非リレー型バトルロワイアル @ ウィキ内検索 / 「冷静な狐×馬鹿な天使」で検索した結果

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  • 冷静な狐×馬鹿な天使
    19話 冷静な狐×馬鹿な天使 女子生徒用学生服姿の狐の獣人の少女、フラウは自分が置かれている状況を整理していた。 そもそも、自分は別の殺し合いで死んだはずだった。 だが今こうして生きており、今度は香取亮太と名乗る謎の男が催す殺し合いに身を置いている。 首には相も変わらず爆弾内蔵の首輪もはめられている。 状況は好転しているとは言えない、良くなった点は身体の傷は全て癒え、 体力も万全になりベストコンディションだと言う事ぐらいだろうか。 デイパックの中に入っていた散弾銃・レミントンM870を手に、 夜の住宅街を歩くフラウ。 「英人に由佳ちゃん、ケトルはいないみたいだけど…」 三人の親しい人物はこの殺し合いにはいない。 だとすればまだあの、自分が死ぬ前にいた殺し合いの中にいるのだろうか。 代わりに同じく殺し合いをさせられていたクラスメイト数人の名前...
  • 俺得ロワ3rd第一回放送までの本編SS
    ...、シリウス 019 冷静な狐×馬鹿な天使 フラウ、アストレア 020 爆乳猫少女はNEETと出会う テト、脇坂忠行 021 Polluted crystal 小山田耕太、銀鏖院水晶、源ちずる 022 じっくりコトコト煮込んだ脳汁 ブライアン、坂田銀時、エルフィ、ドラゴナス 023 追って追われて美女と野獣 シーザー、黒崎奈桜 024 Uninhabited police station トレディア、東風谷早苗 025 サキュバスと「マダオ」 リュティ、坂上正男 026 死亡フラグに気をつけろ 森屋英太、リリア 【黎明】 No. タイトル 登場人物 027 I don t want to miss a thing 源ちずる、小山田耕太 028 バーニングブライアン ブライアン、ドラゴナス、坂田銀時、エルフィ 029 闇より来る者 桜川あいり、ノーチラス、野比のび太 030 もう聞く...
  • 爆乳猫少女はNEETと出会う
    ...がある 冷静な狐×馬鹿な天使 時系列順 Polluted crystal 冷静な狐×馬鹿な天使 投下順 Polluted crystal ゲーム開始 テト どこにも無いでしょう、あなたの素晴らしさ ゲーム開始 脇坂忠行 どこにも無いでしょう、あなたの素晴らしさ
  • 女は狼より強し
    ...恵の憂鬱 時系列順 冷静な狐×馬鹿な天使 宿禰千恵の憂鬱 投下順 冷静な狐×馬鹿な天使 ゲーム開始 紺野優佳 警察+医者+人狼+女性…これ何の集団? ゲーム開始 シリウス 警察+医者+人狼+女性…これ何の集団?
  • 俺得ロワ3rd本編SS目次・投下順
    ...、シリウス 019 冷静な狐×馬鹿な天使 フラウ、アストレア 020 爆乳猫少女はNEETと出会う テト、脇坂忠行 021 Polluted crystal 小山田耕太、銀鏖院水晶、源ちずる 022 じっくりコトコト煮込んだ脳汁 ブライアン、坂田銀時、エルフィ、ドラゴナス 023 追って追われて美女と野獣 シーザー、黒崎奈桜 024 Uninhabited police station トレディア、東風谷早苗 025 サキュバスと「マダオ」 リュティ、坂上正男 026 死亡フラグに気をつけろ 森屋英太、リリア 027 I don t want to miss a thing 源ちずる、小山田耕太 028 バーニングブライアン ブライアン、ドラゴナス、坂田銀時、エルフィ 029 闇より来る者 桜川あいり、ノーチラス、野比のび太 030 もう聞く事叶わぬ彼の歌声 剛田武、クレアス 031...
  • 血に塗れた優しい彼女
    ... 復讐の女神 冷静な狐×馬鹿な天使 フラウ 繰り返される銃声と流血 兎と侍の合わせ技 鈴仙・優曇華院・イナバ 死亡
  • 守護のススメ
    2話 守護のススメ 虎獣人内山貴泰はボディーガードである。 政治家や有名企業の重役等を暴漢から守る仕事をしている。 そんな彼が殺し合いに参加させられた。 「…大変な事になったな、殺し合いとは…」 崖の上から大海原を眺める貴泰。 「あの荒神とか言う男は何なんだ…とりあえず支給品を見てみるか」 近くに置かれていたデイパックを開け中身を漁る。 名簿に目を通すが知り合いはいないようだった。 そして基本支給品に混じり、木刀が出て来た。 「俺のランダム支給品はこれか、武器にはなるな」 木刀を装備する貴泰。 「…殺し合いに乗っていない奴を捜そう」 殺し合いをやる気になっていない参加者を仲間にし脱出手段を模索するため貴泰は歩き出した。 【早朝/A-5崖:崖上】 【内山貴泰】 [状態]健康 [装備]木刀 [持...
  • 結成!最悪のタッグ
    クロエ・オブライエン。CTUの優秀な技術者でハッキングの腕を持つ。 ジャック・バウアーらと共に長年、未然にテロを食い止めて犠牲者を一人でも多く減らした。 「この程度なら・・・・いけるかも・・・・。」 首輪はちょうど首に合うように作られており中身の爆薬は少量とする。 また、首の大きさが違えど他の参加者との爆薬は一定で更にきちんと死ぬように作られているであろう。 ある一定のエリアに行けば爆発するように、データの配信とタイマー昨日がついている。 条件からすると少なくとも頚動脈は切断し失血死させれ、最悪の場合は直径7mに血だまりとクレーターが出来る。 解除は出来ないことは無い。用は爆薬の部分とデーター配信の部分を無効にすればいいことだから。 (必要なものはどう集めようか・・・・。) 「動くんじゃねぇぞ!!!」 一人の技術者に向けられていたものは口...
