非リレー型バトルロワイアル @ ウィキ内検索 / 「底より深い底」で検索した結果

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  • 底より深い底
    「ーーーーーはァン。じゃあオマエは夢と希望の魔法少女だったってのかァ」 一方通行は鹿目まどかと情報をーーー『互いの』情報を交換していた。一方通行はまどかから、自分がすべての魔法少女を消し去る『概念』となった、という話を聞かされた。 非科学方面には弱い一方通行でさえも、概念になるということはつまり、『限りなく神に近い存在』に昇華することだとは理解できた。 が、解せない。 もしもまどかの語る『ワルプルギスの夜』なる災害レベルの魔女が訪れたとしたら、『外』の世界だからとはいえ、学園都市の技術を借りない筈がない。 学園都市とその外とでは、技術の差は数十年単位とまで言われている。あの戦争の際にも、訓練を積んだロシア兵を学園都市は技術のみで圧倒していた。 一方通行自身も、戦略兵器としてフランスの地に投下されたことがある。 そのくらい、学園都市は飛び抜けているのだ。 そして、...
  • 悪人は女神と交差する
    ...ART 鹿目まどか 底より深い底 GAME START 一方通行 底より深い底

  • ...松雪集 闇へと消ゆ 底より深い底 一方通行 結集する心 魔女演舞~槍兵~ 暁美ほむら 結集する心 血の舞う夜に 両儀式 GAME OVER 底より深い底 鹿目まどか GAME OVER 血の舞う夜に セイバー GAME OVER
  • 幸せの背景は不幸
    ...ここからさ 投下順 底より深い底 GAME START 久川鉄道 GAME OVER GAME START 秋山澪 定められた運命なんて乗り越えてみせる GAME START シャルロット・デュノア 定められた運命なんて乗り越えてみせる
  • アニメ・ロワイアル第一回放送までの死者
    ... 一方通行 016 底より深い底 虐殺 足 d-2 美樹さやか 岡崎朋也 020 理想の果てに 射殺 拳銃? d-6 椎名まゆり 音無結弦 023 未来へ駆ける 射殺 指弾 ? 浜面仕上 ランサー 025 時系列さえもっと遅ければ…いや、言うまい。 貫殺 ゲイ・ボルグ e-2 白純里緒 上條恭介 026 残酷歌劇 刺殺 カリバーン d-4 上條恭介 白純里緒 刺殺 ドス刀 エリュシア・デ・ルート・イーマ 木原数多 射殺 アサルトライフル 古河渚 阿万音鈴羽 029 蹂躙する宝剣 射殺 小銃 f-2 阿万音鈴羽 神裂火織 貫殺 日本刀 神裂火織 ギルガメッシュ 刺殺 剣 本間芽衣子 ギルガメッシュ 射殺 小銃 田井中律 ギルガメッシュ 貫殺 剣 織斑一夏 音無結弦 032 主人公たちの三つ巴 射殺 指弾 e-6 以上18名 ...
  • 何かいろいろ残念な話
    ...やられるな 底より深い底 投下順 観測者の戦い GAME START 岡部倫太郎 [[]] GAME START 春原陽平 [[]]
  • アニメ・ロワイアル 本編SS目次・投下順
    ...ア、秋山澪 016 底より深い底 一方通行、鹿目まどか、篠ノ之箒 017 何かいろいろ残念な話 岡部倫太郎、春原陽平 018 観測者の戦い 岡部倫太郎、春原陽平 019 情報を制す者は人生を制す セイバー、中川かのん、松雪集、橋田至 020 理想の果てに 美樹さやか、岡崎朋也 No タイトル        登場人物        021 OPEN THE EYE 仲村ゆり、阿万音鈴羽 022 とある夏日の個人願望(わたしのねがい) 神裂火織、本間芽衣子 023 未来へ駆ける 牧瀬紅莉栖、椎名まゆり、音無結弦 024 future gazer 音無結弦、牧瀬紅莉栖 025 大切な人 宿海仁太、古河渚 026 時系列さえもっと遅ければ…いや、言うまい。 浜面仕上、ランサー、暁美ほむら 027 残酷歌劇 白純里緒、上條恭介、エリュシア・デ・ルート・イーマ、木原数多 028 戦闘...
  • 虚空の深い吐息
    42話 虚空の深い吐息 いきなり殺し合いって言うのに巻き込まれた。 春巻が死んだ。いつも遭難していたけど結局は生きて帰ってきていた春巻が。 その春巻を、俺の親友の、仁が殺したって言った。 そして、俺と一緒に行動していた良樹にーちゃんの友達も、仁が殺したって。 だから、良樹にーちゃんは怒った。 怒って、仁を、殺した。 何でこんな事になったんだ? どうして仁が、殺し合いなんかに乗ったんだよ。 俺の事を、殺そうとした。本気で。 どうして? 俺達、友達じゃなかったのかよ? 「……」 気が付くと小鉄は、自分が、数刻前に出発した教会の近くにいる事を知る。 あの後、自分はどこをどう走ってきたのだろうか。全く思い出せない。 背後を振り向くが、良樹の姿は見当たらなかった。 「……フェリシア、ねーちゃん……勇吾にーちゃん……」 ...
  • 剣と鎌と 前編
    F-4に位置するレストランの裏に不自然に盛られた土の山がある。 その土の山には、つい先程まで妹や親友を探していた少女、柊かがみが眠っていた。 「…すまねえ、俺たちや留三郎がもっと早く来ていたら……」 「……あんまり悔やむなヨ、長谷川。」 「……で、バラさん、これからどうする……?」 「…留三郎は南に行っちまったからなァ…」 かがみを殺した犯人を追う留三郎は、現場に残された犯人のものとみられる足跡を手掛かりに南へと走って行った。 奇しくもこのレストランのあるF-4のエリアのすぐ南のF-5のエリアは、灰原と長谷川が人探しのために立ち寄りたかったホテルだった。 「…犯人が南に行ったとみると、今は南に行くべきじゃなさそうだな……」 「やっぱりそうなるか。」 「となると、次に近いのは学校…いや、役所か。」 今二人がいるレストランのすぐ北に、役所は位置していた。 ホテルほどでは...
