未界域(遊戯王OCG)

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&font(#6495ED){登録日}:2020/07/13 (月曜日) 12:08:14 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 16 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &size(22px){&bold(){あ! やせいの &ruby(みかいいき){未界域}が とびだしてきた!}} } 「&ruby(みかいいき){未界域}」とは「[[遊戯王OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]」に登場するカテゴリの1つである。 *【概要】 元々は海外で先行販売されていたカードで、[[日本>日本国]]では「EXTRA PACK 2019」にて初登場した。 海外先行で登場した直後に環境を席巻、鳴り物入りで来日したという[[いつもの>Kozmo(遊戯王)]][[やつ>彼岸(遊戯王OCG)]]。 全てのモンスターが[[闇属性>闇属性(遊戯王OCG)]]で統一されており、以下の共通効果を持つ。 >このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 >(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。 >自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。 >それが「(同名カード)」以外だった場合、 >さらに手札から「(同名カード)」1体を特殊召喚し、自分はデッキから1枚ドローする。 >(2):このカードが手札から捨てられた場合に発動できる。 >(固有効果)。 この自己[[ハンデス>ハンデス/手札破壊(遊戯王OCG)]]効果により展開・手札補充しつつ、固有効果でアドバンテージを稼いでいくのが基本的な動き。 更に共通効果には同名カードの回数制限がないため、運次第にはなるがデッキをどんどん掘り進められるほどガン回せる。 弱点としては、未界域以外のカード、特にモンスターカードを入れにくいこと。 ランダム自己[[ハンデス>ハンデス/手札破壊(遊戯王OCG)]]という性質上、[[暗黒界>暗黒界(遊戯王OCG)]]や[[《BF-精鋭のゼピュロス》>BF-精鋭のゼピュロス(遊戯王OCG)]]などといった捨てても問題がない、捨てたほうが良いカードや、 [[《終末の騎士》>終末の騎士(遊戯王OCG)]]や《ダーク・グレファー》といった初動をサポートするカード以外はほぼ入れられない。 つまり[[《灰流うらら》>灰流うらら(遊戯王OCG)]]のような手札誘発を入れられないということなので、先攻を取れなかった時に厳しくなってしまう。 モチーフは世界各国で噂される「[[未確認生物>未確認生物(UMA)]]」や「[[都市伝説]]」で語られる生物。 (1)の効果は相手を目撃者に見立て、発見できても能力の影響を受け、 もし外したら目の前に現れた上に1ドローされるという窮地に陥ってしまうことになる。 カード名は「未知」と「界域」と合わせたものだと思われる。 英語版名称は「DANGER!」で、モンスターの場合は「DANGER! ○○!」となる。 「モンスターの名前」というよりは「[[あっ! やせいの 〇〇 が とびだしてきた!>ポケットモンスター]]」というイメージのカード名である。 ちなみに後述の「[[ジャッカロープ]]」と「ツチノコ」だけは「DANGER!?○○?」と「?」が付いている。 可愛らしい見た目をしていてかつ調査隊が襲われているわけではないので本当に危険なのか?というニュアンスだと思われる。%%ツチノコは毒蛇がモデル説があるので危ないけど%% *【効果モンスター】 **下級モンスター ・&bold(){&font(#ac6b25){未界域のジャッカロープ}} >効果モンスター >星3/闇属性/[[獣族>獣族(遊戯王OCG)]]/攻 500/守2000 >このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 >(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。 >自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。 >それが「未界域のジャッカロープ」以外だった場合、 >さらに手札から「未界域のジャッカロープ」1体を特殊召喚し、自分はデッキから1枚ドローする。 >(2):このカードが手札から捨てられた場合に発動できる。 >デッキから「未界域のジャッカロープ」以外の「未界域」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。 モチーフは[[アメリカ>アメリカ合衆国]]に伝わる未確認生物「[[ジャッカロープ]]」 鹿の角が生えた[[ウサギ]]のような姿で、その乳は万病に効くという。 固有効果は未界域モンスターのリクルート。 守備表示なので攻めには使えないが、リンク素材等には最適。ただその用途の場合、後述のサポートカードの一部にある特殊召喚の制限には注意。 その便利さから、2020年4月~22年10月は準制限カードに指定されていた。 マスターデュエルでは2022年5月9日に、なんとメイトが追加された。かわいい。 しかし入手するには[[ソロモード>ソロモード(遊戯王マスターデュエル)]]で未界域と&bold(){クリボー軍団}という&bold(){謎の混成デッキ}で未界域と闇黒世界の混成デッキに勝つ必要がある。 ・&bold(){&font(#ac6b25){未界域のツチノコ}} >効果モンスター >星3/闇属性/[[爬虫類族>爬虫類族(遊戯王OCG)]]/攻1300/守 0 >このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 >(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。 >自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。 >それが「未界域のツチノコ」以外だった場合、 >さらに手札から「未界域のツチノコ」1体を特殊召喚し、自分はデッキから1枚ドローする。 >(2):このカードが手札から捨てられた場合に発動できる。 >このカードを特殊召喚する。 モチーフは日本の未確認生物でお馴染み「[[ツチノコ>ツチノコ(UMA)]]」。 胴体が大きく膨らんだ蛇のような姿をしている。 かつては懸賞金がかけられるほどのブームを巻き起こした。 固有効果は自己再生。 状況を選ばず、手札コストにしても再生できるため、未界域のみならず闇属性や爬虫類族デッキでも活躍できるポテンシャルを持つ。 ・&bold(){&font(#ac6b25){未界域のチュパカブラ}} >効果モンスター >星4/闇属性/[[悪魔族>悪魔族(遊戯王OCG)]]/攻1500/守 400 >このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 >(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。 >自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。 >それが「未界域のチュパカブラ」以外だった場合、 >さらに手札から「未界域のチュパカブラ」1体を特殊召喚し、自分はデッキから1枚ドローする。 >(2):このカードが手札から捨てられた場合、「未界域のチュパカブラ」以外の自分の墓地の「未界域」モンスター1体を対象として発動できる。 >そのモンスターを特殊召喚する。 モチーフは世界各国で目撃例のある吸血未確認生物「[[チュパカブラ>チュパカブラ(未確認生物)]]」 その正体は[[宇宙人]]という説もあり、怪奇現象「キャトルミューティレーション」とも関連づけられている。 固有効果は未界域モンスターの蘇生。 未界域モンスターは効果の特性上墓地に貯まりやすいので、蘇生先に困ることはないだろう。 ・&bold(){&font(#ac6b25){未界域のモスマン}} >効果モンスター >星4/闇属性/[[昆虫族>昆虫族(遊戯王OCG)]]/攻1800/守 400 >このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 >(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。 >自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。 >それが「未界域のモスマン」以外だった場合、 >さらに手札から「未界域のモスマン」1体を特殊召喚し、自分はデッキから1枚ドローする。 >(2):このカードが手札から捨てられた場合に発動できる。 >お互いのプレイヤーはデッキから1枚ドローし、その後手札を1枚選んで捨てる。 モチーフはアメリカの未確認生物「モスマン」。 羽の付いた人型の生物で、赤く光る眼光が特徴。 固有効果は手札交換。 やや地味な効果だが、狙った未界域モンスターを捨てられるため安定感はある。 **最上級モンスター ・&bold(){&font(#ac6b25){未界域のオゴポゴ}} >効果モンスター >星8/闇属性/[[海竜族>海竜族(遊戯王OCG)]]/攻1200/守3000 >このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 >(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。 >自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。 >それが「未界域のオゴポゴ」以外だった場合、 >さらに手札から「未界域のオゴポゴ」1体を特殊召喚し、自分はデッキから1枚ドローする。 >(2):このカードが手札から捨てられた場合に発動できる。 >デッキから「未界域のオゴポゴ」以外の「未界域」カード1枚を墓地へ送る。 モチーフはカナダに伝わる未確認生物「[[オゴポゴ>オゴポゴ(未確認生物)]]」。 湖に生息する蛇状の[[巨大生物]]で、人間が変化させられたという伝承がある。 固有効果は未界域モンスターの墓地送り。 チュパカブラの蘇生先を用意したり等幅広く活用できる。 地味に魔法・罠も墓地に送ることができるのもポイント。 実は海竜族初の闇属性モンスターで、これにより海竜族は神属性以外の[[全属性]]が揃った。 ただし来日が遅れたため、日本で初の闇属性・海竜族モンスターは[[《剣闘獣ドミティアノス》>剣闘獣(遊戯王OCG)]]になってしまった。 ・&bold(){&font(#ac6b25){未界域のサンダーバード}} >効果モンスター >星8/闇属性/[[鳥獣族>鳥獣族(遊戯王OCG)]]/攻2800/守2400 >このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 >(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。 >自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。 >それが「未界域のサンダーバード」以外だった場合、 >さらに手札から「未界域のサンダーバード」1体を特殊召喚し、自分はデッキから1枚ドローする。 >(2):このカードが手札から捨てられた場合、 >相手フィールドにセットされたカード1枚を対象として発動できる。 >そのカードを破壊する。 モチーフはカナダやアメリカに伝わる神鳥「[[サンダーバード>ビッグバード・サンダーバード]]」。 雷の精霊で自在に雷を落とすとされる。 固有効果はセットカードの破壊。 攻撃を安全に通す際に有用。 ・&bold(){&font(#ac6b25){未界域のネッシー}} >効果モンスター >星7/闇属性/[[水族>水族(遊戯王OCG)]]/攻1600/守2800 >このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 >(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。 >自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。 >それが「未界域のネッシー」以外だった場合、 >さらに手札から「未界域のネッシー」1体を特殊召喚し、自分はデッキから1枚ドローする。 >(2):このカードが手札から捨てられた場合に発動できる。 >デッキから「未界域のネッシー」以外の「未界域」カード1枚を手札に加える。 モチーフは未確認生物の代表格と言ってもいい生物「ネッシー」。 [[イギリス]]のネス湖にいる[[首長竜>首長竜(古代生物)]]の生き残りとされている。 固有効果は未界域カードのサーチ。 未界域は多く手札にモンスターがいるのが望ましいので便利な効果。 2020年4月にジャッカロープと同時に準制限カードに指定されたが、あちらよりも1年早く制限解除となった。 ・&bold(){&font(#ac6b25){未界域のビッグフット}} >効果モンスター >星8/闇属性/獣族/攻3000/守 0 >このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 >(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。 >自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。 >それが「未界域のビッグフット」以外だった場合、 >さらに手札から「未界域のビッグフット」1体を特殊召喚し、自分はデッキから1枚ドローする。 >(2):このカードが手札から捨てられた場合、相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。 >そのカードを破壊する。 モチーフはロッキー山脈に生息するとされる未確認生物「ビッグフット」。 毛深い類人猿のような姿で、一説には古代人の生き残りとも言われている。 固有効果は表側表示カードの破壊。 便利ではあるが相手次第ということもあり過信は禁物。 攻撃力は高いため、純粋なアタッカーとしての運用が主となる。 ・&bold(){&font(#ac6b25){未界域のワーウルフ}} >効果モンスター >星7/闇属性/[[獣戦士族>獣戦士族(遊戯王OCG)]]/攻2400/守1000 >このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 >(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。 >自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。 >それが「未界域のワーウルフ」以外だった場合、 >さらに手札から「未界域のワーウルフ」1体を特殊召喚し、自分はデッキから1枚ドローする。 >(2):このカードが手札から捨てられた場合に発動できる。 >相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力はターン終了時まで1000ダウンする。 モチーフはアメリカに伝わる未確認生物「ミシガン・ドッグマン」。 [[犬]]と[[人間>ヒト(生物)]]の混血である[[狼男]]とされている。 固有効果は相手モンスターの全体弱体化。 戦闘補助としては有効で、一気に相手ライフを削ることができる。 *【魔法カード】 ・&bold(){&font(green){未界域調査報告}} >通常魔法 >このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 >(1):自分フィールドの「未界域」モンスター1体とフィールドのモンスター1体を対象として発動できる。 >そのモンスターを持ち主の手札に戻す。 >(2):このカードが墓地に存在する場合、手札から「未界域」モンスター1体を捨てて発動できる。 >このカードをデッキの一番下に戻す。 >その後、自分はデッキから1枚ドローする。 未界域モンスターと他のモンスターをバウンスする効果と、墓地からデッキに戻して1ドローする効果を持つ魔法カード。 (1)で未界域モンスターの効果の再利用したり、(2)のコストにしてドローができる。 イラストでは調査隊と思しき人達が地図やチュパカブラの絵を見たり、ツチノコの標本やサンダーバードの羽らしき物を調べている。 ・&bold(){&font(green){魅惑の未界域}} >通常魔法 >このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 >(1):手札からレベル5以上の「未界域」モンスター1体を捨てて発動できる。 >デッキからレベル4以下の「未界域」モンスター1体を手札に加える。 >このカードの発動後、ターン終了時まで自分は「未界域」モンスターしか特殊召喚できない。 上級未界域モンスターを捨て、下級未界域モンスターをサーチする効果を持つ魔法カード。 固有効果を使いつつモンスターのサーチをすることができる。 ただ特殊召喚制限がかかり、EXデッキが利用できなくなるのが難点。 イラストでは調査隊がサンダーバードを見て興奮している。 ・&bold(){&font(green){未界域捕縛作戦}} >装備魔法 >「未界域」モンスターにのみ装備可能。 >(1):装備モンスターの攻撃力・守備力は800アップし、効果では破壊されない。 >(2):装備モンスターは1度のバトルフェイズ中に2回までモンスターに攻撃できる。 未界域モンスターを強化、効果破壊耐性、2回攻撃を付与する装備魔法。 性能は中々良く、未界域は通常召喚はあまり行わないので「アームズ・ホール」も無理なく採用できる。 イラストではビッグフットが捕獲されそうになっている。 ・&bold(){&font(green){激動の未界域}} >フィールド魔法 >このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 >(1):自分の「未界域」モンスターが相手モンスターとの戦闘で破壊された時に発動できる。 >その相手モンスターを破壊する。 >(2):自分の墓地から「未界域」魔法・罠カード3種類を1枚ずつ除外して発動できる。 >フィールドのカードを全て破壊する。 >この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「未界域」モンスターしか特殊召喚できない。 未界域モンスターが戦闘破壊された時に相手モンスターを破壊する効果と、魔法・罠カードを3種類除外して全体除去を行う効果を持つフィールド魔法。 (1)は相手からの攻撃への牽制で使うか、自爆特攻で発動させることになるだろう。 (2)はそこまで高くないコストで全体除去できる便利な全体除去。 オゴポゴで墓地に送ったり、このカード自身もコストで使える。 発動後は特殊召喚制限がかかるが、未界域モンスターを展開して[[ゲーム]]エンドを狙える。 ・&bold(){&font(green){未界域-ユーマリア大陸}} >フィールド魔法 >(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分フィールドの「未界域」モンスターは特殊召喚されたターンには相手の効果の対象にならない。 >(2):1ターンに1度、自分フィールドの「未界域」モンスター1体を対象として発動できる。 >そのモンスターとこのカードが自分フィールドに表側表示で存在する限り、そのモンスターは直接攻撃でき、攻撃対象にされない >(この効果が適用されたモンスターしか自分フィールドに存在しない状態での相手の攻撃は自分への直接攻撃になる。)。 未界域モンスターの故郷たる大陸。 特殊召喚された未界域モンスターへ対象耐性を与える効果と、未界域モンスターに直接攻撃効果と攻撃対象にされない効果を付与する。 (1)により特殊召喚時限定ではあるが耐性を付与でき、攻撃を通しやすくなる。 相手だけなのでこちらは問題なく効果の対象にできる。 (2)は未界域モンスターが直接攻撃可能になり、かつ戦闘破壊されにくくなる効果。 未界域モンスターがいなければ意味がない点、このカード自体は耐性はないため除去されやすい点は注意。 名前は「ユーラシア大陸」に「UMA(未確認生物)」を合わせたものとなっている。 *【罠カード】 ・&bold(){&font(#f09199){未界域の歓待}} >通常罠 >このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 >(1):デッキから「未界域」モンスター3種類を相手に見せ、相手はその中からランダムに1体選ぶ。 >そのモンスター1体を自分フィールドに特殊召喚し、残りのモンスターはデッキに戻す。 >この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。 未界域モンスターをランダムにリクルートする効果を持つ罠カード。 指定は「3&bold(){枚}」ではなく「3&bold(){種類}」なので似た効果の[[《パワー・ツール・ドラゴン》>パワー・ツール・ドラゴン]]と違い狙ったカードをリクルートしづらいのが難点。 イラストでは調査隊が未界域モンスターに囲まれており、とても歓待という雰囲気ではない。 ・&bold(){&font(#f09199){未界域の危険地帯}} >通常罠 >このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 >(1):自分はデッキから3枚ドローする。 >その後、手札から「未界域」カード1枚以上を含むカード2枚を捨てる。 >手札に「未界域」カードが無い場合、手札を全て公開し、デッキに戻す。 3枚ドローした後、未界域カードを含む2枚のカードを捨てるか、手札全てをデッキに戻す効果を持つ罠カード。 相手ターンに未界域モンスターを捨てて奇襲を行う事ができる。主な候補は破壊効果のビックフット、サンダーバードか、弱体化のワーウルフだろう。 ・&bold(){&font(#f09199){第弐次未界域探検隊}} >永続罠 >このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 >(1):手札を1枚捨て、自分フィールドの「未界域」モンスター1体を対象として発動できる。 >そのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで500アップする。 >(2):このカードが墓地に存在する場合、手札から「未界域」モンスター1体を捨てて発動できる。 >このカードをデッキの一番下に戻す。 >その後、自分はデッキから1枚ドローする。 未界域を強化する効果と、墓地のこのカードをデッキに戻す効果をもつ永続罠カード。 (1)の強化値は低いが、任意で未界域モンスターを効果を発動できる。 (2)は「調査報告」と同じ回収・ドロー効果。 第壱次はどこいったと突っ込みたくなるが、ユーマリア大陸のイラストに移ってるのが第壱次なのだろう。 *【相性のいいカード】 ・[[終末の騎士>終末の騎士(遊戯王OCG)]] ・[[ダーク・グレファー>戦士ダイ・グレファー(遊戯王OCG)]] お馴染み墓地肥やしモンスター。 特に後者はコストで未界域モンスターを捨てることで効果を発動できる。 ・[[トーチ・ゴーレム>トーチ・ゴーレム(遊戯王OCG)]] 大型リンクモンスターを出す時のお供に最適。 レベル8未界域と《トレード・イン》や《闇の誘惑》を共用できる。 ・[[暗黒界>暗黒界(遊戯王OCG)]] ご存じ正義の悪魔達。 闇属性サポートを共用でき、同じく手札から捨てられることで発動する効果を持つ。 ・[[魔轟神>魔轟神(遊戯王OCG)]] 同じく手札から捨てられることで効果が発動する悪魔達。 こちらはチューナーもいるのでシンクロギミックを入れられる。 ・[[ライトロード・ドミニオン キュリオス>ライトロード(遊戯王)]] ライトロードに属するリンクモンスター。 素材指定が「同じ属性の別種族モンスター」なので未界域と合致する。 また墓地肥やし効果があるので相性がいい。 ・手札抹殺 ・暗黒界の取引 ・トレード・イン 手札を捨ててドローできるカード達。 ドローしつつ効果の発動が狙える。 ・[[超融合>超融合(遊戯王)]] 手札を捨てて相手モンスターを除去でき、ついでに効果も発動できる。 融合先は[[《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》>スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン]]や《捕食植物トリフィオヴェルトゥム》あたりが候補か。 ・終わりの始まり 未界域は墓地に闇属性が溜まりやすいので発動しやすい。 デッキの回転率を上げられる。 ・闇の誘惑 ご存じ闇属性用のドロー加速カード。 ・[[スキルドレイン>スキルドレイン(遊戯王OCG)]] 未界域はフィールドで発動する効果ではないため相性がいい。 ・センサー万別 未界域モンスターはほぼ種族がバラバラなため、一方的に相手を縛ることができる。(ビックフットとジャッカロープだけ同じ獣族なのは注意) 追記、修正は未界域のモンスターを発見してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,6) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 海外で居合ドローを制限カードにさせたテーマ 大体スカルデットが悪いんだけどさ -- 名無しさん (2020-07-13 12:36:04) - 1ターンが強烈なまでに長く延々とババ抜きに付き合わされるテーマ。展開しながらドローはダメだとあれほど…。何故か魔法罠は全体的に性能が低い。 -- 名無しさん (2020-07-13 12:50:40) - 和名は「怪奇!」になると思ってたらだいぶ違って残念だった -- 名無しさん (2020-07-13 16:28:59) - なんかの大会で「増殖するG」を使った相手のデッキを0にするために未界域の効果を繰り返したが失敗してサレンダーしたのがあったな。敗因はたしかヴェーラーだった気がする。 -- 名無しさん (2020-07-13 17:30:53) - Gでデッキ切れ狙うのは手札抹殺にうらら打たれると負けちゃう -- 名無しさん (2020-07-13 21:02:21) - 意外と日本ではそこまで流行らなかったなぁって印象 -- 名無しさん (2020-07-13 22:44:54) - ↑海外では禁止されている増Gがいる日本だと手札誘発を引かれてマストカウンター食らいやすくて不安定だからねぇ…とある大会だと未界域使いが手札誘発で止められまくった結果、先攻1ターン目で勝ち目がなくなってサレンダーした事すらあるし -- 名無しさん (2020-07-14 00:48:47) - 日本だとやっぱ手札誘発いれづらいのが辛いね 後同時に出たニビルがきついのもあるけど -- 名無しさん (2020-07-14 16:52:28) - ↑5 YCSJ東京の決勝だね リンクス大会のトゥーンといい最近は控えめに言ってクソゲーな決勝が多い -- 名無しさん (2020-07-15 05:13:05) - ゴキポールが使われたり面白い シャドールビーストがドロソにルークからの融合素材にで使いやすい アザトート禁止の一因 -- 名無しさん (2020-07-15 19:04:29) - ネッシーもジャッカロープも今では制限解除か…恐ろしいなインフレというものは。 -- 名無しさん (2023-04-16 16:21:04) #comment(striction) #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2020/07/13 (月曜日) 12:08:14 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 16 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &size(22px){&bold(){あ! やせいの &ruby(みかいいき){未界域}が とびだしてきた!}} } 「&ruby(みかいいき){未界域}」とは「[[遊戯王OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]」に登場するカテゴリの1つである。 *【概要】 元々は海外で先行販売されていたカードで、[[日本>日本国]]では「EXTRA PACK 2019」にて初登場した。 海外先行で登場した直後に環境を席巻、鳴り物入りで来日したという[[いつもの>Kozmo(遊戯王)]][[やつ>彼岸(遊戯王OCG)]]。 全てのモンスターが[[闇属性>闇属性(遊戯王OCG)]]で統一されており、以下の共通効果を持つ。 >このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 >(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。 >自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。 >それが「(同名カード)」以外だった場合、 >さらに手札から「(同名カード)」1体を特殊召喚し、自分はデッキから1枚ドローする。 >(2):このカードが手札から捨てられた場合に発動できる。 >(固有効果)。 この自己[[ハンデス>ハンデス/手札破壊(遊戯王OCG)]]効果により展開・手札補充しつつ、固有効果でアドバンテージを稼いでいくのが基本的な動き。 更に共通効果には同名カードの回数制限がないため、運次第にはなるがデッキをどんどん掘り進められるほどガン回せる。 弱点としては、未界域以外のカード、特にモンスターカードを入れにくいこと。 ランダム自己[[ハンデス>ハンデス/手札破壊(遊戯王OCG)]]という性質上、[[暗黒界>暗黒界(遊戯王OCG)]]や[[《BF-精鋭のゼピュロス》>BF-精鋭のゼピュロス(遊戯王OCG)]]などといった捨てても問題がない、捨てたほうが良いカードや、 [[《終末の騎士》>終末の騎士(遊戯王OCG)]]や《ダーク・グレファー》といった初動をサポートするカード以外はほぼ入れられない。 つまり[[《灰流うらら》>灰流うらら(遊戯王OCG)]]のような手札誘発を入れられないということなので、先攻を取れなかった時に厳しくなってしまう。 モチーフは世界各国で噂される「[[未確認生物>未確認生物(UMA)]]」や「[[都市伝説]]」で語られる生物。 (1)の効果は相手を目撃者に見立て、発見できても能力の影響を受け、 もし外したら目の前に現れた上に1ドローされるという窮地に陥ってしまうことになる。 カード名は「未知」と「界域」と合わせたものだと思われる。 英語版名称は「DANGER!」で、モンスターの場合は「DANGER! ○○!」となる。 「モンスターの名前」というよりは「[[あっ! やせいの 〇〇 が とびだしてきた!>ポケットモンスター]]」というイメージのカード名である。 ちなみに後述の「[[ジャッカロープ]]」と「ツチノコ」だけは「DANGER!?○○?」と「?」が付いている。 可愛らしい見た目をしていてかつ調査隊が襲われているわけではないので本当に危険なのか?というニュアンスだと思われる。%%ツチノコは毒蛇がモデル説があるので危ないけど%% *【効果モンスター】 **下級モンスター ・&bold(){&font(#ac6b25){未界域のジャッカロープ}} >効果モンスター >星3/闇属性/[[獣族>獣族(遊戯王OCG)]]/攻 500/守2000 >このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 >(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。 >自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。 >それが「未界域のジャッカロープ」以外だった場合、 >さらに手札から「未界域のジャッカロープ」1体を特殊召喚し、自分はデッキから1枚ドローする。 >(2):このカードが手札から捨てられた場合に発動できる。 >デッキから「未界域のジャッカロープ」以外の「未界域」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。 モチーフは[[アメリカ>アメリカ合衆国]]に伝わる未確認生物「[[ジャッカロープ]]」 鹿の角が生えた[[ウサギ]]のような姿で、その乳は万病に効くという。 固有効果は未界域モンスターのリクルート。 守備表示なので攻めには使えないが、リンク素材等には最適。ただその用途の場合、後述のサポートカードの一部にある特殊召喚の制限には注意。 その便利さから、2020年4月~22年10月は準制限カードに指定されていた。 マスターデュエルでは2022年5月9日に、なんとメイトが追加された。かわいい。 しかし入手するには[[ソロモード>ソロモード(遊戯王マスターデュエル)]]で未界域と&bold(){クリボー軍団}という&bold(){謎の混成デッキ}で未界域と闇黒世界の混成デッキに勝つ必要がある。 ・&bold(){&font(#ac6b25){未界域のツチノコ}} >効果モンスター >星3/闇属性/[[爬虫類族>爬虫類族(遊戯王OCG)]]/攻1300/守 0 >このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 >(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。 >自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。 >それが「未界域のツチノコ」以外だった場合、 >さらに手札から「未界域のツチノコ」1体を特殊召喚し、自分はデッキから1枚ドローする。 >(2):このカードが手札から捨てられた場合に発動できる。 >このカードを特殊召喚する。 モチーフは日本の未確認生物でお馴染み「[[ツチノコ>ツチノコ(UMA)]]」。 胴体が大きく膨らんだ蛇のような姿をしている。 かつては懸賞金がかけられるほどのブームを巻き起こした。 固有効果は自己再生。 状況を選ばず、手札コストにしても再生できるため、未界域のみならず闇属性や爬虫類族デッキでも活躍できるポテンシャルを持つ。 ・&bold(){&font(#ac6b25){未界域のチュパカブラ}} >効果モンスター >星4/闇属性/[[悪魔族>悪魔族(遊戯王OCG)]]/攻1500/守 400 >このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 >(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。 >自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。 >それが「未界域のチュパカブラ」以外だった場合、 >さらに手札から「未界域のチュパカブラ」1体を特殊召喚し、自分はデッキから1枚ドローする。 >(2):このカードが手札から捨てられた場合、「未界域のチュパカブラ」以外の自分の墓地の「未界域」モンスター1体を対象として発動できる。 >そのモンスターを特殊召喚する。 モチーフは世界各国で目撃例のある吸血未確認生物「[[チュパカブラ>チュパカブラ(未確認生物)]]」 その正体は[[宇宙人]]という説もあり、怪奇現象「キャトルミューティレーション」とも関連づけられている。 固有効果は未界域モンスターの蘇生。 未界域モンスターは効果の特性上墓地に貯まりやすいので、蘇生先に困ることはないだろう。 ・&bold(){&font(#ac6b25){未界域のモスマン}} >効果モンスター >星4/闇属性/[[昆虫族>昆虫族(遊戯王OCG)]]/攻1800/守 400 >このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 >(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。 >自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。 >それが「未界域のモスマン」以外だった場合、 >さらに手札から「未界域のモスマン」1体を特殊召喚し、自分はデッキから1枚ドローする。 >(2):このカードが手札から捨てられた場合に発動できる。 >お互いのプレイヤーはデッキから1枚ドローし、その後手札を1枚選んで捨てる。 モチーフはアメリカの未確認生物「モスマン」。 羽の付いた人型の生物で、赤く光る眼光が特徴。 固有効果は手札交換。 やや地味な効果だが、狙った未界域モンスターを捨てられるため安定感はある。 **最上級モンスター ・&bold(){&font(#ac6b25){未界域のオゴポゴ}} >効果モンスター >星8/闇属性/[[海竜族>海竜族(遊戯王OCG)]]/攻1200/守3000 >このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 >(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。 >自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。 >それが「未界域のオゴポゴ」以外だった場合、 >さらに手札から「未界域のオゴポゴ」1体を特殊召喚し、自分はデッキから1枚ドローする。 >(2):このカードが手札から捨てられた場合に発動できる。 >デッキから「未界域のオゴポゴ」以外の「未界域」カード1枚を墓地へ送る。 モチーフはカナダに伝わる未確認生物「[[オゴポゴ>オゴポゴ(未確認生物)]]」。 湖に生息する蛇状の[[巨大生物]]で、人間が変化させられたという伝承がある。 固有効果は未界域モンスターの墓地送り。 《未界域のチュパカブラ》の蘇生先を用意したり等幅広く活用できる。 地味に魔法・罠も墓地に送ることができるのもポイント。 実は海竜族初の闇属性モンスターで、これにより海竜族は神属性以外の[[全属性]]が揃った。 ただし来日が遅れたため、日本で初の闇属性・海竜族モンスターは[[《剣闘獣ドミティアノス》>剣闘獣(遊戯王OCG)]]になってしまった。 ・&bold(){&font(#ac6b25){未界域のサンダーバード}} >効果モンスター >星8/闇属性/[[鳥獣族>鳥獣族(遊戯王OCG)]]/攻2800/守2400 >このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 >(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。 >自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。 >それが「未界域のサンダーバード」以外だった場合、 >さらに手札から「未界域のサンダーバード」1体を特殊召喚し、自分はデッキから1枚ドローする。 >(2):このカードが手札から捨てられた場合、 >相手フィールドにセットされたカード1枚を対象として発動できる。 >そのカードを破壊する。 モチーフはカナダやアメリカに伝わる神鳥「[[サンダーバード>ビッグバード・サンダーバード]]」。 雷の精霊で自在に雷を落とすとされる。 固有効果はセットカードの破壊。 攻撃を安全に通す際に有用。 ・&bold(){&font(#ac6b25){未界域のネッシー}} >効果モンスター >星7/闇属性/[[水族>水族(遊戯王OCG)]]/攻1600/守2800 >このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 >(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。 >自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。 >それが「未界域のネッシー」以外だった場合、 >さらに手札から「未界域のネッシー」1体を特殊召喚し、自分はデッキから1枚ドローする。 >(2):このカードが手札から捨てられた場合に発動できる。 >デッキから「未界域のネッシー」以外の「未界域」カード1枚を手札に加える。 モチーフは未確認生物の代表格と言ってもいい生物「ネッシー」。 [[イギリス]]のネス湖にいる[[首長竜>首長竜(古代生物)]]の生き残りとされている。 固有効果は未界域カードのサーチ。 未界域は多く手札にモンスターがいるのが望ましいので便利な効果。 2020年4月に《未界域のジャッカロープ》と同時に準制限カードに指定されたが、あちらよりも1年早く制限解除となった。 ・&bold(){&font(#ac6b25){未界域のビッグフット}} >効果モンスター >星8/闇属性/獣族/攻3000/守 0 >このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 >(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。 >自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。 >それが「未界域のビッグフット」以外だった場合、 >さらに手札から「未界域のビッグフット」1体を特殊召喚し、自分はデッキから1枚ドローする。 >(2):このカードが手札から捨てられた場合、相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。 >そのカードを破壊する。 