です

■

転がって言った警官は森の中で静かに眠っていた
その場から動かずに
永遠に寝るように、眠っていた
もう起きないかのように、眠っていた
【一日目/?/D-7森】
【中川圭一@こち亀】
[状態]気絶中、乱心中
[装備]ゴーレム召喚機
[所持品]基本支給品
[思考・行動]
基本:殺し合いに優勝して帰還する
1:――――――(気絶中)
[備考]
※学崎の容姿を記憶しました

そして最後に沈んだ彼は
『禁止エリアに侵入しました、10秒以内に出てください』

10
9
8
7
6
『残り5秒です』
4
『残り3秒』
『2秒』
『1秒』
ボン

そんな簡単なことで鉄の男の首が消えた
そして首のない死体は今度こそ
海の奥底まで
沈んで行った
&color(red){【フランキー@ONEPIECE 死亡】}

【支給品説明】
【ゴーレム召喚機@その他】
魔道書みたいな感じだが、簡単な事しか書いてない
ゴーレムは防御力が高い一方、攻撃力はまったくと言っていいほどない
おおまかに言うと薄型テレビ2枚分割れる攻撃力だ
【広辞苑@現実】
昭和初期に出版された『辞苑』(じえん)(博文館刊)の改訂作業を引継ぎ
第二次世界大戦後新たに発行元を岩波書店に変え
書名を『広辞苑』と改めて出版された。
現在、中型国語辞典としては三省堂の『大辞林』と並ぶ両雄。
最近では携帯機器に電子辞書の形で収録される事も多い。
収録語数は、第六版で約24万語。
|[[化物と化した彼の末路]]|時系列順|[[スケットマン。]]|
|[[化物と化した彼の末路]]|投下順|[[スケットマン。]]|

|&color(aqua){ゲーム開始}|学崎強|[[]]|
|&color(aqua){ゲーム開始}|&color(red){フランキー}|&color(red){死亡}|
|&color(aqua){ゲーム開始}|中川圭一|[[強靭な心と凶刃の心]]|
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。