  • 刀と目、奇策士と団長
    白髪矮躯の、見方によっては少女とも見える女が、一人不機嫌そうに歩いていた。 彼女――尾張幕府家鳴将軍家直轄預奉所軍所総監督、“奇策士とがめ”がこの上ないまでの不機嫌である理由は単純にして明快、このバトルロワイアルそのものに対して、苛ついているのだ。 身勝手かつ悪趣味極まりない悪党ごときのせいで、使命を果たせなくなるやもしれない。 苛立ちの皮を被った焦燥が、奇策士と揶揄されるとがめの脳裏を支配している。 (何ということだ……! こんなことをしている場合ではないのに!) 覚えているのは、探し求める変体刀の一本、双刀『鎚』を入手したところまでだ。 今回はかなりの紆余曲折を経てしまったが、どうにかこの世で最も重い刀の収集に成功した。 双刀の所有者であった凍空こなゆきの力を借りて、それを運び終わり、いざ次の変体刀を収集しようとしていた矢先に、気が付けば白髭の初老の男とツート...
  • 女は狼より強し
    18話 女は狼より強し 街灯が灯る橋の上にて、水色の髪を持った女性と、 銀と白の毛皮を持った雄の人狼が対峙していた。 「早速一人目に出会ったか」 「あの、あなたは殺し合いに乗っている、の?」 女性――紺野優佳は目の前の人狼――シリウスに尋ねる。 「いや? 殺し合いなんてする気はねぇよ。そう言うあんたはどうなんだい」 「私も、こんな殺し合いをする気は無い」 お互いに、殺し合いを拒絶する旨をはっきりと口に出した。 「それじゃ俺達は仲間だな。俺はシリウスってんだ。あんたは?」 「私は紺野優佳。シリウスさん、あの」 「呼び捨てで良いぜ」 「あー…シリウス。ここで立ち話も何だから、適当な家に入って話をしよう」 「そうだな……」 二人は橋を渡り、適当な民家に隠れて話をする事にした。 橋のすぐ近くの和風の家に入り茶の間にて優...
  • 闇より来る者
    29話 闇より来る者 遊園地を出て、随分歩いたが、今自分はどこにいるのだろうか。 住宅街の道路を歩きながら、狐獣人の女性、桜川あいりは思った。 振り返るが、人影は見当たらない。あの眼鏡の少年は追い掛けてはいないようだ。 「そうだ、支給品……」 まだデイパックの中身を見ていなかった事を思い出す。 あいりはその場にしゃがみ込み、デイパックを開け中身を漁った。 そして出てきた物はマチェットナイフ。 鞘から抜き、装備するあいり。殺し合いはしたくないが、 襲われた時に自分の身を守るには武器は必要だ。 「……」 少し疲れたため、遊園地の時と比べればだいぶ冷静になった脳であいりは考える。 (あの子、本当に殺し合いに乗っていたのかな…) 遊園地で見掛けた眼鏡の少年が殺し合いに乗っていると思ったのは、 銃声が聞こえた後、物陰から、首の辺...
  • gloom
    きぃぃぃぃぃぃぃぃ、という金属音が深夜の森に不気味に響いている。 いや、それは金属音などではない。 そのことに気付くには、音を出している《それ》を発見することがまず必要だったろう。 それは、《水色》。 水色の頭髪に、幼さを強調するような赤色のカチューシャ。全体的に明るい色のシルエットに全くそぐわない黒いワンピースが夜の森での不気味さを割り増ししていた。 水子の霊と言っても、大抵の人物は信じただろう。 ―――きぃぃぃぃぃぃぃぃ、きぃぃぃぃぃぃぃぃっ。 金属音に似た、けれど決定的に何かが異なっている怪音が再び反響する。 少女はじりじりと――だがしかし、どこかすいすいと魚のように向かってくる。 ―――きぃぃぃぃぃぃぃぃっ。 そこで私は再度改めて理解する。 この少女はどう考えても異常である、と。いや、異常でない人間などこの場に呼ば...
  • 天より降る獣
    3話 天より降る獣 灯台の階段を上がるマンティコアのオス、ウラジーミル・コスイギン。 マンティコアと言っても色々あるが彼の場合は要するに「蝙蝠の翼が生えたライオン獣人」である。 最上階から、島の様子を見渡す。 灯台から見える限りでは、中央が森になった小高い山、他に市街地や別荘地、砂浜、ガソリンスタンド等が見える。 「はぁ……日本に観光に来たらこんな事になるなんてなぁ。 これからどうする……取り敢えず、殺し合いはしたくないし……」 どうしようか思案していると、ガソリンスタンドの方で動きがあったようだった。 「ん……?」 ◆ 「ひいいい!!」 「待てぇ!」 ジャッカルの女性が金属バットを持った人間の男に追われていた。 ガァン!! 「あぁあ!!」 男の金属バットが、給油機を大きく凹ませる。 女性は腰が抜け...
