闘士ゴーディアン

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登録日:2014/11/27 Thu 02:10:15
更新日:2023/04/19 Wed 11:08:48
所要時間:約 5 分で読めます





みるみる(かわ)る姿こそ

雄々しい いさましい もえるゴーディアン


●概要

『闘士ゴーディアン』とは、1979年10月7日から1981年2月22日まで東京12チャンネル系列(現・テレビ東京)にて放送されたタツノコプロ制作のロボットアニメ。全73話。
現在はYouTubeのタツノコチャンネルにて動画が有料配信中。
超合金魂発売記念として、バンダイスピリッツチャンネルでも特定話がチョイスされて配信されている。
シリーズ構成・脚本は『J9シリーズ』の山本優。


●ストーリー

ひとつの彗星とふたつの惑星の異常接近により起こった大災害「ビッグカタストロフ」により文明が崩壊した地球。生き延びた人々は各々後に「タウン」「シティ」と称された都市国家や「ヴィレッジ」と呼ばれる集落を作り、生活していた。
その中で、毒魔大帝統率いる秘密結社マドクターは各タウンへと侵略を開始する。
主人公・ダイゴ大滝は生まれ育ったカーペ・ヴィレッジからヴィクトールタウンの郡t内「メカニカルコンバット部隊(通称・メカコン)」へと入隊。
マドクターとの戦いの中で謎の巨大メカ「ゴーディアン」と遭遇したダイゴはやがて、自身の生い立ちと宿命を知り、更なる戦いへと身を投じていく。


●今作の特徴

視聴率はそれほどでもないが、玩具が売れたため話数が延長された事で有名。
他にも、

  • 高水準な回もあるが、海外下請けに丸投げしている事が多いためか、全体的に低調な作画(G1トランスフォーマーといい勝負)。
  • 1話(主人公が載っていないためにぎこちない動きをするゴーディアン)の映像を使いまわしたためにシュール気味になった前期OP。
  • ゴーディアンのために作られていない曲を流用した影響で、作品内容とあまり関係が無いOP曲。

などの点も有名である。色々な意味で「OP詐欺」と評される事も。

一方で、

  • ゲスト・レギュラー含めて多くの死者が出る中、逆境に負けない人間たちの成長と活躍を描いたタツノコプロらしいハードなストーリー。
  • 河森正治が手がけたため、洗練されたデザインの敵メカニック群。
  • 西部劇風味な世界観、そして良く言えば壮大、悪く言えばカオスな多くの世界設定。

などの、良点もあり単なる怪作にとどまらない異彩の魅力を放っている。

ちなみに、後番組は『黄金戦士ゴールドライタン』であり、本作の反省ゆえか作風は一貫して保たれている他、作画についても高水準を保っている。
また、本作の劇伴の多くが流用されている。


●登場人物

  • ダイゴ・大滝(声:安原義人)
主人公。射撃の名人で、ゴーディアンの正規操縦者。
第1話のサブタイが「荒野のナイスガイ」と記されるなどカッコ良いシーンもなかなかに多い。
……が、言動は良くも悪くも直情的な熱血漢、というか子供っぽい事が多くナイスガイとは程遠いと感じる事もある。
どういうわけか、サービスシーンも多め。

  • クリント
ダイゴの相棒であるメカ。メカ故か活動場所を選ばない上に、敵メカともマトモに戦える。
ゴーディアンの窮地を助ける事も多く、ニコニコ動画での配信時に視聴者から「クリントさん」と呼ばれた事も多い。

  • ピーチィ(声:井上瑤)
ヒロイン。水浴び姿をダイゴに見られたのが初対面。
気の強いツンデレ

  • バリーホーク(声:納谷六朗)
メカコンの隊長。
隊員たちの良い兄貴分だが恋愛沙汰には疎い。

  • ダルフ(声:鈴木清信)
メカコンの隊員でダイゴの同僚。趣味は編み物という優しいメタボ
自分と同室になった相方は死ぬというジンクスを気にしている他、劇中にて家族全員を無くすという不幸にも見舞われるが、中盤ではガールフレンドが出来た上に結ばれる。

  • ブラスターバック(声:黒部鉄(現・屋良有作))
メカコンの隊員。爆弾のプロであり潜入工作などにおいて真価を発揮する。
ダイゴとはノリが合う他、隊長をなだめる一面もあった。
お世辞にも顔はキラケンもしくは雷太ゴリラのようだと女子隊員たちからは評判。

  • サオリ(声:高島雅羅)
ダイゴの姉だが、当初はそのことを秘密にしていた。
第1話にてダイゴの代わりとして無理にゴーディアンを操縦したために全身に大やけどを負う。
その後の回で傷が治ってないのに包帯が取れる場面があるのは内緒だ
ダイゴとの再会後はサポート役となる。

  • ロゼ&チョコマ
サオリに引き取られていた孤児たち。
勝気な性格の隠れ巨乳女子であるロゼと弟分のチョコマの二人組。

ダイゴの幼馴染であり、自称天才策士。物語中盤から登場。
和服姿(下着は赤ふんどし)で土佐弁を喋るなど、時代錯誤な風貌であるが初登場時には敵兵器の情報と人質にした兵士を手土産にして部隊へと合流するなど「天才策士」に相応しい頭の回転速度を持つ。


●メカニック

  • ゴーディアン
主役メカ。正確には3体のパワードスーツの総称。
ダイゴが直接着込む小型の「プロテッサー」
プロテッサーが着込む中型の「デリンガー」
デリンガーが着込む大型の「ガービン」とマトリョーシカ構造となっている。
スパロボ的にわかりやすく言えばマシンロボロム兄さんことバイカンフー天元突破グレンラガンのようなものだと思えばいい。
というか、こっちが元祖である。
中盤からはそれぞれが分離状態でも遠隔操作できるようになり合体技も登場した。

作画がメタメタなためか、合体シーンが3体のメカが重なり合うだけだったり、プロテッサーへと分離したのに一瞬だけデリンガーになってるシーンがある。



次回、闘士ゴーディアン
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最終更新:1970年01月01日 09:00