  • 刻銘学園
    第零章 刻銘学園(こくめいがくえん)  □ 遠いようで近い。 近いようで遠い。 そんな未来のお話。  ◇ まだ俺が中学生の頃。 その時はまだ夏休みの時だったか。 俺はこんな名前の学校を見つけた。 国立 「刻銘学園」 そう。これが、この名前を知ったのが、俺の人生で最高に最低な失敗だった。 この名前さえ知らなければ俺の人生はこんなに狂うことはなかった。断言できる。 しかしそんな馬鹿な俺でもなんの魅力も感じない学校に行くまで落ちぶれてはいない。 こんなとても『魅力的』な紹介文が書いてあったから、俺はこの学校に決めた。 1:入試試験無し。しかも定員無しです。興味をもったらぜひこの学校に入学しよう。 2:なお授業料他高校を通うにあたって必要なお金は全て国が払うので、お金がなくても安心です。 3:本校は全寮制であり、そのため勉強...
  • 欲望に忠実になってた結果がこれだよ!
    第二十八話≪欲望に忠実になってた結果がこれだよ!≫ ピンク色の髪の可愛いおにゃのこを謎の襲撃者によって取り逃がした俺、富山醇一は、 新たな女を探し市街地を歩き回っていた。 何のためにかって? ムフフフ、俺、童貞なんだ。童貞のまま死にたくないんだよ。 ここまで言えば、もう分かるだろォ? しかしピンク色の髪のおにゃのこと会ってからと言うもの、 別の女どころか他参加者に誰一人として会っていない。 遠くから微かに悲鳴のようなものや銃声は聞こえるからいるにはいるんだろうけど。 運が良いのか悪いのか……。 しかし、誰もいない住宅地っていうのがこうも不気味だとは思わなかった。 いつも住宅地とか歩く時には誰かしら歩行者はいたもんなぁ。 犬の散歩をしているおじいさんとか、幼い娘を連れて買い物に行く母親とか、 友達同士で遊びに行く小学生とか。 でも、そういった歩行者達の(...
  • 現実は大抵人を傷付ける
    70話「現実は大抵人を傷付ける」 放送が終わった後、俺――石川清憲の傍にいる坊主頭の少年、大沢木小鉄は、 どこかそわそわした面持ちで俺の方を見ていた。 俺はその理由が何となく分かった。 「なあ、キヨノリ」 「……何だ?」 「さっきの放送、春巻の名前と、のり子の名前も呼ばれたんだ。 ……春巻の名前が呼ばれたって事は………のり子は………」 「……」 俺は小鉄の気持ちを考えると、何も言葉を掛けてやる事が出来なかった。 確か本人から聞いた話によれば先程の放送で名前を呼ばれた「西川のり子」は、 小鉄の親友だったらしい。 つまり小鉄はたった6時間の間に自分の担任教諭と親友の二人の、 身近な人間を失ってしまったという事だ。 まだ小学二年生の、幼い少年には、とても残酷過ぎる現実である事は、 容易に想像出来た。 「畜生…畜生、畜生! 何でだよ…何でのり...
  • 起こすぜ筋肉旋風(センセーション)
    「ちくしょう!殺し合いなんて、ふざけんじゃねえぞ!」 a-2商店街のショッピングモールで、井ノ原真人は殺し合いの主催者に怒りを露わに……しながらスクワットをしていた。 彼にとっては一番落ち着く時なのだが、周りから見ると変な人極まりない。 「…………超馬鹿な人と会ってしまいました。超離れて会話しましょう」 「馬鹿とはなんだっ!筋肉馬鹿と言えっ!」 真人のペースに圧倒されっぱなしの12歳くらいの小柄な少女、絹旗最愛は脱出を目的としていた。 彼女は暗部の人間だ。ハッピーエンドの存在する物語はほんのひとにぎりなことを知っている。だから、最悪自分だけでも脱出しようと考えたのだ。 「丁度いいな、そこのガキ。共に筋肉旋風(センセーション)をお見舞いしてやろうぜ」 「ガキじゃないです。超絹旗最愛です」 【一日目/深夜/a-2商店街】 【井ノ原真人@リ...
  • 今宵狂いし道化
    「繭……繭ゥ」 森繁朔太郎は、壊れていた。 もっともそれはこの殺し合いにおいてそうなった訳ではない。『篠崎サチコ』の呪いーーーーー天神小学校にて、彼は後輩であり、妹のような存在を失った。 何の因果か、自分は他人の不幸としてそれを写真に納めていたのだ。 潰された、死体。 臓物(ハラワタ)を撒き散らし、顔の判別もつかない死体。 彼が見てきた死体の中でも、一際無惨な死体。 ーーーーーみないで 「やめろ………」 ーーーーーわたしの、 「やめろぉぉおおおおお!」 森繁の絶叫だけが響きわたって、やがて静寂が訪れる。 襲ってくるのは、不思議と恐怖心ではなかった。 あの時、繭を守れなかった。なら、今回は僕が優勝して繭を生き返らせよう。 参加者名簿を冷静な面持ちで眺める。そこにあった名前で知っているのは『持田由香』『...
  • 人狼とレナモン 貞操の危機!
    5話:人狼とレナモン 貞操の危機! レナモンはゲーム開始早々、厄介な相手と出くわしていた。 灰色の毛皮を持った引き締まった身体の人狼の男。 手首と足首付近に黒いバンドのようなものを見に着けている。 いやらしい笑みを浮かべ、股間の象徴はいきり立っていた。 「人間じゃないのは残念だが…まあいいか…雌である事に変わりは無いしな…」 人狼の男――大槻牙信は舌舐めずりをしながらレナモンに近付こうとする。 「ち、近寄るな!」 レナモンは嫌悪感を隠す事無く、支給されていた自動拳銃、 スタームルガーP85の銃口を人狼に向ける。 人狼が何を考えているか、レナモンには大体想像が付いていた。 「おいおい物騒な物向けるなよ…」 「それ以上近付くと撃つぞ…!」 (くそっ…いつもの技も力も使えなくなってるなんて…!) ...