  • リアル隠れんぼ
    「くそっ、殺し合いだなんて何て事を……!」  暗闇の森林を走り抜ける人影があった。  足元も安定せず、周囲も暗闇に染まった中でその人影は物凄い速度で駆ける。  心中に宿るは、余りに真っ正直すぎる正義感。  こんな殺し合いでは誰も殺させない。例え殺し合いに乗った人がいても説き伏せてみせる。  少年は純粋だった。  純粋なまでに正義を心酔し、それを実行するべく駆けていた。  少年の名は枢木スザクという。  スザクは己が信じる正義を想って、行くあてもなく疾走していた。  弱きを助け、殺し合いを打開する為に。  軍人として、何より大きな罪を犯してしまった罪人として。  枢木スザクは夜中の森林を駆け抜ける。  既に殺し合いが始まって数十分の時間が経過している。  スザクは殺し合いの時間の殆ど全てを走り続けているが、不運なことに他の参加者と出会うことはなかった。 ...
  • 悲しみを超えてなお
    23 悲しみを超えてなお 「――――何故、ここにいるんと」 改造された、と言うよりは破かれたような服を着た男――――風大左衛門は一人住宅街に立ちつくしていた。 先ほどまでタケシとともに赤くなっている空を見ていた。 ガンツのミッションも終了し、終わったのかと思えばそうではなかった。 そして彼は最悪の事に気づく。 「タケシ、タケシは――――どこにおるんじゃ」 タケシ、と言われた少年。 風がガンツでのミッションでヒーロー「きんにくライダー」と間違えられた事が始めだった。 最初はただ子供だから守らないとくらいしか思っていなかった。 だが、タケシの生前の状況を聞き、風はいても立ってもいられなくなった。 自分が守らなくてはいけない。 タケシを守るため風は、己を犠牲にしていった。 そして、風がタケシの事が己にとって大事だと気付いたのは大阪でのミッション...
  • これより先怪物領域
    非常灯で仄かに照らされた、病院の廊下。 その通路の真ん中に、少女は立っていた。 手のひらに、黄金の宝石がひとつ。 大きさは、ウズラの卵より大きく、ニワトリの卵よりやや小さい。 卵型の器の中で、金に近い黄色の輝きが灯火のように揺れていた。 魂の宝石、ソウルジェム。 その石の名の由来は、まさに『言葉通り』の意味、魂そのものである宝石。 もっとも、その事実を彼女は知らない。 しかし、その宝石を手にする意味と、その重圧なら知っている。 彼女――巴マミは、一度死ぬはずだった運命を覆すことで、その石を手に入れたのだから。 「状況は分からないけれど……『魔法少女』として対応すべき事件なのは間違いなさそうね」 ソウルジェムを空中でくるんと放り投げ、キャッチすると同時に変身。 ジェムが黄金の輝きを放ち、その光は足先から少女の体を包む。 姿が変じるのは一瞬。 ...
  • 【現地調達品】
    【行平鍋】 F-4レストランで長谷川泰三が失敬した鍋。 ごく普通の行平鍋。 決してかぶるものではないが、かぶれば頭をガードできる。 【寸胴鍋】 F-4レストランで灰原由起夫が失敬した鍋。 ごく普通の底の深い寸胴鍋。 底が深いのでしっかりかぶれば顔全体をガードできるがそれだと前が見えない。 灰原は浅くかぶっているものと見て下さい。 【鍋のふた】 F-4レストランで灰原と長谷川が失敬した鍋のふた。 ごく普通の鍋のふた。 某国民的RPGの冒険の最初の盾装備品として有名だが、本来盾として使うものではない。 【プラスチックのまな板】 F-4レストランで灰原と長谷川が失敬したまな板。 プラスチック製のごく普通のまな板。 強度はそれほどでもないが、ないよりまし。
  • 妹への愛は海よりも深く
    6話:妹への愛は海よりも深く 某ゲームのキリン装備なる格好に酷似した高露出の装具を身に着けた、 白髪を持った少女、エルザ・ウェイバーは見た事の無い様相の住宅街の中を、 支給品である自動拳銃ベレッタM92FSを握り歩いていた。 (爆弾付きの首輪ね…中身がどんな感じなのか分かれば、 どうにか出来そうな気もするんだけど…) 元々エルザは機械知識に精通しており(その割にその知識を活かそうとはしていない)、 故に首輪の内部構造を知りたがっていた。 主催者は首輪を無理に外そうとすると爆発すると言っていたが、 それでも仕組みさえ理解出来れば、或いは外せるかもしれない――首輪を。 脱出しようにもまず首にはめられた首輪を解除するのが急務であった。 「レイやフォナ、エイミスもいるっぽいし…協力してくれるかな。 特にレイとか」 殺し合いに呼ばれている同じ...
  • より身近なんだ生死
    2話:より身近なんだ生死 森の中に埋もれた廃墟群。 ツタに覆われ朽ちたコンクリートや錆びた鉄骨、鉄筋、そして、機銃座や砲台の跡。 遥か昔の内戦で使われた軍事施設の跡であった。 白石龍一郎はとあるマフィアに所属する竜人の男である。 好戦的な部類に入る性格の彼は早々に殺し合いに乗る事を決めた。 「俺の支給品は何だ?」 デイパックを漁り出てきた物はキャリコM110。 自動拳銃の一種である――――予備の弾倉が一つ付属しており、当たりだと龍一郎は喜ぶ。 「さあて、やってやっか? 殺し合いを」 獲物を捜すべく動き出す龍一郎。 その背後からぎらりと光る刃が迫っている事に気付かず。 彼の背中はその刃をあっさりと受け入れてしまった。 「がぁっ……!?」 突然の衝撃と激痛、龍一郎が下の方に視線を移すと自分の腹の辺りから赤い液に塗れた刃...
