あの日タイムマシン

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登録日:2011/08/12 (金) 19:44:34
更新日:2023/11/30 Thu 13:43:45
所要時間:約 3 分で読めます




走り出せ 前向いて

「あの日タイムマシン」とはロックバンド「LONG SHOT PARTY」の3rdシングルである。

アニヲタ的には「続 夏目友人帳」の主題歌。
放送時期が時期ということもあり、
冬。別れ。春。旅立ち。を連想させる楽曲に仕上がっている。


僕から君へ

君から僕へ



そして



僕から僕へ



の未来へつながるメッセージが描かれている。
寒く厳しい冬を乗り越え、温かく花咲く春への希望を、過去を越えて未来へと歩もうと姿と共に、蕾が芽吹くことになぞらえて、
希望を抱きながら、未来を切り開くことを大切にしながらも、過去の気持ちを忘れないことの大切さを歌っている。
新しいステージを進むときに、じんわり伝わる応援歌といえるだろう。

ぜひ一度ご試聴あれ。






素直に笑える事 抱きしめ

今 走りだせ



以下、余談。
前述の通りこの曲は夏目友人帳のアニメ2期、『続 夏目友人帳』のOP主題歌となっている。
……のだが、このOPアニメには面白い工夫が施されているということに、見たことのある人は気づいているだろうか。
「曲のサビ部分を境に、『ある違い』を加えて同じシーンが2度繰り返されている」ということに。

序盤のシーン:風景や登場人物の姿が描かれる
サビ以降:全く同じシーンに妖怪の姿が混じっている


これについて説明すると、
主人公である夏目には、普通の人間には見えない『妖怪』たちの姿を見ることができる力がある。
OPではこれを踏まえ、同じ風景における“普通の人間の視点”と“夏目の視点”を比較して視聴者に見せているのである。


夏目はかつて妖怪を嫌い、また自分たちには見えない何かが見えるということから周囲の人々に気味悪がられ、心を許せる誰かを得られずに過ごして来た。
しかし物語が進むにつれ、周囲の人や妖怪に少しずつ触れ合い、寄り添っていくようになっていく。
皮肉にもそれを後押ししてくれたのは、今まで忌み嫌ってきた妖怪の一人(?)である“ニャンコ先生”であったりするのだが。


若干の切なさを含みつつ綺麗なメロディーを奏でるこの曲は、OPアニメとともにそうした夏目の心境の一端を垣間見させてくれるように感じられる良曲でもある。
アニメを未見の方には、良ければこちらも一度御覧いただきたい。


なお、残念なことに「LONG SHOT PARTY」は2010年の年末に解散してしまっている。


追記・修正は「あの日」を思い出しながらお願いします。

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最終更新:1970年01月01日 09:00