モチーフはロッキー山脈に生息するとされる未確認生物「ビッグフット」。 毛深い類人猿のような姿で、一説には古代人の生き残りとも言われている。 固有効果は表側表示カードの破壊。 便利ではあるが相手次第ということもあり過信は禁物。 攻撃力は高いため、純粋なアタッカーとしての運用が主となる。 ・&bold(){&font(#ac6b25){未界域のワーウルフ}} >効果モンスター >星7/闇属性/[[獣戦士族>獣戦士族(遊戯王OCG)]]/攻2400/守1000 >このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 >(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。 >自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。 >それが「未界域のワーウルフ」以外だった場合、 >さらに手札から「未界域のワーウルフ」1体を特殊召喚し、自分はデッキから1枚ドローする。 >(2):このカードが手札から捨てられた場合に発動できる。 >相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力はターン終了時まで1000ダウンする。 モチーフはアメリカに伝わる未確認生物「ミシガン・ドッグマン」。 [[犬]]と[[人間>ヒト(生物)]]の混血である[[狼男]]とされている。 固有効果は相手モンスターの全体弱体化。 戦闘補助としては有効で、一気に相手ライフを削ることができる。 *【魔法カード】 ・&bold(){&font(green){未界域調査報告}} >通常魔法 >このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 >(1):自分フィールドの「未界域」モンスター1体とフィールドのモンスター1体を対象として発動できる。 >そのモンスターを持ち主の手札に戻す。 >(2):このカードが墓地に存在する場合、手札から「未界域」モンスター1体を捨てて発動できる。 >このカードをデッキの一番下に戻す。 >その後、自分はデッキから1枚ドローする。 未界域モンスターと他のモンスターをバウンスする効果と、墓地からデッキに戻して1ドローする効果を持つ魔法カード。 (1)で未界域モンスターの効果の再利用したり、(2)のコストにしてドローができる。 イラストでは調査隊と思しき人達が地図や《未界域のチュパカブラ》の絵を見たり、《未界域のツチノコ》の標本や《未界域のサンダーバード》の羽らしき物を調べている。 ・&bold(){&font(green){魅惑の未界域}} >通常魔法 >このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 >(1):手札からレベル5以上の「未界域」モンスター1体を捨てて発動できる。 >デッキからレベル4以下の「未界域」モンスター1体を手札に加える。 >このカードの発動後、ターン終了時まで自分は「未界域」モンスターしか特殊召喚できない。 上級未界域モンスターを捨て、下級未界域モンスターをサーチする効果を持つ魔法カード。 固有効果を使いつつモンスターのサーチをすることができる。 ただ特殊召喚制限がかかり、EXデッキが利用できなくなるのが難点。 イラストでは調査隊が《未界域のサンダーバード》を見て興奮している。 ・&bold(){&font(green){未界域捕縛作戦}} >装備魔法 >「未界域」モンスターにのみ装備可能。 >(1):装備モンスターの攻撃力・守備力は800アップし、効果では破壊されない。 >(2):装備モンスターは1度のバトルフェイズ中に2回までモンスターに攻撃できる。 未界域モンスターを強化、効果破壊耐性、2回攻撃を付与する装備魔法。 性能は中々良く、未界域は通常召喚はあまり行わないので《アームズ・ホール》も無理なく採用できる。 イラストでは《未界域のビッグフット》が捕獲されそうになっている。 ・&bold(){&font(green){激動の未界域}} >フィールド魔法 >このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 >(1):自分の「未界域」モンスターが相手モンスターとの戦闘で破壊された時に発動できる。 >その相手モンスターを破壊する。 >(2):自分の墓地から「未界域」魔法・罠カード3種類を1枚ずつ除外して発動できる。 >フィールドのカードを全て破壊する。 >この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「未界域」モンスターしか特殊召喚できない。 未界域モンスターが戦闘破壊された時に相手モンスターを破壊する効果と、魔法・罠カードを3種類除外して全体除去を行う効果を持つフィールド魔法。 (1)は相手からの攻撃への牽制で使うか、自爆特攻で発動させることになるだろう。 (2)はそこまで高くないコストで全体除去できる便利な全体除去。 《未界域のオゴポゴ》で墓地に送ったり、このカード自身もコストで使える。 発動後は特殊召喚制限がかかるが、未界域モンスターを展開してゲームエンドを狙える。 ・&bold(){&font(green){未界域-ユーマリア大陸}} >フィールド魔法 >(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分フィールドの「未界域」モンスターは特殊召喚されたターンには相手の効果の対象にならない。 >(2):1ターンに1度、自分フィールドの「未界域」モンスター1体を対象として発動できる。 >そのモンスターとこのカードが自分フィールドに表側表示で存在する限り、そのモンスターは直接攻撃でき、攻撃対象にされない >(この効果が適用されたモンスターしか自分フィールドに存在しない状態での相手の攻撃は自分への直接攻撃になる。)。 未界域モンスターの故郷たる大陸。 特殊召喚された未界域モンスターへ対象耐性を与える効果と、未界域モンスターに直接攻撃効果と攻撃対象にされない効果を付与する。 (1)により特殊召喚時限定ではあるが耐性を付与でき、攻撃を通しやすくなる。 相手だけなのでこちらは問題なく効果の対象にできる。 (2)は未界域モンスターが直接攻撃可能になり、かつ戦闘破壊されにくくなる効果。 未界域モンスターがいなければ意味がない点、このカード自体は耐性はないため除去されやすい点は注意。 名前は「ユーラシア大陸」に「UMA(未確認生物)」を合わせたものとなっている。 *【罠カード】 ・&bold(){&font(#f09199){未界域の歓待}} >通常罠 >このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 >(1):デッキから「未界域」モンスター3種類を相手に見せ、相手はその中からランダムに1体選ぶ。 >そのモンスター1体を自分フィールドに特殊召喚し、残りのモンスターはデッキに戻す。 >この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。 