  • 澱む光
    19:澱む光 畑が広がる農耕地帯、そこに建つ幾つかの民家の一つ。 ツェツィーリアは居間で、保護した蝶の羽根を持つ少女、エヴィアンが風呂から上がるのを待っていた。 (長いなぁ…) もう二十分近く経つが一向に風呂から出てくる気配が無い。 (無理無いとは思うけど…) しかしエヴィアンに非難の声をあげられない理由があった。 部屋の壁に掛けられた時計を気にしつつ、ツェツィーリアはテーブルの上に乗せた、 自分の支給品である特殊警棒と、ニンテンドーDSを交互に見詰める。 お世辞にも広いとも、綺麗とも言えない風呂場にシャワーの音と、嗚咽の声が響く。 もっともシャワーの音で声はほとんど掻き消されていたが。 「う……う……!」 どれだけ身体を洗っても、纏わりつ付いたあの男の唾液は、手垢は落ちないような気がしてならない。 「汚い...
  • 鬼姫
    43話 鬼姫 伊東鴨太郎、篠原世以子が、世以子のクラスメイトを捜索するために役場の外へ出た。 その間、役場には首輪を解析する上杉憲顕と、 見張り役を買って出た少女、北沢樹里の二人だけになる。 一階ロビーにて、憲顕より譲り受けた散弾銃ウィンチェスターM1897を携え、 入口方面を見張る樹里。 (いざって時には上に上杉さんもいるし……) 倉沢ほのかが死んだ事で、だいぶ安心した樹里だったが、 それでも危険な状況にいる事には変わり無い。 ……さん 「え?」 どこかから、声が聞こえたような気がした。 しかしロビーには自分以外誰もいない。 神経を使い過ぎているのだろうかと樹里は軽く自分の頭に手を当てる。 ……北沢さん 「!!」 今度は確かに聞こえた。 聞き覚えのある声だ。 「……嘘、だって、...
  • エイミス・フロリッヒャー
    【名前】エイミス・フロリッヒャー 【年齢】17 【性別】女 【職業】魔法剣士 【性格】自己中心的、勝気、執念深い 【身体的特徴】桃色長髪の美少女。スタイルは抜群 【服装】非常に露出度の高いビキニ鎧の上に白いマントを羽織っている 【趣味】剣術の稽古、性に関する事を調べる事 【特技】炎、雷、氷、風の魔法剣術を使いこなす。また、 物理攻撃を無効化するバリアを張れる。いずれも本人の体力を消費する。 元々の剣術の腕も中々のもの。身のこなしも良い。 ※各魔法剣術の効果は以下の通り。 ■炎……斬撃+大火傷 ■雷……斬撃+感電 ■氷……斬撃+凍結 ■風……斬撃の威力向上 これらは刀剣でなくともナイフや槍の穂先など、刃の付いたものであれば発動出来る。 本ロワでは制限により、体力の消費が激しくなるようになっている 【経歴】14歳の時に家を...
  • 直美千里行
    41話 直美千里行 放送後、シルヴィア獲物を捜すべく、東北部市街地跡の路上に出た。 先の放送で呼ばれた名前は17人。 彼女を前回の殺し合いで殺した鈴木正一郎の名前もあった。 (出来れば私の手で殺したかったけど…しょうがないな) シルヴィアはPPSh41短機関銃を装備し、市街地を見回した。 ダァン……。 「!」 すると、かなり近くで銃声が響く。 それと同時に二人分の足音が、シルヴィア前方の曲がり角奥から聞こえてくる。 「はぁっ、はぁっ、はぁっ……!」 曲がり角から、息を切らし必死の様子で走る自分とは別の学校の制服を着た少女が現れた。 どうやら誰かから逃げているようだが、シルヴィアには関係の無い事である。 PPSh41の照準を、目の前の少女に合わせようとしたが。 「どいて、どいてぇ!!」 「うわっ!」 ...
  • 第一回放送(美女と野獣オリロワ)
    26:第一回放送(美女と野獣オリロワ) 『……こんにちわ皆さん、セイファートです。 どうですか? この殺し合いは? 結構楽しんでおられる方も多いみたいで。 普段エッチな事に励んでいる人達が…んっ…殺し合いと言う状況下でどういう行動を取るのか、 実に興味深いものがあります……ふぅ。 ではまず禁止エリアから。 午前9時より、エリアB-1、C-5、D-3、E-6、F-2の五つ! もう一度、午前9時より、エリアB-1、C-5、D-3、E-6、F-2の五つ! 良く覚えておいて下さい。入ると首輪が作動しますよ。 首輪が爆発して死亡、なんて死に方はつまらな過ぎますからね。 では、最初の4時間の内に死亡した参加者の名前を発表します。♂♀番号順です。 一応、最初に見せしめになって頂いた川越さんも入れますね。 ♂02番:荒巻眞一 ♂04番:大平圭右...
  • 結果報告(書)
    45◇結果報告(書) ――第n回 文字能力開発試験 結果報告書―― 執筆:実験番号030 奇々怪々 1.はじめに   本実験はヒトによる文字の解釈能力を開発する目的で、  2010/10/10に行われた実験の結果報告書である。   前回より導入した専用実験場の生成による初期効率およ  び全体効率、時間効率の上昇は今回の実験においても問  題なく確認できた。また、前回実験の優勝者の協力により、  後期においても効率よく実験を進行させることができ、実  験環境下では初の「文字化け」も確認することができた。   以下に詳細資料を示す。 2.実験詳細   文字を与えた十六名の参加者および二名の協力者を極  限状態に置くことにより、文字の解釈能力を深めさせる実験  を行った。実験は実験番号165「無我夢中」の解釈能力を  用いて生成した娯楽施設によ...