  • 達観しすぎてこの二人が怖い
    1話 達観しすぎてこの二人が怖い 「ふむ……これは大変なことになったなぁ」 ◆YcpPY.pZNg、通称「お気に入りの人」はこんな殺し合いによばれていた。 しかし、いっさい臆することなく対処法を考えていた。 「誰か仲間がいれば…なぁ」 いくら冷静な彼でも、戦闘力はあまりない。 だから出来る限り強い仲間が欲しいと思う。 「うーん…とりあえずあたりを探すか……書き手さんもいるらしいし」 「なあ、そこの者…ちょっと良いか?」 「え……あ、はい」 後ろから現れた古風のような男。 腰に刀を下げていた。 「儂は加藤清正と言うのだが…お主は?」 「◆YcpPY.pZNgと言います…」 「む?わいしー?そんな名前がこの世にはあったとは」 「いや、単なる偽名です…本名が思い出せないので」 「ほう、記憶喪失とは…お主も運が無いのう」 ...
  • うえきの最後の法則
    「くそっ。なんで効かねぇんだ!!もう一回だ!百鬼夜行(ピック)!」 そう叫ぶと、その少年の手元から、黒の黄のブロック状のものがモンスターに向かい勢いよく突撃していく。 しかし、その攻撃は、モンスターに当たると砕け散り、ほとんど意味をなしてなかった。 叫んだ少年は植木耕助。彼は新天界人(ネオ)と呼ばれ、普通の天界人より強力な神器を使いこなす、八ツ星神器の使い手である。 しかし、ここは「The World」。モンスター相手には、ステータス重視である。 ここは「選ばれし 渦越しの 虚無」。高レベルエリアである。 まだまだ低レベルの彼には、倒すのは不可能に近い。 しかし、耕助は立ち向かっていた。これは勇気でもなければ、無謀ですらない。 耕助は、 馬鹿なのだ。 そう。この男は馬鹿である。「勉強の才(ざい)」を失くした耕助はこの殺し合いのルールを ほとんど...
  • 妖星乱舞-第三楽章-
    91話 妖星乱舞-第三楽章- 最上階、リリア・ミスティーズは高い天井に広い面積の大広間に立っていた。 数分前から、階下から聞こえてきていた銃声や怒号が一切聞こえてこない。 侵入者――殺し合いの生存者達を全員始末できたのであれば、 何らかの報告が入るはずであるが、そのようなものは入って来ていない。 だとすれば、考えられる可能性はもう一つある。 ドガアン!! 正面前方の豪華な木彫り装飾が施された木製の大扉が乱暴に蹴破られ、 そのもう一つの可能性が実証された。 扉の向こうから、広間に続々と入ってきたのは、7人の殺し合いの生存者達。 高原正封。 クリス・ミスティーズ。 レオン・ミスティーズ。 ドーラ・システィール。 アレックス。 ピタゴラス。 ガーゴイル。 何れも、今まで屠ってきた敵兵士の返り血や、自らの傷から流れ...
  • 僕達の知らない彼女
    19話 僕達の知らない彼女 A-2にある会社にアレックスたちはいた もうすぐ放送ということもあり少し話しながら座っているだけだったが しかしそこに 「千石ちゃん!」 そこに来たのは高校生くらいの女子高生神原駿河である 「神原さん!」 千石が駆け寄る よかったなーとアレックスはニヤニヤしながら見守っていた すると 「神原さん!待ってください!」 ついてきていた二人も到着した 小波準二と青木林の二人だ 「お兄ちゃん!」 青木百合が駆け寄る そして 抱 き つ い た しかも感動なのか半泣き状態で目がうるうるしている さっきまでの冷静な彼女の面影などなかった 急激な変化にアレックスが戸惑う (ONIICHAN!?) 理解できません...
  • 02 天使
    【1日目・夜・須鹿満千夫】  吐いて、戻した。  胃液の饐えた匂いと、島特有の潮の匂いが、鼻腔を通じて混ざり合う。  その匂いによって更に嘔吐感が増し、もう一度吐いた。  夕方に食べた晩餐のメニューが、全てある。ローストビーフに、海老、様々なフルーツ。  流石の食い意地も、今度ばかりは仇になっている。  もったいねぇ。  吐きながら、思わずそう思う自分に、我ながら呆れる。  喰って寝るだけの生活があまりに板に付きすぎだ。  嗚咽を数度漏らし、喉の奥に絡んだ残りの吐瀉物を吐き出す。  それでも気持ち悪い感触が残り、バッグからボトルを取り出して、口と喉をすすいだ。 「…っけんなよ…」  小さく悪態を付くが、そこに力はない。  小太りの身体を包むのは、だぶだぶのTシャツに、やはり大きめのミリタリー柄のハーフパンツ。  Tシャツにはどろどろのゾンビがプリントされて...
  • 堕ちる雷光王
    13話 堕ちる雷光王 青と白の身体を持った竜、ライコーオーは、 エリアA-4にある民家の中に身を潜めていた。 「殺し合いとはどういう事だ……俺は確か……」 ライコーオーは茶の間でこの殺し合いに参加させられる直前の記憶を辿る。 自分は確か、パートナーの雪野タクミと共に、RI-INの放った刺客、アリサと戦い、 瀕死の重傷を負い――意識を失ったはずだった。 だが、目覚めた時には、身体の傷は全て、綺麗に消えており、 首には金属製の首輪がはめられ、更に、身体が人間の成人男性並のサイズまで 縮まっていた。そしてモニターに現れた比叡憲武と名乗る喋る狼が、 殺し合い――バトルロワイアルの開催を声高に宣言した。 そして、気付いた時には、見知らぬ市街地にライコーオーは黒いデイパックと共に 飛ばされていたのだ。 人間サイズになっているので、建物にも比較的容易に...