未界域モンスターをランダムにリクルートする効果を持つ罠カード。 指定は「3&bold(){枚}」ではなく「3&bold(){種類}」なので似た効果の[[《パワー・ツール・ドラゴン》>パワー・ツール・ドラゴン]]と違い狙ったカードをリクルートしづらいのが難点。 イラストでは調査隊が未界域モンスターに囲まれており、とても歓待という雰囲気ではない。 ・&bold(){&font(#f09199){未界域の危険地帯}} >通常罠 >このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 >(1):自分はデッキから3枚ドローする。 >その後、手札から「未界域」カード1枚以上を含むカード2枚を捨てる。 >手札に「未界域」カードが無い場合、手札を全て公開し、デッキに戻す。 3枚ドローした後、未界域カードを含む2枚のカードを捨てるか、手札全てをデッキに戻す効果を持つ罠カード。 相手ターンに未界域モンスターを捨てて奇襲を行う事ができる。主な候補は破壊効果の《未界域のビッグフット》《未界域のサンダーバード》か、弱体化の《未界域のワーウルフ》だろう。 ・&bold(){&font(#f09199){第弐次未界域探検隊}} >永続罠 >このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 >(1):手札を1枚捨て、自分フィールドの「未界域」モンスター1体を対象として発動できる。 >そのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで500アップする。 >(2):このカードが墓地に存在する場合、手札から「未界域」モンスター1体を捨てて発動できる。 >このカードをデッキの一番下に戻す。 >その後、自分はデッキから1枚ドローする。 未界域を強化する効果と、墓地のこのカードをデッキに戻す効果をもつ永続罠カード。 (1)の強化値は低いが、任意で未界域モンスターを効果を発動できる。 (2)は「調査報告」と同じ回収・ドロー効果。 第壱次はどこいったと突っ込みたくなるが、ユーマリア大陸のイラストに移ってるのが第壱次なのだろう。 *【相性のいいカード】 ・[[終末の騎士>終末の騎士(遊戯王OCG)]] ・[[ダーク・グレファー>戦士ダイ・グレファー(遊戯王OCG)]] お馴染み墓地肥やしモンスター。 特に後者はコストで未界域モンスターを捨てることで効果を発動できる。 ・[[トーチ・ゴーレム>トーチ・ゴーレム(遊戯王OCG)]] 大型リンクモンスターを出す時のお供に最適。 レベル8未界域と《トレード・イン》や《闇の誘惑》を共用できる。 ・[[暗黒界>暗黒界(遊戯王OCG)]] ご存じ正義の悪魔達。 闇属性サポートを共用でき、同じく手札から捨てられることで発動する効果を持つ。 ・[[魔轟神>魔轟神(遊戯王OCG)]] 同じく手札から捨てられることで効果が発動する悪魔達。 こちらはチューナーもいるのでシンクロギミックを入れられる。 ・[[ライトロード・ドミニオン キュリオス>ライトロード(遊戯王)]] ライトロードに属するリンクモンスター。 素材指定が「同じ属性の別種族モンスター」なので未界域と合致する。 また墓地肥やし効果があるので相性がいい。 ・手札抹殺 ・暗黒界の取引 ・トレード・イン 手札を捨ててドローできるカード達。 ドローしつつ効果の発動が狙える。 ・[[超融合>超融合(遊戯王)]] 手札を捨てて相手モンスターを除去でき、ついでに効果も発動できる。 融合先は[[《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》>スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン]]や《捕食植物トリフィオヴェルトゥム》あたりが候補か。 ・終わりの始まり 未界域は墓地に闇属性が溜まりやすいので発動しやすい。 デッキの回転率を上げられる。 ・闇の誘惑 ご存じ闇属性用のドロー加速カード。 ・[[スキルドレイン>スキルドレイン(遊戯王OCG)]] 未界域はフィールドで発動する効果ではないため相性がいい。 ・センサー万別 未界域モンスターはほぼ種族がバラバラなため、一方的に相手を縛ることができる。 ただし《未界域のビッグフット》と《未界域のジャッカロープ》だけ同じ獣族なのは注意。 追記、修正は未界域のモンスターを発見してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,6) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 海外で居合ドローを制限カードにさせたテーマ 大体スカルデットが悪いんだけどさ -- 名無しさん (2020-07-13 12:36:04) - 1ターンが強烈なまでに長く延々とババ抜きに付き合わされるテーマ。展開しながらドローはダメだとあれほど…。何故か魔法罠は全体的に性能が低い。 -- 名無しさん (2020-07-13 12:50:40) - 和名は「怪奇!」になると思ってたらだいぶ違って残念だった -- 名無しさん (2020-07-13 16:28:59) - なんかの大会で「増殖するG」を使った相手のデッキを0にするために未界域の効果を繰り返したが失敗してサレンダーしたのがあったな。敗因はたしかヴェーラーだった気がする。 -- 名無しさん (2020-07-13 17:30:53) - Gでデッキ切れ狙うのは手札抹殺にうらら打たれると負けちゃう -- 名無しさん (2020-07-13 21:02:21) - 意外と日本ではそこまで流行らなかったなぁって印象 -- 名無しさん (2020-07-13 22:44:54) - ↑海外では禁止されている増Gがいる日本だと手札誘発を引かれてマストカウンター食らいやすくて不安定だからねぇ…とある大会だと未界域使いが手札誘発で止められまくった結果、先攻1ターン目で勝ち目がなくなってサレンダーした事すらあるし -- 名無しさん (2020-07-14 00:48:47) - 日本だとやっぱ手札誘発いれづらいのが辛いね 後同時に出たニビルがきついのもあるけど -- 名無しさん (2020-07-14 16:52:28) - ↑5 YCSJ東京の決勝だね リンクス大会のトゥーンといい最近は控えめに言ってクソゲーな決勝が多い -- 名無しさん (2020-07-15 05:13:05) - ゴキポールが使われたり面白い シャドールビーストがドロソにルークからの融合素材にで使いやすい アザトート禁止の一因 -- 名無しさん (2020-07-15 19:04:29) - ネッシーもジャッカロープも今では制限解除か…恐ろしいなインフレというものは。 -- 名無しさん (2023-04-16 16:21:04) #comment(striction) #areaedit(end) }

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