  • 遭遇者により運命が変わる事がある/2
    27話 遭遇者により運命が変わる事がある/2 「……さて、どうしましょうか…」 A-3の橋を蝶ヶ崎蛾ヶ丸は渡っていた。 球磨川禊も見つからなく、ただ歩いているだけであった。 「まあ、あの人なら死ぬことは無いでしょう…」 すぐに橋を渡ろうと足を速める。 放送まで一時間をきってしまっている。 こんな橋の真ん中で休憩してしまって、ここが禁止エリアにでもなったら大変だ。 「……気配を感じますね」 そこからか感じる気配…その正体を見てみよう。    ◆       ◇ 「……止まった、今が好機か」 ウィンチェスターM70のスコープを覗きながら言う。 リューグは橋に見つけた男を狙撃しようとしていた。 「………今だ!」 引金をひいて、弾丸が男のもとに飛んでいった。 そして、スコープ越しに頭にあたっ...
  • 魔王再臨
    その人物は、あまりにも異質で場違いな存在だった。 時代を明らかに錯誤している無骨な兜と鎧、結えた頭髪もまた現代人のそれとは明らかに違う。 特徴だけで判断するならば、さながら血迷った初老の男―――だが、その獰猛な光を持った相貌と、何よりも全身からひしひしと放たれる威圧にも似たオーラが、彼が只者ではないと示していた。 「痴れ者が……この信長を駒とするか、小童」 声こそ荒げはしないが、その口調には明確な怒気がこもっていた。 殺し合いなどという俗物の遊戯に自らを巻き込み駒とした主催者達へのものと、自らを裏切った逆賊の家臣、明智光秀への激しい憎悪が、彼を満たしている。 普段の男を知る者であっても、これだけぶち切れた男を見れば戦慄を禁じ得ないだろう。 とても人の身で生まれ落ちた人間とは思えぬ程の魔性を宿す両の眼、同じく気迫や経験などといったものでは証明できな...
  • ESCAPE FROM BATTLE ROYALE
    39:ESCAPE FROM BATTLE ROYALE 身勝手な魔女が作りだした殺し合いの空間は、創造主の死により崩壊の時を迎えていた。 地震が起こり、地面がひび割れ、老朽化した建物が次々と倒壊する。 周囲を囲んでいた海は真っ赤に変色し、島を取り囲むように深い奈落が現れ、 海の水が奈落へと滝の如く流れ込み、その奈落はどんどん広がり島に迫る。 一方、島の至る所に起きた地割れが大きくなり、奈落へ変化してもいた。 ミリアの亡霊に誘導され、殺し合いを生き残った尾上誠人、中根玲奈、ディートリヒ、松嶋万里の四人。 セイファートの特設リングから現れた暗い通路を抜けた先は、何と廃屋の納屋だった。 「な、何でこんな所に…?」 余りに突拍子も無い場所に出た事に驚く誠人。 他の三人も同様の反応だ。 『この空間が崩壊してるにつれて、次元も歪んでいるのよ……』 ...
  • レイ・ブランチャード
    【名前】レイ・ブランチャード 【年齢】17 【性別】女 【職業】ガンナー 【性格】冷静沈着で思慮深い、男っぽい口調で話す 【身体的特徴】深い青色のショートヘアに赤い瞳、グラマーで豊乳。大人びた魅力がある 【服装】MHのナルガ装備に非常に酷似した露出度の高い装具 【趣味】射撃練習、銃器の手入れ 【特技】精密射撃、狙撃 【経歴】同じくガンナーであった父の影響で、ガンナーとしての道を歩む。 父親は現在は後進の指導に当たっている 【備考】射撃技能は超一流。大抵の銃器(拳銃から機関銃まで)を扱える。 リック・ゼラルスという幼馴染がいる
  • 遭遇者により運命が変わる事がある/1
    26話 遭遇者により運命が変わる事がある/1 「誰か…誰かいないのかよー!かーちゃーーーーーーーん!」 剛田武は叫んだ。 肺にある空気を出来る限り使って。 「くそ…来須さんも、きっと……」 自分の代わりに犠牲となってしまった来須の事を思い出す。 まだ死んだとは思っていない…でも、死んだと言って過言ではない。 「誰か……誰かいないのかよ………」 そう思いながら、テレビ局前に来た。 すると、彼の予想もしなかった光景が広がっていた。 「の……のび太………?うそだろ…のび太…」 何かによって貫かれた彼の死体。 それを持ちあげる。 のび太の顔は恐怖でひどく醜くなっている。 「畜生……まさかこいつもあの男に…」 死体を持ちあげて、テレビ局に逃げようとする。 するともう一つの人間も見つけた。 「……この...
  • 破滅さえ呑み込む絶望
    秋山澪は、もはや壊れきっていた。 どの程度かといえば、例えるなら自動射撃装置というものを知っているだろうか。 目の前を通った標的を殺害もしくは破壊するまで一切の操作なしで射撃を続ける兵器。もっとも、FPSゲームなどで見たという人がほとんどだろうが。 今の彼女に見境はない。手を取り合おうと求めてこようが、ただ通りかかっただけだろうが、自動的に引き金を引く。 ーーーきっと、今の澪は親友の田井中律でさえも届かないほどの深い闇にいる。 話は変わるが、心の弱った者につけ込む怪物を知っているだろうか。 人はそれを『魔女』と呼ぶ。 それは魔女を狩る者たちの絶望から生まれる異形の存在であり、魔女を狩る者たちがこの殺し合いにも存在する 以下の事実から導かれる解は一つ。 『魔女』はこの殺し合いに存在し、絶望した者を狙っているーーーーー。 人魚姫の魔女、オクタヴィア。...