  • 悲しき結末、光は無し。
    ああ。もう元には戻れないんだ。無垢な白い少女は心を閉ざしてしまうかもしれない。 どこまで、自分は馬鹿なんだ。いくら大切な妹を守るためとはいえ、純真無垢なルームメイトを殺して、血の海に沈めるというのか? 「ク…クドリャフカ……?」 「佳奈多さん……何でこんなゲームに乗ったんですか!リキも…みんな死んでしまうんですよ!?」 もう心は決して交差しない。二木佳奈多は目的のために、ひとりの少女の心を殺してしまったのだ。 手にはイングラムと“ひらりマント”。クドを殺すのは簡単だが、佳奈多には引き金が引けない。 「わ…たしは…っ!」 佳奈多がゆらり、と揺らぎ、イングラムM12サブマシンガンを構える。 そして、全ての想いを乗せて、叫び、引き金を引いた。 「葉留佳を守るんだああああああああああっ!」 ぱららっ。 「ーーーーーーえーーーーー...
  • 男達よマダオであれ
    51話 男達よマダオであれ ……… 頭部が破裂した男の死体を見下ろしながら、 赤いワンピース姿の少女、篠崎サチコは立っていた。 「酷イ様……デモ、沢山死ンダ人ヲ送レルカラ、良シトシヨウカナ」 サチコの目的である、死者の魂を母親の元に送る事は達成された。 元気一杯の馬鹿な少年や、狼男と言った人外まで。 「オ母サン…喜ンデクレルカナ…クスクスクス」 生きている者がいなくなった部屋に、少女の歪んだ笑い声が響く。 「ヴ……ヴヴ」 「ウフフ…貴方モオ疲レ様」 ……… 長谷川泰三はいつものように、公園のベンチに座りだらけていた。 殺し合いから生きて帰ったが、相変わらずの人生である。 ただ、一つだけ変わった事があった。 「仕事見付からない?」 「全くだな」 どう言う訳か、泰三の世界に上杉憲顕が来...
  • Devils 二人の悪人
    「何者なんですかぁ、あなた」 可愛らしい声がする。白髪に赤い瞳の“怪物”一方通行が見おろすのは、ツインテールで小柄な体駆、それに似合わぬ大きな胸。連続殺人鬼、京子だった。 京子は後ろから一方通行を襲撃した。凶器はドスで、いつも通り一撃でしとめるはずだった。 しかし、彼女は一方通行の能力ーーありとあらゆる力のベクトルを変換する能力ーーを。 当然ドスは砕かれ、気流操作の波で京子を叩き伏せる。 追撃を加える間もなく、勝負は決した。一方通行は下らないというような目で京子を見つめ、言う。 「ったくよォ………。てめェくらいのガキまで呼ばれてやがンのかァ、あのクソ野郎が」 京子は負けるわけにはいかない。「夜の王」彼に安らぎを与えるために。 京子は再び立ち上がると、魔装少女になり一方通行を殺そうとする。 しかし一方通行は、とある条件を提案する。 「テメェに...
  • 図書館では静かにしましょう
    3話 図書館では静かにしましょう 「あちょおおおおおおおおお!!」 「ぶべらっ!」 図書館、図書室の本棚に茶色い毛皮の巨躯の狼がぶち当たり、 凄まじい音を発して本棚が破壊され図書が撒き散らされた。 「私を襲うなんて命知らずな狼ネ。この身体安く無いアルヨ」 「うぐぐ…何だてめぇ…その馬鹿力は!?」 中華風の格好をした少女、神楽は拳をパキパキと鳴らし、狼のエーリアルを見下した視線を送りながら言い放つ。 エーリアルは血反吐を吐きながら少女のとんでもない馬鹿力に驚いていた。 「畜生、たまには貧乳も良いなと思って襲ったらこのザm」 「誰が貧乳だゴルァアアアアアア!!」 強烈なストレートが狼の顔面に入った。 支給されたナックルダスターを装着していたため更に威力は倍増していた。 「ま、待て、待ってくれ、分かった、俺が悪かったがら、ゆ、許...
  • 狼と不要者、交わらず
    「クソッ、参ったな」 住宅街で青年、トミー・ドーキンズは頭を抱えていた。 普段と何一つ変わらぬ一日を過ごし、自室で眠りに就いた筈が誘拐され、殺し合いを命じられている。 質の悪いドッキリか何かだと思いたいが、自分の冷静な部分がそれを否定する。 殺された二人の人間、首にある金属の感触、そして異様な雰囲気の会場。 それら全てを作り物や気のせいと断じる事は、トミーにはできなかった。 「今回ばっかりは流石にお手上げだよ……」 これが何時も遭遇している怪事件なら、ここまで悩むことはなかった。 マートンが得意のオカルト知識で情報を集め、自分とローリーが戦う。 実にシンプルで分かり易い解決方法。 しかし今回は違う。 人の悪意によって引き起こされた凶悪犯罪。 怪物退治の経験だけでは解決できない。 「あぁもう!とにかくマートンを探そう...
  • 復讐に協力することって良いことですかね?
    C-2に位置する墓場。 その墓にある墓石の上で座る人間は、墓に備えられてあったリンゴを掴み、一口、口にした。 そのリンゴはどうやら腐ってたらしく、人間は渋い顔を……することなく平気で食べる。 人間はどうやら腐った食べ物が好物らしく、何個も食べても腹を下さないという奇妙な体質の持ち主だった。 「かーっ! 旨いねえ! さすが腐ったリンゴだ!」 ケヒヒ、と笑いながら腐ったリンゴをどんどん、食べ進めていく。 ついには芯だけになってしまった。 そしてそのリンゴの芯を元々備えられてた場所に戻す。 「さぁて、あっしも動きますか、っと」 被っていた帽子を深深と被りなおし、墓石から降りて、歩き出そうとする。 すると、前方に女性の姿。 こちらに警戒心をむき出しに、訝しげな顔をしながら、話しかけてきた。 「誰……? アナタ……?」 話しかけられた人間...