  • バーニングブライアン
    28話 バーニングブライアン ショッピングモール一階の通路を歩くブライアン。 周りには100円ショップや、宝石店、洋品店などが軒を連ねている。 今の所、ブライアンは誰とも遭遇していなかった。 「うーん、一人ぐらいいると思ったんだけど……」 とは言っても探索したのは主に店舗部分で、 従業員用の通路等には入っていなかった。 余り深入りはしたくなかったと言う事と、単純に面倒だと言う事が理由である。 「この先行くと……正面の入口か?」 案内表示によれば今歩いている通路をこのまま進んで行けば、 このショッピングモールの正面入口に辿り着くらしかった。 「一度行ってみるか……」 ブライアンは案内板に従いショッピングモール正面入口へと歩いて行く。 だが、その足は途中で止まった。 「あいつは…確か…」 前方、正面入口方向か...
  • 芸術家の独白
    さて。突然ですが僕は芸術を敬愛している。 《万能の天才》レオナルド・ダ・ヴィンチのように歴史に名を残す偉人の物も大好きですが、素人の描いた独創的な絵画や彫刻も味があって大変素晴らしいと思うね。 中学生の絵なんか、大抵自己の世界を投影しきれていないおざなりなものなのですが、そんな中にも素晴らしい原石が紛れているのかもしれないよ。 かのゴッホでさえ、始まりはたった一色の絵の具だったんだから。 芸術は人それぞれの感性ですから、その人が良いと思った絵画ならそれも立派な芸術だ。 私はそういった、人の感性というものが凄く興味深いと思うんだよね。 芸術そのものよりも、そちらの方に惹かれていると言っても間違ってはいないかもしれないなあ。 人間の人生ってものはどんな絵画よりも素晴らしい、まさに至高の芸術――それが僕の持論。 一万の色を使っても、どんなに高い筆とキャンバスを使っ...
  • 油断大敵を絵に描いたような
    51話 油断大敵を絵に描いたような 「もうそんなに死んでるんだ……まだ6時間しか経ってないのに」 エリアD-4鉄塔の基部のコンクリートに腰掛けながら、 費覧は32人分の名前が消された名簿に目を通す。 最初に殺害したザックから聞いたアルベルトという人物の名前は呼ばれなかった。 「この分ならもうすぐこの殺し合いも終わるね……。 あの主催者が言ったように」 名簿をしまい、傍に立て掛けてあった半自動散弾銃レミントンM1100を手に取り、 腰掛けていたコンクリートから立ち上がる費覧。 周囲を見回すが、見えるのは風に揺られる草木や樹木のみ。 「風気持ち良いね」 何気無くそう呟く。 直後に素早い一陣の風が吹き抜ける。 「うぁ……!?」 ブシュゥッ、と、費覧の白い柔らかな毛皮の腹に真一文字の傷が出来、血が噴き出した。 苦...
  • 解らない訊きたくないまだ真実は
    33話 解らない訊きたくないまだ真実は エリアA-4市街地の一角。 岸沼良樹と大沢木小鉄はとある廃墟内にて放送を聞いた。 『……これより、第一回定時放送を始めます』 「…男か…この声」 「こいつがこの殺し合いのボスなのか…?」 良樹と小鉄は初めて耳にする主催側の人物の声に傾聴する。 『まずは禁止エリアから。午前9時より、B-4、D-4、E-1、E-5、G-2の五つ』 指定されたエリアに印と時刻を書き込む二人。 拠点にしている教会のあるエリアは大丈夫のようだが、 これから行こうと思っていた分校跡のあるエリアが禁止エリアに指定されてしまった。 『次に、午前8時までの死亡者の氏名を五十音順で発表します』 「……!」 「死者……」 いよいよこの四時間の間に死亡した者が明らかになる。 良樹と小鉄は、それぞれ知人友人...
  • 刀じゃ斬れないものがある
    ガン!!!ガン!!! 「ったく…なんだこりゃ?」  そんな言葉と共に、辺りに不気味な金属音が鳴り響いている。  緑髪で腹巻をつけている男。  麦わらの一味戦闘員、ロロノア・ゾロ。またの名を海賊狩りのゾロ。  彼は無用心にも首輪を配られた、斬魄刀『紅姫』で素手で叩いていた。  三本あった刀が全て奪われ、わけの分からない形の短刀に変えられていた。  少しでも首を動かせば、鉄の感触が伝わり嫌な気分になってくる。 (こんなところで死ぬわけにはいかねぇんだ!!!) 死んでしまったくいなとの約束―――― コウシロウとの約束―――― ルフィや仲間達との約束―――― 世界一の剣豪になる約束―――― ――――――ここで死ぬわけには…いかない―――――― 「おやおや…誰かいるじゃないっスか。」  そんな声と共に...
  • 手に届かないものほど愛おしい
    6話:手に届かないものほど愛おしい 「岸沼くーん! 中嶋さーん! 篠原さーん! どこにいるのー!?」 名簿に書かれていたクラスメイトの名前を呼びながら、 篠崎あゆみは森の中を歩いていた。 「うっ…うっ…一人は嫌だぁ…」 天神小学校にてクラスメイトの一人の凄惨な死を見せ付けられたかと思えば、 今度は謎の存在から首輪をはめられ殺し合いを命じられる。 踏んだり蹴ったりという言葉があるが、それよりももっと酷い状況を説明出来る言葉が あるなら誰か教えて欲しい、あゆみの気分は正にそんな感じだった。 「あれ…」 ふと、開けた場所に出た事にあゆみは気付く。 そこには水草が浮いている沼があった。 淵は切り立っており、万が一落ちれば容易には上がれないだろう。 「あ…誰か、いる」 沼を覗き込んでいる、坊主頭の小学校低学年と思しき男の子...
  • 永井先生のバトルロワイアル
    11話「永井先生のバトルロワイアル」 E-3に存在する雑居ビルの一つ。 ビルには喫茶店、生命保険会社、精神科、ダンス教室など様々な店舗や会社が入っている。 「うおわっ! 何ぞお前! そんなんで殴られたら死ぬだろ普通に!」 「殺すつもりでやってるんだ。死んでもらわなきゃ困るんだよ」 4階のダンス教室のホールで、二人の参加者が対峙していた。 一人は頭にタオルのような物を巻いた20代後半の男。 もう一人は白い着物に身を包んだ20代前半の青年。 男――永井浩二は丸腰だった。自分の支給品を確認する前に、青年――曽良に襲われたのだ。 曽良の手にはネイルハンマーが握られている。 「あんたに恨みは無いけど、少しばかり大切な人がこの殺し合いに参加させられている。 その人を生かすために、俺はこの殺し合いに乗る」 「い、いや、そんな事言っても、悪いけど俺には全然カ...
  • シベリアより「病」を込めて
    「状況が掴めねーわ…何なんだ」 電車に揺られながらも、思案を巡らせる下痢。 超シベリア軍で頑張りながらも毎日バトロワをプレーしていたが… まさか自分が現実で参加するとは夢にも思って無かっただけに、余計状況が掴めない。 「いったい武器は何が貰えたかな」 そう思いデイパックを開けると… 中に入っていたのは、変な土偶のような物に、変な凹凸の付いた枝。 電車の微妙に暗いライトに映し出されるそれは、余計に無気味に見えた。 「何だよ…これ…」 床に出した枝を拾った時… チクっ…と何かが刺すような感覚。とっさに手をひっこめ、手を調べる。 「…?」 手を見ても、特に何も刺さっていない。枝にはささくれている場所も無いから、刺さる場所もないし… 「まあいいか…」 だが、ほんの少しずつ、下痢は「病」に侵されていた― ―― 時間は少し遡り… 「あっ!行っちゃった…誰か...
  • Love Like Woe
    15:Love Like Woe 豪邸内の居間。 妖狼のエリシャと金髪美少女小野美結子は、 互いの支給品を確認し合っていた。 「俺は…短ドス刀、だな」 「私は、クロスボウと予備の矢が数十本…あと、ポータブルCDプレイヤーです。 …もう何かCDが入ってますね……何も書かれていないですけど」 「試しに再生してみたら?」 エリシャに言われ、美結子はヘッドフォンの接続端子を抜き、 プレイヤーの再生ボタンを押してみる。 プレイヤーの小さなスピーカーから、音楽が演奏され始めた。 『…紅に染まった、この俺を…』 『…鉛の空、重く垂れ込み…』 『…僕の修羅が騒ぐ…』 『…ねえ見て手を握り返してくれるの…』 様々なジャンル、歌手の歌が収録されているようだった。 だが美結子の好みの歌は無かったらしい、さっさとデイパックの中にしまい込んだ。 ...
  • ここまで来るともはや立派な動物虐待
    18話:ここまで来るともはや立派な動物虐待 その日、金髪の売春婦浅井きららはやや遠出をし、深い森の中に繰り出した。 助手である友人の男と共に、長靴に裸コートという格好で森の奥へと歩いて行く。 男の持つリードの先には息を荒げる大型のシェパードの雄犬がいた。 そして少し開けた場所で、きららは助手に指示を出す。 「よし、ここにしようか…良人、カメラの準備お願いね」 「はいはい…(全く、難儀な趣味だこと……)」 心の中で呆れながら良人と呼ばれた助手はシェパードが繋がるリードを適当な木に巻き付け、 デジタルビデオカメラの準備を行う。 その間にきららはコートを脱ぎ、それを地面に敷き、長靴を脱ぎ全裸の状態で寝転がった。 そして犬用の首輪を自分の首に着ける。 ちなみになぜこの良人と言う男は、きららの豊満な裸体を目にしても平静でいられるのか。 答えは一つ、彼は重度...
  • 愛紗
    【愛紗@中華武将祭り】 原作は「恋姫†無双」。恋姫世界における関羽であり、北郷の嫁1号。 北郷のことを一途に慕っているが、その分嫉妬深い。 出典動画では嫉妬が募るあまり、たまにヤンデレっぽくなったりもする。 武将としての能力は高い部類に入るが、呂布のような最強クラスの武力を持つ武将には一歩及ばない。
  • 忘却録音/矛盾螺旋
    蝶ヶ崎はニヤリ、と笑う。肯定の意志だ。球磨川は大量のネジの弾幕を張るが、歩は憤怒の形相で撃ち落とす。 球磨川の盾になる蝶ヶ崎は、不慮の事故で攻撃を防ぎ続ける。 しかし、 「(響く…!?私の過負荷が通じないのか!?)」 歩の900%が、蝶ヶ崎の肉体を捉える。不慮の事故を破られ、蝶ヶ崎は宙を舞った。 ゾンビの脚力で距離を詰め、そしてーーー。 蝶ヶ崎の胴体を、勢いよく貫通した。 「ぐがあああぁぁああああっ!?」 即死。断末魔の後には、亡骸に拳を打ちつけて破壊する返り血まみれの歩がいた。 が、その後ろに、巨大なネジを持った球磨川が立っていた。ニヤリ、と張り裂けそうな笑みを浮かべて、正真証明の『却本作り』が、歩を貫通していた。 球磨川禊は確かに動揺していた。仲間の死による怒りもあった。だから、あのプラスをマイナスに変えてやったのだ。 球磨川は瓦礫の山をどけて、...