  • 「見」
    「うっ……ふえぇん……」 とある病院の診察室で、三千院ナギはひとり泣いていた。 綾崎ハヤテと召使いのマリアが自分の声を聞きつけ、都合よく助けに来てくれるのをただ待つかのように。 事実、三千院ナギは自ら率先して行動するつもりなど毛頭なかった。 屋敷暮らしのごく平和な日常しか知らぬこの女は、他人の死を目の当たりにし、自分の命が危機に晒されて尚誰かの助けに縋ろうというのだ。 だから、簡単に利用される。 「さあ、もう泣かなくて良いのですよ、お嬢さん」 この世の地獄のような場所で囁かれた甘い言葉。縋りたくなるのは至極当然。三千院ナギも躊躇うことなく、差し出されし悪魔の掌を掴んでしまう。 「さあ、私の目をジッと見なさい……」 (ちっ、何だってんだこれは?) 安岡は支給品のトカレフ拳銃を片手に、薄暗い病院内を散策していた。 微かに聞こえた少女の泣き...
  • こいつら菓子にしては辛すぎる
    ガレット・デ・ロワはルールを説明した そこは本スレ252でMr.後困る◆L5hImrrPlMが書いたから省略しよう 桜餅「アンパン、お前は乗るか?」 アンパン「まさか、あんな外道許さねえ、他の連中も乗る奴いないだろ」 「何でも願い事一つ叶えるか・・・面白い」 「ふふふ、まさか合法的に他の菓子を葬れるとは良いねえ」 「優勝は僕等だと気付かないのかこいつら」 「この戦いに勝ち残り本国にお菓子の王様の名を持ち帰る!!」 「大日本帝国復活の為に犠牲になってもらうぞ若造ども」 桜餅「・・・・・私達だけでも頑張ろう!!」 アンパン「そ、そうだな!!」 こいつら何考えてんだよ、特に最後の奴 見た目餓鬼なのに大日本帝国って何時の時代の菓子だ?賞味期限大丈夫か? ガレット・デ・ロワ「・・・以上で説明は終了だではこれからお前達に...
  • 吹原和彦の――
    「…くそっ、何が何だかさっぱりだ!」 見覚えの全く無い街をふらつき、誰に言うでも愚痴をこぼす吹原和彦。 あの時、間違い無くクロノス・ジョウンターに乗り込んだ。 そして、過去へ向かった…はずなのに。 気が付いたら妙な所に連れてこられて、そしてこのに逆戻り。 「…ここは、一旦落ち着いて、情報を整理しよう」 あの妙な奴が言った中に、「名簿」と言うのがあった。 もしかしたら、来美子さんも。 自分と同様に、ここに連れてこられているのではないか。 「この機械か、どうすれば名簿が出るんだ」 しかし、操作が良く分からない。 無理もない、何度も過去へ飛んでは未来へ飛ばされたが、元は1995年の人間だ。 こんな道具なんて見たこともない。 「…これか?」 適当に、アイコンをタッチする。 すると、画面が切りかわりずらっと名前が表示される。 ...
  • 数多の殺意、奔流。
    「ギャハハ!よぉく逃げ回ったにゃーん?褒めてやるよ『グループ』!」 エツァリは単純に、逃げ回って時間を稼いだ。能美クドリャフカを逃がして、建物の中で支給品の手榴弾で決着させる。 だが、現実は甘くはなかった。麦野の『原子崩し』は手榴弾を空中で焼ききり、破壊する。 エツァリは再び手榴弾のピンを引くが、麦野の手から数多の閃光が噴き出し、撃ち落とす。 「(ここまでですか。すいません、御坂さん…。)」 そして、エツァリの心臓を『原子崩し』が撃ち抜き、絶命させた。 「こんなもんかにゃーん?」 麦野は口元を邪悪に歪め、別の方向を向いて歩きだした。 ★ 「超うるさいですね…戦いでしょうか?」 「筋トレの音には聞こえないな。へっ、最愛。俺の筋肉にお前の能力があれば無敵だぜ?」 「私の『窒素装甲』に筋肉は超関係ありませんからね」 くだらない会話を交わ...
  • オープニング(ランダムアニロワ版)
     暗転。  自分の目の前がいきなり黒く染まったら、そう答えるのが普通だろう。  ましてや「歩いていたら」とか「死んでいたら」とかそういう状態なのに、いきなり目の前の景色が変われば、そう思うほかない。  ここに集まった100人ほどの人間はその状態にいる。  ここはどこか、ということはわからない。  ただわかるのは、地面があることくらいである。  その中の一人に男がいた。  ジャン=ピエール・ポルナレフ。特徴的な髪型をした、筋肉質な男である。  彼は「スタンド」と呼ばれる精神から発生される超能力と、それを支える熱い心があった。  そんな猛者であっても、この場にいる。何の抵抗も、いやそもそも抵抗すべき対象がいるのかどうかすらわからない状態で、この場に連れてこられている。 (なんだってんだァ……ここは? 俺は確かアヴドゥルとイギーと一緒にDIOの...
  • 白の花火、金の鈍ら
    【体育館付近】  ○  茶畑のヤローが死んだ。 ただ俺はそれが悔しいわけではない。 なんかどうにもあいつのことは好きになれなかった。 それだけはよくわかんねーけど覚えてる。 けれどヤローの死は俺にとって火を付けた。 コーチョーは絶対許さない……と。 俺はそう決意したんだ。  ○ ところで、一つ。 俺たちはなにも黙ってコーチョーの話を聞いていた訳ではない。 「ったく、ケーサツってのは本当こういうときに役にたたねぇな」 試みたのがケーサツに電話。 当然じゃね? だってよ、いきなりコーチョーが頭とち狂って訳分かんねえこと言い出したんだぞ? 電話すんに決まってんじゃん。 「けれど生憎の≪おかけになった電話番号は現在使われておりません≫だって、笑っちまうぜ」 110番はどこいった。 間違...
  • 殺戮遊戯
    「クソッ…誰もいねぇじゃん…。」 時の止まった街で、グリーンは悪態をつく。 …彼は殺し合いに乗っていない参加者を捜していた。 それは何故か。理由は簡単だ。 彼は、一秒でも長く生きていたかったのである。 仲間がいれば守ってもらえる。生存率も上がる。 そう考えた。 「早く誰か見つけないと…オレ…。」 ……脱出しようという考えは、彼には浮かんでいなかった。 当然だ。 旅に出ているとは言え彼はまだ少年。 こんな異常な環境に放り込まれたら、冷静な判断が出来る訳が無い。 単純に“生きたい”という思いで、彼は仲間を求めていたのである。 だが、この場所には誰も居ない。 そんな状態で殺し合いに乗っている参加者に見つかったら――― 「……君。」 「!!」 不意に、声がした。 威圧感を感じさせる声だ。 足の動きが止まる。 心臓の鼓動がさらに速くなる。...
  • 天才と侍とときどき冷静少年
    8話 天才と侍とときどき冷静少年 ここはC-2薬局前 ここで冷静そうな少年ひろしが考えていた 「たけし君が来ているんですか…」 少年が考えているといきなり後ろが熱くなった 「なんだ…?」 振り返ると 自分の足元に血の池ができていた 近くにいた少年を見かけた 彼は 「お前の命、軽いよ」 そうとだけ言いはなった その少年の名は出来杉英才 (ああ、死ぬのか―――――――――――) そうとだけしか考えれなかった ■ それから間もないころ 二人が戦っていた さっきの少年と、銀色の侍が言い争っている 「なぜおまえはこいつを殺した!」 「なんで?決まってるだろ?なんとなくだ」 ハハハハハと笑う 銀色の侍坂田銀時は 「テメェ...
  • 2-2・変哲オリ
    2-2 正当化☆BOY 突然ながら俺の自己紹介をしようと思う。 大里俊明…クラス一優秀で他の追随を許さない優良児だ。 周りは馬鹿な男と五月蝿い女しかいない。 だから、本当はこのクラスで修学旅行なんて馬鹿らしいと思っていた。 だが――――それがこんなことになっているなんて。 何故父は教えてくれなかった。 教えてくれれば対策が立てれただろう。 政府関係者なんだから知らなかったわけないだろう。 皆が皆、馬鹿らしい。 この世は自分以外クズでしかできていない。 だったら―――僕がこんなクズな世の中を立て直してやる。 まず、そのためには僕をだました親を殺すしかない。 この殺し合いで優勝すれば、どんな犯罪だって不問になると聞いた。 国家反逆罪でなければ、なんだってだ。 だから、そのために今することは? 簡単じゃないか。 僕が優勝する――――クズどもを殺す...
  • 嵐を呼ぶ筋肉旋風
    殺し合いーーーー『バトル・ロワイアル』。 ◆xzYb/YHTdlは、インターネット上でそのパロディ作品を連載している『書き手』という立ち位置の人物である。勿論、ある程度殺し合いについても知っている。 だが、まさか実際にそれが起こるとは思ってもいなかった。 「参ったな……」 支給されたのはレミントンM119。扱えない武器ではなかったが、◆xzにはやはり不安の方が大きかった。殺し合いに乗るということは罪悪感を覚えてしまうし、多少ゲームの理を知っている程度ではどうこうすることなどできない。 とその時。 「ふっふっ、畜生めスクワットの野郎!やり始めたら止まらねえ~!」 「うわ…」 馬鹿が居た。それもとびっきりの常識外れが。 赤い鉢巻に学ラン、大柄な体格はそれだけで彼の筋肉の屈強さを伝える。 やはり書き手の人たちに出会いたかったが、◆xzは『馬鹿』に話しか...
  • 願わくば、一時の別れであれ
    A-3の森の中に、二人の男女がいる。 錬金の戦士、津村斗貴子。 ギャンブラー、伊藤開司。 当初は緊張していた二人だったが、やがてその緊張も解け、二人は情報を交換し合う。 そこで得た情報は、カイジからすれば信じられない話の連続だった。 ホムンクルス、核鉄、錬金戦団――その全てが聞いた事のない単語だった。 「何とも奇妙な話だな。私は君の言う『帝愛』とやらは見たことも聞いたこともない…君がホムンクルスに関する事を知らないのも無理はないだろうがな。」 「ああ、まるで漫画の話のようだ……秘密にされるのも無理はないだろうがな。」 「…どういう事なんだ、これは……?」 二人が疑問に思うのも無理はない。 二人は、住む世界事態が違うのだから。 だが、その事を二人は知る余地もない。 「そう言えばカイジ、君に支給された支給品はなんだったんだ?もし核鉄だったら譲ってほしいのだが。」 ...
  • Are you happy ?
    story2 Are you happy ? 速急に言おう、六道 仁(ろくどう じん)は変態である。 言ってしまえば<過負荷>を持つ人間なんて大体は変態である。 しかし、その意味の変態ではない。 単純な、アレな意味での変態だ。 0→  →  →1 「なんでこんなことになっちまったんだかねぇ」 加賀 咲(かが さき)はあの始まりの終わりを見た後この場所にいた。 残念ながら彼女にはあんなことどうでもよかったようだ。 「人が殺せるんなら…十分じゃないの」 彼女は立ちあがる、人を探すために。 しかし彼女は気付いていない。 後ろから近づく男の陰に。 「つぅうううううううううううかまあああああああああえ たああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」 ...