  • 悲愴チルドレン
    41:悲愴チルドレン 野比のび太の目の前が真っ暗になった。 ドラえもんが死んだと分かった時も、悲しみで胸が張り裂けそうだったのに。 放送で知った、ジャイアンとスネ夫の死。 「何で、何でジャイアンとスネ夫まで」 「のび太…」 ジャイアンとスネ夫にはいつも嫌な目酷い目にあわされていたが、 二人共、時には協力し合ったり助け合ったりしてくれる大切な友達だった。 「う、う、あ、あああ、あぁぁああああぁあああぁああ!!! 何で!! 何でなんだよぉ!! ドラえもん、ジャイアン、スネ夫、みんなっ、こんな所でっ……!!」 少年の慟哭がホテルのロビーに響く。 絨毯敷きの床に突っ伏し、のび太は再び号泣する。 「……」 同行者の狐獣人の男娼糸賀昌明は泣きじゃくる少年をただ見守る事しか出来ない。 このホテルでのび太の友人の死体(と言うより壊れた機...
  • 崩壊
    69話「崩壊」 F-2のとある民家。 学生服姿の美少女、吉良邑子と、吉良とは別の学校の制服に身を包んだ狼獣人の青年、神田修次は、 リビングの椅子に座り、先刻の放送で発表された情報を纏めていた。 「……そういや、吉良。お前が殺したのって」 「そう、太田君」 「……普段仲良くなかったの?」 「仲は良いっちゃあ良いけど、別に悲しくは無いね」 「ほう」 「それより、禁止エリアは……書いたね。どこも遠いから、気にしなくて大丈夫でしょ」 「そうだな。はぁ…ちょっと冷蔵庫見てこよ」 知り合いもいないため、死者発表で憂鬱になる事も無い修次は、 空腹のため台所に行って食糧を探し始めた。 ここで吉良は自分の荷物の中にある、太田から奪ったある物を思い出す。 「これ」の事は修次には伝えてはいない。 (催淫剤、ねぇ……女に使うと大変な事になるらしいけど、 男...
  • 富松憲秀
    【名前】 富松憲秀(とまつ・のりひで) 【性別】 男 【年齢】 43 【職業】 フリーカメラマン 【身体的特徴】 濃い茶色の短髪。年の割には若作りでまだ30代に見える。目が悪いので眼鏡着用。中肉中背 【性格】 温厚、思慮深い、子煩悩 【趣味】 写真撮影、カメラの手入れ 【特技】 高い写真撮影技術 【経歴】 数年前の風景写真展で金賞を取った事がある。既婚で妻と10歳になる娘がいる 【好きなもの・こと】 被写体探し、娘と遊ぶ事 【苦手なもの・こと】 雨、眼鏡が無くなる事 【特殊技能の有無】 一般人 【備考】 風景や野生動物を撮影するフリーカメラマン。多くの雑誌に彼の写真が掲載されている ≪本ロワでの動向≫ 現データ 055惨劇の引き金はとても軽くの時点 スタンス 対主催 初登場話 024酔っ払い保護作戦 最終登場話 055惨劇の引き金はとても軽く 登場話数...
  • 貴方の眼差しはとても怖いの
    8話 貴方の眼差しはとても怖いの 「と言う訳でね井田さん、私はこの殺し合いをどうにかして潰したいと思うんですよ」 「それは良い。俺も協力しよう」 白い髪を持った雌の黒竜へレーネと、警官井田亮太は市街地の一角にある、 CDショップ内でこれからの行動について話し合う。 「んで、まず最初にこの首輪…これを何とかしないと…」 「しかし、無理に外そうとすれば爆発するだろ」 「そうなんですよね…だからまずは――首輪のサンプルが欲しい所、です」 「サンプル…か…」 参加者を縛り殺し合いを強要させている一番の要因と思われる、首にはめられた金属製の首輪。 主催者に反旗を翻すにも、この爆弾内蔵の首輪を解除しなければ何も出来ないだろう。 へレーネは機械いじりが趣味だったので、内部構造さえ分かれば何とか出来る自信があった。 「首輪を手に入れるには…首をちょん切...
  • 妖星乱舞-第三楽章-
    91話 妖星乱舞-第三楽章- 最上階、リリア・ミスティーズは高い天井に広い面積の大広間に立っていた。 数分前から、階下から聞こえてきていた銃声や怒号が一切聞こえてこない。 侵入者――殺し合いの生存者達を全員始末できたのであれば、 何らかの報告が入るはずであるが、そのようなものは入って来ていない。 だとすれば、考えられる可能性はもう一つある。 ドガアン!! 正面前方の豪華な木彫り装飾が施された木製の大扉が乱暴に蹴破られ、 そのもう一つの可能性が実証された。 扉の向こうから、広間に続々と入ってきたのは、7人の殺し合いの生存者達。 高原正封。 クリス・ミスティーズ。 レオン・ミスティーズ。 ドーラ・システィール。 アレックス。 ピタゴラス。 ガーゴイル。 何れも、今まで屠ってきた敵兵士の返り血や、自らの傷から流れ...
  • そんな事よりパロロワしようぜ!
    先ずは自己紹介をしておくのサ。 ボクの名はマルク。 知っている人もいると思うけど、ニコロワを運営していたのサ。 だけどボクはニコロワのクライマックスっていう所でハルヒに殺された。 そう、確かに絶望の中殺されたはずだったんだ。 ボクは、あれから気付いたら全てが真っ白の何も無い空間にいた。 突然の事にただ混乱していたら、突如仮面をつけた人物が目の前に現れた。 その人物の仮面には『感電』と大きく記されていた。 彼はボクに向かってこう言ったのサ。 『エンターテイナーな君に是非とも殺し合いの主催をしてもらいたい』って。 驚いているボクをよそに、彼はボクに色々な事を説明してくれたのサ。 曰く、ニコロワみたいな殺し合いが、あらゆる並行世界で行われている事。 曰く、その殺し合いがニコ動みたいに一つのコミュニティとなって、パロロワと呼ばれている事。 曰く、色々な殺...
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