  • 胸には誇りを。気高き誇りを。
    『一つだけ、お願いしてもいいかな…?キュゥべえに騙される前の馬鹿な私を…助けてあげて…。』 暁美ほむらは、たったひとりの親友のために幾度と世界を繰り返した。 その全てを、滅茶苦茶な殺し合いを企てたフィアンマに否定された気がした。 「許さない…まどかを弄ぶようなこと、絶対に許さない。あなたは私が殺す」 静かに、燃えるような蒼いフィアンマへの闘志を燃え上がらせる少女。しかし、彼女に接近する影があった。 真っ黒な黒髪の少女、来ヶ谷唯湖。 そして、彼女はほむらに抱きついたのだ。 「…………何、するの!?ちょっ、あっ」 「ーーーーーはっ!つい直感的に抱きついてしまった、これはすまなかったな」 来ヶ谷は恍惚の眼差しでほむらを見つめる。ほむらはちょっとそういう性癖の人かと思ったが、来ヶ谷唯湖は可愛い少女が大好きなため、ふつうともいえる。 「すまなかったな...
  • 新訳俺オリロワ第一回放送までの死亡者
    ≪死亡者リスト≫ 時間帯 死亡者 殺害者 死亡話 死因(凶器) 早朝 冬月蒼羅 平崎吉治 001 射殺(トカレフTT-33) 早朝 エルザ・ウェイバー リュード 006 殴殺(鉄パイプ) 早朝 山本良勝 石川昭武 008 殴殺(木製バット) 早朝 浅井きらら 中村アヤ 013 射殺(SKSカービン) 早朝 朝倉清幸 志水セナ 014 転落死(木の先端) 早朝 ロディオン 四宮勝憲 016 射殺(コルトM1917) 早朝 ジョン・ハワード ライゲ 017 斬殺(ロングソード) 早朝 神山アキナ ライゲ 017 刺殺(ロングソード) 早朝 本庄忠朝 マティアス 020 失血死(レイ・ブランチャードの半自動小銃) 早朝 伊藤文子 皐月眞矢 020 射殺(レイ・ブランチャードの拳銃) 早朝 久保遼平 高原正封 021 射殺(スタームルガーGP100) 早朝 フォナ・アンシュッツ 勤武尚晶 0...
  • THE LAST BATTLE 2
    「日和、遥、兄貴、僕は戦う、みんなの為に、みんなのところに戻る為にも、ここにいるみんなを救う為にも!」 アビスの二刀流攻撃はディスパイダー、レスパイダー、ミスパイダー、ソロスパイダーの4体を切り裂いていく。 ガルドサンダーが飛びながらアビスに突撃する。 「アビソドン!」 アビソドンから放たれるエネルギー弾がガルドミラージュを襲う。 「くらえ!」 アビスセイバーがガルドミラージュの肉体を貫きその命を絶たせる。 「僕は負けないよ、日和」 そしてまたアビスの横にはあるカードが落ちていたのを桐嶋郁弥は拾った。 「私はここでお前を倒す!絶対に帰って、TRIGGERを1番にして見せる!」 狂気的な男、八乙女宗介はオルタナティブゼロに変身しオルタナティブに変身した鈴木正一郎を圧倒していた。 身体能力では鈴木正一郎が上ではあるがス...
  • 逆境無類ケイイチ
    (KOOLになれ! KOOLになれ前原圭一!) 思えばなんて馬鹿げたゲームに巻き込まれてしまったのだろう。間違いなく自分の人生の中で一番の窮地だ。 正直、あのケツホルデスという女が殺し合いだなんだと言い始めた瞬間は、冗談じゃないのかと思っていた。 だけど、その直後、首輪の爆弾によって無残にもやる美は殺されてしまった。一瞬でも冗談なんて考えてしまった俺はバカだ。 これは嘘でもドッキリでも何でもないんだ。紛れもない現実。負ける事は許されない死のゲーム。 俺はすぐさま名簿と支給品の確認に移る。周りは一面木が鬱蒼と茂る山。夜の闇も相まってほとんど何も見えない。 支給品か何かで武装しなければ、誰かに襲われる以前に、自分の神経が恐怖で参ってしまう。 ランダム支給品は金属バットだった。そして名簿には沢山のクラスメイトの名前が記されていた。 本当に最悪だ。本当に全くもってどうし...
  • 寺生まれ^2
    「あれ、Tさん、あそこに誰かいますよ」 街灯に照らされて、民家のブロック塀を背にぐったりしている男を見つける。 Tさんが素早く駆け寄って脈を取る。……死んではいないようだ。 とりあえず、安心する……が、それはすぐに消え去ってしまった。 「……これは一体、どう言う事なんだ」 「どうかしましたか?」 「何で、何で……俺が、倒れてるんだ」 一瞬、Tさんが何を言っているのか理解出来なかった。 自分が倒れてる?そんな馬鹿なことがある訳ない。 半信半疑で、Tさんの元へ駆け寄る。 ……結局、それは疑念を確信に変えることにしかならなかった。 確かに、Tさんが、Tさんを抱えている。 どう見ても、倒れているのもTさんで、それを抱きかかえているのもTさんだ。 「うう……」 倒れていた方のTさんが、ゆっくりと目を覚ます。 「……何?」 やは...
  • 炎物語<ホノオモノガタリ>
    「―――――――――ローラ=スチュアートォォォォォおおおおおおおッ!!」 イギリス聖教の天才魔術師、ステイル=マグヌスは叫んだ。ありったけの怒りを、吐き出すように。 その片腕には、すべてを焼き尽くす紅蓮の炎が立ち上っている。 「はぁ……はあ……。しかし、ルーンのカードなしで何故魔術が使えるんだ…!?」 ステイルはとある少女を守るために、戦う覚悟をしていた。 インデックス以外を皆殺しにして、最後は自殺し、インデックスだけが生き残ればそれでいい。最悪、無駄な戦いを避けて、弱者のみを狙ってもいい。とにかく、インデックスが生き残ればそれでいい。 そして、ステイルは、つぶやく。”魔法名(ころしな)”を。 「Fortis931」 「おまえ、トウコと同じ魔術師か。殺しあう気らしいな」 声の主は黒髪長髪の美しい東洋系...
  • 刑事とガキ大将に降りかかる「不慮の事故」
    15話 刑事とガキ大将に降りかかる「不慮の事故」 「来須さん、何か分かりましたか?」 「いいや、何にも反応を見せない…クソ…」 A-4漁村…この場で二人の男が歩いていた。 一人は少年、剛田武……友人たちからはジャイアンの愛称で慕われている。 もう一人は来須圭吾……捜査日記の持ち主である刑事である。 来須の捜査日記は警察の情報を知るものだ。 この場に警察なんていない…。 つまり、彼の日記はほぼ無力だと言っても過言ではない。 「……まあ、どうにでもなるさ」 「のびたやドラえもんを見つけないといけないってんのに…クソッ!」 殺し合いが始まってからから約1時間…。 二人が焦るのも分かる。 「早く行きましょうよ!来須さん!」 「落ち着け…誰かいるな…」 「え?」 とある民家、そこから一人の男が出てくる。 トランプを武器として使い...
  • 神様、あなたってとっても残酷
    「坂上。お前が犯した罪を償ってもらうぜ。最後の七人目の話を聞いたあとでな。……七人目は、すでに来てたんだよ。そして、この時を待っていたのさ」 …僕は、なぜこうなってしまったのだろう。 校内新聞の企画で学校であった怖い話を取材していただけだったのに。 語り部の一人、新堂さんに図書室に連れて行かれて、自分の犯した罪を問い詰められて、突然頭を殴られて…… 目が覚めたら、日野先輩がそこにいたんだ。 そして 日野先輩は 「これから、皆には殺し合いをしてもらうよ。」 ―――そう、言った。 そしてそれに反抗した女の人が死んだ。 それも、首輪に仕掛けられた爆弾を爆破されて。 首を失った死体が倒れていくのが、妙に遅く感じられた。 そして世界が暗くなって 気づいたら見たこともない場所に放り出されていた。 ...
  • クズなまどかが優勝したがっているようです。~ほぼイキかけたイチローが御☆退☆散~
    「ティヒヒ、どんな願い事でも叶えてくれるかあ」  殺し合いの開始から数分。  鹿目まどかは見覚えのある学校の中にいた。  中学……まどかが通う見滝原中学校である。  何故見滝原中学がこの場にあるのかは分からない。  ただ様々な超常現象を体験してきたまどかは、原理不明の出来事にも疑問を覚えない。  さっきの変テコな着ぐるみ人間がこれだけの力を持っているという事なのだ、と適当に思うだけであった。 「ねぇ、ほむらちゃんはどうするの?」  まどかは教室にある机の一つに腰掛けながら声を投げかけた。  教室にはもう一人、まどか以外の参加者がいた。  まどかの対面。  まどかと同じように椅子へと座る人物は、まどかの知人であった。  暁美ほむら、まどかを慕う魔法少女である。 「……まどか、大丈夫なの?」 「え、何が?」 ...
  • 女とツキナシと馬鹿‥‥そして、ギャンブル
    「ちょっ!!!ゴボッゴホ!!!たすッか!!!」 開始エリア水の中って、ツイて無いってレベルじゃないよ!! 支給品も沈んでいくし、体もだんだん沈んでいくし!! ちょっと、ヤバイ。ちょっとこれヤバイって。 足つった、足つった。沈むってこれ!!沈むってこれ!! え、ちょっと。他の参加者来ちゃったって。 なにこれ、片手にマシンガン持っているよ。 あーやばい、殺されるわ。こりゃ撃たれる。 溺死するのと、殺されるのどっちが先かな。 ツイてない、というレベルじゃない。コレ。 「手に捕まれ‥‥子供‥‥。」 差し出されたのは、手。 手?ってあれ。これ、予想外。罠かな? ってか意外と、浅っ!! 「心配‥‥するな‥‥殺すつもりは無い‥‥。」 ◇ 「私の名前は‥‥瓜生雁茄だ‥‥。よろしく頼む。」 警戒はしないとならない。 片手には...
  • 運命に身を任せ同化する
    午前0時。 エリアA-3。 廃村。 エリア(A-四)の境目なので、右側には、森林が生い茂っている。 そこに彼――桐山和雄はいた。 廃屋にもたれ掛かって、唯じっと、夜空で輝く月を眺めている。 …月を見ているのは、別に「月が綺麗だから」とか、そんなロマンチックな理由ではない。 単純に、他に見るものが無いからである。 デイパックの中身も既に確認してしまった。 …サイコロが三つにサブマシンガン、そして、小さな絵日記。 三つのサイコロには四と五と六の面がそれぞれ二つずつ彫られている。 イカサマ用に作られた物らしい。 小さな絵日記は未来を予知する事が出来るらしい。  だが、説明書には「朝 昼 晩の三回だけ予知が発生する。」書かれていた。 今使っても意味は無いと言う事か。 …さて、普通の人間なら、支給品を確認した所で殺し合いに乗るか、乗らないかを考えるだ...
  • 変態も大勢いればそれが普通になる
    6:変態も大勢いればそれが普通になる 「私は一日一回中にビュッてされないと死んじゃうのよ」 「嘘を付くな! 嘘を付くなお前は!!」 「それぐらい私、エッチなのよ」 「そう……いや、私もだけど」 エリアD-3の森、某ゲームのキリン装備に身を包んだ少女、 白檀麒璃絵と高校制服である青いブレザーにスカート姿の少女、百瀬ほのかがいた。 「それにしても良かった。初めて会えた参加者が麒璃絵さんみたいな人で…。 もし殺し合いに乗ってる人だったらどうしようかと思った」 「私もだよ」 「…その格好って、キリン装備だよね? 自作したの?」 「いや、特別注文で」 「把握…おっぱい大きいねえ」 ほのかが麒璃絵の豊満な乳房を触る。 自身もかなりの巨乳ではあるが、やはり他人の乳房は自分のものとは、 感触がかなり異なる。 「ほのかも相当じゃない」 ...
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